2限ソーシャルメディア 20121208
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× 第2限 情報発信・ITツール 「つながるための5つのリアル」 イベントのための情報発信からイベントを活用した情報発信。 イベントはあなたの団体のことを広く周知するために重要な手法です。 この講座では、イベントのためのソーシャルメディアやITツールの活用について、コンセプト的なことら参考となる実践方法をご紹介いたします。
日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay
2012年12月8日 東京
× プロフィール
山田泰久(やまだやすひさ)
・日本財団経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム
(CANPAN、NPO情報発信、社内システム、公式サイト担当)
1973年群馬県生まれ。
1996年日本財団に入会し、国際協力、総務部門を経て、2005年から4年間、福祉の助成担当に。
2009年6月より現職となり、社会情報インフラ「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進に取り組んでいる。
2012年3月からは毎月セミナーを企画開催中☆
twitter: @canpan2009
Facebook: http://www.facebook.com/yamadamay
ブログ:CANPAN講座 http://blog.canpan.info/koza/
Shop人にやさしく http://blog.canpan.info/p-shop/
CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/
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× 日本財団とは?
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•1962年設立の民間の助成財団 •2011年4月に財団法人日本船舶振興会から、公益財団法人日本財団に •ボートレース(競艇)の売上金(2.5%)と一般・企業からの寄付金をもとに活動 •助成金を中心に、NPOやボランティアを含む公益活動団体を支援
×
CANPANについて
公益コミュニティサイト
「CANPAN」(カンパン)
⇒団体情報DB、ブログ、成果物、
クレジットカード決済システム
CANPAN・NPOフォーラム
⇒月1回のノウハウセミナー
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×
ソーシャルメディア、やってますか?
facebook、twitter、mixi、ブログ
イベント・セミナー、参加してますか?
何を見て参加しましたか
イベント・セミナー、やってますか?
告知は何でしてますか
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質問です!
×
• イベントに関する情報が増えた
• ソーシャルメディアからネットで参加申し込みの流れ
• 発信の仕方が変わった
• 参加者同士でつながれる
• インターネットの口コミ
◎「参加できなかったけど、次は行ってみたい!」という人
◎「行ってきました!」とつぶやく”生活者”
(事前より事後につぶやく)
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ソーシャルメディアで変わったこと
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目的を持ったソーシャルメディアの活用
ソーシャルメディアを学ぶためにイベントを行う!!
• 情報発信だけが目的のソーシャルメディアより、イベントを行うためのソーシャルメディアの活用のほうが本気度が違う。
• どのようにすれば効果的に情報が伝わるのかを、真剣に考える。
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本気のソーシャルメディア
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• ミートアップ(meetup)という流れ
• 告知が低コストでできるようになった
• 主催は組織から人へ
• オンラインとオフライン
• イベントが出来る会場が増えた
• シェアオフィス/co-workingスペース
• 便利のITツール
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なぜ今イベントなのか?
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起点という考え
• 何かないと、人に興味を持ってもらえない
• 団体のことをシェアしてもらうのは難しいが、イベントはシェアしてもらいやすい
• イベントの告知、開催、報告を通じて、団体の存在をアピールする
⇒起点としてのイベント、その情報を流通させるポイントをWeb上に作る
⇒イベントを行うことだけが目的ではなく、イベントを通じて団体を知ってもらう
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NPOにとってのイベント
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◎告知
ホームページ、ブログ、facebookイベント、イベント管理ツール(PeaTiX、こくちーずなど)、イベント掲示板(CANPAN・Yahoo!ボランティアなど)
チラシ(紙/電子データ)
主催者のメルマガ、facebook、twitter
※出演者のアカウントを入れてつぶやく
出演者のメルマガ、facebook、twitter、ブログ
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
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◎参加者管理
無料で使えるツール
こくちーず、Googleドキュメント、フォームメーラ―、facebookイベント、Google+、
課金が出来るシステム
PeaTiX(ピーティックス)、ATND(アテンド)、 everevo(イベレボ) )
☆メールアドレスの取得(リマインド、参加お礼、次回案内)
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
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◎リアルタイム中継・報告
twitter中継(ハッシュタグ)→togetter
facebookイベント/facebookページ/facebookアルバム
Google+
Ustream
ブログ
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
×
◎開催後のフォロー
twitterで検索&お礼
ハッシュタグ、会場名、イベント名、出演者名
facebookで確認&お礼
facebookイベントや個人の投稿など
Googleで検索&引用させてもらう
ブログを対象に
メールでお礼&報告
ブログ、facebookページへの誘導も兼ねて
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
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◎ちょっとしたコツ
情報発信力の高い人・団体・場所との連携
イベント告知は、「何日前」×「何時」の発信に 50日前と10日前の2つの山
団体アカウントと個人アカウントのハイブリッド
facebookイベントの活用(画面をみながら)
報告&フォローを丁寧に
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
×
【参考になる資料】
「とことんNPOサポートプロジェクト」(2012年2月11日)
主催:NPOサポートセンター
「コミュニティが生まれるイベント戦略」
株式会社ソーシャルカンパニー 市川裕康氏
http://www.slideshare.net/socialcompany/npo-event-online-community
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ソーシャルメディア時代のイベント開催術
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Room to Read エイズ孤児支援NGO・PLAS キッズドア
かものはしプロジェクト
PeaTiXのイベント主催者向けのセミナー
☆イベント力をアップするためには、他の団体や企業のイベントに積極的に参加する
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参考になる団体等
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• スモールスタートで!
• イベントするなら4~7月がおススメ
• 秋・冬はイベントがかぶる
• 月の後半より、月の前半
• 30~50人くらいのものなら、週末午前の開催も穴場
• 月単位、あるいは年単位で定期的にイベントを行う
• イベントは終わりの始まり、イベント参加から次の関係づくりへ
◎チャリティイベントの参加者の母数はまだ少ない。みんなでチャリティイベントに参加するという文化を作る!
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イベント開催のヒント
×
みなさんのイベント開催時のソーシャルメディア・ITツール活用術を教えてください!
(イベントをあまり開催されていない方は、参加者側として主催者のソーシャルメディア・ITツール活用についての感想を教えてください。)
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ワークショップ
×
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2012年度上半期の状況
PeaTiX申込 不参加 参加率 当日受付 (裏)参加率 参加費
4月
57 5 91% 11 110% 2,000円
5月
110 13 88% 8 95% 1,000円
6月
49 8 85% 7 97% 3,000円
7月
150 27 82% 9 88% 500円 ※この回だけ、
当日参加費徴収
8月
91 6 93% 8 102% 1,000~3,000円
9月
87 6 93% 8 102% 2,000円
× サイト掲載
ブログの告知ページを作成
PeaTiXに登録
チラシ作成(印刷用と、画像用)
facebookイベントを作成
公式サイトのニュースに掲載
CANPANトピックスに掲載(Yahooボランティアに自動連携)
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× ネットでの告知
個人&組織のソーシャルメディア
ツイッター用の宣伝文を複数作成
出演者にわかるようにツイート、facebookの投稿
facebookイベントで友達招待
facebookイベントへの投稿
⇒最近の傾向として、告知から開催10日前までの申込が50%、10日
前から当日までの申し込みが50%という感覚。
開催10日前からのソーシャルメディアの告知が重要。
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×
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NPOがイベント開催する意義
• リアルなネットワークへ
• 参加できる仕組みづくり
• イベント自体の内容が団体の活動をPRする宣伝文句に!
• イベントは、三度美味しい(事前告知、リアルタイム中継、実施報
告と計3回、団体をPRする機会になる)
• 団体のことを紹介して!といっても、誰もシェアしてくれないけど、
イベントはみんなが積極的にシェアをしてくれる
• イベントに参加して、ソーシャルメディアで発信してくれることによ
り、参加者自身が広報マンになってくれる
×
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NPOのWeb系発信ツール
ストック情報
フロー情報
個人 団体
HP
団体 ブログ
facebook ページ
twitter 公式アカウント
代表者 ブログ
TWスタッフ アカウント
TW代表者 アカウント
facebook 個人
検索& 知名度
ソーシャルネットワーク
◇ストック情報をフローへ
◇公式サイトから
ソーシャルメディアへ
◇団体の情報を個人のネットワークへ
スタッフ ブログ
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NPOがソーシャルメディアを活用するための7つの鍵
1.新しいネットワークを広げるチャンス
2.誰がソーシャルメディアを利用しているか?
3.情報発信から関係作りへ
4.プラットフォームに乗る
5.団体アカウントと個人アカウント
6.活用のキーワード
7.技を盗む
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1.新しいネットワークを広げるチャンス
・新しいチャンネルは、これまでのネットワークを大事にしつつ、新しい人たちとつながる機会に
・途切れていたネットワークを再開させるきっかけに
NPOソーシャルメディア活用のための7つの鍵
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2.誰がソーシャルメディアを利用しているか?
・関与する生活者(@佐藤尚之氏「明日のコミュニケーション)
・シェア(共有)する人(@斉藤徹氏「ソーシャルシフト」)
・限られた人材、予算で効果的に情報発信するためのターゲットとして考える
※ただし、利用率の地域差がある
NPOソーシャルメディア活用のための7つの鍵
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3.情報発信から関係作りへ
・情報発信とコミュニケーション
・ネットとイベントの連動
・参加者のフォローアップのためのツール
・参加者同士の関係作りも視野に
NPOソーシャルメディア活用のための7つの鍵
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5.団体アカウントと個人アカウント
・個人から始めて、団体としての活用を考える
・団体と個人の情報発信のハイブリッド
・人の顔の見える情報発信
※個人のネットワーク強化とブランド化
・寄付やボランティア以外に、情報発信・媒介という新しい支援の形
NPOソーシャルメディア活用のための7つの鍵
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6.活用のキーワード
・共感と信頼
・Wリアル → リアルタイム情報とリアルな姿を伝える
・情報収集のツール
・わからないことはgoogleで聞け!
NPOソーシャルメディア活用のための7つの鍵
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