公共土木施設維持管理業務支援システム -...

21
● 公共土木施設維持管理業務支援システム ● ~ 取扱説明書 ~ 北海道建設政策局維持管理防災課 平成31年 3月 Ver1.0

Upload: others

Post on 20-Feb-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

● 公共土木施設維持管理業務支援システム ●

~ 取扱説明書 ~

北海道建設政策局維持管理防災課

平成31年 3月

~ Ver1.0 ~

Page 2: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

・維持管理業務の精算支援システム (維持補修業務・パトロール業務(道路・河川))

・ソフトはMicrosoft 「Access2010」(もしくは以降のVer.ソフト2013・2016の32bit版)を使用してください。)

● 公共土木施設維持管理業務支援システムの流れ●

【ゾーン1(A委託業者)】担当者PC

道路・河川の維持補修、

維持管理システムより

【○○組合】

担当者PC

各業者のデータを取り込

道路・河川維持

道路・河川パトロール

作業内容チェック

作業費の請求

データ提出

【ゾーン2(B委託業者)】担当者PC

道路・河川の維持補修、

河川パトロール実績の入力

データ提出

取り込み用

PC

道路担当PC

河川担当PC

データの共有

所内ネットワークにて各PCでアクセス可能

取り込み用

PC

○○出張所

委託組合(道路・河川)

本所(小樽建設管理部)

所内ネットワークにて各PCでアクセス可能

データの共有

道路担当PC

河川担当PC

精算担当PC

データ提出

・作業内容および数量を入力することで、各提出様式を

作成することができる。

・データ入力の追加・修正が簡素化される。

・組合からの提出データのチェックが容易である。

・データの共有により、常に最新データを確認できる。

・事務書類の作成ができる。

・各出張所の提出様式が統一化される。

・工種・細目別の集計作業が容易である。

・データの共有により、常に最新データを確認できる。

(エクスポート)

(エクスポート)

(エクスポート)委託組合(電気設備)

データ提出

(エクスポート)

担当者PC

電気設備保守

維持作業実績の入力

作業内容チェック

作業費の請求

担当者PC

舗装修繕

維持作業実績の入力

作業内容チェック

作業費の請求

委託組合(舗装修繕)

3

Page 3: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

2. はじめる前に・・・・ ・必要なファイルを格納するフォルダを作成する。

「精算支援システム一式.zip」を、Dドライブなどのデータドライブに解凍します。(任意に保存場所は変更可)解凍すると、「精算支援DB」というフォルダが、指定した場所に作成されます。以下、「2019」フォルダ内に下記のファイルが格納されています。

 ・「精算支援システム○○○○.accde」をダブルクリック。

システムファイル (このシステムファイルを起動する)データファイル (実績を入力したデータを格納する大切なファイル)

実施写真を置くフォルダ(後で移動可能です)

維持管理システムのパトロールcsvとの細目コード変換用のツールファイル

コードファイル (受託者・業者、道路維持・道路パト・河川維持・河川パトの細目単価や路線・河川コードの入ったファイル)(単価変更があった場合や施設を追加した場合などは、このファイルを入れ替えます)

精算支援システムを置くフォルダ名や実施写真を登録するフォルダ名は、外字や記号、環境依存文字は使用しないでください。写真取り込みや、データのインポート・エクスポートでフォルダやファイルを認識できずエラーが出ることがあります。例:㉑ & * 鯎 柰 など ※記号などは1文字ではOKでも組み合わされる文字によって認識しない場合もあります。

4

Page 4: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

3. 初期設定 ①システムを最初に起動した場合、まずはじめに「リンク先の再設定」をクリック。(次起動時にファイルの移動などを行っていない場合は必要ありません。) ②同じく「写真パスの再設定」をクリック。(次起動時にファイルの移動などを行っていない場合は必要ありません。)

「写真パスの再設定」ボタンをクリックして実施写真を登録するフォルダを指定します。出張所などで写真をHDDなどに登録せずCDやDVDから直接閲覧する場合は、その都度CDやDVDドライブを選択することも可能です。

ネットワーク共有等で複数台のPCでデータを共有して作業する場合など、現在のパスにデータを置かない場合は、「任意フォルダへの再リンク」で共有フォルダを選択します。

クリック!

写真パスの再設定

5

Page 5: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

4. 維持補修業務の実績入力 (道路・河川共通) ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ② 「維持補修実績入力」を選択 ③ 「機械運転日報入力」を選択 (※河川に機械運転日報はありません)

② ③ ②

6

Page 6: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

4-1.管理ID情報の登録 ・ 日報実績入力 管理ID情報①~⑪までを入力する。

 管理ID情報を登録した後に、作業の内訳、状況写真に進んでください。

① ② ③ ④ ⑤

⑥ ⑩

⑪完了した業務には「作業終了日」を入力し「完了」にチェックを入れる。作業終了日と完了にチェックを入れないと精算の対象になりません。エクスポートデータの対象にもなりません。

自動に反映 ①から⑩すべて登録した後、「管理ID作成」をクリック!

数量について通常は③の数量に入力しますが、単価単位が”時間”の細目については④の数量(時)、数量(分)に入力します。※③と④両方に数量は入れないでください。

① ② ③ ④

本業務で使用した支給品を入力します

② ③ ④

⑦ ⑧ ⑨ ⑪

③整理番号は管理IDの一部にも使用します。 業者内で重複しない番号を入力してください。予め桁数(文字数)を揃えて入力しておくと 昇順、降順の並べ替えなどで便利になります。

管理IDは全道で重複しない固有の番号になります 例:D20151111-0001D:道路 K:河川等 2015:年度 11:蘭越 1:受託者番号 1:業者番号 0001:整理番号 (4月:0401~ 5月:0501~ など)

7

Page 7: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

4-2.実施写真の登録・管理ID情報を入力した後に、 作業前・作業中・完了時を1組1ページとして頁番号を登録します。

●写真パスに写真が登録されていれば、写真が表示されます( 「写真表示ON」 )。表示されていない場合は、クリックでjpg画像を登録することができます。

●クリックで選択画面が表示されますので、デジカメで撮影した画像ファイルを選択してください。選択した画像ファイルは、写真パスにファイル名を変更して保存します。

●登録済みの写真をダブルクリックすると、ビューアが起動されます。ビューアは.jpgファイルに関連付けされたプログラムが起動されます。

●333頁を超える場合は管理IDを新たに作成して1頁から追加してください。

メモリ節約のた「写真表示OFF」が初期値になっています。※写真の画素数が大きいと表示、印字できない場合があります。※フォルダ名やファイル名に「記号」や「外字」、「環境依存文字」を使用するとエラーが出ることがありま

写真を選択して「開く」をクリックすると登録されます。(P2の写真パス フォルダに自動登録されます。)

大きな画素(ピクセル)の写真では表示、印字ができない場合があります。 撮影前にデジカメの設定で小さい画素(ピクセル)に設定にしてださい。本システムに登録する画像のサイズはCALS以下を推奨します。 「CALS画質・サイズ」 画質:標準(Normal)、サイズ:1280×960 以下第7号、第8号様式では640×480で十分きれいです。 SXGA:1280×960 XGA:1024×768 VGA:640×480

写真を選択する前に、[頁番号]を入力し頁を登録します。頁番号は業務内で1から順に振ってください(1~333 2016年度版から)次の頁の写真を追加する場合は、右▲ボタンをクリックして、空白の頁番号に2を入力してから2頁目の写真を登録します。※一度入力した頁番号を変更すると写真とのリンクが外れてしまいます。 頁を切り替えて表示する場合は、▲ボタンで移動してください。

ここクリック!

8

Page 8: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

4-3.機械運転日報の登録 すべての該当項目を選択・入力する。

※17時 5分の場合は、「17.05」もしくは「17:05」と入力。

※登録した日報を確認できます。

機械選択クリックで機械の登録ができます。

以後、内部番号の選択で区分~管理番号まで代入できます。

枝番:通常空白ですが、同一機械で①~⑫箇所以上作業した場合は、次のレコードに入力し枝番に2を入れます。

※選択されている行が印刷対象!

9

Page 9: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

5. パトロール業務の実績入力 (道路・河川共通)

5-1. パトロール日報のCSVデータ取り込み(道路・河川共通)

 ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ②「①CSVファイル変換処理」 ③「②変換後ファイルの取込」

 ※事前に維持管理システムからCSVデータを用意していること。

※裏でエクセルが起動されていない状態で行ってください。

10

Page 10: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

現在のパスに置いているコード変換ツールファイルに最新の道路パトロール細目コード表を書き込みます。

書き込み後、ファイルは自動起動されますので、取り込むcsvファイルを指定します。

※自動起動されない場合は、現在のパスに置いた"☆道路パト細目コード変換.xls"ファイルを直接起動してください。

11

Page 11: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

維持管理システムで書き出したCSVファイルを選択し、「開

く」をクリックします。

「①csvファイル変換処理」で行った、道路パトロール実績データが表示されます。データを確認し、作業月を選択して「取り込み」を行います。「取り込み」は既に入力されているデータの作業月のデータと入れ替えになります。

12

Page 12: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

ここに表示されたデータが緑枠で囲った業者の作業月のデータと入れ替えになります。取り込むデータの受託者や業者、作業月(作業日)に間違えがないか注意してください。

支援システムでは、取り込むCSVデータは何月のどの業者なのかは解りません。 正しく指定し確認してから取り込んでください。

13

Page 13: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

5-2.手動でパトロール実績を入力する場合 ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ② 「パトロール実績入力」を選択

② ②

14

Page 14: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

行末尾に ①~④または①②③⑤を選択・入力する。  または、予め登録済みの定型作業を一括追加します。

① ② ③ ④ ⑤

クリック!

※入力した日報を抽出することができます。

入力した実績データの件数

※通常のパトロールは、細目と路線と数量を登録しておけば、作業日を指定するだけで、実績をフォームに一括コピーできます。

※エリアを登録

数量について通常は④の数量に入力しますが、単価単位が”時間”の細目については⑤の数量(時)、数量(分)に入力します。※④と⑤両方に数量は入れないでください。

15

Page 15: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

6.支給品使用実績を入力(道路・河川共通) ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ② 「支給品使用実績入力」を選択

② ②

16

Page 16: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

行末尾に ①~⑥までを入力する。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

入力した実績データの件数

17

Page 17: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

7.各種レポート印刷(道路・河川共通) ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ② 「レポート出力」を選択

18

Page 18: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

・レポート出力(道路・河川共通)

印刷する書類にチェックを入れて、    でプリントボタン押し、印刷ページを確認して下さい。

選択

選択

パトロールの第13号様式に印字する報告日と

検査日を入力します

選択

③次ページ参照

・機械運転日報(第10号様式)

複数にチェックを入れてプリントできますが、処理に時間がかかるので1つずつプリントすることを推奨します。

第12号様式、第13号様式の細目ページを連続でプレビューすることはできません。

細目ページその2をプレビューしたい場合は、細目ページ2~2を設定してください。

●直接印刷の場合は細目ページを連続で印刷できますので●直接印刷にチェックを入れて印刷して下さい。

19

Page 19: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

・ 報告書の出力(道路・河川共通):組合単位 行末尾に ①~⑫までを入力する。 印刷する書類にチェックを入れて、    でプレビューボタン押し、印刷ページを確認して下さい。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫

※選択されている行が印刷対象!

20

Page 20: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

8.データの受け渡し(エクスポート・インポート)・データの書き出し(エクスポート) ① 「出張所」~「受託者(組合)」~「業者」を選択 ② 「エクスポート」を選択 ③ 「書出す」を選択

要確認!!業者が提出する時は、「業者名」を確認。組合が提出する時は、「*」 すべての業者を選択。

書き出すデータの種類にチェックを入れて、対象とする完了月を選択します。書き出したファイルは現在のパスで示すフォルダ内に作成されます。※書き出されたファイルのファイル名は変更しないで提出してください。 ファイル名を変更すると相手が正しく取り込めなくなります。

21

Page 21: 公共土木施設維持管理業務支援システム - ddo.jpshien-sys.ddo.jp/shien/manual_sousa201901.pdf公共土木施設維持管理業務支援システム ~ 取扱説明書

・データの取り込み(インポート) ①取り込むデータの 「出張所」~「受託者(組合)」~業者」を選択 ② 「インポート」を選択 ③ 「ファイルの確認」を選択 ④ 「O K」を選択

※取り込む提出ファイルは、予め現在のパスで示すフォルダ内に入れておく。

出張所、事業課・組合での集計作業

●組合用(各業者データの取り込み) ●建管用(組合データの取り込み)

※提出日・受託者・業者名・データの種類、月を確認して下さい。

インポート処理はシステムに入っている○月~○月のデータを削除してから、新たに取り込みます。

出張所が組合のデータをインポートする時には業者コードに * を選択し[すべての業者]にします。

現在のパスで示すフォルダに予めインポートする提出ファイルを入れておく。○日報DATA_蘭越ホクトメンテック協同組合_スガワラ.xls○日報DATA_蘭越ホクトメンテック協同組合_○○組.xls○日報DATA_蘭越ホクトメンテック協同組合_○○建設.xls

22