td-254 奏法について...
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取扱説明書 (本書)最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。
PDF マニュアル (Web からダウンロード)
5 パラメーター・ガイド本機のすべてのパラメーターについて解説しています。
5 サウンド・リスト本機に収録されている音色のリストです。
PDF マニュアルの入手方法
1.パソコンなどで下記の URL を入力します。http://www.roland.co.jp/manuals/ I
2.製品名「TD-25」を選んでください。
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TD-25V-Drums Sound Module 取扱説明書
© 2015 ローランド株式会社本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシ、取扱説明書 P.18)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
目次各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
トップ・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2周辺機器の接続........................... 3
リア・パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3電源を入れる/切る. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
奏法について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4演奏する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
キットを切り替える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5音色名を確認する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
音色を調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6音色(インスト)を変更する. . . . . . . . . . . . . . . 6インストを調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6変更を取り消す(UNDO). . . . . . . . . . . . . . . . 6
クリックを鳴らす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7コーチ・モードで練習する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
練習メニューを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7ビートに合わせて正確に叩く(TIME CHECK). . . 8身体でテンポを覚える(QUIET COUNT). . . . . 8ウォーム・アップ(WARM UPS). . . . . . . . . . . . 9
演奏を録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10ソングを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10ソングに合わせて演奏を録音する. . . . . . . . . . . . . . . 11パソコン/ iPad と接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11エディット・メニューの基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . 12
キット・エディット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12セットアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
パッドを調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13パッドの種類を変更する. . . . . . . . . . . . . . . . . . 13パッドの感度を調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
ハイハットを調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13バックアップを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14バックアップを読み込む . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14バックアップを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 141 つのキットだけを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 151 つのキットを読み込む . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15USB メモリーを初期化する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15オート・オフの設定を変更する................. 16工場出荷時の設定に戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16トラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17安全上のご注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18使用上のご注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
2
各部の名称とはたらき
トップ・パネル
[POWER]スイッチ電源をオン/オフします。&P.3
ディスプレイさまざまな情報が表示されます。電源を入れると、キット画面が表示されます。
※ 本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承ください。
[F1][F2][F3]ボタン画面に応じて機能の変わるボタンです。機能は、ディスプレイ下部に表示されます。&P.12
[TEMPO]つまみ [CLICK]ボタン[CLICK]ボタンを押して、クリックをオン/オフします。
[TEMPO]つまみでテンポを調節します。&P.7
[CLICK]ボタンを長押しすると、クリックの設定ができます。
[SONG SELECT]つまみ [USB SONG]ボタンUSB メモリーに入っているオーディオ・ファイルを選びます。&P.10
キット・セレクターセレクターを回して、キットを選びます。セレクターを押すと、バリエーション・キットを切り替えることができます。&P.5いずれの画面からも、セレクターを押すと、キット画面に戻ります。
VOLUME(ボリューム)[MASTER]つまみ:全体の音量を調節します。
[BACKING]つまみ:ソングやクリック、AUDIO INPUT の音量を調節します。
TONE(トーン)すべてのドラム・キットに効果がかかります。
[TREBLE]つまみ:高音を調節します。
[BASS]つまみ:低音を調節します。
インスト・ボタンボタンを押すと、各パッドの音色をディスプレイに表示します。
[TOMS][CYMBALS]ボタンは、押すたびにパッドが切り替わります。&P.5
サウンド・モディファイ音色の変更や、チューニング/マフリング/レベルの調節をします。&P.6
オーディオ REC演奏を録音/再生します。AUDIO INPUT 端子に入力された音も録音されます。USB メモリー上のオーディオ・ファイルを再生するときにも使います。&P.10
3
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USB COMPUTER端子パソコンと USB ケーブルで接続します。MIDIやオーディオ信号を録音/再生することができます。&P.11
USB MEMORY 端子USB メモリー(別売)を接続します。USB メモリー内のWAV / MP3 ファイルを再生したり、TD-25 の設定を保存したりすることができます。
AUDIO INPUT 端子オーディオ・プレーヤーを接続すると、曲に合わせて演奏したり、録音したりすることができます。この端子に入力した音は、MASTER OUTPUT 端子と PHONES 端子に出力されます。
PHONES 端子ヘッドホン(別売)を接続します。ヘッドホンを接続しても、MASTER OUTPUT 端子からは音が出ます。
MASTER OUTPUT(L/MONO、R)端子音を出力します。アンプ内蔵スピーカー(別売)などを接続します。モノラルで出力するときは、L/MONO 端子のみに接続します。
DC IN 端子付属の AC アダプターを接続します。
※ AC アダプターのコードは、図のようにコード・フックに固定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、端子に無理な力がかかることを防ぐことができます。
※ AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある面が上になるように設置してください。 AC アダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
MIDI OUT 端子外部音源などのMIDI 機器を接続します。
TRIGGER IN(AUX、CRASH 2) 端子パッド(別売)を増設することができます。
周辺機器の接続
リア・パネル 電源を入れる/切る※ 正しく接続したら、必ず次の手順で電源を入れてください。手順を間違えると、
誤動作をしたり故障したりすることがあります。
電源を入れる
1.接続したアンプ内蔵スピーカーの音量を最小にします。
2.TD-25 の[POWER]スイッチを ON にします。電源が入ります。
3.接続したアンプ内蔵スピーカーの電源を入れ、音量を調節します。
※ 本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。※ 電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れ
る/切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
電源を切る
1.接続した機器の音量を最小にします。
2.接続した機器の電源を切ります。
3.TD-25 の[POWER]スイッチを OFF にします。画面に「Shutting Down」と表示され、しばらくすると電源が切れます。
※ [POWER]スイッチを OFF にしてすぐに ON にしても、電源は入りません。[POWER]スイッチを OFF にし、10 秒ほど時間をおいてから、[POWER]スイッチを ON にしてください。
ステレオ・ ミニ・プラグ
(底面)
※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
※ ローランドが販売している USB メモリーを使用してください。それ以外の製品を使用したときの動作は保証できません。
※ 本体の電源を入れたまま、USBメモリーの抜き差しをしないでください。本体やUSBメモリー内のデータが失われる可能性があります。
オート・オフ機能について本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます。自動的に電源が切れないようにするには、オート・オフ機能を解除してください(P.16)。電源を再びオンにするには、[POWER]スイッチを OFF にし、10 秒ほどおいてから、[POWER]スイッチを ON にします。
TRIGGER INPUT端子(底面)付属の専用接続ケーブルを取り付けて、パッド(別売)やペダル(別売)を接続します。
インジケーター
4
奏法についてTD-25 は、アコースティック・ドラム同様、さまざまな奏法に対応しています。
スネア/タムの奏法
ヘッド・ショットパッドのヘッドを叩きます。特定のスネア音色では、ヘッドの中心から外周部にかけて、叩いた位置による自然な音色変化が得られます。
リム・ショットヘッドとリムを同時に叩きます。ヘッド・ショットとは異なる音色が鳴ります。
クロス・スティック奏法(スネアのみ)リムのみを叩きます。特定のスネア音色で、リム・ショット奏法時にはリム音色、クロス・スティック奏法時にはクロス・スティック音色というように、各奏法に対応した音色を鳴らし分けることができます。※ 専用接続ケーブルの「SNR」につないだパッドのみ有効です。※ クロス・スティック奏法で演奏するときは、ヘッドに手を置かないようにしてください。ヘッドに手を置くとクロス・
スティック奏法が確実にできない場合があります。
ブラシ奏法(スネアのみ)ブラシによる奏法が可能です。専用接続ケーブルの「SNR」にメッシュ・ヘッドのパッドを接続すると、ブラシでこする表現(ブラシ・スイープ奏法)ができます。ブラシで演奏するには、ブラシに対応したインストを選びます。※ ナイロン製のブラシをお使いください。金属製のブラシを使うと、先端がパッドの網の目に引っかかるため、パッ
ドを傷付けてしまうことがあります。
シンバルの奏法
ボウ・ショットシンバルの打面を叩きます。特定のライド音色では、ボウの打点位置に応じて、音色のニュアンスが変化します。
エッジ・ショットエッジ(シンバルの端)をスティックのショルダーで叩きます。※ 図のエッジ・センサーの位置を叩きます。
ベル・ショット(ライドのみ)ベルを、スティックのショルダーでやや強めに叩きます。※ ライド・3 ウェイ・トリガーに対応したパッドをご使用ください。
チョーク奏法シンバルを叩いたあと、エッジ付近を手でチョーク(つかむ)します。チョークすると音が止まります。図のエッジ・センサーの位置をつかんでください。※ センサーのない部分をチョークしても音は止まりません。
ハイハットの奏法
オープン/クローズハイハット・コントロール・ペダルやハイハット・スタンドのペダルを踏み込むことにより、オープンからクローズまで、音色が連続的に変化します。フット・クローズ(ペダルを踏み込んで鳴らす)やフット・スプラッシュ(ペダルを踏み込んで瞬時にオープンして鳴らす)も可能です。
ボウ・ショット
エッジ・ショット
ヘッド
リム
リム
リム
エッジ・センサー
ローランド・ロゴ
エッジ・センサー
ボウエッジ
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キット画面電源を入れると、ディスプレイにキット画面が表示されます。
キットを切り替える
音楽ジャンルを選ぶ6 つのジャンルからキットを選びます。
1.キット・セレクターを回します。選んだジャンルのインジケーターが点灯します。ディスプレイにキット名が表示されます。
バリエーションを選ぶそれぞれのジャンルに、6 種類のバリエーション・キットがあります。
1.キット・セレクターを押します。セレクターを押すたびに、バリエーションが切り替わり、インジケーターの色が変わります。ディスプレイにキット名が表示されます。
音色名を確認する
1.キット画面で[KICK](ENTER)、[SNARE][TOMS]か、[CYMBALS]ボタンを押します。ディスプレイに音色名が表示されます。
※ [TOMS]ボタンは、押すたびに TOM 1 〜 TOM 3 が切り替わります。※ [CYMBALS]ボタンは、押すたびに HI-HAT、CRASH 1、CRASH 2、
RIDE、AUX が切り替わります。
2.[F1](EXIT)ボタンを押して、キット画面に戻ります。[F1](EXIT)ボタンを押さなくても、数秒後にキット画面に戻ります。
現在のキット名
叩いたパッドの打撃強さ
サウンド・モディファイの対象パッド
演奏する
6
音色を調節する
音色(インスト)を変更するパッドを叩いたときに鳴る音色を、インスト(INSTRUMENT)と呼びます。各パッドのインストを変更することができます。
1.キット画面で、変更するパッドを叩きます。またはインスト・ボタンを押します。
2.[INSTRUMENT]つまみで、インストを変更します。ディスプレイにインスト名が表示されます。
※ [F3](PREVIEW)ボタンを押すと、音を聴いて確認することができます。※ 選ぶことのできるインストは、パッドにより異なります。たとえば、スネアのパッドにキックのインストを選ぶこと
はできません。AUX に接続したパッドには、すべてのインストを選ぶことができます。※ 変更は自動的に保存されます。
3.キット・セレクターを押して、キット画面に戻ります。キット・セレクターを押さなくても、数秒後にキット画面に戻ります。
インストを調節するインストのチューニング(音の高さ)、マフリング(余韻の長さ)、レベル(音量)を調節します。
1.キット画面で、変更するパッドを叩きます。またはインスト・ボタンを押します。
2.[TUNING]、[MUFFLING]、[LEVEL]つまみで、値を変更します。それぞれの設定値が、ディスプレイに表示されます。パッドごとに調節できます。
※ [F3](PREVIEW)ボタンを押すと、音を聴いて確認することができます。※ ハイハットのマフリング(サスティン)は調節できません。※ 変更は自動的に保存されます。
3.キット・セレクターを押して、キット画面に戻ります。キット・セレクターを押さなくても、数秒後にキット画面に戻ります。
変更を取り消す(UNDO)現在のキットへの変更を取り消すことができます。
1.キット画面で、[F2](UNDO)ボタンを押します。UNDO SELECT 画面が表示されます。
2.[F2](UNDO)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
3.[F3](OK)ボタンを押します。UNDO が実行されます。実行したくないときは、[F1](CANCEL)ボタンを押します。
※ 現在のキットを選んだときの状態に戻ります。キットを切り替えると、これまでの変更は取り消しできません。
※ UNDO SELECT 画面で[F3](RESTORE)ボタンを押すと、現在のキットを工場出荷時の状態に戻すことができます。詳しくは、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
タムをまとめて変更する[F2](GROUP)ボタンをオンにすると、タム 1 〜 3 のインストやチューニングなどを、まとめて変更することができます。※ [F1](EXIT)を押すと、GROUP はオフに戻ります。※ タム・インストの組み合わせによっては、まとめて変更できないこと
があります。
7
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クリックを鳴らすクリックをオン/オフする
1.[CLICK]ボタンを押します。クリックが鳴ります。
2.もう一度、[CLICK]ボタンを押します。クリックが止まります。
テンポを変更する
1.[TEMPO]つまみで、テンポを変更します。
拍子の設定を変更する
1.キット画面で[CLICK]ボタンを長押しします。CLICK 画面が表示されます。
2.[INSTRUMENT]つまみで、Beat の値を変更します。※ その他の設定については、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
3.[F1](EXIT)ボタンを押して、設定を終了します。
[TEMPO]つまみ
現在のテンポ
クリック オン・オフ
TD-25 には、練習の効果を最大限に引き出すために用意された、大変ユニークな練習用モード「コーチ・モード」があります。スピードのコントロール能力や、精度、持久力を鍛えるとともに、タイミングをうまくとる練習に大変適しています。コーチ・モードには、調整可能なパラメーターがいくつか用意されているため、それぞれのレベルに応じた練習をすることができます。
練習メニューを選ぶ
1.キット画面で[CLICK]ボタンを押して、クリックを鳴らします。
2.[F1](COACH)ボタンを押します。COACH MENU 画面が表示されます。
3.[F2](=)[F3](?)ボタンで練習メニューを選んで、[KICK](ENTER)ボタンを押します。[KICK](ENTER)ボタンを押すと、すぐに練習がスタートします。
メニュー 説明TIME CHECK(P.8) 正確なリズムを叩く力をつけます。QUIET COUNT(P.8) 体感でテンポを覚える力をつけます。WARM UPS(P.9) 練習前のウォームアップをします。
コーチ・モードで練習する
コーチ・モードで練習する
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コーチ・モードで練習する
ビートに合わせて正確に叩く(TIME CHECK)メトロノームに合わせて、正確にタイミングよく叩く練習をするためのモードです。
練習
1.メトロノームに合わせてパッドを叩きます。
5 キックとスネアについて、打撃タイミングが評価されます。
5 8 小節で自動的に終了し、それまでの演奏の採点結果が表示されます。
※ [F2](SETUP)ボタンを押すと、評価するパッドや、採点する小節数を変更することができます。※ [F3](CLICK)ボタンを押すと、クリックの設定をすることができます。
2.[F1](EXIT)ボタンを押して終了します。
設定TIME CHECK 画面で[F2](SETUP)ボタンを押すと設定画面が表示されます。パラメーター 設定値 説明
Score
採点の結果を、画面に表示させるかどうかを設定します。OFF 採点しません。タイミングのチェックだけをします。ON
(4、8、16、32 meas)
採点の結果を画面に表示します。また、採点までの間に練習する小節数を指定します。
Grade採点基準を設定します。EASY 標準HARD より厳しくタイミングをチェックします。
Display 1Display 2 画面にタイミング・グラフを表示するパッドを選びます。
GaugeLEFT BEHIND
タイミング・グラフの左が BEHIND(遅い)で表示されます。
LEFT AHEAD
タイミング・グラフの左が AHEAD(早い)で表示されます。
※ [KICK](ENTER)ボタンを押すと、クリックの設定をすることができます。
身体でテンポを覚える(QUIET COUNT)身体でテンポを覚えるためのモードです。最初の数小節は設定された音量でメトロノームが鳴りますが、次の数小節は音量が小さくなり、ほとんど聴こえなくなります。停止させるまで、この数小節間隔のサイクルが続きます。
練習
1.メトロノームのテンポに合わせて、パッドを叩きます。 5 最初の数小節はメトロノームが鳴ります。メトロノームが発音する最後の小節になると、画面に「Ready」と表示されます。
5 メトロノームが鳴り終わると、画面の表示が「Quiet」に変わります。この間もパッドを叩き続けます。
5 Quiet の区間のあと、正確なテンポで叩いた割合が「%」で表示されます。
※ [F3](CLICK)ボタンを押すと、クリックの設定をすることができます。
2.[F1](EXIT)ボタンを押して終了します。
設定QUIET COUNT 画面で[F2](SETUP)ボタンを押すと設定画面が表示されます。パラメーター 設定値 説明
Measures 2、4、8、16(小節)「メトロノーム発音」と「Quiet」の繰り返し区間の長さ(小節)を設定します。
Quiet
Measures で設定した小節のうち、Quiet にする小節の長さを設定します。
RANDOM Quiet の区間が毎回ランダムに設定されます。
1、2、4設定した長さ(小節)が Quiet の区間に設定されます。※ Measures で設定した値の半分より大き
い値を設定することはできません。
※ [KICK](ENTER)ボタンを押すと、クリックの設定をすることができます。
正確なタイミングで叩いた割合が「%」で表示されます。
パッドを叩いたタイミングがクリックに合っているかどうかを、画面に表示します。BEHIND :遅いAHEAD :早い
コーチ・モードで練習する
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コーチ・モードで練習する
ウォーム・アップ(WARM UPS)このモードでは、ステップ 1 〜 3 まで順番に練習し、各ステップでの演奏を採点して、総合評価をします。軽めの練習からハードな練習まで、3 つのコースが選べます。また、演奏の上達度に合わせて、テンポの調節もできます。
メモWARM UPS をスタートさせたあとで[F3](PAUSE)ボタンを押すと、WARM UPS を一時停止させることができます。練習を再開するときは、[F3](START)ボタンを押します。WARM UPSを終了するときは、[F1](EXIT)ボタンを押します。
ステップ 1:Change-Upこのステップでは、リズム・タイプが 2 小節ごとに変化していきます。2 分音符から始まって徐々に音符が細かくなっていき、また 2 分音符まで戻るというリズムの変化を繰り返します。
ステップ 2:Auto Up/Downテンポを徐々に上げ下げします。メトロノームが上限値になるまで、テンポが 1 ずつ上がっていき、上限値になったらテンポが 1 ずつ下がって最初のテンポに戻ります。その後、同じ動作を繰り返します。※ Auto Up/Down は、Duration が 10 MINS または 15 MINS のときに実行されます。※ Auto Up/Down では、[TEMPO]つまみでテンポを変更できません。※ 現在のテンポ設定値が、テンポ下限値になります。
メモ練習中に[F1](SET MAX)ボタンを押すと、現在のテンポがテンポ上限値となり、[F1](CLR MAX)ボタンを押すとテンポ上限値が 260 に戻ります。
ステップ 3:Time Checkこのステップでは、メトロノームに合わせて正確にタイミングよく叩く練習をします。パッドを叩いたタイミングがメトロノームの拍子に合っているかどうかを画面に表示します。
総合評価各ステップでの演奏を採点し、総合評価を表示します。
評価(表示) EXCELLENT!(最高)、VERY GOOD!(優秀)、GOOD(良)、AVERAGE(標準)、START OVER(やり直し)
設定WARM UPS 画面で[F2](SETUP)ボタンを押すと設定画面が表示されます。パラメーター 設定値 説明
Duration
時間を選びます。
5 MINS所要時間:5 分Change-Up:2 分 Time Check:3 分
10 MINS所要時間:10 分Change-Up:3 分 Auto Up/Down:3 分 Time Check:4 分
15 MINS所要時間:15 分Change-Up:5 分 Auto Up/Down:5 分 Time Check:5 分
Grade採点基準を設定します。EASY 標準HARD より厳しくタイミングをチェックします。
Change-Up
ステップ 1:Change-Up での、リズム変化のパターンを設定します。
Max Tempo ステップ 2:Auto Up/Down での、テンポの上限値を設定します。
※ [KICK](ENTER)ボタンを押すと、クリックの設定をすることができます。
10
ソングを再生する演奏を録音する自分の演奏を簡単に録音して、再生することができます。
録音する
1.キット画面で、[t](録音)ボタンを押します。[t]ボタンが点灯し、AUDIO REC 画面が表示されます。
※ クリックに合わせて録音したいときは、[CLICK]ボタンを押します。クリックを録音する、しないを選ぶことができます。詳しくは、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
2.[q/p]ボタンを押して、録音を始めます。※ 前回の録音内容はすべて消去されます。
3.もう一度[q/p]ボタンを押して、録音を停止します。
※ 録音可能時間はおよそ 3 分です。USB メモリーを接続すると、録音可能時間が 30 分に拡張されます。ただし、USB メモリーの空き容量が十分にない場合は、拡張されません。
※ 録音した内容を、USB メモリーに書き出すことができます。詳しくは、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
※ 電源をオフにすると、録音内容は消去されます。
AUDIO INPUT 端子に入力した音も録音できますAUDIO INPUT 端子にオーディオ・プレーヤーなどを接続し、曲に合わせてドラム演奏すれば、ドラムだけでなく、曲も一緒に録音することができます。曲の音量は、VOLUME[BACKING]つまみで調節できます。
再生する
1.[q/p]ボタンを押します。録音した演奏が再生されます。※ [F1](x)[F2](y)ボタンで、5 秒戻し/ 5 秒送りができます。
長押しすると、早戻し/早送りができます。※ 演奏が最後まで再生されると、停止します。
2.もう一度[q/p]ボタンを押して、再生を停止します。
USB メモリーに入れたオーディオ・ファイル(WAV / MP3)を再生することができます。※ USB メモリーを接続していないときに、[USB SONG]ボタンを押すと内蔵デモ・ソングが選ばれます。
準備
1.以下のフォーマットのオーディオ・ファイルを用意します。
WAV ファイル形式(拡張子) WAV(.wav)サンプリング周波数 44.1kHzビット数 8、16、24 ビット
MP3 ファイル形式(拡張子) MP3(.mp3)サンプリング周波数 44.1kHzビット・レート 64kbps 〜 320kbps
※ 14 文字以上のファイル名や、2 バイト文字を使ったファイル名は、正しく表示されません。
2.パソコンから USB メモリーに、オーディオ・ファイルをコピーします。USB メモリーのルート(一番上の階層)にコピーします。※ 認識するオーディオ・ファイルは、100 個までです。※ オーディオ・ファイルをフォルダーの中に入れると、認識しません。
3.USB メモリーを TD-25 に接続します。
ソングを選んで再生する
1.[USB SONG]ボタンを押します。USB SONG画面が表示され、オーディオ・ファイルが表示されます。
2.[SONG SELECT]つまみで、ソングを選びます。
3.[q/p]ボタンを押します。選んだソングが再生されます。
4.もう一度[q/p]ボタンを押すと、停止します。
※ 本体の電源を入れたまま、USB メモリーの抜き差しをしないでください。本体や USB メモリー内のデータが失われる可能性があります。
※ アクセスランプが点滅しているときは、絶対に電源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。※ USB メモリーは挿入方向や表裏に注意して、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入はしないでく
ださい。
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パソコン/ iPad と接続するソングに合わせてドラムを録音することができます。
録音する
1.ドラム・キットを選びます。
2.[USB SONG]ボタンを押して、[SONG SELECT]つまみでソングを選びます。
3.[t](録音)ボタンを押します。
4.[q/p]ボタンを押します。録音の開始と同時に、ソングが再生されます。※ 前回の録音内容はすべて消去されます。
5.もう一度[q/p]ボタンを押して、録音を停止します。
再生する
1.[q/p]ボタンを押します。録音した演奏が再生されます。※ [F1](x)[F2](y)ボタンで、5 秒戻し/ 5 秒送りができます。長
押しすると、早戻し/早送りができます。※ 演奏が最後まで再生されると、停止します。※ USB SONG 画面から別の画面に移動したり、ソングを変更すると、録音した内容はすべて消去されます。
2.もう一度[q/p]ボタンを押して、再生を停止します。
お手持ちのパソコンや iPad と接続して、V-Drums Friend Jam や V-Drums Tutor などのアプリと連携することができます。※ TD-25 の「USB Driver」が「GENERIC」に設定されている必要があります。出荷時は「GENERIC」に設定
されています。
パソコンと接続するUSB MIDI として動作し、演奏情報の送受信のみに対応します。※ USBドライバーのインストールは必要ありません。※ USB AUDIO として音声を送受信するには、USBドライバーのインストールが必要です。詳しくは、『パラメー
ター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
USB ケーブル(別売)
iPad と接続する演奏情報(MIDI)の送受信のみに対応します。※ 接続には、Apple Lightning-USB カメラアダプタ(Apple 社製)が必要です。
USB ケーブル(別売)
Apple Lightning-USB カメラアダプタ(別売)
ソングに合わせて演奏を録音する
録音した内容を、USB メモリーに書き出すことができます再生中に[F3](EXPORT)ボタンを押すと、録音した内容を USB メモリーに書き出すことができます。詳しくは、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
V-DrumsFriendJamとは?V-Drums Friend Jam は、V-Drums とパソコン/ iPad で世界中の仲間と練習を楽しむことのできるソーシャル・ツールです。練習曲はインターネットから自動でダウンロードされ、Twitter とも連携します。インストールや設定について詳しくは、以下の URL をご覧ください。
&http://vdru.ms/fj
V-DrumsTutorとは?V-Drums Tutor(別売)は、簡単に、楽しく、効果的にドラムが練習できるローランド V-Drums 専用のドラム練習ソフトです。
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エディット・メニューの基本操作エディット・メニューには、ドラム・キットをエディットするキット・エディットと、TD-25 全体の設定をするセットアップがあります。
1.キット画面で[F3](MENU)ボタンを押します。EDIT MENU 画面が表示されます。
2.[F2](KIT)ボタンを押すと、キット・エディット(KIT EDIT)画面が、[F3](SETUP)ボタンを押すと、セットアップ(SETUP)画面が表示されます。
[F1](EXIT)ボタンを押すと、キット画面に戻ります。
キット・エディットキット・エディットでは、ドラム・キットの詳細を設定します。※ 設定するパラメーターについては、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
ページを移動します。ページを抜けます。
パラメーター
[INSTRUMENT]つまみと[KICK](ENTER)ボタンの役割が表示されます。
[INSTRUMENT]つまみで設定値を変更します。
1.[F2](C)[F3](A)ボタンで、ページを移動します。
2.[INSTRUMENT]つまみで、値を変更します。
3.画面によっては、[KICK](ENTER)ボタンを押すと、別の画面へ移動します。
4.キット・セレクターを押して、キット画面に戻ります。※ 変更した内容は、自動的に保存されます。※ キットの変更を取り消したり、キットごとに工場出荷時の状態に戻したりすることができます(P.6)。
セットアップセットアップでは、TD-25 全体の設定をします。※ 設定するパラメーターについては、『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。
項目を選びます。ページを抜けます。
[KICK](ENTER)ボタンで決定します。
1.[F2](=)[F3](?)ボタンで、設定する項目を選びます。
2.[KICK](ENTER)ボタンを押して、決定します。選んだページが表示されます。
パラメーターを選びます。
[INSTRUMENT]つまみで値を変更します。
3.[F2](=)[F3](?)ボタンで、パラメーターを選びます。
4.[INSTRUMENT]つまみで、値を変更します。
5.キット・セレクターを押して、キット画面に戻ります。※ 変更した内容は、自動的に保存されます。
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ハイハットを調節するパッドを調節する
パッドの種類を変更するパッドからの信号を TD-25 が確実に受信できるよう、各パッドの種類(パッド・タイプ)を設定します。
1.セットアップ(P.12)で「Trigger Settings」を選びます。TRIGGER SETTINGS 画面が表示されます。
2.設定するパッドを叩いて選びます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、パッドの種類を設定します。パッドの型番を指定します。
パッドの感度を調節する
1.セットアップ(P.12)で「Trigger Settings」を選びます。TRIGGER SETTINGS 画面が表示されます。
2.[F2](=)[F3](?)ボタンで、「Sensitivity」を選びます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、感度を調節します。
値を大きくすると感度が高くなり、パッドを弱く叩いても大きな音量で鳴ります。値を小さくすると感度が低くなり、パッドを強く叩いても小さな音量で鳴ります。
選んでいるパッド
パッドの種類
ハイハット VH-11 を使用するときは、あらかじめ調節(キャリブレーション)が必要です。※ 「パッドの種類を変更する」(P.13)にしたがって、ハイハットの種類を「VH-11」に設定してください。
1.ハイハット・シンバルをモーション・センサーから離します。
2.TD-25 の電源を入れます。
3.クラッチをゆるめて、ハイハット・シンバルをモーション・センサーの上に、自然に置いた状態にします。
4.セットアップ(P.12)で「Hi-Hat Setting」を選びます。
5.画面のメーターを見ながら、VH-11 のオフセット調整ネジを回します。メーターに AC が表示されるように調節します。
モーション・センサー
クラッチ
ハイハット・シンバル
オフセット調整ネジメーターを見ながら、オフセット調整ネジを回します。
NG OK
オフセット調整の目安クローズド・ハイハットの音が鳴らしづらい場合は、オフセット調整ネジを「CLOSE」の方向へ回します。オープン・ハイハットの音が鳴らしづらい場合は、「OPEN」の方向へ回します。強打時に音が途切れる場合は、オフセット調整ネジを「OPEN」の方向へ回します。
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バックアップを削除する
バックアップを読み込むTD-25 内のすべての設定を、USB メモリーに保存することができます。※ 初めて USB メモリーを使うときは、必ず TD-25 で初期化(P.15)してください。
1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.セットアップ(P.12)で「Save Backup」を選びます。SAVE BACKUP 画面が表示されます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、バックアップ先の番号を選びます。
[F2](NEW)ボタンを押すと、キットが保存されていない最も若い番号が選ばれます。バックアップは、99 個(1 〜 99)保存することができます。
4.[F3](SAVE)ボタンを押します。バックアップ名が表示されます。
5.[F2](NAME)ボタンを押します。
6.[F2](C)[F3](A)ボタン、[INSTRUMENT]つまみで、名前を入力します。
[KICK](ENTER)ボタンを押しながら[F2][F3]ボタンを押すと、文字を削除したり挿入したりすることができます。
7.[F1](EXIT)ボタンを押します。
8.[F3](OK)ボタンを押します。バックアップが保存されます。
※ バックアップ・ファイルは、USB メモリー内の Roland/TD-25/Backup フォルダーに保存されます。
USB メモリー内のバックアップを、TD-25 に読み込みます。
ご注意!バックアップを読み込むと、TD-25 本体内の設定はすべて消去されます。
1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.セットアップ(P.12)で「Load Backup」を選びます。LOAD BACKUP 画面が表示されます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、読み込みたいバックアップを選びます。
4.[F3](LOAD)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
5.[F3](OK)ボタンを押します。バックアップが読み込まれます。
[F1](CANCEL)ボタンを押すと、読み込みが中止されます。
バックアップを保存する
USB メモリー内のバックアップを削除します。
1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.セットアップ(P.12)で「Delete Backup」を選びます。DELETE BACKUP 画面が表示されます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、削除したいバックアップを選びます。
4.[F3](DELETE)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
5.[F3](OK)ボタンを押します。バックアップが削除されます。
[F1](CANCEL)ボタンを押すと、削除が中止されます。
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USBメモリーを初期化するご注意!
USB メモリーを初期化すると、USB メモリー内のデータはすべて消去されます。
1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.セットアップ(P.12)で「USB Memory Format」を選びます。USB MEMORY FORMAT 画面が表示されます。
3.[F3](FORMAT)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
4.[F3](OK)ボタンを押します。USB メモリーが初期化されます。
[F1](CANCEL)ボタンを押すと、初期化が中止されます。
1 つのキットだけを保存する※ 初めて USB メモリーを使うときは、必ず TD-25 で初期化(P.15)してください。
1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.キット画面で保存したいキットを選びます(P.5)。
3.セットアップ(P.12)で「Save 1 Kit」を選びます。SAVE 1 KIT 画面が表示されます。
4.[INSTRUMENT]つまみで、保存先の番号(1 〜 999)を選びます。
[F2](NEW)ボタンを押すと、キットが保存されていない最も若い番号が選ばれます。999 個(1 〜 999)保存することができます。
5.[F3](SAVE)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
6.[F3](OK)ボタンを押します。手順 2 で選んだドラム・キットの設定が、USB メモリーに保存されます。※ キット・ファイルは、USB メモリー内の Roland/TD-25/Kit フォルダーに保存されます。
1 つのキットを読み込む1.USB メモリーを TD-25 に接続します。
2.キット画面で読み込み先のキットを選びます(P.5)。
3.セットアップ(P.12)で「Load 1 Kit」を選びます。LOAD 1 KIT 画面が表示されます。
4.[INSTRUMENT]つまみで読み込みたいキットの番号を選びます。
5.[F3](LOAD)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
6.[F3](OK)ボタンを押します。USB メモリーから読み込んだキットの設定が、手順 2 で選んだキットに上書きされます。
[F1](EXIT)ボタンを押すと、読み込みが中止されます。
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工場出荷時の設定に戻すオート・オフの設定を変更する本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(オート・オフ機能)。自動的に電源が切れないようにすることもできます。
1.セットアップ(P.12)で「Options」を選びます。OPTIONS 画面が表示されます。
2.[F2](=)[F3](?)ボタンで、「Auto Off」を選びます。
3.[INSTRUMENT]つまみで、値を変更します。
値 説明OFF 電源は自動的に切れません。4 HOURS 4 時間経過すると、自動的に電源が切れます。
4.キット・セレクターを押して、キット画面に戻ります。※ 変更した内容は、自動的に保存されます。
本機に記憶されている設定値を、工場出荷時の状態に戻します。これをファクトリー・リセットと呼びます。
ご注意!ファクトリー・リセットを実行すると、本機に記憶されている設定値はすべて消去されます。必要な設定は、USB メモリーにバックアップ(P.14)してください。
1.セットアップ(P.12)で「Factory Reset」を選びます。FACTORY RESET 画面が表示されます。
2.[F3](RESET)ボタンを押します。確認画面が表示されます。
3.[F3](OK)ボタンを押します。ファクトリー・リセットが実行されます。中止するときは、[F1](CANCEL)ボタンを押します。
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主な仕様トラブルシューティングローランド TD-25:ドラム・サウンド・モジュール
ドラム・キット数 36
エフェクト・タイプリバーブ:8 種類マルチ・エフェクト:21 種類イコライザー(トーン・コントロール)
オーディオ・レック 本体、USB メモリー再生可能フォーマット オーディオ・ファイル:WAV、MP3ディスプレイ 64×128ドット(バックライト付 LCD)
接続端子
TRIGGER INPUT 端子:25 ピン D-Sub タイプ(キック、スネア、タム 1、タム 2、タム 3、ハイハット、クラッシュ1、ライド、ライド・ベル、ハイハット・コントロール)TRIGGER IN 端子:ステレオ標準タイプCRASH 2、AUXMASTER OUTPUT 端子(L/MONO、R):標準タイプPHONES 端子:ステレオ標準タイプAUDIO INPUT 端子:ステレオ・ミニ・タイプMIDI OUT 端子USB COMPUTER 端子:USB タイプ BUSB MEMORY 端子:USB タイプ A
インターフェース USB-MIDI、USB-AUDIO、USB メモリー出力インピーダンス 1.0kΩ電源 AC アダプター(DC9V)消費電流 500mA外形寸法 238(幅)×180(奥行)×86(高さ)mm質量 1,000g(AC アダプターを除く)
付属品取扱説明書、『安全上のご注意』チラシAC アダプター専用接続ケーブル
蝶ネジ(M5×10)×2音源マウンティング・プレート保証書、ローランド ユーザー登録カード
別売品
パッド:PD シリーズ、PDX シリーズ、BT-1シンバル:CY シリーズキック:KD シリーズ、KT-10ハイハット:VH-11ハイハット・コントロール・ペダル:FD シリーズアコースティック・ドラム・トリガー:RT シリーズスタンド:MDS シリーズシンバル・マウント:MDY シリーズ
パッド・マウント:MDH シリーズパーソナル・ドラム・モニター:PM-10V-Drums ヘッドホン:RH-300Vノイズ・イーター:NE-10、NE-1、NE-100BV-Drums アクセサリー・パッケージ:DAP-3XV-Drums マット:TDM-20、TDM-10USB メモリー
※ ローランドが販売している USB メモリーを使用してください。それ以外の製品を使用したときの動作は保証できません。
※ 製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
音源マウンティング・プレートの取り付け付属の音源マウンティング・プレートを使って、TD-25 をドラム・スタンドに取り付けます。付属の蝶ネジで、図のように取り付けてください。※ 付属の蝶ネジ以外は使わないでください。故障の原因になります。
症状 確認事項 対策 ページ音に関するトラブル
音が出ない/音が小さい
本機と外部機器が正しく接続されていますか?接続を確認してください。 P.3MASTER OUTPUT 端子や PHONES 端子に接続ケー
ブルが正しく接続されていますか?オーディオ・ケーブルが断線していませんか? ケーブルを交換してください。 –
ヘッドホンから音が出ていますか?音が出るようであれば、接続ケーブルが断線しているか、接続しているアンプやスピーカーに原因があります。接続している機器や接続を確認してください。
–
本機の音量が下がっていませんか?適正なレベルに調節してください。
P.2接続しているアンプ内蔵スピーカーのボリュームが下がっていませんか? –
オーディオ・システムの入力切り替えは正しいですか? オーディオ・システムを確認してください。 –AUDIO INPUT 端子に接続した機器のボリュームは下がっていませんか? 適正なレベルに調節してください。 –
「Local Control」が「OFF」になっていませんか? 通常は「ON」に設定します。 &PDFTRIGGER IN 端子に接続ケーブルが正しく接続されていますか? 接続を確認してください。 P.3
クリック/ソング/AUDIO INPUT /パソコンからの USB AUDIO が鳴らない
VOLUME[BACKING]つまみが下がっていませんか? 適正なレベルに調節してください。 P.2
特定のパッドの音が出ない
インストの「LEVEL」が下がっていませんか? インストの「LEVEL」を調節してください。 P.6パッドが正しく接続されていますか?
接続を確認してください。
–各パッドやペダルにケーブルが正しく接続されていますか? –
音が鳴らないパッドと音源モジュールが正しく接続されていますか? –接続ケーブルのプラグは、しっかりと奥まで差し込まれていますか? –
USB に関するトラブル
USB メモリーを接続しても認識されない/データが見えない
USB メモリーが正しく接続されていますか? USB メモリーを正しく接続してください。 –正しくフォーマットされていますか? 本機で USB メモリーをフォーマットしてください。 P.15
オーディオ・ファイルの場所は正しいですか? USB メモリーの一番上の階層(ルート)にオーディオ・ファイルを置いてください。 P.10
ローランドの USB メモリー(別売)を使用していますか?ローランドが販売している USB メモリー以外の製品では、動作は保証できません。正しく動作しない場合があります。
–
MP3 / WAV ファイルが再生できない
MP3 ファイルのサンプリング周波数、ビット・レート、および WAV ファイルのサンプリング周波数、量子化ビット数は本機に対応していますか?
本機に対応した MP3 / WAV ファイルをご使用ください。 P.10
高いビット・レートの MP3 で再生速度を上げると再生が間に合わない場合があります。 — –
A-B リピートの時刻設定が正しくできない
時刻AとBの間を1秒未満に設定することはできません。1 秒以上の間隔を空けて設定してください。 &PDFMP3 では A-Bリピート区間を正しく再生することができない場合があります。 — &PDF
データが保存できない USB メモリーの空き容量は十分ありますか? ファイルを削除するか、ほかの USB メモリーをお使
いください。 –
パソコンと接続できない
USB ケーブルが正しく接続されていますか? 接続を確認してください。
P.11USBドライバーはインストールされていますか?USB AUDIO を使用するときは、パソコンに USBドライバーをインストールしてください。USB MIDIだけを使用するときは、ドライバーは不要です。
USB Driver は正しく設定されていますか? 使いかたに応じて、USB Driverを変更してください。変更後は TD-25 の再起動が必要です。 &PDF
その他のトラブルディスプレイの表示に濃淡のムラが出る
ディスプレイの表示に濃淡のムラが出る場合がありますが、故障ではありません。
濃淡のムラが減るように、「LCD Contrast」を調節してください。 &PDF
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お問い合わせの窓口
製品に関するお問い合わせ先
050-3101-2555電話受付時間: 月曜日~金曜日 10:00~17:30(弊社規定の休日を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に“0000” (ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
ローランドお客様相談センター
ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/ボス・ホームページ http://jp.boss.info/
最新サポート情報製品情報、イベント/キャンペーン情報、サポートに関する情報など
'15. 03. 01 現在(Roland)
使用上のご注意安全上のご注意
警告完全に電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く電源スイッチを切っても、本機は主電源から完全に遮断されてはいません。完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチを切ったあと、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセントは、本機にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。
Auto Off 機能について本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(Auto Off 機能)。自動的に電源が切れないようにするには、Auto Off 機能を解除してください(P.16)。
指定のスタンドを使用する本機の設置には、ローランドが推奨するスタンド(型番:MDS-9V、MDS-9SC、MDS-4V)を使用してください。
不安定な場所に設置しない本機の設置にスタンド(型番:MDS-9V、MDS-9SC、MDS-4V)を使用する場合、ぐらつくような場所や傾いた場所に設置せず、安定した水平な場所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な場所に設置してください。
スタンドへ設置するときの注意取扱説明書の指示どおりに設置してください
(P.17)。正しく設置しないと、不安定な状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあります。
付属の AC アダプターを AC100V で使用するAC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用してください。
付属の電源コードを使用する電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。
修理について• 修理を依頼されるときは、事前に記憶内容をバックアッ
プするか、メモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
• 当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間を過ぎたあとでも、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について• 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などによって
失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップしておいてください。
• 失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
• ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
• 本機は、演奏時の打撃音を小さくする設計になっていますが、床や壁を通じての振動は意外によく伝わります。特にヘッドホン使用時の演奏は、隣近所に迷惑がかからないように注意しましょう。
• 抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでください。
外部メモリーの取り扱い• 外部メモリーを使うときは次の点に注意してください。
また、外部メモリーに付属の注意事項を守ってお使いください。• 読み込み中や書き込み中には取りはずさない。• 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に
帯電している静電気を放電しておく。
注意指定のスタンドのみ使用する本機は当社製のスタンド(MDS-9V、MDS-9SC、MDS-4V)とのみ、組み合わせて使用できるよう設計されています。他のスタンドと組み合わせて使うと、不安定な状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあります。
スタンドを使う前に安全を確認する取扱説明書に記載の注意事項が守られていても、取り扱いによってはスタンドから本機が落下したりスタンドが転倒したりする可能性があります。使用にあたっては事前に安全を確認した上でお使いください。
小さな部品はお子様の手の届かないところに置く下記の部品はお子様が誤って飲み込んだりすることのないよう手の届かないところへ保管してください。• 付属品
ネジ類
著作権/ライセンス/商標について• 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、そ
の他)の一部または全部を、権利者に無断で録音、録画、複製あるいは改変し、配布、販売、貸与、上演、放送などを行うことは法律で禁じられています。
• 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本製品を使用しないでください。お客様が本製品を用いて他者の著作権を侵害しても、当社は一切責任を負いません。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波形データ、スタイル・データ、伴奏パターン、フレーズ・データ、オーディオ・ループ、画像データなど)の著作権は当社が保有しています。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(ただしデモ曲などの楽曲データは除く)を素材として、お客様が新たな作品を制作、演奏、録音、配布をすることに関しては、当社の許諾を必要としません。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのまま、もしくは酷似した形態で取り出し、別の記録媒体に固定して配布したり、コンピューター・ネットワークを通じて公開したりすることはできません。
• MMP(Moore Microprocessor Portfolio)はマイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関する TPL
(Technology Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL 社よりライセンスを得ています。
• MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer IIS社と THOMSON multimedia 社よりライセンスを得ています。
• ASIO は、Steinberg Media Technologies GmbH の商標およびソフトウェアです。
• 本製品には、イーソル株式会社のソフトウェアプラットフォーム「eParts™」が搭載されています。
• Roland、V-Drums、Friend Jam、Noise Eater は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。
• 文中記載の会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
ローランド株式会社〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
『安全上のご注意』チラシと併せてお読みください。