第25回 #tfsug ノウハウお伝えします! 鉄人から学ぶ tfs セミナー編 -...
TRANSCRIPT
Takebayashi Takashi @changeworlds
北風と太陽
またの名を現場に導入するたったひとつの冴えたやり方
Hi everyone,
Do you guys know that “The North Wind and the Sun”?
!
So raise your hand if you guys don't know.
Nobody raised their hands!!
OK. I will go home.
(#^ω^)ビキビキ
Don't teach fishhow to swim.
Agenda✓よくある現場導入 ✓たったひとつの冴えたやり方 ✓まとめ
Agenda✓よくある現場導入 ✓たったひとつの冴えたやり方 ✓まとめ
よくある現場導入✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
よくある現場導入✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
トップダウン✓ワンマン ✓メリデメ ✓意思決定までのスピードが迅速 ✓反対勢力ややらされ感の醸成
よくある現場導入✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
ボトムアップ✓現場主義 ✓メリデメ ✓現場のニーズを活かせる ✓視野が狭い(=俯瞰できない)、自己中心的
よくある現場導入✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
ミドルアップダウン✓ミドル中心 ✓メリデメ ✓中核である為、ここが活発=理想的 ✓四面楚歌、板挟みなどバランスが肝
✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
Which one's good?
✓トップダウン ✓ボトムアップ ✓ミドルアップダウン
Which one's good?
どれも一長一短ある!
✓トップダウン:稟議無し ✓ボトムアップ:稟議有り ✓ミドルアップダウン:稟議有り
Which one's good?
✓トップダウン:稟議無し ✓ボトムアップ:稟議有り ✓ミドルアップダウン:稟議有り
Which one's good?
よくある稟議を通す方法✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
よくある稟議を通す方法✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
KPIなど数字で効果を示す「TFSを導入し、昨年対比20%アップの生産性に向上させます。導入初月には云々かんぬん…」(だから買って!) 「このSurface Pro3はSurface Pro2に比べて云々かんぬん」(だから買って!)
よくある稟議を通す方法✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
根回し一に根回し二に根回し三四がなくて五に根回し 「部長、今度一緒に飲みにでも」(だから買って!) 「ケーキ買ってきたよ!」(だから買って!)
よくある稟議を通す方法✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
熱意(またの名を気合)説明が少し失敗していても、熱意が伝わればこいつに任せてみようと相手が思うかもしれないという期待(松岡修造メソッド?)
But … It does not pass through in such a thing.
それぞれの問題点✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
それぞれの問題点✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
KPIなど数字で効果を示す✓利点を数字で主張 ✓そもそもその数字は“真実”? ✓“推測値”“仮定値”なのでは?
それぞれの問題点✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
根回し
根回しだけでは 基本的にうまくいかない!!
それぞれの問題点✓KPIなど数字で効果を示す ✓根回し ✓熱意(またの名を気合)
気合
気合(熱意)で通れば 苦労しない!!
In the first place抵抗の6階層 合意形成の6ステップ
1 問題を問題として認めない 問題に合意する
2 解決策の方向性に合意しない 解決策の方向性に合意する
3解決策が問題を解決できると思わない
解決策で問題を解決できることに合意する
4解決策を実行するとマイナスの影響が生じる
解決策により重大なマイナスの影響が生じないことに合意する
5 解決策の実行を妨げる障害がある解決策の実行を妨げる障害の克服方法に合意する
6 未知のことへの恐怖感がある 未知のことへの恐怖感を克服する
Eliyahu M. Goldratt, ザ・ゴール 2 ‒思考プロセス, ダイアモンド社, 東京, 2002 村上悟, 問題解決を「見える化」する本, 中経出版, 東京, 2008
What should we do?
Confirm the facts✓人は基本的に抵抗する ✓稟議を出す->決裁者に抵抗される
I hit upon a good idea✓人は基本的に抵抗する ✓稟議を出す->決裁者に抵抗される ->稟議を出さなければ決裁者に抵抗されない
Agenda✓よくある現場導入 ✓たったひとつの冴えたやり方 ✓まとめ
たったひとつの冴えたやり方✓押し付けずにトライアル導入(*1) ✓実績をあげる ✓横展開or本格導入*1 TFSやVisual Studio Online等の無料利用の詳細は最新のMicrosoftのHPを参照
Piece of cake, right? Happily ever after.
Piece of cake, right? Happily ever after.✘
たったひとつの冴えたやり方✓押し付けずにトライアル導入(*1) ✓実績をあげる ✓横展開 or 本格導入*1 TFSやVisual Studio Online等の無料利用の詳細は最新のMicrosoftのHPを参照
どのように導入するかA
1. 事前に配布資料準備 2. 事前に説明スライド準備 3. 配布資料を導入対象チームメンバーに配布
4. 説明スライドで導入対象チームメンバーに説明
B 1. 実機でデモをするだけ
マニュアル欲しいんだけど?A
1. 書籍やWebで調査 2. マニュアル作成 3. 導入対象チームメンバーに配布
B 1. マニュアルないよと言う
誤った使い方しているA
1. 正しい使い方を説明 2. 随時修正
B 1. 何もしない
ここ分からないんだけど?A
1. 書籍やWebで調査 2. 正しい内容を回答
B 1. 自分も分からないと言う
Understand?
ResultB
✓ TFS導入一人草の根活動で周囲に自動的に拡散
✓ 成果生産性の向上欠陥混入率の低下自己組織化の醸成
A
✓ TFS導入->別ツールへ
✓ 成果反TFS勢力低い生産性高い欠陥率指示待ちチームに
That’s not good enough✓やり方を伝える ✓やってあげる ✓意見や考えを誘導している
That’s not good enough✓やり方を伝える ✓やってあげる ✓意見や考えを誘導している
That’s not good enough✓やり方を伝える ✓やってあげる ✓意見や考えを誘導している
That’s not good enough✓やり方を伝える ✓やってあげる ✓意見や考えを誘導している ->トップダウン
トップダウン✓ワンマン ✓メリデメ ✓意思決定までのスピードが迅速 ✓反対勢力ややらされ感の醸成
面従腹背
What is important?
Social change starts with you!ぼくは『周囲を変えたい』という状況になった場合、いつもこの言葉を忘れないように努力する--『自分が変えられるのは自分だけ』。でも、自分が変わるとすぐ、自分と周囲との関係が変化するんだ。そして、それで周囲の人が変化する、そして、自分の周りが変わり始める。大きな変化というのは、こういう風に始まるんじゃないかな、つまり、一人の人が世界と自分との関係を変えることを選択する。そして、その変化が広がっていく。
-- Kent Beckhttp://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2006/10/social_change_s.html
One more thing...B
✓ TFS導入一人草の根活動で周囲に自動的に拡散
✓ 成果生産性の向上欠陥混入率の低下自己組織化の醸成
A
✓ TFS導入->撤回
✓ 成果反TFS勢力誕生低い生産性高い欠陥率指示待ち
Self-organization他にも多数の カイゼン!!
Agenda✓よくある現場導入 ✓たったひとつの冴えたやり方 ✓まとめ
まとめ✓人は変化に抵抗する ✓To Take Time
✓Social change starts with you!
まとめ✓人は変化に抵抗する ✓To Take Time
✓Social change starts with you!
6layer抵抗の6階層 合意形成の6ステップ
1 問題を問題として認めない 問題に合意する
2 解決策の方向性に合意しない 解決策の方向性に合意する
3解決策が問題を解決できると思わない
解決策で問題を解決できることに合意する
4解決策を実行するとマイナスの影響が生じる
解決策により重大なマイナスの影響が生じないことに合意する
5 解決策の実行を妨げる障害がある解決策の実行を妨げる障害の克服方法に合意する
6 未知のことへの恐怖感がある 未知のことへの恐怖感を克服する
Eliyahu M. Goldratt, ザ・ゴール 2 ‒思考プロセス, ダイアモンド社, 東京, 2002 村上悟, 問題解決を「見える化」する本, 中経出版, 東京, 2008
まとめ✓人は変化に抵抗する ✓To Take Time
✓Social change starts with you!
The night is long that never finds the day.
まとめ✓人は変化に抵抗する ✓To Take Time
✓Social change starts with you!
Social change starts with you!ぼくは『周囲を変えたい』という状況になった場合、いつもこの言葉を忘れないように努力する--『自分が変えられるのは自分だけ』。でも、自分が変わるとすぐ、自分と周囲との関係が変化するんだ。そして、それで周囲の人が変化する、そして、自分の周りが変わり始める。大きな変化というのは、こういう風に始まるんじゃないかな、つまり、一人の人が世界と自分との関係を変えることを選択する。そして、その変化が広がっていく。
-- Kent Beckhttp://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2006/10/social_change_s.html
One more thing...正しさだけでは人は動かない。 共感には理屈よりも納得が必要なのである。
-- Carlo Petrini
SpeakerTakebayashi Takashi @changeworlds✓ Scrum Master, Agile Coach
✓ Build Insiderにて“ALM Essentials”を連載
✓ スクラム道, TFSUGスタッフ
Thank you for your attention.