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1 1 11 稿稿1 稿稿52 2 27 稿稿1 退45 48 61 News of WASEDA Architecture 18 早稲田建築ニュース October, 2015 No. 100 1 2-3 4-5 6-7 8 上写真は第 18 回稲門建築会特別功労賞 を受賞した高橋庸文氏の作品より 11 (土) 合同クラス会 2015 開催 ! CONTENTS

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Page 1: News of WASEDA 100 · 稲門建築会におに明治安田生命新東陽町ビルで日本建築学会賞作品賞を受賞されたことは藤吾賞、BCS賞などを受賞し、高い社会的評価を得ている。2014年竹中工務店入社後、要職を歴任する中で多くのプロジェクトに携わり、村野

1

事の割り付けや印刷所との交渉は、原田さ

んに一手に引き受けて頂いた。

 

6月か7月頃の理事会で早稲田建築

ニュース創刊が決定されて、確か第1号は

夏休み明けが目標であったと思うが、遅々

として編集作業は進まず11月になってし

まっている。

 

まずは、南会長の会長就任あいさつと

ニュースの発行についての巻頭言に1頁を

割り振り、前年度のデプロマの村野賞・優

秀作品に3頁、修士論文の佐藤賞に2頁、

稲門建築会関係記事に1頁を割り振ると、

残り1頁を教室やOB諸氏の受賞や活動の

記事で埋めれば、ちょうどB5版8頁の

ニュースになると考えていた。原稿依頼を

して待っていると、南先生の原稿文字数が

思いのほか少なく1頁の半分にも満たず、

また他の依頼した原稿は待てど暮らせど来

ないなど、編集者が如何に胃の痛む仕事で

あるかを思い知らされた。

 

当時は

こちらが手書きで作成した原稿

を写真植字機で打ち込み、現像した印画紙

の記事をレイアウト用紙に貼り付け、それ

を版にして印刷する「

オフセット印刷」で

あった。誤字や脱字があると修正する文字

部分をカッターで切り取り、新しく写植し

た印画紙をその位置に貼り付けることにな

る。雑に修正すると行や段落がずれるた

 

1977(昭和52)年は、第1次石油

ショック(1973年)と第2次石油ショッ

ク(1978年)の間にあり、建設冬の時

代とも言われ、建設需要の低迷する中、労

務費や資材が高騰した時代である。このよ

うな背景もあり、建築の工業化の幕開けと

もなる芦屋浜プロジェクト(1979年竣

工)が始まるなど、建築に対する考え方も

大きく変わりつつある時代であった。

 

1977年度から稲門建築会の会長は、

鶴田明先生から南和夫先生にバトンタッチ

された。稲門建築会は、会費が思うように

集まらず厳しい運営を強いられていたた

め、年4回発行されていた早稲田建築を2

回にして予算の圧縮を図るとともに、早稲

田建築ニュースを新たに年4回発行して、

会員相互の情報交換をより活性化しようと

の考えで、ニュースが始まった。

 

その当時、小生は助手であったため、稲

門建築会のニュースは嘉納が担当せよとの

話になった。担当になるまで、編集という

仕事をしたことがなく、初めは何をすれば

良いかもわからないうちに、理事会で発行

予定日まで決まってしまい、慌てたことを

記憶している。その当時、早稲田建築に関

わっておられた、原田敬(苗S27)さんが

編集関係の仕事をしていた関係で、私は主

にニュースの記事を集める担当になり、記

め、文字数を工夫して修正が全体に波及し

ないようにする編集技術も教わった。当

時は、ファックスもメールもなく、朝受け

取った校正原稿を夕方には印刷所に持って

行くことを繰り返して、やっと最終原稿に

仕上げることが出来た。期限に追われる中、

ドタバタで校正作業をしているうちに、こ

ともあろうか、記事の見出しで吉阪先生の

名前が「吉坂」になっているのを見落とし

て印刷してしまった。どのように吉阪先生

に謝ったか忘れたが、小生の痛恨のミスで

あった。今回、このようなところに昔の記

事が晒されることになり、わが雑さを再度

後悔しているところである。

 

ニュース1号の内容を振り返ってみる

と、今井兼次先生が日本建築学会大賞を、

穂積信夫先生が日本建築学会作品賞を授与

されている。また、戸沼幸市先生が教授

に、中川武先生が講師に就任されている。

そして、この年、吉阪隆正先生と、安東勝

男先生が還暦を迎えたとの記事もある。ま

た、卒業設計の最優秀賞である村野賞は

赤坂喜顕先生が受賞している。当時、講師

に就任され最も若い先生であった中川先生

は、今年3月に定年を迎えられた。現在で

はニュース1号の発行当時に教員であった

先生方はすべて退任され、建築学科教室の

メンバーも大きく入れ替わっている。

嘉納成男(苗S45・院S48・博S61)

早稲田大学理工学術院

創造理工学部建築学科教授

早稲田建築ニュース

1号を担当して

News of WASEDAArchitecture

[巻頭言]

早稲田建築ニュース1号を担当して 

嘉納成男

[報告]

2015年度春の大会

[稲門の風❸]

第18回稲門建築会特別功労賞発表

早稲田建築ニュース

創刊100号 上曽健一郎

合同クラス会2015のお知らせ/2015年度職域幹事一覧/2014年度決算報告

訃報/主な会務報告ほか

早稲田建築ニュース October, 2015

No.100

12-3 4-5     6-7    8    巻頭言

上写真は第 18 回稲門建築会特別功労賞を受賞した高橋庸文氏の作品より

11月7日(土)、合同クラス会2015開催 !

CONTENTS

Page 2: News of WASEDA 100 · 稲門建築会におに明治安田生命新東陽町ビルで日本建築学会賞作品賞を受賞されたことは藤吾賞、BCS賞などを受賞し、高い社会的評価を得ている。2014年竹中工務店入社後、要職を歴任する中で多くのプロジェクトに携わり、村野

23

2015年度

春の大会・稲門建築会通常総会

 

続いて、WAA実行委員長田名

網雅人理事(苗S55・院S57)より、

建築学科創設100周年記念事業

早稲田建築アーカイブスの終了報

告がなされ、承認された。

 

2015年度役員選任では、学

生理事5名を含む18名が理事に、

2名が監事に新たに選任された。

評議員では入江正之教授(苗S

44・院S47)が会長に、7名が新

たに選任された。 

 

議事終了後、2015年度特別

功労賞受賞者の菅順二氏(苗S

54)、高橋庸文氏(苗H10)、佐藤

オオキ氏(苗H13)が紹介され、

菅原会長から表彰状と記念品が贈

呈された。また、退任役員を代表

して小林照雄前副会長(苗S47)

に感謝状が授与された。

 『日本水泳界50年の取り組み―

2020東京オリンピック・パラ

2015 年度春の大会・稲門建築会通常総会(6 月 5 日、57 号館 202 教室)

第18回

稲門建築会

特別功労賞発表

順二(すが・

じゅんじ/苗S54)

竹中工務店入社後、要職を歴任する中で多くのプロジェクトに携わり、村野

藤吾賞、BCS賞などを受賞し、高い社会的評価を得ている。2014年

に明治安田生命新東陽町ビルで日本建築学会賞作品賞を受賞されたことは

特筆に値し、早稲田建築の名声を高めることに寄与した。稲門建築会にお

いては事業委員会副委員長を務め、会の活性化に尽力した。

高橋庸文(たかはし・のぶふみ/苗H10)

建設会社の設計部門で積極的に業務を行う傍ら、通勤漫画家・座二郎として

活躍している。地下鉄通勤時間の現実と空想を織り交ぜた漫画が、第16回

文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出されるなど、多くの賞を受賞してい

る。学部2年の設計演習で創作活動に開眼し、表現者としての現在がある

という稀有な人材である。稲門建築会では現広報委員として尽力している。

佐藤オオキ(さとう・おおき/苗H13)

在学中よりデザイン活動の礎を築き、修士修了と同時に、持ち前の探究心

とチャレンジャー魂をもって自らのデザイン事務所nendo

を設立し、また

たく間に世界に注目される若手デザイナーとして頭角を表した。デザイン

対象の幅は広く、現在ではミラノサローネやニューヨークなどの国際的な

舞台で活躍している。

青木剛氏

 

6月5日(金)、57号館202

教室において、2015年度「春

の大会」が開催された。

 

通常総会は、柴田淳一郎前理事

(苗S56)の司会で進行した。会

に先立ち菅原道雄会長(苗S36)

から、「稲門建築会は教室、学生、

企業のつなぎ役であり、そのため

にも集まることが楽しく、有益で

あることが必要である。本年度も

そのための活動を継続してゆきた

い」との挨拶があった。

 

議事として、2014年度活動

報告、収支決算報告、会計ならび

に業務監査報告と、2015年度

活動計画、収支予算が付議され、

異議なく承認された。

3

 

選考理由(抜粋)

 

今回の特別講演会では、青木剛

氏が指導者として水泳と関わって

いく中で、どのような取り組みが

行われてきたのか、語っていただ

きました。

 

戦前から戦後にかけ、水泳日本

の時代を創り上げた日本水泳陣で

すが、1964年の東京オリン

ピックでは惨敗を喫しました。以

降、マスコミや世間に厳しく叩か

れた日本水泳界は結束を強め、運

動神経が発達する年少期から年間

を通して泳ぐことのできる環境整

備に力を入れたそうです。ジュニ

ア層の活性化を図ってジュニアオ

リンピック大会も開催されるよう

になり、優秀な選手が育つための

システムが確立されていきまし

た。選手層が拡大することで同年

代の選手に刺激される機会が増

え、選手がさらに成長するという

好循環が生まれます。そしてこれ

らの取り組みの成果が、現在の日

本水泳陣の活躍につながっている

のです。とはいえ、現在でも日本

の選手層はアメリカには遠く及び

ません。2020年以降をも見据

え、今後の水泳界がさらに発展し

ていくために、これからもトップ

選手の強化、そして選手層の拡大

に努めたいと力強く語られていま

した。

 

また、北島康介選手と彼を指導

した平井伯昌コーチとのエピソー

ドも印象的でした。アテネ、北京

オリンピックで連続2冠を達成し

た北島選手ですが、平井コーチは

日本水泳界50年の取り組み

―2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて

青木剛(日本オリンピック委員会副会長兼専務理事、日本水泳連盟副会長)

リンピックに向けて』と題した青

木剛氏による特別講演の後、56号

館B1Fカフェテリアにて懇親会

が行われた。長谷見雄二副会長(苗

S48・院S50)による挨拶・乾杯

の後、特別功労賞受賞者の菅、高

橋、佐藤3氏のスピーチ、苗H01

幹事による合同クラス会の案内、

続いて田名網実行委員長による

早稲田建築アーカイブスの解説、

100周年記念事業を発足させた

村松映一元会長(苗S38)からの

謝辞などがあり、大いに盛り上

がった。

 

最後は前グリークラブ部長の瀧

本晃弘氏(苗H27)のリードによ

る校歌斉唱と、元事業委員会副委

員長松本哲弥氏(苗S61・院S63)

によるエール、村松元会長による

一本締めにより散会となった。

清代整(総務委員会委員長/苗S61)

報告

特別

講演

青木氏による特別講演会

アテネと北京でコーチングを変え

たそうです。一度成功したら、そ

の経験を繰り返そうとするのが一

般的だと考えていた私にとって、

青木氏の「同じ成功を2度繰り返

さない」という言葉がとても新鮮

に響きました。

 

質疑応答の時間では、オリン

ピックで活躍する選手に共通する

ものは?という質問に対して、人

とは違う個性を持っていて、ひと

つのことに対する集中力の高さ、

執着心の強さがあることを挙げら

れていました。また、指導に当たっ

ては短所に目を向けるのではな

く、長所を伸ばすことを意識する

のだそうです。このような、オリ

ンピック選手と生で接してきたか

らこそ知り得る内容をお聞きする

ことができ、非常に興味深かった

です。

 

近年の日本水泳界の躍進には目

を見張るものがあります。その影

では選手の実力はもちろんのこ

と、青木氏のような選手を成功に

導くための指導者や、選手が成長

するための環境を整える人たちの

存在が大きな鍵を握っていたこと

に気づかされました。東京オリン

ピックでの日本水泳陣の活躍、そ

して今後の日本水泳界の発展が楽

しみです。

 

貴重なお話をしてくださった青

木剛氏、そして参加者の皆様に心

よりお礼申し上げます。

土岡真大(事業委員会/学部4年)

A2版図面・作品集「稲門建築ライブラリー」一般公開

象設計集団

樋口裕康氏講演会

●日時 

 

11月7・8日

10:00~17:00(理工展にて)

●会場 

 

西早稲田キャンパス(54号館101教室)

●企画 

 

稲門建築会事業委員学生委員理工展企画 

 

普段は保存のため非公開にしている、早稲田OB

の建築家たちのA2版図面・作品集「稲門建築ライ

ブラリー」を理工展の期間限定で一般公開します。

ぜひ、大迫力の原寸大図面をご堪能ください。

 

また、象設計集団のライブラリー完成記念として、

11月8日、樋口裕康氏の講演会が開催されます。

「建築家たち

の手跡」展

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No.100

45

100th issue 『早稲田建築ニュース』は、このたび

100号を迎えました。ここで、稲門建築

会における機関誌について振り返ってみま

しょう。

『會誌』の創刊

 

1951年に設立された稲門建築会の機

関誌として、翌年『稲門建築會會誌』が創

刊されました。その紙面が左頁に掲げるも

ので、冒頭には内藤多仲先生による「発刊

の辞」が掲載されています。

 

この『會誌』は、現在の『早稲田建築

ニュース』と『WA』にいたる源流に当た

り、1962年まで、年間2~3回の発行

が続けられました。また、その途中、『稲

門建築年誌』が1957年に創刊されて

います。限られた予算と人手の中、『年誌』

の継続は困難を極めたようで、5号までは

毎年刊行されていましたが、その後は隔年

刊となって1969年の9号まで続けられ

ました。

 

この編集事情は『會誌』も同様だったと

思われますが、こちらについては1962

年に転機が訪れています。それは早苗会の

新聞部が刊行していた『早苗』紙とのいわ

ば「合併」で、『稲門建築』という名称に

変更してのち、1969年まで月刊という

ペースで刊行されています。この『稲門建

築』としての創刊号は、『稲門建築會會誌』

の36号を引き継いでいますが、同時に『早

苗』の32号でもありました。残念ながら、『早

苗』についての詳しい情報はほとんど残さ

れていませんが、合併前も月刊紙だったよ

うですので、その3年ほど前に創刊されて

いるようです。

 

編集が早苗会新聞部に引き継がれたこと

で、『會誌』に比べて『稲門建築』の紙面

構成は大幅に変わりました。もともと『會

誌』は教授陣などの記名記事が原則でし

た。しかし、『早苗』は月刊新聞でしたの

で、それを引き継いでいる『稲門建築』で

は無記名記事が多くなり、内容もニュース

性が高いものが主体となっています。さら

に、論説欄を設けるなど、かなり本格的に

新聞としての性格が前面に表れ、当時のエ

ネルギーの高さがうかがわれます。ちなみ

に、編集部員の紹介欄には、当時学部4年

生だった室伏次郎氏の名前もみられます。

『早稲田建築ニュース』の創刊

 

現在、稲門建築会事務局にある資料によ

れば、この『稲門建築』は1969年の

104号が最後の刊行のようです。

 

1970年は万国博覧会が開催されるな

ど、「戦後の終わり」を感じさせる空気が

世の中に満ちあふれた年でしたが、稲門建

築会としても時代の節目にあたり『稲門建

築年誌』と『稲門建築』を廃止して、それ

らを統合した『早稲田建築』を創刊させて

います。この『早稲田建築』こそ、現在の

『WA』につながる「機関誌」なのですが、

創刊当初は季刊、つまり年4回の刊行を目

指していました。しかし、ここにも記事収

集の困難と人手の問題が存在し、多いとき

で年3回、そして年2回刊行の年もあって

1977年を迎えます。

 

1976年は稲門建築会創立25周年に当

たり、1977年は次の新たな四半世紀の

最初の年でした。そこで、機関誌について

も見直しがあり、『早稲田建築』を「年誌」

の扱いにして、その間を埋めるものとして

『早稲田建築ニュース』が創刊されました。

 

左頁に掲げる『早稲田建築ニュース』創

刊号の巻頭には、当時の稲門建築会会長・

南和夫先生の創刊に寄せた記事が掲載され

ています。ここでは、『早稲田建築』は年

2回の刊行を企図している旨記載されてい

ますが、結局、その後は「イヤーブック」

として現在の『WA』まで引き継がれてい

ます。

 

2002年には電子メールを利用した

『稲門建築会メルマガ』が創刊され、さら

に2012年からは稲門建築会のホーム

ページが創設されました。このふたつは新

たな情報交換のツールとして、広報の役

割の一部を担うようになり、『早稲田建築

ニュース』はそれまでの年3回から年2回

の刊行に変更されています。

 

稲門建築会の発足の直後から刊行され続

けた機関誌は、先達の苦労のたまものでも

あります。今後も形を変えながらも引き継

がれていくことを願っています。

     上曽健一郎(苗S60/広報委員)

 戦争から終戦と凡そ十年のブランクを経過して我々は其の間全くバラバラであつた。同じ稲門を出乍ら互いの消息も分からず、自然相互の親睦も、協力も、利便も之を計るに道はなかつた。其の間学制は変化して大学は新制になつて第一、第二の学部が出来、専門部、高等工学校は解消し、工手学校は新制の工業高等学校として発足した。それ故早苗会も甍会も稲工会も稲友会も更新しなければならなくなり茲に大同団結して稲門建築会として発足した次第である。やがて其の名簿が出来れば大早稲田の建築出身者はこれで連携がとれ一大家族のようになる次第である。 その運営に当つては役員諸氏の並々ならぬ努力に負ふところ大で、東京を始め各地で発会式が挙行され各部会長や役員も決定されて居るのでこれからは順調にすべつて行くことが出来ると思う。 それで時々会報のようのものを出してお互いの心のつながりを得たらば愉快の事であると思う、各地方部会の諸氏もふるつて消息を寄せられんことを希望します。 現在学部の卒業生は毎年第一第二合計して約二百人、工業高等学校が百人これらの人が社会に出られるのも同門先業の力に待つ所大である。             ○ 大稲門建築の為に諸君の健在を祈りて発刊の辞と致します。

 菊花薫る秋、会員諸兄には、ご清祥のこととお喜び申し上げます。 本会は、年毎に会員を増し、本年度の母校への新入生を加えますと、839 名に達し、ますます拡大の道を歩んでおります。過般の総会において、本年度予算 16,042,000 円のご承認をいただきましたが、この額は二十数年前の丁度十倍に相当し、時勢の変化とともに本会成長の歩みを改めて痛感する次第であります。役員各位のご援助を受け、新事業計画の施行に努力いたしておりますので、今後とも皆様のご支援を賜りたく思います。 鶴田前会長時代に、会運営の改革を意図し、会則変更等多くの措置がとられましたが、ここ数年会費及び維持費の納入が頭打ちとなり、物価急騰の問題も絡み、会の財状はこの処甚だしく窮迫しております。 年4回を予定している会誌「早稲田建築」の発行も思うようにならぬ状態に立ちいたっております。 このため本年度から、これを年2回発行に切り替えるとともに、刊行間隔の拡張に伴い疎遠になり勝ちな欠点を避けるため、新に『早稲田建築ニュース』を数回発行することに改めました。本紙は、曽て速報を旨とし月刊制をとった稲門建築会誌の構想をいく分かでも取り戻そうとするものであります。 本ニュース発行にいたる若干の背景をお伝えするとともに、各位の積極的なご協力をお願い申し上げます。

創刊  

号!191019501960197019801990200020102015

機関誌

WEB

1910

建築学科本科創設/早苗会創立

1951 稲門建築会設立2001 稲門建築会HP設立2012 HPリニューアル

2002 メールマガジン創刊

2005 『早稲田建築』を『WA』に衣替え

1970 『早稲田建築』創刊

1957 『稲門建築年誌』創刊

1962 『稲門建築』創刊新聞 『早苗』

1952 『稲門建築會會誌』創刊

月 1回発行

月 1回発行

年 2~3回発行

年 2~3回発行年2回発行

2015 『早稲田建築ニュース』100号!!

1977 『早稲田建築ニュース』創刊

稲門建築會會報の発行に当たつて 内藤多仲

早稲田建築ニュース発行に際して 会長 南和夫  

「稲門建築會会誌」創刊号(1952 年8月 20 日発行)

「早稲田建築ニュース」第 1 号(1977 年 11 月発行)

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re早稲田建築ニュース

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67

 

恒例の合同クラス会が近づいてきまし

た。今回は平成元年卒業が幹事で、理工

展と同日開催です。学生の理工展企画や

製図作品などもご覧いただけます。

 『いま、ユートピアを考える一日』を

テーマに、現代の根底から変わりつつあ

る社会に対して、早稲田が育んできた「フ

ロンティアの気概」と実現を目指す「ユー

トピアの力」をキーワードとして、今後

を展望する一日です。

 

今年のクラス会では、例年の講演会と

懇親会に加えて、新たな試みとして、原

画展と見学会、ライブ演奏と大鍋料理を

盛り込み、イベントの楽しみを倍増させ

ました。

●講演会・シンポジウム 

15:00~

「世紀の節目とユートピアの力」

第1部「ミッシング・クォーター・センチュリー

/環境の激変」白坂亜紀(銀座クラブママ)

第2部「ユートピア志向とグランド・ヴィジョ

ン」倉方俊輔(建築史家、大阪市立大学准教授

苗H06)

第3部「ウイットネスタイム」建築家他5名

/聞き手:今村創平・山本想太郎(同期・苗H01)

●6口●

穂積信夫

●4口●

村松映一

●3口●

長澤護

上野毅

山岸紘郎

外岡豊

杉谷文彦

柳生泰宏

板谷薫

原田善榮

大西敏夫

田中彌壽雄

戸村俊雄

●2口●

板場三四

新保靖男

馬場璋造

橋本喬

若松孝旺

遠藤精一

川角喜一

岡本宏

鈴木了二

野口煕

野村裕司

松岡一雄

岡部憲明

松永純雄

佐藤滋

西村富夫

山本茂義

池田浩敬

土井英徳

安恒忠男

田中義吉

吉田六左エ門

黒川雅之

野町隆三

與謝野久

川原義直

伊藤滋

小西裕二

柴田克之

秋山信義

石井泉二郎

池原義郎

亀田公太郎

荒城昭和

神山幸弘

佐々木群

溝端利美

近藤正一

原篤輔

柴田寛二

木村建一

尾島俊雄

森園安男

村田俊夫

吉田陽一

●1口●

齋藤圭弘

林昭男

森保太郎

大澤義行

鈴木康史

内藤多四郎

松本洋

加藤光一

原至誠

丸山昭夫

山田陽一郎

青柳幸人

太田隆信

大之木晴樹

小島将志

斉藤康弘

澤柳伸

鈴木清和

鶴田日夫

橋本公佑

藤岡達也

溝部廣道

柳澤芳夫

板橋久雄

片岡省三

名古路おりめ

岩田誠二

川本政喜

国富英治

小林昌一

小林紳也

久森晃一

福士勝夫

好川忠延

浅野忠利

長島孝一

長野恒

野尻武彦

野村哲也

八巻昭

磯部雅男

泉修三

河村寛二

清水平三郎

田中榮志

中田幸男

中村勝

初川吉洋

福永喜朋

松田豊

山口

安藤紀雄

大野晴偉

加藤達夫

西野雄一郎

根橋宏次

青木治敏

池田順子

石川廣三

石堂威

伊藤力雄

梅主洋一郎

大平嘉行

加藤泰

川本明生

小林志朗

杉田稔

椙山健治

中根淳

野呂幸一

藤本健

海老根哲郎

大村進

高間三郎

富川信一郎

中川建

青木明彦

伊藤洋

宇井幸作

宗愼治

高橋泰一

寺村彰

中西靖直

松本洋一

柳沢國男

阿比留勝利

大木紀通

小倉要

可児才介

鎌田勝

佐藤立美

登坂敏晴

中村光彦

永橋進

橋本忠篤

福永知義

松永巖

阿佐見昭彦

大久保洋吉

大杉文哉

尾形達夫

金井俊夫

榊原信一

林賢語

平倉章二

堀川洌

秋山寿郎

足立暎一郎

有馬敏郎

粟野善治

猪岡達夫

入江正之

小山祐司

椎谷清志

重村力

柴田知彦

田中純子

田村正美

三原宏之

武藤清

望月英昭

盛勝昭

森田芳憲

両角光男

山崎一彦

割田正雄

伊沢久

石井健一

小畑晴治

加藤正之

嘉納成男

熊井直人

坂本周一

下田濟二郎

平野正男

平山武志

福田裕

細野晟史

森山正和

渡辺仁史

奥平与人

柴田いづみ

清水豊和

菅原宏夫

樋口久吾

三沢亮一

和智信二郎

井手洋一

井本健一

梅野岳

大内政男

小林照雄

後藤伸一

田中隆吉

守英雄

山本信治

阿久津壽

飯田郷介

市川秀紀

桂純二

鎌田雅行

橘川雄一

近藤一郎

中山卓

鈴木裕

染谷哲行

田尻哲司

地主道夫

長谷見雄二

古市徹雄

宮本繁和

武藤和幸

菊地守

佐藤賢三

豊嶋充男

西岡哲平

花堂直和

廣兼周一

馬淵喜全

村井潔

青柳隆之

新井精一

岡本茂

金子千秋

川上恵一

木谷清人

小松壽

佐野次雄

篠根哲典

塚田茂

戸塚泰宏

中川統夫

花本尚樹

浜田明彦

吉柴幸夫

渡部泰一

穴沢顕

石川巧

卯月盛夫

小倉優

落合千秋

郷正明

富田昌広

畑稔行

阿部康人

板井克真

板尾浩

杉村憲司

田中啓文

笛吹清志

伊東賢伸

小川晃

納新二

渋谷哲生

多川勝之

富樫亮

古谷誠章

松浦晋

車戸城二

黒田和彦

小菊健司

野原文男

矢部明良

山本太一

遊佐謙太郎

渡辺明

荒井孝行

小川誠一

後藤春彦

佐土原聡

蛭川哲夫

伊香賀俊治

片山篤

滝本能章

仲摩和雄

藤村正

増本寛

松原知三

丸田信重

山崎隆盛

石井弘美

筬島亮

国府谷貴史

澁田祥一郎

武田勤

宮崎昌二

山崎淳

市川徹

金子寛明

竹田精次郎

中江滋

松下雅宏

渡辺務

飯塚正義

佐久間康文

須永修

都築充雄

豊川士朗

玉村光平

照沼聡

野口正博

丸山茂生

村上公哉

山口直樹

伊藤文昭

上原力

豊田博康

中澤泰彦

生井良文

山田宗克

石川晶一

板谷敏正

菊嶋秀生

清田太三

小林進治

志村浩之

廣田裕介

三島辰雄

山本靖一郎

井深誠

川口晋

輿石直幸

佐藤能成

土岐昇三

中川淳

岡本英徳

桑形幹

重村正典

鈴木啓史

中野知之

野々瀬恵司

三宅博史

森永由美

奥村晶彦

笠原真紀子

中野順哉

藤津則雄

松岡泰史

松下克也

宮田哲治

吉原正

河崎昌之

佐々実

田中一成

野口久

細川博史

井上波彦

首藤亮一

丸山浩

小室憲生

佐藤淳也

高橋工

田中秀樹

久保田聡

鷲見和重

加藤英裕

周山達尊

中西隆之

横田考俊

加藤隆之

櫻井有紀子

田淵将也

鏡太紀

小岩正樹

日野元

丹田天平

中西将久

熊田智文

平須賀信洋

景山悠太郎

田邊詞庶

伊藤光太郎

藤﨑慧

神品夏葉

堀越理沙

稲葉秀行

進藤正人

福井貴英

萩原千尋

中澤広樹

市瀬東一

堀越喜与志

金城幸松

三富利雄

原公朗

岡部成

岡村新司

世良耕作

河野博

鈴木恂

森欣貮

市村茂次

上野信一

宮川明

菅原道雄

金岡伸幸

川澄吉夫

嵯峨山章

保科義和

和田全正

勝又正昭

小竹義孝

齋藤繁喜

佐藤英治

田中博隆

土田充義

長塚弘

波多野進

福田陽一

山中康廣

吉田紀子

河野好伸

渡邊章亙

荒能孝司

後藤達雄

畑聰一

川北喜久

山岡嘉彌

岩佐達雄

尺田知己

小田和正

溝口明則

本多圭司

本間進太郎

松本真樹

水嶋克典

今家政

大塚唯雄

静昌平

石川明美

栗原修三

中嶋薫

成兼一雄

入江通雄

勝俣淳

加藤宏生

岡田隆行

長谷山勝美

梅崎菊代

鎌腰勝

中山好子

澤田重明

佐々木八郎

富塚兆弥

渡辺吉行

生田昭夫

西沢鉄雄

木村博則

小泉文之

上原昭彦

中島秀則

藤原みどり

小玉博嗣

須賀和子

金子和矢

石黒唯嗣

内田奈緒

高緑一行

松山美奈夫

小林善一

北澤雄介

溝口清

高橋保雅

國信主馬

藤野隆至

柏裕之

辻ともみ

服部岳士

渡邊和子

伊藤得平

鹿児島原信

小林昭

眞間賢一

関根辰昭

椎名政夫

坪井浩一

和田直行

石田綽男

遠藤和男

山田幸司

芦川進

石垣迪也

岩井一三

加藤久郎

中里正雄

川井泰彦

小林一雄

清水國安

高田英治

福田忠助

藤森通弘

室橋正太郎

戸沼幸市

小川重夫

津田隆

石原純

村田良之助

北村嘉嗣

遠藤勝勧

衛藤文人

川嶋栄喜

袴塚登美男

奥村五郎

出島晴男

久保光保

河合弘

畠中三郎

望月栄一

久慈次男

榎本勇

駒津八太郎

2014年度

会費&維持費納入者

年会費に加え、維持費納入にもご協力を賜りました。

2014年度決算報告書 自 2014年4月 1日至 2015年3月31日

貸借対照表

収支計算書●収入の部

資産の部勘定科目現  金振替貯金普通預金 みずほ銀行 りそな銀行 三井住友信託銀行 三井住友銀行定期預金 みずほ銀行 りそな銀行 三井住友信託銀行未収金立替金仮払金生協出資金

合計

 

2,872,209 993,424 320,825 6,453,268

6,695,000 10,000,000 10,000,000

 

金額 963,644 7,453,544 10,639,726

26,695,000

0 0 0

15,000

45,766,914

勘定科目

【会費及び入会金】 年会費(正) 年会費(協) 学生会費 入会金(協)【維持費】 維持費【寄附金】 寄附金【活動に伴う収入】 広告収入 名簿収入 総会懇親会費 新年会参加費 OB仕事紹介出展費 建築学会選挙経費 その他活動収入【資産から生じる収入】 受取利息【その他収入】 雑収入【繰越金】 前年度繰越金収入合計

年予算

12,410,000

2,900,000

0

2,601,232

10,000

0

7,499,157

25,420,389

10,500,000 10,000

1,900,000 0

2,900,000

0

1,226,232 5,000

210,000 210,000 800,000 100,000 50,000

10,000

0

7,499,157

予算実績差額   

▲179,00030,00015,000

0

185,000

52,000

03,856

▲23,5000

425,0000

47,500

▲1,618

5,000

0

▲134,000

185,000

52,000

452,856

▲1,618

5,000

0

559,238

実績金額

12,276,000

3,085,000

52,000

3,054,088

8,382

5,000

7,499,157

25,979,627

10,321,000 40,000

1,915,000 0

3,085,000

52,000

1,226,232 8,856

186,500 210,000 1,225,000 100,000 97,500

8,382

5,000

7,499,157

勘定科目【会 員】 会員会議費 名簿整備費 OBによる仕事紹介 熱湯夜話 会員委員会費【広 報】 早稲田建築ニュース発行費 イヤーブック発行費 ホームページ・メルマガ運営費 広報委員会費【事 業】 見学会・セミナー開催費 稲門建築ライブラリー 事業関連整備費 事業委員会費【総 務】 総会開催費 補助金: 支部   支部活性化支援金  〃 : 学生 顕彰制度運用費 特別功労賞 稲門建築会賞 賞状ホルダー 学会選挙 会費等納入促進費 既刊行物調査・整備費 総務委員会費【活動運営費】 会議費 旅費交通費 印刷費 支払手数料 周年事業準備金費用活動費計①事務費PC環境整備費用品費通信費交通費慶弔慰費雑費事務費準備金費用OA機器更新準備金費用活動費計②

年予算 1,370,000

4,820,000

1,000,000

2,660,000

1,370,000

11,220,000 6,200,000 70,000 100,000 600,000 30,000 60,000 30,000 95,000 100,000 7,285,000 6,905,389 25,410,389

380,000 200,000 750,000 30,000 10,000

3,100,000 1,570,000 90,000 60,000

260,000 500,000 200,000 40,000

430,000 700,000 100,000 900,000 110,000 35,000 30,000 45,000 210,000 60,000 150,000 10,000

110,000 500,000 400,000 260,000 100,000

実績金額 1,629,547

4,855,347

368,384

2,562,881

1,284,670

10,700,829 5,621,782 67,526 87,475 540,560 30,671 33,781 30,661 95,000 100,000 6,607,456

0 17,308,285 8,661,342

359,268 197,311 1,062,968

0 10,000

3,100,157 1,662,770 25,920 66,500

344,384 0 0

24,000

336,321 699,999 100,000 956,519 95,752 25,531 28,641 41,580 202,970 56,200 115,120 10,000

141,224 308,750 408,552 326,144 100,000

予算実績差額   

20,7322,689

△312,96830,000

0

△157△92,77064,080△6,500

△84,384500,000200,00016,000

93,67910

△56,51914,2489,4691,3593,4207,0303,80034,880

0

△31,224191,250△8,552△66,144

0

△259,547

△35,347

631,616

97,119

85,330

519,171 578,218 2,474 12,525 59,440 △671 26,219 △661 0 0

677,544 6,905,389 8,102,104

●支出の部

活動費

運営費

決算収支差額次年度繰越金

8,661,342 円 8,661,342 円

負債・積立金の部勘定科目未払金預り金前受金 年会費(正) 年会費(維) 年会費(学) その他事務費準備金 OA機器更新準備金積立金特別積立金 早稲田建築合同クラス会運営基金 周年事業積立金 支部活性化支援金決算収支差額

合計

 

115,000 35,000

2,395,000 0

7,022,056 400,000 40,000

 

金額 0

5,000 2,545,000

775,000 318,516

26,000,000 7,462,056

8,661,342

45,766,914

単位:円

単位:円

単位:円

予備費計③

支出合計(①+②+③)

決算収支差額

決算処分案

永澤明彦(苗H04)㈱アール・アイ・エー

梶山徹(苗H07)㈱淺沼組

池田剛生(苗S61)旭化成ホームズ㈱

飯岡方春(苗S63)㈱梓設計

前原孝行(苗S56)㈱安藤・間

福地拓磨(苗H09)㈱石本建築事務所

園田陽一(苗S58)伊藤忠商事㈱

宇塚幸生(苗S50)㈱入江三宅設計事務所

小室正章(苗H04)㈱NTTファシリティーズ

岡本利之(苗H03)大阪ガス㈱

掘池隆弥(苗H05)㈱大林組

橋本浩(苗S56)㈱奥村組

中村聡一郎(協H25)㈱オリエンタルランド

山本明男(苗S51)鹿島建設㈱

鈴木裕(苗S48)㈱観光企画設計社

若松加寿江(院S47)関東学院大学

境田康良(苗H12)北野建設㈱

北神祐之(苗S55)㈱熊谷組

川井隆夫(苗H03)㈱久米設計

中島裕輔(苗H07)工学院大学

安藤靖人(苗H06)㈱構造計画研究所

藤田達哉(苗H08)㈱鴻池組

原英嗣(苗H09)国士舘大学

山崎直宏(苗S53)古久根建設㈱

木下修文(苗H12)㈱コスモスイニシア

岡本光正(苗H05)五洋建設㈱

川井康平(苗H14)ザイマックスグループ

今春大介(院H10)㈱坂倉建築研究所

駒田修(苗S54)佐藤工業㈱

龍治男(苗H04)㈱佐藤総合計画

清水和彦(苗S53)三機工業㈱

 

2015年度

職域幹事一覧

中川佳(苗H12)JFEグループ

村上公哉(苗S60)芝浦工業大学

牧住敏幸(苗H04)清水建設㈱

本間進太郎(院H06)新日鉄住金エンジニアリング㈱

金子寛明(苗S58)新菱冷熱工業㈱

土屋直人(苗S63)住友不動産㈱

川村明寛(苗H18)住友林業㈱

島田達哉(苗S59)西武建設㈱

堂城直人(苗H14)積水ハウス㈱

大関美樹雄(苗S54)㈱銭高組

松本哲弥(苗S61)大成建設㈱

守屋寛之(苗H08)高砂熱学工業㈱

森永由美(苗H02)㈱竹中工務店

堀尾奈央(苗H16)㈱丹青社

高橋英治(苗S60)千代田化工建設㈱

椎名明良(苗S54)鉄建建設㈱

内藤純(苗S60)㈱電通

中野淳太(苗H09)東海大学

小島摂(苗H14)東海旅客鉄道㈱

市川一美(苗S61)東急建設㈱

南海幸男(苗S54)㈱東急設計コンサルタント

江原清仁(苗H11)東急不動産㈱

奥田篤(苗H10)東京ガスグループ

浅野新(苗S61)東京急行電鉄㈱

青山周吾(苗H15)東京建物㈱

鈴木隆行(苗H08)東京電力㈱

岩下剛(苗S62)東京都市大学

山田孝司(苗S57)㈱都市デザイン

縄田浩(苗S61)戸田建設㈱

小池研司(苗S53)飛島建設㈱

田原潤一(苗H16)西日本旅客鉄道㈱

下村宏(苗S59)西松建設㈱

居谷圭祐(苗H21)日揮㈱

金光宏泰(苗H21)㈱日建設計

石田直史(苗S62)㈱日建ハウジングシステム

福島朝彦(苗S58)日本環境技研㈱

内藤浩司(苗H04)㈱日本設計

中西豪(苗H17)日本土地建物㈱

斉藤忍(苗S60)㈱乃村工藝社

松岡史隆(苗H17)野村不動産グループ

末広英之(苗H09)㈱博報堂

川本哲也(苗H07)パシフィックコンサルタンツ㈱

長崎知彦(苗H21)㈱長谷工コーポレーション

重森陽(苗H21)東日本旅客鉄道㈱

金田剛(苗H01)㈱フジタ

永松航介(苗H14)前田建設工業㈱

武田勤(苗S57)㈱松田平田設計

清末隆廣(苗H15)ミサワホーム㈱

松崎真豊(苗S63)三井住友建設㈱

西原宗一郎(苗H25)三井不動産グループ

山下将司(苗H12)三井ホーム㈱

菅野浩夫(苗S55)三菱地所㈱

鬼澤仁志(苗H03)㈱三菱地所設計

菊池徹(苗H18)三菱商事㈱

大友理(苗H05)㈱三菱総合研究所

玉置健治(苗H09)森トラスト㈱

田中敏行(苗S59)森ビル㈱

熊谷泰彦(苗H05)㈱安井建築設計事務所

三浦正徳(苗H12)㈱山下設計

秋元康幸(苗S55)横浜市

熊谷順治(苗H01)㈱類設計室

藤井由理(苗H09)早稲田大学

会費納入率一覧在籍会員数別納入率上位 10 社●会員数 50 名以上…………………………会社名        会員数* 納入率大成建設㈱早稲田大学㈱三菱地所設計㈱日建設計戸田建設㈱清水建設㈱㈱竹中工務店鹿島建設㈱㈱日本設計㈱大林組● 15~49 名…………………………………㈱松田平田設計㈱石本建築事務所㈱梓設計東日本旅客鉄道㈱野村不動産グループ㈱ NTT ファシリティーズ三菱地所㈱東京建物㈱東京急行電鉄㈱㈱安藤・間● 5~14 名 …………………………………東海旅客鉄道㈱工学院大学五洋建設㈱芝浦工業大学㈱佐藤総合計画新日鉄住金エンジニアリング㈱㈱東急設計コンサルタント日本土地建物㈱㈱丹青社佐藤工業㈱

2014 年度末納入率がアップした上位10社(2011 年度末比)

会社名(会員数*)    納入率  UP 率飛島建設㈱(2)㈱佐藤総合計画(14)㈱都市デザイン(4)北野建設㈱(5)㈱フジタ(13)西日本旅客鉄道㈱(5)工学院大学(7)㈱東急設計コンサルタント(7)東京電力㈱(30)関東学院大学(8)

*通信可能な会員数

38.8%35.0%31.8%29.2%27.7%23.4%23.0%19.4%19.4%18.1%

61.1%42.9%38.5%31.0%29.2%28.9%28.0%27.8%27.8%26.1%

66.7%66.7%50.0%50.0%42.9%42.9%42.9%40.0%40.0%37.5%

55.6%36.9%25.0%20.0%17.1%15.0%14.3%14.2%13.8%12.5%

2638066

12083

239235279

72166

18213929244525181823

96

108

1477

1058

100.0%78.6%75.0%20.0%38.5%40.0%85.7%57.1%26.7%25.0%

 

9月11日(金)の晩、「2015年度

第1回職域幹事会」が、会長、副会長、

その他理事、多数の職域幹事の出席のも

と開催されました。

 

初めに菅原道雄会長(苗S36)の挨拶

があり、当会は教室、学生、卒業生の三

者のコミュニケーションを取る場であ

り、当会へのいっそうの関心と参加のお

願いが述べられました。次に総務、事

業、広報、会員委員会の各委員長からの

活動報告と、竹内雅彦会員委員長(苗S

59)より職域幹事規程の説明等がありま

した。

 

その後、菅原会長より新職域幹事を代

表し山下設計の三浦正徳氏(苗H22)へ

委嘱状が手渡されました。

 

また今後の稲門建築会の活動として11

●懇親会

17:30~

「ユートピア・フィエスタ」

旬の料理やお酒、ライブ演奏を楽しむ、母校

に集う秋の収穫祭を自主企画。同じ鍋を囲み、

音楽に耳を傾ける、心地よいひとときをお楽

しみいただけるよう準備しています。JAZ

Z生バンドによる生演奏も。

●原画展

16:30~「ユートピアを描く」

早稲田建築の原点でもあるドローイングの魅

力を、原画を通して楽しみます。絵本作家・

青山邦彦(同期・苗H01)が描く世界遺産と、

今年度稲門建築会特別功労賞を受賞した通勤

漫画家の座二郎こと高橋庸文(苗H10)の二

人展です。

●見学会

12:30~14:00 

「塔博士のユートピア」内藤多仲邸見学

会(要予約・詳細はメールマガジンにて)

●会費:5、000円(前売り、当日)学生・

ご家族は無料

いま、夢を描き、構想する力を、早稲田祭、

理工展が行われている賑やかな母校で、

みなさんと一緒に考えたいと思います。

ぜひ、お誘い合わせの上、ご参集ください。

加藤詞史(合同クラス会2015実行委員長/苗H01)

月28日(土)に開催する「OBによる仕

事紹介」の概要、「OBOG仕事場紹介」

ホームページ更新のお願い、本年度の合

同クラス会実行委員長加藤詞史氏(苗H

01)より開催概要の紹介、代表津島英征

君(3年生)より建築展活動報告および

2015年度芸術展紹介がありました。

 

職域幹事会の後、大内政男副会長(苗

S47)の乾杯で懇親会が始まりました。

お酒と料理を囲みながら楽しいひと時を

過ごし、最後に学部4年(後藤研)の出

樋(だすぜ)幸裕くんの力いっぱいのエー

ルの下、恒例の「都の西北」を声高らか

に斉唱し、長谷見雄二副会長(苗S48)

の中締めの挨拶でお開きになりました。

山本洋史(理事・会員委員会/苗S61)

 

2015年度

職域幹事会報告

 

合同クラス会2015

ユートピアフィエスタ開催!

Page 5: News of WASEDA 100 · 稲門建築会におに明治安田生命新東陽町ビルで日本建築学会賞作品賞を受賞されたことは藤吾賞、BCS賞などを受賞し、高い社会的評価を得ている。2014年竹中工務店入社後、要職を歴任する中で多くのプロジェクトに携わり、村野

8

会長   

菅原道雄(苗S36)㈱石本建築事務所

副会長  

大内政男(苗S47)㈱三菱地所設計 

     

長谷見雄二(苗S48)早稲田大学

     

齋藤聰(苗S51)㈱NTTファシリティーズ*

●総務……………………………………………………………

委員長

清代整(苗S61)鹿島建設㈱

副委員長

笠井香澄(苗S61)㈱竹中工務店

小熊敏之(苗S62)㈱ザイマックス不動産総合研究所

理事

中嶋康雄(苗H03)ラサール不動産投資顧問㈱

樫村弘子(芽S57)一級建築士事務所オーク・ヴィレッジ

金子寛明(苗S58)新菱冷熱工業㈱

清水豊和(苗S46)五洋建設㈱

岡田明子(苗H04)㈱大林組*

●会員……………………………………………………………

委員長

竹内雅彦(苗S59)清水建設㈱

副委員長

佐々木宰(苗H1)東京建物㈱

渡邉顕彦(苗S57)㈱三菱地所設計

和出知明(苗S58)㈱梓設計

理事

能登英貴(芽H21)㈱増田建築構造事務所

山本洋史(苗S61)東京ガス㈱

岸上大介(芽H16)㈱増田建築構造事務所

齊藤裕康(苗S58)大成建設㈱*

小坂幹(苗S62)㈱日本設計*

笠木修(苗H03)㈱山下設計*

日置拓人(苗H05)日置拓人+南の島工房一級建築士事務所*

学生理事

池田直樹(苗H26)田辺研 

修士2年*

松永知大(苗H26)田辺研 

修士2年*

●事業……………………………………………………………

委員長

和田直(苗S59)㈱山下設計

副委員長

横山大造(苗S61)㈱竹中工務店

能勢修治(苗S58)㈱石本建築事務所*

理事

髙口洋人(苗H07)早稲田大学

賀持剛一(苗S58)㈱大林組

藤田聡(苗S56)清水建設㈱

関野宏行(苗S55)㈱佐藤総合計画

浅見邦一(苗S62)鹿島建設㈱*

海老原靖子(苗H8)㈱久米設計*

井深誠(苗S63)大成建設㈱*

神田篤志(苗H15)㈱日建設計*

学生理事

陶山春菜(苗H26)西谷研 

修士2年

藤井真麻(苗H28)学部4年*

●広報……………………………………………………………

委員長

山本茂義(苗S56)㈱久米設計

副委員長

有賀隆(苗S60)早稲田大学

吉野繁(苗S59)㈱日建設計

理事

豊川士朗(苗S59)中野区

石黒唯嗣(芽H14)山芳建設㈱

竹部友久(苗H01)㈱日本設計

高橋庸文(苗H10)前田建設工業㈱

鈴木隆(苗H13)ツズキオフィス

南健太郎(苗H16)前田建設工業㈱

渡邊大志(苗H15)早稲田大学

上曽健一郎(苗S60)エフケイ㈱*

比留間基晃(苗H04)鹿島建設㈱*

学生理事

相馬和貴(苗H26)西谷研 

修士2年*

伊藤安里(苗H26)田辺研 

修士2年*

●事務局…………………………………………………………

事務局長

大木紀通(苗S42)稲門建築会

●監事……………………………………………………………

小町利夫(苗S48)CGSRE*

矢吹慎悟(苗S60)戸田建設㈱*

●幹事……………………………………………………………

建築学科

本橋仁(苗H21)専任助手

山田宮土理(苗H20)専任助手

芸術学校

山口英城(苗S62)専任講師

●合同クラス会…………………………………………………

実行委員長 加藤詞史(苗H01)㈱加藤建築設計事務所*

●評議員会………………………………………………………

会長

入江正之(苗S44)早稲田大学*

早苗会

坪井善隆(苗S42)法政大学

三浦延恭(苗S47)国士舘大学

大高一博(苗S51)㈱日建設計

小菅克己(苗S51)㈱イリア

後藤春彦(苗S55)早稲田大学*

中村光彦(苗S42)社団法人全日本建築士会*

石井友彦(苗S42)TOMO 建築設計事務所*

横河鉄彌(苗S44)横河ブリッジホールデイングス*

小畑晴治(苗S45)㈶日本開発構想研究所*

桂純二(苗S48)*

稲芽会

赤坂喜顕(苗S52)早稲田大学芸術学校*

粟野寿朗(芽H17)㈱アワノ商店

支部

重村力(苗S44)㈱いるか設計集団

金岡伸幸(苗S37)

●支部長…………………………………………………………

北海道

染谷哲行(苗S48)アルクム計画工房

東北

渡辺浩文(苗S63)東北工業大学

信越

宮本忠長(甍S23)㈱宮本忠長建築設計事務所

北陸

福田裕(苗S45)千代野建設㈱*

静岡

鎌腰勝(友S41)三共地建

名古屋

猪岡達夫(苗S44)中部大学

近畿

重村力(苗S44)㈱いるか設計集団

中国

佐藤立美(苗S42)NPOテクノレジェンド宝の山

四国

中村谷百則(苗S59)㈱中村谷

九州

金岡伸幸(苗S37)

2015年度稲門建築会役員一覧

*は新任役員

News of WASEDA Architecture No.1002015 年 10 月 15 日発行

発行者=稲門建築会会長:菅原道雄編集者=稲門建築会広報委員会    (委員長:山本茂義)

発行所=稲門建築会〒169-8555東京都新宿区大久保 3-4-1早稲田大学理工学術院 55-S-02-01TEL. & FAX. = 03-3208-0640HP = http://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/Email = [email protected]

制作=都市建築編集研究所デザイン=長島恵美子ⓒ稲門建築会

 生物学には「動的平衡」という言葉があります。外観が同じ状態を保つ生物も、分子レベルで見ると、その構成物は常に新しいものに移り変わっている、というのがその主旨です。これは組織や学校という人の集まりにも同じことがいえて、早稲田大学の校歌の「集まり参じて人は変われど 仰ぐは同じ理想の光」とは、まさしくこのことを謳っています。そしてそれは、執筆者や編集者、さらに誌面デザインや大きさなども変えながら発行され続けてきた『早稲田建築ニュース』もまた同じなのでしょう。当誌は、次の号から新たな100号への歩みをはじめます。上曽健一郎(広報委員/苗S60)

記編 集 後 巻頭言で嘉納先生がニュース1号発行の1977年は「会費が思うように集まらず厳しい運営を強いられていた」と書いていますので、どのくらい厳しかったか、現在と比較してみました。当時、稲門建築会の年会費は3,000円、年度収入が1,154万円、広報関連支出が366万円でした。当時の消費者物価指数を1とすれば昨年は1.6であり、換算すると年会費は4,800円、収入は1,846万円、広報関連支出は585万円となります。一方昨年度は、年会費5,000円、収入が1,848万円、広報関連支出が485万円であり、換算数字と同じような値が並ぶ中で、広報関連支出の現状は当時より100万円少なくなっています。発行回数の削減や他の事業に要する諸費用の支出が影響しているようです。いずれにしても、当時は現在と同じような厳しい運営状況にあったとわかりますし、広報の現状は当時よりさらに厳しい状況にあると言えます。 ただし、1990~2000年は2,500~3,000万円の収入があり、余裕の運営ができた時期もあったようです。 大木紀通(事務局長/苗S42)

り務 局 便事

訃報 下記の方がお亡くなりになった旨、事務局にお知らせいただきました。謹んでご冥福をお祈りいたします。   2015.2.1~2015.8.31受付分 な 会 務主 報 告の 2015 年 4 月~

■会議 ●14度第5回理事会・第3回評議員会…4/24●15年度春の大会(通常総会・特別講演会・懇親会)…6/5

●第1回理事会・第1回評議員会…6/26●支部長会議…7/3●第2回理事会・第1回職域幹事会・懇親会…9/11

■活動 ●メールマガジンの発行…4,5,6,7,9,10月号●イヤーブック「WA2015」の発行…4/15●早稲田建築ニュース99号の発行…4/15●新入生オリエンテーション(樫村総務理事参加)…5/23

●設計製図Ⅱ第1課題公開講評会(支援)…6/6●見学会(品川シーズンテラス)…7/15●設計製図Ⅱ第2課題公開講評会(支援)…9/26●早稲田建築アーカイブス…2010年から続いた作業を50名の編纂でとりあえず終了

山口道彦(苗S09)H27.2.25川辺健次(苗S21)H26.12.15渡辺寿一(苗S23)H27.4.5菅原乙繁(苗S26)H27.3.30平井榮一(苗S26)H26矢口珍彦(苗S26)H26.4.27大前昭夫(苗S27)H25.9.11高橋宏(苗S27)H27.4.9嵐田形造(苗S28)H25.1.17岩井一三(苗S28)H27.5.23滝沢健児(苗S28)H25.5.2高橋辰巳(苗S29)H26.11.1望月重(苗S29)H27.4.22松尾義朗(苗S32)H27松田守弘(苗S32)H26.10.16吉川亀(苗S33)H26.11.9

平山金吾(苗S34)—山崎治夫(苗S34)H27.3.9上野信一(苗S35)H26.12.9葛和敬章(苗S35)H26.12.29松本憲郎(苗S35)H26.11.23若林哲夫(苗S35)H26.2.23新海哲也(苗S36)H27.3.29須藤卓男(苗S36)H27.4.1竹中経二(苗S36)H26.4.26小竹睦男(苗S37)H27.6.26川合廣樹(苗S38)H26.4.27石渡道生(苗S40)H25.8菅原保徳(苗S43)H27.8.4正木徳清(苗S44)H27.1.28石島一彦(苗S58)H26.12.8中澤正紀(苗H05)H26

秋山正夫(友S10)H27.4.11関根国男(友S17)H26.10.13斉藤新作(友S29)H11.1.28田中秀樹(友S52)H23.4.5岩堀博(工S14)10年程前戸村俊雄(工S25)H26.7小寺保(甍S16)H27.3.13山下清道(甍S17)H26.6.24河北猪一郎(甍S18)H27.4.9宮久保髙彌(甍S20)—伊藤昭典(甍S24)H27.2.26川添登(甍S24)H27.7.9駒津八太郎(甍S24)H27.4.7吉野徳松(甍S24)H26.4.19鈴庄英之(甍S25)H26.10.8黄地秀興(芽S60)H26.3.20