oracle database 11g release 2 application development (.net) ·...

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本資料では、以下の省略表記を使用している箇所があります。

名称 省略表記

Oracle Developer Tools for Visual Studio ODT

Oracle Data Provider for .NET ODP.NET

Oracle Database Extensions for .NET ODE.NET

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まず、Oracleが提供している.NETコンポーネントの概要をご紹介します。

1. Oracle Developer Tools for Visual Studio(ODT)ODTはMicrosoft Visual Studio用に密接に統合された“アドイン”です。ODTを使用すると、Oracle向けの.NETコードを簡単かつ迅速に開発することができ、開発者は開発ライフサイクル全体を通してVisual Studioを使用することが出来ます。

2. Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)ODP.NETでは、.NET環境からOracleデータベースに対するデータ・アクセスの最適化を実現します ODP NETを使用すると Oracle Real Application Clusters適化を実現します。ODP.NETを使用すると、Oracle Real Application Clusters、パフォーマンス最適化、Oracle XML DB、高度なセキュリティ機能など、開発者は先進的なOracleデータベース機能を利用できます。

3. Oracle Provider for ASP.NET.NET Framework 2.0から ASP.NETはショッピングアプリケーションのステート情

報をデータベースに格納するサービスの提供を開始しました。データベースにステート情報を格納することにより、ウェブのデータは高い可用性とWebサービス間でステート情報の共有が可能になりました。Oracle Providers for ASP NETはそれステ ト情報の共有が可能になりました。Oracle Providers for ASP.NETはそれらのサービスプロバイダをOracleデータベースで使用するサービスを提供します。

4. Oracle Database Extensions for .NETOracle Database Extensions for .NETは、Windows上で動作するOracle Database 11gの機能で、C#やVB.NETなどの.NETマネージド言語によるストアド・プロシージャおよびファンクションの開発、デプロイ、実行を容易にします。

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.NETコンポーネントの開発はwindowsクライアントの開発と密接に結びついています。従 O l D A C 11 2 0 1のリリ はWi d 版の従って、Oracle Data Access Components 11.2.0.1のリリースはWindows版のOracle Database 11g Release 2と同期しています。現在(2009/10/16)、Oracle Database 11g Release 2 のwindows版のリリースはCY2010Q2の為、今回のセミナーでは先月リリースが行われたOracle Data Access Components 11.1.0.7の内容とOracle Data Access Components 11.1.0.6の概要説明と新機能をまとめてご紹介致します。

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先ほどご紹介したODACの各コンポーネントの関係を表したモデル図です。

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.NET開発環境においてOracleデータベースを使用する利点を4点ご紹介いたします。

1.Oracleデータベースをお使いのお客様は、オラクルが提供するODACを無償でご利用いただくことが可能です。

2.最新のVisualStudioに対応しており、.NET開発者の方々には簡単かつ直感的にご使用いただくことが可能です。

3.ODAC11.1.0.7では.NET Framework2.0以上のバージョンに対応しており、全ての.NET機能をご使用いただくことが可能です。なお、旧バージョンのODACを使用することで、Visual studio 2003 や古い.NET Frameworkを使用することも可能です。

4.Oracle固有の機能を.NETアプリケーションから使用することが可能です。

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Oracle Developer Tools for Visual Studio(ODT)は、Microsoft Visual Studio用に密接に統合された“ ドイ ” す ODTは Vi l S di 200 2008 利用 き ど密接に統合された“アドイン”です。ODTは、Visual Studio 2005,2008で利用でき、どちらも無償です。

ODTを使用すると、Oracle向けの.NETコードを簡単かつ迅速に開発でき、開発者は開発ライフ・サイクル全体を通してVisual Studioを使用できます。ODTでは、統合されたビジュアル・デザイナを使用してOracleスキーマを参照および編集したり、ドラッグ・アンド・ドロップ操作で簡単に.NETコードを自動生成したりできます。

開発者は、表データの変更、Oracle SQL文の実行、PL/SQLコードの編集とデバッグ、および NETストアド プ シ ジ の開発とデプ イを簡単におこなうことができますおよび.NETストアド・プロシージャの開発とデプロイを簡単におこなうことができます

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・ODTは、Visual Studio 2005およびVisual Studio 2008と完全に統合されています。統合機能は S リ 構造から開始されます リ 構造をこの統合機能は、Server Explorerのツリー構造から開始されます。このツリー構造を

使用すると、Server Explorerツリーのノードとして表示されるデータベース・スキーマ・オブジェクトを簡単に表示できます。

新しいOracle Databaseプロジェクトでは、.NETアプリケーションに関連付けられたSQLスクリプトを簡単かつ便利に管理できます。Database Projectウィンドウの簡単なメニュー項目から、あらゆるMSSCCI準拠ソース・コントロール・サーバー(Microsoft S S f Mi ft T F d ti S S b i など)に クリプトをSource Safe、Microsoft Team Foundation Server、Subversionなど)にスクリプトをチェックインおよびチェックアウトできます。

注意:Server Explorerの統合機能はVisual Studio.NET 2003では提供されません

Visual Studio.NET 2003では従来のOracle Explorerが引き続き提供されます

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Server Explorerの改良により、Visual Studioの画面からOracleデータベースのユー

ザ 作成 変更 閲覧が 能 なりま た れら 機能 加え や ザザの作成、変更、閲覧が可能になりました。これらの機能に加え、ロールやユーザに対して権限の付与や剥奪といった機能も備えています。これらの改良により、visual studioから集中して開発が行えるようになりました。

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ODAC11.1.0.7からAdvanced QueuingのAPIがODP.NETに追加されました。この機能拡張に伴 S E l からキ テ ブ の作成と変更 キ のサブ ク能拡張に伴い、Server Exploerからキューテーブルの作成と変更。キューのサブスクライバ、伝播の作成、削除、変更などの管理機能が加わりました。

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ODAC11.1.0.7から、Visual Studio上からAWRの閲覧、ADDMの実行、SQL チューグ ドバイザの機能が実行 きるようになりました れらの機能はO lニング・アドバイザの機能が実行できるようになりました。これらの機能はOracle

Enterprise Manager上で提供されていましたが、ライセンスをお持ちの方はVisual StudioからOracle パフォーマンス・アナライザの機能をご使用いただけるようになりました。

・SQL チューニングアドバイザの主なアドバイス機能

-SQL文の再構成

-索引の作成

-SQLプロファイルの作成

^失効・欠落している統計の収集

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ODP.NETは、Oracleデータベースのネイティブな.NETデータ・アクセス・プロバイダです NET F k 1 NET F k 2 0 およびそれ以降のリリ に標準す。.NET Framework 1.x、.NET Framework 2.0、およびそれ以降のリリースに標準のADO.NETデータ・アクセスを提供します。別のADO.NETプロバイダを使用している開発者は、基本的なODP.NETデータ・アクセスで新しく学習する内容がほとんどありません。

ODP.NETは、一般的な基本要素をほかのADO.NETプロバイダと共有しますが、ODP.NET特有の価値はOracleデータベースとの緊密な統合です。ODP.NETは、O l l A li i Cl (O l AC)チ グ 高度なセキ リテOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)チューニング、高度なセキュリティ、複雑なデータ型などのデータベースの特有な多くの機能を.NET開発者に公開します。これらの機能を使用すると、.NET中間層でOracleデータベース特有の

機能を活用できます。

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ODP.NETはどの.NETデータ・プロバイダよりも優れたOracleデータベース機能のと を提供 す プ ダと 較パフォーマンスとアクセスを提供します。ほかのプロバイダと比較したODP.NET

の差別化要因は、標準のパフォーマンスおよび多くのチューニング・オプションです。内部での多くの最適化によって、特定のパフォーマンス・コーディングを実行しなくてもOracleデータソースへの高速な.NETアクセスが自動的に保証されます

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ICの配置

・OUI経由 - 通常と同様にインストーラを使用

・Xcopy経由

1.ICファイルをディスクにコピー

2.install.batを実行

3.windows PATH二インストール・ディレクトリを追加

4.NSL_LANGを希望ロケールに変更

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ODP.NET 11.1.0.7.2ではAQのapplication programmatic interface (API)が追加さ

れま た 追加 よ ジ キ ジ デキ キれました。この追加によって、メッセージのエンキュ、メッセージのデキュー、キューメッセージの受信やメッセージの通知など、AQの機能を.NETアプリケーションから使用することが可能になりました。

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.NET Framework 2.0から、ASP.NETにはアプリケーション状態をデータベース

格納する ビ プ バイダが含まれます プ ケ シ 状態をデに格納するサービス・プロバイダが含まれます。アプリケーションの状態をデータベースに格納することにより、Webデータの可用性が高まり、あらゆるWebサーバー間で均等にアクセスできるようになります。

Oracle Providers for ASP.NETはバージョン11.1.0.6.20で導入され、Oracleデー

タベースとともに使用するために、これらのサービス・プロバイダをサポートします。すでにASP.NETプロバイダに慣れている開発者にとっては、Oracle P id f ASP NETは 共通スキ およびアプリケ シ ン プ グラミProviders for ASP.NETは、共通スキーマおよびアプリケーション・プログラミング・インタフェースをほかの既存のASP.NETプロバイダと共有しているため、簡単に習得できます。標準ASP.NET制御およびサービスは、Oracle固有のコーディングを必要とすることなく、プロバイダと透過的に相互作用します。

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オラクルは、次のASP.NETプロバイダを提供しています。

メンバーシップ・プロバイダ

ロール・プロバイダ

サイト・マップ・プロバイダ

セッション・ステート・プロバイダ

プロファイル・プロバイダ

Webイベント・プロバイダ

Webパーツ・パーソナライズ・プロバイダWebパーツ・パーソナライズ・プロバイダ

キャッシュ依存性プロバイダ

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Oracle Database Extensions for .NETは、Oracle Database 11gのWindows上の機能 れによ C#やVB NETなどの NET ネ ジド言語 記述された関数や ト能で、これによってC#やVB.NETなどの.NETマネージド言語で記述された関数やストアド・プロシージャの開発、デプロイ、実行が容易になります。

.NETストアド・プロシージャまたはファンクションは、Microsoft Visual Studioを使用して開発され、Oracle Developer Tools for Visual Studioの一機能である緊密に統合された.NET Deployment Wizardを使用してデプロイされます。

デプロイされた後、.NETストアド・プロシージャは、.NETアプリケーション・コード内、SQLまたはPL/SQL、別の.NET、PL/SQLまたはJavaストアド・プロシージャ、トリガー、

もしくはストアド・プロシージャまたはファンクションの呼出しが許可されているほかの場所から呼び出すことができます。

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・ユーザ定義型

Oracleユーザー定義型(UDT)は、Microsoft Visual Studioで完全にサポートおよび統合されています。これは、Oracle Spatialユーザーや、ストアド・プロシージャおよびファンクションでVARRAY型とネスト表型を使用している開発者など、広範囲でUDTを使用している開発者からの需要が高い機能です。

このリリースのServer Explorerでは、OracleにおけるUDTに対しても全般的な操作が行えます。

・SQL*Plus スクリプト

Oracle Developer Tools for Visual Studioにより、SQL*Plusに準拠したSQLスクリプト実行エンジンがMicrosoft Visual Studioに追加されました。これにより、Oracle SQLスクリプト・エディタのVisual Studioメニュー(“Run SQL*Plus Script”メニュー項目)またはコンテキスト・メニュー(“Run”)から、もしくは直接Oracle Databaseプロジェクトからスクリプトを実行できます。

・問い合わせウィンドウをの拡張

改良されたOracle Query Windowでは、"Explain Plan"を実行して、特定の問合せに対するOracle Databaseの実行計画を確認する機能が提供されています

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HAイベントを有効にするためには以下の条件を満たす必要があります

•接続先データベースがOracle Real Application Clusters構成

•ODP.NETの接続プールが有効

•接続文字列に“HA EVENTS=True”が含まれている

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バルクコピーは内部的にダイレクト・パス・ロードの機能を使用しています

このため、ODP.NETのバルクコピーはダイレクト・パス・ロードと同様の制限があります

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データ・アクセスを必要とするストアド・プロシージャは、Oracle Data Provider f NETを使用 きますfor .NETを使用できます。

.NET Framework 2.0とADO.NET 2.0は、いずれも.NETのストアド・プロシージャでサ

ポートされています。プロシージャまたはファンクションで使用するコードは、クライアント側のアプリケーションに記述されたコードとほぼ同じです。ただし、プロシージャが呼び出し元と同じ接続を使用するオプションの"コンテキスト接続"は例外となります。また、

コードは変更することなく、クライアント側とストアド・プロシージャの両方で実行できるように記述されます。

配置したあと NETストアド プ シ ジ は NET ド内 SQL文またはトリガ配置したあと、.NETストアド・プロシージャは、.NETコード内、SQL文またはトリガー、別の.NET、PL/SQL、Javaのストアド・プロシージャから呼び出すことができます。また、

ストアド・プロシージャやファンクションの呼出しが可能な場所であれば、どこからでも呼び出すことができます。

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