第一回カカナイト 2/11(土)突撃!隣のグラフィッカー

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和田あずみ 株式会社DeNATravel 2/11(土)突撃!隣のグラフィッカー Copyright © 2016 WadaAzumi All Rights Reserved.

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和田あずみ 株式会社DeNATravel

2/11(土)突撃!隣のグラフィッカーCopyright © 2016 WadaAzumi All Rights Reserved.

今日やりたいこと

・師匠と弟子モデル・師匠の行動・思考を可視化する・師匠をメタにとらえる

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今日やりたいこと

・師匠と弟子モデル・師匠の行動・思考を可視化する・師匠をメタにとらえる

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グラフィッカー同士でやる意義

体で学んだものは場で活かす、引き出しになる

(のではないかしら?!)

脳内を見る行為他の人のとらえ方・表現を学ぶ

自分のとらえ方・表現を再発見する

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原風景地図

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ワーク1:原風景地図

•自分が一番なじんでいた、親しみをもっていた幼いころの風景は?• 要素の多少は関係ない

• 正確な名称ではなく自分が勝手によんでいた名前をかく

• 正確な距離ではなくて、感じた感覚でよい

• あいまいな部分があってよい。

• googlemapや画像検索etc見て描くのは禁止!

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ワーク1:原風景地図

•となりの人とペアになってじゃんけん

•勝った人=師匠:地図をみせて簡単に説明• これがなんでそんな名前なのか?

• どんなものだった?

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ワーク1:原風景地図

•師匠の地図を、虫の目で見るタイム

https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/200912/1260592568.html より引用

低くこまかく絞ったとこは?

目の前に何がある?

上には何が見える?

路地・溝・段差?おいてあるものは?はってあるものは?

ワーク1:原風景地図

•師匠の地図を、鳥の目で見るタイム

https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/200912/1260592568.html より引用

高い視点から全体を

何が多い?何がたくさんある?

どこによくいる?どう動く?

どんな広さ?

ワーク1:原風景地図

•負けた人=師匠:地図をみせて簡単に説明• これがなんでそんな名前なのか?

• どんなものだった?

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ワーク1:原風景地図

•師匠の地図を、虫の目で見るタイム

https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/200912/1260592568.html より引用

低くこまかく絞ったとこは?

目の前に何がある?

上には何が見える?

路地・溝・段差?おいてあるものは?はってあるものは?

ワーク1:原風景地図

•師匠の地図を、鳥の目で見るタイム

https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/200912/1260592568.html より引用

高い視点から全体を

何が多い?何がたくさんある?

どこによくいる?どう動く?

どんな広さ?

ワーク1:原風景地図

•地図・虫の目・鳥の目でみて見えてきた、相手の出発点のカタチを、グラフィックに描いてください

?Copyright © 2016 WadaAzumi All Rights Reserved.

ワーク1:原風景地図

•全体で共有• 師匠の地図の、カンタンな説明

• 師匠の『出発点のカタチ』についての説明「私はこうとらえた」「なぜ描いたのか」解釈した手法を伝える

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作品例

・水色:原風景地図・赤色:原風景地図をもとに、グラフィッカーがとらえた『相手の出発点』

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地図⇒出発点での差分(和波)

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作品例(地図:松永 出発点:名古屋)

グラフィッカーの意図・松永作成の地図は、2年間すごしたあたたかい、にぎやかなマレーシアである。インタビューにおいては、いつも視界にだれかいたことがわかった。

・グラフィッカーである名古屋は、原風景地図筆者である松永の瞳から見えていたもの=原風景として捉えた

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作品例(地図:名古屋 出発点:松永)

グラフィッカーの意図・名古屋の描いた原風景地図には病院があり、入院が日常であったことがトピックとして挙がった。また、入院生活は明るく、楽しかったとインタビューで語られた

・グラフィッカーの松永は名古屋が病院の中で『描く』『作る』を実施していたことが、今の仕事や彼女につながるのでは、ととらえて病院の1シーンを切り取り、『出発点』として描いた。

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作品例(地図:五十嵐 出発点:本園)

グラフィッカーの意図・原風景地図作者の五十嵐は地図にともなうインタビューにおいて、川上=好き川下=遠くて、ネガティブな印象を全体としてとらえていたと発話した

・グラフィッカーの本園は五十嵐が川下をネガティブな印象でとらえつつも、未知へのあこがれとしてその先の海をみていたのでは?という指摘を『出発点』のグラフィックを用いて行った。

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作品例(地図:本園 出発点:五十嵐)

グラフィッカーの意図・本園による原風景地図山は、山を中心に、町や自然など、多くのものが描かれている

・グラフィッカーの五十嵐は地図の中の二面性(ポジティブ/怖い)を『出発点』とし、グラフィックにより示唆。ポジティブなところでは、「人がいるから怖くない!」ネガティブなところでは「一人」という状況から生まれるのでは?と呈示した

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作品例(地図:三澤 出発点:中村)

グラフィッカーの意図・三澤の原風景地図は、泥団子の研究(じめじめしたところにおいたり、日向においたらどうなるか?)をはじめ、なんでもやってみる行動に紐づいた地図であるとインタビューで見えた

・中村はグラフィッカーとして、『TRY』『人との交流』を実践する場としての家と、そこから生まれる交流を含め「実験場」であることをグラフィックで示し『出発点』として描いた。

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作品例(地図:中村 出発点:三澤)

グラフィッカーの意図・原風景地図作者の中村は、家を中心に学校や広場など、要素を位置づけていた。また、バス停から外の世界へ旅立つ、ということを地図において描いた。

・地図とインタビューをうけて、三澤は『内側の世界』『外側の世界』を示唆。内側にはお子様ランチのように、なんでもそろっており、縁のバス停から外の世界へ向かうという中村の持っていた世界観を『出発点』として描いた

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描いた『出発点』を分類

・『出発点』を以下の視点で分類対象、視座、表現方法

・この組み合わせ方を変えることで新たな視点をもって描くことができるのでは?

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視点を変えた『出発点』1

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視点を変えた『出発点』2・対象、視座、表現方法の組み合わせを1点もしくは複数意図的に変えることで、多様な『出発点』を描くことができる。

・グラフィッカーのとらえ方は『主観』であることがグラフィックレコーディングの特徴であるが、場や状況、目的に応じて、意図的にコントロールすることは可能。

・メタ認知のトレーニングとして、対象、視座、表現方法の軸を提示することが有効なのでは。(もちろん、その前段階としてのフィールドワークやインタビュー等の場を理解するスキルは必要。)

・1人のグラフィッカーでも、とらえ方をあえて変えて情報を描くことで、『比較』を行うことができる。『比較』から考える行為が発生し、さらに問いかけや理解を生むことができる。

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全体ふりかえり スケッチノート(本園)