s02 企業で活用が進む microsoft azureの仮想マシン (linux)

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Page 1: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

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Page 2: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

更新履歴

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バージョン

1.00 2014/6/30 ・初版リリース

1.10 2014/9/30・2014年9月現在の情報に更新・SSD対応インスタンスDシリーズについて追記

1.20 2014/1/31・2015年1月現在の情報に更新・SSD対応インスタンス、Gシリーズについて追記

Page 3: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

目次

• Microsoft Azure仮想マシンの概要• 利用可能なOS・ミドルウェア• 用途に応じたインスタンスの選択• イメージとディスク• 仮想マシンの作成、各種設定• 仮想マシンへの接続• 仮想マシンの日本語化• 仮想マシンの開始、停止、削除• エンドポイント、負荷分散、ACL等各種設定• 可用性セット• 仮想ネットワーク• オートスケール• コマンドラインからの管理• 構成例と金額

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Page 4: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

開発言語

アプリケーションサービス

ネットワークサービス

コンピューティング

認証 システム連携 キャッシュ

データサービス

データ周辺サービス

仮想ネットワーク(VNet to VNet)

仮想ネットワーク(Site to Site)

仮想ネットワーク(Point to Site)

CDN キャッシュサービスバス キューBizTalkサービス

多要素認証Azure Active

Directory

アクセス コントロールサービス

DRサービス

Webサイト(PaaS)

クラウドサービス(PaaS)

仮想マシン(IaaS)

モバイルサービス(PaaS)

Blob テーブル SQLデータベース

StorSimple

メディアサービスVisual Studioオンライン

API管理 通知ハブ スケジューラ オートメーション サイト リカバリー

Intelligent Systems Service (IoT)

HPC

ExpressRoute(専用線)

Azureサーチ

Traffic Manager

RemoteApp

Azureバックアップ

HDInsight(Hadoop)

ドキュメントDB

マシンラーニング

Microsoft Azureの全体像と仮想マシン

Page 5: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

Microsoft Azure 仮想マシンとは?

• Azureが提供する仮想サーバー

• OS,ミドルウェアを自由に選択できる(IaaS)

• Windows のみではなくLinux も提供

• 様々な性能(CPU,メモリ) を持つインスタンスを選択可能

• オンプレミスからの移行も柔軟に行える

• 時間単位の課金で利用可能

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Page 6: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンの特徴

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Page 7: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンの利用用途

■各種用途で活用可能

• WEBサーバー

• DBサーバー

• HPC

• Active Directory

• ファイルサーバー

• SharePoint サーバー

• Visual Studio 2013 Update3を搭載した開発環境

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Page 8: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンの構成概要

• クラウドサービスは、仮想マシンの論理的な入れ物(グロバールIP、URIを持つ)

• 仮想ネットワークは、自由なネットワーク設定(内部IPの割当)が可能

• BLOBに仮想マシンが利用する、仮想ディスクを格納

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仮想ネットワーク

クラウドサービス

仮想マシン1 仮想マシン2 仮想マシン3

Microsoft Azure データセンター

BLOB

仮想ディスク

オンプレミス

VPN

インターネット

Page 9: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

利用可能な Linuxディストリビューション

• SUSE Linux Enterprise

• openSUSE

• Ubuntu Server

• Open Logic Cent OS

• Oracle Linux, Oracle DB ,WebLogic Server

• Core OS

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OracleLinux

Page 10: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

イメージギャラリー VM Depot

• MS Open Techが提供するコミュニティベースのイメージギャラリー

• LAMP/Wordpress/Jenkins/CMSなどがインストール済み

• 自作イメージを登録可能

• 自己責任もしくはイメージ提供者のサポートで利用する

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https://vmdepot.msopentech.com/

Page 11: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

用途に応じて選べるインスタンス(Aシリーズ)

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サイズ 主な仕様

標準型インスタンス A0 から A4まで。コア数 1~8メモリ 14GBまで。

ロードバランサーとオートスケール機能を備えたAzure標準仕様のインスタンス。

メモリ集中型インスタンス A5 から A7までコア数 2,4,8コアメモリ 14,28,56GB

データベースなどの高スループットのアプリケーションを実行できるように、大量のメモリを搭載したインスタンス。

コンピューティング集中型インスタンス

A8,A9コア数 8, 16コアメモリ 56GB,112GB

標準インスタンスよりも高速なプロセッサ、多数の仮想コア、大量のメモリを搭載、高速な相互接続を行うようにInfiniBandを搭載。

基本インスタンス A0 から A4まで。コア数 1~8メモリ 14GBまで。

単一構成での起動。ロードバランサーとオートスケールの機能を持たない。テスト、開発環境に適している。※標準インスタンスより価格が20%安い。

• 用途に応じて4種類のインスタンスが選択可能

• それぞれ選択可能なサイズが異なる

Page 12: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

標準インスタンス (Aシリーズ)

• 多様なアプリケーションの実行に適したサイズを提供

• A0 は、テスト・検証用

• 実稼働向けについては、A1 ~ A4 を選択する

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サイズ コア数 メモリ 一時ディスクデータディスク最大接続数

最大IOPS

A0 (XS) 共用 768 MB 20 GB 1 1 × 500

A1 (S) 1 1.75 GB 70 GB 2 2 × 500

A2 (M) 2 3.5 GB 135 GB 4 4 × 500

A3 (L) 4 7 GB 285 GB 8 8 × 500

A4 (XL) 8 14 GB 605 GB 16 16 × 500

Page 13: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

集中型インスタンス(Aシリーズ)

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サイズ コア数 メモリ 一時 ディスクデータディスク数

最大IOPS

A5 2 14 GB 135 GB 4 4 x 500

A6 4 28 GB 285 GB 8 8 x 500

A7 8 56 GB 605 GB 16 16 x 500

A8 8 56 GB 382 GB 16 16 x 500

A9 16 112 GB 382 GB 16 16 x 500

• A5 ~ A7:メモリ集中型データベースなど大量メモリを必要とするアプリケーション向けインスタンス

• A8 ~ A9:コンピューティング集中型多数のコア、大量メモリを必要とする高パフォーマンス向けインスタンス40 ギガ ビット/秒の InfiniBand ネットワーク

Page 14: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

基本インスタンス(Aシリーズ)

• ロードバランサー、オートスケール機能が利用できない

• ロード バランサーが不要な運用環境や、開発/テスト環境向け

• 最大27% 安価

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サイズ コア数 メモリ 一時ディスクデータディスク最大接続数

最大IOPS

A0 (XS) 共用 768 MB 20 GB 1 1 × 300

A1 (S) 1 1.75 GB 40 GB 2 2 × 300

A2 (M) 2 3.5 GB 60 GB 4 4 × 300

A3 (L) 4 7 GB 120 GB 8 8 × 300

A4 (XL) 8 14 GB 240 GB 16 16 × 300

Page 15: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

SSD対応インスタンス(Dシリーズ)

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サイズ 主な仕様

標準型インスタンス D1 から D4まで。コア数 1~8メモリ 3.5~28GBまで。ディスク50~500GB

ロードバランサーとオートスケール機能を備えたAzure標準仕様のインスタンス。

メモリ集中型インスタンス D11 から D14までコア数 2~16コアメモリ 14~112GBディスク 100~800GB

データベースなどの高スループットのアプリケーションを実行できるように、大量のメモリを搭載したインスタンス。

基本インスタンス 間もなく提供開始(2015/1現在)

• 仮想マシンの一時領域をSSDに割当

• Windowsの場合、Dドライブ

• Linuxの場合、 /mnt/resource

• CPUがAシリーズより約60%高速化

• SQL Server 2014 のBuffer Pool Extensions 利用時等に有効

Page 16: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

SSD対応インスタンス(Gシリーズ)

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• CPUに最新の Intel® Xeon® プロセッサ E5 v3 ファミリーを搭載Dシリーズの2倍のメモリと4倍のSSDが搭載

• G シリーズの Virtual Machines は米国東部2の地域でのみ利用可能

サイズ コア数 メモリ 一時ディスクデータディスク最大接続数

最大IOPS

G1 2 28 GB 384 GB 4 4 x 500

G2 4 56 GB 768 GB 8 8 x 500

G3 8 112 GB 1,536 GB 16 16 x 500

G4 16 224 GB 3,072 GB 32 32 x 500

G5 32 448 GB 6,144 GB 64 64 x 500

Page 17: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

世界19か所のリージョンを選択可能

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日本東西DCを含む

世界19か所のDCを

選択可能。

• ※中国内で2か所

Page 18: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

ドメイン名とIPアドレス

• 仮想マシンには管理に必要なDNS名と

IPアドレスが付与される

• DNS名は *.cloudapp.net が付与される

• ホスト名はマシン名としてDNSとは別途設定

• グローバルIPが割当される

• 内部IPアドレスも割当される

• 仮想ネットワークを使うと、別途内部IPが設定可能

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Page 19: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

物理コアと仮想コアの関係は1:1

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オンプレミスの Hyper-V と異なり、

Windows Azure 上の仮想マシンは、

LP と VP の比が 1:1 。

つまり、物理的なコアが一つ丸ごと、

仮想マシン上の CPU コアになる。

「他の仮想マシン」とコアを共有する

ことがないため、物理コアの性能を

すべて享受できる。

※ ただし、XS サイズ、基本インスタ

ンスだけは例外で、複数の仮想マシン

でコアを共有します。

(LP:VP が 1:Nになります)

Page 20: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

マシンサイズ

• マシンサイズは作成後に変更可能

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Page 21: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

ディスクは堅牢性を備えたストレージに保存

• 仮想マシンのVHDファイルはストレージ(Blob)で保存される。

• ストレージ(Blob)内のデータは異なる三つのノードに保存。

• 三重化され障害への高い耐性を持つ。

• 他リージョンへのレプリケーションも実施。

Page 22: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

地域間複製によるBCP、DR• ストレージのデータはリージョン間で6多重で複製される。

• 西日本と東日本でのDRを実現。

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Page 23: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

オンプレミスとクラウド間のポータビリティ

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Windows Server Hyper-V Microsoft Azure 仮想マシン

社内システムの Hyper-V と Azure の

間で仮想マシンを相互に移行可能

• 共通のハイパーバイザ(Hyper-V)で稼働しているため、

仮想マシン(VHDファイル)を相互に移行可能。

Page 24: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

イメージとディスク• イメージとは仮想マシンを作成する際のテンプレート

イメージとして利用するためにはSysprep(一般化)されている必要があるユーザーもSysprepしたマイイメージをポータルに登録し、利用できる

• ディスクとは仮想マシンが実際に稼働するOS領域、データ領域イメージをもとにディスクが生成される(OS領域)

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ディスク

VHD

イメージ VHD

イメージ(vhd)をもとにOSディスクを生成する

VHD

VHD

Page 25: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

OSディスクとデータディスク• OSディスク

イメージをもとにOSが展開されたディスク。Cドライブに相当。

• データディスク

任意のデータを格納できるディスク。Windowsの仮想マシンであれば E: ドライブ以降にマウントされる

仮想マシンのサイズによって、追加できる本数が異なる

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OS

ディスク

データ

ディスク

VHD VHD VHD

イメージ VHD

Page 26: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

展開用マシンイメージを作成

• ベースイメージを作成することで、同一構成の仮想マシンを展開できる

• waagent コマンドでデプロビジョンしてから、管理ポータルで取り込み操作

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Page 27: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

ディスクは需要に応じて増設可能• OSは /dev/sda1、一時領域は /dev/sdb1。スワップ領域は未設定

• 外部ディスクは、/dev/sdc1 ~ に接続。最大接続数はインスタンスサイズによって異なる。

• マウントポイントは任意の場所に設定

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デバイス名 用途 マウントポイント

/dev/sda1 OS領域 /

/dev/sdb1 一時領域 /mnt/resource (*)

/dev/sdc1 永続用 任意

(*)Linux ディストリビューションによって異なる(例はCent OSの場合)

Page 28: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

オンデマンドでディスク追加が可能

• ポータルから仮想マシンに対して、データディスクを追加可能

• データディスクはWindowsの場合、Eドライブ以降に割り当て

• ホストキャッシュ設定を行い、読取りのパフォーマンスを向上できる

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Page 29: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

Microsoft Azureアカウント作成■必要なもの

・Microsoftアカウント※Microsoftアカウント作成はこちらのページをご覧ください。http://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/signup/default.aspx

・確認コードを音声かSMSで受け取るための携帯電話・身元確認のためのクレジットカード(お試しの場合は課金されません)

■Azureアカウントの作成手順http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/ee943806.aspx

・アカウント作成後、管理ポータルにサインインできれば作成完了

・管理ポータルのURLは https://manage.windowsazure.com/

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Page 30: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンを1ステップで作成する

• ポータルから、簡易作成画面を利用すると

Linux 仮想マシンを1ステップで作成可能

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仮想マシンのDNS名

OSイメージの種類と仮想マシンのサイズ

管理者のユーザー名

上記管理者のパスワード

配置するデータセンターと

使用するサブスクリプション

ここをクリックすると作成開始

Page 31: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

1.ギャラリーから 4 ステップで作成可能

• 管理ポータルのギャラリーから仮想マシンの作成を選択し、

あとは簡単なウィザードに従うだけで作成可能

• はじめにOSイメージを選択

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Page 32: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

2.仮想マシン名、サイズ、認証方法

• 「仮想マシンの構成」では、仮想マシン名、サイズ、認証方法を選択

ユーザー名と、パスワードを設定

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Page 33: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

3.クラウドサービス、ストレージ、地域の選択

• 仮想マシンを新規のクラウドサービスか既存のクラウドサービス内に作成するか選択

• 新規の場合は、クラウドサービス名(URL)を指定仮想マシンを作成する場所を選択

• ストレージアカウントは使用するディスクの保存先を設定

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Page 34: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

4.エージェント、エンドポイントの設定

• エージェントのインストールを設定エージェントをインストールすると、パスワードを忘れた際に再設定できる

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Page 35: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンへの接続

• 状態が「実行中」になったら接続可能

• ターミナルソフト(TeraTerm,PuTTY等)でSSH接続

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Page 36: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想マシンの開始、停止、再起動、削除

• 開始、再起動、停止、削除の各操作は管理ポータルから可能

• 仮想マシン側でシャットダウンしてもAzureから見ると停止と認識されないので注意。管理ポータルから実施し、停止済み(割り当て解除済み)となっていれば課金は発生しない

• 削除時には、仮想マシンのディスクを含めて削除を行うか選択

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Page 37: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

エンドポイントの設定

• 管理ポータルからエンドポイントを作成

• 負荷分散も設定可能

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Page 38: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

負荷分散を容易に設定可能

負荷分散セットを使い、指定したエンドポイントに複数台のサーバーを設定

スケーラビリティ確保のため、外部からの通信はロードバランサーで負荷分散される

エンドポイントのスケールアウトが可能

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Page 39: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

アクセス制御リスト(ACL)

• エンドポイント(ポート定義)毎にACLを定義

• 許可/拒否の組み合わせを50個までルール化

• SSHやRDP、特定のポート処理へのアクセス制御が可能

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Page 40: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

可用性セットとは

• 可用性セットを構成すると、異なる障害ドメインに仮想マシンが分離される

• 異なる障害ドメインは同時に停止しないよう別ラックに配置される

• ホストOSのアップグレードのメンテナンス時も同様に、同時停止しない

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Page 41: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

仮想ネットワーク

• 仮想マシンは、仮想ネットワークと組み合わせることで、Azure内部にネットワークを作成でき、内部IPを固定できる

• VPN で オンプレミスとセキュアな接続を可能に

• Site to Site / Point to Site 形式の接続をサポート

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仮想ネットワーク

Subnet-110.0.1.0/24

Subnet-210.0.2.0/24

10.0.2.11 10.0.2.22

10.0.1.10 10.0.1.20

Site to Site VPN

オンプレミス

10.0.0.0/8Point to Site VPN

Page 42: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

オートスケール• 可用性セットに複数マシンをあらかじめ用意し、

管理ポータルから停止しておく

• 手動、CPU、キューからスケールの設定を行い、閾値を超えた際に

設定した台数のマシンまで、自動で起動させることが可能

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VM3

停止中

VM4

停止中VM1

実行中

VM2

実行中

VM3

実行中

VM4

停止→起動

VM1

実行中

VM2

実行中

Page 43: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

エンドポイント監視 (プレビュー)

• HTTP/HTTPSの簡易監視が可能

• ホストした地域外のDCから監視

• レスポンスコードが400以上、もしくは30秒以上かかる場合にエラーとなる

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Page 44: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

メトリクス参照とアラートの設定

• CPU、ディスクの読み書き、ネットワーク入出力のメトリクスが管理ポータルより確認可能。

• 1時間、24時間、7日間 のスパンで確認できる。

• メトリクスの内容をもとに、アラートを設定可能。

※CPUの過去5分間の平均値が50%を超えた際にメール通知するなど。

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Page 45: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

コマンドラインからの管理

• 仮想マシンの作成、起動、停止、削除など様々な操作が可能

• PowerShell と Node.js で動作する Azure Cross-Platform Comannd Line Tools の2種類が用意されている

• REST API も提供されているためツールの自作が可能

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Page 46: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

SLA (Service Level Agreement)

• SLAとはAzureのサービス稼働保証。可用性に対する保証

各サービスごとに、適用される構成条件が異なる

• 仮想マシンの場合、可用性セットに複数インスタンス構成した場合に99.95%保証

• 仮想マシンの場合、1台構成時には適用されないので注意が必要

• 停止時間がSLAを下回れば、未達時間分の費用が返金される

• 停止時間には、HW、DC、ネットワーク障害、

ホストOSアップデート時間が含まれる

• ゲストOSのアップデート時間は含まれない

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サーバー1 サーバー2

http://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/

Page 47: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

構成例と金額(2015/1月現在)

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Azure 料金計算ツールhttp://www.windowsazure.com/ja-jp/pricing/calculator/?scenario=virtual-machines

仮想ネットワーク

Site to Site VPN

オンプレミス

Page 48: S02 企業で活用が進む Microsoft Azureの仮想マシン (Linux)

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