ts2 シリーズ スライドユニットがさらに 高剛性・高精度で新...
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スライドユニット
TS2 シリーズスライドユニットがさらに高剛性・高精度で新発売
CAT.A❷-591
●ダブルピストン・ダブルロッド構造により、省スペース・高不回転精度を実現。●取付は、ボディ固定形とプレート固定形の2タイプを用意。●本体内蔵のショックアブソーバを標準装備。 両サイドプレートからのアブソーバ飛び出しがなくなりました。(標準タイプ)●調整ストッパにより、標準ストローク間の調整が容易。●シリンダ本体および搭載スイッチはRoHS2に対応。●CEマーキング対応のスイッチバリエーションも拡大し利便性もアップ。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止
するためのものです。これらの事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を示すために、「危険」「警告」「注意」の
三つに区分されています。いづれも安全に関する重要な内容ですから、ISO4414※1)、JIS B 8370※2)およびそ
の他の安全規則に加えて、必ず守ってください。
危険:
警告:
警告
注意:
切迫した危険の状態で、回避しないと死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの。
取扱いを誤ったときに、人が死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの。
取扱いを誤ったときに、人が傷害を負う危険性が想定されるとき、および物的損害のみの発生が想定されるもの。
※1)ISO 4414:Pneumatic fluid power-General rules and safety requirements for systems and their components(MOD) ※2)JlS B 8370:空気圧システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項
●空気圧機器の適合性の決定は、空気圧システムの設計者または仕様を決定する人が判断してください。
●充分な知識と経験を持った人が取り扱ってください。
圧縮空気は取扱を誤ると危険です。空気圧機器を使用した機械・装置の組立や操作、メンテナンスなどは、
充分な知識と経験を持った人が行ってください。
●安全を確認するまでは、機械・装置の取扱い、機器の取外しを絶対に行わないでください。
1)機械・装置の点検や整備は、被駆動物体の落下防止や暴走防止などがなされていることを確認してから
行ってください。
2)機器を取外す時は、上述の安全装置が取られていることを確認し、システム内の圧縮空気を排気してか
ら行ってください。
3)機械・装置の再起動を行う場合は飛び出し防止の処置を確認してから行ってください。
●仕様に適合した環境でご使用ください。
原子カ・鉄道・航空・車輌・医療機器・飲料や食料に触れる機器・娯楽機器・緊急遮断装置・プレス安全
装置・ブレーキ回路・安全機器など人や財産に大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途や屋外で
使用される場合は当社にご連絡くださるようにお願い致します。
製品の保証期間は製品納入後1年とします。
当社は保証期間中に当社の責任において発生した製品故障について、無償で当該製品の修理又は代品の納入を
おこないます。
当該製品が組み込まれた装置類よりの取外し及び取付けに関する工事費などの付帯的費用その他ラインストッ
プによる機会損失については当社の負担範囲外とさせていただきます。
安全にご使用いただくために
空気圧シリンダに関する使用上の注意事項 設計に関する注意事項
選定に関する注意事項
空気圧源に関する注意事項
警告
警告
警告
空気圧シリンダは、機械摺動部のこじれなどがあると予想以
上の速度で飛び出すことがあります。スムースに機械が作動し、
人体や機械に損傷を与えないような設計を行ってください。
シリンダや被駆動物体が人体に危険を及ぼす恐れのある場合
は、保護カバーを取付けてください。
作動頻度が高い場合や振動の多いところに取付ける場合は、
シリンダの固定部や連結部がゆるまない確実な締結方法を行
ってください。
停電や動力源の故障の可能性を考慮した安全対策を施してく
ださい。
非常停止やシステムの異常時にシリンダの動きで人体および
機器・装置の損傷が起こらないような設計をしてください。
本カタログに記載の製品は、工業用圧縮空気システムにおい
てのみ使用されるように設計されています。
注意
注意
空気圧シリンダは、空気の圧縮性のため油圧のような正確な
中間停止精度を得ることはできません。
空気圧シリンダや空気圧バルブは漏れゼロを保証していませ
ん。シリンダやバルブからの漏れが問題となるような環境や
用途でのご使用は避けてください。
清浄な圧縮空気を使用してください。化学薬品や腐食性のガ
スを含む場合は、破損や作動不良の原因となります。
圧縮空気内の異物を除去するためエアフィルタを取付けてく
ださい。
圧縮空気内のドレンを除去するためアフタクーラ・エアドラ
イヤ・エアフィルタなどを設置してください。
使用環境に関する注意事項
注意
腐食性のある雰囲気では使用しないでください。シリンダの
材質についてはカタログを参照してください。
粉塵の多い場所や水滴・油滴のかかる場所では、ピストンロ
ッドにカバーをしてください。
取付に関する注意事項
注意
ロッドの軸心と移動方向は必ず一致させて連結してください。
一致していない場合は、ブシュ・ロッド表面やチューブ内面お
よびパッキンを摩耗や破損させる原因となります。
シリンダチューブやピストンロッド等に物をぶつけたりして
傷を付けないようにしてください。摺動部分の傷はパッキン
の摩耗の原因となります。
トラニオン金具やクレビス金具等の回転部分にはグリスを塗
布して焼き付きを防いでください。
回転レス形シリンダのピストンロッドには、既定値以上の回
転カを与えないでください。ピストンロッド先端のねじを使
用する場合は、必ずピストンロッドを固定して行ってください。
ジャバラが付いている場合は、ジャバラにねじりを与えない
ように取付けてください。
配管に関する注意事項
注意
配管前に管を清浄にしてください。
シールテープやシール材が管内に入らないよう注意してくだ
さい。
配管ねじの切粉やごみが管内に入らないよう注意してください。
安全にご使用いただくために
給油に関する注意事項
調整に関する注意事項
注意
注意
警告
シリンダに給油する場合は、タービン油1種(無添加)ISO
VG32を使用してください。マシン油やスピンドル油は使用
しないでください。
給油で使用した場合は、途中で給油を停止しないでください。
内部に封入されたグリスが給油された油により洗い流されて
いる場合があり、シリンダの作動不良を招くことがあります。
装置の立上げは供給圧カを低圧から徐々に上げて、装置が滑
らかに作動することを確認してください。
シリンダには必ずスピードコントローラを取付け、低速側か
ら徐々に設定速度へ調整してください。
空気圧クッション付のシリンダは出荷時に中間に調整されて
いますが、使用状況に応じてクッションニードルを低速側か
ら徐々に調整してください。空気圧クッションの能力以上の
エネルギがかかるとカバーとピストンの衝突が発生し、機器
や装置に損傷を与えることがあります。
保守点検に関する注意事項
注意
機器の取外しや分解を行う場合は、落下の防止や暴走処置な
どを行い、システム内の圧縮空気を排気して、安全を確認し
てから行ってください。
警告
設計・選定に関する注意事項
使用範囲以内で使用してください。仕様を越えた負荷電流・
電圧・温度・衝撃等での使用は、破壊や作動不良の原因とな
ります。
リレー・ソレノイド等の誘導負荷を接続する場合は、サージ
電圧が発生します。接点保護回路を設けてください。
スイッチ配線が長くなると突入電流でスイッチの接点を破損
する場合があります。接点保護回路を設けてください。
表示灯付スイッチを直列接続すると、表示灯の内部抵抗によ
り電圧降下を起こします。スイッチが作動しても負荷が作動
しない場合があります。
2線式無接点スイッチは、オフ時でも内部回路を作動させる
ため電流(漏れ電流)が、負荷に流れます。特に並列接続の
場合は、負荷の動作電流を確認してください。
スイッチはシリンダに内蔵されたマグネットで作動します。
接近させすぎると双方の磁カが干渉して誤動作する場合があ
ります。また、強磁場環境ではスイッチが誤動作することが
あります。使用しないでください。
高い信頼性が必要なインターロック回路に使用する場合は、
故障に備えて機械式の保護機能を設けるか、シリンダスイッ
チ以外のセンサを設けるなどの2重インターロック方式にし
てください。
空気圧システムのドレン抜きは定期的に行ってください。
定期的に空気圧機器の点検を行い、異常が見られる場合は、
対策が行われるまで使用しないでください。
注意
ストローク途中での検知は、負荷の応答性に注意してくださ
い。ピストン速度が速い場合、負荷が追従できない可能性が
あります。
保守点検スペースを考慮した設計にしてください。
スイッチに関する使用上の注意事項
安全にご使用いただくために
取付・調整に関する注意事項
注意
落としたり打ち当てたりしないでください。ケースが破損し
なくても内部が破損して誤動作する場合があります。
スイッチのリ一ド線を持ってシリンダを運ばないでください。
リード線の断線や内部への損傷を与える可能性があります。
スイッチの固定は締め付けトルクを守ってください。過大な
トルクはスイッチの破損を招く可能性があります。
スイッチは動作範囲の中央に設定してください。動作範囲の
端部で使用した場合、検出が不安定になる場合があります。
シリンダを隣接し、スイッチを接近して使用される場合は、
隣接のシリンダのマグネットを感知して誤作動する場合があ
ります。
使用環境に関する注意事項
危険
爆発性ガスの雰囲気では絶対に使用しないでください。スイ
ッチは防爆構造になっていません。爆発性ガスの雰囲気で使
用した場合は、爆発災害を引き起こす可能性もありますので、
絶対に使用しないでください。
保守点検に関する注意事項
警告
必要に応じてスイッチ取付ねじの増し締めを行ってください。
このとき取付位置を確認し、再調整してください。
リード線の損傷を確認してください。リード線の被覆に損傷
があると絶縁不良や断線の可能性があります。速やかにスイ
ッチあるいはリ一ド線の交換を行ってください。
警告
磁界が発生している場所では使用しないでください。スイッ
チの誤動作や、シリンダ内部の磁石の減磁の原因となります。
スイッチに常時水のかかるような環境下では使用しないでく
ださい。IEC規格IP67に適合していますが、常時水がかかる
場合は、絶縁不良が発生する場合があります。
切削油等の油分や薬品のかかるような環境下では使用しない
でください。
過大な衝撃のかかる環境では使用しないでください。有接点
スイッチの場合、接点が誤動作し瞬間的に信号がでる場合が
あります。
ノイズ発生源のあるところでは使用しないでください。無接
点スイッチの近くに大きなノイズを発生する装置機器(電磁
式リフタ・高周波誘導炉・モータ等)がある場合、スイッチ
内部回路素子の劣化や破損を招く恐れがありますので、発生
源のノイズ対策を考慮いただくとともにラインの混触にご注
意ください。
磁性体の推積や近接を避けてください。スイッチ周辺に切粉
や溶接スパッタが多量に付着すると、シリンダの磁力が奪わ
れスイッチが誤動作することがあります。
使用温度範囲内でも、急速な温度変化がかかる場合は、スイ
ッチ内部の部品に悪影響を与えることがあります。
配線に関する注意事項
警告
必ず負荷を接続してから電源を投入してください。負荷を接
続せずにスイッチを作動させると過電流が流れ、スイッチが
瞬時に破損します。
配線の絶縁性を確認してください。短絡があると過電流によ
りスイッチが破損する場合があります。
動力源や高圧線と同一配線の使用は避けてください。ノイズ
により誤動作する可能性があります。
注意
リード線に繰り返しの曲げや引張り力が加わらないようにし
てください。断線の原因になります。
誤配線に注意してください。2線式の場合、極性のあるもの
があります。
安全にご使用いただくために
スライドユニットTS2より高剛性、高精度に● ダブルピストン・ダブルロッド構造により、省スペース・高不回転精度を実現。
● 取付は、ボディ固定形とプレート固定形の2タイプを用意。
● 本体内蔵のショックアブソーバを標準装備。 両サイドプレートからのアブソーバ飛び出しがなくなりました。(標準タイプ)
● 調整ストッパにより、標準ストローク間の調整が容易。● シリンダ本体、搭載スイッチはRoHS2に対応。● CEマーキング対応のスイッチバリエーションも拡大し利便性もアップ。
シリンダ仕様
ショックアブソーバ仕様
形 式 記 号 TS2-※10 TS2-※16 TS2-※25 TS2-※32
種 類 標準形・スイッチセット
取 付 固 定 方 法 ボディ固定形・プレート固定形
シ リ ン ダ 内 径 (mm) φ10 φ16 φ25 φ32
標 準 ス ト ロ ー ク(mm) 25・50・75・100 25・50・75・100・125・150・175・200
使 用 流 体 空 気
給 油 不要(給油でも可)
使 用 圧 力 範 囲 0.15~1.0MPa 0.1~1.0MPa
耐 圧 力 1.5MPa
使 用 速 度 範 囲 30~300mm/s
使 用 温 度 範 囲 -10~+60℃(但し、凍結なきこと)
ストローク調整範囲(mm)
基本形 両側それぞれ-5mm
片側調整ストッパ ロングストッパ側-30mm、標準ストッパ側-5mm
両側調整ストッパ 両側それぞれ-17.5mm
注1)不 回 転 精 度(°) ±0.1 ±0.05 ±0.02
繰り返し頻度 30回/min
関連部品
ショックアブソーバ TS2-10-NCK TS2-16-NCK
調整ストッパ(標準) TS2-P-10 TS2-P-16 TS2-P-25 TS2-P-32
調整ストッパ(ロング) TS2-P2-10 TS2-P2-16 TS2-P2-25 TS2-P2-32注1)ストローク0mmで、ピストンロッドのたわみ量を除いた時の値です。
適応内径mm項目 φ10 φ16 φ25 φ32
形 式 記 号 TS2-10-NCK TS2-16-NCK
ス ト ロ ー ク(mm) 4.5 5.0 6.5 7.0
最 大 吸 収 エ ネ ル ギ(J) 0.25 0.65 2.4 4.5
スライドユニット TS2
標準ストローク製作範囲 単位:mm
種 類 取 付 固 定 方 法 シリンダ内径mm
ストローク
25 50 75 100 125 150 175 200
標 準 形スイッチセット
ボ デ ィ 固 定 形プレート固定形
φ10 ○ ○ ○ ○ - - - -
φ16 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
φ25 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
φ32 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
質量表(ボディ固定形/H) 単位:kg
内径(mm)ストローク スイッチ質量
1個あたり25 50 75 100 125 150 175 200
φ10 0.30(0.35) 0.37(0.42) 0.43(0.49) 0.49(0.55) - - - -コード1m:0.02
コード3m:0.05
φ16 0.53(0.56) 0.66(0.71) 0.78(0.84) 0.91(0.98) 1.04(1.12) 1.17(1.25) 1.30(1.39) 1.42(1.52)
φ25 1.00(1.04) 1.20(1.26) 1.41(1.47) 1.61(1.68) 1.81(1.89) 2.02(2.11) 2.22(2.32) 2.43(2.53)
φ32 1.65(1.69) 1.95(2.01) 2.25(2.31) 2.55(2.62) 2.85(2.93) 3.15(3.24) 3.45(3.55) 3.75(3.85)
●( )内数値は、スイッチ取付レールを含む
質量表(プレート固定形/P) 単位:kg
内径(mm)ストローク スイッチ質量
1個あたり25 50 75 100 125 150 175 200
φ10 0.30(0.33) 0.37(0.40) 0.43(0.46) 0.49(0.52) - - - -コード1m:0.02
コード3m:0.05
φ16 0.53(0.56) 0.66(0.69) 0.78(0.82) 0.91(0.95) 1.04(1.08) 1.17(1.21) 1.30(1.34) 1.42(1.47)
φ25 1.00(1.03) 1.20(1.23) 1.41(1.44) 1.61(1.65) 1.81(1.85) 2.02(2.06) 2.20(2.27) 2.43(2.47)
φ32 1.65(1.68) 1.95(1.98) 2.25(2.29) 2.55(2.59) 2.85(2.89) 3.15(3.19) 3.45(3.50) 3.75(3.80)●( )内数値は、スイッチ取付レールを含む
単位:mm商品体系構 造 機 種 φ10 φ16 φ25 φ32
スタンダード
標準形TS2
ボディ固定形
プレート固定形
ボディ固定形
プレート固定形
スイッチセットTS2R
計算式 シリンダ質量(Kg)=質量表(ストローク毎)+(スイッチ加算質量×スイッチ数量)
計算例 ボディ固定、内径φ25mm、シリンダストローク200mm、スイッチ(TOH)2個付 2.53+(0.02×2)=2.57kg
スライドユニットTS2スタンダード
●標準形
●スイッチセット
ボディ固定形
スイッチ記号
スイッチ数量(1、2)
注)●適合スイッチ記号については、スイッチ一覧表より ご選定ください。
●スイッチはシリンダ本体に組付けずに発送いたします。
シリンダ内径(mm)φ10・φ16・φ25・φ32
シリンダストローク(mm)
プレート固定形H
TS2 - -
取付固定方式❷
機種❶
シリンダ内径❸
ストローク❹
ストッパ種類❺
スイッチ記号❻
スイッチ数量❼
P S10 25
TS2 R - - -P 2S10 25 UA
P
基本形(ショックアブソーバ内蔵)片側調整ストッパ A側片側調整ストッパ B側両側調整ストッパ
SABC
スイッチセット発注時の注意●!
●ボディ固定形 ●プレート固定形
部品手配方法
例)TS2 - T -
例)TS2 - T -
例)
①取付金具一式+マグネットレール(スイッチレールを含む)
②取付金具一式(スイッチレールを含む)
③スイッチ単体
★
ショックアブソーバ単品手配形式★
25H 10- -
取付固定方式
シリンダ内径(mm)
シリンダストローク(mm)
25H 10- RAIL--
取付固定方式
スイッチ形式
シリンダ内径(mm)
1010:内径φ10用16:内径φ16・φ25・φ32用
シリンダストローク(mm)
TOH TS2 - NCK-
1)標準形からスイッチセットへ変更する場合。変更内容 スイッチ要 スイッチ不要
TS2-(H、P)→TS2R(H、P) ①+③ ①
※スイッチが不要の場合、後からスイッチのみ搭載可能です。
2)スイッチ用マグネットのみ装着されている場合。変更内容 スイッチ要 スイッチ不要
TS2R(H、P)→TS2R(H、P)スイッチなし→スイッチ付 ②+③ ②
※TS2R(H、P)の形式でスイッチを付けられなかった場合です。(マグネットのみ装着)
スライドユニット TS2
コード後方取出
●T※形スイッチコード上方取出
種類 スイッチ記号 負荷電圧範囲 負荷電流範囲 最大開閉容 量
保護回路 表示灯 結線方式 コード長さ 適合負荷
有
接
点
UA TOH
DC:12・24VAC110V
DC:5~50mAAC:7~20mA
DC:10WAC:10VA あり 発光ダイオード
(ON時赤色点灯)
0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード後方取出し
1m
小形リレープログラマブルコントローラ
UB TOH3 3m
UE TOV 0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード上方取出し
1m
UF TOV3 3m
無
接
点
UJ T2H
DC:10~30V 5~20mA
- あり 発光ダイオード(ON時赤色点灯)
0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード後方取出し
1m
プログラマブルコントローラ
UK T2H3 3m
UQ T2V 0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード上方取出し
1m
UR T2V3 3m
UN T3H
DC:10~28V 100mA以下
0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード後方取出し
1m
小形リレープログラマブルコントローラ
UP T3H3 3m
UU T3V 0.2mm2 2芯外径φ3.4mmコード上方取出し
1m
UV T3V3 3m
スイッチ一覧表
スイッチ取付可能最小ストローク 単位:mm
動作範囲と応差 単位:mm
内径 スイッチ1個取付 スイッチ2個取付
φ10
10 20φ16
φ25
φ32
ストッパにてストロークを調整した場合の最小ストロークです。
内径
有接点 無接点
T0形 T2・T3形
動作範囲 応差 動作範囲 応差
φ10
4.5~8 3以下 1.5~4 1.5以下φ16
φ25
φ32
CAD/DATATS2/TTS2R 内径 提供できます。
2-M5×0.8(ポート)
2
7
2020
50 42 26
裏面φ4H8深サ6
2×2-M4×0.7深サ8下穴φ3.4通シ
裏面M4×0.7深サ8
裏面φ4+0.05 0 深サ6
φ6
6617
5
UX1
28
4.510
4.5
28
1054+ストローク75+2×ストローク
5+ストローク
84+2×ストローク
4
17 45
12
54
5
UX2
4-下穴φ3.4通シφ6.5ザグリ径深サ3.3
裏面φ6.5 ザグリ径深サ3.33
4
8
12
16.2
12.1
35
スイッチレール
マグネットレール
2×2-M4×0.7通シ2-φ4H8深サ3
プレートB側プレートA側
1.7 2
19 21
●上図はスイッチセットの図です。
スライドユニット 単位:㎜TS2
ボディ固定形/内径φ10
●ストローク25、50、75、100
標準形 TS2 - H10 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R H10 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 32.7 32
UX2 32.7 32
CAD/DATATS2/TTS2R 内径 提供できます。
ボディ固定形/内径φ16
標準形 TS2 - H16 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R H16 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
2-M5×0.8(ポート)
0.5
11.5
17 17
●上図はスイッチセットの図です。
プレートB側プレートA側
5
2
2624
345868
142-φ6H8深サ4
2×2-M4×0.7通シ
2×2-M5×0.8深サ10 下穴φ4.3通シ裏面φ8ザグリ径深サ4.4
4-下穴φ4.3通シφ8ザグリ径深サ4.4裏面M5×0.8深サ10
φ10
12
16.2
14
15
48
6
60 7220
12.1
5
4
UX2UX1
8420
126
92+2×ストローク
9+ストローク80+2×ストローク6
12 50+ストローク
23
9
裏面6H8深サ6 裏面6+0.05 0 深サ6
7
23
スイッチレール
マグネットレール
単位:㎜ スライドユニット TS2
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 32.7 32
UX2 32.7 32
スライドユニット 単位:㎜TS2CAD/DATA
TS2/TTS2R 内径 提供できます。ボディ固定形/内径φ25
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
標準形 TS2 - H25 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R H25 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 32.7 32
UX2 32.7 32
2-Rc1/8(ポート)
2020
17
18
4288 76
816
2×4-M6×1通シ
2-φ6H8深サ62×2-M6×1深サ下穴φ5.2通シ裏面φ9.5ザグリ径深サ5.4
裏面6H8深サ6
4-下穴φ5.2通シφ9.5ザグリ径深サ5.4裏面M6×1深サ12
169+ストローク 62+ストローク96+2×ストローク112+2×ストローク
24
217
5
16.2
12.1
64
7
UX1
φ14
20104
89
35 35
20
6
12
9280
裏面6+0.05 0 深サ6
UX2
●上図はスイッチセットの図です。
プレートB側プレートA側
32 342.2
2
スイッチレール
マグネットレール
単位:㎜ スライドユニット TS2CAD/DATA
TS2/TTS2R 内径 提供できます。ボディ固定形/内径φ32
標準形 TS2 - H32 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R H32 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 32.7 32
UX2 32.7 32
2-Rc1/8(ポート)
25
910
25
102 58
21
プレートB側プレートA側
2-φ8H8深サ8
2×4:M6×1通シ
2×2-M8×1.25深サ16下穴φ6.9通シ裏面φ11ザグリ径深サ6.5
裏面8H8深サ8
4-下穴φ6.9通シφ11ザグリ径深サ6.5裏面M8×1.25深サ16
16.2
12.1
25
80 30
8
6
9
φ16
13438 122
12
10238
8
75+ストローク109+2×ストローク125+2×ストローク
9+ストローク168
35 35
9 168
UX1 UX2
裏面8+0.05 0 深サ8
●上図はスイッチセットの図です。
38 404
2
スイッチレール
マグネットレール
118
スライドユニット 単位:㎜TS2
12
CAD/DATATS2/TTS2R 内径 提供できます。
プレート固定形/内径φ10
●ストローク25、50、75、100
標準形 TS2 - P10 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R P10 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 32.7 32
UX2 13.3 14
50 42 26
2-4+0.018 0 深サ3
5
4H8深サ6
2-M5×0.8(ポート)
2×2-M4×0.7通シ裏面2-φ4H8深サ3
2×2-下穴3.4通シφ6.5ザグリ径深サ3.3裏面M4×0.7深サ8
160.6 4.4
φ6
17
(7)
(1.1)
35
(3.1)
544517
5+ストローク
UX2+ストローク
54+ストローク75+2×ストローク
84+2×ストローク
104.5
28
UX1
28
5 10
4
8
124.5
●上図はスイッチセットの図です。
プレートA側プレートB側
219
2
4-下穴φ3.4通シ裏面φ6.5 ザグリ径深サ3.3M4×0.7深サ8
スイッチレール
4+0.05 0 深サ6
単位:㎜ スライドユニット TS2CAD/DATA
TS2/TTS2R 内径 提供できます。プレート固定形/内径φ16
標準形 TS2 - P16 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R P16 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 38.7 38
UX2 19.3 20
68 58 34
2×2-M5×0.8(ポート)
2×4-M4×0.7通シ6H8深サ6
裏面2-φ6H8深サ4
2×2-下穴φ4.3通シφ8ザグリ径深サ4.4裏面M5×0.8深サ10
φ10
612 50+ストローク9+ストローク
612
2323
80+2×ストローク92+2×ストローク
20
7
9
726020
8.4
(7)
16
(1.1)
(3.1)5
48
1415
14
UX2+ストロークUX1
6+0.05 0 深サ6
●上図はスイッチセットの図です。
プレートA側プレートB側
1.6 24 26
2
2-6+0.018 0 深サ4
2-下穴φ4.3通シ裏面φ8ザグリ径深サ4.4M5×0.8深サ10
スイッチレール
スライドユニット 単位:㎜TS2CAD/DATA
TS2/TTS2R 内径 提供できます。プレート固定形/内径φ25
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
標準形 TS2 - P25 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R P25 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 42.7 42
UX2 23.3 24
18
4288 76
6H8深サ66+0.05 0 深サ6
2×2-Rc1/8(ポート)
2×4-M6×1通シ
裏面2-φ6H8深サ6
16
20
3535(1.5)
1662+ストローク9+ストローク
96+2×ストローク112+2×ストローク
(7)
12.4 16
24
21 7
64
UX2+ストロークUX1
7
φ14
89
8
928020
●上図はスイッチセットの図です。
プレートA側プレートB側
5.6 32 34
2
2-6+0.018 0 深サ5
4-下穴φ5.2通シ裏面φ9.5 ザグリ径深サ5.4M6×1深サ12
2×2-下穴φ5.2通シφ9.5ザグリ径深サ5.4裏面M6×1深サ12
スイッチレール
単位:㎜ スライドユニット TS2CAD/DATA
TS2/TTS2R 内径 提供できます。プレート固定形/内径φ32
標準形 TS2 - P32 - ストローク ストッパ種類スイッチセット TS2 R P32 - ストローク ストッパ種類 - スイッチ記号 - スイッチ数量
●ストローク25、50、75、100、125、150、175、200
寸法表
記号有接点 無接点
T0※ T2※、T3※
UX1 42.7 42
UX2 23.3 24
58102
212×4-M6×1通シ
(ポート)
8H8深サ8
裏面2-8H8深サ8
80
25
30
6
1615.4
(9)
9
φ16
38
UX2+ストロークUX1
38 102 122
35
75+ストローク109+2×ストローク
125+2×ストローク
9+ストローク16
8
35
9 16
8
(1.5)
2×2-Rc1/8
●上図はスイッチセットの図です。
プレートA側プレートB側 2
38 40
8.6
2-8+0.018 0 深サ8
4-下穴φ6.9通シ裏面φ11ザグリ径深サ6.5M8×1.25深サ16
2×2-下穴6.9通シφ11ザグリ径深サ6.5裏面M8×1.25
スイッチレール
118
8+0.05 0 深サ8
●上図はボディ固定形の図です。
L
スライドユニット 単位:㎜TS2
L25
BA
調整ストッパ
●片側調整ストッパⒶ側 TS2 - 取付固定方式 内径 - ストローク A●片側調整ストッパⒷ側 TS2 - 取付固定方式 内径 - ストローク B
●両側調整ストッパ TS2 - 取付固定方式 内径 - ストローク C
寸法表記号
ストローク内径
L
25 50 75 100 125 150 175 200
φ10 159 209 259 309 - - - -
φ16 167 217 267 317 367 417 467 517
φ25 187 237 287 337 387 437 487 537
φ32 200 250 300 350 400 450 500 550
12.5 12.5
単位:㎜ スライドユニット TS2
A
BC
HD
GE
F
●調整ストッパ単体
寸法表内径 タイプ 部品形式 A B C D E F G H 質量(g)
φ10
標準 TS2-P-10
M14×1 φ14 φ10 4 4
14.5
6 8
12
片側 TS2-P1-10 39.5 38
両側 TS2-P2-10 27 25
φ16
標準 TS2-P-16
M14×1 φ14 φ10 8 4
17
6 -
12
片側 TS2-P1-16 42 38
両側 TS2-P2-16 29.5 25
φ25
標準 TS2-P-25
M14×1 φ14 φ10 6.5 4
21
6 -
17
片側 TS2-P1-25 46 44
両側 TS2-P2-25 33.5 30
φ32
標準 TS2-P-32
M16×1 φ16 φ10 5.5 4
21
8 -
22
片側 TS2-P1-32 46 58
両側 TS2-P2-32 33.5 40
取扱要領使用上の注意点 移動・取付け ● 移動時や取付け時にピストンロッドの摺動部には傷、打こん等をつけないように注意してください。パッキン類の損傷やエア漏れの原因となります。● ボディ取付面及び両側のプレート取付面には平面度を阻害するような傷、打こん等をつけないように注意してください。● ボディ取付の際、ピストンロッドにねじれ、曲がりが発生すると作動抵抗が異常に高くなったり、軸受部が早期に摩耗し、精度不良やエア漏れの原因となりますので十分注意してください。 配 管 ● 配管時、管内のゴミや異物の混入には十分注意してください。清浄な空気でパイプや継手を十分フラッシングしてから接続してください。● エアフィルタを必ず配管途中に設置して、スライドユニット内にゴミ・水分・異物が入らないように注意してください。 給 油 ● 無給油で使用可能ですが、給油する場合には、潤滑油JIS K2213 -1種(無添加タービン油ISO VG32)相当品をご使用ください。(マシン油、スピンドル油は不可) 清 掃 ● ピストンロッドの汚れのひどい場合は、定期的に清掃してください。
本体の取付けについてスライドユニットの取付方法には、上面からの取付と下面からの取付の2通りの取付方法が可能です。 ボディ固定形
プレート固定形
● 取付けには、次表のサイズのボルトを使用してください。 なお、上面からの取付ボルトは六角穴付ボルトを使用してください。
形式 六角穴付ボルトサイズ 数量
TS2-※10 M3×22ℓ 4
TS2-※16 M4×30ℓ 4
TS2-※25 M5×35ℓ 4
TS2-※32 M6×40ℓ 4
ストローク調整について● ストローク調整の際は、固定止ねじをゆるめた後ストッパボルトを回して調整してください。調整後は、固定止ねじを締付けてください。 〔固定止めねじ推奨締付トルク:1.4N・m〕● ストッパの調整値は次表によります。● ストロークを長くしてのご使用は作動不良の原因となりますので行わないでください。 標準ストッパはエンドプレート外側より出ないようにしてください。 片側調整ストッパA、B、両側調整ストッパCの場合は、出荷時出寸法より外側へ出さないでください。
ストッパ種類 ストローク調整寸法 出荷時出寸法(Y)
S標準ストッパ 両側:-5mm 0mm
A片側調整ストッパ A側:-30mm B側:-5mm 調整側:25mm標準側:0mmB片側調整ストッパ A側:-5mm B側:-30mm
C両側調整ストッパ 両側:-17.5mm 12.5mm
● ショックアブソーバは、消耗品として取扱いください。エネルギ吸収能力の低下などがみられる場合は、ショックアブソーバを交換ください。
配管ポート位置と作動方向 ボディ固定形
プレート固定形
F
E
A
B
CD
※ 使用しない配管ポートはプラグして使用してください。
ポート位置とプレート作動方向との関係は、下表の通りです。
ポート C D
プレート作動方向 左 右
F
E
A
B
C D
M4 M5
ポート位置とボディ作動方向との関係は、下表の通りです。
●ポートアダプタ
ポート A B E F
ボディ動作方向 左 右 右 左※ 使用しない配管ポートはプラグして使用してください。
また、TS2-H10を使用される場合は、ポートにポートアダプタを使用ください。
〔推奨締付トルク:1.0~1.4N・m〕
スライドユニットTS2
取付ボルト
上面からの取付取付ボルト
下面からの取付
取付ボルト
上面からの取付取付ボルト
下面からの取付
セットシュー
ストッパボルトはこの面より出ない様にしてください。(標準ストッパ)
-5mm(標準ストッパ)
Y
固定止めねじ
スイッチ検出位置の設定方法1.スイッチの取付ビスをゆるめて、スイッチレール内に挿入してください。
2.スイッチを任意の検出位置までスライドさせてください。動作範囲の中央に取付けると最も安定して検出できます。
3.シリンダストローク端検出の場合は、UX寸法(最適設定位置)へ取付けてください。(外形寸法図を参照ください。)
4.検出位置へスライド後、取付ビスを締付けてください。 〔締付トルク:約0. 1~0. 2N・m〕注)締付トルクが適正でない場合、スイッチの位置ずれやスイッチ本体の破損を招く場合があります。
ボディ固定形 ●ボディ本体にスイッチレールが取付けられています。 両側プレート間にマグネットレールが取付られていますので、このレール内のマグネットを検知してスイッチ検知されます。 (スイッチレール、マグネットレール2本構成)
プレート固定形 ●両側プレート間にスイッチレールが取付けられています。 マグネットはボディ本体に内蔵されていますので、このマグネットを検知してスイッチ検知されます。 (スイッチレール1本構成)
スイッチ
スイッチレールマグネットレール
スイッチ
スイッチレール
スライドユニット TS2
W
W 振れ量
集中荷重によるピストンロッドのたわみ量 ボディ固定形 プレート中心に集中荷重を加えた場合。
形式スト ローク
荷重 N
たわみ量(mm)
25 50 75 100 125 150 175 200
TS2-H10 7 0.04 0.10 0.18 0.27 - - - -
TS2-H16 20 0.03 0.07 0.12 0.20 0.28 0.37 0.48 0.60
TS2-H25 35 0.02 0.04 0.08 0.13 0.17 0.24 0.32 0.41
TS2-H32 50 0.01 0.03 0.06 0.10 0.14 0.21 0.29 0.38
プレート固定形 ボディ中心に集中荷重を加えた場合。
形式スト ローク
荷重 N
たわみ量(mm)
75 100 125 150 175 200
TS2-P10 15 0.05 0.10 - - - -
TS2-P16 40 0.02 0.05 0.09 0.16 0.25 0.38
TS2-P25 70 0.01 0.03 0.06 0.10 0.16 0.24
TS2-P32 100 0.005 0.02 0.04 0.07 0.11 0.15
許容荷重について1.垂直荷重の場合 ボディ固定形
プレート固定形
内径ボディ固定形
プレート固定形片持ち時 両持ち時
φ10 6.9 14.7
φ16 19.6 39.2
φ25 34.3 68.6
φ32 49.0 98.0
2.オーバーハング荷重が加わる場合 下記の荷重計算に従いシリンダ内径を選定してください。 但し、オーバーハング荷重(W)は、垂直荷重値以下としてください。またオーバーハング量(L)は100mm以下にしてください。
3.許容荷重算出に必要な条件など W=荷重(N) L=オーバーハング量(mm) V=使用速度(mm/s) S=ストローク(mm) F=軸受1個当りに加わる最大荷重(N) W1=エンドプレート質量(kg) W2=シリンダ本体質量(kg) L1=エンドプレートから本体までの長さ(mm) L2=シリンダ本体長さ(mm) L3=ロッド中心からシリンダ本体までの長さ(mm) L4=ロッド間ピッチ(mm)
内径 L1 L2 L3 L4 W1 W2
φ10 69+2・S 54+S 9 26 0.099+7×10-4・S 0.174+2×10-3・S
φ16 71+2・S 50+S 12 34 0.199+21×10-4・S 0.334+3.2×10-3・S
φ25 87+2・S 62+S 16 42 0.456+36×10-4・S 0.6+4.7×10-3・S
φ32 100+2・S 75+S 19 58 0.636+47×10-4・S 0.92+7×10-3・S
資 料
W
W●片持ち時
W●両持ち時
W
L1L2
L3
W2 W1
L4
スライドユニットTS2
取付姿勢のパターン例
4.許容荷重の算出「取付姿勢のパターン例」に従いFの値を計算し、次式で求めたFkの値が右表の許容値以下になるようにしてください。
Fk=F×KFk:使用速度荷重(N)K:速度係数
使用速度荷重(Fk)の許容値内径 Fkの許容値(N)
φ10 21.6
φ16 75.5
φ25 103.0
φ32 157.0
速度係数使用速度(mm/s) K
30≦V<100 1.0
100≦V<200 1.1
200≦V<300 1.2
スライドユニット TS2
ボディ固定形(片持ち) ボディ固定形(両持ち) プレート固定形
縦方向にオーバーハング荷重が加わる
垂直取付
軸受1個当りの最大荷重(N) F= ・W F= ・W F= ・W
ストロークの垂直方向にオーバーハング荷重が加わる
水平取付
水平側面取付
軸受1個当りの最大荷重(N)
F=( + )W+ F= ( ・W)2+( ・W+ )2
F= ・W+ F= ( ・W)2+( )2
F= ・W+ F= ( ・W)2+( )2
横方向にオーバーハング荷重が加わる
垂直取付
軸受1個当りの最大荷重(N) F= ・W F= ・W F= ・W
ストローク方向にオーバーハング荷重が加わる
水平取付
水平側面取付
軸受1個当りの最大荷重(N) F= ・W+ F= ・W+
L3 L
L2
F
W W
L2L2
L+L32・L2
L+L32・L2
○1
○2
○1
○2
L L4
WW
LF F(W1+W3)
L4FW
W
(W1+W3)
○1
○2
L L4
WW
LF
WW
L4 F
FW2
W2
○1 L + L42・L4
L12L2
W14
○2 L2・L4
L12L2
W14
○1 L+L42・L4
W1+W34
W3:サブプレート質量(kg)
○2 L2・L4
W1+W34
○1 L + L42・L4
W1+W24
○2 L2・L4
W24
L L4
W W
L1
L2F
L L4
L2
F
WW
L L4
L2FWW
L+L4L2
L+L4L2
L+L4L2
WW
LL1L2
LL1W1 FFF
WW
F
F
L2
W1
F
F
FF
W
WLL2W
W2 FF
W2
LL2
F
W
L+L12・L2
W14
L+L22・L2
W24
W
L2
L
F
WL1
L3 L
L2F
WW
○1
○2
L1 L4L
W W
LF W1L1FW1
L2
L2WW
FW1
L4F
ボディ固定形(片持ち) ボディ固定形(両持ち) プレート固定形
シリンダ中心に荷重が加わる
水平取付
必 要 推 力 f=μ(W+W1) f=μ(W+W1+W3) f=μ(W+W2)
縦方向にオーバーハング荷重が加わる
垂直取付
必 要 推 力 f= ・W+W+W1 f= ・W+W+W1+W3 f= ・W+W+W2
ストロークの垂直方向にオーバーハング荷重が加わる
水平取付
水平側面取付
必 要 推 力 f=μ{( + )・W+W+W1}f=μ・ ( ・W)2+( ・W+W+W1)2
f=μ・( ・W+W+W1+W3)f=μ・ ( ・W)2+(W+W1+W3)2
f=μ( ・W+W+W2)f=μ・ ( ・W)2+(W+W2)2
横方向にオーバーハング荷重が加わる
垂直取付
必 要 推 力 f= ・W+W+W1 f= ・W+W+W1+W4 f= ・W+W+W2
ストローク方向にオーバーハング荷重が加わる
水平取付
水平側面取付
注)W3:サブプレート質量(kg)
必 要 推 力 f=μ{ ・W+W+W1} f=μ( ・W+W+W2)
W
W1
(W1+W3)
W
W2
W
W1 W W
L2
L
LL5
L2
WW
(W1+W3)
L5 L
WWW2
L2
2μ・LL2
2μ・(L+L5)L2
2μ・(L+L5)L2
○1
○2
○1
○2
L L1L1L2
W1
WW
LL1W1
W W
W1
L4
L2
○1
○2
WW
L L4
(W1+W3)
(W1+W3)
L4W
W
L
○1
○2
W2
W W
L L4
W2
WW
L
L4
○1 2・L+L4L4
2・L+L2L2
○2○1 2・L+L4
L4
○2 2・LL4
○1 2・L+L4L4
○2 2・LL4
W
WW1
L L4
L2
L L4
(W1+W3)
W W L2
W W W1
L2
L L4
μ(2・L+L4)L2
μ(2・L+L4)L2
μ(2・L+L4)L2
LL1L2 WW
L1L2
L
WW
W1
W1
2(L+L1)ー L2L2
2・L+L2L2
F :必要推力 Nμ:摩擦係数 0.3残りの項目及び寸法は「許容荷重の判定」を参考にしてください。
負荷率の算出について負荷の大きさ、方向、取付姿勢によって、下表を参考に必要推力を計算してください。
資 料
2・L1ーL2L2
2・LL4
W
LL2
WW
W2
W
W2
LL2
スライドユニットTS2
負荷率の算出2. 1で算出した必要推力と、理論推力表及び推力効率表から、負荷率を計算してください。
(負荷率は50%以下になる様にしてください。)
理論推力表 単位:N
内径使用圧力(MPa)
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9
φ10 10 20 29 39 49 59 69 78 88
φ16 25 48 73 96 121 145 169 193 217
φ25 66 132 198 265 330 396 463 528 594
φ32 119 236 355 474 591 710 828 846 1065
運動エネルギの計算● 負荷質量(W)と速度(V)から運動エネルギを計算し、下表の許容値以下になるようにしてください。
許容エネルギ値を越える時は必ず、許容エネルギ内におさまるようシリンダサイズを上げるかまたは、外部に緩衝装置を考慮してください。 なお、ここで言う速度の値とは水平速度ではなく、クッション突入時の速度ですから式(1)からクッション突入速度を計算してください。
許容吸収エネルギ表内径 許容吸収エネルギ(J)
φ10 0.25
φ16 0.65
φ25 2.4
φ32 4.5
ショックアブソーバストローク表内径 ストローク(mm)
φ10 4.5
φ16 5.0
φ25 6.5
φ32 7.0
ω:負荷率(%)f :必要推力(N)A:理論推力(N)a :推力効率(%)B:実効推力(N)
ω = × 100 ≦ 50fB
B = ・Aa100
推力効率
50
100
推力効率(%)
1.00.90.80.70.60.50.40.30.20 0.10
供給圧力(MPa)
TS2-25
TS2-10
TS2-16
TS2-32
E :運動エネルギ(J)m :質量(kg)V :クッション突入速度(m/s)f :推力(N)S1 :ショックアブソーバストローク(m)Va :平均速度(m/s)S2 :シリンダストローク(m)t :移動時間(s)ω :負荷率(%)
V = Va ×(1+1.5 ) ①
Va =
E = mV2 + f S112
S2t
ω100
スライドユニット TS2
スライドユニット
TS2 内部構造図/パッキンリスト
17
16 15
1615 1413121918 113 54 72 101 8 96
●内径φ25、φ32 ボディ固定形の場合
●内径φ10
TS2内部構造図/パッキンリスト
部品表
No. 名 称 材 質 数量
❶ エンドプレート(A) アルミニウム合金 1
❷ ピストンロッド 機械構造用炭素鋼 2
❸ ショックアブソーバ ̶ 2
❹ 穴用C形止め輪 炭素工具鋼 4
❼ ロッドメタル アルミニウム合金 4
❾ ピストン アルミニウム合金 2
10 シリンダ本体 アルミニウム合金 1
11 ストッパ みがき棒鋼 2
12 割りリング 炭素工具鋼 4
13 エンドプレート(B) アルミニウム合金 1
15 六角穴付止めねじ 合金鋼 2
16 セットシュー アルミニウム合金 2
17 六角穴付止めねじ 合金鋼 2
18 磁石 ̶ TS2RPのみ1
19 六角穴付止めねじ ステンレス鋼 TS2RPのみ1
パッキンリスト/TS2
No. 部品名 材 質 数量部品形式
φ10 φ16 φ25 φ32
❺ ロッドパッキン ニトリルゴム 4 PDU-6 PDU-10Z PDU-14Z PDU-16Z
❻ ロッドメタルガスケット ニトリルゴム 4 AS568-012 AS568-016 AS568-020 AS568-026
❽ ピストンパッキン ニトリルゴム 4 MYP-10 MYP-16 PSD -25 PSD-32
14 六角穴付止めねじ 合金鋼 4 M4*8接着剤付 M4*8接着剤付 M5*10接着剤付 M6*10接着剤付
セット
パッキン
スライドユニット - 1セット TS2/PKS-010 TS2/PKS-016 TS2/PKS-025 TS2/PKS-032
●パッキン呼び形式は変更する場合があります。
記載内容は予告なしに変更させて頂く場合がありますのでご了承ください。PRINTED IN JAPAN
CAT. No. A01702・TS2・1版・2(K)
2017年5月
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