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Page.1 intra-mart WebPlatform/AppFramework Version6.1 リリース・ノート 13 2015/07/03 1. はじめに (1) intra-mart WebPlatform/AppFramework が動作するには、Java-VM が必要です。 (2) intra-mart WebPlatform/AppFramework の大部分は Java ベースで開発されています。そのため、Java-VM が動作するプラ ットフォームであればどこでも動作可能です。 (3) intra-mart WebPlatform/AppFramework の各サーバ( Server Manager および Service Platform )および intra-mart Administrator が稼動するために必要な Java-VM は別途入手してください。 (4) intra-mart WebPlatform/AppFramework の各サーバ(Server Manager および Service Platform)は、『5.5 検証済み環境』に 記載されている環境において、動作確認をおこなっています。 (5) intra-mart WebPlatform/AppFramework の各サーバ(Server Manager および Service Platform)を動作させるために必要なリ ソース(メモリ等)をインストール時に適切に設定する必要があります。なお、インストール後に設定を変更することもできます ので、環境及び利用状況に合わせて適宜チューニングをおこなってください。 (6) 本ドキュメントに記載されているシステム要件は、パフォーマンスを保証するものではありません。ハードウェア/オペレーシ ョンシステム/ミドルウェア/intra-mart WebPlatform/AppFramework 上に実装したシステム/利用状況等により、適切なチ ューニングが必要になります。詳細は、販売店までご相談下さい。 (7) Web サーバおよびデータベース、その他のモジュール稼動に必要な稼働環境情報(リソース等)につきましては、各製品 (各アプリケーション)のベンダにご確認ください。 (8) 運用を行うには、データベースが必要です。 (9) データベース接続をするために必要となる JDBC ドライバは各データベースベンダより提供されているものをご利用くださ い。

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intra-mart WebPlatform/AppFramework

Version6.1

リリース・ノート 第 13版 2015/07/03

1. はじめに

(1) intra-mart WebPlatform/AppFramework が動作するには、Java-VM が必要です。

(2) intra-mart WebPlatform/AppFramework の大部分は Java ベースで開発されています。そのため、Java-VM が動作するプラ

ットフォームであればどこでも動作可能です。

(3) intra-mart WebPlatform/AppFramework の各サーバ(Server Manager および Service Platform)および intra-mart

Administrator が稼動するために必要な Java-VM は別途入手してください。

(4) intra-mart WebPlatform/AppFramework の各サーバ(Server Manager および Service Platform)は、『5.5 検証済み環境』に

記載されている環境において、動作確認をおこなっています。

(5) intra-mart WebPlatform/AppFrameworkの各サーバ(Server Managerおよび Service Platform)を動作させるために必要なリ

ソース(メモリ等)をインストール時に適切に設定する必要があります。なお、インストール後に設定を変更することもできます

ので、環境及び利用状況に合わせて適宜チューニングをおこなってください。

(6) 本ドキュメントに記載されているシステム要件は、パフォーマンスを保証するものではありません。ハードウェア/オペレーシ

ョンシステム/ミドルウェア/intra-mart WebPlatform/AppFramework 上に実装したシステム/利用状況等により、適切なチ

ューニングが必要になります。詳細は、販売店までご相談下さい。

(7) Web サーバおよびデータベース、その他のモジュール稼動に必要な稼働環境情報(リソース等)につきましては、各製品

(各アプリケーション)のベンダにご確認ください。

(8) 運用を行うには、データベースが必要です。

(9) データベース接続をするために必要となる JDBC ドライバは各データベースベンダより提供されているものをご利用くださ

い。

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(10) 弊社の提供する各ドキュメントに『非推奨』という言葉がありますが、これは「サポートしません」という意味ではありません。サ

ポートは致しますが、将来なくなる可能性があるため、新しい機能およびAPIを使うことを推奨するという意味で使用しており

ます。

(11) 弊社の提供するドキュメントに記述の無い全ての事柄は、サポート対象外です。

(12) 本製品に関する最新の技術情報やパッチ情報は下記のサイトをご覧下さい。

Developer Support site : http://www.intra-mart.jp/developer/index.html

(13) 本製品に関するドキュメントは、下記のサイトにおいて最新のドキュメントが公開されています。最新のドキュメントをご利用く

ださい。

製品最新情報ダウンロードページ : http://www.intra-mart.jp/download/product/index.html

(14) 本製品には、以下によって開発されたソフトウェアが含まれています。

ソフトウェアのライセンスについては、各ライセンスシートをご参照ください。

Caucho Technology, Inc. (http://www.caucho.com/)

Resin 3.0.23

Maskat Project (http://maskat.sourceforge.jp/)

Maskat 1.4.3

Mozilla Foundation (http://www.mozilla.org/)

Rhino 1.6R2 (http://www.mozilla.org/rhino/)

Prototype Core Team (http://www.prototypejs.org/)

Prototype.js 1.5.1

Red Hat, Inc. (http://www.redhat.com/)

JBoss Application Server 4.0.5 (http://www.jboss.org/)

Sun Microsystems, Inc. (http://www.sun.com/)

JavaMail 1.2 (http://java.sun.com/products/javamail/)

JAF 1.0.1 (http://java.sun.com/beans/glasgow/jaf.html)

The Apache Software Foundation (http://www.apache.org/)

Log4j 1.2.13 (http://logging.apache.org/log4j/)

POI 2.5.1 (http://poi.apache.org/)

STRUTS 1.3.8 (http://struts.apache.org/)

XMLBeans 1.0.4 (http://xmlbeans.apache.org/index.html)

The Seasar Foundation (http://www.seasar.org/)

S2Container 2.4.12

S2Struts 1.3.0 RC1

S2Dao 1.0.42

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2. バージョンアップ内容

以下にこのバージョンで変更になった点を列挙します。

各機能の詳細に関しては各マニュアルまたはAPIリストを参照してください。また、各機能の設定方法に関しては、各マ

ニュアルまたはインストールガイド等を参照してください。

2.1 基本機能

(1) 名称を変更しました。

開発モデル名

(旧)J2EE 開発モデル→(新)JavaEE 開発モデル

(2) イベントナビゲータ(ウィザード形式で質問に答えることにより、目的の画面へアプローチする)機能が追加されました。(9.1 イベントナビゲータ)

(3) TableMaintenance(データベース上のテーブルに対してレコードの新規登録/更新/削除を行う画面を作成する)機能が追加されました。(9.2 TableMaintenance)

(4) メニューフォルダ表示(メニューのフォルダを選択したときに、フォルダに含まれるメニュー一覧を表示させる)機能が追加されました。(9.3 メニューフォルダ表示)

(5) バッチ処理の即時実行が可能になりました。

(6) LDAP サーバを複数指定することが可能になりました。

(7) ログメッセージをデータベースに保存する機能が追加されました。これにより、ログメッセージを一元管理し、ViewCreator によるデータ分析が可能になります。

2.2 環境

(1) JDK 1.5.0 に対応しました。

(2) Resin3.0.23 に対応しました。

(3) JBoss4.0.5 に対応しました。

(4) 以下の OS に対応しました。

Redhat Linux Advanced Server4

AIX 5.3

(5) 以下のアプリケーションサーバに対応しました。

IBM WebSphere Application Server 6.1

BEA WebLogic Server 9.2J

BEA WebLogic Server 10J

(6) 以下のデータベースに対応しました。

IBM DB2 9

PostgresSQL 8.1

PostgresSQL 8.2

2.3 アクセスセキュリティ

(1) 二重ログイン防止機能が追加されました。(9.4 二重ログイン)

(2) ショートカット URL によるダイレクトアクセス(ログインした状態でアプリケーション画面をダイレクト表示)する機能が追加されました。

(3) 携帯電話端末の固体識別情報を使用した自動認証機能が追加されました。

(4) アカウントの CSV 形式によるインポートおよびエクスポートが可能になりました。

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2.4 アプリケーション共通マスタ

(1) アプリケーション共通マスタにエクスポート機能が追加されました。XML 形式および CSV 形式によるエクスポートが可能です。

(2) アプリケーション共通マスタの CSV 形式によるインポートが可能になりました。

(3) アプリケーション共通マスタへの追加インポートが可能になりました。

(4) 検索用 API が追加されました。

パブリックグループセット構成バージョン情報を取得する API

PublicGroupManager#getVersion()

パブリックグループの詳細情報を取得する API

PublicGroupManager#getPublicGroup()

パブリックグループに所属する人員の一覧を取得する API

PublicGroupManager#getMember()

ユーザが所属するパブリックグループの一覧を取得する API

PublicGroupManager#getAttachedPublicGroups()

ユーザのパブリックグループへの所属情報を取得する API

PublicGroupManager#getPublicGroupAttach()

プライベートグループの詳細情報を取得する API

PrivateGroupManager#getPrivateGroup()

指定されたユーザが持つプライベートグループをすべて取得する API

PrivateGroupManager#getPrivateGroups()

指定されたプライベートグループに所属する人員を取得する API

PrivateGroupManager#getMember()

登録済みの分類区分詳細情報を取得する API

CategoryManager# getCategoryDetail()

登録済みの分類区分詳細情報の一覧を取得する API

CategoryManager# getCategoryDetails()

2.5 ViewCreator

(1) 動的ビューの抽出条件に、動的な値が使用できるようになりました。

(2) クエリ作成機能での抽出条件が可能になりました。(9.5 ViewCreator)

(3) 非表示列でのソート表示が可能になりました。

(4) 設定データのインポートおよびエクスポートが可能になりました。

2.6 ワークフローモジュール

(1) 分岐機能において、複数のルートが選択可能になりました。

(2) 申請者/承認者ルート作成ワークフローで分岐タスクが使用可能になりました。

(3) 案件終了時に任意のプログラムが実行可能になりました。

(4) 案件番号(プロセスコード)を任意のプログラムから指定可能になりました。

(5) 申請および承認画面の表示形式を選択可能になりました。(9.6 ワークフロー 申請画面)

(6) カテゴリの編集権限を持つユーザが、他のユーザの代理設定を行うことが可能になりました。

(7) 追加検索画面を改善しました。

(8) 「詳細画面」/「フロー情報画面」/「履歴情報画面」に、案件番号が表示されるようになりました。

(9) 処理履歴画面が追加されました。(9.7 ワークフロー 履歴情報画面)

(10) モニタリング機能が追加されました。(9.8 ワークフロー モニタリング)

(11) テンプレートメール機能「否認」/「最終結果通知」メールを“代理先”にも送信されるようになりました。

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(12) 後処理プログラムにおいて任意のエラーメッセージが指定可能になりました。

(13) 未処理画面の一覧表示条件が変更されました。

(14) 「差戻し」処理者において、対象者を再選択するようになりました。

(15) 下記の API が申請者/承認者ルート作成ワークフローに対応しました。

スクリプト開発モデル

WkfDrafter#draft()

WkfDrafter#retry()

WkfDrafter#rsubProcessDraft()

WkfApprover#approve()

JavaEE 開発モデル

Drafter#draft()

Drafter#retry()

Drafter#rsubProcessDraft()

Approver#approve()

(16) 下記の API が任意のタスクへの差戻しが可能になりました。

スクリプト開発モデル

WkfApprover#sendBack()

JavaEE 開発モデル

Approver#sendBack()

(17) タスクの処理者を変更する API が追加されました。

スクリプト開発モデル

WkfTaskInfo#changeRunUser ()

JavaEE 開発モデル

TaskInfo#changeRunUser ()

(18) プロセス操作を行う API が追加されました。

スクリプト開発モデル

WkfManager#controlProcess()

JavaEE 開発モデル

Manager#controlProcess()

(19) フローの情報を取得する API が追加されました。

スクリプト開発モデル

WkfManager#getFlowInfoByTargetNo()

JavaEE 開発モデル

Manager#getFlowInfoByTargetNo()

(20) 代理設定に関する API が追加されました。

スクリプト開発モデル

WkfAgentSetting#getTransferProcessDefList()

WkfAgentSetting#getTransferVersionList()

WkfAgentSetting#getTransferActivityList()

WkfAgentSetting#getTransferInfo()

WkfAgentSetting#setAgent()

WkfAgentSetting#cancelAgent()

JavaEE 開発モデル

AgentSetting#getTransferProcessDefList()

AgentSetting#getTransferVersionList()

AgentSetting#getTransferActivityList()

AgentSetting#getTransferInfo()

AgentSetting#setAgent()

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AgentSetting#cancelAgent()

(21) ワークフロー標準の申請/承認画面を表示する API が追加されました。

スクリプト開発モデル

<IMART type="draft">

<IMART type="retry">

<IMART type="subDraft">

<IMART type="approve">

JavaEE 開発モデル

<imart: draft>

<imart: retry>

<imart: subDraft>

<imart:approve>

2.7 開発系

(1) Seasar2.4 に対応しました。

(2) AJAXベースのリッチクライアントを開発するOSSフレームワークであるMaskat(http://maskat.sourceforge.jp/)が組み込みまれました。

(3) im-JavaEE Framework にバリデータ(入力値のチェック機能)が追加されました。

(4) ECMAScript for XML (http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-357.htm)が利用可能になりました。

(5) 外部ソフトウェア接続モジュール(HTTPActionEventHandler)で、HTTPS プロトコルが利用可能になりました。

(6) アクセスコントローラ(権限による画面表示制御)機能が追加されました。

スクリプト開発モデル

<IMART type="accessCtrl">

JavaEE 開発モデル

<imarttag:accessCtrl>

(7) ログインしているユーザの情報を表示する API を追加しました。

スクリプト開発モデル

<IMART type="loginUser">

JavaEE 開発モデル

<imarttag:loginUser>

(8) メッセージ ID で指定された文字列を表示する API を追加しました。

スクリプト開発モデル

<IMART type="message">

JavaEE 開発モデル

<imarttag: message>

(9) JavaEE 開発モデルに、以下の API を追加しました。

アカウント属性情報の値と一致するユーザ ID を取得する API

AccessSecurityManager#getUserIdsByAttribute()

モバイル端末の固体識別番号を取得する API

AccessSecurityManager#getMobileUserAgent()

文字列を暗号化する API

AccessSecurityManager#encrypt()

文字列を復号化する API

AccessSecurityManager#decrypt()

(10) スクリプト開発モデルに、以下の API を追加しました。

アカウント属性情報の値と一致するユーザ ID を取得する API

AccessSecurityManager#getUserIdsByAttribute()

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モバイル端末の固体識別番号を取得する API

AccessSecurityManager#getMobileUserAgent()

文字列を暗号化する API

AccessSecurityManager#encrypt()

文字列を復号化する API

AccessSecurityManager#decrypt()

指定したページのファンクションコンテナ内に定義されている関数を取得する API

Content#getFunction()

指定されたページのファンクションコンテナ内に定義されている関数を実行する API

Content#executeFunction()

Request オブジェクトを任意の箇所で取得する API

Web#getRequest()

オブジェクトの内容をコンソール上に表示する API

Debug.console()

日付文字列データを Date 型オブジェクトへ変換する API

Format.toDate()

JavaScript のユニットテスト環境を提供する API

JsUnit

クライアントサイド JavaScriptAPI「ImAjax」で通信を行う際に有用な API

ImAjaxUtil

JSON 関連の API

ImJson

(11) クライアントサイド JavaScript から、JavaScript で記述されたサーバサイドのロジックをシームレスに呼び出すことが可能な im-Jssp RPC(http://oss.intra-mart.org/projects/im-jssp-rpc/)が組み込まれました。

<IMART type="jsspRpc">

(12) クライアントサイド JavaScriptAPI に、以下の API を追加しました。

<TABLE>タグ要素の列幅をリサイズ可能にする API

ImHeaderColumnResizer(im_header_column_resizer.js)

ソート可能な Excel 風のグリッドインターフェースを提供する API

ImSortableTable(im_sortable_table.js)

XMLHttpRequest 通信を簡単に行うことができる API

ImAjax(im_ajax_request.js)

JSON 関連の API

ImJson(im_json.js)

XPath 関連の API

ImXPath(im_xpath.js)

2.8 ERP 連携モジュール

(1) 在庫管理/販売管理業務向け API が追加されました。

品目マスタ詳細情報取得コントローラ

MaterialGetAllController

入庫伝票登録コントローラ

GoodsMvtCreateController

品目マスタ登録/変更/削除コントローラ

MaterialSaveReplicaController

プラント品目在庫確認コントローラ

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MaterialAvailabilityController

入出庫伝票一覧取得コントローラ

GoodsMvtGetItemsController

品目コード割当済一覧取得コントローラ

StdMaterialGetIntNumberController

販売伝票一覧情報取得コントローラ

SalesOrderGetListController

販売伝票ステータス一覧取得コントローラ

SalesOrderGetStatusController

請求伝票一覧情報取得コントローラ

BillingDocGetListController

請求伝票詳細取得コントローラ

BillingDocGetDetailController

引合伝票登録コントローラ

InquiryCreateFromData2Controller

見積伝票登録コントローラ

QuotationCreateFromData2Controller

受注伝票登録コントローラ

SalesOrderCreateFromDat2Controller

請求伝票登録コントローラ

BillingDocCreateMultipleControllerController

(2) SAP 連携方式に関する API が追加されました。

負荷分散環境にて構築された SAP サーバと ConnectionPool 方式を用いた接続を行う API

SapClientPoolWithLoadBalancing

非負荷分散環境にて構築された SAP サーバと ConnectionPool 方式を用いた接続を行う API

SapClientPoolNoLoadBalancing

負荷分散環境にて構築された SAP サーバと DirectConnection 方式を用いた接続を行う API

SapClientWithLoadBalancing

非負荷分散環境にて構築された SAP サーバと DirectConnection 方式を用いた接続を行う API

SapClientNoLoadBalancing

(3) ログ機能が追加されました。

2.9 その他

(1) ユーザ検索画面において、ユーザの主所属が表示されるようになりました。

(2) メニューマスタメンテにおいて、メニューID の指定が可能になりました。

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3. パッケージ毎の機能一覧

本製品は、パッケージの種類により使える機能が異なります。

ご購入いただいたライセンスをご確認の上、下表をご覧ください。

なお、表に掲載されていない機能に関しては、すべてのパッケージでご利用可能となっております。

機能 Standard Advanced Enterprise

アクセスセキュリティ機能 ○ ○ ○

バッチ機能 ○ ○ ○

スクリプト開発モデルによるアプリケーション構築 ○ ○ ○

JavaEE 開発モデルによるアプリケーション構築 ○ ○ ○

ドキュメントワークフロー ○ ○ ○

ドキュメントワークフローにおける分岐・同期ルートの作成 (※1) ○ ○

ビジネスプロセスワークフロー ○ ○

IM-FormatCreator (※2) ○ ○

IM-SonicESB (※3) (※3) ○

EJB サーバ機能(※4) ○ ○ ○

ERP 連携機能 ○

※1 Standard 版でも IM-ワークフローデザイナ(別売)を追加することにより分岐・同期ルートを作成可能になります。

※2 Standard 版でも IM-FormatCreator(別売)を追加することにより利用可能になります

※3 Standard/Advanced 版でも IM-SonicESB(別売)を追加することにより利用可能になります

※4 EJB サーバ機能は、WebPlatform(Resin)のみの機能になります。また、WebPlatform(JBoss)/AppFramework をご利用の場合は、

WebApplication サーバが提供する機能になります。

機能 WebPlatform AppFramework

intra-mart Administrator ○ ○

Windows 環境でのサービス化(※1) ○ ○

スタンドアロン型サーバ ○ ○

ネットワークサーバ型による分散システム構築 ○ ○

intra-mart HTTP Server 機能(※2) ○

市販の Web サーバ製品を利用するための WebServerConnector(※2) ○

EJB サーバ機能(※3) ○

※1 AppFramework の場合、Application-Runtime が動作する環境では、ご利用の Web アプリケーションサーバの機能になります。

※2 WebPlatform(Resin)のみの機能になります。

※3 EJB コンテナを実行できるのは、Application-Runtime の動作している Service-Platform のみです。

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4. 対応規格一覧

本製品に含まれる各機能は、以下の規格に準拠しています。

機能 対応規格

HTML(※1) 4.01

JavaScript(Server Side) 1.6

メール送信機能 SMTP(RFC821,2045-2049)

Document Object Model Level2

RSS(※2) 1.0, 2.0

※1 HTML の対応規格は、本製品の各画面が準拠している規格を意味しています。

本製品が実装を提供する規格ではありません。

※2 RSS はポータル機能に含まれる RSS 接続ポートレットが対応している規格です。

RSS 規格に準拠して情報公開する機能は、本製品に含まれていません。

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5. システム要件

intra-mart WebPlatform および intra-mart AppFramework は、単一のサーバによるスタンドアロン型のみでなく、複数の

サーバによる分散環境のシステム構築をすることができます。各サーバには自由にサービスを割り当てることができ、す

べてのサービスが連携することにより、システムとして様々な機能を実現します。

以下は、稼働環境の一例です(スタンドアロン型の場合は、1台のハードウェア(サーバ)による運用となります)。

Shared MemoryService

(サービス)

Permanent DataService

(サービス)

Resource Service(サービス)

Storage Service(サービス) データベース

Server ManagerService Platform WebServer

Connector

Serialization Service(サービス)

Schedule Service(サービス)

Application Runtime(EJBコンテナ)

(サービス)

※1 AppFramework の場合、EJB コンテナ(EJB サーバ)はご利用環境の WebApplication サーバ製品の機能となります。

※2 WebServerConnector は、WebPlatform (Resin)のみとなります。

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5.1 サーバ要件

各 OS 別のシステム要件を記載します。

なお、記載内容は目安であり、サーバの運用状況により常に一定のパフォーマンスを発揮できるとは限りません。

OS Windows 2000 Professional(※)

Windows XP Professional(※)

Windows 2000 Server(SP4 以上を推奨)

Windows Server 2003(SP2 以上を推奨)

Redhat Linux Advanced Server3

Redhat Linux Advanced Server4

Solaris 9

Solaris 10

HP-UX11i

AIX 5.2

AIX 5.3

ハードウェア Windows PC/AT 互換機(CPU の動作クロックが 1GHz 以上を推奨)

Solaris Solaris の稼動可能な Sparc アーキテクチャマシン機種(Ultra SparcⅡ 650MHz 以上を推奨)

Linux Redhat Linux の稼動可能な PC(CPU の動作クロックが 1GHz 以上を推奨)

HP HP-UX11i の稼動可能な PC(CPU の動作クロックが 1GHz 以上を推奨)

AIX AIX の稼動可能な PC(CPU の動作クロックが 1GHz 以上を推奨)

メモリ 256MB 以上の RAM(OS やその他のソフトウェアが動作するために必要なメモリが別途必要です)

512MB 以上を推奨

※注意 作成されるアプリケーションで多くのメモリを必要とする処理を想定されている場合や、想定ユーザー数等が多い場合は、より

多くのメモリを必要とします。この点を御考慮いただき必要となるメモリ容量を御算出下さい。

ハードディスク 200MB(intra-mart WebPlatform/AppFramework のみ)

※注意 実行するシステムの規模や登録データ量により運用時に必要なハードディスク容量は変化します。また、Storage Service およ

び Permanent-Data Service は、管理するデータ量に比例してハードディスク容量を必要とします。ログ機能の利用や長期間

の運用も考慮し、十分な空き容量を確保してください。

ソフトウェア 環境要件を参照してください。

※ DebugServer のみ、ご利用頂けます。

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5.2 環境要件

intra-mart WebPlatform/AppFramework は次の環境をサポートしています。

5.2.1 サーバ(Server Managerおよび Service Platform)

Windows2000

Windows2003

Solaris 9

Solaris 10

Redhat Linux Advanced Server3

Redhat Linux Advanced Server4

HP-UX11i

AIX 5.2

AIX 5.3

5.2.2 Application Runtime(アプリケーションプログラムの実行エンジン)

Web サーバ製品 OS JDK

1.4.2 1.5.0

WebPlatform Resin 3.0.23 Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

Solaris 9/10

HP-UX11i

AIX 5. 2/5.3

○ ○

JBoss 4.0.5 Redhat Linux Advanced Server3/4 ○ ○

AppFramework IBM WebSphere Application Server 6.0 Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

Solaris 9/10

HP-UX11i

AIX 5.2/5.3

○ -

IBM WebSphere Application Server 6.1 Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

Solaris 9/10

HP-UX11i

AIX 5.2/5.3

- ○

BEA WebLogic Server 8.1J Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

Solaris 9/10

HP-UX11i

○ -

BEA WebLogic Server 9.2J Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

- ○

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Solaris 9/10

HP-UX11i

BEA WebLogic Server 10J Windows2000/2003

Redhat Linux Advanced Server3/4

Solaris 9/10

HP-UX11i

- ○

WebOTX Application Server

Web Edition Ver 7.1

Windows2000/2003 ○ ○

5.2.3 データベース

下記表は各データベース製品とOSの組み合わせは一例です。

各データベース製品の対応OSは、メーカーが公表しているデータベース製品の仕様をご確認ください。

RDBMS 製品 OS

Oracle9i

Oracle10g

Windows2000/2003

Solaris 9/10

IBM DB2 UDB 8.2

IBM DB2 9

Redhat Linux Advanced Server3/4

AIX 5.2/5.3

Microsoft SQL Server 2000

Microsoft SQL Server 2005

Windows2000/2003

PostgreSQL 8.0

PostgreSQL 8.1

PostgreSQL 8.2

Redhat Linux Advanced Server3/4

5.2.4 Web Server Connector(WebPlatform(Resin)のみ)

WebServerConnector は Java ベースではなく、環境に依存した実行可能形式ファイルでの運用となります。

ご利用になられる実行環境に合わせてソースファイルをコンパイルしてご利用ください(弊社においては、下記表に示

す環境での動作をサポートします)。

OS Web サーバ製品 接続形態

Windows2003 (※1) IIS6.0 ISAPI

Apache2.0.x (DSO サポート版) 組み込みモジュール(mod)

Windows2000 (※1) Apache2.0.x (DSO サポート版) 組み込みモジュール(mod)

Redhat Linux Advanced Server3/4 Apache2.0.x (DSO サポート版) 組み込みモジュール(mod)

Solaris 9/10 Apache2.0.x (DSO サポート版) 組み込みモジュール(mod)

HP-UX11i Apache2.0.x (DSO サポート版) 組み込みモジュール(mod)

※1 コンパイル済みのファイルが提供されています

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5.2.5 intra-mart Administrator および外部ソフトウェア接続モジュール (intra-mart が提供する独自 API)

Sun JRE 1.4.2/1.5.0 相当の環境に対応しています。

ただし、intra-mart Administrator はウィンドウを有する対話型インターフェースとなっていますので、ウィンドウを表示で

きる環境に限られます。

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5.3 クライアント要件

クライアントとして対応する主なユーザインタフェースは Web ブラウザです。

なお、製品標準の画面を利用せずに独自のアプリケーションを構築した場合は、この限りではありません(ただし、一部

機能にブラウザの制限を受けるものがあります)。

ブラウザ OS

Microsoft Internet Explorer 6sp1 Windows 2000

Windows XP

Microsoft Internet Explorer 7.0 Windows XP

Windows Vista

Microsoft Internet Explorer 8.0 Windows XP

Windows Vista

Windows 7

Netscape 7.1 Windows 2000

Windows XP

下記の画面は、Flash Player9 以降が必要です。

システム管理者(/system.admin)用のメンテナンス画面(一部を除く)

ログイングループ管理者(/login-group-id.manager)用のメンテナンス画面(一部を除く)

商品マスタ

richtextarea タグ

ViewCreator

下記の画面は、Java Applet で実装されています。動作には、Java Plug-in 1.6.0(Sun JRE1.6.0)以上が必要です。

[ワークフロー]-[マスタメンテナンス]-[プロセス定義]のフロー編集画面

次の条件を満たす携帯電話にも対応しています。

NTT DoCoMo(FOMA) / au(WAP2.0) / SoftBank(3GC 型)対応機種

XHTML 対応機種

5.4 その他の要件

特殊な用途として利用される一部のモジュールは上記とは別に下記要件となります。

モジュール 対応環境

Windows 用サービス化プログラム Windows2000/2003

外部ソフトウェア接続モジュール JRE1.4.2/1.5.0

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5.5 検証済み環境

以下、弊社動作検証済み(推奨)の intra-mart 製品と他社ミドルウェア製品との組み合わせを記します。弊社では以下

の環境をサポートしますが、intra-mart 製品以外(OS、JDK、DB、Mail サーバ等)に起因する問題が発生した場合は保

証致しかねます。

5.5.1 Service Platform および Server Manager

サーバ OS ミドルウェア

Windows 2003 Enterprise Server Sp2(R2) Sun Windows x64 Platform – Java Development Kit 5.0 Update 11

Redhat Linux Advanced Server4 Update 5 Sun Linux x64 Platform – Java Development Kit 5.0 Update 11

Solaris 10 Sun Solaris x64 Platform – Java Development Kit 5.0 Update 11

HP_UX11i v2 HP-UX JDK for the Java 2 Standard Edition(TM) platform for

HP Integrity Version 5.0.08

AIX 5L Version 5.3 IBM 32-bit SDK for AIX, Java 2 Technology Edition, Version 5

※ intra-mart AppFrameworkの場合、ApplicationRuntimeの動作する環境は、Web アプリケーションサーバ製品

の仕様に依存します。

5.5.2 Web Server Connector(WebPlatform(Resin)のみ)

サーバ OS ミドルウェア

Windows 2003 Enterprise Server IIS6.0(※)

Redhat Linux Advanced Server4 Apache2.0.59 (DSO サポート版)

※ IIS 6.0 は、32 ビット モードで動作確認を行っています。

5.5.3 Application Runtime

intra-mart 製品 Web Application サーバ

intra-mart WebPlatform Resin 3.0.23

JBoss 4.0.5

intra-mart AppFramework IBM WebSphere Application Server Ver.6.1

BEA Weblogic Server 10J

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5.5.4 データベース

データベース サーバOS 接続方法 接続に必要なソフトウェア

Oracle10g

Enterprise Edition

Release 2

Redhat Linux

Advanced Server4

JDBC

(Type4 非XA)

Oracle JDBC Drivers release 10.2.0.1.0 (10g)

WebLogic Type 4 JDBC ドライバ(intra-mart

AppFramework+WebLogicの場合のみ)

Microsoft

SQL Server 2005

Windows 2003

Enterprise Server

JDBC

(Type4 非XA)

Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1

IBM DB2 9 Windows 2003

Enterprise Server

JDBC

(Type4 非XA)

DB2 JDBC Driver (IBM DB2 9に付属) Type4

PostgreSQL 8.2 Redhat Linux

Advanced Server4

JDBC

(Type4 非XA)

postgresql-8.2-505.jdbc3

※ PostgreSQL8.2 は、Unicode でのみ検証しています。PostgreSQL8.2 が他の文字エンコーディングの場合、文

字化けが発生し易い事が確認されています。

5.5.5 検証環境

No Web/Application サーバ サーバ OS JDK データベース サーバ OS

1 intra-mart WebPlatform

(Resin) Solaris10

Solaris x64 Platform –

Java Development Kit 5.0

Update 11

Oracle10g

Enterprise Edition

Redhat Linux

Advanced

Server4

2 intra-mart WebPlatform

(JBoss)

Redhat Linux

Advanced

Server4

Linux x64 Platform –

Java Development Kit 5.0

Update 11

PostgreSQL 8.2

Redhat Linux

Advanced

Server4

3

IIS6.0

(WebServer Connector)

+

intra-mart WebPlatform

(Resin)

Windows2003

Windows x64 Platform –

Java Development Kit 5.0

Update 11

Microsoft

SQL Server 2005

Windows 2003

Enterprise

Server

4 IBM WebSphere

Application Server Ver.6.1 AIX 5.3

IBM 32-bit SDK for AIX,

Java 2 Technology Edition,

Version 5

IBM DB2 9

Windows 2003

Enterprise

Server

5 BEA Weblogic Server 10J HP_UX11i

HP-UX JDK for the Java 2

Standard Edition(TM)

platform for HP Integrity

Version 5.0.08

Oracle10g

Enterprise Edition

Redhat Linux

Advanced

Server4

6

Apache2.0.59

(WebServer Connector)

+

intra-mart WebPlatform

(Resin)

Redhat Linux

Advanced

Server4

Linux x64 Platform –

Java Development Kit 5.0

Update 11

Oracle10g

Enterprise Edition

Redhat Linux

Advanced

Server4

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5.5.6 クライアント

クライアントに関しては、下記の環境にて動作が確認されています(動作検証済バージョンのブラウザを推奨します)。

Windows 2000 + Netscape 7.1

Windows XP + Netscape 7.1

Windows 2000 + Microsoft Internet Explorer 6.0(SP1)

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 6.0(SP1)

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 7.0

Windows Vista + Microsoft Internet Explorer 7.0

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 8.0

Windows Vista + Microsoft Internet Explorer 8.0

Windows 7 + Microsoft Internet Explorer 8.0

※ Windows Vista において追加された「サロゲートペア」文字には対応していません。

なお、Java Applet については、下記環境にて動作が確認されています。

Windows 2000 + Netscape 7.1 + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows XP + Netscape 7.1 + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows 2000 + Microsoft Internet Explorer 6.0(SP1) + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 6.0(SP1) + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 7.0 + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows Vista + Microsoft Internet Explorer 7.0 + Java Plug-in 1.6.0_01

Windows XP + Microsoft Internet Explorer 8.0 + Java Plug-in 1.6.0_20

Windows Vista + Microsoft Internet Explorer 8.0 + Java Plug-in 1.6.0_20

Windows 7 + Microsoft Internet Explorer 8.0 + Java Plug-in 1.6.0_20

また、以下の携帯電話にて動作が確認されています。

NTT DoCoMo P703iμ

au W51P

SoftBank 902SH

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5.5.7 アクセスセキュリティ認証用 LDAP サーバ

Sun Java System Directory Server 5.2

Microsoft Windows Server 2003 Active Directory

5.5.8 SAP 連携機能

SAP および SAP JCo に関しては、下記の環境にて動作が確認されています。

SAP R/3 4.6.c + JCo 2.1.6 および JCo 2.1.7

SAP R/3 Enterprise + JCo 2.1.6 および JCo 2.1.7

SAP ERP 6.0 + JCo 2.1.8

※ [ご注意] SAP ERP 6.0 にてご利用になる場合、patch03 以降のパッチモジュールが必要です。

詳細については、パッチに含まれております readme.txt および history.txt をご覧ください。

5.5.9 Curl 連携機能

Surge RTE V3.0.7 にて連携動作が確認されています。

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6. 制限事項

(1) 本製品が動作する環境において、他のソフトウェア等をインストールした場合、DLL等のバージョンにより障害が発生する場

合があります。

(2) WebServerConnector は、intra-mart WebPlatform(Resin)の機能です。intra-mart WebPlatform(JBoss)/ AppFrameworkではご利用いただけません。

(3) intra-mart HTTP Server 機能は、 intra-mart WebPlatform(Resin)の機能です。 intra-mart WebPlatform( JBoss)/ AppFramework ではご利用いただけません。

(4) intra-mart WebPlatform(Resin)が持つ intra-mart HTTP Server 機能は、WebPlatform を動かすためだけの簡易 HTTP サーバですので、SSL や CGI など他の HTTP サーバと同等の機能はありません。

(5) intra-mart WebPlatform(JBoss)/AppFramework で運用をおこなう場合、intra-mart Administrator を利用してサーバを停止および起動ができません。

(6) intra-mart WebPlatform(JBoss)で、セッションフェールオーバーの機能を使用している場合、2 重ログイン防止機能はご利用いただけません。

(7) 当製品は、ブラウザのクッキー機能を利用した機能を持っています。通常のPC接続においては、ブラウザのクッキーを有効にしてください(携帯電話で接続する場合は除きます)。

(8) ブラウザの表示言語設定(エンコード)において「自動判別」は選択しないで下さい。なお、「日本語(自動選択)」は比較的文字化けの可能性が少ないことが確認されています。

(9) 標準では、ユーザセッションはブラウザのクッキー機能を利用して管理されています。このため、1つのコンピュータで同一種類のブラウザの異なるウィンドウ(例えば InternetExplorer を起動して、更に新規ウィンドウで別ウィンドウを立ち上げた状態)から同時にログインをした場合、ユーザセッションを利用した画面は正常に動作しません。

(10) 当製品が提供するブラウザ用画面は ClientSideJavaScript を使用しています。ブラウザに Microsoft Internet Explorer をご使用の場合、Microsoft Internet Explorer のセキュリティを高にすると ClientSideJavaScript が動作しなくなるのでご注意ください。

(11) Microsoft Internet Explorer をご使用の場合、画面表示終了後もステータスバーが動作し続ける場合があります。

(12) Microsoft Internet Explorer をご使用の場合、ファイルのダウンロード機能を使用した時、ダウンロードに失敗したり、ダウンロード成功後 ClientSideJavaScript が動作しなくなる場合があります。ClientSideJavaScript が動作しなくなった場合には、該当画面を再読込後、作業を再開してみてください。

(13) Microsoft Internet Explorer6.0 をご使用の場合、Excel ファイルをダウンロードするとファイルを開く事に失敗する事があります。これは、Excel が開くファイルのファイル名に長さ制限があるためです。詳細は、下記 URL をご参照ください。

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP416351(2007/07/31 現在)

(14) Windows XP を実行しているコンピュータで、ブラウザに Windows Internet Explorer 7.0 を使用する場合、ファイルをダウンロードできないことがあります。関連情報について、下記 URL をご参照ください。

http://support.microsoft.com/kb/932823/ja(2007/07/31 現在)

(15) ブラウザに Microsoft Internet Explorer 7.0 を使用し、ズーム機能を使用してページを拡大・縮小した場合、Web ページが正しく表示されないことがあります。関連情報について、下記 URL をご参照ください。

http://support.microsoft.com/kb/933053/ja(2007/07/31 現在)

(16) Netscape 7.1を利用し、2バイトファイル名を持つファイルをダウンロードすると、ローカルへの保存ダイアログのファイル名欄に、ダウンロードしようとしたファイル名が正しく表示されないという現象が確認されています。Netscape 7.1 にて日本語ファ

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イル名など2バイト文字を含むファイル名を持つファイルをダウンロードする場合は、保存ダイアログにて適切にファイル名を変更してください。

(17) Microsoft Internet ExplorerとNetscapeでは、スタイルシート等の処理が異なるため、画面の表示イメージが異なる場合があります(Netscape ではグラデーションが表示されない、テキストエリアの文字が大きく表示される等)。スタイルシートの解釈はブラウザの実装によるものです。ブラウザ製品によって発生する表示の違いが、スタイルシートの解釈の相違によるものである場合、本製品の不具合ではありませんので予めご了承ください。

(18) 受信制限設定値よりもサイズの大きなファイルをアップロードした場合、HTTP レスポンスコード 413 のエラー画面が表示されず、ブラウザがサーバへの接続エラーを表示する事があります。

(19) ブラウザでサブミットボタンのある画面で、作業中にリターンキーのみを入力してしまった場合、サブミットボタンをクリックしなくてもフォームが送信されてしまう場合があります(ブラウザソフトの動作仕様に依存します)。フォームの送信内容をチェックしていないプログラムでは実行時エラーとなってしまう場合がありますので、ご注意下さい。

(20) いかなる場合も、半角かな文字は使用できません。

(21) いかなる場合も、外字は使用できません。

(22) intra-mart の各サーバを別々のコンピュータにインストールする場合、次の点に注意してください。

intra-mart の各サーバをインストールするコンピュータは全て、時計(コンピュータのシステム時計)を合わせて下さい。時計が大幅に違っていたり、コンピュータごとにシステム時間が違っていると、アプリケーションおよび各サーバプロセスが正常に動作することができません。

全てのサーバプロセスについて、Java-VM のバージョン(およびリビジョン)を同一にする事を推奨します。

全てのサーバプロセスについて、単一のベンダから提供されている Java-VM の利用を推奨します。

(23) WebPlatform(Advanced/Enterprise 版)の EJB サーバ機能を利用する場合、以下の Filter を無効にする必要があります。

jp.co.intra_mart.system.servlet.RequestMessageBodyFilter

jp.co.intra_mart.system.servlet.LuxuryResponseWriterFilter

この制限事項は廃止されました。

(24) WindowsOS を Storage-Service として使用している場合、ユーザ ID やログイングループ ID を大文字・小文字の区別をして登録すると、以下のような不具合が発生する場合があります

WebPlatform、intranet スタートパック、Web メールなどの intra-mart パッケージでは、メールの添付ファイルなどをファイルへ保存する際、ファイル名、フォルダ名にユーザ ID やログイングループ ID を使っています。よって、WindowsOS を Storage-Service のプラットフォームとして使用している場合、ユーザ ID やログイングループ IDを大文字小文字の区別をして登録すると、違うユーザの情報が同じファイルに出力されてしまいます。(WindowsOS のファイルシステムでは、ファイル、フォルダ名の大文字小文字を区別しないため)

例) ユーザ ID を master と MASTER などとして区別している場合、master のメール添付ファイルの内容と、MASTER のメール添付ファイルの内容は、同じファイルに書き込まれます

(25) 文字エンコーディングやファイルアクセスに関しては OS その他の影響を受けることがあります。

(26) データベースを利用する際の注意点

各データベースベンダーが提供している JDBC の実装により、一部の文字が化けるという問題があります。

(a) 弊社では、下記ドライバを使用したときに以下の全角文字が化ける(?文字に置き換えられる)ことを確認しています。

Oracle JDBC ドライバを使用したとき文字化けする文字一覧

テスト環境: Oracle 10g

Oracle JDBC Drivers release 10.1.0.2.0 (10g)

Sun JDK1.4.2

∥ -

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

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Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

㍉ ㌔ ㌢ ㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻

㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡ 〝〟

№ ㏍ ℡

㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨

㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼ ㍻

∮ ∑ ∟ ⊿

MS-SQL サーバ JDBC ドライバを使用したとき文字化けする文字一覧

テスト環境: MS-SQLServer2000

Microsoft SQL Server 2000 Driver for JDBC Version 2.2.0022

Sun JDK1.4.2

~ ∥ -

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

㍉ ㌔ ㌢ ㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻

㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡

〝 〟

№ ㏍ ℡

㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨

㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼ ㍻

∮ ∑ ∟ ⊿

DB2 UDB JDBC ドライバを使用したとき文字化けする文字一覧

テスト環境: DB2 UDB 8.1

DB2 UDB 8.1 JDBC Driver

Sun JDK1.4.2

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

㍉ ㌔ ㌢ ㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻

㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡

〝 〟

№ ㏍ ℡

㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨

㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼ ㍻

∮ ∑ ∟ ⊿

PostgreSQL JDBC ドライバを使用したとき文字化けする文字一覧

テスト環境: PostgreSQL8.0

postgresql-8.0-310.jdbc3

Sun JDK1.4.2

~ ∥ -

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

㍉ ㌔ ㌢ ㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻

㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡

〝 〟

№ ㏍ ℡

㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨

㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼ ㍻

∮ ∑ ∟ ⊿

(b) データベースを Unicode で構築することにより文字化けが軽減されることがあります。弊社では、Oracle を Unicode で

構築した場合に上記機種依存文字が文字化けしないことを確認しております。

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(27) Unicode で使える範囲の文字であっても、Java の文字コード変換機能の制約により各文字コード間で正常にコード変換されない文字があります(「~」文字など)。インストール時にクライアントの文字コードとサーバ側文字コードに異なる文字コードを指定すると、文字化けの発生する可能性が高くなりますので、ご注意ください。

(28) Unicode とその他文字コードの変換の違いにより、Flash で作成された画面および<IMART type="jsspRpc">で作成された画面と、それ以外の画面の間でデータ検索を行った場合に失敗や文字化け等が発生する場合があります。

(29) intra-mart の提供する各実装(機能や画面等)は、XA データソースには対応しておりません。

(30) データベースに Microsoft SQL Server を使用する場合、大文字・小文字を区別する設定でインストール(大文字・小文字を区別する設定でデータベースを作成)することを推奨します。

(31) データベースに Microsoft SQL Server を使用する場合、java.sql.PreparedStatement を実行するとパフォーマンスが悪化することがあります。下記設定を追加する事によりパフォーマンスが改善することがあります。パフォーマンスに問題がある場合は、検討してください。

データソースに追加するパラメータの設定例

設定ファイル:conf/http.xml

<database>

・・・

<driver>

・・・

<init-param SendStringParametersAsUnicode="false" />

・・・

</driver>

・・・

</database>

ただし、ブラウザに表示する文字エンコーディングとデータベースの文字エンコーディングが異なる場合、文字化けの原因となる可能性がありますので、ご注意ください。SQL*Server の使用については、Microsoft 社にお問合せください。

(32) データベースに Microsoft SQL Server 2005 を使用する場合、Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1 以上をご利用下さい。

(33) 本製品で提供される intra-mart WebPlatform/AppFrameworkのデータベース構成はバージョンアップおよびリビジョンアップ時に予告なく変更される場合があります。そのため提供されているデータベース構造をお客様が変更したり、またはそのデータベース構造に依存したアプリケーションを作成した場合、バージョンアップ時の動作保証の対象外となります。ご注意ください。また、公開されているソースコードをカスタマイズした場合においてもバージョンアップ時の動作保証の対象外となります。

(34) Permanent-Data Serviceはデータ保存要求を受け付けてから、ファイル出力遅延時間が経過した後にデータファイルを作成します。データ保存行為を実行してから遅延時間が経過する前に Permanent-Data Service を停止した場合、データがファイルに書き込まれずに次の起動時に反映されません。Permanent-Data Service は、以下のいずれかの方法で停止するようにして下さい。

intra-mart Administrator の『停止』ボタンで停止

Application-Runtime の動作しているすべてのプロセスを停止(StandAlone の場合は、Web の要求に対する処理およびバッチプログラムがすべて終了)後に十分な時間が経過してから停止

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(35) WebPlatform(Resin)の起動時に以下のメッセージが出力されます(動作上問題ありません)。

2005/05/11 15:00:23 com.caucho.vfs.JniServerSocketImpl <clinit>

情報: Socket JNI library is not available.

Resin will still run but performance will be slower.

To compile the Socket JNI library on Unix, use ./configure; make;make install.

[15:00:23.546] Socket JNI library is not available.

[15:00:23.546] Resin will still run but performance will be slower.

[15:00:23.546] To compile the Socket JNI library on Unix, use./configure; make; make install.

※native モジュールはサポート対象外です。

(36) ApplicationRuntime の停止時に、ServerManager 側にエラーが発生する事がありますが、動作上問題ありません。

(37) 以下の条件を満たした状態で intra-mart サーバを運用した場合、OSからのログアウトすることによりサーバプロセスが停止してしまいます

条件) Windows 系サーバ OS でサーバをサービス化

JDK1.4.2/1.5.0

回避方法) intra-mart Administrator を使い、各サーバの JAVA オプション設定に『-Xrs』を追加してください(設

定ファイル conf/imart.xml を開いて、各サーバ毎の JAVA オプション設定(<java>タグの<option>タグ

内)に『-Xrs』を追加していただいても結構です)。

(38) UNIX 系 OS で運用する場合は、言語の環境変数を日本語に合わせてください。日本語に合わせないと各画面表示が文字化けします(初回表示時に、以下のようなエラーになることがありますが、数回表示を繰り返すと正しく表示されるようになります)。

システム処理エラーが発生しました。

EUCJP-OPEN

jp.co.intra_mart.framework.system.exception.SystemException: EUCJP-OPEN

(39) スクリプト開発モデルのソースでプログラムの更新が反映されない場合、Application-Runtime を再起動してください。Application-Runtime サーバを再起動しても反映されない場合は、work/jssp ディレクトリを削除して Application-Runtime を再起動してください。それでもソースの更新が反映されない場合は、ファイルの配置に問題がある可能性があります。ファイルの配置を見直してください。

(40) ApplicationRuntime において、サーブレットの自動コンパイル機能を有効にしている環境でサーブレットファイルの更新を頻繁に行うと、ApplicationRuntime の動作が不安定になる場合があります。その場合、ApplicationRuntime を再起動してください。

(41) ApplicationRuntime 起動後の初回アクセス時にサーバの初期化を行います。これには数分かかることがあります。また、JSP等は初回アクセス時にコンパイルなどの処理が行われるため、レスポンスに数分かかることがあります。

(42) 設定ファイル(*.ini)中の一部の日本語(2bytes 文字)がスクリプト開発モデル API System.getValue()メソッドで取得した際、文字化けします(*.ini ファイルを SJIS(MS932)で記述していた場合のみ)。

(43) im-JavaEE Framework の一部の機能(サービスフレームワーク)は、バッチプログラム中で利用できません。

(44) Oracle を標準でインストールするとポート番号 8080 を使用してしまうため、Application Runtime(Standalone 型時も含む)を同じコンピュータにインストールした場合にネットワークのポート設定が衝突してサーバが起動できないことがあります。インストール時のポート番号設定には十分注意してください。

(45) OS がHP-UX11i環境において、ポート番号 49152 を使用してしまうため、Server Manager(Standalone型時も含む)をインストールした場合にネットワークのポート設定が衝突してサーバが起動できないことがあります。インストール時のポート番号設定には十分注意してください。

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(46) 分散構成環境においてハードウェア障害(ネットワークの物理層切断など)が発生した場合は、そのハードウェアを復旧させる前に、そのハードウェア上の intra-mart プロセスを停止して下さい(intra-mart プロセスが動作していた場合)。

(47) 分散構成環境においてアプリケーションロック機能を利用した場合、設定値と運用状況によりシステムがデッドロック状態となりレスポンスが極端に低下してしまうことがあります。Application Runtime のネットワークコネクションのプール設定値(intra-mart/platform/network/client/connection)をアプリケーションロックに使用しているロック ID の総数より大きな値にしてください。また、Serialization Service の同時実行スレッド数( intra-mart/platform/network/server/threads)は、各Application Runtime のネットワークコネクションプール設定値の合計以上の値にしてください(設定は、各 Service Platformの設定ファイル conf/imart.xml に記述されています)。対象となる API は下記のとおりです。

スクリプト開発モデル Lock

J2EE 開発モデル jp.co.intra_mart.foundation.service.client.information.Lock

(48) Sun Java Version 1.4.2_04(build 1.4.2_04-b05)では、ISO_2022_JP のエンコーディングを使用した際、2 バイト文字 1 つの場合に java.nio.BufferOverflowException が発生します。この問題により、intra-mart の以下の標準機能(製品)が影響を受けます。(http://developer.java.sun.com/developer/bugParade/bugs/5017922.html)

intra-mart WebPlatform/AppFramework のメール送信機能

intra-mart WebMail のメール送信・受信機能

その他 intra-mart 製品のメール送信機能

※ メールのタイトルや本文等が2バイト文字1つの場合、java.nio.BufferOverflowException が発生します。

(49) SUN JDK で運用する場合、以下の設定値を適切に指定する事で、安定したサーバ稼動を期待できます。弊社では、運用環境に対するチューニングの一環として、この設定値の追加を推奨いたします。

-XX:PermSize

-XX:MaxPermSize

-XX:NewSize

-XX:MaxNewSize

-XX:SurvivorRatio

-XX:TargetSurvivorRatio

※これらは、SUN JDK が提供している java コマンドオプションで、メモリ利用に関するパラメータです。

関連情報について、下記 URL をご参照ください。

http://www.intra-mart.jp/download/doc/OutOfMemoryError.html(2007/07/31 現在)

(50) Java-VM のサーバ HotSpot(Java プログラムを最適化して実行する機能。パフォーマンスアップを期待できます。Java-VM起動時に-server オプションを指定する事により有効にできます。)を利用した場合、予期しないエラーでアプリケーションプログラムの実行が中断される場合があります(稀に、サーバがダウンする事もあります)。サーバを安定的に運用したい場合は、-server オプションを指定せずに Java-VM プロセスを実行してください。

(51) 以下の条件をすべて満たす場合、JSP の実行パフォーマンスが極端に低下する(画面のレスポンスタイムが長くなる)ことがあります。

Web コンテナとして BEA WebLogic Server 8.1J を利用

LuxuryResponseWriterFilter をマッピングしている

JSP が、内部で 500 回ループしてデータを繰返して表示するようなプログラム記述を含む

(52) JavaScript(サーバ側)のコンパイラオプションで、最適化レベルを 0 以外に指定した場合、予期しないエラーでアプリケーションプログラムの実行が中断される場合があります。特に、JavaScript コンパイラの最適化と HotSpot や JIT 等の Java-VM が持つ最適化機能を併用した場合、予期しないエラーが発生する可能性が高くなります。

(53) 実行環境として IBM WebSphere Application Server Ver.6.0 を利用の環境では、以下のエラーが発生する事があります。IBM 社より以下の情報が公開されています。

http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg1PQ99338(2007/07/31 現在)

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[05/09/02 15:51:57:062 JST] 0000003d SRTServletReq E SRVE0133E: パラメーターの構文解析中にエラーが発生しました。 java.io.IOException: SRVE0216E: post body の内容が content-length で指定されたバイト数より少なくなっています。

at com.ibm.ws.webcontainer.servlet.RequestUtils.parsePostData(RequestUtils.java:528)

at com.ibm.ws.webcontainer.srt.SRTServletRequest.parseParameters(SRTServletRequest.java(Compiled Code))

at com.ibm.ws.webcontainer.webapp.WebAppRequestDispatcher.forward(WebAppRequestDispatcher.java:128)

at jp.co.intra_mart.framework.base.service.DefaultTransition.transfer(DefaultTransition.java:160)

at jp.co.intra_mart.framework.base.service.ServiceServlet.execute(ServiceServlet.java:301)

at jp.co.intra_mart.framework.base.service.ServiceServlet.doPost(ServiceServlet.java:118)

at javax.servlet.http.HttpServlet.service(HttpServlet.java:763)

(以下略)

(54) 実行環境として IBM 社製の Java-VM を利用(WebApplication サーバとして IBM WebSphere Application Server Ver.6.0 を利用している場合も含む)している環境で Java-VM の JIT コンパイラを有効にしている場合、予期しないエラーでアプリケーションプログラムの実行が中断される場合があります(稀に、サーバがダウンする事もあります)。現在確認されている現象は、「ClassCastException が発生」「NoClassDefFoundError が発生」などがあります。サーバを安定的に運用したい場合は、JITコンパイラを無効にして下さい。または、SUN Microsystems 社が提供している JDK をご利用ください。

(55) 実行環境として jrockit81sp4_142_05(BEA 社製の Java-VM)を利用(WebApplication サーバとして BEA WebLogic を利用している場合も含む)している場合、予期しないエラーでアプリケーションプログラムの実行が中断される場合があります(稀に、サーバがダウンする事もあります)。現在確認されている現象は、「JavaScript で作成した関数が正しいリターン値を返さない」「JavaScriptの正規表現オブジェクトが実行時エラーになる」などがあります。サーバを安定的に運用したい場合は、SUN Microsystems 社が提供している JDK をご利用ください。

(56) 実行環境として BEA WebLogic を利用している場合、スクリプト開発モデルで実行時エラーが発生したときにスローされる ServletException をエラーページでハンドリングできないため、画面にエラーメッセージや例外のスタックトレースが表示されません。

(57) 実行環境として BEA WebLogic を利用している場合、ログメッセージをデータベースに保存する機能で、保存先としてシステムデータソースに設定することは出来ません。ログイングループデータソースを選択してください。

(58) 実行環境として IBM WebSphere Application Server Ver.6.0を利用している場合、ログメッセージをデータベースに保存する機能は使用出来ません。

(59) 「グループ管理者」が行った変更は、ログイン中のユーザにすぐに反映されません(ユーザの再ログイン時に反映されます)。例えば、任意のユーザでログインをした後、別ブラウザにて 「グループ管理者」でログインをして、任意のユーザの有効期限を無効の日付けに変更しても、任意のユーザは、メニューからページに遷移して、各処理を行うことができます。

(60) アプリケーション共通マスタの会社・組織マスタメンテナンスにおいて、会社をまたがった組織の移動はできません。

(61) アプリケーション共通マスタのパブリックグループマスタメンテナンスにおいて、第一階層のグループをまたがったグループの移動はできません。

(62) アプリケーション共通マスタの会社・組織、パブリックグループマスタメンテナンスにおいて、所属ユーザの他組織への移動はできません。

(63) マイメニューをトップバーに表示させる場合、InternetExplorer のインターネット一時ファイル(Cookie)の設定が以下の場合、アイコンが正しく表示されないことがあります。

設定項目 : 保存しているページの新しいバージョンの確認

設定値 : ページを表示するごとに確認する

これを解決するには、「自動的に確認する」に設定してください。

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(64) アクセスコントローラ設定画面等で利用されている「権限設定リスト」を操作していると、InternetExplorer のインターネット一時ファイル(Cookie)の設定が以下の場合、画像が表示されないことがあります。

設定項目 : 保存しているページの新しいバージョンの確認

設定値 : ページを表示するごとに確認する

これを解決するには、「自動的に確認する」に設定してください。

(65) ポートレットの設定で表示領域の高さ・幅を設定すると、<iframe>タグによってポートレットが表示されます。この表示では、ポートレットがポータルから独立したフレームを持つことになり、他ページへ遷移したり、ポータル自体をリロードすると、ポートレットのフレーム内に表示されてしまいます(例えば、ポータルの中に、さらにポータルがネスとして表示されたりします)。 ポートレットに表示領域(高さ・幅)を設定する事ができるのは、この機能に対応したポートレット(対応させるためのプログラム仕様等についてはマニュアルまたはAPIリストをご覧ください)または画面遷移をしないポートレットに限られます。

(66) ショートカット URL 機能を使用し、intra-mart の画面からショートカット URL を開いた場合に、呼出し元(ショートカット URLが表示されている画面)画面はセッションエラーになります。

(67) TableMaintenance 機能において、データベースに Microsoft SQL Server を使用する場合、Timestamp 型のフィールドを編集することはできません。

(68) TableMaintenance 機能において、バイナリ型を扱うことはできません。

(69) TableMaintenance 機能において、「テーブル編集画面」でフィールドのサイズに対してオーバーフローを起こす長さのデータが入力された場合、データベースから返されたエラーメッセージが表示されます。

(70) 「Netscape 7.1+Flash Player 9」の環境において、以下画面が正常に動作しない場合があります。その場合は Microsoft Internet Explorer をご利用ください。

I. ロール別メニュー一覧 - 「メニュー名」リンク

II. ロール別アカウント一覧 - 「アカウント名」リンク

III. 商品マスタ - 商品設定画面の「カタログアップロード」

IV. ViewCreator - クエリ編集画面の「クエリ一覧に戻る」リンク

V. ViewCreator - クエリ編集画面の「プレビュー」リンク

VI. ViewCreator - クエリ編集画面の「SQL の表示」リンク

(71) ワークフローに関する制限事項

(a) Oracle 以外のデータベースを使用する場合、処理を DB に対し複数同時に行うと DB がデッドロックを起こしてしま

う場合があります。その場合、画面側では「ただいま処理が混みあっています。再度処理を実行して下さい。」という

メッセージを表示します。

(b) IBM DB2 UDB をご利用になる場合は、データ領域を拡張する必要があります(詳しくはインストールガイド参照)。

(c) ワークフローの一部の画面(設定画面など)は、Java Applet により実装されています。このため、Java Plug-in 環境

が必要です。

(d) プロキシサーバ等を経由して利用している環境では、アプレット(applet)で実装されているフローメンテ画面におい

て、プロセスフロー情報が正常に表示されず、「データの取得に失敗しました。」というエラーメッセージが表示され

る場合があります。

(e) [ワークフロー]-[マスタメンテナンス]-[プロセスマスタメンテナンス]画面で検索系画面を呼び出せなかったり、「情

報バー」に関する警告メッセージが表示される事があります。こうした現象が発生した場合、以下に示すいずれか

の対処をしてください。

I. InternetExplorer のメニューバーから [ツール(T)]-[ポップアップ ブロック(P)] を選択し、[ポップア

ップ ブロックを無効にする(B)] を選択する。

II. InternetExplorer のメニューバーから [ツール(T)]-[ポップアップ ブロック(P)] を選択し、[ポップア

ップ ブロックの設定(P)... ]で本製品にアクセスするための URL を [特定の Web サイトのポップア

ップを許可] に設定する。

(f) [ワークフロー]-[インポート/エキスポート]-[プロセス定義]画面でプロセス定義のインポートおよびエキスポートを

行なうには、Microsoft Office Excel が必要です。

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(72) WebPlatform/AppFramework の管理するメッセージは、システム共通となります。(メッセージデータは、properties ファイルで管理する方式です。properties ファイルは ServerManager におくことで一元管理されます。ログイングループごとに表示メッセージを切り替えられませんので、例えば「データの登録に失敗しました。」というメッセージを、ログイングループAでは「情報の登録に失敗しました。」、ログイングループBでは「データ登録にミスしました。」などと変更することができません。メッセージ ID をログイングループ毎にわけるなどの工夫が必要です。)

(73) アクセスセキュリティ機能が使用している以下のデータベース表に対して、設定画面や API 以外の方法でテーブル構造の変更やデータの更新をすると、システムが正常に動作しなくなる恐れがあります。また、アクセスセキュリティ機能の各情報へアクセスするための API が用意されています。データを取得するために下記テーブルを直接参照する事は推奨されません。必ず、API を利用して各情報へアクセスしてください。

b_m_account_attr_b

b_m_account_b

b_m_account_role_b

b_m_role_b

b_m_role_i

b_m_role_inclusion_b

b_m_role_summary_b

b_m_password_history

b_m_favorite_menu_b

b_m_access_controller_b

b_m_access_department_b

b_m_access_post_b

b_m_access_public_group_b

b_m_access_role_b

b_m_batch_b

b_m_calendar_info_b

b_m_calendar_info_i

b_m_menu_b

b_m_menu_i

b_m_menu_argument_b

b_m_menu_department_b

b_m_menu_post_b

b_m_menu_public_group_b

b_m_menu_role_b

b_m_active_session_info

(74) 1つのロケールに対して複数の文字エンコーディングを設定した場合、文字エンコーディングを変更しても JSP で作成された画面の文字エンコーディングは変更されません。JSP の場合は、ページディレククティブの定義内容にしたがって実行されます。

※ページディレクティブの一例

<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS"pageEncoding="Windows-31J" %>

(75) アカウントとロールの関連付け情報は、他のストレージに移動すると一部の機能が正常に動作しなくなります。アクセスセキュリティのコンポーネントを独自実装した場合、標準実装も残してデータベースにもデータが保存されるようにしてください(データの同期には十分に注意が必要です)。

(76) XML プロセッサとして「Xerces」を利用する場合は、XSLT プロセッサを「Xalan」に入れ替える必要があります。なお、XML プロセッサの実装を入れ替える場合は、その影響に関して十分に考慮してから実施してください。入れ替えた XML プロセッサの実装の問題で動作不良が発生した場合、弊社ではサポートできかねますので、予めご了承ください。

(77) HP-UX でサーバ運用中にエラー「Java.lang.OutOfMemoryError: unable to create new native thread」が発生する事があります。カーネルパラメータ「max_thread_proc」の設定値を大きくする事で、エラーの発生を防止できる可能性があります。設定値は、利用状況や環境により異なります。

(78) Microsoft Active Directory を利用してログイン認証すると、現在有効なパスワードの他に現在のパスワードに変更した時のパスワードでも認証できてしまいます。ActiveDirectory がパスワード変更後60分間だけ旧パスワードも有効とみなして認証しているためで、この現象は ActiveDirectory の製品仕様となっています(2007 年 07 月 31 日現在)。 ActiveDirectory のパスワードの履歴(デフォルトは24個)を持たない(0個)設定にすることで、この現象を抑止できます(設定変更後はOSの再起動が必要です)。

(79) IBM WebSphere と intra-mart AppFramework を組み合わせた環境で Curl 連携を行う場合、IBM WebSphere のセッション管理の仕様(セッションIDとブラウザのクッキーに保存されたセッションID情報が異なっていることが確認されています(2007/07/31 現在))により、セッション連携ができないことがあります。

(80) データベースや Permanent-data Service に登録しているデータ量に比例して、各機能(API や画面)のパフォーマンスが低下します。

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(81) アプリケーション共通マスタに登録しているデータの量が多くなると、ユーザや組織の検索画面での組織ツリー表示が遅くな ります。標準のツ リービューではなく 、 リ ン クによるページ切り替え方式 ( conf/imart.xml の設定項目intra-mart/platform/service/application/tree-view で設定)にすることでパフォーマンスを改善できます。

(82) ユーザ検索画面でのキーワード検索(「あかさたな」検索を含む)は、データ量に比例して検索処理時間が長くなります。データ量が多い場合は、組織やパブリックグループからユーザを検索してください。

(83) サンプルプログラムでは、詳細な例外処理は行っていません。

(84) 以下のサンプル画面はデータベースを使用します。

[サンプル]-[スクリプト開発モデル]-[勤怠管理]

[サンプル]-[スクリプト開発モデル]-[チュートリアル]-[初級]

[サンプル]-[JavaEE 開発モデル]-[J Java EE フレームワークサンプル]

[サンプル]-[JavaEE 開発モデル]-[ (Struts)Java EE フレームワークサンプル]

(85) ワークフローのサンプルプログラムはデータベースを使用します。

(86) サンプルデータは、他製品のサンプルデータと同時に入れることはできません。また、一度入れたサンプルデータは一括削除できません。サンプルデータを一括削除するには、再インストールおよびデータベースの再構築をして下さい。

(87) [サンプル]-[スクリプト開発モデル]-[外部ライブラリ呼出]は、Windows 環境においてのみ実行可能です。UNIX 環境では実行時エラーになります。

(88) [サンプル]-[ スクリプト開発モデル]-[外部ライブラリ呼出]は、フレームワークでは動作しません。フレームワーク環境で動作させる場合、以下の手順に従って設定および動作させてください。

(ア) インストールディレクトリ/lib/Hello.jar をインストールディレクトリ/doc/imart/WEB-INF/lib ディレクトリ内にコピー

(イ) インストールディレクトリ/native に対してパス設定(Windows の場合は環境変数 PATH に追加設定)

(ウ) 再デプロイ

(エ) サーバ再起動

(89) [サンプル]-[JavaEE 開発モデル]-[チュートリアル]-[ファイル操作]は、日本語ファイル名での操作に対応していません。

(90) IM-FormatCreator は、別インストーラとなっています。

(91) IM-FormatCreator については、IM-FormatCreator のリリースノートおよびマニュアル等をご参照ください。

(92) IM-SonicESB は、別インストーラとなっています。

(93) IM-SonicESB については、IM-SonicESB のリリースノートおよびマニュアル等をご参照ください。

(94) 「Redhat (X Window System 未使用)+ JDK1.4」の環境において、Java 環境変数[-Djava.awt.headless=true]を設定してもグラフィックスは有効にはなりません。

(95) 当製品が提供するブラウザ用画面において、ブラウザの[戻る]及び[進む]ボタンは使用しないでください。

(96) Advanced 版および Enterprise版を使用している環境では、エクステンション「IM-ワークフローデザイナー」をインストールする必要はございません(Advanced/Enterprise 版では、「IM-ワークフローデザイナー」の機能が標準で使用可能です)。

(97) Web アプリケーションサーバに、WebSphereを利用している環境で、「サーブレットのキャッシュを使用可能にする」の設定を有効にした場合、プロセス定義のインポート/エクスポートは行えません。

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(98) リンク集をグローバルポータルに配置した場合は、表示設定で「メインページ」で開く設定をした場合でも、新規ウィンドウで表示されます。

(99) マスカットを使用して作成された画面をポータル画面に配置することは出来ません。

(100) ViewCreator 機能において、データ参照作成時(リスト集計)で「抽出条件」に同一カラムを複数設定することはできません。同一カラムを複数設定する場合は、クエリ作成時の「抽出条件」で絞込みを行ってください。

(101) intra-mart WebPlatform(Resin)を使用した環境において、セッションフェールオーバ(メモリ To メモリ)の機能を使用した場合セッションデータの不整合が発生する場合があります。この問題は Resin3.0.x では修正されません。詳しくは、下記 URLをご参照ください。 http://bugs.caucho.com/view.php?id=3460

(102) ServerManager、および、ServicePlatform 間の TCP コネクションが切断されるとネットワークエラーが発生します。例えば、無通信状態の時にTCPコネクションを自動的に切断するような機器がネットワーク構成内に存在する場合が該当します。弊社ではこのようなネットワーク環境での intra-mart の運用は推奨しておりません。

(103) ワークフローモジュールより送信されるテンプレートメール機能において使用されるメールアドレスは、ユーザプロファイルに

設定される「メールアドレス1」のみを使用します。「メールアドレス 2」は利用されません。

(104) 検索バー機能をご利用いただく場合は、Application Runtime がインターネットに接続されている必要があります。

(105) Struts のファイルアップロード処理で以下の例外が発生します。

java.lang.IllegalArgumentException: Cannot invoke xxx.yyy.ZzzForm.setImageFile - argument type mismatch

この現象を回避するためには、ActionServlet にマッピングされている RequestMessageBodyFilter を外してください。

以下に、doc/imart/WEB-INF/web.xml の修正例を示します。

修正前

859行目: <filter-mapping>

860行目: <filter-name>RequestMessageBodyFilter</filter-name>

861行目: <servlet-name>action</servlet-name>

862行目: </filter-mapping>

修正後

859行目: <!--

860行目: <filter-mapping>

861行目: <filter-name>RequestMessageBodyFilter</filter-name>

862行目: <servlet-name>action</servlet-name>

863行目: </filter-mapping>

864行目: -->

(106) Maskat v1.4 は、Microsoft Internet Explorer 8 に対応しておりません。

(107) 検索バー機能をご利用いただく場合は、Application Runtime がインターネットに接続されている必要があります。 なお、ネットワークが proxy を経由しないと外部にアクセスできない場合は、Application Runtime に proxy の設定をする必要があります。Application Runtime の imart.xml 内の intra-mart/platform/java/server/command/option に proxy の設定を追記してください。設定例を以下に示します。 -Dhttp.proxyHost={PROXY_SERVER_IPアドレス} -Dhttp.proxyPort={PROXY_SERVER_PORT 番号}

(108) intra-mart WebPlatform(Resin)の環境で、EJB3.0 の Remote Session Bean を利用することはできません。

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(109) StorageService に保存できるファイルやフォルダに関して、フォルダ内に格納できるファイル数や保存可能なファイルのパスの長さなどは、OS のファイルシステムに依存します。

(110) ViewCreator 機能を利用する場合、グループデータソースと同じ内容のシステムデータソースを設定する必要がありま

す。具体的には、接続 ID に「該当するログイングループ ID」、データソース参照名に「該当するログイングループと同じデータ

ソース参照名」を設定したシステムデータソースを追加する必要があります。

以下に、conf/data-source.xml の設定例を示します。(ログイングループ「group_a」の場合)

■修正前

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<data-source>

<group-data-source>

<login-group-id>group_a</login-group-id>

<resource-ref-name>java:comp/env/jdbc/XYZ</resource-ref-name>

</group-data-source>

</data-source>

■修正後

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<data-source>

<system-data-source>

<connect-id>group_a</connect-id>

<resource-ref-name>java:comp/env/jdbc/XYZ</resource-ref-name>

</system-data-source>

<group-data-source>

<login-group-id>group_a</login-group-id>

<resource-ref-name>java:comp/env/jdbc/XYZ</resource-ref-name>

</group-data-source>

</data-source>

(111) かんたんログイン機能をご利用の場合は、Web サーバで、携帯電話からしかアクセスできないよう IP アドレス制限を実施していただく事をおすすめいたします。Webサーバで、IPアドレス制限をかける場合は、各携帯電話会社のホームページなどをご確認いただき、各携帯電話会社のサーバの IP アドレス帯域からのアクセスのみ許可する設定をお願いいたします。

(112) スクリプト開発モデルでは、すべてのデータベースにおいて BLOB 型カラムに対して SELECT、UPDATE、INSERT することはできません。 CLOB型データは扱うことが可能ですが、fetchメソッドを利用する場合は、「高速フェッチモード」に設定していただく必要があります。 「高速フェッチモード」については、設定ガイド<サービス編>の intra-mart/platform/service/application/database/fast-fetch オプションを参照してください。

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(113) IE8 使用時に以下の画面において、フレームをドラックしメニューの幅を変更後、MENU ON/OFF リンクを押下するとメニューが画面全体に表示されます。 この問題は IE8 に存在する不具合により発生します。http://support.microsoft.com/kb/973210/ja

システム管理者のメイン画面

グループ管理者のメイン画面

ユーザのメイン画面(MainPage510 使用時)

(114) IE8 使用時に F11 キーを押下した直後に MENU ON/OFF リンクを押下すると、画面が正常に表示されません。

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7. これまでに判明している問題

(1) データベースに Microsoft SQL Server 2005 を使用する場合、スクリプト開発モデルの下記の API が動作しません。

・DatabaseManager#execStoredFunc()

・DatabaseManager#execStoredProc()

(2) WebServerConnectorを使用した環境において、実行開始から終了までに 10分以上かかるバッチプログラムを実行させると下記のような問題が発生します(バッチプログラムは、正常に実行されます)。

Apache + WebServerConnector

10 分以上経過すると「503 Service Unavailable」が返却される。

IIS + WebServerConnector

10 分以上経過すると再度バッチ実行要求が行われる。(二回目の実行要求はエラーとなります)

intra-mart WebPlatform/AppFramework Ver.6.1 対応パッチ4で修正されました。

(3) intra-mart WebPlatform(Resin)を使用した環境において、下記の全ての条件が満たされた場合に、ブラウザへファイルの送信を行うと、ファイルが破損する場合が有ります。

Filter 内で HttpServletResponse をラップしている

JSP の page ディレクティブの contentType 属性にて 2 バイト文字系の charset を指定している

ServletOutputStream#write()を行っている

この現象を回避するためには、ServletResponse#getOutputStream()を行う前に、ServletResponse#reset()を行うと回避可能です。

(4) セッションフェールオーバーの機能を使用した環境において、二重ログイン機能を使用した場合に、一時的に二重ログイン機能が機能しない場合があります。

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8. 著作権および特記事項

intra-mart は株式会社 NTT データ イントラマートの商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国ならびにその他の国における商

標です。

SAP、SAP R/3、SAP JCO、製品内に記載する SAP の製品/サービス名は、すべてドイツおよびその他の国における

SAP AG の商標または登録商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。

本製品を使用する場合は、本製品に含まれる各ソフトウェアのライセンスについても同意したものとします。

各ソフトウェアのライセンスについては、同封のライセンスシートをご参照ください。

以上

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9. 付録 画面イメージ

9.1 イベントナビゲータ

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9.2 TableMaintenance

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9.3 メニューフォルダ表示

9.4 二重ログイン

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9.5 ViewCreator

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9.6 ワークフロー 申請画面

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9.7 ワークフロー 履歴情報画面

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9.8 ワークフロー モニタリング

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10. 変更履歴

変更年月日 変更内容

2007/07/31 初版 2007/08/31 第 2 版

「5.5.1 Service Platform および Server Manager」を詳細に記述しました。 「5.5.5 検証環境」に JDK を追記しました。

2007/09/10 第 3 版 「10.1.1 データベース」の不必要な記述((※1)、(※2))を削除しました。

2007/12/14 第 4 版 「5.2 環境要件」に NEC WebOTX を追加しました。 「2.4 アプリケーション共通マスタ (2)」の誤字を修正しました。 「6.制限事項 (71)」の誤字を修正しました。 「6.制限事項 (38)」の説明に“)“を追加しました。 「6.制限事項 (72)」の説明に“)“を追加しました。

2008/01/31 第 5 版 「6.制限事項 (94)」を追加しました。 「5.5.8 SAP 連携機能」の検証環境を記述しました。

2008/05/30 第 6 版 「5.5.2 Web Server Connector(WebPlatform(Resin)のみ)」を修正しまし

た。 「6.制限事項 (71) (e)」の誤字を修正しました。 「6.制限事項 (95)」を追加しました。 「7.これまでに判明している問題 (2)」の制限がなくなりました。

2008/07/31 第 7 版 「6.制限事項 (96)(97)」を追加しました。

2008/10/31 第 8 版 「6.制限事項 (26)」の誤記を訂正しました。 「6.制限事項 (98)」を追加しました。

2009/03/27 第 9 版 「6.制限事項 (99)」を追加しました。 「6.制限事項 (100)」を追加しました。

2009/09/30 第 10 版 「5.3 クライアント要件」に、『 Microsoft Internet Explorer 8 』 が追加さ

れました。 「6.制限事項 (101)」を追加しました。 「6.制限事項 (102)」を追加しました。 「6.制限事項 (103)」を追加しました。 「6.制限事項 (104)」を追加しました。

Page 44: 13 2015/07/03 1. - intra-mart · BEA WebLogic Server 9.2J BEA WebLogic Server 10J (6) 以下のデータベースに対応しました。 IBM DB2 9 PostgresSQL 8.1 PostgresSQL

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「6.制限事項 (105)」を追加しました。 「6.制限事項 (106)」を追加しました。

2009/11/30 第 11 版 「6.制限事項 (23)」を廃止しました。 「6.制限事項 (107)」を追加しました。 「6.制限事項 (108)」を追加しました。

2010/07/30 第 12 版 クライアント要件に以下が追加されました。

Microsoft Internet Explorer 8.0 - Windows 7 「6.制限事項 (109)」を追加しました。 「6.制限事項 (110)」を追加しました。 「6.制限事項 (111)」を追加しました。 「6.制限事項 (112)」を追加しました。 「6.制限事項 (113)」を追加しました。 「6.制限事項 (114)」を追加しました。

2015/07/03 第 13 版 以下の内容を修正しました

5.3 クライアント要件