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目次
■1、はじめに ....................................................................................................................................................4
■2、このロジックを自動売買化した場合 ...........................................................................................5
◆2-1、バックテスト期間 ............................................................................................. 6
◆2-2、純益 ................................................................................................................... 7
◆2-3、プロフィットファクタ ...................................................................................... 8
◆2-4、勝率 ................................................................................................................... 8
◆2-5、最大ドローダウン ............................................................................................. 9
◆2-6、収益グラフ ...................................................................................................... 10
■3、狙う通貨ペア ....................................................................................................................................... 11
■4、トレードルール .................................................................................................................................. 13
◆4-1、手法の肝は「等間隔」 .................................................................................... 13
◆4-2、買いトレードの例 ........................................................................................... 14
◆4-3、売りトレードの例 ........................................................................................... 16
◆4-4、エントリーを入れられる範囲 ......................................................................... 18
■5、トレードルール(ナンピン編) ................................................................................................ 19
◆5-1、ナンピンとは .................................................................................................. 20
◆5-2、下がってしまった場合はナンピン ................................................................. 22
■6、これをずっと繰り返します .......................................................................................................... 25
■7、1.000 を下回った場合 ................................................................................................................. 27
◆7-1、AUDNZD が 1.00 を下回ったら要注意! ................................................... 28
◆7-2、現在の状況 ...................................................................................................... 29
■8、効率的に実践するために(IFDOCO) ................................................................................. 30
■9、過剰最適化 ............................................................................................................................................ 31
■10、さいごに ............................................................................................................................................ 32
■11、EA をご提供します。 ................................................................................................................ 33
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■1、はじめに
このたびは『ダブルスチール投資法』をダウンロードいただき、ありがとうございます。
PDF 執筆者のカワセ係長と申します。本書にて『ダブルスチール投資法』のロジックを公
開していきます。
少し話を脱線しますが、インターネット上で売られている情報商材やインディケータは、
その 90%以上が使い物になりません。自動売買化されていないので、実際に勝てるか勝て
ないかユーザーが判別する事が出来ず、それを良いコトに適当な手法が煽り売られている
からです。機会があれば具体例をお伝えしますが、FX 情報商材に書かれているロジックを
自動売買化したら、ヒドイ成績になります。
こういう教材の販売者は「メンタルが悪いです」とか「トレードノートをつけましょう」
とかウンチクを垂れますが、そもそも手法が悪いです。情報商材は手法が悪いので、それ
を手にする人が勝てるはずがありません。もしあなたが勝てないのであれば、それはあな
たが悪いのではありません。結局のところ手法が悪いのです。
ですのでこのたび『ダブルスチール投資法』を開発しました。誰でも実践可能で、予想
せずに利益を積み上げていく手法です。
長い PDF 書籍ですが読んで損をする物ではありませんので、必ずこの手法を習得して下
さい。たった 30 ページのマニュアルなので真剣に読んで下さい。そして、必ず「収益の柱」
を1本作っていきましょう。
※さっそくロジックを知りたい場合、2章は飛ばして3章からご覧ください。
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■2、このロジックを自動売買化した場合
具体的なロジックをお話ししていく前に「このロジックを自動売買化したらどうなる
か?」についてお話しします。『ダブルスチール投資法』は、自動売買ソフトをベースに開
発したロジックだからです。
自動売買ソフトに馴染みのない方もいると思うので詳しく解説しますね。上記を「自動
売買ソフトのバックテスト」と言います。
自動売買ソフトには、「その自動売買ソフトを過去●年間稼働させたらどうなるか?」を
チェックする機能があります。例えば「2014 年~2016 年の間、このロジックで淡々と
トレードし続けたらどうなっていたのか?」を事前にチェックできるという事です。
『ダブルスチール投資法』の実力を確認するため、まずはバックテストを詳しく見てい
きましょう。
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◆2-1、バックテスト期間
以下の部分に記載してあるのですが、バックテストは 2005年 5月 1日~2017 年 12
月 31 日までとなっています。12 年間の検証という事です。
情報商材とかのセールスページで『15連勝!』とか『月利 30%』とかアピールする物
がありますが、そこに掲載されている期間はどれだけでしょうか?1ヶ月や 2 ヶ月程度で
はありませんか?
1 ヶ月や 2ヶ月程度であれば、どんなロジックであっても短期的に勝ちます。デモ口座
を準備して爆発的な実績を作る事も可能でしょう。しかし、そういう魅せ方をする手法の
大半は「長期的にトレードしたらどうなるのか?」という視点が抜け落ちています。
完全に余談ですが、長期的なバックテストや実績が掲載されていないセールスページに
は注意するようにしましょう。最低でも 10 年程度の「検証結果」が目に見える形で掲載
されていない場合、その情報商材には近づくべきではありません。
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◆2-2、純益
続いて、以下の「純益」という所について解説します。今回のケースでは「12年間のト
レードによって得られた利益」です。
10179.17 となっていますが、12年間淡々と『ダブルスチール投資法』を続けたら「1
万 179 ドル口座残高が増えた」ということです。分かり易く 1 ドル=100 円で考えれば、
約 100 万円口座残高を増やせたという事になりますね。
ちなみにこのバックテストは、ずーーっと 0.01 ロット(1,000通貨)でトレードし続
けた結果です。0.02 ロット運用であれば 200 万円の利益を得られたという事になります
し、0.05ロット運用であれば 500万円の利益を得られたという事になります。
純益は「どれだけお金が増えたか?」という事ですので、自動売買のバックテストを見
た時にはよく確認するようにして下さいね。
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◆2-3、プロフィットファクタ
プロフィットファクタとは、「全トレードの利益合算」を「全トレードの損失合算」で割
った数字です。
この手法の過去 12年間のプロフィットファクタは 1.94になっています。
◆2-4、勝率
文字通り、このロジックを実践し続けた場合の勝率になります。
過去 12 年間、11,000 トレード程で、73.76%の勝率になっています。
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◆2-5、最大ドローダウン
通常のトレードでは、基本的に資金が減ったり増えたりしながらトレードが行われてい
きますが、負けトレードによる資金の減り幅をドローダウンと言い、今までの最大下落幅
を「最大ドローダウン」と言います。
つまり、最大ドローダウンとは、バックテスト中で一番資金が減った量の事です。
上記グラフでは、口座資金が一時的に 230 万円まで増えましたが、その後、140 万円
まで資金が減っていますので、その目減り幅は、
230万円-140万円=90万円
『ダブルスチール投資法』では、過去の最大ドローダウンは 1,848.48 ドルとなります。
120 万円
60 万円
140 万円
230 万円
最大ドローダウン=90万円
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◆2-6、収益グラフ
バックテストの中で一番目につく項目ですね。ここは雰囲気だけで見てもらえれば OK
です。
ちなみにこの『ダブルスチール投資法』では、口座残高が減る事なく一直線で口座残高
が増えています。上記グラフの通りです。
一般的なトレード手法は、勝ったり負けたりしながらトレードしていく物ですが、『ダブ
ルスチール投資法』は、何故、残高が減る事なく増やし続ける事が出来るのでしょうか?
そのロジックについて、いよいよ次ページからお話しをしていきますね。
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■3、狙う通貨ペア
ロジックについてお話ししていく前に、まずは通貨ペアについてお話しします。
その通貨ペアとはズバリ、【AUDNZD】です。
AUDNZD だけを狙う理由は、AUDNZD は値幅(値動きの幅)が少なく、これから解
説する手法に最適だからです。『ダブルスチール投資法』はレンジ相場向けの手法なのです
が、その値幅の狭さが有利に働きます。
例えば以下は GBPJPY(ポンド円)の月足チャートです。
過去 10年間に 117円~251 円=13,400pips動いています。また、常日頃からもとん
でも無く値が動いており、1 日で 2 円~3 円動く事もザラですので、ポンド円はいわゆる
「ハイリスク/ハイリターン通貨ペア」と呼ばれます。
もちろん、この値幅を利益にする手法もありますし、私も GBPJPY の手法を開発したり
します。しかし『ダブルスチール投資法』は、値幅の大きな通貨ペアは狙いません。
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続いて、以下が AUDNZD の月足チャートです(GBPJPY と同じ縮尺)。
過去 10年の値動き幅は 1.38~1.00 で 3,800pips しかありません。また、AUD(オ
ーストラリアドル)とNZD(ニュージーランドドル)は政策も似た傾向にあり、短期的に
見ても同じような値動きをしています(次ページで AUDJPY と NZDJPY のチャートを並
べて掲載します)。
そのため AUDNZD は、普段から行ったり来たりをしやすい特性を持っており、動きの
値幅が少ないです。この特性を活かして利益を積むのが『ダブルスチール投資法』の特徴
になります。以下、AUDJPY とNZDJPY を比較すると、ほぼ同じ値動きをしていますね。
【AUDJPY】
【NZDJPY】
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■4、トレードルール
◆4-1、手法の肝は「等間隔」
それではいよいよ、具体的なトレードルールを解説していきます。手法は超単純ですの
で、しっかりと理解して下さいね。
手法の肝は「等間隔」です。
上記チャートに水色の横線が入っていますね。横線の感覚は 20pips ごとです。この
20pips ごとに買いや売りを入れていくのが、『ダブルスチール投資法』の手法の肝となり
ます。
移動平均線も MACD も一目均衡表も何も考えません。ただひたすらに 20pips ごとに注
文を仕掛けていきます。
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◆4-2、買いトレードの例
例えば以下は、レートが 1.180 になったので買いエントリーしました。そして、15pips
の利益で利確決済です。
レートが 1.180 になるたびに、何度もトレードを行います。毎回のトレードで+15pips
になったら決済します。ひたすらこれを繰り返します。
1.180 で買い → 15pips 利確 × 4 回
1.180 で買い → 15pips 利確
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20pips ごとに買いを入れて、何度も 15pipsで決済していきます。
なお、1つの買いポジションを持っている間は、新たに別の新規ポジションを持っては
いけません。持ったポジションが決着するまで、次のポジションは持たないようにしまし
ょう(後にナンピンについて解説しますが、ナンピンが入った場合は、「ナンピン含むポジ
ションセットを持っている間は、新たに別の新規ポジションを持ってはいけません。」とな
ります)。
1.102 で買い→+15pips で決済
1.104 で買い→+15pips で決済
1.106 で買い→+15pips で決済
1.106 で買い→+15pips で決済
1.104 で買い→+15pips で決済
1.106 で買い→+15pips で決済
・
・
・
20pips ごとに買って→+15pips 決済をひたすら繰り返します。
1.102 で買い → 15pips 利確
1.104 で買い → 15pips 利確
1.106 で買い → 15pips 利確
1.106 で買い → 15pips 利確
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◆4-3、売りトレードの例
続いて売りトレードの例です。以下は、レートが 1.2220 になったので売りエントリー
しました。そして、15pips の利益で利確決済です。
レートが 1.222 になるたびに、何度もトレードを行います。毎回のトレードで+15pips
になったら決済します。
1.222 で売り → 15pips 利確
1.222 で売り → 15pips 利確 × 3 回
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20pips ごとに売りエントリーし、何度も 15pips で決済していきます。
なお、1つの売りポジションを持っている間は、新たに別の新規ポジションを持っては
いけません。持ったポジションが決着するまで、次のポジションは持たないようにしまし
ょう。(後にナンピンについて解説しますが、ナンピンが入った場合は、「ナンピン含むポ
ジションセットを持っている間は、新たに別の新規ポジションを持ってはいけません。」と
なります)。
1.224 で売り→+15pips で決済
1.222 で売り→+15pips で決済
1.220 で売り→+15pips で決済
1.220 で売り→+15pips で決済
1.218 で売り→+15pips で決済
1.216 で売り→+15pips で決済
1.216 で売り→+15pips で決済
1.216 で売り→+15pips で決済
20pips ごとに、ひたすら売りトレードを行っていきます。
1.224 で売り → 15pips 利確
1.222 で売り → 15pips 利確
1.220 で売り → 15pips 利確
1.220 で売り → 15pips 利確
1.218 で売り → 15pips 利確
1.216 で売り → 15pips 利確
1.216 で売り → 15pips 利確
1.216 で売り → 15pips 利確
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◆4-4、エントリーを入れられる範囲
過去12年のAUDNZDは1.00~1.37くらいの範囲内で推移しています。AUDとNZD
は相関性ペアですので、余程の事が無い限り、このボックス内からレートは出ないと考え
られます。
そして『ダブルスチール投資法』は、このレンジ内で相場が動き続ける事を前提に考え
られています。具体的には、「買いを入れるレート範囲」「売りを入れるレート範囲」が決
まっており、以下のルールで等間隔注文を入れます。
等間隔売りを入れられる範囲:1.37~1.20
等間隔買いを入れられる範囲:1.00~1.18
チャートで示すと以下のような感じになります。
例えば、1.31 の辺りでは売りエントリーだけをして、買いは一切入れる事はありません。
逆に例えば、1.12付近では買いエントリーのみで、売りを入れる事は一切ありません。
AUDNZD のボックスに基づいたルールですので、割高感のある時は買いを入れず、割
安感のある時は売りを入れないようにするロジックとしています。
20pips 間隔売りを入れる範囲
20pips 間隔買いを入れる範囲
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■5、トレードルール(ナンピン編)
『ダブルスチール投資法』の手法の肝は等間隔エントリーです。
1.18 以下では 20pipsごとに買い、1.20 以上では 20pips ごとに売りを、ただひたす
らにエントリーしていきます。
なお、「買ったはいいけど下がってしまった」「売ったはいいけど上がってしまった」と
いう事も当然あります。持ったポジションが含み損になってしまうケースです。
この章では、含み損になったケースの時の対処法について解説していきます。手法の肝
は「ナンピン」です。
1.134 で買い!
しかし下がってしまった・・・
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◆5-1、ナンピンとは
この章の肝である「ナンピン」について解説します。
例えばドル円を USDJPY=100.00 円
の時に買ったとします。そして、そのま
まレートが上がり、USDJPY=101.00
円になれば 1 円の利益です。これなら何
の問題もありません。
しかし、USDJPY=100.00 円の時に
買ったとして 99.00 円まで下がってし
まったとしましょう。そうなってしまう
と、1円のマイナス状態になってしまい、
決済すれば 1 円の損失確定になってしま
います。
ですがナンピンを行う場合は、ポジシ
ョンが含み損になっても損切しません。
100 円の買いポジションを残したまま、
99.0 円で更にもう 1 つの買いを追加し
ます。
100 円で買い
→ 101 円で利確
(+100pips の利益)
100 円で買い
→ 99 円で損切
(-100pips の損失)
100 円で買い
99 円で買い
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100.0 円での買いポジションと 99.0
円の買いポジションの 2 つを保有すれば、
その平均価格は 99.5 円に下がっていま
すので、相場が 100.0 円まで戻らなくて
も、99.5円まで戻れば±0 で決済できま
す。
このように、相場が下がってしまっても、複数のポジション取りで平均取得価格を下げ、
強引にトータルプラスにするのが「ナンピン」の考え方です。
『ダブルスチール投資法』にもナンピンの考え方が取り入れられています。
100 円で買い → -50pips で決済
99 円で買い → +50pips で決済
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◆5-2、下がってしまった場合はナンピン
買い注文を入れて、その後、下がってしまったとしましょう。相場はどちらに行くか分
かりませんからね。
その場合、含み損が 20pips になった所でもう1個の買いエントリーを入れます。新た
なポジションもロットは同じです。最初のポジションを 0.01 ロット(1,000 通貨)で保
有していた場合、2段目のナンピンポジションも 0.01 ロット(1,000 通貨)でエントリ
ーします。
1.134 円で買い(0.01 ロット)
1.132 で買い(0.01 ロット)
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そして、2つのポジションの総和が+15pipsになったら決済します。具体的には 1 段目
のポジションが-2.5pips になった頃、2段目のナンピンポジションは+17.5pips になって
いますので、2ポジション合計で+15pips となり、決済となります。
2つ目のポジションを持っても相場が下がった場合、更に 20pips 下がった所で3個目
の買いエントリーを持ちます。最初のポジションは-40pips、2個目のポジションは
-20pips の段階で3個目の買いポジションを入れる形です。で、3ポジション合計が
+15pips になったら決済します。
ナンピン間隔はずっと 20pips 間隔です。
時には5段ナンピンや7段ナンピンになる事もありますが、AUDNZD は相関性の高い
通貨ペアですので、元の力関係に戻ろうとする力が発生しやすく、半値程度の戻しがよく
発生します。
1.134 円で買い(0.01 ロット)→ -2.5pips で決済
1.132 で買い(0.01 ロット)→ +17.5pips で決済
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【買いの3段ナンピン】
【売りの5段ナンピン】
これまでリーマンショックやアベノミクス相場もありましたが、過去の最大含み損は
1,848.48 ドルです。つまり、20 万円あれば運用可能なロジックという事になります。
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■6、これをずっと繰り返します
手法の概要は以上となります。
・AUDNZD だけをターゲットにする
・20pips の等間隔でエントリーする
・+15pips になったら決済
・1.00~1.20の間は買いエントリーのみ
・1.22~1.37の間は売りエントリーのみ
・-20pips の含み損になったらナンピンする
過去12年間にわたってこれを繰り返すだけで、合計10万pips以上を獲得しています。
以下は、等間隔の買いエントリーやナンピンを繰り返している様子です。入っているの
はずっと買いのみです。
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以下は、等間隔の売りエントリーやナンピンを繰り返している様子です。
このシンプルなトレードを繰り返すだけで以下のように利益を積み重ねます。是非、ト
ライしてみて欲しいと思います。
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■7、1.000 を下回った場合
この手法は相関性通貨ペアである AUDNZD に特化した手法です。AUDNZD では1日
平均 30pips で利益を積めますが、それ以外の通貨ペアでは通用しませんので注意して下
さい。
ですが、AUDNZD でも通用しなくなる日が来るかもしれません。
そこで、「通用しなくなった可能性のある相場」について、一つの目安をお話ししておき
ます。判断基準は超簡単です。
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◆7-1、AUDNZD が 1.00 を下回ったら要注意!
AUDNZD の過去 12 年間のレンジは 1.37~1.00 です。このレートを外れた事はあり
ません。
なお、過去 12 年において 1.00 の壁はとても厚いです。政策的な物はありませんが、「絶
対に割れないぞ」という強いサポートを感じます。
逆に言えば、この 1.00 を割れたら要注意です。もし今後、1.37~1.00 の範囲からレ
ートが外れてしまったら、この手法を停止するキッカケになるでしょう。過去に経験の無
いレートまで飛び出してしまったという事は、AUD と NZD の相関性が崩れてしまったと
捉える事ができるためです。
AUDNZD=1.00 の壁
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◆7-2、現在の状況
本書執筆時点で、AUDNZD=1.09 くらいのあたりにいます。
現時点ではAUDNZD=1.00 の壁が近いです。仮に今後、1.00 を下回った場合はトレー
ド終了を検討して下さい。
AUDNZD の 1.00 割れは、AUD と NZD の相関性が崩れた可能性を示唆しますので、
特に注意するようにして下さい。
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■8、効率的に実践するために(IFDOCO)
具体的な手法についての解説は以上となります。20pips ごとに買うか売るかだけなので、
難しい手法では無いと思います。これをするだけで以下のように口座残高が増えていきま
すので、是非、実践してみて下さいね。
効率的に取り組むために、IFDOCO 注文を活用するのが良いでしょう。
例えば1.095にいる時に、「1.096になったら買って、1.0975になったら決済してね」
という注文を事前に入れておく方式です。予め予約注文を入れておけるので、チャートを
見続ける必要がありません。適宜に活用するのが良いでしょう。
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■9、過剰最適化
最後に「過剰最適化」というワードについて解説しておきます。
過剰最適化とは、「ロジック設計時に過去の相場にロジックを合わせすぎて、未来の相場
で通用しないロジックが出来てしまう現象」です。例えば、2007 年~2010 年で利益が
出るようにパラメータ調整やロジック調整を行った結果、2011 年からの相場には一切通
用しないロジックが出来上がってしまうという状態です。
とは言え、私は多少の最適化は必要だと思っています。過去相場を検証して優位性のあ
る手法を見つけないとロジックは見つかりませんし、広義の上では「過去検証の全て=最
適化」です。
ですが、「過剰な」最適化は確かに良くないと思います。過去相場に合わせ込みすぎると、
未来の相場でロジックが通用しなくなってしまうからです。「最適化」と「過剰最適化」の
境界線は難しく、だからこそ自動売買ソフトの開発は難しいのです。
しかし、今回の手法は最適化の要素が極端に低いです。20pips ごとに「買う」か「売る」
かするだけだからです。なので、今後も永くこの手法が通用していくと見ています。
2007 年~2010 年のロジック開発期間 2011 年~
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■10、さいごに
お疲れ様でした。
本書をお読みになる方は初心者~上級者までいらっしゃいますので、本書を読んでの感
想は様々だと思います。「これ、スゲー簡単じゃん」って思われた方もいれば、「ちょっと
イメージ出来ないな」と思われた方もいらっしゃると思います。もし、現時点で習得でき
ていませんでしたら、是非、何度も本書を読み返して手法を習得して欲しいと思います。
メールの中でもお話ししましたが、この手法には「センス」や「スキル」や「経験」は
一切必要ありません。等間隔で注文を仕掛けるだけですので、初心者の方でも上級者の方
でも誰でも出来ます。「やるか/やらないか」それだけです。
地味な手法で面白味が無いですが、まずは1つ「収益の柱」を作りましょう。勝てるロ
ジックをまずは一つ身に付けましょう。
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■11、EA をご提供します。
EA 開発者の私としては、『ダブルスチール投資法』を自分でトレードする必要は無いと
思います。単純トレードの繰り返しであり、とてもシンプルな手法だからです。
私は自動売買ソフトに任せて、この手法に取り組んでいますので、本書をお読みのあな
たにも『ダブルスチール投資法』の EA を無料でご案内します。
私からのメール案内をお待ち下さい。