北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価報告...

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北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価報告(中間) 平成27年3月 北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン外部評価委員会 1 / 106 ページ

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Page 1: 北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価報告 ...北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価委員 1. 岩田 章 金沢赤十字病院長(委員長)

北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン

外部評価報告(中間)

平成27年3月

北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン外部評価委員会

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目次

Ⅰ.外部評価報告(中間)

1. 外部評価委員会

2. 外部評価の評価手順

3.外部評価結果

(評価参考資料)

参考資料① 「北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン」活動状況

参考資料② 内部評価 「がんプロフェッショナル養成基盤形成プラン」

進捗状況報告書(文科省中間報告)

参考資料③ 「がんプロフェッショナル養成基盤形成プラン」申請書

参考資料④ 「がんプロフェッショナル養成基盤形成プラン」

選定結果、推進委員からのコメント

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Ⅰ.外部評価報告(中間)

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1.外部評価委員会

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北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン

外部評価委員

1. 岩田 章 金沢赤十字病院長(委員長)

2. 前川 信政 NPO法人がんプロフェッショナル認定機構理事長

3. 和田真由美 血液疾患の患者会「萌の会」代表

4. 榊原 千秋 金沢大学医薬保健研究域保健学系助教

5. 志岐 弘之 (有)日本ビジネスサポート協議会代表取締役

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外部評価委員会(平成27年3月28日開催)

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2. 外部評価の評価手順

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外部評価の評価手順

1. 外部評価委員会の各評価委員による評価

各評価委員がそれぞれ、委員個々の評価結果報告書を作成する。

(1) 評価にあたっては、「外部評価報告(委員提出用)」を用いて配布資料の「北陸高度

がんプロチーム養成基盤形成プラン活動状況」、「がんプロフェッショナル養成基盤

推進プラン進捗状況報告書」に基づき評価を行う。

(2) 当該評価報告書は、本プログラム実施委員会事務局へ提出し、事務局で一時お預

かりした後、全ての委員からの報告が揃い次第、外部評価委員会委員長へ送付・

提出する。

2. 外部評価委員長による外部評価委員会評価結果(案)の作成

各評価委員からの評価報告を受けて、委員長を中心に外部評価委員会としての評価結

果(案)を作成する。その後、評価結果(案)を各評価委員へ送付し、評価委員は評価結

果(案)を確認する。各評価委員は、修正意見及び質問等があれば、その旨を任意の書

式により記述し、事務局へ提出する。事務局は、意見等を整理して評価委員へ送付する。

委員長は、必要に応じて修正意見を踏まえた評価結果(修正案)を作成し、各評価委員

へ送付する。

委員長は、メール等で対応できない場合、審議の必要があると認めた場合は、外部評価

委員会を再度開催する。

最終的に外部評価委員会としての外部評価結果を作成し、事務局へ通知する。

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北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン外部評価委員会日程

1. 日時 平成27年3月28日(土) 15:00~16:00

2. 場所 金沢大学医学類B棟応接室

時間 内容 備考

14:30-15:00 受付

15:00-16:00 外部評価委員会

15:00-15:05 開会挨拶 委員長、統括コーディネーター

15:05-15:50 事業実施状況報告 統括コーディネーター

プログラムマネージャー

15:50-16:00 外部評価の手順、今後の日程等

16:00 閉会

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3.外部評価結果

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外部評価結果(総括)

【評価結果】

■ 問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

平成 19 年に始まった北陸がんプロフェッショナル養成プログラムに引き続き、北陸高度

がんプロチーム養成基盤形成プランとしてさらに進んだ形で順調に遂行され、化学療法、

緩和ケア、小児がんなど多岐のがん医療に携わる多職種専門スタッフ養成を進めてい

る。その方策も研修会やテレビ会議によるキャンサーボード症例検討会、市民公開講座

など多種多彩な試みがなされ、専門的なスタッフやリーダー、研究者などが養成されてい

ることは大きな成果である

(優れた点)

・ 全国eクラウドシステムにより教材コンテンツが充実しており、がんプロキャンサーボー

ド症例検討会によりネットワークが拡充され、がん診療レベルの向上と均てん化が進展し

ている。

・プランの履行状況もテレビ会議等を活用して確認され、北陸 3 県関係多団体が関与して

組織している北陸がんプロ運営協議会で定期的に検証され、テレビ会議システムにより

アンケート調査もなされている。

・ 一般向けの情報発信も盛んで市民公開講座や北陸がんプロサイトHP、新聞掲載など

がん患者や一般市民への正しい情報開示につながっている。

・がん経験者の生活や医療過疎地の問題、休職中の看護師の復帰、がんサロンなど社

会的側面や患者に向き合う視点など広い範囲をカバーしている。

(改善を要する点)

・各拠点やコースによって受講者数などに格差があり、調整が必要。

・各コース履修者、特に医師以外のメディカルスタッフの増加対策を繰り広げたい。

・プログラム履修者がその後現場でどう活躍しているか、このプログラムがどう影響した

かを知る方法を探りたい。

・各拠点と北陸がんプロサイトHPとの相互リンクの充実が必要。

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外部評価報告(委員提出用) 外部評価委員名: 岩田 章

【評価結果】

■問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

平成 19 年に始まった北陸がんプロフェッショナル養成プログラムに引き続き、北陸高度

がんプロチーム養成基盤形成プランとしてさらに充実したプログラムのもとに多職種のが

ん診療プロフェッショナルを育成しておられる事は素晴らしい事と感じました。4 医科大に

看護大学も加わり、地域の病院も含めて多くの人が入学できるようになっており専門的で

進んだ内容になっているものと見受けられます。

(優れた点)

・がんに関する基礎的研究などは日進月歩であり、研究分野も多方面にわたっており常

に一医療人が新しい知識を得ることは非常に困難ですが、がん診療のプロフェッショナル

として患者さんと向き合えるスタッフを養成し新しい知見を発信し続けている事は頼もしい

限りです。

・プログラムの中に英語講座を取り入れ、医療過疎地の問題や休職中の看護師に対する

視点など社会的問題も加わり多岐にわたる優れたプログラムです。

・専門医療スタッフ養成や研究者を養成するばかりでなく、現場でのチームリーダーを養

成するコースもあり非常に大切なことと感じました。

(改善を要する点)

・内部評価でも問題になったそうですが、コースによっては入学者数が非常に少ないもの

があり、それは各大学での単位の取り扱い方が違うと言う理由が考えられるとのことで、

それをいたしかたないと考えるか問題と考えるか意見の分かれるところでしょう。

・医師以外の職種の皆さんの入学数を増やしていきたいと考えます。

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外部評価報告(委員提出用) 外部評価委員名: 前川 信政

【評価結果】

問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

・北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プランの活動状況については、関係各位の努力

により、連携5大学、地域医療機関、自治体、患者会等による運営協議会をはじめ、各

委員会の活動や、コーディネーターによる連携推進等により、順調に進捗していると思

われ、今後の更なる充実と成果が期待される。

(優れた点)

・全国 e-クラウドシステムにより、教材コンテンツの拡充がなされている。

・テレビ会議システム導入によりがん診療連携拠点病院等との診療ネットワークが構築

され、がんプロキャンサーボード症例検討会の実施が、各拠点大学の持ち回りで定期開

催され、多職種の参加者を得てがん診療地域ネットワークが拡充され、がん診療レベル

の向上、均てん化が進展している。今後も新規拠点の導入が企画されている。

・がん看護事例検討会開催や、地域がん医療に貢献できる看護師養成コースにより地域

看護の活性化、休職中看護職復帰につながり、更に子育て中の参加者のために託児シス

テムの設置がなされ、一人でも多く参加しやすくする工夫がされている。

・各拠点大学で地域医師会や各種団体との連携で、市民公開講座が開催され、北陸がん

プロサイト「がんプロ.com」ホームページの充実等により医療従事者、一般市民への最

新のがんに関する情報提供が継続的になされている。

(改善を要する点)

・各拠点間の各コース履修者受け入れ達成度に若干の差があるように思われ、履修者

の増加のため、各拠点間での更なる連携の強化に努めることが望まれる。

・養成コース履修者のアンケート調査の継続とその結果も踏まえて、各コース履修者の増

加のための対策を考慮する。

・一般市民、がん患者さんや家族のがん医療に対する色々な悩みや思いが専門医養成

コース履修者に届くような仕組みが要望される。

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外部評価報告(委員提出用) 外部評価委員名: 和田 真由美

【評価結果】

問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

数年にわたるプロジェクトを質の向上を図りながら継続されていることに、関わる皆

様の努力に対し敬意を申し上げます。

基礎から臨床までを俯瞰するがん研究者・医療人 の養成ならびに、指導的立場のリ

ーダー育成に、今後さらにがんプロの事業が大きく関わっていくことを期待します。

(優れた点)

・情報発信は積極的で良い。患者向けのわかりやすい内容、多職種からの講演など充実

している。また各大学主催の公開講座も関心が持てる内容が多い。

・公開講座やセミナーを患者の視点で行っているのはとても良い。医療情報だけでなく、

がんを体験した後の生活(就労を含めた社会生活全般)など、参加者の欲しい情報を

取り入れ、がん患者の生活を支える在り方をも追及している。

・公開講座の講演内容の新聞掲載はインパクトがある。がんプロ HP の動画配信では、

専門医自らが、がんの情報や最新の治療を伝えているので安心感、信頼感が持てる。

・ICT が良く活用され、協力病院との連携が順調に進んでいる。

・がん哲学外来やがんサロンなど、直接的な治療に加えて、患者に寄り添うことも重視

している。

(改善を要する点)

・進捗状況報告書において言語表記されているが、その上で項目別に達成目標を数値化

できないか。(ABC ランクなど)

・インテンシブコースへの参加が、大学間で差があるので、カリキュラムや単位取得の

違いなど洗い出し、難しいかもしれないが統一性を図るなど、今後の課題として大学

間での意見交換が必要と思われる。

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・研修会・講習会の開催件数や参加人数も重要な指標だが、受講したこと、さらには認

定を受けたことが現場でどう影響しているか知りたい。(スキルアップ、キャリアア

ップしたことが仕事への自信や患者さんへの恩恵になっているか)

・受講者や認定取得者の声(文字またはインタビューでも)を HP に掲載できないか。

(県立看護大のがんプロ事業報告書(冊子)では、受講者の原稿やセミナー内容など

詳しく掲載されているが、他の大学でもこのような冊子を作成しているのか?)

【患者の視点で】

・市民公開講座は、演者が多くあわただしい感じを受けるので、もう少し焦点化できな

いか。学生の関わりや医学展との同時開催は良い。

・がんプロ HP から、がんプロに関わっている大学病院・看護大の HP にリンクできると

よい。

・県立看護大の HP は、がんプロ HP を紹介しているが、他の関連大学病院 HP では見当

たらないのが残念。

・がんプロ HP の患者向け(各種がんの解説)の更新。

【がん対策推進基本計画に関連して】

・小児がんへの取り組みを強化して欲しい。

・小中学生、高校生対象のがん教育に関われないか。病気の予防や健康への関心にも力

を入れて欲しい。いわゆる医療費や社会保障制度の 2025 年問題の事を思うと、病気

にならない人を増やす方向性を示すことが必要。

最後に

高度先進医療だけでなく、へき地医療や教育、高齢化など、これ からの日本のがん

医療が抱える課題を解く標準化システムが、本がんプロから生まれることを期待してい

ます。がんになっても安心して暮らせる社会の構築に一石を投じてください。

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外部評価報告(委員提出用) 外部評価委員名: 榊原 千秋

【評価結果】

■問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

がん教育改革によるがん専門医療人養成、地域がん医療に貢献するがん専門医療人

養成、がん研究者養成のそれぞれのプロセス評価と具体的な数値目標と成果がしめされ

ることが望まれる。がん専門医療人育成の成果は、一般市民やがん患者らにもわかりや

すい形で示されるものであって欲しい。たとえば、優れたがん専門医療人は、どの地域の

どの病院に養成されたのかは、貴重な情報ではないかと思う。医療や医療教育が今後よ

り市民にも見えやすいものであって欲しい。また、がんプロの成果を、治療的視点だけで

なく、当事者の体験が医療の現場に活かされることが望まれる。当事者性をふまえたが

ん教育改革が広く医師や看護等、他分野の基礎教育にも共通に導入していくしくみをつく

っていただきたい。

(優れた点)

・がんプロキャンサーボ^-ド症例検討会が定例化し充実している。さらに拠点が増えるこ

とが望まれる

(改善を要する点)

・成果報告の中で、大学間の格差、地域の格差が垣間見られた。各大学で積極的に取り

組まないのであれば予算の配分をしない等、是正を望みたい。

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外部評価報告(委員提出用) 外部評価委員名: 志 岐 弘 之

【評価結果】

■ 問題や不十分な点はない。

□ 一部問題や不十分な点がある。

□ 全体的に不十分であるか、一部に重大な問題がある。

[実施状況に関するコメント]

本プランの平成 24 年度~同 26 年度(3年間)に亘る実施状況については、当該年度の各

実施計画に沿って順調に執行してきており、達成目標である「放射線療法、化学療法、手

術療法、緩和ケア、小児がん、がん研究等のがん医療に携わる専門的な医療従事者の育成」

及び「チーム医療、がん登録、がんの普及啓蒙等の推進」について、がん医療に携わる専

門的な医療従事者各養成コースの履修生は、申請時目標受入人数を上回ったり、下回った

コースの場合は、即時その対応措置が施され、また、市民講座開催・FD 講演会企画による

定期的な研修会の実施、並びに、テレビ会議方式によるキャンサーボード症例検討会・が

ん看護事例検討会の定期的開催等により前記達成目標の実現化が完全になされている。

このように前記期間実施計画としては完全に遂行され、文部科学省・がんプロフェッシ

ョナル養成基盤推進プラン事業が期待するがん教育研究基盤の構築、がん教育改革の推進

及びがん医療の均てん化という成果・効果も期待以上に挙げられている。

(優れた点)

1.臨床現場での多職種連携によるチーム医療のリーダー人材の養成

「医科系がんチーム医療リーダー養成コース」、「がん看護専門看護師養成コース」、「が

ん専門薬剤師養成コース」及び「がん専門放射線技術・医学物理コース」等が設置され、

ほぼ計画に沿った履修生を輩出し、チーム医療マインドを持ち、多職種連携を推進する

医療スタッフである地域がん医療のリーダーの養成に極めて優れている。

2.保健科学、薬学も交えた多彩な教育システムと ICT(Information and Communication

Technology)教育の高い充実度

チームリーダーとして活躍できる多職種がん医療スタッフ養成のため履修科目も保健

科学や薬学も交えた多彩な教育システムを構築すると共に、これを米国がん学会、欧州

がん学会、臨床腫瘍学会の臨床腫瘍医養成コアカリキュラムに準拠した全国 e-learning

クラウドシステムと連携し、従来の教材 236 コンテンツから教材 612 コンテンツに拡充

させ、履修質を高めたことは著しく優れている。

3.本プランの履行状況のチェックシステムの多層性

本プランの履行状況の確認等は、テレビ会議による総務委員会等で定期的に検証され

ている。また、評価に関しては、自己評価や外部評価ばかりでなく、北陸 3県の自治体、

患者会、医師会、がん診療拠点病院等及び 5大学がんプロ関係者で組成し、本事業運営

の最高意思決定機関である北陸がんプロ運営協議会において定期的に検証し、併せてテ

レビ会議システムによるがん看護事例検討会において、その効果や内容等についてアン

ケート調査を実施するなど重層的な評価・検証システムを機能させていることは、大変

優れている。

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4.本プログラム終了後の継続事業の実現性・具体性

本プラン新設3講座は、各大学で予算確保により存続させ、教育コースは、基本的に継

続させる予定となっている。中でも、がんプロ共通科目の大学連携による単位互換は、

北陸地区のがん教育のコンソーシアムの一環として位置付けられ、教育モデル化が図ら

れる予定とされる。そして、引き続き「がんプロフェッショナル養成基盤推進」を継続

進展させるべく各大学、附属病院、連携拠点病院、医師会、本プログラム・コーディネ

ータ等で組成するNPO法人を既に設立始動させており、本プログラムの成果を「資産」と

して組織維持・発展体制構築が順調に進んでいる点は、継続的ながんに特化した医療人

材の養成・がん教育研究基盤の構築・がん教育改革の推進及びがん医療の均てん化を促

進させる実現性、具体性で極めて優れている。

(改善を要する点)

実施状況に関するコメントで述べたように、評価対象期間での本プラン事業は、初期目

標・計画以上に達成されており、改善を要する点は、特にない。

本プラン申請時の推進委員会からの「改善を要する点等」のコメントである「従来のが

んプロフェッショナル養成プランとの相違や具体性にやや乏しい」点に関しては、本プラ

ンは、本来、従来プランの継続・延長発展上にあり、従来プランとの相違や具体性を提示

することは難しいところであるが、当該課題に対しては、「金沢大学、富山大学及び福井大

学において、がんに特化した臓器横断的な講座新設により、がんに特化した集学的治療、

地域がん医療の質的向上など、国内外の機関との連携を通じて、高度ながん医療、がん研

究等を実践できる優れたがん専門医の育成を図ることができる」とがん専門医療人材養成

の更なる拡大・ステップアップを図るべく対処・解決されている。

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(評価参考資料)

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参考資料①

「北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン」

活動状況

(当日配布資料)

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平成27年3月28日

統括コーディネーター

並木 幹夫

「北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン」活動状況

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運営協議会

総務委員会

教務委員会

CB運営委員会

広報・ICT委員会

備品調達委員会

標準的治療小委員会

北陸がんプロ運営体制

外部評価委員会

NPOがんプロ認定機構

FD委員会

大竹委員長若山副委員長

eクラウド小委員会

若山委員長(eクラウド組織統括マネージヤー)各拠点校マネージャー

矢野委員長

大竹委員長中尾委員長 並木委員長

前川理事長 岩田委員長

並木 統括コーディネーター天野 看護保健系等コーディネーター各拠点コーディネーター

天野委員長

共通 金沢大 富山大 福井大 医科大 看護大 合計

補助金 33,600 21,503 18,175 14,265 7,903 7,654 103,100

自己負担 2,997 2,325 1,535 1,597 1,546 10,000

事業額 33,600 24,500 20,500 15,800 9,500 9,200 113,100

平成26年度予算

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がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン(平成24~28年年度) 文部科学省

1.がん教育改革によるがん専門医療人養成従来とは異なる教育手法の導入により、がんに関する国際的視野を持った指導者や臨床現場でのリーダーをはじめとした、優れたがん専門医療人の養成を目的とする

2.地域がん医療に貢献するがん専門医療人養成地域医療機関との連携等により、地域のがん医療の質向上や医師等の確保など、地域がん医療に貢献する優れたがん専門医療人の養成

3.がん研究者養成将来、がんに関する新たな診断・治療法や看護法、医薬品・医療機器の開発研究等を担う、高度な研究能力を有するがん研究者の養成

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン(平成24~28年年度) 文部科学省

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・臨床現場でのチーム医療リーダの養成

・医科系大学連携による単位互換制度

・多職種連携教育(IPE)の推進

・全国e-クラウドシステムによる教育インフラ拡充

1.がん教育改革によるがん専門医療人養成

能登北部地区等の医療過疎化地域における、がん診療体制の再構築

・地理的・時間的な制約を受ける地域医療人のための、養成プログラム確立による地域医療人養成

・地域がん医療ネットワークの効果的活用による、多職種で協働できる人材の育成

・慢性的な看護師不足に対し、休職中の看護師等を活用するための教育システムの確立

2.地域がん医療に貢献するがん専門医療人養成

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・国際的視野を持ち、がんの新たな診断・治療法等を担う、高度ながん研究能力を有する研究者養成

・がん研究者早期育成のための、卒前・卒後一貫教育システムの構築

3.がん研究者養成

期待される効果

・がんチーム医療リーダー養成により、円滑な多職種連携による臓器横断的がん医療が進歩し、全人的がん医療が推進される

・地域にがん専門の医療人が定着し、地域のがん医療レベルが向上

・都市部の専門病院と地域医療機関の連携(がん早期発見、術後の経過観察、在宅医療、緩和ケア等)が促進され、地域住民の利便性及びがん医療の均てん化が向上

・医療スタッフの地域定着による地域医療の活性化につながる

・休職中の医療スタッフの地域がん医療への復帰が促進される

・優れたがん研究能力を有する高度がん研究医の早期養成に繋がる

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「北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン」の概要

がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

③研究者養成

②地域貢献

①教育改革

がん専門薬剤師養成コース(統一カリキュラム・演習・実習共同開催)

がんチーム医療リーダー

養成コース

がん専門看護師養成コース

北陸がんプロフェッショナル養成プログラム

連携

ICT  Platform : 全国E‐learningクラウド・IP‐TVシステム・がんプロ.com

金沢医科大学 石川県立看護大学福井大学富山大学金沢大学臨床腫瘍学講座(新設)

腫瘍病態治療学講座(新設)

腫瘍内科学講座(既設)

地域医療人のためのがん生涯教育コース(金沢・加賀地区重

点)(インテンシブ)

国際がん治療学分野講座(新設)

がんプロフェッショナル専門医リーダー養成

コース

がんプロフェッショナル専門医養成系コース

(富山県西部能登南部連合地域及び能登北部

地域重点)(インテンシブ)

がん専門医療リーダー

養成コース

在宅緩和医療医師養成コース

(インテンシブ)

在宅緩和医療スタッフ養成コース

(インテンシブ)

がん専門医療人リーダー

養成コース

地域がん専門医師養成コース

(インテンシブ)

がん研究者養成コース

地域がん看護師養成コース

(インテンシブ)

がん専門薬剤師養成コース(統一カリキュラム・演習・実習共同開催)

(インテンシブ)

がん専門放射線技術・

医学物理コース

がん患者団体等

患者視点

患者視点

大学附属病院・がん診療連携拠点病院・地域がん診療推進病院・地域医療機関等

教育・実習

教育・実習

がんサロン

地域がん医療人養成コース(看護・保健系)

(インテンシブ)

成人看護学講座(既設)

地域がん看護活性化コース

(インテンシブ)

地域がん看護師養成コース

(インテンシブ)

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Page 27: 北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価報告 ...北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価委員 1. 岩田 章 金沢赤十字病院長(委員長)

がんに特化した講座設置計画

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北陸高度がんプロ養成コース受入状況(本科生)

大学名 コース名 分類 開始時期H24受入実績

H25受入実績

H26受入実績

H27募集

H28募集

合計募集

金沢大学 がんチーム医療リーダ養成コース 教育改革 H24.10 ⓪ 2 ㊵ 3 ④ 3 3 3 14

金沢大学 がん専門薬剤師養成コース 教育改革 H25.04 ④ 2 ② 2 2 2 8

金沢大学 がん専門放射線技術・医学物理コース 教育改革 H25.04 ② 2 ② 2 2 2 8

金沢大学がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

研究者 H25.04 ③ 1 ② 2 3 3 9

富山大学 がん専門医療人リーダー養成コース 教育改革 H25.04 ⓪ 3 ① 3 3 3 12

富山大学 がん専門薬剤師養成コース 教育改革 H25.04 ① 2 ① 2 2 2 8

富山大学 がん研究者養成コース 研究者 H25.04 ⓪ 3 ⓪ 3 3 3 12

福井大学 がん専門医療リーダ養成コース 教育改革 H25.04 ① 2 ① 2 2 2 8

医科大学がんプロフェッショナルがん専門医リーダー養成コース

教育改革 H25.04 ④ 3 ③ 3 3 3 12

看護大学 がん看護専門看護師養成コース 教育改革 H25.04 ① 3 ③ 3 3 3 12

計 ⓪ 2 56 24 ⑲ 25 26 26 103

平成26年12月1日現在

北陸高度がんプロ養成コース(インテンシブ)

大学名 コース名 分類開始時期

H24受入実績

H25受入実績

H26受入実績

H27募集 H28募集 合計募集

金沢大学 地域医療人のためのがん生涯教育コース 地域貢献 H24.10 ⓪ 3 ⑤ 6 ⑥ 6 6 6 27

金沢大学 がん専門薬剤師養成コース 地域貢献 H25.04 ④ 2 ⑤ 2 4 4 12

金沢大学 地域がん医療人養成コース 地域貢献 H25.04 ⑩ 10 ⑦ 10 10 10 40

富山大学 地域がん専門医師養成コース 地域貢献 H24.10 ⓪ 3 ⓪ 5 ① 5 5 5 23

富山大学 がん専門薬剤師養成コース 地域貢献 H25.04 ① 2 ② 2 2 2 8

富山大学 地域がん看護師養成コース 地域貢献 H25.04 ④ 4 ⑤ 4 4 4 16

福井大学 在宅緩和医療医師養成コース 地域貢献 H24.10 ⓪ 3 ⓪ 5 ⑥ 5 5 5 23

福井大学 在宅緩和医療スタッフ養成コース 地域貢献 H24.10 ⓪ 5 ② 10 ⑲ 10 10 10 45

医科大学 がんプロフェッショナル専門医養成系コース 地域貢献 H24.10 ① 3 ⓪ 3 ⓪ 3 3 3 15

看護大学 地域がん看護師養成コース 地域貢献 H25.04 ④ 8 ⑨ 8 ⑮ 8 8 8 40

看護大学 地域がん看護活性化コース 地域貢献 H25.04 ② 4 ③ 4 ③ 4 4 4 20

計 ⑦ 29 38 59 69 59 61 61 269

平成26年12月1日現在

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Page 29: 北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価報告 ...北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン 外部評価委員 1. 岩田 章 金沢赤十字病院長(委員長)

平成25年度 e-Learning受講状況

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インテンシブコース名 担当 コース概要 対象

地域がん医療人のためのがん生涯教育コース

金沢大 地域でがん医療に携わる医師の職能を高めるコース地域でがん医療に携わる医師

在宅緩和医療(医師・スタッフ)養成コース

福井大

身体疼痛と障害の緩和、終末期医療、栄養治療、精神緩和その他、全人的緩和について学びます。また、在宅移行を目的とした入院治療から実際の在宅緩和ケアまで学びます

がんに関わる医師、在宅医療に関わる看護師、薬剤師、栄養士

再就業に向けたがん看護実践サポートコース

看護大看護師の資格をお持ちで今後復職を考えている方を対象としたコース

看護師

地域がん看護師養成コースⅠ 看護大 CNSを目指す看護師 看護師

地域がん看護師養成コースⅡ 看護大 最新のがん看護の知識習得コース 看護師

看護師インテンシブAコース 看護大 CNS取得、更新のフォローアップコースCNS申請予定、または更新予定の看護師

看護師インテンシブBコース(準備中)

金沢大 臨床のがん看護の質が向上することをねらいとするコースがん看護に関心がある看護職(看護師、保健師、助産師)

地域がん看護師養成コース 富山大 看護師・保健師・助産師のチーム医療実践力を高めるコース

がん看護に関心のある,富山県の医療機関等の看護師・保健師・助産師

がん専門薬剤師養成コース金沢大富山大

薬剤師のがん薬物治療の職能を高めるコース 薬剤師

地域がん医療人養成コース 金沢大看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士のがん医療に実践力を高めるコ ス

看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士 作業療

がんプロ・インテンシブコース一覧 詳細は、募集要項をご覧ください。

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地域のがん医療人のためのがん生涯教育コース~本コースは、地域でがん医療に携わる医師の職能を高めるコース~

地域でがん医療に

携わる医師

「地域がん医療人のためのがん生涯教育コース」受講

・がんプロe-Learning(3科目受講)①腫瘍薬物学特論②腫瘍放射線医学特論③がん緩和医療学特論

・がんプロCB症例検討会(2回受講)

「がん臨床経験5年以上」

がんプロ認定機構

北陸がんプロエキスパート医

資格取得申請

資格付与

米国がん学会、欧州がん学会、臨床腫瘍学会の臨床腫瘍医養成コアカリキュラムに準拠

共通知識ジュークボックス 専門知識ジュークボックス

University of Tsukuba

合計612コンテンツ

→39→29→76→93→31→31

→76→96→42→38→13→20

→28→299

→313

現講義数 現講義数

全国eクラウドシステム

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1. 正規のがんプロ学生大学院でのe-learning単位化手続きが済んでいる大学で(=大学院便覧掲載)、

がんプロ学生として大学院教務に届け出をした学生全国e-

learnin

g

クラウドへID

登録

2. e-learning単位取得学生大学院でのe-learning単位化手続きが済んでいる大学で、がんプロコース生ではないが、がんプロe-learningクラウドで単位取得を目指す学生

3. 大学院生、単位関係なく参考視聴大学院でのe-learning単位化手続きが済んでいない大学で、がんプロ

e-learningクラウドの視聴を希望する大学院生

4. インテンシブコースクラウド教材コンテンツによるインテンシブコース提供予定

e-learningクラウドによる教材コンテンツ拡充

がん診療連携拠点病院等との診療連携ネットワーク

大学 5拠点、がん診療連携拠点病院等 19拠点参加総数 5,681人

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がんプロ キャンサーボード症例検討会 風景

26

大学(5拠点)

がん診療連携拠点病院

地域がん診療推進・協力病院

(14拠点)

H24導入拠点(5拠点)

H25導入拠点(2拠点)

導入検討対象

石川県

金沢大学金沢医科大学石川県立看護大学

小松市民病院金沢赤十字病院公立能登総合病院恵寿総合病院

金沢医療センター石川県済生会金沢病院芳珠記念病院金沢市立病院

石川県立中央病院公立穴水総合病院金沢社会保険病院浅ノ川総合病院公立松任石川中央病院

富山県

富山大学 富山県立中央病院富山市民病院高岡市民病院富山労災病院富山赤十字病院厚生連高岡病院市立砺波総合病院黒部市民病院

金沢医科大学氷見市民病院

(H25導入)富山県済生会高岡病院富山県済生会富山病院

福井県

福井大学 国立病院機構福井病院

福井県済生会病院福井県立病院福井赤十字病院

テレビ会議システム導入拠点 平成26年3月現在

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症例テーマと参加人数(H25) (1/2)回数

担当校(発信校)

症例テーマ参加人数

第109回 富山大学1.自己免疫性貧血を合併した胸腺腫の1例(第1内科:呼吸器内科)

632.縦隔原発 大細胞神経内分泌癌(LCNEC)の1例(第1外科:呼吸器外科)

第110回金沢医科大学

1.ALK融合遺伝子陽性肺癌の1例(呼吸器内科学)74

2.MRI拡散強調画像が診断に有用であった空洞形成肺癌の1例(呼吸器外科学)

第111回 金沢大学1.化学放射線療法後に増悪をきたした肺混合型小細胞癌の一例(呼吸器内科)

642.消化管間質腫瘍を同時性重複した非ホジキンリンパ腫の1例(血液内科)

第112回 福井大学1.せん妄治療が奏功した結果,意志決定支援と在宅移行が可能となった子宮癌肉腫の一例(緩和ケアチーム)

722.若年子宮頸癌の治療方針について(産科婦人科)

第113回 富山大学1.特発性門脈圧亢進症による汎血球減少を合併した卵巣癌の一例(産婦人科)

602.卵巣悪性ミューラー管混合腫瘍の一例(産婦人科)

第114回金沢医科大学

1.治療に難渋している陰茎癌の1例(泌尿器科学)85

2.結節性硬化症に合併した子宮Perivascular epithelioid cell tumor(PEComa) の1例(産科婦人科学)

第115回 金沢大学1.原発性硬化性胆管炎(PSC)に胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)を合併した一例(消化器・乳腺・移植再生外科)

832.大腸癌多発肝転移に対する2期的肝切除術において Synapse VINCENTが有用であった1例(消化器・乳腺・移植再生外科)

第116回 福井大学1.局所再発腎癌に対する外科的切除術後に再々発を来たした症例(泌尿器科)

482.肺癌維持療法終了後に出現した間質・浸潤影(呼吸器内科)

第117回 富山大学 1.治療の選択に苦慮した原発不明癌の1例(臨床腫瘍学講座:臨床腫瘍部) 50

第118回金沢医科大学

1.術前由来浸潤癌の合併が診断困難であったIPMNの1例(一般・消化器外科学) 40

第119回 金沢大学1.前立腺がんに対する放射線治療(泌尿器科・放射線科)

912.子宮頸がんに対する放射線治療(産科婦人科・放射線科)

第120回 福井大学1.悪性神経膠腫 アバスチンの使用経験、早期のMRI画像について(脳脊髄神経外科)

372.上咽頭脊索腫の一例(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)

第121回 富山大学 1.診断に苦慮した原発不明腺癌の1例(臨床腫瘍学講座) 42

症例テーマと参加人数(H25) (2/2)

回数担当校

(発信校)症例テーマ

参加人数

第122回金沢医科大学

1.非浸潤性乳管癌の1例(乳腺・内分泌外科)71

2.Nipple sparing mastectomyを行ったLCISの1例(乳腺・内分泌外科)

第123回 金沢大学1.腋窩リンパ節郭清を伴わない乳房温存手術後に神経障害性痛が遷延した1症例(緩和ケアチーム)

772.バッドニュースを支える -バッドニュース後の関わりの重要性を再認識できた症例-(医薬保健研究域保健学系)

第124回 福井大学 1.大腸粘膜下層剥離術(ESD)を施行した2症例(光学医療診療部) 48

第125回金沢医科大学

1.頭蓋骨に発生した骨肉腫の1例(脳神経外科学)69

2.甲状腺乳頭癌未分化転化に対して外科的切除を行った1症例(頭頸部外科学)

第126回 富山大学1.多職種でのアプローチを行った大腸癌多発骨転移の1例(第3内科:臨床腫瘍学講座)

742.骨転移の痛みの緩和と拡大にむけてのケア(看護部)

第127回 金沢大学1.パゾパニブにより肺転移が著名な縮小をきたした肺癌肉腫の1例(附属病院がん高度先進治療センター)

652.肺コロイド腺癌の1例(金沢医療センター臨床検査科)

第128回 福井大学 1.多発肺転移で再発したfibrosarcoma男児症例:今後の治療方針に関して(小児科,呼吸器外科) 41

第129回 富山大学 1.胸膜疾患の加療中に出現した白血球増多症の1例(第3内科) 42

第130回金沢医科大学

1.高度なリンパ節転移を伴った食道神経内分泌細胞癌の1例(一般・消化器外科学)60

2.イレウスを来したS状結腸癌の1例(一般・消化器外科学)

第131回 金沢大学1.緩和的リハビリテーションを行った肺癌多発転移の2例(附属病院リハビリテーション部)

742.右頭頂葉出血で発症した小児脳腫瘍の1例(附属病院脳神経外科)

第132回 福井大学1.希な膵腫瘍の1例(消化器外科)

402.15歳若年者に発症した巨大肝腫瘍の1例(消化器外科)

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症例テーマと参加人数(H26) (1/2)

回数担当校

(発信校)症例テーマ

参加人数

第133回 富山大学1.多職種、複数科で連携し治療している大腸癌多発骨転移の1例 - その後の経過 -(第3内科:腫瘍内科)

77

第134回金沢医科大学

1.原発不明小細胞癌の1例(呼吸器外科学)102

2.活動性結核を合併した肺腺癌の1例(呼吸器内科学)

第135回 金沢大学1.診断が難しかった腎腫瘤の1例(泌尿器科)

942.各病院からの症例報告3例(富山県立中央病院、富山労災病院、小松市民病院)

第136回 福井大学1.癌性腹膜炎、肺転移を来した上行結腸がん(消化器外科)

652.腹膜転移を伴う胃癌2症例(消化器外科)

第137回 富山大学 中止

第138回金沢医科大学

1.多発骨転移で発見された原発不明癌の1例(臨床研修センター 研修医)70

2.TC療法が有効であった原発不明癌性腹膜炎の1例(一般・消化器外科学)

第139回 金沢大学1.ゲフィチニブの中止後にフレア現象をきたした肺腺癌の一例(呼吸器内科)

872.急速な経過で呼吸不全が増悪したランゲルハンス細胞肉腫の1例(血液内科)

第140回 福井大学1.側頭葉腫瘍の1例(脳脊髄神経外科)

792.3cm大の若年性卵巣癌の治療について(産科婦人科)

第141回 富山大学 中止

第142回金沢医科大学

1.Docetaxel、Trastuzumab、Pertuzumab併用療法が奏効したStageⅣ乳癌の1例(乳腺・内分泌外科)67

2.乳頭乳輪温存乳房切除術を施行し、切除断端陽性となった2症例(乳腺・内分泌外科)

第143回 金沢大学

1.多彩な画像所見を呈した多発肝腫瘤の1例(消化器・乳腺・移植再生外科)

492.術前化学放射線療法後に膵頭十二指腸切除術を施行した膵体頭部癌の1例-特にその治療方針に関しての検討-(消化器・乳腺・移植再生外科)

第144回 福井大学

1.癌性髄膜炎のコントロールに難渋し、HER-2蛋白発現を認めた若年発症肺腺癌の一例(呼吸器内科)

662.A case of long-term survival after intrathoracic perfusion hyperthermo-chemotherapy for pleural dissemination of non-smallcell lung cancer.(呼吸器外科)

第145回 富山大学 1.診断と治療に難渋した原発不明癌の1例(第3内科:腫瘍内科) 35

症例テーマと参加人数(H26) (2/2)

回数担当校

(発信校)症例テーマ

参加人数

第146回金沢医科大

1.集学的治療が奏功した骨転移を有する進行性腎細胞癌の1例(泌尿器科学)78

2.肺高血圧症を合併した子宮体癌の2症例(産科婦人科学:研修医)

第147回 金沢大学

1.直腸癌の仙骨浸潤による強い痛みに対してメサドン内服およびくも膜下鎮痛を行った1症例(麻酔科蘇生科) 602.終末期に語りたい人への看護(医薬保健研究域保健学系、附属病院看護部)

第148回 福井大学1.術後早期に脳転移が出現した若年者トリプルネガティブ乳癌症例(乳腺・内分泌外科)

322.乳房温存断端陽性に対する追加乳腺部分切除と広背筋皮弁再建症例(乳腺・内分泌外科、形成外科)

第149回 富山大学 中止

第150回金沢医科大

1.臍帯血移植後に縦隔気腫を繰り返した難治性DLBCLの一例(大学病院血液リウマチ膠原病科)522.臍帯血移植後にアデノウイルスによる致死的劇症肝炎を発症した治療関連骨髄性腫瘍 (therapy-

related myeloid neoplasm, t-MN) の一例(小児科学)

第151回 金沢大学 1.術前化学療法と覚醒下手術が有用であった左頭頂葉神経膠腫の一例

第152回 福井大学

第153回 富山大学

第154回金沢医科大

第155回 金沢大学

第156回 福井大学

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1

平成25年度参加状況 施設別がんプロCB参加人数その他

臨床検査

技師

管理栄養士

診療放射線

技師

看護師

薬剤師

歯科医師

医 師

大学院生

509

11

222

29

14 22

43 6748

25

29 28

10 127

16

職種別参加人数の割合(H25)

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平成25年度

915名/年

開催月参加施設(施設)

参加者数(人)

5月 11 167

6月 11 118

8月 11 111

10月 11 133

11月 11 106

12月 11 104

2月 11 114

3月 11 62

開催月参加施設(施設)

参加者数(人)

5月 11 143

6月 11 110

7月 11 102

10月 11 103

11月 11 62

12月 11

2月 11

3月 11

平成26年度

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がん看護事例検討会受講風景

がんプロ科目受講生拡充、認定者増員に向けて

・受講者拡充に向けての公募プロジェクト研究の実施

金沢大学附属病院薬剤部適用 2プロジェクト

⇒ 平成25年度 他部門へも展開

・受講生拡充、認定者増員に向けての職種別コースの整備

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一般の方・患者皆様のがん関連知識の啓発

北陸がんプロサイト「がんプロ.com」、がんプロ市民公開講座等による各種最新のがん関連情報の発信

患者様・その家族のがん知識レベルが向上し、最適な治療の選択の一助となった

がんプロ.com へのアクセス数は1日1000回以上更なる改良、認知が必要

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市民公開講座開催状況年度

開催日 大学名 テーマ 参加人数

25 25.9.8 金沢大学 「生島ヒロシと語ろう!パパの明日を守りたい」 200

25.10.27 金沢医科大学 「がんサバイバーシップ:生きがいある人生のために」 39

25.11.2 金沢医科大学 「胃がんを知っても負けない生き方」 150

25.11.3 金沢大学 「がんになっても皆で元気で明るく生きていこう」 500

25.11.17 金沢医科大学 「今がん治療にもとめられているもの」 55

25.12.1 富山大学 「がん治療の最前線」 238

25.12.15 福井大学 「がん診療最前線」 339

25.12.21 石川県立看護大学 「がん患者への早期からの在宅緩和ケアの必要性と今後の課題」 96

26 26.6.14 石川県立看護大学 「がん体験者とその家族への支援」 75

26.9.23 金沢大学 「がん治療と口腔ケア」 200

26.10.19 金沢医科大学 「がん体験を語る 健康と病いのかたりについて」 29

26.11.2 金沢大学 「がんになっても皆で元気で明るく生きていこう」 350

26.12.7 石川県立看護大学 「がん患者の就労・雇用支援を考えよう」 66

26.12.14 福井大学 「がん診療最前線」 304

27.2.7 金沢医科大学 「がん免疫療法の現状と可能性について」

平成25年度がんプロ市民公開講座

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平成26年度がんプロ市民公開講座

平成21年2月成立

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会員募集について

本法人の目的にご賛同いただける団体・個人の正会員・賛助会員を募集しています。本法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法上の社員とします。(1)正会員 …この法人の目的に賛同して入会した企業、団体または個人(2)賛助会員…賛助会員は本会の目的に賛同し、その事業に協力しようとする企業、

団体または個人

♦入会金及び年会費♦

入会金 10,000円

年会費

正会員団体 1口 50,000円 1口以上

個人 1口 10,000円 1口以上

賛助会員団体 1口 25,000円 1口以上

個人 1口 5,000円 1口以上

♦会員特典♦・がん専門医による『がんプロ・オピニオン』サービス(E-mailによる)の無料利用

(本機構が規定する回数まで)

♦会員申込方法♦

申込用紙に記入のうえ、本法人の事務局までfaxまたはE-mailにてお申し込みください。入会金、会費については、最寄りの金融機関からお振込願います。振込用紙の通信欄に「NPO法人がんプロ認定機構会員申込」とご記入ください。

♦振込先♦

銀行名 北陸銀行小立野支店 店番号309口座番号 普通預金 5093840口座名義 トクヒ)ガンプロフエツシヨナルニンテイキコウ

※お振込手数料は振込人負担でお願いいたします。

・がんプロ.comによる『がんプロ・広告』サービスの無料利用(病院広告等の掲載)(本機構が規定する回数まで)

がんプロ資格認定状況

がんプロ認定資格 取得者数H19~H24

取得者数H25~

合計

がんプロ認定医 4 4 8

がんプロエキスパート医 1 3 4

がんプロ認定上級看護師 4 3 7

がんプロ認定看護師 3 2 5

がんプロエキスパート看護師 24 2 26

がんプロエキスパート薬剤師 4 0 4

がんプロ認定診療放射線技師 1 5 6

がんプロ認定臨床検査技師 1 0 1

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参考資料② 内部評価

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」

進捗状況報告書(文科省中間報告)

(当日配布資料)

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[email protected]

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン進捗状況報告書

申請担当大学名 金沢大学

プログラムの名称 北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン

連携大学名(申請担当大学も含

む)

富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学(計5大学)

[email protected]

<連絡先>

申請担当大学の事業推進責任者

連絡先

職名・氏名 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科長・金子周一

TEL 076-265-2233

FAX 076-234-4250

E-mail

(記入要領・共通)

・本報告書については、平成24年度、平成25年度、平成26年度実績について、記入をお願いします。(平成26年度実績については、平成26年10月31日までを対象とします。)

・行が不足する場合は追加してください。ただし、列の追加や削除等は行わないでください。ページ設定や書式、フォント等は変更しないでください。

・定量評価では、大学毎に数字を記入してください。 実績がない場合は「0」、正確な数字を把握していない場合は、「なし」と記入してください。

・定性評価では、申請担当大学と連携大学の状況を総括して記入してください。(可能な限り数値データにより効果等の根拠を示してください。また、総括のほか、個別の大学の事例を記入することも可能です。)

・総括表及び定性評価では、決められたページ数や字数、行数を超えて記入することはできません。(公平を期するため、印刷した際に超えた分等に記載されている内容は評価の対象外とします。)

・定性評価では、事業開始前から各大学が行っている取組についての成果や効果は、本事業の成果や効果とは見なしませんので記入しないでください。

・定性評価では、読みやすさを考慮し、重要な部分やポイントとなる部分について、下線等を用いて記入してください。

・進捗状況報告書に虚偽の記載が見つかった場合は、評点の減点を行います。

申請担当大学の事務担当者

連絡先

職名・氏名 金沢大学医薬保健系事務部会計課長・高桑 謙一 

TEL 076-265-2119

FAX 076-234-4206

E-mail

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1.総括表 【様式1(総括表)】

(1)取組概要(400字以内で記入)

(2)これまでの主な取組・特記すべき取組(箇条書きで記入:各年度最大5項目程度、26年度は最大3項目程度)

25年度

・各大学で、平成25年度入学生のオリエンテーションに際し、北陸がんプロがん専門医養成コースや研究者養成の教育コースの案内を行った。また、インテンシブコースについても募集案内を行った。・北陸がんプロ研究者養成コースで、平成25年度から米国人による医学英語教室を開講して世界に通用する研究者の養成を図った。・「がんプロネット」ホームページに、金沢ケーブルテレビネットで放送された「がん専門医による、がんの最前線の情報や最新治療状況などを分かりやすく解説」をアップデートして、一般市民・医療従事者・受講者に最新医療情報の提供を行った。・英国への緩和ケア養成研修を行って、最新のシームレスな包括的緩和ケアシステムを学ぶことができた。・市民公開シンポジウムやFD講演会等を開催して、患者や一般市民に最新・最適な診断・治療法の紹介や、医師および医師以外の医療スタッフの資質向上を図った。

26年度(~10/31)

・平成26年度入学生のオリエンテーションに際し、北陸がんプロがん専門医養成コースや研究者養成の教育コースの案内を行った。また、インテンシブコースについても募集案内を行った。・北陸がんプロ研究者養成コースで、受け入れた大学院生が米国シアトルで開催された第29回国際HPV学会で研究成果を英語で発表した。・市民公開シンポジウムやFD講演会等を開催して、患者や一般市民に最新・最適な診断・治療法の紹介や、医師および医師以外の医療スタッフの資質向上を図った。

本事業は、北陸地区における医科系4大学・看護系1大学で構成し、スキームは①がん教育改革(本科8コース)、②地域がん医療(インテンシブ11コース)、③がん研究者養成(本科2コース)より構成する。①がん教育改革については、IPEによるチームマインド養成カリキュラム、多職種連携によるチーム医療のリーダー養成カリキュラム、医科系大学連携による単位互換制度を特徴とする。②地域がん医療については、能登北部地区等の医療過疎地域を拠点とした地域がん医療研修、インテンシブコースによる地域がん医療の指導者養成、がん専門医の地域定着を狙いとするコースを設けている。地域がん医療に貢献できる看護師養成コースを設け、地域看護の活性化、休職中看護職復帰へ繋げる。③がん研究者養成については、国際機関連携教育、卒前卒後一貫教育、MD-PhDによる学部・大学院一貫教育による高度な研究能力を有するがん研究者養成を図る。

年度 主な取組

24年度

・「がんプロネット」ホームページを開設・更新して、一般市民、医療従事者、受講者に最新の医療情報の提供を行った。・金沢大学、富山大学及び福井大学において、がんに特化した臓器横断的な講座を設置した。・テレビ会議方式によるキャンサーボード症例検討会およびがん看護事例検討会を定期的に開催した。・北陸がんプロ運営協議会を開催して、石川、富山、福井の各県の医科系、看護系大学、医療機関、行政機関、医師会、患者代表等との連携強化を図った・市民公開シンポジウム、FD講演会等を開催して、患者や一般市民に最新・最適な診断・治療法の紹介や、医師および医師以外の医療スタッフの資質向上を図った。

2

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【様式2(達成目標1)】

(1)定量評価(別紙様式2-1~2-5に記入のこと)

(2)定性評価

※定量評価以外の成果や特に評価に値する点等を記入

2.達成目標1:放射線療法、化学療法、手術療法、緩和ケア、小児がん、がん研究等          のがん医療に携わる専門的な医療従事者の育成

(15行以内で記入)・テレビ会議システム使用による「がんプロキャンサーボード症例検討会」は、北陸がんプロ4医科系大学持ち回りで担当しており、各大学における症例が提示され、最新の診断・治療・緩和ケアが検討されている。参加施設は4医科系大学のみならず、地域医療機関を含んでおり、北陸地区におけるがん医療の均てん化に大きく寄与している。検討症例は、キャンサーボード運営委員会において、担当月に診療領域を審議・決定しており、抄録、議事録も整備されている。今後も参加希望の医療機関に対し、テレビ会議システムを設置し、拡充を図る予定である。・FD講演会および教育セミナーを開催し、各地域のがんプロ事業の取組を含めて各専門化による最新情報の提供を得て、地域の均てん化と共に組織のレベルアップを図った。・がんプロに関するコンテンツは、各大学のホームページに詳しく掲載し、がんプロ受講生の募集案内や、キャンサーボード症例検討会、FD講演会・教育セミナーおよび市民公開講座の開催案内としても活用している。・外部者が参加する地域連絡協議会を開催して、北陸3県のがん診療に携わる医療スタッフの地域医療への均てん化を図った。

3

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計 H24 H25 H26 H27 H28 計 H24 H25 H26 H27 H28 計 H24 H25 H26 計

うち旧がんプロ移行者数

在学者数

うち旧がんプロ移行者数

在学者数

うち旧がんプロ移行者数

在学者数

うち旧がんプロ移行者数

在学者数

うち旧がんプロ移行者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

103 2 24 25 26 26 84 0 18 20 23 23 75 0 56 19 75 0 16 0 48 0 11 0 0 0 2 2 0 0 2 2 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がんチーム医療リーダ養成コース

① 4年がん治療専門医(チーム医療リーダー)

⑦ H24.10 14 2 3 3 3 3 12 0 3 3 3 3 44 0 40 4 44 0 3 0 35 0 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、富山大学医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん専門医療人リーダー養成コース

① 4年臨床腫瘍医、放射線治療医、がん緩和ケア医

⑦ H25.04 12 3 3 3 3 12 3 3 3 3 1 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

福井大学大学院医学系研究科先端応用医学専攻

がん専門医療リーダ養成コース

① 4年 がん治療専門医 ⑦ H25.04 8 2 2 2 2 8 2 2 2 2 2 1 1 2 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢医科大学医学研究科生命医科学専攻

がんプロフェッショナルがん専門医リーダー養成コース

① 4年 臨床腫瘍学 ⑦ H25.04 12 3 3 3 3 10 2 2 3 3 7 4 3 7 0 3 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース

① 4年 がん専門薬剤師 ⑧ H25.04 8 2 2 2 2 6 1 1 2 2 6 4 2 6 0 1 0 3 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学専攻

がん専門放射線技術・医学物理コース

① 3年診療放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士

⑪ H25.04 8 2 2 2 2 4 1 1 1 1 4 2 2 4 0 2 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース

① 4年 がん専門薬剤師 ⑧ H25.04 8 2 2 2 2 4 1 1 1 1 2 1 1 2 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0

石川県立看護大学看護学研究科看護学専攻博士前期課程実践看護学領域成人看護学分野

がん看護専門看護師養成コース

① 2年 がん看護専門看護師 ⑨ H25.04 12 3 3 3 3 8 2 2 2 2 4 1 3 4 0 3 0 1 0 0 0 0 0 2 2 2 2 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

③ 4年 がん研究医 ⑦ H25.04 9 1 2 3 3 9 1 2 3 3 5 3 2 5 0 2 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、富山大学医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん研究者養成コース

③ 4年 がん研究者 ⑦ H25.04 12 3 3 3 3 11 2 3 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(留意点)①本様式については、平成26年5月26日付け全国がんプロ協議会が調査を行った様式をベースとしています。同調査回答及び記入要領を参考に作成をお願いします。

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」養成実績調書【入学者数等】

大学等名:金沢大学

連携大学等名:富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学

コースを開設している大学・研究科・専攻名

コース名重点

区分別修業年限 養成する専門分野

3年次

入学開始時期

受入目標人数 受入実績(※旧がんプロからの移行者を除く)

①入学者数等

4年次 H26H25合計 合計 H24募集人員

職種別(別紙区分よ

り選択)

②在学者数(H26.10.1現在) ③修了者数2年次1年次

【様式2-1(達成目標1:定量評価)】

4

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114 0 7 0 38 0 69 0 35 0 5 0 22 0 8 0

金沢大学地域医療人のためのがん生涯教育コース

1年 がん治療専門医 ⑦ 2 通年 H24.10 H29.03 11 0 0 0 5 0 6 0 4 0 0 0 2 0 2 0

金沢大学 がん専門薬剤師養成コース3ヶ月~1年

がん専門薬剤師 ⑧ 2 通年 H25.04 H29.03 9 0 4 0 5 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学 地域がん医療人養成コース 1年看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士

⑫ 2 通年 H25.04 H29.03 17 0 10 0 7 0 10 0 8 0 2 0

富山大学地域がん専門医師養成コース

3ヶ月~1年

がん専門医 ⑦ 2 通年 H24.10 H29.03 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学 がん専門薬剤師養成コース3ヶ月~1年

がん専門薬剤師 ⑧ 2 通年 H25.04 H29.03 3 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0

富山大学 地域がん看護師養成コース 1年 看護師・保健師・助産師 ⑫ 2 通年 H25.04 H29.03 9 0 4 0 5 0 0 0 0 0 0 0

福井大学在宅緩和医療医師養成コース

1年 在宅診療医師 ⑥ 2 通年 H24.10 H29.03 6 0 0 0 0 0 6 0 1 0 0 0 0 0 1 0

福井大学在宅緩和医療スタッフ養成コース

1年 在宅診療医療スタッフ ⑫ 2 通年 H24.10 H29.03 21 0 0 0 2 0 19 0 3 0 0 0 0 0 3 0

金沢医科大学がんプロフェッショナル専門医養成系コース

1年 臨床腫瘍学 ⑦ 1 通年 H24.10 H29.03 1 0 1 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0

石川県立看護大学 地域がん看護師養成コース 1年 がん看護(緩和ケア) ⑨ 2 通年 H24.09 H29.03 28 0 4 0 9 0 15 0 11 0 2 0 9 0 0 0

石川県立看護大学 地域がん看護活性化コース 1年 がん看護(緩和ケア) ⑨ 2 通年 H24.10 H29.03 8 0 2 0 3 0 3 0 5 0 2 0 3 0 0 0

(留意点)①本様式については、平成26年5月26日付け全国がんプロ協議会が調査を行った様式をベースとしています。同調査回答及び記入要領を参考に作成をお願いします。※ 実施形態については、下記番号いずれかを選択1.科目等履修生等の制度利用によるもの。(大学院等で開設している科目を履修することを要件とすることを含んでいるコース)2.公開講座、研修等の制度利用をしているもの。(科目等履修生等の学則上の制度利用をしていないもの)3.その他(備考欄に実施形態を記載:基本的には1.2いずれかに分類すること)

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」養成実績調書【インテンシブコース】大学等名:金沢大学連携大学等名:富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学

コースを開設している大学名

コース名期間(時間数等)

養成する専門分野職種別

(別紙区分より選択)

実施形態(下記※より選択)

実施時期(実施年月日)

入学開始時期

終了時期

①入学者数等(受入実績) ②修了者数合計 H24 H25 H26 合計 H24 H25 H26

うち旧がんプロ移行者数

入学者数

うち旧がんプロ移行者数

入学者数

うち旧がんプロ移行者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

修了者数

うち旧がんプロ移行者数

入学者数

うち旧がんプロ移行者数

【様式2-2(達成目標1:定量評価)】

5

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受験者数

うち旧がんプロから移行者の受験者数

合格者数

うち旧がんプロから移行者の合格者数

資格取得者数

うち旧がんプロから移行者の資格取得者数

受験者数

うち旧がんプロから移行者の受験者数

合格者数

うち旧がんプロから移行者の合格者数

資格取得者数

うち旧がんプロから移行者の資格取得者数

受験者数

うち旧がんプロから移行者の受験者数

合格者数

うち旧がんプロから移行者の合格者数

資格取得者数

うち旧がんプロから移行者の資格取得者数

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がんチーム医療リーダ養成コース

① 4年がん治療専門医(チーム医療リーダー)

⑦ H24.10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、富山大学医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん専門医療人リーダー養成コース

① 4年臨床腫瘍医、放射線治療医、がん緩和ケア医

⑦ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

福井大学大学院医学系研究科先端応用医学専攻

がん専門医療リーダ養成コース ① 4年 がん治療専門医 ⑦ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢医科大学医学研究科生命医科学専攻

がんプロフェッショナルがん専門医リーダー養成コース

① 4年 臨床腫瘍学 ⑦ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース ① 4年 がん専門薬剤師 ⑧ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学専攻

がん専門放射線技術・医学物理コース

① 3年診療放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士

⑪ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース ① 4年 がん専門薬剤師 ⑧ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

石川県立看護大学看護学研究科看護学専攻博士前期課程実践看護学領域成人看護学分野

がん看護専門看護師養成コース

① 2年 がん看護専門看護師 ⑨ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

③ 4年 がん研究医 ⑦ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、富山大学医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん研究者養成コース ③ 4年 がん研究者 ⑦ H25.04 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」養成実績調書【資格取得者数等】

大学等名:金沢大学連携大学等名:富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学

コースを開設している大学・研究科・専攻名

コース名重点

区分別修業年限 養成する専門分野

専門分野名(ドロップダウンリストよ

り選択)

入学開始時期

(留意点)①本様式については、平成26年5月26日付け全国がんプロ協議会が調査を行った様式をベースとしています。同調査回答及び記入要領を参考に作成をお願いします。

④受験・合格・資格取得者数

取得が見込まれる各学会等認定資格のうち平成24年度以降受験や合格実績がある資格名

H24 H25 H26

【様式2-3(達成目標1:定量評価)】

6

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※その他とは複数の分野や分野を特定しない講座

計 教授准教授

講師 助教その他

計 教授准教授

講師 助教その他

集学的治療学教授(兼担)、腫瘍内科学教授(兼担)、放射線治療科臨床教授(兼担)、緩和ケアチーム臨床准教授(兼担)、助教1名(専任)

5 1 1 4 3 1 ○

集学的治療学教授(兼担)、腫瘍内科学教授(兼担)、 放射線 治療科臨床教授経血管診療学教授(兼担)、緩和ケアチーム臨床准教授(兼担)、助教1名(専任)

5 1 1 4 3 1 (H24.10)

教授もしくは准教授1名(兼担)、助教1名(専任)

2 1 1 1 ○

申請どおり 2 1 1 1 1 (H24.10)

教授1名(兼担)、助教1名(専任) 2 1 1 1 1 ○

申請どおり 2 1 1 1 1 (H24.10)

1 本様式については、平成26年5月26日付け全国がんプロ協議会が調査を行った様式をベースとしています。同調査回答及び記入要領を参考に作成をお願いします。

2 申請時から変更した場合は、見え消し朱書きで記入してください。

3 変更申請時から再度の変更のあった場合、体制欄は次により記入してください。

①上段には、申請時の内訳・人数を下段には現員(H26.10.1現在)を青で記入してください。

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン申請一覧(がんに特化した講座の設置計画)

申請大学名

大学名

講座番号

名称 分類 目的 体制 総計

専任 兼任

備考設置予定

年月財源 設置状況

金沢大学

金沢大学

1

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻がん制御学講座国際がん治療学分野

その他

がんに特化した集学的治療を遂行できるがん治療医養成を目的とし、指導教員として集学的治療に関わる専門分野教員を充当する。国際的視野習得のため、一定期間の海外研修を義務づける。

平成24年10月

研究拠点形成費等補助

富山大学

2富山大学医学薬学研究部臨床腫瘍学講座

その他平成24年10月

研究拠点形成費等補助

臨床腫瘍学の教育・研究を通して、優れたがん専門医療人を養成する。地域がん医療の質向上に努めるとともに、国内外の機関との連携により、高度な研究能力を持ったがん研究者を養成する。

1

研究拠点形成費等補助

福井大学

3福井大学医学部腫瘍病態治療学講座

その他

がん治療における手術、化学療法、放射線治療、栄養評価及び緩和ケア等に関する研究等を幅広く行い、治療から終末期までの総合的がん治療を遂行できる医療人の養成を行う。

平成24年10月

【様式2-4(達成目標1:定量評価)】

7

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【様式2-5(達成目標1:定量評価)】

○定量評価

開催数 参加人数 開催数 参加人数 開催数 参加人数 (記入要領)

金沢大学 7 9

石川県立看護大学 1,146 393 162

1,146 400 171

金沢大学 5 297 6 351 3 206

富山大学 11 248 4 107

福井大学 1 94 2 153 1 88

金沢医科大学 13 453 11 363 8 209

石川県立看護大学 12 1475 13 1142 9 638

31 2319 43 2257 25 1248

(3)外部評価の実施状況 0 0 0

0 0 0

(2) ファカルティディベロップメントの内容や参加対象者等について、記入してください。(5行以内で記入)

(3) 外部評価において、指摘を受けた内容及びその内容を踏まえた改善内容を記入してください。(5行以内で記入)平成27年3月に実施する予定である。

がんの診断・治療・緩和医療等に関する専門家を招いて、最新の情報を得る目的でFD講演会を依頼し、医師、医療従事者、基礎研究者および大学院生等を対象として開催して資質の向上を図った。また、連携5大学と地域がん診療連携病院等の医師、医療従事者が参加するFD講演会を定期的に開催して、がん医療の向上と均てん化を図った。

・24、25、26年度欄については外部評価の開催数を記入。 外部評価については、各大学ごとではなく事業全体の外部評価に限る。

・24、25、26年度欄については教員の指導技術向上等のためのファカルティディベロップメントの開催数、参加人数を記入。

・平成25年度と平成26年度にがん専門薬剤師養成コースの講義・演習の参加者に実習内容等の評価についてアンケート調査を実施した。その結果、それぞれの年度で90%、95%が良好との評価だった。・平成24年度からがん看護事例検討会を実施し、その効果を受講者にアンケート調査を実施した。その結果、「とても満足」、「満足」が85%だった。25年度、26年度は、事例検討会実施に関する内容、運営方法等について調査を行い、その結果、85~94%が満足であった。また、リンパ事例検討会、倫理事例検討会、公開講座でも調査を実施した結果、セミナーの内容、時間等について99%が満足している。

(1) コース履修者・修了者の満足度調査について、調査対象者、調査回答者、調査内容、調査結果及び調査結果を踏まえた改善内容 について、記入してください。(5行以内で記入)

取組内容 大学名等24年度 25年度 26年度

(1)コース履修者・修了者の満足度調査

・24、25、26年度参加人数欄については満足度調査を実施した履修者もしくは修了者数を記入

(2)教員の指導技術向上等のためのファカルティディベロップメントの各年度における開催数・参加人数

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【様式3(達成目標2】

(1)定量評価(別紙様式3-1に記入のこと)

(2)定性評価

※定量評価以外の成果や特に評価に値する点等を記入

3.達成目標2:チーム医療、がん登録、がんの普及啓発等の推進

(15行以内で記入)・テレビ会議システム使用による「がんプロキャンサーボード症例検討会」は、北陸がんプロ4医科系大学持ち回りで担当しており、各大学における症例が提示され、最新の診断・治療・緩和ケアが検討されている。参加施設は4医科系大学のみならず、地域医療機関を含んでおり、北陸地区におけるがん医療の均てん化に大きく寄与している。検討症例は、キャンサーボード運営委員会において、担当月に診療領域を審議・決定しており、抄録、議事録も整備されている。今後も参加希望の医療機関に対し、テレビ会議システムを設置し、拡充を図る予定である。(参加地域医療機関数21施設)・市民公開講座は各県医師会、病院薬剤師会、看護協会、がん診療連携協議会等と連携して行っている。・がんプロに関するコンテンツは、各大学のホームページに詳しく掲載し、がんプロ受講生の募集案内や、キャンサーボード症例検討会、FD講演会・教育セミナー及び市民公開講座の開催案内としても活用した。・金沢大学のがんプロホームページのコンテンツで、金沢ケーブルテレビネット自主制作番組「まちスタ530」で放送され、がん専門医によるがんの最前線の情報や最新治療状況などを分かりやすく解説しているコーナーの「元気のヒミツ」のバックナンバーを配信して、広く一般市民に公開している。・緩和ケアチームのがんによる身体的、精神的苦痛の軽減に、人が生きる意味を問う生と死について対話する「がん哲学外来」を開設した。・市民公開講座の開催案内や、講演内容を新聞記事として掲載し、がんに関する情報の啓蒙を図った。

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【様式3-1(達成目標2:定量評価)】

○定量評価

事項 大学名 分類 24年度 25年度 26年度(記入要領)

金沢大学 ③ ○

金沢医科大学 ③ ○

金沢大学 ④ ○

事項 大学名 分類(記入要領)

多職種から包括的に診療介護する

外来化学療法部門

福井大学

・大学病院においてがんに関する医療チームを組織している場合にチームの名称を記入。

がん医療に携わる専門医等により最良の治療方針を決定

集学的がん治療センター

各科専門医等の管理下で通院での抗がん剤治療を安全に行う

各診療科スタッフと連携・協力した患者に緩和ケアの提供

がん医療に携わる専門医等により最良の治療方針を決定

金沢大学

名称

医療関係者によるがん情報の提供とがん患者や家族が自由に語り合う場「がんサロン」の開設

麻酔科医、精神科医等によるがんによる身体的、精神的苦痛の軽減

各診療科スタッフと連携・協力した患者に緩和ケアの提供

通院治療センター

緩和ケアチーム

がんに伴う疼痛、心のケアを担う

金沢医科大学

※ 分類については、①「放射線療法」、②「化学療法」、③「緩和ケア」、④「その他」のいずれかを選択

キャンサーボード部門

がん患者一人一人の最良の治療方針を決定

・大学病院においてがんに関する医療チームを組織している場合にチームの名称を記入し、年度欄には、その医療チームを置いている年度に○を記入。

緩和ケアチーム

苦痛の中をいかに生きるかを共に考える「がん哲学外来」の開設拡充

がんサロン

がん緩和ケア部門

緩和ケアチーム

※ 「新たに」の定義については、本事業開始後に、発展的に改変・拡充したものも含めることができる。

(参考)事業開始前である平成23年度の状況についても下表に記入してください。

がんに関する医療チーム(事業開始前)

名称目的

(具体的な活動内容を簡潔に記入)

化学療法の副作用対策、心のケア、社会的問題への対応を含めた全人的なサポートチーム拡充

緩和ケアチーム

緩和ケアチーム

目的(具体的な活動内容を簡潔に記

入)

富山大学

新たに導入したがんに関する医療チーム

外来化学療法室

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事項 大学名 23年度 24年度 25年度 26年度 ・実施した年度に、数を記入。

金沢大学 23 22 23 12富山大学 21 20 23 10福井大学 23 22 24 12

金沢医科大学 23 22 24 12石川県立看護大学 10 7 3 1

計 100 93 97 47

事項 大学名 23年度 24年度 25年度 26年度 (記入要領)

金沢大学 2024 2186 2120 261富山大学 1076 1020 1128 864福井大学 1097 1180 1274 777

金沢医科大学 1121 1156 1110 584

計 5,318 5,542 5,632 2,486

金沢大学 1624 1770 1721 210富山大学 835 916 918 691福井大学 1094 1178 1279 765

金沢医科大学 1033 1068 1020 559

計 4,586 4,932 4,938 2,225

開催数 参加人数 開催数 参加人数 開催数 参加人数 (記入要領)

金沢大学 3 1230 2 700 1 200富山大学 1 238福井大学 1 334 1 339

金沢医科大学 2 221 5 394 1 29

石川県立看護大学 1 96 1 75

計 6 1,785 10 1,767 3 304

金沢大学 3 1230 2 700 1 200

富山大学 1 238福井大学 1 334 1 339

金沢医科大学 2 221 5 390 1 29

石川県立看護大学

計 6 1,785 9 1,667 2 229

事項 大学名 24年度 25年度 26年度 (記入要領)

事業全体 51 57 26金沢医科大学 39 34 20

石川県立看護大学 4 6 7

計 94 97 53

地域がん患者登録数

がん診療を行っている大学病院における院内がん患者登録数を記入。

事項 大学名

・各大学毎にがんプロフェッショナル養成基盤推進プランホームページの更新回数を記入。事業全体のページについては、大学名欄に事業全体と記入し、更新回数を記入。

26年度

地域がん患者登録数を記入。

※ 各種団体は、地域医療機関、地域医師会、調剤薬局、薬剤師会、看護団体、患者団体とする。

がんプロフェッショナル養成基盤推進プランホームページの更新回数

キャンサーボードの実施数

25年度

院内がん患者登録数

各年度中における市民向けの公開講演会・セミナー等

・事業推進責任者が関与したものを記入。(事業推進責任者が関与せず、各講座や各診療科等が主体で実施しているものは除く。)

各年度中における各種団体(※)との連携事業

24年度

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【様式4(達成目標3:定量・定性評価)】

4.達成目標3 個性や特色、得意分野等に応じた各グループ固有の達成目標(達成目標の枠が足りない場合は、適宜、追加してください。)

※ (4)においては、平成24年4月1日~平成26年10月31日までを対象期間とします。※ (4)においては、各達成目標ごとに10行以内で回答してください。

(1)達成目標 (2)達成目標に対する評価指標(定量的なもの) (3)達成目標に対する評価指標(定性的なもの) (4)実績・取組状況

・患者の立場に立ったがんチーム医療リーダー養成により、円滑な多職種連携による臓器横断的がん医療が進歩し、全人的がん医療が普及する。

・受入目標数がん専門医師20名(24~28年度42名)、がん専門薬剤師8名(24~28年度10名)、がん専門看護師4名(24~28年度12名)、診療放射線技師2名(24~28年度4名)・がんプロキャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)を5大学持ち回りで毎月2回開催する。・がん看護事例検討会(テレビ会議方式)を毎月1回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催する。

・医療スタッフのキャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)を開催して多職種連携によるがん患者視点の最適な治療法実施するチーム医療リーダーを養成する。・キャンサーボード症例検討会で事前に抄録を作成して症例検討会の充実を図る。

・受入実績数がん専門医師54/20名、がん専門薬剤師8/8名、がん専門看護師4/4名、診療放射線技師4/2名・キャンサーボード症例検討会(平成24年度22回、平成25年度24回、平成26年度10回)開催・がん看護事例検討会(平成24年度10回、平成25年度10回、平成26年度6回)開催・FD講演会(平成24年度31回、平成25年度42回、平成26年度25回)開催

・地域にがん専門の医療人が定着し、地域のがん医療レベルが向上する。

・受入目標数がん専門医師27名(24~28年度49名)、がん専門薬剤師6名(24~28年度18名)、がん専門看護師20名(24~28年度36名)・がんプロキャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)は毎月2回開催する。・がん看護事例検討会(テレビ会議方式)を毎月1回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催する。・地域連絡協議会を毎年1回開催する。

・がんプロ・キャンサーボード症例検討会に、医療ネットワークを効果的に活用して、地域がん診療連携拠点病院等の医療従事者のキャンサーボード参加が可能となり、地域における多職種協働の医療スタッフを養成とがん医療の向上と均てん化を図る。・「がんプロネット」ホームページで、各種がん治療を開設して、一般市民、医療従事者等へのがん情報を発信する。・E-learning教材科目の一部を公開して、その内容を学修することで医療スタッフの質の向上を図る。

・受入実績数がん専門医師12/27名、がん専門薬剤師12/6名、がん専門看護師28/20名・修了者数 がん専門医師2名、がん専門看護師11名・北陸がんプロフェッショナルエキスパート医2名を認定・キャンサーボード症例検討会(平成24年度22回、平成25年度24回、平成26年度10回)開催。・がん看護事例検討会(平成24年度10回、平成25年度10回、平成26年度6回)開催・FD講演会(平成24年度31回、平成25年度42回、平成26年度25回)開催

・都市部の専門病院と地域医療機関の連携(がん早期発見、術後の経過観察、在宅化学療法、緩和ケア等)が促進され、地域住民の利便性およびがん医療の均てん化が向上する。

・受入目標数がん専門医師18名(24~28年度34名)、在宅診療医療スタッフ22名(24~28年度42名)・キャンサーボード症例検討会を毎月2回開催する。・がん看護事例検討会(テレビ会議方式)を毎月1回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催し医療レベル向上を図る。・地域連絡協議会を毎年1回開催する。

・過疎地域において「がんプロエキスパート医」を定着化させるとともに修了後も大学病院との連携を取りながら地域におけるがん診療の向上に繋げる。 ・e-learning教材による質の高いがんプロ教育の均てん化・向上化を図る。・医療スタッフのキャンサーボード症例検討会開催して多職種協働の医療スタッフを養成、均てん化を図る。

・受入実績数がん専門医師7/18名、在宅診療医療スタッフ21/22名・修了者数 がん専門医師4名、医療スタッフ3名・北陸がんプロフェッショナルエキスパート医1名を認定・キャンサーボード症例検討会(平成24年度22回、平成25年度24回、平成26年度は10回)開催・FD講演会(平成24年度31回、平成25年度42回、平成26年度25回)開催・がんプロ運営協議会を毎年6月に開催

・医療スタッフの地域定着による地域医療の活性化につながる。

・受入目標数がん専門看護師、臨床放射線技師、検査技師、理学療法士、作業療法士28名(24~28年度56名)・キャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)を毎月2回開催する。・がん看護事例検討会(テレビ会議方式)を毎月1回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催し医療レベル向上を図る。・地域医師会等の連携事業を開催する。

・医療スタッフのキャンサーボード症例検討会を開催して多職種協働の医療スタッフを養成する。・e-learning教材科目の一部を公開して、その内容を学修することで、医療スタッフの質の向上を図る。・がん看護事例検討会で、がん専門看護師による「ミニレクチャ」コーナーを設けて医療スタッフの質の向上を図る。

・受入実績数がん専門看護師、臨床放射線技師、検査技師、理学療法士、作業療法士26/28名・修了者数10名・キャンサーボード症例検討会(平成24年度22回、平成25年度24回、平成25年度は10回開催)・がん看護事例検討会(平成24年度10回、平成25年度10回、平成26年度6回)開催・FD講演会(平成24年度31回、平成25年度42回、平成26年度25回)開催

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・休業中の医療スタッフの地域がん医療への復帰を促進される。

・受入目標数看護師9名(24~28年度17名)・キャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)を毎月2回開催する。・がん看護事例検討会(テレビ会議方式)を毎月1回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催し医療レベル向上を図る。・地域連絡協議会を毎年1回開催する。

・医療スタッフのがん看護事例検討会(テレビ会議方式)を開催して、がん看護実践内容を大学教員やがん看護専門看護師とのディスカッションを通して、休業中の看護師等の地域がん医療への復帰を促す。・休職者が参加しやすいよう、科目開講時の託児所の設置する。・がん看護事例検討会で、がん専門看護師による「ミニレクチャ」コーナーを設けて医療スタッフの質の向上を図る。

・受入実績数看護師8/9名・修了者数5名・がん看護事例検討会(平成24年度10回、平成25年度10回、平成26年度6回)開催・出産、子育ての理由で休職せざるを得ない看護師がいることを配慮し、平成24年度から石川県立看護大学が開催する市民公開講座、リンパ浮腫研修、がん倫理検討会などでは、託児システムを設置し、休職者が一人でも多く参加しやすい工夫を行った。

・国際的レベルの優れたがん研究能力を有する高度がん研究医の早期養成に繋がる。

・受入目標数がん研究医師8名(24~28年度20名)・金沢大学、富山大学および福井大学において、がんに特化した臓器横断的な講座を設置する。・キャンサーボード症例検討会(テレビ会議方式)を毎月2回開催する。・学内外から専門家を招聘してFD講演会を定期的に開催し医療レベル向上を図る。

・がん診療拠点病院の診療医が高度な最新の治療法を習得する。・国際がん治療学分野の講座を設置して国際的視野習得のため一定期間の海外研修を義務づける。・米国人英語講師による医学英語教室を開講して、英語による口演や論文作成等ができることを目指している。

・受入実績数がん専門医師5/8名・平成25年度は3名、平成26年度は2名)を受入れて、履修生はe-learning による各特論を履修およびキャンサーボード症例検討会の受講も行っている。・大学院生が、平成26年8月に第29回国際HPV学会(米国:シアトル)で研究成果を英語で発表した。・平成25年度から現在まで大学院生を著者とする英語論文は14編(うち筆頭2編)を数える。

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【様式5】

5.推進委員会からの選定時における要望及びコメントへの対応状況

③成果や効果は可能な限り見えるような形にして(可視化)、社会に分かりやすく発信すること。

・「がんプロネット」ホームページに市民公開講座の開催案内や講演内容の動画配信、がん最前線の情報や最新治療状況などを分かりやすく解説した動画配信して、一般市民、医療従事者等へのがん情報を発信している。・市民公開講座の開催案内や、講演内容を新聞記事として掲載してがんに関する情報の啓蒙を図った。

(1)推進委員会からの選定時における要望事項への対応状況(事項毎に10行以内で記入)推進委員会からの要望事項 対応状況

①計画を着実に実行する一方で、推進委員会からのコメントや社会のニーズ等も踏まえ、外部委員による外部評価を毎年度実施してPDCAサイクルを確立することにより、プログラムの発展的な見直し(ブラッシュアップ)を不断に行うこと。

・計画の履行状況の確認等は、テレビ会議による総務委員会等で定期的に検証されている。・外部委員を含む評価は、定期的に開催される北陸3県の自治体、医師会、がん診療拠点病院等と、5大学のがんプロ関係者で構成している北陸がんプロ運営協議会において行われている。・平成24年度からテレビ会議システムによるがん看護事例検討会で、その効果や内容等についてアンケート調査を実施して定期的に検証を行っている。

②本事業は国の予算で実施するものであることから、優れたがん専門医療人の養成や先端的ながん研究・診療等を通じて、できるだけ多くの成果や効果を社会に還元し、日本のがん医療の発展に寄与すること。

・がん診療に携わる医師をはじめとする医療従事者、患者の立場からの情報を、市民公開講座等で発信している。・連携5大学と地域がん診療連携病院等が参加するテレビ会議方式によるキャンサーボード、がん看護事例検討会を定期的に開催して、がん医療の向上と均てん化を図った。・FD講演会として国内外から招聘する講師の講演により、北陸地区のがん医療に携わる医師、医療従事者に最新の情報を提供して地域医療の向上と均てん化を図った。

(2)推進委員会からの選定時におけるコメント【●:改善を要する点等】への対応状況   (事項毎に5行以内で記入)

推進委員会からのコメント【●:改善を要する点等】

対応状況

従来のがんプロフェッショナル養成プランとの相違や具体性にやや乏しい。

・金沢大学、富山大学および福井大学において、がんに特化した臓器横断的な講座新設により、がんに特化した集学的治療、地域がん医療の質向上など、国内外の機関との連携を通じて、高度ながん医療、がん研究等を実践できる優れたがん専門医の育成を図ることができる。

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6.平成24年度~平成26年10月31日までの取組についての自己評価

選択欄

7.その他

特になし

他大学の参考となるような取組や成果・効果があれば10行程度で記入してください。

上記自己評価に関して、これまでの事業の進捗状況をどのように点検・評価したのか、また、自己評価の結果を踏まえて、今後どのように改善するのかについて、合わせて20行程度で、説明してください。

・本プランの臨床現場でのチームリーダ養成コース(本科生8コース)の履修生は、申請時目標受入人数を上回っており、また、e-learning教材およびキャンサーボード症例検討会参加による履修および専攻にする科目における研究も順調である。・がん研究者養成コース(本科生2コース)の履修生は、申請時目標受入人数を下回っており、高度な研究能力を養成する受入環境を、より一層整備して研究者の獲得を図る計画である。・がん専門地域がん医療人養成コース(インテンシブ11コース)の履修生は、申請当初は目標受入人数を少し下回っていたが、関連病院を中心にこれまで以上に働きかけることにより、平成26年度から申請時目標受入人数を上回った。今後もe-learning教材および北陸三県に導入されている大学・地域拠点病院を結んだテレビ会議システムを利用し、より一層関連病院を中心に働きかけることにより、地域に根差したがん医療の履修生獲得を図る計画である。・今後も計画の履行については、外部者が参加する北陸がんプロ運営協議会の他、総務委員会・教務委員会・キャンサーボード運営委員会にて定期的に検証されている。・市民公開講座を開催して一般市民へのがんに関する情報の啓蒙を図り、FD講演会を企画し定期的に研修を行うことにより、教員の資質向上も図られている。・5連携大学と地域連携がん診療連携拠点病院等と、テレビ会議方式によるキャンサーボード症例検討会、がん看護事例検討検討会を定期的に開催し、実践的ながん臨床教育することでき、がん医療の向上が図れた。

これまでの事業全体についての進捗状況の自己評価を下記から選択してください。

②おおむね順調に進捗している。

①順調に進捗しており、当初目標を上回る効果・成果が出ている。

②おおむね順調に進捗している。

③おおむね順調に進捗しているが、予定通りに進んでいない点も多い。

④予定通り進んでおらず、当初目標を達成することが困難である。

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【様式6】

8.今後の展望

平成27年度

①4月 全体会議(総務委員会、教務委員会、キャンサーボード委員会)の開催 事業計画(中期、年度)、アクションプラン等協議②5月 ステアリングコミッティ 運営協議会の開催(事業計画承認決定)③6月  FD研修会の開催④7月 医療スタッフ系セミナーの開催⑤8月  IPEワークショップ開催⑥9月 市民公開シンポジウムの開催⑦11月 国際セミナーの開催

①各研究コース受講生の受入れ②全体会議(総務委員会、教務委員会、キャンサーボード委員会)の開催 事業計画(中期、年度)、アクションプラン等協議③ステアリングコミッティ 運営協議会の開催(事業計画承認決定)④ FD研修会の開催⑤がんプロキャンサーボード(テレビ会議方式)の実施(毎月2回)⑥がん看護事例検討会(テレビ会議方式)の実施(毎月1回)⑦医師以外の医療スタッフ系セミナー開催⑧がん臨床教育の実施修練等のための学術調査⑨市民公開シンポジウムの開催⑩IPEワークショップの開催⑪国際セミナーの開催

平成28年度

①~⑦ 前年度事業と同じ⑧1月 内部評価(最終)の実施⑨2月 外部評価(最終)の実施⑩3月 事業成果報告会の開催

①~⑪前年度事業と同規模を実施予定⑫内部評価(最終)の実施⑬外部評価(最終)の実施⑭事業成果報告会の開催

(1)今後の展望【補助事業期間(予定)】   本補助金選定時に提出した申請書中の「8.実施計画」の内容を①に記入し、①を踏まえて現時点での今後の実施計画を②に記入してください。(②については、①を踏まえ簡潔に記入してください。)

年度 ① 実施計画(選定時) ② 実施計画(現時点)

平成26年度

11月~

⑦11月 国際セミナーの開催⑧1月 内部評価(中間)の実施⑨2月 外部評価(中間)の実施

①11月市民公開講座の開催4回(11/2、12/7、12/14、2/7)②11月FD講演会の開催6回(11/16、11/29、1/18、2/10、2/26、3/15)③11月がんプロキャンサーボード(テレビ会議方式)の実施(毎月2回)④11月がん看護事例検討会(テレビ会議方式)の実施(11/11、12/2、2/10、3/3)⑤1月総務委員会の開催⑥2月キャンサーボード運営委員会の開催⑦2月内部評価の実施⑧3月外部評価の実施

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選択肢欄

1

3

選択肢欄

2

※1 ⑤、⑥については、本年度の財務省予算執行調査の中で、別添の総括調査票④今後の改善点・検討の方向性により指摘が行われていますので、参照の上、回答してください。

⑦ 事業を継続するために、今後取り組むべきことを自由に記入してください。(自由記述欄)

 補助事業終了後、本プランの継続のため、5大学横断的な教育組織、教育システムを維持し、引き続き「がんプロ」養成に特化した大学院教育を進展させてく。このため、本事業の財政的基盤維持に向けて、平成20年度からがんプロ参加の5大学関係者、学外有識者等を役員とした「NPO法人がんプロフェッショナル認定機構」を立ち上げ、補助事業終了後の中核として事業を継続していく。 これまでの事業では医療者や患者、あるいはがんに罹患しやすい年代の一般市民への教育に重点を置いてきた。しかしながら、がん予防の観点からは、子ども達が、がんの正しい知識を通して健康と命の大切さを学び、自らの健康を生涯に渡って適切に管理できるようになることが最も有効な予防法であると考えられる。そこで、東京学芸大学、金沢大学、愛知教育大学、千歳科学技術大学の4大学が連携し、インターネットを利用して教員免許状の更新講習を実施する組織「KAGAC」を利用し、講習科目に小・中学校全教科教諭・養護教諭を対象とした「子どもに対するがん教育のためのがんに関する基礎知識」を公開することとしており、まずは教員レベルから正しい知識を得てもらうよう取り組みを始めている。この取り組みを起点として、さらなるがん教育を展開させていきたいと考えている。

③ ①を踏まえた現時点での取組・検討状況 (B)財源の確保   現時点での財源の確保の見込みを選択肢より選択してください。 (選択肢:1.すべての大学で目処が立っている、2.一部の大学で目処が立っている、3.検討中、4.未検討)

④  ①~③の回答を踏まえた現時点での取組・検討状況(自由記述欄) ※ 教育プログラム・コースの継続予定、教員の雇用予定等の検討状況は必ず記入してください。

教育プログラムはカリキュラムにも規定されており、補助期間終了後も大学院のコースとして継続予定である。新設した3講座の教員の雇用について、平成26年度には当該講座大学院生が8月に第29回HPV国際学会(米国 シアトル)で研究成果を英語で発表するなど、教育効果があることからも、当該新設講座教員の雇用継続は有用である。

⑤ ②~④における意思決定の状況   ②から④の検討状況について、学内でどこまで意思決定を行っているのかを選択肢より選択してください。 (選択肢:1.学長,理事長等、2.副学長,理事等、3.事務長,科長等、4.その他(1~3より下位の役職の者))

⑥  ②~④の学内での意思決定状況(自由記述欄)   (②~④における取組・検討状況について、学内でいつ、どのような場(手続き)により意思を決定したのか、記入してください。)

本プランで新設した講座や教育コースについては、本補助金申請の際に各大学で予算確保をした旨、学長決裁を行っており、規程にも記載されている。補助金終了後の財源は、自己財源「がんプロ教育の実施」として、平成29年度予算作成時に内容を検討し、学長等の承認の上、事業計画に掲載し実施予定である。また、本事業プランの継続のため5大学横断的な教育組織、教育システムを維持し、引き続き「がんプロ教育の実施」養成に特化した大学院教育を進展させていく。このため、本事業プランの財政的基盤維持に向けて平成20年からがんプロ参加の5大学関係者、学外有識者を役員とした「NPO法人がんプロ認定機構」を立ち上げ活動している。

(2)今後の展望【補助事業期間終了後】   本項目については、1ページ以内で記入してください。

① 補助期間終了後の事業継続に関する検討状況(選定時)(選定時の申請書の内容を記入してください。)

② ①を踏まえた現時点での取組・検討状況  (A)事業規模   現時点での事業規模の見込みを選択肢より選択してください。(選択肢:1.補助事業期間と同等規模、2.縮小して実施、3.事業継続は困難)

本プランで新設した3講座については、各大学において予算を確保して存続予定である。今回のプランで設置した教育コースは基本的に継続させる。特にがんプロ共通科目の大学連携による単位互換は、北陸地区のがん教育のコンソーシアムの一環として位置付け、教育モデルとなるよう改善・発展させる。

17

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参考資料③

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」

申請書

(当日配布資料)

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【様式1】

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

申請書

申請担当大学名 金沢大学 申請区分 共同申請

連携大学名 金沢大学、富山大学、福井大学、金沢医科大学、石川県立看護大学

(計5大学)

プログラム名

(全角20字以内)

北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン

事業責任者

連絡先 職名・氏名

ふ り が な

金沢大学大学院医学系研究科長 松井ま つ い

修おさむ

TEL 076-265-2320 FAX 076-234-4256

E-mail [email protected]

事務担当者

連絡先 職名・氏名

ふ り が な

金沢大学宝町地区事務部会計課長 東田と う だ

昌まさ

弘ひろ

TEL 076-265-2119 FAX 076-234-4206

E-mail [email protected]

<各大学の役割分担等>

大学名 コーディネーター職・氏名 設置するコースの名称 重点

金沢大学 集学的治療学教授

並木 幹夫

(兼・統括コーディネーター)

量子医療技術学教授

天野 良平

(医師以外の医療スタ

ッフコーディネーター)

医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がんチーム医療リーダー養成コース

①教育

医薬保健学総合研究科薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース

①教育

医薬保健学総合研究科保健学専攻

がん専門放射線技術・医学物理コース

①教育

医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

地域医療人のためのがん生涯教育コース

(インテンシブ)

②地域

医薬保健学総合研究科薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース(インテンシブ)

②地域

医薬保健学総合研究科保健学専攻

地域がん医療人養成コース(インテンシブ)

②地域

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医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がん研究者養成のための卒前・卒後一貫

教育コース

③研究

富山大学 附属病院臨床腫瘍部長

菓子井 達彦

医学薬学教育部生命・臨床医学専攻

医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん専門医療人リーダー養成コース

①教育

医学薬学教育部薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース

①教育

医学薬学教育部生命・臨床医学専攻

医学薬学教育部東西統合医学専攻

地域がん専門医師養成コース(インテンシ

ブ)

②地域

医学薬学教育部薬学専攻

がん専門薬剤師養成コース(インテンシブ

②地域

医学薬学教育部看護学専攻

地域がん看護師養成コース(インテンシブ

②地域

医学薬学教育部生命・臨床医学専攻

医学薬学教育部東西統合医学専攻

がん研究者養成コース

③研究

福井大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

学教授

藤枝 重治

医学系研究科先端応用医学専攻

がん専門医療リーダー養成コース

①教育

医学系研究科先端応用医学専攻

在宅緩和医療医師養成コース(インテンシ

ブ)

②地域

医学系研究科先端応用医学専攻

在宅緩和医療スタッフ養成コース(インテ

ンシブ)

②地域

金沢医科

大学

腫瘍内科学講座教授

元雄 良治

医学研究科生命医科学専攻

がんプロフェッショナル専門医リーダー

養成コース

①教育

医学研究科生命医科学専攻

がんプロフェッショナル専門医養成系コ

ース(インテンシブ)

②地域

石川県立

看護大学

成人看護学分野教授

牧野 智恵

看護学研究科看護学専攻 博士前期課程

実践看護学領域成人看護学分野

がん看護専門看護師養成コース

①教育

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看護学研究科看護学専攻 博士前期課程

実践看護学領域成人看護学分野

地域がん看護師養成コース(インテンシブ)

②地域

看護学研究科看護学専攻 博士前期課程

実践看護学領域成人看護学分野

地域がん看護活性化コース(インテンシブ)

②地域

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1.事業の概要・特徴(40字×10行以内厳守)

本プログラムは、北陸地区における医科系4大学、看護系1大学より構成され、スキー

ムは、①がん教育改革(本科8コース)、②地域がん医療(インテンシブ11コース)、

③がん研究者養成(本科2コース)より構成されている。①教育改革については、IPE

によるチームマインド養成カリキュラム、多職種連携によるチーム医療のリーダー養成カ

リキュラム、医科系大学連携による単位互換制度を特徴とする。②地域がん医療について

は、能登北部地区等の医療過疎地域を拠点とした地域がん医療研修、インテンシブコース

による地域がん医療の指導者養成、がん専門医の地域定着を狙いとするコースを設けてい

る。地域がん医療に貢献できる看護師養成コースを設け、地域看護の活性化、休職中看護

職復帰へ繋げる。③研究者養成については、国際機関連携教育、卒前・卒後一貫教育、MD-

PhDによる学部・大学院一貫教育による高度な研究能力を有するがん研究者養成を図る。

2.事業実施の必要性(課題及び対応策)

<課題>

①臨床現場でチーム医療のリーダーとして活躍できるがん医療スタッフが不足。

多職種連携によるがん患者視点の最適な治療法を実施するため、チームマインド養成、

チーム医療リーダーとして活躍できる医療スタッフの育成プログラムによる医療スタッ

フ養成が課題。

②北陸地域では、能登北部地区、富山県西部能登南部連合地域、および福井県嶺南地域等

で医療過疎化が進行しており、がん診療体制の再構築が喫緊の課題である。地域がん

医療専門家を志す医療スタッフがいても、地理的・時間的な制約を受けて目的を達成で

きない。地理的・時間的な制約を受けない地域医療人養成プログラムの確立による地域

医療人育成が課題。また地域がん医療ネットワークを効果的に活用し、多職種協働でき

る人材が不足しており養成が課題。慢性的な看護師不足状態が存在するが、休職中の看

護師等を活用するに際し、高度化したがん医療に対応するための教育システムが確立さ

れていない。

③国際的視野を持ったがんに関する新たな診断・治療法などの開発研究等を担う、高度な

研究能力を有するがん研究者が不足。国際的研究能力を有するがん研究者の早期育成が

課題。学部教育の中で研究マインドを植付け、実際に研究を開始しても、卒後研修等で

研究の継続が困難である現状を改善するシステムの構築が課題。

<対応策>

【①関係】「医科系がんチーム医療リーダー養成コース」、「がん看護専門看護師養成コ

ース」、「がん専門薬剤師養成コース」、「がん専門放射線技術・医学物理コース」等

を設置し、臨床現場でチーム医療のリーダーとして活躍できる人材を養成する。また、

がん患者視点での最適な治療実施のため、がん患者も含めたIPEワークショップを実

施する。

【②関係】「地域がん専門医師養成コース」等を設置し、大学と連携し、地域医療過疎地

域の拠点病院においてテレビ会議、E-learning等のICTプラットフォームによる研修

、スタッフ教育、キャンサーボードを実施する。地理的・時間的制限を受けない研修環

境を整備する。また、「地域がん医療人養成コース(地域がんネットワーク活用による

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多職種連携)」を設置し、テレビ会議、E-learning等のICT、地域がん医療ネットワ

ークの活用により多職種協働できる人材を養成する。「地域がん看護師養成コース」お

よび「地域がん看護活性化コース」を設け、地域看護の活性化、休職中の看護師の復帰

へ繋げる。

【③関係】 「がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース」、「がん研究者養成

コース」を設置し、Medical Research TrainingプログラムやMD-PhDコースなどの独自の

システムによる学部・大学院一貫教育および国際研究機関と連携した教育により国際的

にレベルの高い優れた研究能力を有するがん研究医を養成する。

3.事業の成果及び効果(達成目標)(8行程度以内)

・患者の立場に立ったがんチーム医療リーダー養成により、円滑な多職種連携による臓器

横断的がん医療が進歩し、全人的がん医療が普及する。

・地域にがん専門の医療人が定着し、地域のがん医療レベルが向上する。

・都市部の専門病院と地域医療機関の連携(がん早期発見、術後の経過観察、在宅化学療

法、緩和ケア等)が促進され地域住民の利便性およびがん医療の均てん化が向上する。

・医療スタッフの地域定着による地域医療の活性化につながる。

・休職中の医療スタッフの地域がん医療への復帰が促進される。

・国際的レベルの優れたがん研究能力を有する高度がん研究医の早期養成に繋がる。

4.大学間連携の考え方(大学ごとの役割分担や連携のメリット等)(4行程度以内)

大学間の実質的連携による各大学得意分野の教育コンテンツ拡充、単位互換の推進、多

職種連携プログラム実施が可能となり、北陸地区全体として、がん医療レベル、研修レベ

ル、研究レベルが向上。また、大学間連携により多職種間連携地域ネットワークが充実し

、過疎地域を含む北陸全域のがん医療の均てん化に繋がる。

5.事業の運営体制(4行程度以内)

連携5大学、地域医療機関、自治体、患者会等による運営協議会を最高意思決定機関と

し、連携5大学による総務委員会(ステアリングコミッティ)、教務委員会、キャンサー

ボード委員会が実際の運営を行う。各大学連携についてはコーディネーターが調整する。

教員の資質向上のためFD委員会を設置し定期的研修、ワークショップ等を実施する。

6.事業の評価体制(4行程度以内)

プログラムの評価システムとして、内部評価委員会、外部評価委員会を立ち上げ、定期

的(中間、最終)評価を実施し、PDCAサイクルが確実に回るようにし、当初のKGI

、KPIが達成されるよう定期的にモニタリングしていく。また、上記の各種委員会の中で

も定期的にPDCAサイクルが回るようモニタリングを行う。

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7.補助期間終了後の事業継続に関する検討状況(4行程度以内)

本プランで新設した3講座については、各大学において予算を確保して存続予定である

。今回のプランで設置した教育コースは基本的に継続させる。特にがんプロ共通科目の大

学連携による単位互換は、北陸地区のがん教育のコンソーシアムの一環として位置付け、

教育モデルとなるよう改善・発展させる。

8.実施計画

<24年度>

① 4月 全体会議(総務委員会、教務委員会、キャンサーボード委員会)の開催

事業計画(中期、年度)、アクションプラン等協議

② 4月 各研究コース、講座設置に伴う関係規程等の整備

③ 4月 ホームページの立ち上げ

④ 4月 E-learningクラウドシステム参加

⑤ 4月 がんプロ・キャンサーボード(テレビ会議方式)の開始

⑥ 5月 運営協議会の開催(事業計画承認決定)

⑦ 6月 FD研修会の開催

⑧ 7月 医療スタッフ系セミナーの開催

⑨ 8月 教育・臨床実地修練計画のための学術調査

⑩ 8月 IPEワークショップ開催

⑪ 9月 テレビ会議システムの導入

⑫ 9月 市民公開シンポジウム開催

⑬10月 各研究コースの開始、講座の設置

⑭11月 国際セミナーの開催

<25年度>

① 4月 全体会議(総務委員会、教務委員会、キャンサーボード委員会)の開催

事業計画(中期、年度)、アクションプラン等協議、

② 5月 ステアリングコミッテイ 運営協議会の開催(事業計画承認決定)

③ 6月 FD研修会の開催

④ 7月 医療スタッフ系セミナーの開催

⑤ 8月 IPEワークショップ開催

⑥ 9月 市民公開シンポジウム開催

⑦11月 国際セミナーの開催

<26年度>

①~⑦ 前年度事業と同じ

⑧ 1月 内部評価(中間)の実施

⑨ 2月 外部評価(中間)の実施

<27年度>

①~⑦ 前年度事業と同じ

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<28年度>

①~⑦ 前年度事業と同じ

⑧ 1月 内部評価(最終)の実施

⑨ 2月 外部評価(最終)の実施

⑩ 3月 事業成果報告会の開催

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9.事業に係る経費

(1)事業実施期間に係る補助事業予定額 (単位:千円)

年 度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

補助事業予定額 130,000 130,000 130,000 130,000 130,000

補助金申請予定額 120,000 120,000 120,000 120,000 120,000

自己負担予定額 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000

(2)平成24年度の補助金申請予定額の積算内訳 (単位:千円)

経費区分 金 額 積 算 内 訳

設備備品費 28,000

テレビ会議システム一式 28,000千円【⑪関係】

旅 費 6,000

国内旅費 3,000千円

運営協議会 50人×1回 500千円【⑥関係】

関連学術調査 10人×5回 2,500千円【⑨関係】

外国旅費 3,000千円

関連学術調査 5人×2回 3,000千円【⑨関係】

人 件 費 38,050 謝金 2,650千円

外部評価委員会委員謝金 5人×2回 250千円【①⑥関係】

FD研修会講師謝金 2人×5回 300千円【⑦関係】

医療スタッフ系セミナー講師謝金

3人×4回 360千円【⑧関係】

市民公開シンポジウム講師謝金

4人×7回 840千円【⑫関係】

国際セミナー講師謝金 3人×2回 900千円【⑭関係】

雇用等経費 35,400千円

プログラム補助事務補佐員

150千円×12月×5名=9,000千円【⑤⑫⑬関係】

(4月~3月:930円/1h)

技術補佐員

200千円×12月×1名= 2,400千円【⑤⑧関係】

プログラム企画担当研究員

500千円×12月×1名= 6,000千円【④⑫⑬関係】

講座担当特任教員

500千円×12月×3名=18,000千円【④⑬関係】

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事業推進費 57,950

消耗品費(一式) 5,000千円

教材コンテンツ作成用 3,000千円【④⑬関係】

市民公開シンポジウム用 7回 1,400千円【⑫関係】

各セミナー用 6回 600千円【⑧⑭関係】

借料・損料 4,100千円

市民公開シンポジウム会場借上

7回 2,100千円【⑫関係】

医療スタッフ系セミナー会場借上

4回 1,000千円【⑧関係】

国際セミナー会場借上げ 2回 1,000千円【⑭関係】

印刷製本費 7,000千円

学生募集用 2,000千円【⑬関係】

広報用 5,000千円【⑫⑬⑭関係】

通信運搬費 1,550千円

学生募集用 800千円【⑬関係】

広報用 750千円【⑫⑬⑭関係】

雑役務費 3,900千円

市民公開シンポジウム、セミナー会場設営等

13回 3,900千円【⑧⑫⑭関係】

委託費 36,400千円

教材コンテンツ作成委託費 25,000千円【⑬関係】

サーバー保守料 3,000千円【③④⑬関係】

ホームページ更新料 2,400千円【③⑬関係】

テレビ会議システム保守料 6,000千円【①⑤関係】

そ の 他

0

合 計 130,000

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【様式2】

同一又は類似の事業

他の補助金等の名称 なし

選定年度

取組名称

取組の概要

(5行以内)

今回の申請との関連性

(5行以内)

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

コースの名称 がんチーム医療リーダー養成コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野がん治療専門医

(チーム医療リーダー)

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医薬保健学総合研究科がん医科学専攻大学院生

養成する人材像 国際的視野を有し、がん治療に関する幅広い知識・技術を有する

がん治療専門医。将来のがんチーム医療のリーダー。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

がん治療において放射線治療医、腫瘍内科医、緩和医療医、腫瘍外

科医等が必要であるが、本コースで養成された人材は、がん治療に

関する幅広い知識・技術を有するため、将来がんチーム医療のリー

ダーとなることが期待され、がんチーム医療が推進される

教育内容の特色等 本コースにおいては、がん治療に必須の全て科目の特論・演習の単

位取得と海外研修(International Training Program)を義務化し、

将来がん医療チームのリーダーとなるために必要な教育を行う。

修了要件・履修方法 がんに関わる24単位を含む30単位以上の授業科目の履修と、が

んに関係する研究論文が学位審査に合格すること。

履修科目等

がんプロ授業科目(24単位以上、e-learning授業含む)

初期総合カリキュラム授業科目(4単位)

他の授業科目(2単位)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 3 3 3 3 14

受入目標人数 2 3 3 3 3 14

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科薬学専攻

コースの名称 がん専門薬剤師養成コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野 がん専門薬剤師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医薬保健学総合研究科薬学専攻大学院生

養成する人材像 がん化学療法が安全に、そして患者の負担を少しでも減らせるよう

に、がん薬物治療の最新の知識を有し、かつ、がん患者の心理を良

く理解し、チーム医療の中で他の医療従事者を支援できる人材。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

標準的ながん化学療法をより、多くの患者に適応できる。

がん患者に起こる薬剤等の副作用の軽減による、患者のQOLの向上と

医療費の軽減。がん患者における医療安全の向上。

教育内容の特色等 薬学系においては、広く臨床能力を高めるために新設された6年制学

士課程卒業後の学生を対象に、がん薬物治療に特化した専門能力を

たかめるための4年制博士課程の充実をはかる。特色としては、e-l

earning科目を積極的に活用する一方で、がん薬物療法に関係したよ

り実践的で専門的な能力身につけるために、薬剤師に要求されるス

キル(抗がん剤の調製、管理、バイタルサインチェック等の副作用

モニタリング)を大学間の壁を越えて、臨床現場で共通に学ぶ事の

できるシステムである。

修了要件・履修方法 講義科目は、e-learningにより受講。演習、実習科目は、富山大学と共

同で開催する。実習、演習は主に金沢大学附属病院で実施する。

修了要件:6科目6単位以上

履修科目等

<必修科目>分子腫瘍学特論(1単位)、臨床統計学特論(1単位)、

臨床栄養学特論(1単位)、がんリスクマネジメント実習(0.5単位

)、がん薬物治療副作用モニタリング演習(0.5単位)

<選択科目>腫瘍薬物学特論(1単位)、がん緩和医療学特論(1単位

)ほか3科目

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 2 2 8

受入目標人数 1 1 2 2 6

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科 保健学専攻

コースの名称 がん専門放射線技術・医学物理コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野診療放射線技師,医学物理

士, 放射線治療品質管理士

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 3年

コースの履修対象者 医薬保健学総合研究科保健学専攻(博士後期課程)大学院生

養成する人材像 国際的視野を持ち,放射線治療部門に於ける放射線技術科学,医学物

理学及び実質的品質管理の指導者/リーダー

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

がんに関する広範囲な医学的,技術的および医学物理学的知識に基

づいた患者へのケア・相談ができるようになる.

医学物理学の分野での指導者として,俯瞰的に国際医療及び地域医

療の捉え,地域の放射線治療の底上げを担う人材ができる.

教育内容の特色等 前「がんプロ」設置コースの積み上げ教育として,博士後期課程に

がん専門放射線技術・医学物理コースを置く.

個別のE-learningシステムに加えて,広範囲な関連科目を網羅する

と期待される全国的なE-learningシステムを活用し,個々の受講生

の必要・意欲に応じた自由度の高い科目選択ができる教育コースと

する.また繰り返しコースの受講できる特徴を生かし質を高める.

海外学会・研修会への参加を促し,国際的視野を高める.実践的な放

射線治療の品質管理者の養成として, 線量測定の実践的教育を行う

(地域施設インターン).

修了要件・履修方法 医学系科目 2科目2単位以上, 医師以外の医療スタッフ系科目 2科

目2単位以上の計 4単位以上. また,E-learningでの学習を本学での

学習と合わせ単位を確認し,博士課程教務委員会にて修了要件を判

定する.

履修科目等

腫瘍外科学に関する科目、腫瘍内科学に関する科目、看護学・薬学に関

する科目、医学物理に関する科目。具体的には全国の E-learning と本学

の E-learning の進捗を確認し 24 年度に整備する

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 2 2 8

受入目標人数 1 1 1 1 4

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

コースの名称 地域医療人のためのがん生涯教育コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん治療専門医

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間) 1年(延長可)

コースの履修対象者 地域でがん診療に携わる医師

養成する人材像 石川県がん診療連携拠点病院とがん診療の病病連携、病診連携がで

きるための優れた能力を有する医師(石川県がん診療推進病院・協

力病院・その他の病院・医院に勤務する医師)

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

増加するがん患者に質の高いがん医療を提供するためには、がん診

療連携拠点病院とそれ以外の医療機関との連携が必須である。本コ

ースにより多くの一定レベル以上の知識を有する医師が増えれば、

がん医療の均てん化のみならず、病院の機能分担が促進される。

教育内容の特色等 全国e-learningクラウド等を利用して自己学習を行うのみならず、

テレビ会議システムを利用したキャンサーボードへの出席を義務づ

ける。また適宜、講師の派遣による出張演習も行う。

修了要件・履修方法 必修科目3単位の取得(e-learning)。

キャンサーボードへの出席10回(テレビ会議システム)。

履修科目等

必修科目3単位(腫瘍薬物学特論、腫瘍放射線医学特論、がん緩和

医療学特論)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 6 6 6 6 27

受入目標人数 2 6 6 6 6 26

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科薬学専攻

コースの名称 がん専門薬剤師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん専門薬剤師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 3ヶ月から1年(延長可)

コースの履修対象者薬剤師免許を有し、がん専門薬剤師の資格を取得しようとする者。

日本医療薬学会認定のがん薬物療法認定薬剤師。

養成する人材像 がん化学療法が安全に、そして患者の負担を少しでも減らせるよう

に、がん薬物治療の最新の知識を有し、かつ、がん患者の心理を良

く理解し、チーム医療の中で他の医療従事者を支援できる人材。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

標準的ながん化学療法をより、多くの患者に適応できる薬剤師の育

成。がん患者に起こる薬剤等の副作用の軽減による、患者のQOLの向

上と医療費の軽減。がん患者における医療安全の向上。

教育内容の特色等 がん薬物治療について専門的に学びたいという薬剤師を対象に、e-

learning科目を積極的に活用する一方で、がん薬物療法に関係した

より実践的で専門的な能力身につけるために、薬剤師に要求される

スキル(抗がん剤の調製、管理、バイタルサインチェック等の副作

用モニタリング)を大学間の壁を越えて、臨床現場で共通に学ぶ事

のできるシステムである。一方で、がん薬物治療の専門家の講演会

等に出席する機会が地域の薬剤師には与えられる。

修了要件・履修方法 講義科目は、e-learningにより受講。演習や実習科目は、富山大学

と共同で開設し、一部は金沢大学病院において実施する。

修了要件:6科目6単位以上

履修科目等

<必修科目>分子腫瘍学特論(1単位)、臨床統計学特論(1単位)、

臨床栄養学特論(1単位)、がんリスクマネジメント実習(0.5単位

)、がん薬物治療副作用モニタリング演習(0.5単位)

<選択科目>腫瘍薬物学特論(1単位)、がん緩和医療学特論(1単位

)ほか3科目

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 4 4 12

受入目標人数 2 2 4 4 12

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健総合研究科 保健学専攻

コースの名称 地域がん医療人養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野

看護師、臨床検査技師、診

療放射線技師、理学療法士

、作業療法士

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者臨床あるいは休職中の看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理

学療法士、作業療法士

養成する人材像 地域医療に情熱を持ち、地域がん医療のネットワークを効果的に活

用し、多職種協働できる人材

医療者間の支援ができる人材

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

地域がん医療の多職種連携ネットワークが拡充するとともに、大学

院でのE-learningやキャンサーボード‐テレビ教育によるインター

ン教育方法が開発され、実証・実践される。

休業中の看護師・保健師等の地域がん医療への復帰を促す。

医療施設あるいは保健施設でのがん専門の相談、教育窓口の設置さ

れる。

教育内容の特色等 E-learningやキャンサーボード‐テレビ教育によるインターン教育

がんサバイバー教育

修了要件・履修方法 履修科目は、富山大学・福井大学・石川県立看護大学と共同で開設

し、ICT利用し共通に履修する。修了要件の詳細は、H24年度決定す

る。科目履修制度のもと、大学院単位「臨地マネジメント演習」を

活用。修了単位数は4単位を想定している。

履修科目等

・地区診断に関する科目 ・がんサバイバーの概論に関する科目

・直接的ケアに関する科目(コミュニケーション、交渉など)

・組織・ネットワークづくりに関する科目

・症例のまとめ方に関するもの(事例報告、事例研究など)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 10 10 10 10 40

受入目標人数 10 10 10 10 40

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢大学医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

コースの名称 がん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

コースの重点区分 ③研究者 養成する専門分野 がん研究医

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医薬保健学総合研究科がん医科学専攻大学院生

養成する人材像 がんに関する基礎研究、Translational researchを遂行できるがん

研究医。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

卒後研修制度の導入により、研究思考を有する医師が減少する中で

、本コースは卒前教育からリサーチマインドを植付け、卒前から研

究をはじめた学生が卒後も研究を継続することにより、国際的にレ

ベルの高いがん研究医を養成することが期待される。

また、大学院の授業でがんプロ授業科目を学ぶことにより、がんの

臨床に精通した研究者を養成することができる。

教育内容の特色等 卒前のMedical Research Training Programや基礎配属でがん研究

マインドを植付け、研究活動を開始し、卒後臨床研修期間中も研究

を継続できるがん研究者養成のための卒前・卒後一貫教育コース

修了要件・履修方法 がんに関わる24単位を含む30単位以上の授業科目の履修と、が

んに関係する研究論文が学位審査に合格すること。

履修科目等

がんプロ授業科目(24単位以上、e-learning授業含む)

初期総合カリキュラム授業科目(4単位)

他の専攻の授業科目(2単位)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 1 2 3 3 9

受入目標人数 1 2 3 3 9

79 / 106 ページ

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、医学薬学教育部東西

統合医学専攻

コースの名称 がん専門医療人リーダー養成コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野

臨床腫瘍医

放射線治療医

がん緩和ケア医

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、医学薬学教育部東西統合医学

専攻大学院生

養成する人材像 がんに関する国際的な視野を持った指導者や臨床現場でのリーダー

をはじめとした、優れたがん専門医療人

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

地域におけるがん医療の中心となり、その質の向上に貢献する。

次世代のがん医療人養成のための教育・研究スキルを身につける。

教育内容の特色等 初期研修と大学院教育の両立を計り、がんの臨床研究等に精通した

専門医を育成する。他職種との連携教育を推進し、チーム医療の中

心となる人材を育成する。

修了要件・履修方法 必修科目22単位、選択科目8単位以上、計30単位以上を履修し

、修了試験に合格すること。

履修科目等

〈必修科目〉腫瘍薬物学特論講義(1単位)腫瘍薬物学演習(1単

位)腫瘍放射線医学特論講義(1単位)腫瘍放射線医学演習(1単

位)がん緩和医療学特論講義(1単位)がん緩和医療学演習(1単

位)腫瘍病理学特論講義(1単位)腫瘍病理学演習(1単位)臨床

腫瘍学特論講義(1単位)臨床腫瘍学演習I(1単位)がん外科学特

論講義(1単位)がん外科学演習(1単位)

〈選択科目〉臨床腫瘍学演習II(4単位)など

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 3 3 3 12

受入目標人数 3 3 3 3 12

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部薬学専攻

コースの名称 がん専門薬剤師養成コース

コースの重点区分 ① 教育改革 養成する専門分野 がん専門薬剤師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医学薬学教育部薬学専攻大学院生

養成する人材像 がん化学療法が効果的かつ安全に、そして患者の負担を少しでも減ら

せるようにがん薬物治療の最新の知識を有し、かつ、がん患者の心理

を良く理解する知識・技能を持ち、チーム医療の中で他の医療従事者

を支援できる人材

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

レジメンや抗ガン剤管理および副作用対策を通じて標準的ながん化

学療法をより多くの患者へより最小の不利益で実施することがで

き、がん患者に起こる薬剤等の副作用の軽減による、患者の QOL の

向上と医療費の軽減を実施できる。がん患者における医療安全の向

上。緩和医療やがん精神医療にも精通することで、全人的なケアが

可能な人材を育成可能。

教育内容の特色等 薬学系においては、広く臨床能力を高めるために新設された 6 年制

学士課程卒業後の学生や旧課程卒で高度な薬剤師を目指す学生に、

がん薬物治療に特化した専門能力を高めるための 4 年制博士課程の

充実をはかる。よりよい教育を施すために、北陸地域にある2つの

国立大学薬学部(富山と金沢)が共同でカリキュラム開発・実施をす

る。特色としては、e-learning 科目を積極的に活用する一方で、が

ん薬物療法に関係したより実践的で専門的な能力を身につけるため

に、薬剤師に要求されるスキル(抗がん剤の調製、管理、バイタルサ

インチェック等の副作用モニタリング)を大学間の壁を越えて、臨床

現場で共通に学ぶ事のできるシステムである。2大学の大学院生が

一緒になって実習・演習を受けることで、学生間で知識を交換する

ことができ、切磋琢磨できる環境の提供にもつながる。

修了要件・履修方法 講義科目は、e-learning により受講。演習、実習科目は、金沢大学

と共同で開催する。金沢大学附属病院での実施分は富山大学の大学

院生も履修可能として単位認定できるようにする。

修了要件:6 科目 6 単位以上

81 / 106 ページ

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履修科目等

<必修科目>分子腫瘍学特論(1単位)、臨床統計学特論(1単位)、

臨床栄養学特論(1単位)、がんリスクマネジメント実習(0.5単位

)、がん薬物治療副作用モニタリング演習(0.5単位)

<選択科目>腫瘍薬物学特論(1 単位)、がん緩和医療学特論(1 単位)

ほか 3 科目

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 2 2 8

受入目標人数 1 1 1 1 4

82 / 106 ページ

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、医学薬学教育部東西

統合医学専攻

コースの名称 地域がん専門医師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん専門医

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間)3ケ月から1年

(延長可)

コースの履修対象者 地域医療機関でがん医療に携わる医師

養成する人材像 地域医療機関などでがん医療に携わる医師が、より専門性の高い教

育をうけることにより、地域がん医療の中心的役割を果たす。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

地域全体のがん医療の質の向上と均てん化をはかるとともに、がん

医療人の地域への定着を推進する。

教育内容の特色等 e-learningおよびテレビ会議システムを活用し、合同キャンサーボ

ードへの参加等を単位として認定する。

修了要件・履修方法 必修科目3単位(e-learning)。

キャンサーボードへの参加10回(テレビ会議システム)。

履修科目等

必修科目3単位(腫瘍薬物学特論、腫瘍放射線医学特論、がん緩和

医療学特論)。本コースの特徴として、キャンサーボードやセミナ

ー等への参加が単位認定の重点となるように考慮する。

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 5 5 5 5 23

受入目標人数3 5 5 5 5 23

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部薬学専攻

コースの名称 がん専門薬剤師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん専門薬剤師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 3ヶ月から1年(延長可)

コースの履修対象者

病院薬剤師でがん化学療法が効果的かつ安全に、そして患者の負担を

少しでも減らせるようにがん薬物治療の最新の知識を有し、かつ、が

ん患者の心理を良く理解する知識・技能を持ち、チーム医療の中で他

の医療従事者を支援できる者

養成する人材像 がん化学療法が効果的かつ安全に、そして患者の負担を少しでも減ら

せるようにがん薬物治療の最新の知識を有し、かつ、がん患者の心理

を良く理解する知識・技能を持ち、チーム医療の中で他の医療従事者

を支援できる人材

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

レジメンや抗がん剤管理および副作用対策を通じて標準的ながん化

学療法をより多くの患者へより最小の不利益で実施することができ、

がん患者に起こる薬剤等の副作用の軽減による、患者のQOLの向上と

医療費の軽減を実施できる。がん患者における医療安全の向上。緩和

医療やがん精神医療にも精通することで、全人的なケアが可能な人材

を育成可能。

教育内容の特色等 がん薬物治療について専門的に学びたいという薬剤師を対象に、e-

learning科目を積極的に活用する一方で、がん薬物療法に関係した

より実践的で専門的な能力身につけるために、薬剤師に要求される

スキル(抗がん剤の調製、管理、バイタルサインチェック等の副作

用モニタリング)を大学間の壁を越えて、臨床現場で共通に学ぶ事

のできるシステムである。一方で、がん薬物治療の専門家の講演会

等に出席する機会が地域の薬剤師には与えられる。

修了要件・履修方法 講義科目は、e-learningにより受講。演習や実習科目は、金沢大学

大学院薬学系と共同で開設し、一部は金沢大学病院において実施す

る。修了要件:6科目6単位以上

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履修科目等

<必修科目>分子腫瘍学特論(1単位)、臨床統計学特論(1単位)、

臨床栄養学特論(1単位)、がんリスクマネジメント実習(0.5単位

)、がん薬物治療副作用モニタリング演習(0.5単位)

<選択科目>腫瘍薬物学特論(1単位)、がん緩和医療学特論(1単位

)ほか3科目

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 2 2 8

受入目標人数 1 1 2 2 6

85 / 106 ページ

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部看護学専攻

コースの名称 地域がん看護師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 看護師・保健師・助産師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者 がん看護に関心のある看護師・保健師・助産師

養成する人材像 がん看護に関する理論やがん患者の全人的苦痛に関するアセスメン

ト能力に基づいたより実践的な看護実践能力を有する人材.

がん患者の語りを傾聴・共感ができ,がん患者の語りを生かしたが

ん医療ができる人材.

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

キャンサーボード・テレビ会議システムによる、遠隔参加型のがん看

護事例演習等を行い,地域がん看護の質の向上.

がん患者の語りが反映したがん医療.

教育内容の特色等 地域がん看護事例の演習をブレンデッドラーニング形式教育で行う.

語り(narrative)の聞き書き演習をブレンデッドラーニング形式教育

で行う. 既に資格取得したがん専門看護師(OCNS、県内に 4 名在)も講

師として活用して教育の充実を図る.

修了要件・履修方法 修了要件:必須科目2単位

授業科目は、e-learningにより受講し、他大学と共同で開設する。

履修科目等

・がん患者看護論、石川県立看護大学の牧野先生担当の科目

(1.全人的苦痛のアセスメント 2.がん看護とコミュニケーシ

ョン 3.症状マネジメント呼吸 4.症状マネジメント倦怠感 5

.症状マネジメント痛み 6.症状マネジメントと食事 7.症状

マネジメントと移動 8.症状マネジメントと清潔 9.精神症状

とストレスマネジメント 10.予防的リンパ浮腫ケア )

・がん患者の聞き書きの理論と実際

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 4 4 4 4 16

受入目標人数 4 4 4 4 16

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 富山大学医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、医学薬学教育部東西

統合医学専攻

コースの名称 がん研究者養成コース

コースの重点区分 ③研究者 養成する専門分野 がん研究者

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間)4年(MD-PhDコースの場合

は別途規定)

コースの履修対象者

医学薬学教育部生命・臨床医学専攻、医学薬学教育部東西統合医学

専攻大学院生

(MD− PhDコースの場合は別途規定)

養成する人材像 がんに関する新たな診断・治療法などの開発研究等を担う、高度な

研究能力を有するがん研究者。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

優れた研究スキルと国際的視野に立ったがん研究を行うことにより

がん医療の進歩に貢献する。

教育内容の特色等 海外の機関(米国ハーバード大学ダナ・ファーバーがん研究所およ

び韓国高麗大学臨床腫瘍学講座)との国際連携教育や、学部学生か

らがん研究に従事するMD-PhDコースによる学部-大学院一貫がん教

育を推進する。

修了要件・履修方法 必修科目22単位、選択科目8単位以上、計30単位以上を履修し

修了試験に合格すること。

履修科目等

〈必修科目〉腫瘍薬物学特論講義(1単位)腫瘍薬物学演習(1単

位)腫瘍放射線医学特論講義(1単位)腫瘍放射線医学演習(1単

位)がん緩和医療学特論講義(1単位)がん緩和医療学演習(1単

位)腫瘍病理学特論講義(1単位)腫瘍病理学演習(1単位)臨床

腫瘍学特論講義(1単位)臨床腫瘍学演習I(1単位)がん外科学特

論講義(1単位)がん外科学演習(1単位)

〈選択科目〉分子腫瘍学特論講義(1単位)など

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 3 3 3 12

受入目標人数 2 3 3 3 11

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 福井大学大学院医学系研究科先端応用医学専攻

コースの名称 がん専門医療リーダー養成コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野 がん治療専門医

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医学系研究科先端応用医学専攻腫瘍医学コースの大学院生

養成する人材像 がん医療に携わる専門的な知識及び技能に加えて、本学の特色を活か

したPET、MRIの機能画像診断を用いた臨床研究に卓越した医師

やその他の医療従事者の養成

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

がん医療に携わる専門的な知識及び技能に加えて、PETやMRI等

の機能画像診断能力に卓越したがん治療専門医のリーダーを養成す

る。

教育内容の特色等 従来の先端応用医学専攻の腫瘍医学コースの科目及び北陸がんプロ

養成プログラム・北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プランの科

目(以下、北陸がんプロ科目という。)を履修すると共に本学医科

学専攻の機能画像医学部門(高エネルギー医学研究センター担当)

の科目を履修することにより、画像診断能力の知識を修得する。

修了要件・履修方法 履修要件・履修方法は、本研究科先端応用医学専攻の履修方法に準

ずる。腫瘍医学コースの科目においては、腫瘍専門科目(北陸がん

プロ科目)との単位互換により、修了要件の単位数に参入する。

履修科目等

先端応用医学専攻腫瘍医学コース

<共通科目>

医科学基礎総論(4単位)・実験基礎演習(2単位)ほか2科目

<選択科目>

臨床腫瘍学特論(4単位)・臨床腫瘍学演習Ⅰ(2単位)・臨床腫

瘍学演習Ⅱ(4単位)(北陸がんプロ科目10単位と読み代える)

+腫瘍専門科目(北陸がんプロ科目)

機能画像医学特論Ⅱ(2単位)・機能画像医学演習(4単位)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 2 2 2 2 8

受入目標人数 2 2 2 2 8

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 福井大学大学院医学系研究科先端応用医学専攻

コースの名称 在宅緩和医療医師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 在宅診療医師

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者 がんに関わる医師

養成する人材像 診療所や病院において在宅医療を行う医師においては、がん拠点病

院等から在宅移行する症例に必要な全人的緩和医療が行える。

また、送る側の医師では在宅で行える医療を理解する事ができる。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

がん拠点病院等のがん患者が在宅医療を希望した場合に、緩和を含

む在宅医療が適応であるかを病院医師が判断できる。在宅移行を受

け入れる事ができる在宅医を増やし、また技能の向上に寄与する。

教育内容の特色等 がん性疼痛、身体障害の緩和、終末期医療、BSCとしての栄養治療、

通院治療実施時期における副作用に対する緩和、精神緩和その他、

がんの各時期における全人的緩和について学ぶ。

修了要件・履修方法 必修科目3単位を履修

公開講座等2回出席

履修科目等

がん緩和医療学特論

臨床栄養学特論

在宅緩和医療特論(新設)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 5 5 5 5 23

受入目標人数 2 4 5 5 5 21

89 / 106 ページ

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 福井大学大学院医学系研究科先端応用医学専攻

コースの名称 在宅緩和医療スタッフ養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 在宅診療医療スタッフ

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者 在宅医療に関わる、看護師、薬剤師、栄養士

養成する人材像 在宅医療に関わる医療スタッフにおいては、がん拠点病院等から在

宅移行する症例に必要な全人的緩和医療が行える。また、送る側の

医療スタッフは在宅で行う医療を理解し連携する事ができる。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

がん拠点病院等のがん患者が在宅緩和医療を希望した場合に、在宅

が適応であるかを判断できる。在宅緩和の関わることができる医療

スタッフを増やし、またその技能の向上に寄与する。

教育内容の特色等 がん性疼痛、身体障害の緩和、終末期医療、BSCとしての栄養治療、

通院治療実施時期における副作用に対する緩和、精神緩和その他、

がんの各時期における全人的緩和について学ぶ。

修了要件・履修方法 必修科目3単位を履修

公開講座等2回出席

履修科目等

がん緩和医療学特論

臨床栄養学特論

在宅緩和医療特論(新設)

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 5 10 10 10 10 45

受入目標人数 4 8 10 10 10 42

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢医科大学医学研究科生命医科学専攻

コースの名称 がんプロフェッショナルがん専門医リーダー養成コース

コースの重点区分 ① 教育改革 養成する専門分野 臨床腫瘍学

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 4年

コースの履修対象者 医学研究科生命医科学専攻大学院生

養成する人材像 がんに特化した、臓器横断的な医療専門家の養成を目指し、「がん

患者の視点」に立った「視野の広い、且つ高い品格」のある「がん

医療」を担う専門医師を養成する。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

北陸地域におけるがん専門の医療人を定着化させ、がんの早期発見

・都市部の専門病院との地域連携(術後の経過観察・化学療法・緩

和ケアなど)が促進される。地域のがん医療レベルが向上し、一般

住民の「がん」の知識が広まるとともに「がんプロ」への理解が深

まる。臓器横断的がん医療が進歩し全人的がん医療が普及する。

教育内容の特色等 高い臨床能力と研究能力を併せ持つがん専門医養成のための融合型

教育システムの構築であり、ICTを教育ツールとする。

修了要件・履修方法 <修了要件>

博士課程に4年以上在学し、所定の単位数以上を習得し、かつ必要

な研究指導を受けた上、学位論文の審査に合格することで博士(医

学)を授与する。専門医養成コースの授業科目のうち必修科目12

単位を含む15単位を修得したものには北陸がんプロフェッショナ

ル認定医の申請資格を授与する。

<履修方法>

ICTの活用とスクーリングによる各特論の受講と、テレビ会議シ

ステム活用によりキャンサーボード症例検討会参加や各演習科目の

履修を行う。

履修科目等

<必修科目>

腫瘍薬物学特論、腫瘍放射線医学特論、がん緩和医療学特論、腫瘍病

理学特論、臨床腫瘍学特論、がん外科学特論、腫瘍薬物学演習、腫瘍

放射線医学演習、がん緩和医療学演習、腫瘍病理学演習、臨床腫瘍学

演習、がん外科学演習 (各1単位)

<選択科目>

分子腫瘍学特論、臨床統計学特論、臨床栄養学特論、臨床統計学演習、

分子生物学入門 (各1単位)

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養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 3 3 3 12

受入目標人数 2 2 3 3 10

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 金沢医科大学医学研究科生命医科学専攻

コースの名称 がんプロフェッショナル専門医養成系コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 臨床腫瘍学

コースの開始時期 平成24年10月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者1 大学(医学課程)を卒業した者、又は同等以上の者

2 各学会の認定医・専門医の資格を取得した医師

養成する人材像 富山県西部能登南部連合地域および能登北部地区を重点にがん診療

に携わる医師を対象として、地域におけるがん専門医を養成する。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

過疎地域において「がんプロエキスパート医」を定着化させるとと

もに、修了後も本学と緊密な連携をとりながら地域におけるがん診

療の向上につなげる。

教育内容の特色等 ICTの活用とスクーリングによる各特論の受講と、テレビ会議シ

ステム活用によりキャンサーボード症例検討会参加や各演習科目の

履修を行う。

修了要件・履修方法 e-learningの受講とテレビ会議システムを利用したキャンサーボー

ドへの参加により、その専門領域の知識の習得状況を評価したうえ

で単位として認め、必修科目3単位の修了により「がんプロエキス

パート医」として認定する。

履修科目等

※腫瘍薬物学特論、※腫瘍放射線医学特論、※がん緩和医療学特論、

腫瘍病理学特論、臨床腫瘍学特論、がん外科学特論、分子腫瘍学特

論、臨床統計学特論、臨床栄養学特論、臨床統計学演習、腫瘍病

理学演習、分子生物学入門、コンサルテーション論 (各1単位)

※「がんプロエキスパート医」必修科目

養成人数 年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 3 3 3 3 15

受入目標人数 2 2 3 3 3 13

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 石川県立看護大学看護学研究科 看護学専攻 博士前期課程実践看

護学領域 成人看護学分野

コースの名称 がん看護専門看護師養成コース

コースの重点区分 ①教育改革 養成する専門分野 がん看護専門看護師

コースの開始時期 平成25年4月 修業年限(期間) 2年

コースの履修対象者 看護学研究科看護学専攻博士前期課程成人看護学分野大学院生

養成する人材像 がん患者のQOLの向上を目的として、個人、家族、および集団に対し

て、キュアとケアの融合による高度な看護学の知識・技術を駆使して

、対象の治療・療養・生活過程の全般を統合・管理し、卓越した看護

ケアを提供できる看護師。さらに、総合的な判断能力と組織的な問題

解決力を持ち、専門領域における新しい課題に挑戦し、現場のみなら

ず、教育や政策の課題にも反映できる開発的役割がとれる変革推進者

として機能できる看護師。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

・がん患者個人、家族、および集団に対して、キュアとケアの融合に

よる高度な看護学の知識・技術を駆使して看護ケアを提供する。

・国際的視点を取り入れながら新しい看護研究を実践に活かすこと

ができる。

教育内容の特色等 従来の教育手法とは違い、全国規模のe-learningの活用や医学診断

を含む実習によって、より広い知識の修得を図る。

修了要件・履修方法 必須科目42~44単位、選択科目4単位以上、計46単位以上を履修し、

がん専門看護師認定審査に合格すること。

履修科目等

<必須科目>38 単位+特別研究(4~6 単位)

・『共通科目 A』4単位;「看護科学論」(2単位)、「看護研究」

(2単位)

・『共通科目B』6単位;「フィジカルアセスメント」(2単位)、

「病態生理学」(2単位)、「臨床薬理学」(2単位)

・『専攻分野共通科目』6単位;「成人看護学特論」(2単位)、「継

続・緩和ケア展開論」(2単位)、「がん病態治療学特論」(2単位)

・『専攻分野専門科目』(演習)8単位;「継続・緩和ケア演習」(仮)

(がん薬物療法、放射線療法看護、緩和ケア、がんリハビリテーショ

ン看護、幹細胞移植看護、緩和ケア、などを含む)

・「継続・緩和ケア実習」(実習);10単位(300時間)

・「特別研究」

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<選択科目>4単位以上

・「共通科目A」4単位以上;「コンサルテーション論」(2単位)

、「ケアと哲学」(2単位)、「看護教育特論」(2単位)、ほか4

科目

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 3 3 3 3 12

受入目標人数 2 2 2 2 8

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 石川県立看護大学看護学研究科 看護学専攻 博士前期課程実践看

護学領域 成人看護学分野

コースの名称 地域がん看護師養成コース(インテンシブ)

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん看護(緩和ケア)

コースの開始時期 平成24年4月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者北陸3県でがん看護の臨床経験が3年以上の看護師(または、がん

看護経験が3年以上ある休職中の看護師)

養成する人材像 ・個人、家族、集団に対して、総合的な判断能力と組織的な問題解決

力さらに倫理に関する解決能力を養う。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

・がん患者やその家族、医療者間の倫理的問題、緩和ケア、在宅医

療などに関する知識を提供する(事例検討会の内容をデータベース化

し、北陸がんプロのホームページにアップする)。

・在宅看護師と施設看護師との連携の推進

教育内容の特色等 ・北陸3県においてテレビ会議システムのある病院やその近隣で働

く看護師が、遠隔地域にいながらにして互いにがん看護に関する困

難事例について意見を交換し、看護大学のがん看護専門教員やOCSN

から助言を得ることができる。

・本課程において修得した単位を、大学院の単位認定を行い(4単位

以内)、OCNSへの進学の可能性を広める。

・全国規模のe-learningの活用をすることによって、より広い知識

の修得を図る。

・北陸がんプロのホームページに事例検討会の内容をデータベース

化することによって、広く困難事例を解決する能力を養うことがで

きる。

修了要件・履修方法 必修科目4単位の履修

履修科目等

・「看護演習」;1単位(12回/年の事例検討会への出席)

・e-learningによる単位修得;3単位

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 8 8 8 8 8 40

受入目標人数 4 8 8 8 8 36

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【様式3】

教育コースの概要

大学名等 石川県立看護大学看護学研究科 看護学専攻 博士前期課程実践看

護学領域 成人看護学分野

コースの名称 地域がん看護活性化コース(インテンシブ)

※地域がん看護師養成コースの休職中看護職復帰教育等を特化

コースの重点区分 ②地域貢献 養成する専門分野 がん看護(緩和ケア)

コースの開始時期 平成24年4月 修業年限(期間) 1年 (延長可)

コースの履修対象者北陸3県でがん看護の臨床経験が3年以上の看護師(または、がん

看護経験が3年以上ある休職中の看護師)

養成する人材像 ・個人、家族、集団に対する判断能力と問題解決力さらに倫理に関す

る解決能力を養う。

当該人材養成により

期待される成果や効

果(アウトカム)

・がん患者やその家族の倫理的問題、緩和ケアに関する知識を提供

する。

・休職中の看護職者の復帰を促し、地域のがん看護の活性化を図る

・休職中の看護職者の職場復帰。

教育内容の特色等 ・北陸3県においてテレビ会議システムのある病院やその近隣に住

む休職中の看護師が、遠隔地域にいながらにして互いにがん看護に

関する困難事例を通して知識を得ることができる。

・本課程において修得した単位を、大学院の単位認定を行い(4単位

以内)、OCNSへの進学の可能性を広める。

・全国規模のe-learningの活用をすることによって、より広い知識

の修得を図る。

・北陸がんプロのホームページに事例検討会の内容をデータベース

化することによって、広く困難事例を解決する能力を養うことがで

きる。

修了要件・履修方法 必修科目4単位の履修

履修科目等

・「看護演習」;1単位(12回/年の事例検討会への出席)

・e-learningによる単位修得;3単位

養成人数

年度 H24 H25 H26 H27 H28 計

募集人員 4 4 4 4 4 20

受入目標人数 2 3 4 4 4 17

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【様式4】

がんに特化した講座の設置計画

講座の名称① 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科がん医科学専攻

がん制御学講座 国際がん治療学分野

講座の目的

(3行以内)

がんに特化した集学的治療を遂行できるがん治療医養成を目的と

し、指導教員として集学的治療に関わる専門分野教員を充当する

。国際的視野習得のため、一定期間の海外研修を義務づける。

講座の体制

集学的治療学教授(兼担)、腫瘍内科学教授(兼担)、放射線治

療科臨床教授(兼担)、緩和ケアチーム臨床准教授(兼担)、助

教1名(専任)

設置予定年月 平成24年10月 財源 大学改革推進等補助金

補助期間終了後の講座

存続の見通し(2行以内)

自大学において予算を確保して存続予定

講座の名称② 富山大学医学薬学研究部臨床腫瘍学講座

講座の目的

(3行以内)

臨床腫瘍学の教育・研究を通して、優れたがん専門医療人を養成

する。地域がん医療の質向上に努めるとともに、国内外の機関と

の連携により、高度な研究能力を持ったがん研究者を養成する。

講座の体制 教授もしくは准教授1名(兼担)、助教1名(専任)

設置予定年月 平成24年10月 財源 大学改革推進等補助金

補助期間終了後の講座

存続の見通し(2行以内)

自大学において予算を確保し存続予定

講座の名称③ 福井大学医学部腫瘍病態治療画像解析学講座

講座の目的

(3行以内)

がんに対する先端的分子イメージング確立と優れた定量法の開発

治療前後の嚥下・咀嚼・栄養評価に関する機能的画像定量の開発

医工学応用による新しいがん画像システムの開発

講座の体制 教授1名(兼担)、助教1名(専任)

設置予定年月 平成24年10月 財源 大学改革推進等補助金

補助期間終了後の講座

存続の見通し(2行以内)

自大学において予算を確保し存続予定

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参考資料④

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」

選定結果、推進委員会からのコメント

(当日配布資料)

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お問い合わせ先:

北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン事務局

〒920-8640 石川県金沢市宝町 13 番 1 号

TEL:076-265-2854 FAX:076-265-2855

E-mail: [email protected]

http://www.gan-pro.com

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