mta repair hp Ô - czsk.dental-tribune.com · mta repair hp px ê su ! lh Ítz ýhs x ¢ è ... q...

3
10 Dental Tribune Japan Edition | 2018/9 PRODUCT INFO スと同様の効果と化学的・生 物学的特性を備え、また症状 の適応範囲も同じ製品だが、そ の大きな特長は高い可塑性が 添加された粘度にある。そのた め、操作がしやすく、窩洞への 挿入も完璧に行える。だが、製 品粉末にもともと備わっている 物性のためにざらざら感があ り、これが臨床上の難点となっ ていた。当該部位への操作と 周囲との調和が難しかったか らである。 MTA Repair HPでは粘度が 変わった上に、新たなX線造影 剤、タングステン酸カルシウム が配合された。これは、歯根ま たは歯冠の着色の原因にはな らない。 その他、特記すべき点は、革 新的なパッケージである。製品 1回の使い切り少量カプセル として、使い捨てのバイアルに 収まり、専用ケースに包装され ている。革新性は製品そのもの に限らず、歯科医が機能的か つ便利に使えるパッケージに も必要であると、アンジェラス 社は考えている。 製造販売元 〒110-8507 東京都台東区上野7-6-9 I TEL:03-6880-2155(サポートセンター) I https://www.yoshida-dental.co.jp/ 製造元:アンジェラス社 Angelus Indùstria de Produtos Odontològicos S/A(ブラジル) MTA アンジェラス HP 高い可塑性により、操作性を高めたMTA 可塑剤の添加によりMTAにありがちなボソボソ 感が改善され、操作性が向上しました。 • X線造影剤としてタングステン酸カルシウムを配合し ています。 1カプセル0.085gの使い切り少量タイプです。 ・粉と液の混和後15分程度で初期硬化が開始します。 カルシウムイオン放出で、硬組織の形成を促進し ます。パーフォレーション(穿孔)及び損傷を受 けた歯根周囲組織を修復。高アルカリ性=水酸化 物イオンの蓄積により高pH値環境になり、抗細菌。 歯内療法 www. angelus.ind.br アンジェラス MTAマテリアル 製品 MTA フィラペックス 歯科用根管充填シー ラー材 MTA アンジェラス ® 歯科用覆髄材料 READERSCHOICE AWARD ENDODONTIC PRODUCTS 認証番号:229AKBZX00006000(管理) 認証番号:226ACBZX00043000(管理) 認証番号:226ACBZX00015000(管理) MTA成分含有の根管 充填用シーラで、 硬化 時の膨張により高い封鎖性を有しています。 適度な流動性を持ち、操作性にも優れています。 また硬化時に膨張(寸法変化 約0.09%※)する ので、根管の封鎖性に優れています。 ※Angelus社の社内試験の平均値 MTA Repair HP 従来、 MTAアンジェラスは、 ほとんどの場合に抜歯を余儀 なくされる歯根穿孔、分岐部病 変に対応できる覆髄材として 市場に導入されてきた。今日で は、 MTAアンジェラスはその他 のさまざまな症状に対し使用で きるようになっている。 この度発売されたMTA Repair HP は、従来のMTA アンジェラ 2001 年から製造されてきた。 事実、学術領域でも広く認 められているこの製品の治療 結果と効果は、数多くの学術 論文や記事、また科学的な研 究により証明されている。 MTAアンジェラスはかねて 歯科界、特に歯内治療専門医 の間で定評のある覆髄材であ る。本品はその製造ノウハウと 専門技術を持つ唯一のブラジ ル企業、アンジェラス社によっ MTA Repair HP 発行人 ............... 平川大/平川裕司 編集長 ............... 畑めぐみ 編集責任者 ....... 斉藤淳 デザイナー ....... 鈴木美里 スタッフ ........... 相原美和/古川雄亮 藤田元久/川端啓 藤田記子/清水亮一 田村裕未 監修 ................... 石井貴久 dti 日本代表 ..... 寺岡善満 海外記事監修 ... 金子智之 発行日 2018910日発行 編集発行 株式会社メディカルネット ブランネットワークス株式会社 151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル3Publisher/President/Chief Executive Officer Torsten R. Oemus Chief Financial Officer Dan Wunderlich Director Content Creation Claudia Duschek Senior Editor Yvonne Bachmann Clinical Editors Nathalie Schüller Magda Wojtkiewicz Editor & Social Media Manager Monique Mehler Editors Kasper Mussche Brendan Day Junior Editors Franziska Beier Luke Gribble Copy Editors Ann-Katrin Paulick Sabrina Raaff Junior Business Development & Marketing Manager Alyson Buchenau Dental Tribune International GmbH Holbeinstr. 29, 04229 Leipzig, Germany Tel.: +49 341 48 474 302 | Fax: +49 341 48 474 173 info@dental-tribune.com | www.dental-tribune.com 内容に関するお問い合わせ 定期購読のお申込み info@blanc-net.co.jp ※本紙記事の無断転載・複製を固く禁じます。 ©2018, Dental Tribune International GmbH. All rights reserved. Dental Tribune International makes every effort to report clinical information and manufacturers product news accurately, but cannot assume responsibility for the validity of product claims, or for typographical errors. e publishers also do not assume responsibility for product names or claims, or statements made by advertisers. Opinions expressed by authors are their own and may not reflect those of Dental Tribune International. DENTAL TRIBUNE日本版 2018 Vol.2 No.3

Upload: vantuong

Post on 25-Sep-2018

215 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

10 Dental Tribune Japan Edition | 2018/9PRODUCT INFO

スと同様の効果と化学的・生物学的特性を備え、また症状の適応範囲も同じ製品だが、その大きな特長は高い可塑性が添加された粘度にある。そのため、操作がしやすく、窩洞への挿入も完璧に行える。だが、製品粉末にもともと備わっている物性のためにざらざら感があり、これが臨床上の難点となっていた。当該部位への操作と周囲との調和が難しかったからである。

MTA Repair HPでは粘度が変わった上に、新たなX線造影剤、タングステン酸カルシウムが配合された。これは、歯根または歯冠の着色の原因にはならない。その他、特記すべき点は、革新的なパッケージである。製品は1回の使い切り少量カプセルとして、使い捨てのバイアルに収まり、専用ケースに包装されている。革新性は製品そのものに限らず、歯科医が機能的かつ便利に使えるパッケージにも必要であると、アンジェラス社は考えている。

製造販売元〒110-8507 東京都台東区上野7-6-9 I TEL:03-6880-2155(サポートセンター) I https://www.yoshida-dental.co.jp/製造元:アンジェラス社 Angelus Indùstria de Produtos Odontològicos S/A(ブラジル)

MTA アンジェラス HP高い可塑性により、操作性を高めたMTA

• 可塑剤の添加によりMTAにありがちなボソボソ感が改善され、操作性が向上しました。

• X線造影剤としてタングステン酸カルシウムを配合し ています。

・1カプセル0.085gの使い切り少量タイプです。・粉と液の混和後15分程度で初期硬化が開始します。

カルシウムイオン放出で、硬組織の形成を促進します。パーフォレーション(穿孔)及び損傷を受けた歯根周囲組織を修復。高アルカリ性=水酸化物イオンの蓄積により高pH値環境になり、抗細菌。

歯内療法

www.angelus.ind.br

アンジェラス MTAマテリアル 製品

MTA フィラペックス歯科用根管充填シー ラー材

MTA アンジェラス®

歯科用覆髄材料

R R

R R

R R

RR

R R

R R

R R

READERS� CHOICE AWARD

R R

ENDODONTIC PRODUCTS

認証番号:229AKBZX00006000(管理)認証番号:226ACBZX00043000(管理) 認証番号:226ACBZX00015000(管理)

MTA成分含有の根管 充填用シーラで、 硬化時の膨張により高い封鎖性を有しています。適度な流動性を持ち、操作性にも優れています。また硬化時に膨張(寸法変化 約0.09%※)するので、根管の封鎖性に優れています。※Angelus社の社内試験の平均値

MTA Repair HP

従来、MTAアンジェラスは、ほとんどの場合に抜歯を余儀なくされる歯根穿孔、分岐部病変に対応できる覆髄材として市場に導入されてきた。今日では、MTAアンジェラスはその他のさまざまな症状に対し使用できるようになっている。この度発売されたMTA Repair

HPは、従来のMTAアンジェラ

て2001年から製造されてきた。事実、学術領域でも広く認

められているこの製品の治療結果と効果は、数多くの学術論文や記事、また科学的な研究により証明されている。

MTAアンジェラスはかねて歯科界、特に歯内治療専門医の間で定評のある覆髄材である。本品はその製造ノウハウと専門技術を持つ唯一のブラジル企業、アンジェラス社によっ

MTA Repair HP発行人 ...............平川大/平川裕司編集長 ...............畑めぐみ編集責任者 .......斉藤淳デザイナー .......鈴木美里スタッフ ...........相原美和/古川雄亮 藤田元久/川端啓 藤田記子/清水亮一 田村裕未監修 ...................石井貴久dti日本代表 .....寺岡善満海外記事監修 ...金子智之

発行日 2018年9月10日発行

編集発行株式会社メディカルネットブランネットワークス株式会社〒151-0072東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル3階

Publisher/President/Chief Executive OfficerTorsten R. OemusChief Financial OfficerDan Wunderlich

Director Content CreationClaudia DuschekSenior EditorYvonne BachmannClinical EditorsNathalie SchüllerMagda WojtkiewiczEditor & Social Media ManagerMonique MehlerEditorsKasper MusscheBrendan DayJunior EditorsFranziska BeierLuke GribbleCopy EditorsAnn-Katrin PaulickSabrina Raa�Junior Business Development & Marketing ManagerAlyson BuchenauDental Tribune International GmbHHolbeinstr. 29, 04229 Leipzig, GermanyTel.: +49 341 48 474 302 | Fax: +49 341 48 474 [email protected] | www.dental-tribune.com

内容に関するお問い合わせ定期購読のお申込み[email protected]※本紙記事の無断転載・複製を固く禁じます。

©2018, Dental Tribune International GmbH.All rights reserved. Dental Tribune International makes every effort to report clinical information and manufacturer’s product news accurately, but cannot assume responsibility for the validity of product claims, or for typographical errors. �e publishers also do not assume responsibility for product names or claims, or statements made by advertisers. Opinions expressed by authors are their own and may not re�ect those of Dental Tribune International.

DENTAL TRIBUNE日本版2018 Vol.2 No.3

11Dental Tribune Japan Edition | 2018/9 AD

Planmeca Oy Asentajankatu 6, 00880 Helsinki, Finland, Tel. +358 20 7795 500, fax +358 20 7795 555, [email protected]

詳しくはプランメカホームページへ www.planmeca.com

•あらゆる操作ができるタッチパネル

•シンプル設計と高い操作性

•人間工学に基づく診療ワークフロー

230ADBZI00066000

Planmeca Compact™ i Touchコンパクトサイズに圧倒的なパフォーマンスを。

詳しくはプランメカホームページへwww.planmeca.com

230ADBZI00066000

12 Dental Tribune Japan Edition | 2018/9PRODUCT INFO

www.dental-tribune.com

Dental Tribune International

ESSENTIALDENTAL MEDIA

診断FOVの線量測定)

** Spin -Neto and Wenzel : “Patient movement and motion artefacts in cone beam computed tomography of the dentomaxillofacial region: a systematic literature review”(顎顔面口腔領域のコーンビームCTにお

ける患者の体動とモーションアーチ

ファクト:体系的文献レビュー)

得られた画像の画質の差違や、アーチファクトの修正の有無による画像の違いを確認し、適切な選択を行うことで、診断精度の向上、時間の節約、コストの削減、患者の被ばく線量の低減につなげることができる。* Lud l ow and Ko i v i s t o : “Dosimetry of Orthodontic Diagnostic FOVs Using Low Dose CBCT protocol”(低線量CBCTプロトコルを使用した歯列矯正

できる。研究によると**、患者の体動が起こる可能性が最大40%にのぼると報告されており、これはCBCTスキャンで最適な画質が得られない可能性が高いことを示している。Planmeca CALMでは、体動によるアーチファクトを低減し、最終的にシャープな画像が取得できる。このアルゴリズムは、スキャンの終了後に適応できるが、照射前の適応も可能である。本製品に関するあらゆる有益な情報は、Planmeca社から入手可能である。患者の被ばく線量に関する正確な情報を入手し、標準線量と低線量で

て、画質の統計的な低下を生じることなく実現できる*。

Planmeca Ultra Low Doseは、不必要に高い線量の被ばくから患者を守るが、新しい Planmeca CALM™ イメージングプロトコルは、体動によるブレの補正による再撮影を回避

Planmeca Ultra Low Dose™ は、低線量でのCBCT画像取得に最適である。すべてのボクセルサイズとイメージングモードの使用が可能で、標準の2Dパノラマ画像と同等もしくは低い線量で多くの情報を収集することができる。これらはすべ

Planmeca CBCTユニットによる優れたイメージングPlanmeca社のすべてのCBCTユニットは、3種類の3Dイメージングに加え、口外法による咬翼撮影、セファロイメージング、およびデジタルパノラマ撮影をサポートする。2Dおよび3D

に柔軟に対応する性能により、画像を最適化し、状況に応じて最適な手法を選択することができる。極めて低い線量でのイメージング、患者の体動によるブレの補正などの独自の機能により、他社とはまったく異なる歯科用イメージングを提供する。 Planmeca CBCTユニット