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RICHTER WOGGLEBUG

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Page 1: RICHTER WOGGLEBUG v2...14 19 13 16 15 18 20 12 17 続パネル・コントロール: 21 クロック: 12. Speed CVアッテネーター: Speed CVインへのユニポーラー(+正極電圧のみ)・アッテネーター。非パッチ時は8Vが入力されている(ノーマライズ)ことになります。13

RICHTERWOGGLEBUG

Lee
Typewritten Text
v2.0
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保証期間につきまして

メイクノイズ製品に関する欠陥、欠品は製造後の1年間は当社が保証致します。規定外のパワーサプライからの電源供給及び背面電源ケーブルの誤接続による故障、またはメイクノイズの推奨しない使用方による故障は期間内であっても保証の対象外となりますので、通常の有償サービスで対応致します。保証期間内のあらゆる欠陥品はユーザー様の要望に応じて当社で修理、交換致しますが、その際に発生する輸送費に関しましてはユーザー様のご負担になります。また、保証をご希望のユーザー様は必ず事前に当社へのお問い合わせをお願い致します。当社は事前にご連絡を頂けないユーザー様からのメイクノイズ製品に関する対応を致しかねます。

お問い合わせ先:[email protected]

その他のお問い合わせや感想につきましては当社ウェブサイトをご覧下さい。http://www.makenoisemusic.com

THANK YOUBeta Analysts: Walker Farrell, Lee Coleman, Devin Booze, Richard Devine,Robert AA Lowe, Pete Speer

Special Thanks to Grant Richter for his genius and contributions to the world of synthesizersand for granting Make Noise permission to design a version of the Wogglebug!

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Electrocution hazard!

-12V

メイクノイズRichter Wogglebugはエレクトリック・ミュージック・モジュールです。このモジュールは+12vと-12vの本体電源から50mAづつ電圧を消費するユーロラック・フォーマット・モジュラー・シンセサイザー専用の製品です。

ユーロラック・フォーマット・モジュラー・シンセサイザー及び専用ケースにつきまして詳しくはこちらをご覧下さい。http://www.makenoisemusic.com/systems.shtml

インストールするにあたりまずはあなたのユーロラック・シンセサイザーのシステム内に10HPのスペースを確保して下さい。正しいインストールを完了させるためにモジュール背面の電源ケーブル(下記画像参照)を確認した上であなたのユーロラック電源供給ボードの16ピンソケットに接続してください。ここで必ず極性に注意し、ケーブルの赤ラインがマイナス12vの電源に接続されるよう確認して下さい。

*必ずあなたの電源供給システムのメーカーのスペックを参照にマイナス電源の場所を確認してください。

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パネル・コントロール:

オーディオ:1. SMOOTH VCOアウト : Egoインプット、Ego/Id パネルの設定、Influence CVインとクロック・レート/カオス・コントロールによって変化するオーディオ・レートでシャーク・トゥース状の波形が出力されます。 10Vpp

2. Ring-Modアウト: Smooth VCOとWoggle VCO、Influence CVインへ入力されるオーディオ・レートのシグナルでリング・モジュレートされたオーディオ・レートのパルス波が出力されます。即効でグッシャグシャにします。デジタル性のリングモッド・サーキットはシンプルな波形(矩形波、パルス波、三角波、サイン波、ノコギリ波)から非音楽的サウンドを生成することができます。とはいえ、モータウンのポップなサンプルをこのサーキットへ入力しようとするあなたを我々は止めません! 10Vpp

3. Woggle VCOアウト: Egoインプット、Ego/Id パネルの設定、Influence CV入力とクロック・レート/カオス・コントロールによって変化するオーディオ・レートの矩形波が出力されます。 10Vpp

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続パネル・コントロール:

CV:4. Ego/Id バランス・コントロール: Egoインプットへのパッチ入力がない場合、このノブでランダム発生率のレンジを設定します。反時計回りに絞りきった場合、ランダム値の振れ幅が最も狭まった状態で動作します。Egoインへ外部シグナルをパッチした際は、入力シグナルと内部のシグナルソースをこのノブでバランスを調整してランダム電圧を生成します。

5. Egoインプット(S&H用外部入力): ここに入力されるシグナルはサーキットの偶発性、つまりはWogglebugの心拍に直接影響します。CVまたはオーディオ・レートのシグナルどちらでも対応します。10Vppが望ましいでしょう。

6. Steppedアウト: 低めのクロック・レートの場合、階段状のランダム電圧が出力されます。青色のシステム・クロックLEDの明滅毎にランダムに新たな値が生成されます。高め(オーディオ・レート)のクロック・レートの場合は効果が軽減されれますが、オーディオ・シグナルをEgoインへ入力し、Ego/Idバランス・コントロールを反時計回りに絞りきることで解決できるでしょう。10Vppレンジ

7. Steppedアウト LED: 階段状のランダム電圧の値を表示します。

8. Influenceイン: 入力されるCVまたはオーディオ・シグナルに準じた様々な動作をおこないます。入力されるシグナルはSMOOTHとWOGGLE VCOの周波数をモジュレートし、リングモッド・サーキットへ入力され、WOGGLE CVシグナルのレベルをシフトさせます。0vから10v内で動作します。

9. Smoothアウト: 滑らかなコントロール電圧がここから出力されます。滑らかさはクロック・レート/カオス・コントロールにより設定されます。0V~10V

10. Woggleコントロール: WoggleサーキットがSmooth/Steppedサーキットをとらえるスピードを設定します。時計回りでWoggle CVは遅く、反時計回りで速く動作します。

11. Woggle CVアウト: Smooth/Stepped CV生成する基礎となります。この電圧振動機構ともいえる部分がシステムの心臓部を捕え、揺さぶります。Woggleコントロールによって滑らかさを設定します。0V~10V

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21続パネル・コントロール:

クロック:12. Speed CVアッテネーター: Speed CVインへのユニポーラー(+正極電圧のみ)・アッテネーター。非パッチ時は8Vが入力されている(ノーマライズ)ことになります。

13. Speed CVイン: Speedパラメーターへのユニポーラー・コントロール・シグナル入力。非パッチ時は+8Vが入力されていることになるので、Speed CVアッテネーターを時計回りに開くとInternal(内蔵)クロック・ジェネレーターのレンジを最大200hzまで上げることができます。0V~8Vレンジ

14. Externalクロック・イン: 外部クロックだけでなくあらゆる信号をこちらで受けつけることができます。入力された信号によってレートと滑らかさを独立してコントロールできます。

15. SystemクロックLED: サンプル&ホールド・クロックのレートを表示します。信号がExternalクロック・インへ入力された際、LEDが入力クロック/信号の立ち上がりを表示します。非パッチ時にはInternalクロックが表示されます。

16. Disturbボタン: サンプル&ホールドのサーキットを直接コントロールします。ボタンを押している状態でサンプル、離した状態でホールドです。

17. Speedコントロール: WogglebugのInternalクロック・ジェネレーターのレートと、Smooth CVサーキットに与えるラグ・プロセッサーの両方をコントロールします。反時計回りにゆっくりと絞ればシステムはゆっくりと滑らかに動作します。時計回りに開けばシステムは素早く、Smooth CVは過敏に動作します。Internalクロック・ジェネレーターの1サイクルあたりのレンジは1分から40hzまでです。(Speed CVを用いることで最大200hzまで上げることができます。)

18. Burstアウト: 矩形型ランダム・ゲート信号が出力されます。クロックとシンクし、Stepped、Smooth、Woggleコントロールから影響を受けます。0または10V。

19. BurstアウトLED: ランダム・ゲート信号の出力を表示します。

20. Clockアウト: Internalクロック・ジェネレーターから矩形型クロック信号が出力されます。Externalクロック・インからの影響は受けません。0または10V。

21. InternalクロックLED: Internalクロック信号の出力を表示します

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機能概要:

多くの機能を抱えるメイクノイズのWogglebugですが概して以下の機構を持ちます。1x電圧コントロール可能なクロック、1xサンプル&ホールド、2xラグ・プロセッサー、1xランダム・ゲート・バースト・ジェネレーター、2xVCOデジタル・リング・モッド。これらのほとんどはパッチ入力によって外部からのCV及びオーディオ信号によって生成、加工、コントロールすることができます。

本書は進行上、各機構毎にパネル上のコントロール及び入出力を解説しておりますが、Wogglebugはそれぞれすべての機構がお互いに影響し合うことを忘れないでください。例えばEgo/Idバランスを変化させればStepped、SmoothだけでなくWoggle CVやSmooth VCOにRing-Mod、Woggle VCOアウトすら影響を受けます!基本的なシステムをInternalクロックがカウントされる毎にSmooth/Steppedサーキットがケツを叩かれ、追われていると考えるとよいでしょう。Wogglebugは、パッチングとパネルの設定によって動作を任意の状態に固定することが容易です。つまり各VCO出力のサウンドをほぼ変化のない持続音とし、各CV出力からの電圧のレベルを一定にすることができます。この時、パネル上のいずれかのノブを動かすことでWogglebugの混沌を呼び覚まします。Wogglebugのシステム内における多様な変化の原因を即座に特定することはできません。Wogglebugは幾つもの複合的なサーキットを持つ複雑なフィードバック・システムが互いに干渉して成り立っているのです。

Wogglebugは私のシンセサイザーを支配する怪物となりえるのでしょうか?Wogglebugには気をつけるべきなのでしょうか?

おそらくそうでしょう。

オリジナルWogglebugはワイアード・シンセサイザース<Wiard Synthesizers>のグラント・リヒターによってデザインされたランダム電圧生成機です。Wogglebugはライヴ・パフォーマンスにおけるキーボードやシーケンサーから出力されるコントロール電圧を追従し、あなたのシンセサイザーと一体となるボイスを与えることを目的に開発されました。そうです、これはあなたのシンセを支配してしまうかもしれない怪物なのです。SmoothとSteppedの連続状態、変動、ランダム電圧ソース、これらはドン・ブックラが先駆けて開発したブックラ・モデル265、最も音楽的なランダム電圧生成機として名高いソース・オブ・アンサーテンリー<Source of Uncertainty>不確定要素モジュールを元に設計されたサーキットです。265と同様にWogglebugもラグ・プロセッサー(ロー・フレケンシー・スムージング・フィルター)、VCO、そして0~10vまでのSteppedとSmooth(またはラグ/スルー)コントロール電圧を出力するためのサンプル&ホールドとして役立ちます。

グラントによるWogglebugのデザインはソース・オブ・アンサーテンリーのそれを更に拡げたものとなっています。Woggle CV(Stepped波形の角をシヌゾイド形に減衰させたもの)は様々なパッチングにおいて大変効果的です。また彼はノイズ・ソースとしての活用法に着目し、Wogglebugには様々な音楽的効果をもたらすオーディオ出力をモジュールの心臓部に備え付けてあります。特にリング・モジュレーターとしての活用法は彼独自の素晴らしいアイデアと言えるでしょう。グラントによってWogglebugは他のモジュールを必要としない独立した一つのシステムとしての不確定要素モジュールに仕上がりました。

メイクノイズのトニーはグラントが開発したWogglebugの第3号試作機のブレッドボードに惚れ込みました。ライアン・ウィリアムスによってデザインされたクローンPCBを用いて幾つかのDIYメイドのWogglebug3号を制作した後、Wiard Wogglebug5号を手に入れて研究に勤しみました。今日、我々は光栄にもメイクノイズ・モジュールとしてこのサーキットを世に送り出せるのです。

メイクノイズWogglebugは試作機3号、5号とも異なるグラント・リヒターの魂が籠ったモジュールです。メイクノイズWogglebugは単なるクローンではありません。リヒターによるオリジナルWogglebugへのトリビュートであり、その理念を進化させたものです。3号機と同様にメイクノイズWogglebugは単一的システムから成り立っています。しかしながら各機能がより良いものへと改善されています。例えばRing Modサーキットへ繋がるInfluenceイン、Wogglebugの心臓部に直接シグナルを入力することができるEgoイン、ランダム・ゲート・バースト機能、これらは今迄制作されたどのWogglebugにも備わっていないものです。また我々はクラスター・サーキットを独自に再編し、Ego/Idバランスと名付けてより幅広い用途へ応えられるように改良を加えました。

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この度、新たに生まれ変わったリヒターWogglebugには更に以下の機能が改善/付加されています…

・内蔵クロック出力の安定性を向上させ、更に大幅にレンジを拡大させました。内蔵クロックの最大出力は約200Hzとなり、これによってコントロール電圧とゲートの出力を可聴域にまで増幅することができるので異なる効果をもたらすデジタル/アナログノイズを様々な用途に用いることができます。

・以前のWogglebugにおいて内蔵クロックは内部のサンプル&ホールド・サーキットに固定されていました。リヒターWogglebugの内蔵クロックは外部クロック入力時やDisturbボタンからの影響を受けません。これによってClockアウトを異なるレートで出力することができるようになりました。

・Disturbボタンはサンプル&ホールド・サーキットに手動でゲートを送ることができます。ボタンを押している状態でサンプル、離した状態でホールドです。これによってWogglebugを落ち着かせることができるかもしれません。落ち着いていようがいまいが、このボタンを押してサーキットのケツを叩くことで次なるランダム値を与えることができます。

・Smooth VCOは新たに追加された波形です。シャークトゥース波形のVCOアウトです。

・Influenceインは以前までのRing ModインよりもWogglebugの魂すべてに大きな効果を与えるでしょう。

・Burstアウトがより激しく作動するようになりました。またWogglebugのすべてのパラメーターは以前よりも繊細かつ機敏に反応するようになっています。

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パッチ・アイデア:

テーム・ザ・バグEdo/Id バランスを9時に設定します。マスター・クロックをExternal クロック・インへ入力します。使用するすべてのCVをパネル上でアッテネートします。

ベーシック・ランダム・シーケンサーClockアウトをOptomixのSTRIKEへ入力します。SteppedアウトをDPOの1v/octへ入力します。DPOから任意の波形の出力をOptomixのシグナル・インへ入力します。WogglebugのSpeedパネル・コントロールとEgo/Idバランス・コントロールをお好みの設定に調整してください。

サンプル&ホールドサンプルしたい任意のシグナルをEgoインプットへ入力します。Ego/Idバランスを反時計回りに絞りきります。Steppedアウトから出力を取り出します。サンプルのレートはSpeedパネル・コントロールまたはExternalクロック・インへ入力される外部クロックで設定します。不確定要素を加えたければEgo/Idバランスを時計回りに開き、全開で完全なランダムとなります。また、スルー効果を得たシグナルもSMOOTH CVアウトから取り出せます。

ジッタリー・クロックSteppedアウトからの出力をSpeed CVインに入力します。Speed CVアッテネーターを約8時に設定します。ジッター(揺らぎ)を加えたり減らしたければアッテネーターを開いて調整します。

ケイオティック・クロック前述のジッタリー・クロックと同様のパッチングですが、Speed CVアッテネーターを約12時に設定します。

メイク・ノイズSpeed CVインからケーブルを取り外します。Speedコントロール、Speed CVアッテネーターを共に時計回りに全開にし、Wogglebugをオーディオ・レートで走らせます。任意のCVまたはオーディオ出力から各出力毎に異なるテイストのノイズをモニタリングします。Speedコントロール、Speed CVアッテネーターを調整しながらお気に召すサウンドを探してください。

ピッチ・トゥ・ヴォルテージEgo/IDバランス・コントロールをEGOに絞ります。任意のVCOの波形出力、例えばDPOのノコギリ波をInfluenceインへ入力します。VCOをシーケンスさせます。シーケンスに追従しながらも多少のランダム効果を含むCVをWoggle CVアウトより取り出せます。WoggleとEgo/Idコントロールを調整することで追従の度合いをコントロールできます。

ラグ・プロセッサー/スルー・リミッタースルー効果を与えたいシグナルをEgoインへ入力します。Ego/Idバランス・コントロールをEgoに絞り切ります。オーディオ・レートまで増幅したクロックをExternalクロック・インへ入力します。スルー効果を得たシグナルをSmoothアウトより取り出します。スルー・レートはSpeedコントロールで設定します。

ビットクラッシュ内蔵クロックがオーディオ・レートになるまでSpeedコントロール開きます。クラッシュさせたいシグナルをEgo/Idインへ入力します。Ego/IdコントロールをEgoに絞り切り、Steppedアウトからの出力をモニタリングしながら微調整してください。

ダーティCV任意のCVをEgo/Idインへ入力します。SpeedコントロールとSpeedインプット・アッテネーターを時計回りに全開にしてオーディオ・レートのクロック・スピードに設定します。Ego/Idバランスでお好みの設定に調整してください。(時計回りに開く程サウンドが汚れてゆきます。)

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続パッチ・アイデア:

キック・ザ・バグダミー・ケーブルをExternalクロック・インへ入力します。Wogglebugの出力がフリーズします。Disturbボタンを押す度に新たなランダム電圧を出力します。

キル・ザ・バグSpeedコントロールを3時またはそれ以上に設定します。Disturbボタンを押したままホールドすればWogglebugの出力がボタンを離すまでフリーズします。

パッチ・エキサイターStepped、SmoothまたはWoggle CVアウトのどれかをあなたが退屈しているパッチングのパラメーターへ入力してください。Egoインプットへの入力がない場合、Ego/IdバランスをId側に設定することをお忘れなく。