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T-E5/T-E9/N-A1/O-A1/F-A1/S-A1
日本IBMLotus ITスペシャリスト
松尾 邦夫
これが進化した
Lotus Notes 8 の全て!
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
Lotus Developer Domainで 解説資料を7/30 公開http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/developer/
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Lotus Notes/Dominoは好調です!• 10四半期連続で売り上げ増を記録 (全世界)• 45,000以上のメンテナンス契約顧客数
– この3年は増加傾向
• 2006年実績でマーケットシェア増加(全世界)– Fortune 100社中78社採用、1億2500万ライセン
スの販売実績
IBMソフトウェアの中でも重要戦略的製品として 開発およびマーケティングへ継続/増加投資を
推進
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さらにLotus全体でも好調
• 1600万を超えるユーザーが企業内 インスタント・メッセージを使用
• グローバル・フォーチュン
50 社のうち 27 社が Sametime® の導入を検討
• 過去一年で 200 以上の新規の SMB 向け パートナーの登録
• IBM WebSphere® Portal は企業向け ポータル・ソフトウェアでの
No.1
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2005年6月14日: Hannover• ドイツ
ハノーバーで行われた DNUG コンファ
レンスでの発表内容
– 「“Hannover” は、メール・カレンダー・アドレス帳 などで、高いレベルの操作性を持ったユーザー
環境を提供します」
– 「アクテビティ管理のような新しいコラボレーション 手法やコンポジット・アプリケーション技術を提供
します」
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もう一つの価値: Integrity = 真善美
• 本当の使いやすさとは何かを追求
– 見やすさ
– 直感的な操作
– ユーモラス・楽しさ
• 長期展望に立った、齟齬のない新旧技術の 融合
– 新たな既存技術と、将来の技術の見通しと、それ らの適切な実装方法の策定
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Lotusのコラボレーション製品の戦略
コンポジット・アプリケーションのフレームワーク
相互連携とクライアント・サービス
(オンライン・オフライン)
情報とデータビジネス・プロセス
モバイルブラウザリッチ
クライアント
ポータル
Port al
コンポジット・
アプリケーションと
データ統合
Domin o
メール
カレンダー
コラボレーション・ア
プリ
ユニファイド・
コミュニケーションと
コラボレーション
Sametim e
文書の共有と管理
チームの共同作業
Quickr
ビジネス向けソー
シャル・
コンピューティング・
サービス
Connectio ns
RSS/AtomWindows®/Office 電子フォーム
オープンな世界
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オープン化するクライアント
R1 R4 R5
LotusScript
インターネット対応
8
その他、 使い勝手 向上など.....後半
解説部分
製品の技術革新性/変化
NSFに閉じた世界(Lotus Domino専用クライアント時代)
6 - 7
大規模運用管理
NSF以外も
実行可能なオープンな世界
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変わること、変わらないこと
• 変わること– Lotus Notes® 8は、もはやNSFアプリケーション
専用クライアントではない、オープンなクライアン ト環境であり、多様なサービスに接続できる。
– 詳細、その他は後半
• 変わらないこと
– これまでの投資の保護
• 移行はこれまで通り
• 開発環境とアプリケーションの互換性
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Lotus Notes 8への移行
• 新しいテクノロジーで作られていますが、– Notes 8 はやっぱり
Notesです。いままでの
Notes アプリケーションが動きます
– 従来通りの開発をサポート
• サーバー・クライアント共に移行作業に変化 なし
– 移行パスとスマートアップグレード
– 移行情報/ツールの入手方法
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技術進化と互換性
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
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ユーザーインターフェース
• 徹底したユーザーテストによる見直し– A Day in Workplace と
ペルソナ
– 社内外でのユーザー観察
– ブログでのフィードバック
• より分かりやすいUI– メニューとダイアログボックス
• カスタマイズ性の追求– cssでのカスタマイズで、スタイルの変更が可能
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サイド・バー
起動直後の、Welcomeページの画面です。右側にはサイド・バー、
左列にはメール、カレンダーなど、右列にはオフィス・ツールへアクセスできるリンクが用意されてます。
Lotus Notes 8の起動直後の画面
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「探す」作業の軽減
• 7以前では時間をとる「探す」作業
– データベースを探す• Openボタンで一発
– メールを探す• Webライクな検索
– Lotus Notesからインターネット検索の実行
– ブラウザーのブックマークを探す
– HDDのファイルを探す
• Google Desktopとの融合
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左上に「オープン」ボタンを追加。
ここから、全てのアプリケーション
にアクセスできます。
検索窓では部分一致検索ができま
す。
データベースアイコンが見つからな
い時でも、データベース名の一部
を頼りに、素早く検索できます。
インターネットのブックマークも登
録、検索できるほか、ビュー名や文
書名でも、ブックマークに登録して
あるものは、検索可能です。
これにより、探す手間を大幅に削
減できます。
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統合された検索機能
メール、カレンダー、連絡先(個人アドレス帳)などを検索できます。
検索条件入力時には、従来の AND や OR や NOT の利用から、スペー
スを区切り文字としたWebライクな検索キーワードの設定となりました。(従来の方式はnotes.iniで設定可能)
プラグインで拡張可能な
検索機能
デフォルトでは、Google Desktop Searchがインス
トールされているPCでは、
自動的に検索メニューが
表示されます。
ローカル、Web、Lotus Notes DBを横断した検
索が可能です。
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「思い出す」負担の軽減
• 過去のやりとりの一覧表示が可能に
– をメールやインスタント・メッセージを縦断して一 覧表示
– 個人アドレス帳を大幅拡張
• 写真、名刺表示、 新のコンタクトビュー
• 紛らわしいメールアドレスからの解放
– 実績に基づいた宛先候補表示
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↓「Recent Collaboration」 ビューが追加され、Lotus
Notes (含Lotus Sametime) のやりとりを記録。
右クリックで、その人とのや
りとりの履歴を一覧表示可
能です。
↑名刺様のビューにより、よ
りリアルな感触で操作できま
す。また、名前は忘れたけど、
顔が思い浮かぶ時の検索
性にも優れています。
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メール処理の負担軽減
• 1画面のビューに表示されるメール数の増加
– スレッドの 終メールだけを表示する機能
• インターネットメールもスレッド表示
• 途中のメールが抜けたスレッドも分割されない
• 効率よく整理
– スレッド単位でまとめてフォルダーへ移動
• 効率よく掃除
– スレッドをまとめて削除
– 受信ボックスからの消去
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Lotus Notes 8で加わった「会話モード」。受信ボックスで、同一
スレッドを一つにまとめて表示する。クリックするとスレッドが展開
する。まとめて削除やフォルダーへの移動ができる。
現在はスレッド
を展開して表示
した状態。
折りたたむと、1 行になり、 新
の(スレッドの
後の)メールのみ
が表示されます。
右上の表示切り
替え画面で、こ
れまでの「フラッ
ト表示」と、折り
たたんだ形式の
「会話」モードを
切り替え可能。
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メール処理の負担軽減
• 新しいスタイルでのメールの整理提案
– アクティビティー機能
• 「受信ボックス」中心から「アクティビティー」中心へ
• 数日から数週間程度の作業管理 (プロジェクト管理で はない)
• 別売 Lotus Connections が必要
• 添付ファイルの共有化– Quickr (チームルーム、文書管理/共有)を使った
添付ファイルの「外だし」オプション• 別売 Lotus Quickrが必要
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IBM Lotus Connections社外の共同作業者、パートナー、お客様とネットワーク上でダイナミックに協業するこ
とにより、社員をよりイノベーティブにし、より迅速に動くように強化するビジネス向け
ソーシャルソフトウェア
コミュニティ
共通の興味に人々 をひきつける
プロフィールチームメンバーを専門分野でプ
ロフィールに紐付け
共有ブックマークタグ付け、
イベント、
wiki ページ、タスク, etc... ブログ
チームブログ個人ブログ
アクティビティ
アドホックなコラボ レーションの管理
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あらゆる人のコンテンツをチー ムで共有する も迅速な方法
• 豊富な機能を標準装備
• オープンスタンダードで 構築された製品
• カスタマイズも可能
• オープンなAPI
Lotus Quickr
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Lotus Quickr Connectorをインストールすると、添付ファイル付きメールを送信しようと、
送信ボタンを押した時に、そのまま添付ファイルとして送信するか、Lotus Quickrに保
存して、リンクのみをメールで送信するかを選択できるオプションが表示されます。
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より自然なカレンダー利用
• 手帳の操作感を実現: カレンダーをひらけば スケジュールの全てが分かる
– 未処理の会議招集をカレンダー画面に表示、処 理
– キャンセルされた会議招集をカレンダー画面に表 示、処理
– 一日イベントの色づけ
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カレンダー画面の一例。イベントがある場合には、終日に渡って薄い色が背景に入り
ます。5分といった短時間の予定も、つぶれずにきちんと表示されます。
このほか、会議招集を受信した場合、出席処理をしなくても、カレンダーに淡い色でエ
ントリーが表示され、クリックして処理を行えます。キャンセルされた会議も同様です。
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サイドバー
• ガジェット、ウィジット、コンポーネント
• 画面右側に複数のアプリを折りたたみ式で表 示できる機能
– カレンダー、Lotus Sametimeユーザー在席一覧、 RSS、アクティビティー機能の他、
Eclipseのプラ
グインによる開発可能
• 拡張性と生産性向上へのしかけ
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画面右側に表示される「サイド・バー」。折りたたみ可能。製品には4つのコンポーネン
トが付属で、追加可能。(Lotus Sametime,一日カレンダー、アクティビティー
(Lotus
Connectionsが必要)、RSSフィード。1日カレンダーは2ページ前の画面を参照。
右側の表示例は、Lotus Sametimeと、カスタムアプリとして作成した世界時計。
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サイドバーと外を有機的に連携
コンポジット・アプリケーションのフレームワーク
相互連携とクライアント・サービス
(オンライン・オフライン)
情報とデータビジネス・プロセス
モバイルブラウザリッチ
クライアント
ポータル
Port al
コンポジット・
アプリケーションと
データ統合
Domin o
メール
カレンダー
コラボレーション・ア
プリ
ユニファイド・
コミュニケーションと
コラボレーション
Sametim e
文書の共有と管理
チームの共同作業
Quickr
ビジネス向けソー
シャル・
コンピューティング・
サービス
Connectio ns
RSS/AtomWindows®/Office 電子フォーム
オープンな世界
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インターフェースで嬉しいこと (まとめ)
• 細かな部分に配慮し、ストレスを軽減する、よ り便利なUI全般
• より効率よいメール処理
• より自然なカレンダー処理
• 情報と時間の有効利用を支援するサイドバー
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
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Lotus Notes 8はオープン環境へ
• Eclipse RCPをベースにした「拡張可能」で 「オープン」な環境へ
• Lotus Expeditor = セキュリティーや同期など 普遍的サービスを実装
Eclipse 3.2 プラットフォーム
Lotus Expeditor
Lotus Notes Lotus Sametime
Lotus Expeditor
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具体的になにが変わるのか
• エンドユーザーには
→ 特になし
– 使用感や操作性、生産性はよくなるという点を除いては。
• 開発者には → 柔軟性と可能性を高める
– いまやっているやり方を続けてもよし
(LotusScript、@式、 Notes フォームやビューなど)
– 新しい仕組みを使いこなすもよし
(Java、Eclipse プラグ イン、コンポジット・アプリケーションなど)
• システム管理者には → 柔軟性と可能性を高める
– Lotus Notesはスマートアップグレードで変化なし。
– TCO 削減に効果のあるLotus Expeditor のクライアント 管理機能の利用
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コンポジット・アプリケーションとは
• コンポジット(複合部品)を管理する疎結合ア プリケーション
外部のフィードやサービス
目的に応じて
その都度で組み込む
アプリケーション
ビジネス・パートナーや
サプライヤの情報
業務分析
以前から使っている
既存の企業内
アプリケーション
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コンポジット・アプリケーション例
Javaアプリケーション ポートレット
NSFアプリケーション
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コンポジット・アプリケーションの例
左側はLotus Notesのビューと文書を表示。右上は、Yahoo Financeから取得したも
のを表示。右下はGoogleマップを表示している。Lotus Notesのビューで企業名を選
択すると、そのデータが右側のコンポーネントに渡され、データを表示する。
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コンポジット・アプリケーションの例
上はLotus Notesのビュー、下はEclipseのプラグインとして実装されている。ビューで企
業名を選択すると、インターネット上のサービスからデータを取得して、処理の上描画す
る。分析ロジックが組み込んであり、左側のスライドスイッチなどを利用して分析が可能。
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NSFで作成したコンポジット・アプリケーションの例
連絡先(個人アドレス帳)のグループ文書と、埋め込みカレンダーコンポーネントが入った
ページとを、コンポジット・アプリケーションとして組み上げた例。
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コンポジット・アプリケーション
• IT管理者のメリット
– Lotus Notes アプリケーション資産を残しつつ、その適用 範囲を広げる簡単な方法
– 異種のテクノロジーを用いた
IT 投資とストラテジの活用
– サービス指向アーキテクチャ
(SOA) によるオンデマンド・ アプリケーション
• 開発メリット
– 再利用性、アプリの迅速な開発、メンテナンス性の向上
– NSF同士、非Lotus Notes既存アプリとの連携• 社内既存のWebやJavaアプリ
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コンポジット・アプリケーション
• エンドユーザーのメリット
– 環境の変化に応じた柔軟な組み替え
– ドラッグ&ドロップによる「ワイヤリング」だけ
• あとは、アイディア次第
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
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統合オフィスエディター
• OpenOfficeベースのワープロ、表計算、プレ ゼンテーションソフトウェアがLotus Notesに
付属
• ODF準拠、Microsoft® Office形式での直接 の読み出し、保存が可能
• 実際の使用感について
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表計算、プレゼンテーションの例一般的なオフィスアプリケーションをそのまま読み書きできます。OpenOfficeをベースに
しており、数年の改善活動により、一般的なオフィスアプリケーションと遜色ない機能と使
い勝手を実現しています。
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お伝えしたいこと
• 将来にむけての安心の礎– 昨今のマーケット動向とLotusの考え方
– なにが変わり、何が変わらないか
• Lotus Notes/Domino 8の価値
– 先進的なユーザーインターフェース
– アプリ開発環境の拡張
– 統合オフィスエディター
– 互換性
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Lotus Notes 8への移行
• Lotus Domino 8をまず先行導入• サーバーのパフォーマンス向上と安定稼働
– まず7にあげてアプリ検証
(特にR4/R5)のあり
• Lotus Notes 8はVista対応PCを推奨• 1.5GB RAMを推奨
• 移行を前提で、2006年以前のマシンで1GB確保でき ない場合
– 暫定策としてBasic版の利用
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Basic版 と Standard版
Basic版 Standard版従来のWindows アプリ Lotus Expeditorベース
動作アプリ
= Notes DB, Web ブラウザー
動作アプリ
= 左記 + Eclipseプラ グイン、ポートレットなど
コンポジットアプリ
= NG コンポジットアプリ
= OK
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まとめ
• Lotus Notes 8は企業のセキュアなクライアン ト環境であり、NSFに限らず多種アプリの実
行と連携が可能な未来志向のクライアントで す。
• 過去の資産(アプリ/データ)が動作するLotus Notes 8は、企業のIT投資を保全し、ROIを高
めます。
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情報その他
• 資料、記事も順次公開– Lotus Notes/Domino 8 機能評価ガイド
– コンポジット・アプリケーション開発資料
– Lotusのページでご確認を• http://ibm.com/jp/software/lotus/nd8• http://ibm.com/jp/software/lotus/developer
• 研修、認定試験も2007年第4四半期から実施
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(お知らせ) Lotus Mail Magazine 配信開始 -本日のアンケートでご登録いただけます-
Lotus のイベント情報等 新ニュースをお
届けするWeekly メール配信 ”Lotus Mail Magazine” (仮称) を2007年9月より配信
開始いたします!!– 現在配信中の”Lotus Seminar Information メール”
は終了いたします
http://ibm.com/jp/software/lotus/mailnews/
※配信開始は 2007年 9月からとなります
Web Site URL
http://ibm.com/jp/software/lotus/mailnews/※現在は「新規登録」と旧Lotus Seminar
Information メール配信の「配信中止」を受け付
けております
※「新規登録」頂いたアドレスへのメール配信は9月
より開始予定です
ご登録条件 なし(メールアドレスが必要となります)
費用 なし(年会費、入会費などは発生しません)
第1回配信 2007年9月5日(水)予定
内容 Lotus 関連イベント・セミナー情報
その他 Lotus 関連ニュース、記事
配信頻度 原則 毎週水曜日
※本日のアンケート用紙でのご登録が可能です
ので、是非ご登録下さい