a&a jツール 数値地図コンバータ4 | 第1 章:数値地図コンバータ 7....
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目次:数値地図コンバータ
数値地図コンバータの機能.................................................................................................. 1このマニュアルについて ..................................................................................................... 1
動作環境 .............................................................................................................................. 1
作業画面 .............................................................................................................................. 1
数値地図データを取り込む.................................................................................................. 2数値地図 50mメッシュ標高、数値地図 250mメッシュ標高........................................ 2数値地図 S2500 ............................................................................................................. 4数値地図 S10000 ........................................................................................................... 8
数値地図コンバータ 1
数値地図コンバータの機能数値地図コンバータは、国土地理院発行の数値地図(空間データ基盤)を図形データベースとして、またメッシュ標高データを 3D基準点として Vectorworksに取り込むことができます。数値地図 S2500、数値地図 S10000、数値地図 50mメッシュ標高、数値地図 250mメッシュ標高に対応しています。このマニュアルについて本マニュアルは、Vectorworksの基本操作をご理解頂いている方を対象にしています。Vectorworksの基本操作については、Vectorworksヘルプ、またはマニュアル(PDF)を参照してください。
動作環境数値地図コンバータの動作環境は Vectorworks 2010Jシリーズの動作環境に準じます。
本製品は「レイヤープレーン」表示モードでの使用をサポートしていません。「スクリーンプレーン」表示モードで、コマンドやツールを実行してください。「レイヤプレーン」「スクリーンプレーン」の詳細については、Vectorworksヘルプ、またはマニュアル(PDF)を参照してください。
また、ビューが回転された状態での使用をサポートしていません。「平面を回転」コマンドで、ビューを回転した場合は、ビューの回転を元に戻してから、コマンドやツールを実行してください。「平面を回転」の詳細については、Vectorworksヘルプ、またはマニュアル(PDF)を参照してください。
作業画面数値地図コンバータの機能を使用するには、ツール > 作業画面 > 設計を選択し、予め作業画面に必要なコマンドを追加します。「数値地図コンバータ」をインストールすることで「AA-数値地図」コマンドが作業画面の設計画面に追加されます。作業画面の設計については、Vectorworks ヘルプ、またはマニュアル(PDF)を参照ください。なお、サンプル作業画面「VW2010 数値地図」が付属しています。本マニュアル内でのコマンドおよびツールの位置は、サンプル作業画面を元に解説しています。
2 | 第 1章:数値地図コンバータ
数値地図データを取り込む数値地図データを取り込みます。必要に応じて、取り込む数値地図データに合った、単位および縮尺を設定してください。なお、取り込む過程で単位および縮尺を設定、変更することもできます。
数値地図 50mメッシュ標高、数値地図 250mメッシュ標高1. ファイル > 取り込む > 数値地図 50mメッシュ標高、または数値地図 250mメッシュ標高を選択します。
標高データ数値地図 50mメッシュ標高、数値地図 250mメッシュ標高それぞれのファイルフォーマットは、それぞれ異なる形式の専用データです。
2. 取り込むテキストダイアログボックスが表示されます。取り込むデータを選択し、開くボタンをクリックします。
数値地図 50mメッシュ標高、または数値地図 250mメッシュ標高ダイアログボックスが表示されます。
3. 必要に応じてレイヤ情報タブ内のレイヤの設定変更ボタンをクリックし、単位・縮尺を設定します。
原図は単位「m」、縮尺「1:25000」で記録された地図データです。
数値地図データを取り込む | 3
4. 取り込むデータタブをクリックし、取り込むデータを確認します。
5. 取り込み条件タブをクリックします。必要に応じて取り込み条件を設定します。
6. 全ての設定が終わったら OKボタンをクリックします。
4 | 第 1章:数値地図コンバータ
7. ビュー > ビュー から任意のビューを選択、もしくはフライオーバーツールなどでアングルを変更し、取り込んだデータを確認します。
数値地図 S2500数値地図 S2500(空間データ基盤)[地理情報標準対応版 ]をご利用の方は、国土地理院が配布する変換ソフトウェアを使い、数値地図 S2500(空間データ基盤)XML文書データを、従来の形式(2500レベル GIS基盤情報データファイル仕様に準拠)のデータに変換した後、Vectorworksに取り込んでください。
「数値地図 2500(空間データ基盤)変換ソフトウエア」については
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/old-conv2gsi-conv2gsi.html
からダウンロードして入手ください。
1. ファイル > 取り込む > 数値地図 S2500を選択します。
2. 取り込むテキストダイアログボックスが表示されます。取り込むデータを選択し、開くボタンをクリックします。
数値地図 S2500ダイアログボックスが表示されます。
数値地図データを取り込む | 5
3. 必要に応じてレイヤ情報タブ内のレイヤの設定変更ボタンをクリックし、単位・縮尺を設定します。
原図は単位「m」、縮尺「1:2500」で記録された地図データです。
4. 取り込みデータタブをクリックします。取り込みたい市区町村をクリックして選択します。
市区町村は複数選択できません。一市区町村ずつ取り込んでください。
6 | 第 1章:数値地図コンバータ
5. 取り込み条件タブをクリックし、取り込み条件を設定します。
6. 全ての設定が終わったら OKボタンをクリックします。
パラメータ 説明
境界マージン 境界枠(市区町村の領域)に対し、マージンを設定します。マイナスの値で境界枠の内側に設定することも可能です。単位は単位設定に依存します。
境界枠 チェックを入れると、取り込む市区町村の領域を矩形枠で示します。枠の色は変更可能です。
境界マージン枠 チェックを入れると、境界マージンで設定した領域を矩形枠で示します。枠の色は変更可能です。
8 | 第 1章:数値地図コンバータ
数値地図 S100001. ファイル > 取り込む > 数値地図 S10000を選択します。
2. 取り込むテキストダイアログボックスが表示されます。取り込むデータを選択し、開くボタンをクリックします。
数値地図 S10000ダイアログボックスが表示されます。
3. 必要に応じてレイヤ情報タブ内のレイヤの設定変更ボタンをクリックし、単位・縮尺を設定します。
原図は単位「m」、縮尺「1:10000」で記録された地図データです。
4. 取り込むデータタブをクリックし、取り込むデータを確認します。
数値地図データを取り込む | 9
5. 取り込み条件タブをクリックし、取り込み条件を確認します。
取り込み条件の内容はデータが持っている条件に従うため表示されません。
6. 全ての設定が終わったら OKボタンをクリックします。