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OracleユーザーのためのWebLogic 入門

日本オラクル株式会社 製品事業統括 Fusion Middleware事業統括本部 担当シニアマネージャ 新井 庸介

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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

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Agenda

• アプリケーションサーバーとは

• Oracle Databaseユーザーにとってのアプリケーションサーバーとは

• Oracle WebLogic Server

• Oracle DatabaseユーザーのためのWebLogic Server

• まとめ

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アプリケーションサーバーとは

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アプリケーションサーバーとは

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ユーザからの要求を受け付けて、データベースなどの業務システムの処理に橋渡しする機能を持ったサーバソフトウェア。ミドルウェアの一種で、ユーザが利用するWebブラウザなどのクライアントと、データベースなどの中間に位置する(3階層システム)。

プログラムの実行環境やデータベースへの接続機能、トランザクション管理機能などを持ち、ビジネスロジックを実装しているのがアプリケーションサーバである。

クライアントやバックエンド側にビジネスロジックを実装する方式(2階層システム)に比べ、システムの変更や更新、増強などが容易で、柔軟性が高い。業務プロセスが少しでも変わったら全社員のPCを更新しなければならなかったりといった悩みを解消してくれる。

http://e-words.jp/w/E382A2E38397E383AAE382B1E383BCE382B7E383A7E383B3E382B5E383BCE38390.html

e-Wordsより

クライアント アプリケーションサーバー データベース

•ビジネスロジックの実行

•データベースへの接続

•トランザクションの管理 等々

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Java EE アプリケーションサーバーとは

• Java EEとは: Javaアプリケーションサーバーが満たすべき標準仕様群

Webアプリケーションの開発標準(コード記法, 各種API, 通信規約, etc), セキュリティ仕様, 分散トランザクション仕様, Webサービスの仕様、等々

Java EEは数年に1度改訂され、新たに仕様が追加されたり、既存の仕様が見直される。2011年現在の最新は”Java EE 6”

(ご参考)Java標準仕様にはEEの他にSE(Java VMの標準仕様)及びME(組み込みJavaソリューションのための標準仕様)がある

• つまり

Java EE アプリケーションサーバー=Java EE標準仕様を満たす機能を持つJavaアプリケーションサーバー

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Java EE 仕様は誰が決めているのか?

• Java 標準仕様(SE/EE/ME)はJavaコミュニティ(JCP)を通じて決定される

JCP (Java Community Process): Oracleが主催するJavaの標準技術仕様の策定と標準化のための機関。

JCPは16名/社の中核メンバー(Executive Committee, 任期3年、メンバーによる投票にて選出)と約1000名/社のメンバーから構成される

JCPメンバーは標準仕様の提案、及びしreviewする権限を、Executive Committeeはこれを最終的に承認する権限を持つ

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Java標準仕様のメリット

• オープンである=より良い仕様の策定

仕様が1ベンダーの意図に左右されない, ベンダーだけでなくユーザーも参加し幅広く議論

• 標準仕様である

• ベンダ・ロックインの排除、技術の習得が容易

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(ご参考)最近の標準仕様について

• JSR-336: Java SE7 Release Contents

内容: Java SE7 としてリリースする仕様群を決定

Expert Group: (Spec Lead) Oracle (Group Member)Google, Redhat

• JSR-316: Java EE6 Specification

内容: Java SE6 としてリリースする仕様群を決定

Expert Group: (Spec Lead) Oracle (Group Member)Ericson, IBM, NCSoft,

Oracle, OW2, Peking University, Redhat, SAP, SpringSource, Sybase, 他

(全25団体/個人)

• JSR-348: Towards a new version of the Java Community Process

内容: JCP組織、及び仕様策定プロセスの見直し(透明性の向上、参加のし易さ、ガバナンス、など)

Expert Group: (Spec Lead) Oracle (Group Member)AT&T,Eclipse

Foundation, Fujitsu, Google, HP, IBM, Intel, Nokia, Oracle, Redhat, RIM, T-

Mobile, Vodafone, 他

(全30団体/個人)

※JSR: (Java Specification Request): 標準仕様を記述した公式文章

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Java EEの最新動向と今後の方向性

• Java EE 6(2009年末 仕様決定) テーマ: 開発生産性の向上

コード量及び設定ファイルの削減

統合開発フレームワークの提供

• Java EE 7(2012冬 仕様決定予定) テーマ: クラウド

アプリケーションとリソースの独立

マルチテナント

大規模環境向け技術の標準化

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Java EEアプリケーションサーバーの

最新動向と今後の方向性 • 最新動向: Java EE 6対応

Oracle WebLogic 12c

Oracle GlassFish 3

• 今後の方向性: トレンド

クラウド

マルチテナント、集約

モバイル

ハイトランザクションへの対応

より高い性能

より高い可用性

Java EE 6 対応済!

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Oracle Databaseユーザーにとっての

アプリケーションサーバーとは

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アプリケーションサーバーに対する関心#1

① DBとの接続、連携

• どうやって接続するの?ODBC? RACの場合の考慮点は?

• チューニングは?高い可用性を実現するには?…

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アプリケーションサーバーに対する関心#1

②問題への対応(障害、性能劣化)

• 問題をどうやって切り分ける? アプリケーションサーバーとDBのどっちに原因が?

• 性能劣化はどっちが悪いの?アプリケーションサーバーとDBのどっちを直すべき?

ORA-xxx

遅い、重い

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アプリケーションサーバーに対する関心#1

③システム全体の可用性

• DB層だけでなく、システム全体の可用性を高め、システムとして安定稼働させるにはどうすれば?

DBは高可用性だが、システム全体は?

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Oracle WebLogic Server

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Oracle WebLogic Server The World’s Leading Application Server

• 15年にわたる製品実績 Javaと同じ1996年に誕生。成熟した製品機能 (例 クラスタ機能: ver.4.5から7世代にわたって改良し提供)

• 市場シェアNo.1

世界シェアの2/5以上(Gartner)

• 特徴

1. Java標準仕様に常に追随

2. Java標準仕様を超える、ミッションクリティカル環境のための高い機能を併せて提供

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Oracle WebLogic Server 12c

Global announcement !

去る12/1, Oracle WebLogic Serverの次のメジャーバージョン”12c”について、ついに

グローバルでアナウンスがなされました

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Oracle WebLogic Server 12c とは 特徴

1. Java EE 6, Java SE 7 対応による

高い開発生産性、保守性

2. Oracle DBとの高度な連携

3. 業務やサービスを止めない

高い信頼性

WebLogic Server

12c

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Oracle Databaseユーザーのための

WebLogic Server

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Agenda

• Oracle DBユーザが持つアプリケーションサーバーに対する関心についてのWebLogicの機能を紹介します

1. DBとの接続、連携

2. 問題への対応(障害、性能劣化)

3. システム全体の可用性

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1. DBとの接続、連携

マルチデータソース機能

• 概要

WebLogicのDB接続機能。複数の接続プール(*)を論理的に1つとして扱い。負荷分散やフェイルオーバーを実現する

(*)接続プール: 性能向上のためにDBとの接続を予め一定数張っておく機能。接続

プール自体はメジャーな製品の殆どが提供している機能だが、マルチデータソース(=マルチプール)はWebLogicの独自機能

• 機能

接続の自動閉塞、自動復旧(フェイルオーバー)

障害があった場合、接続プールは自動的に閉塞する(プール内の接続をClean upする)

障害から復旧したら、接続プールは自動的に復旧する(自動的に接続を再確立する)

負荷分散

RACノード間の負荷分散

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WebLogic Server

1. DBとの接続、連携

マルチデータソース機能(図解)

• ノード4の障害やService A

の構成変更時(ノード4を外

す)、当該の接続プールは自動的に閉塞する

• ノード4の障害回復やService Aへの復帰の際、

接続プールは自動的に復旧する

• Service Aを利用するアプリAが、無効な接続をつかんでしまうことは無い

Multi Data Source for Service A

Data Source

Data Source

Data Source

Serv

ice A

S

erv

ice A

S

erv

ice A

S

erv

ice A

Data Source

利用不可能なデータソース

Service X

Service X 利用可能なサービス

利用できないサービス

Data Source

Data Source

利用可能なデータソース

アプリA

ノード1

ノード2

ノード3

ノード4

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JDBCドライバの負荷分散及びフェイルオーバー機能との違い

• JDBCドライバはWebLogic以外のアプリケーションサーバー(以下App Server)の接続プール機能と統合されていません。よってWebLogic以外では以下の問題が起きる可能性があります

• 自動閉塞

閉塞できないApp Serverの場合、無効な接続が残存しアプリにエラーが返ります

閉塞は出来るが、閉塞した接続と同一数の接続を残存ノードに張りにいく仕様のApp Serverがあります。この場合、結果として想定以上の接続があるノードに集中してしまう可能性があります

• 自動復旧

閉塞後、接続プールに設定した接続数の全てを残存ノードに張ってしまい、接続の復旧ができないケースがあります。この場合、結果として負荷分散が不十分になります

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1. DBとの接続、連携

Active GridLink for RAC

• RACノード負荷バランシング RACのノード負荷に合わせ動的に負荷分散

• トランザクション・アフィニティ 複数の更新クエリをRACの1ノードで集中処理し

不要な分散トランザクション処理を抑制

• 高速接続フェイルオーバー ノード障害時やサービス構成変更に即座に対応。DB処理の即時フェイルオーバー、プロアクティブな接続管理

GridLink

WebLogic

GridLink

WebLogic

80% 20%

RAC ノード負荷バランシング

GridLink

WebLogic

GridLink

WebLogic

トランザクション・アフィニティ

XA

GridLink

WebLogic

GridLink

WebLogic

高速接続フェイルオーバー

性能改善 (スループット向上)

リソース利用効率改善

アプリ

安定稼働

12c Update! 11g New!

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Active Grid Link for RACの仕組み WebLogic UCP-RAC モジュール

RAC (1)

サービスA

WLSコネクション・プール

(RACサービスA用)

RAC (2)

サービスA

ON

S c

lient

UCP-RAC モジュール

ONS Daemon

ONS Daemon

WebLogic Server Oracle Database(RAC)

RACサービスに対するポーリングとONSからの通知の双方を活用

ポーリング

死活・負荷状況通知

Oracle JDBCドライバ

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2.問題への対応(障害、性能劣化)

Enterprise Manager – オンライン分析

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アプリケーションの管理

・ユーザー視点での性能監視

・トップダウン・アプローチによる

障害切り分け

・構成管理

・EBS パッチ管理(推奨、履歴管理) ・EBS 環境のクローン

ミドルウェアの管理

・監視(可用性、リソース、性能) ・JVM の詳細分析

・パッチ適用

・構成管理

データベースの管理

・管理(バックアップ、領域追加など) ・監視(可用性、性能、リソース) ・分析、アドバイス、チューニング

・パッチ適用

・構成管理、オブジェクト管理

・機密情報のマスキング

その他の管理

・OS(Unix/Windows/Linux)の監視

・ストレージ(NetApp/EMC)の監視

・構成管理

EBS PSFT Custom Siebel …

アプリケーション

データベース

ストレージ

ミドルウェア

Oracle Enterprise Manager

統合管理

・単一のUI

・環境の比較、コピー

・運用管理ダッシュボード

・レポート(性能、セキュリティ等) ・ユーザーエクスペリエンス監視

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Enterprise Manager

WebLogicからOracle DBにドリルダウンして問題解析

DB待ちが発生している場合、発行しているSQL文まで特定

ボトルネックが発生しているページやメソッドを特定

WebLogicの処理内容をグラフ表示(ロック待機/CPU/DB待機など)

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2.問題への対応(障害、性能劣化)

JRockit Flight Recorder - オフラインでの分析

• 従来

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• JRockit Flight Recorder

Java EE/ISV アプリ

Oracle WebLogic

Server

直近の実行情報を常に記録

Java EE/ISV アプリ

App Server

JVM

Full thread dump Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_06-64 mixed mode, sharing):

"Low Memory Detector" daemon prio=5 tid=0x0050a600 nid=0x1816a00 runnable [0x00000000..0x00000000]

"CompilerThread0" daemon prio=9 tid=0x00509cb0 nid=0x1816600 waiting on condition [0x00000000..0xf0b06358]

"Signal Dispatcher" daemon prio=9 tid=0x00509840 nid=0x1816200 waiting on condition [0x00000000..0x00000000]

"Finalizer" daemon prio=8 tid=0x00509020 nid=0x1810200 in Object.wait() [0xf0a04000..0xf0a04ab0]

at java.lang.Object.wait(Native Method)

- waiting on <0x26580360> (a java.lang.ref.ReferenceQueue$Lock)

at java.lang.ref.ReferenceQueue.remove(ReferenceQueue.java:116)

- locked <0x26580360> (a java.lang.ref.ReferenceQueue$Lock)

at java.lang.ref.ReferenceQueue.remove(ReferenceQueue.java:132)

at java.lang.ref.Finalizer$FinalizerThread.run(Finalizer.java:159)

"Reference Handler" daemon prio=10 tid=0x00508c30 nid=0x180f200 in Object.wait() [0xf0983000..0xf0983ab0]

at java.lang.Object.wait(Native Method)

- waiting on <0x26580a50> (a java.lang.ref.Reference$Lock)

at java.lang.Object.wait(Object.java:474)

at java.lang.ref.Reference$ReferenceHandler.run(Reference.java:116)

- locked <0x26580a50> (a java.lang.ref.Reference$Lock)

"main" prio=5 tid=0x005013a0 nid=0x1804c00 waiting on condition [0xf07ff000..0xf08002c0]

at java.lang.Thread.sleep(Native Method)

at ThreadTest1.method1(ThreadTest1.java:7)

at ThreadTest1.main(ThreadTest1.java:4)

"VM Thread" prio=9 tid=0x00508450 nid=0x1803c00 runnable

"VM Periodic Task Thread" prio=9 tid=0x0050bcb0 nid=0x1813000 waiting on condition

"Exception Catcher Thread" prio=10 tid=0x005015e0 nid=0

問題解決に必要な情報の多くは消失

原因究明に多くの時間が必要

履歴を含めた情報を低負荷で記録し自動出力

迅速な原因究明を支援するGUIツール

1. トラブルの確実な原因追究を 「遡って」 実施可能

2. 障害発生→改善のサイクルと手間を大きく短縮化

5%以下の 低負荷

自動記録

JRockit VM

ダンプを解析…

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JRockit Flight Recorder WebLogic→Oracle DB: オフラインでも問題解析

稼働状況を常に記録。記録の中から障害発生時にフォーカス

記録を更に細かく絞り込み、ある瞬間に実行されていたSQLを特定

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WebLogic Server

3. システム全体の可用性

ワークマネージャ – 流量制御, 過負荷保護

HWリソースのグループ化

• リクエストに対する処理スレッドの割り当てを自動制御

• Webアプリケーション単位またはURLグループ単位に、最大スレッド数、最小スレッド数、受け入れ可能トランザクション数を設定できる

アプリケーションA

スレッドプール

アプリケーションB

アプリケーションC

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ワークマネージャで出来ること

• 暴走からの保護

特定のアプリケーションがすべてのスレッドを占有し、他のアプリケーションも含めてサービス停止となるような状況を阻止できる

• 目標応答時間

性能要求に応じて目標応答時間を設定することで、WebLogicに自動チューニングを行わせることが可能

• 管理アプリ

HWリソースが枯渇していても、 Adminが使うような管理アプリに対し最小限の実行スレッドの割当を保証し緊急時に備える

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3. システム全体の可用性

Oracle Coherence – DBアクセスのオフロード

• Oracle Coherence

インメモリ・データグリッド製品。データをメモリで分散管理し、性能、拡張性、耐障害性を向上する

• Coherenceで出来ること

DBへのアクセス負荷軽減

キャッシュによる参照アクセス削減

非同期連携(複数の更新をサマリーしてまとめる)による更新アクセス削減

耐障害性の向上

システム全体の速度向上

Oracle Coherence

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Active Cache – インメモリソリューションによる性能向上

• Coherenceと連携しクラスタリング性能を向上するWebLogic機能

• メリット 1.安定性向上

• WebLogicのメモリの空き容量を安定確保

• クラスタ処理をCoherenceに担わせ、稼働を安定させる

2.性能向上

33

Weblogic Server with Coherence

■ Without Coherence*Web

■ With Coherence*Web

■ With full Coherence

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3. システム全体の可用性

Oracle JRockit JVM – 世界最速のJVM

• オラクルが提供するJava SE完全準拠の高性能Java VM

インテルアーキテクチャに最適化した業界最速のJVM(現在はSPARC版も提供)

安定性を高める動的/自動メモリ管理

1998年 Ver.1リリースから12年の

利用実績

Oracle JRockit

用途/プラットフォームを絞って高性能

高速性

サーバーサイド利用、Intelアーキテクチャに最適化

安定性

動的GC / JRockit Real time

高い管理性

JRockit Mission Control / JRockit Flight Recorder

Sun JVM

マルチプラットフォーム/デバイス

サーバーサイド, PC, 携帯電話, 組み込み機器, etc, などどんな環境/用途でも同じように動作する

豊富な利用実績

SPECjbb2005 Last updated: Jun. 3 2010

9611262

Oracle JRockit

Linux

6972897

Oracle JRockit

Linux

5534233

Oracle JRockit

Linux

5210501

他社 JVM

AIX

世界最高値

• JRockitとSun JVMとの違い

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3. システム全体の可用性

JRockit Real Time (JRRT) – GC遅延の抑止

• JRRTが出来ること ガベージコレクションによる処理遅延の平準化

応答性能保証

• JRRTのメリット 突発的な遅延を抑止し安定稼働

応答性能の平準化

35

ガベージコレクションの影響によるレスポンスタイムの劣化、タイムアウトの発生

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従来のJava

JRockit Real Time

• アプリケーションの修正不要

• 汎用HWとOS利用可 (特殊なHWやOSは不要)

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まとめ

• 本日ご紹介した内容: Oracle DBユーザーのためのWebLogic機能

1. DBとの接続、連携

マルチデータソース、Active GridLink for RAC による連携

自動閉塞/復旧、高度な負荷分散

2. 問題への対応(障害、性能劣化) Enterprise ManagerとJRockit Flight Recorderによる

WebLogic+DBのドリルダウン分析

3. システム全体の可用性

ワークマネージャ、Coherence、JRockitによる、

安定稼働のための様々な機能

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