なぜ gibson...

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0 2018 年度 上智大学経済学部経営学科 網倉ゼミナール 卒業論文 なぜ Gibson は倒産したのか これからのギター業界の動向 A1542639|大隅淳平| 2019 年 1 月 15 日提出

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2018年度 上智大学経済学部経営学科 網倉ゼミナール 卒業論文

なぜ Gibson は倒産したのか

これからのギター業界の動向

A1542639|大隅淳平| 2019 年 1 月 15 日提出

1

目次

1、背景

2、Gibson について

3、仮説の設定

4-1、仮説の検証①

4-2、仮説①の検証結果

4-3、仮説②の検証

4-4、仮説②の検証結果

5、結論

6、Gibson のこれから

7、おわりに

2

1、背景

2018 年 5 月 1 日、世界的に有名なギターメーカーの Gibson が連邦破産法 11 条の適用を

申請し、事実上倒産した。Led Zeppelin や Guns N' Roses、AC/DC など一世を風靡したロッ

クバンドたちのアイコンともいえる Gibson の倒産は私のようなギターオタクにとってショ

ッキングなニュースであった。一般的にはギター離れが進んでいると言われているし、最近

のヒットチャートをみても EDM やダンスミュージックといった打ち込みの音楽が目立ち、

ギターよりも鍵盤を学んだ方がより現代風な曲作りができると思う。ギターという楽器の知

名度は高いが、実際に購入する人は少なく、ましてや楽器を好きになり 2 本目を購入する人

はもっと少ないのではないかと感じている。そこで、世界的なギターブランドである Gibson

の倒産というニュースからその要因について調べたい。

目的

私はギターという楽器が好きだ。持ち運ぶことができて、伴奏もソロもとれる。鍵盤より

も出せる音域は少ないが音を伸ばしたり、スライドやチョーキングなどで感情をこめたりと

ギターにしか出せない音色もある。Gibson が倒産したのが、ギター業界に暗雲が立ち込めて

いるからであるのか、はたまた戦略上の失敗なのかはギター業界にとって重要なことであ

る。Gibson の倒産の要因を理解してこれからのギター業界にとって役立てたいと思ってい

る。

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2、Gibson について

Gibson はもともとマンドリンという楽器を制作するメーカーであり、J-45 (通称ジャン

ボ)などのアコースティックギターの生産を開始し、L-5 や Es-175 などのフルアコースティ

ックギターを経て、Fender が世界初のソリッドギターを開発すると、レスポールなどのソリ

ッドギターを生産するようになった。しかし、ソリッドギターは発売当初は思ったように売

れず業績は悪化した。

1986 年にヘンリー・ジャスコヴィッツ(Henry Juszkiewicz)氏が Gibson 会長になると、人

気があった 1959 年などの仕様を模した高級なリイシューモデルを販売、これがヒットして

経営を立て直し、以降はヒストリック・コレクションなどと名前を変えて高級なカスタムシ

ョップ、通常の USA、廉価版の Epiphone と主に 3 ブランドでギターを販売している。

2013 年、ヘンリー氏は Gibson の社名を「Gibson Brands, Inc.」へと変更し、TEAC 等の子

会社化、オンキヨーとの資本提携などライフ・スタイル・ブランドとすることを推し進めま

した。

2018 年 5 月 1 日、米連邦破産法第 11 条(チャプター11)の適用を裁判所に申請し、事実上

の倒産。約5億ドルの負債があるが、債権者の 3 分の 2 が再建を認めている。それに先立っ

て、オンキヨーとの業務提携を終了している。

2018 年 11 月 1 日、米国チャプター11・破産保護法の適用を終了。投資会社である KKR が

過半数の株式を所有し、経営権を持つ。また、新たに社長・マーケティング責任者・最高財

務責任者 3 人を迎え、新体制を構築している。

チャプター11 とは

“一般にチャプター11 は、米国の連邦倒産法において、再建型倒産処理手続を内容とする

もので、債務者自らが債務整理案を作成できることから、日本でいうところの民事再生

法に相当します。また、チャプター11 を適用した企業では、全ての債権回収や訴訟が一

旦停止され、事業を継続しながら、過去の「負の遺産」を法律によって強制的に断ち切

り、存続価値のある企業を目指して経営再建に専念できることから、比較的短期間での

再建が可能と言われています。”

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/global/glo089.html より引用

4

3、仮説の設定

Gibson の経営を見ているとなぜ経営破綻したのか、という疑問が出てくる。そこで中

核事業であるギター部門(含むベース)とそれ以外の音響機器・家電部門等に分けて考

えていく。

まずは中核事業のギターが売れなくなっているのではないかというものである。近年

の音楽ではギターが使われなくなっている。演奏者の技術が要求される楽器よりも

DAWなどの音楽ソフトの方が簡単に、品質の高い音源を作成できるからである。実際

に、第 69 回の紅白歌合戦でギターが使用された(ステージ上でギターが使用された)

回数をカウントしたが、出演者 46 組に対して、ギターは 15 組しか使用されていなかっ

た。もちろん大掛かりな生放送の番組ということもあり、セッティングに時間がかかる

生楽器を使用する割合が低いことは予想されたが、実に出演者の 3分の 1しかギターを

使用していなかった。これはギターの人気が低くなっているとも考えられるのではない

か。

また、Gibson は 2012 年からギター以外にも音響機器などの分野に進出していること

が分かる。多角化をして一介のギターメーカーから、総合オーディオ企業へと変わるこ

とを目指した。この M&A に使用した金額が回収できてなかったためではないか。とい

うものである。

まとめると、次の2つの仮説となる。

仮説①ギターが売れなくなったために収益が得られないのではないか?

仮説②ギター部門以外の子会社の業績悪化が影響したのではないか?

5

4-1、仮説の検証①

この仮説についてはまず、ギター業界全体の流れ、ついで Gibson のギター部門につ

いて検証する。まずは北米でのエレクトリックギター(以降エレキギター)の販売に関

するデータを見てほしい。エレキギターはエレキベースを含んだ数値である。

出典(https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/)

出典(https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/)

1,452,100

1,163,000 1,176,479 1,200,831 1,162,890 1,109,800 1,132,250

1,005,000 1,070,000

1,123,000

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

1,400,000

1,600,000

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

北米でのエレキギター販売本数

$390.00$369.00 $357.00

$376.00$403.00

$421.00$447.00

$495.00 $505.00$525.00

$0.00

$100.00

$200.00

$300.00

$400.00

$500.00

$600.00

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

エレキギター1本当たりの単価($)

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エレキギターのデータから読み取れること

北米でのエレキギターの売上本数の推移を見てみると、2008 年の 145 万本から販売本

数が減少しており、2017 年では 112 万本と 2008 年と比較して約 22.7%も低下してい

る。対して、エレキギター1本当たりの単価は年々上昇していて、2008 年では 390 ドル

で 2017 年では 525 ドルになっている。比較すると約 34.6%も値上げしていることにな

る。この理由として次の 2 つがあげられる。。

エレキギターの単価が全体的に高くなっている場合(最安が上昇している)もしくは、

高いエレキギターがより売れるようになった場合である。どちらも考えることができる

が最安値モデルは主に初心者モデルと位置付けられており、前者であれば初心者がこの

10年の間にエレキギター入門のための予算を約 35%も引き上げたことになる。これは

あまり現実的ではないので、最安値モデルが 35%近くも値上げされることは考えにく

い。よって、後者の、高いエレキギターがより多く売れるようになったという考えが正

しいといえる。

次にアコースティックギター(以下アコギ)とエレキギター合計のデータを見てみたい。

出典(https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/)

2,769,650

2,273,000 2,377,310

2,512,416 2,489,390 2,472,000 2,630,950

2,455,000 2,460,000

2,633,000

0

500,000

1,000,000

1,500,000

2,000,000

2,500,000

3,000,000

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

ギター販売本数

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出典(https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/)

出典(https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/)

$375.00$361.00 $353.00

$372.00$402.00

$433.00$450.00

$486.00 $497.00 $505.00

$0.00

$100.00

$200.00

$300.00

$400.00

$500.00

$600.00

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

ギター1本あたりの単価

$1,039,152,000

$820,746,000 $839,000,000

$934,971,000 $1,000,676,000

$1,070,254,000

$1,184,298,000 $1,193,475,000 $1,221,450,000

$1,329,000,000

$0

$200,000,000

$400,000,000

$600,000,000

$800,000,000

$1,000,000,000

$1,200,000,000

$1,400,000,000

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

ギター販売額の推移(小売)

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アコースティックギター(以下アコギ)とエレキギター合計のデータから読み取れること

先ほどのエレキギターのみでは販売本数が減少していたが、アコギとエレキギター合計の

グラフを見ると販売本数が増加している。そのため、アコギの販売本数が増加したことが分

かる。また、ギター販売額の推移を見ると 2009 年に減少し、2011 年から増加していること

が分かり、アコギの 1 本あたり単価も上昇している。

まとめると

・ギターの単価はエレキ・アコギを問わず上昇している。

・エレキギターはより売れなくなっているが、より高価になっている。

・アコギはより高価になり、より多く売れている。

ということになる。一見するとギターの単価・販売額は上昇し、ギター業界は潤っているよ

うに見えるが、ギターにインフレが起きているともいえる。しかし、インフレがいつまで続く

のかは現状ではわからない。

Gibson の売上

次に Gibson 単独での売上や販売台数の推移をみたい。しかし、具体的な数値は見つけ

ることができなかった。「Music Trades 12 月号」によると昨年の Gibson の売上高は

1,325,500,000 ドルで楽器業界においては、Yamaha についで 2 位の売上高を誇る。

また、Wall Street Journal によれば、Gibsonは世界で購入されるエレキギターのうち

20%のシェアを占めており、2000 ドル以上のギターに絞ると、販売数の 40%を占める

と言われている。

Gibson単体のギター販売に関する情報は足りないが、販売されているギターが高価にな

っていることや、高級なエレキギターの中で Gibson の割合が高いことを考えると、楽

観はできないが、Gibsonのギター部門は比較的収益をあげていると言えるだろう。

9

4-2、仮説①の検証結果

仮説①ではギター業界の流れを主に取り上げた。残念ながら Gibson 単体でのデータ

が手に入らなかったため、確実には検証できていないと思う。ギター業界の流れとして

は、エレキギターは販売数逓減・価格は上昇傾向に対して、アコギは販売数・価格共に

増加傾向にあり、ギター全体として高級なギターが売れている現状である。さらに、

Gibson は高価格帯で顧客の心をつかんでいることを考えれば、ギター部門が経営破綻に

影響するほどの負債を作っているとは考えにくいだろう。

4-3、仮説②の検証

この仮説を検証するには Gibson が買収し、Gibson Brands の一員となった企業・ブラ

ンドを調べる必要がある。その中でも主に報道されているものは、オンキヨー、

TEAC、フィリップスのホーム・オーディオ部門であるWOOX Innovations の3つで

ある。それぞれの売上高の推移からこれらの企業が Gibson にとって有益であったのか

検証したい。

〇オンキヨー

ONKYO とは

1946 年 大阪電気音響社として設立。

1971 年 商号をオンキヨー株式会社に変更

音響機器・電子機器等の製造販売・また OEM 等の事業を行う企業である。オーディ

オ機器を中心に Gibson・河合楽器製作所との業務提携、パイオニア株式会社のホーム

AV 事業等を統合し、業務拡大を目指している。

10

(ONKYO 有価証券報告書より)

2012 年に Gibson と業務提携を開始し、Gibson ブランドとの共同ブランドの立ち上

げ・共同ブランドでの製品販売などを行った。また、2015 年に同じく Gibson Brands

となったWOOX Innovations(フィリップス)のオーディオ機器の日本国内での販

売、オンキヨーブランドのヘッドホン・Bluetooth スピーカーの開発及び販売で業務提

携を行っていた。2016 年 3 月期においての増収はパイオニアとの経営統合による影響で

あり、その後は緩やかに売上が減少している。Gibson はオンキヨーとのシナジーを発揮

したとは言えず、売上も伸ばせなかったため、業務提携はオンキヨーにとっても Gibson

にとっても失敗に終わったと言えるだろう。

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10000

20000

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50000

60000

70000

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

オンキヨー売上高(百万円)

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〇TEAC

(TEAC 有価証券報告書より)

TEAC について

1953 年 東京テレビ音響株式会社として設立。

オーディオ機器の製作・販売、及び記録用再生機器等の製作・販売を手掛け、ハイエンド

オーディオである ESOTERIC ブランドや録音機器の TASCAM ブランドが有名である。

0

5000

10000

15000

20000

25000

2012 2013 2014 2016 2017 2018

TEAC売上高(百万円)

2014年より国際会計基準

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2013 年に Gibson との資本・業務提携を開始し、主に高級オーディオの ESOTERIC ブラ

ンドや主力事業である録音機器の TASCAM ブランドとの販路拡大製品開発等のシナジーが

期待された。しかしながら、期待された ESOTERIC などの音響機器ブランドでの増益は見

ることができず、売上高も逓減しており、Gibson の業務提携は失敗といえるだろう。

〇WOOX Innovations

WOOX Innovations について

1891 年 炭素フィラメント製造及び電子機器メーカーとしてフィリップスが設立

その後、ラジオやテレビ、電気カミソリ、CD,DVD 等の開発に携わる大企業へとなる。その

中でオーディオ・ビデオ・マルチメディア及びアクセサリー事業を行うのが WOOX

Innovations である。

2014 年に Gibson はフィリップスと WOOX Innovations 買収を決めた。フィリップスは

オーディオ部門を売り渡し、ライセンス料を得た。その後は、日本での販路をオンキヨーに

任せる等 Gibson Brands のシナジーを活用しようとしていた。

売上高などの情報は見つからなかった。

4-4、仮説②の検証結果

Gibson が買収、資本提携をしたとして取り上げた3つのうち WOOX Innovations はデ

ータが無く調べることができなかった。しかしながら、その他のオンキヨー及び TEAC の両

者において、Gibson との提携による増収は見られず、ほぼ業績は悪化している。このことか

ら、Gibson が経営破綻になった主な要因はこれらの企業・ブランドの買収であったのではな

いか、と推察できる。

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5、結論

2018 年に起こった Gibson の倒産について、「ギター部門」と「その他部門」と 2 つの仮説

で検証してきた。

「ギター部門」ではギターが比較的高価格になっており、小売価格は増加していること、

Gibson は高価格帯の製品に強みがあることなどから業績悪化に影響は少ないのではないかと

推察された。

「その他部門」では、2012 年以降に Gibson が資本提携・買収した企業・ブランドの業績

を追ってみたが、分かった範囲ではシナジーを生み出せず、業績悪化の原因となっていると

推察された。

以上 2 点より、Gibson の倒産の原因は「多角化の失敗」と結論付けることになった。

6、Gibson のこれから

ここからは Gibson のこれからについて目を向けてみよう。

まず、大手楽器メーカーで経営不振に陥り、投資ファンドに拾われた企業といえば

FENDER が思い当たる。2012 年に IPO を申請し、ウエストン・プレシディオが主要な株主

となり、ナイキやディズニーの経歴を持つ Andy Mooney を迎え入れ、かなり大掛かりなて

こ入れを行った。

主な改革

・ギター購入者についての大規模な調査

・日本支社を設立し、輸入代理店を通さない販売チャネルの作成。

・商品ブランドの刷新、及びカラーの統一化

・若年層アーティストのモデル強化

その中でもギター購入者に対しての大規模な調査では、重要なことが分かった。

ギター購入者のうち 45%が初心者であり、12 か月以内で 90%が辞めてしまうこと。また、

初心者のギター購入者のうち 50%が女性であり、女性は店舗よりもオンラインで購入する傾

向にある。このことから、FENDER は「FENDER PLAY」というオンライン型のギターレ

ッスンサービスを開始した。ギターをただ販売するだけではなく、レッスンを行うことで初

心者のモチベーションを 12 か月保つことができたのなら、1 本目よりもランクアップした 2

本目のギターを購入することだろう。

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このレッスンというサービスは楽器販売店ではよく用いられる手法である。

たとえば、島村楽器音楽教室がそうである。都心の駅ビルや地方のショッピングセンターな

どのアクセスのよい立地にあり、楽器を購入した人をそのまま囲い込むことができる。

FENDER はこのような大改革のおかげで利益を出せる企業になったが、ギターオタクとし

てはいくつか懸念がある。それは、品質の均一化(というよりも品質の引き下げ)、及び価

格の増加である。より、作りやすい材料、売れやすい色やモデルに製品が統一されてしまっ

ては、スマートフォンが iPhone に寄せていくように製品の差別化が困難になり、音色も

DAW の打ち込み音源のように均一化されてしまうようなきがしてならない。

Gibson は FENDER の後を追いかけ、商品のラインナップの見直しをするだろう。売れ筋

のモデルを残すのは当然として、それ以外の奇抜なモデルを出す精神を忘れないでもらいた

いと思う。

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7、おわりに

この卒業論文を書き終えて、反省すべき点が散見する。

まずは、仮説検証時のデータが不足していたことである。Gibson という企業を調べるにあ

たり、公開されていない情報が多く、早期に分かっていたが不十分なまま進めてしまってい

た。

次に、なにがおもしろいの?という質問に答えられるかである。このテーマは、私のよう

なギターオタクにとってギター業界全体が岐路に立たされているような気がしておもしろい

と思ったが、網倉教授や先輩方からの基本的な質問には答えられるか怪しい。

最後に、2 年間思えば面接の段階から音楽関係の話題しか満足に答えることができない、

そんな至らない私を最後までご指導していただきありがとうございました。

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参照

Gibson Japan Facebook

https://www.facebook.com/GibsonJapan/posts/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%82%AE

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iFinance「チャプター11/米連邦破産法第 11 条」

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/global/glo089.html

Gibson Japan「ギブソン・ブランズの新しい社長兼最高経営責任者(CEO)に James

Curleigh(ジェームス・カーレイ)が就任」

https://gibson.jp/news-events/7851

日本経済新聞「老舗ギブソン破綻、ヤマハが狙う米ギター市場」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30070810S8A500C1000000/

YOMIURI ONLINE「米老舗ギターメーカー、ギブソン経営破綻の背景」

https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180613-OYT8T50053.html?page_no=1

DIGITAL MUSIC NEWS「Electric Guitar Sales Have Plunged 23% Since 2008」

https://www.digitalmusicnews.com/2018/05/10/electric-guitar-sales/

Forbes「For Fender Guitars, The Future Is Digital And Female」

https://www.forbes.com/sites/petercarbonara/2018/03/28/for-fender-guitars-the-future-is-

digital-and-female/#3ef23b504a37