3d プリンタを用いたソフトマテリアルの硬度・質感の研究

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2016 年春学期活動報告 総合 3 年 田岡菜

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Engineering


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2016 年春学期活動報告総合3年 田岡菜

個人プロジェクト

3Dプリンタを用いたソフトマネキン制作を通じたソフトマテリアルの硬度・質感の研究

ソフトマネキンとは名前の通り「柔らかいマネキン」具体的な用途は・服やアクセサリーの展示・AEDをはじめとした看護医療教材

3Dプリンタで作る意味⑴データの改変が簡単で体の大きさを カスタマイズできる⑵市場のソフトマネキンより安価で作れる⑶複数素材を組み合わせて一括成形できる⑷内部構造をデータ上で変えることで 感触を変化させることができる

3Dプリンタで作る意味⑴データの改変が簡単で体の大きさを カスタマイズできる⑵市場のソフトマネキンより安価で作れる⑶複数素材を組み合わせて一括成形できる⑷内部構造をデータ上で変えることで 感触を変化させることができる

アウトプットの形

手法⑴出力したいソリッドの内側に もう一つソリッドを配置する

⑵infill を手動生成し部位によって変える

⑶外形に厚みをつける

手法⑴出力したいソリッドの内側に もう一つソリッドを配置する

⑵infill を手動生成し部位によって変える

⑶外形に厚みをつける

⑴ソリッド内ソリッド

手法⑴出力したいソリッドの内側に もう一つソリッドを配置する

⑵infill を手動生成し部位によって変える

⑶外形に厚みをつける

⑵infill 手動生成

⑵infill 手動生成

手法⑴出力したいソリッドの内側に もう一つソリッドを配置する

⑵infill を手動生成し部位によって変える

⑶外形に厚みをつける

⑶外形に厚みをつける

出力物

⑴骨あり

⑴骨なし

足骨のみ

足+脚の骨b:infill15%

⑶厚みつける c: 厚み 0.5mm infill15%

e: 厚み 2.0mm infill15%

d: 厚み 1.0mm infill15%f:infiil15%

a:infill10%

⑶厚みつけない→→→→→ →

→→

今後・今回は実物の足の固さも、出力物の固さも 感覚でやったので、数値を測ってより正確に 出力できるもののバリエーションを試していきたい・造形物の形状・感触がスライサーに一定以上 依存するので、今後の応用を考えるとスライサーの アリゴリズムも理解する必要がある・今の infill だと造形物を押す方向によって硬度が異なるので、 3次元形状の infill 作成に挑戦してみたい

今後・引き続きデータ改変によるソフトマテリアル造形物の 硬度・質感の変化を研究しつつ来期はそれを ソフトロボティクスに活かしていきたい (マネキンのままいくかは未定 )