sparc m12 総合 - fujitsu global m12に搭載している「sparc64 xii」...

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Page 1: SPARC M12 総合 - Fujitsu Global M12に搭載している「SPARC64 XII」 プロセッサは、富士通が培ってき た開発技術を結集し 最新のSPARCプロセッサです。メイ

■このカタログは、2017年7月現在のものです。改良のため予告なしに仕様・デザイン等を変更することがあります。 ■本カタログに掲載している製品の写真は、実際の製品と異なることがあります。■このカタログには、FSC®森林認証紙、植物油インキ、有害な廃液を出さない水なし印刷方式を採用しています。

廃棄・譲渡の際のハードディスク内データ消去についてご使用になっていた SPARC M12を廃棄・譲渡する際には、お客様の責任でハードディスクに記録された全データを消去することを強く推奨します。(詳細につきましては、「http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/notices/2003-0909.html」をご覧下さい。)

UNIXサーバSPARC M12

2 0 01年 4月から施行のグリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に基づく調達の2017年度基本方針(判断の基準)に対応しています。

自然保護、環境への配慮より、紙資源の節約への貢献を目的として、従来の印刷マニュアルを必要最小限におさえ、電子データ(PDF)で提供しています。

CE1294-1 2017年7月AP

http://www.fujitsu.com/jp/sparc/

製品・サービスについてのお問い合わせは

受付時間 9:00~17:30(土・日・祝日・当社指定の休業日を除く)

〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター

0120-933-200

環境への取組み

富士通の環境についての取り組みの詳細は、富士通ホームページ「環境 活動」をご覧ください。 http://www.fujitsu.com/jp/about/environment/

グリーン購入法への対応※1 マニュアルの電子化

*Oracleと Javaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。*文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。*SPARC64、SPARC64ロゴ、およびすべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc.のライセンスを受けて使用している、同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。*UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。*本カタログに掲載している製品の写真は、実際の製品と異なる場合があります。 *Oracle SolarisはSolaris, Solaris Operating System, Solaris OSと記載することがあります。

■デジタル革新に向けた共創ワークショップ空間専門家によるセッションや最新 IC Tによるデモンストレーションを体感いただきながら、デザイン・アプローチ手法を用いて、お客様の課題を解決に導くためのお手伝いをします。

■ハイブリッドクラウド検証●新規に導入する機器上でのお客様業務アプリの動作検証や、実機のないソフト・機器等の組合せ検証など、ご希望に合わせ、ハイブリッドクラウドの最新システム導入効果を事前にご確認いただけます。

●仮想化やシステム統合、プライベートクラウドの検証、お客様先からのリモートによる検証など様々なご要望に対応します。

国内最大規模の共創空間・検証サポート施設

スパーク エムトゥエルブ

富士通コンタクトライン(総合窓口)

FUJITSU Digital Transformation Center

[所 在 ] 東京・浜松町 世界貿易センタービル29階 / 30階[設備 ] 延床面積 3,600平方メートル(国内最大規模)     ワークショップ専用スタジオ、検証ルーム、セミナールーム など

[ URL ] http://www.fujitsu.com/jp/about /corporate/ facilities/dtc/

※1 SPARC M12-1の1コア構成はグリーン購入法に適合していません

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UNI Xサーバ

「 SPARC M12」近年、企業や社会における IoTやビッグデータの活用が進む中、

ICTにおけるデータ量はますます増加を続け、データ管理に関する性能や運用・管理コストなどに

新たな課題が発生してきています。

また、市場の激しい変化に対応するためには、従来からの高性能・高信頼技術に加え、

スピーディーかつ柔軟に対応可能な新しいインフラが求められています。

富士通は、このようなニーズにお応えするため、UNI Xサーバ「 SPARC M12(スパーク エムトゥエルブ)」

を開発しました。SPARC M12は、世界最高クラスのC PUコア性能により、

最小限のリソースで基幹業務やデータベースの処理能力を最大化し、

IC T投資の最適化およびお客様のリアルタイムの意思決定に貢献します。

SPARC M12-2SPARC64 XII(3.9GHz)

最大2C PU(24コア、192スレッド)

SPARC M12-1SPARC64 XII(3.2GHz)

最大1C PU(6コア、48スレッド)

SPARC M12-2SSPARC64 XII(4.25GHz)

最大 32CPU( 384コア、 3,072スレッド)

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メインフレーム技術を継承した高信頼プロセッサ「SPARC64 XII」

■マルチコア /マルチスレッド「SPARC64 XII」はCPUコアあたり8スレッド、CPUチップあたり最大12コア/96スレッドの高い並列処理が可能であり、世界最高クラスのコア性能を実現しています。

■旧資産環境から仮想環境への移行が可能SPARC M12はOracle Solaris 10 / 11をサポートしています。また、Oracle Solaris Legacy Containersの使用により、制御ドメインもしくはゲストドメインのOracle Solaris 10上に、Solaris 8 /9コンテナが構築可能です。これら仮想化機能によって4世代のSolaris(Solaris 8/9/10/11)を同一サーバ内で統合可能なため、旧資産を有効活用することが できます。

■動的縮退機能万が一のプロセッサ障害時にも、システムを止めることなく、コア単位でプロセッサを切り離す動的縮退機能によりドメインの性能を維持したまま業務の継続が可能です。ドメインに割り当てられていたC PUコアが、異常時に動的縮退した場合、予備となっているC PUコアが割り当てられることで、ドメインのコア数を維持し、業務を継続します。

◆ 最新プロセッサ「 SPARC64TM XII(トゥエルブ)」を搭載

◆ 高い処理性能と圧倒的なスケーラビリティ

◆ ビッグデータ時代の高速リアルタイム処理が  可能なUNIXサーバ

◆ メインフレーム技術によって培われた高信頼性

◆ 「Oracle Solaris」で高信頼でセキュアな  システム環境を構築可能

SPARC64 XII概要・動作周波数:最大4.25GHz・最大12コア・1コアあたり8スレッド・最大32MB 三次キャッシュ・オンチップメモリコントローラ・オンチップ I / Oコントローラ

SPARC M12

Oracle Solaris 10or

Oracle Solaris 11

ファームウェア

制御ドメイン

Oracle Solaris 11

ゲストドメイン

Oracle Solaris 10

ゲストドメイン

Oracle VM Server for SPARC

OracleSolaris 11ゾーン

OracleSolaris 10ゾーン

OracleSolaris 10ゾーン

Solaris 8/9コンテナ

最新SPARCプロセッサとSolarisによる最強のUNIXサーバの実現

SPARC M12に搭載している「SPARC64 XII」プロセッサは、富士通が培ってきたプロセッサ開発技術を結集した最新のSPARCプロセッサです。メインフレーム技術を継承した高信頼性とスーパーコンピュータ技術を採用した高速性をオープン・プラットフォームに投入し、性能向上を実現しました。

グローバルスタンダードOS「Oracle Solaris」

SPARC M12はオペレーティングシステムとして、グローバルスタンダードOS「Oracle Solaris」を採用。Oracle Solarisはオラクルが開発する世界標準のUNIXオペレーティングシステムで、Javaを始めとしたインターネット技術への対応や、数多くの業界標準仕様への対応、また高いセキュリティ機能により、全世界で幅広く利用されています。

制御ドメイン

未使用のCPUコア

ゲストドメイン 1 ゲストドメイン 2

CPU

CPUコア

CPU CPU CPU CPU CPU CPU

CPU CPU CPU CPU

CPU

CPU異常

自動割り当て

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SPARC M12では、必要最小限の C P Uリソースで利用開始が可能な CPUコア アクティベーションをご提供します。業務量の増加に応じて、システムを停止することなくコア単位でのきめ細やかな拡張を実現します。

■コア単位での性能増強が可能な「CPUコア アクティベーション」

SPARC M12-2Sでは、筐体を積み上げることでリソース拡張が可能なビルディングブロック方式を採用しており、最大16筐体までひとつのシステムとして拡張可能です。ビルディングブロック方式で筐体を増設していくことで、最大32CPU / 384コア / 3,072スレッドまでシステムを拡張でき、圧倒的なスケーラビリティを実現しています。また、業務を停止することなく筐体単位での追加・削除が可能です。

■ビルディングブロック方式による圧倒的なスケーラビリティ

SPARC M12では、仮想化技術として追加費用なく3つのパーティション機能を提供します。

■ハードウェア層:「ハードウェアパーティション」■ファームウェア層:「Oracle VM Server for SPARC 」■ OS 層:「Oracle Solaris ゾーン」

■柔軟なパーティション構成

ビジネスの競争力を強化していくためには、日々刻々と変化するビジネス環境にスピーディーに対応することが必要不可欠です。最先端テクノロジーを搭載した SPARC M12がお客様のビジネスを支えます。

ビジネスの成長に合わせた投資を可能にする拡張性と柔軟性

SPARC M12は、革新的なサーバ技術の採用によりシステム性能を大幅に向上し、ビッグデータ時代の高速リアルタイム処理に貢献します。

従来、ソフトウェア上で行われていた処理をハードウェア(プロセッサ)上に組み込む「ソフトウェア・オン・チップ」技術により、飛躍的な高速化を実現しています。ソフトウェア・オン・チップには、以下の機能があります。

■ソフトウェア・オン・チップ

SPARC M12は CPUチップ内にCPU間インターフェースを内蔵し、最大 25Gbpsの高速シリアル転送で CPU同士を結合しています。それぞれが8レーンで構成され、双方向で最大 50GB/s(片方向の場合25GB/s)の高スループットを実現しました。さらに、SPARC M12-2Sでは、クロスバーボックスを経由し、最大16台(32CPU / 384コア)まで拡張が可能です。高速インターコネクトにより、同一筐体内のCPU同士だけでなく、他筐体のCPUへの高速なデータ転送も可能にしています。

■高速インターコネクト

SPARC M12は、プロセッサの性能向上に合わせてメモリ部のアクセス高速化と大容量化を図っています。「DDR4-2400」メモリの採用、メモリチャネル数を増強することでビッグデータの処理においても性能劣化のないリアルタイムな処理を実現しています。

■高速・大容量メモリ

SPARC M12-2、SPARC M12-2Sでは、空気冷却、液体冷却に加え、減圧することで液体が気体に変化する際に熱を奪う現象(気化熱)を利用した冷却技術「 Vapor and Liquid Loop Cooling」により、冷却性能を大幅に向上させることで高性能の実現に貢献しています。

■冷却技術の革新 「 Vapor and Liquid Loop Cooling」

リアルタイム処理を実現する高速性

他を圧倒する世界最高レベルの高速性 最先端テクノロジーによる拡張性・柔軟性の実現

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初期導入時

運用開始後にCPU・コア追加運用開始後にCPU・コア追加

CPU CPU

8コア 未使用

CPU・コアの追加 CPU・コアの追加

筐体の追加+

継続利用継続利用

最大16筐体(32CPU)まで ひとつのシステムとして拡張可

CPU CPU

アクティベートしたCPUコアアクティベートしていないCPUコア

追加拡張追加拡張

追加拡張追加拡張

分割階層

機能名

構成図

サポート機種

ハードウェア層

ハードウェア パーティション

SPARC M12-2S SPARC M12全モデル

OS

ファームウェア

ハードウェアリソース

業務AOS

ファームウェア

ハードウェアリソース

業務B

ファームウェア層

Oracle VM Server for SPARC

OS

ファームウェア

ハードウェアリソース

業務AOS

業務B

OS層

Oracle Solaris ゾーン

OSカーネルゾーン カーネルゾーン

ファームウェア

ハードウェアリソース

業務A

カーネル独立

業務B

OSゾーン ゾーン

ファームウェア

ハードウェアリソース

業務A

カーネル共有

業務B

障害隔離性 高 柔軟性(リソース可用性) 高

■ SIMD(Single Instruction Multiple Data)命令S IMD命令を2個同時実行することにより、4つの64ビットデータを同時に積和演算処理することが可能です。また、8ビットデータを最大32個、さらに、4ビットデータを最大64個同時に比較することが可能ですので、大量データを高速に処理することができます。

■ 10進浮動小数点演算10進浮動小数点演算ユニットを実装しています。これにより、従来ソフトウェアで処理していた10進浮動小数点演算をハードウェアで高速に実行します。

■暗号演算暗号演算ユニットを実装しています。暗号処理を高速実行する命令をサポートすることで、暗号処理用アダプターを使用せずに、高速に暗号処理(暗号化 / 復号)することが可能です。

ソフトウェア・オン・チップで対応しているソフトウェア処理をハードウェア上で行うため、処理時間の大幅な短縮が可能

ソフトウェア・オン・チップ機能なし

ソフトウェア・オン・チップ機能あり

処理時間

ソフトウェア処理

ソフトウェア処理

ハードウェア処理 ハードウェア処理

ハード側で処理可能な部分

ハード側で処理可能な部分

12コア 8コア

液体の状態変化

ラジエータ C PU

蒸気 + 液体蒸気 + 液体

液体 液体ポンプ

液体から気体に変化

冷却の仕組み

冷却

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システム内でエラーが発生した場合、トラブルに発展させることなくエラー訂正を行うことが、「止まらないシステム」のため

には必要不可欠です。SPARC M12はきめ細かなエラー訂正によってお客様のシステムを保護します。

SPARC M12では、エラー訂正のためCPU、メモリ、システムバス等、システム内の幅広い範囲を ECC機能により保護。シングルビットエラー発生時にもシステム運用に影響を与えません。さらに、メモリはエラー訂正機能の高い「拡張ECC」により保護。「拡張ECC」ではデータを連続した領域に格納せず、分散させて格納するため、メモリ素子の故障によるマルチビットエラーの発生時にもエラー部分を他のデータ部分から再作成することが可能です。

■ECC(Error Checking and Correction)/ 拡張ECC

SPARC M12は、本体装置内のXSCF(eXtended System Control Facilit y)でサーバの監視・制御を行います。X SCFは、本体装置のCPUとは別のサービスプロセッサで稼働するシステム監視機構です。CPU・メモリ・ディスク等の状態や、ファンの回転数や装置内の温度など、本体装置の状態を常に監視しており、その情報は X S C Fに通知・蓄積されます。OSがダウンしても影響を受けることなく、本体装置の監視・制御を行うことができます。また、パーティションの設定・管理やリソースの切り替え等の操作も可能です。

■システム監視機構(XSCF)によるサーバの監視・制御

SPARC M12では、PCIバスや高速インターコネクトなど主にシリアルインターフェースのアクセスにおけるエラーをチェックする「CRC」機能により、マルチビットエラー時でもリブートせずに業務継続が可能です。

■CRC(Cyclic Redundancy Check)

SPARC M12ではコンポーネントの冗長化により、万一のトラブル発生時にもシステムの稼働を継続することが可能です。ディスク、電源、ファン等、主要コンポーネントの冗長化はもちろん、SPARC M12ではメモリミラー機能をサポート。マルチビットエラーの発生時にも、ミラー化されたデータを使用することにより業務の継続が可能です。また、活性交換も業務の継続性をより一層高めます。サーバ内のあらゆる部分に、業務を継続させる技術を取り込んでいます。

SPARC M12では、様々な角度からお客様のシステムをチェックしています。

エラーを迅速に検出し、止まらないシステムを目指す、それがSPARC M12です。

SPARC M12は、サーバ内のあらゆる場所でエラーの予兆を監視します。また、Oracle Solarisの機能である自動障害管理機能「予測的セルフヒーリング」との組み合わせにより、エラーの発生を未然に防ぎます。

メモリパトロールは、メモリでエラーが発生していないか事前に検査を行う機能です。メモリパトロールにより、OSやアプリケーションがメモリを使用する前にエラー発生を検出し、エラー訂正や縮退を行うことができます。SPARC M12の場合、メモリアクセスコントローラーがメモリパトロールを行います。OSや CPUリソースを使わずにメモリパトロールを実行できるので、業務に影響をおよぼすことなく、高速にメモリのエラーチェックを行えます。

■障害監視

当社のプラットフォームは標準保守期間を5年間に設定しております。 SPARC M12では、長期サポート対象ハードウェアと、「SupportDesk Standard(長期サポート)」を選択いただくことで、出荷後最長10年間の保守サポート*をご提供します。

■SPARC M12が提供する長期サポート

■メモリパトロール

富士通サポートセンター(OSC*)の専門技術者が、ハードウェア/ソフトウェアを一括で24時間365日サポートします。定期点検やリモート通報などの予防保守、お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供などを行います。万一のハードウェアトラブル時には全国各地に配置された拠点のうち最寄りの拠点からサービスエンジニアを派遣し、修理作業を実施。充実したサービス内容で、システムの安定稼働を強力にバックアップします。

■SupportDesk Standard ■オプションサービス●高可用性運用を支援するカスタマイズサービス

「 SupportDesk Standard」と「SupportDesk Option」がセットになった「SupportDesk バリューセット」をご用意しています。組み合わせ可能なサービスは製品によって異なりますので、弊社営業または販売パートナーまでお問い合わせください。

■SupportDesk バリューセット

【サービス時間帯】24 時間365日対応可(ご契約の内容により異なります)

*:SupportDeskの契約が必須となります。

SupportDesk Optionデータセキュリティ

復旧支援

定期レポーティング

システム監視

システムマネジメント

システムオペレーション

HAサービス

*OSC:One-stop Solution Center(SupportDeskご契約のお客様専用の総合サポートセンター)

メモリECC

ハードエラー発生時_データを分散して格納_

メモリ素子

エラー

0 11 0 0 01 1 1 01 01 10 0

1bitエラーはECCで訂正可

ECC 拡張ECCハードエラー発生ハードエラー発生 ハードエラー発生ハードエラー発生

0 11 0 0 01 1 1 01 01 10 0

4bitエラーになるためECCでは訂正不可

11 0 01 1 01 01 10 0

1bitエラーになるためECCで訂正可

0 0 1

CPU

メモリ

温度センサー

電源

ファンI/O

ディスク

構成 /管理 / 状態監視

ファンの回転数や温度などを監視

情報はすべてXSCFに通知・蓄積情報はすべて

XSCFに通知・蓄積 XSCF

SPARC M12では、メモリミラー機能をサポート。メモリをミラー化し、両系統に同じデータを書き込んでいくため、万一、ECCで訂正できないマルチビットエラーが発生した時にも業務の継続が可能です。

SPARC M12では、システム内の主要コンポーネントは冗長化されています。冗長化により、一方のコンポーネントでトラブルが発生しても、もう一方のコンポーネントで業務を継続することができます。そのため、高可用なシステムを構築できます。

■メモリミラー ■主要コンポーネントの冗長化

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SPARC M12は最新SPARCプロセッサ「SPARC64 XII」を搭載し、従来までのUNIXサーバより高密度なシステムを構築することが可能となりました。また、性能の強化により、サーバの集約率が向上したため、省エネルギー・省スペース、高性能なシステムを実現いたします。

SPARC M12ではPower Capping機能により、システムの最小~最大消費電力値の範囲で上限値を設定可能です。お客様の電力事情に応じた消費電力を設定することができます。

■サーバ統合による省エネルギー、省スペースの実現

■Power Capping

SPARC M12の Power Saving機能では、システムに実装されていても使用率の低いハードウェアの消費電力を下げることによって消費電力を削減します。

■Power Saving

SPARC M12では、サーバ全体の省エネルギー化のために、以下のようなさまざまな省エネルギー技術を駆使しています。■コンポーネントの省エネルギー

■ 省エネルギー /省スペースなコンポーネントの採用■ 高密度実装による部品点数の削減■ 筐体内の冷却効率化による冷却部品の削減

■ VLLC(Vapor and Liquid Loop Cooling)によりプロセッサ冷却の効率化を実現■ 温度変化によりファンの回転数を柔軟に制御■ 高効率電源を採用し、「80PLUS」プログラムの“GOLD / PLATINUM”を取得

お客様ビジネスを支えるために

予兆監視

システムを拡張していくということは、増えつづけるサーバ台数や消費電力、発熱量の問題と向き合っていくということにつながります。SPARC M12は、省エネルギー・省スペースを実現し、お客様のビジネス発展を支えます。

省エネルギー・省スペース

業務停止が許されないミッションクリティカルなシステムでは、長期間の安定稼働が求められる場合があります。SPARC M12では、出荷後最長10年間の長期サポートをご提供します。お客様のビジネスプランに合わせて保守期間を決めることができ、システム設計における選択の幅が広がります。

最長10年の安定稼働を支える、長期サポート

FUJITSU Managed Infrastructure Service SupportDesk は、ハードウェア・ソフトウェアの製品サポートに加え、仮想化 /クラウド化の進展により多様化 / 複雑化したお客様の IC T運用を強力にバックアップする運用・保守サービスです。お客様のシステム構成 / 業務に踏み込んだサービスで、お客様システムの安定稼働を支えます。※本サービスは法人のお客様向けの有償サービスです。個人のお客様はご利用いただけません。

FUJITSU Managed Infrastructure Service SupportDesk

データ保護

システム保護

故障ハードディスクのお引き渡しや定期的な稼働状況報告など製品保守の付帯作業を行うサービス

運用サービスインフラ全般にわたる運用業務(監視、問合わせ対応、定常オペレーション)をお客様に代わり実施するサービス

*Support Deskに関する詳細はインターネット情報サイト「製品サポート」をご覧下さい。 http://www.fujitsu.com/jp/supportdesk

※本サービスは SupportDesk Standardが契約されていることが前提です。

「 SupportDesk Standard」をベースとした各種オプションサービスをご用意しています。