medical education japan
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【医学教育・臨床実習の充実化を求める活動】 全国有志医学生の会 のメンバーが 作成しました! どうぞごらんください☆ ☆HP☆http://www24.atwiki.jp/movefrom09TRANSCRIPT
へき地・地域医療再生に向けた医学教育改革の提案
‐背景にある医療崩壊の原因と問題点‐
医学教育・臨床実習の充実化を求める活動
全国有志医学生の会
http://www24.atwiki.jp/movefrom09
この発表の目的
へき地・地域医療で中心的役割を果たすのは 地方医学部 ↓これまでは,医師の派遣元としての役割に配慮してか地元ではその役割が過大評価されたり欠点が指摘されることがほとんどなかった
↓教育・診療の改善に向けたインセンティブが乏しい ↓将来のへき地・地域医療の担う医学生の視点から 率直な現状について示し,解決策を提案する
卒業生が地域に残らない原因は?
大学・マスコミ・自治体「医師不足になったのは,臨床研修制度が悪いせい」
( H . 16 ~)
地方大学医学生のメンタリティ
都落ちした “二番煎じ” 医学生医師免許を取るまでの辛抱、残る気ゼロ
地方医学部は合宿制の医師免許専門学校医師免許専門学校地域に興味なし 大学に興味なし 国試に興味あり
満を持して都会へ「刺激が多い」「豊富な研修施設」「有名病院で腕を磨く」「受験では失敗したが、心機一転やり直したい」
6年後「不本意な地域でよく耐えた」「大学も必死で逆効果」
6年間の医学部教育 「出席は強制されるが中身のない教育」「大学も国試偏重」「地方大学独特の閉塞感」 「入局・県内残留への圧力」
地元優先の推薦・AO ・地域枠
“東京の優等生は医学部医学部を目指す. 地方の優等生は東大東大を目指す.”
高校生の教育格差を埋める
真っ向勝負で勝てない分,枠で優遇.
下駄をはかせるシステム
都落ちした “二番煎じ” 医学生医師免許を取るまでの辛抱、残る気ゼロ
住民の目「地方に残った(来た)2流」
「○○大の医者って大丈夫かしら」
推薦・ AO ・地域枠入試制度改革の成果だ!将来安泰
大学・自治体
本当でしょうか????
地元優先の推薦・ AO ・地域枠
高校生の教育格差を埋めるため!!
真っ向勝負で勝てない分,枠で優遇.
1. 開業医や教授の息子・娘2. 学力低下
下駄をはかせるシステムの功罪
学生の質の低下
学生「地元に残ってあげる」
大学・自治体『地域枠様~~』
医学生=
お客様に
卒後地元に残ることが義務である学生と
そうでない学生の混在
一般枠の冷たい眼
「あいつだけなんで?」
「下駄組が残ればいいから
俺は出よう ! 」
都落ちした “二番煎じ” 医学生医師免許を取るまでの辛抱、残る気ゼロ
地元医学生すら脅かす初期医学教育の危機
基礎医学教育 「ようやく医学っぽい授業」 「 CBT まで先輩情報」「地方大学独特の閉塞感」 「基礎医学教室への執拗な勧誘」
“地元” (非義務 )&一般医学生
1年間の一般教養科目 「出席は強制されるが中身のない教育」「教育スタッフ配置ミス」「とにかくがまんの1年間」 「早く医学やりたいな」
臨床医学教育 「ようやく医者っぽい授業」 「短期詰め込み故の過去問偏重講義」「地方大学独特の閉塞感」 「入局の執拗な勧誘」
都 への憧れ会クリクラ 「いよいよ医師になる自覚↑」「国試」 「過去問偏重な卒業試験」「必死な入局・県内残留の圧力」
医学部又は歯学部の付属病院は,医学部又は歯学部の教育研究に必要な施設として,診療機能のみならず,教育・研究機能も担い,教育・研究・診療が一体的に行われているという特性があります.
すなはち,大学の付属病院の医師は,医師として診療行為にあたりますが,その背景には研究スタッフとして行った臨床研究に基づく知見や成果などの集積があり,さらに,これら診療行為や臨床研究を通じて培った知見や技能を,教育スタッフとして医学部の学生に教授するという活動に従事しているように,それぞれの活動を一体的に行うことが,医学分野の教育研究に寄与するものであると考えています.
( 08文部科学省 非予算 特区・地域再生再々検討要請回答より抜粋)
・基礎の先生は医学生が嫌い→留年の山医学生「患者診るのに必要な知識?」教 官「俺の研究に学生が文句いうな。」→講義内容を逸脱した難問を出題→過去問収集
→ 基礎医学の段階で自分の大学が嫌いになる。
そもそも大学で学ぶ意義とは
ここの部分を覚えておくと,今週の金曜日 15時くらいにいいこ
とあるかもしれません.
出席しない人には,期末試験を受験する権利をあげません.
(先生の講義よりも教科書を読んだ方がよく理解できるんですが。。。)
1.逆境を跳ね返す
・ 地方大学に来ても人生設計にはプラス (医者としての知識・スキル、仲間・恩師、住民) ・ 今ある環境を生かす (住民の協力を得たスキルアップ) 2.医者に近づくという手ごたえを実感
・ 明確な到達目標と評価,そのプロセスへの裁量 自習した方が早いなら講義はいらない.自習で十分・ 国家試験対策を超えた医学部教育 放置され空き時間に過去問を解く臨床実習との訣別
学生が求める医学部教育
1. e-Learning の導入
有能教育者によるビデオ講座(基礎科目など座学 )
• 事前に編集可能 → 教員の負担減• 試験により単位認定
2.他大学での単位取得– 学生のうちから人脈を広く
3.学外での実習を単位認定
特定非営利活動法人 医学教育振興センターより提案済
< 08文部科学省 特区第 10次 最終回答>
(前略 ) したがって,ご提案の内容は各大学の判断により
現行制度でも可能です.
医学部教育そのものを改革するには?
学生からでもできること
1逆境を自ら跳ね返す ・地方大学に来たことが人生設計にプラス医者としての知識・スキル、仲間・恩師、住民と接する ・今ある環境を生かす努力住民と実際接することで住民の医療に対する意識↑ 2実際の医者と接し,医者に近づく手ごたえを実感 ・明確な到達目標を自ら設定しモチベーション↑ ・国家試験対策を超えた医療教育
医療の現場に触れる,自発型早期体験学習
A県の試み
へき地・地域で診療にあたる自治医大卒医師を訪ね協力を要請
ー > サークルとして 会が発足ー > 活動に興味を 持つ学生も...
他県出身なのですが、将来は A県で医療活動をしようと思い、
修行するのならへき地医療も悪くないなと思っていました。 (2年 )
将来は関東で働こうと思っているのですが,
活動に興味あります ( 4年 )今年 A 県の地域枠推薦で入学しました。 私も将来は A 県の地域医療に従事すること
になっています。 自力で地域医療について学ぶ事はなかなか難しいと感じていましたので、今回
、 このように学生の皆さんに地域医療について学ぼう、と呼びかけていただき大変嬉し
いです。 ( 1年 )形に残るインセンティブ (単位認定 ) はないが,
それ以上のものを学ぶことができる ( 自覚・使命感 )
最後に...• 先生方へ
将来,医療を担うのは私たち医学生です
ぜひ医学生にも将来の医療を議論する場を設けてほしいと思います
ある年配の方の言葉;医学生はこれからは政治も勉強せにゃいかんのじゃ医術もそうじゃけど制度や社会についても考えていかなダメやで!
・学生のみんなへ
国民の皆様へ...• 医学教育には皆さんの大切な “税金”が投資されています• 貴重な“命”も投資されています• 皆さんがそれほどの思いで投資した “医学部”でどんな教育がなされているか,
興味を持ってみてはいかかでしょう?
株式会社⇒株主のため
では,医学部は??⇒