raspberry piでnode.js(ミニラックサーバ構築編)
DESCRIPTION
Raspberry Piをオーバークロックして油冷してNode.jsしたものTRANSCRIPT
きっかけJAG茨城/茨城でべろっぱの公式サイト作りたい
構成
こんな感じ
ロードバランサ
Beagle Bone Black1GHz Cortex-A8nginx
DBサーバ
BeagleBone(しょぼくて高くて残念な方)800MHz Cortex-A7MongoDB
Webアプリサーバ
Raspberry Pi Model B+ ×4台1.2GHz ARMv6 (オーバークロック済み)Node.js
電源周り
ATX電源(350W)5VをUSB分配(1.5A/台)12Vを冷却装置に分配
冷却対策
ペルチェ素子油冷(冷却性と耐絶縁性の高いやつで)
※危険物乙種4類第3石油類なので取扱いには要資格
冷却効果
素の状態 オイル漬け気温 30.0℃ : 30.0℃油音 − : 20.9℃CPU温度(アイドル時) 39.5℃ : 26.1℃CPU温度(高負荷時) 59.6℃ : 27.4℃
ベンチマークUnixBench 5.1.3
Macbook Air Mid 2011
CPU : Core i5 1.8GHzメモリ : 4GBストレージ : SSDOS : Arch Linux消費電力 : 45Wくらい?スコア : 1921.6
Raspberry Pi 1台あたり
CPU : ARMv6 1.2GHzメモリ : 512MBストレージ : microSD(Class10 UHS)OS : Arch Linux消費電力 : 7.5Wスコア : 145.5
700MHz時だとスコア70程度
VS. Macbook Air Mid 2011
圧倒的にMacbook Airの勝利比較対象がアレすぎるので想定内
AWS EC2(t2 micro)
CPU : Xeon? 2.5GHzメモリ : 1GBストレージ : SSDOS : Ubuntu 14.04 LTS(HVM)消費電力 : そもそも気にしないスコア : 1159.4
_人人人人人_> 1159.4 < ̄Y^Y^Y^Y ̄
VS. AWS EC2(t2 micro)
AWSにも負けてるやん(´・ω・`)こっちの方が楽だし…
メリット
スケーラビリティ(ボード追加してロードバランシングするだけ)導入コストが安い運用コストも安い綺麗な光のショー暖かい(冬)
デメリット凝れば凝るほどコストがかかる1台あたりのスペックの限界SDカードの寿命が心配配線等が美しくない暑い(夏)臭い自宅が火事になっていないか不安
失敗したことRaspberry Piのオーバークロックがうまく出来なかった今現在は1.5GHzまでの報告しか上がってないCPU温度が30℃未満を保っていても電源が落ちる冷却装置の結露でDBサーバが錆びた次の要因から寝室で寝られなくなった1. 電源ファンと冷却ファンがうるさい2. 高圧絶縁油が予想以上に臭い3. BeagleBoneのHeartbeatLEDが目障り
まとめ
Raspberry Piは…Webサーバとして求めちゃダメSDカードは信用しちゃダメ組み込み、小型、省電力を活かすべきオーバークロッカーによる報告を待て油冷が必要なほどの冷却必要ない油冷するなら消火器と家財火災保険加入必須火気厳禁
夜はかっこいい