pythonプログラミング 環境の構築方法 - lecture.ecc.u...
TRANSCRIPT
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「アルゴリズム入門」のためのPythonプログラミング環境の構築方法
森畑明昌(総合文化研究科・教養学部)
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本資料の趣旨
本資料は「アルゴリズム入門」を受講するための準備を説明したものです
特に自宅のPCを使いたい場合などは、講義初
回までに本資料の内容に従った準備をしておくとスムーズです
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Pythonプログラミングの方法
「アルゴリズム入門」では以下のどれかの方法でのプログラミングを推奨しています
–他の方法でも構いませんが、その場合は自己責任で
• 自分のPCに をインストールし、Notebookを使う
• Google Colaboratory を使う
• 大学の教育用計算機システム(ECCS)を使う
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JupyterとGoogle Colabの違い
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–導入にちょっと手間がかかります
–講義の範囲外の機能も多数ついてきます
➔講義以外でプログラミングをしたい人にお勧め
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–導入が簡単です。
–自分のPC以外でも使えます。
–使用時にはインターネット接続が必須です
➔プログラミングを試してみたい人にお勧め
その他、画面や操作感に多少違いがあります3
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AnacondaのインストールとJupyterの使用
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Anacondaの入手
1. Anacondaの製品ページに行くhttps://www.anaconda.com/products/individual
2. すごく下の方の「Installer」から適切に選択
–Python 3.8, 64-Bitのものにすること
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https://www.anaconda.com/products/individual
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Anacondaのインストール
3. 標準的な方法でインストール
–ダウンロードしたインストーラを起動
–インストール先等を選択(デフォルトでも良い)
4. インストールが成功しているか確認
–Windowsの場合、スタートメニューの「A」に「Anaconda3 (64-bit) 」があればOK
–MacOSの場合、アプリケーション一覧に「Anaconda Navigator」があればOK
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Jupyterの起動
1. Anaconda Navigatorを起動
– Windowsなら、スタートメニューの「Anaconda3 (64-bit) 」のフォルダ内にある
– MacOSなら、アプリケーション一覧にある
2. Jupyterの「Launch」を押す
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Jupyter起動直後の状況
• デフォルトのインターネットブラウザ内で動作
• 起動時は「ホームフォルダ」にいる
–必要に応じて、「Desktop」など自分が作業しやすいフォルダ(作業フォルダ)へ移動しよう
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プログラムの作成・再開
• 新しくプログラムを作る場合:New → Python3
• 既にあるプログラムを開く場合:「なんとかかんとか.ipynb」を選択
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プログラム編集画面
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保存等のメニュー
ここにプログラムを入力
四角い箱(セル)にプログラムを入力
Shift+Return(WindowsならShift+Enter)を押すか、 を押すとプログラム実行
プログラム実行
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その他基本的な操作
• を押すと新しいセルが追加できる
–「Code」ではなく「Markdown」を選ぶと、プログラムではなく文章が入力できる
• セルの切り取り・コピー・貼り付け
• セルの順番の入れ替え
• プログラムを強制停止
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プログラムの保存
プログラムを保存する方法
• [File]→[rename]で名前をつける
–上方「Untitled」の部分をクリックしても良い
• [File]→[Download as]→[Notebook]で保存
–ブラウザでの標準的なダウンロード動作になる
–プログラミングの再開や課題提出に必須。保存先をよく確認しておこう!
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itaのインストール
「アルゴリズム入門」では補助ライブラリ「ita」を用いる。インストールのために以下を行う(これは1回だけ行えば良い)
• セルに「!pip install --user ita」と入力し実行
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Google Colarboratoryの利用方法
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Google Colaboratoryの起動
• Googleアカウント(個人アカウントでも可能だがECCSアカウントを推奨)でログイン
• Google Colaboratoryのウェブサイトにアクセスhttps://colab.research.google.com/➔ブラウザ内でシステムが起動する
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https://colab.research.google.com/
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プログラムの作成・再開
• 新しくプログラムを作る:「ノートブックの新規作成」
• 既にあるプログラムを開く:「アップロード」
–過去にアップロード済みなら「最近」や「Googleドライブ」から選ぶことも可能
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プログラム編集画面
四角い箱(セル)にプログラムを入力
Shift+Return(WindowsならShift+Enter)を押すか、 を押すとプログラム実行
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保存等のメニュー
ここにプログラムを入力プログラム実行
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その他基本的な操作
• を押すと新しいセルが追加できる
– を押すと、プログラムではなく文章を入力するためのセルが追加できる
• セルの切り取り・コピー・順序入れ替え等はセル右上のメニューから行う
• 実行中に を押すとプログラムを強制停止
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プログラムの保存
プログラムを保存する方法
• [ファイル]→[ノートブック名を変更]で名前をつける
–上方「Untitled」の部分をクリックしても良い
• [ファイル]→[.ipynbをダウンロード]で保存
–ブラウザでの標準的なダウンロード動作になる
–プログラミングの再開や課題提出に必須。保存先をよく確認しておこう!
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教育用計算機システム(ECCS)での方法
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ECCSでのプログラミング
ECCSでは以下の両方の方法が可能です
• Google Colaboratory を使う方法
–導入方法は自宅PC等の場合と同じです
–自宅PC等とプログラムを共用できます
• を使う方法
–既にインストール済みです
–自宅PC等とのデータのやりとりには、USBフラッシュメモリやGoogle driveが必要です
以降は を使う方法を説明します22
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準備
• ECCS端末を起動
–電源スイッチは画面の後ろ右下
• Macを選択・起動しログイン
• ターミナルを起動(➔ HWB 15参照)
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Jupyter Notebookの起動
以下の赤字を入力
1行目は初回のみ必要。以降は不要
↵はReturnキーを押すの意
以降は普通にJupyterを操作できます
※2回目以降はターミナルを使わずAnaconda Navigatorから起動してもよい
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cm12345$ python3-init-setup↵cm12345$ jupyter notebook↵
半角で入力
2回目以降は2行目だけでOK