python 入門 - xdomainjunko036.html.xdomain.jp/school/python/python01.pdfpython入門 python 資料...

17
PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】 -1- ダウンロードとインストール ダウンロード 下記のサイトより最新版(Python 3.7.01018 8 13 日現在)のインストーラ(Windows x86-64 executable installer)をダウンロードする。 https://www.python.org/ (トップページ) https://www.python.org/downloads/release/python-370/ (ダウンロードページ) インストール(標準) ダウンロードしたファイル(Windows x86-64 executable installer)をダブルクリックしてインストー ラを起動する。 上記の画面で、Add Python 3.7 to PATH にチェックを入れ、Install Now をクリックする。此れで既定 の場所にインストールされ、パスの設定も自動で行われる。 P PY YT TH HO ON N

Upload: others

Post on 28-May-2020

3 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-1-

■ ダウンロードとインストール ■

■ ダウンロード 下記のサイトより最新版(Python 3.7.0、1018 年 8 月 13 日現在)のインストーラ(Windows x86-64 executable installer)をダウンロードする。

https://www.python.org/(トップページ) https://www.python.org/downloads/release/python-370/(ダウンロードページ)

■ インストール(標準) ダウンロードしたファイル(Windows x86-64 executable installer)をダブルクリックしてインストー

ラを起動する。 上記の画面で、Add Python 3.7 to PATH にチェックを入れ、Install Now をクリックする。此れで既定

の場所にインストールされ、パスの設定も自動で行われる。

PPYYTTHHOONN 入入門門

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-1-

下記の画面が表示され、インストールが開始される。 下記の画面が表示されゝば、インストールが成功したので、Close ボタンをクリックして終了する。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-3-

標準でインストールした場合、下記のディレクトリにインストールされる(AddData 以下はフォルダ

ーオプションの表示で、隠しファイル等を表示するに設定して居ないと、表示されない)。 パスが正しく設定されて居るか確認する為に、コマンドプロンプトを起動して、上記のディレクトリ以

外の任意のディレクトリで python と入力して、Enter キーを押す。下記の画面の様に、PYTHON のコ

マンドモードが起動すれば、パスは正しく設定されて居り、PYTHON も正しくインストールされて居

る。 更に、30 + 15 * 4 と入力して Enter キーを押して、90 と表示されゝば、正常に動作して居る。 猶、PYTHON のコマンドモードは、Ctrl+Z で終了する。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-4-

■ インストール(カスタム) 既定の場所以外の任意の場所にインストールするには、最初の画面で Install Now ではなく、Customize installation をクリックする(インストールディレクトリにパスを通すには、Add Python to PATH に

チェックを入れる)。 カスタムインストールでは、次に Optional Features の画面が表示されるので、不要な項目のチェック

を外す(選択出来る項目は、Documentation、pip、tcl/tk and IDLE、Python test suite、py launchar、for all user だが、特に問題が無い限り総てチェックの儘にして置いた方が良い)。 更に、Advanced Options の画面が表示されるので、インストール場所の指定を行う。猶、此処で、Install for all user(全ユーザー用)と Add Python to environment variables(自動的に環境変数 PATH の設

定)にはチェックを入れて置く事を推奨する。 ■ 環境変数 PATH の設定 インストール時に Add Python to environment variables にチェックをして居る場合には、自動的に

PATH が設定されて居るので不要で有る。 コマンドプロンプトで、何処のディレクトリがカレントディレクトリに成って居ても(通常、ソースフ

ァイルを格納したディレクトリから実行する事が多い)、PYTHON を起動出来る様に、環境変数 PATHを設定する手順は、下記の通りで有る。 スタートメニュー ↓ Windows システムツール ↓ コントロールパネル ↓ システムとセキュリティ ↓ システム ↓ システムの詳細設定 ↓ 環境変数 ↓ システム環境変数の中で Path を選択して編集 ↓ 環境変数名の編集で新規をクリックしてインストールしたディレクトリを入力 ↓ 同様に其の直下の Scripts ディレクトリを入力 ↓ OK をクリック ↓ コマンドプロンプトを起動して任意のディレクトリで python と入力 ↓ 30 + 15 * 4 と入力して Enter ↓ Ctrl+Z で終了

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-5-

■ プログラムファイルの実行 メモ帳等の任意のテキストエディタを起動し、下記の様に入力する。 PYTHON3 print("Hello, Python!")

上記を test.py と謂うファイル名で保存する(拡張子は py)。 コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動して、下記の様に実行する。 コマンドプロンプト

python sample.py 間違いが無ければ、下記の画面の様に表示される。猶、下図では、ソースファイル名をフルパスで記述

して居る。此れは、python と入力した後、ソースファイルを画面にドラッグ&ドロップすれば、フルパ

スが記述される。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上で、PYTHON を愉しむ準備が出来たが、プログラミングは、エディタに依り開発効率が著しく変

化する。メモ帳の様なプレーンなテキストエディタでコードを記述し、DS-DOS 時代の様にコマンドプ

ロンプト(コマンドシェル)で実行するのも面白いが、大きなプログラムを数多く創るには、矢張り問

題が有る。 其処で、本稿では、エディタとしてフリーウェアの PyCharm Community を使用して居る。他にも Atom等の良いエディタも有るので、好みのエディタを使用して貰い度い。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-6-

■ エディタのインストール1 下記のサイトより Community 版のインストーラ(pycharm-community-1018.1.1.exe)をダウンロー

ドする(1018 年 8 月 13 日現在)。 https://www.jetbrains.com/pycharm/download/#section=windows

ダウンロードしたファイル(pycharm-community-1018.1.1.exe)をダブルクリックしてインストーラ

を起動する。 上記の画面では、既定以外の場所にインストールする場合はインストール先を指定する。

上記の画面では、使用して居るオペレーティングシステムに合わせ、関連付けを行う。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-7-

上記の画面では、必要が有ればスタートメニューの登録位置を指定する。 上記の画面で Install をクリックすると、下記の画面が表示され、インストールが開始される。 右の画面が表示されゝば、インストー

ルが成功したので、Finish ボタンを

クリックして終了する。 PyCharm1018.1 ヘルプ https://pleiades.io/help/pycharm/meet-pycharm.html

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-8-

■ エディタの利用 スタートメニューから JetBrains PyCharm Community Edition を選択して起動する。 起動後に表示される Welcome to PyCharm 画面で、Create New Project をクリックする。

初めての起動時

1.Complete Installation 画面

バージョンアップでなければ、設定の引継ぎは Do not import setting にする。

2.Customize PyCharm 画面

画面デザインの選択は後でも出来るので Skip Remaining and Set Defaults にする。

3.Welcome to PyCharm 画面

右下の Configure をクリックして Setting を選択する。

4.Setting for New Projects 画面

左欄の System Settings を選択し、右欄の Reopen last project on startup のチェックを外す。

右下の Apply をクリックしてから OK をクリックする。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-9-

下記の New Project 画面では、Location: に保存場所とプロジェクト名を指定する。亦、Project interpreter: の▼の部分をクリックして展開し、Existing interpreter を選択する(複数のバージョン

をインストールして居る場合は選択出来る)。最後に、Create ボタンをクリックする。 Tip of the Day 画面が表示されるので、Close をクリックして閉じる。毎回閉じるのが面倒な場合は、

Show Tips on Startup のチェックを外す。 下記の画面では、Project ツールウィンドウで作成したプロジェクトを選択して、Alt+Ins を押す。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-10-

ダイアログボックスが表示されるので、Python File をクリックする。 下記のダイアログが表示されゝば、Name: に、ファイル名を入力して、OK をクリックする。 エディタの右側のコード入力域にコードを入力する。入力中は、色々と補助機能が表示される。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-11-

エディタの右側のコード入力域内で右クリックすると、下記のドロップダウンメニューが表示されるの

で、メニューから、Run ファイル名を選択すると、プログラムが実行される。 実行すると、Run ツールウィンドウが開き、プログラムの実行結果が出力される。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-11-

■ エディタのインストール2 下記のサイトの下部より Windows 版のインストーラ(System Installer)をダウンロードする(1018年 8 月 19 日現在)。

https://code.visualstudio.com/

ダウンロードしたファイル(VSCodeSetup-x64-1.16.1.exe)をダブルクリックしてインストーラを起動

すると、下記の画面が表示されるので、次へボタンをクリックする。 下記の画面では、同意するにチェックを入れ、次へボタンをクリックする。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-13-

下記の画面では、インストール先を指定して(特に事情が無い限り既定の儘で良い)、次へボタンをク

リックする。 下記の画面では、プログラムグループを指定して(特に事情が無い限り既定の儘で良い)、次へボタン

をクリックする。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-14-

下記の画面では、追加タスクを選択して(頻繁にコードエディタを使用する場合はデスクトップにアイ

コンを作成して置くと便利で有り、亦、ブラウザでサイトのソースを表示する場合はコンテキストメニ

ューに Code で開くを追加して置くと便利で有る)、次へボタンをクリックする。 下記の画面では、設定を確認して、良ければ、インストールボタンをクリックする。 インストール状況の画面が表示されるので、インストールが完了する迄、待機する。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-15-

下記の画面が表示されゝば、インストールは完了したので、完了ボタンをクリックする。 Visual Studio Code の設定 Visual Studio Code を起動すると、下記のサイトが表示されるので、一通り読んで置く事を推奨する。 https://code.visualstudio.com/docs?start=true 亦、下記のサイトでプラグインを確認する事が出来る。 https://marketplace.visualstudio.com/VSCode 初期画面で、必要ならば、表示言語を日本語にする言語パックをインストールした後、左欄の拡張機能

をクリックする(下図は日本語化した画面)。

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-16-

下記の画面の拡張機能の入力域に python と入力すると、拡張機能の一覧が表示されるので、一番上に

表示される python のインストールボタンをクリックする。 インストール後、下記の画面に成り、再読み込みを促さられるので、再起動すると利用出来る様に成る。 此の拡張機能が提供する機能には、下記の様な機能が有る。 ・Lint 機能(使用する Linter を設定可能) ・IntelliSense ・自動インデント/自動フォーマット ・リファクタリング ・コードナビゲーション ・デバッグサポート ・ユニットテスト ・VS Code の統合ターミナルでの Python コードの実行 ・オフラインのヘルプファイル ・スニペット

PYTHON 資料 【電脳梁山泊 烏賊塾】

-17-

Lint 機能の追加 文法や表記をチェックする lint 機能を追加する為に Pylint をインストールする。Pylint は、複数ファ

イルに跨るモジュールやパッケージをチェック出来るツールで有る。 コマンドプロンプト

pip install pylint ワークスペースの設定 コードや画像等の素材を格納するワークスペースを設定して置く。メニューのファイルから、追加や保

存が出来る。 猶、ワークスペースとは、複数ルートのフォルダーを同時に開く機能で、Visual Studio のソリューシ

ョン内で複数のプロジェクトを開けるのと同じで有る。 Python のソースコードの作成 先ず、メニューのファイルより新規ファイルをクリックして、コードエディタのタブを追加する。 次に、メニューのファイルより名前を付けて保存をクリックし、ファイルの種類に Python を選択して

ファイルを保存する。 コードを入力すると、入力した文字に応じてインテリセンスが表示される。 Python のプログラムの実行

デバッグの開始 F5 デバッグ

デバッグ無しで開始 Ctrl+F5

タスク ビルド タスクの実行 Ctrl+Shift+B