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Trend Micro Deep Security 7.5 性能検証報告書
DeepPacketInspection機能編
トレンドマイクロ株式会社
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本書に記載されている各社の社名、製品名、およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
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目次 •概要
•検証環境
•検証結果
•まとめ
•添付資料 -Deep Securityとは
-富士通ソフトウェアテクノロジーズ Deep Securityの構築サービスご紹介 ※以降に表記されている主な製品、機能名称
・Trend Micro Deep Security(Deep Securityと表記)
・Deep Security Virtual Appliance(Virtual Applianceと表記)
・Deep Security Argent(DS Argentと表記)
・Deep Security Manager(DS Managerと表記)
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概要
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本書の目的
Deep Securityの導入をご検討頂くにあたり、基本
性能の検証ならびにサーバサイジング等の検証を
実施する
本書ではDeep Packet Inspection(※以降DPIと表記)機能について
検証する。
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検証モデル
商談事例のうち要件が多い運用パターンを、検証モデルとして設定した。
モデル①:WEBアプリの脆弱性対策
業務システムなどで、数百人のユーザーが
同時にアクセスするWEBシステム
モデル②:ファイルサーバの脆弱性対策
大容量のファイルをバッチ処理(転送)
を行う基幹システム
これらの検証モデルでは、既存の物理サーバへセキュリティ対策を追加する商談が
多いため、物理サーバ環境で検証する。
検証モデル
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検証内容
検証内容
検証モデルに対する検証機能、検証手段は下記とする。
各モデルにおいて下記項目を検証することで、DS導入時の性能面での影響範囲を検証する。
・レスポンスタイム差異
・使用リソースの変化
検証機能 検証手段
モデル① DPI HTTPアクセス
モデル② FTPアクセス
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検証環境
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検証環境構成
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※DS Manager : PRIMERGY RX200 S5 その他 : PRIMERGY RX300 S5
上記サーバにて検証しております。
DS Agent WindowsServer 2008 R2 PRIMERGY RX300 S5
Deep Security Agent RedHat EnterpriseLinux 6.1
PRIMERGY RX300 S5
Apache JMeter™
測定用クライアント
HTTPアクセス
FTPアクセス
Deep Security Manager
PRIMERGY RX200 S5
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検証環境詳細
マシン名 基本ソフトウェア CPU メモリ 導入ミドル、アプリ
DS Manager Windows Server 2008 (x64)
Xeon X5570 2.93GHzx2 4GB Microsoft SQL Server 2008 Evaluation
TrendMicro Deep Security Manager 7.5 SP3
物理1 Windows Server 2008 (x64)
Xeon X5540 2.53GHzx2 4GB TrendMicro Deep Security Agent 7.5 SP3
物理2 Redhat Enterprise Linux 6.1
Xeon X5540 2.53GHzx2 4GB TrendMicro Deep Security Agent 7.5 SP3
DS Manager : PRIMERGY RX200 S5 その他 : PRIMERGY RX300 S5
物理サーバ
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測定内容
HTTPアクセスにおけるDPI機能の性能(モデル①)
・Webシステムに対する複数クライアントによる同時多重アクセス時の、DPI機能の
導入影響を確認する。
FTPアクセスにおけるDPI機能の性能(モデル②)
・FTPサーバに対する大容量ファイル転送時の、DPI機能の導入影響を確認する。
上記について、以下の条件で確認する。
・Deep Security未導入
・Deep Security導入: DPI機能無効(メンテ時を想定)
・Deep Security導入: DPI機能有効
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測定パターン
測定パターン一覧
測定パターン Agent導入/未導入 機能有効/無効 アクセス数
クライアント数 クライアント毎の アクセス回数
HTTPアクセス
導入 有効(※) 1,10,20,50 100,200
500
無効
未導入 -
FTPアクセス 導入 有効(※) 1
無効
未導入 -
※適用ルールは製品インストール時に提供されるセキュリティプロファイルを使用
・Windows: Windows Server 2008 (ルール数:148件)
・Linux: Linux Server (ルール数:87件)
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測定方法
使用ツール(HTTPアクセス)
・Apache JMeter 2.5.1
- KeepAlive:無効
- 応答データサイズ:400KB(409,600byte)
・Windowsパフォーマンスモニタ
- サンプル間隔:1秒
- 採取対象データ
・vmstatコマンド
- サンプル間隔:1秒
測定対象 オブジェクト カウンタ インスタンス
CPU使用率 Processor Information % Processor Time _Total
メモリ使用量(物理メモリ)
Memory Available KBytes -
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測定方法
使用ツール(FTPアクセス)
・FTPコマンド
- 転送データサイズ:1GB(1,073,741,824byte)
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検証結果
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HTTPアクセス(傾向と結果)
傾向
結果
DPI機能を有効にすることによる影響は、処理性能、使用リソース共に軽微である。
・処理性能
・使用リソース
未インストール時とDPI有効時を比較すると、Windows、LinuxいずれにおいてもDPI有効
時の全体レスポンスやスループットへの影響は2%前後である。 (測定データ1,5参照)
CPU使用率:
未インストール時とDPI有効時を比較すると、最大CPU使用率の差は最大で10%前後
である(測定データ3,7参照)。
メモリ使用量:
処理数に応じてメモリ使用量が増加するが、未インストール時とDPI有効時の最大メモリ
使用量の差異は35MB前後である。 (測定データ4,8参照)
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HTTPアクセス(測定データ)
測定データ1: Apache Jmeter™に設定したスレッド多重度ごとの全体レスポンス時間
とスループット
測定データ2: 動作中のレスポンスタイムの変化
測定データ3: CPU使用率
測定データ4: メモリ使用量
測定データ1~4 (Windows)
測定データ5~8 (Linux)
HTTPアクセスの測定データを次頁より示す。
測定データ5: Apache Jmeter™に設定したスレッド多重度ごとの全体レスポンス
時間とスループット
測定データ6: 動作中のレスポンスタイムの変化
測定データ7: CPU使用率
測定データ8: メモリ使用量
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HTTPアクセス(測定データ1)
HTTPリクエストの全体レスポンスタイム・スループット (Apache Jmeter™による計測値)
Windows(IIS7):スループット(単位:Req/sec)
Windows(IIS7):全体レスポンスタイム(単位:秒) ・DPI有効時 (Windows:148ルール)
・DPI無効時 (Windows:0ルール)
・未インストール時 (Windows)
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:02.752 181.7
10 500 00:00:17.709 282.2
20 500 00:00:34.693 288.2
50 500 00:01:26.614 288.6
100 500 00:02:54.970 285.7
200 500 00:06:00.344 277.5
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:02.752 181.7
10 500 00:00:17.300 289.0
20 500 00:00:34.555 289.4
50 500 00:01:26.626 288.6
100 500 00:02:54.764 286.1
200 500 00:05:57.949 279.4
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:02.951 169.4
10 500 00:00:17.282 289.2
20 500 00:00:34.555 288.2
50 500 00:01:26.588 287.3
100 500 00:02:54.425 280.1
200 500 00:05:57.011 257.7
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HTTPアクセス(測定データ2)
Windows : レスポンスタイム(msec) スレッド数:1 スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
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HTTPアクセス(測定データ3)
Windows : CPU使用率(%)
スレッド数:1
最大CPU使用率(%)
スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
スレッド数 未インストール DPI無効 DPI有効
1 2.73 3.32 5.86
10 4.10 6.45 13.67
20 3.91 7.42 17.38
50 8.79 18.36 17.19
100 4.10 12.11 23.65
200 8.01 7.81 18.75
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HTTPアクセス(測定データ4)
Windows : メモリ使用量(Kbyte)
スレッド数:1
最大メモリ使用量(Kbyte)
スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
スレッド数 未インストール DPI無効 DPI有効
1 1,280 2,072 2,516
10 4,280 4,468 3,736
20 3,612 3,564 3,792
50 4,820 4,864 4,344
100 4,440 4,104 3,404
200 2,336 4,020 5,372
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HTTPアクセス(測定データ5)
Linux(Apache2.2.15):スループット(単位:Req/sec)
Linux(Apache2.2.15):全体レスポンスタイム(単位:秒) ・DPI有効時 (Linux:87ルール)
・DPI無効時 (Linux:0ルール)
・未インストール時 (Linux)
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:08.457 59.1
10 500 00:00:20.406 245.0
20 500 00:00:35.532 281.4
50 500 00:01:28.096 283.8
100 500 00:02:59.687 278.3
200 500 00:06:35.779 252.7
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:03.562 140.4
10 500 00:00:17.384 287.6
20 500 00:00:34.797 287.4
50 500 00:01:27.747 284.9
100 500 00:02:58.035 280.8
200 500 00:06:33.731 254.0
スレッド数 ループ回数 所要時間(分秒) スループット [Req./sec]
1 500 00:00:03.548 140.9
10 500 00:00:17.477 286.1
20 500 00:00:34.682 288.2
50 500 00:01:27.019 287.3
100 500 00:02:58.481 280.1
HTTPリクエストの全体レスポンスタイム・スループット (Apache Jmeter™による計測値)
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HTTPアクセス(測定データ6)
Linux : レスポンスタイム(msec) スレッド数:1 スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
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HTTPアクセス(測定データ7)
Linux : CPU使用率(%)
スレッド数:1
最大CPU使用率(%)
スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
スレッド数 未インストール DPI無効 DPI有効
1 1.00 1.00 7.00
10 3.00 3.00 32.00
20 3.00 18.00 78.00
50 2.00 26.00 19.00
100 32.00 40.00 82.00
200 42.00 52.00 54.00
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HTTPアクセス(測定データ8)
Linux : メモリ使用量(Kbyte)
スレッド数:1
最大メモリ使用量(Kbyte)
スレッド数:10 スレッド数:20
スレッド数:50 スレッド数:100 スレッド数:200
スレッド数 未インストール DPI無効 DPI有効
1 1,116 4,228 2,872
10 7,994 12,148 21,528
20 16,988 24,676 40,540
50 45,392 55,332 68,096
100 78,644 86,472 112,708
200 134,616 144,696 166,824
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FTPアクセス(傾向と結果)
傾向
結果
・処理性能
・使用リソース
未インストール時とDPI有効時を比較すると、Windowsの場合は37%前後レスポンス時
間の増加がみられる。Linuxでは3%の増加にとどまる(測定データ1,3参照)。
・CPU使用率:
未インストール時とDPI有効時を比較すると、最大CPU使用率の差は最大で1%以内
である(測定データ2,4参照)。
・メモリ使用量:
未インストール時とDPI有効時の最大メモリ使用量の差異は1MB前後である。
(測定データ2,4参照)
DPI機能を有効にすることによる影響は、処理性能、使用リソース共に軽微である。
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FTPアクセス(測定データ)
測定データ1~2 (Windows)
測定データ3~4 (Linux)
前頁の検証結果の元となるデータを次頁より示す。
測定データ1: FTPレスポンスタイム、スループット
測定データ2: CPU使用率、メモリ使用量
測定データ3: FTPレスポンスタイム、スループット
測定データ4: CPU使用率、メモリ使用量
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FTPアクセス(測定データ1)
FTPレスポンスタイム・スループット
Windows:スループット(単位:Kbyte/sec)
Windows:レスポンスタイム(単位:秒)
未インストール DPI無効 DPI有効
9.49 11.21 12.99
未インストール DPI無効 DPI有効
113,081 95,780 83,132
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FTPアクセス(測定データ2)
未インストール DPI無効 DPI有効
21.42 21.60 21.58
未インストール DPI無効 DPI有効
12.31 12.41 14.67
FTP時 リソース使用量
Windows: FTP転送中 最大CPU使用率(単位:%)
Windows: FTP転送中 平均CPU使用率(単位:%)
Windows: FTP転送中 最大メモリ使用量(単位:Kbyte)
未インストール DPI無効 DPI有効
767,802 716,202 662,802
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FTPアクセス(測定データ3)
Linux:スループット(単位:Kbyte/sec)
Linux:レスポンスタイム(単位:秒)
未インストール DPI無効 DPI有効
11.3 11.3 11.6
未インストール DPI無効 DPI有効
94,919 94,993 92,734
FTPレスポンスタイム・スループット
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FTPアクセス(測定データ4)
未インストール DPI無効 DPI有効
32.41 32.42 32.55
未インストール DPI無効 DPI有効
19.57 19.73 22.27
FTP時 リソース使用量
Linux: FTP転送中 最大CPU使用率(単位:%)
Linux: FTP転送中 平均CPU使用率(単位:%)
Linux: FTP転送中 最大メモリ使用量(単位:Kbyte)
未インストール DPI無効 DPI有効
40,020 40,108 41,082
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まとめ
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まとめ
今回の測定では、業務システムの処理を除いた状態で計測しております。
この結果より、レスポンスタイム・スループットについては、いずれの検証モデ
ルにおいてもDPI機能の導入によるシステム全体への大きな影響は無いと考
えられます。
CPU使用率・メモリ使用量などのリソースは、導入による一定量の増加が確認
できますが、 Deep Securityが要求するシステム要件内に収まっております。
そのため、 Deep Securityのご導入をご検討いただく際は、業務システムが
求めるリソースにDeep Securityが要求するリソースを加味することで最適な
サイジングが可能となります。
現在のサーバが抱えているセキュリティ課題を仮想・クラウド・物理環境にまた
がって、トータルに解決する統合型サーバセキュリティソリューションです。
今回の検証結果に基づき、 PRIMERGYへのDeep Securityのご導入にあたって
は、今回の検証結果をご参考にしていただきたく存じます。
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添付資料 Deep Security とは
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IPS/IDS Webアプリケーション保護
ファイアウォール
セキュリティ ログ監視
ウイルス対策
OSやアプリケーションの 脆弱性を保護
SQLインジェクションやXSS等の 攻撃からWebアプリを保護
DoS攻撃など不正な通信を防御
ファイルやレジストリ等の変更 を監視
OSやミドルウェアのセキュリティイベントを集中監視
ウイルスをリアルタイム検索、 スケジュール検索
エージェント型による保護+VMWareを活用したエージェントレス保護
5つの保護モジュール
変更監視
Deep Securityとは サーバとアプリケーションを保護
Deep Securityが一貫したセキュリティ対策をご提供
物理/仮想/クラウド 環境を問わず 可能なサーバセキュリティ
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公的DB 登録
Deep Security 仮想パッチ リリース
各ベンダー正規 パッチリリース
仮想パッチ適用 正規パッチ適用 仮想パッチ解除
脆弱性 発覚!
慌てず、安心して検証作業可能!
Time line
当てるべき仮想パッチの自動選定(推奨スキャン機能) Deep Securityの推奨スキャン機能を利用すると、対象のホストのOSやミドルウェアをチェックし、必要となる シグネチャー (仮想パッチ)を自動的に選定・適用します。
仮想パッチ利用によりサーバ管理者の作業負荷軽減 仮想パッチとは、ソフトウェアの脆弱性に対応するソフトウェアベンダーが提供する本来のパッチとセキュリティ的に同等のソリューションを提供するシグネチャを呼ぶ。本来のパッチはソフトウェアそのものに適用するため、予期せぬ障害が発生する可能性があるが、仮想パッチはあくまでも、対象となる攻撃をシグネチャで防御する ものであるため、ソフトウェアの稼動には影響を与えない。よって、本来のパッチの検証作業を十分に行って から適用が可能。
仮想パッチによるお客様のベネフィット
1. ベンダーの正規パッチリリースが遅れても未然に脆弱性を保護できる
2. 正規パッチの適用作業スケジュールを柔軟にコントロールできる
正規パッチ検証作業 お客さまの作業
Deep Securityの仮想パッチ機能
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CVE-2000-1205 CVE-2002-0081
リコメンドスキャン機能 “自動推奨スキャン機能”
リコメンドスキャン機能を使うことでAgentが自動でサーバ内のシステム情報をScanし、サーバ上にある脆弱性の穴を見つけます。また、そこに対する必要なシグネチャー”仮想パッチ”を自動で適用します。結果的にサーバは、必要な保護だけを適切に自動で受けることが可能となります。
DS Manager
WebServer
DatabaseServer
DS Agentが、サーバ上のOS上の各種情報”起動 サービス、インストールモジュール、設定情報”など を取得。それら情報を基にサーバ内にある脆弱性 を見つけ、その情報をManagerに送信します。
Managerはサーバ側で発見された脆弱性に対 するシグネチャー"仮想パッチ"のリストを Agentへ配信します。結果、サーバの脆弱性 は必要な仮想パッチを用いて必要な保護を 受けることができます。
管理者様はサーバ内の脆弱性の管理や、脆弱性 を狙った攻撃から解放されます。 最小限の負荷で、最適な保護を受けることが可能 です。これまでのIDS/IPSなどの製品では、管理者様 自身でシグネチャーの適用を行っていましたが、 その運用負荷から解放されます。
解決可能なペインポイント
CVE-2006-0265 CVE-2008-0107
※本機能はAgent版のみ利用可能です。
Deep Securityの仮想パッチ機能の優位性
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VMware vSphere 4
Deep Security Virtual Appliance
VMsafe API
サーバ環境に柔軟なソリューションを提供
ファイル レジストリ 変更監視
セキュリティ ログ監視
ファイア ウオール
IPS/IDS Webアプリ 保護
ウイルス 対策
(Windows)
ファイア ウオール
IPS/IDS Webアプリ 保護
VMware vCenter
VMware vShield Manager
Agentを インストール して保護
Virtual Appliance による保護
vShield Endopoint Security(ウイルス対策)
Deep Securityは、VMware環境においてArgentとVirtual Applianceによる保護を提供します。ゲストOS単位のエージェントによる保護と、 VMsafe APIと連携したバーチャルアプライアンスによる仮想化環境全体を保護することが可能です。また、最新のDS7.5ではvShield Endpointと連携し、エージェントレスでゲストOSのウイルス対策機能を提供することが可能です。 ※ウイルス対策の対象のゲストOSはWindowsのみとなります
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添付資料 富士通ソフトウェアテクノロジーズ
Deep Securityの構築サービスご紹介
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All Rights Reserved, Copyright(C) Fujitsu Software Technologies Limited 2012
Deep Securityの構築サービスご紹介
環境調査 運用 工程
①Deep Security基本セットアップ (Virtual Appliance版)
Deep SecurityのVirtual Applianceを使用するために必要な基本セットアップを
実施します。小~中規模の仮想化環境向けのサービスです。
②Deep Security基本セットアップ (エージェント版)
Deep Securityのエージェント版を使用するために必要な基本セットアップを
実施します。小~中規模環境向けのサービスです。
③導入支援
大規模向け仮想化環境へ導入するためのサービスです。環境や運用要件を
ヒアリングしお客様のご要件に合わせたシステム構築を実施します。
※期間は目安となり、対象環境の規模により変動いたします。
適用設計 要件定義 構築 運用準備
期間
1W 2W 3W 2W 1W~
支援
内容
適用設計 構築 製品
保守 運用研修
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All Rights Reserved, Copyright(C) Fujitsu Software Technologies Limited 2012
Deep Securityの構築サービス作業概要
[作業内容]
ヒアリングシート確認/基本設計
Deep Security マネージャ/ Virtual Appliance インストール
Microsoft® SQL Server 導入 ( Deep Security マネージャ 用 )
Deep Security 基本設定、動作確認
[期間]
2週間~ (VMware vSphere ™ 1システムの場合)
[作業内容]
ヒアリングシート確認/基本設計
Deep Security マネージャ/ Agent インストール
Microsoft SQL Server 導入 ( Deep Security マネージャ 用 )
Deep Security 基本設定、動作確認
[期間]
3週間~ ( 3OSの場合)
①Deep Security基本セットアップ (Virtual Appliance版)
②Deep Security基本セットアップ (エージェント版)
③導入支援
[作業内容]
お客様のご要望に併せ、作業内容をご提案します。
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登録商標について
Trend Micro、 Deep Securityおよびトレンドマイクロ株式会社のその他の製品名称は、 トレンドマイクロ株式会社の商標又は登録商標です。
Microsoft 、 Microsoft SQL Serverは、米国 MicrosoftCorporationの 米国及びその他の国における登録商標または商標です。
VMware、vSphereはVMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
本資料に記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。なお、本文および図表中では、必ずしも「 ™ 」、「 ® 」は明記しておりません。
All Rights Reserved, Copyright(C) Fujitsu Software Technologies Limited 2012 40
Copyright (c) 2012 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.
トレンドマイクロ株式会社
法人お問い合わせ窓口 ・電話番号:03-5334-3601 ・弊社ホームページからお問い合わせいただく場合 https://reg26.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pco-pdsa-404ee2bf475f3d4467d073fe49ba127d ・営業時間 月曜日~金曜日の9:00~12:00、13:00~18:00 ※ただし祝祭日および、その振替日を除きます ※お手数ではございますが、お問い合わせ時には「富士通関連でのお問い合わせ」 とお話下さい。
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本件に関するお問い合わせ先
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