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『MicroStrategy 関数リファ レンス』 Analytics Enterprise 文書番号 : 09410941

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Page 1: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

『MicroStrategy 関数リファレンス』

Analytics Enterprise

文書番号 :   09410941

Page 2: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

第 28 版、 Analytics Enterpriseお客様がラ イセンスを受けたソ フ ト ウ ェ アに対応する ド キュ メ ン ト かど うかを確認するため、 ご使用のソ フ ト ウ ェ アの [ ヘルプ ] メ ニューにある [ージ ョ ン情報 ] に表示される ソ フ ト ウ ェ アのバージ ョ ン と、 このバージ ョ ン番号を比較し て く だ さい。

文書番号 :   09410941Copyright © 2013 by MicroStrategy Incorporated.All rights reserved.お客様が、 MicroStrategy または MicroStrategy の正規販売店と書面または電子的な文書による契約を交わし ていない場合は、 次の 条件が適用されます。

このソ フ ト ウ ェ アおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ンは、 MicroStrategy Incorporated の所有物かつ機密情報であ り、 第三者に譲渡する こ とはできません。 Copyright © 2001-2013 by MicroStrategy Incorporated.All rights reserved.このソ フ ト ウ ェ アおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ンは現状のまま提供され、 MICROSTRATEGY INCORPORATED またはソ フ ト ウ ェ ア または ド キュ メ ン ト の作成、 製造、 配布に関わった個人による、 あらゆる種類の明示的保証または限定保証はあ り ません。 これには、 商品性、 特定目的への適合性、 譲渡可能な権限と不侵害、 品質または正確性に関する黙示の保証が含まれますが、 これらに限定される ものではあ り ません。 このソ フ ト ウ ェ アおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ンの品質と性能に関するすべての損害は、お客様の責任にな り ます。 ソ フ ト ウ ェ アやド キュ メ ンテーシ ョ ンの欠陥が判明し た場合は、 (MICROSTRATEGY, INC.、 あるいはソ フ ト ウ ェ アまた はド キュ メ ンテーシ ョ ンの作成、 製作、 または配布に関わった個人ではな く ) お客様が、 必要なすべてのサービス、 修理、 または訂正にかかる費用を全額負担する ものと し ます。一部の国では黙示の保証の除外を認めていませんので、上記の除外はお客様には適用されない場合があ り ます。

いかなる場合でも、 MicroStrategy, Inc. あるいはソ フ ト ウ ェ アの作成、 製作、 または配布に関わった個人は、 利益の損失、 預貯金の 損失、 その他の特殊な、 付随的、 結果的、 懲罰的な損害賠償を含む、 どのよ う な損害の支払い請求についてもお客様に対し て責任を負いません。 この損害には、 ソ フ ト ウ ェ アおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ンの使用、 使用の不可、 品質、 または性能のために、 お客様が課せられた損害またはお客様が第三者に支払った損害も含まれますが、 限定はされません。 これは、 MicroStrategy, Inc. または前記 の関係者または団体が、そのよ う な損害や第三者による請求の可能性を忠告されていた場合も同様です。 さ らに、MicroStrategy, Inc. またはソ フ ト ウ ェ アの作成、 製作または配布に関わった個人は、 契約保証、 過失、 補償または負担の怠慢についての厳格責任、 本来の目的を達成するための修正の不履行の原則、 あるいはその他に基づき、 ソ フ ト ウ ェ アおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ンの使用、 使用不可、 品質、 または性能によ り発生した損害についてのお客様または第三者からの請求に責任を負いません。 MicroStrategy, Inc. の全 責任およびお客様の唯一の救済措置は、 MicroStrategy, Inc. の選択によ り、 購入額の全額返金またはソ フ ト ウ ェ アの交換に限られま す。 提供された口頭または書面の情報によ り、 MicroStrategy, Inc. の責任が上記の責任の限度で指定された範囲よ り も拡張される こ とはあ り ません。 一部の国では、 付随的または結果的な損害に対する責任の限定または除外は認められていませんので、 上記の制限がお客様に適用されない場合があ り ます。

こ のマニ ュ アル ( ド キ ュ メ ン テーシ ョ ン) および ソ フ ト ウ ェ アに含まれる情報は、 著作権で保護 さ れてお り、 すべての権利はMicroStrategy, Inc. が所有し ています。 MicroStrategy, Inc. は、 個人または団体に通知する義務を負う こ と な く 、 ソ フ ト ウ ェ アまたは ド キュ メ ンテーシ ョ ンを定期的に変更する権利を留保し ます。 MicroStrategy, Inc. の正式代表者の書面による事前の許可な しに、 ソ フ ト ウ ェ アまたはド キュ メ ンテーシ ョ ンの一部を コ ピー、 複製、 販売、 またはその他の方法で配布する こ とは禁止されています。 米国政府の制限付き権利。 このソ フ ト ウ ェ ア と ド キュ メ ンテーシ ョ ンは民間の費用で開発されたこ と、いずれの部分も公有財産ではないこ と、またこのソ フ ト ウ ェ ア と ド キュ メ ンテーシ ョ ンは、連邦調達規則およびそれに対する政府機関による補足に従った制限付き権利を伴って提供される商業コ ンピ ューター ソ フ ト ウ ェ アである こ とが認識されています。 米国政府による使用、 複製または情報 開示は、 DFAR 252.227-7013 の 「Rights in Technical Data and Computer Software」 条項の (c)(1)(ii) 項または FAR 52.227-19 の 「Commercial Computer Software - Restricted Rights」 条項の (c)(1) および (2) 項で規定されている制限のう ち該当する ものの対象 にな り ます。 契約者は、 1850 Towers Crescent Plaza, Tysons Corner, VA 22182 所在の MicroStrategy, Inc. です。 ソ フ ト ウ ェ アの未 公開部分に関する権利は、 米国著作権法のも と で保護されています。

以下は、 MicroStrategy Incorporated の米国および他の特定の国における商標または登録商標です。 MicroStrategy、 MicroStrategy 6、 MicroStrategy 7、MicroStrategy 7i、MicroStrategy 7i Evaluation Edition、MicroStrategy 7i Olap Services、MicroStrategy 8、MicroStrategy 9、 MicroStrategy Distribution Services、 MicroStrategy MultiSource Option、 MicroStrategy Command Manager、 MicroStrategy Enterprise Manager、 MicroStrategy Object Manager、 MicroStrategy Reporting Suite、 MicroStrategy Power User、 MicroStrategy Analyst、MicroStrategy Consumer、MicroStrategy Email Delivery、MicroStrategy BI Author、MicroStrategy BI Modeler、MicroStrategy Evaluation Edition、 MicroStrategy Administrator、 MicroStrategy Agent、 MicroStrategy Architect、 MicroStrategy BI Developer Kit、 MicroStrategy Broadcast Server、MicroStrategy Broadcaster、MicroStrategy Broadcaster Server、MicroStrategy Business Intelligence Platform、 MicroStrategy Consulting、 MicroStrategy CRM Applications、 MicroStrategy Customer Analyzer、 MicroStrategy Desktop、 MicroStrategy Desktop Analyst、 MicroStrategy Desktop Designer、 MicroStrategy eCRM 7、 MicroStrategy Education、 MicroStrategy eTrainer、 MicroStrategy Executive、 MicroStrategy Infocenter、 MicroStrategy Intelligence Server、 MicroStrategy Intelligence Server Universal Edition、 MicroStrategy MDX Adapter、 MicroStrategy Narrowcast Server、 MicroStrategy Objects、 MicroStrategy OLAP Provider、 MicroStrategy SDK、 MicroStrategy Support、 MicroStrategy Telecaster、 MicroStrategy Transactor、 MicroStrategy Web、 MicroStrategy Web Business Analyzer、MicroStrategy World、Application Development and Sophisticated Analysis、Best In Business Intelligence、Centralized Application Management、Information Like Water、Intelligence Through Every Phone、Intelligence To Every Decision Maker、Intelligent E-Business、Personalized Intelligence Portal、Query Tone、Rapid Application Development、MicroStrategy Intelligent Cubes、The Foundation For Intelligent E-Business、The Integrated Business Intelligence Platform Built For The Enterprise、 The Platform For Intelligent E-Business、 The Scalable Business Intelligence Platform Built For The Internet、 Office Intelligence、 MicroStrategy Office、 MicroStrategy Report Services、 MicroStrategy Web MMT、 MicroStrategy Web Services、 Pixel Perfect、 Pixel-Perfect、 MicroStrategy Mobile、 MicroStrategy Integrity Manager、 お よ び MicroStrategy Data Mining Services はすべ て、 MicroStrategy Incorporated の登録商標または商標です。

その他のすべての社名および製品名は、 関連する各社の商標である可能性があ り ます。 仕様は、 予告な しに変更される場合があ り ます。 MicroStrategy は、 誤りや欠落に関する責任を負いません。 MicroStrategy は、 開発予定または開発中である将来の製品やバー ジ ョ ンの入手可能性について、 一切保証や確約はいた し ません。

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特許情報

この製品は特許を受けています。 本契約に基づき販売される製品に、 以下の特許のう ち 1 つ以上が、 適用される可能性があ り ます。 米国特許番号 6,154,766、6,173,310、 6,260,050、6,263,051、 6,269,393、 6,279,033、6,400,265、 6,567,796、6,587,547、 6,606,596、 6,658,093、 6,658,432、 6,661,340、 6,662,195、 6,671,715、 6,691,100、 6,694,316、 6,697,808、 6,704,723、 6,741,980、 6,765,997、6,768,788、 6,772,137、 6,788,768、 6,798,867、 6,801,910、 6,820,073、 6,829,334、 6,836,537、 6,850,603、 6,859,798、 6,873,693、6,885,734、 6,940,953、 6,964,012、 6,977,992、 6,996,568、 6,996,569、 7,003,512、 7,010,518、 7,016,480、 7,020,251、 7,039,165、7,082,422、 7,113,993、 7,127,403、 7,174,349、 7,181,417、 7,194,457、 7,197,461、 7,228,303、 7,260,577、 7,266,181、 7,272,212、7,302,639、 7,324,942、 7,330,847、 7,340,040、 7,356,758、 7,356,840、 7,415,438、 7,428,302、 7,430,562、 7,440,898、 7,486,780、7,509,671、 7,516,181、 7,559,048、 7,574,376、 7,617,201、 7,725,811、 7,801,967、 7,836,178、 7,861,161、 7,861,253、 7,881,443、7,925,616、 7,945,584、 7,970,782、 8,005,870、 8,051,168、 8,051,369、 8,094,788、 8,130,918、 8,296,287、 8,321,411、 8,452,755、8,521,733、 および 8,522,192。 その他は特許出願中です。

各種の MicroStrategy 製品に、 第三者が著作権を所有するテ ク ノ ロジが含まれています。 この製品には、 著作権で保護された以下の テ ク ノ ロジーの 1 つ以上が含まれる可能性があ り ます。

Graph Generation Engine Copyright © 1998-2013.Three D Graphics, Inc. All rights reserved.Actuate® Formula One.Copyright © 1993-2013 Actuate Corporation.All rights reserved.XML Parser Copyright © 2003-2013 Microsoft Corporation.All rights reserved.Xalan XSLT プロセ ッサー。 Copyright © 1999-2013.The Apache Software Foundation.All rights reserved.Xerces XML parser.Copyright © 1999-2013.The Apache Software Foundation.All rights reserved.FOP XSL フ ォーマ ッ テ ィ ング オブジ ェ ク ト 。 Copyright © 2004-2013.The Apache Software Foundation.All rights reserved.Intelligence Server メ モ リ管理の一部 Copyright © 1991-2013 Compuware Corporation.All rights reserved.ASIHTTPRequest library.Copyright © 2007-2013, All-Seeing Interactive.All rights reserved. こ の製品には、 OpenSSL Toolkit での使用のための OpenSSL プ ロ ジ ェ ク ト に よ っ て開発 さ れた ソ フ ト ウ ェ アが含まれま す。 (http://www.openssl.org/)International Components for UnicodeCopyright © 1999-2013 Compaq Computer CorporationCopyright © 1999-2013 Hewlett-Packard CompanyCopyright © 1999-2013 IBM CorporationCopyright © 1999-2013 Hummingbird Communications Ltd.Copyright © 1999-2013 Silicon Graphics, Inc.Copyright © 1999-2013 Sun Microsystems, Inc.Copyright © 1999-2013 The Open GroupAll rights reserved.Real Player お よ び RealJukebox は、 Real Networks, Inc. か ら ラ イ セ ン スの許可に基づ い て含 ま れて い ま す。 Copyright © 1999-2013.All rights reserved.

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© 2013 MicroStrategy, Inc. v

目次

ガイ ドの概要と その他の参考資料

このガイ ドの説明 ........................................................................ xvこのガイ ド について .....................................................................xv

その他のフ ォーマ ッ ト ......................................................... xviiiビジネス シナ リ オ と例の探し方 ......................................... xviiiこのガイ ドの新規内容 ......................................................... xviii前提条件 ................................................................................xixこのガイ ドの対象読者 ...........................................................xix

リ ソース ......................................................................................xixド キュ メ ンテーシ ョ ン ...........................................................xixト レーニング ....................................................................... xxixコ ンサルテ ィ ング ................................................................ xxixイ ン ターナシ ョ ナル サポー ト ..............................................xxxテ クニカル サポー ト ............................................................xxx

ご意見 ....................................................................................... xxxv

1. MicroStrategy の関数の詳細

はじめに ........................................................................................ 1MicroStrategy オブジ ェ ク ト 、 オブジ ェ ク ト 定義、 および関数の基本 .......................................................................... 2

関数の構文および式コ ンポーネン ト ............................................. 4関数のタ イプ ........................................................................... 5関数のパラ メ ーター .............................................................. 17引数........................................................................................ 24

式での関数の使用 ........................................................................ 26メ ト リ ッ ク式 ......................................................................... 27ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式................................................... 34コ ン ソ リデーシ ョ ン エレ メ ン ト 式 ........................................ 37カス タム グループ式 ............................................................. 38

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目次 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

vi © 2013 MicroStrategy, Inc.

フ ァ ク ト 式 ............................................................................. 40フ ィ ルター式 ......................................................................... 41小計式 .................................................................................... 43ト ラ ンスフ ォー メ ーシ ョ ン式 ................................................ 44[ 関数を入力 ] ウ ィ ザー ド を使用し た関数の式への追加 ....... 45

MicroStrategy の関数の処理方法................................................. 48関数処理のタ イプ .................................................................. 48Intelligence Server による関数の使用方法 ............................ 49グループ値関数の使用 ........................................................... 49単一値関数の使用 .................................................................. 53OLAP 関数の使用 .................................................................. 56カス タム プ ラグイ ン 関数の使用 .......................................... 65

式中の関数のその他の例 ............................................................. 68仮定テス ト の例...................................................................... 68信頼レベルの例...................................................................... 75統計記述子 - シンプル ........................................................... 87予測の例 ................................................................................ 91

2. 標準関数 はじめに ...................................................................................... 97基本関数 ...................................................................................... 98

Add ........................................................................................ 98Average ................................................................................. 99Avg ( 平均 ) .......................................................................... 100Count ................................................................................... 101First ...................................................................................... 104GeoMean ( 幾何平均 ) ......................................................... 105Greatest ............................................................................... 106Last ...................................................................................... 107Least .................................................................................... 108Max ( 大 ).......................................................................... 109Median ................................................................................. 111Min ( 小 )........................................................................... 113Mode.................................................................................... 114Multiply................................................................................. 116Product ................................................................................ 117StDevP ( 母集団の標準偏差 )............................................... 118StDev ( 標本の標準偏差 )..................................................... 119Sum ..................................................................................... 121VarP ( 母集団の分散 ) .......................................................... 122Var ( 標本の分散 ) ................................................................ 124

日付と時刻関数.......................................................................... 126

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 目次

© 2013 MicroStrategy, Inc. vii

AddDays .............................................................................. 126AddMonths........................................................................... 127CurrentDate ......................................................................... 127CurrentDateTime ................................................................. 128CurrentTime......................................................................... 128Date ..................................................................................... 128DayofMonth ......................................................................... 129DayofWeek .......................................................................... 129DayofYear ............................................................................ 130DaysBetween....................................................................... 130Hour ..................................................................................... 131Millisecond ........................................................................... 132Minute .................................................................................. 132Month................................................................................... 133MonthEndDate..................................................................... 133MonthStartDate.................................................................... 134MonthsBetween ................................................................... 134Quarter................................................................................. 135Second................................................................................. 135Week.................................................................................... 136Year ..................................................................................... 136YearEndDate ....................................................................... 137YearStartDate ...................................................................... 137

内部関数 .................................................................................... 138Apply ( パススルー ) 関数 .................................................... 139Banding 関数 ....................................................................... 144Case 関数 ............................................................................ 150

NULL/Zero 関数 ......................................................................... 155IsNotNull .............................................................................. 155IsNull .................................................................................... 156NullToZero ........................................................................... 156ZeroToNull ........................................................................... 157

OLAP 関数 ................................................................................. 157ExpWghMovingAvg ( 指数加重移動平均 ) ........................... 158ExpWghRunningAvg ( 指数加重累積平均 ).......................... 162FirstInRange ........................................................................ 164Lag....................................................................................... 165LastInRange ........................................................................ 170Lead..................................................................................... 171MovingAvg ( 移動平均 ) ....................................................... 173MovingCount........................................................................ 176MovingDifference................................................................. 177

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目次 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

viii © 2013 MicroStrategy, Inc.

MovingMax ( 移動 大値 ) ................................................... 179MovingMin ( 移動 小値 ) .................................................... 180MovingStDevP ( 母集団の移動標準偏差 ) ............................ 181MovingStDev ( 移動標準偏差 )............................................. 183MovingSum.......................................................................... 185OLAPAvg (OLAP 平均 ) ....................................................... 186OLAPCount.......................................................................... 189OLAPMax (OLAP 大値 )................................................... 193OLAPMin (OLAP 小値 ).................................................... 196OLAPRank........................................................................... 199OLAPSum............................................................................ 201RunningAvg ( 累積平均 )...................................................... 204RunningCount ...................................................................... 205RunningMax ( 累積 大値 ) ................................................. 206RunningMin ( 累積 小値 ) .................................................. 208RunningStDevP ( 母集団の累積標準偏差 ) .......................... 209RunningStDev ( 累積標準偏差 ) ........................................... 210RunningSum ........................................................................ 212

Rank および NTile 関数 ............................................................. 214NTile .................................................................................... 215NTileSize ............................................................................. 217NTileValue ........................................................................... 218NTileValueSize .................................................................... 227Percentile ............................................................................. 228Rank .................................................................................... 229

文字列 関数................................................................................ 233Concat ( 連結 ) ..................................................................... 234ConcatBlank ( 連結および空白スペース )............................ 235InitCap ( 先頭文字の大文字化 ) ............................................ 236LeftStr ( 左文字列選択 ) ....................................................... 237Length ( 文字列の長さ ) ....................................................... 238Lower ( 小文字 ) ................................................................... 239LTrim ( 左 ト リム ) ................................................................ 240Position ( サブ文字列の位置 ) .............................................. 241RightStr ( 右文字列選択 ) ..................................................... 242RTrim ( 右 ト リム ) ............................................................... 243SubStr ( サブ文字列選択 ) ................................................... 244Trim...................................................................................... 245Upper ( 大文字 ) ................................................................... 245

3. 演算子 はじめに .................................................................................... 247算術演算子................................................................................. 248

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 目次

© 2013 MicroStrategy, Inc. ix

減算 (-) ................................................................................. 248乗算 (*) ................................................................................. 248除算 (/) ................................................................................. 249加算 (+) ................................................................................ 249単項マイナス (U-) ................................................................ 250

比較演算子................................................................................. 251よ り小さい (<) ..................................................................... 251以下 (<=) .............................................................................. 251等し く ない (<>) ................................................................... 252等しい (=)............................................................................. 253よ り大きい (>) ..................................................................... 253以上 (>=) .............................................................................. 254Begins with .......................................................................... 254Between............................................................................... 255Contains............................................................................... 255Ends with ............................................................................. 256In.......................................................................................... 256Like ...................................................................................... 257Not begins with .................................................................... 259Not between......................................................................... 259Not contains......................................................................... 260Not ends with ....................................................................... 260Not in ................................................................................... 261Not like................................................................................. 261

ラ ン ク演算子の比較 .................................................................. 262以下 ( 拡張 ) (*<=) ................................................................ 262等し く ない ( 拡張 ) (*<>) ..................................................... 263等しい ( 拡張 ) (*=)............................................................... 264以上 ( 拡張 ) (*>=) ................................................................ 264Between ( 拡張 ) (*Between)................................................ 265Not Between ( 拡張 ) (Not *Between)................................... 266

論理演算子................................................................................. 267And ...................................................................................... 267IF.......................................................................................... 268Not ....................................................................................... 268Or......................................................................................... 269

4. プ ラグイ ン パッ ケージ関数

はじめに .................................................................................... 271データ マイニング関数.............................................................. 272

財務関数 .................................................................................... 273Accrint ( 未収利息 ) .............................................................. 273

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目次 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

x © 2013 MicroStrategy, Inc.

Accrintm ( 決済時の未払利息 ) ............................................. 275Coupdaybs ( 利息計算期間、 はじめから決済日 ) ............... 277Coupdays ( 利息計算期間、 決済日までの日数 ) ................. 278Coupdaysnc ( 利息計算期間、 決済日から次 の利息支払日 ) ..................................................................... 279Coupncd ( 決済日後の翌日 ) ................................................ 280Coupnum ( 利息 , 決済日と満期日の間の支払数 ) ............... 281Couppcd ( 利息支払日、 決済日前 ) ..................................... 282Cumipmt ( 累積支払利息 ).................................................... 283Cumipmt ( 累積支払元金 ).................................................... 284Db ( 定率残高減少 ( 減価償却 ))........................................... 285Db ( 倍率逓減 ( 減価償却 )) .................................................. 286Disc ( 証券の割引率 ) ........................................................... 287Dollarde ( ドル単位、 分数から少数に変換 ) ........................ 288Dollarfr ( ドル単位、 少数から分数に変換 ).......................... 289期間...................................................................................... 289Effect ( 実質年間利子率 ) ..................................................... 290Fv ( 将来価値 ) ..................................................................... 291Fvschedule ( 将来価値スケジュール ) ................................. 292Intrate ( 利率 ) ...................................................................... 293Ipmt ( 利払い ) ...................................................................... 294IRR ( 内部収益率 ) ............................................................... 295Mduration ( 修正デュ レーシ ョ ン ) ....................................... 296MIRR ( 修正内部収益率 ) ..................................................... 297Nominal ( 通常年利率 ) ........................................................ 298Nper ( 投資期間数 ) .............................................................. 299NPV ( 投資の正味現在価値 ) ................................................ 299Oddfprice (1 期目の日数が半端な場合の価格 ).................... 301Oddfyield (1 期目の日数が半端な場合の利回り ) ................ 303Oddlprice ( 終期の日数が半端な場合の価格 ) .................. 304Oddlyield ( 終期の日数が半端な場合の利回り ) ............... 306Pmt ( 支払 ) .......................................................................... 307Ppmt ( 元金の支払 ) ............................................................. 308Price ( 額面 $100 に対する価格 )......................................... 309Pricedisc ( 価格、 割引 ) ....................................................... 310Pricemat ( 満期における価格 )............................................. 312Pv ( 現在価値 ) ..................................................................... 313Rate ( 各期間の金利 ) .......................................................... 314Received ( 満期日における償還額 )..................................... 314Sln ( 定額減価償却 ) ............................................................. 316Syd ( 等差級数法による減価償却 ) ...................................... 316Tbilleq ( 米国財務省短期証券株式 ) ..................................... 317Tbillprice ( 米国財務省短期証券価格 ).................................. 318

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 目次

© 2013 MicroStrategy, Inc. xi

Tbillyield ( 米国財務省短期証券の利回り ) ........................... 318Vdb ( 定率分散法 ) ............................................................... 319Yield ..................................................................................... 320Yielddisc ( 割引債の利回り ) ................................................ 322Yieldmat ( 満期日における利回り )...................................... 323

数学関数 .................................................................................... 324Abs ( 絶対値 )....................................................................... 324Acos ( アーク コサイ ン ) ..................................................... 325Acosh ( アーク コサイ ン、 双曲線 ) ..................................... 325Asin ( アーク サイ ン ) .......................................................... 325Asinh ( アーク サイ ン、 双曲線 ).......................................... 326Atan ( アーク タ ンジ ェ ン ト ) ............................................... 326Atan2 ( アーク タ ンジ ェ ン ト 2)........................................... 326Atan2 ( アーク タ ンジ ェ ン ト 、 双曲線 ) .............................. 327Ceiling ( 天井値 ) .................................................................. 327Combine ( 組み合わせ ) ....................................................... 328Cos ( 余弦 ) .......................................................................... 329Cosh ( コサイ ン、 双曲線 ) .................................................. 329Degrees ( 変換 ) ................................................................... 330Exp ( 指数 ) .......................................................................... 331Factorial ( 階乗 )................................................................... 331Floor ( 床値 ) ........................................................................ 332Int ( 整数 ) ............................................................................ 333Ln ( 対数 , 自然 ) .................................................................. 333Log ( 対数 ) .......................................................................... 334Log10 ( 対数、 底 10) ........................................................... 335Mod ( 絶対値 ) ...................................................................... 335Power................................................................................... 336Quotient ............................................................................... 337Radians ( 変換 ) ................................................................... 337Randbetween (2 数間の乱数 ) ............................................. 338Round ( も近い整数への丸め ) ......................................... 340Round2 ( 指定し た有効桁数への丸め ) ................................ 340Sin ( サイ ン )........................................................................ 341Sinh ( サイ ン、 双曲線 ) ....................................................... 342Sqrt ( 平方根 ) ...................................................................... 342Tan ( タ ンジ ェ ン ト ) ............................................................ 343Tanh ( タ ンジ ェ ン ト 、 双曲線 ) ........................................... 343Trunc ( 切捨て ).................................................................... 343

統計関数 .................................................................................... 344AvgDev ( 平均偏差 )............................................................. 344BetaDistribution ................................................................... 345

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目次 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xii © 2013 MicroStrategy, Inc.

BinomialDistribution ............................................................. 346ChiSquareDistribution.......................................................... 347ChiSquareTest ( 適合度のカ イ 2 乗検定 ) ........................... 348Confidence ( 信頼区間 ) ....................................................... 349Correlation ........................................................................... 350Covariance........................................................................... 351CritBinomial ( 基準二項式 ) .................................................. 352ExponentialDistribution ........................................................ 353Fisher ( フ ィ ッ シャー変換 ) ................................................. 354FDistribution (f- 確率分布 ) ................................................... 354Forecast ............................................................................... 355ForecastV ( 予測、 ベク ト ル入力 ) ....................................... 356FTest.................................................................................... 359GammaDistribution .............................................................. 360Growth ................................................................................. 361GrowthV ( 増加率、 ベク ター入力 )...................................... 362HeteroscedasticTTest および HomoscedasticTTest ........... 364HypergeometricDistribution.................................................. 365Intercept ............................................................................... 366InverseBetaDistribution (β 分布の逆関数 ) ......................... 367InverseChiDistribution ( カ イ 2 乗分布の逆関数 ) ................ 368InverseFisher ( フ ィ ッ シャー変換の逆関数 )....................... 369InverseFDistribution (F- 確率分布の逆関数 ) ....................... 369InverseGammaDistribution (γ 分布の逆関数 ).................... 370InverseLognormalDistribution ( 正規分布の逆関数 ) ............ 371InverseNormDistribution ( 正規累積分布の逆関数 ) ............. 371InverseNormSDistribution ( 標準正規累積分布の逆関数 ) ... 372InverseTDistribution (T- 分布の逆関数 )............................... 373Kurtosis ................................................................................ 373LognormalDistribution.......................................................... 374MeanTTest ( 平均 T- 検定 ).................................................. 375NegativeBinomialDistribution ............................................... 376NormalDistribution ( 正規累積分布 ) .................................... 377PairedTTest ( 対 T- 検定、 平均の 2 標本 ) .......................... 378Pearson ( ピアソ ン積率相関係数 ) ...................................... 379Permut ( 順列 ) ..................................................................... 380PoissonDistribution .............................................................. 381RSquare ( ピアソ ン積率相関係数の平方 )........................... 382Skew .................................................................................... 382Slope ( 線形回帰の傾き ) ..................................................... 383Standardize.......................................................................... 384StandardNormalDistribution ( 標準正規累積分布 )............... 384SteYX ( 標準誤差 ) ............................................................... 385

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 目次

© 2013 MicroStrategy, Inc. xiii

TDistribution......................................................................... 385Trend ................................................................................... 386TrendV ( ト レン ド、 ベク ター入力 ) .................................... 387VarTest ( 分散検定 )............................................................. 390WeibullDistribution ............................................................... 391

A. MicroStrategy およびデータベースによる関数のサポート

はじめに .................................................................................... 393

分析エンジンによる関数のサポー ト ......................................... 393

関数を評価できるデータベース ................................................ 396Actian Vectorwise ................................................................ 398Aster Database .................................................................... 405Calpont InfiniDB................................................................... 415EXASolution......................................................................... 421Greenplum ........................................................................... 425Hadoop Hive ........................................................................ 428HP Vertica............................................................................ 430IBM DB2 .............................................................................. 438IBM Informix......................................................................... 460IBM Netezza ........................................................................ 469IBM Red Brick ...................................................................... 482Infobright .............................................................................. 485Kognitio ................................................................................ 488Maria DB.............................................................................. 491Microsoft Access.................................................................. 494Microsoft SQL Server........................................................... 500MySQL................................................................................. 519Oracle .................................................................................. 522ParAccel .............................................................................. 543PostgreSQL ......................................................................... 554Salesforce.com .................................................................... 561SAND CDBMS..................................................................... 563SAP HANA 1.x..................................................................... 569Sybase................................................................................. 575Teradata .............................................................................. 594

用語集 ....................................................................................................................................... 615

索引........................................................................................................................................... 619

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目次 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

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© 2013 MicroStrategy, Inc. このガイ ド について xv

ガイドの概要とその他の参考資料

このガイドの説明

MicroStrategy の関数は、 MicroStrategy オブジェ ク ト を定義する式に使用される強力なツールで、 ユーザーが選択し た複雑な計算を実行し ます。 式を定義でき る場合は、 常に、 関数を使用でき ます。 基本的なオブジェ ク ト の作成から、 複雑なレポー ト の構築やデータの分析まで、 MicroStrategy でサポー ト されている大きな関数ラ イブラ リ を使用し、 カス タ ム式を作成するこ と ができ ます。 関数は、 通常、 メ ト リ ッ ク式で使用されますが、 フ ィ ルタの作成、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義などにも使用されます。

このガイ ド について

このガイ ド では、 下記の情報を記載し ています。

• 関数の構文の詳細、 および関数式のコ ンポーネン ト

• 関数を使用でき る式内の場所についての説明

• MicroStrategy Developer から関数にア ク セスする手順

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xvi このガイ ド について © 2013 MicroStrategy, Inc.

• MicroStrategy エンジンの概要、 および Intelligence Server で関数が使用される方法

• 複雑なビジネス シナ リ オで使用される関数の例

• 認定されたデータベースでの関数のサポー ト の詳細

このガイ ド には、 データ マイ ニング関数についての情報は含まれていません。 この情報は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「Data Mining Services」 の章に記載されています。

これらの詳細は、 このガイ ド の以下の章で説明し ます。

• 1 章、 「MicroStrategy の関数の詳細」

• 2 章、 「標準関数」

• 3 章、 「演算子」

• 4 章、 「プラ グ イ ン パッ ケージ関数」

• 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ)

関数のカテゴリ

このガイ ド では、 関数は以下のカテゴ リ にま と められています。

• 2 章、 「標準関数」

「基本関数」 (98 ページ)

「日付と時刻関数」 (126 ページ)

「内部関数」 (138 ページ)

「NULL/Zero 関数」 (155 ページ)

「OLAP 関数」 (157 ページ)

「Rank および NTile 関数」 (214 ページ)

「文字列 関数」 (233 ページ)

• 3 章、 「演算子」

「算術演算子」 (248 ページ)

「比較演算子」 (251 ページ)

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. このガイ ド について xvii

「ラ ン ク演算子の比較」 (262 ページ)

「論理演算子」 (267 ページ)

• 4 章、 「プラ グ イ ン パッ ケージ関数」

「データ マイ ニング関数」 (272 ページ)

「財務関数」 (273 ページ)

「数学関数」 (324 ページ)

「統計関数」 (344 ページ)

関数の説明

特定されたすべての関数について、 次の説明が記載されています。

• 返される情報

• 関数構文

• 関数の代表的な式 (必要な場合)

• 実行および使用の制限または条件についての注釈 (該当する場合)

• レポー ト 内の関数の例、 または簡単な説明によ る例

以下の項では、 付随し ている例の参照先と、 このガイ ド を使用する際の前提条件を説明し ます。 また、 このガイ ド の情報の対象と な るユーザー ロールについて も説明し ます。

MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト 内の日付は、 現在の年を反映するよ う 更新されています。 このガイ ド内のサンプル ド キ ュ メ ン ト 、 イメ ージ、 および手順は、 Tutorial プロ ジェ ク ト に現在含まれていない日付で作成された ものがあ り ます。 これらは、 ご使用の Tutorial プロ ジェ ク ト のデータの 初の年で置き換えて く ださい。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xviii このガイ ド について © 2013 MicroStrategy, Inc.

その他のフ ォーマ ッ ト

このガイ ド は、 Apple iBookstore の電子出版でも利用でき、 iBooks アプ リ がイ ン ス ト ールされた iPhone または iPad で読むこ と ができ ます。 このガイド をダウ ン ロードするには、 iBookstore の検索バーでガイ ド のタ イ ト ルを検索するか、 デバイ スのカ メ ラ を使用し て下の QR コード を スキ ャ し て く ださい。

ビジネス シナ リ オ と例の探し方

このガイ ド では、 各関数について、 例および使用法のガイ ド ラ イ ンが記載されています。 初の章には、 ビジネス ユース ケースでい く つかの関数を使用する追加例が記載されています。

レポー ト 機能の例は、 MicroStrategy のウ ェアハウ ス、 メ タデータ、 およびプロ ジェ ク ト のサンプルであ る MicroStrategy Tutorial を参照し て く ださい。MicroStrategy Analytics Modules の一部と し て含まれている MicroStrategy Tutorial に関する情報は、 『MicroStrategy 基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

高度なレポー ト 作成機能の詳細な例は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 に記載されています。

このガイ ド の他の例では、 さ まざまな業務分野から事前に作成されたサンプル レポー ト 集を含む、 Analytics Modules プロ ジェ ク ト を使用し ています。サンプル レポー ト には、 財務レポー ト 、 人事、 および顧客分析などの業務分野の分析のためのデータが提示されます。

このガイ ド の新規内容

MicroStrategy Analytics Enterprise

• MicroStrategy Desktop は、 MicroStrategy Developer に名前を変更し ま した。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xix

MicroStrategy 9.4

• データベースに関する関数サポー ト の 新情報は、 「関数を評価でき るデータベース」 (396 ページ) に記載されています。

前提条件

このガイ ド を使用するには、 次の知識が必要です。

• メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト などの、 基本的な MicroStrategy 用語。 この情報は、 『基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 に記載されています。

• カス タ ム グループなどの、 その他の MicroStrategy オブジェ ク ト の知識。この情報は、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 に記載されています。

• 標準の数学関数の表記法。

このガイ ド の対象読者

このガイ ド は、 MicroStrategy が提供する定義済み関数を使用し て式を作成する、 すべてのユーザーを対象にし ています。

リ ソース

ド キュ メ ンテーシ ョ ン

MicroStrategy では、 マニュ アル と オン ラ イ ン ヘルプの両方を提供し ています。 これら 2 つの情報源は、 以下に説明する よ う に異な る タ イプの情報を提供し ます。

• マニュアル : 一般に、 MicroStrategy マニュ アルでは次の情報を提供し ます。

概要情報および概念

例およびイ メ ージ

開始に必要なチェ ッ ク リ ス ト および手順の概要

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xx リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

マニュ アルにア ク セスする方法は、 「マニュ アルおよびその他の ド キ ュメ ンテーシ ョ ン ソースへのア ク セス」 (xxvi ページ) を参照し て く ださい。

これらのマニュ アルのほ と んどは、 ソ フ ト カバー形式で製本された ものもでも提供されています。 印刷版のマニュ アルを購入するには、 発注番号と と もに、 MicroStrategy 営業担当者にお問い合わせ く ださい。

• ヘルプ : 一般に、 MicroStrategy ヘルプでは次の情報を提供し ます。

手順を実行するための詳細なステ ッ プ

ソ フ ト ウ ェ アのすべての画面の各オプシ ョ ンの説明

翻訳

MicroStrategy ド キ ュ メ ンテーシ ョ ンの 新翻訳版は、 MicroStrategy ナレ ッジ ベース を参照し て く ださい。 翻訳に時間を要するため、 英語以外の言語のマニュ アルは、 1 つ前またはそれよ り 前の リ リ ースの情報が含まれる場合があ り ます。 バージ ョ ン番号は各マニュ アルのタ イ ト ル ページに記載されています。

情報の検索

www.google.co.jp の簡単な Google ™ 検索を使用し て、すべての MicroStrategy のガイ ドおよびヘルプ内の単語または語句を検索でき ます。 た と えば、Google 検索に「MicroStrategy derived metric」 ( MicroStrategy 派生 メ ト リ ッ ク) または 「MicroStrategy logical table」 ( MicroStrategy 論理テーブル) と入力します。 前述の とお り 、 通常、 マニュ アルは、 一般的な コ ンセプ ト および例について説明し ます。 ヘルプでは、 通常、 詳細な手順および画面オプシ ョ ンを提供し ます。 検索を MicroStrategy のガイ ド に制限する場合は、Google の メ イ ン ページで、[ も っ と見る ] を ク リ ッ ク し て、[ 書籍 ] を選択します。

MicroStrategy の概要および評価のためのマニュアル

• 『Introduction to MicroStrategy : Evaluation Guide』

MicroStrategy ソ フ ト ウ ェアの評価版のイ ン ス ト ール、 構成、 および使用の手順を説明し ています。 このガイ ド では、 MicroStrategy Tutorial プロジェ ク ト およびそのサンプルのビジネス データ を使用し てレポー ト 作成を行 う こ と ができ る MicroStrategy 機能の評価プロセス を、 詳し く 、順を追って説明し ています。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxi

• 『MicroStrategy Evaluation Edition Quick Start Guide』

イ ン ス ト ールおよび評価のプロセスの概要、 およびその他の情報を提供し ています。

• 『MicroStrategy Suite : Quick Start Guide』

部門で使用する ソ リ ューシ ョ ン と し て MicroStrategy を評価し ます。MicroStrategy Suite をダウ ン ロード、 イ ン ス ト ール、 構成、 および使用する方法についての詳細情報が記載されています。

ID およびロイヤリティーに関するリソース

• 『Alert Commerce Management System ( CMS ) Guide』 および 『Alert API Reference』

Alert モバイル アプ リ ケーシ ョ ンを通し て、 マーケテ ィ ングおよびコマースのコ ンテンツを配信および管理するための手順を提供する コ ンテンツ リ ソースです。

• 『Usher Administration Guide』

Usher モバイル ID ネ ッ ト ワーク を使用し てユーザーを識別する電子バッジを発行する こ と によ って、 モバイル ID 検証を実行する手順を説明します。

クエリ、レポート、および分析に関するマニュアル

• 『MicroStrategy 導入と構成ガイ ド』

MicroStrategy 製品を Windows、 UNIX、 Linux、 および HP プラ ッ トフ ォームにイ ン ス ト ールし て構成するための情報を、 基本的な保守のガイ ド ラ イ ン と共に提供し ています。

• 『MicroStrategy ア ッ プグレード ガイ ド』

既存の MicroStrategy 製品をア ッ プグレードする手順を説明し ています。

• 『MicroStrategy プロ ジェ ク ト デザイ ン ガイ ド』

MicroStrategy プロ ジェ ク ト を作成および変更するための情報、 および、フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト 、 階層、 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン、 高度なスキーマ、 およびプロ ジェ ク ト 適化を理解するための情報を提供し ています。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxii リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 『MicroStrategy 基本レポーテ ィ ング ガイ ド』

MicroStrategy Developer および MicroStrategy Web で作業を開始するための手順と、 レポー ト 内のデータの分析方法を説明し ています。 レポート 、 メ ト リ ッ ク、 フ ィ ルター、 およびプロ ンプ ト の作成方法の基本が含まれています。

• 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド : ビジネス イ ンテ リ ジェ ン ス応用の拡張』

『基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 の情報を基礎と し て構成されてお り 、MicroStrategy システムでの高度な ト ピ ッ ク に関する手順を説明し ています。 ト ピ ッ ク には、 フ リ ーフ ォーム SQL レポー ト 、 ク エ リ ビルダ レポー ト 、 フ ィ ルター、 メ ト リ ッ ク、 Data Mining Services、 カス タ ム グループ、 コ ン ソ リ デーシ ョ ン、 およびプロ ンプ ト が含まれています。

• 『Document and Dashboard Analysis Guide』

『基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 で説明するプロ ジェ ク ト およびレポー トについての基本概念を基ついて、 ビジネス アナ リ ス ト が MicroStrategy Developer および MicroStrategy Web で、 ド キ ュ メ ン ト を実行および分析する方法を説明し ています。

• 『MicroStrategy Report Services ド キ ュ メ ン ト 作成ガイ ド : 高品質の ド キ ュメ ン ト の作成』

『Document and Dashboard Analysis Guide』 での情報に基づいて、 Report Services ド キ ュ メ ン ト のデザイ ン と作成の手順を説明し ています。 このガイ ド は、 ド キ ュ メ ン ト の作成自体から、 新規ド キ ュ メ ン ト へのオブジェ ク ト の追加およびド キ ュ メ ン ト と そのオブジェ ク ト の書式設定まで、 新規ド キ ュ メ ン ト 作成の全過程をガイ ドする よ う に構成されています。

• 『MicroStrategy ダ ッ シ ュボードおよびウ ィ ジェ ッ ト 作成ガイ ド : データに関する イ ン タ ラ ク テ ィ ブ ダ ッ シ ュボード の作成』

MicroStrategy Report Services ダ ッ シ ュボード (オン ラ イ ン表示およびユーザー対話性のために 適化された ド キ ュ メ ン ト のタ イプ) のデザイ ンおよび作成の操作説明。 『MicroStrategy Report Services ド キ ュ メ ント 作成ガイ ド』 で紹介されている ド キ ュ メ ン ト についての基本概念に基づいて説明されています。

• 『MicroStrategy OLAP Services Guide』

MicroStrategy Intelligence Server の拡張機能であ る MicroStrategy OLAP Services に関する情報を提供し ます。 OLAP Services の機能には、 イ ンテリ ジェ ン ト キ ューブ、 派生 メ ト リ ッ ク、 派生エレ メ ン ト 、 動的小計、ビ ュー フ ィ ルター、 および動的ソースが含まれます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxiii

• 『MicroStrategy Office User Guide』

MicroStrategy Office を使用し て Microsoft ® Excel、 PowerPoint、 および Word に MicroStrategy レポー ト およびド キ ュ メ ン ト を表示し、 ビジネス データ を分析、 書式設定、 および配布する手順を説明し ています。

• 『MicroStrategy Mobile 分析ガイ ド : MicroStrategy Mobile でのデータ分析』

MicroStrategy Mobile を使用し てモバイル デバイ スに MicroStrategy レポー ト およびド キ ュ メ ン ト を表示し、 データの表示および分析、 さ らにその他のビジネス タ ス ク を実行する情報および手順を説明し ています。

• 『MicroStrategy Mobile デザイ ンおよび管理ガイ ド : モバイル イ ンテ リジェ ン スのプラ ッ ト フ ォーム』

MicroStrategy Mobile を イ ン ス ト ールし て構成するための情報および手順、 さ らに MicroStrategy Developer または MicroStrategy Web で作業するデザイナーが、 MicroStrategy Mobile での使用を目的と し た効果的なレポー ト およびド キ ュ メ ン ト を作成する手順が含まれます。

• 『MicroStrategy システム管理ガイ ド : MicroStrategy ビジネス イ ンテ リジェ ン ス システムの調整、 モニター、 および ト ラブルシ ューテ ィ ング』

MicroStrategy ビジネス イ ンテ リ ジェ ン ス システムの実装、 配置、 保守、調整、 および ト ラブルシ ューテ ィ ングの概念および手順の概要を説明しています。

• 『MicroStrategy システム管理補足 リ フ ァ レ ン ス : VLDB プロパテ ィ 、 国際化、 ユーザー権限、 およびア ド ミ ニス ト レーターのためのその他の補足情報』

VLDB プロパテ ィ の構成およびデータ と メ タデータの国際化の定義などの MicroStrategy の管理タ ス ク に関する情報および手順のほか、 その他の管理タ ス ク についての参照情報が含まれます。

• 『MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス』

関数構文および式のコ ンポーネン ト について、 また、 メ ト リ ッ ク、 フ ィルター、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームでの関数の使用手順について、 および、 ビジネス シナ リ オにおける関数の例について説明し ています。

• 『MicroStrategy MDX Cube Reporting Guide』

MicroStrategy を MDX キ ューブ ソースに統合するための情報を記載し ています。 MDX キ ューブ ソースからのデータ を、 MicroStrategy のプロジェ ク ト およびアプ リ ケーシ ョ ンに統合でき ます。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxiv リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Analytics Modules に関するマニュアル

• 『Analytics Modules Installation and Porting Guide』

• 『Customer Analysis Module Reference』

• 『Sales Force Analysis Module Reference』

• 『Financial Reporting Analysis Module Reference』

• 『Sales and Distribution Analysis Module Reference』

• 『Human Resources Analysis Module Reference』

Narrowcast Services 製品に関するマニュアル

• 『MicroStrategy Narrowcast Server Getting Started Guide』

Narrowcast Server のイ ン ターフ ェ イ スおよび機能を習得するためのチュー ト リ アルの使用手順について説明し ています。

• 『MicroStrategy Narrowcast Server Installation and Configuration Guide』

Narrowcast Server のイ ン ス ト ール と構成の情報を提供し ています。

• 『MicroStrategy Narrowcast Server Application Designer Guide』

Narrowcast Server アプ リ ケーシ ョ ンのデザイ ンの基礎情報を提供し ています。

• 『MicroStrategy Narrowcast Server System Administrator Guide』

Narrowcast Server の実装、 保守、 調整、 および ト ラブルシ ューテ ィ ングの概念とおおまかなステ ッ プを説明し ています。

• 『MicroStrategy Narrowcast Server Upgrade Guide』

既存の Narrowcast Server をア ッ プグレードする手順を説明し ています。

ソフトウェア開発キット

• 『MicroStrategy Developer Library ( MSDL )』

MicroStrategy SDK を理解するための情報で、 アーキテ クチャ、 オブジェク ト モデル、 カス タマイ ズのシナ リ オ、 コード サンプルなどの詳細を含みます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxv

• 『MicroStrategy Web SDK』

Web SDK は、 MicroStrategy SDK の一部であ る MicroStrategy Developer Library に含まれています。

• 『Narrowcast Server SDK Guide』

Narrowcast Server 機能のカス タマイ ズ、 Narrowcast Server と他のシステム と の統合、 Narrowcast Server 機能の他のアプ リ ケーシ ョ ンへの組み込みを行 う 手順を説明し ています。 Narrowcast Server Delivery Engine と Subscription Portal API、 および Narrowcast Server SPI に関する ド キ ュメ ン ト です。

MicroStrategy Portlets に関するドキュメンテーション

• 『Enterprise Portal Integration Help』

ユーザーのエン タープラ イ ズ ポータル内で MicroStrategy BI を実装および配置するために役立つ、 複数の主要なエン タープラ イ ズ サーバーに対する事前設定された MicroStrategy Portlets のイ ン ス ト ールおよび構成の手順を含む情報です。

この リ ソースには、 「マニュ アルおよびその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースへのア ク セス」 (xxvi ページ) の説明のよ う に、 「MicroStrategy Product Manuals」 ページから ア ク セスでき ます。

MicroStrategy GIS Connectors に関するドキュメンテーション

• 『GIS Integration Help』

MicroStrategy と 地理情報システム (GIS) を統合するために役立つ、 さまざまなサード パーテ ィ の地図サービ ス と の統合についての具体例を含む情報です。

この リ ソースには、 「マニュ アルおよびその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースへのア ク セス」 (xxvi ページ) の説明のよ う に、 「MicroStrategy Product Manuals」 ページから ア ク セスでき ます。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxvi リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

ヘルプ

各 MicroStrategy 製品には、 製品のさ まざまな イ ン ターフ ェ イ ス をはじめ、製品を使用し て達成でき る タ ス ク について補足する統合ヘルプ システムが含まれます。

一部の MicroStrategy ヘルプ システムは、 ウ ェブ ブラ ウザーを使用し て参照する必要があ り ます。 サポー ト されている ウ ェブ ブラ ウザーについて、MicroStrategy の R E A DME を参照し て く ださい。

MicroStrategy には、 ヘルプへのア ク セス方法がい く つか用意されています。

• [ヘルプ] ボタ ン : [ヘルプ] ボタ ンを使用するか、 または大部分のソ フ トウ ェ ア ウ ィ ン ド ウに表示される [?] (疑問符) ア イ コ ンを使用し てそのウ ィ ン ド ウに関するヘルプを開き ます。

• [ヘルプ] メ ニュー : [ヘルプ] メ ニューまたはいずれかの画面の上部に表示された リ ン ク から、 [MicroStrategy ヘルプ] を選択し、 ヘルプ システムの目次、 検索フ ィ ール ド、 および索引を表示し ます。

• F1 キーを押し て、 現在表示し ている ソ フ ト ウ ェア ウ ィ ン ド ウの各オプシ ョ ンを説明する状況依存ヘルプを開き ます。

MicroStrategy Web、 MicroStrategy Web Administrator、 および MicroStrategy Mobile Server では、 F1 キーを押すと、 これらの MicroStrategy イ ン ターフ ェ イ スにア ク セスするのに使用する Web ブラ ウザーで、 状況依存ヘルプが開き ます。 [ヘルプ] メ ニュー または [?] (疑問符) ア イ コ ンを使用し て、 これらの MicroStrategy イ ン ターフ ェ イ スのヘルプにア ク セス し ます。

マニュアルおよびその他のドキュメンテーション ソースへのアクセス

マニュ アルは、 http : //www.microstrategy.com/producthelp、 MicroStrategy デ ィ ス ク、 または MicroStrategy がイ ン ス ト ールされたコ ンピ ューターから入手でき ます。

これらのマニュ アルを表示するには、 Adobe Acrobat Reader が必要です。 Acrobat Reader がコ ンピ ューターにイ ン ス ト ールされていない場合は、 http : //get.adobe.com/jp/reader/ から ダウ ン ロード でき ます。

すべてのユーザーが 初に読むのに も適し たガイ ド は、 『MicroStrategy 基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxvii

イ ン ス ト ール済みのマニュ アルおよびその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソース を利用するには、 以下の手順を参照し て く ださい。

• 「任意の場所から ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン リ ソース を利用するには」 (xxvii ページ)

• 「Windows で ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン リ ソース を利用するには」 (xxvii ページ)

• 「UNIX および Linux で ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン リ ソース を利用するには」(xxvii ページ)

任意の場所から ド キュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースを利用するには

1 http : //www.microstrategy.com/producthelp にア ク セス し ます。

Windows で ド キュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースを利用するには

1 Windows の [ ス ター ト ] メ ニューから、[ プログラム ] (または [ すべてのプログラム ] )、 [MicroStrategy Documentation]、 [Product Manuals] を順に選択し ます。 ブラ ウザー内にページが開いて、 使用可能な PDF 形式のマニュ アルおよびその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースの リ ス トが表示されます。

2 目的のマニュ アルまたはその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースの リ ンク を ク リ ッ ク し ます。

3 『Narrowcast Server SDK』 の リ ン ク を ク リ ッ クする と、 [フ ァ イルのダウ ン ロード] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが開き ます。 この ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースは、 ダウ ン ロードする必要があ り ます。 [ このフ ァ イルを上記の場所から開 く ] を選択し、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。

Acrobat (PDF) マニュ アルの左側にしお り が表示されていない場合は、 [ 表示 ] メ ニューの [ナビゲーシ ョ ンパネル] から [ しお り ] を クリ ッ ク し ます。 この手順は、 Adobe Acrobat Reader のバージ ョ ンによ って多少異な る場合があ り ます。

UNIX および Linux で ド キュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースを利用するには

1 UNIX または Linux のコ ンピ ューターで、 MicroStrategy を イ ン ス ト ールし たデ ィ レ ク ト リ へ移動し ます。 デフ ォル ト の場所は /opt/

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxviii リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

MicroStrategy です。 または、 /opt/MicroStrategy への書き込み許可がない場合は、 $HOME/MicroStrategy/install です。

2 MicroStrategy のイ ン ス ト ール デ ィ レ ク ト リ で、 ヘルプ フ ォルダーを開き ます。

3 Product_Manuals.htm フ ァ イルを ウ ェブ ブラ ウザーで開き ます。 ブ

ラ ウザー内にページが開いて、 使用可能な PDF 形式のマニュ アルおよびその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースの リ ス ト が表示されます。

4 目的のマニュ アルまたはその他の ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン ソースの リ ンク を ク リ ッ ク し ます。

5 『Narrowcast Server SDK』 の リ ン ク を ク リ ッ クする と、 [フ ァ イルのダウ ン ロード] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが開き ます。 この ド キ ュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースは、 ダウ ン ロードする必要があ り ます。 [ このフ ァ イルを上記の場所から開 く ] を選択し、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。

Acrobat (PDF) マニュ アルの左側にしお り が表示されていない場合は、 [ 表示 ] メ ニューの [ナビゲーシ ョ ンパネル] から [ しお り ] を クリ ッ ク し ます。 この手順は、 Adobe Acrobat Reader のバージ ョ ンによ って多少異な る場合があ り ます。

ドキュメンテーション標準

MicroStrategy のオン ラ イ ン ヘルプおよび PDF マニュ アル (オン ラ イ ンおよび印刷の両形式で利用可能) は、 標準規格に従って作成されているため、特定のタ イプの内容を容易に特定でき ます。 次の表に、 これらの標準を示し ます。

これらの標準は、 マニュ アルの言語によ って異な る場合があ り ます。一部の言語では次の表よ り も優先する規則があ るためです。

Type 意味

太字 • 操作の対象と なるボタ ン名、 チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス、 オプシ ョ ン、 リ ス ト 、 メ ニュー、またはそれらの GUI エレ メ ン ト および定義のリ ス ト の一部

例 : [ ウ ェ アハウスを選択 ] を ク リ ッ ク し ます。

斜体 • ほかの製品マニュアルおよび ド キュ メ ンテーシ ョ ン リ ソースの名前• コ マン ド構文の一部である場合は、 ユーザーが置き換える必要のある変数情報

例 : 集計レベルは、 メ ト リ ッ クの計算のレベルです。

例 : copy c:\filename d:\foldername\filename と入力し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxix

ト レーニング

MicroStrategy ト レーニング サービ スでは、 広範囲のカ リ キ ュ ラ ムを提供し、 ト レーニング コ ンサルタ ン ト は高度なスキルを備えています。 すでに 800 を超える さ まざまな組織の多 く のお客様やパー ト ナーの方々に MicroStrategy の ト レーニングを活用し ていただいています。

このガイ ド を使用する前に利用する と役立つコース、 またはこのガイ ド に関連する情報が含まれている コースには、 以下のものがあ り ます。

• MicroStrategy Developer : レポー ト 初級

• MicroStrategy Web : レポー ト 分析

• MicroStrategy Web : レポー ト デザイ ン

ト レーニング サービ スおよびコース カ リ キ ュ ラ ムの詳細は、 http : //www.microstrategy.co.jp/Education を参照し て く ださい。

コ ンサルテ ィ ング

MicroStrategy コ ンサルテ ィ ング サービ スでは、 先端のテ ク ノ ロ ジ ソ リ ューシ ョ ンを導入するための実績あ る方法を提供し ています。 サービ スには複雑なセキ ュ リ テ ィ アーキテ クチャのデザイ ン、 パフ ォーマン ス と チューニング、 プロ ジェ ク ト と テス ト の方法および推奨事項、 戦略的プラ ンニン

Courier フォント

• 計算• コー ド 例• レジス ト リ キー• パスおよびフ ァ イル名• URL• 画面に表示される メ ッ セージ• ユーザーが入力するテキス ト

例 : Sum(revenue)/number of months.

例 : cmdmgr -f scriptfile.scp と入力し、 Enter を押し ます。

+ 複数のキーを使用するキーボー ド コ マン ド (SHIFT + F1 など)。

注意アイ コ ンは、 特定の状況に関し て役に立つ情報を示し ます。

警告アイ コ ンは、 潜在的なセキュ リ テ ィ 上のリ スクなどの重要な情報を示す警告です。先に進む前に警告の内容を読んで く だ さい。

Type 意味

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxx リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

グ、 などが含まれます。 コ ンサルテ ィ ング サービ スの詳細は、 http : //www.microstrategy.co.jp/Consulting を参照し て く ださい。

イ ン タ ーナシ ョ ナル サポー ト

MicroStrategy は、 複数のロ ケールをサポー ト し ています。 ロ ケールのサポー ト には、 一般に、 ネイ テ ィ ブ データベース と オペレーテ ィ ング システムのサポー ト 、 日付、 数値の書式、 通貨記号のサポー ト 、 翻訳された イ ンターフ ェ イ スおよび特定の ド キ ュ メ ン ト が使用可能であ る こ と などが含まれます。

MicroStrategy は、 英語 (米国)、 フ ラ ン ス語、 ド イ ツ語、 イ タ リ ア語、 日本語、 韓国語、 ポル ト ガル語 (ブラ ジル)、 スペイ ン語、 中国語 (簡体)、 中国語 (繁体)、 デンマーク語、 ス ウ ェーデン語での同種構成 (すべてのコ ンポーネン ト の言語が同じ) での動作が保証されています。 前述の各言語では、 翻訳されたユーザー イ ン ターフ ェ イ スが使用可能です。 個々の MicroStrategy システム コ ンポーネン ト における特定の言語サポー ト の詳細は、 MicroStrategy README を参照し て く ださい。

MicroStrategy は、 異種構成 (一部のコ ンポーネン ト のロ ケールが異な る)も限定的にサポー ト し ています。 詳細は、 MicroStrategy テ ク ニカル サポート に問い合せて く ださい。

テ ク ニ カル サポー ト

特定の MicroStrategy 製品に関し て疑問があ る場合は、 以下のいずれかを行って く ださい。

1 製品ガイ ド、 ヘルプ、 および README フ ァ イルを参照し ます。 それぞれへのア ク セス場所は前述の とお り です。

2 MicroStrategy Knowledge Base オン ラ イ ン (https : //resource.microstrategy.com/support) を参照し ます。

問題によ っては、 組織内のテ ク ニカル ア ド ミ ニス ト レーターに相談する と、 すぐに解決でき る場合も あ り ます。

3 前述のステ ッ プで リ ス ト し た リ ソースで回答が得られない場合は、MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に直接問い合せて く ださい。MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト での対応が も生産的に行われる よう 、 http : //www.microstrategy.com/Strategy/media/downloads/services-support/MicroStrategy-Technical-Support-Policies.zip の

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxxi

「Policies and Procedures (テ ク ニカル サポー ト 規定)」 の日本語版の ドキ ュ メ ン ト を参照し て く ださい。 利用でき るサポー ト のタ イプを判断するには、 購入契約の条件を参照し て く ださい。

MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト へは、 社内のサポー ト 連絡担当者を通じてご連絡 く ださい。 サポー ト 連絡担当者と は、 MicroStrategy サポー ト 担当者と の連絡窓口と し て指定された御社内の担当者のこ と です。 お客様からのお問い合せおよびケースに関する ご連絡はすべて、 これら指定された担当者を通じ て行 う 必要があ り ます。 お客様は、 サポー ト 連絡担当者と し て 2 名の従業員を指定する こ と ができ、 サポー ト 連絡担当者の変更は、MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト への書面によ る事前の通知を行 う こ と によ って、 年に 2 回まで要請する こ と ができ ます。

MicroStrategy ア ド ミ ニス ト レーターの権限を持つサポー ト 連絡担当者を指定する こ と を推奨し ます。 これによ り セキ ュ リ テ ィ の問題を排除し、 ケースの解決の時間を短縮でき ます。 問題の ト ラブルシ ューテ ィ ングおよび調査の際に、 MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト 担当者が推奨する処置は MicroStrategy 内で管理権限が必要な場合があ り ます。 また、 指定されたサポー ト 連絡担当者が MicroStrategy プロ ジェ ク ト の完全な操作が許可されるセキ ュ リ テ ィ レベルを有し てお り 、 セキ ュ リ テ ィ フ ィ ルター定義などの潜在的な機密プロ ジェ ク ト データへのア ク セス権を有する こ と を前提と し て助言する場合があ り ます。

問題の迅速な解決のために

MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト にケース を登録する前に、 サポー ト 連絡担当者は、 問題の迅速な解決のために次のステ ッ プに従って く ださい。

1 問題が MicroStrategy ソ フ ト ウ ェアに関する ものであ り 、 サード パーテ ィ ソ フ ト ウ ェ アではないこ と を確認し ます。

2 システムで使用されている MicroStrategy ソ フ ト ウ ェアが、 現在サポート されているバージ ョ ンであ る こ と を製品サポー ト 有効期限スケジ ュール ( http://www.microstrategy.com/Support/Expiration.asp ) で確認し ます。

3 問題の再現を試みて、 常に発生するかど う かを確認し ます。

4 原因を特定するために、 システム またはプロ ジェ ク ト オブジェ ク ト 定義の複雑度を 小化し ます。

5 その問題が、 ローカル コ ンピ ューター上で発生し ているのか、 ご利用の環境の複数のコ ンピ ューター上で発生し ているのかを判別し ます。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxxii リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

6 問題に関する質問を MicroStrategy 顧客フ ォーラ ム ( https : //resource.microstrategy.com/forum ) に投稿し て、 ほかのユーザーと問題について論議し ます。

次の表に、 MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に連絡する際の場所、 時間、および方法を示し ます。 サポー ト 連絡担当者が MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に営業時間中に電話で連絡できない場合は、 ボイ ス メ ール メ ッ セージを残すか、 電子 メ ールまたは FAX を送信するか、 オン ラ イ ン サポー ト イ ン ターフ ェ イ ス を使用し てケース を記録し て く ださい。 個々のテ ク ニカル サポー ト セン タは、 特定の公休日には休業いた し ます。

北米 メ ール : [email protected] ウェ ブ : https : //resource.microstrategy.com/support Fax : ( 703 ) 842 – 8709 電話 : ( 703 ) 848 – 8700 時間 : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 東部標準時 午前 9 : 00 ~午後 7 : 00

EMEA :

ヨ ーロ ッパ

中東

アフ リ カ

メ ール : [email protected] ウェ ブ : https : //resource.microstrategy.com/support Fax : +44 ( 0 ) 208 711 2525 European Technical Support Centre は、 それぞれの国の法定公休日に休業いた し ます。

電話 :• ベルギー : + 32 2792 0436• フ ラ ンス : +33 17 099 4737• ド イ ツ : +49 22 16501 0609• アイルラ ン ド : +353 1436 0916• イ タ リ ア : +39 023626 9668• ポーラ ン ド : +48 22 459 52 52• スカ ンジナビアおよびフ ィ ン ラ ン ド : +46 8505 20421• スペイ ン : +34 91788 9852• オラ ンダ : +31 20 794 8425• 英国 : +44 ( 0 ) 208 080 2182• 国際代理店 : +44 ( 0 ) 208 080 2183

時間 :• 英国 : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 グ リ ニ ッ ジ標準時の午前 9 : 00 ~午後 6 : 00• EMEA (英国を除 く ) : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 中央ヨ ーロ ッパ標準時の午前 9 : 00 ~午後

6 : 00

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. リ ソース xxxiii

サポー ト 連絡担当者は、 MicroStrategy ソ フ ト ウ ェアのラ イセン ス を取得したテ ク ニカル サポー ト セン タ、 または指定を受けたテ ク ニカル サポー ト セン タに連絡し ていただ く 必要があ り ます。

お電話の際に必要な情報

MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に連絡する際には、 次の情報をお知らせく ださい。

• 個人の情報 :

氏名 (姓および名)

会社名およびお客様のサイ ト (会社と異な る場合)

連絡先情報 (電話番号および FAX 番号、 電子 メ ール ア ド レ ス)

• ケースの詳細 :

MicroStrategy ソ フ ト ウ ェア製品およびバージ ョ ンを含む、 構成情報

現象、 エラー メ ッ セージ、 およびそのケースに対し これまで実行した ト ラブルシ ューテ ィ ングの手順を含むケースの詳しい説明

• ビジネス上 / システム上の影響

アジア太平洋 メ ール : [email protected] ウェ ブ : https : //resource.microstrategy.com/support 電話 :

• オース ト ラ リ ア : +61 2 9333 6499• 韓国 : +82 2 560 6565 FAX : +82 2 560 6555• 日本 : +81 3 3511 6720 FAX : +81 3 3511 6740• シンガポール : +65 6303 8969 Fax : +65 6303 8999• アジア太平洋 (オース ト ラ リ ア、 日本、 韓国、 およびシンガポールを除 く ) : +86 571 8526

8067 Fax : +86 571 8848 0977

時間 : • 日本および韓国 : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 日本標準時 (東京) 午前 9 : 00 ~午後 6 : 00• アジア太平洋 (日本および韓国を除 く ) : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 午前 7 時~午後 6 時 (

シンガポール)

ラテン ア メ リ カ メ ール : [email protected] ウェ ブ : https : //resource.microstrategy.com/support 電話 :

• 中南米 (ブラジルおよびアルゼンチンを除 く ) : +54 11 5222 9360 Fax : +54 11 5222 9355• アルゼンチン : 0 800 444 MSTR FAX : +54 11 5222 9355• ブラジル : +55 11 3054 1010 FAX : +55 11 3044 4088

時間 : • ラ テン ア メ リ カ (ブ ラジルを除 く ) : 月曜~金曜 (休日を除 く )、 午前 9 時~午後 7 : 00 時 (ブ

エ ノ スアイ レス) • 月曜~金曜 (休日を除 く )、 (サンパウロ) 午前 9 時~午後 6 時

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxxiv リ ソース © 2013 MicroStrategy, Inc.

サポー ト 連絡担当者が初めて電話される場合には、 次の情報もお知らせ ください。

• 住所

• 電話番号

• FAX 番号

• メ ール ア ド レ ス

テ ク ニカル サポー ト 担当者が問題に迅速かつ効率的に問題に対処でき る よう 、 次の追加情報も準備し ておいて く ださい。

• ケース番号 : MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に記録されている ケースご と に割 り 当て られている番号を メ モし、 既存の問題に関するお問い合せの際にお知らせ く ださい。

• ご使用の MicroStrategy ソ フ ト ウ ェア製品のソ フ ト ウ ェア バージ ョ ン と製品登録番号。

• ケースの説明 :

問題状況の発生原因

問題状況は散発的に発生するか、 または特定の操作を実行するたびに発生するか

問題状況はすべてのコ ンピ ューターで発生するか、 または 1 台でのみ発生するか

問題状況が 初に発生し た時期

問題状況が 初に発生する直前に発生し た イベン ト (た と えば、 大きなデータベース負荷、 データベースの移動、 またはソ フ ト ウ ェアのア ッ プグレード など)

エラー メ ッ セージが表示された場合、 その正確な表現

問題を特定および解決するために実行し た手順と、 その結果

• システム構成 (必要な情報は問題の性質によ って異な り 、 次に リ ス ト されているすべての項目に関する情報が必要なわけではあ り ません) :

コ ンピ ューター ハード ウ ェ アの仕様 (プロセ ッ サ速度、 RAM、 デ ィス ク容量など)

使用し ているネ ッ ト ワーク プロ ト コル

ODBC ド ラ イバの製造業者と バージ ョ ン

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス ガイ ド の概要と その他の参考資料

© 2013 MicroStrategy, Inc. ご意見 xxxv

データベース ゲー ト ウ ェ イ ソ フ ト ウ ェ アのバージ ョ ン

( MicroStrategy Web 関連の問題の場合) ブラ ウザーの製造業者と バージ ョ ン

( MicroStrategy Web 関連の問題の場合) Web サーバーの製造業者とバージ ョ ン

問題に追加の調査またはテス ト が必要な場合、 サポー ト 連絡担当者と MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト 担当者と の間で、 特定の作業項目の実行について合意が必要です。 サポー ト 連絡担当者は、 問題について MicroStrategy テ ク ニカル サポー ト に再び問い合せる前に、 合意し た作業を実行し ていただ く 必要があ り ます。 テ ク ニカル サポー ト 担当者が作業項目を実行する場合は、 サポー ト 連絡担当者は問題の状況を MicroStrategy テク ニカル サポー ト に随時問い合せる こ と ができ ます。

ご意見

MicroStrategy 製品のユーザー ド キ ュ メ ンテーシ ョ ンに関する ご意見またはご提案は、 次の宛先にお寄せ く ださい。

[email protected]

製品の機能向上に関する ご提案は、 次の宛先にお寄せ く ださい。

[email protected]

ご意見をお寄せ く ださ る場合は、 現在使用し ている製品名と バージ ョ ンを記載し て く ださい。 皆様のご意見は、 今後の リ リ ースの参考と させていただき ます。

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ガ イ ド の概要と その他の参考資料 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

xxxvi ご意見 © 2013 MicroStrategy, Inc.

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 1

11.MICROSTRATEGY の関数の詳細

はじめに

この章では、 下記の情報を記載し ています。

• 「MicroStrategy オブジェ ク ト 、 オブジェ ク ト 定義、 および関数の基本」(2 ページ)

• 「関数の構文および式コ ンポーネン ト 」 (4 ページ)

• 「式での関数の使用」 (26 ページ)

• 「[関数を入力] ウ ィ ザード を使用し た関数の式への追加」 (45 ページ)

• 「MicroStrategy の関数の処理方法」 (48 ページ)

• 「式中の関数のその他の例」 (68 ページ)

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

2 MicroStrategy オブジェ ク ト 、 オブジェ ク ト 定義、 および関数の基本 © 2013 MicroStrategy, Inc.

MicroStrategy オブジ ェ ク ト 、 オブジ ェ クト 定義、 および関数の基本

MicroStrategy における関数およびその役割を理解するには、 オブジェ ク トおよび式の基礎と な る基本概念を把握する こ と が重要です。

オブジェ ク ト は、 MicroStrategy における基本的なパーツです。 オブジェ クト には、 スキーマ オブジェ ク ト 、 アプ リ ケーシ ョ ン オブジェ ク ト 、 および構成オブジェ ク ト と い う 3 つのタ イプがあ り ます。 スキーマ オブジェ ク トには、 フ ァ ク ト 、 階層、 およびカス タ ム グループが含まれ、 アプ リ ケーシ ョ ン オブジェ ク ト には、 レポー ト 、 ド キ ュ メ ン ト 、 および メ ト リ ッ ク が含まれ、 構成オブジェ ク ト にはプロ ジェ ク ト ソース、 データベース イ ン スタ ン ス、 およびユーザーが含まれます。 (このオブジェ ク ト の リ ス ト に含まれる ものだけには限 り ません。 )

MicroStrategy オブジェ ク ト は、 ユーザーが作成、 管理、 および削除し ます。た と えば、 社内の設計者が、 データ ウ ェ アハウ スの概念データ を、 レポート に表示される " 月 "、 " 顧客名 "、 または " プロ ジェ ク ト カテゴ リ " のよな名前にマ ッ プする こ と によ って、 ア ト リ ビ ュー ト を作成し ます。 また、社内のデザイナーが、 データ ウ ェ アハウ スの メ ト リ ッ ク データにア ク セスし、 それら を操作する メ ト リ ッ ク を作成し ます。

多 く のオブジェ ク ト は、 作成または変更時に式を指定する必要があ り ます。式は、 結果と し て使用でき る文字の組み合わせです。 例と し ては、 以下があ り ます。

• [月 ] + 5

• Sum([売上 ])

• New York AND Los Angeles

初の例では、 データ ウ ェ アハウ ス内の各 " 月 " エレ メ ン ト に、 1 月は 1、2 月は 2 などの 1 から 12 までの数値 ID が割 り 当て られます。 5 か月の予測を示すレポー ト を生成し たい と し ます。 1 つの方法と し て、 "5 か月先 " と い う 名前の新しいア ト リ ビ ュー ト を作成し、 ア ト リ ビ ュー ト の定義に [月 ] + 5 と い う し き を使用する こ と で作業を開始する こ と ができ ます。

式は、 多 く の場所で使用でき ます。 特に メ ト リ ッ ク には、 多 く の場合、 複雑な式が必要です。 上記の 2 つ目の例では、Sum([売上 ]) と い う 式を使用し て、 比較的単純な メ ト リ ッ ク を定義し ています。 「Sum」 は、MicroStrategy に、 データ ウ ェアハウ スから個々の " 売上 " エン ト リ を読み取 り 、 それら を合計し て、 レポー ト に " 売上 " と し て表示される 1 つの数値を生成する よ う に指示し ます。 この メ ト リ ッ クは、 ユーザーが作成できる MicroStrategy オブジェ ク ト です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy オブジェ ク ト 、 オブジェ ク ト 定義、 および関数の基本 3

上記の 後の例は、 フ ィ ルターに使用される論理式を示し ています。 New York AND Los Angeles と い う 式で構成される フ ィ ルターを使用する と、

ユーザーは、 「と のビジネス旅行者が、 2006 年に New York (ニューヨーク) および Los Angeles (ロサンルス) 発の航空便を利用し たか ?」 などの疑問に答え る こ と ができ ます。

多 く の場合、 式が、 すべての MicroStrategy コ ンテンツおよび関数の基本的なパーツであ るオブジェ ク ト の基礎を形成し ます。 式に依存するオブジェク ト は、 多 く の場合、 オブジェ ク ト 式を変更する こ と によ って編集されます。

別途記載がない限 り 、 このガイ ド では、 「オブジェ ク ト 式」 と 「オブジェ ク ト 定義」 と い う 用語は同じ意味で入れ替えて使用される こ とがあ り ま。

目標を達成するための式を作成するには、 ほ と んどの場合、 MicroStrategy 関数を利用し ます。 MicroStrategy の関数は、 MicroStrategy オブジェ ク ト を定義し (オブジェ ク ト 定義に統合される場合)、 複雑なユーザー選択の計算を開始するために使用される、 強力なツールです。 メ ト リ ッ ク定義内の Sum([利益 ]) の例では、 データ ウ ェアハウ ス 内のさ まざまな " 利益 " エン ト リ を加算し て、 レポー ト に表示する 1 つの 終の数値に到達するために、 Sum 関数が使用されています。

式を使用する場合は、 常に、 関数を使用でき ます。 基本オブジェ ク ト の作成から、 複雑なレポー ト の作成およびデータの分析まで、 MicroStrategy に含まれ、 サポー ト されている多数の関数を使用し てカス タ ム式を作成できます。 関数は、 一般に メ ト リ ッ ク式で使用されますが、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム、 コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト 、 カス タ ム グループ、 フ ィ ルター、 ァ ク ト 、 小計、 および ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン (これらはすべて MicroStrategy オブジェ ク ト ) の定義にも使用されます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

4 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

特定のオブジェクトの作成に通常使用される関数

次の表は、 上で説明し た関数タ イプ、 各タ イプに所属するい く つかの関数、およびこれらの関数を使用し て作成でき る MicroStrategy オブジェ ク ト を しています。

関数の構文および式コ ンポーネン ト

式を作成するすべての状況で、 関数を使用する こ と ができ ます。 式に固有の特性があ る場合があ り ますが、 式で関数を適用するには基本的な構文があ り ます。 各関数の使用については、 このガイ ド のこれ以降の部分で詳しく 説明し ます。 この項では、 関数の基本およびそれらの主要コ ンポーネント について説明し ます。

関数タ イプ 関数の例 これらの関数を使用できる MicroStrategy オブジ ェ ク ト

単一値 • 算術演算子 ( –, +, /, *)

• Abs• Round• Ln• Cos

• ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム• コ ン ソ リデーシ ョ ン • カス タム グループ• フ ァ ク ト• メ ト リ ッ ク• 小計• ト ラ ンスフ ォー メ ーシ ョ ン

グループ値 • Avg• Count• Sum

• メ ト リ ッ ク• 小計

OLAP • Rank• MovingMin• NTile

メ ト リ ッ ク

論理 • And• Or

フ ィ ルター

比較 • Between• ApplyComparison

フ ィ ルター

適用 • ApplySimple• ApplyAgg• ApplyOLAP• ApplyLogic• ApplyComparison

• ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム• コ ン ソ リデーシ ョ ン• カス タム グループ• フ ァ ク ト• メ ト リ ッ ク• ト ラ ンスフ ォー メ ーシ ョ ン• フ ィ ルター

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 5

各関数には、 関数名が指定されています。 関数はフ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュート 、 メ ト リ ッ ク または定数であ る引数を操作し、 多 く の場合、 関数の動作はさ らに 1 つまたは複数のパラ メ ーター使用し て指定されます。 関数パラメ ーターは、 関数の動作を微調整するために使用されます。 引数は、 関数への入力を提供し ます。

このガイ ド では、 MicroStrategy 関数は、 関数のタ イプに分類し て説明し ます。 この章では、 関数のタ イプ と、 関数のパラ メ ーターおよび引数について説明し ています。

このガイ ド には、 データ マイ ニング関数についての情報は含まれていません。 この情報は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「Data Mining Services」 の章に記載されています。

関数のタ イ プ

MicroStrategy の関数は、 以下のタ イプに分類されます。

• 単一値関数 (非グループ関数またはスカ ラ関数と も呼ばれる) : これらの関数は、 入力変数または引数の個々のコ ンポーネン ト で動作し、 各コ ンポーネン ト の力エレ メ ン ト と な り ます。 このカテゴ リ の例と し ては、 単純数学演算子 ( +、 -、 *、 / )、 Abs、 Accrint、 Dbd、 Cos、 Round、Truncate、 ApplySimple などがあ り ます。 詳細は、 「単一値関数」 (6 ページ) を参照し て く ださい。

• グループ値関数 (グループ関数または集計関数と も呼ばれる) : これらの関数は、 複数の値の リ ス ト を入力値と し て受け取 り 、 各 リ ス ト に対し て単一の出力値を生し ます。 このカテゴ リ の例と し ては、 Avg、 AvgDev、Correlation、 Count、 HomoscedasticTTest、 Intercept、 Slope、 StDev、Sum、 ApplyAgg などがあ り ます。 詳細は、 「グループ値関数」 (8 ページ) を参照し て く ださい。

• OLAP 関数 (相対関数と も呼ばれる) : これらの関数は、 リ ス ト から複数のエレ メ ン ト を受け取 り 、 新しいエレ メ ン ト の リ ス ト を返し ます。 個々のエレ メ ン ト は、 リ ス ト の 1 つ以上の他のエレ メ ン ト に関連および依存し ていて、 リ ス ト 内のエレ メ ン ト の相対位置によ って、 計算の実行方を

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6 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

決定し ます。 例と し て、 Rank、 RunningSum、 MovingAvg、 NTile、ApplyOLAP などがあ り ます。 詳細は、 「OLAP (関係) 関数」 (9 ページ) を参照し て く ださい。

• 比較関数 : これらの関数は、 単一の値または値の リ ス ト を比較、 またはリ ス ト を し きい値の値と比較し ます。 このカテゴ リ の例と し ては、Between、 Like、 >、 <、 ApplyComparison などがあ り ます。 詳細は、 「比較関数」 (10 ページ) を参照し て く ださい。

• 論理関数 : これらの関数では、 基本的な比較を行い、 式の評価に基づいて真または偽の値を返し ます。 このタ イプの関数には、 And、 OR、 および Not   が含まれます。 詳細は、 「論理関数」 (11 ページ) を参照し て ください。

• Apply 関数 : これらの関数は、 MicroStrategy の標準関数でない、 多様なリ レーシ ョ ナル データベース管理システム (RDBMS) プラ ッ ト フ ォームで提供される関数または構文構造体へのア ク セスに使用し ます。 このカテゴ リ のそれぞれの関数は、 上記で説明し た関数タ イプの う ちの 1 つに代わ り 、 そのタ イプが使用される場所で使用でき ます。 た と えば、ApplySimple は、 単一値関数が使用される場所で使用でき ます。 詳細は、「Apply (パス スルー) 関数」 (11 ページ) を参照し て く ださい。

単一値関数

単一値関数は、 1 つ以上の引数の個々のコ ンポーネン ト で動作し、 各入力コ ンポーネン ト のセ ッ ト への出力コ ンポーネン ト と な り ます。 一般的な単一値関数の例は、 減算、 加算、 除算、 および乗算演算子 ( -、 +、 /、 * ) です。他の例と し ては、 Abs、 Cos、 Ln、 Round、 Sin、 Trunc、 ApplySimple などがあ り ます。

単一値関数は、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム、 コ ン ソリ デーシ ョ ン エレ メ ン ト 、 および ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンの作成に用でき ます。

た と えば、 それぞれの引数が 5 つのコ ンポーネン ト の リ ス ト で構成される、 4 つの引数で動作する単一値関数を使用する と、 5 つのコ ンポーネント を返し ます。 つま り 、 出力コ ンポーネン ト 数は、 各引数内の入力コ ンポーネン ト 数と同じにな り ます。 以下は、 数値を使用し た簡単な例です。

単一値 "+" (加算) 関数を使用し た、 A+B=C の場合。

こ こ で、

• A=1 (値が 1 の 1 つのコ ンポーネン ト を含む引数)

• A=2 (値が 2 の 1 つのコ ンポーネン ト を含む引数)

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• A=3 (値が 3 の 1 つの出力コ ンポーネン ト を含む戻 り 値) と な り ます。

上記の例では、 A、 B および C は、 それぞれ 1 つのコ ンポーネント を含みます。 概し て、 加算関数で引数と し て使用される 変数 D および E ( D および E はそれぞれ 5 つのコ ンポーネン ト の リ ス ト ) では、 D+E は、 5 つのコ ンポーネン ト の リ ス ト を返し ます。 単一値関

数は、 引数または単一引数と し て 1 つの値を取る必要はあ り ません。 よ り 正確にい う と、 単一値と し て分類される関数の基本要件は、 出力コ ンポーネン ト の数が、 引数の入力コ ンポーネン ト の数と同じであ る こ と で。

以下の 2 つの例は、 変換されたフ ァ ク ト と複合 メ ト リ ッ ク を作成する と きの、 単一値関数の使用を示し ています。 フ ァ ク ト の変換と複合 メ ト リ ッ クの作成は、 両方と も単一値関数を使用し て 1 つ以上の値の リ ス ト を別の値の リ ス ト に変換する と い う 意味で類し ています。 変換では、 単一値関数は、グループ値関数の前に適用される必要があ り 、 複合 メ ト リ ッ クは、 単一値関数は、 グループ値関数の後に適用される と う 違いがあ り ます。

例 1 : 変換されたフ ァ ク ト

Avg(Abs([Account Transactions]))

"Account Transactions" (勘定 ト ラ ンザク シ ョ ン) は、 -300.5、 -7.7、 900,、

-80、 および 2.2 の値を含む リ ス ト であ る と し ます。 単一値関数であ る Absolute (絶対) がこの リ ス ト に適用されます。 結果セ ッ ト は、 リ ス ト ( 300.5、 7.7、 900、 80、 2.2 ) 内の各エレ メ ン ト の絶対値にな り ます。 単一値関数は、 5 つの入力エレ メ ン ト のに対し て、 5 つの出力エレ メ ン ト を返すこ と に注意する こ と が重要です。 単一値関数が適用された後で、 グループ値関数の Avg (平均) が適用され、 これらの値の平均値であ る 258.08 が計算されます。 Abs および Avg 関数の詳細は、 「Abs (絶対値)」 (324 ページ) および 「Avg (平均)」 (100 ページ) を参照し て く ださい。

例 2: 複合メ ト リ ッ ク

Avg(Revenue){Quarter} - Avg(Cost){Quarter}

この例では、 グループ値関数である Avg は、 データ ウ ェアハウ スの "Revenue" (売上) フ ァ ク ト および "Cost" (コ ス ト ) フ ァ ク ト の両方に適用されます。 まず、 MicroStrategy は、 Avg 関数を 2 回使用して、 2 つの入力変数である Revenue と Cost に リ ス ト の値を使用して、 それぞれ単一値を含む 2 つの新しい数を生成し ます。 2 つの結果変数は、 中間結果と して保存されます。 次に、 MicroStrategy によ って、 単一値関数 "-" (減算) が適用され、 1 つの中間

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8 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果から別の結果を減算し、 メ ト リ ッ クの 1 つの値を返し ます。 Abs および Avg 関数の詳細は、 「Abs (絶対値)」 (324 ページ) および 「Avg (平均)」 (100 ページ) を参照して く ださい。

前述の両方の例では、 単一値およびグループ値の両関数が使用されま し た。次の章では、 グループ値関数について よ り 詳細に説明し ます。

グループ値関数

グループ値関数は、 1 つ以上の値の リ ス ト を入力値と し て取得し、 各 リ スト について 1 つの出力値を返し ます。 SQL 文内の GROUPBY 句があ る こ とによ って、 グループ関数が使用されている こ と がわか り ます。

も一般的なグループ関数には、 Avg、 Count、 Max、 Median、 Min、 Stdev、Sum、 Var、 ApplyAgg などが含まれます。 First、 Last、 IRR、 および NPV 関数も、 このカテゴ リ に含まれますが、 機能によ る追加の並べ替え (詳細は、「共通パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照) が含まれます。 Sort By は、 式によ って返された値がレポー ト 上で表示される と きの順序を指定し ます。( Sort By パラ メ ーターの詳細は、 「[区切 り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照し て く ださい。 )

グループ値関数は、 シンプル メ ト リ ッ ク、 ネス ト メ ト リ ッ ク、 および複合メ ト リ ッ ク の作成と小計の計算に使用でき ます。 次の例では、 これらの使用について示し ます。

例 1: 平均

Avg([Employee Age])

この例では、 グループ関数であ る Avg が、 次に示すエレ メ ン ト の リ ス ト であ る、 引数の "Employee Age" (従業員年齢) で使用されます。 : 27、 35、 32、47、 43、 40、 30 関数を使用する と、 入力値の 7 エレ メ ン ト を 1 つの値 ( 36 ) に減ら し ます。 Avg 関数の詳細は、 「Avg (平均)」 (100 ページ) を参照し てく ださい。

例 2: 中央値

Median([Employee Age])

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前述の例 2 と例 1 の唯一の違いは、 Avg の代わ り に、 グループ関数の Median が使用されている こ と です。 同様に、 関数を使用する と、 入力値の 7 エレ メ ン ト を 1 つの値 ( 35 ) に減ら し ます。 詳細は、 「Median」 (111 ページ) を参照し て く ださい。

OLAP ( 関係 ) 関数

オン ラ イ ン分析処理 (OLAP) 関数は、値の リ ス ト の各エレ メ ン ト が リ ス ト の 1 つ以上のエレ メ ン ト に関連および依存し ていて、 リ ス ト 内でのエレ メ トの位置によ って計算の実行方法を決定する こ と から、 関係関数と も呼ばれています。

OLAP 関数は、 リ ス ト から複数のエレ メ ン ト を取得し、 新しいエレ メ ン トの リ ス ト を返し ます。 しかし、 グループ関数と異な り 、 入力 リ ス ト 内のエレ メ ン ト 数と出力 リ ス ト 内のエレ メ ン ト 数は同じです。 単一値関数と異なり 、 計算には、 いつ計算が再開されるかを指定する BreakBy パラ メ ーターと リ ス ト の値の並べ替え方法を定義する SortBy パラ メ ーー ( 「共通パラメ ーター」 (19 ページ) を参照) で設定される条件に依存し ます。

OLAP 関数には、 Rank、 名前の接頭語と し て Moving   が使用されているすべての関数 (た と えば、 MovingDifference、 MovingMin、 MovingStdev など)、接頭語と し て Running を使用するすべての関数 (た と えば、 RunningAvg、RunningCount、 RunningSum など)、 およびすべての NTile 関数 ( NTile、NTileSize、 NTileValue、 NTileValueSize など) が含まれます。 ApplyOLAP は、OLAP カテゴ リ にも属し ます。

OLAP 関数は、 メ ト リ ッ ク の作成にのみ仕様されます。 次に例を示し ます。

例 : RunningSum

RunningSum <BreakBy={[Customer Region]}, SortBy= ([Customer State]) >(Revenue)

BreakBy と は、 OLAP 関数の計算を区切るのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または階層を示し ます。 ア ト リ ビ ュー ト または階層で区切る と い う こ と は、 分析エンジンが指定し たア ト リ ビ ュー ト または階層の次のイ ン ス タ ン スに達し た と きに、 OLAP (なわち 関係) 関数 を使用する計算を再開する こ と を意味し ます。 OLAP 関数の例と し ては、 RunningStdevP、 Rank、 NTile、 およびパーセン ト の値を計算する さ まざまな式が含まれます。 式内のア ト リビ ュー ト または階層によ って区切るには、 BreakBy パラ メ ータ を設定し ます。

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10 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

RunningSum メ ト リ ッ クは、 各 "Customer State" (顧客州) の売上に、 その上の行の "Customer State" (顧客州) " の売上を加えて イ ン ク リ メ ン ト された合計を表示すこ と によ って、 各 "Customer Region" (顧客地域) の合計を計算します。 BreakBy "Customer Region" (顧客地域) と い う 条件によ って、 計算が再開されますが、 それは次の "Customer Region" (顧客地域) が表示される場合です。 (次の図では、 "Arizona" (ア リ ゾナ州) は、 レポー ト で 1 つ前の "Customer State" (顧客州) であ る "Wyoming" (ワ イオ ミ 州) と は異な る "CustomerRegion" (顧客地域) の "Southwest" (南西部) に分類されるので、RunningSum の計算が再開されているため、 "Arizona" (ア リ ゾナ州) の "Total Revenue" (金額売上合計) および "Running Sum" (売金額累積) が同じです。) SortBy "Customer State" (顧客州) と い う 条件によ って、 以下のレポー ト の抜粋に示すよ う に、 顧客州は、 昇順 (アルフ ァベッ ト 順) に リ ス ト されています。

比較関数

比較関数を使用し て、 値を比較でき ます。 これらの関数を使用し て、 単一の値または値の リ ス ト を比較、 または リ ス ト を し きい値の値と比較でき ます。

比較演算子には、 <、 >、 =、 Between、 Contains、 Ends with、ApplyComparision などが含まれます。 要件に基づいてレポー ト のデータ を制限するために使用する フ ィ ルターを作成する と きにのみ使用し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 11

例 : > (よ り大きい)

Revenue > “500000”

この例では、 フ ィ ルターによ って、 年間収入レポー ト の州を、 累計売上が $500,000 よ り 大きい州に制限し ます。

論理関数

論理関数では、 基本的な比較を行い、 式の評価に基づいて真または偽の値を返し ます。 数値の場合は、 0 は偽と し て、 1 は 真と し て扱われます。これらの関数は、 データの評価と比較演算子組み合わせて複雑な式にする意味を示し ています。 逆に言えば、 これらの式は、 " どの地域が 「成功」 のし きい値を超え る売上を達成し ま し たか ?" などの質問に答え る こ と ができます。

論理演算子には、 And、 Or、 Not、 ApplyLogic などが含まれ、 これらはすべて、 レポー ト 表示または メ ト リ ッ ク の計算からのデータの包除に使用される条件であ る フ ィ ルターの作成にのみ使用でき ます。

例 : And

((Revenue - Cost) > 50000) And [Sell-through Percentage] > 25

"State" (州) ア ト リ ビ ュー ト 用に作成され、このフ ィ ルターは、"Profit" (利益) ( "Revenue"(売上 - コスト ) として定義される ) が $50,000 よ り も大きく て、 "Sell-through Percentage" (セルスルー比率) が 25 % よ り も大きい州にレポー ト のデータ を制限し ます。

Apply ( パススルー ) 関数

Apply 関数と パス スルー関数は、 同じです。 これらの関数は、 MicroStrategy の標準関数でない、 多様な リ レーシ ョ ナル データベース管理システム(RDBMS) プラ ッ ト フ ォームで提供される関数まは構文構造体へのア ク セス を示し ます。 " パス スルー " と は、 MicroStrategy が情報をデータベースに渡し、 データベースが固有の関数を使用する こ と から、 派生し た名前です。 (パス スルー関数を用いて RDBMS のネ イ テ ィ ブ機能を使用するには、使用し ている特定の RDBMS の構文について理解し ている必要があ り ます。そのシン タ ッ ク スについては、 このガイ ド の対象範囲に含まれておらず、

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

12 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

さ まざまな RDBMS によ って異な り ます。 RDBMS 関数は、 必要ではあ る ものの、 常に MicroStrategy のパーサーおよびバ リ データーをバイパスするため、 使用に注意が必要です。

同じ タ イプの標準たは定義済みの関数を置き換え るために使用される定義済みの ApplySimple が 5 つあ り ます。 関数を以下に示し ます。

• ApplySimple : これらの関数は、 単純 (算術など) 演算子が使用でき る場所で使用されます。

• ApplyAgg : これらの関数は、 集計関数 ( Sum など) が使用でき る場所で使用されます。

• ApplyRelative: これらの関数は、オン ラ イ ン分析処理 ( OLAP ) 関数 ( Rank など) が使用でき る場所で使用されます。

• ApplyComparison : これらの関数は、 比較演算子 ( >、 =、 Like、 および In など) が使用でき る場所で使用されます。

• ApplyLogic : これらの関数は、論理演算子 ( AND、OR、および NOT など) が使用でき る場所で使用されます。

Apply 関数を使用する と、 プロ ジェ ク ト デザイナーは、 ア ト リ ビ ュー ト 、フ ィ ルターおよび メ ト リ ッ ク エデ ィ ターで式をカス タマイ ズ し て、MicroStrategy で提供し ていない RDBMS 関数を活用でき ます。

MicroStrategy では、 同一の結果を得るために標準の MicroStrategy 関数が使用でき る場合は、 Apply 関数の使用はお勧めし ません。 これは、 RDBMS の関数を用する と MicroStrategy 製品の検証およびその他の有用な機能が事実上バイパス されて し ま う からです。 同等の機能が MicroStrategy 製品に存在し ない場合にのみ、 Apply 関数の使用をお勧めし ます。 Apply 関数を使用する必要があ る場合は、 今後の製品 リ リ ースに希望する機能が含まれる よ う 機能強化要求を提出する こ と をお勧めし ます。

例 : プロンプ ト された日付を確認する ApplyComparison

この例では、 以下に示すよ う に、 データ ウ ェアハウ スのテーブルには、"Item" (商品)、 "Effec Date" (発効日) および "Term Date" (期限) (および "Revenue" (売上)) が含まれます。

Item Effec Date Term Date Revenue

Blouse 2007/06/01 2007/07/30 1000

Jeans 2007/05/30 2007/06/17 500

Gloves 2007/10/01 2007/10/25 150

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 13

テーブルの各行は、 Effec Date と Term Date の期間に売上られた商品に対応し ます。 目的は、 ユーザーが実行時に選択する特定の日付に売上げのあったすべての商品 (およびユーザーが選択する関連 メ ト リ ッ ク) を リ ス ト するレポー ト を生成する こ と です。 このレポー ト を生成するには、 まず、 ユーザーによ る日付の入力を可能とする Test Date と い う 名前の値プロ ンプ ト を作成し ます。 次に、 そのプロ ンプ ト を使用し て、 以下に示すよ う に、 フ ィルター エデ ィ ターの [高度な条件] ペイ ンにあ る [カス タ ム式] ボ ッ ク ス を使用し てレー ト フ ィ ルターを作成し ます。

[ 検証 ] を ク リ ッ ク し た と きにフ ィ ルターが検証されて も、 レポー ト を実行し た と きに MicroStrategy がエラーを返し ます。 エラーは、 SQL エンジンに 2 つのア ト リ ビ ュー ト と値プロ ンプ ト を提供し ま し たが、 MicroStrategy は、ア ト リ ビ ュー ト と ア ト リ ビ ュー ト ( Effec Date と Term Date ) を比較する こと を要求し ているためです。 事実上、 " タ イプが一致し ない " 問題があ り ます。

この場合は、 Apply 関数を使用でき ます。 MicroStrategy に日付値プロ ンプト を検証させるのではな く 、 データベースに検証を行 う よ う に支持し ます。MicroStrategy にタ ス ク を成し遂げる組み込み関数がない場合にのみ、 Apply 関数の使用を選択する こ と を覚えてお く こ と が重要です。 適切な MicroStrategy 関数があ る場合は、 RDBMS 関数ではな く MicroStrategy 関

Leather Shoes 2007/06/15 2007/06/22 750

Winter Hat 2007/11/01 2007/11/08 900

Winter Boots 2007/12/01 2007/12/15 2200

Item Effec Date Term Date Revenue

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

14 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

数を使用し ます。 RDBMS 関数には、 MicroStrategy が持つ検証機能がないからです( Apply 関数を使用するには、使用し ている RDBMS の対応する関数または演算の構文を把握し てお く 必要があ り ます。 )

日付プロ ンプ ト を検証するには、 カス タ ム式を使用し て、 値プロ ンプ ト "Test Date"、 ア ト リ ビ ュー ト "Effec Date"、 およびア ト リ ビ ュー ト "Term Date" の 3 つの値をデータベースに渡し て比較し ます。 #n (渡される連続する項目ご と に 1 ずつ増加する正の整数で、 0 から始ま る) の形式でプレースホルダーを使用し て、 すべてのこれらの 3 つの値をデタベースに渡し ます。

初に渡される値は、 #0 と呼ばれ、 2 番目は #1、 3 番目は、 #2 などのよ うに呼ばれます。 この例に必要な構文は、 以下に示すフ ィ ルター エデ ィ ターの [高度な条件] ペイ ンのカス タ ム式です。

構文がネス ト されている こ と に注目し て く ださい。 式の外側の部分には、MicroStrategy 関数の ApplyComparison と、 MicroStrategy のプロ ンプ ト の [Test Date] および ア ト リ ビ ュー ト の [Effec Date] および [Term Date] 含まれています。

二重引用符に含まれている構文の内側の部分は、 データベースの演算子であ る #0 between #1 and #2 です。 Apply 関数を使用し てデータベース

に渡される コード は、 常に引用符で囲まれていて、 そのコード と一緒に渡される引数は、 "@" サイ ンの後の文字列によ って指定されている特別な形式の渡されたア ト リ ビ ュー ト を使用し た #n のよ う なプレースホルダーと して記述されます。 この例では、 [Effec Date]@ID によ って、

MicroStrategy が "Effec" ア ト リ ビ ュー ト の DESC や データベースに存在するその他のフ ォームではな く ID フ ォームを渡すよ う 指定されていす。 実行時に、 #0、 #1、 および #2 は、 それぞれ "Test Date"、 "Effec Date"、 および

"Term Date" に置き換え られ、 データベースは、 実際には、 次の構文を受け取 り ます。

Test Date between Effec Date and TermDate

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 15

ユーザーが実行時に "Test Date" の値と し て、 "06/16/07" を選択し た場合、RDBMS は、 各行ご と にテーブルを読み込み、 日付が "Effec Date" および "Term Date" 間かど う かを調べます。特定の行で "06/16/07" が "Effec Date" と "Term Date" の間にな る と、 その行の商品が結果セ ッ ト に戻されます。この例では、 "Blouse" (ブラ ウ ス)、 "Jeans" (ジーンズ)、 および "Leather Shoes" (皮靴) が返されます。 (この項の 初に示し たデータ ウ ェ アハウ ス テーブルを参照する こ と で この結果を確認でき ます。 )レポー ト が "Item" を行のア ト リ ビ ュー ト と し て設定されている場合は、 これらの 3 つの商品がレポー ト 上に表示されます。 これは、 これらの商品みが 2007 年 6 月 16 日に販売された こ と を示し ます。

Apply 関数についての詳細は、 「Apply (パス スルー) 関数」 (139 ページ) を参照し て く ださい。 各 ApplySimple 関数の構文と例について、 この次の項で説明し ます。

例 : "Hire Date" (入社日) が現在の年かど うかのテス ト

人事部で、 現在の暦年中に雇用された従業員の リ ス ト が必要な場合があ ると し ます。 次のカス タ ム式は、 ApplySimple 関数を使用し て、 "Hire Date" (入社日) が現在の年と同じであ るかど う かをテス ト し ます。

ApplySimple ( "datepart(yy, #0)", [Hire Date]@ID) = ApplySimple ( "datepart(yy, getdate())", [Hire Date]@ID)

このカス タ ム式の各部分については、 以下で説明し ます。 一般的な Apply 関数についての詳細は、 「Apply (パス スルー) 関数」 (11 ページ) で説明し ます。 特に、 ApplySimple 関数の詳細は、 「ApplySimple」 (142 ページ) で説明し ています。

• datepart 関数は、 所定の日付の特定の部分を抽出し ます。 初の datepart 関数は、 "Hire Date" ア ト リ ビ ュー ト の ID ア ト リ ビ ュー ト フ ォームから年 ( yy で指示される) を抽出し ます。 DESC またはその他のア ト リ ビ ュー ト フ ォームではな く 、 ID ア ト リ ビ ュー ト フ ォーが @ID

によ って指定されます。

• #0 プレースホルダーは、 RDBMS に渡される引数であ る [Hire Date]@ID を表し ています。 ( Apply 関数は、 MicroStrategy の計算機能で

はな く 、 データベースの計算機能を使用し ます。 )

• 2 つ目の datepart 関数は、 現在の (またはシステム) 日付から年 ( yy

で指示される) を抽出し ます。 システム日付は、 RDBMS 関数の getdate() から取得されます。

• RDBMS は、 MicroStrategy が RDBMS に渡す情報と と もに、 Hire Date

および システム日付の両方から年を抽出し ます。 RDBMS へ必要な関

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16 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

数を渡すコ ンテナ - は、 Apply 関数の ApplySimple です。 言い換え る と、ApplySimple は、 ユーザーとデータベース間のイ ン ターフ ェース と し て動作し、 RDBMS が両方の年の値を返す場合に、 = 演算子で比較されま

す。 特定の "Hire Date" のエレ メ ン ト の年がシステム日付の年と同じ場合、 カス タ ム式ステー ト メ ン ト は真と し て評価し、 その "Hire Date" アト リ ビ ュー ト レ メ ン ト がプロ ジェ ク ト の結果セ ッ ト に返されます。 特定の "Hire Date" のエレ メ ン ト の年がシステム日付の年と異なる場合、カス タ ム式ステー ト メ ン ト は偽と し て評価し、 その "Hire Date" ア ト リビ ュー エレ メ ン ト はレポー ト に含まれません。

"Hire Date ア ト リ ビ ュー ト は、 かっ こで囲まれています。 ア ト リ

ビ ュー ト 名に 1 つ以上のスペース を含むア ト リ ビ ュー ト を入力する場合は、 必ず、 ア ト リ ビ ュー ト をかっ こで囲む必要があ り ます。 (複合オブジェ ク ト 名をカ ッ コで囲んで使用する こ と は、 MicroStrategy の多 く のオブジェ ク ト における標準的な もので、 カス タ ム式および Apply 関数にのみに制限されている ものではあ り ません。 )

上記の例では、 Apply 関数の ApplySimple を使用し ま し た。 次の例では、ApplyCOmparison を使用し ます。

例 : ApplyComparison を使用する "Customer City" (顧客都市) = "Call Center" (コール セン ター)

コール セン ターの 1 つと同じ市に住んでいる顧客の リ ス ト が必要だ と し ます。 Apply 関数を使用し ないカス タ ム式を使用し て このレポー ト を生成できる一方で、 この例では、 ApplyComparison 関数を使用し てカス タ ム式内の Apply 関を説明し ます。 ( Apply 関数を使用し ないで このレポー ト を作成する手順は、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「高度なフ ィ ルター」 の章の 「アト リ ビ ュー ト 対ア ト リ ビ ュー ト 条件」 の章を参照し て く ださい。 )

1 つのア ト リ ビ ュー ト が別のア ト リ ビ ュー ト と ま った く 同じであ るかど うかを評価する カス タ ム式は、 次の とお り です。

ApplyComparison (“#0 like #1”, [Customer City]@DESC, [Call Center]@DESC)

このカス タ ム式の各部分については、 以下で説明し ます。

• ApplyComparison 関数は、 この例で使用されている Like 演算子のよ

う な RDBMS 比較演算子と一緒に使用されます。

• #0 like #1 は実際の比較で、 初の引数 #0 を 2 つ目の引数 #1 と比

較し ます。 この比較は、 MicroStrategy ではな く 、 RDBMS が行っているこ と を覚えておいて く ださい。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 17

• [Customer City]@DESC は、"Customer City" (顧客都市) ア ト リ ビ ュート の説明フ ォーム と し て RDBMS に渡す 初の引数を設定し、 [Call Center]@DESC は、 "Call Cetner" (コール セン ター) ア ト リ ビ ュー ト の

説明フ ォーム と し て RDBMS に渡す 2 つ目の引数です。

Customer City ア ト リ ビ ュー ト および Call Center ア ト リ

ビ ュー ト は、 角かっ こ ( [ ] ) で囲まれます。 ア ト リ ビ ュー ト 名に 1 つ以上のスペース を含むア ト リ ビ ュー ト を入力する場合は、 必ず、 アト リ ビ ュー ト を角かっ こで囲む必要があ り ます。 (複合オブジェ ク ト名をカ ッ コで囲んで使用する こ と は、 MicroStrategy の多 く のオブジェ ク ト における標準的な もので、 カス タ ム式および Apply 関数にのみに制限されている ものではあ り ません。 )

"Customer City" (顧客都市)、"Customer" (顧客)、および "Call Center" (コール セン ター) ア ト リ ビ ュー ト を リ ス ト する レポー ト 上にカス タ ム式を使用するフ ィ ターを配置する こ と で、 次の結果が生成されます。 (表示されているのはレポー ト の一部のみです。 また、 "Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク が追加されています。 )

カス タ ム式条件フ ィ ルターによ って、 Customer City ア ト リ ビ ュー ト と Call Center ア ト リ ビ ュー ト が同一であ る と い う 基準を満たすデータの

みを返す目標が達成された こ と に注目し て く ださい。

関数のパラ メ ー タ ー

パラ メ ーターは、 関数の計算方法を指定し ます。 標準またはユーザー定義などのすべての関数で、 式中の角かっ こ ( <> )内に含まれているパラ メ ー

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18 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

タ を持つこ と ができ ます。 1 つ以上のパラ メ ーターを使用する場合は、カンマで区別する必要があ り ます。

パラ メ ーターの設定がデフ ォル ト から変更され、 [表示] オプシ ョ ンに [ 関数パラ メ ーターを表示 ] が設定されている場合に、Developer のイ ン ターフ ェ イ スにのみ関数パラ メ ーターの表記が表示されます。

[パラ メ ーター]、 [区切 り ]、 [並べ替え] タブが表示されている [関数名パラメ ーター] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スで、 パラ メ ーターを定義し ます。 このダ イア ロ グ ボ ッ ク スへのア ク セス方法および関数を挿入ウ ィ ザード を使用し た関数パラ メ ーターの設定方法の手順は、 「関数パラ メ ーターへのア ク セス と変更」 (21 ページ) を参照し て く ださい。

各関数オブジェ ク ト はパラ メ ーターを持つため、 [パラ メ ーター] タブは常に表示されます。 関数に追加のパラ メ ーターがあ る場合 ( [区切 り ] および [並べ替え] など) は、 関連する タブがそれぞれに応じ て表示されます。 以降の項では、 3 つのタブについて、 さ らに詳し く 説明し ます。

• 「共通パラ メ ーター」 (19 ページ)

• 「[区切 り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ)

このガイ ド では、 関数で使用可能な各パラ メ ーターの リ ス ト および説明を含む、 各関数の詳細を説明し ています。 すべてのパラ メ ーターは、 関数の構文の各かっ こ ( <> ) の部分に リ ス ト されます。 各関数で使用可能なパラ

メ ーターの詳細を評価するには、 次で説明する関数を確認し て く ださい。

• 2 章、 「標準関数」

• 3 章、 「演算子」

• 4 章、 「プラ グ イ ン パッ ケージ関数」

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共通パラメーター

関数オブジェ ク ト には、 以下の 3 つの共通のパラ メ ーター設定があ り ます。

• Distinct : すべての値の使用、 または計算内で一意の値のみの使用を許可

する真 / 偽パラ メ ーターです。

• Fact ID : Fact_ID  を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計算を行いま

す。

• NULL : 計算に NULL 値が使用でき るかど う かを指定する真 / 偽パラ

メ ーターです。

すべてのこれらの設定が、 それぞれの関数に適用されるわけではあ り ません。 一般的には、 すべてのグループ関数で、 FactID パラ メ ーター設定が表示されます。 OLAP 関数には、 これらのパラ メ ーター設定はあ り ませんが、 BreakBy または SortBy パラ メ ーターがあ る場合があ り ます。

[ 区切り ] および [ 並べ替え ] パラメーター

パラ メ ーター設定に加え、 多 く の関数には、 それぞれ個別の設定を持つ BreakBy または SortBy パラ メ ーターがあ り ます。

• [ 区切り ]: 式の値の計算を再開する論理的なレベル。ア ト リ ビ ュー ト または階層で区切る と い う こ と は、 関係関数を使用する式の値のカ ウ ン ト を再開する と い う 意味です。 関係関数の例と し ては、 RunningStdevP、Rank、 NTile、 および順位またはパーセン ト の値を計算する式があ り ます。 区切 り のレベルは、 式自身に使用する集計と同じか、 それよ り も高いレベルであ る必要があ り ます。

た と えば、 以下のれぽーと では、 "Rank by Value" (値によ る ラ ン ク) メト リ ッ ク が売上の値を ラ ン ク付けし ています。 この メ ト リ ッ クの Rank

関数では、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト を [区切 り ] に使用し ます。 これは、 順位の計算が各顧客地域ご と に再開される こと を意味ています。 これによ り 、 売上は、 全顧客地域に渡るすべての売り 上げではな く 、 顧客地域ご と に順位付け されます。 顧客地域すべての

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20 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

売上への順位付けは役立ちますが、 このレポー ト では、 [区切 り ] パラメ ーターを使用し て各顧客地域内での売上比較に焦点を当ています。

• [ 並べ替え ] : 値または既存の メ タデータ オブジェ ク ト の順序に関係する式の戻 り 値の順序。 並べ替えには、 昇順または降順のどち らで並べ替えるか、 およびどの メ タデータ オブジェ ク ト を並べ替え るかが含まれます。 入力引数の複式の値に並べ替えが実行される こ と も あ り ます。

た と えば、 次に示すレポー ト では、 "FirstInRange" メ ト リ ッ クは、 利益の値の リ ス ト の 初の利益の値を返し ます。 この メ ト リ ッ クの FirstInRange 関数では、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー

ト を [区切 り ] に使用し ます。 これは、 各顧客集の 初の値が返される こと を意味し ています。

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OLAP 関数には、 [区切 り ] および [並べ替え] パラ メ ーターがよ く 含まれます。 た と えば、Rank には [区切 り ] パラ メ ーターがあ り 、MovingAvg には

[並べ替え] パラ メ ーターがあ り ます。

い く つかのグループ値関数 ( First、 Last、 IRR、 および NPV ) は、 [並べ替え] パラ メ ーターによ って も定義されます。 First および Last 関数は、 小計の計算を効率的に行 う ために使用されます ( 「小計式」 (43 ページ) を参照)。

た と えば、 毎日の在庫数を一覧表示する在庫レポー ト があ る と し ます。 このレポー ト では、 小計は 後の日の在庫にな り ます。 Last 関数を使用するユーザー定義の小計を作成すれば、 後の日の在庫小計を表示でき ます。この関数の [並べ替え] パラ メ ーターを [日別] の並べ替えに設定し ない と、正しい情報が得られません。

関数パラメーターへのアクセスと変更

MicroStrategy Developer は、 関数パラ メ ーターへのア ク セスおよび変更のための様々な方法を提供し ます。 関数パラ メ ーターへのア ク セスおよび編集は、 次のイ ン ターフ ェ イ スから行 う こ と ができ ます。

• 関数を入力ウ ィ ザー ド : このイ ン ターフ ェ イ スは、 MicroStrategy オブジェ ク ト の式への 初の関数の包括をガイ ドするために使用されます。関数を挿入ウ ィ ザード は、 関数の作成および メ ト リ ッ ク、 ア ト リ ビ ュート 、 フ ァ ク ト 、 小計および ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンの式への追加に使用き ます。 詳細は、 「[関数を入力] ウ ィ ザード を使用し た関数の式への追加」 (45 ページ) を参照し て く ださい。

• [関数名パラ メ ーター ] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス : このイ ン ターフ ェ イ スは、オブジェ ク ト の式に追加および検証された関数のパラ メ ーターを変更するために使用されます。

関数を挿入ウ ィ ザー ド を使用し て関数パラ メ ーターにアクセスおよび変更を行 うには

1 式に関数を含める こ と のでき る MicroStrategy オブジェ ク ト のオブジェク ト エデ ィ ターを開き ます。

さ まざまなオブジェ ク ト のエデ ィ ターから関数を挿入ウ ィ ザードにア ク セスする方法は、 MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプを参照し、 "Steps to access the Insert Function Wizard" を検索し て く ださい。 MicroStrategy のさ まざまな タ イプの式を説明する、 次の 「式での関数の使用」 (26 ページ) の項も参照でき ます。

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2 [式] ツールバー の [f(x)] と記載のあ る [関数を挿入] ボタ ンを ク リ ッ ク し

ます。

[関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

3 [ 次へ ] および [ 戻る ] ボタ ンを使用し て、 関数を挿入ウ ィ ザード のページを ステ ッ プに従って操作し ます。 各ページでは、 様々な関数パラ メ ーターの変更を行 う こ と ができ ます。

表示されるページは選択し た関数によ って異な り ます。

[ 関数名パラ メ ーター ] ダイアログ ボ ッ クスを使用し て関数パラ メ ーターへアクセスおよび変更を行う には

この機能は、 式に関数が使用されている Developer のどのエデ ィ ターでも使用可能です。 詳しい情報は、 以下の項を参照し て く ださい。

• 「 メ ト リ ッ ク式」 (27 ページ)

• 「ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式」 (34 ページ)

• 「カス タ ム グループ式」 (38 ページ)

• 「フ ァ ク ト 式」 (40 ページ)

• 「フ ィ ルター式」 (41 ページ)

• 「小計式」 (43 ページ)

• 「 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン式」 (44 ページ)

1 関数をオブジェ ク ト の式に挿入し て式を検証し ます。

関数の名前および式に必要なすべてのパラ メ ーターを入力する こと によ って、 関数を挿入でき ます。 関数を挿入ウ ィ ザード ( 「[関

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 23

数を挿入] ウ ィ ザード を使用し て式を作成するには」 (46 ページ) の手順を参照) を使用し て関数を挿入する こ と もでき ます。

2 [式] ボ ッ ク ス内の検証済みの式中で、 た と えば、 RunningSum の関数名をハイ ラ イ ト し ます。

3 次の図に示すよ う に、関数名を右ク リ ッ ク し、 [関数名 パラ メ ーター ] を選択し ます。

[関数名 パラ メ ーター] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが開き ます。 このダ イ ア ログでは、 選択された関数のすべてのパラ メ ーター タブが使用可能で、設定の編集が可能です。 この例では、 RunningSum 関数を使用し ています。

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24 関数の構文および式コ ンポーネン ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

関数パラ メ ーターの効果の例

次の例では、 関数の実行へのパラ メ ーターの影響を簡単に説明し ます。

例 1 : Distinct パラ メ ーター

Count<Distinct=True>(Order)

この メ ト リ ッ ク では、 デフ ォル ト のパラ メ ーター設定を、 Distinct=True に変更し て、 一意の "Order" (注文) だけの数量を取得し ます。

例 2 : RunningSum

RunningSum<BreakBy={Quarter}, SortBy=(Region)>(Revenue)

この メ ト リ ッ ク では、 四半期ご と の累計売上金額を、 地域で並べ替えて昇順で表示する よ う に定義されています。 別の RunningSum の例およびそのレポー ト について、 「OLAP (関係) 関数」 (9 ページ) を参照し て く ださい。

引数

引数と は、 関数の計算に使用される入力データです。 引数は、 数値、 文字列、 または論理値 (真または偽など) と同様に定数 ( 1、 2、 3、 または NULL など) です。 値の リ ス ト または値の リ ス ト を参照する変数とする こ と もできます。

MicroStrategy の引数は、 多 く の場合、 値の リ ス ト の参照です。 関数の構文では、 引数は、 かっ こ " () " で囲まれます。 引数が MicroStrategy オブジェ クト を参照し ている場合、 オブジェ ク ト 名は、 英数字または " [ ] " かっ こ内に含まれる複数の文字です。 選択された関数および作成されるオブジェ ク トによ って、 MicroStrategy の環境では、 入力には、 次のオブジェ ク ト の う ちの 1 つまたはそれ以上が含れます。

• ア ト リ ビ ュー ト : 多 く の場合、 ア ト リ ビ ュー ト は、 フ ァ ク ト データ をグループ化するために使用されます。 レポー ト に含まれ、 詳細レベルを定義し ます。 通常は、 数値以外で、 い く つかの共通のア ト リ ビ ュー ト の例は、 " 年 "、 " カテゴ リ "、 および " 地域 " です。

• フ ァ ク ト : フ ァ ク ト と は、 多 く の場合、 メ ト リ ッ ク の入力です。 フ ァ クト は、 フ ァ ク ト テーブルの特定の列から取得された数値の リ ス ト です。フ ァ ク ト の例と し ては、 " 売上数量 "、 " 入荷数量 "、 および " 値引率 " です。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数の構文および式コ ンポーネン ト 25

• メ ト リ ッ ク : メ ト リ ッ クは、 データに行われる計算を表し、 関数によ る更な る計算の入力と し て も使用される こ と ができ ます。 メ ト リ ッ クの例には、 " パーセン ト 増加率 "、 " 利益率 "、 および " セルスルー比率 " が含まれます。

• 列 : 列データは、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式およびフ ァ ク ト 式を作成する と きに使用されます。 これらのオブジェ ク ト の式は、 ウ ェアハウ スからの列データの取得方法を定義し ます。 列の例には、TOT_DOLLAR_SALES、 TOT_COST、 および CUST_CITY_ID が含まれま

す。

ア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 および メ ト リ ッ ク の詳細な説明は、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

引数へのプロンプトの使用

プロ ンプ ト は、 ユーザーがレポー ト を実行する と きに、 関数の定義の一部を指定する こ と を可能と し、 関数中の引数に値を提供するために使用でき ます。 単一値を指定する引数は、 プロ ンプ ト に使用される も一般的な引数です。 た と えば、 NTileSize 関数 ( 「NTileSize」 (217 ページ) を参照) では、 次の構文があ り ます。

NTileSize <Ascending, BreakBy> (Argument, Size)

この構文には、 次の 2 つの引数があ り ます。

• 引数 は、 バケツに分散する値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Size は、 各バケツのエレ メ ン ト 数を指定する正の整数です。

引数サイズ は、 単一値を指定するので、 プロ ンプ ト に使用するための優れた候補です。 プロ ンプ ト を使用し て Size の値を提供する こ と で、 ユーザー

は各 NTile バケツに含める こ と ができ るエレ メ ン ト 数を指定でき ます。 これは、 計算に常に使用される引数の固定値を定義する よ り も、 よ り 柔軟性のあ る レポー ト 作成のソ リ ューシ ョ ンです。

関数式にプロ ンプ ト を含めるには、 次の構文を使用でき ます。

?[Prompt Name]

[プロンプト名 ] はプロ ンプ ト オブジェ ク ト の名前です。 た と えば、 次の定義を持つこ と ができ ます。

NTileSize([Total Revenue], ?[NTileValue Prompt])

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

26 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

上記の構文では、 NTileValue Prompt は、 NTileSize 関数のサイ ズを指定

する値プロ ンプ ト の名前です。

プロ ンプ ト 作成時に、 プロ ンプ ト への回答をオプシ ョ ン または必須とするかを選択でき ます。 引数は、 関数が正し く 動作するために必要であ るため、 関数式にプロ ンプ ト を使用する場合は、 プロ ンプ ト回答を必須と し て定義する こ と が賢明す。

多 く の会計関数 ( 「財務関数」 (273 ページ) を参照) は、 単一値を指定する引数を使用し ているため、 関数の使用は、 それらに値を提供するのに適しています。 た と えば、 coupdays ( 「Coupdays (利息計算期間、 決済日までの日数)」 (278 ページ) を参照) 関数には、 1、 2、 または 4   の値を受け取り 、 毎年の利子支払数を指定でき る Frequency 引数が含まれます。Frequency 引数に値プロ ンプ ト を使用し て、 ユーザーに利子支払頻度を入

力する よ う プロ ンプ ト でき ます。

式での関数の使用

関数は、 多 く の MicroStrategy オブジェ ク ト の基礎と な り ます。 関数は、 次のものを作成するために使用されます。

• メ ト リ ッ ク式

• ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式

• コ ン ソ リ デーシ ョ ン式

• カス タ ム グループ式

• フ ァ ク ト 式

• フ ィ ルター式

• 小計式

• ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン式

この項では、 各オブジェ ク ト タ イプの関数のさ まざまな役割と、 各ケースでの式ビルダーへのア ク セス方法について説明し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 27

メ ト リ ッ ク式

メ ト リ ッ ク と は、 データに対し て実行する計算を表す MicroStrategy オブジェ ク ト です。 使用可能な関数を使用し て メ ト リ ッ ク を定義し て、 データ を分析し、 ビジネス測定値を指定でき ます。

式およびデ ィ メ ンシ ョ ンは、 メ ト リ ッ ク の 2 つの重要な コ ンポーネン ト です。 すべての メ ト リ ッ クは式を持ちますが、 すべての メ ト リ ッ クがデ ィメ ンシ ョ ンを持つわけではあ り ません。

• 式 : は、 メ ト リ ッ ク の定義の も重要な部分です。 計算 (フ ァ ク ト 、 アト リ ビ ュー ト 、 定数、 または メ ト リ ッ ク) に使用されるデータに適用されるのは、 1 つまたはそれ以上の関数を使用する数学式です。 SQL では、式は SQL コマン ド の SELECT 句の一部にな り ます。

複数の メ ト リ ッ ク定義に同じ式を使用でき ます。 このタ イプの式は、 基本式と呼ばれ、 算術演算子、 ア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 グループ関数、 および非グループ関数を含むこ と ができ ます。 基本式は、 デ ィ メ ンシ ョ ン (以下、 参照) を持ちません。 基本式の詳細は、 『MicroStrategy 基本レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

• [ デ ィ メ ンシ ョ ン ] : メ ト リ ッ ク が計算される ア ト リ ビ ュー ト レベルを指定し ます。 ターゲ ッ ト (ア ト リ ビ ュー ト ) を決めた後、 デ ィ メ ンシ ョ ンで、 メ ト リ ッ ク に含まれる フ ィ ルターおよびグループを さ らに定義できます。 デフ ォル ト では、 すべての メ ト リ ッ クはレポー ト レベルで計算し ます。

その他のオプシ ョ ンの メ ト リ ッ ク のコ ンポーネン ト には、 条件 (フ ィ ルター) および ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンが含まれます。 このガイ ド の目的上、 関数の使用に関連する式およびデ ィ メ ンシ ョ ンについてのみ説明し ます。 すべての メ ト リ ッ ク のコ ンポーネン ト の情報は、 『上級レポーテ ィ ング ガイド』 を参照し て く ださい。

メ ト リ ッ ク には、 以下の 2 つのタ イプがあ り ます。

• シンプル メ ト リ ッ ク : 式およおびデ ィ メ ンシ ョ ン (レベル) を持ちます。

単独または複合 メ ト リ ッ ク のブロ ッ ク を作成するために使用でき ます。シンプル メ ト リ ッ クは、 Sum または Avg などの少な く と も 1 つのグループ値関数を使用する必要があ り ます。 た と えば、 Sum(Revenue - Cost){~+} のよ う に必須のグループ関数に加え、 非グループ関数また

は算術演算子も含むこ と ができ ますが、 も外側の関数は、 グループ関数であ る必要があ り ます。

• 複合 メ ト リ ッ ク : is 関数を使用する こ と によ る、 自身が メ ト リ ッ ク であ

る式の組み合わせ。 言い換え る と、 複合 メ ト リ ッ クは、 複数の完全な メト リ ッ ク で作成されます。 シンプル メ ト リ ッ ク でない メ ト リ ッ クはす

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

28 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

べて、 デフ ォル ト で、 複合 メ ト リ ッ ク です。 た と えば、 2 つの メ ト リ ック を接続するルー ト と し て使用されるすべての算術関数で複合 メ ト リ ック ができ ます。

デ ィ メ ンシ ョ ンは、 コ ンポーネン ト メ ト リ ッ ク ご と に個別に設定できますが、 複合 メ ト リ ッ ク には、 メ ト リ ッ ク全体にデ ィ メ ンシ ョ ンを持つこ と はでき ません。

メ ト リ ッ ク がシンプルまたは複合のどち らであ るかを迅速に調べる方法は、 メ ト リ ッ ク エデ ィ ターを使用し ます。 エデ ィ ターで、 [小計/ 集計] タ を ク リ ッ ク し て、 [スマー ト メ ト リ ッ ク を許可] オプシ ョ ンが有効かど う かを確認でき ます。 これが有効になっている場合は、複合 メ ト リ ッ ク で、 そ う でない場合は、 シンプル メ ト リ ッ ク です。

シンプル メ ト リ ッ クおよび複合 メ ト リ ッ ク の作成には、 次の 3 つのタ イプの関数を使用する こ と ができ ます。

• 単一値関数

• グループ値関数

• OLAP 関数

メ ト リ ッ ク のオプシ ョ ンの条件 (フ ィ ルター) コ ンポーネン ト には、論理演算子および比較演算子を含める こ と ができ ます。 詳細は、「フ ィ ルター式」 のサブセ ク シ ョ ンを参照し て く ださい。

単一値関数およびグループ値関数は、 さ まざまな状況下で (次の例を参照) シンプル メ ト リ ッ クおよび複合 メ ト リ ッ ク の両方を作成するのに使用れるのに対し て、 OLAP 関数は、 関数固有の特性 ( 「OLAP (関係) 関数」 (9 ページ) を参照) から、 常に複合 メ ト リ ッ ク に使用されます。

メトリックのディメンションの例

前述の とお り 、 すべての メ ト リ ッ ク には式が含まれますが、 すべての メ トリ ッ ク にデ ィ メ ンシ ョ ンが含まれるわけではあ り ません。 次の例および図は、 シンプル メ ト リ ッ クおよび複合 メ ト リ ッ ク と、 式およびデ ィ メ ンシ ョ ンの構造を示し ています。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 29

例 1: レポー ト レベルのデ ィ メ ンシ ョ ンを使用したシンプル メ ト リ ッ ク

Avg(Revenue) {~+}

この例では、 式のルー ト は、 Avg で、 1 つの子であ る "Revenue" (売上) フ ァク ト を持ちます。 この組み合わせでベース式が形成されています。 この単純な集計 メ ト リ ッ ク にはデ ィ メ ンシ ョ ンがあ り 、 {~+} によ って示されています。 これは、 メ ト リ ッ ク がレポー ト 上の 下位レベルで計算さ る こ と を意味し ています。 た と えば、 レポー ト に年および月別の売上が含まれている場合は、 月別売上データ を反映する よ う に数値が計算されます。

すべてのグループ値関数は集計関数で、 単独で使用する場合、 シンプル メ ト リ ッ ク と な り ます。

例 2 : "Year" (年) レベルのデ ィ メ ンシ ョ ンを使用し たシンプル メ トリ ッ ク

Sum(Cost) {~ +,year +}

この例では、 式のルー ト は、 Sum で、 子は "Cost" (コ ス ト ) フ ァ ク ト です。この組み合わせでベース式が形成されています。 この単純集計 メ ト リ ッ クには、 デ ィ メ ンシ ョ ンがあ り ます。 しかし、 例 1 と異な り 、 {Year +} で示されている よ う に、 デ ィ メ ンシ ョ ンは、 "Year" (年) ア ト リ ビ ュー ト のレベルで

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

30 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

設定されています。 これは、 レポー ト に年および月別のコ ス ト が含まれている場合は、 年別コ ス ト データ を反映する よ う に数値が計算されます。

例 3 : 固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持たない複合メ ト リ ッ ク

Avg(Revenue){~ +}/ Sum(Revenue) {~ +}

この例では、ルー ト の除算 ( / ) は、Avg ( Revenue ) および Sum ( Revenue ) の 2 つの子を持ち、 両方と も、 自身がシンプル メ ト リ ッ ク で、 それぞれ固有のデ ィ ンシ ョ ンを持ちます。 式全体と し ては、 2 つの メ ト リ ッ ク を使用し、固有のデ ィ メ ンシ ョ ン持たないため、 複合 メ ト リ ッ ク です。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 31

例 4 : 固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持つ複合メ ト リ ッ ク

(Avg(Revenue)/Sum(Revenue)) {~+}

この例では、 2 つの基本式は、 除算 ( / ) 関数によ って関連付け られています。 どち らの基本式にも、 固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持たないこ と に注目して く ださい。 集計は、 ルー ト の子のレベルではな く 、 ルー ト のレベルで実行されます。 メ ト リ ッ ク全体と し て固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを もつため、シンプル メ ト リ ッ ク です。

2 つの基本式を、 2 つの メ ト リ ッ ク で置き換えた場合、 結果は、 固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持たない複合 メ ト リ ッ ク であ る例 3 と同じです。

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例 5 : 固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持たない複合メ ト リ ッ ク

Case((Avg(Cost) {~+})>(Sum(Revenue){~+}), 4,5)

この例では、 ルー ト は、 > 関数、 4 および 5 の 3 つの子を持つ Case 関数です。 > 関数は、 Metric 1、 Avg ( Cost )、 および Metric 2、 AvgRevenue の 2 つの固有の子を持ち、 両方がそれぞれが固有のデ ィ メ ンシ ョ ンを持ちます。 メト リ ッ ク自身は、 デ ィ メ ンシ ョ ンを持たず、 複合 メ ト リ ッ ク です。

Case 関数の詳細は、 2 章、 「標準関数」 を参照し て く ださい。

メトリック関数へのアクセス

関数にア ク セス し て、 複数の方法で メ ト リ ッ ク を作成でき ます。 プロ ジェク ト で新しい メ ト リ ッ ク を作成する場合、 メ ト リ ッ ク エデ ィ ターを使用でき ます。 レポー ト の既存のデータに基づ く メ ト リ ッ ク であ る派生 メ ト リ ック を作成するには、 レポー ト 内から [ メ ト リ ッ ク式を挿入] ダ イ ア ロ グ ボ ック ス使用し ます。

また、 Command Manager で メ ト リ ッ ク を作成する こ と もでき ます。この方法の詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

メ ト リ ッ ク エデ ィ ター

メ ト リ ッ ク エデ ィ ターは、 新しい メ ト リ ッ ク の作成および MicroStrategy の既存の メ ト リ ッ ク の編集に使用されます。 イ ン ターフ ェ イ スでは、 メ トリ ッ ク式の作成および検証を行 う こ と ができ ます。

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メ ト リ ッ ク エデ ィ ターにアクセスするには

1 プロ ジェ ク ト にロ グ イ ン し ます。

2 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、[ メ ト リ ッ ク ] を選択し ます。[新規 メ ト リ ッ ク] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが表示されます。

3 メ ト リ ッ ク テンプレー ト を選択し て、 [OK] を ク リ ッ ク し て進みます。

メ ト リ ッ ク エデ ィ ターが表示されます。

4 次のいずれかの方法で関数にア ク セス し て、 メ ト リ ッ ク式を作成し ます。

• ド ロ ッ プダウ ン リ ス ト または [オブジェ ク ト ブラ ウズザー] ペイ ンのシ ョ ー ト カ ッ ト リ ス ト を使用し て [関数と演算子 ] フ ォルダーを展開し ます。それから、[ 関数 ]、[ 演算子 ] または [ プ ラグイ ン パッ ケージ ] フ ォルダーを展開し て、 さ まざまなカテゴ リ の関数と演算子にアク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な メ ト リ ッ ク の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ッ ク スに直接入力し ます。

また、 メ ト リ ッ ク エデ ィ ターを使用し て、 既存の メ ト リ ッ ク を変更する こ と もでき ます。 エデ ィ ターにア ク セスするには、 フ ォルダー リ ス ト 、 オブジェ ク ト ブラ ウザー、 またはレポー ト ビ ューで、 で該当する メ ト リ ッ ク を選択し ますそし て、 右ク リ ッ ク し て、 シ ョ ー トカ ッ ト メ ニューから、 [ 編集 ] を選択し ます。 メ ト リ ッ ク   エデ ィターに選択された メ ト リ ッ ク がロード された状態で開き ます。

[メ ト リ ッ ク式を入力] ダイアログ ボ ッ クス

[ メ ト リ ッ ク式を入力] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス を使用し て、 レポー ト に既に存在し ているオブジェ ク ト から作成される派生 メ ト リ ッ ク を作成し ます。

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34 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[ メ ト リ ッ ク式を入力 ] ダイアログ ボ ッ クスにアクセスするには

1 レポー ト エデ ィ ターの [ 挿入 ] メ ニューから、[ 新規メ ト リ ッ ク ] を選択し ます。 または、 レポー ト グ リ ッ ド の メ ト リ ッ ク ヘッ ダーの上を右クリ ッ ク し て、 [ 挿入 ] をポイ ン ト し てから、 シ ョ ー ト カ ッ ト メ ニューの [ 新規メ ト リ ッ ク ] を選択し ます。[ メ ト リ ッ ク式を挿入] ダ イ ア ロ グ ボ ック スが表示されます。

2 使用可能なレポー ト オブジェ ク ト を使用し て メ ト リ ッ ク を作成し ます。以下のいずれかの方法で関数にア ク セス し ます。

• ド ロ ッ プダウ ン リ ス ト またはフ ォルダー リ ス ト を使用し て [ 関数と演算子 ] フ ォルダーを展開し ます。それから、[ 関数 ]、[ 演算子 ] または [ プラグイ ン パッ ケージ ] フ ォルダーを展開し て、 さ まざまなカテゴ リ の関数と演算子にア ク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な メ ト リ ッ ク の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ッ ク スに直接入力し ます。

ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式

ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 ア ト リ ビ ュー ト の識別子または記述子です(ID、 名前、 ア ド レ スなど)。 これら 1 個 1 個は、 ア ト リ ビ ュー ト (例 : 顧客) の一部です。 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 少な く と も 1 つの式によ って定義され、 これらの式は列データ上で動作し、 関数を含むこ と ができ ます。ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式には次の種類があ り ます。

• シンプル

• 暗黙的

• 派生

• 複数

これらのタ イプのア ト リ ビ ュー ト フ ォームの詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

MicroStrategy の関数の関連で、 このガイ ド は、 派生式について説明し ます。派生式には、 単一値関数のみ使用でき、 式に使用される引数は列です。 次に説明する例を参照し て く ださい。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 35

例 1: 減算 (-)

(Year(CurrentDate()) - Year([HIRE_DATE]))

"Employee Experience" (従業員勤続年数) ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 単純数学演算子 ( - ) を使用し た上記の式によ って定義されています。

この例は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト の MicroStrategy Tutorial/スキーマ オブジェクト /アトリビュート /地理 フ ォルダーで参照でき ます。

例 2: IntCap

InitCap([CUST_LAST_NAME])

通常、 テキス ト データは、 すべて大文字またはすべて小文字です。 この例では、 顧客の姓のア ト リ ビ ュー ト フ ォームに、 IntCap 単一値関数を使用して 初の文字を大文字、 すべてのその他の文字を小文字と し ていこ と を示し ています。

例 3: ApplySimple

ApplySimple("Datediff(YY,#0,getdate())", [BIRTH_DATE])

"Age" (年齢) ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 ApplySimple 単一値関数を使用して定義されています。

以下の点に注意し て く ださい。

• すべての Apply 関数において、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式にフ ォーム グループを使用し ないで く ださい。 フ ォーム グループは、 分析エンジンによ って無視されるため、 単一フ ォームを使用し て く ださい。 た と えば、 Customer@ Name ( Name は、 顧客の名、ミ ド ル ネーム、 および姓と し て定義) を使用する こ と はでき ません。

• Apply 関数の構文はデータベースによ って異な り ます。 詳細は、「内部関数」 (138 ページ) を参照し て く ださい。

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36 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式にアクセスするには

新規アトリビュートの場合

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ ア ト リ ビ ュー ト ] を選択し ます。 MicroStrategy Developer の基本設定で、 カスケード ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス オプシ ョ ンが有効化されている場合 (デフ ォル ト ) は、 ア ト リ ビ ュー ト エデ ィ ーでは、3 つのダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが開き ます。 3 つのダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スは、 それぞれ、 [新規ア ト リ ビ ュー ト ]、 [新規ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成]、 および [新規ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スです。 関数および演算子は、 [新規ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式を作成] ダ イ ア ロ グ ボ ッ クスで使用されます。

2 次のいずれかの方法で関数を使用し て式を作成し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに直接入力し ます。

既存のアトリビュートの場合

1 エデ ィ ターにア ク セスするには、 フ ォルダー リ ス ト 、 オブジェ ク ト ブラ ウザー、 またはレポー ト ビ ューで、 で該当する ア ト リ ビ ュー ト を選択しす。 そし て、 右ク リ ッ ク し て、 シ ョ ー ト カ ッ ト メ ニューから、 [ 編集 ] を選択し ます。 ア ト リ ビ ュー ト エデ ィ ターが開き ます。

2 [ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム] ペイ ンから、 変更し たいア ト リ ビ ュー ト フ ォームを開き、 [ 変更 ] を ク リ ッ ク し ます。 [ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを変更] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが開き ます。

既存のア ト リ ビ ュー ト に、 新しいフ ォームを追加するには、 [ 新規作成 ] を ク リ ッ ク し ます。 これによ り 、 [新規ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが自動的に開き ます。

3 変更し たい式を選択し て、 [ 変更 ] を ク リ ッ ク し ます。

既存のフ ォームに、 新しい式を追加するには、 [ 新規作成 ] を クリ ッ ク し ます。 これによ り 、 [新規ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式] ダイ ア ロ グ ボ ッ ク スが自動的に開き ます。

4 選択し た式がロード された状態で、 [ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式を変更] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク スが表示されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 37

5 次のいずれかの方法で関数にア ク セス し て、 式を作成または編集し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに入力 / 編集し ます。

コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト 式

コ ン ソ リ デーシ ョ ンは、 メ タデータ構造またはウ ェアハウ スの定義を変更する こ と な く ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト をグループ化し てレポー ト で使用でき ます。 コ ン ソ リ デーシ ョ ンに含まれるエレ メ ン ト は、 コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト ( CEs ) と呼ばれます。 単一値関数のみが、 コ ン ソ リ デーシ ョ ンエレ メ ン ト の定義およびコ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト 間での計算に使用でき ます。 コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト 式は、 ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト の計算方法を定義し ます。

基本数学演算子 ( +、 -、 *、 / ) のみが、 MicroStrategy Developer を通し て コ ンソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト を定義するために使用でき ます。 これらの演算子を使用する コ ン ソ リ デーシ ョ ンの例を以下に示し ます。

• CE01 = {Region = North-East}

• CE02 = {Region = Mid-Atlantic}

• CE03 = ({CE01} – {CE02})/{CE02}

その他の単一値関数も、 コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト に使用でき ますが、 SDK を通し てのみ可能です。

次の例は、 関数および計算を使用し た定義を示し ています。

• CE04 = Ln({Region = North-East})

• CE05 = Ln({Region = Mid-Atlantic})

• CE06 = Abs({CE04} – {CE05})

コ ン ソ リ デーシ ョ ンの詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

38 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

コ ン ソ リデーシ ョ ン エレ メ ン ト 式にアクセスするには

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ コ ン ソ リデーシ ョ ン ] を選択し ます。 コ ン ソ リ デーシ ョ ン エデ ィターが開き ます。

2 [ こ こ を ク リ ッ ク し て、 新規コ ン ソ リデーシ ョ ン エレ メ ン ト を追加し てく だ さい。 ] をダブルク リ ッ ク し ます。

3 エデ ィ ターの右下隅に [新規コ ン ソ リ デーシ ョ ン エレ メ ン ト ] ペイ ンが有効化されます。 新規エレ メ ン ト の式を作成し ます。

[ こ こに式を入力 ] ボ ッ ク スにア ト リ ビ ュー ト を ド ラ ッ グ アン ド ド ロ ッ プする必要があ り ます。 ボ ッ ク スには、 演算子のみが入力でき ます。

カ ス タム グループ式

カス タ ム グループ は、 テンプレー ト に配置でき るオブジェ ク ト であ り 、 カス タ ム グループ エレ メ ン ト と呼ばれるエレ メ ン ト の集合から構成されます。 カス タ ム グループによ り 、 データ ウ ェ アハウ ス内に定義されていない方法で、 ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト をグループ化でき ます。 ア ト リ ビ ュート と カス タ ム グループの間に関係を作成でき ます。 カス タ ムグループ式は、 カス タ ム グループ内のエレ メ ン ト の計算方法を定義し ます。

カス タ ム グループは、 次のものを通じ てア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト を構成でき ます。

• ア ト リ ビ ュー ト 条件

• セ ッ ト 条件

• レポー ト

• フ ィ ルター

• バン ド

• 高度な条件

カス タ ム グループの詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「カス タ ム グループ と コ ン ソ リ デーシ ョ ン」 を参照し て ください。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 39

高度な条件を使用し てカス タ ム グループ エレ メ ン ト を定義する場合は、 次の 2 つのタ イプの関数が使用でき ます。

• 論理関数

• 比較関数

次の例を参照し て く ださい。

例 1: 減算 (-)

([Unit_Profit] - [Unit_Cost]) > 500

例 2: And

([Units Sold] > 500) and ([Unit Profit] > 1000)

カス タム グループ エレ メ ン ト 式にアクセスするには

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ カス タム グループ ] を選択し ます。 カス タ ム グループ エデ ィ ターが開き ます。

2 [ カス タム グループ エレ メ ン ト を追加するには、 こ こ をダブル ク リ ッ クするか、 オブジ ェ ク ト ブ ラウザからオブジ ェ ク ト を ド ラ ッ グし て く ださ。 ] をダブルク リ ッ ク し ます。

3 新規エレ メ ン ト の名前を入力し、 [ 条件を追加 ] をダブルク リ ッ ク し ます。

4 [カス タ ム グループ オプシ ョ ン] ペイ ンで、 [ 高度な条件を追加] を選択し て、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。

5 [高度な条件] ペイ ンが開き ます。 これが式を作成する場所です。 関数には、 次の方法のいずれかでア ク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに直接入力し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

40 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

フ ァ ク ト 式

フ ァ ク ト と は MicroStrategy ユーザーによ って作成および共有されるオブジェ ク ト です。 データ ウ ェ アハウ スから得られた数値データは、 フ ァ ク トによ って MicroStrategy のレポーテ ィ ング環境に関連付け られます。 フ ァ クト 式は、 フ ァ ク ト の計算方法を定義し ます。 フ ァ ク ト 式は、 フ ァ ク ト 構造体のフ ァ ク ト 定義のコ ンポーネン ト の一部です。 関数を使用し てフ ァ ク ト式を作成でき、 式に使用される引数は列です。

フ ァ ク ト は、 次のよ う に定義される こ と があ り ます。

• 暗黙的

• 派生

• 複数

フ ァ ク ト およびフ ァ ク ト 構造の詳細は、 『MicroStrategy プロ ジェ ク ト デザイ ン ガイ ド』 を参照し て く ださい。

MicroStrategy の関数の関連で、 このガイ ド は、 派生フ ァ ク ト 式について説明し ます。

派生フ ァ ク ト 式には、 単純な算術演算子 ( +、 -、 *、 / ) を含む単一値関数のみ使用でき ます。 次の 2 つの例を参照し て く ださい。

例 1: 減算 (-)

([UNIT_PRICE] - [UNIT_COST])

"Unit Price" (単価) フ ァ ク ト は、[Unit_Price] および [Unit_Cost] のテーブル列と、 単純な数学演算子、 "-" を使用し て定義されています。

例 2: 乗算 (*)

([QTY_SOLD] * ([UNIT_PRICE] - DISCOUNT))

"Revenue" (売上) フ ァ ク ト は、 3 つのテーブル列と、 2 つの算術演算子、 "-" および "*" を使用し て定義されます。

両方の例は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト の MicroStrategy Tutorial/スキーマ オブジェクト /ファクト フ ォルダーで参照でき ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 41

フ ァ ク ト 式にアクセスするには

式を使用する新規ファクトの場合

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ フ ァ ク ト ] を選択し ます。 フ ァ ク ト エデ ィ ターが 2 つのページを開き ます。 [フ ァ ク ト ] および [新規フ ァ ク ト 式の作成] です。

2 [式] ページが式を作成する場所です。 関数には、 次の方法のいずれかでア ク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに直接入力し ます。

既存のファクトの場合

1 MicroStrategy Developer の メ イ ン画面で、 既存のフ ァ ク ト を選択し ます。そし て、 右ク リ ッ ク し て、 シ ョ ー ト カ ッ ト メ ニューから、 [ 編集 ] を選択し ます。 フ ァ ク ト   エデ ィ ターに選択されたフ ァ ク ト がロード された状態で表示されます。

2 [ 新規作成 ] を ク リ ッ ク し て新しい式をフ ァ ク ト に追加、 または既存の式を選択し て [変更] を ク リ ッ ク し ます。[新規フ ァ ク ト 式の作成] または [ フ ァ ク ト 式の変更 ] ページが表示されます。

3 次のいずれかの方法で関数を使用し て式を作成し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに直接入力し ます。

フ ァ ク ト エデ ィ ターまたはフ ァ ク ト 作成ウ ィ ザード を使用し てフ ァク ト を作成でき ますが、 フ ァ ク ト エデ ィ ターでのみ、 高度な式を使用し てフ ク ト を定義する こ と ができ ます。

フ ィ ルタ ー式

フ ィ ルターは、 データがレポー ト 結果に含まれる条件を指定し ます。 SQL では、 フ ィ ルターは、 WHERE 句の後に指定されます。 フ ィ ルターは、 レ

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

42 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ポー ト オブジェ ク ト にな る こ と があ り ます。 つま り 、 レポー ト に返されたデータや、 表示または参照するデータ を制限する レポー ト フ ィ ルター、 レポー ト 制限、 またはビ ュー フ ィ ルターです。 レポー ト フ ィ ルターの詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

フ ィ ルターは、 関数を使用する カス タ ム式を使用し て作成された メ ト リ ック条件にな る こ と も あ り ます。 オプシ ョ ンの メ ト リ ッ ク の条件コ ンポーネン ト と し て使用されます。 フ ィ ルター エデ ィ ターの [高度な条件] ダ イ アロ グ ボ ッ ク ス を使用する こ と によ って、 このタ イプのフ ィ ルターを作成でき ます。 次のタ イプの関数のみフ ィ ルター式に使用でき ます。

• 論理演算子

• 比較演算子

ルー ト ノード が論理または比較関数 (例 1 を参照) であ る限 り 、 単一値関数は、 フ ィ ルター式のサブレベルで使用でき ます。

例 1: より大きい (>)

((Revenue - Cost) > “5000”)

この例では、 単純比較演算子を使用し て、 "Profit" (利益) の表示を制限するフ ィ ルターを作成し ます。

複合 メ ト リ ッ ク (例で、 Revenue - Cost と し て定義されている も

のなど) のセ ッ ト ( メ ト リ ッ ク) 条件を使用する こ と によ って同じ結果を得る こ と ができ ます。 こ こでは、 説明のために、 カス タ ムのフ ィ ルター式が使用されています。 どち らの方法を使用する こ と も可能です。

例 2: ApplyComparison

ApplyComparison("#0 between #1 and #2", ?[Value Prompt Date], [Order Date]@ID, [Ship Date]@ID)

ApplyComparison は、 通常、 カス タ ム フ ィ ルターの作成に使用されます。この例では、 フ ィ ルターによ って、 ユーザーが入力し た日付が Order_Date と Ship_Date の間の値かど う かを比較し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 43

高度なフ ィ ルター条件にアクセスするには

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ フ ィ ルター ] を選択し ます。 フ ィ ルター エデ ィ ターが表示されます。

2 [フ ィ ルター定義] ペイ ンで、 [ 条件を追加するには、 こ こ をダブルクリ ッ クするか、 オブジ ェ ク ト ブ ラウザからオブジ ェ ク ト を ド ラ ッ グして く だ さい。 ] をダブルク リ ッ ク し ます。 [フ ィ ルター オプシ ョ ン] ペイ ンが表示されます。

3 [フ ィ ルター オプシ ョ ン] ペイ ンで、[ 高度な条件を追加 ] オプシ ョ ンを選択し ます。 次に、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。 [高度な条件] ペイ ンが表示

されます。

4 [オプシ ョ ン] リ ス ト から [ カス タム式 ] を選択し ます。 それから、 [カスタ ム式] ボ ッ ク ス を使用し てカス タ ム フ ィ ルターを作成および検証し ます。 以下のいずれかの方法で関数にア ク セス し ます。

• ド ロ ッ プダウ ン リ ス ト またはフ ォルダー リ ス ト を使用し て [ 関数と演算子 ] フ ォルダーを展開し ます。それから、[ 関数 ]、[ 演算子 ] または [ プラグイ ン パッ ケージ ] フ ォルダーを展開し て、 さ まざまなカテゴ リ の関数と演算子にア ク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な メ ト リ ッ ク の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ッ ク スに直接入力し ます。

小計式

小計によ って、 任意のグルーピング内でレポー ト のデータの計算および表示を、 動的に制御でき ます。 小計は、 合計と動的集計を計算するためにレポー ト メ ト リ ッ ク に適用されます。

定義済の標準小計関数は、 すべての メ ト リ ッ クおよびレポー ト と共に自動的に使用でき ます。 この関数は、 多数の小計要件を満たす単純な集計関です。 この関数で特定の要件を満たせない場合は、 小計エデ ィ ターまたは SDK を使用し て、 ユーザー定義小計 を作成でき ます。 ユーザー定義小計では、 単一値関数またはグループ値関数を使用し て、 独自の小計を作成するこ と ができ ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

44 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

定義済みおよびユーザー定義小計の両方と も、 メ ト リ ッ ク エデ ィ ターの [小計 / 集計] タブから レポー ト に適用でき ます。

小計についての詳細と、 小計の作成および適用方法について、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「レポー ト 」 の章または MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプを参照し て く ださい。

例 : 除算 ( / )

Sum(Sum(x*[Units Sold]){Year}/Sum([Units Sold]){Year}){}

小計エデ ィ ターで関数にアクセスするには

1 プロ ジェ ク ト にロ グ イ ン し ます。

2 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ 小計 ] を選択し ます。 小計エデ ィ ターが表示されます。

3 小計エデ ィ ターは、 メ ト リ ッ ク エデ ィ ターに と て も よ く 似ています。新しい小計の作成に使用される関数にア ク セスするには、 次のいずれかを実行でき ます。

• ド ロ ッ プダウ ン リ ス ト または [オブジェ ク ト ブラ ウズザー] ペイ ンのシ ョ ー ト カ ッ ト リ ス ト を使用し て [関数と演算子 ] フ ォルダーを展開し ます。それから、[ 関数 ]、[ 演算子 ] または [ プ ラグイ ン パッ ケージ ] フ ォルダーを展開し て、 さ まざまなカテゴ リ の関数と演算子にアク セス し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な小計の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ッ ク スに直接入力し ます。

ト ラ ンス フ ォー メ ーシ ョ ン式

ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン と は、 ビジネス規則を使用し て さ まざまな期間で値を比較する スキーマ オブジェ ク ト です。 この分析タ イプの典型的な例と し て、 今年と昨年と の比較があ り ます。

ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンはスキーマ オブジェ ク ト なので、 作成または変更するには適切な権限が必要です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 45

ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンには、 2 つのタ イプがあ り ます。 式ベースおよびテーブル ベースです。 単一値関数は、 式ベースの ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンで、 特に メ ンバー式の定義に使用でき ます。 これらの式は、 指定されたア ト リ ビ ュー ト の ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンのための情報の取得方法 (および取得場所) を定義し ます。

ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンおよびそれらのコ ンポーネン ト の詳細は、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 または MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプを参照し て く ださい。

ト ラ ンスフ ォー メ ーシ ョ ンで関数にアクセスするには

1 MicroStrategy Developer の [フ ァ イル] メ ニューで [新規作成 ] をポイ ン トし、 [ ト ラ ンスフ ォー メ ーシ ョ ン ] を選択し ます。 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン エデ ィ ターが表示されます。 [ メ ンバー ア ト リ ビ ュー ト を選択] ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス も同時に開き ます。

2 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンのベースにな る ア ト リ ビ ュー ト を選択し ます。 次に、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。 式エデ ィ ターが開き ます。

3 次のいずれかの方法で関数にア ク セス し て、 選択し た メ ンバー ア ト リビ ュー ト の ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンの式を作成し ます。

• [定義] ペイ ンの ( [関数を挿入] ) を ク リ ッ ク し ます。 [関数を挿入] ウ ィ ザード が開き ます。

• 関数の名前およびすべての必要な式の構文を [ こ こに式を入力 ] ボ ック スに直接入力し ます。

[関数を入力] ウ ィ ザー ド を使用し た関数の式への追加

関数が使用される場合は、 常に [関数を挿入] ウ ィ ザード を使用でき ます。関数の選択、 関数によ って操作されるデータの選択、 および使用可能なパラ メ ーターの設定のプロセス をガイ ド し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

46 式での関数の使用 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[ 関数を挿入 ] ウ ィ ザー ド を使用し て式を作成するには

[関数を挿入] ウ ィ ザード の各ページについの詳細は、 MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプを参照し て 「Using the Insert Function Wizard」 を検索し て く ださい。

1 [ 関数を挿入 ] ボタ ンを ク リ ッ ク し てウ ィ ザード にア ク セス し ます。[関数を挿入] ウ ィ ザード の [関数を選択] ページが表示されます。

2 使用し たい関数のフ ォルダー構造にナビゲー ト し ます。 関数を選択して、 [ 次へ ] を ク リ ッ ク し て続けます。 [引数] ページが開き ます。

関数が強調表示される と、 ウ ィ ン ド ウの左下にその構文と短い説明が表示されます。

3 次のよ う に、 値または引数の名前を入力または引数をブラ ウズする こ とによ って関数に引数を含めます。

• 該当する値または引数の名前を使用可能なボ ッ ク スに入力し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式での関数の使用 47

• ( [ブラ ウズ] ボタ ン) を ク リ ッ ク し ます。 [開 く ] ダ イ ア ロ グ ボ ック ス (フ ァ イル選択の Windows 標準のダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス) が開き ます。

関数が動作する引数を選択し ます。 ク リ ッ ク し て開き、 引数を選択し、 [関数を挿入] ウ ィ ザード に戻 り ます。

4 すべての引数を選択し た ら、 [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。 [パラ メ ーター] ページが表示されます (該当する場合)。

Count、 Min、 Max などのグループ値 メ ト リ ッ ク では、 標準パラ メ ーター ( [Distinct]、[NULL]、および [FactID] ) が [パラ メ ーター] と呼ばれる 1 ページに一括表示されます。 [FactID] のデフ ォル ト は、 (な し) です。 これは、 ルッ ク ア ッ プ テーブルから入力引数を検索し て計算する こ と を意味し ています。 そ う でない場合、 プルダウ ン リ ス ト から選択し て別のテーブルを参照し て計算する よ う に強制し ます。

5 パラ メ ーター値を設定し ます。

6 該当する場合は、 別のウ ィ ン ド ウで、 [SortBy] および [BreakBy] パラメ ーターを定義し ます。

7 [ 終了 ] を ク リ ッ ク し ます。[関数を挿入] ウ ィ ザード を使用し て作成し た式が該当するエデ ィ ターに表示されます。

パラ メ ーターの値は、 表示に [ 関数パラ メ ーターを表示 ] を設定し、 デフ ォル ト の設定からパラ メ ーターを変更し た場合にのみ表示されます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

48 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

MicroStrategy の関数の処理方法

MicroStrategy Intelligence Server には、 以下で構成されるエンジン コ ンポーネン ト があ り ます。

• SQL エンジン : SQL およびデータベースによ って実行される関数の関連する ロ ジ ッ ク を生成し、 必要に応じ て分析エンジン と通信を行います。

• クエ リ エンジン SQL エンジンによ って生成された SQL をデータ ウ ェアハウ スに送信し て実行でき る よ う にし ます。

• 分析エンジン : システムの能力を RDBMS が提供する もの以上に拡張します。 た と えば、 統計上および財務上などの関数、 結果セ ッ ト の小計の計算、 複雑な関数などの SQL を使用し て実行し ない、 または実行できない メ ト リ ッ ク の計算など、 データ ウ ェアハウ スから返された結果セ ッ ト に複雑な計算を行います。

使用し ている RDBMS の能力を拡張する と同時に、 分析エンジンを必要とする計算は、 追加のシステム リ ソース と処理時間を要し ます。 使用する RDBMS によ って関数がサポー ト されているかど う か、 または分析エンジンによ って評価されるかど う かを決定するには、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) に示す関数のサポー ト リ ス ト を確認し て く ださい。

関数処理のタ イ プ

Intelligence Server   によ ってサポー ト される関数には、 次の 3 つのタ イプがあ り ます。

• 財務関数などの、 分析エンジンによ ってのみ処理可能な もの。

分析エンジンが指定し た関数をサポー ト し ない場合は、 関数を含む複合メ ト リ ッ ク のスマー ト メ ト リ ッ ク を有効にする こ と ができ ません、。 これは、 スマー ト メ ト リ ッ クは、 メ ト リ ッ ク評価のデフ ォル ト 順序を変更し、 このよ う な変更は分析エンジンのみがサポー ト し ているためです。

• 日時関数などの、 データベースによ ってのみ処理可能な もの。

データベース プラ ッ ト フ ォームが、 データベースによ ってのみ処理可能な関数をサポー ト し ない場合、 その関数を計算する こ と ができ ません。 各認証済みデータベース タ イプでサポー ト される関数の リ ス トは、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) を参照し て く ださい。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy の関数の処理方法 49

• 分析エンジン またはデータベースのどち らかによ って処理可能な もの。

データベースで計算を実行でき る場合、 SQL エンジンがデータベースに計算方法を送信し ます。 そ う でない場合は、 分析エンジンがそのタ スク を処理し ます。

Intelligence Server によ る関数の使用方法

Intelligence Server によ って認識されるい く つかのカテゴ リ の関数があ る こと を思い出し て く ださい。 これらの関数タ イプには、 グループ値関数、 単一値関数、 および OLAP 関数が含まれます。 これらのカテゴ リ 内では、 分析エンジンによ ってのみサポー ト される関数、 データベースによ ってのみサポー ト される関数、 またはエンジン とデタベースの両方によ ってサポート される関数があ り ます。 要求を処理するために生成された SQL は、 要求の処理内容によ って異な り ます。 SQL シン タ ッ ク ス も、 データベースが関数をサポー ト する場合、 使用するデータベースによ って異な り ます。

以降の項では、 関数のさ まざまな使用方法がどのよ う な異な る SQL シンタ ッ ク ス を も た らすかの例を と り あげます。 これらの例はすべて メ ト リ ック のコ ンテキス ト の関数を使用し ます。

これらの例のほ と んどは (特に記載があ る場合を除いて)、MicroStrategy Tutorial のオブジェ ク ト を使用し て再作成でき ます。Tutorial データは、 Microsoft ® Access データベースに格納されています。

グループ値関数の使用

グループ値関数の計算は、 使用される関数および利用でき るサポー ト によ って、 Intelligence Server またはデータベースのどち らかによ って行われま。 次の例では、 MicroStrategy が特定の状況で SQL 構文を提供する こ と によ って、 どのよ う にグループ値の計算を行 う かについて説明し ます。

シンプル メトリックのグループ値関数

このサブセ ク シ ョ ンには、 グループ値関数のプロセス を示す 2 つの例が含まれます。 各例には、 2 つのレポー ト が含まれています。 初のレポー トは、 データベースがサポー ト する関数の SQL を示し、 2 つ目のレポー ト は、分析エンンによ る ものを示し ています。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

50 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

例 1 : Sum ( Revenue ) 対 AvgDev ( Revenue )

簡単なレポー ト Report 1A には、 行軸に "Region" (地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 列軸に M1A=Sum(Revenue){~} と定義されたシンプル メ ト リ ッ ク が配置さ

れている と し ます。 このレポー ト は、 各地域の売上を表示し ます。 この Microsoft Access データベースのケースでは、 Sum 関数をサポー ト し ています。 次の SQL が生成されます。

• レポー ト 1A ( SQL グループ値関数) - Microsoft Access

select a12.[REGION_ID] AS REGION_ID,max(a13.[REGION_NAME]) AS REGION_NAME,sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1

from [CITY_CTR_SLS] a11, [LU_CALL_CTR] a12, [LU_REGION] a13

where a11.[CALL_CTR_ID] = a12.[CALL_CTR_ID] and a12.[REGION_ID] = a13.[REGION_ID]

group by a12.[REGION_ID]

こ こ で、 行軸に同じ "Region" (地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 列軸に M1B=AvgDev(Revenue){~} と定義された別のシンプル メ ト リ ッ ク が配置され

た Report 1B があ る と し ます。 このレポー ト は、 各地域の売上データがどのよ う に異な るかを示し ています。 データベースは、 Average Deviation (平均偏差) 関数をサポー ト し ないため、 分析エンジンが計算を実行し ます。 次の SQL が生成されます。

• レポー ト 1B ( MicroStrategy グループ値関数)

select a11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,a11.[CUST_CITY_ID] AS CUST_CITY_ID,a12.[REGION_ID] AS REGION_ID,a13.[REGION_NAME] AS REGION_NAME,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CITY_CTR_SLS] a11, [LU_CALL_CTR] a12, [LU_REGION] a13

where a11.[CALL_CTR_ID] = a12.[CALL_CTR_ID] and a12.[REGION_ID] = a13.[REGION_ID]

[An analytical SQL]

Report 1B では、 Intelligence Server が次の手順を実行し ます。

• ウ ェ アハウ スからすべてのフ ァ ク ト データ を取得し ます。 [TOTAL_ DOLLAR_SALES] は、SQL 生成中に一時テーブルのフ ァ ク ト ( "Revenue" (売上)) に使用される列別名です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy の関数の処理方法 51

• 結果セ ッ ト ( メ モ リ に保存される) を使用し て、 地域ご と に メ ト リ ッ ク、つま り AvgDev([TOTAL_ DOLLAR_SALES]){~} を計算し ます。

[An analytical SQL] の表記は、 計算が分析エンジン内で実

行されている こ と を示し ています。

• 終結果が表示されます。

前述の例では、 両方の メ ト リ ッ ク のデ ィ メ ンシ ョ ンは、 {~} と し て定義されています。 これは、 Region (地域) ア ト リ ビ ュー ト がレポー ト 上にあ るた、地域のレポー ト レベルで両方の メ ト リ ッ クは計算される こ と を意味し ています。

次の例では、 Intelligence Server がどのよ う にデ ィ メ ンシ ョ ンを処理するかを説明し ます。 メ ト リ ッ ク のデ ィ メ ンシ ョ ンが定義される と き、 デ ィメ ンシ ョ ンを適用でき る よ う に、 関数の計算を実行し た後、 分析エンジンは、 一時データベス構造にレ コード を挿入し て戻すこ と ができ ます。

例 2 : Sum ( Revenue ) {~, Country} vs. AvgDev ( Revenue ) {~, Country}

こ こ で、 例 1 と同じ レポー ト テンプレー ト を使用し、 そ こに比較のために各 メ ト リ ッ ク にデ ィ メ ンシ ョ ンを追加し ます。 Report 2A に Sum(Revenue){~,Country}、 Report 2B に AvgDev(Revenue){~,Country} を使用し ます。 "Country" (国) ア ト リ

ビ ュー ト は、 "Region" (地域) の親ア ト リ ビ ュー ト で、 1 対 他の関係を持つこと に注目し て く ださい。 Report 2A では、 Sum 関数は、 データベースによ ってサポー ト されていて、 Report 2B では、 AvgDev 関数は、 Intelligence Server によ ってサポー ト されています両方のレポー ト に生成された SQL は、 次のとお り です。

レポー ト 2A ( SQL グループ値関数) - Microsoft Access

create table ZZT1Y03009ZMD000 ( COUNTRY_ID BYTE, WJXBFS1 DOUBLE)

insert into ZZT1Y03009ZMD000 select a12.[COUNTRY_ID] AS COUNTRY_ID,

sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1from [CITY_CTR_SLS] a11,

[LU_CALL_CTR] a12where a11.[CALL_CTR_ID] = a12.[CALL_CTR_ID]group by a12.[COUNTRY_ID]

select a11.[REGION_ID] AS REGION_ID,

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

52 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

a11.[REGION_NAME] AS REGION_NAME,pa1.[WJXBFS1] AS WJXBFS1

from [ZZT1Y03009ZMD000] pa1, [LU_REGION] a11

where pa1.[COUNTRY_ID] = a11.[COUNTRY_ID]

drop table ZZT1Y03009ZMD000

SQL の 初のパスで、 データ を保存する一時テーブルを作成し ます。 2 番目のパスで、 Country" 国 " レベルで メ ト リ ッ ク を計算し、 3 番目のパスで、集計の結果を地域ご と に表示する必要があ るため、 ア ト リ ビ ュー ト の "Region" (地域) と結合し ます。 後のパスで、 一時テーブルを削除し ます。

レポー ト 2B ( MicroStrategy グループ値関数)

select a11.[CUST_CITY_ID] AS CUST_CITY_ID,a12.[COUNTRY_ID] AS COUNTRY_ID,a11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CITY_CTR_SLS] a11, [LU_CALL_CTR] a12

where a11.[CALL_CTR_ID] = a12.[CALL_CTR_ID]

create table ZZMD00 ( COUNTRY_ID BYTE, WJXBFS1 FLOAT)[An analytical SQL]

insert into ZZMD00 values ([DummyInsertValue])

select a11.[REGION_ID] AS REGION_ID,a11.[REGION_NAME] AS REGION_NAME,pa1.[WJXBFS1] AS WJXBFS1

from [ZZMD00] pa1, [LU_REGION] a11

where pa1.[COUNTRY_ID] = a11.[COUNTRY_ID]drop table ZZMD00

レポー ト 2B では、 AvgDev は、 データベースのサポー ト されたグループ値関数ではないため、 AvgDev を計算するための分析 SQL パスが必要です。次のパスでは、 計算の結果が一時データベース構造に挿入されます。 後の SQL パスは、 すべての地域に結果を表示するために使用されるので、 レポー ト 2A と同じです。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

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単一値関数の使用

単一値関数の計算を理解する手掛か り は、 単一値関数が使用される方法を識別する こ と です。 次の 2 つのサブセ ク シ ョ ンでは、 単一値関数の 2 つの用途の例と処理方法について説明し ます。

初の例は、 グループ値関数の前に適用された単一値関数を表示し ています。 これを フ ァ ク ト の変換と呼びます。 2 つ目の例は、 グループ値関数の後で適用された単一値関数を表示し ています。 これを複合 メ ト リ ッ ク と呼びます。

各例には、 2 つのレポー ト が含まれています。 初のレポー ト は、 データベースが計算を処理する場合の SQL 構文を示し、 2 つ目のレポー ト は、Intelligence Server が計算を処理する場合を示し ています。

このコ ンテキス ト 内の変換の使用は、 別の形でのフ ァ ク ト の取得を指し ています。 た と えば、 フ ァ ク ト に絶対値または自然対数を取得でき ますが、 フ ァ ク ト は同じです。 これは、 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンが適用される場合に (た と えば、 今年の売上の変わ り に昨年の売上)、 取得されたデータが異な る ト ラ ン ス フ ォ メ ーシ ョ ン と は異なり ます。

フ ァ ク ト の別のフ ァ ク ト への変換

この場合、 売上フ ァ ク ト は、 別のフ ァ ク ト 、 つま り Ln(Revenue) と定義される自然対数値または Trunc(Revenue) と定義される切 り 捨て られた

売上値に変換されます。

次の例では、 このタ イプの使用方法について説明し、 生成される SQL を表示し ます。

2 つの メ ト リ ッ ク が次のよ う に定義されている と し ます。

• M3A = Sum(Ln(Revenue)){~+}

• M3B = Sum(Trunc(Revenue)){~+}

テンプレー ト に、M3A と "Region" (地域) を置き ます。 この SQL Server 2000 データベースのケースでは、 Ln 関数をサポー ト し ています。 次の SQL が生成されます。

Report 3A (グループ値関数の前に SQL 単一値) - SQL Server 2000

Pass0 - Duration: 0:00:40.45

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

54 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

select a13.REGION_ID REGION_ID,max(a14.REGION_NAME) REGION_NAME,sum(LOG(a11.ORDER_AMT)) WJXBFS1

from ORDER_FACT a11join LU_EMPLOYEE a12 on (a11.EMP_ID = a12.EMP_ID)join LU_CALL_CTR a13 on (a12.CALL_CTR_ID = a13.CALL_CTR_ID)join LU_REGION a14 on (a13.REGION_ID = a14.REGION_ID)

group by a13.REGION_ID

SQL に基づ く と、 次が実行されている内容です。

1 ウ ェ アハウ スで ORDER_AMT 列と し て定義されている "Revenue" (売上) フ ァ ク ト に Ln 関数が適用されます。

SQL Server 2000 では、 Ln 関数は、 LOG 構文を使用し ます。

2 それから、 新しいフ ァ ク ト 、 つま り Ln(Revenue) に Sum 関数が実行

されます。

そし て、 テンプレー ト に M3B を "Region" (地域) と一緒に配置し、次の SQL が生成されます。

レポー ト 3B (グループ値関数の前に MicroStrategy 単一値)

select a11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,a11.[CUST_CITY_ID] AS CUST_CITY_ID,a12.[REGION_ID] AS REGION_ID,a13.[REGION_NAME] AS REGION_NAME,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CITY_CTR_SLS] a11, [LU_CALL_CTR] a12, [LU_REGION] a13

where a11.[CALL_CTR_ID] = a12.[CALL_CTR_ID] and a12.[REGION_ID] = a13.[REGION_ID]

[An Analytical SQL]

この場合、 [An Analytical SQL] の文字で示される よ う に、 Trunc およ

び Sum 関数は、 Intelligence Server によ って計算されます。 Intelligence Server は、 新しい Trunc([Dollar Sales]) フ ァ ク ト を 初に計算し、

それから Sum 関数を使用し て各地域について新しいフ ァ ク ト を合計し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy の関数の処理方法 55

複合メ ト リ ッ クの計算

単一値関数は、 複合 メ ト リ ッ ク の作成に使用する こ と ができ ます。 一般的な単一値関数の例は、 減算、 加算、 除算、 および乗算演算子 ( -、 +、 /、 * ) です。 次の例を参照し て く ださい。

• (Sum([Dollar Sales]){~}/Sum([Dollar Sales]) {~,Country})

• (Sum([Dollar Sales]){~} + Sum([Freight]) {~})

次の例では、 複合 メ ト リ ッ ク を使用し て同じ レポー ト でフ ァ ク ト を変換する メ ト リ ッ ク を使用し ます。 例は、 それぞれデータベースおよび Intelligence Server が関数をサポー ト する場合に生成される SQL を示し ています。

次の メ ト リ ッ ク の定義について検討し ます。

• M4A = Ln(Sum(Revenue){~})

• M4B = Trunc(Sum(Revenue){~})

前の例からの M3A メ ト リ ッ クおよび M4A メ ト リ ッ ク を "Region" (地域) アト リ ビ ュー ト と一緒にテンプレー ト に配置し ます。 この SQL server 2000 データベースのケースでは、 Ln 関数をサポー ト し ています。 次の SQL が生成されます。

Report 4A (グループ値関数の前後に SQL 単一値) - SQL Server 2000

Pass0 - Duration: 0:00:02.58select a13.REGION_ID REGION_ID,

max(a14.REGION_NAME) REGION_NAME,sum(LOG(a11.ORDER_AMT)) WJXBFS1,LOG(sum(a11.ORDER_AMT)) WJXBFS2

from ORDER_FACT a11join LU_EMPLOYEE a12 on (a11.EMP_ID = a12.EMP_ID)join LU_CALL_CTR a13 on (a12.CALL_CTR_ID = a13.CALL_CTR_ID)join LU_REGION a14 on (a13.REGION_ID = a14.REGION_ID)

group by a13.REGION_ID

M3A メ ト リ ッ ク を処理するには、 Ln 単一関数は、 Sum グループ値関数の前に計算され、 M4A メ ト リ ッ ク には、 Ln は Sum の後で計算されます。

SQL Server 2000 では、 Ln 関数は、 LOG 構文を使用し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

56 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

同様に、M3B および M4B メ ト リ ッ ク と一緒に "Region" (地域) ア ト リ ビ ュート をテンプレー ト 上に置き、 データベースが Trunc 関数をサポー ト し ない場合は、 次の SQL が生成されます。

Pass0 - Duration: 0:00:12.67select a11.ORDER_DATE DAY_DATE,

a11.EMP_ID EMP_ID,a11.ORDER_ID ORDER_ID,a13.REGION_ID REGION_ID,a14.REGION_NAME REGION_NAME,a11.ORDER_AMT WJXBFS1

from ORDER_FACT a11join LU_EMPLOYEE a12 on (a11.EMP_ID = a12.EMP_ID)join LU_CALL_CTR a13 on (a12.CALL_CTR_ID = a13.CALL_CTR_ID)join LU_REGION a14 on (a13.REGION_ID = a14.REGION_ID)

Pass1 - Duration: 0:00:08.46[An Analytical SQL]

ORDER_FACT テーブルの ORDER_AMT 列と し て定義されている "Revenue" (売上) フ ァ ク ト が、 両方の メ ト リ ッ ク の計算のために取得および使用されます。

OLAP 関数の使用

Intelligence Server がどのよ う に OLAP 関数を計算するかは、 次のプロパテ ィ に基づいたい く つかの例を見てい く こ と で、 よ り よ く 理解でき ます。

• ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• 区切 り

• 並べ替え基準

• NULL 処理

• 同順位処理

各サブセ ク シ ョ ンご と に 2 つの例があ り ます。 データベースが OLAP 関数の計算を実行する場合の SQL 構文を Intelligence Server が計算を実行する場合もの と比較し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

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移動平均関数のウィンドウ サイズ

この例では、 Sum(Revenue){~+} と し て M1A メ ト リ ッ ク を定義し ます。

それから、 次のよ う に定義される OM1 と呼ばれる OLAP メ ト リ ッ ク を作成し ます。

MovingAvg <BreakBy = {Category}, SortBy = (Value)>([M1A],5).

OM1 は、 ウ ィ ン ド ウ サイ ズ 5 を使用し て M1A の移動平均を計算し ます。OLAP メ ト リ ッ クは、 M1A の値で昇順に並べ替えた後で計算されます。 さらに、 計算は各カテゴ リ ご と に再開されます。

こ こ で、 行軸に "Category" (カテゴ リ ) および "Item" (商品) ア ト リ ビ ュート を置き、 列軸に上記の メ ト リ ッ ク を置き ます。 空のフ ィ ルターと と もにこのレポー ト を OLAP 関数をサポー ト し ないデータベース (この場合、Microsoft Access ) に対し て実行する と、 次の SQL が生成されます。

Report 5A ( MicroStrategy OLAP 関数 - ウ ィ ン ド ウ サイズ) - Microsoft Access

Pass0 - Duration: 0:00:00.60select a13.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,

max(a14.[CATEGORY_DESC]) AS CATEGORY_DESC,a11.[ITEM_ID] AS ITEM_ID,max(a12.[ITEM_NAME]) AS ITEM_NAME,sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1

from [ITEM_MNTH_SLS] a11, [LU_ITEM] a12, [LU_SUBCATEG] a13, [LU_CATEGORY] a14

where a11.[ITEM_ID] = a12.[ITEM_ID] and a12.[SUBCAT_ID] = a13.[SUBCAT_ID] and a13.[CATEGORY_ID] = a14.[CATEGORY_ID]

group by a13.[CATEGORY_ID],a11.[ITEM_ID]

Pass1 - Duration: 0:00:00.01[An Analytical SQL]

一方、 OLAP 計算をサポー ト するデータベース (この場合、 Oracle 9i ) に対し て上記のレポー ト を実行する と、 次の SQL が生成されます。

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58 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Report 5B ( DB OLAP 関数 - ウ ィ ン ド ウ サイズ) - Oracle 9i

Pass0 - Duration: 0:00:10.15select a13.CATEGORY_ID CATEGORY_ID,

a14.CATEGORY_DESC CATEGORY_DESC,a11.ITEM_ID ITEM_ID,a12.ITEM_NAME ITEM_NAME,sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE - a11.DISCOUNT)))WJXBFS1,avg(sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE -a11.DISCOUNT)))) over(partition by a13.CATEGORY_IDorder by sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE -a11.DISCOUNT))) asc rows 4 preceding) WJXBFS2

from ORDER_DETAIL a11, LU_ITEM a12, LU_SUBCATEG a13, LU_CATEGORY a14

where a11.ITEM_ID = a12.ITEM_ID and a12.SUBCAT_ID = a13.SUBCAT_ID and a13.CATEGORY_ID = a14.CATEGORY_ID

group by a13.CATEGORY_ID,a14.CATEGORY_DESC,a11.ITEM_ID,a12.ITEM_NAME

次の例では、 データベースが OLAP 関数をサポー ト し ない場合に、Intelligence Server がどのよ う に OLAP 関数を計算するかを示し ています。Intelligence Server は、 すべてのコ ンポーネン ト (入力 メ ト リ ッ ク、 [区切 り ] パラ メ ーター、 および [並べ替え] パラ メ ーター) を取得し ます。 上記の例では、 [並べ替え] パラ メ ーター設定は "Value" なので、 入力 メ ト リ ッ ク ( WJXBFS1 ) のみを返すのには十分です。

OLAP 関数の区切り

Intelligence Server では、 [区切 り ] パラ メ ーターは、 ア ト リ ビ ュー ト レベルでのみ使用でき ます。 言い換え る と、 メ ト リ ッ ク の一部が別のア ト リビ ュー ト エレ メ ン ト に属する場合、 OLAP 関数の特定の計算をや り 直せます。

前の例 (ウ ィ ン ド ウ サイ ズ) では、[区切 り ] パラ メ ーターに "Category" (カテゴ リ ) を使用し た OLAP 関数があ り ます。 分析エンジンが OLAP 関数を計算する場合、 Intelligence Server は、 select 句でこのア ト リ ビ ュー ト を選

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択する必要があ り ます。 データベースが OLAP 関数を計算する場合、 このア ト リ ビ ュー ト は partition by 句にも あ る必要があ り ます。

OLAP メ ト リ ッ ク の [区切 り ] パラ メ ーターのア ト リ ビ ュー ト は、 常に適用 (つま り 、 常に Select 句に含まれる) され、 データベースが計算する場合は、 Partition by 句にも含まれます。 これは、 ア ト

リ ビ ュー ト がテンプレー ト 上にあ るかないは、 関係あ り ません。

ウ ィ ン ド ウ サイ ズのもの と同じ よ う なレポー ト を、 "Category" (カテゴ リ ) および "Item" (商品) ア ト リ ビ ュー ト をテンプレー ト から削除し、"Subcategory" (ブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト を追加し て、 実行し ます。"Category" (カテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト および "Item" (商品) ア ト リ ビ ュー ト がテンプレー ト 上にない場合、 M1A メ ト リ ッ ク の集計レベルは、 テンプレート にあ る "Subcategory" (サブカテゴ リ ) に置き換え られるため、 M1A メ ト

リ ッ ク の結果は、 完全に前のレポー ト と異な り ます。 一方、 OM1 OLAP メト リ ッ クは、 各 "Category" (カテゴ リ ) ご と に再計算 (区切 り ) する必要があるため、 該当する Select 句および Partition by 句に残 り ます。 次の

両   SQL では、 "Category" (カテゴ リ ) がテンプレー ト 上にな く て も Intelligence Server が常に "Category" (カテゴ リ ) を選択し ている こ と に注目し て く ださい。

OLAP 関数をサポー ト し ないデータベース (この場合、 Microsoft Access ) では、 次の SQL が生成されます。

Report 6A ( MicroStrategy OLAP 関数 < 区切り > ) - Microsoft Access

Pass0 - Duration: 0:00:00.63select a11.[SUBCAT_ID] AS SUBCAT_ID,

max(a12.[SUBCAT_DESC]) AS SUBCAT_DESC,a12.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1

from [CITY_SUBCATEG_SLS] a11, [LU_SUBCATEG] a12

where a11.[SUBCAT_ID] = a12.[SUBCAT_ID]group by a11.[SUBCAT_ID],

a12.[CATEGORY_ID]

Pass1 - Duration: 0:00:00.00[An Analytical SQL]

データベースが OLAP 関数の計算をサポー ト する場合 (この例では Oracle )、次の SQL が生成されます。

Report 6B ( DB OLAP 関数) - Oracle

Pass0 - Duration: 0:00:09.39

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60 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

select a12.SUBCAT_ID SUBCAT_ID,a13.SUBCAT_DESC SUBCAT_DESC,a13.CATEGORY_ID CATEGORY_ID,sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE - a11.DISCOUNT)))WJXBFS1,avg(sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE -a11.DISCOUNT)))) over(partition by a13.CATEGORY_IDorder by sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE -a11.DISCOUNT))) asc rows 4 preceding) WJXBFS2

from ORDER_DETAIL a11, LU_ITEM a12, LU_SUBCATEG a13

where a11.ITEM_ID = a12.ITEM_ID and a12.SUBCAT_ID = a13.SUBCAT_ID

group by a12.SUBCAT_ID,a13.SUBCAT_DESC,a13.CATEGORY_ID

OLAP 関数の並べ替え

OLAP 関数では、 計算が実行される前に並べ替えを実行し ます。 基本的には、 [並べ替え] パラ メ ーター設定には、 次の 2 つの選択肢があ り ます。

• [ 副式の値で並べ替え ] : た と えば、Reports 5B ( 「Report 5B ( DB OLAP 関数 - ウ ィ ン ド ウ サイ ズ) - Oracle 9i」 (58 ページ) で説明) および 6B (「Report 6B ( DB OLAP 関数) - Oracle」 (59 ページ) で説明) を参照し て ください。 データベースが OLAP 関数の計算を実行でき る場合、 M1A の副式の定義が order by 句に表示されます。

た と えば、 上のレポー ト は、 <SortBy = Value ascending> パラ メ ーター設定を表すために “order by sum((a11.QTY_SOLD * (a11.UNIT_PRICE - a11.DISCOUNT))) asc” が含まれます。

• [ オブジ ェ ク ト で並べ替え ]: このタ イプの並べ替えは、ア ト リ ビ ュー ト または メ ト リ ッ ク のどち らかを使用でき ます。 次の例では、 ア ト リ ビ ュート または メ ト リ ッ ク が使用される場合の処理の違いを説明し ます。

この例では、 OLAP メ ト リ ッ クは、 標準のア ト リ ビ ュー ト ( ID または Desc のどち らか) で並べ替え されます。

次のよ う に定義された OLAP メ ト リ ッ ク を作成し ます。

OM2 = RunningSum<BreakBy = {[Customer Region]}, SortBy = ([Customer City]@ID asc, Customer@Name dsc)>([M1A])

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© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy の関数の処理方法 61

それから、"Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト と "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト 、 および "OM2" メ ト リ ッ ク をテンプレー ト に追加し ます。

"Customer City" (顧客都市) はテンプレー ト 上にあ り ませんが、 "OM2" メ トリ ッ クは、 昇順で "Customer City@ID" 並べ替え られてから、 降順で Customer@Name で並替え られます。 "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト は、"Customer City" (顧客都市) の子で、"Customer City" (顧客都市) は "Customer Region" (顧客地域) の子であ る と し ます。

OLAP 関数をサポー ト し ないデータベース (この場合、 Microsoft Access ) では、 次の SQL が生成されます。

Report 7A ( MicroStrategy OLAP 関数 < 並べ替え > ) - Microsoft Access

select a14.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,a15.[CUST_REGION_NAME] AS CUST_REGION_NAME,a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,a12.[CUST_LAST_NAME] AS CUST_LAST_NAME,a12.[CUST_FIRST_NAME] AS CUST_FIRST_NAME,a12.[CUST_CITY_ID] AS CUST_CITY_ID,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CUSTOMER_SLS] a11, [LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14, [LU_CUST_REGION] a15

where a11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID] and a14.[CUST_REGION_ID] = a15.[CUST_REGION_ID]

[An Analytical SQL]

データベースが OLAP 関数の計算をサポー ト する場合 (この例では Oracle 9i )、 次の SQL が生成されます。

Report 7B ( DB OLAP 関数 < 並べ替え > ) - Oracle

Pass0 - Duration: 0:00:15.00select a15.CUST_REGION_ID CUST_REGION_ID,

a16.CUST_REGION_NAME CUST_REGION_NAME,a12.CUSTOMER_ID CUSTOMER_ID,a13.CUST_LAST_NAME CUST_LAST_NAME,a13.CUST_FIRST_NAME CUST_FIRST_NAME,a13.CUST_CITY_ID CUST_CITY_ID,sum(sum(a11.ORDER_AMT)) over(partition by

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62 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

a15.CUST_REGION_ID order by a13.CUST_CITY_ID asc,a13.CUST_LAST_NAME desc, a13.CUST_FIRST_NAME desc rowsunbounded preceding) WJXBFS1

from ORDER_FACT a11, LU_ORDER a12, LU_CUSTOMER a13, LU_CUST_CITY a14, LU_CUST_STATE a15, LU_CUST_REGION a16

where a11.ORDER_ID = a12.ORDER_ID and a12.CUSTOMER_ID = a13.CUSTOMER_ID and a13.CUST_CITY_ID = a14.CUST_CITY_ID and a14.CUST_STATE_ID = a15.CUST_STATE_ID and a15.CUST_REGION_ID = a16.CUST_REGION_ID

group by a15.CUST_REGION_ID,a16.CUST_REGION_NAME,a12.CUSTOMER_ID,a13.CUST_LAST_NAME,a13.CUST_FIRST_NAME,a13.CUST_CITY_ID

両方の SQL で、 "Customer City" (顧客都市) がレポー ト 上にな く て も Intelligence Server は、 a13.CUST_CITY_ID を選択し ます。 Report 7B では、このア ト リ ビ ュー ト は、group by 句にも あ り ます。""Customer City" (顧客

都市) の子は、 Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト であ るため、 "Customer City@ID" (顧客都市 @ID ) での並べ替えが実行されます。

Report 7B では、 "Customer@Name" (顧客 @ 名前) で並べ替えするため、 SQL は、 CUST_LAST_NAME および CUST_FIRST_NAME でのグループバイ を発行する必要があ り ます。 適化の目的のため、 Intelligence Server は、 ID 列でのみグループバイ し ます。

ID 列以外の列でグループバイする こ と ができ る VLDB プロパテ ィ 設定があ り ます。 この VLDB 設定は、 ア ト リ ビ ュー ト の説明で並べ替えを し た OLAP メ ト リ ッ ク を使用する どのレポー ト にで も設定できます。

この例では、 OLAP メ ト リ ッ クは、 ア ト リ ビ ュー ト および メ ト リ ッ ク で並べ替え されています。

次のよ う に定義された OLAP メ ト リ ッ ク を作成し ます。

OM3 = RunningSum<BreakBy = {[Customer Region]}, SortBy = (Customer@[Last Name] desc, [M1A] asc)>([M1A])

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それから、"Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト と "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト 、 および "OM3" メ ト リ ッ ク をテンプレー ト に追加し ます。OM3 OLAP メ ト リ ッ クは、"Customer Last name" (顧客姓)、 それから [M1A] メ ト リ ッ ク で並べ替え られています。

OLAP 関数をサポー ト し ないデータベース (この場合、 Microsoft Access ) では、 次の SQL が生成されます。

Report 8A ( MicroStrategy OLAP 関数 < 並べ替え > ) - Microsoft Access

Pass0 - Duration: 0:00:00.47select a14.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,

a15.[CUST_REGION_NAME] AS CUST_REGION_NAME,a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,a12.[CUST_LAST_NAME] AS CUST_LAST_NAME,a12.[CUST_FIRST_NAME] AS CUST_FIRST_NAME,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CUSTOMER_SLS] a11, [LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14, [LU_CUST_REGION] a15

where a11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID] and a14.[CUST_REGION_ID] = a15.[CUST_REGION_ID] anda14.[CUST_REGION_ID] in (3, 7)

Pass1 - Duration: 0:00:00.06[An Analytical SQL]

データベースが OLAP 関数の計算をサポー ト する場合 (この例では Oracle )、次の SQL が生成されます。

Report 8B ( DB OLAP 関数 < 並べ替え > ) - Oracle

select a15.CUST_REGION_ID CUST_REGION_ID,a16.CUST_REGION_NAME CUST_REGION_NAME,a12.CUSTOMER_ID CUSTOMER_ID,a13.CUST_LAST_NAME CUST_LAST_NAME,a13.CUST_FIRST_NAME CUST_FIRST_NAME,sum(a11.ORDER_AMT) WJXBFS1,sum(sum(a11.ORDER_AMT)) over(partition bya15.CUST_REGION_ID order by a13.CUST_LAST_NAME desc,sum(a11.ORDER_AMT) desc rows unbounded preceding)

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64 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

WJXBFS2from ORDER_FACT a11,

LU_ORDER a12, LU_CUSTOMER a13, LU_CUST_CITY a14, LU_CUST_STATE a15, LU_CUST_REGION a16

where a11.ORDER_ID = a12.ORDER_ID and a12.CUSTOMER_ID = a13.CUSTOMER_ID and a13.CUST_CITY_ID = a14.CUST_CITY_ID and a14.CUST_STATE_ID = a15.CUST_STATE_ID and a15.CUST_REGION_ID = a16.CUST_REGION_ID

and a15.CUST_REGION_ID in (7, 3)group by a15.CUST_REGION_ID,

a16.CUST_REGION_NAME,a12.CUSTOMER_ID,a13.CUST_LAST_NAME,a13.CUST_FIRST_NAME

OLAP 関数の NULL 処理

Intelligence Server で並べ替え る と き、 NULL は リ ス ト の 後に配置されます。 ANSI の標準に応じ て、 データベース も NULL を 後に配置し ます。

RunningCount または MovingCount 関数では、 NULL は常に無視されます。RunningSum または MovingAvg などのその他の計算では、 関数パラ メ ーター全体で値の合計のために NULL はゼロ と し て扱われます。 これは、Intelligence Server および ANSI 準拠のデータベース OLAP 関数間で一貫し た動作です。

OLAP 関数の同順位処理

同順位処理は、 メ ト リ ッ ク で同順位を並べ替え る と きの SortBy パラ メ ーターに関連し ています。 Intelligence Server は、 データベース ( ODBC 経由で) から Intelligence Server に取得された元の順序を常に保持するマージ ソート アルゴ リ ズムを使用し ます

データベースが同じ並べ替えアルゴ リ ズムを使用し ているかど う かわからないため、 Intelligence Server および データベースの OLAP 関数の計算は、同位のデータがあ る場合異な る結果を有む可能性があ り ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

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カ ス タム プ ラグイ ン 関数の使用

MicroStrategy エンジンの関数プラ グ イ ンでは、 ユーザーが独自の関数の集ま り を定義し て、 その先の分析用にエンジンに使用させる こ と ができ ます通常、 ユーザー定義関数と呼ばれるプラ グ イ ン関数は、 あたかも MicroStrategy 製品に統合された一部で、 Sum、 Average、 Min、 Max、 Count、-、 +、 /、 または * などのすべての他の MicroStrategy 関数または演算子と区別できないよ う な動作を し ます。 通常、 データベースが計算する Sum、Average、 +、 / などの標準の計算を Intelligence Server が処理し ます。

MicroStrategy 製品は、 MicroStrategy によ って作成された定義済みのプラ グイ ン関数を含む約 250 個の関数および演算子を備えています。 財務関数、数学関数、 および統計関数を含む、 お客様に も よ く 使用される 3 つの完全な機能を備えた関数ラ イブラ リ の提供を目的と し ています Accrint、 IRR、NPV、 Abs、 Ln、 Log、 AvgDev、 HomoscedasticTTest、 および Confidence などがその例です。 これらの関数は、 ... スキーマ オブジェクト /関数と演算子 / プラグイン パッケージ にあ り ます。

各関数の詳細は、 4 章、 「プラ グ イ ン パッ ケージ関数」 および Fucntion Plug-in Wizard のオン ラ イ ン ヘルプを参照し て く ださい。

ユーザー定義プラグイン関数の作成

MicroStrategy Function Plug-In Wizard を使用し、 ビジネス ケース シナ リ オに関連する カス タ ム関数を定義でき ます。 個々の関数または MicroStrategy が提供する財務、 数学、 および統計パッ ケージなどの関数パッ ケージ全体も作成する こ と ができ ます。 ウ ィ ザード のガイ ド に沿って、 カス タ ム分析コード を追加でき るプレースホルダーを含む Microsoft Visual C++ プロ ジェク ト の作成を開始し ます。 新しいプラ グ イ ン関数が作成される と、MicroStrategy Developer を開始し て、 すべてのレポー ト で使用でき る よ う にイ ンポー ト する必要があ り ます。 前述の とお り 、 一度関数がイ ンポー ト される と、 他の標準の MicroStrategy 関数と同じ よ う に使用でき ます。

プラ グ イ ン関数の作成手順は、 Function Plug-in Wizard のオン ラ イ ン ヘルプを参照し て く ださい。

作成プロセスの主要な段階について、 次に説明し ます。

• 設計 : コ ンピ ューター アルゴ リ ズムに分析手順を実装する方法を決定します。

• 作成 : Microsoft Visual C++ プロ ジェ ク ト を作成し ます。 このプロ ジェ クト を も と に、 アルゴ リ ズムが組み込まれた ラ イブラ リ を作成し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

66 MicroStrategy の関数の処理方法 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 実装 : アルゴ リ ズムを一つにま と める コード を作成し、 このコード を MicroStrategy で使用する ラ イブラ リ にコ ンパイルし ます。

• イ ンポー ト : MicroStrategy プロ ジェ ク ト にラ イブラ リ を追加し て、 アルゴ リ ズムをプロ ジェ ク ト で使用でき る よ う にし ます。

• 実行 : アルゴ リ ズムを使用する新しい メ ト リ ッ ク を作成し、MicroStrategy レポー ト で これらの メ ト リ ッ ク を使用し ます。

以下のタ イプの関数を作成でき ます。

• 単一値関数

• グループ値関数

• OLAP 関数

入力引数のデータ タ イプは、 次のよ う にな り ます。

• 数値

• 日付

• 文字列

プラ グ イ ン関数には 1 つ以上のパラ メ ーターが含まれます。 パラ メ ーターのサポー ト されているデータ タ イプには、 次が含まれます。

• Byte

• 短整数型

• 長整数型

• 浮動小数点型

• 倍精度浮動小数点型

• 文字列 ( BSTR )

• Bool

• 日付

次の 2 つの例は、 プラ グ イ ン関数の定義方法を示し ています。

• FORECAST<n>(numeric_vector1) = numeric1

入力引数と し て数値ベク タ、 出力引数と し て数値スカ ラ を使用する集計関数。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. MicroStrategy の関数の処理方法 67

1 つのパラ メ ーター、 n。 これは、 長整数値です。

1 つずつ離れた一連の値について、 n 個離れた値を予測し ます。

例 : FORECAST<2>(100,120,140,160) = 200

• CUSTOMNUMBERFORMAT(numeric1) = string1

入力引数と し て数値スカ ラ、 出力引数と し て文字列スカ ラ を使用する単純関数。

パラ メ ーターな し。

数値を、 MicroStrategy に同梱された メ ト リ ッ ク の書式文字列でサポー ト されていないその数値文字列表現に変換。

例 : CUSTOMNUMBERFORMAT(123456789) = '1 2345.6789'

関数プ ラグイ ン ウ ィ ザー ド を イ ンス ト ールするには

1 ...\MicroStrategy\Desktop から、 FPWizard.exe を ク リ ッ ク し ま

す。

2 指示に従って イ ン ス ト ールし ます。

関数プ ラグイ ン ウ ィ ザー ド を有効化するには

1 [ス ター ト ] ボタ ンから、 [ プログラム ] を選択し てから、 [Microsoft Visual Studio]、 [Microsoft Visual C++] の順に選択し ます。

InstallShield ウ ィ ン ド ウが表示されます。

2 [File] メ ニューから、 [New] を選択し ます。 [New] ウ ィ ン ド ウが表示され

ます。

3 [Project] タブで、 [MicroStrategy Function Plug-in Wizard] を選択し ま

す。

4 [Project Name] テキス ト ボ ッ ク スに名前を入力し ます。

プロ ジェ ク ト 名には、 スペースは使用し ないで く ださい。 プロジェ ク ト 名は、 ラ イブラ リ の名前にな るため、 短 く 、 且つ説明的な名前を使用し て く ださい。 こ こでは、 オン ラ イ ン ヘルプ内で使用されているので、 説明のために、 プロ ジェ ク ト 名に myFP を

使用し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

68 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

5 必要であれば、 プロ ジェ ク ト の位置を変更し ます。 次に、 [OK] を ク

リ ッ ク し ます。 Function Plug-in ウ ィ ザード - Step 1 of 2 ウ ィ ン ド ウが表示されます。

6 必要に応じ て、 Function Plug-in Wizard オン ラ イ ン ヘルプの [Help] を ク

リ ッ ク し ます。

MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプから Function Plug-in Wizard のオン ラ イ ン ヘルプにアクセスするには

1 マス ター MicroStrategy オン ラ イ ン ヘルプで、 「custom functions」 を検索するか、 または [Creating and Modifying Additional Report Objects] フ ォルダーを開き、 [Metrics] フ ォルダー、 [Using custom functions] フ ォルダーの順に展開し ます。

2 [Using custom functions] ト ピ ッ ク を起動し ます。 この ト ピ ッ ク には、

Function Plug-in Wizard のオン ラ イ ン ヘルプへの リ ン ク が含まれています。

3 Function Plug-in Wizard on-line help リ ン ク を ク リ ッ ク し ます。 The

Function Plug-in Wizard オン ラ イ ンヘルプが新しいヘルプ ウ ィ ン ド ウで開き ます。

式中の関数のその他の例

仮定テス ト の例

この例のレポー ト およびレポー ト オブジェ ク ト は、 MicroStrategy Tutorial\パブリック オブジェクト\レポート\MicroStrategy プラットフォーム機能\高度な分析\統計と予測\仮定テスト のフ ォルダーにあ ります。

近年、 統計的に、 日次売上平均が も顕著な増加を見せたコールセン ターはどれですか ?

この問いに答え るためには、 まず、 コールセン ターご と の近年の日次売上の平均を見つける必要があ り ます。 次のよ う に定義し た [日次平均売上] メト リ ッ ク を使用し て これを実行し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 69

Average Daily Sales = Avg(Sum(Revenue) {~+, Day+} ) {~+}

これは、 Sum および Avg のネス ト されたグループ値関数を含むシンプル メト リ ッ ク です。

次に、 行軸上に "Call Center" (コール セン ター) ア ト リ ビ ュー ト および列軸上に "Year" (年) ア ト リ ビ ュー ト を配置し て、 この メ ト リ ッ ク を使用する レポー ト を作成し ます。 この定義のレポー ト を以下に示し ます。

このレポー ト では、 すべてのコール セン ターで数年連続し て顕著な増加を見せていた こ と がわか り ます。 しかし、 平均値自体は全体図を表現し ていません。

詳細情報を得るために、 各コール セン ターについて暦年の日次売上の標準偏差を確認でき ます。 これを行 う には、 レポー ト に [日次売上における標準偏差] を追加し ます。 メ ト リ ッ クが、 次のよ う に定義されています。

StDev Daily Sales = Stdev(Sum(Revenue) {~+, Day+} ) {~+}

統計では、 標準偏差は、 一連の値が平均と どの く らい異な るかを示す値です。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

70 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果のレポー ト では、 各コール セン ターのすべての年の日次売上の平均および標準偏差を示し ます。

このレポー ト は、 すべてのコール セン ターは、 各暦年でよ り 大きな平均日次売上の値を持つこ と を示し ています。 さ らに、 日次売上の標準偏差は、若干の例外はあ り ますが、 各暦年よ り 高 く なっています。 2 つの例外には、"Atlanta" (ア ト ラ ン タ) の 2009 年から 2010 年の間と、 "San Francisco" (サンフ ラ ンシス コ) の 2008 年から 2009 年の間が含まれます。 よ り 高い標準偏差値は、 これらの結果の中では、 よ り 不安定であ る こ と を意味し ています。そのため、 各暦年でよ り 高い平均日次売上は、 これまでの年と比べて必ずし も漸進的な増加であ る と は限 り ません。 不規則な変動によ る ものであ可能性も あ り ます。

この測定に基づいて、 次に、 これらの暦年の中の平均日次売上で、 どのコール セン ターが統計的に顕著な違いを見せているかを見つける必要があり ます。 平均日次売上が同じであ る と い う 仮説と、 平均日次売上が顕著に異な る と い う 仮設をテス ト する こ と によ って、 結果を得る こ と ができ ます。これは、 各コール セン ターご と にテス ト する必要があ り ます。

仮説テス ト は、 p- 値を計算する こ と によ って可能です。 統計では、 p- 値は、 あ る事実が正しい と し て、 その事実を否定する決断をする確立を言います。 この例の内容では、 実際はほぼ同じだ と し て、 2008 年の平均日次売上が 2009 年と顕著に異な る、 と間違った判断を下す確立です。 一般的には、 これを特定の許容範囲よ り も小さ く する こ と で、 このタ イプのエラーを制限する こ と が望ま しい と されます。 この許容範囲は、 通常、 2.5% から 10% に設定されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 71

すべての年において日次売上の標準偏差が同じであ る と仮定する と、HomoscedasticTTest と呼ばれる関数を使用し て、 p- 値を計算でき ます。 日次標準偏差が異な る と仮定する と、 HeteroscedasticTTest 関数を使用する必要があ り ます。 次の例では、 これらの両方の仮説について考慮し、HomoscedasticTTest および HeteroscedasticTTest を使用し て p- 値 を計算します。

このレポー ト は、 p- 値を計算するために、 日別コール セン ター別日次売上を計算する必要があ るため、 他の メ ト リ ッ ク に基づ く シンプル メ ト リ ック を使用し ます。すべての年において、"Day" (日) および "Call Center" (コールセン ター) レベルで、 "Revenue" (売上) フ ァ ク ト をグループ化する必要もあ り ます。 DAY_CTR_SLS フ ァ ク ト テーブルは、 "Employee" (従業員)、

"Order" (注文)、 "Day" (日) のレベルで使用でき ます。

"Call Center" (コール セン ター) は、"Employee" (従業員) を通じ てフ ァク ト テーブルに関係付け られます。

次のよ う な構造のテーブルが必要です。

メ ト リ ッ ク を使用し て この構造の一時テーブルを作成する必要があ り ます。そし て、 これらの メ ト リ ッ クはシンプル メ ト リ ッ ク に使用され、 p- 値を計算し ます。

次の手順を実行し て、 仮定テス ト レポー ト に必要な メ ト リ ッ ク を作成し ます。

1 一時テーブルに [Daily Sales ( current year )] 列を作成する メ ト リ ッ ク を作成し ます。 この メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

Daily Sales (current year)= Sum(Revenue) {~+, Day+} <[Current year in sample DB]; @2; ->

Call Center (コール セン ター)

Day (日) 日次売上 (前年) 日次売上 (今年)

Northwest (北西部) 1 123456 123456

... 123456 123456

N 123456 123456

Southeast (南東部) 1 123456 123456

... 123456 123456

N 123456 123456

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

72 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

デフ ォル ト で、 レポー ト 上のア ト リ ビ ュー ト でグループ バイするため、デフ ォル ト レベルの表記 {~+} が メ ト リ ッ ク に配置されます。 この例では、 そのレポー ト ア ト リ ビ ュー ト は、 "Call Center" (コール セン ター) です。 メ ト リ ッ ク条件であ る Current year in sample DB も、

MicroStrategy Tutorial データにあ る当年のデータ を計算するために適用されます。

2 一時テーブルに [Daily Sales ( last year)] 列を作成する メ ト リ ッ ク を作成します。 この メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

Daily Sales (last year) = Sum(Revenue) {~+, Day+} <[Last year in sample DB]; @2; -> | [Last Year's] |

この メ ト リ ッ クは、 メ ト リ ッ ク条件および ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンを使用し ます。

• メ ト リ ッ ク条件であ る Last year in sample DB は、

MicroStrategy Tutorial データにあ る前年のデータ を計算するために適用されます。

• "Day" (日) ア ト リ ビ ュー ト が "Year" (年) ア ト リ ビ ュー ト の子であ るため、 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンであ る Last Year's が必要です。

前年の 1 日、 2 日、 N 日などの日次売上を、 当年の 1 日、 2 日、 N  日と一緒に表示するには、 このデータ を提供するために ト ラ ン スフ ォー メ ーシ ョ ンを使用する必要があ り ます。

3 上記の メ ト リ ッ ク を使用する こ と によ って、 各コール セン ターの p-値を計算するシンプル メ ト リ ッ ク を作成し ます。 シンプル メ ト リ ッ クの定義は、 次のよ う にな り ます。

HeteroscedasticTTest([Daily Sales (last year)], [Daily Sales (current year)]) {~+}

HeteroscedasticTTest([Daily Sales (last year)], [Daily Sales (current year)]) {~+}

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 73

上記 2 つの メ ト リ ッ ク ( p-値用) および "Call Center" (コール セン ター) ア トリ ビ ュー ト を使用し たレポー ト を作成し ます。 仮定テス ト レポー ト を次に示し ます。

結果レポー ト 、 「仮定テス ト 」 は、 上のよ う に表示されます。 "Atlanta" (ア トラ ン タ)、 "Salt Lake City" (ソル ト レ イ ク シテ ィ )、 "Seattle" (シア ト ル)、 および "Fargo" (フ ァルゴ) を除 く すべてのコール セン ターは、 5% よ り ない p-値を持ちます。 これは、 売上が顕著な増加を見せた と結論付ける ミ ス をする確率は、 これらの 4 つのコール セン ターを除いた全体的に低いこ と を示し ています。 また、 ソル ト レ イ ク シテ ィ およびフ ァルゴでも、 20% またはそれよ り 少ない値です。 これは、 ほ と んどのコール セン ターの平均日次売上が、 不規則な変動ではな く 、 一定の増加をみせた結果と い う 強い証拠にな り ます。

仮定テス ト レポー ト 用に生成された SQL と SQL 分の 後に実行された操作の要約を次に示し ます。

Pass0 - Execution Duration:0:00:00.06create table ZZTH0FDXLS4MD000 (

DAY_DATE TIMESTAMP, CALL_CTR_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass1 - Execution Duration:0:00:00.34insert into ZZTH0FDXLS4MD000 select a12.[DAY_DATE] AS DAY_DATE,

a11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [DAY_CTR_SLS] a11,

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

74 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[LU_DAY] a12where a11.[DAY_DATE] = a12.[LY_DAY_DATE] and a12.[YEAR_ID] in (2010)

Pass2 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTU1RY0YSKMD001 (

DAY_DATE TIMESTAMP, CALL_CTR_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass3 - Execution Duration: 0:00:00.03insert into ZZTU1RY0YSKMD001 select a11.[DAY_DATE] AS DAY_DATE,

a11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [DAY_CTR_SLS] a11, [LU_DAY] a12

where a11.[DAY_DATE] = a12.[DAY_DATE] and a12.[YEAR_ID] in (2010)

Pass4 - Execution Duration: 0:00:00.07select pa11.[CALL_CTR_ID] AS CALL_CTR_ID,

a13.[CENTER_NAME] AS CENTER_NAME,pa11.[DAY_DATE] AS DAY_DATE,pa11.[WJXBFS1] AS WJXBFS1,pa12.[WJXBFS1] AS WJXBFS2

from [ZZTH0FDXLS4MD000] pa11, [ZZTU1RY0YSKMD001] pa12, [LU_CALL_CTR] a13

where pa11.[CALL_CTR_ID] = pa12.[CALL_CTR_ID] and pa11.[DAY_DATE] = pa12.[DAY_DATE] and pa11.[CALL_CTR_ID] = a13.[CALL_CTR_ID]

Pass5 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select CALL_CTR_ID,CENTER_NAME,HomoscedasticTTest(WJXBFS1, WJXBFS2),HeteroscedasticTTest(WJXBFS1, WJXBFS2)

from [previous pass]]

Pass6 - Execution Duration: 0:00:00.00[Populate Report Data]

Pass7 - Execution Duration: 0:00:00.06

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 75

drop table ZZTH0FDXLS4MD000

Pass8 - Execution Duration: 0:00:00.01drop table ZZTU1RY0YSKMD001

• Pass0 および Pass1   は、 "Daily Sales ( last year ) " (日次売上(前年)) メ トリ ッ ク を計算するために Intelligence Server によ って発行されます。Intelligence Server が ,"Call Center" (コール セン ター) および "Day" (日) をキーと し て一時テーブルを準備し ます。 それから、 "Last Year's" (前年) ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンを使用し て、 前年の売上を取得し ます。

• Pass2 および Pass3   は、 "Daily Sales ( current year ) " (日次売上(当年)) メト リ ッ ク を計算するために Intelligence Server によ って発行されます。"Call Center" (コール セン ター) および "Day" (日) ア ト リ ビ ュー ト は、 一時テーブルのキーと し て使用されます。 このパスは、 メ ト リ ッ クが トラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンを持たない と い う キーの違いがあ り ますが、Pass0 と Pass1 に良 く 似ています。

• Pass4 および Pass5 では、 Intelligence Server は、 HeteroscedasticTTest および HomoscedasticTTest 関数を使用し て各コール セン ターの p- 値を計算し ます。

• 残 り のパスでは、 レポー ト の 終準備を実行し、 一時テーブルを削除します。

信頼レベルの例

この例のレポー ト およびレポー ト のコ ンポーネン ト は、 次のフ ォルダーにあ り ます。

MicroStrategy Tutorial\パブリック オブジェクト \レポート \MicroStrategy プラットフォーム機能\高度な分析\統計と予測\信頼レベル

シン ラ イ レベルは、 2 つの若干異な る方法で貴重な顧客を指定するために使用されます。

• 「貴重な顧客は誰ですか ? (例 1 )」 (76 ページ) : 平均出費額が発注額の上限を超え る貴重な顧客を指定し ます。

• 「貴重な顧客は誰ですか ? (例 2 )」 (81 ページ) : 平均出費額が発注額の上限を超え る貴重な顧客を指定し ます。 さ らに、 貴重な顧客を、 すべての地域の顧客を比較する代わ り に、 "Customer Region" (顧客地域) ご と に比較し ます。

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

76 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

貴重な顧客は誰ですか ?( 例 1)

基本的な目標は、 貴重な顧客と し て分類するための 低条件を示す切捨て値を定義する こ と です。 顧客ベース内で貴重な顧客を識別するには、 貴重な顧客を、 その他の顧客と区別するのに役立つパラ メ ーターを指定する必要があ り ます。 この例では、 貴重な顧客と は、 平均出費額が発注額の上限を超え る顧客です。

ORDER_FACT テーブルには、 すべての受注が含まれます。 通常、 発注額

は、 特定の平均および標準偏差に分布し ている こ と を想定し ます。 正規分布および 99% の信頼レベルの仮定に基づいて、 貴重な顧客を、 平均出費額が発注額の上限以上の顧客と定義でき ます。

この条件に基づいて貴重な顧客を特定するには、 い く つかの値を把握し てお く 必要があ り ます。 次の メ ト リ ッ ク を使用し て、 これらの値を取得し ます。

1 ORDER_FACT テーブルのすべての注文の中から平均売上額を知る必要

があ り ます。 これは、 標準分布の算術平均です。 Avg 関数を使用し て この値を取得でき ます。 ORDER_FACT テーブルから平均発注額を計算す

る メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義でき ます。

M01 = Avg(Revenue) {![Call Center]+, !Year+, !Employee+, !Order+, !Day+}

"Day" (日)、"Employee" (従業員)、および "Order" (注文) は、ORDER_FACT

テーブルのキーの親であ る 上位のア ト リ ビ ュー ト であ るため、 集計のレベル と し て含める こ と で、 ORDER_FACT テーブルを確実に使用し ま

す。 また、 平均は、 発注額全体にわたって計算する必要があ るため、 アト リ ビ ュー ト レベルでのグループバイ をな しに設定する必要があ り ます。 これは、 メ ト リ ッ ク がどのア ト リ ビ ュー ト において も グループバイし ないよ う にするためです。

2 すべての注文からの発注額の標準偏差を把握する必要があ り ます。 この数値は、 標準分布の標準偏差です。 StDevP 関数 ( 「StDevP (母集団の標準偏差)」 (118 ページ) を参照) を使用し て この値を取得でき ます。

StDevP は、 母標準偏差で、 StDev は、 標本標準偏差です。 そのため、 シナ リ オを完全に表現するために十分なデータがあ る場合は、 StDevP 関数を使用し ます。

ORDER_FACT テーブルから発注額の母標準偏差を計算する メ ト リ ッ ク

は、 次のよ う に定義されます。

M02 = StdevP(Revenue) {![Call Center]+, !Year+, !Employee+, !Order+, !Day+}

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 77

3 ORDER_FACT テーブルの行数を把握し ている必要があ り ます。 切捨て

値を計算するために個の値が必要です。 Count 関数 (具体的には、ORDER_FACT テーブルからの Count ) を使用する こ と によ って この値を取得でき ます。 ORDER_FACT テーブルのデータ をカ ウ ン ト する メ ト

リ ッ クは、 次のよ う に定義し ます。

M03 = Count(Revenue) {![Call Center]+, !Year+, !Employee+, !Order+, !Day+}

4 前述のパラ メ ータでの標準分布の仮定の下に、 上位 5% の発注額を表示する切捨て値を指定する必要があ り ます。 これを行 う には、 信頼プラ グイ ン関数を使用し ます。 切捨て値を計算する メ ト リ ッ クは、 上記で定義し たい く つかの メ ト リ ッ ク を使用し て、 次のよ う に定義されます。

M04 = Confidence(0.01, [M02], [M03])

0.01 と い う 数値は、 99% の信頼レベルでの標準分布から き ています。

5 上限を計算する メ ト リ ッ クは、 上記で定義し たい く つかの メ ト リ ッ ク を使用し て、 次のよ う に定義されます。

M05 = ([M01] + [M04])

6 条件に基づ く 貴重な顧客の リ ス ト を得るために、 顧客ご と の平均売上を計算する必要があ り ます。 メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

Average Sales = Avg(Revenue) {~+}

デフ ォル ト の {~+} の表記が、 "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト で置き

換え られるため、 平均売上の集計レベルを含める必要はあ り ません。

7 フ ィ ルターの メ ト リ ッ ク条件を適用し て、 貴重な顧客の定義を満たす行を返すよ う に制限する必要も あ り ます。 フ ィ ルターは、 次のよ う に定義されます。

F01 = Set of Customers where (Average Sales Greater than [M05]

貴重な顧客を リ ス ト する レポー ト を生成するには、 行軸上に "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト およびページバイ軸上に "Customer Region"(顧客地域) アト ビ ュー ト を配置し たレポー ト を作成し ます。 レポー ト に "FO1" フ ィ ル

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

78 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ターを適用し て、 "Customer Region" (顧客地域) のア ト リ ビ ュー ト エレ メ ント ご と に貴重な顧客の リ ス ト を生成し ます。 " 貴重な顧客 01" レポー ト を下に示し ます。

" 貴重な顧客 01" レポー ト に生成された SQL を下に示し ます。

Pass0 - Execution Duration: 0:00:00.07create table ZZTLZV82TJ0MD000 (

CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass1 - Execution Duration: 0:00:00.20insert into ZZTLZV82TJ0MD000 select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

avg(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1from [CUSTOMER_SLS] a11group by a11.[CUSTOMER_ID]

Pass2 - Execution Duration: 0:00:00.04select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

a11.[ORDER_ID] AS ORDER_ID,a11.[ITEM_ID] AS ITEM_ID,a11.[EMP_ID] AS EMP_ID,

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 79

a11.[ORDER_DATE] AS DAY_DATE,a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID0,(a11.[QTY_SOLD] * (a11.[UNIT_PRICE] - a11.[DISCOUNT]))AS WJXBFS1

from [ORDER_DETAIL] a11

Pass3 - Execution Duration: 0:00:00.10create table ZZTW4A12VECMD001 (

CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass4 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select CUSTOMER_ID0,(ISNULL(avg(WJXBFS1), 0) + Confidence(0.01,StdevP(WJXBFS1), count(WJXBFS1)))

from [previous pass]]

Pass5 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZTW4A12VECMD001 values (1, 33.4351602545)

Pass6 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTPDKUSLWSMQ002 (

CUSTOMER_ID LONG)

Pass7 - Execution Duration: 0:00:00.10insert into ZZTPDKUSLWSMQ002 select pa11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_IDfrom [ZZTLZV82TJ0MD000] pa11,

[ZZTW4A12VECMD001] pa12where pa11.[CUSTOMER_ID] = pa12.[CUSTOMER_ID] and (pa11.[WJXBFS1] > pa12.[WJXBFS1])

Pass8 - Execution Duration: 0:00:01.53select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

max(a13.[CUST_LAST_NAME]) AS CUST_LAST_NAME,max(a13.[CUST_FIRST_NAME]) AS CUST_FIRST_NAME,a15.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,max(a16.[CUST_REGION_NAME]) AS CUST_REGION_NAME0,avg(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1

from [CUSTOMER_SLS] a11, [ZZTPDKUSLWSMQ002] pa12, [LU_CUSTOMER] a13, [LU_CUST_CITY] a14, [LU_CUST_STATE] a15,

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

80 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[LU_CUST_REGION] a16where a11.[CUSTOMER_ID] = pa12.[CUSTOMER_ID] and

a11.[CUSTOMER_ID] = a13.[CUSTOMER_ID] and a13.[CUST_CITY_ID] = a14.[CUST_CITY_ID] and a14.[CUST_STATE_ID] = a15.[CUST_STATE_ID] and a15.[CUST_REGION_ID] = a16.[CUST_REGION_ID]

group by a11.[CUSTOMER_ID],a15.[CUST_REGION_ID]

Pass9 - Execution Duration: 0:00:00.00[Populate Report Data]

Pass10 - Execution Duration: 0:00:00.06drop table ZZTLZV82TJ0MD000

Pass11 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZTW4A12VECMD001

Pass12 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZTPDKUSLWSMQ002

• Pass0 および Pass1 では、 顧客ご と に平均売上を計算 ( "Average Sales" (売上平均) メ ト リ ッ ク) し、 結果を一時テーブルに当てはめます。

• Pass2 では、 ORDER_DETAIL データ を取得し、 データ を メ モ リ に当ては

め、 データ を使用し て M01、 M02、 および M03 を計算し ます。

• Pass3 では、 計算の結果の保存に使用する一時テーブルを作成し ます。

• Pass4 では、 Access データベースが StDevP グループ値関数をサポー トし ないため、 Intelligence Server を使用し て M02 を計算し ます。 M01、M02、 および M03 の値は、 M05 を計算するために使用されます。

• Pass5 では、 計算の結果を一時テーブルに挿入し ます。

• Pass6 および Pass7 は、 初の 2 つの一時テーブルを使用し て定義に基づ く 貴重な顧客に条件を設定し ます。

• Pass8 は、 "Customer" (顧客) および "Customer Region" (顧客地域) ア ト リビ ュー ト と レポー ト を表示し ます。

• 残 り のパスでは、 レポー ト の追加準備を実行し、 一時テーブルを削除します。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 81

貴重な顧客は誰ですか ?( 例 2)

この例では、 前述の例と は異な る定義に基づいた貴重な顧客の リ ス ト を生成し ます。

発注額の標準分布は変わらず有効ですが、 切捨て値は、 "Customer Region" (顧客地域) ご と です。 これは、 各顧客の平均出費額を顧客が属する "Customer Region" (顧客地域) の平均出費額と比較する必要があ る こ と を意味し ています。 変化を増やすために、 当年のデータから平均値を取得し ますが、 すべての使用可能な年について標本標準偏差を使用し ます。 信頼レベルは 95% を使用し ます。

貴重な顧客は、 合計出費額が切 り 捨て値よ り も上の顧客と し て定義されます。 切捨て値は、 次に定義される フ ィ ルターおよび メ ト リ ッ ク を使用し て計算されます。

1 平均発注額の計算を当年のデータのみに制限するために使用される フ ィルターは、 次のよ う に定義されます。

Current year in sample DB = Year In list (2010)

2 平均発注額の計算に使用される メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

M07 = Avg(Revenue) {[Customer Region]+, !Year+, !Employee+, !Order+, !Day+} <[Current year in sample DB]; @2; ->

3 発注額の標準偏差の計算に使用される メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

M08 = Stdev(Revenue) {[Customer Region]+, ![Call Center]+, !Year+, !Employee+, !Order+, !Day+}

データ量が各 "Customer Region" (顧客地域) に制限されるため、 この メ トリ ッ ク には Stdev (標本標準偏差) 関数が使用されます。 これは、 データが全集合体と い う よ り は、 抽出された標本とみな される こ と を意味し ます。

4 切捨て値の指定に使用される メ ト リ ッ クは、 前述の メ ト リ ッ ク を使用して、 次のよ う に定義されます。

M09 = ([M07] + (1.96 * [M08]))

1.96 と い う 数値は、 95% の信頼レベルでの標準分布から きています。実際は、 この数値は、 よ く 、 1.96 の代わ り に 2 に四捨五入されます。

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82 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

5 切捨て値と比較でき る よ う に各顧客の消費の決定に使用される メ ト リ ックは、 次のよ う に定義されます。

M10 = Sum(Revenue){~+}

6 レポー ト を 定義 2 に基づ く 貴重な顧客の リ ス ト に制限するために必要な メ ト リ ッ ク条件 (フ ィ ルター) は、 次のよ う に定義されます。

F03 = Set of Customer where (M10 Greater than [M09])

7 すべての貴重な顧客の前回注文売上を表示するには、 次のよ う に定義された メ ト リ ッ ク を使用し ます。

Last Order Sales = Sum(Revenue) {~+, >|Day+}

各顧客の発注を、 ORDER_FACT テーブルからの "Day" (日) レベルで計算

し ますが、 フ ァ ク ト テーブルの 後の "Day" (日) から取得する必要があり ます。 レポー ト のいずれかのア ト リ ビ ュー ト で {~+} が置き換え られ

ます。 この例では、 "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト です。

行軸上に "Customer" (顧客) ア ト リ ビ ュー ト 、 ページバイ軸上に "Customer Region" (顧客地域)、 列軸上に "Last Order Sales" (前回注文売上) メ ト リ ッ

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ク を配置しから F03 フ ィ ルターを適用し てレポー ト を作成し ます。 " 貴重な顧客 02" レポー ト を次に示し ます。

" 貴重な顧客 02" レポー ト によ って生成された SQL を下に示し ます。

Pass0 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZT3WSP7T8BMD000 (

CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass1 - Execution Duration: 0:00:00.06insert into ZZT3WSP7T8BMD000 select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS1from [CUSTOMER_SLS] a11group by a11.[CUSTOMER_ID]

Pass2 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZT36UF785VMD001 (

CUST_REGION_ID SHORT,

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84 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

WJXBFS1 DOUBLE)

Pass3 - Execution Duration: 0:00:02.18insert into ZZT36UF785VMD001 select a14.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,

avg((a11.[QTY_SOLD] * (a11.[UNIT_PRICE] -a11.[DISCOUNT]))) AS WJXBFS1

from [ORDER_DETAIL] a11, [LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14, [LU_DAY] a15

where a11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID] and a11.[ORDER_DATE] = a15.[DAY_DATE]

and a15.[YEAR_ID] in (2010)group by a14.[CUST_REGION_ID]

Pass4 - Execution Duration: 0:00:00.03select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

a11.[ORDER_ID] AS ORDER_ID,a11.[ITEM_ID] AS ITEM_ID,a11.[EMP_ID] AS EMP_ID,a11.[ORDER_DATE] AS DAY_DATE,a14.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,(a11.[QTY_SOLD] * (a11.[UNIT_PRICE] - a11.[DISCOUNT]))AS WJXBFS1

from [ORDER_DETAIL] a11, [LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14

where a11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID]

Pass5 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTS6MZ3N2BMD002 (

CUST_REGION_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass6 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select CUST_REGION_ID,ISNULL((1.96 * Stdev(WJXBFS1)), 0)

from [previous pass]

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]

Pass7 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZTS6MZ3N2BMD002 values (1, 127.4088118401)

Pass8 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTSMWZF9SRMQ003 (

CUSTOMER_ID LONG)

Pass9 - Execution Duration: 0:00:00.36insert into ZZTSMWZF9SRMQ003 select distinct pa11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_IDfrom [ZZT3WSP7T8BMD000] pa11,

[LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14, [ZZT36UF785VMD001] pa15, [ZZTS6MZ3N2BMD002] pa16

where pa11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID] and a14.[CUST_REGION_ID] = pa15.[CUST_REGION_ID] and pa15.[CUST_REGION_ID] = pa16.[CUST_REGION_ID]

and (pa11.[WJXBFS1] > (IIF(ISNULL(pa15.[WJXBFS1]), 0,pa15.[WJXBFS1]) + IIF(ISNULL(pa16.[WJXBFS1]), 0,pa16.[WJXBFS1])))

Pass10 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTRX7EEWHNNB004 (

DAY_DATE TIMESTAMP, CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass11 - Execution Duration: 0:00:07.89insert into ZZTRX7EEWHNNB004 select a11.[ORDER_DATE] AS DAY_DATE,

a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,sum((a11.[QTY_SOLD] * (a11.[UNIT_PRICE] -a11.[DISCOUNT]))) AS WJXBFS1

from [ORDER_DETAIL] a11, [ZZTSMWZF9SRMQ003] pa12

where a11.[CUSTOMER_ID] = pa12.[CUSTOMER_ID]group by a11.[ORDER_DATE],

a11.[CUSTOMER_ID]

Pass12 - Execution Duration: 0:00:00.00

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86 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

create table ZZTQFB0EMCJMB005 (CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 TIMESTAMP)

Pass13 - Execution Duration: 0:00:00.59insert into ZZTQFB0EMCJMB005 select pc11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

max(pc11.[DAY_DATE]) AS WJXBFS1from [ZZTRX7EEWHNNB004]pc11group bypc11.[CUSTOMER_ID]

Pass14 - Execution Duration:0:00:00.78selectdistinct pa11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

a13.[CUST_LAST_NAME] AS CUST_LAST_NAME,a13.[CUST_FIRST_NAME] AS CUST_FIRST_NAME,a15.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,a16.[CUST_REGION_NAME] AS CUST_REGION_NAME0,pa11.[WJXBFS1] AS WJXBFS1

from[ZZTRX7EEWHNNB004]pa11, [ZZTQFB0EMCJMB005]pa12, [LU_CUSTOMER]a13, [LU_CUST_CITY]a14, [LU_CUST_STATE]a15, [LU_CUST_REGION]a16

wherepa11.[CUSTOMER_ID] = pa12.[CUSTOMER_ID] and pa11.[DAY_DATE] = pa12.[WJXBFS1] and pa11.[CUSTOMER_ID] = a13.[CUSTOMER_ID] and a13.[CUST_CITY_ID] = a14.[CUST_CITY_ID] and a14.[CUST_STATE_ID] = a15.[CUST_STATE_ID] and a15.[CUST_REGION_ID] = a16.[CUST_REGION_ID]

Pass15 - Execution Duration:0:00:00.00[Populate Report Data]

Pass16 - Execution Duration:0:00:00.00drop table ZZMQ002

Pass17 - Execution Duration:0:00:00.00drop table ZZT36UF785VMD001

Pass18 - Execution Duration:0:00:00.01drop table ZZTS6MZ3N2BMD002

Pass19 - Execution Duration:0:00:00.00drop table ZZTSMWZF9SRMQ003

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Pass20 - Execution Duration:0:00:00.00drop table ZZTRX7EEWHNNB004

Pass21 - Execution Duration:0:00:00.00drop table ZZTQFB0EMCJMB005

• Pass0 および Pass1 は "M10" メ ト リ ッ ク を計算し ます。

• Pass2 および Pass3 は "M07" メ ト リ ッ ク を計算し ます。

• Pass4、 Pass5、 Pass6、 および Pass7 は ( 1.96 * M08 ) を計算し ます。 M08 の StDev グループ値関数は、 データベース ( Microsoft Access ) によ ってサポー ト されていないため、 Intelligence Server が計算を実行し ます。

• Pass8 および Pass9 では、 F03 フ ィ ルター条件を評価し て貴重な顧客のリ ス ト を取得し ます。

• Pass10、 Pass11、 Pass12、 および Pass13 は、 "Last Order Sales" (前回注文売上) メ ト リ ッ ク を計算し ます。

• Pass 14 でレポー ト の結果を表示し ます。

• すべての他のパスで、 一時テーブルを ド ロ ッ プし ます。

統計記述子 - シンプル

この例で使用される レポー ト およびレポー ト コ ンポーネン ト は、MicroStrategy Tutorial Project 内の MicroStrategy Tutorial\パブリック オブジェクト\レポート\MicroStrategy プラットフォーム機能\高度な分析 \統計と予測 \統計記述子 のフ ォルダーにあ り ます。

"コンポーネント オブジェクト -上級 " フ ォルダーに、追加の統計記述子の例が含まれています。

顧客についてもっと知るにはどうすればよいですか ?

顧客の出費額を統計的に計算する こ と で、 各地域の顧客について詳細な情報を取得でき ます。 この例は、 次の質問に答え るために分析を使用し ます。

• 各顧客地域に何人の顧客が存在し ますか ?

• 各顧客地域の顧客の平均出費額はい く らですか ?

• 各顧客地域の顧客の出費額の中央値はい く らですか ?

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88 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 各顧客地域の顧客の出費額の標準偏差はい く らですか ?

• 各顧客地域の顧客消費の 25 パーセン タ イルおよび 75 パーセン タ イルのはどの く らいですか ?

これらは、 各顧客地域の顧客についての統計的な記述子です。 このタ イプのデータは、 顧客のお金の使い方を理解するのに役立ちます。

上の質問に答え るには、 他の メ ト リ ッ ク に基づ く 一連のシンプル メ ト リ ック を作成する必要があ り ます。 これらの メ ト リ ッ クは、 ネス ト されたグループ値関数を使用し て定義されます。

1 この メ ト リ ッ クは、 地域ご と の顧客数を指定し ます。

Count of Customers = Sum(Count(1) {~+, Customer+} ) {~+}

2 この メ ト リ ッ クは、 地域ご と の顧客の平均消費額を指定し ます。

a.Mean Revenue Per Customer = Avg(Sum(Revenue) {~+, Customer+} ) {~+}

3 この メ ト リ ッ クは、 地域ご と の顧客の消費額の中央値を指定し ます。

b.Median Revenue Per Customer = Median(Sum(Revenue) {~+, Customer+} ) {~+}

4 この メ ト リ ッ クは、 地域ご と の顧客消費額の標準偏差を指定し ます。

e.StDev of Revenue Per Customer = Stdev(Sum(Revenue) {~+, Customer+} ) {~+}

5 この メ ト リ ッ クは、 25 パーセン タ イルのし きい値を指定し ます。

25th Percentile of Revenue Per Customer = Percentile(Sum(Revenue) {~+, Customer+} , 0.25) {~+}

6 この メ ト リ ッ クは、 75 パーセン タ イルのし きい値を指定し ます。

75th Percentile of Revenue Per Customer = Percentile(Sum(Revenue) {~+, Customer+} , 0.75) {~+}

レポー ト を作成し、 上で説明し たすべての メ ト リ ッ ク を行軸上に配置し、"Customer Region" ア ト リ ビ ュー ト を列軸上に配置し ます。 次に示す

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 89

"Statistical Descriptors - Simple report" (統計記述子 - シンプル) レポー ト を実行し ます。

このレポー ト は、 顧客地域ご と の顧客の出費額の性質についての情報を示し ます。 た と えば、 "Northwest" (北西部) 顧客地域の顧客数は一番少ないですが、 顧客ご と の平均売上額および中央値の値が大きいこ と からわかる よう に、 そ地域のほ と んどの顧客がその他の地域のどの顧客よ り も多額を費やし ています。 これは、 この地域でよ り 大きな顧客ベース を獲得する価値があ る こ と を強調し ています。 しかし、 若干 "Northwest" (北西部) 地域の顧客ご と の売上の標準偏差の値が低いこ と は、 この結果がサンプル数が少なく 、 異常に何人かの顧客が多額を費やし た結果であ る可能性があ る こ と も示し ています。 この標準偏差の値は、 地域内の顧客ベース を増やすためのキ ャ ンペーン中に、 顧客ご と の売上が増加し ているかど う かを判断するために結果を監する必要があ る こ と を示すために役立ちます。

"Statistical Descriptors - Simple"(統計記述子 - シンプル) レポー ト によ って生成された SQL を次に示し ます。

Pass0 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZT42W71C95MD000 (

CUSTOMER_ID LONG, WJXBFS1 LONG, WJXBFS2 DOUBLE)

Pass1 - Execution Duration: 0:00:00.06insert into ZZT42W71C95MD000 select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

count(1.0) AS WJXBFS1,sum(a11.[TOT_DOLLAR_SALES]) AS WJXBFS2

from [CUSTOMER_SLS] a11group by a11.[CUSTOMER_ID]

Pass2 - Execution Duration: 0:00:00.09select distinct pa11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

a14.[CUST_REGION_ID] AS CUST_REGION_ID,a15.[CUST_REGION_NAME] AS CUST_REGION_NAME0,pa11.[WJXBFS1] AS WJXBFS1,pa11.[WJXBFS2] AS WJXBFS2

from [ZZT42W71C95MD000] pa11,

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

90 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[LU_CUSTOMER] a12, [LU_CUST_CITY] a13, [LU_CUST_STATE] a14, [LU_CUST_REGION] a15

where pa11.[CUSTOMER_ID] = a12.[CUSTOMER_ID] and a12.[CUST_CITY_ID] = a13.[CUST_CITY_ID] and a13.[CUST_STATE_ID] = a14.[CUST_STATE_ID] and a14.[CUST_REGION_ID] = a15.[CUST_REGION_ID]

Pass3 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select CUST_REGION_ID,CUST_REGION_NAME0,sum(WJXBFS1),avg(WJXBFS2),Median(WJXBFS2),Stdev(WJXBFS2),Percentile(WJXBFS2, 0.25),Percentile(WJXBFS2, 0.75)

from [previous pass]]

Pass4 - Execution Duration: 0:00:00.00[Populate Report Data]

Pass5 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZT42W71C95MD000

• SQL の 初の 2 つのパス ( Pass0 および Pass1 ) で、 他の メ ト リ ッ ク で使用される値の準備および計算を し ます。

Intelligence Server は、 い く つかの別の メ ト リ ッ ク で使用されていた と して も、 売上データの 1 つの列のみを抽出する こ と によ って、 処理を 適化しす。

• Pass2 および Pass3 では、 Intelligence Server は、 Pass1 からの結果を取得し て、 その他の メ ト リ ッ ク を計算し ます。 Pass3 では、 Intelligence Server は、 Pass2 からの値を使用し て Sum、 Avg、 Median、 Stdev、 および Percentitle 関数を計算する メ モ リ 内データベース と し て機能しす。

• 残 り のパスでは、 レポー ト を準備し、 一時テーブルを削除し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 91

予測の例

この例のレポー ト およびレポー ト コ ンポーネン ト は、MicroStrategy Tutorial Project 内の MicroStrategy Tutorial\パブリック オブジェクト \レポート\MicroStrategy プラットフォーム機能\高度な分析\統計と予測\予測 のフ ォルダーにあ り ます。

どのようにして、既存の売上データに基づいて今後の売上を予測しますか ?

MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト には、 複数年に渡る売上データがあ り ます。 このデータ を使用し て、 今後数年の売上の可能性を予測でき ます。

予測される将来の売上データについての売上の線を描 く には、 線形外挿法を履歴データに適用し ます。 線形外挿法では、 過去のデータの傾向が、直線状に継続する と仮定し ます。 履歴データに基づいて、 傾き と Y 軸の切片値が計算され、 同じ傾き と Y 軸の切片が適用され、 今後の予測にデータ を延長し ます。

これは、 MicroStrategy で実行でき る予測分析タ イプの 1 つです。 値の予測を計算するその他のバ リ エーシ ョ ンを提供する、 追加の MicroStrategy 関数があ り ます。 これらの関数について、 それらの関数がどのよ う に値を予測するか、 およびこれらの関数を使用し た予測の例について、 次を参照して く ださい。

• 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ)

• 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ)

• 「TrendV ( ト レ ン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ)

分析を行い、 分析内の各コ ンポーネン ト を計算する メ ト リ ッ クのセ ッ ト を作成し て、 それらの メ ト リ ッ ク を使用し て 終的な "Forcasting" (予測) メ トリ ッ ク を作成し ます。

1 "Year" (年) レベルで売上を計算する メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

Revenue {Year} = Sum(Revenue) {~+, Year+}

2 分析を単純化するために、 一連の整数と し て "Year" (年) のエレ メ ン ト を示す メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

YearNumber = RunningSum<SortBy= (Year@ID) >(Sum(1) {~+, Year } )

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

92 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

3 "R e v e n u e {Year}"(売上 {年}) によ って作成された線の傾き を計算する メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

SlopeMetric = Slope([Revenue {Year}], YearNumber) {~+, !Year+}

4 "R e v e n u e {Year}" (売上 { 年 } ) によ って作成された線の Y 切片を計算する メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

InterceptMetric = Intercept([Revenue {Year}], YearNumber) {~+, !Year+}

5 終的な メ ト リ ッ クは、 3 つの前の メ ト リ ッ ク を予測値に組み込みます。 この式は、 直線用の標準式、 y = mx + b に従います。 メ ト リ ッ ク

は、 次のよ う に定義されます。

Forecast = ((SlopeMetric * YearNumber) + InterceptMetric)

"Year" (年) と一緒に、 レポー ト 上に "Forecast" (予測) メ ト リ ッ ク を配置し ます。 すべての使用可能な年について売上予測が生成されます。 "Forecast ( Graph ) " (予測(グ ラ フ)) レポー ト が、 次のよ う に表示されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 93

2008 年、 2009 年、 および 2010 年の売上は、 実際に記録された値で、 2011 年の売上は、 既存のデータから予測する線形外挿法によ る ものです。

"Forecasting"(予測) フ ォルダーの別のレポー ト の "Forecast (Grid)"(予測 (グ リ ッ ド)) は、 比較用に "Forecast" (予測) メ ト リ ッ ク を "Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク の横に配置し ます。 しかし、 正常に動作するには、 外部結合の使用を必要と し ます。 MicroStrategy Tutorial は、 デフ ォル ト データーベース と し て Microsoft Accessを含みます。"Forecast ( Grid ) " (予測 (グ リ ッ ド)) レポー ト を動作させるためには、Tutorial ウ ェアハウ ス を外部結合を完全にサポー ト するデータベース プラ ッ ト フ ォームに移行する必要があ り ます。

"Forecast ( Graph ) " (予測 (グ ラ フ)) レポー ト には、次の SQL が生成されます。

Pass0 - Execution Duration: 0:00:00.20create table ZZT16JMSID1MD000 (

YEAR_ID SHORT, CATEGORY_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass1 - Execution Duration: 0:00:00.10insert into ZZT16JMSID1MD000 select a11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

a11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [YR_CATEGORY_SLS] a11

Pass2 - Execution Duration: 0:00:00.23select a12.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

a11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,1.0 AS WJXBFS1

from [LU_CATEGORY] a11, [LU_YEAR] a12

Pass3 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZT3M2QSNWDMD001 (

YEAR_ID SHORT, CATEGORY_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE)

Pass4 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select YEAR_ID,CATEGORY_ID,RunningSum<SortBy= ([YEAR_ID])>(WJXBFS1)

from [previous pass]]

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

94 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Pass5 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZT3M2QSNWDMD001 values (2008, 1, 1)

Pass6 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZTDMBESMXPOJ002 (

YEAR_ID SHORT, CATEGORY_ID SHORT)

Pass7 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZTDMBESMXPOJ002 select pa11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

pa11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_IDfrom [ZZT16JMSID1MD000] pa11

Pass8 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZTDMBESMXPOJ002 select pa11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

pa11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_IDfrom [ZZT3M2QSNWDMD001] pa11

Pass9 - Execution Duration: 0:00:00.00create table ZZT9MCAB4STOD003 (

YEAR_ID SHORT, CATEGORY_ID SHORT)

Pass10 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZT9MCAB4STOD003 select distinct pa11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

pa11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_IDfrom [ZZTDMBESMXPOJ002] pa11

Pass11 - Execution Duration: 0:00:00.00select pa11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,

pa11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,pa12.[WJXBFS1] AS WJXBFS1,pa13.[WJXBFS1] AS WJXBFS2

from [ZZT9MCAB4STOD003] pa11, [ZZT16JMSID1MD000] pa12, [ZZT3M2QSNWDMD001] pa13

where pa11.[CATEGORY_ID] = pa12.[CATEGORY_ID] and pa11.[YEAR_ID] = pa12.[YEAR_ID] and pa11.[CATEGORY_ID] = pa13.[CATEGORY_ID] and pa11.[YEAR_ID] = pa13.[YEAR_ID]

Pass12 - Execution Duration: 0:00:00.00

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy の関数の詳細 1

© 2013 MicroStrategy, Inc. 式中の関数のその他の例 95

create table ZZTMYCAAR65MD004 (CATEGORY_ID SHORT, WJXBFS1 DOUBLE, WJXBFS2 DOUBLE)

Pass13 - Execution Duration: 0:00:00.00[Analytical SQL calculated by the Analytical Engine:

select CATEGORY_ID,Slope(WJXBFS1, WJXBFS2),Intercept(WJXBFS1, WJXBFS2)

from [previous pass]]

Pass14 - Execution Duration: 0:00:00.00insert into ZZTMYCAAR65MD004 values (1,

58938.0812500116, 585341.077083335)

Pass15 - Execution Duration: 0:00:00.04select pa11.[CATEGORY_ID] AS CATEGORY_ID,

a13.[CATEGORY_DESC] AS CATEGORY_DESC0,pa11.[YEAR_ID] AS YEAR_ID,(IIF(ISNULL((pa12.[WJXBFS1] * pa11.[WJXBFS1])), 0,(pa12.[WJXBFS1] * pa11.[WJXBFS1])) +IIF(ISNULL(pa12.[WJXBFS2]), 0, pa12.[WJXBFS2])) ASWJXBFS1

from [ZZT3M2QSNWDMD001] pa11, [ZZTMYCAAR65MD004] pa12, [LU_CATEGORY] a13

where pa11.[CATEGORY_ID] = pa12.[CATEGORY_ID] and pa11.[CATEGORY_ID] = a13.[CATEGORY_ID]

Pass16 - Execution Duration: 0:00:00.00[Populate Report Data]

Pass17 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZT16JMSID1MD000

Pass18 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZT3M2QSNWDMD001

Pass19 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZTDMBESMXPOJ002

Pass20 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZT9MCAB4STOD003

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MicroStrategy の関数の詳細 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス1

96 式中の関数のその他の例 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Pass21 - Execution Duration: 0:00:00.00drop table ZZTMYCAAR65MD004

• Pass0 および Pass1 は、"Revenue {Year}" (売上 {年} ) メ ト リ ッ ク を計算し ます。

• Pass2 では、 LU_YEAR ルッ ク ア ッ プ テーブルで使用可能な各年に

integer 1 を割 り 当て、 "YearNumber" (年、 累計) メ ト リ ッ ク の内部部分を計算し ます。 この メ ト リ ッ ク が、フ ィ ルターを "None" (な し) に設定し た "Year" (年) デ ィ メ ンシ ョ ンを追加する こ と によ って定義されている こ とに注目し て く ださ。 これによ り 、 メ ト リ ッ ク を個別の SQL パスに強制的に入れ、 フ ァ ク ト テーブル内の年のデータだけではな く 、 ルッ クア ッ プ テーブルのすべての年を数えている こ と を確認し ます。

• Pass 3 から Pass14 では、 "YearNumber" (年、 累計)、 "SlopeMetric" ( Slope メ ト リ ッ ク)、および "InterceptMetric" ( Intercept メ ト リ ッ ク) を計算し ます。 Intelligence Server が Pass0、 Pass1、 および Pass2 からの一時テーブル内のデータに基づいて計算を実行し ます。 値が計算され、 一時テーブルに挿入し て戻し ます。

• Pass15 では、 "Forecast" (予測) メ ト リ ッ クは、 前のすべての計算からの情報に基づいて計算されます。 mx+b の計算は、 SQL 文の一部と し て実

行されます。

• 残 り のパスでは、 レポー ト を準備し、 一時テーブルを削除し ます。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 97

22. 標準関数

はじめに

この章で説明する標準関数は、 Sum や Product のよ う な簡単な演算から、

独自の メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 およびフ ィ ルターを定義でき る内部関数にまで及びます。 これらの一連の関数は、 一般的な数学的な計算の実行、データのグループ化、 相関関係の検証、 データの検証、 および表示のためのレポー ト 情報書式設定のための高機能なツールセ ッ ト を提供し ます。

以下のカテゴ リ の関数について説明し ます。

• 「基本関数」 (98 ページ)

• 「日付と時刻関数」 (126 ページ)

• 「内部関数」 (138 ページ)

• 「NULL/Zero 関数」 (155 ページ)

• 「OLAP 関数」 (157 ページ)

• 「Rank および NTile 関数」 (214 ページ)

• 「文字列 関数」 (233 ページ)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

98 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この章の項ご と に、 1 つの関数カテゴ リ について説明し、 各カテゴ リ 内の関数の一覧を示し ます。 それぞれの項には、 個々の関数を理解し、 実装するために必要なデータ も用意されています。 それぞれの関数について、 以下の情報が提供されています。

• 関数によ って返されるデータの説明

• 関数名、 使用可能なパラ メ ーター、 パラ メ ーター設定のデフ ォル ト 値、およびその関数で使用でき るデータ型を含む、 関数の構文

• MicroStrategy で計算が定義されている正確な方法を示す数式 (該当する場合)

• エラー状態、 無効なデータ型、 関数を使用する前に知ってお く べき主要な情報を説明する使用上の注意

• 使用されている関数の例。 これは、 サンプル レポー ト 、 または指定された入力を基に返されるデータについての単純なテキス ト 説明であ る場合があ り ます。

以下の点に注意し て く ださい。

• この項のサンプル レポー ト では、 MicroStrategy Tutorial 似含まれるオブジェ ク ト およびデータが使用されています。

• データベース、 およびそれらがサポー ト し ている関数の リ ス トは、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

基本関数

これらは、 Avg、 Greatest、 Least、 Max、 Min などのよ う な基本的な数学関数で、 も一般的に使用される関数です。

Add

2 つ以上の値の合計を返し ます。 Add 関数は、 1 つの値 リ ス ト 内の値の合計を返す Sum 関数と は異な り ます ( 「Sum」 (121 ページ) を参照)。 Add は、

複数の メ ト リ ッ ク を入力と し て取 り 、 それらの メ ト リ ッ ク の値を加算し ます。

Add 関数の代わ り に Plus 演算子 ( 「加算 ( + )」 (249 ページ) を参照) を使用

し て、 これらのタ イプの メ ト リ ッ ク を組み立て る こ と もでき ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 99

構文

Add(Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

Argument は、 メ ト リ ッ ク または定数であ る必要があ り ます。

Add 関数を使用し て、 関連する メ ト リ ッ ク の合計を返すこ と ができ ます。

下に示すレポー ト では、 "Total Paid Compensation" (支払報酬合計) メ ト リ ックは、Add([Paid Bonus],[Paid Salary]) ( Add ([支払ボーナス],[支払

給与] )) と い う 数式を使用し て、各従業員に支払われた合計報酬を返し ます。このレポー ト は、 MicroStrategy Human Resources Analysis Module (人事分析モジ ュール) で作成された ものです。

Average

Average は、 一連の値を合計し て、 その合計を値の数で除算し ます。 これ

によ り 、 一連の値の平均 (別名、 算術平均) が返されます。

Average 関数は、 1 つの値 リ ス ト 内の値の平均を返す Avg 関数と は異な ります ( 「Avg (平均)」 (100 ページ) を参照)。 Average 関数は、 複数の メ ト

リ ッ ク を入力と し て取 り 、 それらの メ ト リ ッ ク の値を平均し ます。 この関数を使用し て、 レポー ト 上の 2 つ以上の メ ト リ ッ ク の平均を計算し、 表示する こ と ができ ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

100 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Average(引数 1, 引数 2,..., 引数 N)

こ こ で、

引数は、 メ ト リ ッ ク または定数であ る必要があ り ます。

Avg (平均)

Avg は、 1 つの値 リ ス ト の合計を計算し て、 その結果を、 リ ス ト 内の値の

数で除算し ます。 これによ り 、 リ ス ト された値の平均 (算術平均) が返されます。

多 く の場合、 Avg は、 フ ァ ク ト データに基づ く 小計および メ ト リ ッ ク を作

成するために使用されます。 これはグループ値関数です。

構文

Avg<Distinct, FactID, UseLookupForAttributes>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• Distinct は、 すべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用して計算するかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• UseLookupForAttributes は、 ア ト リ ビ ュー ト の集計を実行する場合に使用される、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 ア ト リビ ュー ト を集計する目的では、 Count 関数が も よ く 使用されます。Count 関数と の使用の例を含む、 このパラ メ ーターについての情報は、

「Count」 (101 ページ) を参照し て く ださい。

使用上の注意

Avg 関数は、 NULL 値を無視し ますが、 ゼロ値は計算に使用し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 101

例 1 : 次の簡単な例では、値 ( 4,9,2,9 ) を含む値 リ ス ト の平均は、次のよ う に計算されます。

( 4+9+2+9 ) /4 = 6

例 2 : 次のレポー ト は、 各地域の従業員の平均給与を取得し ます。 レポー トには、 "Region" (地域)、 "Employee" (従業員)、 "Salary" (給与)、 および "Average Salary" (平均給与) メ ト リ ッ ク が含まれます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、 "Northeast" (北東部) および "Southeast" (南東部) に制限されます。 "Average Salary" メ ト リ ッ クは、Avg(Salary){Region} と定義されています。

この関数は、 1 地域内のすべての給与を合計し、 値の数で除算する こ と によ って、 地域の平均給与を算出し ます。

Avg 関数の使用の追加例は、 「例 1 : 変換されたフ ァ ク ト 」 (7 ページ)、 「例 2: 複合メ ト リ ッ ク」 (7 ページ)、 および 「例 1: 平均」 (8 ページ) を参照して く ださい。

Count

Count は、 1 つの値 リ ス ト 内のエレ メ ン ト の数を返し ます。 これはグルー

プ値関数です。

構文

Count<Distinct, FactID, UseLookupForAttributes, Null> (Argument)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

102 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• Argument は、 値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

• Distinct は、 すべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用して計算するかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• UseLookupForAttributes は、 ア ト リ ビ ュー ト の集計を実行する場合に次のよ う に使用される、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

このパラ メ ーターが TRUE に設定されている場合は、 集計は、 レ

ポー ト 上の追加のア ト リ ビ ュー ト によ って生じ た重複を除外し て、ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト の一意のセ ト に対し て実行されます。

このパラ メ ーターを FALSE に設定する と、 集計は、 レポー ト 上の追

加のア ト リ ビ ュー ト を表示する こ と によ って含められる重複エレメ ン ト を含めて、 1 つのア ト リ ビ ュー ト すべてのエレ メ ン ト に対して実行されます。

このパラ メ ーターの使用方法の例は、 「ア ト リ ビ ュー ト のカ ウ ン ト の実行」 (103 ページ) を参照し て く ださい。

この例では、 各地域の従業員の数を計算する レポー ト を作成し ます。 このレポー ト には、 "Region" ア ト リ ビ ュー ト 、 "Employee" ア ト リ ビ ュー ト 、 および "# of Employees" (従業員数) メ ト リ ッ クが含まれます。 レポー ト フ ィルターによ り 、 表示される地域が、 "Central" (中央部)、 "South" (南部)、 "Southeast" (南東部)、 および "Southwest" (南西部) に制限されます。 "# of Employees" メ ト リ ッ クは、 Count(Employee){Region, ~} と定義され

ています。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 103

この関数は、 1 つの地域内の各エン ト リ ーをカ ウ ン ト し て、 カ ウ ン ト の後の数を返し ます。

アトリビュートのカウントの実行

ほ と んどの関数は、 通常、 フ ァ ク ト および メ ト リ ッ ク と と もに使用されますが、 Count 関数は、 通常、 1 つのア ト リ ビ ュー ト のエレ メ ン ト の数をカ

ウ ン ト するために使用されます。 た と えば、 下に示すレポー ト は、 顧客が購入し た各商品の顧客売上を表示し ています。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

104 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

このレポー ト は、 2 つの派生 メ ト リ ッ ク を使用し て、 以下のカ ウ ン ト 情報も表示し ています。

• Number of Customers (顧客数) : この派生 メ ト リ ッ クは、 顧客の数を表

示し ます。 この派生 メ ト リ ッ ク の定義に使用される式は、Count<UseLookupForAttributes=True>(Customer){} です。 このパラ メ ーターを UseLookupForAttributes=True と定義する と、Count 関数は、 各 "Customer" ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト の複数出現を

無視し ます。 上に示すレポー ト では、 個々の商品は無視され、"Customer" の一意のア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト のみがカ ウ ン ト されます。

• Number of Customer Purchases (顧客購入数): この派生 メ ト リ ッ クは、

顧客購入の数を表示し ます。 この派生 メ ト リ ッ ク の定義に使用される式は、 Count<UseLookupForAttributes=False>(Customer){} です。 このパラ メ ーターを UseLookupForAttributes=False と定義する と、 Count 関数は、 各 "Customer" ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト の各

出現をすべてカ ウ ン ト し ます。 上に示すレポー ト は、 個々の商品をカウ ン ト し て、 顧客購入数を表示し ます。

派生 メ ト リ ッ ク の作成およびその他の OLAP Services 機能については、『OLAP Services Guide』 を参照し て く ださい。

First

指定し た順番内で第 1 位であ る、 一連の行に適用される集計の結果を返します。 これは、 OLAP 関数の機能によ る並べ替えを使用する グループ値関数です。

構文

First<FactID, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• SortBy を使用し て、 データ を並べ替える基準と な る ア ト リ ビ ュー ト ま

たは メ ト リ ッ ク を定義する こ と ができ ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 105

First 関数は、 多 く の場合、 小計を定義するために使用されます。 次の例では、 First 関数は、 "Units Received" (入荷数) メ ト リ ッ ク の小計を定義し ていて、 "Year" 2003 ( 2003 年) の、 値を含む 初の "Quarter" (四半期) の入荷を返し ます。 この式は、 小計を次のよ う に定義し ます。

First<SortBy= (Day, Month, Quarter, Year) >([Units Received]){@}

引数は、 小計が適用される メ ト リ ッ ク です。

ユーザー定義の承継の作成および適用についての詳しい手順は、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

GeoMean (幾何平均)

この関数を使用し て、 積に貢献する一連の値の平均を見つける こ と ができます。 Avg 関数が、 合計に貢献する一連の値の算術平均を見つけるのに使用されるのに対し、 GeoMean を使用する と、 変動金利によ る所定の複利の

平均成長率を判定する こ と ができ ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

106 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この関数は、 サイ ズ N の一連の値の積を取 り 、 結果の N 乗根 (別名、 幾何平均) を返し ます。 GeoMean は、 グループ値関数です。

構文

GeoMean <FactID>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

この関数は、 値 リ ス ト 内の値が負の場合は、 エラーを返し ます。

1 年目に 10%、 2 年目に 60%、 3 年目に 20% の利益を得る投資を し ていて、平均利率を知 り たい と し ます。 これらの数値から 1 年目は投資が 1.10 倍、2 年目は 1.60 倍、 3 年目は 1.20 倍 される こ と がわかるので、 Avg 関数は使用でき ません。 こ こでの平均は、 3 つの数値の幾何平均です。 これは、 それぞれの年の投資に掛ける こ と によ って、 1 年目に 1.10、 2 年目に 1.60、 3 年目に 1.20 を掛けた場合と同じ結果が得られる、 1 つの定数をつける こ とであ る と考え る こ と ができ ます。 この定数が、 幾何平均です。

( 1.10 * 1.60 * 1.20 ) 1/3 = 1.283

この場合の幾何平均は 1.283 なので、 平均利率は約 28% です。

Greatest

2 つ以上の値の中で も大きい値を返し ます。 Greatest 関数は、 1 つの値リ ス ト 内で 大の値を返す Max 関数と は異な り ます。 Greatest は、 複数

の リ ス ト を入力と し て取って、 それらの リ ス ト 内のエレ メ ン ト を比較するこ と ができ ます。 この関数は、 メ ト リ ッ ク間の比較に使用されます。

GMy y1y2y3…ynn=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 107

構文

Greatest(Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

Argument は、 メ ト リ ッ ク であ る必要があ り ます。

次の簡単な例は、 Greatest 関数によ ってデータが返される方法を説明し ています。

2 つの値 リ ス ト があ る場合に、 この関数は、 リ ス ト 内のそれぞれ同じ位置の値を比較し て、 それぞれの位置の 大の数値を含む リ ス ト を返し ます

Last

Last 関数は、 並べ替え られた一連の値の う ちで、 後の値を返し ます。 こ

の関数は、 多 く の場合、 下の例に示すよ う に、 小計を定義するために使用されます。 これはグループ値関数です。

構文

Last<FactID, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

リ ス ト 1 リ ス ト 2 結果リ ス ト

21 50 50

18 3 18

42 22 42

30 6 30

7 20 20

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

108 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• SortBy を使用し て、 データ を並べ替える基準と な る ア ト リ ビ ュー ト ま

たは メ ト リ ッ ク を定義する こ と ができ ます。

この例では、 Last は、 "End on Hand" (末在庫) メ ト リ ッ クの小計に使用され、 2003 年 終四半期の在庫商品の合計を返し ます。 小計の式は、 次のよう に定義されます。

Last<SortBy= (Day, Month, Quarter, Year) >(End on Hand) {@ }

ユーザー定義の承継の作成および適用についての詳しい手順は、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

Least

この関数は、 2 つ以上の値の中で も小さい値を返し ます。 Least 関数は、1 つの値 リ ス ト 内で 小の値を返す Min 関数と は異な り ます。 Least は、

複数の リ ス ト を入力と し て取って、 それらの リ ス ト 内のエレ メ ン ト を比較

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 109

する こ と ができ ます。 この関数は、 メ ト リ ッ ク間の比較に使用されます。これは単一値関数です。

構文

Least(Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

Argument は、 メ ト リ ッ ク であ る必要があ り ます。

次の簡単な例は、 Least 関数によ ってデータが返される方法を説明し ています。

2 つの値 リ ス ト があ る場合に、 この関数は、 それらの リ ス ト 内のそれぞれ同じ位置の値を比較し て、 それぞれの位置の 小の数値から構成されたスト を返し ます。

Max ( 大)

Max は、 1 つの値 リ ス ト 内の 大値を返し ます。 た と えば、 この関数を価

格 リ ス ト に対し て使用し て、 あ る商品の 大コ ス ト を判定する こ と ができます。 これはグループ値関数です。

複数の値 リ ス ト 内の 大値を比較するには、 Greatest 関数を使用

し ます。

構文

Max <FactID, UseLookupForAttributes>(Argument)

こ こ で、

リ ス ト 1 リ ス ト 2 結果リ ス ト

21 50 21

18 3 3

42 22 22

30 6 6

7 20 7

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

110 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• UseLookupForAttributes は、 ア ト リ ビ ュー ト の集計を実行する場合に使用される、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 ア ト リビ ュー ト を集計する目的では、 Count 関数が も よ く 使用されます。Count 関数と の使用の例を含む、 このパラ メ ーターについての情報は、

「Count」 (101 ページ) を参照し て く ださい。

次の例では、 1 つのサブカテゴ リ 内の商品のコ ス ト の範囲を表示する レポー ト を示し ています。 1 つのサブカテゴ リ 内の商品の 大のコ ス ト を判定するために、 Max 関数が使用されています。 "Maximum Unit Cost" ( 大単品コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されています。

Maximum([Unit Cost]) {~}

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 111

この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト と "Subcategory" (サブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 および "Minimum Unit Cost" ( 小単品コ スト ) メ リ ッ ク を含むレポー ト に配置されます。 結果のレポー ト は次のよ う に表示されます。

Median

Median は、 リ ス ト された一連の値の中央にあ る値を返し ます。 結果は、

リ ス ト 内の半分の値よ り も大き く 、 も う 半分の値よ り も小さ く な り ます。均等に配分されていない、 または外れ値を含む一連の値を処理する場合は、算術平均の代わ り に、 中央値を使用する こ と ができ ます。 これはグループ値関数です。

構文

Median <FactID>(Argument}

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

112 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

この関数は、 位置の指標を提供し ます。 返される値は、 リ ス ト 内の他の値に相対し た位置を示し ます。 位置指標を提供する も う 1 つの 関数と し ては、 Mode があ り ます。

次の例は、 各地域内の従業員の年齢の中央値を取得するために作成されたレポー ト を示し ています。 このレポー ト には、 "Region" (地域) ア ト リビ ュー ト 、 "Employee" (従業員) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Employee Age" (従業員年齢) ア ト リ ビ ュー ト 、 および "Median Age" (年齢の中央値) メ ト リ ッ ク が含まれます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、 "Mid Atlantic" (中部大西洋岸)、 "Northeast" (北東部)、 および "Southeast" (南東部) に制限されます。 "Median Age" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されています。

Median([Employee Age){Region,~}

この関数は、 1 つの地域内の従業員年齢の リ ス ト を評価し て、 値の リ ス トの中央にあ る値を選択し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 113

Median 関数を使用し た別の例は、 「例 2: 中央値」 (8 ページ) を参照し て ください。

Min ( 小)

Min は、 1 つの値 リ ス ト 内の 小値を返し ます。 た と えば、 この関数を価

格 リ ス ト に対し て使用し て、 あ る商品の 小コ ス ト を判定する こ と ができます。 これはグループ値関数です。

複数の値 リ ス ト 内の 小値を比較するには、 Least 関数を使用し ま

す。

構文

Min <FactID, UseLookupForAttributes>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• UseLookupForAttributes は、 ア ト リ ビ ュー ト の集計を実行する場合に使用される、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 ア ト リビ ュー ト を集計する目的では、 Count 関数が も よ く 使用されます。Count 関数と の使用の例を含む、 このパラ メ ーターについての情報は、

「Count」 (101 ページ) を参照し て く ださい。

次の例では、 1 つのサブカテゴ リ 内の商品のコ ス ト の範囲を表示する レポー ト を示し ています。 1 つのサブカテゴ リ 内の商品の 小のコ ス ト を判定するために、 Min 関数が使用されています。 "Minimum Unit Cost" ( 小単品コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されています。

Minimum([Unit Cost]) {~}

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

114 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト と "Subcategory" (サブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 および "Maximum Unit Cost" ( 大単品コ スト ) メ リ ッ ク を含むレポー ト に配置されます。

Mode

指定された リ ス ト 内で も頻繁に出現する値を返し ます。 これはグループ値関数です。

構文

Mode <FactID, IsRemovable>(Argument)

こ こ で、

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 115

• IsRemovable は、 次に示すよ う に、 1 つの値の Mode がその値自体を返すか、 NULL 値を返すかど う かを指定するパラ メ ーターです。

IsRemovable=True は、 Mode 関数の結果と し て、 その値を返します。 た と えば、 Mode<IsRemovable=True>(4) は、 4 と い う

値を返し ます。

IsRemovable=False は、 1 つの値が提供された と きに、 Mode 関数の結果と し て NULL 値を返し ます。 た と えば、Mode<IsRemovable=False>(4) は、 NULL を返し ます。

Mode 関数に複数の値が提供された場合は、 IsRemovable パラ メ ーターは、 Mode 関数の結果に影響し ません。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

使用上の注意

• この関数は、 位置の指標を提供し ます。 返される値は、 リ ス ト 内の他の値に相対し た位置を示し ます。 位置指標を提供する も う 1 つの 関数とし ては、 Median があ り ます。

• 範囲または リ ス ト 内に繰 り 返される値がない場合は、 NULL 値を返し ます。

次の例は、 1 つのサブカテゴ リ 内の商品の単品コ ス ト の 頻値を取得するレポー ト を示し ています。 このレポー ト は、 さ まざまなサブカテゴ リ でも頻繁に繰 り 返される単品コ ス ト を返し ていますが、 電子機器、 テレ ビ、およびビデオ装置の場合これらのサブカテゴ リ に繰 り 返される単品コ ス トがないので、 NULL 値を返し ます。 このレポー ト には、 "Category" (カテゴリ ) ア ト リ ビ ュー ト 、"Subcategory" (サブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、および "Mode Unit Cost" (単品コ ス ト 頻値) メ ト リ ッ クが含まれます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される カテゴ リ が、 "Books" (書籍) および "Electronics" (電子機器) に制限されます。 "Mode Unit Cost" メ ト リ ッ クは、次のよ う に定義されています。

Mode([Unit Cost])

上記の数式では、 "Unit Cost" (単品コ ス ト ) メ ト リ ッ ク ではな く 、"Unit Cost" フ ァ ク ト が使用されています。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

116 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Multiply

Multiply は、 2 つ以上の値の積を返し ます。 この 関数は、 1 つの値 リ スト 内の値の積を返す Product 関数と は異な り ます ( 「Product」 (117 ページ) を参照)。 Multiply 関数は、 複数の メ ト リ ッ ク を入力と し て取 り 、 そ

れらの メ ト リ ッ ク の値を乗算し ます。

Multiply 関数の代わ り に Times 演算子 ( 「乗算 ( * )」 (248 ページ) を参照

) を使用し て、 これらのタ イプの メ ト リ ッ ク を組み立て る こ と もでき ます。

構文

Multiply(Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

Argument は、 メ ト リ ッ ク または定数であ る必要があ り ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 117

次に示すレポー ト では、 "Unit Profit" (単品利益) メ ト リ ッ クは、Multiply([Unit Price],[Units Sold]) と い う 数式を使用し て、 各

商品の売上を返し ます。 このレポー ト は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ クト で作成された ものです。

Product

リ ス ト 内のすべての値を乗算し ます。 これはグループ値関数です。

構文

Product<FactID>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

値 ( 1、 2、 3、 4 ) を含む値 リ ス ト の場合、 積は、 1*2*3*4 = 24 で計算されます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

118 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

StDevP (母集団の標準偏差)

標準偏差は、 母集団内の値の平均からの差異を示す値です。 異な る値セ ット を類似の平均と比較する場合に便利です。

StDevP は、 値の リ ス ト によ って表される母集団の標準偏差を返し ます。

これはグループ値関数です。

構文

StDevP <FactID >(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

• この関数では、 引数は、 母集団の標本にではな く 、 母集団全体に対応します。 母集団の標本については、 「標本の標準偏差」 を参照し て く ださい。

• 多数の母集団の標本が使用される場合は、 この関数と標本の標準偏差 関数は、 ほぼ等しい結果を返し ます。

この例は、 売上の標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの母集団全体と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 この計算は、 ある地域内の各州の売上値に基づき、 地域レベルで計算されます。

このサンプル レポー ト を StDev の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て ください。

n x2∑ x∑( )2–

n2----------------------

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 119

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、"Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ トリ ッ クおよび "StDevP" メ ト リ ッ ク が含まれています。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、 "South" (南部)、 "Northwest" (北西部) 、 および "Southwest" (南西部) に制限されます。 "StDevP" メ ト リ ッ クの定義は、次の通 り です。

StDevP([Total Revenue]){[Customer Region], ~}

StDev (標本の標準偏差)

標準偏差は、 グループ内の値の平均からの差異を示す指標です。 異な る値セ ッ ト を類似の平均と比較する場合に便利です。

StDev は、 1 つの標本に基づいて、 母集団の標準偏差を返し ます。 これは

グループ値関数です。

構文

StDev <Distinct, FactID>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

120 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Distinct は、 リ ス ト 内のすべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用するための、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

• この関数では、 引数は、 母集団全体ではな く 、 母集団の標本に対応し ます。 母集団全体ついては、 「母集団の標準偏差」 を参照し て く ださい。

• 多数の母集団の標本が使用される場合は、 この関数と母集団の標準偏差 関数は、 ほぼ等しい結果を返し ます。

この例は、 売上の標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの標本と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 この計算は、 あ る地域内の各州の売上値に基づき、 地域レベルで計算されます。

このサンプル レポー ト を StDevP の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し てく ださい。

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、"Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ トリ ッ クおよび "StDev" メ ト リ ッ クが含まれています。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、 "South" (南部)、 "Northwest" (北西部) 、 および "Southwest" (南西部) に制限されます。 "StDev" メ ト リ ッ ク の定義は、 次の通 り です。

StDev([Total Revenue]){[Customer Region], ~}

n x2∑ x∑( )2

n n 1–( )-----------------------

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 121

Sum

値の リ ス ト 内のすべての数値の合計を返し ます。 この関数は、 通常、 メ トリ ッ クおよび小計で使用されます。 Sum は、 グループ値関数です。

構文

Sum <Distinct, FactID, UseLookupForAttributes>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または メ

ト リ ッ ク です。

• Distinct は、 リ ス ト 内のすべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用するための、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

• UseLookupForAttributes は、 ア ト リ ビ ュー ト の集計を実行する場合に使用される、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 ア ト リビ ュー ト を集計する目的では、 Count 関数が も よ く 使用されます。Count 関数と の使用の例を含む、 このパラ メ ーターについての情報は、

「Count」 (101 ページ) を参照し て く ださい。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

122 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この例では、 "Regional Revenue" (地域売上) は、 次のよ う に定義されています。

Sum(Revenue) {[Customer Region], ~}

次のサンプル レポー ト では、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュート 、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Revenue" (売上) メ ト リ ック、 および "Regional Revenue" (地域売上) メ ト リ ッ ク を使用し て、 い く つかの地域の売上の合計を表示する レポー ト を作成し ます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、 "Northeast" (北東部)、 "Northwest" (北西部)、 および "Southeast" (南東部) に制限されます。

VarP (母集団の分散)

分散は、 一連の値の拡散状況の指標です。

VarP は、 母集団全体に基づいて、 この指標を返し ます。 これはグループ値

関数です。

構文

VarP <FactID>(Argument)

こ こ で、

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 123

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

この関数では、 引数は、 母集団の標本にではな く 、 母集団全体に関連し ます。

分散は、 各数値の、 平均からの偏差の平方の平均と し て計算されます。 この例では、 提供されるデータは母集団全体と同じであ る と仮定し て、 あ るカテゴ リ 内のサブカテゴ リ の売上数の分散を計算する レポー ト を作成ます。

このサンプル レポー ト を標本の分散の例と比較し て、 母集団に対して計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認して く ださい。

このレポー ト には、 "Category" (カテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Subcategory" (サブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Units Sold" (売上数) メ ト リ ッ ク、 および "VarP by Category" (カテゴ リ 別 VarP ) メ ト リ ッ クが含まれます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される カテゴ リ が、 "Books" (書籍) および "Movies" (映画) に制限されます。 "VarP by Category" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されています。

n x2∑ x∑( )2

n2-----------------------

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

124 基本関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

VarP([Units Sold]) {Category, ~}

Var (標本の分散)

分散は、 一連の値の拡散状況の指標です。 分散は、 各数値の、 平均からの偏差の平方の平均と し て計算されます。

この関数は、 母集団の標本に基づいて、 分散を計算し ます。 これはグループ値関数です。

構文

Var <Distinct, FactID>(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• Distinct は、 リ ス ト 内のすべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用するための、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで計算を実行

する よ う に強制するパラ メ ーターです。

使用上の注意

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 基本関数 125

この関数を使用する場合、 引数は、 母集団全体ではな く 、 母集団の標本であ る と仮定し ます。

この例では、 提供されるデータは標本であ る と仮定し て、 あ る カテゴ リ 内のサブカテゴ リ の売上数の分散を計算する レポー ト を作成し ます。

このサンプル レポー ト を母集団の分散の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て く ださい。

このレポー ト には、 "Category" (カテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Subcategory" (サブカテゴ リ ) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Units Sold" (売上数) メ ト リ ッ ク、 および "Var by Category" (カテゴ リ 別 Var ) メ ト リ ッ ク が含まれます。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される カテゴ リ が、 "Books" (書籍) および "Movies" (映画) に制限されます。 "Var by Category" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されています。

Var([Units Sold]) {Category, ~}

n x2∑ x∑( )2

n n 1–( )-----------------------

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

126 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

日付と時刻関数

この項では、 日付と時刻関数について説明し ます。 これらの関数は、 分析エンジンではサポー ト されていないため、 データベースで計算する必要があ り ます。

MicroStrategy 分析エンジンは、 日付と時刻関数を計算し ません。 ご使用のデータベースに、 SQL 構文によ る日付と時刻関数のサポー ト が含まれていない場合は、 ご使用の環境では、 これらの関数は計算でき ません。 ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど う かについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) を参照し て く ださい。

日付と時刻関数によ って返される結果は、 ご使用のデータベースが日付を保存および解釈する方法 (た と えば、 月曜日が週の 1 日目か 2 日目か、 ど) によ って異な り ます。

AddDays

AddDays は、 指定された日付の N 日前または後に発生する日付を計算する

ために使用されます。 この情報は、 日付またはタ イ ム ス タ ンプの形式で返されます。

構文

AddDays(Date/Time,Offset)

こ こ で、

• Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

• Offset は、 追加する日数の整数値です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

AddDays('2004-07-29', 4) = 2004-08-02

AddDays('2004-07-29 02:00:00', 4) = 2004-08-02 02:00:00

AddDays('2004-03-01', -4) = 2004-02-26

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 127

AddMonths

AddMonths は、 指定された日付の N か月前または後に発生する日付を計

算するために使用されます。 この情報は、 日付またはタ イ ム ス タ ンプの形式で返されます。

新しい日付が新しい月に存在し ない場合は、 新しい月が返されます。

構文

AddMonths(Date/Time,Offset)

こ こ で、

• Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

• Offset は、 追加する月数の整数値です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

AddMonths('2004-07-29', 3) = 2004-10-29

AddMonths('2004-07-29 10:00:00', 3) = 2004-10-29 10:00:00

AddMonths ( '2003-03-31', -1 ) = 2003-02-28

CurrentDate

データベース タ イマーによ って提供される現在の日付を返し ます。

この関数は、 入力変数を取 り ません。

構文

CurrentDate()

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

128 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

CurrentDateTime

データベース タ イマーによ って提供される現在の日付と時刻を返し ます。

この関数は、 入力変数を取 り ません。

構文

CurrentDateTime()

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

CurrentTime

データベース タ イマーによ って提供される現在の時刻返し ます。

この関数は、 入力変数を取 り ません。

構文

CurrentTime()

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

Date

日付 - 時刻列の日付の部分のみを返し ます。 時刻は、 丸められるのではなく 、 切 り 捨て られます。

構文

Date(Date/Time)

こ こ で、

Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 129

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

Date('2004-07-29') = 2004-07-29

Date('2004-07-29 02:00:00') = 2004-07-29

DayofMonth

提供された日付の、 月内の何日目かに対応する番号を返し ます。 返される値は、 1 から 31 までの整数値です。

構文

DayofMonth(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 7/11/2002 だ と、 出力は整数 11。

入力が日付 2003/10/10 だ と、 出力は整数 10。

DayofWeek

入力日付に対応する曜日の番号を返し ます。 戻 り 値は、 1 から 7 までの整数です。

構文

DayofWeek(Argument)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

130 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 5/16/2003 だ と、 出力は整数 6。

入力が日付 2003/9/9 だ と、 出力は整数 3。

DayofYear

入力日付の、 年初からの何日目かを示す番号を返し ます。 戻 り 値は、 1 から 365 までの整数です。

構文

DayofYear(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 1/16/2003 だ と、 出力は整数 16。

入力が日付 2/17/2003 だ と、 出力は整数 48。

DaysBetween

指定された 2 つの日付の間の日数の違いを整数値で返し ます。 違いの計算は、 経過し た 24 時間の期間の数ではな く 、 通過し た日付の境界の数に基づき ます。 1 つ目の日付引数が 2 つ目の日付引数よ り も後の日付であ る場合

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 131

は、 結果は負の数にな り ます。 計算の実行前にタ イ ム ス タ ンプが切 り 落とされるので、 結果には、 タ イ ム ス タ ンプは表示されません。

構文

DaysBetween(Date/Time1, Date/Time2)

こ こ で、

• Date/Time1 は、 開始日です。

• Date/Time2 は、 終了日です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

DaysBetween('2004-07-29', '2004-07-25') = -4

DaysBetween('2004-07-29 02:00:00', '2004-07-31 01:00:00') = 2

Hour

入力時刻の時間の整数値を返し ます。 戻 り 値は、 0 から 23 までの整数です。

構文

Hour(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付と時刻の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 9 : 45 am だ と、 出力は整数 9。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

132 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

入力が日付 11 : 10 pm だ と、 出力は整数 23。

Millisecond

入力時刻の ミ リ 秒の整数値を返し ます。

構文

Millisecond(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付と時刻の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

Minute

入力時刻の分の整数値を返し ます。 戻 り 値は、 0 から 59 までの整数です。

構文

Minute(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付と時刻の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 9 : 45 am だ と、 出力は整数 45。

入力が日付 11 : 10 pm だ と、 出力は整数 10。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 133

Month

入力日付内の、 何月かを示す番号を返し ます。 戻 り 値は、 1 から 12 までの整数です。

構文

Month(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 5/16/2003 だ と、 出力は整数 5。

入力が日付 2003/9/3 だ と、 出力は整数 9。

MonthEndDate

日付またはタ イ ム ス タ ンプが発生し た月の 終日の日付を返し ます。

構文

MonthEndDate(Date/Time)

こ こ で、

Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

MonthEndDate ( '2004-07-29' ) = 2004-07-31

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

134 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

MonthEndDate ( '2004-07-29 02 : 00 : 00' ) = 2004-07-31

MonthStartDate

日付またはタ イ ム ス タ ンプが発生し た月の 初の日の日付を返し ます。

構文

MonthStartDate(Date/Time)

こ こ で、

Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

MonthStartDate('2004-07-29') = 2004-07-01

MonthStartDate('2004-07-29 02:00:00') = 2004-07-01

MonthsBetween

指定された 2 つの日付の間の月数の違いを整数値で返し ます。 この違いは、通過し た月の境界の数によ ってではな く 、 経過し た月数によ って計算されます。 1 つ目の日付引数が 2 つ目の日付引数よ り も後の日付であ る場合は、結果は負の数にな り ます。 計算の実行前にタ イ ム ス タ ンプが切 り 落と されるので、 結果には、 タ イ ム ス タ ンプは表示されません。

構文

MonthsBetween(Date/Time1, Date/Time2)

こ こ で、

• Date/Time1 は、 開始日です。

• Date/Time2 は、 終了日です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 135

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MonthsBetween('2004-07-29', '2004-02-28') = -5

MonthsBetween('2004-07-29 02:00:00', '2004-09-29 01:00:00') = 2

Quarter

入力日付内の、 年のどの四半期かを示す番号を返し ます。 戻 り 値は、 1 から 4 までの整数です。

構文

Quarter(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 5/16/2003 だ と、 出力は整数 2。

入力が日付 2003/9/3 だ と、 出力は整数 4。

Second

入力時刻の秒の整数値を返し ます。 戻 り 値は、 0 から 59 までの整数です。

構文

Second(Argument)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

136 日付 と時刻関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

Argument は、 日付と時刻の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

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入力が日付 9 : 45 : 13 am だ と、 出力は整数 13。

入力が日付 11 : 10 : 47 pm だ と、 出力は整数 47。

Week

入力日付内の、 年の何週目かを示す番号を返し ます。 戻 り 値は、 1 から 54 までの整数です。

構文

Week(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 5/16/2003 だ と、 出力は整数 20。

入力が日付 2003/9/9 だ と、 出力は整数 37。

Year

入力日付の年を返し ます。 戻 り 値は、 1900 から 9999 までの整数です。

構文

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 日付と時刻関数 137

Year(Argument)

こ こ で、

Argument は、 日付の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

入力が日付 5/16/2003 だ と、 出力は整数 2003。

入力が日付 2002/9/9 だ と、 出力は整数 2002。

YearEndDate

日付またはタ イ ム ス タ ンプが発生し た年の 終日の日付を返し ます。

構文

YearEndDate(Date/Time)

こ こ で、

Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

YearEndDate ( '2004-07-29' ) = 2004-12-31

YearEndDate ( '2004-07-29 02 : 00 : 00' ) = 2004-12-31

YearStartDate

日付またはタ イ ム ス タ ンプが発生し た年の 初の日の日付を返し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

138 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

YearStartDate(Date/Time)

こ こ で、

Date/Time は、 入力日付またはタ イ ム ス タ ンプです。

ご使用のデータベースが各種の日付と時刻関数をサポー ト し ているかど うかについては、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」(393 ページ) を参照し て く ださい。

YearStartDate ( '2004-07-29' ) = 2004-01-01

YearStartDate ( '2004-07-29 02 : 00 : 00' ) = 2004-01-01

内部関数

以下は、 内部関数タ イプです。

• MicroStrategy の Apply (つま り Pass-through ) 関数を使用する こ と によ

り 、 MicroStrategy の標準ではない、 多 く の リ レーシ ョ ナル データベース管理システム ( RDBMS ) に含まれる機能にア ク セスすこ と ができ ます。これらの MicroStrategy 関数は、 ウ ェアハウ ス データベースに渡される非標準 SQL 式のコ ンテナーと し て機能し ます MicroStrategy の Apply 関数を以下に示し ます。

ApplyAgg は、 グループ値集計関数を使用し て、 シンプル メ ト リ ッ

ク またはフ ァ ク ト を定義し ます。

ApplyComparison は、 比較演算子を使用し てカス タ ム フ ィ ル

ターを定義し ます。

ApplyLogic は、 論理演算子を使用し てカス タ ム フ ィ ルターを定義

し ます。

ApplyOLAP は、 Rank および RunningSlope などのデータベース固有

の OLAP 関数を使用し て、 複合関数を定義し ます。

ApplySimple は、 “+”、 “-”、 および “*” などの単純な演算子およ

び関数を使用し て、 データベース レベルで単一値演算を実行し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 139

• Banding 関数は、 レポー ト に表示されたデータ を区別するために使用されます。 次の方法で、 データ をバン ド に分ける こ と ができ ます。

Banding は、 値を同じサイ ズのバン ド に均等配置し ます。

BandingC は、 値を指定数のバン ド に均等配置し ます。

BandingP は、 特定間隔の値に基づいて、 値を指定数のバン ド に均

等配置し ます。

• Case 関数 は、 ユーザー定義条件の評価に基づいて、 指定されたデータ を返し ます。

これらの関数のそれぞれについては、 以下の項で詳し く 説明し ます。

Apply (パススルー) 関数

MicroStrategy の Apply 関数を使用する こ と によ り 、 MicroStrategy の標準関数でない、 多様な リ レーシ ョ ナル データベース管理システム (RDBMS) プラ ッ ト ォームで提供される関数または構文構造体にア ク セスする こ と ができ ます。

MicroStrategy では、 MicroStrategy の標準関数を使用し て同じ目的を達成でき る場合は、 Apply 関数を使用し ないこ と をお勧めし ます。 これは、 RDBMS 関数を使用する と、 事実上、 MicroStrategy 製品の検証およびその他の利点をバイパスするからです。 MicroStrategy 製品に同等の機能が存在し ない場合にのみ、 Apply 関数を使用する こ と をお勧めし ます。 Apply 関数を使用する必要があ る場合は、 MicroStrategy では、 将来の製品 リ リ ースに希望する機能と し て含める よ う に機能拡張に関する要求を提出すこ と を奨励し ています。

Apply 関数に共通する構文

それぞれの Apply 関数に独自の構文があ り ますが、 すべての Apply 関数が、以下に示すい く つかの構文上の共通の特徴があ り ます。

• Apply 関数構文内の “#n” は、 データベースに渡される MicroStrategy オブジェ ク ト のプレースホルダーの役割を果た し ます。 これらのオブジェク ト を参照するためのイ ンデッ ク スは、 0 で始ま り 、 連続するオブジェク ト のそれぞれが渡されるたびに 1 ずつ増加し ます。 た と えば、ApplySimple("#0 * #1",[col1],[col2]) は、 #0 と #1 で参照される col1 と col2 と い う 2 つのア イ テムが、 それぞれデータベースに

渡されて (データベースによ って) 乗算される よ う に指定し ます。 Apply 関数内の参照の数 (た と えば、 #0、 #1 など) が、 その関数で渡されるオ

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

140 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ブジェ ク ト の数を超えている場合は、 MicroStrategy では、 余分な参照の代わ り に 後のオブジェ ク ト が渡されます。 た と えば、ApplySimple("#0 * #1 * #2 * #3",[col1],[col2]) は、 使用

し ている参照の数が渡す引数の数よ り も 2 つ多いので、 MicroStrategy は、 #2 と #3 と い う 余分な参照を、 リ ス ト の 後のオブジェ ク ト である col2 と し て渡し ます。

• プレースホルダーではな く 、 文字と し て # を使用するには、 4 つの # 文字を並べて使用し ます。 次の構文の例を参照し て く ださい。

ApplyComparison(UPPER(#0) like ‘Z####%’, Country@DESC)

この関数の SQL は次の とお り です。

Select a.11[COUNTRY_ID] AS COUNTRY_ID from [LU_COUNTRY] a11 where upper(a11.[COUNTRY_NAME]) like ‘Z#%’

• Apply 関数を使用する場合は、 フ ォーム グループは分析エンジンによ って無視されるので、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム式にフ ォーム グループを使用ないで く ださい。 代わ り に、 単一フ ォームを使用し ます。 た と えば、 Customer@Name ( Name (氏名) には、 Customer (顧客) の名、 ミ ド ルネーム、 姓が含まれる) を使用する代わ り に、 ユーザー ID または他の単一フ ォ ムを使用し ます。

Apply 関数の詳細および例は、 「Apply (パス スルー) 関数」 (11 ページ) を参照し て く ださい。

ApplyAgg

ApplyAgg 関数は、 データベース特有のグループ値関数を使用し て、 シン

プル   メ ト リ ッ ク またはフ ァ ク ト を定義するために使用されます。 ApplyAgg 関数自体はグループ値関数で、 フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト 、 メ

ト リ ッ ク を入力と し て受け取 り ます。

構文

ApplyAgg()

フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト および メ ト リ ッ ク を入力と し て受け入れます。

すべてのプレースホルダーは、 #0 で始ま り 、 1 ずつ増加する必要があ り ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 141

ApplyAgg(“Regrsxx(#0,#1)”, [Argument 1], [Argument 2] {~+}

ApplyComparison

ApplyComparison は、 RDBMS に渡される SQL 内の WHERE 句を設定する

こ と によ ってフ ィ ルターを定義するために使用され、 フ ァ ク ト 、 ア ト リビ ュー ト 、 および メ ト リ ッ ク を入力と し て取 り ます。

ApplyComparison 関数は、 >、 like、 および In などの RDBMS 比較演

算子と と もに使用されます。

構文

ApplyComparison()

ApplyComparison ("#0>#1", Store@ID,2)

ApplyComparison 関数の別の例は、 「例 : プロ ンプ ト された日付を確認する ApplyComparison」 (12 ページ) を参照し て く ださい。

ApplyLogic

ApplyLogic 関数は、 カス タ ム フ ィ ルターを定義するために使用されます。 この関数は、 AND および OR などの論理演算子と と もに使用されます。ApplyLogic は、 論理関数です。

構文

ApplyLogic()

論理 (ブール) 値を受け入れます。

ApplyLogic(“#0 and #1”, Year@ID>2003, Month@ID>200301)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

142 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ApplyOLAP

OLAP 関数は、 データのセ ッ ト を入力と し て取 り 、 データのセ ッ ト を出力と し て生成し、 通常、 あ る種の基準に従ってデータのセ ッ ト を並べ替え るグループ値関数です。

ApplyOLAP は、 使用し ている RDBMS のネイ テ ィ ブの機能を使用し たい場

合に OLAP 機能を利用するために使用する、 MicroStrategy の Apply 関数ツールです。 この関数は、 Rank() などのデータベース固有の関数を利用し て複合 メ ト リ ッ ク を定義するために使用されます。 ApplyOLAP は、ApplySimple と同様に メ ト リ ッ ク を定義するために使用されますが、 入

力と し て メ ト リ ッ クのみを受け入れる点が異な り ます。

構文

ApplyOLAP()

メ ト リ ッ ク のみを入力と し て受け入れます。

ApplyOLAP(“RunningSlope(#0,#1)”, [Metric 1], [Metric 2])

ApplySimple

ApplySimple は、 単一値関数です。 この関数は、 データ固有の単一値関

数と単純な演算子を SQL に直接挿入するために使用されます。

一般に、 ApplySimple を使用し て次のオブジェ ク ト を作成でき ます。

• ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム

Apply 関数の場合、 引数のア ト リ ビ ュー ト フ ォームには、 フ ォーム グループではな く 、 1 つのフ ォームを指定する必要があ り ます。 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームに基づ く 定義はエンジンによ って無視されます。

• コ ン ソ リ デーシ ョ ン

• カス タ ム グループ

• フ ァ ク ト

• メ ト リ ッ ク

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 143

• 小計

• ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン

コ ン ソ リ デーシ ョ ン、 カス タ ム グループ、 メ ト リ ッ ク、 小計の詳細は、 4 章、 「カス タ ム グループ と コ ン ソ リ デーシ ョ ン」 を参照し て く ださい。

構文

ApplySimple()

Accepts facts, attributes, and metrics as input.

オブジ ェ ク ト 作成の例

カス タム式内での例

• ApplySimple("Datediff(YY,#0,getdate())", [BIRTH_DATE])

• ApplySimple("Months_between(sysdate,#0)", [CURRENT_DT])

誤った使用例

• ApplySimple("Sum(#0)",[Column 1])

• ApplySimple("Count(#0)",[Column 2])

上の 2 つの例は誤った例であ るため、 アプ リ ケーシ ョ ンには使用し ないでく ださい。 これには次の 2 つの理由があ り ます。

• ApplySimple は単一値関数であ るため、 単一値関数と共にのみ使用できます。 Sum と Count はいずれも グループ値関数です。 し たがって、ApplySimple と一緒に使用はでき ません。

式タ イプ 例

ア ト リ ビ ュー ト ApplySimple ( “Datediff ( YY,#0,getdate ())” , [BIRTH_DATE] )(こ こ で、[BIRTH_DATE] はア ト リ ビ ュー ト )

ApplySimple ( “Months_between ( sysdate,#0 )” , [CURRENT_DT] )(こ こ で、[CURRENT_DT] はア ト リ ビ ュー ト )

複合メ ト リ ッ ク ApplySimple ( “Greatest ( #0,#1,#2 )” , Metric_1, Metric_2,Metric_3 )

ApplySimple ( " CASE WHEN #0 between 0 and 100000 THEN 'Low' WHEN #0 between 100001 and 200000 THEN 'Med' ELSE 'High' END ", Sum ( Revenue ) {~} )

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

144 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Sum および Count は、 どち ら も MicroStrategy 関数であ り 、 データベース固有の関数ではあ り ません。 し たがって、 ApplySimple またはその他の Apply 関数と併用し ないで く ださい。

Banding 関数

Banding 関数は、 レポー ト 上のデータ をグループ化し て、 1 つの連続し た リス ト と し て表示される場合よ り もわか り やす く 美し く するために使用されます。 MicroStrategy には、 データ を分割する方法によ って使い分け られるよ う に、 さ まざまなバン ド オプシ ョ ンが用意されています。 Banding 関数、それらの構文、 および例を、 以下に示し ます。

カス タ ム グループ内の Banding 関数についての詳細は、『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

Banding

この関数は、 特定の範囲内に入る メ ト リ ッ ク値を特定の整数のバン ド値にマ ッ プし ます。 範囲およびバン ド値は、 関数に入力されるパラ メ ーターによ って指定されます。 た と えば、 範囲を 5,000 に指定する と、 売上額が、 0 ~ 5,000、 5,001 ~ 10,000、 10,001 ~ 15,000、 などのバン ド で表示されます。 Banding は単一値関数です。

構文

Banding <HasResidue>(Argument, StartAt, StopAt, Size)

こ こ で、

• Argument は メ ト リ ッ ク です。

• StartAt および StopAt は、 バン ド に設定する全範囲の値を指定する実

数です。

• Size は、 各バン ド の幅を指定する実数です。

• HasResidue は、 StartAt 値から StopAt 値までの範囲に含まれないすべての値のために追加のバン ド を作成するかど う かを定義する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 HasResidue を TRUE に定義する

と、 関数は、 定義されたバン ド範囲外のすべての値を識別するために使用する追加のバン ド を作成でき ます。

使用上の注意

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 145

関数の構文で設定されている開始値から終了値までの範囲外にあ る、 リ スト 内の値には、 レポー ト イ ン ターフ ェ イ ス内の 0 (ゼロ) のバン ド が割 り 当て られます。

次の例は、 Banding 関数がレポー ト データにどのよ う に作用するかを示しています。 この例では、 各都市の売上合計を使用し て、 レポー ト データ をい く つかのバン ド に分割し ています。

• 大の売上合計は、 405, 367 ( New York ) です。

• 小の売上は、 668 ( Cleveland ) です。

この メ ト リ ッ ク関数の構文は、 次の とお り です。

Banding([Total Revenue], 1, 410000, 20000)

• "Total Revenue" は Sum(Revenue) で定義される メ ト リ ッ ク で、Banding

関数の操作の基準と な る値の リ ス ト を示し ます。

• 1 は、 バン ド の始めの値です。

• 410,000 は、 バン ド の終わ り の値です。

• 20,000 は、 それぞれのバン ド に含まれる値の範囲のサイ ズです。

こ こでは、 結果のレポー ト の一部のみが示されています。

結果では、 21 個のバン ド が作成され、 それぞれが 20,000 ド ルの売上合計範囲を含みます。 バン ド の数を決定するには、 410,000 を 20,000 で割る と結

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

146 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

果が 20.5 にな り ます (整数 21 に四捨五入されます)。 それぞれのバン ド に、1 から 21 までの整数値が割 り 当て られます。

BandingC ( バンド カウント )

BandingC は、 特定数のバン ド でグループ化し た メ ト リ ッ ク データ をかえ

し、 整数値を結果バン ドへ割 り 当てます(例、 ド ル売上合計 25,000 を 5 つの均一バン ド で表示)。 これは単一値関数です。

構文

BandingC <HasResidue>(Argument, StartAt, StopAt, BandCount)

こ こ で、

• Argument は メ ト リ ッ ク です。

• BandCount は、 除算し た合計を分割し たバン ド数を指定する正の整数で

す。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 147

• StartAt および StopAt は、 バン ド に設定する全範囲の値を指定する実

数です。

• HasResidue は、 StartAt 値から StopAt 値までの範囲に含まれないすべての値のために追加のバン ド を作成するかど う かを定義する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 HasResidue を True に定義する

と、 関数は、 定義されたバン ド範囲外のすべての値を識別するために使用する追加のバン ド を作成でき ます。

使用上の注意

Start 値と Stop 値で指定された範囲外の値には、 0 (ゼロ) のバン ド が割 り 当て られます。

次の例は、 BandingC 関数がレポー ト データにどのよ う に作用するかを示しています。 この例は、 Banding 関数の例と同じ値のセ ッ ト を使用し ています。 BandingC 関数を使用し て、 値の範囲に作成されるバン ド の数を指定でき ます。

この メ ト リ ッ ク関数の構文は、 次の とお り です。

BandingC([Total Revenue], 1, 410000, 25)

こ こ で、

• "Total Revenue" は Sum(Revenue) で定義される メ ト リ ッ ク で、

BandingC 関数の操作の基準と な る値の リ ス ト を示し ます。

• 1 は、 バン ド の始めの値です。

• 410,000 は、 バン ド の終わ り の値です。

• 25 は、 値を分割するバン ド の数です。

こ こでは、 結果のレポー ト の一部のみが示されています。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

148 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果は、 同じサイ ズのバン ド が 20 個作成されます。 それぞれのバン ド の範囲を指定するには、 410,000 を 25 で割る と結果が 16,400 にな り ます。 それぞれのバン ド に、 1 から 25 までの整数値が割 り 当て られます。

BandingP ( バンド点 )

ユーザーが指定し た境界点の値で識別されるバン ド にグループ化された メト リ ッ ク データ を返し ます (た と えば、 0 ~ 5,000、 5,000 ~ 20,000、 20,000 ~ 30,000 )。 この関数では、 結果の メ ト リ ッ ク に整数値が割 り 当て られ、ユーザーは異な る幅のバン ド間隔を作成でき ます。 これは単一値関数です。

構文

BandingP <HasResidue>(Argument, Boundary1, Boundary2,..., BoundaryN)

こ こ で、

• Argument は メ ト リ ッ ク です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 149

• Boundary1 から BoundaryN は、 それぞれのバン ド のカ ッ ト オフ値を指定する実数です。 Boundary1 は Boundary2 よ り 小さい、 Boundary2 は Boundary3 よ り 小さい数値です。

• HasResidue は、 Boundary1 値から BoundaryN 値までの範囲に含まれな

いすべての値のために追加のバン ド を作成するかど う かを定義する、TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。 HasResidue を TRUE に定

義する と、 関数は、 定義されたバン ド範囲外のすべての値を識別するために使用する追加のバン ド を作成でき ます。

次の例は、 BandingP 関数がレポー ト データにどのよ う に作用するかを示しています。 この例でも、 これまでの例 ( Banding および BandingC ) の場合と同じデータのセ ッ ト を使用し ます。 BandingP 関数を使用し て、 それぞれの間隔に境界を指定でき ます。

この メ ト リ ッ ク関数の構文は、 次の とお り です。

BandingP([Total Revenue], 1,20000,40000,60000,80000,100000,410000)

こ こ で、

• "Total Revenue" は Sum(Revenue) で定義される メ ト リ ッ ク で、

BandingP 関数の操作の基準と な る値の リ ス ト を示し ます。

• 他のすべての値は、 間隔の境界を指定する ものです。 次のよ う に、 6 つの間隔が定義されます。

バン ド 1 : 1 ≤ [Total Revenue] < 20000

バン ド 2 : 20,000 ≤ [Total Revenue] < 40,000

バン ド 3 : 40,000 ≤ [Total Revenue] < 60,000

バン ド 4 : 60,000 ≤ [Total Revenue] < 80,000

バン ド 5 : 80,000 ≤ [Total Revenue] < 100,000

バン ド 6 : 100,000 ≤ [Total Revenue] ≤ 410,000

こ こでは、 結果のレポー ト の一部のみが示されています。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

150 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Case 関数

Case 関数 は、 ユーザー定義条件の評価に基づいて、 SQL ク エ リ に指定されたデータ を返し ます。 通常、 ユーザーは、 条件および対応する戻 り 値の リス ト を指定し ます。 MicroStrategy は、 データ ウ ェアハウ ス を ク エ リ する場合、 どの条件が真であ る と評価されているかを判別し て、 ユーザーが指定し た値の中でその条件に対応する値を返し ます。 Case 関数、 それらの構文、 および例を、 以下に示し ます。

Case

この関数は、 条件が真であ る と評価される まで複数の式を評価し て、 対応する値を返し ます。 すべての条件が偽であ る場合は、 デフ ォル ト 値が返されます。 Case を使用する こ と によ り 、 複数の条件に基づいてデータ を分類

する こ と ができ ます。 これは単一値関数です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 151

構文

Case (Condition1, ReturnValue1, Condition2,ReturnValue2,..., DefaultValue)

こ こ で、

• Condition1 は、 1 番目に評価される条件です。 この条件には、 メ ト リ ッ

ク、 比較演算子、 論理演算子、 および定数を含める こ と ができ ます。

• ReturnValue1 は、 Condition1 条件が TRUE の場合に返される、 定数

または メ ト リ ッ ク値です。

• Condition2 は、 2 番目に評価される条件です。 この条件には、 メ ト リ ッ

ク、 比較演算子、 論理演算子、 および定数を含める こ と ができ ます。

• ReturnValue2 は、 Condition2 条件が TRUE の場合に返される、 定数

または メ ト リ ッ ク値です。

• ... は、 任意の数の条件および戻 り 値を この関数を通し て渡すこ と ができる こ と を表し ています。

• DefaultValue は、 他のいずれの条件も TRUE でない場合に返される情報

です。

この例では、 "Total Revenue" メ ト リ ッ ク で表される売上が 300,000 未満の場合に関数が 0 を返し、 売上が 600,000 未満の場合に関数が 1 を返し、 売上がそれ以外の値の場合に関数が 2 を返すレポー ト を生成し ます。 "Case" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

Case(([Total Revenue] < 300000), 0, ([Total Revenue] < 600000), 1, 2)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

152 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Case と If の違い

If 関数は、 Case 関数と非常に似ています。 どち らの関数も、 条件を引数とし て取 り 、 条件が真かど う かによ って値を返し ます。 Case 関数は、 複数の条件引数を評価でき ますが、 If 関数は 1 つの条件しか評価でき ません。 ただし、 If 関数は SQL エンジン または分析エンジンで評価でき ますが、 Case 関数は、 分析エンジンによ ってのみ、 評価されます。

CaseV (Case ベクター )

CaseV は、 1 つの メ ト リ ッ ク を評価し、 結果によ って異な る値を返し ます。

この関数は、 メ ト リ ッ ク に ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンを実行するために使用する こ と ができ ます。 た と えば、 1 から 12 の範囲の値の リ ス ト が提供される場合、 CaseV は、 1 の値に "January" ( 1 月) 、 2 の値に "February" ( 2 月

) などを返すこ と ができ ます。 これは単一値関数です。

構文

CaseV (Argument, Value1, Result1, Value2, Result2, ..., DefaultResult)

こ こ で、

• Argument は、 すべての値を比較する対象と な る メ ト リ ッ ク です。

• Value1 は、 評価する 初の値 (定数または メ ト リ ッ ク) です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 内部関数 153

• Result1 は、 Value1 値が Metric の値と等しい場合に返される情報 (定数

または メ ト リ ッ ク) です。

• Value2 は、 評価する 2 番目の値 (定数または メ ト リ ッ ク) です。

• Result2 は、 Value2 値が Metric の値と等しい場合に返される情報 (定数

または メ ト リ ッ ク) です。

• ... は、 任意の数の条件および戻 り 値を この関数を通し て渡すこ と がで

き る こ と を表し ています。

• DefaultResult は、 他のいずれの値も Metric と同じでない場合に返され

る情報 (定数または メ ト リ ッ ク) です。

使用上の注意

CaseV 式内の メ ト リ ッ ク または引数は、 常に、 Float 値と し て保持されます。 これは、 値が 2 の場合でも、 2.00000 と し て保持される と い う こ と です。 し たがって、 2 と 2.00000 が等しい と見な される こ と はあ り ません。 このため、 善策は、た と えば、CaseV ( int ( M1 ) , 2, A,... ) のよ う な整数関数内で、 メ ト リ ッ ク または引数を切 り 捨て る こ と です。

この例では、 この商品の "Unit Profit" (単品利益) が 2 の場合に関数が 200 を返し、 この商品の "Unit Profit" が 3 の場合に関数が 300 を返し、 "Unit Profit" それ以外の値の場合に関数が 1000000 を返すレポー ト を生成し ます。"Unit Profit" と い う 1 つの メ ト リ ッ クが、 複数の数値に対し てどのよ う に評価されるかに注意し て く ださい。 このレポー ト には、 "Item" (商品) ア ト リビ ュー ト および "Unit Profit" メ ト リ ッ ク "CaseV" メ ト リ ッ ク が含まれます。レポー ト フ ィ ルターによ って、 商品が "Action" (ア ク シ ョ ン) サブカテゴ リに含まれる ものに制限されます。 "CaseV" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

CaseV ([Unit Profit], 2, 200, 3, 300, 1000000)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

154 内部関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Coalesce

NULL でない 初の引数の値を返し ます。 Coalesce を使用し て、 完全に

入力されていない可能性のあ るテーブル内、 または メ ト リ ッ ク定義内のデータ を識別する こ と ができ ます。

構文

Coalesce (Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

Coalesce 関数の引数には、 NULL か NULL でないかを評価でき る任意の

式を使用でき ます。

使用上の注意

Coalesce 関数は メ ト リ ッ ク を定義する と きに使用でき ますが、 しばしば、SQL ク エ リ での Coalesce 関数の使用をサポー ト するために ク エ リ ビルダーの能と と もに使用されます。 詳細は、 次の例を参照し て く ださい。

データベースに、 yyyymm 形式の MONTH_ID (月 ID ) 列含む 2 つのテーブル

T1 および T2 があ る と し ます。 特定の付きでフ ィ ルターし たいが、 どのテーブルに月データが入力されているかがわか り ません。 ク エ リ ビルダー

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. NULL/Zero 関数 155

エデ ィ ターで、 Coalesce(T1.MONTH_ID, T2.MONTH_ID) = 200410

と い う 条件を作成する こ と によ って、 SQL ク エ リ をフ ィ ルターする こ と ができ ます。 この SQL ク エ リ の WHERE 句は、 MONTH_ID 列内の NULL で

ない 初の値をチェ ッ ク し て、 それを 200410 と い う 値と比較し ます。

ク エ リ ビルダの詳細は、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照し て く ださい。

NULL/Zero 関数

NULL/Zero 関数は、 多 く の場合、 レポー ト に NULL と ゼロ を表示する法

方を指定するために使用されます。 これらの関数は、 有効な結果を得るためのデータ検証形式と し て使用する こ と もでき ます。 た と えば、 5 + NULL

などの通常無効な数式を、 5 + 0 に変更する こ と ができ ます。

IsNotNull

入力値が NULL でない場合は、 TRUE (真) を返し ます。 それ以外は、 FALSE

(偽) を返し ます。 これは比較関数です。

構文

IsNotNull(Argument)

こ こ で、

Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

IsNull および IsNotNull 関数は、 データベースから返されたデータにのみ作用し ます。 た と えば、 データベースのデータが NULL であ る場合は、IsNotNull 関数は偽を返し ます。 ただし、 初の生成後にレポー ト を操作している と きに NULL データに遭遇する可能性があ り 、 その操作によ ってデータベースからデータが再生成る こ と はあ り ません。 これは、 た と えば、ページバイ し て、 結果に NULL が含まれる と きに発生する可能性があ り ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

156 NULL/Zero 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

IsNull

値が NULL の場合は、 TRUE (真) を返し ます。 それ以外は、 FALSE (偽) を返

し ます。 これは比較関数です。

構文

IsNull(Argument)

こ こ で、

Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

IsNull および IsNotNull 関数は、 データベースから返されたデータにのみ作用し ます。 た と えば、 データベースのデータが NULL であ る場合は、IsNotNull 関数は偽を返し ます。 ただし、 初の生成後にレポー ト を操作している と きに NULL データに遭遇する可能性があ り 、 その操作によ ってデータベースからデータが再生成る こ と はあ り ません。 これは、 た と えば、ページバイ し て、 結果に NULL が含まれる と きに発生する可能性があ り ます。

NullToZero

NULL の値を 0 に変換し ます。 値が NULL ではない場合は、 元の値が保持さ

れます。

構文

NullToZero(Argument)

こ こ で、

Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

この簡単な例では、NullToZero 関数が値に リ ス ト ( 12, NULL, 97, 43, NULL ) に適用されます。 結果の リ ス ト は、 ( 12,0, 97, 43, 0 ) です。 この関数は、Average などの別の関数が作用する前に値 リ ス ト に適用する こ と ができ るので、 リ ス ト 内の NULL 値を リ ス ト の要素と し て含めて、 ゼロ し て平均の計算に含める こ と ができ ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 157

ZeroToNull

0 の値を NULL に変換し ます。 値が 0 ではない場合は、 元の値が保持され

ます。

構文

ZeroToNull(Argument)

こ こ で、

Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

この簡単な例では、 ZeroToNull 関数が値に リ ス ト ( 12, 0, 97, 43, 0 ) に適用されます。 結果の リ ス ト は、 ( 12, NULL, 97, 43, NULL ) です。 この関数は、Average などの別の関数が作用する前に値 リ ス ト に適用する こ と ができ るので、 リ ス ト 内のゼロ値を リ ス ト の要素と し て含めず、 平均計算に含めないよ う にする こ と ができ ます。

OLAP 関数

OLAP 関数は、 相対関数と も呼ばれます。 これらは、 あ る リ ス ト から複数の要素を取って、 新しい リ ス ト の要素を返し ます。 以下は、 すべての OLAP 関数に適用されます。

• SortBy は、 エンジンが OLAP 関数の計算を実行する前 に適用されます。

• OLAP 関数では、 SortBy パラ メ ーターには、 メ ト リ ッ ク またはア ト リビ ュー ト のいずれかを使用でき ます。

多 く の OLAP 関数は、 合計、 平均、 および標準偏差などの一連の値を分析するのに役立つ測定値を計算し ます。 これらのグループは、 以下の通 り です。 これらのグループには以下のものがあ り ます。

• Running : 累積ウ ィ ン ド ウ を持つ関数で、 現在の値と その前のすべての

値を含みます。 た と えば、 ( 1, 2, 3, 4 ) と い う リ ス ト があ る場合、RunningSum は、 1、 3、 6、 および 10 と い う 合計を返し ます。 この例は、 下の表に示されています。 これらの関数の名前は、 RunningAvg および RunningStDev のよ う に、 Running (累積) と い う 語を含みます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

158 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Moving : 移動ウ ィ ン ド ウ を持つ関数で、 現在の値と その前の個定数の

値を含みます。た と えば、 リ ス ト が ( 1, 2, 3, 4 ) でウ ィ ン ド ウ サイ ズが 2 であ る場合、 MovingSum は、 1、 3、 5、 および 7 を返し ます。 この例は、 下の表に示されています。 これらの関数の名前は、 MovingAvg および MovingStDev のよ う に、 Moving (移動) と い う 語を含みます。

• OLAP : 柔軟なウ ィ ン ド ウ を持つ関数で、 現在の値と関連し てウ ィ ン ド

ウの開始および終了の位置を設定する こ と ができ ます。 この機能により 、 前の値と後の値の両方を計算に含める こ と ができ ます。 た と えば、OLAPSum を使用し て、 現在の行の 1 つ上と下の値を含める こ と ができ

ます。 この例は、 下の表に示されています。 これらの関数の名前は、OLAPSum および OLAPAvg のよ う に、 OLAP と い う 語を含みます。

下の表は、 上で説明し たシナ リ オの例を比較し た ものです。

ExpWghMovingAvg (指数加重移動平均)

ExpWghMovingAvg を使用する こ と によ り 、 指定し たた数の行内で、 過去

のデータ よ り も 近のデータに置 く 重点を増減する こ と ができ ます。 この関数は、 指定し たウ ィ ン ド ウ サイ ズ内で計算され、 関数パラ メ ーターに指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて再開する こ と ができ ます。

構文

ExpWghMovingAvg <BreakBy, SortBy> (Argument, WindowSize, Rate)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

値 RunningSum MovingSum OLAPSum

1 1 ( 1 ) 1 ( 1 ) 3 ( 1+2 )

2 3 ( 1+2 ) 3 ( 1+2 ) 6 ( 1+2+3 )

3 6 ( 1+2+3 ) 5 ( 2+3 ) 9 ( 2+3+4 )

4 10 ( 1+2+3+4 ) 7 ( 3+4 ) 7 ( 3+4 )

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 159

• WindowSize (ウ ィ ン ド ウ サイ ズ) は、 各計算に使用する値の数を指定し

ます。

• Rate (率) は、 各引数値に適用される基本加重を指定する正の実数です。

この計算では、 指数が Rate の値に連続し て適用されます。 近のデータ を重視するには、 1 よ り 小さい率を割 り 当てます。 過去のデータ を重視するには、 1 よ り 大きいの率を割 り 当てます。

こ こ で、

• k = 行番号

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズまたは行番号の う ち小さい方

• n = 行数

• w = 上記の関数構文の詳細の説明のよ う に、 関数内の Rate の値で指定さ

れる、 各値に適用される基本加重

NULL 値を含む行は、 計算から除外されます。

zk

wk i– yi×( )i k m– 1+=

k

wk i–

i k m– 1+=

k

∑-------------------------------- k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

160 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この例では、 小さい数値を使用し て、 指数加重移動平均関数の計算を例証し ます。 た と えば、 ( 32, 8, 5 ) と い う 値の リ ス ト があ り 、 5 が 新の値である場合に、 0.5 の率と 2 のウ ィ ン ド ウ サイ ズを割 り 当てる と し ます。

追加の例と し ては、MicroStrategy Analytics Modules の中の Human Resources Analysis Module プロ ジェ ク ト に、 下に示す "Division Breakdown" (事業部詳細) レポー ト が含まれてます。

MovingAvg メ ト リ ッ クがこのレポー ト で使用されている方法の説明は、

「MovingAvg (移動平均)」 (173 ページ) に記載されています。 指数加重移動平均 メ ト リ ッ ク を このレポー ト に追加し て、 古いデータに適用する加重を増減する こ と もでき ます。 た と えば、 次の式で、 ExpWghMovingAvg と い

う 名前の別の派生 メ ト リ ッ ク を作成する こ と ができ ます。

値 EWM 平均 計算

32 32 32 ( .5 ) 0 / ( .5 ) 0 = 32 ( 1 ) /1 = 32

8 16 8 ( .5 ) 0 + 32 ( .5 ) 1 / ( .5 ) 0 + ( .5 ) 1 =

8 ( 1 ) + 32 ( .5 ) / 1+.5 = 8+16 / 1.5 = 16

5 6 5 ( .5 ) 0 + 8 ( .5 ) 1 / ( .5 ) 0 + ( .5 ) 1 =

5 ( 1 ) + 8 ( .5 ) / 1+.5 = 5+4 / 1.5 = 6

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 161

ExpWghMovingAvg<BreakBy={Division}, SortBy=(Quarter)> (Employees, 4.0, 0.5)

0.5 の率は、 近のデータによ り 大き な重点、 つま り 加重を適用する よ う

に、 移動平均を変化させます。 これは、 第 1 四半期の Sales (営業) の従業員の数 ( 13 ) のほ う に、第 4 四半期の Sales の従業員の数 ( 18 ) よ り も、小さ な加重が適用される と い う こ とす。 Sales 事業部の MovingAvg と ExpWghMovingAvg を比較する と、 ExpWghMovingAvg のほ う が大きいこ

と がわか り ます。 これは、 近のデータに大きな重点が置かれていて、近の傾向は従業員数が増加し ているためです。 これは、 次のレポー ト に示されています。

逆に、 次の式を使用する よ う に、 同じ ExpWghMovingAvg メ ト リ ッ ク を変

更する こ と ができ ます。

ExpWghMovingAvg<BreakBy={Division}, SortBy= (Quarter) >(Employees, 4.0, 2)

2 の率は、 古いデータによ り 大きな重点、 つま り 加重を適用する よ う に、移動平均を変化させます。 これは、 第 1 四半期の Sales (営業) の従業員の数 ( 13 ) のほ う に、第 4 四半期の Sales の従業員の数 ( 18 ) よ り も、大きな加重が適用される と い う こ とす。 Sales 事業部の MovingAvg と ExpWghMovingAvg を比較する と、 ExpWghMovingAvg のほ う が小さいこ

と がわか り ます。 これは、 古いデータに大きな重点が置かれていて、 年の

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

162 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

初めのほ う が従業員数が少なかったためです。 これは、 次のレポー ト に示されています。

ExpWghRunningAvg (指数加重累積平均)

ExpWghRunningAvg を使用し て、 過去のデータ よ り も 近のデータに大

きなまたは小さ な重点を置いて、 累積平均を計算する こ と ができ ます。 計算は、 関数のパラ メ ーターで指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて再開する こ と ができ ます。

構文

ExpWghRunningAvg <BreakBy, SortBy> (Argument, Rate)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Rate (率) は、 各引数値に適用される基本加重を指定する正の実数です。

この計算では、 指数が Rate の値に連続し て適用されます。 近のデータ を重視するには、 1 よ り 小さい率を割 り 当てます。 過去のデータ を重視するには、 1 よ り 大きいの率を割 り 当てます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 163

こ こ で、

• k = 行番号

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズまたは行番号の う ち小さい方

• n = 行数

• w = 上記の関数構文の詳細の説明のよ う に、 関数内の Rate の値で指定さ

れる、 各値に適用される基本加重

NULL 値を含む行は、 計算から除外されます。

この例では、 小さい数値を使用し て、 指数加重累積平均関数の計算を例証し ます。 た と えば、 ( 32, 8, 5 ) と い う 値の リ ス ト があ り 、 5 が 新の値である場合に、 0.5 の率を割 り 当て る と し ます。

値 EWR 平均 計算

32 32 32 ( .5 ) 0 / ( .5 ) 0 = 32 ( 1 ) /1 = 32

8 16 8 ( .5 ) 0 + 32 ( .5 ) 1 / ( .5 ) 0 + ( .5 ) 1 =

8 ( 1 ) + 32 ( .5 ) / 1+.5 = 8+16 / 1.5 = 16

5 10 5(.5)0 + 8(.5)1 + 32(.5)2 / (.5)0 + (.5)1 +(.5)2 = 5(1)+ 8(.5)+ 32(.25) / 1+ .5 + .25 =

5 + 4 + 8 / 1.75 = 10 ( 9.71 から四捨五入)

zk

wk i– yi×( )i 1=

k

wk i–

i 1=

k

∑----------------------- k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

164 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

FirstInRange

値の範囲内の 初の値を返し ます。 FirstInRange を使用し て、 各月の初

めの在庫などのデータ を検証する こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 この再開機能は、 FirstInRange と First を区別し ます。First は、 グループ値関数で、 入力引数と し てフ ァ ク ト と メ ト リ ッ ク の両方を取 り ますが、 FirstInRange は OLAP 関数で、 入力引数と し て メ ト

リ ッ ク のみを取 り ます。

構文

FirstInRange <BreakBy, SortBy> (Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• k = 行番号

• y1 = BreakBy パラ メ ーターと SortBy パラ メ ーターを適用し た後の、NULL でない 初の メ ト リ ッ ク値

この例は、 FirstInRange 関数の使用の結果を示し ます。 レポー ト には、"Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Customer State" (顧客州) アト リ ビ ュー ト 、 "Profit" (利益) メ ト リ ッ クおよび "FirstInRange" メ ト ッ ク が含まれています。 レポー ト フ ィ ルターによ り 、 表示される地域が、"Northwest" (北西部)、 "Southeast" (南東部)、 および "Southwest" (南西部) に制限されます。 "FirstInRange" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

FirstInRange<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy= ([Customer State]) >(Profit)

zk y1 k 1 … n,,=∀=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 165

次のレポー ト では、 FirstInRange は、 各 "Customer Region" ご と に "Customer States" リ ス ト 内の 初の "Profit" 値を返し ています。

Lag

Lag 関数は、 レポー ト 上の別の メ ト リ ッ ク またはア ト リ ビ ュー ト で指定さ

れる順序で、 一連の メ ト リ ッ ク値を表示するのに役立ちます。 この関数を使用する こ と によ り 、 メ ト リ ッ ク値を並べて比較でき ます。 Lag 関数は、

下に示す例を使用する と、 も簡単に理解でき ます。

構文

Lag <BreakBy, SortBy> (Argument, Offset, DefaultValue)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト または メ ト リ ッ ク です。一般的には、 メ ト リ ッ ク が Argument に使用されます。

• Offset は、 現在の行からの情報表示のオフセ ッ ト を指定し ます。 この

オフセ ッ ト が現在の行の後に適用されます ( 「Lead」 (171 ページ) の説明のよ う に、 現在の行の前にオフセ ッ ト を使用するには、 Lead 関数を

使用し ます)。 た と えば、 オフセ ッ ト が 2 の場合、 3 行目には、 その 2 行前であ る 1 行目のデータが表示されます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

166 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• DefaultValue は、 オフセ ッ ト のためにデータが存在し ないすべての

エン ト リ に対し て表示される値です。 た と えば、 2 のオフセ ッ ト を使用する場合、 初の 2 つのエン ト リ は、 デフ ォル ト 値を使用し ます。

DefaultValue には、 0 または NULL の値を入力するのが一般的です。

"Item" (商品)、 "Cost" (コ ス ト )、 および "Profit" (利益) を含むレポー ト で、Lag 関数を使用し て、 "Cost ( Lag on Profit ) " (コ ス ト (利益でラ グ)) メ ト リ ッ

ク を作成でき ます。 この メ ト リ ッ クは、 "Profit" メ ト リ ッ ク の降順の並べ替え順序で "Cost" の値を表示する もので、 次の式で定義されます。

Lag<SortBy= (Profit Desc) >(Cost, 3.0, 0.0)

オフセ ッ ト が 3 に設定されているので、 コ ス ト 値の表示は 3 つのエン ト リのラ グがあ る と い う こ と です。 これは、 下に示すレポー ト の結果に表示されています。

レポー ト の上部および下部のみが表示されています。 レポー ト の全結果を確認し たい場合は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で このレポー ト を作成する こ と ができ ます。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 167

"Cost ( Lag on Profit ) " 値は、 "Cost" メ ト リ ッ ク から 3 つ遅れて表示され、"Profit" の降順の並べ替え順序で表示されています。 3 のオフセ ッ ト があ るため、"Cost ( Lag on Profit ) " の 初の 3 つのエン ト リ は、デフ ォル ト 値のゼロ を使用し ています。 また、 "Cost" の 後の 3 つの値は、 "Cost ( Lag on Profit ) " メ ト リ ッ クに含まれません。

レポー ト は、 "Cost ( Lag on Profit ) " 値を分析しやす く するために、 "Profit" メ ト リ ッ ク で並べ替え られています。

Lag および Lead 関数を使用したトランスフォーメーション スタイルの分析

MicroStrategy に含まれる Lag および Lead の関数を使用し て、 ト ラ ン ス

フ ォー メ ーシ ョ ン的分析をサポー ト する こ と ができ ます。 これらの関数を使用する こ と によ り 、 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンを使用せずに、 異な る期間の値を比較する メ ト リ ッ ク を定義でき ます。 ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ンの作成方法は、 『プロ ジェ ク ト デザイ ン ガイ ド』 を参照し て く ださい。

以下の点に注意し て く ださい。

• 下に示す例は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で作成されたものです。

• 下に示す例は、 Lag 関数を使用し ています。 同じ方法で、 Lead 関数を使用する こ と ができ ます。 Lag の代わ り に Lead を使用する場合の相違点は、 Lead 関数は、 時間を後退する代わ り に前進し て情報を表示する と い う こ と です。 た と えば、 Lag 関数は、 1 年前の履歴データ を返すこ と ができ る一方、 同じ数式が Lead に

使用される と、 1 年先の履歴データ を返し ます。 Lead 関数は、 将来の値を予測し ません。 履歴データ を基に将来

の値を予測を予測でき る関数については、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ)、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」(362 ページ)、 および 「TrendV ( ト レン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) を参照し て く ださい。 さ らに、 「データ マイ ニング関数」(272 ページ) の説明のよ う に、 MicroStrategy Data Mining Services のデータ マイ ニング関数を使用し て、 将来の傾向を予測する こと もでき ます。

た と えば、 "Last Year’ s Monthly Revenue" (前年の月間売上) メ ト リ ッ クは、次の関数を使用し て作成でき ます。

Lag<SortBy=(Month@ID)>(Revenue,12, ZeroToNull(0))

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168 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

その後、 下に示すよ う に、 "Month" (月) ア ト リ ビ ュー ト と "Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク を含むレポー ト に、 この メ ト リ ッ ク を含める こ と ができ ます。

これによ り 、 異な る年の月間売上を左右に並べて比較でき ます。 このレポー ト では、 2007 年の月間売上が、 2008 年の月間売上の隣に表示されます。 "Last Year’ s Monthly Revenue" に前年の月間売上が表示されている こと を示すために、 "Jan 2009" ( 2009 年 1 月) エレ メ ン ト が含まれています。

Lag 関数のオフセ ッ ト を変更する こ と によ って、 左右に並べて比較する期間を変更でき ます。 た と えば、 上記の関数は、 12 のオフセ ッ ト を使用し ているので、 1 年前の月間データが表示されます。 3 のオフセ ッ ト を使用する

と、 3 か月前の月間データが表示され、 24 のオフセ ッ ト を使用する と、 2 年前の月間データが表示されます。 このよ う に小さ な変更を行って別々のメ ト リ ッ ク を作成する こ と ができ、 それら をすべて同じ レポー ト に含める

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こ と ができ ます。 次のレポー ト は、 同じ Lag の数式を異な るオフセ ッ ト と

と もに使用し ている 3 つの異な る メ ト リ ッ ク を含んだ例を示し ています。

上に示すレポー ト は、 3 つの異な る時期の月間売上を左右に並べて比較しています。 このレポー ト では、"Monthly Revenue 2 Years Ago" ( 2 年前の月間売上) メ ト リ ッ ク には 2008 年の月のデータが表示されていません。 これは、2006 年の売上データが存在し ないためです。

Lag 関数または Lead 関数を ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン ス タ イルの分析に

使用するには、 必要なレポー ト シナ リ オに対応する よ う に、 メ ト リ ッ ク式を作成する必要が り ます。 た と えば、 "Month" (月) ア ト リ ビ ュー ト と "Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク を含む メ ト リ ッ ク に "Category" (カテゴ リ ) アト リ ビ ュー ト が追加される と し ますこのレポー ト シナ リ オに対応するために、 次に示すよ う に、 "Category" ア ト リ ビ ュー ト を含むよ う に上記の Lag

式を変更する こ と ができ ます。

Lag<BreakBy={Category},SortBy=(Month@ID)> (Revenue,12,ZeroToNull(0))

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170 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

上に示す式を使用する と計算が各カテゴ リ ご と に再開されて るので、 次のレポー ト に示すよ う に、 各カテゴ リ の一定期間の月間売上を並べて比較きます。

"Jan 2007" ( 2007 年 1 月)、"Jan 2008" ( 2008 年 1 月)、"Jan 2009" ( 2009 年 1 月) と い う "Month" ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト のみが表示され、 "Last Year’ s Monthly Revenue ( Category ) " (前年の月間売上 (カテゴ リ )) メ ト リ ック が前年の月間売上を示し ています。

LastInRange

値の範囲内の 後の値を返し ます。 LastInRange を使用し て、 各月の終

わ り の在庫などのデータ を検証する こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 この再開機能は、 LastInRange と Last を区別し ます。 Last

は、 グループ値関数で、 入力引数と し てフ ァ ク ト と メ ト リ ッ クの両方を取り ますが、 LastInRange は OLAP 関数で、 入力引数と し て メ ト リ ッ ク の

みを取 り ます。

構文

LastInRange <BreakBy={}, SortBy=()> (Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 171

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• k = 行番号

• yk = BreakBy パラ メ ーターと SortBy パラ メ ーターを適用し た後の、NULL でない 後の メ ト リ ッ ク値

Lead

Lead 関数は、 レポー ト 上の別の メ ト リ ッ ク またはア ト リ ビ ュー ト で指定さ

れる順序で、 一連の メ ト リ ッ ク値を表示するのに役立ちます。 この関数を使用する こ と によ り 、 メ ト リ ッ ク値を並べて比較でき ます。 Lead 関数は、

下に示す例を使用する と、 も簡単に理解でき ます。

構文

Lead <BreakBy, SortBy> (Argument, Offset, DefaultValue)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト または メ ト リ ッ ク です。一般的には、 メ ト リ ッ ク が Argument に使用されます。

• Offset は、 現在の行からの情報表示のオフセ ッ ト を指定し ます。 この

オフセ ッ ト が現在の行の前に適用されます ( 「Lag」 (165 ページ) の説明のよ う に、 現在の行の後にオフセ ッ ト を使用するには、 Lag 関数を使用

し ます)。 た と えば、 オフセ ッ ト が 2 の場合、 1 行目には、 その 2 行先であ る 3 行目のデータが表示されます。

• DefaultValue は、 オフセ ッ ト のためにデータが存在し ないすべての

エン ト リ に対し て表示される値です。 た と えば、 2 のオフセ ッ ト を使用する場合、 後の 2 つのエン ト リ は、 デフ ォル ト 値を使用し ます。

zk yk k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

172 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

DefaultValue には、 0 または NULL の値を入力するのが一般的です。

Lag 関数と Lead 関数を使用し て ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン ス タ イルの分

析を実行する例は、 「Lag および Lead 関数を使用し た ト ラ ン ス フ ォー メ ーシ ョ ン ス タ イルの分析」 (167 ページ) を参照し て く ださい。

"Item" (商品)、 "Cost" (コ ス ト )、 および "Profit" (利益) を含むレポー ト で、Lead 関数を使用し て、"Cost ( Lead on Profit ) " (コ ス ト (利益で リ ード)) メ ト

リ ッ ク を作成でき ます。 この メ ト リ ッ クは、 "Profit" メ ト リ ッ ク の降順の並べ替え順序で "Cost" の値を表示する もので、 次の式で定義されます。

Lead<SortBy= (Profit Desc) >(Cost, 3.0, 0.0)

オフセ ッ ト が 3 に設定されているので、 コ ス ト 値の表示は現在の値よ り も 3 つ先に進んで表示される と い う こ と です。 これは、 下に示すレポー ト の結果に表示されています。

レポー ト の上部および下部のみが表示されています。 レポー ト の全結果を確認し たい場合は、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で このレポー ト を作成する こ と ができ ます。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 173

"Cost ( Lead on Profit ) " 値は、 "Cost" メ ト リ ッ ク から 3 つ進んで表示され、"Profit" の降順の並べ替え順序で表示されています。 3 のオフセ ッ ト があ るため、 "Cost ( Lead on Profit ) " の 後の 3 つのエン ト リ は、 デフ ォル ト 値のゼロ を使用し ています。 また、 "Cost" の 初の 3 つの値は、 "Cost ( Lead on Profit ) " メ ト リ ッ クに含まれません。

レポー ト は、"Cost ( Lead on Profit ) " 値を分析しやす く するために、"Profit" メ ト リ ッ ク で並べ替え られています。

MovingAvg (移動平均)

WindowSize パラ メ ーターによ る定義に従って、 現在の値と先行する値の移

動平均を返し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingAvg <BreakBy={}, SortBy=()> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 各計算に使用する値の数を指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m= ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

zk1m- yi k∀ 1 … n,,=i k m– 1+=

k

∑=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

174 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例では、 MovingAvg 関数が値の リ ス ト を計算し て、 指定された数の値の平均を返す方法を説明し ます。 この例では、 ウ ィ ン ド ウ サイ ズは 3 に設定されているので、 [移動平均] 列の値は、 現在の値と、 値 リ ス ト 内で現在の値の前にあ る 2 つの値の平均を表し ます。 計算は、 次の表のよ う にな り ます。

値 移動平均

10 10 ( 10/1 )

20 15 (( 20+10 ) / 2 )

30 20 (( 30+20+10 ) / 3 )

15 51.67 (( 15+30+20 ) / 3 )

5 16.67 (( 5+15+30 ) / 3 )

20 13.34 (( 20+5+15 ) / 3 )

40 21.67 (( 40+20+5 ) / 3 )

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 175

追加の例と し ては、 Analytics Modules の中の Human Resources Analysis Module プロ ジェ ク ト に、 下に示す "Division Breakdown" (事業部詳細) レポート が含まれています。

このレポー ト は、 2010 年の各四半期について、 各事業部の従業員数の詳細を表示し ています。 このレポー ト には、 "MovingAvg" (移動平均) メ ト リ ック が含まれています。 この メ ト リ ッ クは、 次の式を使用し て、 派生 メ トリ ッ ク と し て定義されています。

MovingAvg<BreakBy={Division}, SortBy=(Quarter)> (Employees, 4.0)

この式は、 2010 年の 4 四半期に対し て、 指定された事業部の従業員数の移動平均を計算し ます。 4.0 のウ ィ ン ド ウ サイ ズによ って、 平均が 4 四半期全体で計算される よ う に指定され、 BreakBy={Divison} によ って、 移動

平均の計算が各事業部ご と に行われる よ う に指定されます。

この "MovingAvg" メ ト リ ッ ク を使用する こ と によ って、 "Sales" (営業) 事業部に 2010 年に平均し て 13.0 人から 16.3 人の従業員がいて、 年間を通し て多少増員があったた こ と を判断する こ と ができ ます。

この例の延長と し て加重移動平均も使用する方法の例は、「ExpWghMovingAvg (指数加重移動平均)」 (158 ページ) を参照し て く ださい。

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176 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

MovingCount

値の リ ス ト の移動カ ウ ン ト を返し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingCount <BreakBy={}, SortBy=()> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 カ ウ ン ト に使用する 大値の数を指定する正の整数で

す。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m= ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

• 1i = 1 ( i 行目の値が NULL でない場合) 1i = 0 (それ以外)

使用上の注意

zk yi k 1 … n,,=∀

i k m– 1+=

k

∑=

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 177

ウ ィ ン ド ウ サイ ズのパラ メ ーター内の整数よ り も大きい数のエン ト リ がセク シ ョ ン内にあ る場合は、 残 り のすべてのエン ト リ に、 カ ウ ン ト の 大数が与え られます。 た と えば、 ウ ィ ン ド ウ サイ ズが 4 で、 リ ス ト セ ク シ ョ ンに 6 個のエン ト リ があ る場合は、 これらのエン ト リ は、 1,2,3,4,4,4 と カウ ン ト されます。

この簡単な例では、 MovingCount 関数がデータ行をカ ウ ン ト する方法を説明し ます。 このレポー ト は、 "Region" (地域) と "Employee" (従業員) と い うア ト リ ビ ュー ト と、 "Revenue" (売上) と "Moving Count" (移動カ ウ ン ト ) と いう メ ト リ ッ ク を使し ています。 表示される地域が "South" (南部)、"Northwest" (北西部)、 および "Southwest" (南西部) のみになる よ う に、 フ ィルターが適用されています。 "Moving Count" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

MovingCount<BreakBy={Region}, SortBy= (Value) >(Revenue, 3.0)

• カ ウ ン ト は、 地域ご と に再開されます。

• 昇順に並べられた "Revenue" メ ト リ ッ ク の値 ( 小値が 1 と カ ウ ン ト され、 次に低い値が 2 と カ ウ ン ト される、 など) に基づいて、 エン ト リ がカ ウ ン されます。

• "WindowSize" パラ メ ーターの指定によ り 、 カ ウ ン ト の 大数は 3 です。

MovingDifference

現在の値と先行する値と の移動差を返し ます。 計算に使用される、 先行する値の位置は、 関数の引数で定義されます。 関数のパラ メ ーターに設定さ

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178 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

れたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingDifference <BreakBy, SortBy> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 それぞれの差を計算するために使用される値の範囲を

指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m= ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この例では、 移動差の関数が、 先行する行の値を現在の値から減算し て、その差を返す方法を説明し ます。 この例では、 ウ ィ ン ド ウ サイ ズは 3 に設定されているので、 現在の行よ り 2 行前の値が、 現在の行から減算し ます。言い換え る と、 ウ ィ ン ド ウ内に 3 行あ り 、 現在の行が 3、 そのすぐ前の行が 2、 そのさ らに前の行が 1 なので、 行 3 の移動差の計算は、 行 3- 行 1 です。

移動差の列の値は、 3 つの値から成るそれぞれのウ ィ ン ド ウの計算の結果を表し ています。 また、 計算も示されています。

値 移動差

400

500

700 300 ( 700-400 )

zk yk yk m– 1+ k 1 … n,,=∀–=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 179

MovingMax (移動 大値)

関数の引数の定義に従って現在の行と先行行と を比較し て、 移動 大値を返し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingMax <BreakBy, SortBy> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 各計算で比較する値の数を指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

300 -200 ( 300-500 )

600 -100 ( 600-700 )

800 500 ( 800-300 )

200 -400 ( 200-600 )

値 移動差

zk maxi k m– 1 … k,,+=

yi{ } k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

180 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この簡単な例は、 移動 大値関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 ユーザー定義数の先行する行から値を減算する様子を示し ています。 この例では、ウ ィ ン ド ウ サイ ズは 3 に設定されているので、 [移動 大値] 列の値は、 現在の値と、 値 リ ス ト 内で現在の値の前にあ る 2 つの値の う ちで 大の値を表し ます。 計算は、 次の表のよ う にな り ます。

MovingMin (移動 小値)

関数の引数の定義に従って、 現在の値と先行する値を比較し て、 移動 小値を計算し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingMin <BreakBy,SortBy>(Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 各計算に使用する値の数を指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

値 移動 大値

550 550

30 550 ( 550>30 )

40 550 ( 550>40 and 550>30 )

70 70 ( 70>40and 70>30 )

50 70 ( 70>50 and 70>40 )

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 181

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例は、 移動 小値関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 指定し た数の値内の 小値を返す様子を示し ています。 この例では、 ウ ィ ン ド ウ サイ ズは 3 に設定されているので、 [移動 小値] 列の値は、 現在の値と、 値リ ス ト 内で現在の値の前にあ る 2 つの値の う ちで 小の値を表し ます。 計算は、 次の表のよ う にな り ます。

MovingStDevP (母集団の移動標準偏差)

母集団全体を含む値の リ ス ト に基づいて、 母集団の移動標準偏差を返し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingStDevP <BreakBy, SortBy> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

値 移動 小値

550 550

30 30 ( 30<550 )

40 30 ( 30<40 and 30<550 )

70 30 ( 30<70 and 30<40 )

50 40 ( 40<70 and 40<50 )

zk mini k m– 1 … k,,+=

yi{ } k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

182 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• WindowSize は、 各計算に使用する値の数を指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• y = メ ト リ ッ クの平均

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この例は、 売上の移動標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの母集団全体と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 計算が地域ご と に開始され、 情報は地域内で昇順に並べられた州別に保存され、 それぞれの計算は 3 のウ ィ ン ド ウ サイ ズに基づいています。

このサンプル レポー ト を MovingStDev の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て く ださい

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、"Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ トリ ッ ク、 "MovingStDevP"、 "RunningStDevP" および "StDevP" メ ト リ ッ クが含まれています。 レポー ト フ ィ ルターで、 データが "South" (南部)、"Southwest" (南西部)、 および "Northwest" (北西部) の地域に制限されています。 "MovingStDevP" メ ト リ ッ クの定義は、 次の通 り です。

zk

yi y )2–(i k m– 1+=

k

∑m

---------------------------- k 1 … n,,=∀=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 183

MovingStDevP<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy=<[Customer State])>([Total Revenue],3)

MovingStDev (移動標準偏差)

母集団の標本であ る値の リ ス ト に基づいて、 移動標準偏差を返し ます。 関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingStDev <BreakBy, SortBy> (Argument, WindowSize)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• WindowSize は、 各計算に使用する値の数を指定する正の整数です。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

184 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• y = メ ト リ ッ クの平均

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この例は、 売上の移動標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの標本と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 計算が地域ご とに開始され、 情報は地域内で昇順に並べられた州別に保存され、 それぞれの計算は 3 のウ ィ ン ド ウ サイ ズに基づいています。

このサンプル レポー ト を MovingStDevP の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て く ださい

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、"Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ トリ ッ ク、 "MovingStDev"、 "RunningStDev" および "StDev" メ ト リ ッ ク が含まれています。 レポー ト フ ィ ルターで、 データが "Southwest" (南西部)、"Southeast" (南東部)、 および "Northwest" (北西部) の地域に制限されています。 "MovingStDev" メ ト リ ッ ク の定義は、 次の通 り です。

zk

yi y )2–(i k m– 1+=

k

∑m 1–

---------------------------- k 1 … n,,=∀=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 185

MovingStDev<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy=<[Customer State])>([Total Revenue], 3)

MovingSum

関数の引数の定義に従って、 現在の値と先行する値の移動合計を返し ます。関数のパラ メ ーターに設定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

MovingSum <BreakBy,SortBy>(Argument, WindowSize)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• WindowSize は、 各計算で合計する値の数を指定する正の整数です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

186 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例は、 MovingSum 関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 指定し た数の値の 合計を計算し て返す様子を示し ています。 この例では、 ウ ィ ンド ウ サイ ズは 2 に設定されているので、 [Moving Sum] 列内の合計は、 現在の値と、 値 リ ス ト 内で現在の値の前にあ る値の合計を し ます。 計算は、 次の表のよ う にな り ます。

OLAPAvg ( OLAP 平均)

関数の引数の定義に従って、 現在の値、 先行する値、 および後続の値の平均を返し ます。 現在の行よ り 上の値のみを計算に含める こ と ができ る RunningAvg および MovingAvg と は異な り 、 OLAPAvg を使用する と、 現

在の行の上下の値を計算に含める こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。

値 移動合計

10 10

20 30 ( 20+10 )

30 50 ( 30+20 )

15 45 ( 15+30 )

5 20 ( 5+15 )

zk yii k m– 1+=

k

∑ k 1 … n,,=∀=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 187

構文

OLAPAvg<Distinct, OLAPWinStType, OLAPWinStOffset, OLAPWinEndType, OLAPWinEndOffset, BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• Distinct は、 すべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用して計算するかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。Distinct を真に定義する と、 OLAPWinStType、OLAPWinStOffset、 OLAPWinEndType、 OLAPWinEndOffset、 および SortBy のパラ メ ーターは無視されます。

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• OLAPWinStType は、 計算の開始位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinStType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の上] ( 0 ): BreakBy および SortBy の値で指定される

上部の値から、 計算が開始されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行から計算が開始されます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinStOffset は、 計算の開始を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。OLAPWinStType パラ メ ーターが、現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオフ

セ ッ ト を定義し ます。

• OLAPWinEndType は、 計算の終了位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinEndType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の下部] ( 1 ): BreakBy および SortBy の値で指定され

る 下部の値で、 計算が終了し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

188 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行で計算が終了し ます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前で、 計算が終了します。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset

パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後で、 計算が終了します。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset

パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinEndOffset は、 計算の終了を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。 OLAPWinEndType パラ メ ーターが、 現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオ

フセ ッ ト を定義し ます。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

開始点が終了点よ り 小さい場合は、 関数は無効です。

"OLAPAvg Unit Cost" ( OLAPAvg 単位コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次に定義するよ う に、 "Unit Cost" メ ト リ ッ ク を基に OLAPAvg 関数を使用し て作成され

ています。

OLAPAvg<OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3, OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2, BreakBy={Category} SortBy={Item}>([Unit Cost])

平均の開始点は、 現在の行の 3 行前に定義されています ( OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3 )。 平均の終了点は、 現在の行の 2 行後に定義されています ( OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2 )。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 189

下に示すよ う に、 この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ )、 "Item" (商品)、および "Unit Cost" (単位コ ス ト ) と と もにレポー ト に表示されます。

このデータに関し て、 注目すべき事実がい く つかあ り ます。

"OLAPAvg Unit Cost" の 1 番目の値は $15 です。 これを計算するには、$32、 $8、 および $5 を加算し て、 合計 $45 が得られます。 次に、 この合計 $45 を 3 (計算に含まれる行の数) で除算し て、 終結果の $15 が得られます。 この計算は現在の行の 2 行後に終了するので、 これら行が含まれます。計算が現在の行の 3 行前に開始される場合でも、 現在の行よ り 上には、 計算に含めるデータがあ り ません。

"OLAPAvg Unit Cost" の 4 番目の値が、 現在の行の上の 3 行と、 現在の行の下の 2 行のすべてのデータ を計算に含める こ と ができ る 初の値です (( $32 + $8 + $5 + $25 + $19 + $20) / 6 = $18.17 )。この平均に

は 6 行が含まれているので、 この計算では 6 と い う 値を使用し て平均が計算される こ と に注意し て く ださい。

このレポー ト には表示されていませんが、 関数は "Category" ア ト リ ビ ュート で区切る よ う に定義されているので、 次の "Category" の 初の "Item" で計が再開されます。

OLAPCount

関数の引数の定義に従って、 現在の値、 先行する値、 および後続の値のカウ ン ト を返し ます。 現在の行よ り 上の値のみを計算に含める こ と ができ る

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

190 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

RunningCount および MovingCount と は異な り 、 OLAPCount を使用す

る と、 現在の行の上下の値を計算に含める こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。

構文

OLAPCount<Distinct, Null, OLAPWinStType, OLAPWinStOffset, OLAPWinEndType, OLAPWinEndOffset, BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• Distinct は、 すべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用して計算するかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。Distinct を真に定義する と、 Null、 OLAPWinStType、OLAPWinStOffset、 OLAPWinEndType、 OLAPWinEndOffset、 および SortBy のパラ メ ーターは無視されます。

• Null は、 NULL 値を合計カ ウ ン ト に含めるかど う かを定義する TRUE/FALSE パラ メ ーターです。

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• OLAPWinStType は、 計算の開始位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinStType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の上] ( 0 ): BreakBy および SortBy の値で指定される

上部の値から、 計算が開始されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行から計算が開始されます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 191

• OLAPWinStOffset は、 計算の開始を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。OLAPWinStType パラ メ ーターが、現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオフ

セ ッ ト を定義し ます。

• OLAPWinEndType は、 計算の終了位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinEndType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の下部] ( 1 ): BreakBy および SortBy の値で指定され

る 下部の値で、 計算が終了し ます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行で計算が終了し ます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinEndOffset は、 計算の終了を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。 OLAPWinEndType パラ メ ーターが、 現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオ

フセ ッ ト を定義し ます。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

開始点が終了点よ り 小さい場合は、 関数は無効です。

"OLAPCount Unit Cost" ( OLAPCount 単位コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次に定義する よ う に、 "Unit Cost" メ ト リ ッ ク を基に OLAPCount 関数を使用し て作

成されています。

OLAPCount<OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3, OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2, BreakBy={Category} SortBy={Subcategory}>([Unit Cost])

カ ウ ン ト の開始点は、 現在の行の 3 行前に定義されています ( OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3 )。 カ ウ ン ト の終了点は、 現在の行の 2 行後に定義されています ( OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2 )。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

192 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

下に示すよ う に、 この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ )、 "Subcategory" (サブカテゴ リ )、 および "Unit Cost" (単位コ ス ト ) と と もにレポー ト に表示されす。

このデータに関し て、 注目すべき事実がい く つかあ り ます。

"OLAPCount Unit Cost" の 1 番目の値は 3 です。 これは、 現在の行と、 現在の行の後の 2 行をカ ウ ン ト する こ と によ って、 計算されます。 計算が現在の行の 3 行前に開始される場合でも、 現在の行よ り 上には、 計算に含めるデータがあ り ません。

"OLAPCount Unit Cost" の 4 番目のエン ト リ が、 現在の行の上の 3 行から、現在の行の下の 2 行までのすべてのデータ を計算に含める こ と ができ る初のエン ト リ です。 このエン ト リ は、 大値の 6 まで達する こ と ができ ます。 このエン ト リ の後は、 計算に含める 2 行が現在の行の後に存在し ないので、 カ ウ ン ト が減少し始める こ と に注目し て く ださい。

関数は "Category" ア ト リ ビ ュー ト で区切る よ う に定義されているので、 次の "Category" の 初の "Subcategory" で計算が再開されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 193

OLAPMax ( OLAP 大値)

関数の引数の定義に従って、 現在の値、 先行する値、 および後続の値を比較し て、 大値を返し ます。 現在の行よ り 上の値のみを計算に含める こ とができ る RunningMax および MovingMax と は異な り 、 OLAPMax を使用

する と、 現在の行の上下の値を計算に含める こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。

構文

OLAPMax<OLAPWinStType, OLAPWinStOffset, OLAPWinEndType, OLAPWinEndOffset, BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• OLAPWinStType は、 計算の開始位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinStType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の上] ( 0 ): BreakBy および SortBy の値で指定される

上部の値から、 計算が開始されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行から計算が開始されます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinStOffset は、 計算の開始を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。OLAPWinStType パラ メ ーターが、現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオフ

セ ッ ト を定義し ます。

• OLAPWinEndType は、 計算の終了位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

194 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinEndType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の下部] ( 1 ): 下部の値で計算が終了し ます。 下部の値は、 BreakBy および SortBy の値で指定されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行で計算が終了し ます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinEndOffset は、 計算の終了を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。 OLAPWinEndType パラ メ ーターが、 現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオ

フセ ッ ト を定義し ます。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

開始点が終了点よ り 小さい場合は、 関数は無効です。

"OLAPMax Unit Cost" ( OLAPMax 単位コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次に定義するよ う に、 "Unit Cost" メ ト リ ッ ク を基に OLAPMax 関数を使用し て作成され

ています。

OLAPMax<OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3, OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2, BreakBy={Category} SortBy={Subcategory}>([Unit Cost])

計算の開始点は、 現在の行の 3 行前に定義されています ( OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3 )。 計算の終了点は、 現在の行の 2 行後に定義されています ( OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2 )。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 195

下に示すよ う に、 この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ )、 "Subcategory" (サブカテゴ リ )、 および "Unit Cost" (単位コ ス ト ) と と もにレポー ト に表示されす。

このデータに関し て、 注目すべき事実がい く つかあ り ます。

"OLAPMax Unit Cost" の 1 番目の値は $14 です。 これは、 $14、 $11、 および $6 の 大値を返すこ と で計算されます。 この計算は現在の行の 2 行後に終了するので、 これらの値が含まれます。 計算が現在の行の 3 行前に開始される場合でも、 現在の行よ り 上には、 計算に含めるデータがあ り ません。

2 番目の値も、 $14、 $11、 $6、 および $7 の 大値を返すので、 $14 を返します。

"OLAPMax Unit Cost" の 3 番目の値は、 大値の計算に $26 を含む 初のエン ト リ です。 "Books" カテゴ リ の "OLAPMax Unit Cost" の残 り の値は、

大値であ る $26 が、 現在の行の上の 3 行から現在の行の下の 2 行までのウ ィ ン ド ウ内にあ るので、 $26 を返し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

196 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

関数は "Category" ア ト リ ビ ュー ト で区切る よ う に定義されているので、 次の "Category" の 初の "Subcategory" で計算が再開されます。

OLAPMin ( OLAP 小値)

関数の引数の定義に従って、 現在の値、 先行する値、 および後続の値を比較し て、 小値を返し ます。 現在の行よ り 上の値のみを計算に含める こ とができ る RunningMin および MovingMin と は異な り 、 OLAPMin を使用

する と、 現在の行の上下の値を計算に含める こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。

構文

OLAPMin<OLAPWinStType, OLAPWinStOffset, OLAPWinEndType, OLAPWinEndOffset, BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• OLAPWinStType は、 計算の開始位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinStType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の上] ( 0 ): BreakBy および SortBy の値で指定される

上部の値から、 計算が開始されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行から計算が開始されます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinStOffset は、 計算の開始を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。OLAPWinStType パラ メ ーターが、現在の行の N 行前

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 197

( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオフ

セ ッ ト を定義し ます。

• OLAPWinEndType は、 計算の終了位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinEndType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の下部] ( 1 ): 下部の値で計算が終了し ます。 下部の値は、 BreakBy および SortBy の値で指定されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行で計算が終了し ます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinEndOffset は、 計算の終了を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。 OLAPWinEndType パラ メ ーターが、 現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオ

フセ ッ ト を定義し ます。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

開始点が終了点よ り 小さい場合は、 関数は無効です。

"OLAPMin Unit Cost" ( OLAPMin 単位コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次に定義するよ う に、 "Unit Cost" メ ト リ ッ ク を基に OLAPMin 関数を使用し て作成され

ています。

OLAPMin<OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3, OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2, BreakBy={Category} SortBy={Subcategory}>([Unit Cost])

計算の開始点は、 現在の行の 3 行前に定義されています ( OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3 )。 計算の終了点は、 現在の行の 2 行後に定義されています ( OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2 )。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

198 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

下に示すよ う に、 この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ )、 "Subcategory" (サブカテゴ リ )、 および "Unit Cost" (単位コ ス ト ) と と もにレポー ト に表示されす。

このデータに関し て、 注目すべき事実がい く つかあ り ます。

"OLAPMinUnit Cost" の 1 番目の値は $6 です。 これは、 $14、 $11、 および $6 の 小値を返すこ と で計算されます。 この計算は現在の行の 2 行後に終了するので、 これらの値が含まれます。 計算が現在の行の 3 行前に開始される場合でも、 現在の行よ り 上には、 計算に含めるデータがあ り ません。

"Books" カテゴ リ の "OLAPMin Unit Cost" のすべての値は、 小値であ る $6 が、 現在の行の上の 3 行から現在の行の下の 2 行までのウ ィ ン ド ウ内にあ るの、 $6 を返し ます。

関数は "Category" ア ト リ ビ ュー ト で区切る よ う に定義されているので、 次の "Category" の 初の "Subcategory" で計算が再開されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 199

OLAPRank

並べ替え基準によ って定義される他の値に基づいて、 現在の値のラ ン ク を返し ます。 関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、ラ ン ク付けを再開でき ます。

OLAPRank 関数を使用する と、 MicroStrategy 分析エンジンを使用し て ラ ン

ク を計算するのではな く 、 データベース内でラ ン ク を計算する こ と ができます。

以下の点に注意し て く ださい。

• OLAPRank はデータベース内で計算されるので、 使用し ているデータベースが OLAPRank 関数をサポー ト し ている場合にのみ、

この関数を使用でき ます。

• OLAPRank 関数を使用する メ ト リ ッ クは、 スマー ト メ ト リ ッ クと し て定義する こ と はでき ません。 OLAPRank 関数を使用する メ

ト リ ッ ク がスマー ト メ ト リ ッ ク と し て定義されている場合は、計算が MicroStrategy 分析エンジン内で実行され、 エラーが返されす。

• SortBy パラ メ ーターには、 少な く と も 1 つの メ ト リ ッ ク を含め

る必要があ り ます。

構文

OLAPRank<BreakBy, SortBy>()

こ こ で、

• BreakBy はラ ン ク付けを再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ トリ ッ ク です。 OLAPRank の場合、 SortBy パラ メ ーターは、 計算が実行される メ ト リ ッ ク を含める こ と ができ る場所でも あ り ます。 SortBy パ

ラ メ ーターには、 少な く と も 1 つの メ ト リ ッ ク を含める必要があ り ます。

MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト に、 "Avg Revenue per Customer" (顧客毎売上平均) メ ト リ ッ ク が含まれています。 この メ ト リ ッ ク を "Quarter" (四半期) および "Region" (地域) のア ト リ ビ ュー ト と と もにレポー ト に含めて、 各四半期ご と に各地域の顧客毎売上平均を示する こ と ができ ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

200 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この分析を拡張するために、"OLAPRank Avg Rev per Customer" ( OLAPRank 顧客毎売上平均) メ ト リ ッ ク を、 次のよ う に定義し て作成し ます。

OLAPRank<BreakBy={Quarter}, SortBy= ( [Avg Revenue per Customer] , Region@ID ) > ()

この メ ト リ ッ ク を "Quarter"、 "Region"、 および "Avg Revenue per Customer" と と もにレポー ト に含める と、 各地域の顧客毎四半期売上平均の地域ラ ンク が表示されます。 これは、 次のレポー ト に示されています。

レポー ト は、 "Quarter" で並べ替え られ、 次に "OLAPRank Avg Rev per Customer" の値で並べ替え られています。

上に示すレポー ト は、 各四半期の顧客毎売上平均に基づいて顧客毎売上平均の 小から 大の順に並べ替えて、 地域を表示し ています。 この分析を使用し て、 四半期ご と に顧客毎売上平均に基づいて地域の業績を、 すばやく 確認する こ と ができ ます。 上に示されている 初の 3 四半期のデータで

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© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 201

は、 "Web" の顧客毎売上平均が 小です。 しかし、 ほかの地域の業績には、あ る程度の変化があ り ます。 この分析を長期間実行する こ と によ り 、 売上および地域別業績の傾向を表示する こ と ができ ます。

OLAPSum

関数の引数の定義に従って、 現在の値、 先行する値、 および後続の値の合計を返し ます。 現在の行よ り 上の値のみを計算に含める こ と ができ る RunningSum および MovingSum と は異な り 、 OLAPSum を使用する と、 現

在の行の上下の値を計算に含める こ と ができ ます。

関数のパラ メ ーターに定義されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開でき ます。

構文

OLAPSum<Distinct, OLAPWinStType, OLAPWinStOffset, OLAPWinEndType, OLAPWinEndOffset, BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• Distinct は、 すべての値を計算に使用するか、 一意の値のみを使用して計算するかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターです。Distinct を真に定義する と、 OLAPWinStType、OLAPWinStOffset、 OLAPWinEndType、 OLAPWinEndOffset、 および SortBy のパラ メ ーターは無視されます。

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• OLAPWinStType は、 計算の開始位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinStType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の上] ( 0 ): BreakBy および SortBy の値で指定される

上部の値から、 計算が開始されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行から計算が開始されます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

202 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後から、 計算が開始

されます。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinStOffset パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinStOffset は、 計算の開始を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。OLAPWinStType パラ メ ーターが、現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオフ

セ ッ ト を定義し ます。

• OLAPWinEndType は、 計算の終了位置のウ ィ ン ド ウ タ イプを定義し ま

す。 以下のオプシ ョ ンのいずれかを選択し ます。 オプシ ョ ンは、 設定名、 およびかっ こ内の対応する OLAPWinEndType 値ご と に記載されて

います。

[データセ ッ ト の下部] ( 1 ): 下部の値で計算が終了し ます。 下部の値は、 BreakBy および SortBy の値で指定されます。

[現在の行] ( 2 ) : 現在の行で計算が終了し ます。

[現在の行から N 行前] ( 3 ) : 現在の行の特定行数前で、 計算が終了します。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset

パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

[現在の行から N 行後] ( 4 ) : 現在の行の特定行数後で、 計算が終了します。 この行のオフセ ッ ト は、 下で説明する OLAPWinEndOffset

パラ メ ーターを使用し て定義し ます。

• OLAPWinEndOffset は、 計算の終了を現在の行からオフセ ッ ト する行数を定義し ます。 OLAPWinEndType パラ メ ーターが、 現在の行の N 行前 ( 3 )、 または現在の行の N 行後 ( 4 ) に定義されている場合に、 このオ

フセ ッ ト を定義し ます。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

開始点が終了点よ り 小さい場合は、 関数は無効です。

"OLAPSum Unit Cost" ( OLAPSum 単位コ ス ト ) メ ト リ ッ クは、 次に定義するよ う に、 "Unit Cost" メ ト リ ッ ク を基に OLAPSum 関数を使用し て作成されています。

OLAPSum<OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3, OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2, BreakBy={Category} SortBy={Subcategory}>([Unit Cost])

合計の開始点は、 現在の行の 3 行前に定義されています ( OLAPWinStType=3, OLAPWinStOffset=3 )。 合計の終了点は、 現在の

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 203

行の 2 行後に定義されています ( OLAPWinEndType=4, OLAPWinEndOffset=2 )。

下に示すよ う に、 この メ ト リ ッ ク が、 "Category" (カテゴ リ )、 "Subcategory" (サブカテゴ リ )、 および "Unit Cost" (単位コ ス ト ) と と もにレポー ト に表示されす。

このデータに関し て、 注目すべき事実がい く つかあ り ます。

"OLAPSum Unit Cost" の 1 番目の値は $30.82 です。 これは、 $13.93、$10.75、 および $6.13 を加算する こ と で計算されます。 この計算は現在の行の 2 行後に終了するので、 これらの値が含まれます。 計算が現在の行の 3 行前に開始される場合でも、 現在の行よ り 上には、 計算に含めるデータがあ り ません。

レポー ト に表示されているデータはセン ト 単位に四捨五入されているので、 一部の計算が少し不正確な印象を印象を与え る可能性があり ます。 た と えば、 $13.93、 $10.75、 および $6.13 を加算する と、 実際の合計は、 レポー ト に表示されている $30.82 ではな く 、 $30.81 にな り ます。 この誤差は、 データが切 り 上げられてレポー ト に表示されるためです。 "Unit Cost" メ ト リ ッ クおよび "OLAPSum Unit Cost"

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

204 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

メ ト リ ッ ク に表示される値の小数点以下の桁を増やすこ と ができ ます。

"OLAPSum Unit Cost" の 4 番目の値が、 現在の行の上の 3 行から現在の行の下の 2 行までのすべてのデータ を計算に含める こ と ができ る唯一の値です ( $13.93 + $10.75 + $6.13 + $7.20 + $25.93 + $9.43 = $73.38 )。

"Books" (書籍) カテゴ リ の 後の "OLAPSum Unit Cost" 値は、 現在の行と その上の 3 行のみの "Unit Cost" 値を含むこ と でき ます ( $6.13 + $7.20 + $25.93 + $9.43 = $48.70 )。次の "Category" の 初の "Subcategory" で

計算が再開されるため、 現在の行の下の 2 行を含める こ と ができ ません。計算が再開されるのは、 関数が "Category" ア ト リ ビ ュー ト で区切られる よう に定義されているためです。

RunningAvg (累積平均)

値の リ ス ト 内を移動し て、 現在の値を先行する値に足し て、 現在の値の数で割る こ と によ って、 累積平均を返し ます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト グループに基づいて、 計算を再開する こ と ができ ます。これは OLAP 関数です。

構文

RunningAvg <BreakBy,SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

zk1k- yi k 1 … n,,=∀

i 1=

k

∑=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 205

• m = ウ ィ ン ド ウ サイ ズ

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例は、 累積平均関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 値を追加するたびに新しい平均を計算し て返す様子を示し ています。 計算は、 次の表のよ う にな り ます。

RunningCount

各値の後の現在のカ ウ ン ト を返すこ と によ って、 値 リ ス ト 内の各値の累積数を返し ます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、カ ウ ン ト を再開でき ます。 これは OLAP 関数です。

構文

RunningCount<BreakBy,SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

値 累計平均

10 10 ( 10/1 )

20 15 ( 30/2 )

30 20 ( 60/3 )

40 25 ( 100/4 )

50 30 ( 150/5 )

zk 1i k 1 … n,,=∀i 1=

k

∑=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

206 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• 1i = 0 ( i 行目の引数が NULL の場合) 1i = 1 (それ以外)

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例では、 RunningCount 関数がデータ行をカ ウ ン ト する方法を説明し ます。 このレポー ト は、 "Region" (地域) と "Employee" (従業員) と い うア ト リ ビ ュー ト と、 "Revenue" (売上) と "Running Count" (累積数) と い う メト リ ッ ク を使用し てます。 表示される地域が "South" (南部)、 "Northwest" (北西部)、 および "Southwest" (南西部) のみにな る よ う に、 フ ィ ルターが適用されています。 "Running Count" メ ト リ ッ クは、 次のよ う に定義されます。

RunningCount<BreakBy={Region}, SortBy= (Value) >(Revenue)

• カ ウ ン ト は、 地域ご と に再開されます。

• 昇順に並べられた "Revenue" メ ト リ ッ ク の値 ( 小値が 1 と カ ウ ン ト され、 次に低い値が 2 と カ ウ ン ト される、 など) に基づいて、 エン ト リ がカ ウ ン されます。

RunningMax (累積 大値)

現在の値と先行する値を比較する こ と によ って、 値 リ ス ト 内の累積 大値を返し ます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、評価を再開する こ と ができ ます。 これは OLAP 関数です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 207

構文

RunningMax <BreakBy, SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例は、 RunningMax 関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 各値をそれまでの 大値と比較し て、 大値を返す様子を示し ています。 計算は、次の表のよ う にな り ます。

値 累計 大数

8

6 8 ( 8>6 )

10 10 ( 10>8 )

9 10 ( 10>9 )

5 10 ( 10>5 )

zk maxi 1 … k,,=

yi{ } k∀ 1 … n,,==

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

208 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

RunningMin (累積 小値)

現在の値と先行する値を比較する こ と によ って、 値 リ ス ト 内の累積 小値を返し ます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、評価を再開する こ と ができ ます。 これは OLAP 関数です。

構文

RunningMin <BreakBy, SortBy> (Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

この簡単な例は、 累積 小値関数が値 リ ス ト 内を移動し ながら、 各値をそれまでの 小値と比較し て、 小値を返す様子を示し ています。 計算は、次の表のよ う にな り ます。

値 累積 小値

8

6 6 ( 6<8 )

10 6 ( 6<10 )

zk mini 1 … k,,=

yi{ } k∀ 1 … n,,==

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 209

RunningStDevP (母集団の累積標準偏差)

値式に対し て、 母集団の累積標準偏差を返し ます。 指定される値の リ ス トは、 母集団です。 関数のパラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開する こ と ができ ます。 これは OLAP 関数です。

構文

RunningStDevP <BreakBy, SortBy> (Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

こ こ で、

• yi = i 行目の メ ト リ ッ ク値

• n = 行数 / メ ト リ ッ ク値

9 6 ( 6<9 )

5 5 ( 5<6 )

値 累積 小値

zk

yi y–( )2

i 1=

k

∑k

------------------- k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

210 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この例は、 売上の累積標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの母集団全体と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 計算は各地域ご と に再開され、 情報は地域内で州の昇順で並べ替え られます。

このサンプル レポー ト を RunningStDev の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て く ださい

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) と "Customer State" (顧客州) のア ト リ ビ ュー ト と、 "Total Revenue" (総売上高)、 "RunningStDevP"、 および "StDevP" の メ ト リ ッ ク が含まれています。 レポー ト フ ィ ルターで、データが "Southwest" (南西部)、 "Southeast" (南東部)、 および "Northwest" (北西部) の地域に制限されています。 "RunningStDevP" メ ト リ ッ ク の定義は、次の通 り です。

RunningStDevP<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy=<[Customer State])>([Total Revenue])

RunningStDev (累積標準偏差)

値式に対し て、 標本の累積標準偏差を返し ます。 指定される値の リ ス ト は、標本です。 関数のパラ メ ーターで指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、計算を再開する こ と ができ ます。 これは OLAP 関数です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 211

構文

RunningStDev<BreakBy,SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は計算を再開する場所を示すア ト リ ビ ュー ト です。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク です。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

この例は、 売上の累積標準偏差を計算する レポー ト を示し ています。 この計算は、 メ ト リ ッ ク で提供される値の リ ス ト が、 標準偏差を取得し たいデータの標本と同じであ る と い う 仮定に基づいています。 計算は各地域ごと に再開され、 情報は地域内で州の昇順で並べ替え られます。

このサンプル レポー ト を RunningStDevP の例と比較し て、 母集団に対し て計算された場合に返される値が標本の場合と異な る こ と を確認し て く ださい。

このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) と "Customer State" (顧客州) のア ト リ ビ ュー ト と、 "Total Revenue" (総売上高)、 "RunningStDev"、 および "StDev" の ト リ ッ クが含まれています。 レポー ト フ ィ ルターを使用して、 データが "Southwest" (南西部)、 "Southeast" (南東部)、 および "Northwest" (北西部) の地域に制限されています。 "RunningStDev" メ ト リ ック の定義は、 次の通 り です。

zk

yi y–( )2

i 1=

k

∑k 1–

------------------- k 1 … n,,=∀=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

212 OLAP 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

RunningStDev<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy=<[Customer State])>([Total Revenue])

RunningSum

この関数は、 現在の値を先行する値に加算する こ と によ って、 リ ス ト 内の値の累積合計を返し ます。 これを使用し て、 セ ッ ト 全体だけでな く 特定のカテゴ リ 内の値の累積合計を保持する こ と ができ ます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、 計算を再開する こ と ができ ます。これは OLAP 関数です。

構文

RunningSum <BreakBy,SortBy>(Argument)

こ こ で、

• BreakBy は、 計算を再開する場所を指定する ア ト リ ビ ュー ト を設定す

るパラ メ ーターです。

• SortBy はデータ を並べ替えるのに使用する ア ト リ ビ ュー ト または メ ト

リ ッ ク を設定するパラ メ ーターです。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. OLAP 関数 213

例 1 : 累積合計は、 一連の値を合計する過程で、 各段階の計算の結果を表示し ます。次の表は、( 1, 2, 3, 4, 5 ) の値のセ ッ ト を使用し た累積合計と その計算を示し ています。

例 2 : 売上の累積合計を計算する レポー ト を示し ています。 計算は各地域ごと に再開され、 情報は地域内で州の昇順で並べ替え られます。 このレポート には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ ト リ ッ クおよび "Running Sum" (累積合計) メ ト リ ッ ク が含まれています。 レポー ト フ ィ ルターで、 データが "Southwest" (南西部)、 "Southeast" (南東部)、 および "Northwest" (北西部) の地域に制限されています。 "Running Sum" メ ト リ ック の定義は、 次の通 り です。

RunningSum<BreakBy={[Customer Region]}, SortBy=<[Customer State])>([Total Revenue])

値 累計

1 1 ( 0+1 )

2 3 ( 1+2 )

3 6 ( 3+3 )

4 10 ( 6+4 )

5 15 ( 10+5 )

zk yi k∀ 1 … n,,=i 1=

k

∑=

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

214 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

集計された "Total Revenue" は、 各地域の [Running Sum] 列の 後の値と等しいこ と に注目し て く ださい。

Rank および NTile 関数

Rank は OLAP 関数グループに属し ますが、 SortBy パラ メ ーターがア ト リビ ュー ト の代わ り に メ ト リ ッ ク を使用する点で、 他の OLAP 関数と は異なり ます。 VLDB プロパテ ィ でラ ン ク オプシ ョ ンを設定する こ と によ って、ODBC、 分析エンジン、 またはデータベースのいずれかでラ ン ク を指定する こ と ができ ます。

NTile 関数は、 順序指定された リ ス ト 内の値をい く つかのバケ ッ ト (つま り 、NTile ) にグループ化するために使用されます。 リ ス ト 内の各エレ メ ン ト に、それが所属するバケ ッ ト に対応する整数が割 り 当て られます。 各種の NTile 関数は、 バケ ッ ト の定義方法が異な り ます。 これらの関数には、 バケ ッ トの数を定義でき る もの、 バケ ッ ト のサイ ズを定義でき る もの、 などがあ ります。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 215

NTile

NTile 関数は、 順序指定された リ ス ト 内の値をい く つかのバケ ッ ト (つま り 、NTile ) にグループ化するために使用されます。 Ntile 関数では、 それぞれ

のバケ ッ ト に正確に同じ行数または 大でも他よ り 1 行多 く 割 り 当て られる よ う に、 バケ ッ ト が計算されます (例外は同一のを持つ行が同じブラ ケ ット に配置される場合です)。 た と えば、 パーテ ィ シ ョ ンに 100 行が含まれていて、 NTile 関数を 4 個のバケ ッ ト で定義する と、 25 行に 1 の値、 25 行

に 2 の値、 と い う よ う に割 り 当て られます。 これらのバケ ッ ト は、 等高バケ ッ ト と呼ばれます。

パーテ ィ シ ョ ン内の行数がバケ ッ ト 数で均等に割 り 切れない場合、 同一の値を持つ行がなければ、 1 バケ ッ ト あた り に割 り 当て られる行数の違い、

大で 1 にな り ます。 余分な行は、 ceiling(1*(バケット数 /剰余)),..., ceiling(剰余 *(バケット数 /剰余 )) の計算を使用し て、 バケ ッ ト に追加されます。

た と えば、 NTile<Tiles=5>() の関数を持つパーテ ィ シ ョ ンに個別の

値を持つ行が 103 行あ る場合、 初の 20 行が 初のバケ ッ ト に、 次の 21 行が 2 つ目のバケ ッ ト に、 次の 20 が 3 つ目のバケ ッ ト に、 次の 21 行が 4 つ目のバケ ッ ト に、 後の 21 行が 5 つ目のバケ ッ ト に入れられます。ceiling(1*(5/3))=2、 ceiling(2*(5/3))=4、 および ceiling(3*(5/3))=5 の計算によ り 、 余 り の 3 行が 1 行ずつ、 2 つ目、 4

つ目、 および 5 つ目のバケ ッ ト に含められます。

NTile は、 指定された メ ト リ ッ ク内の値を、 昇順または降順で並べ替え

て、 ユーザーが定義し た数のバケ ッ ト に分割し ます。 それぞれのバケ ッ トが (可能であれば) 同じ数のエレ メ ン ト を含みます。 これは OLAP 関数です。

構文

NTile <Ascending, Tiles, BreakBy> (Argument)

こ こ で、

• Ascending は、 Ntile 内のデータ構成を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽)

パラ メ ーターです。

• BreakBy は、 計算を再開する場所を指定する ア ト リ ビ ュー ト を設定す

るパラ メ ーターです。

• Tiles は、 バケ ッ ト の数 (つま り Ntile ) を指定する正の整数です。

• Argument は、 n 個のバケ ッ ト に (可能であれば) 均等に分割する値の リ ス

ト を表す メ ト リ ッ ク です。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

216 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

例 1 : 20 と い う 値を含む メ ト リ ッ ク に Tiles=4 を定義し た場合、 この関数

は、 以下のよ う に数値を分割し ます。

• 値 1 から 5 をバケ ッ ト 1 に

• 値 6 から 10 をバケ ッ ト 2 に

• 値 11 から 15 をバケ ッ ト 3 に

• 値 16 から 20 をバケ ッ ト 4 に

例 2 : この例は、 顧客州が売上で並べ替え られ、 指定された数のバケ ッ ト に分割される レポー ト を示し ています。 バケ ッ ト の数は 8 に定義されています。 このレポー ト には、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ ト リ ッ クおよび "NTile" メ ト リ ッ ク が含まれています。 "NTile" メ ト リ ッ クは派生 メ ト リ ッ ク で、 次の構文に従います。

NTile<Tiles=8>([Total Revenue])

結果のレポー ト では、 48 州が 8 NTile に分割され、 それぞれに 6 エレ メ ント (州) が含まれます。 各バン ド内で、 データは "Customer State" ア ト リビ ュー ト の昇順で並べ替え られます。 レポー ト の一部は次のよ う に表示されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 217

NTileSize

NTileSize は、 指定された メ ト リ ッ ク内の値を、 昇順または降順で並べ替

えて、 各バケ ッ ト に同じ数のエレ メ ン ト を含むよ う に分割し ます。 各バケ ッ ト 内のエレ メ ン ト 数は、 ユーザーによ って定義されます。 これは OLAP 関数です。

構文

NTileSize <Ascending, BreakBy> (Argument, Size)

こ こ で、

• Ascending は、 Ntile 内のデータ構成を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽)

パラ メ ーターです。

• BreakBy は、 計算を再開する場所を指定する ア ト リ ビ ュー ト を設定す

るパラ メ ーターです。

• Argument は、 バケ ッ ト に分割する値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Size は、 1 バケ ッ ト あた り のエレ メ ン ト 数を指定する正の整数です。

例 1 : Size を 2 に定義し た場合、 個の関数は、 値を 2 個ずつ含むバケ ッ ト を返し ます。 値が 6 個あ る場合は、 値 1 と値 2 がバケ ッ ト 1 に、 値 3 と値 4 がバケ ッ ト 2 に、 値 5 と値 6 がバケ ッ ト 3 に含められます。

例 2 : この例では、 顧客州が売上で並べ替え られ、 1 つのバケ ッ ト に収めるこ と ができ るエレ メ ン ト 数に基づいてバケ ッ ト に配置されている レポーを示し ます。 1 バケ ッ ト サイ ズあた り のエレ メ ン ト 数は 8 に定義されています。 このレポー ト には、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ ト リ ッ クおよび "NTileSize" メ ト リ ッ ク が含まれています。 "NTileSize" メ ト リ ッ ク の構文は次の とお り です。

NTileSize ([Total Revenue],8)

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218 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果のレポー ト では、 48 州が 6 個のバケ ッ ト に分割され、 それぞれに 8 個のエレ メ ン ト (州) が含まれます。 結果のレポー ト の一部は次のよ う に表示されます。

NTileValue

NTileValue は、 メ ト リ ッ ク内の値を値の範囲によ って、 ユーザーが定義

し た数のバケ ッ ト に分割し て、 昇順または降順で並べ替えます。 それぞれのバケ ッ ト は、 バケ ッ ト に含まれる値の範囲に関し ては同じサイ ズですが、1 バケ ッ ト あた り のエレ メ ン ト 数は等し く あ り ません。 これは OLAP 関数です。

構文

NTileValue <Ascending, Segments, BreakBy> (Argument)

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 219

こ こ で、

• Ascending は、NTile 内のデータ構成を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽)

パラ メ ーターです。

• Segments は、 値を分割するバケ ッ ト 数を指定する正の整数です。

• BreakBy は、 計算を再開する場所を指定する ア ト リ ビ ュー ト を設定す

るパラ メ ーターです。

• Argument は、 バケ ッ ト に分割する値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

例 1 : Segments= 4 と定義し て、 範囲内の 低値が 5 で 大値が 105 の場合、バケ ッ ト の分割は次のよ う にな り ます ( x は値です)。

• 5 ≤ x < 30 は バケ ッ ト 1

• 30 ≤ x < 55 は バケ ッ ト 2

• 55 ≤ x < 80 は バケ ッ ト 3

• 80 ≤ x ≤ 105 は バケ ッ ト 4

例 2 : この例では、 顧客州が売上で並べ替え られ、 値が含まれる値の範囲に基づいてバケ ッ ト に配置されている レポー ト を示し ます。 バケ ッ ト の数 s ( Segments ) は 4 に定義されています。 値の範囲がバケ ッ ト 数で除算され、その結果を使用し て、 すべての値が分割される 4 つの値の範囲が定義されます。 このレポー ト には、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、"Total Revenue" (総売上高) メ ト リ ッ クおよび "NTileValue" メ ト リ ッ ク が含まれています。 "NTileValue" メ ト リ ッ ク の構文は次の とお り です。

NTileValue<Segments=4>([Total Revenue])

結果のレポー ト は、 48 州を 4 個のバケ ッ ト に分割し て表示し ます。 あ る範囲に分類される値の数が他の範囲に分類される値の数よ り 多いので、 各バ

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

220 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ケ ッ ト 内のエレ メ ン ト 数は等し く ないこ と に注意し て く ださい。 結果のレポー ト の一部は次のよ う に表示されます。

例 3 : ヒ ス ト グラム

この例で使用されている レポー ト およびコ ンポーネン ト は、MicroStrategy Tutorial の MicroStrategy Tutorial\Public Objects\Reports\TechnicalReports\ Reports by Feature\Analytics\Statistics and Forecasting\Histogram のフ ォルダーに収められています。

顧客は売上データ でどのよ う に分割 ( 分類 ) されますか ?

売上データに対する顧客の貢献度に基づいて、 顧客がどのよ う に分類されるかに関心があ り ます。 この例では、 顧客が 10 グループに分割され、 それぞれのグループが売上の 10% の増分内の顧客を表し ます。 た と えば、 初のセグ メ ン ト には売上の 低の 10% を支出し た顧客が含まれ、 後の 10 番目のセグ メ ン ト には売上の 高の 10% を支出し た顧客がまれます。

この例では、 以下の概念が使用されています。

• 分析関数 : NTileValue

• カス タ ム グループ

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© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 221

NTileValue は、 低値および 高値に基づいて、 値をバケ ッ ト に分割し ます。 これらのタ イルに整数が割 り 当て られ、 それに応じ て各バケ ッ ト の内容が示されます。 た と えば、 1 番目のバケ ッ ト に分類されるすべての顧客に 1 が割 り 当て られ、 2 番目のバケ ッ ト に分類されるすべての顧客に 2 が割 り 当て られるなどです。 この関数は、 Intelligence Server によ って計算されます。 その後、 NTileValue を使用する メ ト リ ッ クが、 カス タ ム グループを使用し て、 顧客を動的に分類し ます。

さ まざまなユーザーが使用でき る一般的な ソ リ ューシ ョ ンを作成するには、オブジェ ク ト プロ ンプ ト を使用し ます (下記の手順を参照)。

以下のオブジェ ク ト プロ ンプ ト を作成し ます。

• ベース フ ァ ク ト を選択し ます。 このオブジェ ク ト プロ ンプ ト は、"Revenue" (売上)、 "Profit" (利益)、 または "Units Sold" (売上数量) のいずれかのフ ァ ク ト を選択する よ う に、 ユーザー要求し ます。

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222 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• サンプル セ ッ ト レベルを選択し ます。 このオブジェ ク ト プロ ンプ トは、 "Customer" (顧客)、 "Item" (商品)、 または "Day" (日) のいずれかのア ト リ ビ ュー ト を選択する よ う に、 ユーザーに要求ます。

分析する基本のフ ァ ク ト およびア ト リ ビ ュー ト を指定し た ら、 他のオブジェ ク ト の作成を開始し ます。 次の手順を実行し ます。

1 次のよ う に定義された メ ト リ ッ ク を作成し ます。

Sample Set Metric = Sum(?[Choose a base fact]){~, ?[Choose a sample set level]}

2 正しいバケ ッ ト (タ イル) に値を入れるために、 次のよ う に定義し た、 もう 1 つの メ ト リ ッ ク を作成し ます。

Decile By Value = NTileValue<Segments=10> ([Sample Set Metric])

3 バン ド を使用し てカス タ ム グループを作成する こ と によ って、 対象のア ト リ ビ ュー ト ( "Customer"、 "Item"、 または "Day" ) を動的に分類し ます。 [Metric] ( メ ト リ ッ ク) に [Decile By Value] (値によ る十分位数)、[Banding type] (バン ド タ イプ) に [Band Count] (バン ド数) を使用し て、

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 223

[Band Count] (バン ド数) を 10、 [Start at] (開始値) を 1、 [Stop at] (終了値) を 10 に設定し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

224 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

4 このかす部のグ ラ フ ( ヒ ス ト グ ラ ム) を作成する こ と が目的なので、[Show only the individual items within this element] (このエレ メ ン ト 内の各項目のみ表示) 選択し ます。

5 ヒ ス ト グ ラ ムを表示するために、 新しい分類内のエレ メ ン ト 数をカ ウ ント し ます。 これを行 う には、 次のよ う に定義されたダ ミ ー メ ト リ ック を作成し ます。

Count of Samples = Count(1){~}

6 カ ウ ン ト を実行する列がないので、 データベースが各カス タ ム グループ エレ メ ン ト 内のア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト の数を計算でき る よ う に、こ メ ト リ ッ ク を定義し ます。

7 "Decile by Value" カス タ ム グループを行軸に、 "Count of Samples" (標本数) メ ト リ ッ ク を列軸に追加し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 225

8 "Customer" ア ト リ ビ ュー ト および "Revenue" フ ァ ク ト を含むレポー ト を実行する と、 "Decile Histogram" はグ リ ッ ド モード で次のよ う に表示されます。

同じ レポー ト が、 グ ラ フ モード では、 次のよ う に表示されます。

"Decile by Histogram" に生成される SQL は、 次のよ う にな り ます。

Pass0 - Duration: 0:00:00.25

select a11.[CUSTOMER_ID] AS CUSTOMER_ID,

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

226 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

a11.[TOT_DOLLAR_SALES] AS WJXBFS1

from [CUSTOMER_SLS] a11

Pass1 - Duration: 0:00:00.09

create table ZZT1Y02011CMQ000 (

CUSTOMER_ID SHORT,

DA56 LONG)

Pass2 - Duration: 0:00:00.00

[An Analytical SQL]

Pass3 - Duration: 0:01:13.64

insert into ZZT1Y02011CMQ000 values (1499, 1)

Pass4 - Duration: 0:00:00.32

select a11.[DA56] AS DA56,

count(1.0) AS WJXBFS1

from [ZZT1Y02011CMQ000] a11

group by a11.[DA56]

Pass5 - Duration: 0:00:00.03

drop table ZZT1Y02011CMQ000

• Pass0 は、 "Sample Set Metric" を使用し て各顧客の売上を計算し ます。

• 次の 3 つのパス ( Pass1、 Pass2、 および Pass3 ) は、 カス タ ム グループに顧客を動的に分類を作成し ます。 この一連の SQL パスは、 基本的には、要求された分類のための動的ルッ ク ア ッ プ テーブルを作成し ます。[DA] 列は、 動的ア ト リ ビ ュー ト ( Dynamic Attribute ) を意味し ます。Intelligence Server が、 NTileValue 関数を計算し ます。 これは、 Pass3 の [An Analytical SQL] に示されています。 次に、 新しい分類を使用

し て、 値がカス タ ム グループの動的ルッ ク ア ッ プ テーブルに挿入されます。

• Pass4 は、 各カス タ ム グループ エレ メ ン ト に属する顧客の数を計算し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 227

• Pass5 は、 一時テーブルを削除し ます。

NTileValueSize

NTileValueSize は、 ユーザーが定義し た値の範囲に基づいて、 メ ト リ ッ

ク内の値をバケ ッ ト に分割し て、 昇順または降順で並べ替えます。 これは OLAP 関数です。

構文

NTileValueSize <Ascending, BreakBy> (Argument, Size)

こ こ で、

• Ascending は、NTile 内のデータ構成を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽)

パラ メ ーターです。

• BreakBy は、 計算を再開する場所を指定する ア ト リ ビ ュー ト を設定す

るパラ メ ーターです。

• Argument は、 バケ ッ ト に分割する値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Size は、 各バケ ッ ト の値の範囲を指定する実数です。

例 1 : サイ ズを 1000 に設定し、 値の範囲が 1200 で始ま る場合、 1 番目のバケ ッ ト に 1200 から 2199 までの値が含まれ、2 番目のバケ ッ ト に 2200 から 3199 までの値が含まれる と い う よ う に、 すべての値がバケ ッ ト に分類されます。 それぞれのバケ ッ ト に含まれる値の数は問題ではあ り ません。 値がバケ ッ ト の範囲内に分類されている こ と のみが重要です。

例 2 : この例では、 顧客州が売上で並べ替え られ、 値が含まれる値の範囲に基づいてバケ ッ ト に配置されたレポー ト を示し ます。 値の範囲は 100,000 に定義されています。 メ ト リ ッ ク の 小値 (この例では 18 ) から開始し て、

初のバケ ッ ト に 18,654 から 118,653 までの値が含まれ、 次のバケ ッ ト が 118654 から 218,653 の値範囲にな る と い う よ う に、 すべての値をバケ ッ トに分類し ます。 レポー ト 内の 大値は 1,839,238 で、 この値はバケ ッ ト 19 に分類され、 その範囲内の唯一の値です。

このレポー ト には、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" (総売上高) メ ト リ ッ クおよび "NTileValueSize" メ ト リ ッ ク が含まれています。 "NTileValueSize" メ ト リ ッ ク の構文は次の とお り です。

NTileValueSize ([Total Revenue], 100000)

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

228 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果のレポー ト の一部は次のよ う に表示されます。

Percentile

指定された範囲に含まれる値の n パーセン タ イルを返し ます。 この関数を使用し て、 地域の 75 パーセン タ イルを超え る売上があ る州などの、 し きい値を確立する こ と ができ ます。 これはグループ値関数です。

構文

Percentile <Ascending, FactID> (Argument, Percent)

こ こ で、

• Ascending は、 データ構成を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ー

ターです。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 または

メ ト リ ッ ク です。

• Percent は、 し きい値と し て使用するパーセン ト の 10 進値です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 229

例 1 : 引数に 1、 2、 3、 および 4 の値が含まれ、 30 パーセン タ イルのし きい値を見つけたい場合、 構文は次のよ う にな り ます。

Percentile ({1, 2, 3, 4}, 0.3) = 1.9

1.9 が、 30 パーセン タ イルのレベルです。 1.9 を超える値はすべて、 30 パーセン タ イルよ り 大きい値です。

例 2 : この例は、 "Total Revenue" (総売上高) が地域内の 75 パーセン タ イルのし きい値よ り 大きい州のみを表示する レポー ト を示し ています。 このレポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Total Revenue" メ ト リ ッ クおよび "Percentile" メ リ ッ ク が含まれています。 次に、 "Total Revenue" が "Percentile" よ り も大きい州のみを表示する よ う に、 ビ ュー フ ィ ルターがレポー ト に適用されています。

"Percentile" メ ト リ ッ ク の構文は次の とお り です。

Percentile([Total Revenue], .75){[Customer Region]}

Rank

この関数は、 他の値と相対し て、 リ ス ト 内の値のラ ン ク を表示するために使用されます。 パラ メ ーター設定で指定されたア ト リ ビ ュー ト に基づいて、計算を再開する こ と ができ ます。 これは OLAP 関数です。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

230 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

デフ ォル ト が変更されない限 り 、 この関数は メ ト リ ッ ク の値の昇順で値をラ ン ク付けし、 ラ ン クは整数です。

構文

Rank <ASC, ByValue, BreakBy, NullInclude> (Argument)

こ こ で、

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

• ASC は、 ラ ン ク の順序を指定する TRUE/FALSE (真 / 偽) パラ メ ーターで

す ( 1 が 下位または 上位値)。

• ByValue は、 整数 ( 1、 2、 3、 4 ) と パーセンテージ ( 10%、 50%、 75%、100% ) のいずれでラ ン ク付けするかを指定する、 TRUE/FALSE (真 / 偽)

パラ メ ーターです。

• BreakBy は、 計算を再開する時点を指定するパラ メ ーターです。

• [NullInclude] は、 NULL 値を ラ ン クの計算にどのよ う に含めるか指

定するパラ メ ーターです。

NullInclude パラ メ ーターは、 Rank 関数が MicroStrategy 分析エン

ジンによ って実行される場合にのみ、 NULL 値のラ ン クに影響し ます。Rank 関数は、 スマー ト メ ト リ ッ ク、 派生 メ ト リ ッ ク、 およびそのたの

メ ト リ ッ ク のシナ リ オの場合に、 分析エンジンによ って実行されます。メ ト リ ッ ク の Rank 関数が分析エンジンによ って実行されているかど う

かを判定するには、 レポー ト の SQL ステー ト メ ン ト を表示し ます。 メト リ ッ ク が分析エンジンの計算ステ ッ プに リ ス ト されていれば、 Rank

関数が分析エンジンによ って実行されている こ と が確認されます。

Rank 関数がデータベースで実行されている場合は、 NullInclude パ

ラ メ ーターが無視されて、 データベースの標準に基づいて NULL 値がラ ン ク の計算に含まれます。

分析エンジンによ って実行される Rank 関数の場合は、 このパラ メ ーターには以下のオプシ ョ ンがあ り ます。

1 : NullInclude=1 と定義し た場合、 NULL 値に、 < 他のラ ン ク値の

数 + 1> と い う ラ ン ク値が与え られます。 た と えば、 下のレポー ト の

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. Rank および NTile 関数 231

"Profit" (利益) メ ト リ ッ ク のラ ン ク では、 4 つの異な る利益値がラ ンク付け られています。

NULL 値が 1 つあ り 、 4 と い う ラ ン ク が与え られています。 この例の "Rank ( Profit ) " (ラ ン ク (利益)) メ ト リ ッ クは、昇順のラ ン ク を使用しています。 メ ト リ ッ ク を降順のラ ン ク で定義し た場合、 他の値は変更されますが、 NULL 値は同じ ラ ン クの値を保持し ます。 これは、次のレポー ト に示されています。

-1 : NullInclude=-1 と定義し た場合、 NULL 値は 1 と い う ラ ン ク

の値を与え られます。 た と えば、 下に示すレポー ト のどち らにも、"Rank ( Profit ) " メ ト リ ッ ク が NullInclude=-1 と定義されていま

す。 左のレポー ト は昇順のラ ン ク を使用し、 右のレポー ト は降順のラ ン ク を使用し ています。

上のレポー ト に示すよ う に、 どち らのレポー ト でも NULL 値は 1 の値でラ ン ク付け されています。

0 (デフ ォル ト ) : NullInclude=0 と定義し た場合、 分析エンジンの

VLDB プロパテ ィ の NULL チェ ッ ク を使用し て定義された NULL 値処理方法に基づいて、 NULL 値がラ ン クの計算に含ま ます。 さ まざまな MicroStrategy オブジェ ク ト の VLDB プロパテ ィ へのア ク セスおよび変更手順をふ く む、 VLDB プロパテ ィ についての情報は、『MicroStrategy システム管理補足 リ フ ァ レ ン ス』 を参照し て く ださい。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

232 Rank および NTile 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

分析エンジン プロパテ ィ の NULL チェ ッ ク を True (真) に定義する と、 ラ ン ク計算で NULL 値はゼロ値と し て処理されます。 た とえば、 次に示すレポー ト では、 ゼロは -10 よ り 大き く 40 よ り 小さいので、 NULL 値は 2 位にラ ン ク付け られています。

分析エンジン プロパテ ィ の NULL チェ ッ ク を False (偽) に定義する と、 ラ ン ク計算で NULL 値は NULL 値と し て処理されるので、ラ ン ク値にも NULL 値が示されます。 た と えば、 次に示すレポート では、 ラ ン ク で NULL 値が NULL 値と し て表示されています。

このサンプル レポー ト は、 顧客の地域における売上のラ ン ク を付けて、 顧客州を表示し ています。 値によ って ラ ン ク付けする メ ト リ ッ ク (デフ ォル ト) と、 パーセン ト を使用し て ラ ン ク付けする メ ト リ ッ ク の、 2 つの メ ト リ ック があ り ます。 それぞれの地域で 高の売上があった州を "Rank by Value" (値順) メ ト リ ッ ク で 1 位にラ ン ク付けするには、 "Rank by Value" ラ ン ク を降順にし ます。 大数を "Rank by Percent" (パーセン ト 順) メ ト リ ッ ク で 100% にラ ン ク付けするにこのは、 ラ ン ク を昇順にし ます (デフ ォル ト )。

レポー ト には、 "Customer Region" (顧客地域) ア ト リ ビ ュー ト 、 "Customer State" (顧客州) ア ト リ ビ ュー ト 、"Total Revenue" (総売上高) ( Sum ( Revenue ) と定義) メ ト リ ッ ク、 および 上記の 2 つのラ ン ク メ ト リ ッ ク が含まれています。 これらの メ ト リ ッ ク の構文は以下の とお り です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 233

Rank by Value :

Rank<ASC=False,ByValue=True, BreakBy={[Customer Region]}>([Total Revenue])

Rank by Percent :

Rank<ASC=True,ByValue=False BreakBy={[Customer Region]}>([Total Revenue])

結果のレポー ト は次のよ う に表示されます。

文字列 関数

各種の文字列関数は、 文字列に返される文字を変更する、 さ まざまな操作を実行し ます。 文字列関数を使用し て メ ト リ ッ ク を作成する こ と ができますが、 よ り 一般的には、 これらの関数はア ト リ ビ ュー ト フ ォームの作成で使用されます。 た と えば、 これらの関数を使用し て、 複数の列の情報を組み合わせた り 、 列の 初の文字を大文字にし た り 、 列の特定の文字を削除または返し たする こ と によ って、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こと ができ ます。 ア ト リ ビ ュー ト およびア ト リ ビ ュー ト フ ォームの作成方法は、 『プロ ジェ ク ト デザイ ン ガイ ド』 を参照し て く ださい。

MicroStrategy 分析エンジンは、 文字列関数の計算を行いません。 これらは、データベースで処理されます。 ご使用の特定のデータベースに対応し ている文字列関数については、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数の

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

234 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

サポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照して く ださい。 ご使用のデータベースに SQL 構文のサポー ト が含まれていない文字列関数は、 その環境では計算でき ません。

ガイ ド のこの項には、 関数によ って返されるデータについての情報および例が含まれています。

Concat (連結)

Concat 関数は、 2 つ以上の入力文字列を 1 つの文字列に結合し て、 その結

果を返し ます。 た と えば、 “Micro” と “Strategy” と い う 2 つの文字列を連結する と、 “MicroStrategy” と い う 1 つの文字列にな り ます。 Concat は、

多 く の場合、 姓と名などの関連する値を結合するために使用されます。

構文

Concat(Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

• Argument1,..., ArgumentN は、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 列、 または文

字列の値です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

Concat 関数を使用し て、 データベース テーブル内の複数の列を組み合わ

せて、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができ ます。 た と えば、LU_CUSTOMER テーブルに、 CUST_FIRST_NAME と CUST_LAST_NAME の

2 列が含まれている と し ます。 次に示すよ う に、 これらの 2 列を結合し て 1 つのア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができ ます。

Concat([CUST_FIRST_NAME], [CUST_LAST_NAME])

1 列目からの入力が 2 列目からの入力と連結されて、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームに JohnDoe および JaneDoe などの情報が表示されます。

上の説明のよ う なシナ リ オでは、 ConcatBlank 関数 (次の

「ConcatBlank (連結および空白スペース)」 を参照) を使用する こ と によ って、 文字列を連結し て 2 つの文字列の間にスペース を含める こと ができ ます。 こ う する こ と によ って、 結果のア ト リ ビ ュー ト

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 235

フ ォームを読みやす く する こ と ができ ます。 た と えば、 JohnDoe と表示されるのではな く 、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームが、 John Doe と表示されます。

Concat 関数の使用の追加例は、 「InitCap (先頭文字の大文字化)」 (236 ページ) 関数の例の項を参照し て く ださい。

ConcatBlank (連結および空白スペース)

ConcatBlank 関数は、 2 つ以上の入力文字列を 1 つの文字列に連結し て、

それぞれの文字列の間に空白スペース を挿入し ます。 この関数を使用し て、スペースによ って論理的に区切られる、 関連する値を結合する こ と ができます。 た と えば、 “Business” と “Intelligence” と い う 2 つの文字列を連結する と、 “Business Intelligence” と い う 1 つの文字列にな り ます。

構文

ConcatBlank (Argument1, Argument2,..., ArgumentN)

こ こ で、

• Argument1,..., ArgumentN は、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 列、 または文

字列の値です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

ConcatBlank 関数を使用し て、 データベース テーブル内の複数の列を組

み合わせて、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができ ます。 た と えば、 LU_CUSTOMER テーブルに、 CUST_FIRST_NAME と CUST_LAST_NAME の 2 列が含まれている と し ます。 次に示すよ う に、 これ

らの 2 列を結合し て 1 つのア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができます。

ConcatBlank([CUST_FIRST_NAME], [CUST_LAST_NAME])

1 列目からの入力が 2 列目からの入力と連結され、 その 2 つの入力の間に追加のスペースが追加されます。 これによ り 、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームに John Doe および Jane Doe などの情報が表示されます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

236 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ConcatBlank 関数の使用の追加例は、 「InitCap (先頭文字の大文字化)」(236 ページ) 関数の例の項を参照し て く ださい。

InitCap (先頭文字の大文字化)

InitCap 関数は、 入力文字列の先頭文字が大文字化された文字列を返し ま

す。 他のすべての文字は小文字で表示されます。 これによ って、 ア ト リビ ュー ト フ ォーム、 メ ト リ ッ ク、 およびその他のオブジェ ク ト に表示される大文字化のエラーを修正する こ と ができ ます。

構文

InitCap(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 列、 または文字列の

値です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

InitCap 関数を使用し て、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームに表示される情報のエラーを修正する こ と ができ ます。 た と えば、 LU_CUSTOMER テーブルに、CUST_FIRST_NAME と CUST_LAST_NAME の 2 列が含まれている と し ま

す。 姓の先頭文字が大文字にな る よ う にするには、 次の定義を使用し てアト リ ビ ュー ト フ ォームを作成し ます。

InitCap([CUST_LAST_NAME])

先頭文字が大文字か され、 他のすべての文字が小文字にな る よ う に、 列からの入力が変更されます。 た と えば、 列に jackson、 sMITh、 および Hughes などの情報が含まれている場合、 これらはそれぞれ Jackson、 Smith、 および Hughes と表示されます。

この関数は、 特定のシナ リ オでは好ま し く ない結果を返す可能性があ る こと に注意し て く ださい。 上で説明し たシナ リ オで、 McCoy と い う 名前を考えてみて く ださい。 InitCap 関数を使用する と、 これは Mccoy と表示され

ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 237

この関数を使用する別の方法と し ては、 あ る人の名の先頭文字をその人の完全な姓と結合する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する方法があ り ます。InitCap 関数を使用する こ と によ り 、 名の先頭文字が確実に大文字にされ

る よ う にする こ と ができ ます。 このタ イプのア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、InitCap、 ConcatBlank、 Concat、 および LeftStr の関数を使用する

必要があ り ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う になり ます。

ConcatBlank(Concat(LeftStr(InitCap([CUST_FIRST_NAME]), 1), "."), [CUST_LAST_NAME])

上に示す定義を使用し たア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 J. Doe、 M. Smith、 および L. Martinez のよ う な名前を表示し ます。 InitCap 関数を使用する と、

名の先頭文字が確実に大文字にな り ます。

LeftStr (左文字列選択)

LeftStr 関数は、 入力文字列の左から指定し た数の文字と し て取得し たサブ文字列を返し ます。 た と えば、 指定された文字長が 5 の場合、 LeftStr

は、 “MicroStrategy” と い う 元の文字列から “Micro” と い う 文字列を返し ます。 LeftStr は、 入力文字列全体が必要ない場合に、 省略形を作成し た

り 、 長さ を短縮し た り するために役に立ちます。

構文

LeftStr (Argument, Length)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列の値です。

• Length は、 文字列の も左の位置から返す文字数を指定する整数です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LeftStr 関数を使用し て、 省略形を使用する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作

成する こ と ができ ます。 これを使用し て、 長い記述を含む可能性があ る アト リ ビ ュー ト フ ォームの長さ を短縮する こ と ができ ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

238 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

た と えば、 LU_CUSTOMER テーブルに、 CUST_FIRST_NAME と CUST_LAST_NAME の 2 列が含まれている と し ます。 顧客の名と姓のア ト リ

ビ ュー ト フ ォームを作成し ます。 また、 名の先頭文字のみを表示する ア トリ ビ ュー ト フ ォーム も作成し ます。 完全な名を表示する必要がない場合に、 このア ト リ ビ ュー ト フ ォームを使用する こ と ができ ます。 上記のア トリ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

LeftStr([CUST_FIRST_NAME], 1)

整数値が 1 なので、 LeftStr 関数は、 CUST_FIRST_NAME 列からのすべ

ての入力について、 も左の位置にあ る 初の文字のみを表示し ます。

LeftStr 関数の使用の追加例は、 「InitCap (先頭文字の大文字化)」 (236 ページ) 関数の例の項を参照し て く ださい。

Length (文字列の長さ)

Length 関数は、 入力文字列内の文字数を返し ます。 た と えば、 文字列 “MicroStrategy” に Length 関数を使用する と、 13 の値が返されます。Length は、 多 く の場合、 文字列を操作するために、 他の文字列関数と と

もに使用されます。

構文

Length(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

Length 関数を他の文字列関数と と もに使用する こ と によ って、 さ まざま

な方法で文字列を操作する こ と ができ ます。 た と えば、 情報を特定の文字数に省略する代わ り に、 各文字列を省略し て、 含まれる一連の文字の半数のみを表示する こ と ができ ます。 顧客の名に含まれる文字の半数のみを表示する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次の とお り です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 239

LeftStr([CUST_FIRST_NAME], Int(Length([CUST_FIRST_NAME]) / 2))

Alan、 Frederick、 および Jennifer などの名に対し て、 上に示す関数は、 それぞれ Al、 Fred、 および Jenn を表示し ます。 この関数は、 顧客の名の省略形を提供する一方で、 追加の文字を提供する こ と によ って、 それぞれの省略名を区別でき る可能性も あ り ます。

この例で使用されている関数では、 Length([CUST_FIRST_NAME]) / 2 の計算の整数部分のみを返すよ う に、 Int 関数が使用されています。 使用し ているデータベースによ る関数のサポー ト 状況によ って、 Round、 Ceiling、 および Floor などの関数を使用する こ と もでき ます。 これらのタ イプの関

数については、 「数学関数」 (324 ページ) を参照し て く ださい。

Lower (小文字)

Lower 関数は、 入力文字列内のすべての英文字が小文字で表示された文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “MicroStrategy” に Lower 関数を使用す

る と、 “microstrategy” と い う 文字列が返されます。

Lower を使用する と、 情報の表示が標準化されて、 情報が読みやす く なる

場合があ り ます。

構文

Lower(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 列、 または文字列の

値です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

Lower 関数を使用し て、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの情報をすべて小文字で表示する こ と ができ ます。 た と えば、 LU_CUSTOMER テーブルに ADDRESS

列が含まれている と し ます。 顧客の住所のすべての文字を小文字で表示する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができ ます。 上記のア ト リビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

240 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Lower([ADDRESS])

上に示すよ う な定義を使用する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 10 Main Street、 350 West Elm Avenue、 および 4400 Spring Road のよ う な入力された住所を取 り 、 それら をそれぞれ 10 main street、 350 west elm avenue、 および 4400 spring road と表示し ます。

LTrim (左 ト リ ム)

LTrim 関数は、 入力文字列の左側にあ る先頭の空白スペースが削除された文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “ MicroStrategy” に LTrim 関数を

使用する と、 “MicroStrategy” と い う 文字列が返されます。

LTrim 関数を使用し て、 データ入力時のエラーによ って生じ た空白スペー

ス を削除する こ と ができ ます。 これらのスペース を削除する と、 情報の表示が標準化されて、 情報が読みやす く な り ます。

構文

LTrim(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_CUSTOMER テーブルに ADDRESS 列が含まれている と し ます。 住所から

先頭の空白スペース をすべて削除する よ う にア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成でき ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

LTrim([ADDRESS])

住所に含まれる先頭のすべての空白スペースが、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの表示から削除されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 241

先頭と末尾の空白スペースの両方を削除するには、 Trim 関数 ( 「Trim」(245 ページ) ) を使用し ます。

Position (サブ文字列の位置)

Position 関数は、 入力文字列内の一連の文字の 初の発生の開始位置を返し ます。 た と えば、 Position 関数を使用し て文字列 “MicroStrategy”

内で文字列 “Strategy” を検索する と、 6 と い う 値が返されます。

Position は、 文字列の位置を見つけるだけでな く 、 サブ文字列が存在す

るかど う かをテス ト するためにも使用でき ます。 指定された文字列が見つから ない場合は、 0 が返されます。

構文

Position (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 検索する文字列です。

• Argument2 は、 Argument1 を検索する場所の文字列です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

Position 関数を他の文字列関数と と もに使用する こ と によ って、 文字列

にさ まざまな操作を実行する こ と ができ ます。 この関数がどのよ う に機能するかを示す例と し て、 ADDRESS 列を含む LU_CUSTOMER テーブルを検討し て く ださい。 次のよ う な定義で、 Position 関数を使用し て、 住所内の

Street と い う 語を検索し ます。

Position(“Street”, [ADDRESS])

10 Main Street と い う 住所の場合、 上に示す関数は、 9 の値を返し ます。 住所に Street と い う 語が含まれない場合は、 0 と い う 値が返されます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

242 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

RightStr (右文字列選択)

RightStr 関数は、 入力文字列の右から指定し た数の文字と し て取得し た

サブ文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “MicroStrategy” の右から 初の 8 文字は、 “Strategy” です。

RightStr を使用し て、 情報の一部のみを表示する ア ト リ ビ ュー ト フ ォー

ムを作成でき ます。 これは、 下のク レジ ッ ト カード の例のよ う に、 セキ ュリ テ ィ の目的のために一部の情報を隠す必要があ る場合に役に立ちます。

構文

RightStr (Argument, Length)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

• Length は、 返される文字の数を指定する整数です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_CUSTOMER テーブルに、 オン ラ イ ン顧客の ク レジ ッ ト カード の番号を含む CREDIT_CARD_NUMBER 列が含まれている と し ます。 顧客のク レジ ッ

ト カード の番号の 後の 4 桁のみを表示する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成し ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

RightStr([CREDIT_CARD_NUMBER], 4)

4 と い う 整数値によ り 、 RightStr 関数は、 CREDIT_CARD_NUMBER 列の

後の 4 桁の文字のみを表示し ます。

この機能を Concat 関数と組み合わせて、 ク レジ ッ ト カード の表示されな

い桁の代わ り に、 X または他の文字を表示する こ と もでき ます。

Concat(“XXXX-XXXX-XXXX-”, RightStr([CREDIT_CARD_NUMBER], 4))

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 243

この定義は、 ク レジ ッ ト カード の番号の表示を、 1111-2222-3333-4444 から XXXX-XXXX-XXXX-4444 と い う 表示に変更し ます。

RTrim (右 ト リ ム)

RTrim 関数は、 入力文字列の右側にあ る空白スペースが削除された文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “MicroStrategy ” に RTrim 関数を使用

する と、 “MicroStrategy” と い う 文字列が返されます。

RTrim を使用し て、 データ入力時のエラーによ って生じ た末尾の空白ス

ペース を削除する こ と ができ ます。 これらのスペース を削除する と、 情報の表示が標準化されて、 情報が読みやす く な り ます。

構文

RTrim(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_CUSTOMER テーブルに ADDRESS 列が含まれている と し ます。 住所から

末尾の空白スペース をすべて削除する よ う にア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成でき ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

RTrim([ADDRESS])

住所に含まれる末尾のすべての空白スペースが、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの表示から削除されます。

先頭と末尾の空白スペースの両方を削除するには、 Trim 関数 ( 「Trim」(245 ページ) ) を使用し ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

244 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

SubStr (サブ文字列選択)

RightStr 関数は、 入力文字列から指定し た文字列と し て取得し たサブ文字列を返し ます。 SubStr は、 関連情報を含む文字列の特定の部分を分離

するのに役立ちます。

構文

SubStr(Argument, Position, Length)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

• Position は、 文字列内の開始位置を指定する整数です。

• Length は、 返される文字の数を指定する整数です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_ITEM テーブルに ITEM_ID 列が含まれている と し ます。 この列には、

商品についてのさ まざまなフ ァ ク ト を定義するために作成された 10 桁の数字が保存されます。 これには、 商品が販売された場所を識別する 2 桁が含まれています。 これらの 2 桁は、 常に、 10 桁の商品 ID 番号の左側から 4 桁目から始ま り ます。 これらの桁を取得し て、 商品の販売の場所を判断するために、 これらの 2 桁を返すア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成する こ と ができ ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

SubStr(ITEM_ID, 4, 2)

取得されたサブ文字列は、 4 桁目から 2 桁を取得し ます。 2334560897 の商品 ID の場合は、 この関数は 45 を返し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 標準関数 2

© 2013 MicroStrategy, Inc. 文字列 関数 245

Trim

Trim 関数は、 入力文字列の両側にあ る空白スペースが削除された文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “ MicroStrategy ” に Trim 関数を使用す

る と、 “MicroStrategy” と い う 文字列が返されます。

Trim 関数を使用し て、 データ入力時のエラーによ って生じ た、 先頭および

末尾の空白スペース を削除する こ と ができ ます。 これらのスペース を削除する と、 情報の表示が標準化されて、 情報が読みやす く な り ます。

構文

Trim(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 フ ァ ク ト 、 列、 また

は文字列です。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_CUSTOMER テーブルに ADDRESS 列が含まれている と し ます。 住所から

先頭および末尾の空白スペース をすべて削除する よ う にア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成でき ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う にな り ます。

Trim([ADDRESS])

住所に含まれる先頭および末尾のすべての空白スペースが、 ア ト リ ビ ュート フ ォームの表示から削除されます。

Upper (大文字)

Upper 関数は、 入力文字列内のすべての英文字が大文字で表示された文字列を返し ます。 た と えば、 文字列 “MicroStrategy” に Upper 関数を使用する と、 “MICROSTRATEGY” と い う 文字列が返されます。 Upper 関数を使用

し て、 ア ト リ ビ ュー ト フ ォームの情報をすべて大文字で表示する こ と ができ ます。

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標準関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス2

246 文字列 関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Upper(Argument)

こ こ で、

• Argument は、 テキス ト 文字列を表す メ ト リ ッ ク、 列、 または文字列で

す。

ご使用の特定のデータベースで使用される構文については、「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) の、 ご使用のデータベースに対応する項 を参照し て く ださい。

LU_CUSTOMER テーブルに ADDRESS 列が含まれている と し ます。 顧客の住

所のすべての文字を大文字で表示する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームを作成するこ と ができ ます。 上記のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの定義は、 次のよ う になり ます。

Upper([ADDRESS])

上に示すよ う な定義を使用する ア ト リ ビ ュー ト フ ォームは、 10 Main Street、 350 West Elm Avenue、 および 4400 Spring Road のよ う な入力された住所を取 り 、 それら をそれぞれ 10 MAIN STREET、 350 WEST ELM AVENUE、 および 4400 SPRING ROAD と表示し ます。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 247

33. 演算子

はじめに

この章で説明する演算子は、 構成要素の関数です。 これら を使用し て、 簡単な数値演算の実行、 値の比較、 文字列の検索、 および論理条件の評価を行 う こ と ができ ます。

この章では、 以下のカテゴ リ の演算子について説明し ます。

• 「算術演算子」 (248 ページ)

• 「比較演算子」 (251 ページ)

• 「ラ ン ク演算子の比較」 (262 ページ)

• 「論理演算子」 (267 ページ)

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

248 算術演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

算術演算子

算術演算子は、 も よ く 使用される演算子であ る 減算、 乗算、 除算、 加算、 および 単項マイナスなどの、 基本的な数学関数です。 それぞれの演算子について、 以下に簡単に説明し ます。

減算 ( - )

2 つの値の差を返し ます。

構文

Arg1 - Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 Big Decimal、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア ト リ

ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または Big Decimal を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は同じデータ型であ る必要があ り ます。 ただし、 Arg1 が Date データ型であ る場合は例外です。 この場合は、 Arg2 は数値であ る必

要があ り ます。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

Revenue - Freight

この メ ト リ ッ クは、 "Revenue" (売上) と "Freight" (配送料) の差を返し ます。

乗算 ( * )

2 つの値の積を返し ます。

構文

Arg1 * Arg2

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 算術演算子 249

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 Big Decimal の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、

フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または Big Decimal を返す関数です。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

([Unit Profit] * [Units Sold])

この メ ト リ ッ クは、 "Unit Profit" (単品利益) と "Units Sold" (売上数量)の値の積を返し ます。

除算 ( / )

あ る値を別の値で割った場合の商を返し ます。

構文

Arg1 / Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 Big Decimal の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、

フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または Big Decimal を返す関数です。 さらに、 Arg2 を ゼロにする こ と はでき ません。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

(Profit / [Units Sold])

この メ ト リ ッ クは、 "Profit" (利益) と "Units Sold" (売上数量) の値の商を返し ます。

加算 ( + )

2 つの値の和を返し ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

250 算術演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Arg1 + Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 Big Decimal の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、

フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または Big Decimal を返す関数です。 さらに、 2 つの引数の う ずれかが日付 / 時刻であ る場合は、 も う 1 つの引数は数値であ る必要があ り ます。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

Cost + Freight

この メ ト リ ッ クは、 "Cost" (コ ス ト ) と "Freight" (配送料) の和を返し ます。

単項マ イナス ( U- )

負の値の絶対値、 または正の値の負の値を返し ます。

構文

U-(Arg)

こ こ で、

Arg は、 数値の リ ス ト を表すア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 ま

たは数値および Big Decimal を返す関数です。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

U-(Profit)

この メ ト リ ッ クは、 "Profit" (利益) の値の符号を変更し ます。 この利益値が負の場合は、 正の値を返し ます。 この利益値が正の場合は、 負の値を返します。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 251

比較演算子

これらの関数は、 値を比較するために使用されます。 比較する値には、 数値、 テキス ト 文字列、 日付と時刻、 式、 または言及し たデータ型の値をす関数を使用でき ます。 それぞれの演算子について、 以下に簡単に説明し ます。 テキス ト 文字列の比較パターンは、 データベースの実装によ って、 大文字と小文字を区別する場合と、 し ない場合があ り ます。

よ り小さ い ( < )

初の値が 2 番目の値よ り 小さい場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 < Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit < Cost

この条件は、 "Cost" (コ ス ト ) が "Profit" (利益) よ り 小さい場合にのみ、TRUE (真) を返し ます。

以下 ( <= )

初の値が 2 番目の値以下の場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 <= Arg2

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

252 比較演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit <= Cost

この条件は、 "Cost" (コ ス ト ) が "Profit" (利益) 以下の場合にのみ、 TRUE (真) を返し ます。

等し く ない ( <> )

指定された 2 つの値が相互に等し く ない場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 <> Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit <> Cost

この条件は、 "Cost" (コ ス ト ) が "Profit" (利益) と等し く ない場合にのみ、TRUE (真) を返し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 253

等し い ( = )

指定された 2 つの値が相互に等しい場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 = Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit = Cost

この条件は、 "Profit" (利益) が "Cost" (コ ス ト ) と等しい場合に、 TRUE (真) を返し ます。

よ り大きい ( > )

初の値が 2 番目の値よ り 大きい場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 > Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit > Cost

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

254 比較演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この条件は、 "Profit" (利益) が "Cost" (コ ス ト ) よ り 大きい場合にのみ、TRUE (真) を返し ます。

以上 ( >= )

初の値が 2 番目の値以上の場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 >= Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 数値、 テキス ト 文字列、 日付 / 時刻の リ ス ト を表すア

ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク ト 、 メ ト リ ッ ク、 または数値または リ テ ラル値を返す関数です。 Arg1 と Arg2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Profit >= Cost

この条件は、 "Profit" (利益) が "Cost" (コ ス ト ) 以上の場合にのみ、 TRUE (真) を返し ます。

Begins with

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンで始ま る場合、 TRUE

(真) を返し ます。

構文

Arg1 Begins With Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 テキス ト 文字列です。

テキス ト パターンの比較は、 データベースの実装によ って、 大文字と小文字を区別する場合と、 し ない場合があ り ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 255

Region@DESC Begins with "North"

“Northeast” および “Northwest” などの "Region" (地域) の場合、 TRUE (真) を返し ます。

Between

指定された値が、 2 つの境界値の範囲に含まれる場合、 TRUE (真) を返し ます。 Between を使用し て、 値が有効なデータ範囲内に含まれるかど う かを

テス ト でき ます。

構文

Value Between Boundary1 and Boundary2

こ こ で、

• Value、 Boundary1、 および Boundary2 には、 数値、 日付 / 時刻、 テキスト 、 または言及し たデータ型を返す関数を使用でき ます。 Value、Boundary1、 および Boundary2 は、 同じデータ型であ る必要があ り ます。

• M1 Between 1 and 1000

• region@DESC Between "A" and "Z"

• date@DESC Between '1999-2-12' and '2005-2-23'

Contains

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンを含む場合、 TRUE (真) を

返し ます。

構文

Arg1 Contains Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

256 比較演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Employee@[Last Name] Contains "Smith"

“Smith”、 “Smithson” などの "Last Name" (姓) を持つ "Employee" (従業員) の場合に、 TRUE (真) を返し ます。

Ends with

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンで終わる場合、 TRUE

(真) を返し ます。

構文

Arg1 Ends With Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

Employee@[Last Name] Ends with "son"

Smithson”、 “Johnson” などの "Last Name" (姓) を持つ "Employee" (従業員) の場合に、 TRUE (真) を返し ます。

In

値が、 指定された値の リ ス ト 内に含まれる場合、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 In Arg2

こ こ で、

Arg2 は、 Arg1 と同じデータ型の リ テ ラルの リ ス ト です。 これには、 数値、

Big Decimal、 テキス ト 、 日付 / 時刻のデータ型、 またはこれらのデータ型を返す関数を使用でき ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 257

• Employee@[Last Name] in {"Smith", "Cooper", "Michael"}

• Year in {2000, 2001, 2002}

Like

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターン と一致する場合、 TRUE (真) を返し ます。 それ以外は、 FALSE (偽) を返し ます。

ワ イル ド カード を使用するかど う か、 およびそれらがそのパターンのテキス ト でどのよ う に使用されるかによ って、 Like を Begins With、 Ends With、 Contains、 または = の代わ り に使用でき ます。 この関数は、 関連

する文字列の検索に使用されます。

構文

Arg1 Like Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

使用上の注意

Like 関数でワ イル ド カード を使用する と、 固定の文字列だけではな く 、それ以上のものを検索する こ と ができ ます。 た と えば、 South と い う 正確

なテキス ト パターンを検索する代わ り に、 ワ イル ド カード を使用し て、Mid Southern、 SouthEast、 および South などの、 South を含むすべてのテキス ト パターンを検索する こ と ができ ます。

Like 関数は、 MicroStrategy 分析エンジンで処理するか、 またはデータ

ベースに渡し てデータベース独自の比較サポー ト を使用し て処理する こ とができ ま。 レポー ト の SQL ビ ューを確認する こ と によ って、 Like 関数が

MicroStrategy 分析エンジンで処理されたか、 それ と もデータベースに渡されたかを判定する こ と ができ ます。 Like 関数がレポー ト の SQL に含まれていれば、 データベースが比較を行った と い う こ と です。 Like 関数がレポー ト の SQL に含まれていない場合、 または Like 関数が イ ンテ リ ジェ ン

ト キ ューブから取得し た結果 (イ ンテ リ ジェ ン ト キ ューブについてのレポー ト は、 『OLAP Services Guide』 を参照) に含まれている場合は、MicroStrategy 分析エンジンが Like 関数を処理し ます。 ワ イル ド カード のサポー ト は、 Like 関数が処理される方法によ って異な り ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

258 比較演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• MicroStrategy 分析エンジンが Like 関数を処理する場合は、 以下のワ イ

ル ド カード文字がサポー ト されています。

% 文字を使用し て、 任意の数の文字を表すこ と ができ ます。 た と え

ば、 Like ‘Sout%’ と い う 比較を使用する と、 South、 SouthEast、および Southern に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

_ 文字を使用し て、 1 つの文字を表すこ と ができ ます。 た と えば、Like ‘Sout_’ と い う 比較を使用する と、 South に対し て TRUE (真) を返し ますが、 SouthEast および Southern には FALSE (偽) を返し ます。

/ 文字は、 %、 _、 または / 文字のエスケープ文字と し て使用する こ

と ができ ます。 つま り 、 / 文字は、 ワ イル ド カード と し て使用するのではな く 、 このよ う なワル ド カード文字の前に使用し て、 そのワイル ド カード文字を検索する こ と ができ ます。 %、 _、 または / 文字を検索するには、 検索する文字の前に / 文字を 1 つ含める必要があ り ます。 た と えば、 User_ID と い う 正確なテキス ト を検索する場

合は、 Like ‘User/_ID’ と い う 比較を使用する必要があ り ます。

* 文字を使用し て、 任意の数の文字を表すこ と ができ ます。 た と え

ば、 Like ‘Sout*’ と い う 比較を使用する と、 South、 SouthEast、および Southern に対し て、 TRUE (真) を返し ます。 * 文字は、 独自のエスケープ文字と し て も機能し ます。 つま り 、 * 文字を * の前に使用する と、 テキス ト パターン内のアス タ リ ス ク を検索する こ と ができ ます。 た と えば、 User* と い う 正確なテキス ト を検索する場合

は、 Like ‘User**’ と い う 比較を使用する必要があ り ます。

• データベースが Like 関数を処理する場合は、 ワ イル ド カード をどのよ

う にサポー ト するかは、 データベースによ って決定されます。 一般に、多 く のデータベースは、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト されている文字と し て上に示し た もの と同じ ワ イル ド カード文字およびエケープ文字をサポー ト し ています。 ただし、 一部のデータベースは、 / をエスケープ文字と し てサポー ト し ていず、 代わ り にワ イル ド カード を角かっ こで囲むなどの代替法方を使用ています。 た と えば、 あ るデータベースでは、 % 文字を検索する場合、 [%] の使用がサポー ト されているこ と があ り ます。 し たがって、 Like 関数がデータベースによ って処理

されている場合は、 サード パーテ ィ データベースのマニュ アルを参照し て、 比較の中でどのワ イル ド カード を用でき るかを確認し て く ださい。

• Region@DESC like 'South'

"Region" (地域) が “South” の場合に、 TRUE (真) を返し ます。

• Region@DESC like 'South%'

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 259

"Region" (地域) が “South”、 “SouthEast”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

• Region@DESC like '%South%'

"Region" (地域) が “SouthEast”、 “SouthEast”、 “South”、 などの場合に、TRUE (真) を返し ます。

• Region@DESC like 'D_g'

"Region" (地域) が “Dog”、 “Dig”、 “Dug”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

• Region@DESC like 'D*g'

"Region" (地域) が “Dog”、 “Drag”、 “Drug”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

Not begins with

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンで始ま ら ない場合、 TRUE

(真) を返し ます。

構文

Arg1 Not Begins With Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

Region@DESC Not Begins with "South"

"Region" (地域) が “Northeast”、 “North”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

Not between

指定された値が、 2 つの境界値の間に含まれる場合に、 TRUE (真) を返し ま

す。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

260 比較演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Value Not Between Boundary1 and Boundary2

こ こ で、

Value、 Boundary1、 および Boundary2 は、 同じデータ型であ る必要があ り

ます。 これらには、 MicroStrategy でサポー ト されている任意のデータ型を使用でき ます。

Year not between 2000 and 2005

Year (年) = 1999 の場合、 TRUE (真) を返し ます。

Not contains

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンに含まれていない場合、TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 Not Contains Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

Region@DESC Not Contains "South"

"Region" (地域) が “North”、 “West”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

Not ends with

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターンで終わら ない場合、 TRUE

(真) を返し ます。

構文

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 比較演算子 261

Arg1 Not Ends With Arg2

こ こ で、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

Region@DESC Not Ends With "East"

"Region" (地域) が “Northwest”、 “West”、 などの場合に、 TRUE (真) を返します。

Not in

値が、 指定された値の リ ス ト 内に含まれていない場合、 TRUE (真) を返し ま

す。

構文

Arg1 not in Arg2

こ こ で、

Arg2 は、 1 つ以上のエレ メ ン ト を含む リ ス ト であ る必要があ り ます。 Arg1 は、 Arg2 内のエレ メ ン ト と同じデータ型であ る必要があ り ます。 Arg1 および Arg2 には、 MicroStrategy でサポー ト されている任意のデータ型を使用で

き ます。

Year not in (2002, 2003)

"Year" (年) が “2000”、 “2001”、 などの場合に、 TRUE (真) を返し ます。

Not like

テキス ト 文字列が、 指定されたテキス ト パターン と一致し ない場合、 TRUE (真) を返し ます。 それ以外は、 FALSE (偽) を返し ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

262 ラ ン ク演算子の比較 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Arg1 Not Like Arg2

ここで、

Arg1 と Arg2 は、 Text データ型であ る必要があ り ます。

Region@DESC not like “South%”

"Region" (地域) が “Northeast”、 “North”、 “Mid South”、 などの場合に、TRUE (真) を返し ます。

ラ ン ク演算子の比較

以下の関数は、 ラ ン ク値を比較し ます。 ラ ン ク演算子の比較演算子には、以下が含まれます。

• 「以下 (拡張) ( *<= )」 (262 ページ)

• 「等し く ない (拡張) ( *<> )」 (263 ページ)

• 「等しい (拡張) ( *= )」 (264 ページ)

• 「以上 (拡張) ( *>= )」 (264 ページ)

• 「Between (拡張) ( *Between )」 (265 ページ)

• 「Not Between (拡張) ( Not *Between )」 (266 ページ)

以下 (拡張) ( *<= )

指定された条件以下の リ ス ト 内の値に、 TRUE (真) を返し ます。 リ ス ト の値は、 Rank 関数から生成されます。

構文

ValueList *<= Condition

こ こ で、

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. ラ ン ク演算子の比較 263

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition は、 比較する値です。

使用上の注意

条件を満たす ValueList 内のすべての値に、 TRUE (真) を返し ます。

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

• 関数 : Rank

• 演算子 : *<=

• 値 : 2

ラ ン ク値が 2 以下の M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

等し く ない (拡張) ( *<> )

指定された条件と等し く ない リ ス ト 内の値に、 TRUE (真) を返し ます。 リ スト の値は、 Rank 関数から生成されます。

構文

ValueList *<> Condition

こ こ で、

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition は、 比較する値です。

使用上の注意

条件を満たす ValueList 内のすべての値に、 TRUE (真) を返し ます。

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

264 ラ ン ク演算子の比較 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 関数 : Rank

• 演算子 : *<>

• 値 : 2

ラ ン ク値が 2 でない M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

等し い (拡張) ( *= )

指定された条件と等しい リ ス ト 内の値に、 TRUE (真) を返し ます。 リ ス ト の値は、 Rank 関数から生成されます。

構文

ValueList *= Condition

こ こ で、

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition は、 比較する値です。

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

• 関数 : Rank

• 演算子 : *=

• 値 : 2

ラ ン ク値が 2 であ る M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

以上 (拡張) ( *>= )

指定された条件以上の リ ス ト 内の値に、 TRUE (真) を返し ます。 リ ス ト の値は、 Rank 関数から生成されます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. ラ ン ク演算子の比較 265

構文

ValueList *>= Condition

こ こ で、

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition は、 比較する値です。

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

• 関数 : Rank

• 演算子 : *>=

• 値 : 2

ラ ン ク値が 2 以上の M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

Between (拡張) ( *Between )

指定された範囲に含まれる値 リ ス ト 内の値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。 値は、 Rank 関数から生成されます。

構文

ValueList *Between Condition1 and Condition2

こ こ で、

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition1 と Condition2 によ って、 比較される値の範囲が設定されま

す。

使用上の注意

*Between は、 包括的です。 つま り 、 Condition1 以上かつ Condition2 以下のすべての値が TRUE (真) を返し ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

266 ラ ン ク演算子の比較 © 2013 MicroStrategy, Inc.

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

• 関数 : Rank

• 演算子 : *between

• 値 : 2 および

• 値 : 8

ラ ン ク値が 2 から 8 までに含まれる M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

Not Between (拡張) ( Not *Between )

リ ス ト 内のラ ン ク値が指定された範囲に含まれない場合、 TRUE (真) を返します。 値は、 Rank 関数から生成されます。

構文

ValueList Not *Between Condition1 and Condition2

こ こ で、

• ValueList は、 メ ト リ ッ ク のラ ン ク値の リ ス ト です。

• Condition1 と Condition2 によ って、 比較される値の範囲が設定されま

す。

使用上の注意

Condition1 と等しい値と Condition2 と等しい値は、 この条件を満た し ません。

以下を使用し て、 セ ッ ト 条件フ ィ ルターを作成し ます。

• メ ト リ ッ ク : M1

• 関数 : Rank

• 演算子 : *Not between

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 論理演算子 267

• 値 : 2 および

• 値 : 8

ラ ン ク値が 2 よ り 小さ く 8 よ り 大きい M1 値に対し て、 TRUE (真) を返し ます。

論理演算子

論理演算子を使用し て、 2 つのフ ィ ルター式のセ ッ ト に特定の条件を同時に適用でき ます。

And

指定された条件が両方と も TRUE (真) の場合、 TRUE (真) を返し ます。 それ以外は、 FALSE (偽) を返し ます。

構文

Arg1 And Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 条件式です。 この条件には、 メ ト リ ッ ク、 比較演算、論理演算、 関数、 および定数を含める こ と ができ ます。 条件は、 TRUE (真) または FALSE (偽) に評価される必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

( Cost < 1000 ) And ( Freight < 500 )

この条件は、 "Cost" が 1000 よ り 小さ く 、 かつ "Freight" が 500 よ り 小さい場合にのみ、 TRUE (真) を返し ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

268 論理演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

IF

指定された条件が TRUE (真) の場合に、 値を返し ます。 それ以外は、 デ

フ ォル ト 値を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

IF (Condition, TrueBranch, FalseBranch)

こ こ で、

• Condition は、 条件式です。 この条件には、 メ ト リ ッ ク、 比較演算、 論理演算、 および定数を含める こ と ができ ます。 条件は、 TRUE (真) または FALSE (偽) に評価される必要があ り ます。

• TrueBranch は、 条件が TRUE (真) の場合に返される定数または メ ト リ ッ

ク値です。

• FalseBranch は、 条件が FALSE (偽) の場合に返される定数または メ ト

リ ッ ク値です。

使用上の注意

FalseBranch を指定する必要があ り ます。 指定し ない と、 戻 り 値が未定義にな り ます。

あ る メ ト リ ッ ク が、 次のよ う に定義されています。

IF ((Total Revenue < 300000), 0, 1)

この メ ト リ ッ クは、 "Total Revenue" が 300,000 よ り 小さい場合に 0 を返します。 それ以外は、 1 を返し ます。

Not

指定された条件が FALSE (偽) の場合、 TRUE (真) を返し ます。 指定された条件が TRUE の場合、 FALSE を返し ます。

構文

Not(Arg1)

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 演算子 3

© 2013 MicroStrategy, Inc. 論理演算子 269

こ こ で、

Arg1 は、 条件式です。 この条件には、 メ ト リ ッ ク、 比較演算、 論理演算、および定数を含める こ と ができ ます。条件は、TRUE (真) または FALSE (偽)

に評価される必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

Not ((Profit <= 0))

この条件は、 "Profit" (利益) が ゼロ よ り 大きい場合にのみ、 TRUE (真) を返し ます。

Or

指定された条件が両方と も FALSE (偽) の場合、 FALSE を返し ます。 それ以外は、 TRUE (真) を返し ます。

構文

Arg1 Or Arg2

こ こ で、

Arg1 および Arg2 は、 条件式です。 この条件には、 メ ト リ ッ ク、 比較演算、論理演算、 および定数を含める こ と ができ ます。 条件は、 TRUE (真) または FALSE (偽) に評価される必要があ り ます。

あ る条件が、 次のよ う に定義されています。

(Cost <= 1000) Or (Freight <= 500)

この条件は、 "Cost" が 1000 よ り 大き く 、 かつ "Freight" が 500 よ り 大きい場合にのみ、 FALSE (偽) を返し ます。

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演算子 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス3

270 論理演算子 © 2013 MicroStrategy, Inc.

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 271

44. プラグイン パッケージ関数

はじめに

この章の関数は、 データ マイ ニング、 財務、 数学、 および統計の関数を含む、 MicroStrategy のよ り 高度な関数について説明し ています。 プラ グ イ ン 関数の詳細および Function Plug-in Wizard のイ ン ス ト ール方法は、 「カス タム プラ グ イ ン 関数の使用」 (65 ページ) を参照し て く ださい。

各項では、 関数の種類を簡単に説明し てから、 個々の関数の理解および実装に必要なデータ を提供するためにデザイ ン された情報と共に各関数を スト し ます。 各関数について提供される情報には、 次が含まれます。

• 関数によ って返されるデータの説明。

• 関数名、 使用可能なパラ メ ーター、 パラ メ ーター設定のデフ ォル ト 、 および関数に使用でき るデータのタ イプを含む関数の構文。

• 実際に、 MicroStrategy でどのよ う に計算が定義されているかを示す数学式。 (該当する場合)

• エラー条件、 無効なデータ タ イプ、 または関数の使用前に知ってお くべき主要項目 (該当する場合) を説明する使用上の注意。

• 使用される関数の例。 これは、 レポー ト の例または指定された入力に基づいて返されたデータの単純なテキス ト の説明のどち らかです。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

272 データ マイ ニング関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

サポー ト されるデータベースおよび関数の リ ス ト は、 「MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) を参照し て く ださい。

次で分類される関数が記載されています。

• 「データ マイ ニング関数」 (272 ページ)

• 「財務関数」 (273 ページ)

• 「数学関数」 (324 ページ)

• 「統計関数」 (344 ページ)

デー タ マ イ ニング関数

データ マイ ニング と は一般に、 大容量のデータ を検証し て貴重な情報を抽出する こ と を表し ます。 データ マイ ニング プロセスでは、 ビジネス ア クテ ィ ビテ ィ や ト ラ ンザク シ ョ ンについて起こ り う る結果を予測するために、既存データおよび履データに基づいた予測モデルを使用し ます。MicroStrategy Data Mining Services によ り 、 これらの予測モデルの開発と配置が容易にな り ます。

データ マイ ニングは、 『MicroStrategy 上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の「Data Mining Services」 の章に記載されています。「MicroStrategy Data Mining Services」 の章では、 MicroStrategy Data Mining Services について説明し ます。 このサービ スには、 次の機能があ り ます。

• MicroStrategy および ト レーニング メ ト リ ッ ク ウ ィ ザード を使用し た多変量回帰予測モデルの作成

• 業界標準の PMML を使用するサード パーテ ィ 製予測モデルのイ ンポート のサポー ト

• 予測モデル ビ ュ アーによ る予測モデルの視覚化

• 顧客分析モジ ュール (CAM : Customer Analysis Module) に組み込まれた予測 メ ト リ ッ ク と レポー ト のサンプルの使用

さ らに、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 の 「Data Mining Services」 の章では、MicroStrategy で予測モデルを作成し て使用する方法を説明し、 例と し てビジネス ケース を解説し ます。

MicroStrategy で使用可能なデータ マイ ニング関数は、 ト レーニング メ トリ ッ ク ウ ィ ザードおよびサード パーテ ィ 予測モデルのイ ンポー ト を含む、準の MicroStrategy Data Mining Services のイ ン ターフ ェ イ スおよび技法を使

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 273

う と きに使用されます。 正し く 機能する よ う にするには、 これらの MicroStrategy のデータ マイ ニング関数に、 値と パラ メ ーターを手動で定義するのではな く 、 Data Mining Services のイ ン ターフ ェ イ スおよび技法で、これらの関数を使用する こ と を推奨し ます。

財務関数

MicroStrategy 財務関数プラ グ イ ン パッ ケージは、 た く さんの標準の財務上の計算へのア ク セス を提供し ます。 すべての財務関連の計算は、 データベースの環境に関係な く 、 MicroStrategy 分析エンジンによ って実行されます。

Accrint (未収利息)

未収利息と は、 まだ支払いし ていない一定期間において蓄積された利息のこ と です。 この関数は、 定期的な利息を支払 う 担保への未収利息額を返します。

構文

Accrint <Par = 1000, Basis> (Issue, FirstInterest, Settlement, Rate, Frequency)

こ こ で、

• Issue は、 発行日です。

• FirstInterest は、 利子がつ く 初の日です。

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Rate は、 年間表面利率です。

• Par は、 額面価格を示すパラ メ ーターです。 デフ ォル ト で唯一有効な値

は、 1000 です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 =4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

274 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• Ai は、 半端な第 i 仮利払期間の未払日数です。

• NC は、 半端な日数に合致する仮利払期間数です (この期間が分数を含む

場合、 近値の整数に切 り 上げられます)。

• NLi は、 半端な日数の第 i 仮利払期間の標準期間です。

使用上の注意

• Issue、 FirstInterest、 Settlement、 または Frequency が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Issue、 FirstInterest、 または Settlement が有効な日付でない場合

Par ≠ 1000

Issue ≥ Settlement

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Issue 日付、 FirstInterest 日付および Settlement 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

ACCRINT par ratefrequency-----------------------------------×

AiNLi-----

i 1=

NC

∑×=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 275

この例では、 次の期間での長期国債に Accrint を使用し て作成し た式を示します。

• 2003 年 3 月 22 日、 発行日 ( issue date )

• 2003 年 6 月 20 日、 初の利払日 ( first interest date )

• 2003 年 9 月 16 日、 決済日 ( settlement date )

• 10.0 パーセン ト の利子 ( coupon )

• $1,000 の証券 ( par value )

• 頻度 ( Frequency ) は、 年 2 回払い

• 基準は、 30/360

未収利息は、 次のよ う に定義されています。

Accrint <Par=1000, Basis=0> (‘3/22/2003’,’9/16/2003’,’6/20/2003’,0.1,2) {~+}

Accrintm (決済時の未払利息)

未収利息と は、 まだ支払いし ていない一定期間において蓄積された利息のこ と です。 この関数は、 満期時に定期的な利息を支払 う 担保への未収利息額を返し ます。

構文

Accrintm <Par = 1000, Basis> (Issue, Maturity, Rate)

こ こ で、

• Issue は、 発行日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 クーポンの期限が切れる日です。

• Rate は、 年間表面利率です。

• Par は、 額面価格を示す定数です。 デフ ォル ト で唯一有効な値は、 1000

です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

276 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• A は、 未収期間 (満期時利子の商品の場合、 使用される値は、 発行から

満期までの日数です。 )

• D  は、 年利回 り ベースです。

使用上の注意

• Issue または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Issue または Maturity が有効な日付でない場合

Rate ≤ 0

Par ≠ 1000

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Issue 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

この例では、 次の条件に注目し た Accrintm 関数を使用し て作成し た式を示し ます。

• 2001 年 3 月 22 日、 発行日 ( issue date )

• 2003 年 6 月 20 日、 満期日 ( maturity date )

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

ACCRINTM par rate AD-××=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 277

• 10.0 パーセン ト の利子 ( coupon )

• $1,000 の証券 ( par value )

• 頻度 ( Frequency ) は、 年 2 回払い

• ベース ( basis ) は、 実日数 /365

満期での未収利息は、 次のよ う に定義されています。

Accrintm <Par=1000, Basis=3> (‘3/22/2001’,’6/20/2001’,0.1){~+}

Coupdaybs (利息計算期間、 はじめから決済日)

利息計算期間の第 1 日目から決済日までの日数の計算を し ます。

構文

Coupdaybs <Basis> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

278 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Coupdays (利息計算期間、 決済日までの日数)

決済日を含む利息計算期間内の日数の計算を し ます。

構文

Coupdays <Basis> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• マイルス ト ーン間の日数は、 選択された日を基に計算されます。

• 利息機能は、 頻度に基づいて、 満期日に対し て定義されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 279

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Coupdaysnc (利息計算期間、 決済日から次の利息支払日)

決済日から次の利息支払日までの日数の計算を し ます。

構文

Coupdaysnc <Basis = 0> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外

Settlement ≥ Maturity

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

280 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Coupncd (決済日後の翌日)

受領日後の次の利息支払日の計算を し ます。

構文

Coupncd <Basis> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 決済日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外。

Settlement ≥ Maturity。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 281

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Coupnum (利息 , 決済日と満期日の間の支払数)

決済日と満期日の間の利息支払回数の計算を し ます。

構文

Coupnum <Basis> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 =4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• マイルス ト ーン間の日数は、 選択された日を基に計算されます。

• 利息機能は、 頻度に基づいて、 満期日に対し て定義されます。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

282 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Couppcd (利息支払日、 決済日前)

決済日前の利息支払日の計算を し ます。

構文

Couppcd <Basis> (Settlement, Maturity, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外。

Settlement ≥ Maturity。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 283

Cumipmt (累積支払利息)

開始から終了までの貸付期間内で支払われる利息の累計額の計算を し ます。

構文

Cumipmt <Type = 0> (Rate, Nper, Pv, Start, End)

こ こ で、

• Rate は、 利子率です。

• Nper は、 支払回数の合計です。

• Pv は、 現在の投資価値です。

• Start は、 計算に使用する第 1 期です。 支払期間のカ ウ ン ト は、 1 から

始ま り ます。

• End は、 計算に使用する 終期間です。

• Type は、 支払時期です。

使用上の注意

• Rate および Nper を指定する と きは、 整合性が重要です。

年間利子率 12% での 4 年ローンの月払いでは、 Rate = 12%/12; Nper = 4 × 12 です。

年間利子率 12% での 4 年ローンの年払いでは、 Rate = 12%/12; Nper = 4 です。

• Nper、 Start、 End、 または Type が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Rate ≤ 0, Nper ≤ 0, or Pv ≤ 0

Start < 1 または End < 1

Start > End

Type ≠ 0

住宅抵当貸し付けでは、 次の用語が使用されます。

• 利息 : 年率 9.00 パーセン ト ( rate = 9.00% ÷ 12 = 0.0075 )

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

284 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 期間 : 30 年 ( nper = 30 × 12 = 360 )

• 現在価値 : $125,000

支払 2 年目の合計支払利息 (期間は 13 から 24 ) は、 次のよ う に定義されます。

CUMIPMT(0.0075,360,125000,13,24) equals -11135.23

初の月の一回払いでの支払利息は、 次のよ う に定義されます。

CUMIPMT(0.0075,360,125000,1,1) equals -937.50

Cumipmt (累積支払元金)

開始から終了までの貸付期間内で支払われる元金の累計額の計算を し ます。

構文

Cumprinc <Type = 0> (Rate, Nper, Pv, Start, End)

こ こ で、

• Rate は、 利子率です。

• Nper は、 支払回数の合計です。

• Pv は、 現在の投資価値です。

• Start は、 計算に使用する第 1 期です。 支払期間のカ ウ ン ト は、 1 から

始ま り ます。

• End は、 計算に使用する 終期間です。

• Type は、 支払時期を指定するパラ メ ーターです。

使用上の注意

• Rate および Nper を指定する と きは、 整合性が重要です。

年間利子率 12% での 4 年ローンの月払いでは、 Rate = 12%/12; Nper = 4 × 12 です。

年間利子率 12% での 4 年ローンの年払いでは、 Rate = 12%/12; Nper = 4 です。

• Nper、 Start、 End、 または Type が整数でない場合は切捨て られます。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 285

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Rate ≤ 0, Nper ≤ 0, or Pv ≤ 0

Start < 1 または End < 1

Start > End

Type ≠ 0

住宅抵当貸し付けでは、 次の用語が使用されます。

• 利息 : 年率 9.00 パーセン ト ( rate = 9.00% ÷ 12 = 0.0075 )

• 期間 : 30 年 ( nper = 30 × 12 = 360 )

• 現在価値 : $125,000

支払 2 年目の合計支払元金 (期間は 13 から 24 ) は、 次のよ う に定義されます。

CUMPRINC(0.0075,360,125000,13,24) equals -934.1071

初の月の一回払いでの支払元金は、 次のよ う に定義されます。

CUMPRINC(0.0075,360,125000,1,1) equals -68.27827

Db (定率残高減少 (減価償却))

定率残高減少法を使用し た、 一定期間の減価償却費を返し ます。 これは、資産の耐年数の早期での定額減価償却よ り 早い加速償却法です。

構文

Db <Month> (Cost, Salvage, Life, Period)

こ こ で、

• Cost は、 資産を購入し た時点での価格です。

• Salvage は、 減価償却末期の資産の値です。

• Life は、 減価償却を計算する日数です。 これは、 資産の耐用年数と呼

ばれる こ と も あ り ます。

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286 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Period は、 減価償却費を計算する期間です。

• Month は、 初年度の月数を指定する整数です。

• 指定される期間の減価償却を計算するには、 次を実行し ます。

こ こで、

• 初の期間の減価償却を計算するには、 次を実行し ます。

• 後の期間の減価償却を計算するには、 次を実行し ます。

Db (倍率逓減 (減価償却))

倍率逓減法を使用し た、 一定期間の減価償却費を返し ます。 倍率逓減は、定額減価償却法よ り も 2 倍早い加速償却法です。

構文

Ddb <Factor> (Cost, Salvage, Life, Period)

こ こ で、

• Cost は、 原価です。

• Salvage は、 減価償却末期の費用です。

• Life は、 減価償却費が発生する日数です。

• Period は、 減価償却費を計算する期間です。

• Factor は、 残高減少率です。

Cost depreciation from previous periods–( ) Rate×

Rate 1 salvage Cost( )⁄ 1 life( )⁄[ ]–=

Cost Rate Month 12⁄××

Cost total depreciation from previous periods–( ) Rate 12 Month–( )××[ ] 12⁄

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 287

使用上の注意

• すべての引数は、 正の値であ る必要があ り ます。

• 倍率逓減法は、 加速償却率で償却を計算し ます。 償却は、 第 1 期中にも高 く 、 次の期から少しずつ減少し ます。

Disc (証券の割引率)

証券の割引率を返し ます。 割引率は、 期待する または将来の利益および価格の現在価値を計算するのに使用されます。

構文

Disc <Basis> (Settlement, Maturity, Price, Redemption)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Price は、 $100 あた り の額面価格です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Cost Salvage–( ) Factor Life⁄×

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

288 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• B は、 1 年間の日数です ( Basis を参照)。

• DSM は、 受領日と満期日の間の日数。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

Price ≤ 0 または Redemption ≤ 0

Settlement ≥ Maturity

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Dollarde ( ド ル単位、 分数から少数に変換)

分数と し て表わされている ド ル単位の価格を、 10 進数を使った数値に変換し ます。

構文

Dollarde (FractionalDollar, Decimal)

こ こ で、

• price は、 変換する ド ル価値です。

• Fraction は、 整数と し て使用する分数分母値です。

DISC redemption par–par

------------------------------- BDSM-----------×=

Dollarde INT price( ) price INT price( ) 100fraction-----------------⎝ ⎠

⎛ ⎞×–+=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 289

Dollarfr ( ド ル単位、 少数から分数に変換)

10 進数と し て表わされている ド ル単位の価格を、 分数を使った数値に変換し ます。

構文

Dollarfr (DecimalDollar, Fraction)

こ こ で、

• DecimalDollar は、 変換する ド ル価値です。

• Fraction は、 整数と し て使用する分数分母値です。

期間

推定額面価額 $100 のマコーレー期間を返し ます。 期間は、 キ ャ ッ シ ュ フローの現在価値の加重平均で、 国債価格の利回 り の変化への応答の基準とし て使用されます。 高い期間の債権ほど、 利子率の変化への リ ス クが高 くな り ます。

構文

Duration <Basis> (Settlement, Maturity, CouponRate, YieldRate, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• CouponRate は、 利息の年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

290 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• DSC は、 決済日から次の支払日までの日数です。

• E は、 決済の利息計算期間内の日数です。

• N は、 決済日から満期日の利払数です。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Effect (実質年間利子率)

指定額の実質年間利子率を返し ます。 実質年間利子率は、 投資に対する実質年利または利益です。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

DSCE

------ 100×

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞N 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞------------------------------------------------- 100 coupon×

frequency 1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞×

k 1– DSCE

------+⎝ ⎠⎛ ⎞

------------------------------------------------------------------------

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

k 1– DSCE

------+⎝ ⎠⎛ ⎞×

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

k 1=

N

∑+

100

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞N 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞------------------------------------------------- 100 coupon×

frequency 1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞×

k 1– DSCE

------+⎝ ⎠⎛ ⎞

------------------------------------------------------------------------

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

k 1=

N

∑+

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

1frequency--------------------×=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 291

構文

Effect(NominalRate, Npery)

こ こ で、

• NominalRate は、 表面金利です。

• Npery は、 毎年の複利計算回数です。

使用上の注意

• Npery が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

NominalRate ≤ 0。

Npery <= 1。

Fv (将来価値)

定期 / 定額支払および一定利子率に基づ く 投資の将来価値を返し ます。 将来価格は、 現在価格に、 生じ る累積利息額を足し た もの と同じにな り ます。これは、 将来の支払額に、 各支払毎に計算された利息と一緒に適用されます。

構文

Fv <Type> (Rate, Nper, Pmt, Pv)

こ こ で、

• Rate は、 1 期間あた り の利率です。

• Nper は、 支払回数の合計です。

• Pmt は、 期間ご と に支払われる (固定) 額です。 これには、 通常、 元本お

よび利息が含まれ、 その他の手数料または税金は含まれません。

Effect 1 NominalRateNpery

-----------------------+Npery

1–=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

292 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Pv は、 将来の支払の現在価値 (一括払額)です。 値を指定し ない場合、 0

と仮定し ます。

• Type は、 支払満期時を指定するパラ メ ーターです。

使用上の注意

• すべてのケースにおいて、 預金などの支出は、 負の数で表現されます。配当などの受け取った資金は、 正の数で表現されます。

• 変動金利で実行された支払には、 Fvschedule 関数を使用し ます。

Fvschedule (将来価値スケジ ュール)

投資期間内の一連の金利を複利計算する こ と によ り 、 初期投資の元金の将来価値を返し ます。 変動金利の投資の将来価値を計算するのに使用されます。

構文

Fvschedule <Basis> (Argument, PV)

こ こ で、

• Argument は、 適用でき る利子率のセ ッ ト です。

• PV は、 投資の現在価値です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 293

使用上の注意

• 引数が数値以外の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

• 固定金利で実行された支払には、 Fv 関数を使用し ます。

Intrate (利率)

全額投資された証券を対象に、 その利率を返し ます。 全額投資された証券を対象に、 その利率を返し ます。 利率は一定期間内の満期 / 支払済利子を決定する、 元金で乗算し たパーセン ト 値です。

構文

Intrate <Basis> (Settlement, Maturity, Investment, Redemption)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Investment は、 証券投資額です。

• Redemption は、 証券から実際に受け取った額です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

294 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• Redemption は、 証券から実際に受け取った額です。

• Investment は、 証券投資額です。

• B は、 1 年間の日数です (年間 Basis に依存)。

• DIM は、 決済日から満期日の日数です。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Ipmt (利払い)

対象と な る期間に行われた投資に対する支払い金利を返し ます。

構文

Ipmt < FV, Type> (Rate, Period, Nperiod, PV)

こ こ で、

• Rate は、 1 期間あた り の利率です。

• Period は、 利払いを求められる期間です。 有効な範囲は、 1 から Nperiod です。

• Nperiod は、 支払回数の合計です。

• PV は、 現在価値です。 一連の将来の支払が現在持つ合計値です。

• FV は将来価値を指定する、 終支払後に期待されるパラ メ ーターで、

現金残高 と も呼ばれます。

• Type は、 支払満期時を指定するパラ メ ーターです。

使用上の注意

• この関数では、 使用される単位が一致し ている必要があ り ます。

Intrate redemption investment–investment

----------------------------------------------⎝ ⎠⎛ ⎞ B

DIM------⎝ ⎠

⎛ ⎞=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 295

12 % の年利で 4 年間のローンの月額払を仮定する と、 Nperiod は、 4 x 12 です。

12 % の年利で 4 年間のローンの年額払を仮定する と、 Nperiod は、 4 です。

• この関数では、 支出 (貯蓄口座への預金など) は、 負の数で表現されます。 受け取った資金 (配当小切手など) は、 正の数で表現されます。

IRR (内部収益率)

支払のセ ッ ト の内部収益率を返し ます。 内部収益率は、 定期的な支払いから成る投資に対し て受け取る利子率です。 これらの支払いは、 値が同じであ る必要はあ り ませんが、 毎月、 毎四半期、 または毎年などのよ う に定期的な間隔で行われる必要があ り ます。

構文

IRR <FactID, Guess, METHOD, Precision, SortBy> (Argument)

こ こ で、

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• Guess は、 求める結果に近い推定値を指定するパラ メ ーターです。 デフ ォル ト 値は、 0.1 です。 これは、 予測される 10 パーセン ト の内部収

益率を表し ている と考え られます。

• Method は、 IRR  関数の計算に使用される アルゴ リ ズムを指定するパ

ラ メ ーターです。 次の値を使用でき ます。

0 (デフ ォル ト ) : IRR 関数は、 割線法を使用し て内部収益率を指定し

ます。 結果を返すために必要な 初の推測を調整でき るため、 この手法が推奨されています。

1 : IRR 関数は、 ニュー ト ン法を使用し て内部収益率を指定し ます。

この手法では、 Microsoft Excel で提供される内部収益率関数で返される結果と似た結果を返すこ と ができ ます。

• Precision は、 可能性のあ る解決方法の評価が、 有効とみな されるた

めに、 どの位ゼロに近い必要があ るかを指定し ます。

• Argument は、 内部収益率を求める数値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または

メ ト リ ッ ク です。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

296 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• SortBy は、 計算の順序を定義するパラ メ ーターです。 詳細は、 「[区切り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照し て く ださい。

使用上の注意

• 値の リ ス ト には、 少な く と も 1 つの正数項目および負数項目が含まれている必要があ り ます。

• 支払い (正または負) は、 計算に希望する順序で入力されている必要があり ます。 これは、 項目が計算のために解釈される順序だからです。

Mduration (修正デュ レーシ ョ ン)

推定額面価額 $100 の担保に対する、 修正されたマコーレー期間 (現在の支払いの加重平均) です。 この関数は、 利益の変動に対する債券価格の反応を評価するのに使用されます。

構文

Mduration <Basis> (Settlement, Maturity, CouponRate, YieldRate, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• CouponRate は、 利息の年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 297

こ こ で、

• yld は、 担保の年利回 り です。

• frequency は、 毎年の利子支払数です。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 または Frequency が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity のいずれかが有効な日付でない場合。

CouponRate < 0。

YieldRate < 0。

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外

Settlement ≥ Maturity

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

MIRR (修正内部収益率)

定期支払のセ ッ ト の修正内部収益率を返し ます。 この関数は投資費用および投資で得た利子の両方を考慮し ます。

構文

MIRR <FactID> (Argument, FinancialRate, ReinvestRate)

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

Mduration duration

1 yldfrequency-------------------⎝ ⎠

⎛ ⎞+

----------------------------=

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298 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• 引数は、 数値のセ ッ ト を含む値の リ ス ト です。 この リ ス ト の入力は、 定期的な支払 (負の値) または収益 (正の値) を表すこ と ができ ます。

• FinancialRate は、 支払済金利です。

• ReinvestRate は、 再投資資金に受け取る利子率です。

使用上の注意

• 引数に 少な く と も 1 つの正数項目 (収入) および 1 つの負数項目 (支出) が含まれていない場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

• この関数の回答の計算で、 項目が提供される順序は、 資金フ ローの順序と推定されます。 そのため、 支出および収入が正しい順序で入力されていこ と が重要です。

Nominal (通常年利率)

実効金利および年間複利計算期数に基づいた、 投資の表面年間利子率を返し ます。 これは、 実際のまたは予想イ ンフ レに調整し てない利子率です。

構文

Nominal(EffectiveRate, Npery)

こ こ で、

• EffectiveRate は、 実効利子率です。

• Npery は、 毎年の複利計算回数です。

NPV rrate values positive[ ],( ) 1 rrate+( )n×–NPV frate values negative[ ],( ) 1 frate+( )×----------------------------------------------------------------------------------⎝ ⎠

⎛ ⎞

1n 1–-------

1–

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 299

使用上の注意

• Npery が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

EffectiveRate ≤ 0。

Npery < 1。

Nper (投資期間数)

定期 / 定額支払および一定利子率に基づ く 投資に基づ く 支払回数を返し ます。

構文

Nper <Type> (Rate, Pmt, PV, FV)

こ こ で、

• Rate は、 各期間の内部利益率です。

• Pmt は、 期間ご と に支払われる額です。 通常、 元本および利息が含ま

れ、 その他の手数料または税金は含まれません。

• Pv は、 一連の将来の支払の現在価値です。 値を指定し ない場合、 0 (ゼ

ロ) と仮定し ます。

• FV は、 終支払後に残存する値です。

• Type は、 支払満期時を指定する数値です。

NPV (投資の正味現在価値)

割引率、 および一連の将来の支払い (負の値) と収益 (正の値) に基づいた、投資の正味現在価値を返し ます。

Nominal 1 EffectiveRateNpery

----------------------------+Npery

1–=

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300 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

NPV <FactID, SortBy> (Argument, Rate)

こ こ で、

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• SortBy は、 計算の順序を定義するパラ メ ーターです。 詳細は、 「[区切り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照し て く ださい。

• Argument は、 支払額または収益額のいずれかを含む値の リ ス ト を表す

フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

• Rate は、 投資期間を通じ ての割引率です。

こ こ で、

• n は、 Values の項目数です。

使用上の注意

• Values のすべての項目は、 時間的に等間隔であ る必要があ り 、 各期間の後に発生し ます。

• Values の項目の順序は、 資金のフ ローの順序と されます。 そのため、 支出および収入の項目が正しい順序であ る必要があ り ます。

• Values の 初の項目が発生し た日付の前の 1 期間に投資が発生し、 その配列の 後の項目で終了し ます。

• Values の 初の項目が 1 期間の 初に発生する場合、 関数の結果に追加される必要があ り ます。

• 次は、 この関数と現在価値 ( PV ) 関数の主な違いです。

PV では、 資金のフ ローは、 1 期間の 初または 後のいずれかで発生し ます。

NPVvaluesi

1 rate+( )i------------------

i 1=

n

∑=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 301

PV 資金フ ローの発生は、 全投資期間中で一環し ている必要があ り ます。

Oddfprice ( 1 期目の日数が半端な場合の価格)

投資期間の第 1 期が半端な日数の と き、 対象と な る証券の額面 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Oddfprice <Basis> (Settlement, Maturity, Issue, FirstCoupon, CouponRate, YieldRate, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Issue は、 発行日です。

• FirstCoupon は、 初の利息支払日です。

• CouponRate は、 利息の年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の利子支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 で

す (年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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302 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

この関数には 2 つの式があ り ます。

• 初の利息計算期間が短 く 半端な場合 : 第 1 期が短い債権の場合

• 初の利息計算期間が長 く 半端な場合 : 第 1 期が長い債権の場合

初の利息計算期間が短く半端な場合

こ こ で、

• A は、 利息計算期間の 初から決済日 (累積日) までの日数です。

• DSC は、 決済日から次の支払日までの日数です。

• DFC は、 利息計算期間が短 く 半端な場合の期間の第 1 日目から 初の利

息支払日です。

• E は、 利息計算期間内の日数です。

• N は、 決済日と償還日の間の利息支払い回数です。 この数字に分数が含

まれる場合は、 次の整数に引き上げられます。

初の利息計算期間が長く半端な場合

こ こ で、

• Ai は、 半端な期間内の第 i 仮利払期間の初日からの日数です。

• DCi は、 初の仮利払期間 (i=1) または仮利払期間内の日数 (i=2,..., i=NC ) までの日数です。

• DSC は、 決済日から次の支払日までの日数です。

• E は、 利息計算期間内の日数です。

redemption

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞N 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞-------------------------------------------------

100 ratefrequency--------------------×

DFCE

------×

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞

DSCE

--------------------------------------------

100 ratefrequency--------------------×

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞k 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞-------------------------------------------------

k 2=

N∑ 100 rate

frequency--------------------×

AE-×–+ +=

redemption

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞N Nq

DSCE

------+ +⎝ ⎠⎛ ⎞

----------------------------------------------------=

100 ratefrequency--------------------

DCiNLi------

i 1=

NC

∑××

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞Nq

DSCE

------+⎝ ⎠⎛ ⎞

---------------------------------------------------100 rate

frequency--------------------×

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞k N– q

DSCE

------+⎝ ⎠⎛ ⎞

---------------------------------------------------

k 2=

N

∑ 100 ratefrequency--------------------

AiNLi------

i 1=

NC

∑××–+ +

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 303

• N は、 初の実利払日と償還日の間の利息支払い回数です。 この数字に

分数が含まれる場合は、 次の整数に引き上げられます。

• NC は、 半端な期間に合致する仮利払期間数です。 この数値に分数が含

まれる場合、 近値の整数に切 り 上げられます。

• NLi は、 半端な日数の全第 i 仮利払期間の標準期間です。

• Nq は、 決済日と 初の利払日の間の全仮利払期間数です。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Oddfyield ( 1 期目の日数が半端な場合の利回り)

投資期間の第 1 期が半端な日数の と き、 対象と な る証券の収益の計算を します。

構文

Oddfyield <Basis> (Settlement, Maturity, Issue, FirstCoupon, CouponRate, Price, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Issue は、 発行日です。

• FirstCoupon は、 初の利息支払日です。

• CouponRate は、 利息の年間利子率です。

• Price は、 価格です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

304 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 Issue または FirstCoupon が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement、 Maturity、 Issue、 または FirstCoupon が有効な日付でない場合。

CouponRate < 0

Price ≤ 0

次の日付関連の条件が満た されていない。 Maturity > FirstCoupon > Settlement > Issue

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Oddlprice ( 終期の日数が半端な場合の価格)

投資期間の 終期が半端な日数の と き、 対象と な る証券の額面 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Oddlprice <Basis> (Settlement, Maturity, LastInterest, CouponRate, YieldRate, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 305

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• LastInterest は、 利子がつ く 終日です。

• CouponRate は、 利息の年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• Ai は、 償還日の前の前回の利息支払日から先へ数えた、 半端な第 i 仮利

払期間の未払い日数です。

• DCi は、 実際の利払期間の長さ で区切られた第 i 仮利払期間ご と に数え

られた日数です。

• NC は、 半端な期間に合致する仮利払期間数です。 この数値に分数が含

まれる場合、 近値の整数に切 り 上げられます。

• NLi は、 半端な日数の第 i 仮利払期間の標準日数です。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

redemptionDCiNLi------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

100 rate×frequency------------------------------------×

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

+

1DSCiNLi--------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

yldfrequency------------------------------------×

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

+

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------=AiNLi------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

100 rate×frequency------------------------------------×–

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

306 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• DSCi は、 第 i 仮利払期間ご と の、 決済日 (または、 仮利払期間の初日)

から、 次の半端な期間内の仮利払期間 (または満期日) までの日数です。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Oddlyield ( 終期の日数が半端な場合の利回り)

投資期間の 終期が半端な日数の と き、 対象と な る証券の収益の計算を します。

構文

Oddlyield <Basis> (Settlement, Maturity, LastInterest, CouponRate, Price, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• LastInterest は、 証券の 後の利息支払日です。

• CouponRate は、 利子率です。

• Price は、 価格です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 307

こ こ で、

• Ai は、 償還日の前の前回の利息支払日から先へ数えた、 半端な第 i また

は前回の仮利払期間の未払い日数です。

• DCi は、 実際の利払期間の長さ で区切られた第 i または前回の仮利払期

間ご と に数え られた日数です。

• NC は、 半端な期間に合致する仮利払期間数です。 この数値に分数が含

まれる場合、 近値の整数に切 り 上げられます。

• NLi は、 半端な日数の第 i 、 または 終仮利払期間の標準期間です。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 日付の引数が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Pmt (支払)

投資に対する定期支払額の総計を返し ます。

構文

Pmt <FV, Type> (Rate, Nper, PV)

こ こ で、

• FV は、 投資の将来価値を指定するパラ メ ーターです。 すべての支払が

実行された場合の残高です。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

ODDLYIELD

redemptionDCiNLi------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

⎝⎜⎜⎜⎛

100 rate×frequency--------------------×+

⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

⎠⎟⎟⎟⎞

parAiNLi------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

100 rate×frequency--------------------×

⎠⎟⎟⎟⎞

⎝⎜⎜⎜⎛

⎠⎟⎟⎟⎞

+

⎝⎜⎜⎜⎛

parAiNLi------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞

100 rate×frequency--------------------×

⎝⎜⎜⎜⎛

⎠⎟⎟⎟⎞

+

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- frequency

DSCiNLi--------

i 1=

NC

∑⎝ ⎠⎜ ⎟⎜ ⎟⎜ ⎟⎛ ⎞--------------------×=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

308 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Type は、 支払満期時を指定するパラ メ ーターです。

• Rate は、 利子率です。

• Nper は、 支払回数です。

• PV は、 ローンの現在価値で、 元金と も呼ばれます。 これは、 将来の支

払のセ ッ ト の現在価値です。

使用上の注意

• この関数で返される値には、 元金および利息が含まれます。 税金、 準備資金、 または補助費用は含まれません。

• 単位は、 支払の計算中に一環し ている必要があ り ます。 次にその例を示し ます。

12 % の年利で 4 年間のローンの月額払を計算するには、 Rate は、12%/12 で、 Nper は、 4 x 12 にな り ます。

同じ ローンの年額払を計算するには、 Rate は、 12% で、 Nper は 4 にな り ます。

• この関数は、 ローン以外の年金の支払の指定にも使用でき ます。

Ppmt (元金の支払)

指定し た期における、 投資に対する元金の支払い額を返し ます。

構文

Ppmt <Type = 0> (Rate, Per, Nper, PV, FV)

こ こ で、

• Type は、 支払満期時を指定するパラ メ ーターです。

• Rate は、 利子率です。

• Per は、 求める期間です。

• Nper は、 支払回数です。

• PV は、 ローンの現在価値です。

• FV は、 投資の将来価値です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 309

こ こ で、

• i は、 求める期間です。

Price (額面 $100 に対する価格)

定期的に利息が支払われる証券の額面 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Price <Basis> (Settlement, Maturity, CouponRate, YieldRate, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• CouponRate は、 年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

PPMTi PMT IPMTi–=

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

310 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• DSC は、 決済日から次の支払日までの日数です。

• E は、 決済日を含む利息計算期間内の日数の計算を し ます。

• N は、 決済日と償還日の間の利息支払回数です。

• A は、 利息計算期間の第 1 日目から決済日までの日数の計算を し ます。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 または Frequency が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

CouponRate < 0 または YieldRate < 0

Redemption ≤ 0

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外。

Settlement ≥ Maturity

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Pricedisc (価格、 割引)

割引証券の額面 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Pricedisc <Basis> (Settlement, Maturity, DiscRate, Redemption)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

PRICE redemption

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞N 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞-------------------------------------------------

100 ratefrequency--------------------×

1 yldfrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞k 1– DSC

E------+⎝ ⎠

⎛ ⎞-------------------------------------------------

k 1=

N

∑ 100 ratefrequency-------------------- A

E-××⎝ ⎠

⎛ ⎞–+=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 311

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• DiscRate は、 割引率です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• B は、 1 年間の日数です ( Basis を参照)。

• DSM は、 決済日から満期日の日数です。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

DiscRate ≤ 0 または Redemption ≤ 0。

Settlement ≥ Maturity。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

PRICEDISC redemption discount redemption DSMB

------××–=

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312 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Pricemat (満期における価格)

受領日に利息が支払われる証券の額面 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Pricemat <Basis> (Settlement, Maturity, Issue, CouponRate, YieldRate)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Issue は、 発行日です。 連続日と し て表されます。

• CouponRate は、 発行日の年間利子率です。

• YieldRate は、 年利回 り です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、 次の表にリ ス ト されます。

こ こ で、

• B は、 1 年間の日数です ( Basis を参照)。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

PRICEMAT100 DIM

B------ rate 100××⎝ ⎠

⎛ ⎞+

1 DSMB

------ yld×⎝ ⎠⎛ ⎞+

------------------------------------------------------------------------- AB- rate 100××⎝ ⎠

⎛ ⎞–=

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 313

• DSM は、 決済日から満期日の日数です。

• DIM は、 発行日から満期日の日数です。

• A は、 発行日から決済日の日数です。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 または Issue が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement、 Maturity、 または Issue が有効な日付でない場合。

Rate < 0 または Yield < 0。

Settlement ≥ Maturity

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付、 Maturity 日付および Issue 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Pv (現在価値)

現在の投資価値を返し ます。

構文

Pv <Type> (Rate, Nper, Pmt, FV)

こ こ で、

• Type は、 支払満期時を指定する値です。

• Rate は、 利子率です。

• Nper は、 支払回数です。

• Pmt は、 投資の定期支払です。

• FV は、 投資の将来価値です。

rate = 0 の場合、pv pmt nper fv 0=+×+

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314 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

それ以外の場合、

Rate (各期間の金利)

一定期間の投資に対する金利を返し ます。

構文

Rate <FV, Type, Guess> (Nperiod, Payment, PV)

こ こ で、

• FV は将来価値を指定する、 終支払後に期待されるパラ メ ーターで、

現金残高と も呼ばれます。

• Type は支払が満期時に、 使用されます。

• Guess は、 求める結果に近い推定値です。

• Nperiod は、 支払回数の合計です。

• Payment は、 1 期間あた り の支払額です。 投資期間内に支払額を変更す

る こ と はでき ません。 通常他の手数料または税金以外の元金および利子を含みます。

• PV は、 投資の現在価値です。 一連の将来の支払が現在持つ合計額です。

使用上の注意

• この関数では、 使用される単位が一致し ている必要があ り ます。

12 % の年利で 4 年間のローンの月額払を仮定する と、 Nperiod は、 4 x 12 です。

12 % の年利で 4 年間のローンの年額払を仮定する と、 Nperiod は、 4 です。

Received (満期日における償還額)

全額投資された証券を対象に、 満期日における償還額の計算を し ます。

pv 1 rate+( )nper× pmt 1 rate type×+( )× 1 rate+( )

nper1–

rate-------------------------------× fv 0=+ +

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 315

構文

Received <Basis> (Settlement, Maturity, Investment, Discount)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Investment は、 投資額です。

• Discount は、 割引率です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

こ こ で、

• B は、 1 年間の日数です ( Basis を参照)。

• DIM は、 決済日と満期日の間の日数です。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity が有効な日付でない場合。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

RECEIVED investment

1 discount DIMB

-----------×⎝ ⎠⎛ ⎞–

-----------------------------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

316 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Investment ≤ 0

Discount ≤ 0

Maturity ≤ Settlement。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Sln (定額減価償却)

指定し た期間中の資産の定額減価償却を返し ます。 これは減価償却の も簡単な方法で、 償却額を差し引いた後の資産の耐用年数の間に各期間に課される同額を表し ます。

構文

Sln(Cost, Salvage, Life)

こ こ で、

• Cost は、 資産を購入し た時点での価格です。

• Salvage (資産の償却値と も呼ばれる) は、 推定耐用年数末期の残余価値

です。

• Life は資産が減価償却する日数で、 資産の耐用年数と も呼ばれます。

Syd (等差級数法によ る減価償却)

指定し た期間の資産の等差級数によ る減価償却費を返し ます。 この加速減価償却方法では、 資産の耐用年数の早い段階で減価償却が高 く な り ます。資産の耐用年数のすべての数の合計に比例する逆スケールでの年毎の減価償却を計算し ます。

構文

Syd < > (Cost, Salvage, Life, Period)

こ こ で、

• Cost は、 原価です。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 317

• Salvage (資産の償却値と も呼ばれる) は、 推定耐用年数末期の残余価値

です。

• Life は資産が減価償却する日数で、 資産の耐用年数と も呼ばれます。

• Period は、 減価償却の期間です。 Life のユニ ッ ト と同じ数値であ る必要

があ り ます。

Tbilleq (米国財務省短期証券株式)

米国財務省短期証券 ( TB ) の債券相当の利回 り の計算を し ます。

構文

Tbilleq(Settlement, Maturity, Discount)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 証券が取引される日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 短期国債の期限が切れる日です。

• Discount は、 割引率です。

こ こ で、

• DSM は、 受領日と満期日の間の、 360 日ベースでの日数。

使用上の注意

有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

SYD t salvage–cos( ) life per– 1+( ) 2××life( ) life 1+( )

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------=

Tbilleq 360 rate×( )360

------------------------------------- rate DSM( )–=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

318 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Tbillprice (米国財務省短期証券価格)

米国財務省短期証券 ( TB ) の 額面価格 $100 に対する価格の計算を し ます。

構文

Tbillprice(Settlement, Maturity, Discount)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 短期国債が購入された日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 短期国債の期限が切れる日です。

• Discount は、 割引率です。

こ こ で、

• DSM は、 受領日から満期日の日数です。

これは、 受領日を 1 暦年以上過ぎた満期日を除外し ます。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity のいずれかが有効な日付でない場合。

Discount ≤ 0

Settlement > Maturity。

Maturity が、 決済日の一年以上の場合。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Tbillyield (米国財務省短期証券の利回り)

米国財務省短期証券 ( TB ) の利回 り の計算を し ます。

TBILLPRICE 100 1 discount DSM×360

-------------------------------------------------–⎝ ⎠⎛ ⎞×=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 319

構文

Tbillyield < > (Settlement, Maturity, Price)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 短期国債が購入された日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 短期国債の期限が切れる日です。

• Price は、 $100 あた り の額面価格です。

こ こ で、

• DSM は、 受領日から満期日の日数です。

これは、 受領日を 1 暦年以上過ぎた満期日を除外し ます。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity のいずれかが有効な日付でない場合。

Price ≤ 0

Settlement > Maturity。

Maturity が、 決済日の一年以上の場合。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Vdb (定率分散法)

部分的期間を含む一定期間の減価償却費を返し ます。

構文

Vdb <Factor> (Cost, Salvage, Life, Period)

TBILLYIELD 100 par–par

---------------------------- 360DSM-----------×=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

320 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

• Factor は、 残高減少率です。

• Cost は、 資産を購入し た時点での価格です。

• Salvage は、 減価償却末期の値です。

• Life は、 減価償却費を計算する日数です。

• Period は、 減価償却費を計算する 第 1 期です。 Life のユニ ッ ト と同じ

数値を使用する必要があ り ます。

使用上の注意

すべての値は、 正の値であ る必要があ り ます。

Yield

定期的に利息が支払われる証券の利回 り の計算を し ます。

構文

Yield <Basis> (Settlement, Maturity, CouponRate, Price, Redemption, Frequency)

こ こ で、

• Settlement は、 決済日です。 これは、 証券が購入された日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• CouponRate は、 年間利子率です。

• Price は、 $100 あた り の額面価格です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Frequency は、 毎年の支払数です。 有効な値は、 1、 2、 および 4 です (

年賦 = 1、 年 2 回払 = 2、 四半期支払 = 4 )。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 321

する ( 30/360 ) 米国方式です。次は、 このパラ メ ーターの他の使用可能な値です。

• Redemption までに 1 期 (またはそれよ り 少ない) あ る場合、 この関数は次のよ う に計算されます。

こ こで、

A は、 期間の第 1 日目から決済までの日数です。

DSR は、 決済から償還日までの間の日数。

E は、 期間内の日数です。

• Redemption までに 1 期あ る場合、 この関数は反復を介し て計算され、PRICE 関数の計算に基づき ます。 「「Price (額面 $100 に対する価格)」(309 ページ)」 も参照し て く ださい。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 または Frequency が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity のいずれかが有効な日付でない場合。

Price ≤ 0 または Redemption ≤ 0。

Frequency の値が 1、 2、 または 4 以外

Settlement > Maturity。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

YIELD

redemption100

---------------------- ratefrequency--------------------+⎝ ⎠

⎛ ⎞ par100----------- A

E--- rate

frequency------------------------------------× ⎠

⎞⎠⎞

⎝⎛+⎝

⎛–

par100----------- A

E- rate

frequency------------------------------------⎠

⎞×⎝⎛+

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- frequency E×DSR

----------------------------------------------×=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

322 財務関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Yielddisc (割引債の利回り)

割引債の年利回 り を返し ます。

構文

Yielddisc <Basis> (Settlement, Maturity, Price, Redemption)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Price は、 $100 あた り の額面価格です。

• Redemption は、 額面価格 $100 あた り の償還価値です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• Settlement または Maturity が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Settlement または Maturity のいずれかが有効な日付でない場合。

Price ≤ 0 または Redemption ≤ 0。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 財務関数 323

Maturity ≤ Settlement。

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

Yieldmat (満期日における利回り)

満期日に利息が支払われる証券を対象に、 年利回 り を返し ます。

構文

Yieldmat < Basis> (Settlement, Maturity, Issue, Rate, Price)

こ こ で、

• Settlement は、 受領日です。 これは、 発券後、 証券を取引する日です。

• Maturity は、 満期日です。 これは、 証券の期限が切れる日です。

• Issue は、 発行日です。

• Rate は、 年間表面利率です。

• Price は、 $100 あた り の額面価格です。

• Basis は、 使用する時間 - カ ウ ン ト ベース を指定するパラ メ ーターです。 Basis のデフ ォル ト 値は 0 で、 1 月を 30 日、 1 年を 360 日と仮定

する ( 30/360 ) 米国方式です。 このパラ メ ーターの使用可能な値は、次の表に リ ス ト されます。

使用上の注意

• Settlement、 Maturity、 または Issue が整数でない場合は切捨て られます。

• 次の場合、 エンジンは空のセルを返し ます。

Basis の値 アプ リ ケーシ ョ ン

0 ( 30/360 ) 各月 30 日、 各年 360 日と仮定し ます。

1 (実日数 / 実日数) 各月の実日数、 各年の実日数と仮定し ます。

2 (実日数 /360 ) 各月の実日数、 各年 360 日と仮定し ます。

3 (実日数 /365 ) 各月の実日数、 各年 365 日と仮定し ます。

4 ( 30/360 ) 英国方式を使用。 米国の制度の "0" の場合と同じ値と仮定し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

324 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Rate < 0

Price ≤ 0

Settlement ≥ Maturity

• 有効な式と し てみな されるには、 式内の Settlement 日付および Maturity 日付が一重引用符内に含まれている必要があ り ます。

数学関数

数学関数の種類には、 「基本関数」 の章の単純な関数と比べて よ り 複雑な数学関数が含まれます。 この項目には、 指数関数、 対数近似関数、 三角関数が含まれます。 これらの関数は、 MicroStrategy 分析エンジン またはデータベースのいずれかによ って計算されます。 データベースでサポー ト されないものは、 自動的に分析エンジンによ って計算されます。

Abs (絶対値)

指定し た数値の絶対値を返し ます。 数値の絶対値は、 符号な しの数値です。これは単一値関数です。

構文

Abs(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

この簡単な例は、 値の リ ス ト に Abs 関数を実行し た結果を示し ます。 預入額と引き出し額を表現する メ ト リ ッ ク があ る と仮定する と、 関数演算子は次の とお り です。

Abs(Deposit_Withdrawal) こ こで Deposit_Withdrawal は、 次の値

の リ ス ト です。 : +756.25、 -315、 +145、 -980.35、 -75、 +1250.78、 +560 結果の値は、 756.25、 315、 145、 980.35、 75、 1250.78、 560 と な り ます。 Abs 関数を使用する別の例は、 「例 1 : 変換されたフ ァ ク ト 」 (7 ページ) を参照し て く ださい。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 325

Acos (アーク コサイ ン)

角度と し て指定された数値のアーク コサイ ンを返し ます。 この角度は、 ラジアンで計算され、 0 と π の間にな り ます。 ラ ジアンを度に変換するには、180/π を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Acos(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値は、 角度のコサイ ン

の値です。 この値は -1 から 1 までの値を使用する必要があ り ます。

Acosh (アーク コサイ ン、 双曲線)

Acosh は、 数値の双曲線逆余弦を返し ます。 この関数は、 Cosh の逆です。Acosh は、 単一値関数です。

双曲線余弦関数の詳細は、 「Cosh (コサイ ン、 双曲線)」 (329 ページ) を参照し て く ださい。

構文

Acosh(Argument)

こ こ で、

Argument は、 1 以上の値の実数の リ ス ト を示す メ ト リ ッ ク です。

Asin (アーク サイ ン)

角度と し て指定された数値のアーク サイ ンを返し ます。 この角度は、 ラ ジアンで計算され、 -π/2 と π/2 の間にな り ます。 ラ ジアンを度に変換するには、 180/π を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Asin(Argument)

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

326 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値は、 角度のサイ ンの

値です。 これらの値は -1 から 1 までの値を使用する必要があ り ます。

Asinh (アーク サイ ン、 双曲線)

数値の双曲線逆正弦を返し ます。 Asinh は、 Sinh 関数の逆関数です。 こ

れは単一値関数です。

双曲線正弦関数の詳細は、 「Sinh (サイ ン、 双曲線)」 (342 ページ) を参照して く ださい。

構文

Asinh(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

Atan (アーク タ ンジ ェ ン ト )

角度と し て指定された数値のアーク タ ンジェ ン ト を返し ます。 この角度は、 ラ ジアンで指定され、 π/2 と π/2 の間にな り ます。 ラ ジアンから度に変換するには、 180/π. を掛けます。

構文

Atan(Number)

こ こ で、

Number は、 希望する角度の正接です。

Atan2 (アーク タ ンジ ェ ン ト 2 )

指定し た ( X, Y ) 座標のアーク タ ンジェ ン ト を返し ます。アーク タ ンジェ ント は、x 軸から原点 ( 0, 0 ) と座標 ( x_num, y_num ) の点が含まれる線までの角

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 327

度です。 角度は、 -π および π の間のラ ジアンで示し ます。 結果を ラ ジアンから度に変換するには、 180/π を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Atan2(x_num, y_num)

こ こ で、

• x_num は、 X 座標の点です。

• y_num は、 Y 座標の点です。

Atan2 (アーク タ ンジ ェ ン ト 、 双曲線)

指定し た数値の双曲線逆正接を返し ます。 Atanh は、 Tanh 関数の逆関数

です。 これは単一値関数です。

双曲線正接関数の詳細は、 「Tanh (タ ンジェ ン ト 、 双曲線)」 (343 ページ) を参照し て く ださい。

構文

Atanh(Number)

こ こ で、

Number は、 1 から -1 までの実数です。

Ceiling (天井値)

指定し た数値よ り 大きいまたは等しい値に一番近い整数を返し ます。Ceiling は、 丸め関数と し て よ く 使用されます。 これは単一値関数です。

構文

Ceiling(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

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328 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

結果が指定された測定単位で表現される場合に、 天井計算を使用し ます。た と えば、 セン ト のレベルでの返金を避けるために、 桁の 1 ド ル未満分を切 り 上げるために、 商品価格に Ceiling が使用される場合があ り ます。

この単純な例では、 Ceiling 関数が正の数および負の数に対し てどのよ うに実行されるか、 および Floor 関数を使用し た場合と の結果の違いを示し

ます。

Combine (組み合わせ)

セ ッ ト から グループ と し て選択された、 指定し たア イ テム数に対する可能な組み合わせの数。

構文

Combine(Number, Number_Chosen)

こ こ で、

• Number は、 セ ッ ト 内のア イ テム数です。

• Number_Chosen は、 各組み合わせに含まれる ア イ テム数です。

次の式では、 Number = n、 Number_Chosen = k です。

こ こ で、

引数値 Floor Ceiling

947.67 947.00 948.00

463.33 463.00 464.00

-947.67 -948.00 -947.00

-463.33 -464.00 -463.00

n

k⎝ ⎠⎛ ⎞ Pk n,

k!------ n!

k! n k–( )!--------------= =

Pk n,n!

n k–( )!-----------=

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 329

使用上の注意

• 組み合わせの計算では、 選択された項目の内部順序は、 結果に影響を与えません。 これは、 順列の場合と異な り ます。 この場合、 選択された項目の順序が結果に影響を与えます。 順列は、 統計関数です。

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• この関数は、 次の場合エラー値を返し ます。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

n< 0

k < 0

n ≤ k

Cos (余弦)

この関数は、 ラ ジアンでの角度の値を取 り 、 -1 と 1 の間の数値で角度のコサイ ンを返し ます。

角 A を含む直角三角形では、 3 つの辺があ り ます。 A の逆側、 A の隣側、 および直角 (斜辺) の逆側です。 A のコサイ ンは、 斜辺に対する隣側の長さの

割合です。

角度を ラ ジアンに変換するには、 π/180 を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Cos(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値はラ ジアンでの角度

で、 コサイ ンでの値です。 結果を ラ ジアンから度に変換するには、 180/π を掛けます。

Cosh (コサイ ン、 双曲線)

数値の双曲線余弦を返し ます。 これは単一値関数です。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

330 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Cosh(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値はラ ジアンでの角度

で、 双曲線余弦での値です。 ラ ジアンを度に変換するには、 180/π を掛けます。

Degrees (変換)

度から ラ ジアンへ変換し た角度の値を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Degrees(Argument)

こ こ で、

Argument は、 ラ ジアンから角度に変換される値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク

です。

これらの簡単な例では、 Degree 関数のラ ジアンで入力された角の角度への変換方法を示し ます。

COSH z( ) e2 e 2–+2

----------------------=

関数 / 結果 計算

Degrees ( 2.27 ) = 130

Degrees ( π/2 ) = 90

2.271

------------ 180π

---------× 130°=

π 2⁄1

---------- 180π

---------× 90°=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 331

Exp (指数)

e を指定し た累乗の値を返し ます。 e は、 2.71828182845904 の数学定数です。 Exp は、 Ln の逆関数で、 数値の自然対数です。

これは単一値関数です。

自然対数関数の詳細は、 「Ln (対数 , 自然)」 (333 ページ) を参照し て く ださい。

構文

Exp(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値は、 e を累乗し た値

です。

この単純な例では、 Exp 関数を使用し た結果を示し ています。 変数 e=2.71828182845904 です。

Factorial (階乗)

正の整数の階乗を返し ます。 整数 N の階乗は、 1 から N までのすべての整

数を掛け合わせた ものにな り ます。 た と えば、 5 の階乗は、 1 × 2 × 3 × 4 × 5、 すなわち 120 です。

これは単一値関数です。

構文

Factorial(Argument)

こ こ で、

Argument は、 正の整数の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

関数 / 結果 計算

Exp ( 2 ) = 7.38905609893062 X = e2 ;

2.71828182845904 × 2.71828182845904 = 7.38905609893062

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

332 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

数値が整数出ない場合、 または負の数の場合は、 関数は NULL を返し ます。

これらの単純な例では、 Factorial 関数を使用し た結果を示し ています。

Floor (床値)

指定し た数値よ り 小さいまたは等しい値に一番近い整数を返し ます。Floor は、 丸め関数と し て よ く 使用されます。 これは単一値関数です。

構文

Floor(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

これらの単純な例では、 Floor 関数が正の数および負の数に対し てどのよう に実行されるか、 および Ceiling 関数を使用し た場合と の結果の違いを

示し ます。

関数 / 結果 計算

Factorial ( 5 ) = 120 5 × 4 × 3 × 2 × 1=120

Factorial(Argument) = 6, 5040, 362880 ここ で、 Argument は 3、 7、 9 の値を含みます。

1 × 2 × 3 = 6;

1 × 2 × 3 × 4 × 5 × 6 × 7 = 5040;

1 × 2 × 3 × 4 × 5 × 6 × 7 × 8 × 9 = 362880

引数値 Floor Ceiling

947.67 947.00 948.00

463.33 463.00 464.00

-947.67 -948.00 -947.00

-463.33 -464.00 -463.00

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 333

Int (整数)

近値の整数へ切 り 捨てた数値の整数部分を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Int(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

• [Argument - INT(Argument)] 式は、 非整数の少数部分を返すため

に使用でき ます。

• Int および Trunc からの結果は、 値が 0 よ り も小さい場合にのみ異な

り ます。

これらの単純な例では、 Int 関数が正の数および負の数に対し てどのよ うに実行されるか、 および数値が負の数の場合 Trunc 関数を使用し た場合と

の結果の違いを示し ます。

Ln (対数 , 自然)

指定し た数値の自然対数を返し ます。 これは単一値関数です。 Ln は、 Exp 関数の逆関数です。

指数関数の詳細は、 「Exp (指数)」 (331 ページ) を参照し て く ださい。

引数値 Int Trunc

947.67 947.00 947.00

463.33 463.00 463.00

-947.67 -948.00 -947.00

-463.33 -464.00 -463.00

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

334 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Ln(Argument)

こ こ で、

Argument は、 正の実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

この単純な例では、 Ln 関数の結果を示し ています。 変数 e=2.71828182845904

Log (対数)

指定し た底における指定し た数値の対数を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Log(Argument, Base)

こ こ で、

• Argument は、 正の実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Base は、 対数の底です。

この単純な例では、 Log 関数の結果を示し ています。

関数 / 結果 計算

Ln (20) = 2.99573227355399 20 = ex X は自然対数 ; 20= e2.99573227355399

関数 / 結果 計算

Log ( 9, 3 ) = 2 9 = 3x x は、 底 -3 自然対数 ; 9 = 32

Log ( 4, 4 ) = 1 4 = 4x x は、 底 -4 自然対数 ; 4 = 41

Log ( 7776, 6 ) = 5 7776 = 6x x は、 底 -6 自然対数 ; 7776 = 65

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 335

Log10 (対数、 底 10 )

指定し た数値の底 -10 対数を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Log10(Argument)

こ こ で、

Argument は、 正の実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

この単純な例では、 Log10 関数の結果を示し ています。

Mod (絶対値)

別の数値で除算し た剰余を返し ます。 結果は、 除数と同じ正負号を持ちます。 これは単一値関数です。

構文

Mod (Argument, Divisor)

こ こ で、

• Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Divisor は、 引数を除算するのに使用される数値です。

使用上の注意

• Divisor = 0 の場合、 関数は、 NULL を返し ます。

• Quotient 関数を使用し て、 結果の整数部分のみを返すのに使用し ます。

関数 / 結果 計算

Log10 ( 10000 ) = 4 10000 = 10x x は、 底 -10 自然対数 ; 10000 = 104

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

336 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

これらの単純な例では、 Mod 関数を使用し た結果を示し ています。

Power

累乗する入力数値を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Power(Argument, Power)

こ こ で、

• Argument は、 基数の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 すべての実数が、

有効です。

• Power は、 Argument が累乗される指数です。

使用上の注意

Argument が負数で、 Power が偶数の場合、 結果は正数です。 しかし、Argument が負数で、 Power が奇数の場合、 結果は負数です。

これらの単純な例では、 Power 関数を使用し た結果を示し ています。

関数 / 結果 計算

Mod ( 5, 2 ) = 1 5/2 = 2 余り 1

Mod ( 5, -2 ) = -1 5/-2 = 2 余り 1 で、 除数の符号を使用

Mod ( -5, 2 ) = 1 -5/2 = 2 余り 1 で、 除数の符号を使用

Mod ( 140, 2 ) = 0 140/2 = 70 余り 0

Mod ( 83, 9 ) = 2 83/9 = 9 余り 2

Mod ( -5, -2 ) = -1 -5/-2 = 2 余り 1 で、 除数の符号を使用

関数 / 結果 計算

Power ( 5, 2 ) = 25 5 × 5 = 25

Power ( -5, 2 ) = 25 -5 × -5 = 25

Power ( -5, 3 ) = -125 -5 × -5 × -5 = -125

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 337

Quotient

2 つの数値の除算の整数の結果を返し ます。 この関数は、 余 り を破棄し ます。 これは単一値関数です。

構文

Quotient(numerator, denominator)

こ こ で、

• Numerator は、 被除数と し て使用される実数の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク

です。

• Denominator は、 除数と し て使用される実数の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク

です。

使用上の注意

Mod 関数 ( 「Mod (絶対値)」 (335 ページ) ) を使用し て剰余を取得し ます。

これらの単純な例では、 Quotient 関数を使用し た結果を示し ています。

Radians (変換)

度から ラ ジアンへ変換し た角度の値を返し ます。 これは単一値関数です。

Power ( 4, 3 ) = 64 4 × 4 × 4 = 64

Power ( 20,4 ) = 160000 20 × 20 × 20 × 20 = 160000

関数 / 結果 計算

関数 / 結果 計算

Quotient ( 5, 2 ) = 2 5/2 = 2 余り 1

Quotient ( 83, 9 ) = 9 83/9 = 9 余り 2

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

338 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Radians(Argument)

こ こ で、

Argument は、 角度から ラ ジアンに変換される値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク

です。

この簡単な例では、 Radians 関数の角度で入力された角のラ ジアンへの変換方法を示し ます。

Randbetween ( 2 数間の乱数)

指定し た 2 つの値の間の乱数を返し ます。 返される値は、 整数値ではな く実数です。

関数が実行されるたびに、 異な る数値が返されます。 ただし、 Randbetween 関数が、 レポー ト 上の複数行の値を変更するために使用される場合は、Randbetween ( 2, 10 ) など簡単な定義を使用する と きは、レポー ト 上の各行のデータに同じ乱数が適用される こ と に注意し て く ださい。 Randbetween の計算に メ ト リ ッ ク の値を含める こ と によ って、 レポー ト 内の各行のデータに異な る乱数を適用でき ます。 この例を次に示し ます。

構文

Randbetween(Bottom, Top)

こ こ で、

• Bottom は、 関数が返すこ と のでき る 低値 (範囲の 下位) であ る実数

の リ ス ト を表す実数または メ ト リ ッ ク です。 実数の値を返す式も含めるこ と ができ ます。

関数 / 結果 計算

Radians ( 130 ) = 2.271301

--------- π180---------× 2.27=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 339

• Top は、 関数が返すこ と のでき る 高値 (範囲の 上位) であ る実数の リ

ス ト を表す実数または メ ト リ ッ ク です。 実数の値を返す式も含める こ とができ ます。

統計分析では、 よ く 乱数が使われる こ と があ り ます。 一般的な方法は、 別の値に乱数パーセン ト を適用する こ と です。 これを行 う には、 Randbetween 関数を使用し て、 0 と 1 の間の数値を返すこ と ができ ます。 これは、 次の例の構文によ って実行でき ます。

Randbetween(0, 1)

これは、 ゼロ と 1 の間の実数を返し ます。 別の数値に対し て乗算を実行する式に使用でき、 その値の乱数パーセン ト を返し ます。 た と えば、 次の定義の メ ト リ ッ ク を作成する こ と によ って、 "revenue" (売上) の乱数パーセント を返すこ と ができ ます。

(Sum(Revenue) {~+} * Randbetween(0, 1))

レポー ト 上で この定義の メ ト リ ッ ク を使用する場合は、 同じ乱数パーセント がレポー ト 上のすべての "revenue" (売上) の値に適用されます。

次に示す定義では、 "Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク が Randbetween の計算に使用されます。 Randbetween の計算の一部と し て売上のデータ を含める こ とで、 レポー ト 上の売上データの各行について異な る数値が生成されます。

Randbetween(0, Revenue)

これらの 2 つの メ ト リ ッ クは、 Random Revenue 1 および Random Revenue 2 と し て作成され、 次に示す同じ レポー ト に表示されます。

Randbetween の計算の一部と し て売上データ を含む "Random Revenue 2" メト リ ッ クは、 売上データの各行について異な るパーセン ト を使用し ているこ と に目し て く ださい。 しかし、 Randbetween(0,1) のよ う に

Randbetween 計算の簡単な定義を使用する "Random Revenue 1" メ ト リ ッ クでは、 同じ乱数パーセン ト を使用し て "Revenue" (売上) データの全行を変します。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

340 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Round ( も近い整数への丸め)

入力値を近値の整数へ四捨五入し て返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Round(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

これらの簡単な例では、 Round 関数を使用し た結果を示し、 同じ値に対する Int 関数の結果と比較し ます。

Round2 (指定し た有効桁数への丸め)

入力値を指定し た桁数へ四捨五入し て返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Round2(Argument, Precision)

こ こ で、

• Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

• Precision は、 Argument の値を四捨五入する桁位置を指定する整数値で

す。

Precision が 0 の場合、 値を近値の整数へ四捨五入し ます。 これは、Round 関数を使用する場合と同じ結果です。

引数値 Round Int

947.67 948.00 947.00

463.33 463.00 463.00

-947.67 -948.00 -948.00

-463.33 -463.00 -464.00

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 341

Precision が 0 よ り も大きい場合、 値は示された小数点以下の桁数

に丸められます。

Precision が 0 よ り も小さい場合、 小数点から左方向に、 それらの

整数の左から数えた場所で四捨五入し ます。

この簡単な例では、 Precision の値がどのよ う に Round2 関数の結果に影響するかを示し ています。

Sin (サイ ン)

この関数は、 ラ ジアンでの角度の値を取 り 、 -1 と 1 の間の数値で角度のサイ ンを返し ます。

角 A を含む直角三角形では、 3 つの辺があ り ます。 A の逆側、 A の隣側、 および直角 (斜辺) の逆側です。 A のサイ ンは、 斜辺に対するの斜辺の逆側の

辺の長さの割合です。

角度を ラ ジアンに変換するには、 π/180 を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Sin(Argument)

こ こ で、

Argument は、 値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値はラ ジアンでの角度

で、 サイ ンを求めるためのものです。 Argument に π/180 を掛ける と、 度から ラ ジアンに角度を変換し ます。

引数値 Round2 ( argument, 0 ) Round2 ( argument, 1 ) Round2 ( argument, -1 )

947.67 948.00 947.70 950.00

811.00 811.00 811.00 810.00

463.33 463.00 463.30 460.00

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

342 数学関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Sinh (サイ ン、 双曲線)

指定し た角度のサイ ンを返し ます。 双曲線正弦の値は、 累積確立分布の近似値を求めるために使用されます。 これは単一値関数です。

構文

Sinh(Argument)

こ こ で、

Argument は、 値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。 値はラ ジアンでの角度

で、 双曲線正弦を求めるためのものです。 Argument に π/180 を掛ける と、度から ラ ジアンに角度を変換し ます。

Sqrt (平方根)

指定し た正の数値の二乗根を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Sqrt(Argument)

こ こ で、

Argument は、 正の実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

引数の値が 0 よ り も小さい場合は、 NULL を返し ます。

この単純な例では、 Sqrt 関数を使用し た結果を示し ています。

Sqrt ( 25 ) = 5

Sqrt ( 169 ) = 13

SINH z( ) e2 e 2––2

---------------------=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 数学関数 343

Tan (タ ンジ ェ ン ト )

この関数は、 ラ ジアンでの角度の値を取 り 、 その角度のタ ンジェ ン ト を返し ます。

角 A を含む直角三角形では、 3 つの辺があ り ます。 A の逆側、 A の隣側、 および直角 (斜辺) の逆側です。 A のタ ンジェ ン ト は、 斜辺に対するの斜辺の

隣の辺の長さの割合です。

角度を ラ ジアンに変換するには、 π/180 を掛けます。 これは単一値関数です。

構文

Tan(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

Tanh (タ ンジ ェ ン ト 、 双曲線)

指定し た数値の双曲線正接の値を返し ます。 これは単一値関数です。

構文

Tanh(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

Trunc (切捨て)

指定し た数値の整数要素を返し ます。 分数は、 整数部分のみを残すよ う に実数の分数部分が削除されます。 分数部分は、 四捨五入な しに削除されます。 これは単一値関数です。

TANH z( ) SINH z( )COSH z( )-------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

344 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Trunc(Argument)

こ こ で、

Argument は、 実値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

Trunc および Int からの結果は、 値が 0 よ り も小さい場合にのみ異な り ま

す。

この単純な例では、 Trunc 関数が正の数および負の数に対し てどのよ う に実行されるか、 および Int 関数を使用し た場合と の違いを示し ます。

統計関数

統計関数には、 データに対し て統計分析を行 う ツールを提供するためにデザイ ン された さ まざまな機能が含まれます。

AvgDev (平均偏差)

データ全体の平均値に対するデータ セ ッ ト の絶対偏差を平均し ます。 標準偏差に似て、 平均偏差はデータ セ ッ ト の変動を測定し ます。

構文

AvgDev <FactID> (Argument)

こ こ で、

引数値 Int Trunc

947.67 947.00 947.00

463.33 463.00 463.00

-947.67 -948.00 -947.00

-463.33 -464.00 -463.00

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 345

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• Argument は、 数値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

この式では、 x は、 フ ァ ク ト テーブル内の値です。

こ こ で、

• は、 すべての xi の平均です。

BetaDistribution

次で示す確率密度関数の alpha および beta 変数の累積 β 分布を返し ます。

こ こ で、

この関数は、 集団のサンプルにわた る ア イ テムの変動率 (た と えば、 どの くらい 1 日の中でテレ ビを視聴するか) を調べるために使用し ます。

構文

BetaDistribution < Lower Bound, Upper Bound > (x, alpha, beta)

こ こ で、

• x は、関数を評価する下限 Lower Bound ( a ) と上限 Upper Bound ( b )

の間の値です。

• Alpha および Beta は、 分布のパラ メ ーターです。

1n- xi x–i 1=

n

x

f x( ) x a–( )α 1–b x–( )β 1–

B α β,( ) b a–( )α β 1–+-------------------------------=

B α β,( ) tα 1– 1 τ–( )β 1– td

0

1

∫=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

346 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

alpha =

beta =

• Lower Bound は、 間隔 x のオプシ ョ ン下限バン ド です。

• Upper Bound は、 間隔 x のオプシ ョ ン上限バン ド です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• x、 alpha、 または beta が数値以外の場合。

• alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 の場合。

• x < Lower Bound または x > Upper Bound の場合。

• Lower Bound = Upper Bound の場合。

BinomialDistribution

変数 n および p の二項確立または累積に高確率のいずれかを返し ます。 この関数は次のケースで使用されます。

• 固定権定数の場合。

• 各検定が、 成功または失敗 (バイナ リ ) のいずれかのみが結果と な る場合。

• 検定がすべての他の検定から独立し ている場合。

• 成功の確率は、 定数です。 た と えば、 次の 3 人の乳児の う ち 2 人が男性であ る確率を計算する場合です。

構文

BinomialDistribution <Cumulative> (x, n, p)

こ こ で、

• x は、 成功数です。

• n は、 検定数です。

• p は、 試行 1 回あた り の成功率を指定する数値です。

• Cumulative は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

α

β

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 347

Cumulative=0 の場合、 累積二項確立を計算し ます。

Cumulative=1 の場合、 二項確立を計算し ます。

二項確立の場合、 次のよ う にな り ます。

こ こ で、

• は、 ( n, x ) の組合せです。

累積二項分布は、 次の とお り です。

使用上の注意

• x または n が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が数値以外の場合。

x > n。

x < 0。

p < 0 または p > 1 の場合。

ChiSquareDistribution

次で示す確率密度関数で、 自由度の累積カ イ 2 乗分布を返し ます。

こ こ で、

b x n p,;( )n

x⎝ ⎠⎛ ⎞px 1 p–( )n x–=

n

x⎝ ⎠⎛ ⎞

B x n p,;( ) b y n p,;( )

y 0=

x

∑=

f x( )x

n2- 1–

x2-–⎝ ⎠

⎛ ⎞exp×

2

n2-

ϒn2-⎝ ⎠

⎛ ⎞------------------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

348 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• は、 自由度です。

• は、 γ 関数です。

カ イ 2 乗分布は、 カ イ 2 乗検定と関連付け られています。 カ イ 2 乗検定は、測定値を予測値と比較するために使用されます。 あ る交配植物の次世代が、特定の色の組合せを見せる予測などの仮説の有効性を測定し ます。

構文

ChiSquareDistribution(x, df)

こ こ で、

• x は、 評価する分布の非負 10 進値です。

• df は分布の自由度を指定する、 1 以上 ( >= ) の整数です。

使用上の注意

• df が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

x < 0

df < 1

ChiSquareTest (適合度のカ イ 2 乗検定)

適合度の検定結果を返し ます。 この関数は、 例えば試験が仮定結果を検証する範囲等を決定する、 統計値と統計に関係する自由度に対する、 カ イ 2 乗分布から値を返し ます。

n

ϒ

意思決定 現実性 : H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 349

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 Type 2 エラーが発生する確率です。

カ イ 2 乗検定は、 次のフ ォームで仮説検定のための p-value を返し ます。

• H0 : Argument1 および Argument2 は同じ分布から き ます。

• H1 : Argument1 および Argument2 は異な る分布から き ます。

構文

ChiSquareTest(Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 期待値に対し て検定される測定値の リ ス ト を表すフ ァ ク

ト または メ ト リ ッ ク です。

• Argument2 は、 Argument1 によ って提供される測定値と比較される予測

値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

使用上の注意

• この関数は、カ イ 2 乗 ( x2 ) 統計と それに関連する自由度 ( df ) の確立を

返し ます。

• この関数は、 Argument1 および Argument2 が異な るデータ ポイ ン ト

数を持つ場合、 無効な値を返し ます。 つま り 、 各測定値は、 比較するために期待される値であ る必要があ り ます。

Confidence (信頼区間)

母集団の信頼区間を返し ます。 信頼区間と は、 平均の片側の値の範囲です。た と えば、 メ ールで商品を注文する場合、 指定し た信頼レベルで、 も早い到着予定日と も遅い到着予定日を指定でき ます。

構文

Confidence(Alpha, Stdev, Size)

こ こ で、

• Alpha は、 信頼を計算する有意性水準です。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

350 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• Stdev は、 指定し た日付範囲の母集団の標準偏差です。

• Size は、 標本サイ ズを指定する正の整数です。

信頼度レベルは、[100 ( 1-alpha ) %] のよ う に表されます。alpha = 0.05 の場合、次の とお り です。

• Confidence = 95%

• 集団の 95% に対応する領域は、 1.96 です。

• 信頼区間は、 次のよ う にな り ます。

使用上の注意

• Size が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が数値以外の場合。

alpha < 0 or alpha >1

stdev < 0

size < 1

使用中の Confidence 関数の例は、 「信頼レベルの例」 (75 ページ) を参照して く ださい。

Correlation

2 つの配列の相関係数を返し ます。 Correlation は、 2 つの定量的変数の関連付け と その値が関係または関連する レベルを示し ます。

この関数は、 「Pearson (ピア ソ ン積率相関係数)」 (379 ページ) と同じです。

構文

Correlation <FactID> (Argument1, Argument2)

x 1.96 σn

----⎝ ⎠⎛ ⎞±

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 351

こ こ で、

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• Argument1 および Argument2 は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表される

値の リ ス ト です。

使用上の注意

• 相関係数は、 + 1 から 0 を通じ て -1 の間のスケールで計測されます。そのため、 -1 と 1 の間の値のみが返されます。

• 2 つの値の完全な相関関係は、 + 1 または - 1 のいずれかで表されます。1 つの変数が別の増加と と もに増加する場合、 相関関係は正と な り ます。 1 つが別の増加と逆に減少する場合は、 相関関係は負と な り ます。相関関係がま った く ない場合は、 0 で示されます。

• 配列または参照引数が文字列、 論理値、 または空のセルを含む場合、 それらの値は無視されますが、 ゼロの値を含むセルは含まれます。

• Argument1 および Argument2 が異なる数のデータポイ ン ト を持つ場合、相関関係はエラーを返し ます。

• Argument1 または Argument2 のいずれかが空の場合、 またはそれらの値の標準偏差がゼロの場合、 相関関係はエラーを返し ます。

Covariance

共分散 は、 2 つの配列の関係を検証するために使用されます。 た と えば、共分散は、 収入の増加が高学歴に関係付け られるかど う かを検定するのに使用する場合があ り ます。 ゼロ よ り 大きいか、 またはゼロ よ り 小さい共分散は関係を示し、 ゼロの場合は関係がないこ と を示し ています。

構文

Covariance <FactID> (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 および Argument2 は、 値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または メ ト

リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

352 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

次の式では、

• Argument1 = X

• Argument2 = Y です。

こ こ で、

• = x の平均値

• = y の平均値 です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Argument1 および Argument2 に同じ数のデータポイ ン ト が含まれていない場合。

• いずれかの値セ ッ ト は空です。

CritBinomial (基準二項式)

累積二項分布が基準値よ り 大きいまたは等し く な る 小値を返し ます。 たと えば、 ロ ッ ト 全体を不合格と判定する前に実行する、 品質管理にこの関数を使用し て、 アセンブル ラ イ ンを外れた不良品の 大数を指定し ます。

構文

CritBinomial(Trials, Probability_s, Alpha)

こ こ で、

• Trials は、 ベルヌーイ試行数です。

• Probability_s は、 試行 1 回あた り の成功率です。

• Alpha は、 基準値です。

Cov X Y,( ) 1n 1–------- xi μx–( ) yi μy–( )

i 1=

n

∑=

μxμy

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 353

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

こ こ で、

• いずれかの引数が、 数値以外の場合。

• Trials が整数でない場合。

• Trials < 0。

• Probability_s < 0 または probability_s > 1。

• alpha < 0 または alpha >1。

ExponentialDistribution

確立密度または確立変数の累積分布のどち らかを返し ます。 この関数は、イベン ト 間の時間をモデルするために使用されます。 た と えば、 現金自動預払機 ( ATM ) が要求された現金を引き出すのに 1 分よ り 長 く かかる可能性を推定するために使用でき ます。

構文

ExponentialDistribution <Cumulative> (x, lambda)

こ こ で、

• Cumulative は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

Cumulative=0 (デフ ォル ト ) の場合、 累積分布を返し ます。

Cumulative=1 の場合、 確立密度を返し ます。

• x は、 関数の値です。

• lambda は、 パラ メ ーターの値です。

• 確率密度の場合は、 次の とお り です。

• 累積分布の場合は、 次の とお り です。

f x λ;( ) λe λx–=

F x λ;( ) 1 e λx––=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

354 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• x または lambda のいずれかが数値以外の値の場合。

• x<0。

• lambda ≤ 0。

Fisher (フ ィ ッ シ ャー変換)

x における フ ィ ッ シ ャー x 変換を返し ます。 フ ィ ッ シ ャー変換は、 傾斜分布と反対に正規分布を生じ ます。 フ ィ ッ シ ャー変換は、 相関係数の仮定検定を実行するのに使用されます。

構文

Fisher (x)

こ こ で、

x は変換数です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• x は数値以外の値です。

• x ≤ -1 または x ≥ 1。

FDistribution ( f- 確率分布)

確率変数の累積分布 ( F- 確率) を返し ます。 この関数は、 2 つのデータ セ ット 間の多様度の差を決定するのに使用されます。 た と えば、 高校に入学する男性および女性を管理するテス ト ス コ アは、 この関数を使用し て検討され、 女性の変動が男性と異な るかど う かを決定でき ます。

z' 12-ln 1 x+

1 x–-------⎝ ⎠

⎛ ⎞=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 355

構文

FDistribution(x, df1, df2)

こ こ で、

• x は、 関数を評価する値です。

• df1 は、 分子の自由度を表し ます。

• df2 は、 分母の自由度を表し ます。

こ こ で、

F は、 F   分布を持つ確率変数です。

使用上の注意

• df1 または df2 が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

引数が、 数値以外の場合。

x<0。

df1 < 1

df2 < 1

Forecast

Forecast 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期間

のデータの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、 過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用されます。 た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測し たい場合です。

この関数は、 一次方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 線形 ト レ ン ド で増加または減少する値を予測するのに も適し ています。 たと えば、 利益が 毎年 $10,000 ド ルずつ増加し ている場合、 これは、 一次方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

P F X>( )=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

356 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

指数的に増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「Growth」 (361 ページ) を参照し て く ださい。

構文

Forecast <FactID>(FutureTime, KnownData1,...,KnownDataN, KnownTimeIntervals1,...,KnownTimeIntervalN)

こ こ で、

• FutureTime は、 データの予測時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 2009 年の値を予測するには、 FutureTime に

"2009" を入力し ます (これは、 年のデータが年と一致する ID を使って定義されている と仮定し ています)。

• KnownData1,...,KnownDataN は、 未来の値を予測するために使用するデータ を提供する個別のスカ ラー値です。 Forecast を使用し て これら

の値を手動で入力でき ますが、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) の説明のよ う に、 メ ト リ ッ ク を使用し て値の リ ス ト を入力できる ForecastV を使用するほ う がよ り 一般的です。

• KnownTimeIntervals1,...,KnownTimeIntervalN は、 既知のデータの期間を提供する個別のスカ ラー値です。 Forecast を使用し て これらの

値を手動で入力でき ますが、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) の説明のよ う に、 ア ト リ ビ ュー ト を使用し て期間の リ ス ト を入力でき る ForecastV を使用するほ う がよ り 一般的です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

構文の要件で説明し た よ う に、 Forecast を使用し て手動で値および期

間を入力でき ます。 しかし、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) で説明する よ う に、 ForecastV を使用し て、 メ ト リ ッ クおよびア ト リ

ビ ュー ト を使用し て これらの情報を入力するほ う がよ り 一般的です。

ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)

ForecastV 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期

間のデータの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用され

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 357

ます。 た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測でき ます。

ForecastV を使用し て、 既知のデータ を持つ日付を含む特定の時点

での値を予測でき ます。 しかし、 このタ イプの関数は、 将来を予測する、 未知の値に対する ものです。

この関数は、 一次方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 線形 ト レ ン ド で増加または減少し ている値を予測するのに も適し ています。た と えば、 利益が 毎年 $10,000 ド ルずつ増加し ている場合、 これは、 一次方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

指数的に増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ) を参照し てく ださい。

構文

ForecastV <FactID>(FutureTime, KnownData, KnownTimeIntervals)

こ こ で、

• FutureTime は、 データの予測時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 2009 年の値を予測するには、 FutureTime に

"2009" を入力し ます (これは、 年のデータが年と一致する ID を使って定義されている と仮定し ています)。

• KnownData は、 値の リ ス ト を表すオブジェ ク ト です。 この値の リ ス トは、 将来価値を予測するために使用する既知のデータです。 KnownData

は、 一般的に売上や利益などのデータ を表す メ ト リ ッ ク に使用されます。

• KnownTimeIntervals は、 値の リ ス ト を表すオブジェ ク ト です。 この値

の リ ス ト は、 既知のデータの期間を提供する個別のスカ ラー値です。KnownTimeIntervals は、 一般的に、 年、 四半期、 月などの時間の間

隔を表すア ト リ ビ ュー ト に使用されます。

この関数を使用する と、 期間の リ ス ト を入力でき るため、 TrendV 関数

( 「TrendV ( ト レ ン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) を参照) よ り も、 より 明確に欠如し た期間を把握でき ます。 例は、 次に説明する例を参照して く ださい。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

358 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

ForecastV 関数は、 予測された メ ト リ ッ ク の未来の値を、 レポー ト の メ ト

リ ッ ク の小計と し て表示するのに役立ちます。

た と えば、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で、 次の定義を使用し て "2008 Forecast" ( 2008 年予測) と い う 名前の新しい小計を作成でき ます。

ForecastV(2008, x, Year)

これは、 小計なので、 x は メ ト リ ッ ク のプレースホルダーです。 レポー ト上の メ ト リ ッ ク に小計を適用する と、 プレースホルダーが、 その メ ト リ ック の値を入力し ます。

また、 "Year" (年) ア ト リ ビ ュー ト は、 年に合致する ID 値を使用し ているため、 2008 は、 メ ト リ ッ ク のデータ を予測する期間に使用されます。

" 売上 " メ ト リ ッ ク で使用可能な新しいカス タ ムの小計を作成 ( メ ト リ ッ クで使用可能なカス タ ム小計の作成手順は、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照) し た後、 " 年 " ア ト リ ビ ュー ト および " 売上 " メ ト リ ッ ク を使用し たレポー ト が作成されます。 "2008 Forecast" がレポー ト 上に表示される場合、次のよ う に "2008 Revenue" ( 2008 年売上) の予測値を表示し ます。

ForecastV 関数を使用し て期間の リ ス ト を入力でき るため、 データがない

期間に適し ています。 た と えば、 2006 年のデータがない場合のシナ リ オにおいて、 同じ レポー ト を考えてみて く ださい。 ForecastV 関数は、 再度 2

つの利用可能な年を使用し て、 2008 年の売上を予測でき ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 359

FTest

データの 2 つのセ ッ ト の分散の F- 検定の P 値を リ セ ッ ト し ます。 2 つのセ ッ ト の分散に有意差がないか検定し ます。 た と えば、 公立の学校と私立の学校の試験の点数において、 この関数を使用する と 2 つのタ イプの学校間で多様度に大きな違いがあ るかど う か判する こ と ができ ます。

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 基本的には、 Type 2 エラーが発生する確率です。

F 検定は、 次のフ ォームで仮説検定のための p- 値 を返し ます。

• H0 :

( Argument1 ) / ( Argument2 ) = Ratio

• H1 :

( Argument1 ) / ( Argument2 ) <

Ratio ( Type = -1 )

( Argument1 ) / ( Argument2 ) ≠

Ratio ( Type = 0 : two-sided test )

( Argument1 ) / ( Argument2 ) >

Ratio ( Type = 1 )

( Argument1 ) / ( Argument2 ) ≠

Ratio ( Type = 2 : one-sided test )

構文

FTest <Hypothesis type, Ratio> (Argument1, Argument2)

意思決定 実現性 :H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

2ϑ2σ 2ϑ2σ

2ϑ2σ 2ϑ2σ

2ϑ2σ 2ϑ2σ

2ϑ2σ 2ϑ2σ

2ϑ2σ 2ϑ2σ

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

360 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Argument1 および Argument2 でデータ ポイ ン ト 数が異な る場合。

• いずれかのデータ セ ッ ト の分散がゼロに設定されている場合。

GammaDistribution

γ 累積分布または確率変数の確立密度のいずれかを返し ます。 傾斜分布を持つ可能性があ る変数を分析するために、 この関数を待ち行列解析に使用し ます。

構文

GammaDistribution <Cumulative> (x, Alpha, Beta)

こ こ で、

• x は、 分布を評価する値です。

• Alpha は、 分布パラ メ ーターです。

• Beta は、 分布パラ メ ーターです。

• Cumulative は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

Cumulative=0 (デフ ォル ト ) の場合、 累積分布を返し ます。

Cumulative=1 の場合、 確率密度を返し ます。

標準 γ 分布の式は、 次の とお り です。

alpha = 1 の場合、 この関数は次のよ う に指数分布を返し ます。

f x α β,;( ) 1

βαΓ α( )----------xα 1– e

xβ-–

=

f x α;( ) xα 1– e x–

Γ α( )------------=

λ 1β-=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 361

使用上の注意

• alpha > 0 の場合、 この関数はアーラ ン分布と し て も知られています。

• 以下は無効と な る条件です。

alpha または beta のいずれかが数値以外の場合。

alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 のいずれかの場合。

x < 0。

Growth

Growth 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期間の

データの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、 過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用されます。た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測でき ます。

この関数は、 指数方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 指数 ト レ ン ド で増加または減少する値を予測するのに も適し ています。 たと えば、 利益が 毎年 4 パーセン ト ずつ増加し ている場合、 これは、 指数方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

線形 ト レ ン ド で増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「Forecast」 (355 ページ) または 「Trend」 (386 ページ) を参照し て く ださい。

構文

Growth <FactID> (KnownData1,...,KnownDataN, FutureTimeOffset)

こ こ で、

• KnownData1,...,KnownDataN は、 未来の値を予測するために使用するデータ を提供する個別のスカ ラー値です。 Growth を使用し て これらの

値を手動で入力でき ますが、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ) の説明のよ う に、 メ ト リ ッ ク を使用し て値の リ ス ト を入力できる GrowthV を使用するほ う がよ り 一般的です。

• FutureTimeOffset は、 データ を予測するために使用可能な 終期間後

の時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 使用可能な 終期間が 2007 年の場合に、 2009 年の値を予測するには、FutureTimeOffset の値に 2 を入力し ます。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

362 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

構文の要件で説明し た よ う に、 Growth を使用し て手動で値を入力でき ま

す。 しかし、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ) で説明するよ う に、 GrowthV を使用し て、 メ ト リ ッ クおよびア ト リ ビ ュー ト を使用し

て これらの情報を入力するほ う がよ り 一般的です。

GrowthV (増加率、 ベク タ ー入力)

GrowthV 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期間の

データの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、 過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用されます。た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測し たい場合です。

GrowthV を使用し て、 既知のデータ を持つ日付を含む特定の時点で

の値を予測でき ます。 しかし、 このタ イプの関数は、 将来を予測する、 未知の値に対する ものです。

この関数は、 指数方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 指数 ト レ ン ド で増加または減少する値を予測するのに も適し ています。 たと えば、 利益が 毎年 4 パーセン ト ずつ増加し ている場合、 これは、 一次方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

線形 ト レ ン ド で増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) または 「TrendV ( ト レ ン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) を参照し て く ださい。

構文

GrowthV <FactID, SortBy>(KnownData, FutureTimeOffset)

こ こ で、

• KnownData は、 値の リ ス ト を表すオブジェ ク ト です。 この値の リ ス トは、 将来価値を予測するために使用する既知のデータです。 KnownData

は、 一般的に売上や利益などのデータ を表す メ ト リ ッ ク に使用されます。

• FutureTimeOffset は、 データ を予測するために使用可能な 終期間後

の時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 使用

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 363

可能な 終期間が 2007 年の場合に、 2009 年の値を予測するには、FutureTimeOffset の値に 2 を入力し ます。

GrowthV 関数は、 連続し た時間ご と にデータが存在し、 データの欠如

がないこ と を前提と し ます。 データがこれらの要件に合 う 場合は、 年、月、 四半期などの様々な時間間隔を使用し たレポー ト 上で単一式を使用でき ます。 例は、 次に説明する例を参照し て く ださい。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• SortBy は、 計算の順序を定義するパラ メ ーターです。 詳細は、 「[区切り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照し て く ださい。

GrowthV 関数は、 予測された メ ト リ ッ ク の未来の値を、 レポー ト の メ ト

リ ッ ク の小計と し て表示するのに役立ちます。

た と えば、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で、 次の定義を使用し て "2008 Growth" ( 2008 年予測) と い う 名前の新しい小計を作成でき ます。

GrowthV(x, 1)

これは、 小計なので、 x は メ ト リ ッ ク のプレースホルダーです。 レポー ト上の メ ト リ ッ ク に小計を適用する と、 プレースホルダーが、 その メ ト リ ック の値を入力し ます。

また、 時間間隔のオフセ ッ ト と し て 1 を使用し て未知の 初の時間間隔のデータ を予測し ます。

" 売上 " メ ト リ ッ ク で使用可能な新しいカス タ ムの小計を作成 ( メ ト リ ッ クで使用可能なカス タ ム小計の作成手順は、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照) し た後、 " 年 " ア ト リ ビ ュー ト および " 売上 " メ ト リ ッ ク を使用し たレポー ト が作成されます。 "2008 Growth" がレポー ト 上に表示される場合、次のよ う に "2008 Revenue" ( 2008 年売上) の予測値を表示し ます。

「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) および 「TrendV ( ト レ ンド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) で説明する よ う に、 この予測値は、ForecastV および TrendV 関数で予測される値と異な り ます。 この違い

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

364 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

は、 指数 ト レ ン ド に基づいて値を予測する GrowthV のためで、 そのよ う な

ト レ ン ド を反映するデータ と一緒に使用する必要があ り ます。

HeteroscedasticTTest および HomoscedasticTTest

仮説検定に P- 値を返し ます。 これらの 2 つの関数は、 両標本が異な る引数を保持する こ と を前提に、 組標本の平均間の分散のレベルを決定するのに使用し ます。 た と えば、 指定し たグループが、 実験の前後で検定される場合に使用される こ と があ り ます。

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 Type 2 エラーが発生する確率です。

HeteroscedasticTTest または HomoscedasticTTest は、 次のフ ォームで仮説検定のための p- 値 を返し ます。

• H0 の場合 :

( Argument1 ) - ( Argument2 ) = offset

• H1 の場合 :

( Argument1 ) - ( Argument2 ) < offset ( Type = -1 )

( Argument1 ) - ( Argument2 ) ≠

offset ( Type = 0 : two-sided test )

( Argument1 ) - ( Argument2 ) > offset ( Type = 1 )

( Argument1 ) - ( Argument2 ) ≠ offset ( Type = 2 : one-sided test )

意思決定 現実性 : H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

μ μ

μ μ

μ μ

μ μ

μ μ

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 365

構文

HeteroscedasticTTest or HomoscedasticTTest <Hypothesis type, offset> (Argument1, Argument2)

使用上の注意

• Heteroscedastic t-tests は、 2 つのサンプル データ範囲間が同等でないこと を仮定し ています [ ( Argument1 ) ≠ ( Argument2 )]。

• Homoscedastic t-tests は、 2 つのサンプル データ範囲間が同等であ る こと を仮定し ています [ ( Argument1 ) = ( Argument2 )]。

• 以下は無効と な る条件です。

Argument1 および Argument2 が異なる数のデータポイ ン ト を持ち、Hypothesis type = 1 (対)

Offset または Hypothesis type が数値以外の場合。

Heteroscedastic T-test および Homoscedastic T-test を使用する例は、 「仮定テス ト の例」 (68 ページ) を参照し て く ださい。

HypergeometricDistribution

標本サイ ズ、 母集団成功、 および母集団サイ ズを指定し て、 母集団成功の指定し た数の確率を返し ます。 各観測が成功または失敗のどち らかであ り 、指定し たサイ ズの各サブセ ッ ト が同等尤度で選択される、 有限母集団の問題にこの関数を使用し ます

構文

HypergeometricDistribution(x, n, M, N )

こ こ で、

• x は、 標本での成功数です。

• n は、 標本のサイ ズです。

• M は、 母集団の成功数です。

• N は、 母集団全体の数です。

2ϑ2σ 2ϑ2σ

2ϑ2σ 2ϑ2σ

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

366 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

• すべての引数は整数に切 り 捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

x < 0 または x は n または M の小さい方よ り 大きい場合。

x は、 0 または ( n - N + M ) の大きい方よ り 小さい場合。

n < 0 または n > N。

M < 0 または M > N。

N < 0。

Intercept

線が、 グ ラ フの Y- 軸と交わる点を返し ます。 この関数は、 関連する独立変数 x の値が 0 の場合、 従属変数 Y の値を指定するために使用されます。 交点は、 X  と Y の使用可能な値を通し て描かれた 良適合回帰線に基づいて

います。

構文

Intercept <FactID> (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる観測データの従

属セ ッ ト です。

• Argument2 は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる観測データの独

立セ ッ ト です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

P X x=( ) h x n M N,,;( )

M

x⎝ ⎠⎛ ⎞ N M–

n x–⎝ ⎠⎛ ⎞

N

n⎝ ⎠⎛ ⎞

---------------==

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 367

次の式では、 Argument1 = Y、 Argument2 = X です。

回帰線の交点の式は次の とお り です。

回帰線の傾きは次のよ う に計算されます。

使用上の注意

この関数は、 Argument1 および Argument2 が異なるデータ ポイ ン ト 数を含む場合、 無効な値を返し ます。

Intercept 関数を使用する例は、 「予測の例」 (91 ページ) を参照し て く ださい。

InverseBetaDistribution ( β 分布の逆関数)

累積 β 確率密度関数の逆関数を返し ます。

β 確率分布関数については、 「BetaDistribution」 (345 ページ) を参照し て ください。

構文

InverseBetaDistribution <Lower Bound, Upper Bound> (x, Alpha, Beta)

こ こ で、

• x は、 β 分布に従 う 確率です。

• Alpha および Beta は、 分布のパラ メ ーターです。

• Lower Bound は、 間隔 x のオプシ ョ ン下限バン ド です。

• Upper Bound は、 間隔 x のオプシ ョ ン上限バン ド です。

a Y bX–=

bn xy x∑( ) y∑( )–∑n x2 x∑( )

2–∑

-------------------------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

368 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• x、 alpha、 または beta が数値以外の場合。

• alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 の場合。

• x ≤ 0 または x ≥ 1 の場合。

• x < Lower Bound または x > Upper Bound の場合。

• Lower Bound > Upper Bound の場合。

InverseChiDistribution (カ イ 2 乗分布の逆関数)

既定値を超え る または既定値に等しい、 指定し た累積カ イ 2 乗分布の逆関数を返し ます。 この関数は仮定の有効性を評価するのに、 期待する結果に対し て考察結果を比較し ます。

カ イ 2 乗関数については、 「ChiSquareDistribution」 (347 ページ) を参照し てく ださい。

構文

InverseChiDistribution(x, df)

こ こ で、

• x は、 指定し たカ イ 2 乗分布に従 う 確率です。

• df は、 分布の自由度数です。

使用上の注意

• df が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

x < 0 または x > 1 の場合。

df< 1 の場合。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 369

InverseFisher (フ ィ ッ シ ャー変換の逆関数)

フ ィ ッ シ ャー変換の逆関数を返し ます。 この関数は、 データ配列間の相関係数を分析するのに使用されます。

フ ィ ッ シ ャー変換関数については、 「Fisher (フ ィ ッ シ ャー変換)」 (354 ページ) を参照し て く ださい。

構文

InverseFisher(x)

こ こ で、

• x は、 逆フ ィ ッ シ ャー変換を実行する値です。

使用上の注意

x が数値以外の場合、 この関数は無効な値を返し ます。

InverseFDistribution ( F- 確率分布の逆関数)

F 確率分布の逆関数を返し ます。 この関数は、 F 分布からの臨界値を返すために使用されます。 た と えば、 分散分析 (ア ノーバ) 計算の出力には、 F- 統計、 F- 確率、 および   F- 臨界値 ( 0.05 の有意水準によ る) のデータが含まれる場合があ り ます。 このよ う な場合は、 有意水準は、 F の臨界値を返すための FINV の確率引数と し て使用される場合があ り ます。

F 確率分布関数については、 「FDistribution ( f- 確率分布)」 (354 ページ) を参照し て く ださい。

構文

InverseFDistribution (x, df1, df2)

こ こ で、

• x は、 F 累積分布に従 う 確率です。

x e2y 1–e2y 1+----------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

370 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• df1 は、 分子の自由度を表し ます。

• df2 は、 分母の自由度を表し ます。

使用上の注意

• df1 または df2 が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

引数が、 数値以外の場合。

x < 0 または x > 1 の場合。

df1 < 1

df2 < 1

InverseGammaDistribution ( γ 分布の逆関数)

累積 γ 確率密度関数の逆関数を返し ます。

累積 γ 分布関数の詳細は、 「GammaDistribution」 (360 ページ) を参照し てく ださい。

構文

InverseGammaDistribution (x, Alpha, Beta)

こ こ で、

• x は、 分布を評価する値です。

• Alpha は、 分布パラ メ ーターです。

• Beta は、 分布パラ メ ーターです。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• alpha または beta のいずれかが数値以外の場合。

• alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 のいずれかの場合。

• x < 0 または x > 1 の場合。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 371

InverseLognormalDistribution (正規分布の逆関数)

正規累積分布の逆関数を返し ます。 Ln ( x ) は、 平均および標準偏差をパラメ ーターに使用する正規分布です。

正規累積分布関数の詳細は、 「LognormalDistribution」 (374 ページ) を参照し て く ださい。

構文

InverseLognormalDistribution(x, Mean, Stdev)

こ こ で、

• x は、 対数正規分布に従 う 確率です。

• Mean は、 ln ( x ) の平均です。

• Stdev は、 ln ( x ) の標準偏差です。

次の式では、 mean = μ、 stdev = です。 σ.

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• いずれかの引数が数値以外の場合。

• x < 0。

• x > 1。

• stdev < 0。

InverseNormDistribution (正規累積分布の逆関数)

正規累積分布の逆関数を返し ます。

正規累積分布関数の詳細は、 「NormalDistribution (正規累積分布)」 (377 ページ) を参照し て く ださい。

InverseLognormal p μ σ,,( ) e μ σ InverseNormS p( )( )×+[ ]=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

372 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

InverseNormDistribution(x, Mean, Stdev)

こ こ で、

• x は、 指定し た正規分布に対応する確率です。

• Mean は、 分布の算術平均です。

• Stdev は、 分布の標準偏差です。

使用上の注意

• mean = 0 および stdev = 1 の場合、 この関数は標準正規分布を返し ます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が数値以外の場合。

stdev ≤ 0。

InverseNormSDistribution (標準正規累積分布の逆関数)

累積標準正規分布の逆関数または臨界値を返し ます。 この関数は既定値以上または既定値に等しい累積分布の臨界値を計算し ます。

累積標準正規分布関数の詳細は、 「StandardNormalDistribution (標準正規累積分布)」 (384 ページ) を参照し て く ださい。

構文

InverseNormSDistribution(x)

こ こ で、

x は、 正規分布に対応する確率です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• x は数値以外の値です。

• x < 0 または x > 1 の場合。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 373

InverseTDistribution ( T- 分布の逆関数)

累積 T- 分布の逆関数を返し ます。

累積 T- 分布の客関数の詳細は、 「TDistribution」 (385 ページ) を参照し て ください。

構文

InverseTDistribution(Probability, df)

こ こ で、

• Probability は、 t- 分布に従 う 確率です。

• df は、 分布の自由度を指定する値です。

こ こ で、

X は、 t- 分布に続 く 乱数です。

使用上の注意

• df が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

probablility または df のいずれかが数値以外の場合。

probability < 0 または probability > 1 の場合。

df < 1。

Kurtosis

データのセ ッ ト の尖度または相対フ ラ ッ ト ネス を返し ます。 尖度は、 正規分布と比較する場合、 分布の相対的な " ピーク " または " フ ラ ッ ト " の特徴を確認し ます。 正の数の尖度は、 相対的にピーク のあ る分布を示し、 負の数の場合は、 相対的にフ ラ ッ ト な分布の傾向を示し ています。

p t X<( )

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

374 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

Kurtosis <FactID> (Argument)

こ こ で、

• Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる値のセ ッ ト です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

次の式では、 s はサンプル標準偏差です。

LognormalDistribution

確立変数 X の対数累積分布を返し、 こ こ での X の対数は、 正規分布です。LognormalDistribution は、 平均および標準偏差をパラ メ ータに使用

し ます。 この関数は、 対数的に変換し たデータ を分析するのに使用されます。

構文

LognormalDistribution(x, Mean, Stdev)

こ こ で、

• x は、 関数を評価する値です。

• Mean は、 ln ( x ) の平均です。

• Stdev は、 ln ( x ) の標準偏差です。

次の式では、 mean = μ、 stdev = σ です。

n n 1+( )n 1–( ) n 2–( ) n 3–( )------------------------------

xi x–s

--------⎝ ⎠⎛ ⎞

4

∑⎩ ⎭⎨ ⎬⎧ ⎫ 3 n 1–( )2

n 2–( ) n 3–( )--------------------–

LOGNORMDIST x μ σ,,( ) NORMSDIST x( ) μ–lnσ

--------------⎝ ⎠⎛ ⎞=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 375

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• いずれかの引数が数値以外の場合。

• x ≤ 0。

• stdev ≤ 0。

MeanTTest (平均 T- 検定)

指定値に対するデータの平均を検定する t- 検定の p- 値を計算し ます。 この関数は同じ母集団からの 2 つの同じ標本の平均値の近似性を決定するのに使用されます。

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 基本的には、 Type 2 エラーが発生する確率です。

MeanT 検定は、 次のフ ォームで仮説検定のための p- 値 を返し ます。

• H0 の場合 :

( Argument ) =

• H1 の場合 :

( Argument ) < ( Type = -1 )

( Argument ) ≠ ( Type = 0 : two-sided test )

( Argument ) > ( Type = 1 )

( Argument ) ≠ ( Type = 2 : one-sided test )

意思決定 現実性 : H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

μ 0μ

μ 0μ

μ 0μ

μ 0μ

μ 0μ

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

376 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

MeanTTest <Hypothesis type> (Argument, Hypothesis mean)

こ こ で、

• Argument は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる値または値の リ

ス ト で、 標本データ を含みます。

• Hypothesis mean は です。

• Hypothesis type は、 実行する t- 検定のタ イプを意味し ます。

Hypothesis type は -1、 0、 1、 または 2 に設定でき ます。

NegativeBinomialDistribution

この関数では、 成功の定数確率が P の場合に N 回目に成功する まで ( S ) F

回の失敗する確率を決定し ます。 負の二項分布は、 二項分布と似ていますが、 成功数は固定で試行数は変数です。

二項分布のよ う に、 試行は独立し ている と仮定し ます。 た と えば、 運動神経の良い 10 人を見つけるために、 これらの条件を満たす候補者であ る確率が 0.3   であ る場合に、 この関数は、 10 人が選択されまでに特定の数の不適格候補者を面接する確率を計算し ます。

構文

NegativeBinomialDistribution(F, S, P)

こ こ で、

• F は、 失敗し た数です。

• S は、 成功し た数のし きい値です。

• P は、 成功率です。

次の式では、 F = x、 S = r です。

nb x r P,;( )x r 1–+

r 1–⎝ ⎠⎛ ⎞ Pr 1 P–( )x=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 377

使用上の注意

• F または S が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

いずれかの引数が数値以外の場合。

P < 0 または P > 1 の場合。

F + ( S - 1 ) ≤ 0.

NormalDistribution (正規累積分布)

平均の正規分布および値のセ ッ ト の標準偏差を計算し ます。 累積分布または確立密度のいずれかを返し ます。 この関数は、 仮定テス ト の領域を含む統計で幅広 く 適用されます。

構文

NormalDistribution <Cumulative> (x, Mean, Stdev)

こ こ で、

• x は、 分布の値です。

• Mean は、 分布の算術平均です。

• stdev は、 分布の標準偏差です。

• Cumulative は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

Cumulative=0 (デフ ォル ト ) の場合、 累積分布を返し ます。

Cumulative=1 の場合、 確立密度を返し ます。

次の式では、 z = x、 mean = μ、 stdev = σ です。

使用上の注意

• 以下は無効と な る条件です。

f x μ σ,;( ) 1

2πσ2----------e

x μ–( )2

2σ2-----------⎝ ⎠

⎛ ⎞–

=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

378 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

mean または stdev のいずれかが数値以外の場合。

Stdev ≤ 0。

• mean = 0 および stdev = 1 の場合、 関数は標準正規分布を返し ます。

PairedTTest (対 T- 検定、 平均の 2 標本)

2 組セ ッ ト のデータの平均の T- 検定の P- 値を計算し ます。 2 標本分析を組標本の平均間の分散のレベルを決定するのに使用し ます。

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 基本的には、 Type 2 エラーが発生する確率です。

PairedT 検定は、 次のフ ォームで仮説検定のための P- 値 を返し ます。

• H0 :

( [Argument1 – Argument2] ) = Offset

• H1 :

( [Argument1 – Argument2] ) < Offset [Type = – 1]

( [Argument1 – Argument2] ) ≠ Offset [Type = 0 : Two-sided test]

( [Argument1 – Argument2] ) > Offset [Type = 1]

( [Argument1 – Argument2] ) ≠ Offset [Type = 2 : One-sided test]

構文

PairedTTest <Type, Offset> (Argument1, Argument2)

意思決定 現実性 : H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

μ

μ

μ

μ

μ

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 379

こ こ で、

• Argument1 は、 標本データのセ ッ ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で

す。

• Argument2 は、 標本データのセ ッ ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で

す。

• Type は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

使用上の注意

このサンプルの結果の 1 つは、 合併分散、 すなわち、 平均についての拡散データの累積計量です。 合併分散は、 次のよ う に計算されます。

Pearson (ピア ソ ン積率相関係数)

この関数は、 値のセ ッ ト のピア ソ ン積率相関係数を返し ます。 係数は、-1.0 から 1.0 までを範囲とする無次元指数です。 2 つのデータ セ ッ ト 間の関係の程度を指定するために使用されます。

構文

Pearson <FactID> (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる独立変数の リ ス

ト です。

• Argument2 は、 フ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク で表わされる従属変数の リ ス

ト です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

次の式では、 Argument1 = X、 Argument2 = Y です。

S2n1S1

2 n2S22+

n1 n2 2–+------------------=

r n ΣXY( ) ΣX( ) ΣY( )–

nΣX2 ΣX( )2–[ ] nΣY2 ΣY( )2–[ ]-----------------------------------------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

380 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Argument1 または Argument2 のいずれかには、 1 つまたはそれ以上の NULL 値が含まれる場合。

• Argument1 および Argument2 に異なる数のデータポイ ン ト が含まれている場合。

Permut (順列)

セ ッ ト から グループ と し て選択された、 指定し たア イ テム数に対する可能な順列の数を返し ます。 順列の計算では、 選択された項目の内部順序は、結果に影響を与えます。 これは、 組合せの計算と異な り ます。 組合せの場合は、 選択された項目の順序が結果に影響を与えません。 組合せ ( Combine ) は、 数学関数と し て し て分類されます。

構文

Permut(Number, NumberChosen)

こ こ で、

• Number は、 セ ッ ト 内のア イ テム数です。

• NumberChosen は、 順列に選択される ア イ テム数です。

次の式では、 Number = n、 NumberChosen = k です。

使用上の注意

• 引数が整数でない場合は切捨て られます。

• この関数は、 次の場合エラー値を返し ます。

いずれかの引数が、 数値以外の場合。

Number < 0 の場合。

NumberChosen < 0 の場合。

Number< NumberChosen の場合。

Pn k,n!

n k–( )!-----------=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 381

PoissonDistribution

確率変数のポワ ゾン分布を返し ます。 この関数は、 指定し た期間に起こ る指定し た イベン ト 数を予測し ます。 た と えば、 1 分間隔に料金所に到着する車両数を予測でき ます。

構文

PoissonDistribution <Cumulative> (x, lambda)

こ こ で、

• x は、 予測でのイベン ト 数です。

• lambda は、 式に期待する数値です。

• Cumulative は、 かえ された確立分布のフ ォームを設定する論理値で

す。

Cumulative = 0 (デフ ォル ト ) の場合、関数は、無作為イベン ト 数が

0 および x の間の確率を返し ます。

Cumulative = 1 の場合、 関数は、 無作為イベン ト 数が x と ま った

く 同じ確率を返し ます。

• type = 1 の場合 :

• type = 0 の場合 :

使用上の注意

• x が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

x または lambda が数値以外の値の場合。

x < 0。

lambda ≤ 0。

POISSON e λ– λx

x!--------=

CUMPOISSON e λ– λk

k!--------

k 0=

x

∑=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

382 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

RSquare (ピア ソ ン積率相関係数の平方)

この関数は、 値のセ ッ ト のピア ソ ン積率相関係数を返し ます。 RSquare

は、 x の分散に帰する y の分散の比例です。

構文

RSquare <FactID> (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 データ ポ イ ン ト 座標の リ ス ト です。

• Argument2 は、 データ ポ イ ン ト 座標の リ ス ト です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Argument1 および Argument2 に含まれる値数が異なる場合。

• Argument1 または Argument2 のいずれかには、 1 つまたはそれ以上の NULL 値が含まれる場合。

Skew

指定された値の リ ス ト 内のデータ セ ッ ト の歪度を返し ます。 歪度は、 平均に関係し た分布の歪度です。 歪度が正の数の場合、 正の値に偏ったゆがみ度を示し ています。 歪度が負の数の場合、 その逆を示し ています。

構文

Skew <FactID> (Argument)

こ こ で、

• Argument は、 値の リ ス ト を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 383

次の式では、 s はサンプル標準偏差です。

Slope (線形回帰の傾き)

線形回帰直線の傾き を返し ます。 Argument1 および Argument 2 データ セ ット 内の 1 組のデータ点を通る回帰直線では、 傾きは、 線上の 2 つの点の間の水平距離を垂直距離で割った ものす。 この比率は、 線に沿った変化率とも呼ばれます。

構文

Slope <FactID> (Argument1, Argument2)

こ こ で、

• Argument1 は、 計算上依存する ( y ) データ ポイ ン ト を含むフ ァ ク ト また

は メ ト リ ッ ク です。

• Argument1 は、 計算上独立する ( x ) データ ポイ ン ト を含むフ ァ ク ト また

は メ ト リ ッ ク です。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Argument1 または Argument2 のいずれかに NULL 値が含まれる場合。

• Argument1 および Argument2 に含まれる値数が異なる場合。

Slope 関数を使用する例は、 「予測の例」 (91 ページ) を参照し て く ださい。

nn 1–( ) n 2–( )--------------------

xi x–s

--------⎝ ⎠⎛ ⎞

3

bn xy x∑( ) y∑( )–∑

n x2 x∑( )–∑-------------------------------=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

384 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Standardize

平均および標準偏差で特性化する分布から標準化し た値を返し ます。

構文

Standardize(x, Mean, Stdev)

こ こ で、

• x は、 正規化する値です。

• Mean は、 分布の算術平均です。

• Stdev は、 分布の標準偏差です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• Stdev ≤ 0

StandardNormalDistribution (標準正規累積分布)

標準正規変数の累積分布を返し ます。 平均は 0 で、 標準偏差は 1 です。 この関数は、 標準正規曲線面積のテーブルの代わ り に使用されます。

構文

StandardNormalDistribution (Argument)

こ こ で、

Argument は、 数値の リ ス ト を表す メ ト リ ッ ク です。

Z X μ–σ

-------=

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 385

使用上の注意

引数が数値以外の場合、 この関数は無効な値を返し ます。

SteYX (標準誤差)

2 つの変数を持つ線形回帰 (た と えば、 Y = Intercept + Slope * X)

に対する標準誤差を返し ます。

構文

SteYX([Y], [X])

こ こ で、

• Y は、 従属データ ポイ ン ト の配列または範囲です。

• X は、 独立データ ポイ ン ト の配列または範囲です。

使用上の注意

• 引数の値が文字列、 論理値、 または空のセルを含む場合、 それらの値は無視されますが、 ゼロの値を含むセルは含まれます。

• Y および X の条件に異な る数のデータ ポイ ン ト が含まれる と い う こ とは無効な条件です。

TDistribution

確率変数の累積分布を返し ます。 この関数は、 小規模の標本集合で仮説を検定する臨界値のテーブルの代わ り に使用されます。

f z 0 1,;( ) 1

2π------e

z2-2

–=

Sy x–1

n n 2–( )------------ n y2 y∑( )

2–

n xy x∑( ) y∑( )–∑[ ]2

n x2 x∑( )2

–∑-----------------------------------–∑=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

386 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

構文

TDistribution(x, df)

こ こ で、

• x は、 評価する分布の数値です。

• df は、 分布の自由度を指定する値です。

こ こ で、

• X は、 t- 分布に続 く 乱数です。

使用上の注意

• df が整数でない場合は切捨て られます。

• 以下は無効と な る条件です。

x または df のいずれかが数値以外の場合。

df < 1。

Trend

Trend 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期間の

データの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、 過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用されます。た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測し たい場合です。

この関数は、 一次方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 線形 ト レ ン ド で増加または減少する値を予測するのに も適し ています。 たと えば、 利益が 毎年 $10,000 ド ルずつ増加し ている場合、 これは、 一次方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

指数的に増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ) を参照し てく ださい。

p x X<( )

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 387

構文

Trend <FactID> (KnownData1,...,KnownDataN, FutureTimeOffset)

こ こ で、

• KnownData1,...,KnownDataN は、 未来の値を予測するために使用するデータ を提供する個別のスカ ラー値です。 Trend を使用し て これらの

値を手動で入力でき ますが、 「TrendV ( ト レ ン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) の説明のよ う に、 メ ト リ ッ ク を使用し て値の リ ス ト を入力できる TrendV を使用するほ う がよ り 一般的です。

• FutureTimeOffset は、 データ を予測するために使用可能な 終期間後

の時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 使用可能な 終期間が 2007 年の場合に、 2009 年の値を予測するには、FutureTimeOffset の値に 2 を入力し ます。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

構文の要件で説明し た よ う に、 Trend を使用し て手動で値を入力でき ま

す。 しかし、 「TrendV ( ト レ ン ド、 ベク ター入力)」 (387 ページ) で説明するよ う に、 TrendV を使用し て、 メ ト リ ッ クおよびア ト リ ビ ュー ト を使用し

て これらの情報を入力するほ う がよ り 一般的です。

TrendV ( ト レ ン ド 、 ベク タ ー入力)

TrendV 関数は、 特定の期間に記録されたデータ を使用し て未知の期間の

データの予測値を計算および表示し ます。 も一般的には、 これは、 過去のデータに基づいて将来の メ ト リ ッ ク の値を予測するために使用されます。た と えば、 3 年間の売上データに基づいて、 来年の " 売上 " を予測し たい場合です。

TrendV を使用し て、 既知のデータ を持つ日付を含む特定の時点で

の値を予測でき ます。 しかし、 このタ イプの関数は、 将来を予測する、 未知の値に対する ものです。

この関数は、 一次方程式を使用し て未来の値を予測し ます。 そのため、 線形 ト レ ン ド で増加または減少する値を予測するのに も適し ています。 たと えば、 利益が 毎年 $10,000 ド ルずつ増加し ている場合、 これは、 一次方程式に基づ く 予測に適し たシナ リ オです。

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

388 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

指数的に増加または減少するデータにおいて、 同じ よ う な方法で値を予測する関数は、 「GrowthV (増加率、 ベク ター入力)」 (362 ページ) を参照し てく ださい。

構文

TrendV <FactID, SortBy>(KnownData, FutureTimeOffset)

こ こ で、

• KnownData は、 値の リ ス ト を表すオブジェ ク ト です。 この値の リ ス トは、 将来価値を予測するために使用する既知のデータです。 KnownData

は、 一般的に売上や利益などのデータ を表す メ ト リ ッ ク に使用されます。

• FutureTimeOffset は、 データ を予測するために使用可能な 終期間後

の時点です。 一般的に、 これは、 整数で定義されます。 た と えば、 使用可能な 終期間が 2007 年の場合に、 2009 年の値を予測するには、FutureTimeOffset の値に 2 を入力し ます。

TrendV 関数は、 連続し た時間ご と にデータが存在し、 データの欠如が

ないこ と を前提と し ます。 データがこれらの要件に合 う 場合は、 年、月、 四半期などの様々な時間間隔を使用し たレポー ト 上で単一式を使用でき ます。 これは、 各式に、 年などの時間間隔を指定する必要のあ る ForecastV と比べる と、 TrendV の利点です。 例は、 次に説明する

例を参照し て く ださい。

• FactID は、 選択されたフ ァ ク ト を含むフ ァ ク ト テーブルで強制的に計

算を実行するパラ メ ーターです。

• SortBy は、 計算の順序を定義するパラ メ ーターです。 詳細は、 「[区切り ] および [並べ替え] パラ メ ーター」 (19 ページ) を参照し て く ださい。

TrendV 関数は、 予測された メ ト リ ッ ク の未来の値を、 レポー ト の メ ト

リ ッ ク の小計と し て表示するのに役立ちます。

た と えば、 MicroStrategy Tutorial プロ ジェ ク ト で、 次の定義を使用し て "2008 Trend" ( 2008 年 ト レ ン ド) と い う 名前の新しい小計を作成でき ます。

TrendV(x, 1)

これは、 小計なので、 x は メ ト リ ッ ク のプレースホルダーです。 レポー ト上の メ ト リ ッ ク に小計を適用する と、 プレースホルダーが、 その メ ト リ ック の値を入力し ます。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 389

また、 時間間隔のオフセ ッ ト と し て 1 を使用し て未知の 初の時間間隔のデータ を予測し ます。

"Revenue" (売上) メ ト リ ッ ク で使用可能な新しいカス タ ムの小計を作成 ( メト リ ッ ク で使用可能なカス タ ム小計の作成手順は、 『上級レポーテ ィ ング ガイ ド』 を参照) し た後、 "Year" (年) ア ト リ ビ ュー ト および "Revenue" 売上 メ ト リ ッ ク を使用し たレポー ト が作成されます。 "2008 Trend" がレポー ト上に表示される場合、 次のよ う に "2008 Revenue" ( 2008 年売上) の予測値を表示し ます。

この値は、 「ForecastV (予測、 ベク ト ル入力)」 (356 ページ) で説明する ForecastV を使用し た例で予測された値と同じ値です。 TrendV を使用す

る利点は、 ア ト リ ビ ュー ト または期間を定義するその他のオブジェ ク ト を定義する必要がないため、 レポー ト を変更する こ と によ って使用される期間を切 り 替え る こ と ができ ます。 た と えば、 "Year" (年) の代わ り に "Quarter" (四半期) を表示する よ う にレポー ト を変更でき ます。 これによ り 、"2008 Trend" の小計において、 2008 年の 初の四半期の売上を予測でき ます。 次のレポー ト で示されている とお り です。

上記に示されている タ イプの小計は、 ForecastV を使用し て作成す

る こ と もでき ますが、 期間を定義するための "Quarter" (四半期) ア トリ ビ ュー ト を使用し た個別の小計を作成する必要があ り ます

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

390 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

VarTest (分散検定)

特定の値に対し てデータの分散を検定する p- 値を返し ます。

定義

P-value = Pr [Reject H0| H0 is correct]

P-value は、 基本的には、 Type 2 エラーが発生する確率です。

VarTest 検定は、 次のフ ォームで仮説検定のための p- 値 を返し ます。

• H0 :

( Argument ) =

• H1 :

( Argument ) < [Type = – 1]

( Argument ) ≠ [Type = 0 : Two-sided test]

( Argument ) > [Type = 1]

( Argument ) ≠ [Type = 2 : One-sided test]

構文

VarTest <Hypothesis Type> (Argument, Hypothesis Variance)

こ こ で、

• Hypothesis type は、σ または分散に対し てどの可能性 ( 0 = 等しい、

-1 = 小さい、 1 = 大きい、 2 = 等し く ない)を検定するか、 設定するパラメ ーターです。

• Argument は、 検定し ている値を表すフ ァ ク ト または メ ト リ ッ ク です。

• Hypothesis Variance は、 検定し ている分散です。

意思決定 現実性 : H0 は正しい

現実性 : H1 は正しい

H0 を受け入れる。 問題な し エ ラー Type 1

H0 を受け入れる。 エ ラー Type 2 問題な し

2σ 20σ

2σ 20σ

2ϑ2σ 2

2ϑ2σ 0σ 2

2ϑ2σ 2

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス プラ グ イ ン パッ ケージ関数 4

© 2013 MicroStrategy, Inc. 統計関数 391

VarTest ( M1, 1000 ) = 1000

一組の値 ( M1 ) において、 値の分散がち ょ う ど 1000 と なる確率を知 り たい場合です。 M1 には規定のデ ィ メ ンシ ョ ンが必要な こ と に注意し て く ださい。

使用上の注意

各分散検定関数では、 2 つの検定が実行されます。 初は、 値が ( 0 ) と な る確立で、 2 つ目は、 σ または分散と比較し て、 ( -1 ) よ り も小さい値、 ( 1 ) より も大きい値、 または ( 2 ) と な る確率を検定し ま。 2 つ目の検定では、 パラメ ーターを指定する必要があ り ます。

WeibullDistribution

累積分布または確率変数の確立密度のいずれかを返し ます。 指定機器の平均故障時間の計算などの信頼性解析に使用されます。

構文

WeibullDistribution <Cumulative> (x, Alpha, Beta)

こ こ で、

• x は、 評価する分布の数値です。

• Alpha は、 分布パラ メ ーターです。

• Beta は、 分布パラ メ ーターです。

• Cumulative は、 関数のフ ォームを設定する論理値です。

Cumulative=0 (デフ ォル ト ) の場合、 累積分布を返し ます。

Cumulative=1 の場合、 確率密度を返し ます。

• ワ イブル累積分布の場合 :

F x α β,;( ) 1 ex β⁄( )α––=

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プラ グ イ ン パッ ケージ関数 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス4

392 統計関数 © 2013 MicroStrategy, Inc.

• ワ イブル確率密度の場合 :

• alpha = 1 の場合、 ワ イブル指数回帰は、 次の とお り です。

使用上の注意

以下は無効と な る条件です。

• alpha または beta が数値以外の場合。

• x < 0。

• alpha < 0。

• beta < 0。

f x α β,;( ) α

βα---xα 1–

ex β⁄( )α–=

λ 1β---=

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 分析エンジンによ る関数のサポー ト 393

AA.MICROSTRATEGY およびデータベースによる関数のサポート

はじめに

MicroStrategy で提供されている関数は、 MicroStrategy 分析エンジンで評価するか、 データベースに渡し て処理する こ と ができ ます。 この付録内の項及び表は、 MicroStrategy 分析エンジン およびデータベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を リ ス ト し ています。 このサポー ト を確認する こ と によ って、 ご使用の環境で MicroStrategy 関数をサポー ト でき るかどう かを判断する こ と ができ ます。

• 「分析エンジンによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ)

• 「関数を評価でき るデータベース」 (396 ページ)

関数がどのよ う に処理されるかについての追加情報は、 「関数処理のタ イプ」 を参照し て く ださい。

分析エンジンによ る関数のサポー ト

次の表に リ ス ト されている関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー トされています。 これによ り 、 メ ト リ ッ ク がデータベースで評価されない場

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

394 分析エンジンによ る関数のサポー ト © 2013 MicroStrategy, Inc.

合は、 MicroStrategy で評価されます。 また、 これによ り 、 メ ト リ ッ クは、スマー ト メ ト リ ッ ク機能をサポー ト でき ます ( 『上級レポーテ ィ ング ガイド』 を参照)。

関数タ イプ MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト されている関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Mode• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 すべてのにち じかんっす う は、 データベースで評価される必要があ り、 し たがって、 MicroStrategy 分析エンジンではサポート されていません。 データベースによる関数のサポー ト を確認する場合は、 「関数を評価でき るデータベース」 (396 ページ) を参照し て く だ さい。

内部関数 • Banding• BandingC• BandingP• Case• CaseV

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 分析エンジンによ る関数のサポー ト 395

OLAP 関数 • ExpWghMovingAvgExpWghMovingAvg• ExpWghRunningAvgExpWghRunningAvg• FirstInRangeFirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingDifference• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • NTile• NTileSize• NTileValue• NTileValueSize• Percentile• Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • すべての算術関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポート されています。

関数タ イプ MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト されている関数

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

396 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

関数を評価でき るデー タ ベース

下の表は、 MicroStrategy での使用に認定された各データベースでの関数のサポー ト を示し ています。 関数が、 あ るデータベースに リ ス ト されていない場合は、 その関数をそのデータベース内で評価する こ と はでき ません。

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 すべてのデータ マイニング関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト されています。

会計関数 すべての会計関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー トされています。

数学関数 すべての数学関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー トされています。

統計関数 すべての統計関数は、 MicroStrategy 分析エンジンでサポー トされています。

関数タ イプ MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト されている関数

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 397

関数をデータベース内で評価できない場合、 その関数を MicroStrategy 分析エンジンでサポー ト でき る可能性があ り ます ( 「分析エンジンによ る関数のサポー ト 」 (393 ページ) を参照)。

明記されている場合以外、 下記では、 MicroStrategy での動作を認定された各データベースのみが記載されています。 データベースの認定およびサポー ト については、 MicroStrategy Readme を参照し て く ださい。

• 「Actian Vectorwise」 (398 ページ)

• 「Aster Database」 (405 ページ)

• 「Calpont InfiniDB」 (415 ページ)

• 「EXASolution」 (421 ページ)

• 「Greenplum」 (425 ページ)

• 「Hadoop Hive」 (428 ページ)

• 「HP Vertica」 (430 ページ)

• 「IBM DB2」 (438 ページ)

• 「IBM Informix」 (460 ページ)

• 「IBM Netezza」 (469 ページ)

• 「IBM Red Brick」 (482 ページ)

• 「Infobright」 (485 ページ)

• 「Kognitio」 (488 ページ)

• 「Maria DB」 (491 ページ)

• 「Microsoft Access」 (494 ページ)

• 「Microsoft SQL Server」 (500 ページ)

• 「MySQL」 (519 ページ)

• 「Oracle」 (522 ページ)

• 「ParAccel」 (543 ページ)

• 「PostgreSQL」 (554 ページ)

• 「Salesforce.com」 (561 ページ)

• 「SAND CDBMS」 (563 ページ)

• 「SAP HANA 1.x」 (569 ページ)

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

398 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

• 「Sybase」 (575 ページ)

• 「Teradata」 (594 ページ)

Actian Vectorwise

下の表では、 Actian Vectorwise データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Actian Vectorwise 2.5」 (398 ページ)

• 「Actian Vectorwise 3.0」 (402 ページ)

Actian Vectorwise 2.5

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Product• Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 399

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

400 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 401

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees • Exp • Floor • Int • Int2• Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians• RandBetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

402 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Actian Vectorwise 3.0

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Product• Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • OLAPRank

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 403

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

404 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees • Exp • Floor • Int • Int2• Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians• RandBetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 405

Aster Database

下の表では、 Aster Database によ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Aster Database 4.6.x」 (405 ページ)

• 「Aster Database 5.0.x」 (409 ページ)

• 「Aster Database 5.1.x」 (412 ページ)

Aster Database 4.6.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

406 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 443: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 407

文字列関数 • Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 444: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

408 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 445: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 409

Aster Database 5.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 該当な し

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

410 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 447: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 411

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 448: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

412 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Aster Database 5.1.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• 日付• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 該当な し

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 449: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 413

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 450: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

414 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 451: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 415

Calpont InfiniDB

下の表では、 Calpont InfiniDB データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Calpont InfiniDB 2.2.x」 (415 ページ)

• 「Calpont InfiniDB 3.x」 (419 ページ)

Calpont InfiniDB 2.2.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Product• Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

Page 452: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

416 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

文字列関数 • ConcatBlank• Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 453: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 417

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 454: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

418 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 419

Calpont InfiniDB 3.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max • Min • Multiply • Product• Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

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MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

420 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • ConcatBlank• Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 457: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 421

EXASolution

下の表では、 EXASolution データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「EXASolution 4.x」 (422 ページ)

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 458: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

422 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

EXASolution 4.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Greatest• Least• Max• Median• Min • Multiply • Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 459: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 423

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 460: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

424 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees • Exp • Floor • Int • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 461: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 425

Greenplum

下の表では、 Greenplum データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「Greenplum 4.x」 (425 ページ)

Greenplum 4.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

Page 462: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

426 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• 上

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 463: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 427

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 464: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

428 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Hadoop Hive

下の表では、 Hadoop Hive データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「Hadoop Hive」 (428 ページ)

Hadoop Hive

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max • Min • Multiply • Stdev• StdevP• Sum • Var • VarP

日時関数 • AddDays• CurrentDateCurrentDate• CurrentDateTimeCurrentDateTime• CurrentTimeCurrentTime• 日付• DayOfMonth• DaysBetweenDaysBetween• Hour• Minute• Month• Second• Week• Year

内部関数 な し

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

Page 465: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 429

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• 上

算術演算子 • - • x • +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 466: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

430 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

HP Vertica

下の表では、 HP Vertica データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「HP Vertica 5.1」 (431 ページ)

• 「HP Vertica 6.x」 (435 ページ)

会計関数 な し

数学関数 • Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees • Exp • Floor • Ln • Log• Log10 • Mod • Power • Quotient • Radians • Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh

統計関数 • Covariance• Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 467: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 431

HP Vertica 5.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 な し

Null/Zero 関数 • NullToZero• ZeroToNull

Page 468: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

432 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 469: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 433

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 470: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

434 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh • Asin • Asinh • Atan • Atan2 • Atanh • Ceiling • Cos • Degrees • Exp • Ln • Log • Log10 • Mod• Power • Quotient • Radians • Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 471: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 435

HP Vertica 6.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 な し

Null/Zero 関数 • NullToZero• ZeroToNull

Page 472: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

436 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• 長さ• 下部• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 473: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 437

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 474: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

438 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM DB2

下の表では、 IBM DB2 データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「DB2 V9.5 for Linux、 UNIX、 および Windows」 (439 ページ)

• 「DB2 V9.7 for Linux、 UNIX、 および Windows」 (443 ページ)

• 「DB2 V10.1 for Linux、 UNIX、 および Windows」 (447 ページ)

• 「DB2 V10.5 for Linux、 UNIX、 および Windows」 (451 ページ)

• 「DB2 for i 6.1」 (455 ページ)

• 「DB2 for i 7.1」 (458 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Acosh • Asin • Asinh • Atan • Atan2 • Atanh • Ceiling • Cos • Degrees • Exp • Ln • Log • Log10 • Mod• Power • Quotient • Radians • Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 475: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 439

DB2 V9.5 for Linux、UNIX、および Windows

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 476: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

440 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 477: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 441

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 478: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

442 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 479: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 443

DB2 V9.7 for Linux、UNIX、および Windows

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 480: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

444 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 481: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 445

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 482: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

446 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 483: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 447

DB2 V10.1 for Linux、UNIX、および Windows

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 484: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

448 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 485: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 449

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 486: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

450 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 487: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 451

DB2 V10.5 for Linux、UNIX、および Windows

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 488: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

452 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 489: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 453

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 490: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

454 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 491: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 455

DB2 for i 6.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 492: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

456 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 493: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 457

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 494: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

458 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

DB2 for i 7.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average • Avg • Count • Geomean• Max • Min • Multiply • Product• Stdev• StdevP• Sum • Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 495: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 459

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 496: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

460 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Informix

下の表では、 IBM Informix データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「IBM Informix IDS 11.5 および Informix Ultimate Edition 11.7」 (461 ページ)

• 「IBM Informix Ultimate Edition 12.1」 (464 ページ)

• 「IBM Informix XPS 8.x」 (467 ページ)

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 497: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 461

IBM Informix IDS 11.5 および Informix Ultimate Edition 11.7

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

Page 498: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

462 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 499: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 463

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 500: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

464 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Informix Ultimate Edition 12.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 501: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 465

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange • Lead• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 502: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

466 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 503: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 467

IBM Informix XPS 8.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

Page 504: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

468 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 505: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 469

IBM Netezza

下の表では、 IBM Netezza データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「IBM Netezza 5.0.x」 (470 ページ)

• 「IBM Netezza 6.0.x」 (474 ページ)

• 「IBM Netezza 7.0.x」 (478 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 506: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

470 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Netezza 5.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 507: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 471

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 508: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

472 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 509: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 473

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 510: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

474 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Netezza 6.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 511: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 475

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 512: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

476 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 513: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 477

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 514: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

478 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Netezza 7.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 515: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 479

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 516: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

480 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 517: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 481

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 518: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

482 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

IBM Red Brick

下の表では、 IBM Red Brick データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「IBM Red Brick 6.3」 (482 ページ)

IBM Red Brick 6.3

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Sum

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 519: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 483

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 520: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

484 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Ceiling• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Mod• Quotient• Round• Round2• Sqrt

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 521: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 485

Infobright

下の表では、 Infobright データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Infobright 4.0.x」 (485 ページ)

Infobright 4.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

Page 522: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

486 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 523: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 487

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 524: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

488 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Kognitio

下の表では、 Kognitio データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Kognitio WX2 7.x」 (488 ページ)

Kognitio WX2 7.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Min• Multiply• StdevP• Sum• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 な し

Page 525: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 489

Null/Zero 関数 • NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 526: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

490 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 527: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 491

Maria DB

下の表では、 Maria DB データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Maria DB 5.5.x」 (492 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 528: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

492 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Maria DB 5.5.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

Page 529: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 493

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 530: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

494 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Microsoft Access

下の表では、 Microsoft Access データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Microsoft Access 2000、 2002、 または 2003」 (495 ページ)

• 「Microsoft Access 2007」 (497 ページ)

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 531: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 495

Microsoft Access 2000、2002、または 2003

Microsoft Access 2000、 2002、 または 2003 は、 デモン ス ト レーシ ョ ン目的のみでサポー ト されます。

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Sum

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

Page 532: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

496 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• Position• RightStr• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 533: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 497

Microsoft Access 2007

Microsoft Access 2007 は、 デモン ス ト レーシ ョ ン目的のみでサポー ト されます。

数学関数 • Floor• Int• Int2• Ln• Mod• Quotient

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 534: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

498 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Millisecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 535: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 499

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 536: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

500 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Microsoft SQL Server

下の表では、 Microsoft SQL Server データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Microsoft SQL Server 2005」 (501 ページ)

• 「Microsoft SQL Server 2008」 (504 ページ)

• 「Microsoft SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse」 (507 ページ)

• 「Microsoft SQL Server 2012」 (509 ページ)

• 「Microsoft SQL Server 2012 Parallel Data Warehouse」 (514 ページ)

• 「Microsoft SQL Database」 (517 ページ)

数学関数 • Abs• Cos • Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power • Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 537: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 501

Microsoft SQL Server 2005

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 538: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

502 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 539: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 503

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 540: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

504 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Microsoft SQL Server 2008

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 541: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 505

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 542: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

506 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 543: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 507

Microsoft SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• OLAPRank

Page 544: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

508 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• 上

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 545: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 509

Microsoft SQL Server 2012

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 546: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

510 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 547: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 511

OLAP 関数 • Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 548: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

512 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 549: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 513

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Atan2• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 550: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

514 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Microsoft SQL Server 2012 Parallel Data Warehouse

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• OLAPRank

Page 551: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 515

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• 長さ• 下部• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 552: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

516 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 553: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 517

Microsoft SQL Database

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 554: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

518 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 555: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 519

MySQL

下の表では、 MySQL データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「MySQL 5.x」 (520 ページ)

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 556: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

520 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

MySQL 5.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 な し

Page 557: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 521

ラ ン クおよび NTile 関数 な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 558: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

522 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Oracle

下の表では、 Oracle データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Oracle 10g」 (523 ページ)

• 「Oracle 10gR2」 (527 ページ)

• 「Oracle 11g」 (531 ページ)

• 「Oracle 11g R2」 (535 ページ)

データ マイニング関数 な し

会計関数 な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 559: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 523

• 「Oracle 12c」 (539 ページ)

Oracle 10g

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 560: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

524 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 561: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 525

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 562: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

526 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 563: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 527

Oracle 10gR2

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 564: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

528 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 565: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 529

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 566: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

530 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 567: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 531

Oracle 11g

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 568: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

532 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 569: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 533

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 570: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

534 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 571: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 535

Oracle 11g R2

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 572: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

536 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 573: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 537

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 574: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

538 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 575: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 539

Oracle 12c

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• First• Geomean• Greatest• Last• Least• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Page 576: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

540 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingStdevP• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 577: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 541

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 578: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

542 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 579: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 543

ParAccel

下の表では、 ParAccel データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「ParAccel 3.1.x」 (543 ページ)

• 「ParAccel 3.5.x」 (547 ページ)

• 「ParAccel 4.0.x」 (551 ページ)

ParAccel 3.1.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Sum• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

Page 580: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

544 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 581: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 545

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 582: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

546 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• RSquare• Slope• Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 583: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 547

ParAccel 3.5.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Sum• Stdev• StdevP• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 584: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

548 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 585: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 549

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 586: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

550 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• RSquare• Slope• Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 587: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 551

ParAccel 4.0.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add • Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Sum• Stdev• StdevP• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 588: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

552 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 589: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 553

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 590: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

554 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

PostgreSQL

下の表では、 PostgreSQL データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「PostgreSQL 8.4」 (555 ページ)

• 「PostgreSQL 9.x」 (558 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• RSquare• Slope• Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 591: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 555

PostgreSQL 8.4

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 592: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

556 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• LastInRange• OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 593: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 557

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 594: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

558 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

PostgreSQL 9.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 595: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 559

OLAP 関数 • FirstInRange• LastInRange• OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 596: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

560 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept• RSquare• Slope

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 597: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 561

Salesforce.com

下の表では、 Salesforce.com データ ソースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Salesforce.com」 (561 ページ)

Salesforce.com

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Sum

日時関数 • CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthsBetween• Quarter• Second• Week• Year

内部関数 • Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

Page 598: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

562 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 599: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 563

SAND CDBMS

下の表では、 SAND CDBMS データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「SAND CDBMS 6.1」 (564 ページ)

• 「SAND CDBMS 7.1」 (567 ページ)

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Atan2• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Randbetween• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh

統計関数 • Standardize

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 600: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

564 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

SAND CDBMS 6.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 601: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 565

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 602: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

566 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log10• Power• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 603: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 567

SAND CDBMS 7.1

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Product• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

Page 604: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

568 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim• Upper

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 605: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 569

SAP HANA 1.x

下の表では、 SAP HANA 1.x データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「SAP HANA 1.0 SP4」 (570 ページ)

• 「SAP HANA 1.0 SP5」 (573 ページ)

会計関数 該当な し

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Ln• Log10• Power• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh

統計関数 • Correlation• Covariance• Intercept

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 606: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

570 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

SAP HANA 1.0 SP4

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

文字列関数 該当な し

Page 607: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 571

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• NotIn• NotLike

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 608: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

572 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh • Asin • Asinh • Atan • Atan2 • Atanh • Ceiling • Cos • Cosh• Exp • Floor• Int • Int2• Ln • Log • Log10 • Mod• Power • Quotient • Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 609: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 573

SAP HANA 1.0 SP5

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC

Null/Zero 関数 • NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 • Lag• Lead• OLAPRank

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

文字列関数 該当な し

Page 610: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

574 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• NotIn• NotLike

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 611: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 575

Sybase

下の表では、 SAP Sybase データベースによ る MicroStrategy 関数のサポート を示し ています。

• 「SAP Sybase ASE 15.x」 (576 ページ)

• 「SAP Sybase IQ 15.2」 (578 ページ)

• 「SAP Sybase IQ 15.3」 (582 ページ)

• 「SAP Sybase IQ 15.4」 (587 ページ)

• 「SAP Sybase IQ 16.0」 (591 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Acosh • Asin • Asinh • Atan • Atan2 • Atanh • Ceiling • Cos • Cosh• Exp • Floor• Int • Int2• Ln • Log • Log10 • Mod• Power • Quotient • Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 612: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

576 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

SAP Sybase ASE 15.x

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Max• Min• Multiply• Sum

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

OLAP 関数 該当な し

ラ ン クおよび NTile 関数 該当な し

Page 613: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 577

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 614: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

578 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

SAP Sybase IQ 15.2

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan

統計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var• VarP

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 615: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 579

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 616: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

580 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 617: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 581

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 618: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

582 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

SAP Sybase IQ 15.3

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var• VarP

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 619: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 583

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 620: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

584 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 621: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 585

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 622: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

586 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 623: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 587

SAP Sybase IQ 15.4

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 624: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

588 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 625: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 589

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 626: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

590 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 627: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 591

SAP Sybase IQ 16.0

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Median• Min• Multiply• Stdev• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 628: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

592 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • FirstInRange• Lag• LastInRange• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 629: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 593

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 630: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

594 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

Teradata

下の表では、 Teradata データベースによ る MicroStrategy 関数のサポー ト を示し ています。

• 「Teradata 12」 (595 ページ)

• 「Teradata 13」 (599 ページ)

• 「Teradata 13.10」 (603 ページ)

• 「Teradata 14.0」 (607 ページ)

• 「Teradata 14.10」 (611 ページ)

数学関数 • Abs• Acos• Asin• Atan• Atan2• Ceiling• Cos• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sqrt• Tan• Trunc

統計関数 • Correlation

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 631: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 595

Teradata 12

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 632: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

596 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 633: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 597

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 634: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

598 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 635: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 599

Teradata 13

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 636: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

600 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 637: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 601

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 638: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

602 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 639: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 603

Teradata 13.10

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 640: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

604 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 641: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 605

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 642: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

606 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 643: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 607

Teradata 14.0

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 644: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

608 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 645: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 609

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 646: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

610 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 647: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 611

Teradata 14.10

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

基本関数 • Add• Average• Avg• Count• Geomean• Greatest• Least• Max• Min• Multiply• Product• Stdev• StdevP• Sum• Var• VarP

日時関数 • AddDays• AddMonths• CurrentDate• CurrentDateTime• CurrentTime• Date• DayOfMonth• DayOfWeek• DayOfYear• DaysBetween• Hour• MilliSecond• Minute• Month• MonthEndDate• MonthsBetween• MonthStartDate• Quarter• Second• Week• Year• YearEndDate• YearStartDate

内部関数 • Banding• BandingC• Coalesce

Null/Zero 関数 • IsNotNull• IsNull• NullToZero• ZeroToNull

Page 648: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

612 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

OLAP 関数 • Lag• Lead• MovingAvg• MovingCount• MovingMax• MovingMin• MovingStdev• MovingSum• OLAPAvg• OLAPCount• OLAPMax• OLAPMin• OLAPRank• OLAPSum• RunningAvg• RunningCount• RunningMax• RunningMin• RunningStdev• RunningStdevP• RunningSum

ラ ン クおよび NTile 関数 • Rank

文字列関数 • Concat• ConcatBlank• InitCap• LeftStr• Length• Lower• LTrim• Position• RightStr• RTrim• SubStr• Trim

算術演算子 • -• x• +• /• U-

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 649: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト A

© 2013 MicroStrategy, Inc. 関数を評価でき るデータベース 613

比較演算子 • <• <=• <>• =• >• >=• Begins With• Between• Contains• Ends With• In• Like• Not Begins With• Not Between• Not Contains• Not Ends With• Not In• Not Like

比較演算子 (ラ ン ク) • *<=• *<>• *=• *>=• *Between• Not *Between

論理演算子 • AND• IF• Not• Or

データ マイニング関数 該当な し

会計関数 該当な し

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

Page 650: 『MicroStrategy 関数リファ レンス』...特許情報 この製品は特許を受けています。本契約に基づき販売される製品に、以下の特許のうち 1

MicroStrategy およびデータベースによ る関数のサポー ト MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン スA

614 関数を評価でき るデータベース © 2013 MicroStrategy, Inc.

数学関数 • Abs• Acos• Acosh• Asin• Asinh• Atan• Atan2• Atanh• Ceiling• Cos• Cosh• Degrees• Exp• Floor• Int• Int2• Ln• Log• Log10• Mod• Power• Quotient• Radians• Round• Round2• Sin• Sinh• Sqrt• Tan• Tanh• Trunc

統計関数 • Correlation• Covariance• Fisher• Intercept• InverseFisher• Kurtosis• Pearson• RSquare• Skew• Slope• Standardize• SteYX

関数タ イプ このデータベースで評価できる関数

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 用語集 : ア ト リ ビ ュー ト ( attribute ) 615

用語集

ア ト リ ビ ュー ト(attribute)

システム設計者によ り 定義され、 データ ウ ェアハウ ス ルック ア ッ プ テーブル内の 1 つ以上の列と関連付け られるデータ レベル。 ア ト リ ビ ュー ト には、 " 地域 "、 " 注文番号 "、 "顧客 "、 " 年齢 "、 " 商品 "、 " 都市 "、 " 年 " などのデータ分類が含まれる。 ア ト リ ビ ュー ト を使用し て、 特定のレベルで集計と フ ィ ルタ リ ングを行 う こ と ができ る。

関連項目 :

• ア ト リ ビ ュー ト エレメント

• ア ト リ ビ ュー ト フ ォーム

ア ト リ ビ ュー ト エレ メ ン ト (attribute

element)

ア ト リ ビ ュー ト の任意のア ト リ ビ ュー ト フ ォームの値。 たと えば、 "New York" と "Dallas" はア ト リ ビ ュー ト " 都市 " のエレ メ ン ト で、 "1 月 "、 "2 月 " および "3 月 " はア ト リビ ュー ト " 月 " のエレ メ ン ト であ る。

ア ト リ ビ ュー ト フ ォー ム (attribute form)

同じ項目の異な る側面を表す、 ア ト リ ビ ュー ト に関連付け られている複数の列の 1 つ。 た と えば、 ア ト リ ビ ュー ト " 顧客 " のフ ォームには "ID"、 " 名前 "、 " 姓 "、 " 説明 " および " 住所 " などがあ る。 各ア ト リ ビ ュー ト には、 独自のフ ォームが含まれる。

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用語集 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

616 用語集 : アプ リ ケーシ ョ ン オブジェ ク ト ( application object ) © 2013 MicroStrategy, Inc.

アプ リ ケーシ ョ ン オブ ジ ェ ク ト (application

object)

関連データの分析と考察に使用される MicroStrategy オブジェ ク ト 。 アプ リ ケーシ ョ ン オブジェ ク ト は MicroStrategy Developer で開発され、 レポー ト と ド キ ュ メ ン ト の基本要素と な る。 アプ リ ケーシ ョ ン オブジェ ク ト には、 (代表的な もの と し て) レポー ト 、 ド キ ュ メ ン ト 、 テンプレー ト 、 フ ィ ルター、 メ ト リ ッ ク、 カス タ ム グルプ、 コ ン ソ リ デーシ ョ ン、プロ ンプ ト があ る。

階層 (hierarchy) エレ メ ン ト のブラ ウズまたは ド リ ルに有効なパス を定義する、 一連のア ト リ ビ ュー ト 。 通常、 ア ト リ ビ ュー ト の順序は、 上位のア ト リ ビ ュー ト が子ア ト リ ビ ュー ト と 1 対多関係にな る よ う 定義されるが、 例外も あ る。

カス タム グループ (custom group)

テンプレー ト に配置可能で、 カス タ ム グループ エレ メ ン トと呼ばれるエレ メ ン ト の順序付け られた集合から構成されるオブジェ ク ト 。 各エレ メ ン ト には、 フ ィ ルター条件の固有のセ ッ ト が含まれる。

区切り (break by) OLAP 関数の計算が再開される ア ト リ ビ ュー ト または階層。ア ト リ ビ ュー ト または階層で区切る と、 分析エンジンが、 指定されたア ト リ ビ ュー ト または階層の次のイ ン ス タ ン スに到達し た と きに、 OLAP (相対) 関数を使用する計算が再開される。 OLAP 関数の例と し ては、 RunningStdevP、 Rank、 NTile、およびさ まざまなパーセン ト 値を計算する式があ る。 式内のア ト リ ビ ュー ト または階層で区切るには、 BreakBy パラ メ ーターを設定する必要があ る。

構成オブジ ェ ク ト(configuration objects)

システム レ イヤに存在し、 複数のプロ ジェ ク ト で使用できる MicroStrategy オブジェ ク ト 。 構成オブジェ ク ト のオブジェ ク ト タ イプには、 主にユーザー、 データベース イ ン スタ ン ス、 データベース ロ グ イ ン、 スケジ ュールがあ る。

シンプル メ ト リ ッ ク (simple metric)

フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト 、 または メ ト リ ッ クに適用される、 少な く と も 1 つのグループ関数 (合計や平均など) に基づ く 数式を含む式によ って義される メ ト リ ッ クのタ イプ。必須のグループ関数以外に、 非グループ関数または算術演算子を含める こ と もでき る。

例と し ては、Avg(Sum((Cost_Fact + Profit_Fact))) および Avg((Cost_Metric + Profit_Metric))) など。

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 用語集

© 2013 MicroStrategy, Inc. 用語集 : スキーマ オブジェ ク ト ( schema object ) 617

スキーマ オブジ ェ ク ト (schema object)

通常はプロ ジェ ク ト デザイナーによ り 作成される MicroStrategy オブジェ ク ト であ り 、 論理データ モデルおよび物理ウ ェ アハウ ス スキーマ内の情報 MicroStrategy 環境に関連付ける。 これらのオブジェ ク ト は、 MicroStrategy Developer から ア ク セスでき る MicroStrategy Architect で作成される。 スキーマ オブジェ ク ト には、 (代表的な もの と し て) ウ ェ アハウ ス構造が直接反映される。 スキーマ オブジェ クト には、 ア ト リ ビ ュー ト 、 フ ァ ク、 関数、 階層、 演算子、パーテ ィ シ ョ ン マ ッ ピング、 テーブルおよび ト ラ ン スフ ォー メ ーシ ョ ンがあ る。

並べ替え (sort by) 指定された値または メ タデータ オブジェ ク ト の順序と の関連によ る、 式の戻 り 値の順序。 並べ替えには、 昇順と降順のどち らで並べ替え るか、 およびどの メ タデータ オブジェ クト で並べ替え るかを含む。 並べ替えは、 入力引数であ るサブ式の値に対し て実行する こ と もでき る。 式内の値または メ タデータ オブジェ ク ト で並べ替え るには、 BreakBy パラ メ ーターを設定する必要があ る。

バン ド (banding) バケ ッ ト と呼ばれる説明的または意味のあ るデータ範囲に従って値を編成する方法。 た と えば、 顧客の年齢範囲を 10 ~ 20、 21 ~ 30 および 31 ~ 40 に分けた場合、 各年齢セ ット がバン ド であ る。 2 色を交互に 1 行ずつ色分け表示する場合などにもバン ド を使用される。 「コ ン ソ リ デーシ ョ ン」 と比較。

フ ァ ク ト (fact) 1 ) データ ウ ェ アハウ スに保存される測定値。 数値であ る場合がほ と んどで、 通常は集計が可能。

2 ) データ ウ ェ アハウ ス テーブル内の列を表し、 基本または集計済みの数値を含むスキーマ オブジェ ク ト 。 通常は、 価格、 売上金額、 棚卸数量な。

「メ ト リ ッ ク」 も参照。

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用語集 MicroStrategy 関数 リ フ ァ レン ス

618 用語集 : 複合 メ ト リ ッ ク ( compound metric ) © 2013 MicroStrategy, Inc.

複合メ ト リ ッ ク(compound metric)

算術演算子および非グループ関数に基づいた式によ って定義される メ ト リ ッ ク のタ イプ。 算術演算子には +、 -、 *、 および / があ り 、 非グループ関数には OLAP 関数、 および累計合計や順位などのスカ ラ関数があ る。 演算子および関数は、フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト 、 または メ ト リ ッ クに適用できる。

例と し ては、 RunningAvg(Cost_Metric) および Sum(Cost_Metric) + Sum(Profit_Metric) など。

分析エンジン(Analytical Engine)

すべての高度な分析関数を実行する、 MicroStrategy Intelligence Server のコ ンポーネン ト 。 分析エンジンは、 データ ウ ェ アハウ ス RDBMS によ ってサポー ト されていない関数を評価し、 レポー ト を ク ロ ス集計する。

メ ト リ ッ ク (metric) 1 ) 関数、 フ ァ ク ト 、 ア ト リ ビ ュー ト または他の メ ト リ ッ クで作成された式によ り 定義される ビジネス計算。 例 : Sum(dollar_sales) または [Sales] - [Cost]

2) メ ト リ ッ ク定義を含む MicroStrategy オブジェ ク ト 。 ビジネスの測定値および主要業績評価指標 (KPI) を表す。

「フ ァ ク ト 」 も参照。

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 619

索引

記号- 248< 251<= 251<> 252* 248, 263*<= 262*= 264*>= 264*Between 265/ 249+ 249= 253> 253

AAbs 324Accrint 273Accrintm 275Acos 325Acosh 325Add 98And 267Apply 関数

使用、余分な引数の 139ApplyAgg 140

例 141ApplyComparison 141

フィルター内の 16例 12, 16, 141

ApplyLogic 141例 141

ApplyOLAP 142例 142

ApplySimple 142例 15, 143

Apply 関数 6, 11ApplyAgg 140ApplyComparison 141ApplyLogic 141ApplyOLAP 142ApplySimple 142構文 139フィルター内の ApplyComparison 16例 12, 16, 141, 142, 143

Asin 325Asinh 326Atan 326Atan2 327

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620 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Atanh 327Average 99Avg 100AvgDev 344

BBandingC 146BandingP 148Banding 関数 139Begins With 254BetaDistribution 345Between 255BinomialDistribution 346break by

例 19

CCase 151Case 関数 139Ceiling 327ChiSquareDistribution 348ChiSquareTest 349Combine 328Confidence 349Contains 255Correlation 350Cos 329Cosh 330Coupdaybs 277Coupdays 278Coupdaysnc 279Coupncd 280Coupnum 281Couppcd 282Covariance 351CritBinomial 352Cumipmt 283

Cumprinc 284CurrentDate 127CurrentDateTime 128CurrentTime 128

DDate 128DayOfMonth 129DayOfWeek 129DayOfYear 130DaysBetween 130Db 285Ddb 286Degrees 330Disc 287Dollarde 288Dollarfr 289Duration 289

EEffect 291Ends With 256Exp 331ExponentialDistribution 353ExpWghMovingAvg 158

例 160ExpWghRunningAvg 162

FFactorial 331FDistribution 355First 104FirstInRange 164Fisher 354Floor 332Forecast 355

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 621

ForecastV 356FTest 359Fv 291Fvschedule 292

GGammaDistribution 360GeoMean 105Greatest 106Growth 361GrowthV 362

HHeteroscedasticTTest 364, 365HomoscedasticTTest 364, 365Hour 131HypergeometricDistribution 365

IIf 152, 268In 256InitCap 236Int 333Intercept 366Intrate 293InverseBetaDistribution 367InverseChiDistribution 368InverseFDistribution 369InverseFisher 369InverseGammaDistribution 370InverseLognormalDistribution 371InverseNormDistribution 372InverseNormSDistribution 372InverseTDistribution 373Ipmt 294IRR 295

IsNotNull 155IsNull 156

KKurtosis 374

LLag 165Last 107LastInRange 170Lead 171LeftStr 237Length 238Like 257Ln 334Log 334Log10 335LognormalDistribution 374Lower 239LTrim 240

MMax 109Mduration 296MeanTTest 376Median 111MicroStrategy エンジン 48

関数 48関数のタイプ xvi構造 48

MilliSecond 132Min 113minimum 113Minute 132MIRR 297Mod 335

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622 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Mode 114Month 133MonthEndDate 133MonthsBetween 134MonthStartDate 134MovingAvg 173

例 175MovingCount 176MovingDifference 177MovingMax 179MovingMin 180MovingStdev 183MovingStDevP 181MovingSum 185

NNegativeBinomialDistribution 376Nominal 298NormalDistribution 377Not 268Not *Between 266Not Begins With 259Not Between 259Not Contains 260Not Ends With 260Not In 261Not Like 261Nper 299NPV 300NTile 215NTileSize 217NTileValue 218NTileValueSize 227NULL/Zero 関数

IsNotNull 155IsNull 156ZeroToNull 157

OOddfprice 301Oddfyield 303Oddlprice 304Oddlyield 306OLAP

カウント 189合計 201小値 196大値 193

平均 186ランク 199

OLAPAvg 186OLAPCount 189OLAPMax 193OLAPMin 196OLAPRank 199OLAPSum 201OLAP 関数

ExpWghMovingAvg 158ExpWghRunningAvg 162FirstInRange 164Lag 165LastInRange 170Lead 171MovingAvg 173MovingCount 176MovingDifference 177MovingMax 179MovingMin 180MovingStdev 183MovingStDevP 181MovingSum 185OLAPAvg 186OLAPCount 189OLAPMax 193OLAPMin 196

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 623

OLAPRank 199OLAPSum 201RunningAvg 204RunningCount 205RunningMax 206RunningMin 208RunningStDev 210RunningStDevp 209RunningSum 212

Or 269

PPairedTTest 378Pearson 379Percentile 228Permut 380Pmt 307PoissonDistribution 381Power 336Ppmt 308Price 309Pricedisc 310Pricemat 312Product 117Pv 313

QQuarter 135Quotient 337

RRadians 338Randbetween 338Rank 230Rate 314RDBMS プラットフォーム 139

Received 315RightStr 242Round 340Round2 340RSquare 382RTrim 243RunningAvg 204RunningCount 205RunningMax 206RunningMin 208RunningStDev 210RunningStDevp 209RunningSum 212

SSecond 135Sin 341Sinh 342Skew 382Sln 316Slope 383SortBy パラメーター 157SQL エンジン 48Sqrt 342Standardize 384StandardNormalDistribution 384Stdev 119StdevP 118SteYX 385SubStr 244Sum 121Syd 316

TTan 343Tanh 343Tbilleq 317

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624 © 2013 MicroStrategy, Inc.

Tbillprice 318Tbillyield 319TDistribution 386Trend 386TrendV 387Trim 245Trunc 344

UU- 250Upper 245

VVar 124VarP 122VarTest 390Vdb 319

WWeek 136WeibullDistribution 391

YYear 136YearEndDate 137YearStartDate 137Yield 320Yielddisc 322Yieldmat 323

ZZeroToNull 157

あ値

後、範囲内の 170初、範囲内の 164

アトリビュート 定義は 2, 24アトリビュート フォーム式 34

アクセス 36アプリケーション オブジェクト 定義は 2

い以上 254位置 241移動

カウント 176合計 185差 177小値 180大値 179

標準偏差 ( 標本 ) 183標準偏差 ( 母集団 ) 181平均 173平均、指数加重 158

インターナショナル サポート xxx

うウィンドウ サイズ 57

え演算子

算術 248比較 251論理 267

エンジン

SQL 48クエリ 48分析 48

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 625

お大文字 245

か階層 9カウント

OLAP 189移動 176累積 205

カスタム グループ 定義は 38カスタム グループ式 38

アクセス 39関数

基本 4パラメーター 17プロセス 48プロンプトの使用 25

関数タイプ 5Apply 関数 11

例 12OLAP 関数 9グループ値関数 8単一値関数 5, 6比較関数 10

関数プラグイン 65[ 関数を挿入 ] ウィザード 45

き基本関数 98

Add 98Average 99Avg 100First 104GeoMean 105Greatest 106Last 107

Max 109Median 111Min 113Mode 114Product 117StDev 119StDevP 118Sum 121Var 124VarP 122数学的 ( 算術演算子 ) 248

基本式 27

くクエリ エンジン 48区切り 定義は 9

パラメーター 19

こ合計

OLAP 201移動 185ユーザー定義小計 43累積 212

構成オブジェクト 定義は 2コンソリデーション エレメント式 37

アクセス 38

さ小値

OLAP 196移動 180累積 208初の発生 241大数

累計 206

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626 © 2013 MicroStrategy, Inc.

大値

OLAP 193移動 179

財務関数

Accrint 273Accrintm 275Coupdaybs 277, 278Coupdaysnc 279Coupncd 280Coupnum 281Couppcd 282Cumipmt 283Cumprinc 284Db 285Ddb 286Disc 287Dollarde 288Duration 289Effect 291Fv 291Fvschedule 292Intrate 293Ipmt 294IRR 295Mduration 296MIRR 297Nominal 298Nper 299NPV 300Oddfprice 301Oddfyield 303Oddlprice 304Oddlyield 306Pmt 307Ppmt 308Price 309Pricedisc 310Pricemat 312

Pv 313Rate 314Received 315Sln 316Syd 316Tbilleq 317Tbillprice 318Tbillyield 319Vdb 319Yield 320Yielddisc 322Yieldmat 323

サポート

インターナショナル xxxサポート , 「テクニカル サポート」を参

算術演算子 248- 248* 248/ 249+ 249U- 250

し式 2

例 2式 ,「複合メトリック」を参照

式、メトリック 27小計

ユーザー定義 43小計式 43

アクセス 44シンプル メトリック 定義は 27

基本式 27

す数学関数

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© 2013 MicroStrategy, Inc. 627

Abs 324Acos 325Acosh 325Asin 325Asinh 326Atan 326Atan2 327Atanh 327Ceiling 327Combine 328Cos 329Cosh 330Degrees 330Exp 331Factorial 331Floor 332Int 333Ln 334Log 334Log10 335Mod 335Power 336Quotient 337Radians 338Randbetween 338Round 340Round2 340Sin 341Sinh 342Sqrt 342Tan 343Tanh 343Trunc 344

スキーマ オブジェクト 定義は 2

せ先頭文字の大文字化 236

た単一値関数 5

てデータ マイニング関数 272ディメンション 27テクニカル サポート xxx

と統計関数

AvgDev 344BetaDistribution 345BinomialDistribution 346ChiSquareDistribution 348ChiSquareTest 349Confidence 349Correlation 350Covariance 351FDistribution 355Fisher 354Forecast 355ForecastV 356FTest 359Growth 361GrowthV 362HeteroscedasticTTest 364, 365HomoscedasticTTest 364, 365Intercept 366InverseBetaDistribution 367InverseChiDistribution 368InverseFDistribution 369InverseFisher 369InverseGammaDistribution 370InverseLognormalDistribution 371InverseNormDistribution 372InverseNormSDistribution 372

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628 © 2013 MicroStrategy, Inc.

InverseTDistribution 373Kurtosis 374LognormalDistribution 374MeanTTest 376NegativeBinomialDistribution 376NormalDistribution 377PairedTTest 378Pearson 379Permut 380PoissonDistribution 381RSquare 382Skew 382Slope 383Standardize 384StandardNormalDistribution 384SteYX 385TDistribution 386Trend 386TrendV 387VarTest 390WeibullDistribution 391

トランスフォーメーション式

アクセス 45トリム

左 240右 243

な内部関数

ApplyAgg 140ApplyComparison 141ApplyLogic 141ApplyOLAP 142ApplySimple 142BandingC 146BandingP 148Case 151

並べ替え 定義は 8パラメーター 20例 20

はパススルー関数 , 「Apply 関数」を参照

発生、 初の位置 241パラメーター 17

アクセス 21共通 19区切り 19並べ替え 20

ひ比較、ランク演算子の 262

* 263*<= 262*= 264*>= 264*Between 265Not *Between 266

比較演算子 251< 251<= 251<> 252= 253> 253>= 254Begins With 254Between 255Contains 255Ends With 256In 256Like 257Not Begins With 259Not Between 259Not Contains 260

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MicroStrategy 関数 リ フ ァ レ ン ス 索引

© 2013 MicroStrategy, Inc. 629

Not Ends With 260Not In 261Not Like 261

引数 24プロンプト 25

ビジネス例

仮定テスト 68信頼レベル 75統計記述子 - シンプル 87

日付と時刻関数

CurrentDate 127CurrentDateTime 128CurrentTime 128Date 128DayOfMonth 129DayOfWeek 129DayOfYear 130DaysBetween 130Hour 131MilliSecond 132Minute 132Month 133MonthEndDate 133MonthsBetween 134MonthStartDate 134Quarter 135Second 135Week 136Year 136YearEndDate 137YearStartDate 137

標準偏差

移動 181, 183累積 209, 210

ふファクト式 40

アクセス 41フィルター 定義は 41

ApplyComparison 機能 16フィルター式 41

アクセス 43フィルター内の ApplyComparison を使用

したカスタム式 16複合メトリック 27プロンプト

関数での使用 25分散

標本の 124母集団の 122

分析エンジン 48分布、標準正規累積の 119

へ平均 100

OLAP 186移動 173累積 204

偏差

標準 ( 標本 ) 118, 119標準 ( 母集団 ) 118

変数 ,「複合メトリック」を参照

めメトリック 定義は 2, 27

基本式 27式 27ディメンション 27

メトリック式

アクセス 32メトリック エディター 32

[ メトリック式を入力 ] ダイアログ ボックス 33

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630 © 2013 MicroStrategy, Inc.

も文字列

左から 237右から 242

文字列関数

InitCap 236LeftStr 237Length 238Lower 239LTrim 240Position 241RightStr 242RTrim 243SubStr 244Trim 245Upper 245

ゆユーザー定義小計 43

らランク、OLAP 199ランク演算子の比較 262ランクおよび NTile 関数

NTile 215NTileSize 217NTileValue 218NTileValueSize 227Percentile 228Rank 230

る累計

大数 206累積

カウント 205

合計 212小値 208

標準偏差 ( 標本 ) 210標準偏差 ( 母集団 ) 209平均 204平均、指数加重 162

れ例

> 11And 11ApplyAgg 141ApplyComparison 12, 141ApplyLogic 141ApplyOLAP 142ApplySimple 15, 143Apply 関数 141, 142, 143Apply 関数 12Avg 7, 8BreakBy 10break by 19Median 9RunningSum 9関数パラメーターの効果 24式 2並べ替え 20プロンプトした日 12メトリック ディメンション 28

ろ論理演算子 267

And 267If 152, 268Not 268Or 269