女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

21
性性性性性性性性性性性性性性 性性性性性性性性性性性性 性性性性性性性 性 性 性 性

Upload: chandelle-daria

Post on 02-Jan-2016

37 views

Category:

Documents


1 download

DESCRIPTION

女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討. 鳴海クリニック 鳴 海 淳 郎. (112例). 以上の考えに基づいた治療の実際. 1. とくに神経因子が濃厚な場合   次表の中、内服の第 1 例にそれを示す。 2. とくに IgE が高くてアレルギーが濃厚な場合 次表の中、内服の第 2 例にそれを示す。 3. 性ホルモンの関係が考えられる場合 ・ プレグナンジオールを少なくとも2,3ヶ月投与すると月経前になっても悪化せず、  ・場合によっては月経も順調になる等の効果が期待できる。. 以上の考えに基づいた治療の実際. 1. とくに神経因子が濃厚な場合 - PowerPoint PPT Presentation

TRANSCRIPT

Page 1: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

女性患者にみられる最近の傾向

これに対する治療法の検討

鳴海クリニック鳴 海 淳 郎

Page 2: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 3: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

(112例)

Page 4: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 5: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 6: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 7: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

以上の考えに基づいた治療の実際

1.とくに神経因子が濃厚な場合  次表の中、内服の第 1 例にそれを示す。2.とくに IgE が高くてアレルギーが濃厚

な場合  次表の中、内服の第 2 例にそれを示す。3.性ホルモンの関係が考えられる場合 ・プレグナンジオールを少なくとも2,3ヶ月

投与すると月経前になっても悪化せず、

 ・場合によっては月経も順調になる等の効果が期待できる。

Page 8: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 9: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

以上の考えに基づいた治療の実際

1.とくに神経因子が濃厚な場合  次表の中、内服の第 1 例にそれを示す。2.とくに IgE が高くてアレルギーが濃厚

な場合  次表の中、内服の第 2 例にそれを示す。3.性ホルモンの関係が考えられる場合 ・プレグナンジオールを少なくとも2,3ヶ月

投与すると月経前になっても悪化せず、

 ・場合によっては月経も順調になる等の効果が期待できる。

Page 10: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 11: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

以上の考えに基づいた治療の実際

1.とくに神経因子が濃厚な場合  次表の中、内服の第 1 例にそれを示す。2.とくに IgE が高くてアレルギーが濃厚

な場合  次表の中、内服の第 2 例にそれを示す。3.性ホルモンの関係が考えられる場合 ・プレグナンジオールを少なくとも2,3ヶ月

投与すると月経前になっても悪化せず、

 ・場合によっては月経も順調になる等の効果が期待できる。

Page 12: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

 瀧野増市氏よって発見されたワクシニアウイルス

 接種家兎から得られた炎症皮膚抽出物                  (1976

年以来販売) 作用機序

       ・興奮したあらゆる神経に対する       鎮静作用、鎮痛作用

      ・抗アレルギー作用  

ノイロトロピンの有用性

Page 13: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

塩酸ヒドロキシジン(アタラックス)の有用性

 抗アレルギー性緩和精神安定剤

  ・優れた抗アレルギー作用

  ・優れた中枢的な自律神経安定化作用

  ・依存性を示さない

Page 14: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

塩酸オロパタジン(アレロック)の有用性

               (2001年3月販売開始) ・従来の抗アレルギー作用

      ヒスタミンH 1 受容体拮抗作用      ヒスタミン遊離抑制作用     の他 

 

  ・サブスタンスP抑制作用

各種疾患の「かゆみ」対策  帯状疱疹の神経痛の軽減  一般にストレスに弱い患者の治療にも応用

Page 15: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

塩酸エピナスチン(アレジオン)の有用性

               (1994年6月販売開始) ・ 神経成長因子(NGF)の上昇を抑制し、

  サブスタンスPも有意に抑制する。

 ・ Th1 ケモカイン産生、免疫担当細胞表面分子 

の発現を抑制。

 ・ 抗アレルギー薬として Th2 媒介性疾患に奏功

する他、皮膚 Th1 病にも奏功。

Page 16: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

塩酸フェキソフェナジン(アレグラ)の有用性

                 ( 2000 年 11 月販売開始)・高く安定した病変皮膚組織内濃度を維持する

ことによってケラチノサイトの Th2 サイトカイン産生を抑える。

      ・・・ アトピー症状に対する「速効性」

・脳内に殆んど移行せず、脳内 H1 受容体に結合しにくい。

      ・・・ 眠気が少ない

Page 17: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

プレグナンジオールの有用性

・プレグナンジオールはホルモン作用を有しないが、黄体ホルモンと競争的に毛嚢皮脂腺系に作用し、黄体ホルモンの作用を減弱するものと思われる。

・一部は脳下垂体に作用して、性腺刺激ホルモン分泌に影響を与えることも考えられる。

・副作用の心配なし。

Page 18: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討
Page 19: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

神経・内分泌・免疫系のクロストークシステム

(東京医科歯科大学・廣川勝いく教授 による)

           

Page 20: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

アレルギー性皮膚疾患における三位一体の治療

・アレルギー性炎症に対して   従来の抗アレルギー薬の使用 ヒスタミンH 1 受容体拮抗作用       ヒスタミン遊離抑制作用

・神経性炎症に対して   新しい抗アレルギー薬の使用 サブスタンスPの遊離抑制    神経成長因子の上昇抑制  

・内分泌、とくに性ホルモンの異常(月経異常)に対して    プレグナンジオールの使用     

Page 21: 女性患者にみられる最近の傾向と これに対する治療法の検討

以上は  第 81回日本皮膚科学会大分地方会  ( 2007 年 7 月 1日)において発表し

た。