powerpoint編その1) - kyoto university of education1 情報機器の操作...
TRANSCRIPT
PowerPoint
◼ PowerPointの使い方を勉強していきます
◼ 使ったことがある人も多いと思いますが、知らないことも結構あるはず
2
スライドの作り方
3
まず最初にすること
◼ スライドのサイズの選択◼ テーマの選択◼ 必要なら
◼ 配色の選択◼ フォントの選択
◼ スライドマスタの設定◼ ヘッダとフッタの設定
◼ スライドを作ってからテーマを変えるとレイアウトや色がおかしくなる場合があるのでテーマは最初に決める
4
スライドのサイズ
◼ スライドのサイズは2種類あります
◼ 標準(4:3)
◼ 昔からあるサイズ
◼ 今でも結構多い
◼ ワイド画面(16:9)
◼ 新しいプロジェクタで対応している
5
あえての「標準」
◼ 今のPowerpointの標準設定は「ワイド画面」ですが,あえて「標準」にする手もあります
◼ 今でも多くの環境では画面サイズは4:3
◼ 4:3のスクリーンにワイド画面を映すと上下が黒くなる
◼ 配布資料にもGood
◼ ワイド画面で配布資料を作ると余分なスペースができる
6
スライドサイズの設定
7
テーマの選択
◼ スライドの全体的な見た目を決める
8
テーマは「背景」で決める
◼ テーマには配色やフォントの設定も含まれる◼ 「雰囲気はいいけどフォントがちょっと」という時もある
◼ 配色やフォントは後ですぐ変えられる◼ 背景を変えるのはちょっと面倒
◼ テーマは「背景の好み」で選びましょう
9
配色とフォントの選択
◼ テーマの「配色」や「フォント」が気に入らない場合は別途選択する
10
配色の設定
◼ 文字や図形の色として利用可能な色
11
主に使う色
同系で濃さの違う色
他の色も使えますがよく使う色をあらかじめ選んでおくと便利
フォントのカスタマイズ
◼ あらかじめ設定されたフォントが気に入らない場合は自分で細かく設定できる
12
フォントの設定
◼ 見出し(スライドのタイトル)と本文のフォントを別々に設定できる
◼ 英数字(半角)と日本語(全角)
13
演習
◼ 演習ファイル(ppt-enshu.pptx)をダウンロードして開く◼ スライドサイズを「標準(4:3)」にする
◼ 何か聞かれたら「最大化」を選択
◼ テーマを「レトロスペクト」にする
◼ 配色を「青II」にする◼ フォントを「Calibri」にする◼ 「フォントのカスタマイズ」をクリック◼ 見出しのフォントを「HGP創英角ゴシックUB」に変更
◼ 英数字,日本語の両方を変更
14
スライドマスタの設定
◼ 全てのスライドに共通する要素を指定するところ
◼ スライドの背景
◼ レイアウト
◼ テーマで気に入らない部分はスライドマスタを修正しましょう
15
スライドマスタを開く
16
ここをクリック
スライドマスタの選択
17
マスタの中のマスタ全てのスライドに適用される
レイアウトごとのマスタ特定のレイアウトのスライドにのみ適用される
スライドマスタの編集
18
「ホーム」タブに切り替えて普通のスライドと同じように編集できる
演習
◼ スライドマスタを開く
◼ 左側のスライドマスタ一覧で,スクロールバーを動かして,一番上のスライドマスタを選択
19
演習
◼ 下の図を参考に変更する
20
◼ タイトルのフォントを32ポイントに変更
◼ タイトル領域の高さを狭めて上に移動
◼ タイトルの下の線も上に移動
◼ テキスト領域のフォントを大きくする(テキスト領域の外枠をクリックしてからここを2回クリック)
◼ テキスト領域を上に広げる◼ タイトル領域を少し狭くす
る◼ 右上に京教ロゴを貼り付け
る◼ 京教ロゴは大学Webサイト
からコピーする
スライドの編集に戻る
21
ここをクリック
演習
◼ スライドの編集に戻る
◼ スライドの3ページ目を見る
◼ タイトルの位置がおかしくなっているので再度スライドマスターを開いて修正する
◼ どこをどう修正すれば良いかは自分で考えること
◼ タイトルを修正するのに合わせてテキスト領域も修正すること
22
ヘッダとフッタ
◼ スライドや配布資料の上部と下部の余白に表示するもの
◼ 日付
◼ タイトル
◼ スライド番号
など
23
こういうの
2020/4/19
ヘッダとフッタの設定
24
演習
◼ スライドに日付とスライド番号を入れる
◼ スライドのフッタに「練習用スライド」と入れる
25
スライドの作り方
◼ スライドを追加する
◼ スライドのレイアウトを選択する
◼ 文章を書く
◼ 必要の応じて文字の色とかを変える
26
演習
◼ スライドの1ページを開く
◼ タイトルに「練習用スライド」と入れる
◼ サブタイトルに所属と氏名を入れる
27
配布資料
28
配布資料
◼ 聞き手に事前に配る資料◼ スライドの縮小版が印刷されている
29
配布資料の作成
◼ 印刷時に設定する
30
演習
◼ PowerPointの印刷画面を呼び出す(「ファイル」→「印刷」をクリック)
◼ プリンターを「Microsoft Print to PDF」に設定◼ この設定により,プリンタから印刷される代わりに,PDFファイルが作成される
◼ 普通に印刷する場合はプリンタ(cp1など)を選択する
◼ 「フルページサイズのスライド」を配布資料の「6スライド(横)」に変更
◼ 「印刷」ボタンをクリック◼ ファイル名を聞いてくるので「練習1」と入力して「保存」を
クリック◼ 保存先のフォルダに注意すること(変更しても良い)
◼ 指定したフォルダに「練習1.pdf」というファイルができているのでダブルクリックして開く◼ 配布資料がPDFになっていることを確認
31
プリンタによっては
◼ 1枚に複数ページを印刷する機能がある
◼ 実はこちらのほうがスライドが大きく印刷される
32
演習
◼ 再度PowerPointの印刷画面を呼び出す◼ プリンターが「Microsoft Print to PDF」になっていることを確認◼ なっていなければ設定する
◼ 「6スライド(横)」を「フルページサイズのスライド」に戻す◼ 「印刷」ボタンをクリック◼ ファイル名を聞いてくるので「練習2」と入力して「保存」をクリック◼ 指定したフォルダに「練習2.pdf」というファイルができているので右クリッ
クする◼ 「プログラムから開く」→「Adobe Acrobat Reader DC」をクリック
◼ Acrobat ReaderでスライドのPDFが開く
◼ Acrobat Readerで「ファイル」→「印刷」をクリック◼ Acrobat Readerの印刷画面が出て来る
33
演習(つづき)
◼ Acrobat Readerの印刷画面で,プリンターを「Microsoft Print to PDF」に変更◼ プリンタから印刷される代わりに,PDFファイルが作成される
◼ 普通に印刷する場合はプリンタ(cp1など)を選択する
◼ ページサイズ処理の「複数」をクリック
◼ 「1枚あたりのページ数」を「2x4」に設定
◼ 「ページ境界線を印刷」にチェック
◼ 「印刷」をクリック
34
演習(つづき)
◼ ファイル名を聞いてくるので「練習3」と入力して「保存」をクリック◼ 保存先のフォルダに注意すること(変更しても良い)
35
◼ 指定したフォルダに「練習3.pdf」というファイルができているのでダブルクリックして開く◼ 練習1.pdfとの違いを確認
発表の仕方
36
スライドショー
◼ 実際にPowerPointで発表するにはどうするか?
◼ わかってるつもりでも知らないこともあるかも
37
スライドショーの開始と中断
38
中断するときは画面上で右クリックして
スライドショーの開始と中断
◼ キーボードでも操作できます
◼ 開始◼ 「F5」キーを押す
◼ 再開◼ 「Shift」キーを押しながら「F5」キーを押す
◼ 中断◼ 「Esc」キーを押す
◼ キーボードを使える場合はこっちの方が早い
39
スライドを進める,戻す
◼ 次のスライドに進む
◼ マウスをクリック
◼ 「Enter」「Space」「→」「↓」のどれかのキーを押す
◼ 前のスライドに戻る
◼ 右クリックして「前へ」を選択
◼ 「BackSpace」「←」「↑」のどれかのキーを押す
40
特定のスライドにジャンプする
41
画面上で右クリックして
行き先のスライドを選んでクリック
特定のスライドにジャンプする
◼ キーボードでも操作できます
◼ スライド番号を入力して「Enter」キーを押す
◼ スライド番号を覚えてないといけませんが
42
スライドに書き込みをするには
43
画面上で右クリックして
ペンの種類
色も選べます
書き込みをやめるには再度画面上で右クリックしてここをクリック
スライドに書き込みをするには
◼ キーボードでも操作できます
◼ スライド中に書き込みをする
◼ 「Ctrl」+「P」
◼ 書き込んだものを消す
◼ 「E」
◼ 書き込みをやめる
◼ 「Ctrl」+「A」
44
演習
◼ スライドショーを開始し,これまで説明した操作を実際にやってみる
◼ 説明を見ながら操作できるよう,練習用スライドの後ろの方(20ページ以降)に同じ説明が書いてあります
45
スライドに絵を入れる
46
絵は口ほどにモノを言う
◼ 文字だけでもスライドは作れますが絵をうまく使うとより効果的
◼ というわけでスライドに絵を入れる方法を学びましょう
◼ 「お絵かきツール」としてPowerPointを使う人もいるでしょうし
47
絵がモノを言うわけないじゃん
残念ながら
◼ 「いい絵を描く方法」を教えることはできません
◼ そんなものあったら私が知りたい
◼ いかに「楽して」スライドに絵を入れるかを考えましょう
48
絵を入れる前にすること
◼ 文章を書く場所に絵がかぶると何かと邪魔
◼ 文字が絵にかぶってしまう
◼ 絵を動かそうとした時に文字が動く
◼ 最初に絵を描くスペースを確保しましょう
49
絵を描くスペースを確保する
50
スライドに絵を入れる方法
◼ SmartArt(スマートアート)
◼ 図形(オートシェイプ)
◼ クリップアート
◼ 画像の挿入
51
SmartArt
◼ いかにもな絵を手軽に書く機能
52
パソコ
ン
紙芝居
パワーポ
イント
こんな絵がすぐに描けます
SmartArtの挿入
53
演習
◼ 4ページを開く
◼ テキスト領域を小さくして右半分に図を入れるスペースを作る
◼ 空いたスペースにSmartArtを使って以下のような図を入れる
54
図形
◼ PowerPointでのお絵かきの基本ツール
◼ 以前は「オートシェイプ」と呼ばれていた
◼ 古いOfficeの解説でオートシェイプという言葉が出てきたら図形のことです
55
PowerPointでは文章も図形の一種
PowerPointの線
◼ PowerPointで使う線
◼ 「単なる線」じゃありません
56
オブジェクトを線でつなぐ
57
まず線を引きます両端の白丸をマウスで動かすことができます
オブジェクトに近づけると
反対側も同様に
ここでボタンを離すと
線でつながれたオブジェクト
58
オブジェクトを動かすと線もついてくる
整列もOK
演習
◼ 5ページを開く
◼ 2つの を線でつなぐ
◼ 2つの をマウスで動かして左右を逆にしてみる
◼ 線がどのようになるかを確認
59
https://nettogazou.com
ネット画像の活用
◼ スライドの絵は自分で描かない◼ ふつうそんな暇はない
◼ インターネットで公開されている画像を活用しよう
60
画像の挿入の方法
◼ ダウンロードしたファイルを直接Powerpointにマウスでドラッグするだけ◼ 手順は簡単だが,注意が必要です
61
著作権に注意
◼ ネットから入手した画像を使って作成したスライドを公開する場合,著作権を考慮する必要がある
◼ 著作権違反をしないように画像を利用するにはどうすれば良いか?
62
Copyright Symbols / MikeBlogs
ライセンス
◼ 他者の著作物を利用するための法的な許可のこと◼ 著作物を利用する際には,その著作物のライセンスに従う必要がある◼ 有償か無償か
◼ 利用にあたっての条件
◼ ネットからダウンロードした画像を利用する場合,必ず元の画像を配布しているWebサイトに行ってライセンスを確認しなければいけません
63
利用条件に注意
◼ 有償の画像を勝手に使ってはいけません◼ 当たり前です
◼ たとえ無償で使える画像であっても,利用条件を必ず確認し,それに従うこと◼ 作者名を明記するよう求めている場合が多い◼ 営利目的で利用する場合は有償という場合もある
◼ 中には著作権を完全に放棄している画像もあります◼ CC0 Creative Commons◼ パブリックドメインと書かれていれば自由に利用可能
64
無償で利用できる画像を探す
◼ 画像の利用にお金を払う気がないのであれば,画像を検索する際に,無償で利用できるもののみに絞り込んで探すほうが効率的
65
方法1:Googleで検索
◼ Googleで画像検索を行う
◼ 「ツール」→「ライセンス」をクリック
66
無償で使える画像のみが表示される
演習
◼ 6ページを開く◼ Googleの画像検索で「パンダ」を検索
◼ 右のパンダの画像を探してダウンロードする
◼ スライドにダウンロードした画像を貼り付ける
◼ 配布元のWebサイトでライセンスを参照し,必要な情報をスライドに記入◼ 右の例を参照
67
Photo by zenjirohttps://www.flickr.com/photos/zenjiro/245267784/
方法2:pixabay
◼ 自由に使うことのできるイラストを配布している◼ 作者名を入れる必要がない
◼ 改変も可能
68
pixabay利用の際の注意
◼ Pixabayの検索で上の方に出てくる「スポンサー画像」はフリーではないので注意
69
方法3:いらすとや
◼ ほぼ自由に使うことのできるイラストを配布している◼ 作者名を入れる必要がない(入れても良い)◼ 改変も可能(一部制約あり)
70
演習
◼ 「pixabay」と「いらすとや」で探した赤ちゃんの画像(どれでも良い)を6ページに貼り付ける
71
演習(つづき)
◼ 演習ファイル(ppt-enshu.pptx)を上書き保存する
◼ 次回も使うので消さないこと
72
おしまい
73
課題
◼ 課題ファイル(kadai2.pptx)をダウンロードして開く
◼ PowerPointを使って自己紹介を作成してください◼ ただし内容はすべて「架空」であること
◼ 自分もしくは他人の個人情報に相当することを書いてはいけません
◼ ページを追加しても構いません
◼ 資料の中で紹介した機能を可能な限り使用すること◼ 「配布資料」「発表の仕方」を除く
74