z md-70cd - teac

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取扱説明書 MD Deck/CD Player MD-70CD ティアック製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 ご使用になる前にこの取扱説明書をよくお読みください。 また、お読みになったあとは、いつでも見られるところに大切に 保管してください。 末永くご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。 Z D01251601C

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Page 1: Z MD-70CD - TEAC

取扱説明書

MD Deck/CD Player

MD-70CDティアック製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。ご使用になる前にこの取扱説明書をよくお読みください。また、お読みになったあとは、いつでも見られるところに大切に保管してください。末永くご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。

ZD01251601C

Page 2: Z MD-70CD - TEAC

2

製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、以下の注意事項をよくお読みください。

V 警告 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

P電源プラグをコンセントから抜く

万一、異常が起きたら煙が出たり、変なにおいや音がするときは機器の内部に異物や水などが入ったときはこの機器を落としたり、カバーを破損したときはすぐに機器本体の電源スイッチを切り、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。異常状態のまま使用すると、火災・感電の原因となります。販売店またはティアック修理センター (裏表紙に記載)に修理をご依頼ください。

=禁止

電源コードを傷つけない電源コードの上に重いものをのせたり、コードを壁や棚との間に挟み込んだり、本機の下敷きにしない電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、熱器具に近づけて加熱したりしないコードが傷んだまま使用すると火災・感電の原因となります。万一、電源コードが破損したら(芯線の露出、断線など)、販売店またはティアック修理センター (裏表紙に記載)に交換をご依頼ください。

付属の電源コードを他の機器に使用しない故障、火災、感電の原因となります。

交流100ボルト以外の電圧で使用しないこの機器を使用できるのは日本国内のみです。表示された電源電圧(交流100ボルト)以外の電圧で使用しないでください。また、船舶などの直流(DC)電源には接続しないでください。火災・感電の原因となります。

この機器を設置する場合は、放熱をよくするために、壁や他の機器との間は少し(3cm以上)離して置くラックなどに入れるときは、機器の天面から5cm以上、背面から10cm以上のすきまをあけるすきまをあけないと内部に熱がこもり、火災の原因となります。

この機器の通風孔などから内部に金属類や燃えやすい物などを差し込んだり、落としたりしない火災・感電の原因となります。

この機器の通風孔をふさがない通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となります。

イヤホンやヘッドホンからの過度の音圧は、聴覚障害の原因となります。聴覚障害の可能性を防ぐために、長時間,高音量で聴かないで下さい。

N指示

電源プラグにほこりをためない電源プラグとコンセントの周りにゴミやほこりが付着すると、火災・感電の原因となります。定期的(年1回くらい)に電源プラグを抜いて、乾いた布でゴミやほこりを取り除いてください。

C禁止

機器の上に花びんや水などが入った容器を置かない内部に水が入ると火災・感電の原因となります。

安全にお使いいただくために

Page 3: Z MD-70CD - TEAC

3

V 警告 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

Y分解禁止

この機器のカバーは絶対に外さないカバーを開けたり改造すると、火災・感電の原因となります。内部の点検・修理は販売店またはティアック修理センター (裏表紙に記載)にご依頼ください。

この機器を改造しない火災・感電の原因となります。

V 注意 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。

P電源プラグをコンセントか

ら抜く

移動させる場合は、電源のスイッチを切るか、またはスタンバイにし、必ず電源プラグをコンセントから抜き、外部の接続ケーブルを外すケーブルが傷つき、火災・感電の原因や、引っ掛けてけがの原因になることがあります

旅行などで長期間この機器を使用しないときやお手入れの際は、安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜く通電状態の放置やお手入は、漏電や感電の原因となることがあります。

N指示

オーディオ機器を接続する場合は、各々の機器の取扱説明書をよく読み、電源を切り、説明に従って接続するまた、接続は指定のケーブルを使用する

電源を入れる前には、音量を最小にする突然大きな音が出て聴力障害などの原因となることがあります。

この機器はコンセントの近くに設置し、電源プラグは簡単に手が届くようにする異常が起きた場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、完全に電源が切れるようにしてください。

この機器には、付属の電源コードを使用するそれ以外の物を使用すると、故障・火災・感電の原因となります。

=禁止

ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かない湿気やほこりの多い場所に置かない。風呂、シャワー室では使用しない調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気があたる場所に置かない火災・感電やけがの原因となることがあります。

電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張らないコードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。

O禁止

濡れた手で電源プラグを抜き差ししない感電の原因となることがあります。

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4

電池の取り扱いについて本製品は電池を使用しています。誤って使用すると、発熱、発火、液漏れなどの原因となりますので、以下の注意事項を必ず守ってください。

V 警告 乾電池に関する警告

=禁止

乾電池は絶対に充電しない破裂、液漏れにより、火災・けがの原因となります。

V 警告 電池に関する警告

N強制

電池を入れるときは、極性表示 ( プラス ¥ とマイナス ^ の向き ) に注意し、電池ケースに表示されているとおりに正しく入れる間違えると電池の破裂、液漏れにより、火災・けがや周囲を汚損する原因となることがあります。

長時間使用しないときは電池を取り出しておく液が漏れて火災、けが、周囲を汚損する原因となることがあります。もし液が漏れた場合は、電池ケースに付いた液を良く拭き取ってから新しい電池を入れてください。また、万一漏れた液が身体に付いたときは、水で良く洗い流してください。

=禁止

指定以外の電池は使用しない新しい電池と古い電池、または種類の違う電池を混ぜて使用しない破裂、液漏れにより、火災、けがや周囲を汚損することがあります。

炎天下の車内や暖房器具のそばなど、温度が高くなるところで保管しない本体の変形によるショートや発火、故障、電池の劣化の原因となります。

V 注意 電池に関する注意

=禁止

金属製の小物類と一緒に携帯、保管しないショートして液漏れや破裂などの原因となることがあります。

電池を熱したり、火または水に投げ入れたりしない電池の破裂、液漏れにより、火災・けがや周囲を汚損する原因となることがあります。

Y分解禁止

分解しない電池内の酸性物質により、皮膚や衣服を損傷する恐れがあります。

安全にお使いいただくために ( 続き )

º電源コードや本体に異常がないか、定期的に点検してください。内部にほこりがたまったまま、長い間掃除をしないと火災や故障の原因となることがあります。特に、湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。5 年に 1 度は、販売店またはティアック修理センター ( 裏表紙に記載 ) に内部の点検をご依頼ください。費用についてはお問い合わせください。

Page 5: Z MD-70CD - TEAC

5

安全にお使いいただくために .............................................................2

はじめに ................................................................................................6付属品 ................................................................................................6本書の表記 ........................................................................................6商標に関して ....................................................................................6設置上の注意 ....................................................................................6電源について ....................................................................................6本体のお手入れ ................................................................................6結露について ....................................................................................7CD(コンパクトディスク)について ...........................................7MD(ミニディスク)の取り扱いについて ...................................7U-TOCについて ...............................................................................7ユーザー登録について .....................................................................7

リモコン(RC-1322) .......................................................................8リモコンを準備する .........................................................................8

接続 ........................................................................................................9オーディオの接続 .............................................................................9電源の接続 ........................................................................................9

各部の名前とはたらき(本体) ...........................................................10フロントパネル .............................................................................10ディスプレー .................................................................................13リアパネル .....................................................................................14

各部の名前とはたらき(リモコン) ...................................................15

表示マスターとリモコンマスター ...................................................18リモコンマスターの選択 ..............................................................18表示マスターの選択 ......................................................................18

メニュー操作 .....................................................................................19メニューの構成 .............................................................................19メニュー操作の基本 ......................................................................21

CDやMDを再生する ........................................................................22再生可能なディスクについて ......................................................22再生モードについて ......................................................................22再生の基本操作 .............................................................................22モニターについて ..........................................................................23表示マスターとリモコンマスターの選択 ...................................23選曲する .........................................................................................23サーチする .....................................................................................23タイムサーチ機能 ..........................................................................24曲の頭で待機する(オートキュー) .............................................241曲再生するごとに待機する(オートレディ) ..........................24繰り返して再生する(リピート再生) .........................................25任意の区間を繰り返して再生する(A-Bリピート再生) ..........25CDとMDを連続演奏する .............................................................25タイマー再生をする ......................................................................25曲のピッチを変える(ピッチコントロール)(CDのみ) ..........251曲だけ再生する(シングル) .....................................................26希望の曲を希望の順に再生する(プログラム再生) ..................26ランダムに再生する(ランダム再生) .........................................27時間表示を切り換える ..................................................................27ディスクやトラックの終了を予告表示する(EOM) ................27キーを変える(CDのみ) ..............................................................27フェードイン/フェードアウト再生(CDのみ) .......................28出力ボリューム調節(CDのみ) ..................................................28MP3ファイル、WAVファイルのディレクトリ再生 ................28MDのグループ再生 .......................................................................29

CDをMDにダビングする .................................................................30ダビングの基本操作 ......................................................................30録音モードを設定する ..................................................................30

録音スピードを設定する ..............................................................30

外部ソースをMDに録音する ...........................................................31録音の基本操作 .............................................................................31録音するときの注意 ......................................................................32トラック番号を更新する(繰り上げる) .....................................32フェードイン/フェードアウト録音 ...........................................33プリレコーディング(タイムマシン録音)機能 .......................33録音済みの個所を消しながら録音する(オーバーライト) ......33シンク録音する .............................................................................34MDの残り時間をチェックする ...................................................34

MDの編集 ..........................................................................................35編集操作について ..........................................................................35編集操作を取り消す(UNDO機能) ............................................35全トラックを消去する(ERASE DISC機能) ...........................35トラックを消去する(ERASE TRK機能) .................................36複数トラックをまとめて消去する(ERASE MULTI機能) .....36トラックを分割する(DIVIDE機能) ..........................................37トラックを結合する(COMBINE機能) .....................................37トラックを移動する(MOVE機能) ............................................38グループを作る .............................................................................38グループを解除する ......................................................................38

名前を付ける .....................................................................................39ディスク名を付ける(TITLE機能) .............................................39トラック名を付ける ......................................................................40グループ名を付ける ......................................................................40

コンピュータキーボードを使った操作 ...........................................41キーボードタイプの設定 ..............................................................41キーボードを使って名前を入力する ...........................................41

コンピュータキーボードを使った操作(続き) ................................42キーボード操作一覧 ......................................................................42ダイレクトトラックの操作方法 ..................................................42

パネル操作をロックする ..................................................................43パネル全体のロック ......................................................................43デッキ単位のロック ......................................................................43

通信設定/サービスデータの確認 ...................................................44通信設定 .........................................................................................44サービスデータの確認 ..................................................................44各種設定の初期化 ..........................................................................44

システム上の制約について ..............................................................45CD部...............................................................................................45MD部 ..............................................................................................46

メッセージ一覧/困ったときは ......................................................47メッセージ一覧 .............................................................................47困ったときは .................................................................................47

仕様 .....................................................................................................48MDデッキ部定格 ..........................................................................48CDデッキ部定格 ...........................................................................48入力定格(MD入力) .....................................................................48出力定格 .........................................................................................48コントロールI/O ...........................................................................49オーディオ特性 .............................................................................49一般 .................................................................................................49

保証とアフターサービス ..................................................................51

目 次

Page 6: Z MD-70CD - TEAC

6

付属品

万一付属品に不足や損傷がありましたら、お買い上げになった販売店、または弊社AVお客様相談室(裏表紙に記載)にご連絡ください。

º 電源コード x1º リモコン(RC-1322) x1º リモコン用乾電池(単3) x2º RCAオーディオケーブル x2º 取扱説明書(本書、保証書付き) x1

本書の表記

本書では、以下のような表記を使います。

º 「ミニディスク」のことを「MD」と表記します。

º 本機および外部機器のボタン/端子などを「MENUボタン」のように太字で表記します。

º ディスプレーに表示される文字を“REPEAT”のように“__”で括って表記します。

º ディスプレーのメイン表示部にディスク情報やトラック情報を表示している状態を「通常表示」と呼びます。

º MP3オーディオファイルやWAVオーディオファイルを記録したCDを「データCD」と表記します。

º 必要に応じて追加情報などを、「ヒント」、「メモ」、「注意」として記載します。

ヒント

本機をこのように使うことができる、といったヒントを記載します。

メ モ

補足説明、特殊なケースの説明などをします。

注 意

指示を守らないと、人がけがをしたり、機器が壊れたり、データが失われたりする可能性がある場合に記載します。

商標に関して

º MPEG Layer-3 audio coding technology licensed from Fraunhofer IIS and Thomson.

º その他、記載されている会社名、製品名、ロゴマークは各社の商標または登録商標です。

ここに記載されております製品に関する情報、諸データは、あくまで一例を示すものであり、これらに関します第三者の知的財産権、およびその他の権利に対して、権利侵害がないことの保証を示すものではございません。従いまして、上記第三者の知的財産権の侵害の責任、又は、これらの製品の使用により発生する責任につきましては、弊社はその責を負いかねますのでご了承ください。

第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担致しません。

設置上の注意

º 本製品の動作保証温度は、摂氏5度〜 40度です。

º 次のような場所に設置しないてください。音質悪化の原因、または故障の原因となります。

振動の多い場所 窓際などの直射日光が当たる場所 暖房器具のそばなど極端に温度が高い場所 極端に温度が低い場所 湿気の多い場所や風通しが悪い場所 ほこりの多い場所

º 本製品は、水平に設置してください。

º 本機の上に物を置かないでください。

ºパワーアンプなど熱を発生する機器の上に本製品を置かないでください。

電源について

º AC100V(50 - 60Hz)以外の電源には接続しないでください。

º 電源コードの抜き差しは、プラグを持って行ってください。

º 付属の電源コードをAC IN端子に奥までしっかりと差し込んで

ください。

本体のお手入れ

化学ぞうきんやベンジン、シンナー系の液体で本機を拭かないでください。表面を傷める原因となります。トップカバーやパネルの汚れは、薄めた中性洗剤液を少し含ませた柔らかい布で拭いてください。

はじめに

著作権についてあなたが録音・録画したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できません。 なお、この商品の価格には、著作権法の定めにより、私的録音補償金が含まれております。

お問い合わせ先: 一般社団法人私的録音補償金管理協会 (sarah) Tel:03-6205-4701

Page 7: Z MD-70CD - TEAC

7

結露について

本製品を寒い場所から暖かい場所に移動したときや、寒い部屋を暖めた直後など、気温が急激に変化すると結露を生じることがあります。結露したときは約1 〜 2時間放置した後、電源を入れてお使いください。

CD(コンパクトディスク)について

本機は市販の音楽CDのほかに、オーディオCD(CD-DA)形式で記録したCD-RやCD-RWディスク、MP3オーディオファイルあるいはWAVオーディオファイルを記録したCD-RやCD-RWディスクを再生することができます。また8cmCDの再生も可能です。

取り扱い上の注意º ディスクは、必ずレーベル面を上にして挿入してください。

º ディスクをケースから取り出すときは、ケースの中心を押しながら、ディスクの外周部分を手で挟むように持ってください。

º 信号録音面(レーベルがない面)には触れないでください。 指紋や脂などが付着していると、再生するときにエラーの原因

になることがあります。

º 信号録音面に指紋やほこりがついたら、柔らかい布を使って中心から外側に向かって軽く拭いてください。

ディスクの汚れは音質低下の原因となりますので、いつもきれいに清掃して保管してください。

º ディスクの清掃に、レコードクリーナー、帯電防止剤、ベンジン、シンナーなどの化学薬品を使用することは絶対お止めください。表面が変質して再生不能になる恐れがあります。

º ディスクにラベルなどを貼ることはおやめください。盤面にセロハンテープやレンタルCDのシールなどをはがしたあとがあるもの、またシールなどから糊がはみ出ているものは使用しないでください。そのまま本製品にかけると、ディスクが取り出せなくなったり、故障の原因となることがあります。

º 市販のCD用スタビライザーは、絶対に使用しないでください。再生できなくなったり、故障の原因になります。

º ヒビが入ったディスクは使用しないでください。

º ハート形や名刺形、八角形など特殊形状のCDは、機器の故障の原因になりますので使用しないでください。

º いくつかのレコード会社より「コピーコントロールCD」と銘打った著作権保護を目的としたディスクが販売されています。これらはCD規格に則っていないディスクも存在するため、本機で再生できない場合があります。

MD(ミニディスク)の取り扱いについて

MDはカートリッジに収納されています。カートリッジの汚れやそりなどは、誤動作の原因になることがあります。いつでもいい音で楽しめるように、次のことにご注意ください。

º MDを使用した後は、必ず取り出してMDケースに入れて保管し

てください。

º シャッターを開け、中のディスクにさわらないでください。また、

無理にシャッターを開けると壊れることがあります。

º 直射日光が当たる所や温度が高くなる所、また湿気の多い所に

置かないでください。

º MDカートリッジ表面のほこりは、乾いた布で拭き取ってくだ

さい。

º MDカートリッジにラベルを貼るときは、指定の位置に正しく

貼ってください。ラベルがめくれたり、浮いているとMDが内部につまって取り出せない原因となることがあります。

º ラベルを重ねて貼らないでください。

カートリッジ

シャッター

U-TOCについて

録音用MDは、録音した曲を簡単に編集できます。録音した曲の情報(開始アドレス、終了アドレス、タイトル他)をU-TOC(User Table of Contents)というところに記録しており、ここを書き換えるだけで自由に編集することができます。

音楽データU-TOC

曲の順序、開始 /終了時刻等を記録

ユーザー登録について

TEACのウェブサイトにて、オンラインでのユーザー登録をお願いいたします。

http://teac.jp/support/registration/

Page 8: Z MD-70CD - TEAC

8

リモコンを準備する

乾電池の入れかた

1. 裏ぶたを開けます。

2. ±と—を確認して、単3形乾電池を2本挿入します。

3. ふたを閉めます。

乾電池の交換時期操作範囲が狭くなったり、操作しても動作しなくなったときは、乾電池が消耗しています。2本とも、新しい乾電池に交換してください。

乾電池についての注意乾電池を誤って使用すると、液もれや破裂などの原因となることがあります。乾電池の注意表示、および本書4ページをよくお読みください。

リモコン使用上の注意º 赤外線によりコントロールする他の機器を使用時に、本機のリ

モコンを操作すると、他の機器を誤動作させることがあります。

º リモコンは、以下の範囲内でご使用ください。

リモコン受光部

動作距離正面:7 メートル以内

左右 15 度以内:7 メートル以内

リモコン(RC-1322)

Page 9: Z MD-70CD - TEAC

9

接続を行う前に、外部機器の取扱説明書をよくお読みになり、正しく接続してください。電源は最後に接続してください。

オーディオの接続

アナログオーディオ機器との接続

アナログのステレオアンプ、ミキサー、レコーダーなどを本機のアナログライン入出力端子に接続します。入力端子にはMDデッキの録音ソース信号を接続します。出力端子には、それぞれのデッキ専用のCD出力端子とMD出力端子のほかに、COMMON出力端子があります。COMMON出力端子からは、信号を出力している側のデッキの信号が出力されます。両方のデッキから信号が出力されている場合、CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“COMMON?”項目で選択されているデッキ(“MD”または“CD”)の信号が優先されます。

メ モ

≠ 本機にはケーブルが付属されていません。

≠ ラインレベル音声信号ケーブルは電源コードやスピーカーケーブルと一緒に束ねないでください。音質の低下や雑音の原因となります。

デジタルオーディオ機器との接続

デジタルのステレオアンプ、ミキサー、レコーダーなどを本機のデジタル入出力端子(OPTICALまたはCOAXIAL)に接続します。

メ モ

本機はサンプリングレートコンバーターを搭載しています。 MDの サ ン プ リ ン グ レ ー ト(44.1kHz)と 異 な る、32kHz・

48kHzの信号をデジタル録音する事も可能です。

電源の接続

本機は日本国内専用です。電源プラグをAC(交流)100Vの電源コンセントに差し込んでください。

100V電源コンセントへ

デジタルミキサー、デジタルレコーダーなど

アナログミキサー、アンプ、アナログレコーダーなどの入力へ

アナログミキサー、アンプ、アナログレコーダーなどの出力から

接続

Page 10: Z MD-70CD - TEAC

10

フロントパネル

共通部

1 2 3 4 5 6

7 8 9 0 q w

MD操作部/ CD操作部

f g h jkl ; z

x c v b n m

e r t y u i

o p a s d

MULTI JOGダイヤル機能: ノーマルモード時、MDのグループ選択(MDインジケーター

点灯時でグループ再生モードON時)やデータCDのディレクトリ選択(CDインジケーター点灯時)を行います。

プログラムモード時、登録トラックを選択します。 メニューモード時、メニュー項目や値を選択します。 MD編集モード時、編集ポイントの設定を行います。 タイトル入力モード時、入力キャラクターを選択します。 上記以外の場合、表示マスターデッキのトラックスキップを

行います。

ENTERボタン機能: プログラムモード時、選択トラックを確定します。 メニューモード時、メニュー項目を確定するときやメニュー

での設定/編集を確定するときに使います(YESボタンと同じ働きをします)。

タイトル入力モード時、入力キャラクターを確定します。

共通部

1POWERスイッチ 電源のオン/オフを行います。

2 リモコン受光部 付属のワイヤレスリモコン(RC-1322)の信号を受信します。

リモコンを使用するときは、リモコンの先端をこちらに向けて操作してください。

3 NOボタン メニューモード時、メニュー項目をキャンセルするときに使い

ます。 タイトル入力モード時、キャラクターの削除を行います。

4 MULTI JOGダイヤル このダイヤルを回すとMULTI JOGダイヤルとして働き、押す

とMULTI JOGダイヤルとして働きます。

各部の名前とはたらき ( 本体 )

Page 11: Z MD-70CD - TEAC

11

クの冒頭にスキップします。再生中に押し続けると、レビュー再生(サーチ)を行います。

y ¯/ボタン ノーマルモード時、正方向のトラック選択(スキップ)やキュー

再生(サーチ)を行うときに使います。停止中にこのボタンを押すと、次のトラックにスキップします。

停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中にこのボタンを押すと、次のトラックにスキップします。再生中に押し続けると、キュー再生(サーチ)を行います。

u CDボタン/インジケーター このボタンを押してインジケーターを点灯させるとCDが表示マ

スターになり、ディスプレーにCDデッキ/ディスクの情報(設定、時間)が表示されます。

表示マスター設定は電源をオフにしても記憶されています。

i CD MENUボタン CDメニューモードのオン/オフを行います。CDメニューモー

ドでは、ディスプレーを使ってCDメニュー項目の表示を行うことができます。また、このときCDインジケーターが点滅します。

メ モ

MDが表示マスターのとき(MDインジケーター点灯時)にCD MENUボタンを押すと、MDインジケーターが点灯したままCDインジケーターが点滅になります。

CDが表示マスターのとき(CDインジケーター点灯時)にCD MENUボタンを押すと、CDインジケーターが点滅になります。

oPITCHつまみ/インジケーター このつまみを押してピッチコントロールのオン/オフを切り換

えます。オンの時、インジケーターが点灯します。 このつまみを回してピッチを設定(-50%〜+16%)します。 ピッチコントロールのオン/オフ設定は、電源をオフにしても

記憶されています。

p STOP (ª) ボタン CD再生中にこのボタンを押すと、CDデッキが停止します。 ダビング機能実行中にこのボタンを押すと、MDデッキとCD

デッキの両方が停止します。

a PLAY (¥) ボタン CD停止中または再生待機中にこのボタンを押すと、CDデッキ

が再生を始めます。 ダビング待機中にこのボタンを押すと、CDデッキが再生、MD

デッキが録音を始め、ダビングが始まります。

s READY (π) ボタン CD停止中または再生中にこのボタンを押すと、CDデッキが再

生待機状態になります。

d OPEN/CLOSE (ø) ボタン CDトレーの開閉を行います。

5 YESボタン メニューモード時、メニュー項目を確定するときやメニューで

の設定/編集を確定するときに使います。 タイトル入力モード時、キャラクターの挿入を行います。

6 CONT PLAYスイッチ ONに設定すると、CDとMDが交互に連続再生を行います。再

生中のデッキが自動的に表示マスターになります

7 PHONESソース切換スイッチ ヘッドホンでモニターしたいソース(CD、COMMON、MD)

に応じて切り換えます。 COMMONを選択すると、CDとMD両方をモニターすることが

できます。なお両方のデッキから信号が出力されている場合はSYSTEMメニューの“COMMON?”項目の設定に従います。

8 PHONESつまみ ヘッドホン出力レベルを調節します。

9 PHONESジャック ステレオヘッドホンを接続するためのステレオ標準ジャックで

す。ミニプラグのヘッドホンを接続する場合は市販の変換アダプターをご使用ください。

0 TIMEボタン このボタンを押すと、ディスプレーに表示される時間モードが

切り換わります。(→ 29ページ「時間表示を切り換える」) 時間モード設定は電源をオフにしても記憶されています。

q DISPLAYボタン タイトル入力モード時、入力キャラクタータイプを切り換えま

す。(→ 41ページ「名前の入力方法」) キャラクタータイプ設定はディスプレーに表示されます。 英小文字/記号:(無表示) 英大文字/記号:“CAPS” カタカナ:“カタカナ”

w ディスプレー CDまたはMDのディスク情報、トラック情報、デッキの動作モー

ド、メニューなど、さまざまな情報を表示します。 詳細は15ページ「ディスプレー」をご覧ください。

CD操作部

e KEYボタン/インジケーター このボタンを押してインジケーターを点灯させると、キーチェ

ンジ機能がオンになり、キーを変えてCDを再生することができます。キーをどれだけ変えるかの設定は、CDメニューから行います。(→ 29ページ「キーを変える」)

キーチェンジ機能のオン/オフ設定は、電源をオフにしても記憶されています。

r CDトレー CDをセットします。

t Ô/Âボタン 通常、逆方向のトラック選択(スキップ)やレビュー再生(サー

チ)を行うときに使います。停止中にこのボタンを押すと、手前のトラックにスキップします。停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中このボタンを押すと、現在のトラッ

Page 12: Z MD-70CD - TEAC

12

MD操作部

f MD MENUボタン MDメニューモードのオン/オフを行います。MDメニューモー

ドでは、ディスプレーを使ってMDメニュー項目の表示を行うことができます。またこのとき、MDインジケーターが点滅します。

メ モ

CDが表示マスターのとき(CDインジケーター点灯時)にMD MENUボタンを押すと、CDインジケーターが点灯したままMDインジケーターが点滅になります。

MDが表示マスターのとき(MDインジケーター点灯時)にMD MENUボタンを押すと、MDインジケーターが点滅になります。

g MDボタン/インジケーター このボタンを押してインジケーターを点灯させるとMDが表示

マスターになり、ディスプレーにMDデッキ/ディスクの情報(設定、時間)が表示されます。

表示マスター設定は電源をオフにしても記憶されています。

h Ô/Âボタン ノーマルモード時、逆方向のトラック選択(スキップ)やレビュー

再生(サーチ)を行うときに使います。停止中このボタンを押すと、手前のトラックにスキップします。停止中に押し続けると、高速でスキップします。

再生中このボタンを押すと、現在のトラックの頭にスキップします。

再生中に押し続けると、レビュー再生(サーチ)を行います。 タイトル入力モード時、このボタンを使ってカーソルを左に移

動します。

j ¯/ボタン ノーマルモード時、正方向のトラック選択(スキップ)やキュー

再生(サーチ)を行うときに使います。停止中にこのボタンを押すと、次のトラックにスキップします。

停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中にこのボタンを押すと、次のトラックにスキップします。再生中に押し続けると、キュー再生(サーチ)を行います。

タイトル入力モード時、このボタンを使ってカーソルを右に移動します。

k MD挿入口 録音または再生するMDを挿入します。 ラベル面を上にして、矢印の向きに差し込みます。

l DUBBINGボタン CDをMDにダビングするときに使います。詳しくは「第8章 

CDをMDにダビングする」(32ページ)をご覧ください。

; INPUT SELボタン MDデッキの録音入力ソースを選択します。ボタンを押すたび

に“ANALOG”→“OPTICAL”→“COAXIAL”の順に切り換わります。

ダビングモード時には、自動的にCD出力信号がソースになります。

入力選択は、電源をオフにしても記憶されています。

z INPUT (L、 R) つまみ アナログ入力信号をMDに録音するときの入力レベルを調節し

ます(L、Rチャンネル独立)。

x EJECT (ø) ボタン MDを取り出すときに押します。

c STOP (ª) ボタン MD再生中または録音中にこのボタンを押すと、MDデッキが停

止します。 ダビング機能実行中にこのボタンを押すと、MDデッキとCD

デッキの両方が停止します。 MD編集モード中にこのボタンを押すと、編集モードがキャン

セルされて、ノーマルモードに戻ります。

v PLAY (¥) ボタン MD停止中または再生待機中にこのボタンを押すと、MDデッキ

が再生を始めます。 MD録音待機中にこのボタンを押すと、MDデッキが録音を始め

ます。 ダビング待機中にこのボタンを押すと、CDデッキが再生、MD

デッキが録音を始め、ダビングが始まります。

b READY (π) ボタン MD停止中または再生中にこのボタンを押すと、MDデッキが再

生待機状態になります。 MD録音中にこのボタンを押すと、MDデッキが録音待機状態に

なります。

n RECORD (º) ボタン MDがセットされていない状態でこのボタンを押すと、入力信

号をモニターすることができます。 録音可能なMDがセットされた状態で、停止中にこのボタンを

押すと、MDデッキが録音待機状態になります。録音待機状態になると、入力信号をモニターすることができます。

MD録音中にこのボタンを押すと、トラック番号を更新(1つ繰り上げ)します。(→ 34ページ「トラック番号を更新する(繰り上げる)」)

m KEYBOARDコネクタ IBM PC/AT互換機、PS/2インターフェースのキーボードを接

続します。 キーボードのキー配列にはUSキーボードと日本語キーボードの

2種類があり、本機の設定を合わせておく必要があります。設定されているキーボードのタイプはメニュー設定で確認してください。(→ 43ページ「キーボードタイプの設定」)

各部の名前とはたらき ( 本体 )( 続き )

Page 13: Z MD-70CD - TEAC

13

ディスプレーには、CDまたはMDのディスク情報、デッキの動作モード、メニューなど、さまざまな情報が表示されます。CDとMDのどちらのディスク/デッキ情報を表示するかは、本機のCDボタンまたはMDボタンを使って選択します。選択中のデッキを「表示マスター」と呼びます。また、CD MENUボタンまたはMD MENUボタンを押すと、それぞれCDメニュー、MDメニューが表示されます。

, TOC表示 最新のTOC情報がディスクに記録されていない場合に赤く点灯

します。

. トラック番号表示部 再生中/選択中のトラック番号を表示します。

/ MP3表示 CDデッキにデータCDをセットしているとき点灯します。

! MD録音モード表示(LP2,LP4,MONO) MDの録音モードを表示します。ノーマルモード時は何も点灯

しません。なおMD再生中は、再生しているMDの録音モードが表示されます。

@ カウンター表示部 時間表示モードに応じて“TOTAL”、“REMAIN”が点灯/消灯

します。カウンター表示は分(3桁)秒(2桁)です。

# KEY表示 CDデッキのキーチェンジ機能がオンのとき点灯します。

$ PITCH表示 CDデッキのピッチコントロール機能がオンのとき点灯します。

% A.CUE表示 表示マスターデッキのオートキュー機能がオンのとき点灯しま

す。

^ A.READY表示 表示マスターデッキのオートレディ機能がオンのとき点灯しま

す。

& A.TRACK表示 表示マスターがMDで、オートトラック機能がオンのとき点灯

します。 録音中および録音待機中、オートトラック機能が“Time”のと

きは点滅します。

* メーター CD / MDデッキの再生レベルおよびMDデッキの録音入力レベ

ルを表示します。

( A-B表示 表示マスターデッキのA-Bリピート機能がオンのとき点灯しま

す。

) REPEAT表示 表示マスターデッキのリピート機能がオンのとき点灯します。

Q SYNC表示 シンク録音モードがオンのときに点灯します。

W REC表示 MDデッキが録音中または録音待機中、点灯します。

E OPTICAL表示 MDの入力ソースをデジタル(OPTICAL)に設定したとき点灯

します。

R COAXIAL表示 MDの入力ソースをデジタル(COAXIAL)に設定したとき点灯

します。

T ANALOG表示 MDの入力ソースをアナログに設定したとき点灯します。

Y SINGLE表示 表示マスターデッキがシングル再生モードのとき点灯します。

U RANDOM表示 表示マスターデッキがランダム再生モードのとき点灯します。

I PROGRAM表示 表示マスターデッキがプログラム再生モードのとき点灯します。

O Á表示 表示マスターデッキが再生中または録音中、点灯します。 またオートキュー機能がオンの場合、オートキューポイントを

サーチ中に点滅します。

P π表示 表示マスターデッキが録音または再生の待機(一時停止)中、

点灯します。

ディスプレー

./ ! @# $ % ^ & * (

WQ

ER

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UI

OP A S DF

,

G

)

Page 14: Z MD-70CD - TEAC

14

H DIGITAL INPUT MD(COAXIAL)端子 MDデッキ用のデジタル入力端子(COAXIAL)です。

JDIGITAL OUTPUTS MD、CD(COAXIAL)端子 デジタル出力端子(COAXIAL)です。CDデッキとMDデッキ

の再生信号が、それぞれの端子から別々にデジタル出力されます。

K ANALOG INPUT MD(UNBALANCED)端子 MDデッキ用のアナログライン入力端子(RCAピンジャック)

です。規定入力レベルは-10dBVです。

L ANALOG OUTPUTS MD、COMMON、CD(UNBALANCED)端子

アナログライン出力端子(RCAピンジャック)です。規定出力レベルは-10dBVです。

CD:CDデッキの信号を出力します。COMMON:CDとMD両方を出力します。なお両方のデッキを

再生中の場合は、CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“COMMON?”項目の設定に従います。

MD:MDデッキの信号を出力します。再生中は再生信号が出力され、入力モニター時はソース信号が出力されます。

: DIGITAL INPUT MD(OPTICAL)端子 MDデッキ用のデジタル入力端子(OPTICAL)です。

Z DIGITAL OUTPUTS MD、CD(OPTICAL)端子 デジタル出力端子(OPTICAL)です。CDデッキとMDデッキ

の再生信号が、それぞれの端子から別々にデジタル出力されます。

X COLTROL I/O RS-232C端子 外部のパソコンなどから、RS-232C対応のシリアル制御を行

うことができます。

A DISC、GROUP、TRACK表示 表示マスターデッキにディスクがセットされた状態で、停止中

に“DISC”が点灯します。 表示マスターがCDデッキでディレクトリ再生モードがオンのと

き、あるいは表示マスターがMDデッキでグループ再生モードがオンのとき、“GROUP”が点灯します。

再生中および再生待機中、“TRACK”を表示します。

S キャラクター表示部 ディスク情報、トラック情報、メニュー、メッセージ、動作ステー

タスなどを表示します。

D アイコン表示 タイマープレー機能がオンのときに点灯します。 また、タイマープレー機能がオンでディスクが入っていないと

きに点滅します。

F カタカナ、CAPS表示 タイトル入力時のキャラクターモードがカタカナ、英大文字の

ときに“カタカナ”、“CAPS”がそれぞれ点灯します。英小文字のときは何も点灯しません。

G EOM表示 トラック/ディスクの残り時間がEOM設定値以下になったとき

に点灯します。

リアパネル

K L Z:

H J

X

各部の名前とはたらき ( 本体 )( 続き )

Page 15: Z MD-70CD - TEAC

15

1

2

34

67

89

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各部の名前とはたらき ( リモコン )

共用ボタン以下の2以降で説明するボタンはMDデッキとCDデッキの共用で、3以降は1CD / MD選択スイッチで「リモコンマスター」として選択されたデッキをコントロールします。

1 CD / MD選択スイッチ 「リモコンマスター」を選択します。(→ 20ページ「表示マスター

とリモコンマスター」)

2 数字ボタン(0 ~ 9) トラック番号の選択、タイムサーチに使われます。 またMDのタイトル入力モード時の文字入力(アルファベット、

記号、数字、カタカナ)に使われます。入力できる文字はボタンの上に表記されています。

注 意

トラック番号の選択、タイムサーチは、表示マスターデッキに対して実行されます。リモコンマスターに対してではありません。

メ モ

このボタンはタイトル入力時の文字入力にも使いますが、本取扱説明書では「数字ボタン」と呼ぶことにします。

3 P.MODEボタン 再生モードを切り換えます。 選択中の再生モードはディスプレーに以下のように表示されま

す。 通常再生(曲順再生) :無点灯 シングル再生 :SINGLE点灯 プログラム再生 :PROGRAM点灯 ランダム再生 :RANDOM点灯 通常再生以外の各モードについては「1曲だけ再生する」(28

ページ)、「希望の曲を希望の順に再生する」(28ページ)、「ランダムに再生する」(29ページ)をご覧ください。

再生モード選択は電源をオフにしても記憶されています。

4 INSボタン MDのタイトル入力モード時、カーソル位置にスペースを挿入

します。

5 DEL/CLRボタン トラック番号入力中、このボタンを押すと入力したトラック番

号がクリアされます。 プログラム入力時、選択中のプログラム番号のトラックが削除

されます。 タイトル入力モード時、カーソル位置の文字が削除されます。

6 NOボタン 本体のNOボタンと同じ働きをします。

7 ENT/YESボタン 本体のYESボタン(およびENTERボタン)と同じ働きをします。

8 REPEATボタン リピートモードのオン/オフを行います。オンのときはディス

プレーに“REPEAT”が点灯します。(→ 27ページ「繰り返して再生する」)

リピートモード選択は電源をオフにしても記憶されています。

9 A-B REPEATボタン

Page 16: Z MD-70CD - TEAC

16

p PITCH-/+ボタン 本体のCD操作部にあるPITCHつまみを回したときと同様の働

きをします。すなわち、ピッチコントロールがオンの場合のピッチ値を設定します。(→ 27ページ「曲のピッチを変える」)

ピッチ設定は電源をオフにしても記憶されています。

CD操作ボタン

a SEARCH Ôボタン 再生中(または再生待機中)に押し続けると、レビュー再生(サー

チ)を行います。 データCDがセットされている場合、停止中にこのボタンを押す

ことによりディレクトリを選択できます。(-方向)

s SEARCH ボタン 再生中(または再生待機中)に押し続けると、キュー再生(サー

チ)を行います。 データCDがセットされている場合、停止中にこのボタンを押す

ことによりディレクトリを選択できます。(+方向)

d KEYボタン キーチェンジ機能のオン/オフを行います。 オンにすると、キーを変えてCDを再生することができます。

キーをどれだけ変えるかの設定は、CDメニューから行います。 (→ 29ページ「キーを変える」)

キーチェンジ機能のオン/オフ設定は、電源をオフにしても記憶されています。

f SKIP Âボタン ノーマルモード時、逆方向のトラック選択(スキップ)を行う

ときに使います。停止中このボタンを押すと、手前のトラックにスキップします。停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中このボタンを押すと、現在のトラックの頭にスキップします。

g SKIP ¯ボタン ノーマルモード時、正方向のトラック選択(スキップ)を行う

ときに使います。停止中このボタンを押すと、次のトラックにスキップします。

停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中このボタンを押すと、次のトラックにスキップします。

h STOP (ª) ボタン 本体のCD操作部のSTOPボタンと同じ働きをします。

j PLAY (¥) ボタン 本体のCD操作部のPLAYボタンと同じ働きをします。

k READY (π) ボタン 本体のCD操作部のREADYボタンと同じ働きをします。

MD操作ボタン

l EDITボタン ノーマルモード、メニューモード、タイトル入力モード時にこ

のボタンを押すと、MD編集モードになります。(→ 37ページ「第10章 MDの編集」)

MD編集モード時にこのボタンを押すと、ノーマルモードに戻ります。

A-Bリピートモードのオン/オフおよびリピート範囲の設定を行います。(→ 27ページ「任意の区間を繰り返して再生する(A-Bリピート再生)」)

0 AUTO CUEボタン オートキューモードのオン/オフを行います。オンのとき、ディ

スプレーに“ACUE”が点灯します。(→ 26ページ「曲の頭で待機する(オートキュー)」)

オートキュー設定は電源をオフにしても記憶されています。

q AUTO READYボタン オートレディモードのオン/オフを行います。オンのとき、ディ

スプレーに“AREADY”が点灯します。(→ 26ページ「1曲再生するごとに待機する」)

オートレディ設定は電源をオフにしても記憶されています。

w DIR/GROUPボタン 停止中にこのボタンを押すと、リモコンマスター設定に応じて、

データCDのディレクトリ再生モードあるいはMDのグループ再生モードのオン/オフを行います。(→ 30ページ「MP3ファイル、WAVファイルのディレクトリ再生」)(→ 31ページ「MDのグループ再生」)

e TIMEボタン 本体のTIMEボタンと同じ働きをします。

r DISPLAYボタン 停止中にこのボタンを押すと、現在のディスクタイトルがディ

スプレーに表示され、再生中(または再生待機中)に押すと、現在のトラックタイトルが表示されます。

また、現在の表示マスターでないデッキ側にCD / MD選択スイッチを切り換えてからDISPLAYボタンを押すことにより、表示マスターを切り換えることができます。

t MENUボタン リモコンマスターに応じてCDメニューモードまたはMDメ

ニューモードのオン/オフを切り換えます。(本体のCD MENUボタンまたはMD MENUボタンと同様の機能)

y MENU-/+ボタン メニューモード時、メニュー項目や設定値を選択します。(本体

のMULTI JOGダイヤルと同様の機能。ただし表示選択中のトラック選択(スキップ)は行えません)

u FADERボタン CDでは、再生待機中に押すとフェードイン再生、再生中に押す

とフェードアウト再生を行います。 MDでは、録音待機中に押すとフェードイン録音、録音中に押

すとフェードアウト録音を行います。

i DUBBINGボタン 本体のDUBBINGボタンと同じ働きをします。(→ 32ページ「第

8章 CDをMDにダビングする」)

o PITCHボタン 本体のCD操作部にあるPITCHつまみを押したときと同様の働

きをします。すなわち、ピッチコントロールのオン/オフを行います。(→ 27ページ「曲のピッチを変える」)

ピッチコントロールのオン/オフ設定は電源をオフにしても記憶されています。

各部の名前とはたらき ( リモコン )( 続き )

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17

; TITLEボタン ノーマルモード、メニューモード、MD編集モード時にこのボタ

ンを押すと、タイトル入力モードになります。 ( → 41ペ ー ジ「ディスク名を付ける」)

タイトル入力モード時にこのボタンを押すと、ノーマルモードに戻ります。

z CHARAボタン タイトル入力モード時にこのボタンを押すと、入力キャラクター

タイプが切り換わります。(→ 41ページ「名前の入力方法」) キャラクタータイプ設定はディスプレーに表示されます。 英小文字/記号:(無表示) 英大文字/記号:“CAPS”

カタカナ:“カタカナ”

x SYNCボタン 入力信号レベルに応じて自動的に録音を開始/停止するシンク

録音モードのオン/オフを行います。(→ 36ページ「シンク録音する」)

オンのとき、ディスプレーに“SYNC”が点灯します。

c GROUP SEARCH/SEARCH Ôボタン 再生中(または再生待機中)に押し続けると、レビュー再生(サー

チ)を行います。 グループ再生モードがオンの場合、停止中にこのボタンを押す

ことによりグループを選択できます(-方向)。

v GROUP SEARCH/SEARCH ボタン 再生中(または再生待機中)に押し続けると、キュー再生(サー

チ)を行います。 グループ再生モードがオンの場合、停止中にこのボタンを押す

ことによりグループを選択できます(+方向)。

b AUTO TRACKボタン MD録音時のオートトラック機能の設定を行います。 “OFF”、“-**dB”、“Time”の中から選択できます。(→ 34ペー

ジ「トラック番号を更新する(繰り上げる)」) 設定は電源をオフにしても記憶されています。

n INPUT SELボタン 本体のINPUT SELECTボタン同様、MD入力ソースの選択を行

います。このボタン操作は、リモコンマスターの設定にかかわらず、常に有効です。(→ 33ページ「入力ソースを選択する」)

設定は電源をオフにしても記憶されています。

m RECORD (º) ボタン 本体のMD操作部のRECORDボタンと同じ働きをします。

, SKIP Âボタン ノーマルモード時、逆方向のトラック選択(スキップ)を行う

ときに使います。停止中このボタンを押すと、手前のトラックにスキップします。停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中このボタンを押すと、現在のトラックの頭にスキップします。

タイトル入力モード時、このボタンを使ってカーソルを左に移動します。

. SKIP ¯ボタン ノーマルモード時、正方向のトラック選択(スキップ)を行う

ときに使います。停止中このボタンを押すと、次のトラックに

スキップします。 停止中に押し続けると、高速でスキップします。再生中このボ

タンを押すと、次のトラックにスキップします。 タイトル入力モード時、このボタンを使ってカーソルを右に移

動します。

/ STOP (ª) ボタン 本体のMD操作部のSTOPボタンと同じ働きをします。

! PLAY (¥) ボタン 本体のMD操作部のPLAYボタンと同じ働きをします。

@ READY (π) ボタン 本体のMD操作部のREADYボタンと同じ働きをします。

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18

本機にはCDデッキとMDデッキが搭載されています。本体のディスプレーやリモコン上部のボタンはこれらのデッキで共用になっており、常にいずれか一方のデッキ用として機能します。本書では、ディスプレーに情報を表示されるデッキを「表示マスター」、リモコンの共用ボタンの操作先のデッキを「リモコンマスター」と呼びます。

リモコンマスターの選択

リモコン上部のCD / MD選択スイッチを使って、「リモコンマスター」を選択します。リモコン上部の共用ボタンはリモコンマスターデッキに対して働きます。

CD/MD選択スイッチ

表示マスターの選択

本体のCDボタンまたはMDボタンを押すと、そのデッキが「表示マスター」になり、CDインジケーターまたはMDインジケーターが点灯します。

CDキー MDキー

CDインジケーター MDインジケーター

リモコンから表示マスターを切り換えるには、CD / MD選択スイッチを表示マスターにしたいデッキ側に設定した状態でDISPLAYボタンを押します。

DISPLAYキーCD/MD選択スイッチ

注 意

リモコンの共用ボタンを使って操作を行う場合、リモコンマスターデッキと表示マスターデッキが一致していないと、操作の結果がディスプレーに表示されません。操作結果を確認するには、リモコンマスターデッキと表示マスターデッキが一致していることが必要です。

表示マスターとリモコンマスター

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本機では各種設定や編集操作を、ディスプレーに表示されるメニュー項目を使って行います。なおメニュー設定項目の中には、リモコンの専用ボタンを使って設定できる項目もあります。

メニューの構成

メニューにはCDメニューとMDメニューがあります。それぞれのメニューの下にサブメニューがあり、各サブメニュー内にはメニュー項目があります。全体の構成は以下のようになっています。

CDメニュー

メニュー項目 機能 参照個所 ページCD PLAYサブメニュー(CDの再生に関する項目)

PLAY MODE 再生モードの設定 「再生モードについて」 24REPEAT リピートモードの設定 「繰り返して再生する(リピート再生)」 27A_CUE LEVEL オートキューレベルの設定 「曲の頭で待機する(オートキュー)」 26A_CUE オートキューのオン/オフ 「曲の頭で待機する(オートキュー)」 26A_READY オートレディのオン/オフ 「1曲再生するごとに待機する(オートレディ)」 26PITCH STEP ピッチコントロール可変ピッチの設定 「曲のピッチを変える(ピッチコントロール)」 27EOM TRK トラックでのEOMモードおよび動作時間 「ディスクやトラックの終了を予告表示する(EOM)」 29EOM DISC ディスクでのEOMモードおよび動作時間 「ディスクやトラックの終了を予告表示する(EOM)」 29TIMER PLAY タイマー再生のオン/オフ 「タイマー再生をする」 27KEY LEVEL キーコントロールレベルの設定 「キーを変える」 29DIR MODE データCDのディレクトリ再生モードのオン/オフ 「MP3ファイル、WAVファイルのディレクトリ再生」 30MP3 ACTION MP3ファイル再生中のエラー処理設定 「MP3 ACTIONの設定」 31

CD VOL FUNCサブメニュー(CDのボリューム機能に関する項目)PLAY VOLUME 出力レベルの設定 「出力ボリューム調節」 30FADE IN フェードイン動作時間の設定 「フェードイン/フェードアウト再生」 30FADE OUT フェードアウト動作時間の設定 「フェードイン/フェードアウト再生」 30FADE MODE フェードアウト完了後の動作モードの設定 「フェードイン/フェードアウト再生」 30

SERIALサブメニュー(RS-232C通信に関する項目)BAUD RATE 通信速度の設定 「通信設定」 46LENGTH 通信データ長の設定 「通信設定」 46PARITY 通信パリティビットの設定 「通信設定」 46STOP BIT 通信ストップビットの設定 「通信設定」 46

SYSTEMサブメニュー(本機全体に関する項目)KEYBOARD 接続キーボードタイプの設定 「キーボードタイプの設定」 43COMMON COMMON出力のCD / MDの優先順位 「モニターについて」 25CD P_TIME CDの総再生時間の確認 「サービスデータの確認」 46MD P_TIME MDの総再生時間の確認 「サービスデータの確認」 46MD R_TIME MDの総録音時間の確認 「サービスデータの確認」 46IR REMOTE リモコン(RC-1322)操作の禁止/許可の設定 「メニュー操作の基本」 23PANEL LOCK パネル操作の禁止/許可の設定 「パネル操作をロックする」 45F_PRESET 各種設定を工場出荷状態に戻す 「サービスデータの確認」 46

CLEAR PROG プログラムの削除 「CDまたはMDのプログラムを削除する。」 28

メニュー操作

Page 20: Z MD-70CD - TEAC

20

MDメニュー

メニュー項目 機能 参照個所 ページMD PLAY サブメニュー(MD の再生に関する項目)

PLAY MODE 再生モードの設定 「再生モードについて」 24REPEAT リピートモードの設定 「繰り返して再生する(リピート再生)」 27A_CUE LEVEL オートキューレベルの設定 「曲の頭で待機する(オートキュー)」 26A_CUE オートキューのオン/オフ 「曲の頭で待機する(オートキュー)」 26A_READY オートレディのオン/オフ 「1 曲再生するごとに待機する(オートレディ)」 26EOM TRK トラックでの EOM モードおよび動作時間 「ディスクやトラックの終了を予告表示する(EOM)」 29EOM DISC ディスクでの EOM モードおよび動作時間 「ディスクやトラックの終了を予告表示する(EOM)」 29TIMER PLAY タイマー再生のオン/オフ 「タイマー再生をする」 27GRP MODE グループ再生モードのオン/オフ 「MD のグループ再生」 31

MD VOL FUNC サブメニュー(MD のボリューム機能に関する項目)REC VOLUME 入力レベルの設定 「録音の基本操作」 33FADE IN フェードイン動作時間の設定 「フェードイン/フェードアウト録音」 35FADE OUT フェードアウト動作時間の設定 「フェードイン/フェードアウト録音」 35FADE MODE フェードアウト後の動作モードの設定 「フェードイン/フェードアウト録音」 35

REC サブメニュー(MD の録音状態に関する項目)REC MODE 録音モードの設定 「録音モードを設定する」 32REC SPEED ダビングモード時のスピードの設定 「録音スピードを設定する」 32SYNC LEVEL シンク録音の動作レベルの設定 「シンク録音する」 36SYNC シンク録音モードのオン/オフ 「シンク録音する」 36A_TRK TIME オートトラック動作時間の設定 「トラック番号を更新する(繰り上げる)」 34A_TRK LEVEL オートトラック動作レベルの設定 「トラック番号を更新する(繰り上げる)」 34A_TRK オートトラックモードの設定 「トラック番号を更新する(繰り上げる)」 34PRE REC プリレコーディング時間の設定 「プリレコーディング(タイムマシン録音)機能」 35

EDIT サブメニュー(MD の編集機能に関する項目)DIVIDE トラックの分割 「トラックを分割する(DIVIDE 機能)」 39COMBINE トラックの結合 「トラックを結合する(COMBINE 機能)」 39MOVE トラックの移動 「トラックを移動する(MOVE 機能)」 40GRP CREATE グループの作成 「グループを作る」 40GRP CANCEL グループの解除 「グループを解除する」 40ERASE DISC ディスクの消去 「全トラックを消去する(ERASE DISC 機能 )」 37ERASE TRK トラックの消去 「トラックを消去する(ERASE TRK 機能 )」 38ERASE MULTI 複数トラックの一括消去 「複数トラックをまとめて消去する(ERASE MULTI 機能)」 38UNDO 編集操作のアンドゥ 「編集操作について」 37

TITLE サブメニュー(MD のタイトル編集機能に関する項目)TITLE INPUT トラック名またはディスク名の入力 「ディスク名を付ける(TITLE 機能 )」 41TITLE GRP グループ名の入力 「グループ名を付ける」 42

CLEAR PROG プログラムの削除 「CD または MD のプログラムを削除する。」 28

メニュー操作 ( 続き )

Page 21: Z MD-70CD - TEAC

21

メニュー操作の基本

1. 希望のメニュー(CDメニューまたはMDメニュー)を選択します。

º本体操作の場合: CD MENUボタンまたはMD MENUボタンを押して、CDメ

ニューまたはMDメニューに入ります。

º リモコン操作の場合: MENUボタンを押すと、CD / MD選択スイッチで設定した

リモコンマスターに応じてCDメニューまたはMDメニューに入ります。

サブメニュー選択画面になります。

( 例 ) CD PLAY?

メ モ

メニューモードに入ると、CDメニューの場合は本体のCDインジケーター、MDメニューの場合はMDインジケーターが点滅します。

表示マスターと異なるデッキのメニューを選択した場合、表示マスターのインジケーターは点灯したままで、メニューモードのデッキのインジケーターが点滅します。

表示マスターと同じデッキのメニューを選択した場合、インジケーターは点滅になります。

2. 希望のサブメニューを選択します。 º 本体操作の場合: MULTI JOGダイヤルを使って選択し、MULTI JOGダイヤ

ル(またはYESボタン)を押します。

º リモコン操作の場合: MENU-/+ボタンを使って選択し、ENT/YESボタンを押

します。

メニュー項目選択画面になります。

( 例 ) PLAY MODE?

メ モ

メニュー項目選択画面からサブメニュー選択画面に戻りたい場合は、本体またはリモコンのNOボタンを押します。

3. 希望のメニュー項目を選択します。 º 本体操作の場合: MULTI JOGダイヤルを使って選択し、MULTI JOGダイヤ

ルを押します。

º リモコン操作の場合: MENU-/+ボタンを使って選択し、ENT/YESボタンを押

します。

設定画面になります。

( 例 ) Mode>Cont

メ モ

メニュー項目選択画面に戻りたい場合は、本体またはリモコンのNOボタンを押します。ただし、EDITメニュー項目の場合、NOボタンを押すとメニューモードから抜けます。

4. 設定を行います。 º 本体操作の場合: MULTI JOGダイヤルを使って選択肢を選び、MULTI JOG

ダイヤルを押します。

º リモコン操作の場合: MENU-/+ボタンを使って選択肢を選び、ENT/YESボタ

ンを押します。

メ モ

≠ 時間表示など、確認のみで設定のないメニュー項目もあります。

≠ MD編集メニューの操作については「第10章 MDの編集」(37ページ〜)、タイトルメニューの操作については「名前の入力方法」(41ページ)をご覧ください。

5. 設定(あるいは確認)後(メニュー項目表示中)、以下の操作でメニューモードからを抜けます。

º 本体操作の場合: 現在のメニューモードに対応するCD MENUボタンまたは

MD MENUボタンを押します。

º リモコン操作の場合: MENUボタンを押します。

CDインジケーターまたはMDインジケーターの点滅が終わります。

メ モ

CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“IRREMOTE?”項目の設定により、本機が特定のボタンを除いてリモコンからの操作を受け付けなくすることができます。

“Enable”に設定すると、リモコンからの全てのボタン操作が可能となります。

Page 22: Z MD-70CD - TEAC

22

本機でCDやMDを再生することができます。基本的な再生および多くの再生機能は、CDデッキとMDデッキとでほとんど同じです。本章ではこれらの再生機能についてまず説明します(24 〜 29ページ)。そのあと、CDのみの再生機能(29、30ページ)、データCDのディレクトリ再生(30、31ページ)、およびMDのグループ再生(31ページ)について説明します。

再生可能なディスクについて

本機のCDデッキ、MDデッキで、以下のディスクを再生することができます。

CDデッキ

(CD-DAフォーマットで記録された)市販のオーディオCD

CD-DAフォーマットで記録されファイナライズされているCD-RまたはCD-RW

MP3ファイルまたはWAVファイル(ただし、WAVファイルは44.1kHz、16ビットのみ)が記録されたデータCD(ISO9660フォーマットで記録されたもの)

MDデッキ

標準、LP2、LP4またはMONOモードで記録したオーディオMD

再生モードについて

本機のCDデッキおよびMDデッキには、それぞれ4つの再生モードがあります。選択中の再生モードはディスプレーに点灯表示されます。 通常再生(Continue)モード :無点灯 シングル再生モード :“SINGLE”点灯 プログラム再生モード :“PROGRAM”赤色点灯 ランダム再生モード :“RANDOM”赤色点灯再生モードはリモコンのP.MODEボタンで切り換えられます。ボタンを押すたびに次の順に切り換わります。

通常再生

ランダム再生

プログラム再生シングル再生

º 切り換え時にはディスプレーに再生モードが表示されます。

º MDメニュー、またはCDメニューのPLAYサブメニュー内の“PLAYMODE?”項目で選択することもできます。

なお本書では特に断りがないかぎり、通常再生(Continue)モードに設定されている前提で説明します。

再生の基本操作

1. POWERスイッチを押して電源を入れます。 ディスプレーに“NODISC”が表示されます。

2. ディスクをセットします。º CDの場合

2-1.OPEN/CLOSEボタンを押して、CDトレーを開きます。2-2.ラベル面を上にしてCDをのせます。2-3.OPEN/CLOSEボタンを押して、CDトレーを閉じます。

CDをセットすると、ディスプレーに総トラック数と総再生時間が表示されます。

メ モ

上記2-3でOPEN/CLOSEボタンを押す代わりにPLAYボタン(あるいはREADYボタン)を押すと、CDトレーを閉じて再生が始まります(あるいは再生待機状態になります)。

º MDの場合2-1.ラベル面を上にして矢印の向きに、MDをMD挿入口に

差し込みます。 ディスクをセットすると、ディスプレーにディスク名(付い

ている場合)、総トラック数および総再生時間が表示されます。

3. PLAYボタンを押します。 “¥”が点灯し、1トラック目から再生が始まります。 トラック番号表示部に再生中のトラック番号が表示されます。

再生を止めるには

STOPボタンを押します。

再生を一時停止するには

READYボタンを押します。 “π”が点灯し、再生待機状態になります。再度、再生するには

PLAYボタンを押します。

ディスクを取り出すには

CDを取り出すには本体のOPEN/CLOSEボタンを押します。MDを取り出すには本体のEJECTボタンを押します。

希望のトラックを聴くには

本体操作の場合、Â / ¯ボタンを使ってトラックを選択します。

リモコン操作の場合、Â / ¯ボタンを使って選択するか、または直接数字ボタンを押して指定します。(→ 25ページ「選曲する」)

CD や MD を再生する

Page 23: Z MD-70CD - TEAC

23

モニターについて

ヘッドホンでモニターするにはPOWERスイッチの下のPHONESジャックにヘッドホンのプラグを差し込み、ソース切換スイッチでモニターソースを選択、レベルつまみでレベルを調節します。

ソース切換スイッチを“CD”または“MD”に設定すると、それぞれのデッキの出力信号をモニターすることができます。

“COMMON”に設定すると、信号を出力している側のデッキをモニターすることができます(詳細については以下の「COMMON出力について」をご覧ください)。

注 意

ヘッドホンをご使用になるときは、音量を上げ過ぎないようにご注意ください。耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聴くと、聴力に悪い影響を与えることがあります。

COMMON出力についてリアパネルのCOMMON端子、およびソース切換スイッチを

“COMMON”に設定した場合のヘッドホン出力端子からは、CDデッキとMDデッキ両方の出力信号が出力されます。ただし両方のデッキが信号を出力している場合、CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“COMMON?”項目で設定されているデッキ(“CD”または“MD”)の信号が優先的に出力されます。

メ モ

“COMMON?”項目で設定されているデッキがCOMMON出力のソースとして優先されます。

表示マスターとリモコンマスターの選択

単純な再生だけであれば本体またはリモコンの操作ボタンを使って直接実行できますが、デッキ/ディスク情報をディスプレーに表示するには再生するデッキを「表示マスター」に設定する必要があります。また、さまざまな再生機能をリモコンから行うには「リモコンマスター」に設定する必要があります。(→ 20ページ「第5 章 表示マスターとリモコンマスター」)操作ミスを防ぐために、表示マスターとリモコンマスターを一致させてご使用になることをおすすめします。

選曲する

スキップ機能を使うスキップボタン(本体の Â / ¯ ボタンまたはリモコンの

 / ¯ ボタン)を使ってトラックを選択します。

選択後、PLAY ボタンを押すと指定トラックの再生が始まります。

また、READY ボタンを押すと指定トラックの頭で再生待機状態に

なります。

再生中にÂボタンを1回押すと再生中のトラックの頭にスキップします。手前のトラックにスキップするには、Âボタンを繰り返し押します。

トラックを番号指定するリモコンの数字ボタンを使ってトラック番号を直接指定することが

できます。

2 桁や 3 桁のトラック番号の場合も単純に高い桁の数字から順に

入力します。

トラック9の場合: 9を入力(表示は“009”) トラック12の場合: 1 → 2を入力(表示は“012”) トラック103の場合: 1 → 0 → 3を入力 (表示は“103”)

入力後、PLAYボタンを押すと指定トラックの再生が始まります。READYボタンを押すと指定トラックの頭で再生待機状態になります。

メ モ

コンピュータキーボードを接続することで、ディスクの先頭から10トラックについては「ダイレクトトラック」機能を用いることでより簡単にトラック番号の指定が可能です。(→ 44ページ「第12章 コンピュータキーボードを使った操作 ダイレクトトラックの操作」)

サーチする

再生中(または再生待機中)、トラックの中の聴きたい部分をサーチすることができます。リモコンを使ってサーチするには、サーチボタン(Ô / ボタン)を押し続けます。本体のボタンを使ってサーチするには、Â / ¯ボタンを押し続けます。押してすぐに離すと、スキップ動作を行ってしまいますので、ご注意ください。

メ モ

データCDに対しては、サーチ機能が働きません。

Page 24: Z MD-70CD - TEAC

24

タイムサーチ機能

特定のトラックの頭からの時間を指定することによって、希望トラックの希望の位置から再生することができます。

基本操作

1. 停止中、再生中または再生待機中、リモコンの数字ボタンを使って、3桁のトラック番号(トラック2であれば“002”)およびトラック頭からの経過時間(*** 分** 秒)を続けて直接入力します。

(例):トラック2の1分30秒の位置を指定する場合 “00200130”を入力

メ モ

≠ ランダム再生モード、プログラム再生モード、グループ再生モードではこの機能は使えません。

≠ データCDの場合、トラック内の時間指定ができません。トラック番号(3桁)を入力した時点で指定トラックの頭から再生が始まります。

≠ 入力中、ディスプレーのカウンター表示部は点滅します。≠ 時間表示モードにかかわらず、トラック頭からの時間を指定し

ます。

最後の桁まで入力すると自動的に指定位置をロケートします。停止中または再生中の場合、ただちにその位置から再生を始めます。再生待機中の場合、その位置で再生待機状態になります。

注 意

存在しない位置を指定すると、その時点で設定操作が解除されます。

応用操作秒の桁まで入力しなくても、PLAYボタン(あるいはREADYボタン)を押すことにより、入力した指定位置から再生を始める(あるいは指定位置で再生待機状態にする)ことができます。

トラックのみを指定(トラックサーチ)

「選曲する」の「トラックを番号を指定する」(→ 25ページ)で説明した方法がこれに当たります。

3桁のトラック番号を指定してからPLAYボタンを押すと、再生が始まります。PLAYボタンの代わりにREADYボタンを押すと、再生待機状態になります。

時間を分の桁まで指定

3桁のトラック番号とトラック頭からの経過分(*** 分)を入力してからPLAYボタンを押すと、再生が始まります。PLAYボタンの代わりにREADYボタンを押すと、再生待機状態になります。 (例):トラック2の1分00秒の位置を指定する場合 “002001”を入力

メ モ

さらに上記の例では、0 → 0 → 2 → 1と入力するだけでも、同じ位置をロケートします。

曲の頭で待機する(オートキュー)

オートキュー機能をオンにすると、トラックを選択したときに(トラックの始まりではなく)音の立ち上がり位置で再生待機状態にします。したがって、選曲したあとにPLAYボタンを押すと、瞬時に音楽が始まります。オートキューのオン/オフおよび音の立ち上がり位置の検出レベルは、CD、MD別々に設定することができます。

注 意

標準モード以外の録音モードで記録されたMDトラックに対してはオートキューが機能しません(オートキュー機能をオンにしていても、トラックの先頭で待機状態にします)。

メ モ

停止中、トラック1の音の立ち上がり位置で再生待機状態にしたい場合は、停止中にREADYボタンを押します。

オートキュー機能をオン/オフするには

リモコンのAUTO CUEボタンを押すと、表示マスターのオートキュー機能のオン/オフが切り換わります。

MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“A_CUE?”項目を使って、それぞれのデッキのオートキュー機能のオン/オフを設定することもできます(初期設定:OFF)。

オンのとき、ディスプレーに“A.CUE”が点灯します。 オートキュー設定は電源をオフにしても記憶されています。

音の立ち上がり位置の検出レベルを設定するには

MDメニューあるいはCDメニューのPLAYサブメニュー内の“A_CUELEVEL?”項目を使って、それぞれのデッキにおける音の立ち上がり位置の検出レベルを設定することができます。設定可能な値は-72dB 〜-24dBの範囲(6dB間隔)です。

メ モ

オートキューポイントをサーチ中、ディスプレー内の“¥”が点滅します(サーチ中はオーディオ出力はミュートされます)。

1曲再生するごとに待機する(オートレディ)

オートレディ機能をオンにすると、トラックを再生するごとに次のトラックの先頭で再生待機状態になります。スキップ機能を使ってトラックをスキップした場合も、選択したトラックの先頭で再生待機状態になります。

メ モ

オートキュー機能もオンになっている場合は、トラックの先頭ではなく、音の立ち上がり位置で再生待機状態になります。

オートレディ機能をオン/オフするには

リモコンのAUTO READYボタンを押すと、表示マスターのオートレディ機能のオン/オフが切り換わります。

MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“A_READY?”項目を使って、それぞれのデッキのオートレディ機能のオン/オフを設定することもできます(初期設定:OFF)。

オンのとき、ディスプレーに“A.READY”が点灯します。 オートレディ設定は電源をオフにしても記憶されています。

CD や MD を再生する ( 続き )

Page 25: Z MD-70CD - TEAC

25

繰り返して再生する(リピート再生)

リモコンのREPEATボタンを押してリピートモードをオンにすると、ディスクの全トラックを繰り返して再生することができます。再生中にリピートモードをオンにした場合は、そのまま再生を続け、ディスクの最後まで再生すると再び先頭から再生を始めます。停止中にオンにした場合はPLAYボタンを押します。

º MDメ ニ ュ ー、CDメ ニ ュ ー のPLAYサ ブ メ ニ ュ ー 内 の“REPEAT?”項目を使って、それぞれのデッキのリピート機能のオン/オフを設定することもできます。

º プログラム機能、シングル機能、ランダム機能と組み合わせることにより、プログラムリピート、1曲リピート、ランダムリピートもできます。

任意の区間を繰り返して再生する     (A-Bリピート再生)聴きたい区間(A-B)を指定して、繰り返し聴くことができます。

1. 再生中、繰り返して聴きたい区間の始点で、リモコンのA-B REPEATボタンを押します。

ディスプレーに“A-”が点滅します。

2. 繰り返して聴きたい区間の終点で、再度リモコンのA-B REPEATボタンを押します。

ディスプレーに“REPEAT”、“A-B”が点灯し、指定した区間(AB)を繰り返し再生します。

A-Bリピートを解除して再生を続けるには

もう一度A-B REPEATボタンを押します。

º STOPボタンを押すと、指定した部分(A-B)は消去されます。

メ モ

≠ CDではトラックをまたいでのA-B区間の設定は行えません。≠ データCDに対してはA-Bリピート機能は働きません。

CDとMDを連続演奏する

CDとMDを交互に再生することができます。

1. 本体のCONT PLAYスイッチをONに設定する。

2. CD(またはMD)を再生する。 CD(またはMD)の再生が終了すると、自動的にMD(または

CD)が再生を開始します。 その後も、ディスクがセットされているかぎり交互に再生を行

います。

メ モ

≠ CDとMDの連続再生動作中、再生中のデッキが自動的に表示マスターになります。

≠ リピートモードをオンにしている時は、連続再生せずにリピート動作をします。

連続演奏を止めるには

STOPボタンを押します。

タイマー再生をする

市販のタイマーなどを使って外部から本機に通電することにより、希望のタイミングで本機を再生することができます。

1. あらかじめ、本機の電源をタイマーの電源出力から取るように接続します。

2. 再生するディスク(CDまたはMD)をセットします。

3. MDメニューまたはCDメニューのPLAYサブメニュー内の“TIMERPLAY?”項目を使って、それぞれのデッキのタイマー機能をオンにします。

オンにするとディスプレーにタイマーアイコンが点灯します。

4. タイマーを希望の時刻にセットします。 希望の時刻になると本機の電源がオンになり、自動的に再生を

始めます。

メ モ

MDとCDどちらか一方のデッキのみをタイマー再生モードにして本機の電源をオンにした場合、タイマー再生を始めるデッキが本機の表示マスターになります。

曲のピッチを変える(ピッチコントロール)(CDのみ)

オーディオCDを再生するとき、再生ピッチ(音程およびスピード)を変えることができます。オーディオCDでは-50% 〜 +16%の範囲で設定できます。

メ モ

データCDに対してはピッチコントロールは働きません。

本体で行う場合

1. 停止、再生または再生待機中、本機のPITCHつまみを押してピッチコントロール機能をオンにします。

2. PITCHつまみを回して、ピッチを設定します。

メ モ

CDメニューのPLAYサブメニュー内の“PITCHSTEP?”項目を使って、ピッチコントロールの可変ピッチを0.1% 〜 1.0%の範囲(0.1%ステップ)で設定することができます(初期設定:0.1%)。

リモコンから行う場合

1. 停止、再生または再生待機中、リモコンのPITCHボタンを押してピッチコントロール機能をオンにします。

2. PITCH-/+ボタンを使ってピッチを設定します。 0.1%単位でピッチを変更できます。

メ モ

再生中にピッチコントロールのオン/オフを切り換えると、再生音が一瞬途切れます。

Page 26: Z MD-70CD - TEAC

26

1曲だけ再生する(シングル)

1トラックだけ再生することができます。

1. 停止中にリモコンのP.MODEボタン(プレイモードボタン)を押して、ディスプレーに“SINGLE”を点灯させます。

再生を開始したトラックまたは再生中のトラックを再生終了後、停止します。

メ モ

≠ リピート機能をオンにしておくことにより、1トラックをリピート再生することができます。

≠ MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“PLAYMODE?”項目を使ってシングル再生モードに設定することもできます。

≠ 電源をオフにしてもシングルモードは解除されません。

希望の曲を希望の順に再生する      (プログラム再生)

希望のトラックを希望の順にプログラムして再生することができます。CDでは最大99トラック、MDでは最大25トラックまでプログラムすることができます。また、CDとMDをあわせて最大でディスク100枚分のプログラムを保持しておくことができます。

1. 停止中に、ディスプレーに“Program”を表示するまでリモコンのP.MODEボタン(プレイモードボタン)を押します。

キャラクター表示部にプログラム番号とプログラム総時間が表示されます。モードを切り換えた直後は、プログラム番号表示部に現在登録されている最大のプログラム番号が表示されます。

0p 0m 0s

プログラム番号 プログラム総時間

メ モ

≠ MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“PLAYMODE?”項目を使ってプログラム再生モードに設定することもできます。

≠ データCDの場合は、プログラム総時間は表示されません。

注 意

プログラムの設定を行う場合には、STOP(ª)キーを押して停止状態にしてください。

2. リモコンの数字ボタンを使って、プログラムしたいトラック番号を指定し、リモコンのENT/YESボタンを押します。

トラック番号がプログラムされます。

メ モ

本体操作でプログラム設定を行うには、MULTI JOGダイヤルを使ってトラック番号を選んでからMULTI JOGダイヤルを押します。

3. 上記の手順2を繰り返してプログラムしていきます。 プログラムするたびに、ディスプレーのプログラム番号とプロ

グラム総時間が増えていきます。

メ モ

プログラムしたトラックの総再生時間が999分59秒以上になるとになると、“---m--s”を表示します。

4. プログラム設定完了後、PLAYボタンを押します。 プログラム順に再生が始まります。

プログラム内容を確認する 再生中または再生待機中に、スキップボタンを押します。

プログラム曲を削除する1. 停止中にスキップボタンを使って、削除したいトラックをト

ラック表示部に表示します。

2. リモコンのDEL/CLRボタンを押します。

メ モ

停止中に直接、リモコンのDEL/CLRボタンを押すと、最後にプログラムしたトラックが削除されます。

プログラム曲を追加する1. 停止中にスキップボタンを使って、追加曲を挿入する位置のプ

ログラム番号をプログラム番号表示部に表示します。(例):プラグラムの3曲目(2曲目と3曲目の間)に新しい曲を

追加したい場合、プログラムの3曲目(「3p」)を表示させてください。

2. 数字ボタンを使って追加曲のトラック番号を入力します。

3. リモコンのENT/YESボタンを押します。

メ モ

≠ 停止中に直接、追加曲のトラック番号を入力してリモコンのENT/YESボタンを押すと、プログラムの最後に追加されます。

≠ 本体操作でプログラム曲を追加するには、MULTI JOGダイヤルを使ってトラック番号を選んでからMULTI JOGダイヤルを押します。

CDまたはMDのプログラムを削除する。あらかじめ、プログラムを消去したいCDまたはMDをデッキにセットします。

1. 消去したい側のデッキの再生モードをProgramに設定します。

2. CDメニューまたはMDメニューから“CLEARPROG?”項目を選択します。

“Sure?”が表示されます。

再生モードがProgram以外の場合は、“Can'tSel!”と表示され、選択することができません。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

そのディスクのプログラムが消去されます。消去が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

DEL/CLRボタンを使って全てのプログラム曲を削除した場合も同様に、そのディスクのプログラムが消去されます。

CD や MD を再生する ( 続き )

Page 27: Z MD-70CD - TEAC

27

プログラム上の制約º MDでグループ再生モードをオンにしている場合、グループを

またいだプログラムはできません。

º データCDでディレクトリ再生モードをオンにしている場合、ディレクトリをまたいだプログラムはできません。

º 同じトラックを繰り返してプログラムできます。

º CDでは99トラック、MDでは25トラックまでプログラムできます。それ以上プログラムしようとすると“PGMFull!”が表示され、プログラムできません。

プログラムデータの保持に関してº CDとMD合わせて最大でディスク100枚分のプログラムを保持

することができます。

º データCDの場合は1枚のプログラムに2枚分の容量を消費するので、最大保持枚数が少なくなります。

º 最大保持枚数を超えてプログラムを作成した場合、一番古いものから順番に自動的に消去されます。

º 現在入っているディスクに対するプログラムの消去はメニューから行うことができます。

º CDのディスク判別は、トラック総数(あるいはファイル総数)と総録音時間(データCDの場合は総容量)によって行います。

º MDのディスク判別は、トラック総数と録音済み時間によって行います。

º 同じトラック総数と同じ総録音時間(データCDの場合は総容量)を持つディスクは同一のものとして認識されます。

ランダムに再生する(ランダム再生)

ディスクの全トラックをトラック番号に関係なく、本機がランダムに選曲して再生します。

1. 停止中にリモコンのP.MODEボタン(プレイモードボタン)を押して、ディスプレーに“RANDOM”を点灯させます。

メ モ

MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“PLAYMODE?”項目を使ってランダム再生モードに設定することもできます。

2. PLAYボタンを押します。 ランダム再生が始まり、全トラックをそれぞれ1回ずつ再生し

終わると停止します。

メ モ

電源をオフにしてもランダムモードは解除されません。

時間表示を切り換える

MDやオーディオCDを再生中(または再生待機中)に本体またはリモコンのTIMEボタンを押すと、時間表示が以下の順に切り換わります(カッコ内はディスプレー内のTOTAL,REMAINの点灯状態)。

トラック経過時間 :無点灯 トラック残量時間 :“REMAIN”が点灯 ディスクの経過時間 :“TOTAL”が点灯 ディスクの残量時間 :“TOTAL”と“REMAIN”が点灯

メ モ

≠ MD再生中のディスクの残量時間表示は、CDの場合と同じように、最後まで再生するのに要する時間です。

MD録音時の残量表示と異なりますのでご注意ください。

≠ 停止中は常に(“TOTAL”、“REMAIN”の点灯状態にかかわらず)トータル録音時間を表示します。

≠ データCD再生の場合、常にトラック経過時間が表示されます。TIMEボタン操作は無効です。

≠ MDデッキで録音中/録音待機中の時間表示については「MDの残り時間をチェックする」(36ページ)をご覧ください。

≠ 時間表示設定は電源をオフにしても記憶されています。

ディスクやトラックの終了を予告表示する (EOM)

トラックおよびディスクの終了が近づいたときに、ディスプレー内に終了予告表示をすることができます。

終了の何秒前に予告表示を出すかをあらかじめ設定しておくことにより、その時間が来るとディスプレーに“EOM”が点滅します。

予告表示設定には、MDメニュー、CDメニューのPLAYサブメニュー内の“EOMTRK?”項目および“EOMDISC?”項目を使います。それぞれ設定範囲は“1s”〜“99s”(1sステップ)または“OFF”です。

メ モ

データCDではEOM機能は使用できません。

キーを変える(CDのみ)

オーディオCD再生中に、キーを変えることができます。データCDやMDに対しては本機能は働きません。

1. CDメニューのPLAYサブメニュー内の“KEYLEVEL?”項目を使って、キーをどれだけ変えるかの設定を行います。

セミトーン(半音)単位で±6セミトーン(1/2オクターブ)の範囲で設定することができます。

選択値:0(キーチェンジなし)、¢1 〜 ¢6、£1 〜 £6

2. 本体またはリモコンのKEYボタンを押してキーチェンジ機能をオンにします。

ディスプレーに“KEY”が点灯します。 この状態でCDを再生すると、スピードは変わらず、キーだけが

変化して再生されます。

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28

メ モ

≠ KEYボタンを押すたびにオフとオンが切り換わりますが、オンのときの表示は“On”ではなく、上記の手順1で行った設定値

が表示されます(例:“Key¢ 2”)。

≠ キーチェンジ機能の設定は、電源をオフにしても記憶されています。

ヒント

≠ キーチェンジ機能がオンのときにピッチコントロール機能を使うと、再生スピードが変わるだけで音程は変わりません(再生されるキーは“KEYLEVEL?”項目で設定されたキーに固定されます)。

したがって“KEYLEVEL?”を“0”に設定してキーチェンジ機能をオンにしておくと、ピッチコントロールを使って音程を変えずにスピードだけを変えることができます。

注 意

≠ キーコントロール機能を使用している時に再生音が震えているように聴こえることがありますが、これはCDの再生音を特殊処理しているために発生するもので、故障ではありません。

フェードイン/フェードアウト再生(CDのみ)

CDの再生を開始するときにフェードイン、再生を終了するときにフェードアウトすることができます。MDに対しては働きません。

1. CDメニューのVOL FUNCサブメニュー内の以下のメニュー項目を使って、動作の設定を行います。

FADE IN

フェードイン時に所定のレベルに達するまでの時間を、1秒〜 30秒の範囲(1秒ステップ)で設定します(初期設定:3秒)。

FADE OUT

フェードアウト時に完全に無音になるまでの時間を、1秒〜30秒の範囲(1秒ステップ)で設定します(初期設定:3秒)。

FADE MODE

フェードアウト完了後に、再生を継続するか再生待機状態にするかを設定します。

Play :再生を継続します。 Ready :再生待機状態になります。

2. 停止中または再生待機中に、リモコンのFADERボタンを押します。

フェードインしながら再生が始まり、設定したフェードインタイム後に所定のレベルに達します。

3. フェードアウトしたいところで、リモコンのFADERボタンを押します。

フェードアウトが始まり、設定したフェードアウトタイム後に無音になります。

無音になった後、フェードモード設定に従って、再生を継続するか、または再生待機状態になります。

出力ボリューム調節(CDのみ)

CD再生出力信号のボリュームを調節することができます。アナログ出力(ヘッドホン出力を含む)とデジタル出力の両方に対して働きます。MDに対しては働きません。

1. CDメ ニ ュ ー のVOL FUNCサ ブ メ ニ ュ ー 内 の “PLAYVOLUME?”項目を使って、設定を行います。

“---dB”(-∞)および“-54dB”〜“+18dB”の中から選択することができます。

メ モ

デジタル領域でボリューム調節を行いますので、プラス方向に設定してオーバーレベルになるとデジタル歪みを生じます。

MP3ファイル、WAVファイルのディレクトリ再生

MP3ファイルやWAVファイルを収録したCDの中には、通常のパソコンのファイルの扱いと同じように、MP3ファイルやWAVファイルをディレクトリに収めているものがあります。さらに、いくつかのディレクトリをまとめて1つのディレクトリに収めるといった、複数階層構造のものもあります。本機では、ディレクトリ再生モードをオンにすると、選択されたディレクトリ内のファイルのみが再生対象になります。オフにすると、これらのディレクトリ構造に関係なく、ディスクに収録されているすべてのMP3ファイルおよびWAVファイルが再生対象になります。プログラム再生、リピート再生などもすべてディレクトリ内で行われます。

メ モ

≠ 各MP3ファイル、WAVファイルが「トラック」として扱われます。

≠ すぐ下の階層にMP3ファイルまたはWAVファイルが収納されていないディレクトリは再生対象として選択できません。たとえば次のディレクトリ構造例のように、ディレクトリAの中にディレクトリBとCがあり、ディレクトリBおよびCの中にMP3ファイルまたはWAVファイルが収納されている場合、ディレクトリAを再生対象に選択することはできませんが、ディレクトリBやCを再生対象ディレクトリとして選択することができます。

CD や MD を再生する ( 続き )

Page 29: Z MD-70CD - TEAC

29

ディレクトリ構造例

ディスク

ディレクトリA

ディレクトリB

ディレクトリC

ディレクトリD

mp3. 1

mp3. 2

mp3. 3

mp3. 4

mp3. 5

mp3. 6

mp3. 7

mp3. 8

mp3. 9

(MP3ファイル)

ディレクトリ再生の設定

1. リモコンマスターをCDに設定しているとき、DIR/GROUPボタンを押します。

ディスプレーに“DIRON”または“DIROFF”が表示されます。 DIR/GROUPボタンを押すたびに“DIRON”と“DIROFF”

が切り替わります。

º CDメニューのPLAYサブメニュー内の“DIRMODE?”項目を使って選択することもできます。

2. 停止中、リモコンのCD SEARCHボタンを使って、ディレクトリを選択します。

CD SEARCHボタンを押すと、ディスプレーに選択中のディレクトリ名が表示されます。

MP3 ACTIONの設定MP3ファイルまたはWAVファイル再生中、MP3ファイルまたはWAVファイルの再生に失敗した時、再生を継続するか停止するかの方法について説明します。

1. CDメニューのPLAYサブメニュー内の“MP3ACTION?”項目を使って、設定を行います。

“Skip”、“Stop”の選択を行います。

º Skip MP3ファイルまたはWAVファイルの再生に失敗した場合、次

のトラックの再生を行います。 ただし、次のトラックがない(リピートがオフでディスクの最

終トラック、またはプログラムの最後)場合、停止状態となります。

º Stop MP3ファイルまたはWAVファイルの再生に失敗した場合、停

止状態となります。

メ モ

ダビングモード時にMP3ファイルまたはWAVファイルの再生に失敗した場合は、設定にかかわらず常に停止状態となります。

MDのグループ再生

本機では、MDのトラックをグループ分けすることができます。グループ再生モードをオンにすると、選択したグループ内のトラックのみが再生対象になります。つまり見かけ上、選択グループ内のトラックのみが記録されているディスクをセットしているのと同じことになります。したがって、プログラム再生、リピート再生などもすべてグループ内で行われます。

グループ再生の設定

1. リモコンマスターをMDに設定しているとき、DIR/GROUPボタンを押します。

ディスプレーに“GRPON”または“GRPOFF”が表示されます。 DIR/GROUPボタンを押したときに現在の設定が変化します。

たとえば、グループ再生モードがオフのときに押すと、オンになって“GRPON”が表示されます。

º MDメニューのPLAYサブメニュー内の“GRPMODE?”項目を使って選択することもできます。

2. 停止中、リモコンのMD SEARCHボタンを使って、グループを選択します。

MD SEARCHボタンを押すと、ディスプレーに選択中のグループ番号が表示されてからグループ名が表示されます。

注 意

≠ グループ再生モードをオンにすると、どのグループにも属さないトラックは再生できません。

≠ グループ再生モードをオンにすると、録音することができません。

グループを作成/解除するには

MDメニューの“EDIT”サブメニューを使って、グループの作成や解除を行うことができます。詳しくは「MDの編集」の「グループを作る」(→ 40ページ)および「グループを解除する」(→ 40ページ)をご覧ください。

グループ名を付けるには

MDメニューの“TITLE”サブメニューを使って、グループ名を付けることができます。詳しくは「グループ名を付ける」(→ 42ページ)をご覧ください。

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30

本機では、CDからMDに簡単にダビングすることができます。ディスク全体または特定のトラックをダビングします。

ダビングの基本操作

ダビングの準備をする

あらかじめ、ダビング元になるCDをCDデッキにセットし、ダビング先になるMDをMDデッキにセットします。

注 意

コピー禁止のCDをダビングすることはできません。

CD全体をダビングする場合 CD停止中、本体またはリモコンのDUBBINGボタンを押します。

CDの希望のトラックをダビングする場合 CDが希望のトラックを再生中または再生待機中、本体またはリ

モコンのDUBBINGボタンを押します。 そのトラックがダビングする対象となります。

ダビングを開始する

ダビングの準備が完了して“DubbingWait”の点滅が終了するとダビングを開始できます。CD操作部またはMD操作部のいずれかのPLAYボタンを押すとダビングを開始します。PLAYボタンの代わりにリモコンのFADERボタンを押すとフェードインして録音されます。(録音スピードを“HIGH”に設定してあった場合は、スピードを“NORMAL”に切り替えてダビングを開始します)

注 意

“RECVOLUME?”項目でレベルを調節して0dB以外に設定してあった場合、“DubbingWait”の代わりに“Vol>xx.xdB”の点滅になります。(xx.xは設定値)

その場合は、必要に応じて設定レベルの確認を行ってください。

ダビングを終了する

ダビングの途中でSTOPボタンを押すとその時点でダビングを終了します。STOPボタンの代わりにリモコンのFADERボタンを押すとフェードアウトしてダビングを終了します。(フェードインしてダビングをスタートした場合または録音スピードを“NORMAL”に設定してあった場合)何も操作せずにディスクの終端(ディスク全体のダビング時)もしくはトラックの終端(トラックのダビング時)に到達した場合は、フェードインでダビングを開始した場合でも通常の終了処理になります。

メ モ

≠ ダビングは、設定されている録音スピードに従って実行されます(以下参照)。

≠ フェードイン/フェードアウトの時間設定については「フェードイン/フェードアウト録音」(→ 35ページ)をご覧ください。

録音モードを設定する

MDメニューのRECサブメニューの“RECMODE?”項目を使って、録音モードを以下の中から選択することができます。

選択肢 モード ディスプレーの点灯ST ステレオ標準録音モード 無点灯MONO モノラル録音モード “MONO”LP2 ステレオ2倍録音モード “LP2”LP4 ステレオ4倍録音モード “LP4”

º “MONO”を選ぶと、ヘッドホン端子やリアパネルのオーディオ出力端子の左右チャンネルから同じ信号が出力されます。

º モノラルモードの録音時間は、ステレオ標準録音の2倍になります。

º LP2、LP4モードの録音時間は、ステレオ標準録音のそれぞれ2倍、4倍になります。

メ モ

≠ MDの録音残り時間表示は、現在の録音モード設定によって変わります。

≠ ひとつのディスクに、異なるモードの録音を混在させることもできます。

≠ LP4モード(4倍録音モード)は特殊な圧縮方式によって長時間ステレオ録音を実現しています。そのため、録音されるソースによってはごくまれに瞬間的なノイズが発生する場合があります。音質を重視する場合はLP4モードを避けることをお勧めします。

録音スピードを設定する

MDメニューのRECサブメニューの“RECSPEED?”項目を使って、ダビングモード時のスピードを“NORMAL”または“HIGH”に設定します。初期設定は“HIGH”です。

“NORMAL”に設定すると、通常再生をしながらダビングを行います。

“HIGH”に設定すると、以下のスピードでダビングを行います。ソースディスク 開始モード ダビング速度オーディオCD 通常 4倍速オーディオCD フェードイン 等速

データCD --- 等速

ヒント

≠ 音楽を聴きながらダビングする場合は“NORMAL”に設定し、効率的にダビングする場合は“HIGH”に設定するとよいでしょう。

≠ “NORMAL”設定時、CDにピッチやキーチェンジをかけた状態でMDにダビングすることができます。

CD を MD にダビングする

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31

前述のように、本機ではCDからMDへのダビングが簡単にできますが、もちろん通常のMDデッキのように外部のソースを録音することもできます。

録音の基本操作

録音モードを設定し、入力ソースを選択し、入力信号をモニターしながら録音レベルを調節してから、録音を実行するまでの手順を説明します。以下の手順では、本機の電源がオンになっていて、本機のMDデッキに録音可能なMDがセットされ停止していることを前提にしています。

録音モードを設定する

1. MDメニューのRECサブメニューの“RECMODE?”項目を使って、録音モードを設定します。

詳細については、前章「CDをMDにダビングする」(32ページ)をご覧ください。

入力ソースを選択する

2. 本体またはリモコンのINPUT SELボタンを使って、入力ソースを選択します。

ボタンを押すたびに“ANALOG”→“OPTICAL”→“COAXIAL”の順で切り換わります。

ANALOG : ANALOG INPUT端子に入力される信号が録音ソースになります。

OPTICAL : DIGITAL INPUT MD(OPTICAL)端子に入力される信号が録音ソースになります。

COAXIAL : DIGITAL INPUT MD(COAXIAL)端子に入力される信号が録音ソースになります。

º 入力選択は電源をオフにしても記憶されています。

ソース信号の入力レベルはディスプレーにメーター表示されます。

入力信号をモニターする

3. 本体またはリモコンのRECORDボタンを押します。 MDデッキが録音待機状態になり、READYインジケーターと

RECORDインジケーターが点灯します。またディスプレーに“REC”と“π”が点灯します。

注 意

≠ 以下のようなMDがセットされている場合、録音待機状態になりません。・ MDが誤消去防止状態の場合 (“W_Protected!”を表示)・ ディスクが容量いっぱいまで録音されている場合 (“DiscFull!”を表示)・ トラック数の限界まで録音されている場合 (“TrackFull!”を表示)

≠ デジタル入力(OPTICALまたはCOAXIAL)を選択している場合、正常なデジタル入力がないと“D-INUNLOCK!”が表示され、録音することができません。

≠ “RECVOLUME?”項目でレベルを調節して0dB以外に設定してあった場合、“Vol>xx.xdB”を3秒間点滅表示します。(xx.xは設定値)

その場合は、必要に応じて設定レベルの確認を行ってください。

メ モ

≠ 途中まで録音済みのMDを入れると、録音済み部分の終わりを検出して待機します。

録音待機状態になると、MD入力信号をモニターすることができます。ヘッドホンまたは外部のオーディオシステムを使ってモニターをします。

メ モ

≠ 外部モニターの場合、MD OUTPUTS端子をモニターシステムに接続してください。あるいはCOMMON OUTPUTS端子を使いますが、この場合はCDメニューのSYSTEMサブメニューの“COMMON?”項目の設定を適切に行うことが必要です。モニターに関しての詳細は「モニターについて」(25ページ)をご覧ください。

≠ MDがセットされていない場合でも、RECORDボタンを押すと入力信号をモニターすることができます。

このとき、ディスプレーに“Monitor”と表示されます。

≠ 入力モニターを解除するにはSTOPボタンを押します。

録音レベルを調節する

入力信号をメーター監視しながら、録音レベルを調節します。

4. MDメ ニ ュ ー のVOL FUNCサ ブ メ ニ ュ ー 内 の“RECVOLUME?”項目を使って、レベルを調節します。

入力ソースが“ANALOG”の場合、さらに本体のINPUTつまみ(L / R)を使って左右チャンネル個別にレベルを調節することができます。

注 意

“RECVOLUME?”項目でレベルを調節した場合、デジタル領域でボリューム調節を行いますが、ヘッドホンでのモニター音やANALOG OUTPUTS端子、DIGITAL OUTPUTS端子から出力される信号の音量は変化しません。

プラス方向に設定してオーバーレベルになるとデジタル歪みを生じますのでご注意ください。

(オーバーレベルになるとレベルメータバーの“OVER”部分が点灯します。)

録音を実行する

5. 録音待機中のとき、PLAYボタンを押します。 録音が始まります。

º 録音を停止するときはSTOPボタンを押します。 STOPボタンを押した後、“UTOCWriting!”が表示されて

U-TOCがディスクに書き込まれます。

注 意

“UTOCWriting”が点滅中は録音した内容をMDに記録中です。電源プラグを電源コンセントから抜いたり、本機を揺らしたりすると、正しく記録できません。

º 録音を一時停止するときはREADYボタンを押します。

º MDを取り出すには、停止中に本体のEJECTボタンを押します。

外部ソースを MD に録音する

Page 32: Z MD-70CD - TEAC

32

録音するときの注意

“W_Protected!”を表示したときは

º MDが録音不可状態になっています。または再生専用のMDが入っています。

º 誤消去防止用タブをずらして孔を閉じると、録音ができるようになります。

録音内容を誤って消さないために

º MDは録音後、誤消去防止用のタブをずらし、孔を開いた状態にすると、録音できなくなります。

MD裏面

誤消去防止用タブ

孔を開く

注 意

º 本機はSCMSに準拠しており、デジタルで接続した場合に、以下の制限があります。

MD化オリジナル 1世代目 2世代目コピー禁止 ×(不可) ×(不可)

1世代のみ可 ○(可) ×(不可)コピーフリー ○(可) ○(可)

トラック番号を更新する(繰り上げる)

曲ごとにトラック番号を付けておくと、編集や再生中の頭出しに便利です。トラック番号は録音時に自動あるいは手動で付けることができるほか、録音中や録音後に付けることもできます。

メ モ

CDまたはMDをデジタル入力して録音する場合、ソースのトラック番号更新に合わせて自動でトラック番号が更新されますので、“- **dB”(“A_TRK?”項目で“Level”)でのオートトラック機能は動作しません。

CD及びMD以外からのデジタル録音では“- **dB”(“A_TRK?”項目で“Level”)でのオートトラック機能は動作します。

自動でトラック番号を更新する(オートトラック機能)オートトラック機能を使って、録音中に自動でトラック番号を付けることができます。

オートトラックのモードを、リモコンのAUTO TRACKボタンで “- **dB”、“Time”、“OFF”の中から選択します。

º MDメニューのRECサブメニュー内の“A_TRK?”項目で選択することもできます。(“- **dB”は“A_TRK?”項目の選択では、“Level”を選択してください。)

“- **dB”を選択した場合

オートトラック動作レベル以下の入力信号が2.5秒以上続くと自動的にトラック番号が更新されます。この動作レベルは、MDメニューのRECサブメニュー内の“A_TRKLEVEL?”項目を使って設定します。設定範囲は-72dB 〜-30dB(6dBステップ)です。

“Time”を選択した場合

オートトラック動作時間で設定した時間が経過すると自動的にトラック番号が更新されます。この動作時間は、MDメニューのRECサブメニュー内の“A_TRKTIME?”項目を使って設定します。設定範囲は1分〜 10分(1分ステップ)です。

メ モ

≠ オートトラック機能の設定やオートトラック動作レベル、オートトラック動作時間設定は、電源をオフにしても保持されます。

録音中にオートトラック動作時間を変更した場合、次のトラックから変更後の時間が有効となります。

≠ オートトラックのモードが“Time”のとき、プリレコーディング機能を有効にすると、最初のトラックの長さは “A_TRKTIME?”項目で設定した時間よりもプリレコーディング設定時間分だけ長くなります。

手動でトラック番号を更新する録音中に、希望の個所でRECORDボタンを押すことにより、トラック番号を更新することができます。

メ モ

手動でトラック分割する場合、4秒以下のトラックを作成することはできません。

録音後にトラック番号を更新する編集操作でトラックを分割することにより、トラックを追加することができます。(→ 39ページ「トラックを分割する」)また編集操作でトラックを結合することにより、トラックを減らすことができます。(→ 39ページ「トラックを結合する」)

外部ソースを MD に録音する ( 続き )

Page 33: Z MD-70CD - TEAC

33

フェードイン/フェードアウト録音

MDの録音を開始するときにフェードイン、録音を終了するときにフェードアウトすることができます。以下の手順では、基本的な録音の準備が整い、録音可能なMDがセットされて停止していることを前提にしています。

1. MDメニューのVOL FUNCサブメニュー内の以下のメニュー項目を使って、動作の設定を行います。

FADE IN

フェードイン時に所定のレベルに達するまでの時間を、1秒〜 30秒の範囲(1秒ステップ)で設定します(初期設定:3秒)。

FADE OUT

フェードアウト時に完全に無音になるまでの時間を、1秒〜30秒の範囲(1秒ステップ)で設定します(初期設定:3秒)。

FADE MODE

フェードアウト完了後に、録音を継続するか録音待機状態にするかを設定します。

Rec :録音を継続します。 Ready :録音待機状態になります。2. 録音待機時に、リモコンのFADERボタンを押します。

フェードインしながら録音が始まり、設定したフェードインタイム後に所定の録音レベルに達します。

3. フェードアウトしたいところで、リモコンのFADERボタンを押します。

フェードアウトが始まり、設定したフェードアウトタイム後に無音になります。

無音になった後、フェードモード設定に従って、録音を継続するか、または録音待機状態になります。

メ モ

≠ フェードインまたはフェードアウトだけ実行することもできます。

≠ フェードインで録音を開始した場合にはプリレコーディング機能(次項参照)は無効になります。

注 意

フェードインおよびフェードアウトの処理は本機がデジタル領域でレベルを調節して行ないますが、ヘッドホンでのモニター音やANALOG OUTPUTS端子、DIGITAL OUTPUTS端子から出力される信号の音量は変化しません。

プリレコーディング(タイムマシン録音)機能

プリレコーディング機能を使うと、最大で6秒前にさかのぼって録音を始めることができます。これは、入力信号が本機内部のバッファにいったん蓄えられてから録音されるためで、常にバッファ内には設定時間分(最大6秒)のデータが蓄えられています。以下の手順では、基本的な録音の準備が整い、録音可能なMDがセットされて停止していることを前提にしています。

1. MDメニューのRECサブメニュー内の“PREREC?”項目を使って、バッファに蓄えるデータの時間を設定します。

設定できる値は“OFF”、“1sec”〜“6sec”(1secステップ)です(初期設定はOFF)。

“OFF”に設定するとプリレコーディング機能が働きません。 “1sec”〜“6sec”はバッファに蓄えられる時間設定です。

2. RECORDボタンを押して録音待機状態にします。

3. PLAYボタンを押して録音を開始します。 設定した時間分さかのぼって録音が始まります。

4. STOPボタンを押して録音を停止します。

メ モ

フェードイン(前項参照)で録音を開始した場合にはプリレコーディング機能は無効になります。

録音済みの個所を消しながら録音する   (オーバーライト)

オーバーライト機能では、指定位置以降の録音済みの部分を自動的に消して、その上に録音することができます。以下の説明は、基本的な録音の準備が整い、録音可能なMDがセットされて停止していることを前提にしています。

1. オーバーライト録音を開始したい位置にロケートし、READYボタンを押して再生待機状態にします。

あるトラックの頭からオーバーライトを始める場合、SKIPボタンまたは数字ボタンを使ってトラックを選んでからREADYボタンを押します。

あるトラックの途中からオーバーライトを始める場合、SKIPボタンまたは数字ボタンを使ってトラックを選んでからPLAYボタンを押して再生を始め(サーチ機能を使うこともできます)、希望の位置でREADYボタンを押します。

2. RECORDボタンを押します。 “OverWrite”を表示して録音待機状態になります。

3. 必要に応じて録音入力レベルを調節します。

4. PLAYボタンを押して、オーバーライト録音を始めます。

注 意

ディスプレーに“SINGLE”、“RANDOM”または“PROGRAM”が点灯しているときは、オーバーライト録音ができません(上記手順2を行うと“Can'tRec”を表示)。

Page 34: Z MD-70CD - TEAC

34

シンク録音する

シンク録音機能をオンにすると、本機で外部入力ソースを録音する場合、ソース信号入力があったときに自動的に録音を開始し、ソース信号が4秒以上途絶えると自動的に録音待機状態になります。以下の説明は、基本的な録音の準備が整い、録音可能なMDがセットされて停止していることを前提にしています。

1. リモコンのSYNCボタンを押して、シンク録音モードのオン/オフを切り換えます。

メ モ

MDメニューのRECサブメニュー内の“SYNC?”項目を使って、シンク録音機能のオン/オフを設定することもできます。

2. MDメニューのRECサブメニュー内の“SYNCLEVEL?”項目を使って、本機が入力のありなしを判断する境界レベル(*)を設定します。

(*)境界レベル以下の信号は無信号と見なされます。 設定可能な値は-72dB 〜-30dBの範囲(6dB間隔)です(初

期設定:-54dB)。

3. RECORDボタンを押して録音待機状態にします。

注 意

このときすでにソースが入力されていると、すぐに録音を開始します。

4. ソース信号を入力します。 入力信号を検出して自動的に録音が始まります。 入力信号が4秒以上続けて境界レベル以下になると、録音待機

状態になります。

注 意

シンク録音待機中にPLAYボタンを押して手動で録音を始めることはできません。

5. 手動で録音を停止するにはSTOPボタンを押します。

メ モ

≠ シンク録音中にREADYボタンを押しても、録音待機状態になりません(録音を止めることができません)。

≠ シンク録音中、INPUT SELボタンは働きません。

注 意

シンク録音後、録音待機状態のまま電源をオフにすると、録音データが消去されます。かならずSTOPボタンを押して(U-TOCを書き込んで)から電源をオフにしてください。

MDの残り時間をチェックする

MDの録音中(または録音待機中)に本体またはリモコンのTIMEボタンを押すと、トラック経過時間とディスク残量時間を交互に表示します。

ディスプレーの点灯 時間表示内容無点灯 トラック経過時間REMAINまたはREMAINとTOTAL点灯

ディスク残時間

時間表示設定は電源をオフにしても記憶されています。

外部ソースを MD に録音する ( 続き )

Page 35: Z MD-70CD - TEAC

35

録音したトラックを消したり、移動したり、分割したり、2つのトラックをつなぐなどの編集ができます。またトラックをグループ分けすることができます。

編集操作について

すべてのMD編集はMDメニューのEDITサブメニューを使って行います。EDITサブメニューのメニュー項目を選択したあとの操作は、項目によって異なります。各メニュー項目の具体的な操作については以下の個別の編集機能説明の中で述べます。

メ モ

誤消去防止状態のディスクは録音だけでなく編集もできません。MDメニューのEDITサブメニューを選択しようとすると、“W_Protected!”が表示されます。

編集対象トラック/ポイントについて編集メニュー項目のいくつかは、あらかじめ編集対象のトラックやポイントを再生状態または再生待機状態にしておかないと、項目自体を選択できません(“Can'tEdit!”を表示)。これらはトラックやポイントに対して編集を行う項目で、“DIVIDE”、“COMBINE”、

“MOVE”がこれに当たります。(“ERASETRK”は設定画面に入ってからトラックを選ぶこともできます)

編集を実行しないで途中でやめるには設定画面や確認画面(“Sure?”)まで進んでから編集操作を中止するには、NOボタン、MDのSTOPボタンまたはMD MENUボタン

(リモコンの場合はMENUボタン)を押します。

注 意

編集後、MDを入れたまま(“TOC”点灯)電源をオフにすると、U-TOC(ユーザー TOC)が記録されず、編集が無効になります。

編集操作を取り消す(UNDO機能)

最後に行った編集操作を取り消すことができます。

1. MDデッキを停止します。

2. MDメニューのEDITサブメニューの“UNDO?”項目を選択します。

“Undo>xxxx”(xxxxは最後に行った編集項目)が表示されます。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

4. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

最後に行った編集操作が取り消されます。

全トラックを消去する(ERASE DISC機能)

ディスクの全トラックを一度に消去することができます。

1. MDメニューのEDITサブメニューから“ERASEDISC?”項目を選択します。

“Sure?”が表示されます。

2. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

ディスクの全トラックが消去されます。消去が完了すると“Complete”が表示されます。

MD の編集

Page 36: Z MD-70CD - TEAC

36

トラックを消去する(ERASE TRK機能)

消去したいトラックを1トラックずつ消去することができます。(例):トラック2のB曲を消去するとき

B曲を消す

曲番

消去

曲番が減る曲番

曲 曲 曲 曲

曲 曲 曲

あらかじめ消去するトラックを指定する方法

1. 消去したいトラックを再生または再生待機状態にします。

2. MDメニューのEDITサブメニューから“ERASETRK?”項目を選択します。

“Sure?”が表示されます。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが消去されます。消去が完了すると“Complete”が表示されます。

消去するトラックをメニュー上で指定する方法

1. MD停止中、MDメニューのEDITサブメニューから“ERASETRK?”項目を選択します。

“Track> yyy”(yyyは最終トラック番号)が表示されます。

2. 本体のMULTI JOGダイヤルまたはリモコンのMENU-/+ボタンを使って、消去したいトラックを選択します。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

4. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが消去されます。消去が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

トラックを消去すると、次トラック以降のトラック番号が1つずつ小さくなります。

複数トラックをまとめて消去する     (ERASE MULTI機能)

消去したい複数のトラックを範囲を指定して一括して消去することができます。

(例):トラック3のC曲と、トラック4のD曲を消去するとき

曲 曲 曲 曲 曲

曲 曲 曲

C曲、D曲を消す

曲番

消去

曲番が減る曲番

1. MD停止中、MDメニューのEDITサブメニューから“ERASEMULTI?”項目を選択します。

“STTrk>001”が表示されます。 この表示のときにスタートトラックを選択します。

2. MULTI JOGダイヤルを使って、スタートトラックを選択します。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“EDTrk> ###”が表示されます。 この表示のときにエンドトラックを選択します。

4. MULTI JOGダイヤルを使って、エンドトラックを選択します。

5. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

6. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが消去されます。消去が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

≠ 複数のトラックを消去すると、それ以降のトラック番号が消去したトラック数の分だけ小さくなります。

≠ ディスクにグループがある場合は、この機能は利用できません。(“Can'tEdit!”を表示)

MD の編集 ( 続き )

Page 37: Z MD-70CD - TEAC

37

トラックを分割する(DIVIDE機能)

トラックを分割することができます。(例):トラック3のC曲とD曲を2つに分割するとき

曲番が追加される

曲番

曲番

曲 曲 曲 曲 曲

曲 曲 曲 曲 曲

分割 曲番3をCとDに分割

1. MDメニューのEDITサブメニューの“DIVIDE?”を表示します。

2. トラックを分割したいポイントの手前から再生を行い、分割したいポイントで本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Point> 0”が表示され、分割ポイント(=上記のボタン操作を行ったときのポイント)前後の数秒間を繰り返し再生して、分割ポイントで短い無音の空白を挟むことで分割されるポイントが確認できるようになっています。

ヒント

上記の手順1と2の代わりに、最初に分割したいポイントで再生待機状態にしてから、MDメニューのEDITサブメニューの

“DIVIDE?”を選択しても、上記と同じように“Point> 0”が表示され、確認のために分割ポイント前後の数秒間が繰り返し再生されます。

3. 必要に応じて、本体のMULTI JOGダイヤルまたはリモコンのMENU-/+ボタンを使って、分割するポイントを調節します。

4. ポイントが設定できたら、本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

5. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが分割されます。分割が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

トラックを分割すると、次トラック以降のトラック番号が1つずつ大きくなります。

トラックに名前が付いている場合、分割されたトラックの後ろのトラックも前のトラックと同じ名前になります。

トラックを結合する(COMBINE機能)

2つの連続したトラックを結合して1つのトラックにすることができます。

(例):B曲とC曲をつなぐとき

曲番

曲番

曲 曲 曲 曲

曲 曲 曲 曲

つなぐ 曲番が減るB曲とC曲をつなぐ

メ モ

異なるモードで録音したトラック同士を結合することはできません。

1. 結合したい2つのトラックのうちのあとの方のトラックを再生または再生待機状態にします。

たとえばトラック2とトラック3を結合する場合、トラック3を再生または再生待機状態にします。

2. MDメニューのEDITサブメニューの“COMBINE?”を選択します。

“TrackOK?”が表示され、確認のために、手前のトラックの最後の3秒間とあとのトラックの頭の3秒間が繰り返し再生されます。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが結合されます。結合が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

トラックを結合すると、次トラック以降のトラック番号が1つずつ小さくなります。

両方のトラックに名前が付いている場合、結合されたトラックには前のトラックの名前が付きます。

Page 38: Z MD-70CD - TEAC

38

トラックを移動する(MOVE機能)

トラックを移動してトラック順を変更することができます。(例):トラック4のD曲をトラック2に移動するとき

曲番

曲番

曲 曲 曲 曲

曲 曲 曲 曲

D曲を2曲目に移動 曲順が変わる移動

1. 移動対象のトラックを再生または再生待機状態にします。

メ モ

この操作を行わずに停止状態で以後の操作を行うと、自動的に最終トラックが移動対象に設定されます。

2. MDメニューのEDITサブメニューから“MOVE?”項目を選択します。

“Movexxx> yyy”が表示されます。 (xxxは移動対象トラック番号、yyyは移動先トラック番号)

3. 本体のMULTI JOGダイヤルまたはリモコンのMENU-/+ボタンを使って、移動先のトラック番号を選択します。

4. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

5. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

トラックが移動します。移動が完了すると“Complete”が表示されます。

メ モ

トラックを移動すると、トラック番号が移動後の順番に振りな

おされます。

グループを作る

本機では1枚のMDの中のトラックをグループ分けして、グループ単位の再生を行うことができます。(→ 31ページ「MDのグループ再生」)グループを作るには「現在録音されているトラックの何番(スタートトラック)から何番(エンドトラック)までを1つのグループにまとめる」という指定を行います。

1. 停 止 中 にMDメ ニ ュ ー のEDITサ ブ メ ニ ュ ー か ら “GRPCREATE?”項目を選択します。

“STTrk> 001”が表示されます。 この表示のときにスタートトラックを選択します。

2. MULTI JOGダイヤルを使って、スタートトラックを選択します。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“EDTrk> yyy”が表示されます。 この表示のときにエンドトラックを選択します。

4. MULTI JOGダイヤルを使って、エンドトラックを選択します。

5. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

6. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

グループが作成されます。完了すると“Complete”が表示されます。

グループ作成時のディスク名グループを作成すると、グループ情報およびグループ名を含むディスク名が自動的に作成されます。例として、元のディスク名が“MyBest”というディスクがあり、トラック1 〜 4をまとめて“Jazz”というグループにまとめ、トラック5 〜 8を“Latin”というグループにまとめた場合、以下のようなディスク名になります。 0; My Best//1-4; Jazz//5-8; Latin//

グループを解除する

グループを解除することができます。

1. 停 止 中 にMDメ ニ ュ ー のEDITサ ブ メ ニ ュ ー か ら“GRPCANCEL?”項目を選択します。

“GroupNo> 01”が表示されます。

2. MULTI JOGダイヤルを使って、解除するグループ番号を選択します。

現在ある個々のグループ番号のほかに“ALL”(全グループ)を選択することもできます。

3. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

“Sure?”が表示されます。

4. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

グループが解除されます。完了すると“Complete”が表示され

ます。

MD の編集 ( 続き )

Page 39: Z MD-70CD - TEAC

39

MDメニューのTITLEサブメニューを使って、MDのディスク名、トラック名あるいはグループ名を付けることができます。

注 意

編集メニューと同じように、名前を付けた後にMDを入れたまま(“TOC”点灯)電源をオフにするとU-TOC(ユーザー TOC)が記録されず、付けた名前が無効になります。

ディスク名を付ける(TITLE機能)

1. 停 止 中、MDメ ニ ュ ー のTITLEサ ブ メ ニ ュ ー 内 の “TITLEINPUT?”項目を選択します。

“Title> Disc”が表示されます。

2. “Title> Disc”を表示中、本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

キャラクター表示部に現在のディスク名が表示され、名前編集モードになります(カーソルが点滅します)。

メ モ

≠ 現在名前がない場合は、何も表示されません(カーソル点滅のみ)。

≠ グループが設定されている場合、デフォルトで本機が自動的に付けるディスク名が表示されます。(→ 40ページ「グループを作る」)

3. 右記の要領に従って名前を付け、本体のMD MENUボタン(またはリモコンのMENUボタン)を押して確定します。

注 意

グループ設定をしているディスクの場合、グループ再生モードをオンにして名前を付けてください。グループ再生モードをオフにしてディスク名を変更すると、グループ設定が無効になる場合があります。

名前の入力方法

キャラクター表示部にカーソルが点滅した状態が名前編集モードです。名前の入力は本体よりもリモコンを使って行うほうが効率的です。ここではリモコンからの操作を中心に説明します。

メ モ

キーボードを接続すると、さらに効率的に名前を入力することができます。(→ 43ページ「キーボードを使って名前を入力する」)

名前の入力画面では、以下の要領で名前を入力します。

入力する文字種を選択するにはリモコンの CHARA ボタンを押すと以下の 3 通りの文字種が切り

換わります

英小文字/記号(ディスプレーに無表示) 英大文字/記号(ディスプレーに“CAPS”点灯) カタカナ(ディスプレーに“カタカナ”点灯)本体操作の場合:DISPLAYボタンを使います。

入力するには数字ボタンを使ってカーソルの位置に文字を入力します。入力したい文字の数字ボタンを、希望の文字が表示されるまで必要な回数だけ押します。入力されている文字列の途中にスペースを入れるにはINSボタンを押します。

(例) 文字種類が英小文字/記号のときに2ボタンを押すと、a→b→c→2→aのように変化します。

本体操作の場合:YESボタンを押すと空白が挿入されます。 MULTI JOGダイヤルを使って、文字を選択しま

す。

カーソルを移動するにはスキップボタンを使います。ただし別の数字ボタンを操作すると自動的にカーソルが右に移動します。本体操作の場合:Â / ¯ボタンを使います。

文字を削除するには削除したい文字にカーソルを合わせてリモコンのDEL/CLRボタンを押します。本体操作の場合:NOボタンを使います。

文字を修正するには上記手順で文字を削除してから新たに文字を入力するか、修正したい文字にカーソルを合わせてリモコンのMENU-/+ボタンまたは本体のMULTI JOGダイヤルを使って文字を選択します。

注 意

編集メニューと同じように、名前を付けた後、MDを入れたまま(“TOC”点灯)電源をオフにすると、U-TOC(ユーザー TOC)が記録されず、付けた名前が無効になります。

MDをイジェクトするときにU-TOCが記録されます。

名前を付ける

Page 40: Z MD-70CD - TEAC

40

トラック名を付ける

方法1

最初に名前を付けたいトラックを選択する方法です。

1. 名前を付けたいトラックを再生または再生待機状態にします。 録音中であれば現在のトラックに名前を付けることができます。

2. MDメニューのTITLEサブメニュー内の“TITLE INPUT?”項目を選択し、本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

キャラクター表示部に現在のトラック名が表示され、名前編集モードになります(カーソルが点滅します)。

メ モ

現在名前がない場合は、何も表示されません(カーソル点滅のみ)。

3. 前ページの「名前の入力方法」の要領に従って名前を付け、本体のMD MENUボタン(またはリモコンのMENUボタン)を押して確定します。

方法2

最初に名前入力モードを選択する方法です。

1. 停 止 中、MDメ ニ ュ ー のTITLEサ ブ メ ニ ュ ー 内 の“TITLEINPUT?”を選択します。

“Title>Disc”が表示されます。

2. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはリモコンのMENU-/+ボタン)を使って、名前を付けるトラックを選択し、MULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

たとえばトラック3を選択する場合、“Title> 003”を選択します。

選択すると、キャラクター表示部に現在のトラック名が表示され、名前編集モードになります(カーソルが点滅します)。

メ モ

現在名前がない場合は、何も表示されません(カーソル点滅のみ)。

3. 前ページの要領に従って名前を付け、本体のMD MENUボタン(またはリモコンのMENUボタン)を押して確定します。

グループ名を付ける

1. 停 止 中、MDメ ニ ュ ー のTITLEサ ブ メ ニ ュ ー 内 の“TITLEGRP?”項目を選択します。

“TitleGrp> ##”(##はグループ番号)が表示されます。

2. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

キャラクター表示部に現在のグループ名が表示され、名前編集モードになります(カーソルが点滅します)。またトラック番号表示部にグループ番号が点滅します。

3. 前ページの「名前の入力方法」の要領に従って名前を付け、本体のMD MENUボタン(またはリモコンのMENUボタン)を押して確定します。

名前を付ける ( 続き )

Page 41: Z MD-70CD - TEAC

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IBM PC/AT互換機用PS/2インターフェースのキーボードを、本機のフロントパネルに接続すると、キーボードを使って本機を操作することができます。各種コントロールが可能ですが、特に名前の入力を効率的に行うことができます。

キーボードタイプの設定

接続するキーボードに合わせて、キーボードタイプを選択します。

1. CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“KEYBOARD?”項目を使って、タイプを選択します。

日本語対応キーボードの場合、“JP”を選択します。 英語対応キーボードの場合、“US”を選択します。

キーボードを使って名前を入力する

パソコンの文字入力と同じ感覚で、MDのディスク名、トラック名、グループ名を入力することができます。

タイトル編集メニューに入るには

SHIFT + F7キーで、グループタイトル編集メニューに入ります(“TitleGrp> ##”を表示)。SHIFT + F8キーで、ディスク/トラックタイトル編集メニューに入ります(“Title> ##”を表示)。

入力する文字種を選択するには

CAPSキー:「英大文字」を選択/解除します。カタカナキー:「カタカナ」を選択/解除します。上記のどちらも解除のとき:「英小文字」になります。

入力するには

数字キー、文字キーで直接入力します。

カーソルを移動するには

←/→キーを使います。

文字を削除するには

Deleteキー:カーソル位置の文字を削除します。Back Spaceキー:カーソル手前の文字を削除します。

文字を修正するには

上記手順で文字を削除してから新たに文字を入力します。

コンピュータキーボードを使った操作

Page 42: Z MD-70CD - TEAC

42

キーボード操作一覧

名前の入力だけでなく、トランスポートコントロール、編集など、各種動作をキーボードからコントロールすることができます。以下に、キーボードのキーの機能をまとめておきます。

キーボードのキー 動作F1 キー MD Â ボタンと同じF2 キー MD ¯ ボタンと同じF3 キー MD ボタンと同じF4 キー MD STOP ボタンと同じF5 キー MD PLAY ボタンと同じF6 キー MD READY ボタンと同じF7 キー AUTO CUE ボタン (MD 用 ) と同じF8 キー MD RECORD ボタンと同じF9 キー AUTO READY ボタン (MD 用 ) と同じF10 キー REPEAT ボタン (MD 用 ) と同じF11 キー PLAY MODE ボタン (MD 用 ) と同じ

SHIFT + F1 キー MD 編集“ERASETRK”へSHIFT + F2 キー MD 編集“ERASEDISC”へSHIFT + F3 キー (割り当てなし)SHIFT + F4 キー MD 編集“MOVE”へSHIFT + F5 キー MD 編集“DIVIDE”へSHIFT + F6 キー MD 編集“COMBINE”へSHIFT + F7 キー タイトル編集“TITLEGRP”へSHIFT + F8 キー タイトル編集“TITLEINPUT”へSHIFT + F9 キー UNDO 動作SHIFT + F10 キー MD 編集“GRPCANCEL”へSHIFT + F11 キー MD 編集“GRPCREATE”へSHIFT + F12 キー DUBBING ボタンと同じ

CTRL + F1 キー CD Â ボタンと同じCTRL + F2 キー CD ¯ ボタンと同じCTRL + F3 キー CD ボタンと同じCTRL + F4 キー CD STOP ボタンと同じCTRL + F5 キー CD PLAY ボタンと同じCTRL + F6 キー CD READY ボタンと同じCTRL + F7 キー AUTO CUE ボタン (CD 用 ) と同じCTRL + F8 キー KEY ボタンと同じCTRL + F9 キー AUTO READY ボタン (CD 用 ) と同じCTRL + F10 キー REPEAT ボタン (CD 用 ) と同じCTRL + F11 キー PLAY MODE ボタン (CD 用 ) と同じCTRL + F12 キー CD PITCH つまみ押しと同じ

CAPS ー 「英大文字」を選択/解除カタカナキー 「カタカナ」を選択/解除数字キー/文字キー 数字文字の入力←/→キー カーソルを移動Delete キー リモコンの DEL/CLR ボタンと同じBack Space キー カーソル手前の文字を削除Insert キー INS キーと同じESC キー 編集/タイトル編集をキャンセルしてメ

ニューモードを終了Enter キー ENTER(MULTI JOGダイヤル押し)/

YESボタンと同じ

ダイレクトトラックの操作方法

CTRL + 数字キーまたはALT + 数字キーでディスクの先頭からの10トラックをダイレクトに指定することができます。

CTRL + 数字キー:CDのトラック1 〜 10を指定します。 ALT + 数字キー:MDのトラック1 〜 10を指定します。

数字キーの1 〜 9でトラック1 〜 9を、0でトラック10をそれぞれ指定します。

メ モ

≠ プログラム再生モードではプログラム番号の1番から10番を指定します。

≠ ランダム再生モードではダイレクトトラック機能は使用できません。

コンピュータキーボードを使った操作 ( 続き )

Page 43: Z MD-70CD - TEAC

43

本機は、誤操作防止のために、パネル全体にロックを掛けたり、デッキ単位でロックを掛けたりすることがきます。デッキ単位のロックをかけたあとにパネル全体のロックを掛けることができます。(両方がかかっているときの警告メッセージはパネル全体のロックのものが表示されます。)

メ モ

パネル全体のロックを解除してもデッキ単位のロックは解除されません。

パネル全体のロック

本体のTIMEボタンとDISPLAYボタンを同時に長押しすると、パネル全体のボタン操作無効の設定をオン/オフすることができます。

ボタン操作無効に設定された時はディスプレーに“LOCKED”を表示します。ボタン操作有効に設定された時はディスプレーに“UNLOCKED”を表示します。

ボタン操作を無効に設定されているときにどれかのボタンを押すと、画面に“KeyLocked”を表示してボタン操作ができないことを示します。

ボタン操作無効設定は電源をオフにしても記憶されます。

デッキ単位のロック

CDメニューのSYSTEMサブメニュー内の“PANELLOCK?”項目の設定により、CDデッキ部のみ、MDデッキ部のみ、EJECTボタンのみの3種類からボタン操作無効を設定できます。

“none”を選択した場合 ロック状態を解除して、全てのボタン操作が可能になります。

“CD”を選択した場合

CDデッキ部のボタン操作が無効になります。 無効となるボタン: KEY、PITCH、Ô/Â、¯/、

STOP、PLAY、READY、OPEN/CLOSE

また、MULTI JOGダイヤルを使ったCDの操作も無効になります。

CDデッキ部のいずれかのボタンを押すと、画面に“CDLocked”を表示してボタン操作ができないことを示します。

“MD”を選択した場合 MDデッキ部のボタン操作が無効になります。 無効となるボタン: Ô/Â、¯/、DUBBING、

INPUT SEL、STOP、PLAY、READY、RECORD、EJECT、MD MENU

MDデッキ部のいずれかのボタンを押すと、画面に“MDLocked”を表示してボタン操作ができないことを示します。

また、MULTI JOGダイヤルを使ったMDの操作も無効になります。

“EJECT”を選択した場合 CDデッキ部のOPEN/CLOSEボタンおよびMDデッキ部の

EJECTボタンの2つが無効になります。 CDデッキ部のOPEN/CLOSEボタンまたはMDデッキ部の

EJECTボタンを押すと、画面に“EjectLocked”を表示してボタン操作ができないことを示します。

メ モ

OPEN/CLOSEボタンやEJECTボタンが無効の状態でも、CDトレーを手で押したときや、MDを挿入したときは自動でロードされます。

パネル操作をロックする

Page 44: Z MD-70CD - TEAC

44

通信設定

本機のCONTROL I/0(RS-232C)端子をパソコンのRS-232C端子と接続することにより、パソコンと本機の間でデータの転送を行うことができます。CDメニューのSERIALサブメニューの中の以下の項目を使って設定します。

BAUD RATEボーレート(通信速度)の設定を行います。4800、9600、19200、38400(bps)の中から選択します。(初期設定:9600)

LENGTH通信データ長の設定を行います。7または8(ビット)に設定します(初期設定:8)。

PARITY通信パリティビットの設定を行います。NON、EVEN、ODDの中から選択します(初期設定:NON)。

STOP BIT通信ストップビットの設定を行います。1または2(ビット)に設定します(初期設定:1)。

サービスデータの確認

CDメニューのSYSTEMサブメニューの中の以下の項目から、サービスデータを確認することができます。

CD P_TIMECDデッキの総再生時間が表示されます。

MD P_TIMEMDデッキの総再生時間が表示されます。

MD R_TIMEMDデッキの総録音時間が表示されます。

各種設定の初期化

各種設定を、工場出荷状態にする事ができます。

1. MD、CDが ど ち ら もNo Disc状 態 中 に、CDメ ニ ュ ー のSYSTEMサブメニュー内の“F_PRESET?”項目を選択します。

“Sure?”が表示されます。

2. 本体のMULTI JOGダイヤル(またはYESボタン)、またはリモコンのENT/YESボタンを押します。

各種設定が工場出荷状態となります。

メ モ

“Complete”表示が消えるまで、電源をオフにしないでください。

注 意

各種設定の初期化を行うと、保持していたディスク毎のプログラムもすべて消去されます。

通信設定/サービスデータの確認

Page 45: Z MD-70CD - TEAC

45

CD部

MP3ファイル、WAVファイルに関してº ISO9660レベル1、レベル2、またはJolietに準拠したフォー

マットで記録されたMP3ファイル、WAVファイルを再生することができます。また、マルチセッションで記録されたディスクも再生することが可能です。

º 本機ではMP3ファイル/ WAVファイル数とディレクトリ(フォルダー)数に以下のような制限を設けております。

最大ディレクトリ数:255 最大のMP3ファイル/ WAVファイル合計数:999 最大MP3ファイル/ WAVファイル名、ディレクトリ名:255文字

º MP3ファイル、WAVファイルは、上位階層にあるファイルから順に再生されます。

以下の例ではMP31 → MP36の順に再生されます。

ルートディレクトリ

ディレクトリ1

ディレクトリ2

ディレクトリ3

ディレクトリ4

mp3 4

ディレクトリ5

mp3 5

ディレクトリ6

mp3 6

mp3 2

mp3 3

mp3 1

º MP3のトラック情報について 再生中にタイトルに表示される優先順位は、 ID3v2>ID3v1>ファイル名 となっています。 また、停止中はファイル名を表示します。

CD-R / RWに関してº CD-R / CD-RWディスクは、ファイナライズしていないと読

み込むことができません。必ずファイナライズしてからディスクを入れてください。

ファイナライズとは 音声データをCD-R / RWディスクに録音しても、最終的な

TOC(Table of Contents=録音したデータの情報)をディスクに記録しなければ、一般のCDプレーヤーで再生することはできません。TOCを記録することをファイナライズといいます。

コピーコントロールCDに関してº いくつかのレコード会社より「コピーコントロールCD」と銘打っ

た著作権保護を目的としたディスクが販売されています。これらの中にはCD規格に準拠していないディスクも存在し、本機で再生できない場合があります。

システム上の制約について

Page 46: Z MD-70CD - TEAC

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MD部

MDデッキを使用中、以下のような症状が出る場合がありますが、これらはMDシステム上の制約によるものです。故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。

º 録音可能時間内であっても“Track Full!”が表示される。 時間に関係なく、トラック数がいっぱいになると“TrackFull!”

を表示します。MDシステムでは、255トラック以上の録音はできません。さらにトラックを追加録音するには、不要なトラックを消すか、トラックを結合するか、あるいは別のMDに分けて録音してください。

º トラック数も録音時間も余裕があるのに“Track Full!”が表示される。

トラック中にエンファシス情報などのオン/オフが行われると、これらはトラックの区切りと同じ扱いになるため、これらを含めて255トラックを越えたと判断して“TrackFull!”を表示する場合があります。

º トラックを消したがMDの残り時間が増えない。 MDの残り時間を表示するとき、12秒以下の部分は無視される

ので、短いトラックを消しても残り時間が加算されないことがあります。

º 録音経過時間と残量時間の合計が、MDの録音可能時間と一致しない場合がある。

通常、1クラスタ(約2秒)が最小単位で録音されます。 それに満たないものでも、2秒分のスペースを使うため、実際

に使用可能な時間は少なくなります。またMDに傷があると、傷

の部分を自動的に削除するので、その部分の時間が減ります。

º つなぐことができない場合がある。 ・編集してできたトラックは、つなげない場合があります。 ・ 録音モード(標準、MONO、LP2、LP4)の異なるトラック

をつなげることはできません。 ・ 3トラック以上をつなげる場合、標準モードで約9秒、MONO

モードおよびLP2モードで約17秒、LP4モードで約33秒以下のトラックをつなげることはできません。

º サーチを行うと音がとぎれることがある。 編集してできたトラックは、サーチすると音がとぎれる場合が

あります。

º CDをMDにダビングするとトラック間にスペースができる。 本機では各トラックの先頭位置を正確に記録するために、各ト

ラックを区切ってダビングしています。トラック間にスペースを入れたくない場合は以下のような設定でダビングを行ってください。

・ CDのデジタルアウトをMDのデジタルインに入力(OPTICALまたはCOAXIALのいずれかの端子)

・ 入力選択をOPTICALまたはCIAXIALの接続した端子に設定 ・ MDメニューのRECサブメニュー内の“SYNCMODE”項目

を“ON”に設定

º トラック番号が正確に付かないことがある。 デジタル接続でCDを録音するとき、CDの録音内容によっては、

短いトラックができる場合があります。また、オートトラック機能を使って自動的にトラック番号を付けた場合、録音するものの内容によってはトラック番号が正確につかないことがあります。

º “TOCReading”表示がなかなか消えない。 新品の録音用MDをセットすると、通常よりも“TOCReading”

表示が長くなります。

º タイトルが1700文字入らない。 タイトルの記録エリアは、7文字単位で使用されます。 7文字以下のタイトルでも7文字分のスペースを使うため、

1700文字入りきらない場合があります。

システム上の制約について ( 続き )

Page 47: Z MD-70CD - TEAC

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メッセージ一覧動作メッセージ 意味/対処方法Blank Disc 何も録音されていない録音用MDが入ってい

ます。Complete 編集が正常に完了しました。Dubbing Wait ダビング開始準備中です。TOC Reading TOC情報読み取り中です。UTOC Writing TOC情報書き込み中です。Now Editing Edit実行中です。Over Write オーバーライト録音モードです。

警告メッセージ 意味/対処方法Key Locked パネル全体がロックされています。TIMEボ

タンとDISPLAYボタンを同時に長押することで解除することができます。

CD Locked デッキ単位のロックがかかっています。CDメ ニ ュ ー のSYSTEMサ ブ メ ニ ュ ー 内 の

“PANELLOCK?”項目で“none”を選択することで解除することができます。

MD LockedEject Locked

エラーメッセージ 意味/対処方法Disc Error! ディスクに異常があります。ディスクを交換

してください。Disc Full! MDの残り時間が無いため、録音できません。Title Full! タイトルがいっぱいです。D-IN UNLOCK! デジタル信号が正しく入力されていません。

入 力 ソ ー ス の 選 択(COAXIALま た はOPTICAL)が接続した端子と合っていないときや、接続した機器の電源が入っていない場合などに表示されます。入力ソースを正しく設定するか、接続した機器の電源を入れてください。

Not Execute! MDのシステム上の制約により、編集が完了できませんでした。

Not Audio! DIGITAL INPUTからの入力信号がオーディオ信号ではありません。

No Track! トラックがひとつも録音されていません。PGM Empty! プログラムされていません。PGM Full! これ以上プログラムできません。W_Protected! MDが誤消去防止状態になっています。Pre Master! 再生専用のMDが入っています。TOC Error! TOC情報が正常ではありません。Can't Edit! MDのシステム上の制約、編集状態の制限に

より、編集できません。Can't Rec! グループ再生モードがオンのため、録音を開

始できません。Can't Sel! 選択禁止状態時のため、メニューの選択がで

きません。Can't Undo! Undo可能な編集がないため、Undo動作が

できません。Rec Error! 録音中にエラーが発生しました。録音をやり

直してください。Drive Error! ドライブに問題があります。Sync Rec ON! Syncモードがオンのため、手動での録音開

始ができません。Err Group! 登録されているグループ情報に問題がありま

す。No Group! グループが登録されていません。No DIR! ファイルが存在するディレクトリが登録され

ていません。Decode Err! MP3ファイルの再生に失敗しました。IR Disable! リモコン操作が許可されていません。Format Err! 本機では読み取り不可能な形式のMP3ファ

イルが記録されたディスクです。

困ったときは

º電源が入らない。

↓≠ 電源プラグの差し込みが不完全ではありませんか?

º「Disc Error!」が表示される。

↓≠ ディスクの汚れが考えられます。

≠ ディスクを交換してください。

º再生できない。

↓≠ 結露していませんか?

≠ 結露している場合はディスクを取り出して、電源をオフにしたまま数時間放置してください。

º音が出ない。

↓≠ システムとの接続をもう一度確認してください。

≠ 音量等、アンプの操作を確認してください。

º録音できない。

↓≠ MDが誤消去防止状態になっている場合は、誤消去防止つまみ

をスライドさせて孔をふさいでください。

≠ システムとの接続をもう一度確認してください。

≠ 録音レベルを調節してください。

≠ 再生専用のMDには録音できません。録音用MDと交換してください。

≠ MDの残り時間が足りない場合は、不要なトラックを消去するかMDを交換してください。

≠ アンプの操作を確認してください。

º設定を変えたのに記憶されていない。

↓≠ 本機ではモード設定を変更するたびにバックアップしています。

電源をオフにするタイミングによってはバックアップに失敗してしまう場合がありますので、変更した直後に電源をオフにしないでください。

º雑音がする。

↓≠ テレビなど強い磁気を帯びたものから十分離して設置してくだ

さい。

メッセージ一覧/困ったときは

Page 48: Z MD-70CD - TEAC

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MDデッキ部定格形式

MD(ミニディスク)レコーダー

使用ディスク

MD(ミニディスク)

チャンネル数

2チャンネル(STEREO)/ 1チャンネル(MONO)

記録モード

STEREO/MONO/LP2/LP4

記録方式

Magnetic field modulation overwrite

録音時間

標準 MONO LP2 LP4

60 分ディスク 60 120 120 240

74 分ディスク 74 148 148 296

80 分ディスク 80 160 160 320

サンプリング周波数

44.1kHz

圧縮方式

ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)

CDデッキ部定格形式

CDプレーヤー

再生可能ディスク

CD-DA(12cm/8cm)、CD-ROM(12cm/8cm)、CD-R/CD-RW

再生可能ファイルシステム

ISO9660 LEVEL1/2/ROMEO/JOLIET format

再生可能フォーマット

オーディオCD(CD-DA)、MPEG Audio LayerⅢ(MP3)、WAV

オーディオCD再生仕様

サンプリング周波数 :44.1kHz 量子化ビット数 :16ビット チャネル数 :2チャンネル

MP3再生仕様

音声モード : STEREO、JOINT STEREO、DUAL CHANNEL、MONO

サンプリング周波数 :44.1kHz ビットレート :32kbps 〜 320kbps、およびVBR

WAV再生仕様

サンプリング周波数 :44.1kHz 量子化ビット数 :16ビット

入力定格(MD入力)アナログ入力

コネクタ :RCAピンジャック 入力インピーダンス :22kΩ 規定入力レベル :-10dBV (0.32Vrms) 最大入力レベル :+6dBV (2.0Vrms) 最小入力レベル :-22dBV (0.08Vrms)

デジタル入力

COAXIAL コネクタ :RCAピンジャック フォーマット :IEC-60958-3(S/PDIF、SCMS準拠) 入力可能サンプリング周波数:32kHz 〜 48kHz

OPTICAL コネクタ :TOS (JEITA RC-5720C) フォーマット :IEC-60958-3(S/PDIF、SCMS準拠)

出力定格

アナログ出力

コネクタ :RCAピンジャック 出力インピーダンス :200Ω 規定出力レベル :-10dBV (0.32Vrms) 最大出力レベル :+6dBV (2.0Vrms)

ヘッドホン出力

コネクタ :6.3mm ステレオ標準ジャック 最大出力 :20mW+20mW (1kHz、0.1%、32Ω)

デジタル出力

COAXIAL コネクタ :RCA ピンジャック フォーマット :IEC-60958-3(S/PDIF、SCMS準拠)

OPTICAL コネクタ :TOS (JEITA RC-5720C) フォーマット :IEC-60958-3 (S/PDIF、SCMS準拠)

仕様

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コントロールI/O

RS-232C

通信仕様 :RS-232Cプロトコル仕様書1.00準拠 コネクタ :D-Sub 9ピンコネクタ

KEYBOARD

PS/2キーボード接続用 コネクタ :ミニDINコネクタ

オーディオ特性

周波数特性

20Hz 〜 20kHz ±0.5dB(CD再生、JEITA) 20Hz 〜 20kHz ±0.5dB(MD再生、JEITA) 20Hz 〜 20kHz ±0.5dB(MD記録・再生、JEITA)

SN比

100dB以上(CD再生、JEITA) 98dB以上(MD再生、JEITA) 95dB以上(MD記録・再生、JEITA)

総合ひずみ率

0.004%以下(CD再生、JEITA) 0.004%以下(MD再生、JEITA) 0.006%以下(MD記録・再生、JEITA)

ダイナミックレンジ

100dB以上(CD再生、JEITA) 98dB以上(MD再生、JEITA) 95dB以上(MD記録・再生、JEITA)

チャンネルセパレーション

90dB以上(CD再生、JEITA) 90dB以上(MD再生、JEITA) 83dB以上(MD記録・再生、JEITA)

一般

電源

AC100V、50 - 60Hz

消費電力

22W

外形寸法

435 x 100 x 308mm(幅 x 高さ x 奥行き)

質量

4.8kg

動作温度

5 〜 40℃

設置時傾斜

5度以内

* 仕様および外観は、改善のため予告なく変更することがあります。* 製品の改善により、取扱説明書のイラストなどが、一部製品と

異なることがあります。あらかじめご了承ください。

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Page 51: Z MD-70CD - TEAC

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■ 保証書取扱説明書の裏表紙が保証書になっています。保証書は、お買い上げの際に販売店が所定事項を記入してお渡ししておりますので、大切に保管してください。万が一販売店印の捺印やご購入日の記載が無い場合は、無償修理保証の対象外になりますので、ご購入時のレシートなどご購入店・ご購入日が確認できるものを一緒に保管してください。保証期間はお買い上げ日より1 年です。

■ 補修用性能部品の保有期間当社は、この製品の補修用性能部品 ( 製品の機能を維持するために必要な部品 ) を製造打ち切り後 8 年間保有しています。

■ ご不明な点や修理に関するご相談は修理に関するご相談、並びにご不明な点は、お買い上げの販売店またはティアック修理センター ( 裏表紙に記載 ) にお問い合わせください。

■ 修理を依頼されるときは47 ページの「困ったときは」に従って調べていただき、なお異常のあるときは使用を中止し、必ず電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店またはティアック修理センター ( 裏表紙に記載 ) にご連絡ください。なお、本体の故障もしくは不具合により発生した付随的損害 ( 録音内容などの補償 ) の責についてはご容赦ください。

保証期間中は修理に際しましては保証書をご提示ください。保証書の規定に従って、修理させていただきます。

保証期間が過ぎているときは修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させていただきます。

修理料金の仕組み技術料: 故障した製品を正常に修復するための料金

です。 測定機等の設備費、技術者の人件費、技術

教育費が含まれています。部品代: 修理に使用した部品代金です。 その他修理に付帯する部材等を含む場合も

あります。その他: 製品を送るために必要な送料 / 梱包料など

があります。

修理の際ご連絡いただきたい内容型名:MD Deck/CD Player MD-70CDシリアルナンバー:お買い上げ日:販売店名:お客様のご連絡先故障の状況 ( できるだけ詳しく )

■ 廃棄するときは本機を廃棄する場合に必要になる収集費などの費用は、お客様のご負担になります。

分解・改造禁止この機器は絶対に分解・改造しないでください。この機器に対して、当社指定のサービス機関以外による修理や改造が行われた場合は、保証期間内であっても保証対象外となります。

当社指定のサービス機関以外による修理や改造によってこの機器が故障または損傷したり、人的・物的損害が生じても、当社は一切の責任を負いません。

保証とアフターサービス

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1215.MA-2147C

保 証 書品 名お よ び形 名

MD Deck/CD Player

MD-70CD機 番保 証 期 間 本 体    1 年

お買上げ日      年    月    日

お 客 様

お名前 様

ご住所

電話   (   )

この保証書は、本書記載内容で無料修理を行うことをお約束するものです。お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示の上、取扱説明書に記載のティアック修理センターまたはお買上げの販売店に修理をご依頼ください。お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証期間内のサービス活動及びその後の安全点検活動のために記載内容を利用させていただく場合がございますので、ご了承ください。

販売店

所在地・名称 ( 印 )

電話   (   )

無料修理規定1. 取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意書に従った正

常な使用状態で保証期間内に故障が発生した場合には、ティアック修理センターが無料修理いたします。

2. 保証期間内に故障して無料修理を受ける場合は、本書をご提示の上、ティアック修理センターまたはお買い上げの販売店に修理をご依頼ください。商品を送付していただく場合の送付方法については、事前にティアック修理センターにお問い合わせください。

3. ご転居、ご贈答品等でお買い上げの販売店に修理をご依頼になれない場合は、ティアック修理センターにご連絡ください。

4. 次の場合には保証期間内でも有料修理となります。(1) ご使用上の誤りおよび不当な修理や改造による故

障および損傷(2) お買上げ後の輸送・移動・落下などによる故障お

よび損傷(3) 火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変、公

害や異常電圧による故障および損傷(4) 接続している他の機器に起因する故障および損傷(5) 業務用の長時間使用など、特に苛酷な条件下にお

いて使用された場合の故障および損傷(6) メンテナンス

(7) 本書の提示がない場合(8) 本書にお買上げ年月日、お客様名、販売店名 ( 印 )

の記入のない場合、あるいは字句を書き替えられた場合

5. 本書は日本国内においてのみ有効です。 This warranty is valid only in Japan.6. 本書は再発行いたしませんので、紛失しないよう大切

に保管してください。

修理メモ

※ この保証書は、本書に明示した期間・条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。この保証書によって保証書を発行しているもの ( 保証責任者 )、及びそれ以外の事業者に対するお客様の法律上の権利を制限するものではありません。保証期間経過後の修理などについてご不明の場合は、ティアック修理センターにお問い合わせください。

※ 保証期間経過後の修理、補修用性能部品の保有期間についての詳細は、取扱説明書をご覧ください。

ティアック株式会社  〒 206-8530 東京都多摩市落合 1-47  http://teac.jp

この製品のお取り扱い等についてのお問い合わせAV お客様相談室 〒 206-8530 東京都多摩市落合 1-47

0570-000-701一般電話・公衆電話からは市内通話料金でご利用いただけます。

受付時間は、9:30 ~ 12:00/13:00 ~ 17:00 です。(土・日・祝日・弊社指定休日を除く)

o ナビダイヤルがご利用頂けない場合電話:042-356-9235 / FAX:042-356-9242

故障・修理や保守についてのお問い合わせティアック修理センター 〒 358-0026 埼玉県入間市小谷田 858

0570-000-501一般電話・公衆電話からは市内通話料金でご利用いただけます。

受付時間は、9:30 ~ 17:00 です。(土・日・祝日・弊社指定休日を除く)

o ナビダイヤルがご利用頂けない場合電話:04-2901-1033 / FAX:04-2901-1036

o 住所や電話番号は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。