1 白石農園(北海道新十津川町) - maff.go.jp€¦ ·...
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時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○新十津川町は、北海道内有数の米どころとして「ゆめぴりか」など 3,500ha を作付けし高品質・良食味米生産を意欲的に取り組んでいる。 ○町内に大規模法人はなく、家族経営が中心である。農家戸数の減少により将来1戸当たり30ha 規模の水稲作付面積が予想されており、大規模化への対応と労働力不足の解消が喫緊の課題である。
○水稲における短期集中する春作業を中心とした作業効率化(6h/10a)○米の品質向上による収益増加 年間米販売額の 5%アップ
①自動運転トラクタ ④ドローン ⑤自動運転アシストコンバイン
1 白石農園(北海道新十津川町) 実証面積:23.13ha
実証課題名 高品質・良食味米生産を目指す家族経営型スマート農業一貫体系の実証
新十津川町、ピンネ農業協同組合、北海道空知農業改良普及センター中空知支所、新十津川土地改良区、一般財団法人ピンネ農業公社、(株)北海道クボタ、白石農園
構 成 員
実証プロジェクトの実現に向けた全農家アンケート結果を踏まえ、将来 30ha 規模を見据えた、高品質・良食味米生産を実現する技術体系の確立を目指します。家族経営主体による日本一の良食味米産地を形成するため、ベテラン農家の匠の技をデータ化し、経験の浅い担い手や女性が活躍できる北海道新十津川モデルのスマート農業技術体系の確立を目指します。
▶実証代表 北海道新十津川町
北海道新十津川町産業振興課農林畜産グループE-mail:[email protected]
▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
①自動運転トラクタ、②直進アシスト田植機、③水管理センサ、④農薬散布・リモートセンシング用ドローン、⑤自動運転アシストコンバイン
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北海道
品目 水稲
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○労働力の確保及び営農作業の効率化が喫緊の課題である。 ○農業者が設立した「いわみざわ地域 ICT(GNSS 等)農業利活用研究会」が主体となりスマート農業技術に関わる各種研究開発実証に参画しているが、現状はほ場情報の収集・管理、作業内容の記録及び地域内の情報共有は進んでいない。
全体戦略としてコメの生産コストを政府目標の2011年全国平均比4割削減(9,600円/60kg)よりさらに高い5割削減(8,000円/60kg)と農家所得の20%増を目指す。
①ロボットトラクタ (ヤンマ(ー株)、(株)クボタ)
②可変散布 ((株)イセキ北海道)
③水管理 ((株)クボタ ケミックス、(株)AmaterZ)
④ロボットコンバイン ((株)クボタ)
⑤リモートセンシングによる 情報取得と解析
⑥生産者向け情報 提供機能
2 (有)新田農場ほか(北海道岩見沢市) 実証面積:174.53ha
実証課題名 スマート農業技術導入による地域水田農業の活性化プロジェクト
北海道大学大学院農学研究院、(株)パスコ、NEC ソリューションイノベータ(株)、(株)スマートリンク北海道、(株)クボタ、(株)北海道クボタ、北海道、岩見沢市、いわみざわ農業協同組合、いわみざわ地域 ICT(GNSS 等)農業利活用研究会、(有)新田農場、(有)濱本農場、(株)倉田農場、道下一記
構 成 員
①センサネットワークの構築及びリモートセンシング解析による広域生育状況の把握
②ロボットトラクタ、自動給水弁等を活用した労働時間削減と肥料の可変散布の実施
③ほ場毎のセンシング情報、農機(ロボット含む)の稼働情報を収集・集約してほ場単位の投入コストの試算及び他作物導入に向けた余剰労働力の確保
④生産コストの精緻な分析から国内外への作物販売計画の立案
⑤グループ内の農機共同利用と営農ノウハウの共有の実現
大規模水田地帯におけるスマート農業の地域実装先進モデルへ!
▶実証代表 北海道大学大学院農学研究院
(株)スマートリンク北海道 http://www.smartlink-h.co.jp/E-mail:[email protected] TEL:0126-33-4141
▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
自動給水弁
水温・水位センサ
自動給
①ロボットトラクタ(耕起・整地)、②可変散布(施肥・播種、追肥・防除)、③水管理(自動給水弁、水田水温センサ)、④ロボットコンバイン(収穫)、⑤リモートセンシング、⑥生産者向け情報提供機能 など
2
北海道
品目 水稲
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○中山間地の農業人材払底に対し自動操舵を導入する上での通信環境に課題○中山間地の農地土壌特性が多様であり生産性向上が課題○生産管理営農支援システムが構築されていないため農家経営へのシステム支援が課題
中山間地の不定形・曲面農地に対し自動操舵を導入することで下記の達成を見込む。○農機走行稼動省力化 20% ○土壌改良による生産性向上効果 10%○センシング活用による肥料減効果 5%
①中山間地適用自動操舵システム ④可変施肥システム
3 (株)鹿中農場(北海道津別町) 実証面積:8.7ha
実証課題名 中山間地適用通信技術を活用する自動操舵一貫体系およびセンシング技術の多目的利用体系の実証
(株)鹿中農場、津別町農業協同組合、NTTデータカスタマサービス(株)、津別町、北海道オホーツク総合振興局網走農業改良普及センター美幌支所、農研機構北海道農業研究センター、(地独)北海道立総合研究機構十勝農業試験場、津別町スマート農業研究会
構 成 員
私たちの実証課題は今までスマート農業の適用が困難であった中山間地域の通信不感地帯において、唯一、全営農ステージに一貫して衛星情報・センサ情報活用、自動操舵適用を実証する画期的なものです。2年間の実証期間で、今後の中山間地を含むスマート農業の発展に貢献できるデータを提供します!
▶実証代表 北海道オホーツク総合振興局網走郡津別町 津別町農業協同組合 営農支援室審査役 有岡敏也 e-mail:[email protected]
視察受入担当者所属・連絡先 営農支援室 主事 太田 智也 0152-76-3322▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
②③衛星情報蓄積分析・ センサ活用土壌改良連動
①中山間地自動操舵システム、②衛星情報の蓄積・分析、③センサ活用農地土壌改良、④可変施肥システム、⑤営農管理ソフトウエア改造 など
生育センシングデータ +衛星時系列データ
可変施肥エリア
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北海道
品目 タマネギ、麦
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
スマート農業活躍ポイント
①ロボットトラクタ、②ドローン、③フィールドサーバ、④収量データ要素技術
○更別村は平均耕地面積が 43.5ha と日本屈指の大型畑作農業の村であり、区画が大きい畑が多く、大型の農業機械が多く導入されている地域である。そのため、スマート農業技術の恩恵を受けやすい地域と言える。○大規模化に伴い、播種や収穫といった農繁期には、人手不足が深刻化して規模拡大のボトルネックになる。
○大規模化に伴うボトルネックになる農繁期の作業をスマート農業で解決する○ロボットトラクタが自動で作業を判断するための情報を取得する
4 岡田農場(北海道更別村) 実証面積:60ha
実証課題名 センサーネットワークに基づくロボティクスファーム
更別村、東京大学、帯広畜産大学、(株)北海道クボタ、(株)農業情報設計社、十勝農業協同組合連合会、更別農業協同組合、農研機構北海道農業研究センター、ホクサン(株)、NECソリューションイノベータ(株)、十勝農業改良普及センター、スペースアグリ(株)、(同)更別プリディクション、岡田農場、(一社)熱中開拓機構
構 成 員
このプロジェクトは、世界最先端のセンサネットワークを利用したロボティクスな農場を作っていきます。 日々進化を続けている技術の未来を見据えて、新しい農業の未来を実証しながら創りあげ、現在の問題点から未来に必要な技術まで幅広い価値を発信します。 この取り組みの先には、多くの人が恩恵を受けるフルオートメーションの農業が待っています。
▶実証代表 更別村 e-mail:[email protected]
更別プリディクション e-mail:[email protected]▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
①ロボットトラクタ ②ドローン技術 ③フィールドサーバ ④収量データ
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北海道
品目 ジャガイモ、小麦、豆類、甜菜
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
①収穫ロボット、②カゴ交換ロボット要素技術
○少子高齢化、農業離れによる労働力不足・人材確保が困難○パート賃金の上昇による人件費の増加
○人件費削減による生産コストの低減 ○収穫ロボット搭載のセンシングデバイスによるほ場内環境データの取得/利活用検証
5 (株)エアウォーター農園(北海道札幌市 ) 実証面積:1ha
実証課題名 施設園芸における収穫ロボットによる生産コスト削減体系の実証
パナソニック(株)、(株)エア・ウォーター農園構 成 員
私たちの目標は収穫ロボットを活用した作業効率の改善を図ることです。ロボットと人とが共存する形で、安全で効率的な運用について実証します。温室のスマート化推進に少しでも貢献できたら幸いです。
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表
▶視察等の受入について
パナソニック(株)マニュファクチャリングイノベーション本部ロボティクス推進室 TEL:06-6905-6149
①トマト収穫ロボット ②カゴ交換ロボット
※営農/衛生管理の都合上、見学は限定して実施予定
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北海道
品目 トマト
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○北海道酪農にとって TMRセンター(混合飼料を作って酪農家へ配送する「給食センター」的役割)の重要度は一層増大しているが、一方で人手不足は深刻。
○酪農家では、多頭化、高齢化が進み、搾乳ロボットなど超省力化技術の導入に期待。
○栽培管理の高度化でサイレージ収量・品質改善、調製作業効率 10%向上。○TMR製造労働時間の 1割以上削減、製品管理作業時間を従来比 1/10 へ短縮。○乳牛の異常発生時の対応時間を従来比 1/10 へ短縮。○TMR高品質化による乳量・乳成分の改善と乳牛の健康の維持増進。
①ドローン空撮画像解析 (アジア航測(株)、(株)イソジェック)
②収穫調製作業自動記録システム (道総研酪農試験場)
⑤IoT 活用型 TMR調製システム (北海道イシダ(株))
6 TMRセンターアクシス&漆原牧場(北海道中標津町 ) 実証面積:978ha 経産牛 130頭規模
実証課題名 TMRセンター利用型良質自給飼料生産利用による高泌乳牛のスマート牛群管理体系の実証
農研機構北海道農業研究センター、計根別農協、アジア航測(株)、(株)イソジェック、(株)サングリン太陽園、北海道イシダ(株)、道総研酪農試験場、ホクレン
構 成 員
「エサ作りや牛飼いに、匠の技をいつまでも求めていてはダメだ…。」親方のそんなつぶやきが今の時代を如実に表しています。地域を守るため、TMRセンターの人材確保は急務。先進技術の積極的導入でヒトもウシも楽に生きる、発想の転換が必要です。2年間の実証期間で「スマート酪農」が魅力ある産業であることを酪農基地・北海道根釧地域から全国へ向けて発信します!
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表 農研機構北海道農業研究センター酪農研究領域 青木康浩E-mail:[email protected]
計根別農業協同組合営農部営農振興課課長 川目剛 0153-78-2111▶視察等の受入について
サイロ情報、サイレージ成分、飼料設計、製造履歴、・・・
<高精度計量> <自動飼料投入>
⑥随時(新型は 3月以降)
中標津町モアン山『牛』の文字
TMRセンターアクシス全景と構成メンバー
①ドローン空撮(トウモロコシ圃場の雑草状況・播種密度計測)、②収穫調製作業自動記録システム、③無人ヘリ殺菌剤散布、④ドローン空撮(トウモロコシ収量予測)、⑤IoT 活用型 TMR調製システム、⑥搾乳ロボットデータ管理システム など
6
北海道
品目 牧草、飼料用トウモロコシ、生乳
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○ヤマセを克服して高生産性稲作を支えてきた小規模稲作経営体が、高齢化等で大量リタイヤ。大規模経営向けの「新たな冷害回避技術」の構築が急務。
○労働時間を現状より15%削減、慣行(東北5ha以上の統計値)より40%削減する。○平均収量を現状より5%向上させる。(570kg/10a → 600kg/10a)
②自動直進可変施肥田植機 ((株)クボタ)
③自動水管理装置 ((株)クボタ)
⑤食味・収量センサ付コンバイン ((株)クボタ)
7 (株)十三湖ファーム(青森県中泊町) 実証面積:20ha
実証課題名 冷害を回避し多収を実現する大規模水田作スマート農業の実証(津軽西北地域)
津軽西北地域スマート農業実証コンソーシアム(地独)青森県産業技術センター農林総合研究所、青森県西北地域県民局農業普及振興室、(株)十三湖ファーム、(株) みちのくクボタ、クボタアグリサービス (株)、十三湖土地改良区、(一社) 全国農業改良普及支援協会、(一社) 食品需給研究センター
構 成 員
我々の地域では、寒冷地稲作技術を確立した熟練者が、全国でもトップクラスの高い生産性を維持してきました。未来の米づくりを担う100ha規模の大規模稲作経営体が、スマート農業技術を導入することで、熟練の技を大規模経営においても継承でき、きめ細やかな栽培管理と省力性を両立させ得ることを実証します。スマート農業技術の寒冷地での活用場面をお見せします!
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表 (地独)青森県産業技術センター農林総合研究所e-mail : nou_souken@aomori-itc.or.jp https://www.aomori-itc.or.jp/soshiki/nou_sougou/青森県西北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室(稲作・畑作班)電話 0173-34-2111(内線 242)
▶視察等の受入について
ヤマセ
実証地域
十三湖実証地域
東北全国
400
450
500
550
600
650
700
H25 H26 H27 H28 H29
10a当たり収量(kg)
(年次)
(出典:農林水産省作物統計から作図実証地域は、五所川原市、つがる市、中泊町の集計)
①ロボットトラクタ、②自動直進可変施肥田植機、③自動水管理装置、④農薬散布用ドローン、⑤食味・収量センサ付コンバイン など
7
東 北
品目 水稲
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
①ロボットトラクタ、②自動操舵トラクタ、③ワイドスプレッダ、④自動車速制御装置・静電ノズル付きブームスプレイヤ要素技術
○上北地域は長芋、牛蒡、大根、キャベツ等の露地野菜産地 ○生産者の高齢化が進行し、農作業の省力化が一層重要
○耕うん・整地作業人数の 50%削減、肥料費の5%削減、農薬散布時間 10%削減 ○長芋、牛蒡、大根、キャベツの出荷量 3%増加
①ロボットトラクタ+②自動操舵トラクタ (写真:ヤンマー提供)
②ワイドスプレッダ (写真:ヤンマー提供)
③ブームスプレイヤ (写真:ヤンマー提供)
8 おとべ農産(同) (青森県東北町) 実証面積:20ha
実証課題名 上北地域大規模露地野菜経営の省力化技術体系の実証
(地独)青森県産業技術センター、青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室、おとべ農産(同)、ヤンマーアグリジャパン(株)、(一社)食品需給研究センター
構 成 員
GPSを利用したスマート農業による農作業の省力化・軽労化を実証し、地域農業発展に貢献していきたい。
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表 (地独)青森県産業技術センター野菜研究所(栽培部)[email protected]
青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室(園芸班)0176-23-4281▶視察等の受入について
上北地域農業就業人口年齢別(農林業センサス)
H17
H27
H37
0 5 10 15 (千人)15~30 40~64 65~ 予測
8
東 北
品目 ながいも、キャベツ、だいこん、ごぼう
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○岩手県北地域はキャベツを中心とした土地利用型野菜の産地であり、大規模経営体が増加している。一方、土地利用型野菜は機械化が進んでいるものの、熟練オペレータや収穫作業の労働力確保が困難であり、規模拡大の阻害要因となっている。
○土地利用型野菜経営において慣行体系以上の収益性が確保され、非熟練者でも活躍できる省力的・軽労的なスマート農業技術一貫体系を確立する。
②自動操舵システム +ワイドスプレッダ
④マルチロータによるモニタリング画像 ((株)スカイマティクス)
⑤防除用マルチロータ ((株)クボタ)
⑥アシストスーツ ((株)サステクノ)
9 (株)アンドファーム(岩手県岩手町) 実証面積:25ha
実証課題名 中山間地域の土地利用型野菜輪作体系における省力性・生産性向上に向けたスマート農業技術一貫体系の実証 岩手県、(株)アンドファーム、(株)みちのくクボタ、クボタアグリサービス(株)、(一財) リモート・センシング技術センター、(株)スカイマティクス、(株)サステクノ、(一社) 全国農業改良普及支援協会
構 成 員
私たちの課題は傾斜地の多い中山間地の土地利用型野菜栽培においてスマート農業技術を実証するものです。困難な課題も多いかと思いますが、次世代を担う若手農業者の経営参画への動機付けとなるよう、土地生産性及び労働生産性の高いスマート農業一貫体系生産技術を確立し、企業的農業経営を実現するための起爆剤とするため、果敢にチャレンジしていきます!
▶実証代表 岩手県農林水産部農業普及技術課 e-mail:AF0005@pref.iwate.jp
(株)アンドファーム 電話番号:0195-62-6377▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
①営農支援システム、②自動操舵システム、③畦立同時二段局所施肥機、④モニタリング用マルチロータ、⑤防除用マルチロータ、⑥アシストスーツなど
9
東 北
品目 キャベツ、だいこん、ながいも
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○宮城県の沿岸部では震災からの復興の過程で、1ha規模の大区画ほ場が整備され、農業法人を中心とした担い手への集積・集約が進み、100haを超える大規模土地利用型経営体が次々と誕生している。
○また、担い手の高齢化などにより労働力が不足している一方で、農業法人への就農者は増加しており、ベテラン社員と遜色ない作業精度の向上が早期に求められている。
○東松島市鳴瀬地区は、東日本大震災により地域の多くの水田が被害を受け壊滅的な状況であったが、農地復旧とともに集積が進み、中心的担い手の「(有)アグリードなるせ」は100ha規模の経営となり、地域農業の牽引役となっている。
○水田の利用効率を上げるため、水稲、麦、大豆等の2年3作、3年4作体系に取り組んでいるが、経営規模拡大により労働力不足が懸念される。また、国内の米の需給による米価の影響が少ない経営の確立が不可欠である。
水稲の生産コスト「7,000円/60㎏」(現況値(H29)から25%削減)スマート農業機械を汎用利用した最大限のコスト低減と、リモートセンシングによるデータを活用して、単収・品質の向上を図り、輸出米に対応した「超低コスト米」の生産に取り組む体制と経営の実証を行う。
10 (有)アグリードなるせ(宮城県東松島市) 実証面積:98ha
実証課題名 輸出に対応できる「超低コスト米」生産体制の実証
(株)クボタ、クボタアグリサービス(株)仙台事務所、(株)南東北クボタ、(株)ケーエス、(有)アグリードなるせ、宮城県農業・園芸総合研究所、宮城県古川農業試験場、宮城県石巻農業改良普及センター、東松島市、(公社)みやぎ農業振興公社、宮城県農政部農業振興課
構 成 員
「超省力・低コスト生産による稲作経営を確立」○県内すべての大規模土地利用型経営体でスマート農業技術を導入!
○100ha 規模のスマート農業実践農場が次々と誕生!○新規参入者や若者があこがれる「スマート水田農業」を実現!
『スマート農業先進県みやぎ』から令和の時代の新しい農業「アグリテック (Agri×Tech)」を発信
▶実証代表 宮城県農政部農業振興課 e-mail:[email protected]
宮城県農政部農業振興課 e-mail:[email protected]▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
無人自動運転トラクタによる耕起作業((株)クボタ)
直進キープ機能付き田植機((株)クボタ)
マルチロータ(ドローン)による農薬散布、センシングマップ((株)ケーエス、宮城県)
食味・収量センサ付き自動走行コンバインによる麦収穫作業(宮城県)
①GPS アシストトラクタ、ロボットトラクタ、②食味・収量センサ付き自動走行コンバイン、③直進キープ機能付き田植機、④マルチロータ(リモートセンシング、肥料・農薬散布)、⑤ラジコン除草機、⑥自動給排水システム
10
東 北
品目 水稲、大豆、麦、子実用トウモロコシ
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○単位収量あたりの販売収入を 1.6 倍に向上 ○栽培管理時間を 3割削減
③スマート樹形+④スマート農機による省力・軽労化 ①、②、⑤を活用した精密栽培管理
11 仙台ターミナルビル(株)荒井事業所(宮城県仙台市) 実証面積:4.5ha
実証課題名 企業による直売型果樹園経営におけるスマート農業生産体系の実証
農研機構果樹茶業研究部門、東北大学、宮城大学、宮城県農業・園芸総合研究所、仙台ターミナルビル(株)荒井事業所
構 成 員
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
○ホテル業、小売業を営む企業が、地域活性化、雇用創出等を目指し、果樹園の規模を拡大してゆきます。○そのためには、企業経営で重要視される労働生産性や収益性を向上させるための課題を解決する必要があります。
私たちの目標は、東北地域の都市近郊直売型果樹園でスマート農業体系を実証するものです。 2年間の実証期間で、企業による果樹園経営の発展に貢献できるデータを提供します!
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表 農研機構 果樹茶業研究部門 スマート農業実証事業窓口e-mail:[email protected]
仙台ターミナルビル(株) 荒井事業所 e-mail:[email protected]▶視察等の受入について
スマート果樹園生産体系(省力・軽労化+高品質安定生産)
経営・栽培管理システム(栽培履歴管理)
気象観測値
(生育予測による適期管理)
(栽培指針作成)
非破壊選果機(収量・品質データ取得)
品質保証販売
リンゴジョイント栽培樹 ナシジョイント栽培樹
仙台ターミナルビル(株)荒井事業所全景
①経営・栽培管理システム、②生育予測、③スマート樹形、④スマート農機(リモコン式草刈り機、農作業支援ロボット台車、アシストスーツ)、⑤非破壊選果
11
東 北
品目 リンゴ、ニホンナシ、ブドウ
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○高齢化により作業を担う組合員が減少○大区画圃場を活かした高能率作業体系と収量最大化が課題
○実証経営を想定した営農モデルで収益 5%増加
①可変施肥ブロードキャスタと施肥地図 ((株)IHI アグリテック)
②自動操舵3輪管理車 (ヤンマーアグリジャパン(株))
⑦収量コンバイン ((株)クボタ)
12 (農)たねっこ(秋田県大仙市) 実証面積:50ha
実証課題名 東北日本海側 1年 1作地帯の大規模水稲・大豆輪作集落営農型法人におけるスマート農業による生産性向上の実証
農研機構東北農業研究センター、農研機構農業革新工学研究センター、秋田県農業試験場、(株)クボタ、クボタアグリサービス (株)、ヤンマーアグリジャパン (株)、(株)IHI アグリテック、(株)ビジョンテック、(農)たねっこ
構 成 員
私たちは、東北日本海側の多くの土地利用型営農組織が抱える高齢化による労働力不足、大区画ほ場の有効活用と地力むら、農地の急激な集積といった課題を、スマート農業技術により解決し、収益を向上できることを実証します。
▶実証代表 農研機構東北農業研究センター 白土宏之 e-mail:shira@affrc.go.jp
秋田県農業試験場 佐山玲 e-mail:[email protected]▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
NDVI 生育地図
施肥量設定地図
①可変施肥、②自動操舵、③直進アシスト田植機、④ラジコン草刈機、⑤ドローン生育診断、⑥灌水支援システム、⑦収量コンバイン、⑧ほ場管理システム
12
東 北
品目 水稲、大豆
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○秋田県のキク生産は系統販売額の 4割を占める主軸であり、中でも導入のしやすさから小ギクは大規模園芸団地や新規栽培者での導入が進み、生産量は右肩上がり○小ギク生産は、生育や開花時期が気象条件に大きく左右され、需要期安定出荷技術の確立が積年の課題○さらに、需要期に合わせた作付により作業が集中することから、省力化を目指した機械導入による効率的な生産体系の確立が求められている
○電照導入による小ギクの需要期出荷率9割達成 ○露地小ギクの作業労働時間3割削減
①計画生産・出荷管理システム ((株)インテック)
②自動直進機能付きうね内部分 施用機((株)ヰセキ東北)
③キク用半自動乗用移植機 ((株)ヰセキ東北)
④耐候性赤色 LED電球 ((株)エルム)
⑦切り花調整ロボット ((有)今村機械)
13 園芸メガ共同利用組合(秋田県男鹿市) 実証面積:6.6ha
実証課題名 先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した露地小ギク大規模生産体系の実証
(株)インテック、(株)ヰセキ東北、(株)エルム、(有)今村機械、クリザール・ジャパン(株)、(株)日本総合研究所、農研機構野菜花き研究部門、JA秋田なまはげ、秋田県秋田地域振興局農林部、秋田県農林水産部園芸振興課、秋田県農業試験場
構 成 員
全国で唯一の花き栽培でのスマート農業実証です。 大規模露地花き生産の優良モデルになれるように精一杯取り組みます!
問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
▶実証代表 秋田県農業試験場 野菜・花き部 e-mail:[email protected]
秋田県農業試験場 野菜・花き部 018-881-3318( 山形 敦子 )秋田県農林水産部園芸振興課 018-860-1804( 髙橋 宏彰 )
▶視察等の受入について
園芸メガ団地共同利用組合のメンバー平均年齢 34歳!
青い空の下 広がるキクほ場
生産者
JA
生産・出荷計画と履歴を集約し、共有が可能
①計画生産・出荷管理システム、②自動直進機能付きうね内分施用機、③キク用半自動乗用移植機、④耐候性赤色LED電球、⑤電照管理モニタシステム、⑥キク収穫機、⑦切り花調整ロボット、⑧鮮度保持剤
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東 北
品目 小ギク
時期 9月 2月8月 1月7月 12月6月 11月5月 10月4月 3月
「見られる !」ポイント
要素技術
○山形県尾花沢市は山形県の北東部に位置し、昼と夜の寒暖差を生かした高品質なすいか生産が行われています。 ○山形県は全国第3位のすいか産地ですが、高齢化 · 労働力不足等により、栽培面積・生産者数が減少傾向にあります。
○10a当たり労働時間:慣行 180時間⇒120時間 ( 慣行対比 67%) 以下○10a当たり収 量:慣行 4,800kg⇒5,400kg(113%) 以上○10a当たり販売金額:慣行 86万円 (180 円 /kg)⇒102万円 (190 円 /kg)(118%) 以上
②省力多収整枝技術 (山形農総研センター園芸試験場)
③病害発生予察システム (アスザック(株))
⑤アシストスーツ (山形パナソニック(株))
⑦作業・コスト一元管理 システム(トヨタ自動車(株))
14 沼澤農場(山形県尾花沢市) 実証面積:1ha
実証課題名 スマート農業技術によるすいか生産イノベーションプロジェクト
山形県、山形大学農学部、アスザック(株)、(株)南東北クボタ、クボタアグリサービス(株)、 山形パナソニック(株)、トヨタ自動車(株)、みちのく村山農業協同組合、尾花沢市、沼澤克己
構 成 員
本コンソーシアムでは、すいか栽培に対するスマート農業技術の生産現場での導入コストと導入効果(作業時間の削減、規模拡大の可能性、単収の向上)を明らかにします。 実証後は早期に技術を周知し、それぞれの技術をメニュー化することにより、個々の生産者に適した技術の導入を図りながら普及を推進していきます。
▶実証代表 山形県農業総合研究センター園芸試験場 0237-84-4125
山形県農林水産部農業技術環境課 023-630-2440▶視察等の受入について問い合わせ先
背景・課題
実証する技術体系の概要
目 標
本実証プロジェクトにかける想い
尾花沢市のすいか団地 銀山温泉
尾花沢市観光大使「もとなりくん」
①自動操舵システムを利用した畝立て等の多工程同時作業、②省力多収整枝技術、③病害発生予察システム、④自動操舵システムを利用したブームスプレーヤ防除、⑤アシストスーツ、⑥出荷予測システム、⑦作業・コスト一元管理システム
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東 北
品目 スイカ