mrmw kokido
TRANSCRIPT
Mobile Quanti 定量調査
株式会社ドコモ・インサイトマーケティング 小木戸 渉
本題に入る前に…
+ ・モバイルのノウハウ ・生活者との接点が多い:6千万契約
・リサーチ顧客との接点 ・リサーチサービス開発力
⇒ ・新しいモバイルのリサーチ ・新しいプロモーションサービス
2012年4月設立 出資は51%ドコモ+49%インテージ 社長はインテージ出身 メンバーは両社からの出向+派遣さん等で30名程度
会社の紹介
こんな新しいサービスはじめています.
レコーディングリサーチ スマホアプリを使った継続式(日記式)調査。知りたい瞬間に記録。
などなど、日々実施・開発中。
また、純モバイルのモニタ基盤を生かして
・クイックで大規模なスマホ調査 ・アンケート式のプロモーション ・商品サンプリング ・行動系ビッグデータ解析
モバイル・インタビュー スマホで気軽に定性調査。
インサイトパネル(仮称) 生活者ログを活用する新しいしくみ。(テスト段階)
カンファレンス全体の傾向
大まかに分けると、
モバイルがどれだけ生活者に浸透しているか
モバイルリサーチの枠組み整理
モバイルリサーチの特徴と活用できそうな領域
実際の活用の例
リサーチクライアントが求めるもの
今後の展望
・・・・・・
とても浸透している
変化する、厳しくなる
とても使われる
詳しい内容はやや少なめ
どうマッピングされて、
どこが使えそうか!
モバイルリサーチの枠組み整理
チャンネル
SMS / WAP(フィーチャーフォンでwebブラウジングの仕組み) / Mobile web / Apps
使用端末
フィーチャーフォン / スマートフォン / タブレット
定量/定性/(ビッグデータ的なもの)
単回/継続型(longitudinal)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メディア接触)、移動
Passive/対象者の参加意識低い/参加意識高い
×
× 個人(振り返りなし)/個人(振り返り有)/コミュニティ・ソーシャル
×
システム基盤 収集方法 取得データから
対象者の関わり
Mark Michelson, の発表から整理
システム基盤(チャネル)
SMS
WAP
Mobile web
Apps
(フィーチャーフォンでwebブラウジングの仕組み)
チャネル
下に行くほど
スマートだが、 リーチが狭い
Mark Michelsonの発表から
日本だと携帯もemailですが。
ロケーションや費用、取りたい内容によっての使い分け
モバイルは新しい手法ではなくて、チャネルである
システム基盤(端末)
使用端末
フィーチャーフォン / スマートフォン / タブレット
Mark Michelsonの発表から スマートフォンが実現するのは… ・スピード (いつでもON、リアルタイム)
・好きな時に参加 ・Passiveなデータ収集 ・継続型の調査 (メールやアプリでコミュニティ作ったり)
・・・・ ・楽しく参加できるように (ソーシャルシェア、ライブチャット、ゲーミフィケーション・・)
これまでのWEBリサーチの高性能化もそれを超える質的な変化も可能にする。が、実際に
どう実現していくか…
収集方法(Active/Passive)
収集方法
KanterMobileの資料発表から
スマートフォンにはセンサーが詰まっている (マイク、カメラ、加速度、圧力、ジャイロ、コンパス・・・)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メディア接触)、移動
収集方法(Active/Passive)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メディア接触)、移動
収集方法 KanterMobileの資料発表から
属性の判断
ビデオチャット中の感情の変化
収集方法(Active/Passive)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メディア接触)、移動
収集方法
KanterMobileの資料発表から
音声会話による自動調査の可能性
収集方法(Active/Passive)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メディア接触)、移動
収集方法
GfKが構想している
“Live Population Service”
Gfkの資料発表から
どこから来たか
競合店と比べて 自店舗にいる人数
年齢層
年収
収集方法(Active/Passive)
Active(入力あり)
質問票、センサー使用(位置、写真、動画、音声、加速度、アイトラ、心臓鼓動、温度)、(ビデオ)チャット、掲示板、メーリングリスト(smsコミュニティ)
Passive(邪魔せずに取る)
位置、デバイス使用(メ
ディア接触)、移動
収集方法
モバイルを使った履歴から多くのことが分かる
KanterMobileの資料発表から
収集方法(単回/継続)
Mondelezの資料発表から
単回/継続型(longitudinal)
収集方法
7~14日間のスナック購買・喫食の記録
SMSを用いたキャンペーン接触の継続記録(+事前・事後調査)
モバイルリサーチが「輝く」領域はどこか
*図:Paddy Corr氏発表より
・「データ収集の速さ」の価値?
・「リーチの広さ」の価値?
・「アウトプットの速さ」の価値?
・各種センサーによる新しいデータ収集?
・コミュニティをはじめとする参加の仕方の変革?
・継続的なデータ収集?
・Passiveなアプローチ?
・参加意識の高い対象者との「共創」?
・そういった範疇を超えたもの?
モバイルリサーチが
これまでの調査の焼き直しでは
なく、独自の価値を持つのはど
んな領域か
他の方法でアクセスできない場所やシチュエーション
小さいは美しい
自動化しやすい
時間のかけらをあつめて生活者インサイトを取れる
シンプルに保つ
モバイルリサーチが「輝く」領域はどこか
現実的にスピードを生かしたモバイルリサーチをしたDECISIONFUELの例(1)
朝のコーヒーの飲用実態をとらえる
中国での朝のコーヒー消費の実態をとらえたい。カテゴリ関与度やブランド選択まで知りたい。スマートフォンとフィーチャー
フォンユーザー両方。
時間を限定して、クイックにモバイルリサーチ(smsも活用)。携帯ですぐに答えてくれる特徴を生かす。
*図:Paddy Corr氏発表より
モバイルリサーチが「輝く」領域はどこか
現実的にスピードを生かしたモバイルリサーチをしたDECISIONFUELの例(2)
“ビッグデータ騒乱の解毒剤”
中国のKFCのスキャンダルが発生。ソーシャルメディアのデータ上では大きな反響があったが、実態は? モバイルを使って調査(1275名)24時間以内にデータ分析まで行った。 KFCのブランドはよい状態のままだった。
*図:Paddy Corr氏発表より
(付)モバイルリサーチで気をつけなくてはいけないこと
OMG -O=Online tracking data -M=Meta-data in photos -G=Geo-location WTF -W=Wandering device ID’s -T=Too Complex privacy polices -F=Fee for SMS and data streaming
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