「クラウドの理解から始まる 医療画像連携」 · 2017-11-01 · す 遊ん るリ...
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株式会社常光 札幌支店様株式会社常光 札幌支店様
「クラウドの理解から始まる医療画像連携」
イーサイトヘルスケア株式会社
大野 孝大野 孝
「ICT」 とは?
• Information and Communication Technology情報通信技術 ネ ク通信 る情報 知識共有– 情報通信技術:ネットワーク通信による情報・知識共有
• 「情報技術(IT)」+「通信、伝達(C)」
• 使われ始めたのは?使われ始めたのは?– e‐Japan構想(2000年頃):「IT」が使われていた
u Japan構想(2005年頃):「ICT」が使われている– u‐Japan構想(2005年頃):「ICT」が使われている• 「Ubiquitous」(ユビキタス)
• 「Universal」(ユニバーサル)• 「Universal」(ユニバ サル)
• 「User‐oriented」(ユーザーへの親和性が高い)
• 「Unique」(ユニーク)Unique」(ユ ク)
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Cが大切なのは、当たり前!
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「クラウドコンピューティング」 とは?
• クラウドコンピューティングとは、インクラウドコンピュ ティングとは、インターネットを通じて提供されるサービスやストレージなどのコンピュータリソ スを ユ ザ が特にリソ スのソースを、ユーザーが特にリソースの所在を意識することなく利用できると所在を意識することなく利用できるというコンセプトのことである。
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クラウドコンピューティングは新語?
• エリック・シュミット(グーグル最高経営責任者)が2000年8月9日にシリコンバレ の中心 米カリフォ2000年8月9日にシリコンバレーの中心、米カリフォルニア州サンノゼ市で開催された「サーチエンジン戦略コンファレンス」で発言コンファレンス」で発言。– 「データもプログラムも、サーバー群の上に置いておこう、という考え方だ 私たちは『クラウド・コンピューティング』と呼んでう考え方だ。私たちは『クラウド・コンピューティング』と呼んでいる。そういったものは、どこか “雲(クラウド)”の中にあればいい。必要なのはブラウザーとインターネットへのアクセス。パ。必要な ラウ タ ッ アク 。ソコン、マック、携帯電話、ブラックベリー、とにかく手元にあるどんな端末からでも、クラウドは使える。多くの企業がすでに恩恵を被 ているし グ グル ヤフ イ ベイ アマゾンは恩恵を被っているし、グーグル、ヤフー、イーベイ、アマゾンは、それを十分承知している。データもデータ処理も、その他あれやこれやもみんなサーバーに、だ」やこれやもみんなサ バ に、だ」
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クラウドコンピューティングの類語 #1• ネットワーク・コンピュータ(ネットワーク視点)
– ネットワーク図のインターネットは雲
インターネット
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クラウドコンピューティングの類語 #2• グリッド・コンピューティング(HW視点:遊休処理能力の活用)
– SETI@home(セティアットホーム:地球外知的生命体探査)
grid:格子、網 観測データの分析ソフト アレシボ天文台
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g
クラウドコンピューティングの類語 #3‐1• Web2.0(2000年頃:情報の送受信視点)
– ASP(Application Service Provider)– SaaS(Software as a Service)
「Web 2 0」は明確な定義づけがなく 特定の規格や標準があ「Web 2.0」は明確な定義づけがなく、特定の規格や標準があ
るわけでもない。端的な説明としては、おおむね「動的・双方向的」であるとか 「ユ ザ 参加・集合知」 「ロングテ ル向的」であるとか、「ユーザー参加・集合知」、「ロングテール的」などといった要素が指摘される場合が多い。あるいは、従来のWeb 1 0ではPCをプラットフォームとしてWebに接続して来のWeb 1.0ではPCをプラットフォームとしてWebに接続していたが、Web 2.0ではWebそのものがプラットフォームとなって諸々の機能やサービスを提供する と解釈されることもある諸々の機能やサービスを提供する、と解釈されることもある。
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クラウドコンピューティングの類語 #3‐2
Web2 0とはWeb2.0とは• ユーザーの手による情報の自由な整理(Folksonomy) ニコニコ動画
リッチなユ ザ 体験(Ri h U E i ) G l M G il (動• リッチなユーザー体験(Rich User Experiences) Google Maps、 Gmail (動
的、双方向)
• 貢献者としてのユーザー(User as contributor) Amazone comカスタマーレ貢献者としてのユ ザ (User as contributor) Amazone.comカスタマ レ
ビュー
• ロングテール(The Long Tail)– 従来小売ビジネスは、売筋商品上位20%が収益全体の80%を占める「80:20の法
則」に従う。これに対しWeb 2.0では、あまり売れない80%の商品が世界中のニッチな需要に応えて ビジネスが成立するな需要に応えて、ビジネスが成立する。
• ユーザー参加(Participation) SNSをはじめとする各種のソーシャルメディア
• 分散性(Radical Decentralization) 負荷分散やファイル共有分散性(Radical Decentralization) 負荷分散やファイル共有
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クラウドコンピューティングの類語
• 2007年(同じ処理を複数回行う)
– 1600プロセッサ・クラスタシステム
• グーグルとIBM
– 4000プロセッサ・クラスタシステム
• ヤフーとカーネギーメロン大学ヤフ とカ ネギ メロン大学
同一筺体に複数のHW
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cluster:房
アマゾンのWebサービス
• Amazoneのネット通販サービスは、世界で最大。
– 2008年のピーク12月15日には、世界中で630万件以上の受注。1秒当たり、72.9点が売れた計算。
• Amazoneがクリスマスの商戦を処理するために膨
大なコンピュ タリソ スが必要です しかし クリ大なコンピュータリソースが必要です。しかし、クリスマス商戦が終わるとそのほとんどが休眠状態です 遊ん るリ を活用する イデ としす。この遊んでいるリソースを活用するアイデアとして考え出されたと言われているのが、コンピュータの使用料を従量課金制、コンピュータの規模を伸縮自在で貸し出すEC2(Elastic Compute Cloud)です。自在で貸し出すEC2(Elastic Compute Cloud)です。
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実は、皆さんはクラウドの達人です!
クラウドと聞いてクラウドと聞いて、
何を思い浮かべましたか?何を思い浮かべましたか?
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「クラウド」、何を思い浮かべますか?
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有名なクラウド、最近のクラウド
1 Googleのメールやドキュメント1.Googleのメ ルやドキュメント
2 Amazone EC22.Amazone EC23 Wi d A3.Windows Azure
年賀状印刷4.OCN 年賀状印刷20125.その他
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OCN 年賀状印刷2012インターネットに接続されたパソコンがあれば、
• 年賀状ソフト利用(ソフトは最新版が利用)
• 年賀状の印刷(プリンターが手元に無い)• 年賀状の印刷(プリンターが手元に無い)
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実は、皆さんはクラウドの達人です!
「その他」の方は「その他」の方は
クラウドと聞いてクラウドと聞いて、
何を思い浮かべましたか?何を思い浮かべましたか?
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お金に関するサービスは立派なクラウド!
銀行銀行預金 Felica預金
引出 電車・バス
• 銀行に預金すると、キャッシュカードでATM、コンビニで、SUICAでキヨスクや自動改札 携帯電話のF li で電子SUICAでキヨスクや自動改札、携帯電話のFelicaで電子マネーを使って自販機など、様々なデバイスから現金を意識することなく買物(サ ビス)が受けられるを意識することなく買物(サービス)が受けられる。
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「クラウドコンピューティング」 とは?
• クラウドコンピューティングとは、インクラウドコンピュ ティングとは、インターネットを通じて提供されるサービスやストレージなどのコンピュータリソ スを ユ ザ が特にリソ スのソースを、ユーザーが特にリソースの所在を意識することなく利用できると所在を意識することなく利用できるというコンセプトのことである。
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少し技術的なお話し
• クラウド以前とクラウドと、技術的な違いは何か?
– 要素技術に違いは無い。昔から考えられていた事。
– 大きな違いは、「超集中と超分散」の世界になった事。大きな違いは、 超集中と超分散」の世界になった事。
サーバの集中を大規模に行う。
システム
大型サーバを皆で共同利用する。 利用者の分散を世界規模で行う。ユーザ
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(専用端末・専用回線で利用) (全世界の各家庭から利用可能)
今後、クラウドが引き起こす変化
パラダイムシフトが起きる。
シ ム 運用に• システムの運用について– 所有 → 利用へ
• 「いつでもどこでも」、「従量制」、「必要な時に必要な規模」
• システムの主体– 提供者 → 利用者へ
• 「使いたいソフトを使いたい時に使いたいだけ利用する」
• システムの形体(超集中)– 分散 → 集中へ
• ユーザの所在(超分散)– 限られた人 → 世界中の誰でも限られた人 → 世界中の誰でも
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クラウド・コンピューティングのまとめ
音楽 映像 メール スケジュール
クラウド コンピュ ティングのまとめ
音楽、映像、メ ル、スケジュ ル種々のサービス
雲からサービスが降ってくる(ユーザは気にする必要もない)
インターネット上にグローバルに拡散したコンピューティングリソースを使って、ユーザーに情報サービスやアプリケーションサービスを提供する
( ザは気にする必要もない)
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ビスを提供する。“雲”=インターネットに接続さえすれば、ユーザーは即座に各種のサービスが利用できる。リソースの所在をユーザーに意識させない 。
「クラウドの理解から始まる医療画像連携」
超分散の立役者 クラウド デバイスとは?超分散の立役者:クラウド・デバイスとは?
Windows Mac Linux PDA スマ トフォンWindows、Mac、Linux、PDA、スマートフォン
・どのようなデバイスからでも適切なアクセス手段が
22あれば利用できる。
「クラウドの理解から始まる医療画像連携」
どんなデバイスからでも同じ事ができる!どんなデバイスからでも同じ事ができる!
クラウド デバイ バイ クラウド デバイ
・クライアント・アプリと遜色のない使い勝手を実現する。
クラウド・デバイス モバイル・クラウド・デバイス
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クライアント アプリと遜色のない使い勝手を実現する。
「クラウドの理解から始まる医療画像連携」
クラウドデバイスの伸び
クラウドデバ
2009年 2013年 年平均デバイス
2009年 2013年成長率
タブレ ト 万台 万台 122%タブレット 200万台 4900万台 122%
ブネットブック 3400万台 6300万台 50%
ノートPC(8 12inch)
1億3100万台 2億4700万台 17%(8‐12inch)※米国モルガンスタンレー社の予測
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※米国 ルガン タンレ 社の予測
医療にとっての究極のクラウドとは?
医療情報医療情報
どこにいても、クラウドデバイスさえあれば様々な医療情報にアクセ できる
25様々な医療情報にアクセスできる。
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クラウドシステムの最大の特徴
スケールアウトCloudradiology
スケ ルアウトTeleradiology
画像診断支援読影・教育コンテンツ
PACS今後
フィルム
スケ ルア プスケールアップ26「クラウドの理解から始まる医療画像連携」
クラウド型画像システムの今後の応用
• 地域医療連携(中核病院と地域病院の情報連携)
像 像• 治験での中央画像判定(全国から同じ画像を観る)
• 画像診断支援CADサービス(コンピュータの目)画像診断支援CADサ ビス( ンピ タの目)
• 医療従事者の教育用画像DB(疑似体験)
• もっと、大きな視野で– 全国民が、自分の一生涯のデータをクラウドに蓄積する。
• 将来の子孫のための研究用DB• 日本人が最も得意とする緻密な研究
• 世界で最もCT、MRIの導入台数が多い国が世界的競争力大
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我々が提供しているサービス我々が提供しているサービス
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遠隔読影の環境提供サービス
• クラウド型遠隔読影環境提供サービスサ ビス提供会社 イ サイト ルスケア株式会社– サービス提供会社 : イーサイトヘルスケア株式会社
– 技術提供会社: 株式会社ジェイマックシステム
– 2008年11月サービス開始
現在 依頼病院 施設超 読影 名超– 現在、依頼病院:60施設超、読影医:150名超
– 総務省後援のクラウドアワード受賞
– 依頼病院からデータセンターへDICOM画像をアップロードすれば 世界の何処からでも専用アプリがインスト ルされてれば、世界の何処からでも専用アプリがインストールされていないパソコンからネットを経由してDICOM画像を参照し、レポートを作成できる。ポ トを作成できる。
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クラウド型遠隔読影環境提供サービスデジタル医療画像の宅配業
遠隔読影地域医療連携
依頼票
依頼票
レポート
ああああああああああああ
依頼票
ああああああああああああ
医療連携
依頼票
ああああああああああああ
ああああ
読影依頼遠隔読影
検査依頼
・遠隔地の病院・自宅・留学先 など
★読影医がレポートを書いた直後から参照可能となる。
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留学先 な★場所にとらわれない★時間にとらわれない
いつでも、どこからでも画像にアクセス
• 学会や出張中にインターネット回線(https)経由でが遠隔読影を行う事が可能。
インターネット回線を利用することで、読影拠点を柔軟に選択可能となる。読影拠点を柔軟 選択可能 なる。httpsによる安全性、DICOM画像を読影端末に転送しない方式を採用する と ベ 高 安全性を採用することでレベルの高い安全性を実現する。
読影医にとって読影依頼により迅速に対応可能な環境を提供。
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依頼病院の分布
北海道:1東北:1
関西 14
東海 6
関東:8関西:14九州:23
東海:6州
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読影会社の分布
東北:1
関西:7ラドアシスト
関東:6・EIIS
・ラドアシスト
東海:2・Rapid
九州:7・オフィス・ラジオロジスト
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・佐賀TMクリニック
クラウドシステムの画像診断への寄与
• 画像診断の次世代リーダ育成を目指して、神田で像画像診断塾「神田塾」を開校しました。
• 第1段として、「MS CHEST神田塾」をスタート。第1段として、「MS.CHEST神田塾」をスタ ト。
• 第2段として、「GUR神田塾」をスタート予定です。
詳細情報は http://www dicomcast com/kandajuku/詳細情報は、 http://www.dicomcast.com/kandajuku/「クラウドの理解から始まる医療画像連携」 34
クラウド関連セミナー実績
JRC2012共催セミナー月 日(金) 会議センタ ( 席)4月13日(金) 12:00~12:50 会議センター(130席)
【テーマ】 医療画像クラウドサービスの発展【司会】松尾 義朋 先生(イーサイトヘルスケア株式会社 代表取締役社長)【演者】佐々木 真理 先生(岩手医科大学医歯薬総合研究所 教授)
林 直人 先生(東京大学医学部附属病院コンピュータ画像診断学/予防医学講座 特任准教授)
4月14日(土) 12:00‐12:50 会議センター(130席)【 】 ドが 持続 能【テーマ】 クラウドが実現する持続可能な医療【司会】江原 茂 先生(岩手医科大学放射線医学講座 教授)寺本 振透 先生寺本 振透 先生(九州大学大学院法学研究院 教授)
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