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鉄建 NEWS 12 月初め経理佐藤さんから内線、芽室高校進路指導部の先生から電話が入っていますとの事。 先生の話を伺うと、夏に進藤社長が芽室高校の進路指導部を訪問した時に社会人講話の話になり、鉄建に芽室高校卒で活躍しているのがいる よ、と私を推薦してくれたようで、それではぜひ先輩として社会人講話に来てほしいと白羽の矢が立ったそうです。直接私に連絡がきたなら断る こともできたのですが、社長が推薦してくれたなら・・・(悲しい社会人の性)と快く引き受けました。 望ましい職業観と勤労観の育成を図る一環として1・2学年生徒 318 名に講話をしてほしいとの事ですが、うちの子供が高校三年生なの で同年代。そんな子供たちに望ましい職業観と勤労観を感じてもらえる話題とは? 本社若手営業マンだってそんなもの持っているとは思えない。ん~困った!だが、快く(?)引き受けたのだから何か考えなくてはと思っても今 は 12 月、日々の激しい夜の営業活動(忘年会)を乗り越え、年明けから考えようと 12 月はスルー。 あっという間に年を越しそろそろ作業開始。まずは自分が社会に出て苦労した事と勉強した事、最近の新入社員によく話す事を中心に構成。文 章が完成したのちパワーポインターに打ち込み数日前に完成。2 月 6 日は月曜日なので総練習は日曜日にしようと土曜日はストレス発散に阿寒湖 へのワカサギ釣りに出発、今年一番の釣果にご満悦で帰宅。そして翌日、総練習をしてあっという間に当日になり、講話の時間は昼からでしたので 午前中は何だかソワソワ、午後いざ芽室高校へ。まず正門にある切磋琢磨の石碑を確認。この文字を書いたのは確か、村越先生だったはずと高校 時代を振り返る。校長室に行くともう一人の発表者がいて、芽室高校出身で柳月で働いている社会人一年生の女の子。とても緊張している様子で かわいらしい、オジサンとしては緊張をほぐしてあげなくてはと、いろいろ話しかける(今思えばウザイおやじと思われたかもしれないと反省)。あ っという間にチャイムが鳴り校長先生と体育館へ。あれ、案外 300 人って少ないなと思いながらも来賓席に着席。校長先生から講話者の紹介があ り、まずは女の子の発表が始まる。話の内容を聞いているうちに柳月の新人教育のレベルの高さにびっくりしてメモを取り始める。 いつしか高校生より私のほうが勉強しにきているようだと感じる始末。さすが柳月さんの人事部と思っていると講話終了。次は私の番、演題は志 高く(ソフトバンク孫社長の座右の銘)。自己紹介・会社紹介・鉄の説明では原料の話・製鉄所の話・中国の台頭の話をし、続いて鉄建の IRIS 事業の話 をして個人と鉄建にかかわる話は終了。引続き職業観と勤労観の話に、私なりに考えた働く意味・業界を変革した社長の話(ユニクロ、セブンイレブ ン)・得意のダーウインの進化論の話・読書の大切さ・資格取得・継続は力なりを眠たそうな学生の前で話し 35 分の持ち時間が終わる。質問はない だろうと思いつつ「質問など無いですか」と声をかけるが何もなしに終了。 最後に学生代表からお礼の言葉を頂きわが母校の社会人講話は終了しました。 講話後にちょっと嬉しいことがありました。 新聞部のインタビューを受けた際、部長の女の子の趣味が読書だというので何の本が 好きなのかと質問したところ「大地の子」との事(私も大好きで何回も泣きました)。鉄の話の 際に、私が鉄は国家なりという言葉の意味を説明したのですが、小説の中で出ていたので 知っていましたと言われちょっと嬉しい気持ちになり、今日の講話をやって少し良かったなと 思いました。 今回、講話の依頼を受けまして再度私なりに考える時間を貰いました。また他社さんの 新人教育のすごさも実感し、今後参考にして行こうと思いました。 鉄建社員も芽室高校校訓であります切磋琢磨をさせ共に向上して行きたいと思います。 社会人になって 2 年近くたちました。この 2 年間を振 り返るとあっという間でした。高校を卒業して株式会社 鉄建に就職して気づけば20歳になり。もう成人式を迎 えてしまいました。20歳なったという実感は正直特に ありません。ですが20歳になり 4 月になれば就職し て 3 年目になります。自分の任されている仕事をしっ かりとこなして自分なりに工夫をし、今よりも仕事をし やすく考え努力していきたいと思います。 真鍋 平成29年2月28日発行 第267号

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Post on 12-Mar-2021

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Page 1: NEWS...切磋琢磨 鉄建NEWS 12月初め経理佐藤さんから内線、芽室高校進路指導部の先生から電話が入っていますとの事。 先生の話を伺うと、夏に進藤社長が芽室高校の進路指導部を訪問した時に社会人講話の話になり、鉄建に芽室高校卒で活躍

鉄建 NEWS

12 月初め経理佐藤さんから内線、芽室高校進路指導部の先生から電話が入っていますとの事。

先生の話を伺うと、夏に進藤社長が芽室高校の進路指導部を訪問した時に社会人講話の話になり、鉄建に芽室高校卒で活躍しているのがいる

よ、と私を推薦してくれたようで、それではぜひ先輩として社会人講話に来てほしいと白羽の矢が立ったそうです。直接私に連絡がきたなら断る

こともできたのですが、社長が推薦してくれたなら・・・(悲しい社会人の性)と快く引き受けました。

望ましい職業観と勤労観の育成を図る一環として1・2学年生徒 318 名に講話をしてほしいとの事ですが、うちの子供が高校三年生なの

で同年代。そんな子供たちに望ましい職業観と勤労観を感じてもらえる話題とは?

本社若手営業マンだってそんなもの持っているとは思えない。ん~困った!だが、快く(?)引き受けたのだから何か考えなくてはと思っても今

は 12 月、日々の激しい夜の営業活動(忘年会)を乗り越え、年明けから考えようと 12 月はスルー。

あっという間に年を越しそろそろ作業開始。まずは自分が社会に出て苦労した事と勉強した事、最近の新入社員によく話す事を中心に構成。文

章が完成したのちパワーポインターに打ち込み数日前に完成。2月 6日は月曜日なので総練習は日曜日にしようと土曜日はストレス発散に阿寒湖

へのワカサギ釣りに出発、今年一番の釣果にご満悦で帰宅。そして翌日、総練習をしてあっという間に当日になり、講話の時間は昼からでしたので

午前中は何だかソワソワ、午後いざ芽室高校へ。まず正門にある切磋琢磨の石碑を確認。この文字を書いたのは確か、村越先生だったはずと高校

時代を振り返る。校長室に行くともう一人の発表者がいて、芽室高校出身で柳月で働いている社会人一年生の女の子。とても緊張している様子で

かわいらしい、オジサンとしては緊張をほぐしてあげなくてはと、いろいろ話しかける(今思えばウザイおやじと思われたかもしれないと反省)。あ

っという間にチャイムが鳴り校長先生と体育館へ。あれ、案外 300 人って少ないなと思いながらも来賓席に着席。校長先生から講話者の紹介があ

り、まずは女の子の発表が始まる。話の内容を聞いているうちに柳月の新人教育のレベルの高さにびっくりしてメモを取り始める。

いつしか高校生より私のほうが勉強しにきているようだと感じる始末。さすが柳月さんの人事部と思っていると講話終了。次は私の番、演題は志

高く(ソフトバンク孫社長の座右の銘)。自己紹介・会社紹介・鉄の説明では原料の話・製鉄所の話・中国の台頭の話をし、続いて鉄建の IRIS 事業の話

をして個人と鉄建にかかわる話は終了。引続き職業観と勤労観の話に、私なりに考えた働く意味・業界を変革した社長の話(ユニクロ、セブンイレブ

ン)・得意のダーウインの進化論の話・読書の大切さ・資格取得・継続は力なりを眠たそうな学生の前で話し 35 分の持ち時間が終わる。質問はない

だろうと思いつつ「質問など無いですか」と声をかけるが何もなしに終了。

最後に学生代表からお礼の言葉を頂きわが母校の社会人講話は終了しました。

講話後にちょっと嬉しいことがありました。

新聞部のインタビューを受けた際、部長の女の子の趣味が読書だというので何の本が

好きなのかと質問したところ「大地の子」との事(私も大好きで何回も泣きました)。鉄の話の

際に、私が鉄は国家なりという言葉の意味を説明したのですが、小説の中で出ていたので

知っていましたと言われちょっと嬉しい気持ちになり、今日の講話をやって少し良かったなと

思いました。

今回、講話の依頼を受けまして再度私なりに考える時間を貰いました。また他社さんの

新人教育のすごさも実感し、今後参考にして行こうと思いました。

鉄建社員も芽室高校校訓であります切磋琢磨をさせ共に向上して行きたいと思います。

社会人になって 2 年近くたちました。この 2 年間を振

り返るとあっという間でした。高校を卒業して株式会社

鉄建に就職して気づけば20歳になり。もう成人式を迎

えてしまいました。20歳なったという実感は正直特に

ありません。ですが20歳になり 4 月になれば就職し

て 3 年目になります。自分の任されている仕事をしっ

かりとこなして自分なりに工夫をし、今よりも仕事をし

やすく考え努力していきたいと思います。 真鍋 尚

平成29年2月28日発行 第267号

Page 2: NEWS...切磋琢磨 鉄建NEWS 12月初め経理佐藤さんから内線、芽室高校進路指導部の先生から電話が入っていますとの事。 先生の話を伺うと、夏に進藤社長が芽室高校の進路指導部を訪問した時に社会人講話の話になり、鉄建に芽室高校卒で活躍

この本は、大東亜戦争におけるノモンハン事件から沖縄戦ま

での6つの作戦の戦いと失敗を「組織」という観点から検証し、

各々の作戦の失敗に潜む、「組織」としての欠陥を分析し、そ

の失敗の原因をもとに「組織」のあるべき姿を6人の学者が共

同研究し、まとめた本です。

1984 年に発売されロングセラーとなっているこの本は、最近

東京都知事の小池百合子さんが、座右の書として発言したこと

で、再び注目を集め、小池都知事以外にもサントリーHD の新浪

社長やヤマト HD の木川会長など、多くの経営者が愛読書とし

て挙げているそうです。

この本を読むきっかけは進藤社長が朝礼で紹介し、「興味が

ある人は是非」ということだったので挑戦してみたのですが、

なかなか難しい本でした。

大学の講義で使われるような言葉の言い回しと、自分の知識

不足も相まって、何度もページを行ったり来たりと、なかなか

読み進めるのに時間がかかりました。

しかし、読み進めていくにつれ、「組織」としての日本軍の

問題点という視点からの戦争史、それを反面教師とした「組織」

のあるべき姿へのアプローチは意外とすんなり入ってきたし、

作戦目的の曖昧さと意識の共有がされないまま行われた作戦

の実行、その場の空気による作戦の決定、根拠のない楽観主義

など、身近なところにも思い当たる節のある失敗の原因を認識

することができ、勉強になりました。

特に帝国陸海軍が過去の成功体験から抜けきれず、白兵戦思

想や艦隊決戦という強力な戦略思想を信じ、徹底してそれを高

めて適応した結果、「適応は適応能力を締め出す」と書か

れていたフレーズは自分の中ですごく考えさせられました。

この本の最後の章に書かれている組織が継続的に変化に適

応していくために、必要とする「自己革新組織の原則」は、お

よそ 30 年前に書かれた内容ですが、現代の組織においても十

分に当てはめることができる内容となっていると思いますの

で、興味のある方は是非読んでみてください。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

この言葉がぴったりな一冊です。

建材課 伊藤亮太

12月から新たにボウリング同好

会に入りました。猪股くんも一緒に

入り、会員だった後藤くんと同期3

人全員が揃いました。

遊びでたま~にするぐらいだっ

たのでスコアは低いですが、同期が

高スコアを出すと負けられるか!

という気持ちになっています(

笑)

今はまだ何となく投げているだ

けですが、大会もあるので少しずつ

上手くなれたらと思っています。で

も本番に弱い私。・・・

とりあえず楽

しみます(

笑)

さらに目標として、カ

ーブを投げられるように練習して

いこうと思います!

この度、社長にお誘いいただき斉藤さんと三人でパラオまで釣りの

旅へ行ってきました。新千歳~グアム~パラオと海外旅行に不慣れな

自分は、ただただ社長について行きあっという間に現地到着。

そして空港から社長の別荘(?)へとたどり着き、ほっと一息。初日は

エアコンの不具合で冷房が効かなかったものの、バルコニーのドアを

あければ心地よい風とともにそこには贅沢な夜景が広がっていまし

た。遅くに着いたので、軽く談笑をして就寝。翌日から始まる釣り三昧

の三日間にわくわくしてなかなか寝られない自分をよそに斉藤さんは

隣で爆睡。

翌朝、準備をして外へ出ると三日間お世話になる社長の友達であり

フィッシングガイドのライアンが待っていました。さっそく車でライアン

のボートまで向かいいざ出陣。しかしなんということでしょう。曇り空&

強風&高波という厳しい状況(+o+)ポイントに着いた時には全身べち

ゃべちゃ。寒いぞライアン!!!そんな自分たちをよそにライアンは

「はいどーぞ」。もう少し客に気を遣わんかい(笑) しかしやはり状況は

良くなく、アタリも少なくなかなか釣れない。

たまにルアーに出るもののフッキングに至らず(;一_一)初日の午後

は GT を諦めてジギングへ。底をとれば反応があり、それなりに釣れて

遊べました。が、魚のサイズは小さくパラオのポテンシャルを感じられ

ないまま…とその時社長のロッドが大きくしなり、ラインが引きずり出

されているではないですか!なんとか耐えるものの、そのまま根に潜

られてラインブレイク。正体不明の大物は姿を現さないまま去って行き

ました。

初日の釣りを終えて夜は社長おすすめのレストランへ。釣り談義で盛

り上がりながら美味しい料理をいただきました。二日目も状況は良くな

らず、釣果は伸び悩み GTは釣れないまま最終日へ。

三日目の最終日は少し風が落ち着き波もいい感じ。これはイケるか

な?と感じつつライアンの荒い操縦でポイントへ。するとやはり今まで

とは違い生命反応が多い!斉藤さんはナイスサイズのサメを釣り、自

分は大物バラフエダイを連発!!社長は本命GTを釣り、やっとパラオ

のポテンシャルを味わえました。その後も鳥山を見つけキハダマグロ

と壮絶なファイトをしたりと本当に楽しめました。

結局、自分と斉藤さんは GT を釣る夢は叶いませんでしたが、またパ

ラオへ来なさいと言われたような気がしたので、社長ぜひまたよろし

くお願いします(*^^)v 今回の旅は釣りバカの自分には本当に夢のよう

な時間でした。ありがとうございました(*^^) 楠 和恭