wo! vol.17 google glassはインターネットマーケティングをどう変える?
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THINKJAM.が「を!」と思った記事・セミナー・展⽰会などの情報を3分でわかるくらいコンパクトにまとめてお届けします。
How Will Google GlassChange Internet Marketing?Google Glassはインターネットマーケティングをどう変える?
Jayson DeMers | April 30, 2013
http://www.clickz.com/clickz/news/2261904/how-will-google-glass-change-internet-marketing上記ClickZの記事を翻訳し、当社で情報や考察を加えています。
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©2013 THINKJAM.Inc. Page 1
Google Glassとは?
※現在でも⼀部テストユーザーが1,500ドルで購⼊可能
OSハードウェア構成
操作⽅法対応ネットワーク ※視⼒矯正レンズ付きも提供予定
2014年発売予定のウェアラブル(⾝に付けられる)コンピュータ
Android右上の切⼿サイズのディスプレイ・マイク・カメラボタン、⾳声などWi-Fi、Bluetooth
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Google Glassをかけると‥
視界のなかに、さまざまな情報が透けて表⽰される
本⽇の天気情報やアイコンが透けて表⽰される
友⼈から送られてきたメッセージが透けて表⽰される
裸眼で⾒ている視覚情報
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Google Glassの機能
カレンダー ⾳声⼊⼒ Google+ 時計 天気 電話(推測) 撮影
設定 チェックイン ⾳楽再⽣ 検索 テレビ電話 友⼈の検索(推測)
チェックリスト(推測)
⾳声によって、各機能を操作できる。たとえば「take picture」と⾔えば、写真撮影が可能。
※ウインクで写真撮影できるといった情報もある。
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インターネットマーケティングでの可能性①|リアル店舗での活⽤
商品の詳細情報を確認できる例えばレストランなら、メニュー表⽰、ランキング表⽰、
空席確認などの機能も期待される
クーポンも表⽰される
位置情報をもとに友⼈のおすすめ店舗がレコメンド(Google+ローカル」と連携)
⾳声⼊⼒で、店舗内のルートが検索できる
送客から購⼊にいたるまで、多様な販促アプローチが可能になる。より⼿軽にネットにアクセスできることで、ショールーミング化が加速するかもしれない。
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インターネットマーケティングでの可能性②|ソーシャルメディアとの連携
⾳声操作によるチェックイン ⾒たままを写真撮影してシェア
⾒たままを動画で撮影 友⼈とリアルタイムで共有
個⼈の情報発信能⼒がさらに⾼まるものと考えられる。(いちいちスマホを取り出さなくても、⾳声操作で⼿軽にデータ化&アップできるため)
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インターネットマーケティングでの可能性③|⽇常⽣活サポート
ウォークナビゲーション 地下鉄の⼊り⼝で遅延情報の表⽰
予定時刻が近づくと情報表⽰(「Google NOW」と連携) 運転しながら⾒れるカーナビ
個々⼈のライフログを取得できる機会となる。(各種ナビ、予定リマインド、交通機関情報など⽇常⽣活に役⽴つサポートの促進をさせて)
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今後の課題として
街中で堂々と撮影することができてしまうので、プライバシー上の問題がある。
移動中(運転中など)における安全⾯の担保。
⽬の疲れなど、健康⾯への配慮。
価格がネックとなり、普及に時間がかかるかもしれない。
バッテリーの持続時間が短い。1⽇持たないという話もある。
Google⾃⾝が、「Google Glass」を⽤いた明確なマーケティングプランを描けていないのでは?という専⾨家の意⾒もある。
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まとめ
現時点では、⾝に付けて外を歩くことの抵抗感や、⼈前で声に出すことの抵抗感、⾼価格であること、といった理由から、
⼀部のマニアにのみ受け⼊れられるニッチ商品として映る
しかしながら今後、Appleの「iGlass(仮称)」などが発表になり、市場が形成され
⼀般の⼈々にまで浸透するようになると(キャズムを超えるようになると)⽣活者のライフスタイルを変えるような、⼤きなインパクトがあるかもしれない
よりきめ細やかなライフログを⼊⼿したり、活⽤したりできる期待がある⼀⽅で、
個⼈のプライバシーなどの倫理的問題について、企業側が真剣に考えなければいけない局⾯を迎えている