osc2010 do lt
TRANSCRIPT
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OpenSauceConference 2010
Kazuhisa HaraOrigine Uploaded by Kevin H. http://www.flickr.com/photos/kevharb/2951951149/
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自己紹介
横浜市民
普段は某社で仮想化関連技術を軸に、社内講師やら技術検証、御用聞きなんかしてます。
OSC出没率高し
Twitter:kazuhisyaFollow me!!
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仮想化:次の一歩
Origine Uploaded by Angelina :) http://www.flickr.com/photos/angelinawb/1085267480/
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仮想化ってなんだっけ
• 仮想化技術– 抽象化すること– いろいろある– みんな使ってるよね?
• RAID, 仮想メモリ, NIC Bonding, etc…
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x86インフラの仮想化技術
• x86インフラの仮想化技術– サーバ、ストレージ、ネットワークを抽象化– OS実行環境を物理マシンから切り離すこと
• RAIDとかよりも高いレイヤの抽象化
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仮想化 次の一歩:一つの解
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Cloud Computing
Origine Uploaded by Paraflyer http://www.flickr.com/photos/paraflyer/472321183/
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仮想化 = クラウド?
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クラウドと仮想化の関係• 仮想化 = クラウド
– ではない• よりマーケ寄り• 技術的には新しくはない REST, python, PowerShell…
• クラウドはあくまでサービスの形態– XaaS
• SaaS – GoogleApps, Salesfoce, SAP …• PaaS – GAE, Foce.com …• IaaS(HaaS) – Amazon EC2/S3, Rackspace …• ZaaS –
– CDN / ADN• Akamai, Amazon CloudFront
Zangyo as a Service
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x86仮想化技術の持分
• IaaSクラウド基盤として– AWS
• Xen
– Biz Hosting Basic• KVM
– NiftyCloud• VMware
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サービスとして使うための仕組み
• クラウド = サービス形態– “使うため”の仕組みが現状十分でない
• 抽象化したリソースを、サービスにする• パブリックとプライベートのリソースを
繋げる– Eucalyptus– Enomaly– Kodiak– δ-Cloud
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解:1
• 仮想化したリソースをどうやってサービスに仕立て上げるか– そのための方法– そのための技術– そのための前提知識
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仮想化 次の一歩:一つの解
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抽象化を極めてみる
Origine Uploaded by maxw http://www.flickr.com/photos/maxw/34477135/
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OSレイヤ以外の新しい抽象化
• よりエンジニア寄り
• ネットワーク仮想化– VLAN, VNIC, BridgeDevice…– 分散仮想スイッチ
• Open vSwitch
New !!
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OSレイヤ以外の新しい抽象化
• よりエンジニア寄り
• ストレージ仮想化– RAID, LVM, iSCSI…– ZFS– NFS v4.1, Ceph
New !!
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仮想化が進むと
• ハードに紐付くインフラ全体が抽象化される– 物理的に見えなくなったものの管理– 誰が管理するのか
• NEか、サバ管か、情シスか– どうやって管理するのか
• 結局クラウド・・・?
• 全てを適応しなければならないわけではない– どこまでやるのか– 誰が線を引くのか– 技術のキャッチアップは必要
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解:2
• サーバだけでなく、格物理デバイスのサービスをどんどん仮想化していく– そのための方法– そのための技術– そのための前提知識– それを誰がどう管理すしなければならないのか
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まとめ
Origine Uploaded by autumn_bliss http://www.flickr.com/photos/autumn_bliss/198493795/
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様々な”次の一歩”があるから…
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ゴールを決めよう
1. 自分と仮想化の立ち位置の整理– クラウド(IaaS)を利用する側なのか– プロバイダなのか– 設計する立場なのか– 管理・保守する立場なのか
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手段の確立
2. それを実現させるには何が必要か– クラウド(IaaS)を利用する側なのか
• IaaS特有の問題は何か
– プロバイダなのか• ライセンスは問題ないか
– 設計する立場なのか• ハイパーバイザ選定は適切か• I/O, HW周りのキャパシティは十分か
– 管理・保守する立場なのか• 管理方法は適切か
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考える
3. 1-2を踏まえたうえで– そのための方法は– そのための技術は– そのための前提知識は– そのための管理方法は
• これを考えていくのが次の一歩(?)
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おわり
続きは懇親会で!