(改訂版) システムコーチングとは?
TRANSCRIPT
チームの関係性・コミュニケーションの質をあげるシステムコーチング ® とは?
はじめに
誰を対象 にしているスライド? 2 人以上のチームで仕事・活動をしている そのチームでもっと成果を上げたいと思っている そして、システムコーチングって何か全く知らない
はじめに
読み終わったら どうなるの? システムコーチングって何かがわかる 何で効果的なのかがわかる いつ、どんなときに必要かがわかる
コンテンツ
システムコーチング ® とは? 効果的なタイミング 導入の流れ ( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
システムコーチング ® とは?組織の成果を上げるために、複数名のコーチが教育・ワーク・対話を通じて、「関係性の質」を高める手法 です。戦略やアクションプランを実行するための基盤である、関係性をダイレクトで扱うことが特徴であり、計画の実行体制が弱い時のチームの見直しに効果を発揮します。
※ ダニエル・キム 組織の成功循環より
Before After
✔ 対立・内的葛藤 ✔ 最低限の会話✔職場の人が「何をしている人」か知っている
✔ 相互理解 ✔ コミュニケーションの質の向上✔職場の人が「どんな気持ちを持っている人」か知っている
関係の質
思考の質
行動の質
結果の質
1
2
4
3 お互いに尊重、協力して共に考える関係
気付きがあり、良いアイデアが生まれる
助け合い、新たな挑戦ができる
成果が上がり、より関係性の質が上がる
アクションプランの計画( チームのやることを決める )
関係性の認識・強化( 上記のを実行する体制を作る )
システムコーチング AI ダイアログ * サーベイ調査( 組織文化診断など )
* フューチャーサーチ、ワールド・カフェ、 OST などホールシステムアプローチの対話手法を使用することを指しています
ー
× ◯ ◯ ◯
◎ △ △ ×
例 : 新しいプロジェクトを始める ◯ お互いのことを知り、チームビルディングしたい × プロジェクトの計画をたてたいジェクトを始める例 : 部門間のコミュニケーションが上手くいっていない ◯ 相互理解をしたい × 改善点を話し合いたいジェクトを始める
「方法」を実行する体制を強化するために行うため、今のチームが「どんな状態にあるか」「どう在りたいか」を扱います。( よってこのチームが「何をするか」を扱いたい時には向きません。 )
システムコーチング ® とは?
入門 組織開発 ( 中村和彦著より
ハード面
・企業の理念・ビジョン策定と浸透・どのようなサービスをどうやって展開するか・将来にわたってどう優位性を確保するか
1. 目的・戦略
・部門や部署をどう構成するか・仕事や役割をどのように分けるか・人をどのように配置するか
2. 組織設計
・仕事や業務をどう手順化・共有するか・業務プロセスの改善・効率化のためにどう技術を使うか ( IT 化 )
3. 業務手順・技術
・どんな制度が必要か ( 評価・報酬制度や目標管理やキャリア開発、メンタルヘルスの施策策定など )
4. 制度
・個人の能力、スキル、リーダーシップ、意識やモチベーションを高めるか5. 人
・どうコミュニケーションの質を高めるか、協働性やチームワークを高めるか・どうやって他部署と効果的に連携するか
6. 関係性
ソフト面
システムコーチング ® とは? ( 参考 )組織のマネジメントの課題には下記の 6 つが大切と言われています。 1-5 に外部からアプローチするのが、コンサルタントや研修講師、 6 に外部からアプローチするのがシステムコーチです。
コンテンツ
システムコーチング ® とは?とは? 効果的なタイミング 導入の流れ ( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
効果的なタイミングシステムコーチング ® は下記のように変化を迎える、または変化を起こしたいという段階にいるチームに有効です。
プロジェクト立ち上げ時 新メンバーの参画時 チームが停滞している時
・・・
停滞どころか対立している時
複数で場作りする時目先の方法しか目を向けてない時皆でビジョンを話したい時他部署と協力できていない時
コンテンツ
システムコーチング ® とは?とは? 効果的なタイミング 導入の流れ ( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
導入の流れ
1 ヶ月目
2-5 ヶ月目
6 ヶ月目
チームのアセスメント( インタビュー・アンケート等 )
導入セッション (3-4h)
継続セッション (3-4h)
継続セッション (3-4h)
振り返りセッション (3-4h) ・全体を通してチームの変化を振り返る・自分たちで継続していくための仕組み作り
・施策の背景や意図・目的を共有・関係性の質を向上させるための理論教育・チームの現状を自覚するためのワークや対話・関係性の質を高めるアクションプランの設定・前回設定したアクションプランの振り返り
・参加者に個別インタビューを行い、チームに対する課題認識などを確認・結果を元にその後のセッションをデザイン
システムコーチング ® の進め方のサンプルは以下の通りです。( アセスメントにより、期間・回数・時間などが大きく変わります。 )※ システムコーチング ® が適切かどうかを判断するため、事前にコアチームへサンプルセッションを行なうこともあります。
導入の流れ ( 参考 )実施の際には以下の点が前提条件として必要になります。 ✔ 関係性の変化は一度に出来るものではないため、小さな変化を持続的に起
こしていく必要があります。 ( よって 1 日に長時間、ではなく複数回セッションが必要になります。 )
✔ チームの成長過程では、一時的にチームワークが乱れる混乱期を経る可能性があります。
✔ セッションはきっかけに過ぎず、セッションの間の行動を重ねることがチームの変化に繋がるという点を予めご理解ください。
✔ コアメンバーの方自身も「変わる」という意思を持っていただく必要があります。 ( コアメンバーの本音の開示はセッションの効果を高めるキーになります。 )
コンテンツ
システムコーチング ® とは?とは? 効果的なタイミング 導入の流れ ( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
関係性の質が上がるということがどういうことかよく分かりません。?関係性の質が上がるということは、コミュニケーションの質が上がり、今まで話せなかったことも話せるように、聞きづらかったことも聞けるようになることです。
( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
関係性低 中
A の方がインパクトがあるし…!
B の方が雰囲気が伝わっていいと思うけど…
「 A がいいですねー」 「そうですね‥」 「目を引く PR をしてあげたいので、A がいいですね」
本音がテーブルの下に隠れた状態
「より雰囲気が伝わるようなPR をしてあげたいので、B もいいと思います」
何を大切にしているか、がテーブルの上に出された状態
関係性中 高
「目を引く PR をしてあげたいので、A がいいですね」
「より雰囲気が伝わるようなPR をしてあげたいので、B もいいと思います」
なぜそれを大切にしているか、本人の価値観がテーブルの上に出された状態
何を大切にしているか、がテーブルの上に出された状態
「いい情報はたくさんの人に知ってもらいたいし、伝えたいんです」
「誰と過ごすかが大切なので、どんな人がいるかが気になるんです」
コミュニケーションの質が高くなり、お互いの価値観や在り方が聞きあえると、相手が何を大切にして、どんな想いで行動しているかが分かるようになるため、自律的に判断・行動できるチームになります。
コミュニケーションの質が上がるとチームはどうよくなるんですか??( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A
成果をあげるためには関係性をどうこうするよりも、もっとリーダーが皆を引っ張ればいいと思うんですけど…
( 参考 ) より詳しく知りたい方へ Q & A ?
成果のために人を統率する能力の他に、維持していく能力 ( = 関係性を扱う能力 ) も大切なリーダーシップの 1 つと考えられています。組織の多様性が高まる中、より伸ばすべき能力と言えるでしょう。
pM PM
pm Pm
P: 目標達成機能
M :集団維持機能
PM 理論 (三隅二不二 ) より マネジリアル・グリッド理論 (ブレイク & ムートン ) より
業績への関心度
人への関心度
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1 2 3 4 5 6 7 8 9
1:1型
1:9型
9:1型
9:9 型
5:5型
終わりに
本資料に関するお問い合わせは下記までお願い致します。
ファシリテーター・システムコーチ玄道 優子[email protected]
※システム・コーチングは、ウエイクアップ (CRR ジャパン ) の登録商標です。