notes/domino 新元号対応ガイド - ibm · 2019-06-10 ·...

50
#dominoforever © 2019 IBM Corporation 201964日本アイ・ビー・エム株式会社 /日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社 Notes/Domino 新元号対応ガイド

Upload: others

Post on 09-May-2020

17 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

#dominoforever

© 2019 IBM Corporation

2019年6月4日 日本アイ・ビー・エム株式会社 /日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社

Notes/Domino 新元号対応ガイド

ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。 本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。 記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。 IBM、IBM ロゴ、ibm.com, IBM Connections, IBM Verse, Notes, Domino, Sametime は、 世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。 JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の商標または登録商標です。

#dominoforever

Page 3 / © 2019 IBM Corporation

はじめに • 当資料はIBM Notes/Dominoの2019年5月1日からの新元号(令和)対応についてまとめています。

– 製品の和暦表示機能について – 新元号対応修正モジュールのダウンロード方法 – 新元号対応修正モジュールの適用方法(Windows版のみ) – 製品機能で和暦を表示している個所の探し方 – 独自開発機能で和暦を表示している場合の考慮点

• 当資料は2019年6月4日時点の情報をもとに作成しています。 – 最新の情報は下記の技術文書が更新されます – Windows以外のプラットフォームへの修正モジュール適用方法なども説明されています – Notes/Domino の新元号対応

https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10731047

#dominoforever

Page 4 / © 2019 IBM Corporation

目次 • 元号に関連する製品機能

• 修正モジュールのダウンロード

• 修正モジュールの適用

• 製品機能が使われている場所の探し方

• 独自開発アプリケーションで元号を使っている場合

#dominoforever

Page 5 / © 2019 IBM Corporation

元号に関連する製品機能

#dominoforever

Page 6 / © 2019 IBM Corporation

元号に関する IBM Notes/Domino アプリケーションへの影響 使い方 概要 対策

製品機能 フィールドやビュー列の和暦表示機能の利用

日付/時刻フォーマットの値を、フィールドやビューの列で表示する時に、プロパティで指定されたフォーマットで表示する機能。 和暦を使う指定になっている場合は、新元号対応モジュールの利用が必要。

元号対応モジュールの適用

LotusScript の Format関数の利用 日付/時刻フォーマットの値を、フィールドやビューの列で表示する時に、引数で指定されたフォーマットで表示する機能。 和暦を使う指定になっている場合は、新元号対応モジュールの利用が必要。

元号対応モジュールの適用

Javaの日付変換機能の利用 XPagesで日本のLocaleに変換している場合や、JavaのSimpleDateFormatメソッドを使っている場合。

元号対応モジュールの適用 (今後公開予定)

独自開発 アプリケーション独自 表示時の変換、データとしての保持など、アプリケーション内部で独自に和暦を使っている場合は、そのロジックにあわせた対応が必要。

アプリケーションの改修が必要

#dominoforever

Page 7 / © 2019 IBM Corporation

【製品機能】 Notes/Dominoの和暦表示機能 • フォーム上のフィールドや、ビューの列に日付形式で表示する場合、カスタムプロパティを使って和暦に変換して表示することが出来る。(※1) – 「元年」には対応しておらず、「1年」もしくは「01年」という表記になる。 – Notesクライアントで動くフォーム、ビュー、および Dominoサーバーで動く Web用のフォーム、ビューで利用可能。ただし Webで利用する場合、

gge, ggee 指定であっても漢字1文字ではなく、漢字2文字になる。

※1 和暦スタイル指定

フィールドのスタイル指定で Notes表示した例 (修正モジュール適用済)

ビューの列スタイル指定でNotes表示した例 (修正モジュール適用済)

形式 表示例

ge H1

gee H01

gge 平1

ggee 平01

ggge 平成1

gggee 平成01

ビューの列スタイル指定でWeb表示した例 (修正モジュール適用済. 全元号、漢字1文字指定も2文字になる)

#dominoforever

Page 8 / © 2019 IBM Corporation

【製品機能】フィールド/ビューのプロパティでの表示指定 • フィールド/ビューの列のプロパティで、「ge」、「gee」、「gge」、「ggee」、「ggge」、「gggee」を選択する。

• Notesクライアント, Dominoサーバー, それぞれロジックが動作する環境に、修正モジュールが必要。 – Notesクライアント向けアプリケーションのフォーム/ビューなら、Notesクライアントへの修正モジュール – Webブラウザ向けアプリケーションのフォーム/ビューなら、Dominoサーバーへの修正モジュール

プロパティでのスタイル指定

#dominoforever

Page 9 / © 2019 IBM Corporation

【製品機能】LotusScript Format関数 • LotusScript の Format関数で、和暦を使った日付表示に変換することが可能

• LotusScript実行場所に対し修正モジュールが必要 – アクションボタンやUI系機能などクライアント環境で実行される場合は、Notesクライアントへの修正モジュール –スケジュールエージェントなどサーバー環境で実行される場合は、Dominoサーバーへの修正モジュール

Sub Click(Source As Button) Dim workspace As New NotesUIWorkspace Dim uidoc As NotesUIDocument Dim doc As NotesDocument Set uidoc = workspace.CurrentDocument Set doc = uidoc.Document Messagebox "geフォーマット: " & Format(doc.date(0), "ge/mm/dd") ….. End Sub

表示中の文書の date フィールドの値を、Format関数でスタイル指定する例 Format関数でスタイル指定した例 (修正モジュール適用済)

#dominoforever

Page 10 / © 2019 IBM Corporation

【製品機能】Javaでの日付変換 • XPagesで表示タイプを「日付/時刻」にして、対象IDに対し converter で Localeを指定することで、和暦を表示させることが可能

• Javaの「SimpleDateFormat」メソッドなどを使い、変換することも可能

• サーバー実行かクライアント実行かは、XPagesやJavaの実行環境に依存する

• NotesやDomino用に提供されているモジュールとは別途、Javaの元号対応モジュールが必要(本資料作成時点で未公開)

IBM Notes and Domino Application Development wiki : 日本語 - Japanese : XPagesで和暦を表示しよう https://www-10.lotus.com/ldd/ddwiki.nsf/dx/XPages%E3%81%A7%E5%92%8C%E6%9A%A6%E3%82%92%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86?open

#dominoforever

Page 11 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード

#dominoforever

Page 12 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールについて • Notes/Dominoの新元号対応修正モジュールは以下の製品に対して提供されます

– Notes/Domino 9.0.1 – Notes/Domino v10.0.1 – ICAA

• すでにサポートが終了しているNotes/Domino 8.5 には新元号対応修正モジュールは提供されません

#dominoforever

Page 13 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールについて • 新元号対応修正モジュールは最新のFPに対してのみ提供されます

– Notes/Domino 9.0.1はFP10用が公開されています • Notes用の修正モジュールは累積Fixであるため事前にFP10を適用する必要はありません 適用後はFP10SHF368になります(Windows版の場合、Mac版は資料作成時点で未公開)

• Domino用は事前にFP10を適用する必要があります • 32bit版Dominoサーバー用の修正モジュールはWindows版のみ提供されます

– AIX版とLinux版のDomino 9.0.1 32bit 版はFP8 で廃止されているため修正モジュールは提供されません

– Notes/Domino v10.0.1はFP2で対応しています – ICAA1は 1.0.1.2 IF5 が公開されています – ICAA2は 2.0.1日本語版で対応しています –今後提供されるFPやInterim Fix も累積Fixとなるため新元号対応は含まれます

#dominoforever

Page 14 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールについて • Domino 9.0.1サーバーは修正モジュールを適用するだけでなく追加ファイルの置き換えが必要です

– 置き換えるファイル • nskn50ja.dll:Windows 32/64bit版 • nsku50ja.res:AIX版、Linux版、z/Linux版、IBM i 版

– 上記のファイルは日本語Language Packに含まれるファイルであるため Notes/Domino用修正モジュールには含まれていない

• ファイルを置き換えない場合、サーバーコンソールにエラーが出力されます – スケジュールエージェント実行時のエラーメッセージ出力例: Agent Manager: Agent 'Format' error: U005 ユーザー定義エラー。

重要)修正モジュールのダウンロード、ご利用にあたっては、修正モジュール公開時点で有効な ソフトウェア・サブスクリプション&サポート権利を有している必要があります。

#dominoforever

Page 15 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールについて • Notes/Domino v10.0.1はFP2を適用することで対応できます • ただしNotes v10.0.1 日本語版クライアントおよびDomino v10.0.1 日本語ランゲージパックは

2019年5月24日に公開されたモジュールを使ってインストールされている必要があります – 参考)Notes/Domino Language issues impacting Notes/Domino 10.0.1 Group 1 Language Kits Fixed

with new Slipstsream https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10870434

– 2019年5月24日以前に公開されていたモジュールでインストールしていた場合は上記のモジュールを使って再インストールしてください • 日本語ランゲージパックを「置換」でインストールしていた場合は新しいモジュールで上書きして「置換」することが可能です

• Domino v10.0.1ではDomino 9.0.1と異なり追加ファイルの置き換えは不要です

重要)修正モジュールのダウンロード、ご利用にあたっては、修正モジュール公開時点で有効な ソフトウェア・サブスクリプション&サポート権利を有している必要があります。

#dominoforever

Page 16 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • 技術文書「Notes/Domino の新元号対応」をWebブラウザで参照します。

https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10731047

• 文書内に公開されている修正モジュールの一覧があるので、利用しているNotes/Dominoに適したファイルのダウンロードリンクをクリックします。 – 修正モジュールのダウンロードリンクは

Fix Central へのリンクとなっています。 – Dominoサーバー用の追加ファイル はFix Central へのリンクではなく 直接ダウンロードできます。 リンクをクリックして保存してください。

#dominoforever

Page 17 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • Fix Centralサイトで修正モジュールが表示されます。(図はWindows版Notes 9.0.1 FP 10 Standard版用)

• 正しいモジュールが表示されていることを確認して「次へ進む」をクリックします。

#dominoforever

Page 18 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • Fix Centralで初めてダウンロードする場合は「ダウンロード・オプション」の選択画面が表示されます。

– 以前にFix Centralでダウンロードしたことがある場合は、ダウンロード方式が記憶されているため選択画面は表示されません。

• 使用したいダウンロード方式を選択して「次へ進む」をクリックします。 – ここでは「Download Director」を使用する手順を説明します。 – Download Directorを使用するためには

Javaがインストールされている必要があります。

#dominoforever

Page 19 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • IBMidのログイン画面が表示されたら、IBMidを入力してログインしてください。

– IBMidを持っていない場合は「IBMidの作成」をクリックしてIBMidを作成してください。

#dominoforever

Page 20 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • 「Download Director - setup guide」が表示されます。

• 一番下までスクロールして「Install Download Director」をクリックしてください。

#dominoforever

Page 21 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • ファイル「IBM_Install_DD.jnlp」がダウンロードされるので、保存してから実行してください。 (画面はMicrosoft Edgeの場合)

#dominoforever

Page 22 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • インストールされているJavaが最新でない場合は図のダイアログが表示されます。

– 「更新」(推奨)を選択するとブラウザでJavaのダウンロード画面が表示されます。 • ダウンロードしてJavaをアップデートしてください。

• アップデート後に再度「IBM_Install_DD.jlp」を実行してください。

– Java 8以降がインストールされている場合は、「後で」を選択することでDownload Directorのインストールを続行することが可能です。

#dominoforever

Page 23 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • 「このアプリケーションを実行しますか。」という画面が表示されたら「実行」をクリックします。

– 「上の発行者からのこのアプリケーションについては、 次回から表示しない」にチェックすると次回以降 Download Directorを実行する際に この画面が表示されなくなります。

• Download Directorのインストールが 完了すると「IBM Download Director Setup」画面が表示されるので 「Close this window」をクリックします。

#dominoforever

Page 24 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • 「初期セットアップ」ダイアログでDownload Directorでダウンロードするファイルの保存先ディレクトリを設定します。

– 「ダウンロード場所を常に確認」にチェックすると、Download Directorを使用する毎に保存先を指定できます。

• 「OK」をクリックするとダウンロードが 開始します。

#dominoforever

Page 25 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールのダウンロード • ダウンロードが完了すると「このファイルを起動しますか?」が表示されます。 ダウンロード後すぐにそのPCにFixを適用するのでなければ、「いいえ」をクリックします。

• 以上でモジュールのダウンロードは完了です。

#dominoforever

Page 26 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用

#dominoforever

Page 27 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 Notesクライアント編

#dominoforever

Page 28 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Notesクライアント、Domino Designer、Domino Administratorを実行している場合は終了させてください。

• 修正モジュールを実行します。(画面はWindows 10のNotes 9.0.1 Standard版に適用する場合) – クライアント版修正モジュールは累積フィックスとなるため、Notes 9.0.1に直接適用することができます。

#dominoforever

Page 29 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Windowsでユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合「はい」をクリックします。

#dominoforever

Page 30 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • InstallShield Wizardが起動したら「Next」をクリックします。

#dominoforever

Page 31 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面で使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して「Next」をクリックします。

#dominoforever

Page 32 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 「Click Next to install」画面で「Next」をクリックします。

#dominoforever

Page 33 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 「Ready to install the Program」画面で「Next」をクリックすると、修正モジュールのインストールが開始します。

#dominoforever

Page 34 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • インストールが完了すると「InstallShield Wizard Complete」画面が表示されます。 「Finish」をクリックしてInstallShield Wizardを終了します。

#dominoforever

Page 35 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Notesクライアントを起動し、「ヘルプ」 - 「IBM Notesについて」で修正モジュールが適用されたことを確認します。

Notes 9.0.1の場合、「リリース 9.0.1FP 10 SHF368」になっていれば修正モジュールの適用は完了です。

#dominoforever

Page 36 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 Dominoサーバー編

#dominoforever

Page 37 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Dominoサーバーを実行している場合は終了させてください。

• 修正モジュールを実行します。(画面はWindowsサーバーのDomino 9.0.1 FP10 64bit版に適用する場合)

#dominoforever

Page 38 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Windowsでユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合「はい」をクリックします。

#dominoforever

Page 39 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • ライセンス同意画面でライセンス情報を読み、「I accept」を選択して「Next」をクリックします。

#dominoforever

Page 40 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Welcome画面で、自動的に設定されているプログラム導入ディレクトリが正しいことを確認します。

• データディレクトリをプルダウンから選択して「Next」をクリックします。

#dominoforever

Page 41 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 正しいバージョンのDominoサーバー(この場合はDomino 9.0.1 FP10)が導入されているかチェックされます。

• チェックが完了すると図の画面になるので「Next」をクリックします。

• 修正モジュールの適用が開始します。

#dominoforever

Page 42 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 修正モジュールの適用が完了すると「Congratulation」画面が表示されます。

• 「Close」をクリックしてインストーラーを終了します。

#dominoforever

Page 43 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 続いて、ダウンロードした追加ファイル「nskn50ja~.zip」を展開します。(ファイル名はプラットフォームによって異なります。) (図ではWindowsの標準機能を使用し展開していますが、任意のソフトをご利用いただくことが可能です。) – Windows版で.zipファイルに含まれるファイルの拡張子は「.dll」ですが、他のプラットフォームでは拡張子は「.res」です。

#dominoforever

Page 44 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • 展開された「nskn50ja.dll」をDominoサーバーのプログラムディレクトリにコピーし、既存の「nskn50ja.dll」と置き換えます。

#dominoforever

Page 45 / © 2019 IBM Corporation

修正モジュールの適用 • Dominoサーバーを起動し、バージョンを確認します。

• Domino 9.0.1 FP10の場合「Release 9.0.1FP10 HF514」となっていれば修正モジュールの適用は完了です。

#dominoforever

Page 46 / © 2019 IBM Corporation

製品機能が使われている場所の探し方

#dominoforever

Page 47 / © 2019 IBM Corporation

Domino Designerを使った元号利用箇所の検索 • Domino Designerの検索機能を使い、DB内での文字列検索や正規表現検索が可能

• フィールド/列のフォーマット変換場所を探す – 例:「epoch」という文字列を検索する (※1)

• LotusScriptのFormat関数を探す – 例:「Format¥(.*ge.*¥)」で正規表現検索をする 形式 内部保存形式

ge oneletterepochnameonedigityear

gee oneletterepochnametwodigityear

gge shortepochnameonedigityear

ggee shortepochnametwodigityear

ggge fullepochnameonedigityear

gggee fullepochnametwodigityear

Domino Designerでの検索機能

※1 検索時に使われる、元号表示属性の内部保存形式

#dominoforever

Page 48 / © 2019 IBM Corporation

独自開発アプリケーションで元号を使っている場合

#dominoforever

Page 49 / © 2019 IBM Corporation

独自開発アプリケーションで和暦を使っている場合 • 独自開発アプリケーションで和暦を使っている場合、新元号への対応には修正が必要

– 例:西暦を和暦に変換するロジックがあった場合は、2019年5月1日以降の処理を入れる – 例:和暦を入力するフォームがあった場合は、新元号での入力を可能にする

• 修正箇所の探し方(例) • 「平成」「平」「H」などが使われていることが多いため、これらのキーワードで設計を検索する(Domino Designer、もしくは外部ユーティリティなど) • 「1988」「1989」などの数字を使う計算が多いため、これらのキーワードで設計を検索する • プロフィール文書など、設計要素ではなく文書に定義されている場合や、独自変換式・表記を使っている場合は、上記に加えてさらに広い範囲で検索が必要

• 和暦で格納されたデータで生じやすい課題(例) – 令和1~9年までは、一桁表記にするかを、データの利用先などと合わせる必要がある – ビュー、もしくはデータ出力先のスプレッドシートのソート順序で、複数種類の和暦が混在する – ナンバリングに和暦日付を使っている場合、過去のものと重複する可能性がある – 和暦を使った外部連携先システムがある場合、更改タイミングを揃えたほうがよいことが多い

#dominoforever

Page 50 / © 2019 IBM Corporation

参考 • Notes/Domino の新元号対応

https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10731047

• IBM Notes and Domino Application Development wiki : 日本語 - Japanese : XPagesで和暦を表示しよう https://www-10.lotus.com/ldd/ddwiki.nsf/dx/XPages%E3%81%A7%E5%92%8C%E6%9A%A6%E3%82%92%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86?open

• 元号変更はあなたのノーツシステムに影響するのか? — チームスタジオジャパンhttps://jp.teamstudio.com/blog/japanese-calendar-change

• ノーツってヤッぁ..二児の父の苦悩つ: あなたのデータベースは新元号「令和」を表示できますか? https://harunakano.blogspot.com/2019/04/blog-post.html