日本航空業界の...

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日本航空業界の マーケティング戦略 4230 ゆりか 2016/09/15

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Page 1: 日本航空業界の マーケティング戦略kazov/2018/present/4...ANAのマーケティング戦略(1) エアライン事業領域の拡大! 4 ビジネス事業 首都圏発着枠拡大

日本航空業界のマーケティング戦略

4230 ゆりか

2016/09/15

Page 2: 日本航空業界の マーケティング戦略kazov/2018/present/4...ANAのマーケティング戦略(1) エアライン事業領域の拡大! 4 ビジネス事業 首都圏発着枠拡大

目次企業概要 (ANA, JAL)

ANAのマーケティング戦略

JALのマーケティング戦略

独自の視点による比較

格安航空会社(LCC)について

主な格安航空会社(LCC)

まとめ

参考文献2

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企業概要 (1)(2)

全日本空輸株式会社

代表取締役社長 篠辺 修

設立 1952年 12月27日

資本金 250億円

ANAホールディングス株式会社の子会社で、国内線乗客数において日本最大。世界最大の航空アライアンスであるスターアライアンスに加盟。

日本航空株式会社

代表取締役社長 植木義晴

設立 1953年10月1日 (創業1951年8月1日)

資本金 3,558億450万円

日本航空株式会社法が1953年に施行されてから1987年に廃止されるまで日本のフラッグ・キャリアであった。世界を代表するエアラインが結集したワンワールドに加盟。

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ANAのマーケティング戦略 (1)

エアライン事業領域の拡大!

ビジネス事業

首都圏発着枠拡大

ホワイトスポット進出

プレジャー需要

リゾート

訪日需要取り組み

日本市場での需要喚起

あらゆる需要層をターゲットとし、FSC, LCCの両ブランドの訴求力を高め、エアライン事業領域の拡大を通じて安定した収益基盤の確立を目指す。

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JALのマーケティング戦略 (2)

目標は世界一の顧客満足!

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• お客さまに世界一の「安全性」「定時性」「快適性」「利便性」を提供することで、世界一の顧客満足を目指し、再利用意向と他者推奨意向を高め、収益を上げて社会に貢献していくという戦略をとっている。

• ロイヤルティ➡顧客の囲い込みに• クチコミ➡新規顧客の獲得、最終的には収益につながる。

• 価格だけでなく、品質に価値を感じてもらえるサービスを提供することがLCCとの差別化にも。

http://www.hitachisystems.com/report/suggestion/ux/ima

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独自の視点による比較 (1) (2) (10)

マイレージ

*ANAカードの利用で提携カード会社のポイントが貯まり、そのまま随時ANAマイルに移行する。また、入会時とカード更新時に無条件でボーナスマイルが入る。

*JALカードの利用でJALマイルが直接貯まる。また、毎年初回搭乗マイルとなっており、獲得にはフライト搭乗が必要条件となっている。

利便性

*ANAは国内線シェアトップの航空会社。国際線もアジア方面に強く、航空便の就航都市も多い。正規運賃は高いが、旅割や特割などの航空運賃の割引メニューが充実している。

*国内線、国際線共に充実。国内線の利用客はANAに次いで2位。早めの予約で割引が適用される先得割の他に、「おともdeマイル割引」等の独自のサービスがある。

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格安航空会社LCCについて (3) (6) (9)

・LCCとは、効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが

簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社である。

・Point to Point (2地点間運航)に限定した中短距離・多頻度運航が多いのが特徴。

◎LCCのメリット

運賃がとにかく安い (⇒大手航空会社と比較すると2-5割安いと言われている。)

時限的なセールがある

片道でも安価な料金で購入できる

◎LCCのデメリット

機内食、飲み物、毛布、エンターテイメントなど機内サービスが有料

欠航時の保証がない、遅延が多い、フライトキャンセルが多い

シートピッチが狭い7

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主な格安航空会社(LCC) (4)(5)

ピーチ・アビエーション

ANAホールディングスを筆頭株主に持ち、関西国際空港を拠点とする。桃色と紫色の中間色のフーシア色を基調にしたデザインが特徴的。

バニラ・エア

2011年にエアアジア・ジャパン株式会社として設立。2012年に就航し、2013年10月26日をもってすべての便の運航を一時休止。同年11月1日に商号をバニラ・エア株式会社に変更したのち、12月20日から運航を再開。

ジェットスター・ジャパン

日本を拠点とするジェットスター・ジャパンは、豪カンタスグループ、日本航空株式会社、三菱商事株式会社などが出資。グループ全体で、アジア太平洋地域の60都市以上に週4,000便以上を運航。

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まとめ (7) (8) (9)

大手航空会社がLCCに負けない理由・大手航空会社は便数が圧倒的に多いのに対し、

LCCは少ない航空機を使い回しているため、遅延や欠航が出やすい。

・また、LCCではコスト削減のため、機内設備やサービスなどが

大手と比べ縮小されているほか、予約が変更不可、飛行機が小さい、

サービスがよくない、座席が狭いなどのデメリットがある。

・一般的には、大手航空会社はLCC各社と比べると料金は割高だが、

早期割引を利用することでLCCより安くなるケースもある。

・また、機内サービスや機内設備が充実している、荷物のサイズ制限が

緩いなどの快適性に大きな違いがある。

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参考文献

1. http://www.ana.co.jp/group/ 参照日 2016/06/14

2. https://www.jal.com/ja/ 参照日 2016/06/14

3. https://ja.wikipedia.org/ 参照日 2016/06/14

4. http://www.flypeach.com/pc/jp 参照日 2016/06/14

5. https://www.vanilla-air.com/jp/ 参照日 2016/06/14

6. http://www.ena.travel/ena/support/lcc_notice.html/ 参照日 2016/06/14

7. http://www.soratabi.com/travel-column/111/ 参照日 2016/09/12

8. JAL, ANAは格安航空会社に勝てるのか 中央公論 杉浦一郎 2011.03

9. 間違いだらけのLCC選び 草思社 杉浦一機 2014.05.22

10. 図解入門業界研究最新航空業界の動向とカラクリがよくわかる本

吉田力 2014.12.26

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