me-25 j.book1ページ2014年9月24日 水曜日 午前10 …solo...
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接続のしかたと電源の入れかた.......................................... 2
演奏してみよう ................................................................ 3
サウンド・ライブラリーを使う.......................................... 4
音色を保存する(メモリー・ライト).................................. 4
エフェクトを細かく設定する(エディット・モード)............ 5ノイズ・サプレッサーを設定する .........................................5エフェクト・ガイド .............................................................6COMP/FX(コンプレッサー/エフェクト).......................6OD/DS(オーバードライブ/ディストーション)............. 6PREAMP(プリアンプ)...........................................................7MODULATION(モジュレーション).................................... 7DELAY(ディレイ)................................................................... 8REVERB(リバーブ)................................................................ 9PEDAL FX(ペダル・エフェクト)....................................... 9
便利な機能 ....................................................................10ギターをチューニングする(チューナー).........................10フレーズ・ループ演奏をする.............................................11つまみの値を確認する........................................................11つまみの動きを設定する ....................................................11パソコンとUSB 接続する ..................................................12USBドライバーのインストール......................................... 12音楽制作ソフト(DAW)との連携ついて........................ 12
資料..............................................................................13工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット).......13エクスプレッション・ペダルの調整 ..................................13音の流れ .............................................................................13安全上のご注意 ..................................................................14使用上のご注意 ..................................................................15主な仕様 .............................................................................15索引 ....................................................................................16
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.14)と「使用上のご注意」(P.15)をよくお読みくだ
さい。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なとき
にすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。202 © 2010 ボス株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
主な特長● COSM によるリアルなプリアンプ・モデリングを多数搭載クリーン・サウンドからハイ・ゲイン・サウンドまで、多彩な10 種類のCOSMアンプを搭載しています。
● 即戦力の音色が得られるサウンド・ライブラリーカテゴリーとバリエーションを選ぶだけで理想の音色が得られます。
● スーパー・スタック機能を搭載ボタンひとつの簡単な操作で、大型スタック・アンプで鳴らしたような迫力あるサウンドが得られます。
● フレーズ・ループ機能を搭載最大38 秒のフレーズを録音し、繰り返し再生させることが可能です。
● USB接続でパソコンとも連携音楽制作ソフト(DAW)を使ってデジタル・レコーディングをしたり、新たな音色を取り込んだりすることが可能です。
COSM (Composite Object Sound Modeling)実在する物体の構造、素材などを別の手段で仮想的に再構築する技術をモデリング技術と呼びます。COSM は、その数あるサウンド・モデリング技術を組み合わせて、さらに新しいサウンドを創り出すボス/ローランド独自の技術です。
取扱説明書
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ME-25_j.book 2ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
接続のしかたと電源の入れかた
池
ステレオ・ヘッドホン
エレキ・ギター
デジタル・オーディオ・プレーヤーなど
ACアダプター(PSA-100:別売)
デジタル・レコーダーなど
ギター・アンプ
赤(R)白(L)
PCS-31Lなど(別売)
パソコン
アダプターは必ずPSAシリーズをお使いください。それ以外の使用は故障の原因となります。
■底面に電池ボックスがあります。電池の向きに注意して付属の電池を入れます。
・電池による連続使用時間は、マンガン電池で約3時間、アルカリ電池で約9時間 です。(使用状態によって異なります。)・電池が消耗してくると、ディスプレイに「bt」と表示されます。 その場合は新しい電池と交換してください。・ACアダプターを使用する場合でも電池を入れておくと、万一製品本体からAC アダプターのコードが抜けても演奏が続けられます。
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続します。http://www.kensington.com/
■接続時の注意
・本体を裏返す際は、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や 両端に敷いてください。また、その際、つまみなどが破損しないような位置に配置してくだ さい。・本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。・・電池の+と-を間違わないように指示どおり入れてください。・新しい電池と一度使用した電池や、違う種類の電池を混ぜて使用しないでください。・長時間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。・液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケースについた液をよくふきとってから新しい 電池を入れてください。また、漏れた液が身体についた場合は皮膚に炎症を起こす恐れがあ ります。また、目に入ると危険ですのですぐに水でよく洗い流してください。・電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管したり しないでください。
・
・他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
・アンプなどのボリュームは、すべての接続を終え電源をオンにした後に上げてください。
・この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
・抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、AUX INジャックに接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用ください。
・ME-25にはアンプやスピーカーは内蔵されていません。音を出すためにはギター・アンプまたはステレオ・ヘッドホンなどを用意してください。・モノで出力する場合は、L/MONOジャックだけにケーブルを接続してください。
・
・
必ずこのページの手順で接続をして電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
ME-25 ではAUX 入力音量の調節はできません。接続機器側で調節してください。入力した音をモニターするときは、接続機器側の音量を最小にしてから、少しずつ音量を上げて適度な音量にしてください。
OUTPUTジャックに機器を接続します。
INPUTジャックにプラグを差し込むと電源がオンになります。
Step2Step2Step3Step3
接続時には全ての機器の音量を最小に!
Step1Step1
INPUT ジャックは、電源スイッチも兼ねています。接続プラグをINPUT ジャックに差し込むと電源がオンになり、抜くとオフになります。ME-25を使用しないときは、電池の消耗を抑えるため、INPUT ジャックに接続しているプラグを抜いてください。
アンプの電源オンは最後に!
Step4Step4
ステレオ・ミニ・プラグで接続すると、出力にAUX INのステレオ音声をミックスできます。
PHONESジャックにプラグを挿すと、内蔵のギター・アンプ・シミュレーターが自動的にオンになり、ヘッドホンでも迫力のあるギター・サウンドをお楽しみいただけます。ギター・アンプを使って演奏するときは、PHONESジャックからプラグを抜いてください。
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりします。次のことに注意してください。
PHONESジャックの出力をレコーダー等に送る場合は、PCS-31L(別売り)などの接続ケーブル(ステレオ標準プラグー標準プラグ×2)を使用してください。通常のギター・ケーブルを使用すると、Lチャンネルの音だけが出力されます。
電
ME-25_j.book 3ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
演奏してみよう
ーー・タッ
ダ・エェク
ュー・ペル
モー
ロ
色をぶ
LO
演奏の準備ができたら、ME-25 を操作しながら演奏してみましょう。
▲:次のメモリーに切り替わります。▼:一つ前のメモリーに切り替わります。
DRIVEつまみ
TONEつまみプリアンプの音質を調節します。
VOLUMEつまみプリアンプの音量を調節します。
プリアンプの歪み具合を調節します。
『ギターをチューニングする(チューナー)』(P.10)
『フレーズ・ループ演奏をする』(P.11)
ソロ演奏に適した音色に切り替わります。このペダルを踏むとソロがオンになり、ペダルのインジケーターが点灯します。
このペダルを2秒以上踏むと、フレーズ・ループ機能に切り替わります。
調節した設定を保存することができます。
『音色を保存する(メモリー・ライト)』(P.4)
現在選ばれている音色(メモリー)の番号などが表示されます。
ペダル・エフェクトを使ってワウなどのさまざまな効果をかけることができます。このペダルのつま先部分を体重をかけるように踏み込むと、PEDAL FXインジケーターが点灯しペダル・エフェクトがオンになります。
小型のアンプで鳴らした場合でも、大型スタック・アンプで鳴らしたような迫力のあるサウンドが得られます。このボタンを押すとスーパー・スタックがオンになり、SUPER STACKインジケーターが点灯します。
ソロがオンの時にVOLUMEつまみを回すと、ソロの音量を調節することができます。※ エディット・モード(P.5)中は調節できません。
ペダルを踏み続けると、メモリーを連続して切り替えることができます。
2つのペダルを同時に踏むと、ME-25でギターをチューニングすることができます。
ペダル・エフェクトの詳細については、「PEDAL FX(ペダル・エフェクト)」(P.9)をお読みください。
ボリューム・ペダルとして機能します。ペダル・エフェクトとして機能します。
消灯:
点灯:
・
・
ディスプレイ
メモリーとはエフェクトの設定をひとまとめにしたものを「メモリー」と呼びます。ME-25は60個のメモリーを持っています。
PEDAL FX インジケーター
プリアンプがオフの場合、つまみは無効になります。プリアンプのオン/オフの状態は、エディット・モード(P.5)にすることで確認できます。
スーパー・スタックを使う
ペダル・エフェクトをかける
音色(メモリー)を選ぶ
ソロ向きの音色に切り替える
フレーズ・ループ演奏をする
音量や音質を調節する
音が出ないときなどは、以下を確認してください。● 他の機器と正しく接続されていますか?
接続をもう一度確認してください(P.2)。● ボリュームが下がっていませんか?
接続しているアンプやミキサーのボリュームを確認してください(P.2)。● エクスプレッション・ペダルで、レベルが下がった状態になっていませんか?
エクスプレッション・ペダルをボリューム・ペダルとして使っている場合、ペダルのつま先部分を上げた状態では音が出なくなります。
スパスク
ペルフト
ボリムダ
メリ
ソ
音選
SO
3
4
ME-25_j.book 4ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
サウンド・ライブラリーを使う
1. 好みのカテゴリーを選びます。ディスプレイに「SL」と表示されます。
2. 好みのバリエーションを選びます。 3. [EXIT]を押します。
サウンド・ライブラリーの音色呼び出しを終了します。
サウンド・ライブラリーの音色は、ME-25 本体では追加や上書き保存はできません。気に入った音色はメモリーに保存(メモリー・ライト)してください。
メモリーに保存するときは、演奏時に呼び出す順番に音色を並べておくと便利です。
サウンド・ライブラリーとはサウンド・ライブラリーには、さまざまなスタイルの音色が用意されています。サウンド・ライブラリーに用意されている音色を選ぶだけで、理想の音色が簡単に得られます。6つのカテゴリー(CLEAN、CRUNCH、DRIVE、HEAVY、LEAD、EXTREME)があり、それぞれに 10種類のバリエーションが用意されています。
サウンド・ライブラリーの音色については、別紙「サウンド・ライブラリー 一覧」をお読みください。
213
音色を保存する(メモリー・ライト)
作った音色を保存します。• メモリー・ライト操作をする前に、電源を切ったり、メモリーの切り替えをすると、作った音色は消えてしまいます。
• メモリー・ライト操作をすると、保存先のメモリーに保存されていた元の音色は失われます。
1. [WRITE]を押します。
ディスプレイに表示されているメモリー・ナンバーが点滅します。
2. 保存先のメモリーを選びます。
ペダルを踏み続けると、メモリーを連続して切り替えることができます。
メモリー・ライトを中止するときは、[EXIT]を押します。 3. もう一度[WRITE]を押します。
メモリー・ナンバーが高速に点滅し、音色が保存されます。
メモリーをコピーするには、コピーしたいメモリーを呼び出したあと、そのままライト操作をします。コピー先のメモリーを選んで保存すればコピーができます。
2
1,3
(
ME-25_j.book 5ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
エフェクトを細かく設定するエディット・モード)
メモリー内のエフェクトを細かく設定することができます。 1. [EXIT]を押しながら、[WRITE]を押します。
ディスプレイに「Ed」と表示され、エディット・モードに切り替わります。
2. 設定したいエフェクトを選びます。
選んだエフェクトのインジケーターが点滅します。
PEDAL FX を選ぶときは、エクスプレッション・ペダルのつま先部分に体重をかけるように踏み込みます。
各エフェクトの詳細については、「エフェクト・ガイド」(P.6)をお読みください。
3. エフェクトのタイプを選びます。
エフェクトによって、タイプ数は異なります。例えば、COMP/FX のタイプを 4に設定した場合、タイプは 3(AC SIM)が選ばれている状態になります。
4. エフェクトを調節します。 5. [EXIT]を押します。
エディット・モードを終了します。 6. 設定した音色を保存したい場合は、メモリー・ラ
イト操作(P.4)をします。
メモリー・ライト操作をする前に、電源を切ったり、メモリーの切り替えをすると、作った音色は消えてしまいます。
3
2
451
エディット・モード中は、斜体の表記が有効になります。
ギターのピックアップで拾うノイズやハムを抑えます。
1. [EXIT]を押しながら、[WRITE]を押します。
ディスプレイに「Ed」と表示され、エディット・モードに切り替わります。
2. [EXIT]を押しながら、MEMORY ▼ / ▲ペダルを押して、ノイズ・サプレッサーの効き具合を調節します。ディスプレイにはノイズ・サプレッサーの設定値(t0~ t9)が表示されます。
• t0 にすると、ノイズ・サプレッサーはオフになります。
• 必要以上に大きく設定すると、ギターの音が小さいと
きに音が出なくなることがあります。 3. [EXIT]を押します。
エディット・モードを終了します。 4. 設定を保存したい場合は、メモリー・ライト操作
(P.4)をします。
メモリー・ライト操作をする前に、電源を切ったり、メモリーの切り替えをすると、作った音色は消えてしまいます。
ノイズ・サプレッサーを設定する
2
31
5
エフェクトを細かく設定する (エディット・モード)
ME-25_j.book 6ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
音量の均一化や音を歪ませずに伸ばす効果(サステイン)を得たり、個性的なエフェクトが選べます。
歪みによる音色の特徴づけやサステインを得るエフェクトです。
エフェクト・ガイド
COMP/FX(コンプレッサー/エフェクト)
解説
1:COMP 音を歪ませずにサステイン効果が得られます。
SUSTAIN:音の伸びを設定します。
ATTACK:音の立ち上がりを設定します。
LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
2:T.WAH ピッキングの強弱に合わせてワウ効果が得られます。
SENS:入力音に反応する感度を設定します。
TONE:ワウの音色(明るさ)を設定します。
PEAK:クセの強さを設定します。
3:AC SIM エレキ・ギターの音をアコースティック・ギターの音に変えます。
LOW:低域の量感を設定します。
HIGH:高域の量感を設定します。
LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
OD/DS(オーバードライブ/ディストーション)
解説
1:BOOST ブースターとしてはもちろん、単体で使用してもパンチのあるクリーン・トーンが得られます。
DRIVE:歪みの強さを設定します。
TONE:音の明るさを設定します。
LEVEL:OD/DS の音量を設定します。2:OD-1 ボス OD-1 のサウンドです。甘くマイルドな歪みが
得られます。3:T-SCREAM Ibanez のTS-808 のサウンドをモデリングしていま
す。4:BLUES ピッキング・ニュアンスを生かした独特のオーバー
ドライブです。5:DIST 豊かなサステインが得られる鋭い歪みです。6:CLASSIC 往年のビンテージ・スタック・アンプ風のサウンド
です。7:MODERN 大型ハイ・ゲイン・アンプ風のサウンドです。8:METAL 中域を強調したディストーションです。9:CORE 中域をカットしたディストーションです。10:FUZZ 荒々しく過激な独特の歪みです。
以降記載の会社名および製品名は各社の商標または登録商標でボスとは関係ありません。
本書ではCOSM によってシミュレートされたサウンドを適切に表現するために、これらの名称を使用しています。
6
エフェクトを細かく設定する (エディット・モード)
ME-25_j.book 7ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
プリアンプの特性をモデリングします。
音に広がりを与えたり、うねりを加えるエフェクトです。
PREAMP(プリアンプ)
解説
1:CLEAN 滑らかで暖かみのあるクリーン・サウンドです。 DRIVE:歪み具合を調節します。
TONE:音質を調節します。
VOLUME:音量を調節します。2:TWIN Fender社の Twin Reverbをモデリングしています。
3:TWEED Fender社 Bassman のクランチ・サウンドをモデリングしています。
4:VO DRIVE VOXのコンボ・アンプをモデリングしています。5:BG LEAD MESA/Boogie コンボ・アンプのリード・サウンドをモデリン
グしています。6:MS VINTAGE 70年代の Marshall アンプのサウンドをモデリングしていま
す。7:MS MODERN 近年の、よりハイ・ゲインなMarshall アンプのサウンドをモ
デリングしています。8:5150 DRIVE Peavey EVH5150 のリード・チャンネルをモデリングしてい
ます。9:R-FIER MESA/Boogie DUAL Rectifierをモデリングしています。10:ULTRA METAL メタル専用設計の、図太い低音と激しい歪みでありながらも
はっきりとした輪郭を持つオリジナル・メタル・アンプです。複雑で激しいリフ、ダウンチューニングした低く轟く重低音リフ、スピーディーなソロなど、全てのメタル奏法に最適です。
MODULATION(モジュレーション)
解説
1:CHORUS 微妙に揺れる音を加えて、広がりと厚みのある美しい音色に変えるステレオ・エフェクトです。
RATE:揺れの速さを設定します。
DEPTH:揺れの大きさを設定します。
E.LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
2:PHASER 位相をずらした音を加えて、音にうねりを与えるエフェクトです。
RATE:うねりの速さを設定します。
DEPTH:うねりの大きさを設定します。
RESONANCE:クセの強さを設定します。
3:FLANGER ジェット機の上昇音/下降音のようなうねりを与えるエフェクトです。
RATE:うねりの速さを設定します。
DEPTH:うねりの大きさを設定します。
RESONANCE:クセの強さを設定します。
4:ROTARY 回転スピーカーの効果が得られるステレオ・エフェクトです。
RATE:揺れの速さを設定します。
DEPTH:揺れの大きさを設定します。
E.LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
5:UNI-V 60 年代のロック・サウンドに欠かせない Uni-vibeのモデリングです。
RATE:揺れの速さを設定します。
DEPTH:揺れの大きさを設定します。
E.LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
6:TREMOLO 音量を周期的にかえることで、レトロな効果が得られます。
RATE:揺れの速さを設定します。
DEPTH:揺れの大きさを設定します。
E.LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
7:HARMONIST ツイン・ギター風のハーモニーを作ります。※ 単音で弾いてください。
KEY:演奏する曲のキー(調性)を設定します。
HARMONY:ハーモニーを作り出す音の高さを設定します。
E.LEVEL:ハーモニー音の音量を設定します。
8:OCTAVE 1オクターブ下の音を重ねて厚みを加えます。※ 単音で弾いてください。
- D.LEVEL:ダイレクト音の音量を設定します。
E.LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
表示例
デチューン +1オクターブ -1オクターブ
[DRIVE(PREAMP)]インジケーターの高速点滅中は、以下のパラメーターを設定することがきます。ディスプレイの“Ed”が点滅するまで[DRIVE(PREAMP)]を押し続けると、ボタンのインジケーターは高速点滅します。再度[DRIVE(PREAMP)]押すと、通常の状態に戻ります。
BASS:低音域の音質を調節します。
MIDDLE:中音域の音質を調節します。
TREBLE:高音域の音質を調節します。
7
エフェクトを細かく設定する (エディット・モード)
ME-25_j.book 8ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
音を遅らせ、山びこのような効果が得られます。厚みを加えたりトリッキーなサウンドが作れます。
DELAY(ディレイ)
解説
1:1 –99 ms ダブリングに最適な 1~ 99ms(ミリ秒)のディレイです。
TIME:ディレイ・タイムを 1ms 単位で設定します。
FEEDBACK:ディレイの繰り返し回数を設定します。
E.LEVEL:ディレイの音量を設定します。
2:100 –990ms ディレイ・タイム 100 ~990ms(ミリ秒)のディレイです。
TIME:ディレイ・タイムを 10ms 単位で設定します。
FEEDBACK:ディレイの繰り返し回数を設定します。
E.LEVEL:ディレイの音量を設定します。
3:1000 –6000ms 特殊効果に適した 1000 ~6000ms(ミリ秒)のディレイです。
TIME:ディレイ・タイムを 100ms単位で設定します。
FEEDBACK:ディレイの繰り返し回数を設定します。
E.LEVEL:ディレイの音量を設定します。
4:TAP SOLO ペダルを使ってディレイ・タイム(テンポ)を決めることができるディレイです。
TIME:ディレイ音のビートを設定します。
FEEDBACK:ディレイの繰り返し回数を設定します。
E.LEVEL:ディレイの音量を設定します。
Ex.
2ms 99ms
Ex.
120ms 990ms
Ex.
1200ms 6000ms
Ex.
演奏テンポに合わせた効果をつける(タップ・テンポ)TAP 選択中に演奏テンポに合わせてSOLOペダルを 2回以上押すと、演奏テンポに対して付点 8 分音符または 4分音符のディレイ・タイムを設定することができます。
テンポに合わせてSOLOペダル・インジケーターが点滅します。
TAP 選択中は、SOLO機能をオン/オフできません。
ペダルを押すタイミング ディレイ音のタイミング TIME設定
8
エフェクトを細かく設定する (エディット・モード)
ME-25_j.book 9ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
音にステレオ効果のある残響を加えます。
本体のエクスプレッション・ペダルでさまざまな効果が得られます。
ペダル・エフェクトの使いかたについては、「ペダル・エフェクトをかける」(P.3)をお読みください。
REVERB(リバーブ)
解説
1:ROOM 室内の残響をシミュレートします。 - - LEVEL:エフェクトの音量を設定します。
2:HALL ホールの残響をシミュレートします。
PEDAL FX(ペダル・エフェクト)
解説
1:WAH ワウ・エフェクトです。 - - -2:+1 OCTAVE 原音に対して音程を+1 オクターブまで連続して変化させるこ
とができます。※ 単音で弾いてください。
3:-1 OCTAVE 原音に対して音程を-1 オクターブまで連続して変化させることができます。※ 単音で弾いてください。
4:FREEZE ペダル操作で音を持続させることができます。コード音を持続させたままメロディを演奏することができます。
FREEZE の使いかた1. エクスプレッション・ペダルのかかと部分を踏み込みます。
2. ギターを弾いて、音が鳴っている間にエクスプレッション・ペダルのつま先部分を踏み込みます。踏み込んだときの音が持続します。※ 持続音の音量は、ペダルの位置で調節することができます。
3. エクスプレッション・ペダルのかかと部分を踏み込むと、持続音は止まります。
9
10
ME-25_j.book 10ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
便利な機能
1. MEMORY▼ /▲ペダルを同時に押します。
チューナーがオンになります。 2. 必要であれば、基準ピッチを合わせます。
[EXIT]を押しながらMEMORY▼ /▲ペダルを押すと、基準ピッチを変えることができます。
• 基準ピッチは保存されるので、チューニングのたびに設定する必要はありません。
• 工場出荷時は 40(440Hz)に設定されています。 3. チューニングする弦を開放の単音で弾きます。
ディスプレイに弾いた弦のピッチに近い音名が表示されます。
4. チューニング・ガイドが両方点灯するように
チューニングします。
5. チューナーをオフにするには、MEMORY▼/▲
ペダルを同時に押します。
ギターをチューニングする(チューナー)
表示 ピッチ35~ 45 435~ 445(Hz)
1,2
(C) ( 記号) (D) (E)
(F) (G) (A) (B)
ピッチが低いとき (速い点滅) (速い点滅)
調律 されたとき
チューニング・ガイド
ピッチが高いとき
バイパス機能(BYPASS)チューナーがオンの時は、エフェクトがかかっていない音が出力されます。
このとき、エクスプレッション・ペダルによるボリューム調節は可能です。
便利な機能
ME-25_j.book 11ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
最大 38 秒までの演奏内容を録音し、その内容を繰り返し再生させることができます。それに合わせて別の演奏を重ねて録音(オーバーダビング)することもできます。
録音した内容をバックに演奏を続けるなど、特殊な効果を生み出します。
1. SOLOペダルを2秒以上押します。(STANDBY)
録音待機状態になり、SOLOペダル・インジケーターが一定の間隔で点滅します。
2. SOLOペダルを押します。(REC)
SOLOペダルを押すと同時に録音が始まります(SOLOペダル・インジケーターは速い点滅に変わります)。
3. 再度、SOLOペダルを押します。(PLAY)
録音が終了します。録音終了と同時に、録音した内容の繰り返し再生が始まります(SOLO ペダル・インジケーターが点灯に変わります)。
非常に短い録音をした場合、発振したような音に聞こえることがあります。
4. 重ねて録音(オーバーダビング)するときは、操
作2 ~3 を繰り返します。(OVERDUB)
フレーズ・ループ演奏中もメモリーを切り替えることができるので、さまざまな音色を重ねて録音することができます。
5. 繰り返し再生を終了するには、SOLO ペダルを素早く2 回押します。(STANDBY)フレーズのループ再生および録音が停止します。
• ペダルは 1秒以内の間隔で 2回押します。
• 再生が終了すると、録音内容は消去されます。 6. SOLOペダルを 2秒以上押します。
フレーズ・ループを終了します。
フレーズ・ループ演奏をする
OVERDUB PLAY
RECSTANDBY
1. 2.
3.
4.
5.5.
4.点灯 消灯
SOLOペダル・ インジケーター
2秒以上踏む
メモリーやサウンド・ライブラリーの呼び出しなどにより、設定されているパラメーターとつまみが示す位置が異なることがあります。
実際のパラメーターの値をディスプレイに表示させて、確認をすることができます。
[EXIT]を押しながら、値を確認したいつまみを回します。
そのつまみの値が数秒間ディスプレイに表示されます。
ME-25 はメモリーの呼び出しなどをすることにより、パネル上のつまみの位置と、実際のパラメーターの値とが異なる場合があります。この状態でつまみを操作したときの、パラメーターの反応のしかたを変えることができます。 1. [EXIT]を押しながら、MEMORY ▲ペダルを
押します。 2. つまみの動きをMEMORY ▲ / ▼ペダルで選び
ます。
3. [WRITE]を押します。
設定が記憶されます。
つまみの値を確認する つまみの動きを設定する
ディスプレイの表示
つまみの動き
n0 つまみを操作すると、即座にパラメーターの値が変化します(工場出荷設定)。
n1 つまみの位置が現在のパラメーターの値と一致した時点から値が変化します。
11
便利な機能
ME-25_j.book 12ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
パソコンと接続することにより、ME-25 の音色を管理したり音楽制作ソフト(DAW)を使ってオーディオの録音/再生/編集をしたりすることができます。
専用ドライバーを使用して、高音質かつ安定したタイミングでオーディオの録音/再生/編集をすることや、MIDI 情報でME-25をコントロールすることもできます。
ME-25 専用ドライバーは、ローランドのホームページ(http://www.roland.co.jp/)よりダウンロードすることができます。
USB 接続をする前に、専用ドライバーのインストールをしてください。
ドライバーは、ご使用の環境によってインストールするプログラム、手順が異なりますので、ダウンロードしたファイルの中に収録されているReadme をよく読んだ上でお使いください。
ME-25 は、USB を使ってDAW とのオーディオ・インターフェースとして使用することができます。
• USBから入力した音声の音量は、パソコンのソフトウェアで調節してください(ME-25 では調節できません)。ギター音の音量はエクスプレッション・ペダル等で調節してください。
• 入力した音をモニターするときは、パソコンのソフトウェアで音量を最小にしてから、少しずつ音量を上げて適度な音量にしてください。
• ME-25 とパソコンを接続しているときは、内蔵のギター・アンプ・シミュレーターがオンになります。
• AUX IN から入力した音は、USBへ出力できません。
パソコンと USB接続する
USB ドライバーのインストール
音楽制作ソフト(DAW)との連携ついて
オーディオ信号を送受信ソフトウェアで音量調節
12
ME-25_j.book 13ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
資料
ME-25 に記憶されている設定(メモリー、チューナーの基準ピッチ、つまみの反応のしかた)を工場出荷時の設定に戻すことができます。
ファクトリー・リセットを行うと、記憶されている全ての設定が失われます。
1. [EXIT]を押しながら、MEMORY▼ペダルを押します。ディスプレイに「FA」と表示されます。
2. [WRITE]を押します。チューニング・ガイドが点滅します。
3. 再度[WRITE]を押します。ディスプレイが点滅し、ファクトリー・リセットが実行されます。
ファクトリー・リセットの実行中は、絶対に電源を切らないでください。
ME-25 のエクスプレッション・ペダルは、工場出荷時に最適な動作をするように調整してありますが、経年変化や使用環境によってこの調整がずれる場合があります。
「エクスプレッション・ペダル・スイッチが反応しない」「ボリューム・ペダルで音が完全に消えない」などの症状が現れたときは、エクスプレッション・ペダルの調整をしてください。
エクスプレッション・ペダルを操作するときは、可動部と本体の間に指を挟まないように注意してください。お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。
1. [EXIT]を押しながら、SOLOペダルを押します。ディスプレイに「Pd」→「Up」と表示されます。
2. エクスプレッション・ペダルのかかと部分を踏んで足を放し[WRITE]を押します。ディスプレイに「dn」と表示されます。
3. エクスプレッション・ペダルのつま先部分を踏んで足を放し[WRITE]を押します。ディスプレイに現在のエクスプレッション・ペダル・スイッチの硬さ(感度)が表示されます。
操作 2と 3でディスプレイの表示が点滅したら、エクスプレッション・ペダルを踏み込み直してから[WRITE]を押してください。
4. エクスプレッション・ペダル・スイッチの硬さ(感度)
をMEMORY▼ /▲ペダルで調節します。小さな値ほど、軽い踏み込みでスイッチが反応します。
工場出荷時は「5」に設定されています。 5. [WRITE]を押します。
設定が記憶されます。
工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)
エクスプレッション・ペダルの調整
※ エフェクトの接続順は基本的に上図のようになっていますが、設定に応じて自動的に最適な接続順に変化します。
音の流れ
EFFECT
INPUT
OUTPUT
PHONES
COMP/FX OD/DS PREAMPPEDAL FX
VOLUME(PEDAL) MODULATIONNOISE
SUPPRESSOR DELAY REVERB
USBIN
USBOUT
AUX IN
USB
13
安全
ME-25_j.book 14ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
002c
● この機器およびACアダプターを分解したり、改造したりしないでください。
..........................................................................003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店ま たはローランドお客様相談センターに相談してください。
..........................................................................004
● 次のような場所に設置しないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所
○ 湯気や油煙が当たる場所○ 塩害の恐れがある場所○ 雨に濡れる場所○ ほこりや砂ぼこりの多い場所○ 振動や揺れの多い場所
..........................................................................007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。
..........................................................................008b
● ACアダプターは、必ず指定のもの(PSA-100)を、AC100V の電源で使用してください。
..........................................................................009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いものを載せたりしないでください。電源コー ド に傷 が つ き、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。
..........................................................................010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。
..........................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。
.........................................................................012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切ってACアダプターをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランドお客様相談センターに修理を依頼してください。
○ AC アダプター本体や電源コードが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体が
こぼれたりしたとき○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき
.........................................................................013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。
.........................................................................014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えないでください。
.........................................................................015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。
.........................................................................016
● 外国で使用する場合は、お 買い上 げ店ま たはローランドお客様相談センターに相談してください。
.........................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、または火や水の中に入れたりしないでください。
.........................................................................027
● 電池を、日光、炎、または同様の過度の熱にさらさないでください。
.........................................................................
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。
.........................................................................102d
● ACアダプターをコンセントや機器本体に抜き差しするときは、必ずACアダプターの本体や出力プラグを持ってください。
.........................................................................103b
● 定期的にACアダプターを抜き、乾いた布でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、AC アダプターをコンセントから外してください。AC アダプターとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。
.........................................................................104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。
.........................................................................106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かないでください。
.........................................................................
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体や出力プラグを持って、コンセントや機器本体に抜き差ししないでください。
.........................................................................108b
● この機器を移動するときは、ACアダプターをコンセントから外し、外部機器との接続を外してください。
.........................................................................109b
● お手入れをするときには、電源を切ってACアダプターをコンセントから 外してください(P.2)。
.........................................................................110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプターをコンセントから外してください。
.........................................................................111
● 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりします。次のことに注意してください(P.2)。
1
○ 電池の +と -を間違えないように、指示どおり入れてください。
2
○ 新しい電池と一度使用した電池や、違う種類の電池を混ぜて使用しないでください。
3
○ 長時間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケースについた液をよくふきとってから新しい電池を入れてください。また、漏れた液が身体についた場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあります。また眼に入ると危険ですのですぐに水でよく洗い流してください。
6
○ 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管したりしないでください。
.........................................................................112
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集のしかたに従って、捨ててください。
.........................................................................118a
● 取り外した USBコネクターのキャップは、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。
.........................................................................
警告 警告 警告
注意
注意 安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
以下の指示を必ず守ってください
取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。
警告
注意
注意の意味について 警告と 図記号の例
● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。
は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
上のご注意
14
ME-25_j.book 15ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分
電源、電池のセットや交換について301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
● ACアダプターを長時間使用するとACアダプター本体が多少発熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、ACアダプターの使用をお薦めします。電池で使用する場合はアルカリ電池をお薦めします。
304b
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、他の機器と接続する前に行なってください。
306b
● この機器には、電池が付属されています。この電池は、機器の動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認してからお使いください。
お手入れについて401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。
修理について451c
● お客様がこの機器やACアダプターを分解、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。大切な記憶内容は、パソコンに保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6 年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとしてパソコンに保存しておいてください。
552
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各地域のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくなる場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
○ 他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。
著作権/ライセンス/商標について853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。
● MMP(Moor MicroprocessorPortfolio)はマイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関する TPL(Technology Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL 社よりライセンスを得ています。
● Roland、BOSS、COSM、CRUNCH、HARMONIST は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または登録商標です。
220
● 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
文中の表記/アイコンについて
使用上のご注意
[ ]で囲んだ英字/数字
パネル上のボタンを表しています。[WRITE]→WRITEボタン
操作にあたって特に注意してほしいことを説明しています。
操作にあたって気にとめてほしいことを説明しています。
操作にあたって知っていると便利なことを説明しています。
(P.**)
参照ページを示しています。
15
ME-25:ギター・マルチプル・エフェクツ
※ 0dBu = 0.775Vrms962a
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
主な仕様
AD 変換
24ビット +AF 方式※ AF方式(AdaptiveFocus method)は AD コンバーターのS/N 比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。
DA 変換 24ビットサンプリング周波数 44.1kHz
メモリー 60規定入力レベル
INPUT:-10dBuAUX IN:-18dBu
入 力 イ ンピーダンス
INPUT:1MΩAUX IN:22kΩ
規定出力レベル -10dBu
出 力 イ ンピーダンス 2kΩ
ディスプレイ 7セグメント 2桁 LED
電源
DC 9 V単3 乾電池×6 /AC アダプター(BOSS PSA-100:別売)
消費電流 150mA961
電池使用時の連続使用可能時間
アルカリ電池:約9 時間マンガン電池:約3 時間(使用状態によって異なります)
外形寸法
300(幅)× 191(奥行き)×72(高さ)mmペダル傾き最大時:300(幅)× 191(奥行き)×93(高さ)mm
質量 1.9kg(乾電池を含む)
付属品
取扱説明書サウンド・ライブラリー/メモリー一覧(チラシ)サウンド・ライブラリー・シール単3アルカリ電池× 6本保証書サービスの窓口ローランド ユーザー登録カード
別売品 ACアダプター:BOSS PSA-100
Z
数字+1 OCTAVE ............................................ 9-1 OCTAVE ............................................. 91000ー 6000 ms ................................... 8100ー 990 ms ......................................... 81ー 99 ms ................................................. 85150 DRIVE ............................................ 7
AAC SIM ..................................................... 6
BBG LEAD .................................................. 7BLUES ....................................................... 6BOOST ..................................................... 6BYPASS ................................................. 10
CCHORUS .................................................. 7CLASSIC .................................................. 6CLEAN ................................................. 4, 7COMP ........................................................ 6COMP/FX ................................................ 6CORE ......................................................... 6CRUNCH .................................................. 4
DDAW ........................................................ 12DELAY ....................................................... 8DIST ........................................................... 6DRIVE ........................................................ 4
EEXTREME ................................................ 4
FFLANGER ................................................. 7FREEZE .................................................... 9FUZZ ......................................................... 6
HHALL ......................................................... 9HARMONIST ........................................... 7HEAVY ...................................................... 4
LLEAD ......................................................... 4
MMETAL ...................................................... 6MODERN .................................................. 6MODULATION ........................................ 7MS MODERN .......................................... 7MS VINTAGE .......................................... 7
OOCTAVE ................................................... 7OD/DS ...................................................... 6OD-1 .......................................................... 6
PPEDAL FX ................................................ 9PHASER .................................................... 7PREAMP ................................................... 7
RREVERB .................................................... 9R-FIER ........................................................ 7ROOM ........................................................ 9ROTARY ................................................... 7
SSOLO ......................................................... 3SOUND LIBRARY .................................. 4
TT.WAH ....................................................... 6TAP ............................................................ 8TREMOLO ................................................ 7T-SCREAM ............................................... 6TWEED ...................................................... 7TWIN .......................................................... 7
UULTRA METAL ....................................... 7UNI-V .......................................................... 7USB ......................................................... 12
VVO DRIVE ................................................. 7
WWAH ........................................................... 9
えエクスプレッション・ペダル ....... 9, 13エクスプレッション・ペダルの調整 ...... 13エディット・モード ................................ 5演奏 ............................................................. 3
おオーバーダビング ................................. 11オーバードライブ/ディストーション .... 6音色を選ぶ ................................................ 3
か重ねて録音 ............................................. 11
き基準ピッチ ............................................. 10
く繰り返し再生 ......................................... 11
こ工場出荷時の設定 ................................. 13コンプレッサー/エフェクト ............... 6
さサウンド・ライブラリー ....................... 4
すスーパー・スタック ............................... 3
せ接続 ............................................................. 2
そソロ ............................................................. 3
たタップ・テンポ ........................................ 8
ちチューナー ............................................. 10
つつまみの動き ......................................... 11
てディレイ .................................................... 8電源 ............................................................. 2電池 ............................................................. 2
のノイズ・サプレッサー ........................... 5
はバイパス ................................................. 10パソコン ................................................. 12
ふファクトリー・リセット .................... 13プリアンプ ................................................ 7フレーズ・ループ ................................. 11
へペダル・エフェクト .......................... 3, 9
ほボリューム・ペダル ............................... 3
めメモリー .................................................... 3メモリー・ライト .................................... 4
もモジュレーション .................................... 7
りリバーブ .................................................... 9
索引
ボス株式会社〒431-2103静岡県浜松市北区新都田1-5-3
ME-25_j.book 16ページ 2014年9月24日 水曜日 午前10時42分