rsj2013 hara

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RTミドルウェアを用いた システム開発環境のクラウド化について RTシステムエディタ on the Webの開発 (独)産業技術総合研究所 知能システム研究部門 13回日本ロボット学会学術講演会 2013/9/5 13:30-13:45

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Page 1: Rsj2013 hara

RTミドルウェアを用いたシステム開発環境のクラウド化について― RTシステムエディタ on the Webの開発―

(独)産業技術総合研究所

知能システム研究部門

原 功

第13回日本ロボット学会学術講演会 2013/9/5 13:30-13:45

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背 景

• OpenRTM-aistにおけるRTシステムの開発– RTCビルダ or rtc-templateを用いたRTコンポーネントの開発

– RTシステムエディタ、rtshellによるシステム化(RTシステム開発)

– RTSプロファイルを用いたシステムのデプロイメント

NEDO 次世代ロボット知能化技術開発 PJ:統合開発環境 OpenRTP を開発とRTC公開サーバーの整備

• Eclipseをベースにし統一的なUIを用いたOpenRTM-aistの統合開発環境• WebサーバーベースのRTC公開ページ作成システム

• 専用アプリケーションをインストールするため、初心者のインストールでは依然としてトラブルが残る

• OpenRTPの連携機能の未整備のため既存開発のRTCの再利用性が低い

さらなる普及と恒久的な維持には、サポートコストの軽減とRTCの再利用性の向上が必要性

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背 景

• mbed :– ARM社のプロトタイピング用ワンボードマイコンおよびそのデバイスのプログラミング環境

– クラウドサービスによる開発、コードの共有をサポート

周囲の状況:

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研究の目的

• RTCビルダ on the Web (SI2012)

– OpenRTM-aistのRTコンポーネント標準開発ツールであるRTCビルダをPHPを用いたASP化

– 開発ソースコードの管理とリモートコンパイルをサポート

– RTシステムの構築には、RTシステムエディタが必須

OpenRTM-aistの開発環境のクラウド化には、RT

システムエディタのASP化も必要

OpenRTM-aistのサポートコストの軽減とユーザの利便性の向上のために開発環境をクラウドサービス化を行う。

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RTSエディタ on the Webの基本仕様

• 要求

–利用者は、Webブラウザ(FireFox, Chrome,IEのサポートを行う)のみを想定

– RTSエディタと同等のユーザビリティの実現

–既存のRTSプロファイルの再利用

• 実装

– Webサーバ + CGIスクリプト(Python)

–オンラインエディタのみを実装

– HTML5 (SVG+Javascript)によるGUI

– タブレット端末でも利用可能なUIの工夫

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RTSエディタ on the Web の概要

クライアント

Webサーバ(RTSoW)

LAN

RTCRTC

NS NS

RTC

RTCRTC

RTC

Operation Request

ViewCORBA Communication

• WebサーバーとRTC,NSがIP Reachableであれば操作可能• RTSoWは、PythonスクリプトによるCGIであり、簡易Shellとしても利用可能

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RTSエディタ on the Web の概要

Daigaram View

Property View

Name Service

View

Configuration View

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Online DiagramでRTSを作成

• RTSエディタとほぼ同じステップで実行

– NSへアクセスしRTCの一覧を取得

– Drag&DropでRTCをDiagramに表示

– GUI操作によるコネクションの生成

• マウスによる操作

• 既存のRTSプロファイルの読込

• 2つのRTCを選択し、コネクションマネージャによる操作

– RTCのアクティブ化、動作のテスト

– RTSプロファイルへシステム構成を保存

RTSプロファイルは、サーバ上に保存時、再利用、共有可能

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コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 10: Rsj2013 hara

コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 11: Rsj2013 hara

コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 12: Rsj2013 hara

コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 13: Rsj2013 hara

コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 14: Rsj2013 hara

コネクションマネージャー• RTSoWの独自機能

– タブレット等の制限された端末用に、タッチのみでコネクション生成を実現させるためのUI

– SVG形式のシステムの保存

Page 15: Rsj2013 hara

デモ

• RTSoWの操作デモ

– RTSエディタの基本的な操作

– RTSプロファイルによるシステムの復元

– SVG形式のシステム構成図の保存

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まとめ

• OpenRTM-aistの開発環境のクラウドサービス化

• RTシステムエディタをHTML5+CGIスクリプトで実装

• ほぼゼロインストールOpenRTM-aist開発環境の実現

• 詳細情報は、http://hara.jpn.com/_default/ja/Software/RTSEoW.html (RTSエディタ)

http://hara.jpn.com/_default/ja/Software/RTCBoW.html (RTCビルダ)

• RTSEoWの実装コードの整理

• RTCBoWとの連携強化を行い、シームレスな開発環境の実現

• RTC、RTS開発の完全ゼロインストール化

今後の予定