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平成21年( , 09)4・5・6・7月号  Vol.38 茨木市立生涯学習センターきらめきの前庭 平成 平成21 年度生涯学習センターきらめき 年度生涯学習センターきらめき 講座紹介(通年・前期講座) 講座紹介(通年・前期講座) 生涯学習センターきらめき講座 生涯学習センターきらめき講座 『古今和歌集正義」を読む 『古今和歌集正義」を読む ワイン&カクテル講座 ワイン&カクテル講座 世界の舞台で活 世界の舞台で活躍!!茨木市の姉妹都市と国際交 茨木市の姉妹都市と国際交流!! 茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ 茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ JICAの活動 の活動 茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る 茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る グループ紹介 グループ紹介 市民インタビュー 市民インタビュー 催し物案内 催し物案内 エッセイ わたしの時間 エッセイ わたしの時間 カレンダー(4月~7中旬) カレンダー(4月~7中旬) 平成21年度生涯学習センターきらめき 講座紹介(通年・前期講座) 生涯学習センターきらめき講座 『古今和歌集正義』を読む ワイン&カクテル講座 世界の舞台で活躍!!茨木市の姉妹都市と国際交流!! 茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ JICAの活動 茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る グループ紹介 市民インタビュー 催し物案内 エッセイ わたしの時間 カレンダー(4月~7中旬)

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Page 1: Vol - Ibaraki · Vol.38 茨木市立生涯学習センターきらめきの前庭 平成平成21年度生涯学習センターきらめき年度生涯学習センターきらめき

平成21年(,09)4・5・6・7月号 

Vol.38

茨木市立生涯学習センターきらめきの前庭

平成平成21年度生涯学習センターきらめき年度生涯学習センターきらめき

講座紹介(通年・前期講座)講座紹介(通年・前期講座)

生涯学習センターきらめき講座生涯学習センターきらめき講座

『古今和歌集正義」を読む『古今和歌集正義」を読む

ワイン&カクテル講座ワイン&カクテル講座

世界の舞台で活世界の舞台で活躍!!茨木市の姉妹都市と国際交茨木市の姉妹都市と国際交流!!

茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ   茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ   

JICAの活動の活動

茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る

グループ紹介グループ紹介

市民インタビュー市民インタビュー

催し物案内催し物案内

エッセイ わたしの時間エッセイ わたしの時間

カレンダー(4月~7中旬)カレンダー(4月~7中旬)

平成21年度生涯学習センターきらめき

講座紹介(通年・前期講座)

生涯学習センターきらめき講座

『古今和歌集正義』を読む

ワイン&カクテル講座

世界の舞台で活躍!!茨木市の姉妹都市と国際交流!!

茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ   

JICAの活動

茨木紀行 茨木市南部の神社・仏閣を巡る

グループ紹介

市民インタビュー

催し物案内

エッセイ わたしの時間

カレンダー(4月~7中旬)

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101 日韓からアジアへ・世界へ(4)    -大衆文化交流のゆくえ-(通年)102 こころの日本史 古代篇2009春(前期)103 こころの日本史 現代篇2009春(前期)106 こころの日本史 中世篇2009春(前期)105 源氏物語の世界8(通年)

201 子育ての理念と実践-賢い子を育てる育て方    と叱り方-(通年)202 しなやか長寿学-遣り残していることは    ありませんか?-(通年)204 アイルランドの歴史・文学を読む(通年)205 人・社会・自分がわかる心理学(通年)206 藤沢周平Ⅲ-武士と町人の情の町 江戸-(通年)207 英語で読むマザーグースとR.L.    スティーヴンスンの詩(通年)208 杜甫を読む(通年)210 悠久のロマンを求めて-万葉の遣唐使-その1    (前期)211 江戸時代の人間復興-西鶴・近松の作品から    -(通年)213 『古今和歌集正義』を読む②(通年)214 栄花物語を楽しむ(前期)

701 楽しい手織(初級)(通年)702 楽しい手織(中級)(通年)703 油絵(初級)(通年)704 油絵(中級)(通年)705 油絵(上級)(通年)706 日本画(初級)(通年)707 日本画(中級)(通年)708 日本画(上級)(通年)

751 木工教室(初級)(通年)752 木工教室(中級)(通年)753 木工教室(上級)(通年)754 アクセサリー講座(初級)〈七宝・彫金〉    (前期)755 アクセサリー講座(中級)〈彫金・金属工芸〉    (前期)

801 やさしい陶器作り(初級)(前期)802 楽しい陶器作り(中級)(前期)803 美しい陶器作り(上級)ろくろコース(前期)804 美しい陶器作り(上級)手びねりコース(前期)

501 英会話・初級-元気のでる英会話-(通年)502 英会話・初級 INTRO(通年)503 中・上級英語 現代作家講読-原作に    親しもう-(通年)504 英会話・中級(通年)505 英会話・上級(通年)506 楽しく学ぶ中国語・初級(通年)507 中国語・上級-中国現代小説講読-(通年)508 中国語・初級(通年)509 中国語・中級(2)(通年)510 みんなで学ぼう朝鮮語=韓国語・入門(通年)511 ドイツ語会話・入門(通年)512 フランス語・初級-フランス通になろう-    (通年)513 フランス語・中級-フランス語へのかけ橋    -(通年)514 スペイン語・入門(通年)515 初級英会話-基礎の見直しからはじめよう    -(通年)516 中国語会話・中級①(通年)517 フランス語 初級から中級を目指して    -楽しく、少しずつ-(通年)518 スペイン語 次の一歩(通年)519 初級英会話(2)-楽しみながら英語を    話そう-(通年)

 後期講座は8月に募集します。開設講座などの詳細は、「後期受講生募集案内」(7月下旬に各施設に置きます)でご確認ください。

301 三島地域を中心として~大阪・京都・神戸    の歴史を学ぶⅠ~(通年)  303 経済を読み、先を読む(前期)304 理科系の面から考えてみませんか    -数式無用の考え方-(前期)306 はじめてのパソコン-家庭のパソコンを    活かそう-(前期)308 シニア・パソコン講座(初級)1(通年)309 シニア・パソコン講座(初級)2(通年)310 出直しパソコン講座(前期)312 ゼロからのパソコン(前期)314 基礎からワード講座(前期)316 基礎からエクセル講座(前期)318 エクセル応用講座(前期)320 シニア・パソコン講座(準中級)1(前期)322 シニア・パソコン講座(準中級)2    ~ワープロと画像加工~(前期)327 最新国際事情と国内時事問題を掘り下げる     ③-平易な解説をベースに-(通年)328 簿記検定3級チャレンジ講座(通年)

401 生命科学と代謝の栄養学(通年)402 身近な生き物の不思議な生活(前期)404 人間関係を楽しもう!-生活に生かす    コミュニケーション&コーチング(前期)406 くすりと健康パート8-くすりの常識・    非常識-(通年)407 パーソナルカラー~似合う「色とファッション    イメージ」でセンスアップ~(前期)409 色彩心理セミナー(前期)

601 西洋美術の世界(通年)602 自分を活かす演劇(前期)603 ビデオ鑑賞・日本の芸能~歌舞伎・能・    狂言から落語・漫才まで~(通年)604 音楽の今昔物語(通年)605 人生再発見の旅・演劇概論:3-演劇の    事始めから上演まで-(通年)

教養講座 人権コース 教養講座 人文科学コース 実技講座 手織・油絵・日本画909 リズムから入る歌謡講座(前期)910 基礎から入るリズム講座(前期) 911 JAZZ講座 2009春(前期)923 はじめてのシャンソン(前期)

実技講座 歌・ジャズ・シャンソン

916 和太鼓入門~Let’s ドンドコ!~(前期)921 和太鼓“基礎・展開”09’春(前期)

実技講座 和太鼓

951 将棋講座(入門・初級)(前期)952 将棋講座(中級)(前期)953 囲碁(入門・初級)講座(前期)954 囲碁(中級・上級)講座(前期)

実技講座 将棋・囲碁

981 茶道講座「茶道のこころに学ぶ」2009春(前期)982 煎茶講座「趣味と作法」(前期)983 いけばな講座「はな悠々」2009春(前期)

【講座の応募状況について】(空き状況) 4月6日(月)午前9時から、1階受付付近に掲示します。電話でのお問い合わせは午前9時~午後5時です。

【定員に達していない講座について】 4月22日(水)午前9時から、窓口で先着順に受け付けます。22日午前9時の時点で同着とし、その時点で定員を超えている講座は抽選とします(朝早く並んでいただく必要はありません)。その際受講料を持参してください。 実施定員に達しない講座は開講しません。※詳しくは、「きらめき受講生募集案内」をご覧ください。

実技講座 お茶・お花

実技講座 木工・アクセサリー

実技講座 陶器

851 西洋料理(前期)852 世界の家庭料理(前期)853 男の手料理(前期)857 ワイン&カクテル講座(満20歳以上)(前期)

901 社交ダンス入門(前期)902 社交ダンス基礎~初級から中級を目指して    ~(前期)903 クラシックギター講座 初級編(前期)904 クラシックギター講座 中級編(前期)905 シンプル・エクササイズ(前期)906 ダイナミック・エクササイズ(前期)

実技講座 料理

実技講座 社交ダンス・クラシックギター    エクササイズ

教養講座 語学コース

教養講座 社会科学コース

教養講座 自然科学コース

教養講座 芸術コース

 郵送での受講申し込みは3月30日(消印有効)に終了(生涯学習センターに直接持参の場合は4月1日午後5時まで)

空き講座受講生募集のお知らせ

定員に達していない講座は、      申し込みができます!!

〒567-0028 茨木市畑田町1-43 茨木市立生涯学習センターきらめき TEL 624-8182(火曜日は休所)

平成21年度(2009年度)生涯学習センターきらめき 講 座 紹 介 平成21年5月から開講

と ほ

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『古今和歌集』とはどのようなものなのか教えてください。

 平安時代の初めに醍醐天皇の勅命で編纂された最初の勅

撰和歌集です。当時は中国の文化にならって漢詩が盛んに

なり、公の場で和歌が詠まれなくなっていたのですが、そ

の和歌を再興させようとして撰集されました。

 全20巻、約1100首の歌が、季節・恋・離別などに分類

され、さらに時間的推移によって、あるいは、言葉の緊密

なつながりによって巧みに配列されています。『古今和歌

集』の「今」は、紀貫之ら撰者たちの時代、「古」は、それ

より一時代前、つまり『万葉集』以降すたれていた和歌が

公の席で詠まれ始める六歌仙時代(小野小町、在原業平、

僧正遍昭、喜撰法師、文屋康秀、大友黒主)を指します。

『古今和歌集正義』とはどのような注釈書ですか。

 江戸時代末に生きた香川景樹という人物が残したもので、

出版物が完成したのは明治28年です。香川景樹が原稿に

何度も手を入れ、弟子たちに伝わったものが原稿として整

えられ出版されました。総論と『古今和歌集』の仮名序

(仮名で書かれた序文)、各歌の考察から構成されています。

 『古今和歌集』には、100を超える注釈書があります。

『古今和歌集正義』は古典注釈の集大成と言えます。時期

的な意味のみならず、古典注釈では、ほかの注釈書より分

量的にも言葉多く丁寧に歌を解いています。現代の科学的

な注釈からみれば偏ったものですが、純粋な感動には自ず

と優れた調べが備わるという、和語の「調べ」を重視した

独特の価値観で和歌を解釈しています。

『古今和歌集』の歌をいくつか教えてください。

 百人一首には、『古今和歌集』の歌が24首採られてい

ます。「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るら

む」(紀友則)や「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の

山にいでし月かも」(阿倍仲麻呂)はよく知られています

が、次の歌も『古今和歌集』を代表する名歌だと思います。

 むすぶ手の しづくににごる 山の井の 

      あかでも人に 別れぬるかな

               (離別歌 紀貫之)

 詞書(歌が詠まれた事情を説明した文)については省略

しますが、上句が序詞として下句のたとえになっています。

山越えの途中、のどの渇きを湧き水で癒そうとするのです

が、滴るしずくで清水はすぐに濁ってしまいます。そんな

ふうに別れて来ましたと詠んでいます。「別れぬる」の

「ぬる」は出来事が完了していることを示します。清らか

な水を人に対する純粋な思いの象徴としてとらえ、掌で幾

度も水をすくっても癒えないのどの渇き、もどかしい思い

を、上句をイメージとして作り上げることで慰めています。

平易な言葉から深い思いが伝わってきます。

和歌の魅力はどこにありますか。

 文学そのものが精神的な世界を扱う魅力的なものですが、

なかでも和歌は、自然とともに生きている人間の心情が時

を超えて直接的に伝わってくるのが魅力ですね。始まりが

あれば終わりがあるという自然の姿を見つめている歌々は、

不安な人間の生を、人もまた自然の一部なのだとして安心

させ支えてくれるものになっています。

ワインの歴史を簡単に教えてください。 約6,000年前にはワイン造りが行われていたようです。

遺跡から、メソポタミアのシュメール人が残したと考えら

れるワイン壺を封印するロールシールが発見されています。

その後、エジプトやギリシャ、ローマでもワイン造りが行

われ、ローマ帝国はその勢力とともにワインを各地に広げ

ていきました。日本でワインが造られるようになったのは

明治に入ってからですが、一般に飲まれるようになったの

は昭和になってからだと思います。

ワインの種類を教えてください。 色にも種類(赤、白、ロゼ)がありますが、作り方に

よっても種類が異なります。スティルワインは泡のないワ

インで、だいたい1気圧以下になっています。多くのワイ

ンがこのタイプです。発泡性があるのがスパークリングワ

インで、だいたい3気圧以上です。よくこのワインを総称

してシャンパンと呼んでいることがありますが、シャンパ

ンは、シャンパーニュ地方で生産された発泡ワインのみに

許された呼称です。フォーティファイドワインは酒精強化

ワインで、高い度数のアルコールを発酵の途中で加えます。

アルコール度数は16~22%くらいになります(普通は9~

14%くらい)。シェリー、ポート、マディラなどがありま

す。フレーバードワインは、スティルワインをベースにし

て、香りと味わいを果汁や香草、砂糖などで付けているワ

インです。ベルモット、サングリアなどがあります。

ワインの色や香り、味について教えてください。 一般的に若い白ワインは緑がかった薄い黄色や濃い黄色

をしています。熟成していくとだんだん濃くなり、黄金色

に変わっていきます。赤ワインは赤紫や黒紫が熟成するに

したがってオレンジがかっていき、褐色になっていきます。

香りは果物を連想し、白ワインでは柑橘系(レモン、ライ

ムなど)やトロピカル系(パイナップル、マンゴーなど)の

果物を、赤ワインでは赤や黒系(ストロベリー、ラズベ

リー、カシスなど)の果物などを連想します。味わいは、

ワインの最終的な残糖分の多い少ないで、甘口から極辛に

分けられます。ボディは重い、軽いに分類されます。ワイ

ンを口に含んだとき、渋みやアルコール感、コクなどがど

のように感じられるかによって、「このワインは重い」など

と表現し、重い順にフルボディ、ミディアムボディ、ライ

トボディに分かれます(ただし、白ワインはほとんど渋み

がありません)。

実際にレストランなどでワインをいただくとき、どのように味わえばいいのですか。 ワインの選び方は、料理の素材やソースの色に合わせる

といいでしょう。白身魚は白ワイン、肉は赤ワイン、ブラ

ウンソースは赤ワインなど。しかし、これはあくまでも目

安です。ソムリエがいれば聞いてみるのもいいでしょう。

ワインをグラスに注いでもらったら色調と輝きを見ましょ

う。横からだけでなく上からも見ましょう。次に香りを嗅

ぎ、その後、グラスを回してからもう一度嗅ぎましょう。

微妙な香りの変化を感じてください。ただし、グラスの回

しすぎにはご注意を。ワインを口に含んだら転がすように

味わいます。

 しかし、これは一般的なことで、基本はワインをおいしく

いただき、料理を楽しみ、その一時を大切にすることです。

『古今和歌集正義』を読む この歌は百人一首でおなじみの歌ですが、ほかにも『古今和歌集』から幾つかの歌が百人一首に採られています。『古今和

歌集』とはどのような和歌集なのでしょう。また、『古今和歌集正義』とはどのような注釈書なのか角田先生に伺いました。

ワイン&カクテル講座 近年、日本でもワインを楽しむ機会が増え、レストランだけでなく、家庭でもさまざまなワインを飲む

ようになりました。きらめき講座でも、毎回、受講生が熱心にワインについての知識を深めています。

 そこで、ワインの基礎知識や味わい方について、担当の川添先生にお話を伺いました。

受講生の皆さん

天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ (僧正遍昭)

講師の川添有希夫先生

生涯学習センターきらめきでは、多くの市民の皆さんがさまざまな講座を受講し、楽しく学習しています。今回は、角田宏子先生が担当されている「『古今和歌集正義』を読む」と、川添有希夫先生が担当されている「ワイン&カクテル講座」を紹介します。

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 茨木市バトントワリング協会所属のワールドウィングススポーツバトンクラブは、昨年、国際大会メジャレット部門優勝、日本大会ジュニアバトントワリング部門4年連続優勝など、すばらしい活躍をされました。また、姉妹都市親善交流として、一昨年には安慶市(中国)、昨年にはミネアポリス市(アメリカ)を訪問されました。茨木市内でも幅広い活動を続けておられるチームの大機満恵コーチにお話を伺いました。

 JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本と発展途上国との架け橋となるべく、さまざまな支援活動を行っています。 JICAはどのような国際協力をするところなのでしょうか。茨木市の西部、箕面市との境界近くにあるJICA大阪を訪ね、実際に現地で支援活動をされた経験がある二人の職員にお話を伺いました。

 バトントワリングはもともとアメリカからきたも

ので、パレードやお祭りでマーチングバンドの音楽

に合わせてパフォーマンスをするものでしたが、近

年、スポーツとして競技をするようにもなりました。

個人戦、団体戦があり、小学生、中学生、高校生な

ど年齢別で行う大会やフリーの大会があります。

 競技には3つの要素があります。バトンが手から

離れている時に何をしてどうキャッチするのか(エー

リアル)、バトンを体の近くでどのように回し、また、

指をどのように使って回すのか(コンタクトマテリア

ル)、手を使わないで肩や首でバトンをどのように扱

うのか(ロール)に大別されます。そのほか、作品の

構成、演技の正確さや同調性、音楽や衣装、観客へ

のアピールなども審査されます。

世界の現状を伝えるパネルの展示

各国の民芸品や絵画の展示

国際大会で優勝したメンバー (アメリカ・ロサンゼルスで開催)

中国・万里の長城公演

クリスマス2008バトントワリング&ダンスショー (生涯学習センターきらめきで開催)

茨木市バトントワリング協会ワールドウィングススポーツバトンクラブ

バトントワリング競技とはどのようなものですか?

 昨年3月、アメリカ・ロサンゼルスで行われた国際大会

に日本代表として出場し(高校生6人のチーム)、メジャ

レット部門で優勝することができました。7月には、日本

大会メジャレット部門で優勝(高校生11人)、また9月に

は、ジャパンカップジュニア部門で4年連続の優勝を果

たし(小学生)、東京都知事賞などを受賞しました。

 選手はみんなしっかりと学校の勉強をし、練習にも欠

かさず参加しています。大会へ出場するには、技術的な

ことはもちろんですが、小学生といえども、自分のこと

は自分でできることが重要になってきます。例えば、衣

装を着る、髪をまとめる、化粧をする、また、遠くで開

催され宿泊を伴う大会では、荷物をまとめて移動すると

いったことも一人でこなさなければなりません。しかし、

全員がチームの一員だということを誇りに思って練習に

励んでいます。自分自身に勝つことができてこそ、本番

でいい演技ができるのだと思います。

昨年は数々の大会で優勝されましたね。  一昨年に訪問した中国・安慶市では、地元の劇団や

雑技団との合同公演を満員の観客の中で行うことがで

きました。昨年は、アメリカ・ミネアポリス市から市制

150周年を祝う式典やパレードに出演依頼があり訪問

しました。現地では市長を表敬訪問したり地元の中

学・高校生とも交流しました。

 生徒たちはこのような経験やホームステイなどで文

化や習慣の違いを知り、中にはもっとたくさんのこと

を学びたいと英語を勉強し留学する生徒も出てきてい

ます。国際感覚が身に付くよいきっかけになっている

と思います。

 今年も、数々の大会を控えていますが、感動を与え

られるような演技を目指しがんばりたいと思います。

また、地元でのボランティア活動も昨年同様にやって

いきたいと考えています。茨木市の施設や学校などで

多くのみなさんに私たちの演技を鑑賞していただけた

らうれしいですね。

安慶市やミネアポリス市での親善交流の様子や茨木市内での活動について教えてください。

世界の舞台で活躍       茨木市の姉妹都市と国際交流

!!!!

JICAとはどのような国際協力をしているところですか。 発展途上国には、貧困に起因するさまざまな問題に直面

している国や地域があります。JICAはそれらの問題解

決のために支援を行っています。支援は医療やインフラ

(水、電気、交通などの社会・経済的基盤)、教育、農業、

工業技術、パソコン技術など多岐にわたっています。

 JICAはそれらの技術や知識を必要としている国や地

域に専門家やボランティアを派遣しています。現在、青年

海外協力隊などのボランティア約37,000人がアジアや中

南米、アフリカなどで支援活動を行っています。彼らは現

地の人といっしょに道路整備や水道敷設、農業などに取り

組んでいます。

 また、発展途上国の技術者や研究者を招いて研修をし、

技術や知識を提供して、それぞれの国や地域の発展に活用

してもらっています。これらの研修のために、自治体や大

学、企業、研究所の協力をいただいています。さらに、そ

の国の経済状況などに応じて、お金を融資したり援助をし

たりしています。

 JICA大阪には毎年、100か国以上から約800人の研

修員が訪れ、3週間から3か月間、日本の社会や経済につ

いての勉強をしたり、関西地域の中小企業、工場、博物館

などに行き、知識や技術を教わります。例えば、滋賀県で

は水の環境など、京都府や奈良県では文化財保護や街の景

観・観光産業など、大阪府では企業のしくみや工業技術な

ど、和歌山県では養殖技術などについて研修しています。

また、ここから近い国立民族学博物館で展示方法などを学

ぶ研修員もいます。

現地での支援活動について教えてください。 私たちは昨年まで現地に出向き支援活動を行ってきまし

た。発展途上の国々のことは、本や映像などで知っている

つもりでしたが、実際にその場に行って活動してみると問

題の深刻さが肌で伝わってきます。私がJICAで国際協

力の仕事をしようと思ったきっかけは、高校生の時に行っ

た国で見た光景です。道路が整備されておらず町全体が埃

っぽく、子どもたちが学校へも行かず道で物を売っていた

りする姿を見て衝撃を受けたのです。自分が住んでいる世

界とはまったく違う世界が目の前にありました。その時、

自分にできることは何かを考えました。ホンジュラスでの

2年間の活動では、何とか現地の方に溶け込み仲良くなり

たい、信頼関係を築きたいと努力しました。信頼関係があ

ってこそスムーズな支援活動ができるからです。

研修員とJICA大阪近辺の方々との交流はあるのですか。 毎年8月に夏祭りを催し、研修員や近隣の人々と楽しい

一時を過ごします。そこでは日本の文化と研修員の国々と

の文化交流が行われています(盆踊り、民謡、民族ダンス、

民族衣装、料理など)。また、みんながいっしょに楽しめ

るゲームなどもします。どなたでも参加できますので、ぜ

ひお越しください。また、研修員は関西地域の小・中学校

を訪問して交流を深めています。子どもたちも研修員も心

から楽しんでいるようです。

 館内は研修員が和やかに過ごせるよう温かい雰囲気に包

まれていました。図書資料室にはたくさんの国際協力関係

の本や資料があり、世界各国の民芸品や写真などが展示さ

れたコーナーや世界の現状を知ることができる企画展示も

ありました。レストランではさまざまな国の研修員に合わ

せて、エスニックなど多種多様の料理が用意され、世界の

食文化を垣間見た思いがしました。

 館内の研修員に声をかけてみました。チュニジアから来

られたこの方は、「もう3か月、ここで研修をしています。

二酸化炭素を削減しクリーンな環境に整える技術を学んで

います」と、つたない英語での質問にもかかわらず、丁寧

に答えていただきました。研修員に合わせたレストランメニュー

JIJICAの 活動JIJICAの 活動JICAの 活動

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 茨木市教育委員会発行の「わがまち茨木-神社・仏閣編」には、神社が約60、寺院が約95ほど掲載されています。茨木市の市街地にもかなりの数の社寺があります。 今回は、茨木市の南部を中心に社寺を訪ね、庭の樹木や仏像、仏画などを拝見させていただきました。

 1月21日曇り。午後から雨が降るという予報の中、午前9時に阪急茨木市駅前に集合する。最初に訪ねる佐奈部神社に向かう。阪急茨木市駅東側の広い通りをまっすぐ南に歩く。この付近は車の交通量がかなり多い。800メートルほど行くと、東西に走る府道三島江茨木線に出る。その交差点の西北角に佐奈部神社がある。 佐奈部神社は市街地にもかかわらず境内が広い。府道をまたいだ南側の鳥居から本殿まではかなりの距離がある。境内には茨木市の保存樹に指定されているクスノキの大木が茂っている。また、今ではめずらしい昔の農機具や日用品などを展示した資料館もある。なつかしい思いで見学させていただいた。 佐奈部神社を出て弥勒堂に向かう。高瀬川の左側を南に下がり路地を左(東)に入る。弥勒堂の建物は小さく、案内板がなければ気付かない。かつて、この辺りは行基によって建てられた紫雲山西方浄土寺があったといわれ

ている。浄土寺は七堂伽藍を有し、坊舎がいくつも建ち並ぶほどの隆盛をきわめていたらしい。しかし、今はその面影はない。この堂には弥勒菩薩像が安置されており、また、このお堂に伝わる釈迦涅槃図と十王図は、毎年3月15日に開帳されている。 高瀬川の方向に戻り小橋を渡る。この川にはたくさんの大きな鯉が泳いでいるのだが、真冬のこの季節、どこかに引きこもっているのか姿が見えない。西の方向へと歩く。水尾公園の一つ手前の道を北へ進み勝光寺に着く。 勝光寺は行基の開創、西方浄土寺の奥の院であったといわれている。梵鐘は宝永3年(1706年)に鋳造された。先の大戦で金属供出されたが、終戦後、四国で野ざらしになっていたのが発見され、無事このお寺に戻ってきたという。境内のエノキとクロガネモチは市の保存樹として指定されている。

 勝光寺を出てしばらく静かな住宅地を南下する。ほどなく東の方向に、マンションとクスノキの上部が見えてきた。伯光神社のクスノキである。市の保存樹木に指定されており、高さが約18メートル、幹回りは5メートルを超えている。案内板によると、天保5年(1834年)の干害の際に、この大樹にワラで作った竜を天に向かってはわせて、雨乞いをしたという。 伯光神社を離れ、グリーンタウンに沿ってケヤキ並木を南下する。この並木道は、春は新緑、秋は紅葉が美しく、それは見事な光景である。残念ながら冬の季節は枝だけの寒そうな景色になっている。 東西に通じる真砂の通りを過ぎてほどなく右に曲がると、西方寺の屋根が見えてきた。伯光神社から15分くらいのところである。お寺の門をくぐると、きれいな庭が目に入る。境内には紅梅の蕾が今にもほころびそうに膨

らんでいる。蝋梅も今が盛りと咲き誇っている。お寺の方にお願いをして、本堂の阿弥陀如来像を見せていただいた。お寺の方の話によると、戦時下、空襲で本堂が焼け崩れてしまったが、この阿弥陀如来像だけは蓮台の上に乗せられたまま救い出すことができたという。 お昼の12時近くになったので、高瀬川を渡った辺りのお店で昼食をとる。

 昼食を終え東に向かう。若園運動広場のグラウンドや若園公園バラ園が見える。茨木東・北摂つばさ高校を通り過ぎ茨木寝屋川線に出る。道に沿って「花・水・木の小径」という遊歩道が設けられ、水路もある。暖かくなると花が咲き、散歩などを楽しむ人の憩いの歩道になるのだろう。ここを北に進む。府道三島江茨木線の交差点に出て東に進み、安威川の育英橋を渡る。寒々とした川面にはカモが群れ泳ぎ、そこだけが暖かそうだった。 崇徳寺に着く。このお寺は、正保4年(1647年)、若狭守宮崎重成によって開創された由。釈迦牟尼仏を本尊にしている。牡丹のお寺として親しまれているようで、昔はたくさんの牡丹が咲いていたが、車の排気ガスなどで半減してしまったとのこと。残念である。

 崇徳寺の南を道路を挟んで少し下がると佛照寺がある。寺伝によると、弘長2年(1262年)に西順が創建したとのこと。西順は俗名を佐々木俊綱といい、感ずるところがあり高野山に入った。その後、親鸞の直弟子になり、この地に建立し、光明山佛照寺の号を賜ったという。現住職は27代目になる。蓮如上人から賜ったとされる「親鸞聖人、蓮如上人二尊連座御影」と題する秘蔵の仏画を拝見する幸運に恵まれた。 午後2時、今にも雨が降りそうな空のもと、約6キロの行程を終え、佛照寺の側にある近鉄バス停前で解散した。 なお、立ち寄った社寺は了承を得て、お話を伺った。

7 8

西方寺の紅梅伯光神社のクスノキ

佐奈部神社の境内

勝光寺の鐘

佐奈部神社の農業資料館 佛照寺の「親鸞聖人、蓮如上人二尊連座御影」の仏画

歩道に沿って造られた水路

『まなびどり』編集ボランティアは、これまでに茨木市内の街道や自然歩道、川などたくさんの自然や史跡を紹介してきました。 今回は、茨木市の南部を中心に、約6キロの行程を、寺や神社に寄りながらゆっくり歩きました。

ろう ばい

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市民インタビュー

第38回仏 師

馬渕 憲峰さん

 京都で仏師の修行を始めてから40年。馬渕さんは現在も仏像に向かい、魂のこもった仏像づくりに励んでおられます。住職でもある馬渕さんに、仏像づくりの技法や心の在り方について伺いました。

仏師の道を歩もうと思われたきっかけは何ですか。 子どもの頃、通学路に建具屋さんがありましてね。その

作業をいつも見ていました。作業場から漂う木の香りが好

きで、いずれ木にかかわる仕事につきたいと子供心に思っ

ていました。16歳で得度をうけて僧侶の道に入ったことが

きっかけで、久遠寺というお寺で修行をしながら仏像を彫

るようになりました。

 あるとき、お寺にある御祖師様の像の御首を京都の大仏

師の松久朋琳師が奉納されたと聞き、いてもたってもおら

れず京都にある師の工房を訪ね、無謀にも「弟子にしてく

ださい」と頼み込み、内弟子にしていただきました。それ

から10年、けんめいに仏師の道を歩んできました。その間

に名だたるお寺の仏像づくりを手伝わせていただきました。

現在は独立し、深敬寺というお寺の住職を務めながら仏像

を彫っています。もう40年近くになるでしょうか。

仏像にはどんな種類がありますか。 如来様、菩薩様、明王、天王、祖師の肖像、天部衆など

があり、時代によってそれぞれ特徴が異なっています。渡

来の百済観音から始まり、飛鳥、天平、白鳳、奈良、平安

と、その時代がかもし出す特徴には必然性があります。

制作過程や技法などを教えてください。 仏像に使われる木の種類は、檜、樟、松、桂、それに香

木の白檀、沈香などです。2尺(1尺=約30.3㎝)くらいま

での仏像は、一木で彫るのが通常です。2尺以上の仏像は

細割法という寄木の伝統技法を使います。この彫り方は鎌

倉時代の仏像からみられる技法です。まず原型を作り、そ

の際、倍率に合わせたかまぼこ板状の木に目盛りを書き入

れ、全体を膠で張り合わせ彫り進みます。彫り上がった後、

お湯の中に入れてぐらぐらと煮込むとばらばらになります。

膠はお湯に弱いのです。ばらばらになった一片を比例コン

パスで実際の木に写します。それを彫り込み大きな仏像を

つくっていくわけです。幾人もの仏師が一度に彫ることが

できるので短期間で出来上がります。東大寺の運慶、快慶

作の金剛力士像などは、80日間ほどで出来たそうです。私

も松久朋琳・宗琳師のもとで大きい仏像を彫らせていただ

きました。

仏像と向き合う心の在り方とはどのようなものなのでしょうか。 日本の芸や技は「まねる」から始まります。仏像づくり

の世界でも、師匠や兄弟子の仕事を脇から盗み見て覚えて

いくのです。そうして技術を身に付け2・3年もすればそ

こそこの仏像が彫れます。でも本当はそれからで、魂の

「よりしろ」となる仏様をお迎えするとなるとこれが難儀

なのです。仏様は彫る前からあるべき姿で木の中におられ

ますから、仏様にお伺いしながら彫っていきますが、その

時、木くずとともに自分の中の我や欲を取り除いていくと、

やがて仏様が現れてこられるのです。これは、まだ観てい

ないものを観なければなりませんし、目指すものが遠くに

あるのか近くにあるのかもわかりません。これが自分の生

き方をも問われる修行です。仏様と向き合っていますと無

心の時間を過ごすことができます。魂のこもった仏様をお

迎えできればと願いつつ彫っています。

 「一人一佛」。これは松久朋琳先生が提唱された運動で

す。私もこの運動の一助になれればと思っています。

 仏様は良きも悪しきもすべてを包み込んでくださいます。

朋琳先生や宗琳先生も同じでしたよ。

ま ぶち けん ぽう

煎 茶 同 好 会 パーソナルカラー・ローズ

にかわ

9 10

 私たちは、茶道の一つである煎茶道の同好会です。  一昨年、生涯学習センターきらめきの煎茶講座を修了した中の12人が、月に2回、同センターの和室に集まっておけいこをしています。煎茶は私たちの日常生活には欠かせないものです。その煎茶をよりおいしくいただくために作法を身に付けようとおけいこを重ねています。摩嶋先生には引き続きご指導をお願いしています。 会は、ほどよい緊張感の中で行いますが、堅苦しくなく、服装も自由で、楽しい会話や笑い声も聞こえ和やかな雰囲気です。お点前では、基本作法の手順を教わりながら行い、おいしいお茶とお菓子をいただきます。春と秋には、京都で先生主催の茶会の席にお招きいただいて、煎茶席のしつらえを見せていただいたり、客としての作法を実践させていただいています。 最近は、私たちが慣れてきたこともあって、先生の指導もきめ細かくなり、煎茶道の奥深さを感じ始めています。しかし、背筋を伸ばすことが少なくなっている昨今、短時間でも姿勢を正すことは、健康にもよいことだと喜んでいます。 「お茶の三味」といわれる香り、甘み、渋みのあるお茶を入れることができ、「おいしかったよ」と言われるようになりたいものだと日々おけいこを重ねています。

 私たちは、生涯学習センターきらめき講座「パーソナルカラー」の修了生の中から希望者を中心に立ち上げたグループで、現在12人で活動しています。メンバーは30歳代から60歳代で全員女性です。自分に似合う色のグループを具体的に知りたい。自分に似合う色を使ってメイクの方法を基礎から教えてもらいたい。そんな強い思いのあるメンバーが集まっています。 サークルは毎週土曜日の午前中、きらめき講座の講師でもあるカラーコンサルタントの乾先生にお願いして、生涯学習センターきらめきで活動しています。 私たちは、服装の色はもちろん、ファンデーション、アイシャドウ、チーク、口紅の色というようなメイクカラーに至るまで自分に似合った色を教わります。これまで自己流でメイクをしてきましたが、ファンデーションや口紅などの色でガラリと印象が変わることに驚かされました。また、自分に似合う色のメイクをして、顔の近くに自分に合った色の布をあてると、表情がパッと輝くのです。これまで身につけなかった色でも意外と素敵なことがわかったりします。そうすると、装い方がわかり衝動買いも抑えられます。お財布にもやさしい節約術かもしれません。 毎回、新発見あり、笑いありで楽しく有意義なひとときを過ごしています。

不動明王お地蔵様

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催し物案内催し物案内

 

写真の自分の姿を見てぎょっとし

た。セーターを着た背中が大きく丸

まっている。

 

先日、ある勉強会のメンバー十数

人が、レストランで昼食会をした。

先生がカメラを持ってこられ、会食

中に写真を何枚も撮られた。慣れな

いナイフとフォークを使うと食べに

くい。どうしても重心が前に傾き、

背中が曲がる。

 

それはともかく、最近妻に、「背中

が丸まってきている」と注意される

ことがある。そう言われれば気にな

らないわけでもないが、鏡を見てど

んなに曲がっているのか確かめるこ

ともなく、今に至っている。

 

私が意識して背筋を伸ばすのは、

早朝のウォーキングの時である。こ

の時は大手を振って颯爽と歩く。朝

の新鮮な空気の中、さすがに気持ち

がいい。しかし、この背筋を伸ばす

意識は、家に帰ってくるとすぐに忘

れてしまう。猫背になるらしい。

 

もらったどの写真も一様に背中を

丸めている。みんなで並んだ記念写

真ですら前屈みに写っている。これ

では確かに見難い。これからはもっ

と背筋を伸ばしてシャンとしよう。

 

写真は見るのも歯がゆく、撮って

いただいた先生の手前、処分もまま

ならず、妻にも見せずにそっと机の

引き出しの奥に納めてしまった。

渡辺 

英治

第32回

◎7月12日(日) 15:00開演◎市民会館(ユーアイホール) 大ホール◎全席指定 3,500円(1階席のみの販売) 65歳以上、障害者及びその介助者は3,000円 青少年(24歳以下)は1,000円 茨木市観光協会、茨木市勤労者互助会、OSAKA メセナカード各会員は10%引き (取り扱いは財団のみ)※就学前のお子様の入場はご遠慮ください。

 生涯学習センターきらめきで、毎月1回開催(2・3月の開催はありません)されていた「市民によるピアノ演奏会」が、茨木市民以外の方でも参加できるように、今年度(平成21年4月)から名称が改められ、「きらめきピアノ演奏会」として再スタートします。茨木市民以外のお友達にも声をかけて、いっしょに応募してみませんか。

◎新たな演奏者の募集 6月に実施◎9月~翌年1月に出演※詳しい応募方法は広報いばらき6月号、または、同時 期に生涯学習センターのホームページに掲載します。

 「きらめきピアノ演奏会」は、どなたでも入場でき無料です。また、申し込みも不要です。 同日には、これより先に、「室内楽演奏会」が午後1時から開催されます。新進気鋭の若い音楽家の集まりである「NOVA MUSIKER(ノヴァ ムシカー)」が演奏を受け持っています。こちらも入場無料、申し込み

不要です。心のこもったすばらしい演奏をぜひお楽しみください。 ◎2・3月を除く毎月第1土曜日  (1月のみ第2土曜日) 室内楽演奏会      午後1時~ きらめきピアノ演奏会 午後3時30分~◎生涯学習センターきらめき きらめきホール◎入場無料◎問合先 市民学習課(生涯学習センターきらめき)     624-8182(9:00~17:00)     休所日 毎週火曜日  

◎チケット 4月10日(金)発売 文化振興財団 625-3055 JA茨木市本所総務課 627-7762 朝日野村北摂販売 643-8424 ローソンチケット 0570-000-777 チケットぴあ 0570-02-9999 ※ぴあでは割引の取り扱いはありません。◎問合先 文化振興財団 625-3055     (9:00~17:00 土・日・祝日も営業)      場所 市民会館(ユーアイホール) 1階

催し物案内催し物案内催し物案内生涯学習センターきらめき

きらめきピアノ演奏会・室内楽演奏会

文化振興財団第103回公演

わらび座ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」手塚治虫生誕80周年記念作品原作:手塚治虫 演出:栗山民也 脚本:齋藤雅文

音楽:甲斐正人 美術:妹尾河童 制作・出演:わらび座

掲載している情報は誌面の都合上一部です。詳しくは各施設へお問い合わせください。

さっそう

にく

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10:00~19:00(火曜日は17:00まで 水曜日は休館)問合先/地域教育振興課 620-1686※会期中はギャラリーへ  621-1850

9:00~19:00(各最終日は13:30まで)問合先/市民活動推進課 620-1604

9:00~17:00(最終日は12:00まで月曜日午後、火曜日、4/30、5/7は休館※5/4・5・6、7/20は17:00まで開館)問合先/川端康成文学館 625-5978

4/1・・・5・・・・10・・・・15・・・・20・・・・25・・・・30 5/1・・・5・・・・10・・・・15・・・・20・・・・25・・・・30・6/1・・・5・ ・・・10・・・・15・・・・20・・・・25・・・・30 7/1・・・5・・・・10・・・・15・・・・20・・・・25・・・・30・

4/2~7浦谷光写真展(通勤ノスタルジア)

4/23~5/5市立ギャラリー企画展27 茨(イバ)ラード紀行-アリスの目で見る、茨木市-(不思議の町の作り方)

5/21~26第52回茨木市写真展・「第20回茨木市民さくらまつり」写真展入賞作品展

5/28~6/2第5回にじ展

4/9~14ピース・アート・マンダラ展

5/7~12「轍会」2009 日本画展

4/16~21アトリエ吉川絵画展

5/14~19第11回えぶん絵本原画展

6/4 ~9

第29回微笑 庵書画展

6/11~16第10回備前焼作家生陶衆啓作陶展

7/2~7ミヤザキアトリエ(洋画)第34回蔦の会

7/23~28ビブテン5-大阪府立福井高等学校美術部OBOG展-

6/18~23洋画展…徒然なるままに

7/9~14水曜会展 河合絵一 音色画展

6/25~30中林芙美穂俳画展

7/16~21親子展~俳画と自然とのコラボレーション~

4/15~29川端康成文学館館蔵品展 川端康成生誕110年記念

田主誠 版画展「川端康成の少年時代」

5/1~14 5/15~29小野寺シュウ 写真展「過ぎゆく時の中で」

大倉いづみ展 イリュージョンⅡ6/1~17

川端康成生誕 110年記念企画「川端文学を書く 三人展―野崎 小華・小道 舟・佐々木鐡仙―」 

6/18~29第2ブロック高校書道教員展

7/1~15第3回河野通一個展

7/16~31「樹群」-児玉泰 作品展-

4/1~13第18回青山正 作品展

4/1~7梅花女子大児童文学科絵本作品展

4/8~14太田フォトサークル写真展

4/15~21古宮利男

92歳老春写真展

4/22~28大橋和重写真展「四季にひかれて」

4/29~5/12東奈良写真

同好会会員作品展

5/13~26第4回加藤二三男写真展

5/27~6/9フォトクラブ福寿草写真展

6/10~23葦の会展

6/24~7/7遊友会油絵展

7/8~14萌展

7/15~21茨木市茶華道連盟生花小品花展

7/22~8/4しゅんこう和紙ちぎり絵展

~4/20茨木美術協会新入会員作品展

4/21~5/25立澤廣・宮崎万平二人展

5/26~7/6第18回集団造形茨木展

7/30~8/4

7/7~8/3茨木美術研究会会員展

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わだち

みしょう あん

各種催しについては、予告なくタイトル・開催時間などが変更になる場合があります。ご了承ください。

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