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天一国 Weekly News 世界平和統一家庭連合韓国本部週刊ニュースレター 発行人:柳慶錫 編集人:李基誠 編集局長:趙誠一 ソウル市龍山区青坡洞161 3階 企画広報局 第 19 号 2014. 5. 10 2014. 5. 10 第 19 号 1 天正宮で真の父母様主管の大陸会長特別会議開催 先祖の立場で名門家を立てることができるのはただこの瞬間だけ いますか?任地をきちんと守らなければ、決して全力投 球しているのではありません。その場所を空ければ、主人 がいないということですが、どうして教会の食口が増えるで しょうか! 年頭標語『創造主天の父母様に似た真の愛 を実践する天一国の真の主人になろう』を毎日朝・夕に 暗唱し、これを実践する人生を生きなければなりません。 どのようにすれば、天の父母様が望んでおられる一つの世 界を私の当代にお返しすることができるでしょうか?涙ぐま しくもがいています。朝鮮時代の代表的な母が二人いま す。まさに李栗谷の母・申師任堂と韓石峰の母です。当 代の名筆・韓石峰は、紙を買うお金がなくて壷に水をつ けて字を書く訓練をしたと言います。皆さんの誰も、環境 が備わっていないと文句を言うことはできません。皆さんの 家庭の母親は、未来を開拓する必要があります。 教会発展と伝道を通じた 食口化に全力投入 毎月給料をもらって、ただ快適に生きようとする指導者に 関する報告を受けました。開拓者精神がなければ、歴 史に残ることはできません。私は何度も強調しますが、皆 さんが祖先の位置で、名門家を立てることができる瞬間 は、まさにこの時だけです。私がいるこの瞬間だけです。 大陸会長らは、教会発展と伝道を通した食口化に総力 を傾けてください。今回、私が新たに任命する特命総使 は、天宙平和連合、世界平和女性連合などの世界的 基盤をもとに、それぞれの国のVIPをみ旨の前に立てなけ ればなりません。 キリスト教の歴史を見ると、最高決定者一人によって国 家復帰に成功した例を見ることができます。この時代に、 私たちはできないと言うことはできません。できなければそ れは皆さんが不足しているからです。足りなければ、努力 しなければなりません。そうしてこそ発展します。希望を持 ってください。 『真の父母様主管大陸会長特別会議』が天暦4月10 日(陽暦5.8)午前10時、天正宮訓読室で真のお母様に 侍って、新たに任命される特命総使と大陸会長など30 人余りが参加して行われた。この日、お母様が世界指 導者らに語られたみ言葉を抜粋・整理して紹介する。 二度目の春を迎えた私たちの姿勢 天の摂理は、春を中心として出発しました。真の父母様 のご聖婚や協会創立も、春に行われました。春は、すべ ての生命が躍動する希望を呼ぶことができる美しい季節 です。私たちは、協会創立60周年、世界宣教40周年 を迎える天一国2年まで、希望を願う多くの春を迎えまし た。しかし、その分、実を結ぶことはできませんでした。何 が問題だったのでしょうか?さらに、真の父母様は、6000 年の蕩減復帰摂理歴史を終わらせて、新しい時代を開 いてくださいました。そして、二度目の春を迎えました。今 や、実を結ばなければなりません。過去や現在の指導者 は、責任を果たさなかったと思います。悔い改めて、再び 天の恵みを祈る時間を持つべきです。 天一国時代に皆さんは、どんな夢を持っていますか? 「行っている途中で、疲れて行けなければ、次世代がし てくれるだろう、2代目ができなければ、3代目がしてくれる だろう」今、この場にいる皆さんは、このような考えをしなけ ればいいと思います。再度収拾して、この新しい春に、よ り健康で、確かな種を植えることができる方法を研究し ました。世界本部を、私が直接管轄する体制にしていき ます。 天が必要とすれば 協会創立60周年記念式の時、私は、「天の父母様が 人間を創造された時に、短命にはつくられなかった。世の 中は、還暦を過ぎるとあの世に行く準備をしなければなら ないと言います。しかし、私たちを必要としているのなら、 天は私たちの生命を延長してくださるでしょう」と言いまし た。すると、集会を終えて36家庭の長老食口が私の手 を握って、「ありがとうございます。ありがとうございます。体 が動くことができる限り、先頭に立って伝道します」と決意 の思いを表現しました。 真の父母様は、一番下から環境を創造されました。カイ ン世界、堕落した世界の道を開かなければならないので すが、それがどのくらい大変だったでしょうか。真の父母様 は自ら、なさらなければならなかったのです。先頭に立て て、できる人がいなかったのです。ついて来るのも難しかっ たし、先頭に立って道を作ってくれる人がいませんでした。 真のお父様は、健康な体質を持って生まれられた方で す。地上生活をもっとできる方でしたが、皆さんのために 余りにも無理を重ねられました。そのようにして、お一人 が、天上に行かれ、もう一人だけが地上に残りました。皆 さん!助けますか、助けないですか? 真の父母様に対する負債を返す道 天一国2年の春を迎えました。最初が重要です。聖和 2周年に関して様々な準備をする必要がありますが、重 要なのは、そのような季節ごとに天の前に勝利の実りを 奉献してさしあげることです。そうしてこそ真の父母様に対 する負債を返すことができます。 皆さんは全力投球すると言いますが、どのくらい実践して 特命総使と大陸会長に語られる真のお母様 大陸会長特別会長を主管される真のお母様 会議を終え特命総使・大陸会長と記念撮影される真のお母様

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天一国

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階 企

画広

報局

第 19 号

2014. 5. 10

2014. 5. 10 第 19 号 1

天正宮で真の父母様主管の大陸会長特別会議開催

先祖の立場で名門家を立てることができるのはただこの瞬間だけ

いますか?任地をきちんと守らなければ、決して全力投

球しているのではありません。その場所を空ければ、主人

がいないということですが、どうして教会の食口が増えるで

しょうか! 年頭標語『創造主天の父母様に似た真の愛

を実践する天一国の真の主人になろう』を毎日朝・夕に

暗唱し、これを実践する人生を生きなければなりません。

どのようにすれば、天の父母様が望んでおられる一つの世

界を私の当代にお返しすることができるでしょうか?涙ぐま

しくもがいています。朝鮮時代の代表的な母が二人いま

す。まさに李栗谷の母・申師任堂と韓石峰の母です。当

代の名筆・韓石峰は、紙を買うお金がなくて壷に水をつ

けて字を書く訓練をしたと言います。皆さんの誰も、環境

が備わっていないと文句を言うことはできません。皆さんの

家庭の母親は、未来を開拓する必要があります。

教会発展と伝道を通じた

食口化に全力投入毎月給料をもらって、ただ快適に生きようとする指導者に

関する報告を受けました。開拓者精神がなければ、歴

史に残ることはできません。私は何度も強調しますが、皆

さんが祖先の位置で、名門家を立てることができる瞬間

は、まさにこの時だけです。私がいるこの瞬間だけです。

大陸会長らは、教会発展と伝道を通した食口化に総力

を傾けてください。今回、私が新たに任命する特命総使

は、天宙平和連合、世界平和女性連合などの世界的

基盤をもとに、それぞれの国のVIPをみ旨の前に立てなけ

ればなりません。

キリスト教の歴史を見ると、最高決定者一人によって国

家復帰に成功した例を見ることができます。この時代に、

私たちはできないと言うことはできません。できなければそ

れは皆さんが不足しているからです。足りなければ、努力

しなければなりません。そうしてこそ発展します。希望を持

ってください。

『真の父母様主管大陸会長特別会議』が天暦4月10

日(陽暦5.8)午前10時、天正宮訓読室で真のお母様に

侍って、新たに任命される特命総使と大陸会長など30

人余りが参加して行われた。この日、お母様が世界指

導者らに語られたみ言葉を抜粋・整理して紹介する。

二度目の春を迎えた私たちの姿勢天の摂理は、春を中心として出発しました。真の父母様

のご聖婚や協会創立も、春に行われました。春は、すべ

ての生命が躍動する希望を呼ぶことができる美しい季節

です。私たちは、協会創立60周年、世界宣教40周年

を迎える天一国2年まで、希望を願う多くの春を迎えまし

た。しかし、その分、実を結ぶことはできませんでした。何

が問題だったのでしょうか?さらに、真の父母様は、6000

年の蕩減復帰摂理歴史を終わらせて、新しい時代を開

いてくださいました。そして、二度目の春を迎えました。今

や、実を結ばなければなりません。過去や現在の指導者

は、責任を果たさなかったと思います。悔い改めて、再び

天の恵みを祈る時間を持つべきです。

天一国時代に皆さんは、どんな夢を持っていますか?

「行っている途中で、疲れて行けなければ、次世代がし

てくれるだろう、2代目ができなければ、3代目がしてくれる

だろう」今、この場にいる皆さんは、このような考えをしなけ

ればいいと思います。再度収拾して、この新しい春に、よ

り健康で、確かな種を植えることができる方法を研究し

ました。世界本部を、私が直接管轄する体制にしていき

ます。

天が必要とすれば協会創立60周年記念式の時、私は、「天の父母様が

人間を創造された時に、短命にはつくられなかった。世の

中は、還暦を過ぎるとあの世に行く準備をしなければなら

ないと言います。しかし、私たちを必要としているのなら、

天は私たちの生命を延長してくださるでしょう」と言いまし

た。すると、集会を終えて36家庭の長老食口が私の手

を握って、「ありがとうございます。ありがとうございます。体

が動くことができる限り、先頭に立って伝道します」と決意

の思いを表現しました。

真の父母様は、一番下から環境を創造されました。カイ

ン世界、堕落した世界の道を開かなければならないので

すが、それがどのくらい大変だったでしょうか。真の父母様

は自ら、なさらなければならなかったのです。先頭に立て

て、できる人がいなかったのです。ついて来るのも難しかっ

たし、先頭に立って道を作ってくれる人がいませんでした。

真のお父様は、健康な体質を持って生まれられた方で

す。地上生活をもっとできる方でしたが、皆さんのために

余りにも無理を重ねられました。そのようにして、お一人

が、天上に行かれ、もう一人だけが地上に残りました。皆

さん!助けますか、助けないですか?

真の父母様に対する負債を返す道天一国2年の春を迎えました。最初が重要です。聖和

2周年に関して様々な準備をする必要がありますが、重

要なのは、そのような季節ごとに天の前に勝利の実りを

奉献してさしあげることです。そうしてこそ真の父母様に対

する負債を返すことができます。

皆さんは全力投球すると言いますが、どのくらい実践して

特命総使と大陸会長に語られる真のお母様 大陸会長特別会長を主管される真のお母様

会議を終え特命総使・大陸会長と記念撮影される真のお母様

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2014. 5. 10 第 19 号 2天一国Weekly News

天暦4月10日(陽暦5.8)、天正宮訓読室で開催された『真の父母様主管

大陸会長特別会議』で、世界平和統一家庭連合大陸会長は、韓国、

日本、北米、アジア、南米、ヨーロッパ、アフリカ、北東アジア、中東、オセア

ニアなどの順に、現場の活動報告を行った。以下に、柳慶錫韓国会長の

韓国協会報告を整理・要約して共有する。

Vision2020の核心戦略は伝道と指導者養成陽暦2014年元日、家庭連合韓国協会役職員と全国教区長86人は、

天正宮本郷苑を参拝し、天一国2年の出発を報告し、2014年にも勝利

の結実を天の前に奉献することを決意しました。続いて、天宙清平修練

院天昇台聖地と情心苑で祈祷をし、天総官・興進様と大母様と4800億

の絶対善霊の協助を求めました。

韓国協会は全国の教会を足で回って、現場の声を聞いた基盤の上で協

会次元の総合的な戦略と部門ごとの戦略草案を策定し、天暦2月に全

国教区長会議を通じてこれを共有しました。続いて、教区別政策セミナ

ーを通じて、現場の教区に合った目標と活動の方向性を議論し、天暦3

月、全国牧会者総会を通じて協会政策を最終的に確定しました。

今後、韓国協会は、天暦4月13日(陽暦5.11)、清心平和ワールドセンタ

ーで開催される予定の『世界連合礼拝』をはじめ、『100日特別活動』と

『真のお父様聖和2周年記念行事』など、Vision2020に向かう天一国2年

の摂理的プログラムを、天のみ旨に合わせて奉献するために、総力を傾け

ます。

韓国協会は、特に聖和2周年記念行事で、真の父母様の南北アメリカ

摂理に集中的に焦点をあてて、神様の解放と人類救援、平和世界建

設のために献身された真の父母様の生涯と業績を世に広く知らせます。

2014韓国協会は摂理に向かう『中断なき前進』真の父母様から韓国協会長として命じられて以降、私は真の父母様に

対する忠孝の心情で、摂理の第一線で苦労している現場の牧会者と食

口らを激励するために、全国の教会を巡回しています。真の父母様の関

心と支援で、さらに一歩発展していく教会の現場を自分の目で確認し、

天の父母様に感謝と栄光を捧げています。

基元節1周年記念日に頒布された天一国憲法は、60日後の天暦3月14

日(陽暦4.13)から、その法的効力が発揮されました。ここに韓国協会は天

暦3月17日(陽暦4.16)から4月1日(陽暦4.29)まで、全国の教区ごとに『天

一国憲法説明会』を行いました。憲法遵守の模範となるべき全国教区

長が、憲法講義を担当し、5千余人の食口らが説明会に出席しました。

「現場の教会の優れた活動やモデル的事例を広く拡散・普及させなさい」

という真のお母様のみ言葉に従い、韓国協会は、牧会者力量強化プログ

ラム認証審査制を導入し、現場にあった良質のプログラムを発掘・支援し

ています。これにより、現場の教会の成功事例を全国の教会に拡散させ

ています。

協会創立60周年を迎え

真の父母様の恩恵に報いることを決意『協会創立60周年記念式と午餐』が天暦4月3日(陽暦5.1)、天正宮で開催されま

した。この日、真のお母様は、「真の父母様の真の愛に報いる人生を生きなければな

りません。世の中の前に真の父母様を証さなければなりません。過去60年の歴史の

間になせなかったことを、今後60年の間になしてさしあげなければなりません」と語られ

ました。

真のお母様はまた、韓国教会で40年間牧会をしてきた4人の現職牧会者らに、特

別功労賞と1億ウォンの激励金を授けられ、2013年実績優秀教区と教会も直接、

授賞され、牧会者たちの士気を引き上げられました。韓国協会は、真のお母様の特

別な賜物の中で、創立60周年記念日を天のみ旨に合うように奉献しました。

『真のお父様聖和2周年記念行事』を控えた天暦4月6日(陽暦5.4)、全国の教区と

教会は、『100日特別活動出発式』を開催し、真の父母様が祝福してくださった新氏

族的メシアとしての使命を果たし、天一国2年に天の前に誇りうる結実を奉献するこ

とを決意しました。

韓国協会は毎週、『天一国Weekly News Vision2020』を通じて真の父母様の最近

ニュースとみ言葉、協会及び現場の教会ニュース、摂理機関ニュース、さらに、天一

国青年宣教師ニュース、大陸活動ニュースなどを共有しています。

現場教会の生命力で韓国協会2014年勝利を確信韓国協会は、2014年に現場教区・教会の活動を積極的に支援していま

す。これにより、力量のある少数を中心とした伝道活動ではなく、天一国

国民であれば誰でも参加できる伝道文化とシステムが定着しつつありま

Vision2020勝利に向かう『中断なき前進』で摂理的モデル国家の位相を確立大陸会長特別会議で柳慶錫会長が『韓国協会天一国2年政策及び活動報告』

す。各教区に結成された天一国伝道団に所属している食口は、伝道と教会成長の希望を抱いて

摂理の第一線で活動しています。

京畿北部教区は、『天一国伝道学校12週間コース』を開設し、200人余りの伝道使役者を教育

し、現場の教会で活動するようにしており、忠南教区は、訓読会、出発式、現場活動、教区修練

会による伝道システムを定着させました。大田教区は、初級・中級・上級コースの伝道使役者の養

成プロセスを開発し、全国の教区と教会に拡散させており、蔚山教区は、訓読家庭教会を現場教

会に定着させて、教会を成長させています。

韓国協会は、第36期全国大学巡回伝道団を募集・教育して、統一家の未来に責任をになう指導

者養成に力を注いでいます。これに加え、青年学生伝道に総力を傾けています。各教区と教会でも

青年学生伝道を外的環境の改善と多様なプログラム開発に力を注いでいます。また、礼拝活性化

のための新しい食口歓迎礼拝、平和大使招請オープン礼拝、賛美礼拝など、様々な礼拝プログラ

ムが、現場の教会で開発・適用されています。

家庭連合が中心となって、天暦3月26日(陽暦4.25)、ソウル市庁市民庁太平ホールで、『韓国多文

化平和連合』を創設しました。 52の多文化団体は、天地人真の父母様の多文化平和思想に共

感して心を一つにして、連合体を構成しました。また、韓国宗教協議会は、宗教和合運動の一環と

して、『宗教新聞』を発刊する予定です。『宗教新聞』は、宗教の和解と一致運動に大きな力となる

でしょう。

韓国協会は、天暦7月17日(陽暦8.12)に『真のお父様聖和2周年記念行事』を準備しています。記

念行事は、全人類の前に真の父母様の生涯と業績を証す平和の祭典です。摂理機関は、各機

関の活動領域に合わせて記念行事を企画・推進しており、そのための摂理機関実務者会議が毎

月、行われています。韓国協会を中心に、天一国実体化のための摂理機関連帯活動は、今後さら

に強化されることでしょう。

大陸会長特別会議で、韓国協会の活動報告をする柳慶錫会長

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2014. 5. 10 第 19 号 3天一国Weekly News

摂理機関の知恵と力量を結集し天意に合った聖和2周年奉献を誓う家庭連合主管『聖和2周年記念行事準備摂理機関実務者会議』を開催

『真のお父様聖和2周年記念行事』を準備するための『摂理機関

実務者会議』が、天暦4月9日(陽暦5.7)午後4時、世界平和統一家

庭連合(以下、家庭連合)・柳慶錫韓国会長を中心に摂理機関の

実務責任者25人が集まり、家庭連合7階会議室で開催された。

この日の会議は、家庭連合・趙誠一企画広報局長の司会で開会

宣言、敬礼、家庭盟誓、李基誠副会長の報告祈祷、柳慶錫会

長のみ言葉、摂理機関別行事提案及び討論、柳慶錫会長の祝

祷、広告、閉会宣言の順で行われた。

真の父母様の生涯・業績を

証しする平和祝典柳慶錫会長は、協会創立60周年記念式の時に真のお母

様がくださったみ言葉を朗読し、真のお母様が構想された摂

理の方向性を説明した。続いて柳会長は、「摂理が急速に

変化していく時を迎えて、韓国協会は、天一国実体化をめ

ぐり、いろいろ考えてきた」とし、「家庭連合は、現場中心に組

織革新・文化革新・環境革新を追求し、天一国定着と完

成のために努力している」と述べた。

柳慶錫会長は「聖和2周年記念行事は、全人類の前に

真の父母様の生涯と業績を証しする平和祝典にしていく計

画」だと明らかにし、「記念行事を準備し、それぞれの摂理機

関の知恵と力量を結集するためにこの場を準備した」とし、こ

の日の会議の趣旨と背景を説明した。

これに先立ち、李基誠副会長は報告祈祷で、「天は、この

国を神様の祖国であり、中心国として立てるために摂理機

関を立てられた」とし、「家庭連合と摂理機関が聖和2周年

記念行事を通して、真の父母様の業績をすべての人に知ら

せ、天の前に喜びと栄光をお返しできるように、導いてくださ

い」と祈った。

各摂理機関別聖和2周年記念行事の企画案報告は、

家庭連合から始めた。家庭連合シン・インソン伝道教育局

長は、天暦4月7日(陽暦5.5)から7月17日(陽暦8.12)まで展

開される100日特別活動期間中に、世界連合礼拝、愛の

南北統一運動国民連合・宋光奭事務総長は、2014年韓

日自転車国土縦断と平和統一祈願大会の計画を明らか

にし、鮮文大学校イ・ジェヨン教授は、『文鮮明先生聖和2

周年記念学術大会』で、真の父母様の業績を学術的に深

く研究して発表すると述べた。さらに、世界日報ホン・グァンピ

ョ企画調整室長が『第1回世界食料、森林フォーラム及び

第20回世界農業技術賞授賞式』について報告した。

世界宣教本部・長坂サム副局長は、真のお父様聖和2周

年を迎え、世界平和統一家庭連合Vision2020国際会議を

戦略国家・摂理国家戦略会議と、家庭教育二世教育担

当者国際会議など、大きく二つの分野に分けて進行する計

画であることを明らかにした。

世界平和青年連合ホン・インミョン局長は、『青年連合創立

20周年世界会議』を準備中だとし、韓国宗教協議会クォン

・インジン事務総長は、『宗教連合セミナー』を通じて宗教の

和解と協力運動を展開する計画であることを明らかにし、世

界平和教授協議会チュ・ウチョル事務総長は、『韓半島世

界中心国家論』というテーマで学術セミナーを準備していると

報告した。

摂理機関別記念行事報告に続き、討論の時間を持った。

柳慶錫会長は、「聖和2周年記念行事が、大会やセミナー

中心に偏重しないように、各摂理機関がより創造的な企画

力を発揮して、行事を準備してほしい」と願った。

イ・ヒョニョン事務総長は、「真のお父様聖和2周年記念行

事を控えた時点で、何よりも、行事の全体的テーマと方向性

を明らかにすることが重要だ」と語り、宋光奭事務総長は、

「家庭連合を中心として、全摂理機関が連携して聖和2周

年に文鮮明先生の業績を全世界に現わす行事を準備して

ほしい」という意見を提示した。その他にも、記念行事の推進

と進行のために必要な予算についての討論が行われ、メジ

ャー機関とマイナー機関の間の協力に関する要請が提起さ

れ、これについて討論した。この日の会議は、柳慶錫会長の

祝祷で終わった。<記事提供:オム・ユニョン記者>

分かち合い祝祭、聖地巡礼、新しい食口歓迎祝祭などを

行う予定だと明らかにした。続いて趙誠一企画広報局長

は、『真の父母様サイバー生涯業績展示館』の準備及び

進行過程について説明し、イ・ヨンギュン青年学生局長は、

『CARP全国8大都市国土大長征』を企画・準備しているこ

とを報告した。

家庭連合中心に摂理機関連携韓国多文化平和連合ファン・インチュン事務局長は、『2014

年多文化平和統一祝祭』でバザー、文化祝祭、マスコミに

報道された誇らしい多文化家庭、国際奉仕団特別展、学

術セミナー、多文化平和づくり写生大会など、6つのイベント

を準備している」と語った。圓母平愛財団チョン・ドンウォン局

長は、鮮鶴平和賞委員会発足式とボランティア・プログラム

公募事業などの企画と進行状況を共有した。

天宙平和連合イ・ヒョニョン事務総長は、世界平和頂上会

議World Summit 2014と世界頂上招待国会特別セミナー、

大韓民国巡回トークコンサート、フィリピン結婚移住女性と

共にする平和・分かち合い行事等、聖和記念行事の準備

事項について報告した。

摂理機関実務者会議に参加した各機関役員 実務者会議を開始し、み言を語られる柳慶錫会長

聖和2周年記念行事準備摂理機関実務者会議の全景

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2014. 5. 10 第 19 号 4天一国Weekly News

大邱教会で安息と希望のための賛美礼拝

本部教区天福宮教会は、天暦4月6日(陽暦5.4)大聖殿で1,200人

以上の食口が参加して、『聖和2周年追慕100日特別活動出発礼

拝及び家族礼拝』を奉献した。

本部教区イ・ビョンニョル教区長は『天一国国民の訓練』というタイ

トルの説教を通して、「伝道だけが真の父母様に忠孝をお返しす

る道」であることを強調し、「100日特別活動の勝利で、韓国教会

を牽引する模範教会となろう」と、食口の積極的な現場活動を願

った。

イ教区長はまた、「協会創立60周年記念式で、本部教区が『2013

最優秀教区』という大きな賞を受けることができたのは、天福宮教会

食口の精誠と苦労のおかげ」だとし、食口らに敬礼をし、食口も一

緒に挨拶して感謝の拍手を天地人真の父母様に捧げた。

この日の礼拝で、教会学校の聖和子供は母の日を記念して、父母

にカーネーションをつけ感謝の気持ちを伝え、聖劇と賛美で礼拝の

雰囲気を恵み深いものにした。

天福宮教会は家庭の月を迎えて、4代が一緒に参加した家庭、7

人以上の子供を出産した家庭、12人以上の家族が参加した家庭

に、特別な贈り物を贈呈した。また、諸職会と(株)一和、(株)龍平リ

ゾートの協賛で製作された子供の日のプレゼント600個を成和子供

に配り、眼鏡店を運営する趙成民南部運営委員長が寄付した『愛

の老眼鏡』50個を元老食口らに伝達した。礼拝後、天福宮教会は

最優秀教区受賞を記念して『餅分かち合いの宴』を開き、食口らと

その喜びを分かちあった。<記事提供:天福宮教会>

|教会ニュース|

『安息と希望のための賛美礼拝』が天暦3月28日(陽暦

4.27)、大邱家庭教会の大聖堂で行われた。この日の聖日礼

拝のテーマである『安息と希望』には、セウォル号の犠牲者・

行方不明者とその家族のための祈りと精誠の意味が込めら

れている。

ソン・イニョン大邱教区長は、礼拝3日前の天暦3月25日(陽

暦4.24)、イ・デジュ副教会長、オ・セグァン青年学生部長など

と一緒に、午後10時頃、セウォル号沈没の現場である彭木

港に到着し、「天の父母様のご加護と導きが犠牲者と遺族

に共にあるように」切に求め、行方不明者の奇跡的な生還を

念願した。

この日の礼拝の説教で、ソン・イニョン教区長は、彭木港訪問

の所感を明らかにして、「子が死んでいく状況で、何もしてあげ

ることができない親の悲惨な苦痛と痛みを眺め、人類に対す

る天の父母様の心情を考えた」という要旨で語った。

犠牲者の安息のための追悼賛美の後、聖和子供は、『今

は希望に向かって進もう』という意味を込めて、『統一その日

のための歌』を歌い、成和学生律動チーム『チョンニュル』は、

行方不明者の無事帰還を願う身振りと歌など、特別公演

を行った。

大邱教会の食口らは、セウォル号の惨事で聖和した『祝福家

庭二世キム・ヨンウンさん』が天の城に行く道で、天の加護と祝

福が共にあることを涙で祈り、続いて、セウォル号の惨事によっ

て嘆き、絶望している彼らを眺められ、誰よりも苦しんでおられ

る天の父母様と天地人真の父母様の心情を慰める誦詠を

捧げた。<記事提供:大邱教会>

完州教会で天一国父母・成和学生伝道奉仕団の結成及び出征式

完州教会は全北教区の伝道活性化政策の方向に従

い、『天一国父母・成和学生伝道奉仕団(以下、伝道奉

仕団)』を結成し、天暦3月21日(陽暦4.20)、大聖殿で出

征式を挙行した。『伝道奉仕団』は、父母と学生2人が1

組になって、各家庭を訪問して伝道と奉仕活動をする。

現在、完州地域は農繁期であるため、家庭訪問活動

は、時期的に合わない。それで伝道奉仕団は、いままで

行ってきた方法でチラシを配布しながら伝道活動をする一

方、地域の老人会でも継続的なボランティア活動を展開

している。伝道奉仕団員は、活動を通じて関係を持った

彼らをオープン礼拝に招待したり、面単位の祝福説明会

に出席させた後、既成祝福につなげている。

完州教会の伝道奉仕団は、天暦2月から鳳洞邑を中心

に伝道活動をし、天暦4月からは毎週2日間を活動の日と

して定め、完州郡の邑・面を巡回して伝道活動を拡大し

ていく計画である。<記事提供:完州教会>

天福宮教会100日特別活動出発及び家族礼拝開催

『鮮文教役大学院の全北支院発足式』が天

暦3月20日(陽暦4.19)、全北教区本部の全州

教会大聖堂で63人の教師が参加して開催さ

れた。この日の行事は、全北教区イ・ジョンシル全

北教区二世部長の司会で進行され、イ・ミョンジ

ェ教区長の挨拶の後、キム・ハンジェ教授が講

義した。

現在、韓国教会では、歴史上最も多くの成和

学生が登録されている。統一家発展のために

は、聖和子供・学生の教育に対する関心と投

資が切実な状況だ。それで韓国協会は、傘下

機関として鮮文教役大学院を設立し、成和教

師の力量強化のための教育を全国的に実施

し、現場の教会を支援している。

教育に参加した教師らは、「鮮文教役大学院

を通じて、教会学校の教師として体系的な教

育課程を履修する機会を持ててうれしい」、「協

会が政策的に二世・三世の教育に関心を持っ

て投資してくれて感謝する」、「教育対象に合わ

せた様々な教育カリキュラムとコンテンツの提供

を受けることができることを期待する」などの感想

を述べた。<記事提供:全北教区>

全北教区鮮文教役大学院が開講

天福宮教会100日特別活動出発礼拝の全景 鮮文教役大学院全北支院で講義するキム・ハンジェ教授と受講生たち

大邱教会の安息と希望のための賛美礼拝の全景

完州教会で天一国の父母・成和学生伝道奉仕団の結成及び出征

Page 5: Weekly News Vision 2020 No19 (JP).pdf

2014. 5. 10 第 19 号 5天一国Weekly News

朱安教会3代圏統合礼拝

『協会創立60周年記念及び真のお父様聖和2周年勝利の

ための100日特別活動出征礼拝』が天暦4月6日(陽暦5.4)午

前11時、金村教会の大聖堂で行われた。

イ・ミョンホ教会長は、『100日活動ロードマップ』というテーマの説

教の中で、「聖和2周年まで100日特別活動期間に、真の父母

様の平和運動を広報し、青年・学生伝道と指導者養成のた

めに努め、祝福を通じた真の家庭運動を拡大していかなけれ

ばならない」とし、「このような蘇生、長成、完成の3段階戦略を

実行するにあたり、最も基本としておくべきことは、精誠と愛で

ある」と強調した。

金村教会の食口は、協会創立60周年真の父母様み言葉

映像を視聴し、真のお父様の深い心情と愛の伝統を継承

し、現場活動で勝利することを約束した。

感謝の時間には、日本宣教師が、草創期以来真の父母様

に侍り、天の摂理の発展のために献身された70歳以上の元

老食口らにカーネーションの花をつけ、感謝の気持ちを込めて

歌を歌った。

|教会ニュース|

朱安教会は天暦3月14日(陽暦4.13)、大聖堂で『3代圏統

合礼拝』を開催した。この日の礼拝は、天一国理想の拡大

と祝福家庭の共同体実現のための信仰教育の場として企

画され、200人を超える3代圏の祝福家庭が参加し、お互

いの信仰を奨励し、より大きく広い真の愛を、家庭と教会、

社会で実践することを決意した。

この日の礼拝では、家族に対する温かい気持ちを表現でき

る様々なプログラムが行われた。二世圏子女が家庭盟誓

を一緒に朗読し、全食口が聖歌隊と一緒にリア・キムの『偉

大な約束』を歌い、家族の大切さを感じる時間を持った。

続いて、成和学生らは、洗足式で教会元老の長老と権

士らの足を丹念に洗ってさしあげ、見る人々に深い感動

を与えた。続いて祝福家庭の夫は、感謝と愛の気持ちを

込めて、妻に花束を捧げた。ある日本婦人食口は、「祝

福を受けて、夫から初めて花束をもらった」と感動して目

がしらを熱くした。

子供から成和学生、二世青年学生、青年会代表、日本

宣教師会、フィリピン宣教師会、長老会、権士会、教会長

ら、食口全体が心情の手紙を朗読し、祝福家庭、共同体

の熱い情と暖かい分かち合いの心を確認することができた。

この日、朱安教会の食口は、『3代圏統合礼拝』を通して

天の父母様と真の父母様に感謝と栄光を捧げ、お互いに

和動する意味深い時間を持った。<記事提供:朱安教会>

陰城教会が陰城邑住民センター前で路傍伝道活動

陰城教会日本宣教師会(以下宣教会)は、天暦3

月28日(陽暦4.27)、全体会議で、日本で行われてい

る路傍伝道活動の報告を共有し、陰城でもこれを

実践することを決意した。

天暦4月4日(陽暦5.2)に開かれた宣教師会役員会

議で、ヨン・ヨンフン教会長は、「教区牧会者会議の

内容を共有し、伝道活性化について強調し、宣教

師会は再び、路傍伝道に対する決意を固めた」と報

告した。宣教師会はこれを通して再び、路傍伝道の

決意を固めた。

天暦4月6日(陽暦5.4)、陰城教会は主日礼拝で、

『真のお父様聖和2周年勝利のための新氏族的メ

シア100日特別活動陰城教会出征式』を行なった。

ヨン教会長はこの日の説教で、Vision2020摂理を陣

頭指揮される真のお母様の心情とみ言葉を伝えた。

天暦4月7日(陽暦5.5)、陰城教会の食口は、宣教

師会を中心に伝道出発式を持って陰城邑住民セン

ターの前に集まり、本格的に伝道活動を始めた。伝

道活動に参加する食口は、まず一人ずつ自己紹介

をした後、原理講義とみ言葉訓読をした。また、通

り過ぎる市民をメッコールでもてなし、アンケート調査

をお願いして真のお父様の自叙伝・原理セミナー・オ

ープン礼拝などを広報した。<記事提供:陰城教会

>

金村教会で協会創立60周年記念と100日特別活動出征礼拝

仁川教会は、真の父母様の生涯路程を成和学生が体験で

きる機会をつくるために、『第2回成和学生聖地巡礼』を計画

し、天暦3月15日(陽暦4.14)に行なった。

成和指導教師と成和学生らは、訓読精誠を通して聖地巡

礼のための縦的心情の基準を確立した後、仁川教会に集ま

ってイ・サンヨル教区長のみ言葉を聞き、『38度線の祈り』とい

う真の父母様の路程が込められた映像を視聴した。

聖地巡礼の一行は出発式を終えて、『天勝号進水式』が行

われた海洋摂理の出発点である万石埠頭、興南刑務所で

苦難を受けられる真のお父様を気をもんで見つめられた天の

父母様の心情を感じることができる仁川上陸作戦記念館、

草創期キリスト教復帰の歴史と統一教の伝道師修練会の

聖地である野牧教会、草創期以来、最近まで数多くの修練

会と教育、集会が行われた統一家の歴史の現場である九里

一和教育館(旧名称:中央修練院)などを順に訪問した。

仁川教会の成和学生は、今回の聖地巡礼を通して真のお

父様の心情を相続し、真の父母様がくださった「創造主天の

父母様に似た真の愛を実践する天一国の真の主人になろ

う」という年頭標語を実践する生を生きると誓った。<記事提

供:仁川教会>

仁川教会で第2回成和学生聖地巡礼

この日の礼拝は、チェ・ソッキ諸職会長の司会で、天一国歌斉唱、敬

礼、家庭盟誓、イ・ギョンヒョン執事の報告祈祷、協会創立60周年真の

父母様み言葉映像の視聴、イ・ミョンホ教会長の説教、奉献賛美、イ・

サンヒ師母の奉献祈祷、元老食口に対する感謝の時間、父母様の恩

恵感謝、広告、賛美歌、祝祷、閉会の順で行われ、第1部の礼拝を終

えた後、午餐と和動の時間が続いた。<記事提供:金村教会>

金村教会で協会創立60周年記念及び100日特別活動出征礼拝

仁川教会の第2回成和学生聖地巡礼出発集会 朱安教会での3代圏統合礼拝洗足式の様子 陰城教会では陰城邑事務所の前で路傍伝道活動

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2014. 5. 10 第 19 号 6天一国Weekly News

天宙平和連合(UPF)京畿南部支部『新規平和大使委

嘱セミナー』が、天暦3月23日(陽暦4.22)から1泊2日の日

程で、武昌浦ビーチパレスで新規平和大使72人を含む

120人余りが参加して行われた。今回の委嘱セミナーは、

天暦2月13日(陽暦3.13)から3月11日(陽暦4.10)まで一

月の間行われた一日セミナーの成果を結実させる行事で

あった。

UPFチョン・ミンチョル組織局長の司会で始まったセミナーの

最初のプログラムは、国民儀礼、セウォル号惨事の犠牲

者のための黙祷、UPF紹介映像視聴、『平和大使の役

割』というテーマのイ・ヒョニョン事務総長の講義などの順で

進められた。続いてファン・インテ教授は講演で「韓国、中

国、日本など北東アジア3ヵ国の問題は、平和思想だけ

で解決することができる」と力説した。

タレントのシム・ヤンホン平和大使は、『私が見た文鮮明

総裁』というタイトルの証で、「セウォル号の惨事という国難

に直面しながら、天の国へ行かれた文鮮明総裁に対する

懐かしさがさらに深まる」とし、「文総裁は、国と民族、世

界が危機に処すると、祈りと精誠を通して困難を克服す

ることができる明快な代案と進むべき方向を提示してくれ

た」と証言した。

二日目のスケジュールは、尹晶老UPF会長の『幸福の原

理』というテーマの講義で始まった。尹会長は、「文鮮明総

裁は『原理』を通して、天の秘密を明らかにされ、人類が

生きて行かなければならない正道を提示してくれた」としな

がら、参加者が理解しやすいように原理の教えの核心を

説明した。さらに尹晶老会長は、「原理を生活の中で実

践する時、個人だけでなく、家庭、氏族、民族、国家、世

界まで平和と幸福の基台が大きくなるだろう」と力説した。

尹会長の講義に続き、新規平和大使委嘱状授与式が

行われた。尹晶老会長は、京畿南部内の9つの支部の

新規平和大使代表者に委嘱状を授与し、チャン・グンイ

ク道支部長は壇上に上がった各支部代表平和大使にバ

ッジをつけた。

閉会式では、烏山市在郷軍人会長のピョ・サンオク平和

大使の音頭で、新規委嘱平和大使らは、「文鮮明総裁

の平和思想を伝え、平和運動のために献身すること」を

決意し、決議文を朗読した。閉会式後の記念撮影を最

後に、京畿南部1泊2日平和大使委嘱セミナーのすべて

の日程が終了した。<記事提供:天宙平和連合>

|摂理機関ニュース|

UPF京畿南部支部

『平和大使委嘱セミナー』盛況のうちに開催青年連合で『統一家青年運動活性化方案』討論セミナー開催

世界平和青年連合(以下、青年連合)は、天暦3月24日(陽

暦4.23)午後2時、天福宮2階の小聖殿で創立20周年記念行

事の一環として、『統一家青年運動活性化方案』というテーマ

で討論セミナーを開催した。この日のセミナーでは、青年連合・

兪慶得会長、清心神学大学院大学チョ・グァンボン教授、家

庭連合・玉允豪ソウル南部教区長をはじめ、牧会者、青年大

学生、第36期巡伝団、食口など25人が参加した。

兪慶得会長は歓迎の辞で、「北東アジアを号令した高句麗の

早衣仙人、三国統一を主導した新羅の花郎、日帝強占期

の独立闘士、解放後の救国運動家ら、民主化の先頭に立っ

た若者たち、旧約時代のヨシュアを中心としたイスラエル二世、

新約聖書のイエスとその弟子たち、延大・梨大を中心とした摂

理の主役の統一教会草創期の先輩たちの共通点は、青年だ

った」とし、天の摂理と社会変革において青年連合の役割を強

調した。

兪会長は「青年は、そもそも自分たちの生の方向性を設定し

て、志を立てて理想世界を実現しなければならない」、「青年は

神様と真の父母様と一致して、内的自我を実現する必要があ

り、開拓精神で夢を見て、人類のために生きるグローバルリーダ

ーになれ」などの真の父母様のみ言葉を伝えた後、「青年連合

は、今後も様々なテーマのセミナーや座談会を通じて、統一家

青年運動の方向を提示し、摂理の担い手である青年指導者

の養成にさらに力を尽くす」と青年連合の使命を再確認した。

チョ・グァンボン教授はテーマ発表で、「統一家青年運動活性

化のためには、まず、事例分析を通じて、宗教運動と社会運

動の領域で青年運動の力量を分化及び専門化するための戦

略・戦術を作らなければならず、第二に、青年連合は、統一家

青年運動のシンクタンクとして、分化された二つの領域の青年

運動の力量を連合させ、シナジー効果を創出しなければならな

い」と述べた。

玉允豪教区長は論評を通じて、統一家青年運動が停滞して

いることを惜しみ、「二つの領域の中で統一家青年運動が優

先的に集中しなければならないことは、真の父母に対する根本

的理解を助ける宗教運動」だという見解を明らかにした。

セミナー参加者は、「青年たちに継続的なモチベーションと能力

発揮のための教育が行われることを願う」、「現場で実質的に

活用することができる具体的な方法論と現実的な問題を研究

・分析することが必要である」、「青年運動の方向性を確立し、

統一家が様々な青年運動に主導的勢力となることを願う」な

どの感想を述べた。<記事提供:世界平和青年連合>

UPF京畿南部支部平和大使委嘱式 幸福の原理というタイトルで講義する尹晶老会長 青年連合主催統一家青年運動活性化セミナーの全景 歓迎の辞を述べる兪慶得会長

Page 7: Weekly News Vision 2020 No19 (JP).pdf

2014. 5. 10 第 19 号 7天一国Weekly News

『圓母平愛グローバル奨学証書授与式』が天暦3月25日(陽

暦4.24)午後7時、鮮文大学国際会議室で開催された。圓母

平愛財団は、設立者である文鮮明・韓鶴子総裁の志を奉じ

て、汎国家的に人材を発掘し育成する『グローバル奨学プログ

ラム』を運営し、2013年には18ヵ国60人以上に、2014年の1学

期には13ヵ国176人のグローバル人材に奨学金を支給した。

鮮文大学・黄善祚総長は歓迎の辞を通じて、「圓母平愛財

団の設立者である文鮮明・韓鶴子総裁は『神様の下の人類

一家族』という理想実現のための交差交替結婚をはじめ、平

和世界定着のための偉大な功績を成し遂げた」としながら、

「真の愛に基づいた総裁ご夫妻の平和思想が定着していれ

ば、セウォル号の惨事のような悲劇は発生しなかっただろう」と確

信した。

続いて、圓母平愛財団金萬晧事務総長は、激励の辞で「奨

学基金の出発は、文鮮明総裁が生前に乗られていたヘリコプタ

ーの販売代金と聖和弔意金だった」とし、「財団創設者の崇高

な志を受け継いで、奨学生全員が平和世界実現のために貢

献するグローバル人材に成長することを願う」という希望を伝え

た。<記事提供:圓母平愛財団>

|摂理機関ニュース|

2014圓母平愛グローバル奨学証書授与式を開催

圓母平愛財団は、天暦3月27日(陽暦4.26)午後2時、都元ビルセミ

ナー室で圓母奨学生を対象に、ビジョン特別講義『ドリームトーク』を

開催した。中間考査期間にもかかわらず、首都圏の多くの学生が参

加して意味深い時間を持った。『ドリームトーク』は、圓母奨学生が、

天一国のビジョンをなす人材に成長できるように、その夢を激励して

支援する教育プログラムである。『ドリームトーク』に参加した学生たち

は、社会の各分野で成功した先輩から『夢とビジョン』について講義を

聞き、一緒に対話する時間を持った。

この日、『ドリームトーク』に招待された先輩は、公益人権法財団『共

感』で働くヨム・ヒョングク弁護士だった。ヨム弁護士は、『共感・連帯・

自由』というテーマの講義で、奨学生らに「金・権力・名誉のような外

的な豊かさではなく、社会的弱者と少数者のために働き、真の愛と

暖かい分かち合いの喜びを味わった」とし、参加した学生と率直な対

話を交わした。

『ドリームトーク』に参加した鮮文大イ・ジュハさんは、「自分に、仕事

についての明確な使命感と責任感を持って犠牲・奉仕する人こそ価

値があり、やりがいのある生を送ることができるということを学んだ。人

生の進路に関して真剣に考えることができる時間だった」と、主催者

側に感謝の意を表した。

ビジョン特別講義『ドリームトーク』は、天暦4月19日(陽暦5.17)には、

延世大セブランス病院オ・ヒョンジュン外科医が、天暦6月2日(陽暦

6.28)には、清心神学大学院ファン・ジンス教授が招請講義する予定

である。この行事には、圓母奨学生だけでなく、学生であれば誰で

も参加することができ、行事の前に圓母平愛財団奨学事業チーム

(02-3278-5113)に申請すればいい。<記事提供:圓母平愛財団>

圓母奨学生ビジョン特別講義『ドリームトーク』開催

|大陸ニュース|

真の父母様が言明されたVision2020勝利に向け

て、アフリカ大陸のブルキナファソ協会は、2014年

に新氏族的メシア活動、天一国青年宣教師を中

心とした青年学生伝道活動、世界平和女性連

合の活動などの外的活動を展開しており、そのた

めの内的精誠の基台を築くために、祝福家庭徹

夜精誠を行っている。

現在、ブルキナファソの氏族的メシヤは、14グルー

プに分かれて活動しており、各グループは、毎月、

最初の聖日礼拝に伝道対象者一人ずつを導くこ

とを決意した。氏族的メシヤの継続的活動の結

果、天暦2月2日(陽暦3.2)には8人、天暦3月7日

(陽暦4.6)には9人、天暦4月6日(陽暦5.4)には6人

の伝道対象者が聖日礼拝に参加した。

天一国青年伝道師は、青年学生伝道に集中し

ている。毎週火曜日と木曜日、宣教師は「2014

年8月までに120人の青年学生を伝道する」という

目標をもって、大学キャンパスや国際芸術工芸展

示会(SIAO)などで活動している。

青年学生伝道対象者を対象に、毎週木曜日と

土曜日には、3時間原理講座が行われ、現在ま

で合計112人の青年たちが講義を聞いた。また、2

日原理修練会が、天暦3月20日(陽暦4.19)から

21日までと、天暦4月5日(陽暦5.3)から6日までの

2回行われ、それぞれ12名が参加した。講義では、

バルレ・アロウナ牧会者とリボ・ジョセフ牧会者が担

当した。

世界平和女性連合創立22周年記念行事が、

天暦4月5日(陽暦5.3)、ソムケタホテルで開催され

た。記念行事には、23人の平和大使をはじめ100

人以上の女性指導者が出席した。

ブルキナファソ協会家庭局を中心に、Vision2020と

天一国2年活動の勝利を祈願する徹夜精誠が持

続的に行われている。ブルキナファソ協会は、これ

らの内的精誠の土台の上に、外的活動を通して、

伝道の成果を上げている。<記事提供:ブルキナフ

ァソ・ササキ・タツオ特使>

ブルキナファソ;Vision2020勝利に向かう前進

圓母平愛財団グローバル奨学証書授与式

ビジョン特別講義ドリームトークで講義を聞いている参加学生

世界平和女性連合ブルキナファソ会議

青年学生を対象に行われる原理講義セミナー青年大学生を対象に伝道活動する天一国青年宣教師

Page 8: Weekly News Vision 2020 No19 (JP).pdf

2014. 5. 10 第 19 号 8天一国Weekly News

|天一国青年宣教師ニュース|

天暦3月22日(陽暦4.21)、ネパール天一国青年宣教師であるナイト

ウ、エヨ、アン・ジョンスクと、カープメンバーのケム、ソラスワティ、ビジェイ

などは2人ずつのチームを構成して、ポカリ・センターで出発式を持ち、

万物復帰と伝道活動を行った。アン・ジョンスク宣教師は、ヘッドラ・

センターのメンバーであるソラスワティと一緒に、W-CARP広報パンフレ

ットを配り、市民に創立者である真の父母様が提示されたビジョンと

CARP活動を紹介した。

天暦3月24日(陽暦4.23)午前には、CARPリーダーのプラディプ、アン・

ジョンスク宣教師、ワカ宣教師などが、先月に続き、平和大使シュー

レス氏の薬局と家を訪問し、夫人バワディさんと一緒に既成祝福の

ためのワンデー・セミナーと祝福式に参加するよう紹介した。

続いて、既成祝福家庭サビツリ氏の家を訪問し、一緒にホームグル

ープの集まりを持った。集会は、敬礼、代表祈祷、真のお父様の自

叙伝訓読、対話及び質疑応答などの順で進められた。プラディプ氏

は、「真の父母様がなぜメシアなのか」について参加者に説明した。

『原理講論ワンデー・セミナー』が天暦3月25日(陽暦4.24)、ポカリ・

センターで9人が参加して行われた。ユカリ宣教師が『真のリーダー

シップ』というテーマで特別講義をし、アユミ宣教師は、原理講論の

総序を講義した。アン・ジョンスク宣教師は、講義室の準備と一緒

に講義前の7分祈祷精誠、軽食準備、感想文の作成などを担

当した。今回の修練会に参加者は多くの恵みを受けて、21日修

練会参加の意思を明らかにした。<記事提供:アン・ジョンスク青

年宣教師>

ネパール;目まぐるしく動く

摂理の現場

カナダ青年宣教師たちは先週、ニューヨークとワシントン

DCの聖地巡礼をして、真の父母様の心情と生涯路程

を体恤する貴重な賜物の時間を持った。新しい一週

間、青年宣教師は「全世界に生命のような真の父母様

のみ言葉を伝えよう」という目標を定め、公的活動を開

始した。

天暦3月30日(陽暦4.29)午後7時から8時30分まで、ト

ロント教会で開かれた韓国語教室には伝道対象者の

日本人留学生マサユキ氏が参加した。彼は真剣に学

習し、来週から原理講義を聞くことを約束した。

『日本文化の夜』行事が天暦4月5日(陽暦5.3)、トロン

ト教会で行われた。この日の行事には、カナダ、コロンビ

ア、メキシコ、韓国、ロシアなど様々な国籍の学生と市

民が参加した。

日本人青年宣教師は、折り紙アートと日本のうどんの

作り方などを教え、参加者と一緒に作って、親密な雰

囲気を造成し、その後、原理講論総序のビデオを見せ

て、教会活動を紹介する時間を持った。

天暦4月6日(陽暦5.4)には、『ホームグループ・リーダーシ

ップスクール』の6週目教育を修了した食口らにキム・ムン

シク・カナダ協会長が修了証を授与した。<記事提供:

チョン・ピョンジン青年宣教師>

カナダ;韓国語教室と

日本文化の夜

フランス・パリの伝道センターでは、毎週水曜日に、

ローレント・ラドゥス(Laurent Ladouce)センター長を

中心に、Parole Donnee講座を開いて伝道対象

者を教育し、親交を深める時間を持ってきた。

今週はセンター長のアフリカ出張で講座が開かれ

ないため、イ・ヒャンシン宣教師の提案で、天一国

青年宣教師は、伝道対象者のための映画の夜

(Soiree Cinema)を企画して、センター長にメールを

送り、これを報告した。ローレント・センター長は、

新しい形式の伝道行事を企画したことに大きな

意味を付与し、行事主催を許可し宣教師らを激

励した。

この日の映画の夜の行事には、韓国の天一国青

年宣教師2人がそれぞれ、4人ずつ計8人の伝道

対象者を出席させ、センターのメンバーなど計28人

が参加して、イ・ソヒョン宣教師の伝道対象者であ

るシュアイブ・アリフ(Chouaib Arif)氏が、映画倫理

(Ethique et Cinema)というテーマで講義して、より一

層意味深かった。

青年宣教師たちは、初めて企画した行事の成功

を喜び、天の父母様と天地人真の父母様のご加

護と祝福に感謝を捧げた。<記事提供:イ・ヒャンシ

ン・イ・ソヒョン青年伝道師>

フランス;映画の夜を

通した伝道活動

天一国青年宣教師は、最近3週間、バヌアツ唯一の大

学である南太平洋大学(University of South Pacific)を

中心に伝道活動を行った。バヌアツ・ユ・ジョンドゥク会長

は、バヌアツの未来を導いて行く地元の青年指導者養

成を強調し、宣教師活動を積極的に支援した。

3週間の活動で関係が出来た伝道対象者のための3

日原理修練会が、天暦3月25日(陽暦4.25)から行われ

た。ヤマグチ宣教師は、修練会の司会を務め、お互いに

ぎこちなく緊張した雰囲気をほぐすために、簡単なゲーム

を進行し、より親密な雰囲気の中で修練会が始まるよ

うにした。

修練会参加者は、自己紹介プログラム、簡単な緊張を

解くためのゲーム、原理講義などを通じて教会とより近

づくことができる機会を得た。修練会の後、参加者たち

は日曜礼拝に参加し、2日以上の修練会に参加した修

練生は修了証を受け取った。

ジェームズ(James)とルツ(Ruth)の祝福式が天暦3月7日

(陽暦4.6)、バヌアツ教会で行われた。チエ宣教師の霊

の子であるルツは、原理に大きく感銘を受け、夫のジェー

ムズを伝道し、天暦3月5日(陽暦4.4)、ユ・ジョンドゥク・

イ・グムスク協会長夫妻による執礼の下、聖酒式を行っ

た基台の上で、この日の祝福を受けた。<ヤマグチ・タイコ

青年宣教師>

バヌアツ;大学街活動と

3日原理修練会

既成祝福家庭サビトリ氏とホームグループ映画の夜(Soiree Cinema)に参加した伝道対象者ら3日原理修練会 日本文化の夜に参加した宣教師と伝道対象者

Page 9: Weekly News Vision 2020 No19 (JP).pdf

2014. 5. 10 第 19 号 9天一国Weekly News

韓国社会のどこにも見つけることができない希望が教会にあふれていた神霊と真理で熱かった統一家草創期の教会共同体

<摂理史とみ言葉:協会創立60周年記念特集(2)>

- 統一家草創期、教会開拓者の信仰を血と汗と涙で育ててくだ

さった真のお父様の心情が込められた1959年9月6日の祈祷文を

抜粋・要約して紹介する。

お父様!いろいろと回って生命の道を探し、お父様の前に

ひれ伏した私たちであることを感じざるを得ないのでございま

す。私たちが知らない間に無限のご苦労を顧みずに私たち

を保護し分別して、この場まで導いてくださった恩恵の前に

何をもって報いたらいいでしょうか!

お父様!恨に満ちた血統を受けた私たちであるため、今日

は天を自信を持って信じていると言いますが、明日は天を裏

切ることもありうる悪なる世界と近い立場にいる姿でござい

ます。お父様、このような私たちを慈しみをもってご覧になら

れ、しがみついてください。新しい生命が躍動する復活の役

事を起こしてください。お父様の事情と心情にしがみついて

痛哭することができる者になるようにしてください。

私の心情と心が拠りどころとするところなく孤独なことをお父

様が知っておられますので、この時間に慰労してくださること

を、お父様、懇切にお願いいたします。このような心情を持っ

て顕現され、永遠の生命の主体として私を導いてください。

私達の体と心に染み込むことができる生命のみ言葉をくださ

り、お父様の賜物に感謝し、敬礼することができるこの時間

となるように、許諾してください。

韓国各地に散らばって寂しくひざまずいて、懇願するあなた

の息子や娘たち、困難に苦しむ彼らを目にかけてください。

最後まで我慢するものが、救いを受けると言われましたの

で、忍耐することで、お父様の栄光を高め、お父様の姿を、

この民族の前に実体として証しし、残りがあるように導いて

くださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。集ま

っている多くの教団と多くの人類の上に、祝福してください。

主のみ名で申し上げました。<出典:『天聖経』pp1504〜

1505>

新しい生命が躍動する復活の役事を

起こしてください

真のお父様は協会創立されて以降、昼と夜の区別な

く説教され、毎日、食口の信仰を指導された。1954年

4月に入教した梁允永教授は、社会指導級の人士

を導き、劉孝元協会長が三大門教会で講義を続け

た。劣悪な三大門教会で伝道の結実が少なかったた

め、梁允永教授の個人の家を原理講義所にして慎

重に伝道した。

当時、不具の体の劉孝元会長は、横になって試験紙に

書きながら、一日平均15時間ずつ講義をし、劉孝民、

梁允永、ノ・ドンフィ、安昌成、イ・シンドク氏などが積極

的に活動した。初めて来た人は、夜に来て講義を聞き、

三日が過ぎた人は、通常、3日間教会で寝泊りして、修

練会式で講義を聞いた。講義後には、真のお父様が直

接み言葉を語られた。この時は、入教日の一日の差を

大きく感じて、気をもむほどの激昂した雰囲気だった。

食口らは宴会する家の雰囲気で、夜を明かしてみ言葉

を聞き、新天地に出会った喜びの中で、心霊を育てた。

真のお父様は特に、新しい食口に多くの関心を持って

暖かい愛で感動を与えられた。汗と涙で服がぬれる懇

切な祈りに、食口は「父を捜した」と号泣した。

10畳の畳の部屋には男性が、居間には女性が毎日の

ように寝泊りし、家の中はごった返していた。梁教授は下

宿の大家の役割をした。周りの親戚は狂ったと非難した

が、心はいつも宙に浮いているような気分の天国生活だ

った。3ヵ月で梁教授の家の練炭千枚、薪2トラック分、

米20窯余りはなくなった。真のお父様は、後日、「あの時

が、統一教会の黄金時代だった」と回想された。

1954年秋から始まった伝道の勢いは、1955年まで続い

た。韓国社会のどこにも見られない希望が、教会にあふ

れた。毎日のように原理講義室は、宴会場のように人

で溢れ、劉孝元協会会長の熱烈な講義の声でなけれ

ば、祈りと笑い声であふれた。

真のお父様は当時、36歳の若い年齢であったにもかか

わらず、情の深い親であり、情に溢れ誇らしい大家族

の家庭であった。先輩・後輩に関わらず、すべての食口

は、お互いが親密な兄弟姉妹であり、それぞれの事情を

一緒に分かち合った。会う時は、初対面でも感激して接

し、別れる時は残念がって内外で涙を流した。

1955年1月17日、本部教会は城東区興仁洞、今の

中区新党1洞241-44番地に移転した。新しい教会は

広い庭があり、大きな講義室と3、4の部屋を備えたこ

じんまりとした和風木造建物だった。玄関はいつも大

変なにぎわいで、市内の各大学からは少なくない数の

独身者が訪ねてきた。

興仁洞の最初の礼拝は70人余りで始まったが、4月中

旬には200人を超えた。賛美は一度歌えば、数十回繰

り返された。真のお父様の祈りは、霊魂深く掘り下げる

痛哭であり、叫びであった。多くの食口は、神様とイエス

様と真のお父様の恨と悲しみに溢れ、周りを考えずに放

声大哭した。

初代教会の時のマルコの屋根裏部屋のような聖霊の役

事が起こり、方言、通弁、癒しの賜物、霊界のの歌と踊

りの役事、イエスとの霊交、幻想などに満ちあふれた雰

囲気だった。食口は主を迎えるために、空中に上げられ

る気持ちで愛と恵みに満ちて過ごした。寝ても覚めても

天のみ旨に徹した日々だった。<出典:真の父母様の生

涯と摂理第1巻>

三大門教会の前で礼拝の後、挨拶を交わしている劉孝元会長 興仁洞教会時代、学生食口と一緒に南山に