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282018（平成30年）年3月　発行／西東京市文化芸術振興会　発行人／海老澤敏　編集人／西田克彦　連絡先／080-1164-5253（西田）西東京市文化芸術振興会会報誌　

　

世界三大音楽コンクールのひと

つ、エリザベート王妃国際音楽コン

クールチェロ部門で第2位を受賞す

るなど、世界に羽ばたくチェロ奏者

が西東京市に現れた。この市内出身

の岡本侑也（23）さんに昨年9月、

同市芝久保町のFM西東京生放送番

組「ウィークエンドボイス」に出演

いただいた。

　

岡本さんは、父は元オペラの指揮

者、母は声楽家という音楽一家に生

まれ、生後すぐドイツに渡った。チェ

ロを始めたのは6歳。10歳までドイ

ツで育ち、帰国後、西東京市立青嵐

中学校に入学、東京藝術大学音楽学

部付属音楽高等学校、東京藝術大学

を経てドイツ・ミュンヘン音楽大学

で学び、現在はドイツ・ミュンヘン

音楽大学院在学中。2017年6月

の同コンクール受賞をはじめ、

2004

年ドイツ音楽協会主催青

少年音楽コンクールバイエルン州地

域部門第

1

位。併せてバイエルン

放送局特別賞を受賞。2011

年第

80

回日本音楽コンクールチェロ部

門第

1

位、及び4つの特別賞を受

賞。2014

年度第

25

回新日鉄住

金音楽賞フレッシュアーティスト賞

受賞。

　

これまで、読売日本交響楽団、ブ

リュッセル・フィルハーモニー管弦

楽団、東京フィルハーモニー交響楽

団などの有名オーケストラと共演し

ている。

　

コンクールのファイナルを振り返

り岡本さんは、「共通の課題曲は作

曲家の細川利夫先生の作品です。先

生から『琴の音色を真似る』、『習字

の払いの筆さばきがほしい』という

指導もあったんです。本番は観衆の

みなさまと一緒に演奏を楽しめまし

た」と口調は穏やかで自然体。

｠「中学校時代は楽しかった。一番

練習に集中していたと思います」と

懐かしみ、「ゴールがない職業です

が、それが魅力。自分の課題を補充

しながら、良さを伸ばしていきたい」

と話していた。飾らず偉業を積み上

げる岡本さんに今後もエールを送り

たい。

西東

京市から翔び立つ若きアーティスト❸

世界に

羽ばたく

チェロ奏者

岡本　

侑也

記：柿本

珠枝

エリザベートコンクール　ファイナルの模様

西東京市

文化芸術

振興会便

当振興会は創設 10 周年を迎える今春に、設立以来の念願だった法人化に向けて一般社団法人としての設立準備を進めて

います。法人化による運営体制の安定化と社会的な信頼性の向上を目指し、より一層の活性化を図るものです。

これまでの 10 年間は任意団体として比較的自由な、また何処からも束縛を受けることなく当市の文化芸術活動の振興に

努めてきたところですが、設立登記後は法的な（一般社団法人及び一般財団法人に関する法律や定款等の）制約をある程

度受けるものの、運営の基本的なベースはこれまでと変わることなく対処できるのと考えています。むしろ法人化を契機

にこれまで以上に事業の活性化に向けて活動が展開できるものと確信しているところです。

また、法人化に向けてホームページ、フェイスブック等のデジタルコンテンツも準備中です。

法人化に向けて準備を進めています

岡本侑也さんが1月5日、受賞後初めて西東京市の丸山浩一市長を表敬訪問した。丸山市長と懇談し、コンクールの感想や留学中のドイツ生活を話ながらも「帰国して西東京市に戻ると、ここが故郷だと実感できる」と郷里のよさを語り、最後にサプライズの演奏も披露した。

1998年（株）エフエム西東京開

局から携わり、ひばりタイムスの記

者としても活動

日　時 >> 6月9日（土）14:00～16:00（予定）場　所 >> 保谷こもれびホール 小ホール　問合せ >> 子どもげきじょう西東京：gondo.shige@gmai l .com　

日　時 >> 4月22日（日）11:00開演（10:00開場）16:00終演場　所 >> 保谷こもれびホール メインホール入場料 >> 2000円　問合せ >> 西東京Hulaフェスティバル2018実行委員会 042-463-2172　

日　時 >> 7月25日（水）14時開演場　所 >> 保谷こもれびホール 小ホール　問合せ >> n ishi tokyo.jyo2006@gmai l .com　

日　時 >> 4月14日（土）11:00～16:00（雨天順延15日）場　所 >> 柳沢せせらぎ公園（西東京市柳沢6丁目）　問合せ >>042-430-0279（ヤギサワベース）

日　時 >> 毎週水曜日場　所 >> みんなの畑 芝久保　

日　時 >> 7月22日（土）14:00開演（13:20開場）場　所 >> 保谷こもれびホール メインホール　　　入場料 >> 1000円　

指揮：和田 一樹／ヴァイオリン独奏：﨑谷直人

西東京フィルハーモニーオーケストラ第25回定期演奏会 ～創立20周年記念コンサート～

　

NPO法人設立6年目のシーズ

ン、平成29年度は青少年自殺防止

ミュージカル「つまづいても」を、

早稲田大学、武蔵野大学、新宿区

立角筈区民ホール、大分市、柏市、

町田市の6会場で12回上演しまし

た。武蔵野大学公演は丸山市長の

ご理解により、西東京市・武蔵野

大学・当法人の3者共催が実現し

ました。特筆すべきは、全国で10

団体ほどしか選定されない厚生労

働省の自殺防止事業として補助金

が交付されたことです。これによっ

て厚生労働省から「お墨付き」を

得たことになります。この補助金

で早稲田大学、大分県の公演が実

施できました。

　

柏市は市の委託事業として、そ

の他の会場は東京都の自殺対策補

助金の交付を受け、全て無料公演

でした。6年前に前作の「やまな

い雨」を3回上演し、補助金が百

万円ほどだったことを考えると、

事業規模が10倍近くなり、正に隔

世の感があります。

　「つまづいても」は、大学生が経

済的理由からアルバイトに明け暮

れ学業に支障を来し、3年になっ

て就活で挫折。うつ病を発症して

自殺寸前まで追い込まれます。友

人の機転で一命を取り留め、入院

先の精神科医の治療、大学の保健

センターの支援、家族や友人の気

づきと学びで回復に向かうストー

リーです。当事者ではなく、一般

の方に自殺やうつ病を知っていた

だくための作品です。

　

アンケートの集計では、どの会

場でも「良かった」「理解が深まっ

た」が90％を超え大変高い評価を

得て、ミュージカルでの啓発活動

に対しても「分かりやすい」との

ご意見が圧倒的でした。その一方、

集客が万全とは行かず、問題点を

把握できました。

　

来年度は「つまづいても」の継

続と共に、日本の伝統芸能とミュー

ジカルを融合させた新作を予定し

ております。事業拡大に伴う「事

務局人材と運転資金の確保」と言

う大きな課題にも取り組んで参り

ます。ご支援、ご協力のほど、お

願い申し上げます。

NPO設立6年目の公演を終えて

NPO法人 社会貢献ミュージカル振興会

理事長　米田 愼哉

／／会員・イベントニュース／／

子どもげきじょう西東京 30周年記念イベント西東京Hulaフェスティバル 2018（第9回）

1988年に発足し、保谷・田無合併前から活動を始め、合併後も子どもたちにプロによるナマの舞台を提供してきた子どもげきじょう西東京。今年30周年をむかえ、げきじょうで成長した子どもたち（プロになった人も！）のパフォーマンスを楽しみながら、元会員・現会員顔を合わせ、大いに語り合う一日にしたいと計画中です。

今年は こもれびホール設立20周年ですので、より素敵な舞台となりますように、皆さんで盛り上げたいと思います！

室内楽サマーコンサート

西東京ジュニア・ユースオーケストラは、2006年1月に西東京市又は近隣に在住する青少年によるオーケストラとして誕生いたしました。今回の室内楽サマーコンサートは、弦楽器の団員による演奏会です。ソリストは一般公募して選ばれた演奏者です。子供たちの心をこめた演奏を是非お聴きください。皆様のご来場をお待ちしております。

第4回 やぎさわマーケット西武柳沢駅周辺に突然生まれた、カオスなお祭りやぎさわマーケット。屋台あり、フリーマーケットあり、ライブありの楽しいお祭りです。

ノウマチ（西東京農地保全協議会）

「野菜を育てる。コミュニティを育てる。」をコンセプトのみんなの畑では、毎週ボランテンィアが集まり畑作業を行なっています。みんなで集まって、楽しく、汗をかき、仲間になりましょう。詳しくはみんなの畑ホームページを御覧の上、ご連絡ください。http://www.minhata.com/

創立20周年という節目に、アマチュアオーケストラとしてたいへん難しいとされているマーラーの5番という大曲に挑戦いたします。前半はヴァイオリン協奏曲の中でももっとも有名なチャイコフスキーという魅力的なプログラムです。開演前に ロービーで ウェルカムコンサートを予定しています。

2018