スマートフォンとovsとopenflowで作る...
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@TremaDay #9
スマートフォンとOVSとOpenFlowで作る
ネットワークリソースシェアリングサービス
さっそくですが、
時代はシェアリングエコノミーらしいですね?
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
それでは、
「ネットワークリソースのシェア」はどうでしょう。5Gになったらきっと回線太くなって上限もなくな、るわけないと思いますがなくなるとして、でもお高いんでしょう?じゃあ、こういうのがあってもよさそうじゃないですか?
▷ 人様に使ってない時間帯のモバイル回線を借して個人で課金
つまり、
ここでスマートフォン&SDNの出番だと思いませんか?
覚えていますか?
そう、Tremaday#7で育てた次世代データセンターです。
awesome
https://ja.wikipedia.org/
覚えていますか?
https://ja.wikipedia.org/
覚えていますか?
次世代DCには、このような特徴がありました。
▷ 驚くほど省エネ▷ 手のひらサイズ▷ 電話ができる▷ UPS標準搭載▷ OVSが動く▷ Tremaも動く
あと、特に言いませんでしたが勿論アレするとテザリングができます。
覚えていますか?
もともとこの次世代DCは、「スマートフォンの空き計算能力を世界中でシェアしよう」という発想のものでした。世界がコンピュータだ的な。
個人間で課金とかできたらいいなと考えてました。ネットワークのシェアにも応用できそうですね。
ユースケース
例えば、こういう人達がいたとしましょう。
▷ SIMは落として無くすから持ちたくない▷ MVNOで月498円も払う余裕がない▷ 移動してくれるWiFiAPが近くになくて困る▷ 外にいても月額13円とかにしたい▷ 高い回線は使ってない時間が多すぎる▷ 寝てる間のモバイル回線は小銭をかき集めてくれるべきだ▷ もう働きたくない
そこで、
早速つくってみました。
customer
provider
service
provider's device
the internet
connect
pay
order
associate
customer
provider
service
provider's device
the internet
connect
pay
order
associate
概要
こういう流れです。
▷ 提供者のスマートフォンでサービスが立ち上がっています▷ 提供者のスマートフォンにはOVSが入っていて、サービスのtremaとつながっています
▷ スマートフォンがユーザのテザリングを感知すると、tremaにpacket_inしてクライアントとして認識し、まずユーザがサービスのコントロールサイトにだけアクセスできるflowをいれます
▷ ユーザはサイトにアクセスし自分で帯域を調整します▷ サイトの操作でtremaからOVSに接続許可flowが入ります▷ これによってインターネットにつながって課金されてしまいます
デモ
早速見てみましょう。
実験の価値
デバイス&OpenFlowというのは、使い方次第ではとても面白いことができるのではないかと、個人的に思っています。
ちなみに、
コントローラ外置きバージョンもつくりました。
customer
provider
service
your device
the internet
おわりに
毎度の事ではありますが、
「こういうこともできるのでは?」と思いついた方、是非教えて下さい、あるいは、一緒にやりませんか?
※当日なかった話
すでに似たようなものをサービスで考えられている方がいて、回線のシェアには法改正が必要だということを知りました。
つまりこれは、回線シェアでなく、取ってきたキャッシュのシェアとかにすれば法改正はいらないということでしょうか。
Thank you.