医療アントレプレナー育成プログラム research...

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医療アントレプレナー育成プログラム Research Studio 2018 powered by SPARK」 開催報告 筑波大学T-CReDOと慶應義塾大学病院臨床研究推進センターは、国内で初めてとなるアカデミア発の医 療製品開発に特化したアクセラレーションプログラム”Research Studio powered by SPARK”を2018年 より開始致しました。 医薬品に関する橋渡し研究の支援で既に多くの成果を生み出しているスタンフォード大学SPARKプログラム 等と連携してT-CReDOで開発した新規プログラムで、アカデミアで企画された医療に特化した起業家育成ア クセラレーションプログラムは国内初になります。AMED「橋渡し研究戦略的推進プログラム 拠点間ネットワーク 人材育成事業」の支援を受け、10月より開講しました。講師やメンター陣には、T-CReDOの関連プログラム で培ってきた臨床開発からビジネスモデルまでの多様で経験豊かな人材を登用し、スタンフォード大学・UCSD 等、海外からも講師・メンターを招聘し、グローバルな視点から指導を仰ぐ機会を設けることが出来ました。 3日間のBoot Campを含む合計2ヶ月半の期間、毎週のメンタリングを経てプロジェクトをBrush upしていきました。 つくば臨床医学研究開発機構・慶應義塾大学病院臨床研究推進センター 主なメンターと講師 荒川義弘 筑波大学つくば臨床医学研究開発機構 (T-CReDO) 機構長 池野文昭 Stanford Biodesign Program Director (U.S.) Japan MedVenturePartners株式会社 CMO 筑波大学客員教授 Daria Mochly-Rosen Director of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical & Systems Biology Kevin Grimes Co-director of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical and Systems Biology, MD, MBA Greg McKee CEO, CONNET, San Diego 松本正 株式会社レクメド 代表取締役社長 筑波大学客員教授 小栁智義 T-CReDO TR推進・教育センター長 昌子久仁子 元テルモ株式会社 取締役薬事部長・臨床開発部長 三澤裕 一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会 専務理事 井上智子 オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 [順不同] 稲葉太郎 Remiges Ventures 株式会社 マネージングパートナー 渕上欣司 Mitsui Global Investment ベンチャーパートナー Christian Elze Senior Partner, Catenion GmbH, Berlin, Germany Y. Jane Tseng Director, SPARK Taiwan, Science and Technology Policy Research and Information Center, Taiwan 山田雅信 T-CReDO 研究開発マネジメント部長 山本信行 T-CReDO 研究開発マネジメント部副部長 つくば臨床医学研究開発機構専門員 国際経営、医薬開発、医療機器開発、レギュラトリーサイエンス、循環器内科、脳神経外科、整形外科、消化器内科 和氣泉 T-CReDO 研究開発マネジメント部技術移転マネジャー 土屋裕 エーザイ株式会社 取締役 森田裕 大野総合法律事務所 弁理士/博士(医学) 牛田雅之 合同会社マイルストーン 代表社員 野口昌克 日本医療機器開発機構(JOMDD) 片田江舞子 東京大学エッジキャピタル(UTEC) 長谷川宏之 三菱UFJキャピタル 執行役員ライフサイエンス部長 津田真吾 INDEE Japan 代表取締役 テクニカルディレクター共同創業者 Dennis Abremski Executive Director, Institute for the Global Entrepreneur (IGE), Jacobs School of Engineering, UC San Diego Jean-Jacques Yarmoff International Strategy, biolabs, Cambridge, USA スケジュール

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医療アントレプレナー育成プログラム「Research Studio 2018 powered by SPARK」 開催報告

筑波大学T-CReDOと慶應義塾大学病院臨床研究推進センターは、国内で初めてとなるアカデミア発の医

療製品開発に特化したアクセラレーションプログラム”Research Studio powered by SPARK”を2018年

より開始致しました。

医薬品に関する橋渡し研究の支援で既に多くの成果を生み出しているスタンフォード大学SPARKプログラム

等と連携してT-CReDOで開発した新規プログラムで、アカデミアで企画された医療に特化した起業家育成ア

クセラレーションプログラムは国内初になります。AMED「橋渡し研究戦略的推進プログラム 拠点間ネットワーク

人材育成事業」の支援を受け、10月より開講しました。講師やメンター陣には、T-CReDOの関連プログラム

で培ってきた臨床開発からビジネスモデルまでの多様で経験豊かな人材を登用し、スタンフォード大学・UCSD

等、海外からも講師・メンターを招聘し、グローバルな視点から指導を仰ぐ機会を設けることが出来ました。

3日間のBoot Campを含む合計2ヶ月半の期間、毎週のメンタリングを経てプロジェクトをBrush upしていきました。

つくば臨床医学研究開発機構・慶應義塾大学病院臨床研究推進センター

主なメンターと講師陣

荒川義弘筑波大学つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO) 機構長

池野文昭Stanford Biodesign Program Director (U.S.) JapanMedVenturePartners株式会社 CMO筑波大学客員教授

Daria Mochly-RosenDirector of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical & Systems Biology

Kevin GrimesCo-director of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical and Systems Biology, MD, MBA

Greg McKeeCEO, CONNET, San Diego

松本正株式会社レクメド 代表取締役社長筑波大学客員教授

小栁智義T-CReDO TR推進・教育センター長

昌子久仁子元テルモ株式会社 取締役薬事部長・臨床開発部長

三澤裕一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会 専務理事

井上智子オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長

[順不同]

稲葉太郎Remiges Ventures 株式会社 マネージングパートナー

渕上欣司Mitsui Global Investment ベンチャーパートナー

Christian ElzeSenior Partner, Catenion GmbH, Berlin,Germany

Y. Jane TsengDirector, SPARK Taiwan, Science and Technology Policy Research and Information Center, Taiwan 山田雅信

T-CReDO 研究開発マネジメント部長

山本信行T-CReDO 研究開発マネジメント部副部長

つくば臨床医学研究開発機構の専門員国際経営、医薬開発、医療機器開発、レギュラトリーサイエンス、循環器内科、脳神経外科、整形外科、消化器内科

和氣泉T-CReDO 研究開発マネジメント部技術移転マネジャー

土屋裕エーザイ株式会社 取締役

森田裕大野総合法律事務所 弁理士/博士(医学)

牛田雅之合同会社マイルストーン 代表社員

野口昌克日本医療機器開発機構(JOMDD)

片田江舞子東京大学エッジキャピタル(UTEC)

長谷川宏之三菱UFJキャピタル 執行役員ライフサイエンス部長

津田真吾INDEE Japan 代表取締役テクニカルディレクター共同創業者

Dennis AbremskiExecutive Director, Institute for the

GlobalEntrepreneur (IGE), Jacobs School ofEngineering, UC San Diego

Jean-Jacques YarmoffInternational Strategy, biolabs,

Cambridge,USA

● スケジュール

①国内の大学院生・アカデミア研究者・アカデミアと共同研究を実施する企業研究者・教員等で医療シーズを持ち開発意欲のある方(知財出願済もしくは出願間際であり、起業を検討中)②ビジネス経験を持ち、①の研究者のシーズをもとに起業することも検討可能な方③起業に興味があり、アカデミアに所属している医療または臨床開発の経験があり助言が可能な方

を対象に募集を実施し、多くの方に応募頂きました。内部選考を経て、計5チーム 20数名の受講生が今回の参加となりました。(選考から漏れた方の内希望者は‘インターン’として、Boot Campのみ参加しました。)

● 受講生の選考

10月6-8日の3日間、筑波大学イノベーション棟8階講堂にて濃密な講義を受講しました。知財、Taget Product Profile、医薬品・医療機器及び再生医療等製品の開発・事業戦略に関する網羅的な内容から、スタートアップの設立と運営、資金戦略やVCからの資金調達に関するビジネスモデル構築・戦略に関する内容まで、幅広く学習頂きました。5チームのプロジェクトも御発表頂き、活発な意見交換が早速実施されました。講師陣も、現場の経験に基づいた実用的内容を中心に、熱気に溢れたメッセージを受講生へ届けて頂きました!

● Boot Camp

Greg MckeeCONNECT President & CEO

三澤裕日本医療機器テクノロジー協会 専務理事

土屋裕エーザイ㈱ 取締役

井上智子オムロンベンチャーズ㈱代表取締役社長

牛田雅之合同会社マイルストーン代表社員

森田裕大野総合法律事務所弁理士

前後半5回ずつに分けて、Value proposition & TargetProduct Profile 及びBussiness model構築に関するグループワークを継続して行いました。

ショートレクチャーによる講義・毎回のチーム毎のピッチ発表を継続しながら、キーとなるテーマに分けてグループワークを繰り返しました。つくばメイン会場&慶応 サテライト会場にて、チーム内でもTV会議システムを用いる講師陣からのメンタリングを経て、様々な角度からの分析を行い、時にはPivot・方針転換もしながら議論が継続されました。

● 毎週水曜日のメンタリング

●中間ピッチ発表 & 「Research Studio powered by SPARK」招待講演

中間ピッチでは、各チームにTarget Product Profileを中心に、英語で10分間の発表・10分間の質疑応答を行いました。COIの関係で詳細は掲載できませんが、活発な質疑応答がなされました!

スタンフォード大学SPARKプログラム Co-Director、Kevin Grimes教授の来筑にあわせて国内外のトランスレーショナルリサーチ関係の先生方をお招きし、オープンセミナーを開催しました。海外のSPARKプログラムの活動の実際や、米国・欧州・日本でのバイオテックへの投資やVCの活動状況などご講演頂きました。

Kevin GrimesCo-director of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical and Systems Biology, MD, MBA

Y. Jane TsengDirector, SPARK Taiwan, Scienceand Technology Policy Researchand Information Center, Taiwan

Christian ElzeSenior Partner, CatenionGmbH, Berlin, Germany

稲葉太郎レミジェス・ベンチャーズ マネージングパートナー

● 最終ピッチ発表

後半のグループワークでは、主にビジネスモデル・ビジネスプラン構築を中心に作業を行いました。最終ピッチでは、Target Product Profileに加えて、開発ロードマップやビジネスプランに関する内容が追加され、各チームで今迄の経緯を踏まえたストーリー性のある発表がなされました。中間ピッチ以上に、英語での10分間の発表・10分間の質疑応答も進歩が認められ、受講生の本気度が

十分に伝わってくる状況でした。その熱気におされ、昼休みの選考委員会では、現時点での完成度を優先すべきか、今後の発展性を重要視すべきか、など各メンターで意見の相違もあり、チームを評価・選考することの難しさを再認識する結果となりました。

熟慮を重ねた結果、本年度の最優秀チームは、以下のチームが受賞致しました。

Team Metcela“Revolutionizing the Way We Treat Heart Failure”

その他の4チームも、短期間ながら、毎週Home workも課せられる濃密なプログラムに参加頂くことで、様々な視点からのメンターの意見を踏まえて、各々のプロジェクトを推進する機会を設けることができました!ハードなプログラムを修了した功績に対して以下の賞を授与させて頂きました。(最優秀賞 及び グローバルアントレプレナーシップ賞の2チームが、UCSDの海外メンタリングプログラムに参加して頂くこととなりました。受講生の皆様、3か月間の長丁場 本当にお疲れ様でした。)

Research Studio 2018 Global Entrepreneurship Award“Team CardioGas Technologies”

Research Studio 2018 Sparking Innovation Award“Team Oculus”

Research Studio 2018 Biotech Innovation Award“Team B2B Med Onco”

Research Studio 2018 Medtech Innovation Award“Team n RFA”

Daria Mochly-Rosen Founder and President of the SPARK Program at Stanford University School of Medicine, Professor of Chemical and Systems Biology, PhD

Kinji FuchikamiMitsui & Co. Global

Investment, Inc.

● 「Research Studio powered by SPARK」招待講演

最終ピッチに合わせて、スタンフォード大学SPARKプログラム 代表のDaria Mochly-Rosen教授に御登壇頂きました。基礎研究の成果を実用化に結び付けた経験を踏まえて、我々に熱いメッセージを届けて頂きました。また、翌日の国際シンポジウムに出席予定の海外招聘した先生方にもグローバルな視点からご発言いただきました。経験豊富な立場からのコメントは、受講生に大変刺激になりました!

Dennis Abremski Executive Director, Institute for the Global Entrepreneur (IGE), Jacobs School of Engineering, UC San Diego

Jean-Jacques YarmoffInternational Strategy, biolab

● Research Studio‘International Symposium on Entrepreneur-Fostering Programs and Ecosystem’

リサーチスタジオ 2018の締めくくりとして、慶応義塾大学病院にて国際シンポジウムを開催致しました。キーノートレクチャーとして、日本の最先端を切り拓いている 慶応義塾大学での再生医療分野における取り組みについて、岡野栄之教授にご講演頂きました。Daria Mochly-Rosen教授からは、SPARK立ち上げの経緯と現在までの成果についてご説明頂きました。非常に興味深い内容でした!更には、東京大学、慶応義塾大学、筑波大学、スタンフォード大学でのアントレプレナー教育/橋渡し研究

の推進の実際や、スタートアップ関連のエコシステム構築のための事業として、UCSDでの取り組みやBiolabsの活動等をご紹介頂きました。また、リサーチスタジオ並びに、慶応/筑波大学の別のアントレプレナープログラムの最優秀チームから、ピッチ

発表を行って頂きました。いずれも、議論に議論を重ねたプロジェクトであり、聴衆も興味津々で数多く質問の手が挙がりました。懇親会でも様々な分野で活躍されている参加者同士、Networkingが行われました。

来年度も、リサーチスタジオは継続予定です!!

開催時期や、受講生の公募方法、グループワークの進め方など、本年度の実績を踏まえて、よりよい内容に作り替えて参りたいと思います。引き続きの受講・ご支援 どうぞよろしくお願い致します。

● UCSD海外メンタリングプログラム ‘Entrepreneur Training Program’参加

2019/2/11-15の5日間、Research Studio 2018で最優秀賞受賞のTeam Metcela 及び グローバルアントレプレナーシップ賞受賞のTeam CardioGas Technologies の2チームが、Research Studio 2018で洗練した開発計画およびビジネス展開に関して、海外展開を含めたグローバルな視点での展開をさらに具体化すべく、米国サンディエゴのUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のメンタリングプログラム参加及びフィールドワーク実施のため訪米しました。

Dennis Abremski

プログラム前半は、米国での起業経験が豊富なメンター方から熱の入った講義を受ける機会を設け、彼ら自身の貴重な経験に基づいた米国におけるビジネス展開に関する理解を深めました。後半は各チームそれぞれフィールドワークを実施し、最終日に成果報告をピッチしました。

UCSDで、米国の規制やビジネスを熟知するシリアルアントレプレナーからの講義を受けました。

訪米前に専任メンターと事前メンタリングを行い論点を明確化したことで、今後の米国展開に関して具体的なディスカッションが行うことができました。

・現地臨床医との多数の面談を行い、海外の状況を踏まえたグローバルな視点から、臨床開発の計画を最適化しました。

・現地企業とのミーティングを通じて、米国での事業展開のイメージを具体化させました。

・米国での治験実施や共同開発において重要な、Scientific Advisory Boardのリクルートを進めました。

・米国の治験状況や臨床現場の実際を知ることで、米国での治験実施に関する方向性を具体化できました。

・臨床開発について、日米の医療環境の差および医療現場での意思決定者の違いが明確になりました。

・米国でのメンタリングによって、計画立案の上での課題の整理が進み、今後の方針を明確化させました。

・本品の課題が米国においてもアンメットニーズであること、新しい治療法であることが高く評価されていることが実感できました。

・本品技術の有するビジネス面での潜在的価値を踏まえたメンタリングは米国以外では得にくいものであり、そこから多くの気づきが得られました。

収穫の多い訪米となりました。各チーム、今回変更した事業計画を踏まえ、以降の事業プランを前に進めていきます。

参加者の感想

「日本での治験開始」や「承認取得」といった直近の目標だけに取り組むのではなく、外国の市場でも受け入れられる製品にすることの重要性・問題意識をResearch Studioで育み、それを実践・確認する場としてUCSD研修が機能したように思います。

Target Product ProfilesやCareer Development ProgramについてはResearch Studioでメンタリングを受けたり、筑波大学の先生方と詰めた上で研修に臨んだことで、短期間でありながら非常に突っ込んだ議論をすることができました。これは、Research Studioでの事前準備なしにはなし得なかったことで、十分に議論を深めて置くことでOutcomeが最大化することを強く実感する結果となりました。

フィールドワークとして現地臨床医と面談中

サンディエゴ近郊でフィールドワーク中の風景

参加者の感想

Research Studio 2018で、きちっとしたピッチ資料を作った状態で、さらに今回の研修に当たっては、事前にプレメンタリングで論点が明確になった状態で、UCSDでの講義やメンタリングを受けられたことが非常に良かった。

メンターと一緒にインタビューをさせていただいた。まさにOn-The-Job Trainingという感じでよかった。

メンターがかなりガッツリと丁寧に(自分がやるように)指導してもらえたことは非常に良かった。

メンターのやる気に圧倒されました。

Team Metcelaの収穫

Team CardioGas Technologies の収穫

UCSD研修スケジュール2019年2月

Day 1 (2/11 Mon) 2 (2/12 Tue) 3 (2/13 Wed) 4 (2/14 Thu) 5 (2/15 Fri)

Mo

rnin

g

9:00-10:15Classroom activityPresentation/ Feedback

10:30-12:00Classroom activityConcept review

9:00-10:30Classroom activityRegulatory Path

11:00-CardioGas & Metcelax Clinician

12:00-12:30Introduction of ACTRI:Cardio & Metcela & PLIMESx Clinician

9:00-10:30Classroom activity

11:00-Metcela x Company

11:30-1:00Classroom activityFeedback fromyesterday’s interview

6:00-7:00Cardio & Metcelax Clinicians (Zoom)

9:45-Metcela x Company

11:30-

Metcela x

Company

FinalPresentation

Aft

ern

oo

n

1:00-1:30Classroom activityPrepping for Interviews &Client Meetings, Interviewing

2:00-4:00Mentoring Session

12:00-Metcela x Incubation Lab

12:30-Metcela x Clinician

12:30-Metcela x Clinicians

1:00-2:00Cardio x Clinicians (Zoom)

3:00-5:00Mentoring for CardioGasVisiting Company (PLIMES)

3:00-Metcela x Executive Director

2:00-Metcela x Clinicians

4:00-

Metcela x Company

12:00-12:30CardioGas &

Metcelax Clinicians

2:00-Metcela x Incubation Lab

3:00-Metcela x Clinician