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Q アクティブ・ラーニングはどう扱っていますか。
平成 28年度版 中学校「国語」Q&A
アクティブ・ラーニングとは? 生徒自らが課題を設定し,その解決に向けて話し合い,まとめ,表現する学習活動のことです。これからの時代に必要な学び方として注目されています。単にグループで活動すればよいのではなく,課題を解決するために,知識や技能を活用してしっかり考えることが必要です。
A1【話すこと・聞くこと/書くこと】 課題解決の流れを見通しながら 学習を進められるように構成し ています。
A1【読むこと】 目的をもって文章を読み深める とともに,自分の考えをもつこ とを「手引き」で明示しています。
見つける・集める
深める・整理する
まとめる・表現する
伝え合う・つなげる
これまでの学習を生か
そう(既習事項の活用)
1 確認しよう
2 読みを深めよう
3 自分の考えを
もとう
課題解決的な言語活動
の例示
身につけた力を相互に(総合的に)生かす
▲1年 P.230 ▲1年 P.105
【「アクティブ・ラーニング」の定義の例】 教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり,学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって,認知的,倫理的,社会的能力,教養,知識,経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習,問題解決学習,体験学習,調査学習等が含まれるが,教室内でのグループ・ディスカッション,ディベート,グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け,主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)」用語集より)
【本年度「全国学力・学習状況調査」の「学校質問紙調査」で新設された質問】 「授業において,生徒自ら学級やグループで課題を設定し,その解決に向けて話し合い,まとめ,表現するなどの学習活動を取り入れている。」
他教科との関連
平成 28 年度版 中学校「国語」Q&A
▲1年P.184,185 3年 P.173,174
A2 課題設定や課題解決,協働学習につながる方法論を豊富に示しました。
・マッピング
・テーマ例集
・「観点」の例示
・言語活動や文種に応じた
表現
・生徒どうしの気づき
・活動形態のイメージ
・複数の作品例
・「読み方」の体系化 など
A3 「取り組みたい!」と思う題材・学習場面を工夫し,生徒の能動的な 学びを支えます。
鑑賞文の芸術作品は,美術の
教科書(光村図書)と連携し,
同じものを載せています。他教
科と行き来しながら学べます。
批評文の素材は,社会生活に実際
にある広告を載せ,生徒が意欲的に
活動できる素材を選び抜きました。
職業ガイドや修学旅行記など,
学校行事と関連させ,必然性の
ある学びを工夫しています。
▲
本物で学ぶ 学校行事との関連
▲2年 P.34◀3年 P54