rx t study130216

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koeda

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RxTstudy(2013/2/16)の発表資料

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Page 1: Rx t study130216

koeda

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医療系の分析装置の開発リーダを長いこと

2009年SQIP「Mantisを使った開発」で発表

2010年XP祭り関西「チケット駆動開発」で発表

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開発プロジェクトを時系列に、「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)に分割し、

原則として前工程が完了しないと次工程に進まない

From ウィキペディア

ウォーターフォール開発の定義(抜粋)

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要求定義

外部設計

内部設計

テスト

運用 人が専門化してしまう。

私が感じた問題点

開発

ステップの切り替えに時間がかかる。

上位で不具合が有っても、下位で解決しようとする。

不具合対策等で、仕様書が実態を反映しにくくなる。

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アジャイル開発って何?

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開発対象を多数の小さな機能に分割し、1つの反復 (イテレーション) で1機能を開発する(⇒反復型開発)。この反復のサイクルを継続して行い、1つずつ機能を追加開発してゆく。

From ウィキペディア

アジャイルソフトウェア開発の定義(抜粋)

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重要度小

機能1

機能2

機能3

機能4

イテレーション1イテレーション

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イテレーション3イテレーション

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重要度大

全員が設計からテストまで経験できる。

私が感じたメリット

私が感じた注意点

拡張性の高いアーキテクチャを用意する必要がある。

フィードバックが早く、変化に柔軟に対応できる。

実態に即した仕様書ができる

「Champion」が欲しい

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あなたは、何を作っているんですか?ウォーターフォーラー:

私は、柱を作っています。

アジャイラー:私は、大聖堂を作っていま

す。

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1.7つのステップに分け、尐しずつ実現

2.各ステップでの問題点を強調する。

3.解決策を提案して実施する。

4.次のステップへ進む

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レベル0:EXCELによる管理

レベル1:BTSによるBug管理

レベル2:ITSによるIssue管理

レベル3:チケット駆動開発

ステップ1

ステップ2

ステップ3

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レベル4:追加型開発

レベル5:TDD開発

レベル6:自発的なタスク管理

ステップ4

ステップ5

ステップ6

レベル7:継続的な改善

ステップ7

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・仕様書は更新されておらず、実際のソフトウェアを反映していない。

・リーダは、不具合リストや改善リストをEXCEL表にして管理。毎週のミーティングで内容を更新。

・リストには、サマリーのみ記載され、指示は、メール。関連資料は、ファイルサーバーに置かれるが、誰が置いたか、どれが最新かわかりにくい

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不具合の進捗状況が分かりにくい。

リストにある情報では、詳細な資料がわからない。

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WEBでいつでも最新情報が確認できる。

必要な情報は、チケットに添付して一元管理

EXCELに出力して従来通りの管理ができる。

メンバーに聞きまわる必要がない。

対策:BTSの導入

問題点

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BUG以外の設計変更も同様の管理がしたい。

仕様の追加、修正のミスをなくしたい。

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全ての業務をITSで管理する。

業務の種類によるワークフローを明確に

放置チケット対策を考えておく。

対策:ITSの導入

問題点

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アウトプットとチケットが連動していない。

チケットにない修正がある。

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「No Ticket No Commit」の原則を徹底

構成管理ツールとの連携

対策:ITSの導入

問題点

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チケットの粒度がばらばら

チケットの優先度をつけるのが大変

膨大なチケットで途方に暮れる。

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粒度の大きいチケットは、砕くことを1つのチケットに

プロダクトバックログとスプリントバックログに分離

イテレーション毎にチケットを整理

対策:イテレーションの導入

問題点

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イテレーション毎の品質問題

テスト工数の増大

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自動テスト(単体テスト)を導入し、工数を低減

重要なリリース前にはテストだけのイテレーション

対策:TDDの導入

問題点

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人により、忙しさに差が出る。

困難な課題に挑戦したい

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コードの非所有化

リーダー権限の縮小

対策:自発的なタスク処理

問題点

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さらなる効率化の欲求

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振り返りの開催(KPT)

勉強会等の実施

対策:学習と実践

問題点

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レベル0:EXCELによる管理

レベル1:BTSによるBug管理

レベル2:ITSによるIssue管理

レベル3:チケット駆動開発

ステップ1:BTSの導入

ステップ2:ITSに拡張

ステップ3:TiDDの導入

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レベル4:追加型開発

レベル5:TDD開発

レベル6:自発的なタスク管理

ステップ4:イテレーション導入

ステップ5:TDDの導入

ステップ6:リーダシップの縮小

レベル7:継続的な改善

ステップ7:振り返りの推進

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我々は、世界経営システムのサブシステムを作っている。

ライフネット生命 出口社長

この世界をどう変え、そこで何を分担できるか?

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ご清聴ありがとうございました。

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