ウェアラブルvrの現状と未来

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ウェアラブルVRの 現状と未来 谷口 直嗣

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Technology


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10/3 第77回ISIT定期交流会 http://www.isit.or.jp/event/2014/08/22/1292/ の講演で使用したスライドです。 ウェアラブルという観点から、Oculus Riftから始まったVRゴーグルについて解説をし、Moffの高萩氏、

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ウェアラブルVRの 現状と未来

谷口 直嗣

Oculus Riftから始まったウェアラブルVRディスプレイ

Oculus Rift Development Kit 1(DK1)

3Dのモデルを左右のカメラでレンダリング

今までに無い没入感!

開発者向けキット(DK1)が$300 DK2は$350

!

Facebookが20億ドルで買収

没入感を得るためにディスプレイを目の前に装着する

デジタルデータを着る、中に入り込むという新しい体験 !

視覚がモニターと直結している感覚 !

自分の手や足も見えない

今まで使っていたキーボード、マウス、画面のタップ、 スワイプ等の通常のデバイスへの入力ができなくなり、

入力はより身体的な方法に向かいつつある。

身につけるデバイスでコントロール

今年はトライ&エラーの年

前半:Geek

後半:ビジネス展示会

ウェアラブルVRから 見えてくる未来

注目の2人にヒアリングを実施

Moff 高萩氏

Moffできることの例 !

ドラムの体験  叩くフリをするとドラムの音がなる。  手の位置を計算しているので、場所でハイハット、  スネア等の音を鳴らし分けることができる !

車、バイクの運転の体験  手の位置からどれぐらいハンドルを切ったかを計算

Moffの目指すこと !

「モノを不要にしたい」 例えば楽器 買うのが大変、メンテナンスが大変 体験を手軽に、簡単にする。

今、Moffで取り組んでいること Moffのセンシングデータから何の動作を しているかの判定の精度を上げる !

パターン認識の正確さ 何処まで認識ができるか? センサーの情報から、腕の位置を予想する。

私(谷口の大胆予想) !おもちゃから出発してクラウドに繋がった モーションコントローラーへ !動きのパターンをクラウド上に蓄積 !スマートフォン+サーバーで動きのパターンを解析 動きのデータベース構築 !次世代の情報のインターフェースへ DBと動きの解析技術を、AppleやGoogleへバイアウト !AppleやGoogleはスマートウォッチに組み込み

外科医杉本氏

3Dプリンターを用いて、臓器のモデルを作っている。 !CTスキャンのデータから臓器の3Dモデルを作り、データから 3Dプリンターで型を作り、そこに水を含むことができる素材を 流し込んで臓器のモデルを生成。 !臓器のモデルは水を多く含むので本物の質感にかなり近い また水は温度のコントロールもやりやすいので、人の温度に 設定すると触覚を本物に近づける事ができる。

触覚とVR !臓器モデルに加速度センサー、歪みセンサー等とBlue Toothの チップを埋め込めば臓器のモデルを動かしたり、曲げたりする ことによってVRのモデルをコントロールできる。 !モデルを作り込むことによって、血管だけ見せたり、表面だけ見せたり、仮想の面でカットする、3Dのレイヤーを半透明で重なる などを臓器モデルを触ることにより、インタラクティブに 見せ方を変えることが可能。

Oculus Rift DK2でモデルを見てみた時の感想 !オペをしている時の感覚に近い 没入しているので早く情報をキャッチできるかも。

ウェアラブルVRの状況の変化 !

Geek(2013年 ~ 2014年初旬) ↓

展示等でビジネス化(2014年中旬) ↓

パーソナル化(2015年)

パーソナル化した時に一気に拡大

スマートウォッチでコントロールしてスマートフォンでVR

段ボールでも

3Dデータもオープン化

VR UX

UI

Wearable VR

Wearable Sensor

Network

体験の配信が可能になってくる !

新しいエンターテイメント  映画の世界に入り込む

スキルの伝達  細かい動きを好きな角度から何度でも見れる

 スポーツ、ダンス、料理、陶芸 

デジタルデータ化による体験の共有 !

 場所、時間、人or機械の区別を超える、ネットワーク通信、アーカイブ、配信

製品版は$200?

ありがとうございました!