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I. バッテリーのチェック
1. ファームウェアと DJI GOアプリが最新であることを確認してください。DJI GOアプリを起動して、すべてのバッテリーセルが同じ電圧レベルに完全に充電されていることを確認します。すべての電池が 3.7V以上なのに、ある電池が 0.2V以上異なる場合は、 DJI TM にご連絡ください。分析します。バッテリー警告履歴を確認することもできます。警告が報告された場合は、DJIにご連絡ください。
2. バッテリー部の電極を確認します。重度の焦げ跡が見られた場合、工場にご返却ください。
3. バッテリー部のプラスチック部品が良好な状態で、 すべてのねじが締まっていることを確認します。これにより、フライト中のバッテリー落下を防止します。
4. バッテリー部の接続ピンを確認し、はっきりと見えていることを確認します。接続ピンは、バッテリーと簡単に接触できる必要があります。また、接続ピンを曲げないでください。
5. バッテリーに損傷や変形がないか確認します。バッテリーに重度の損傷の兆候がある場合は、使用を中止し、バッテリー残量を 10%以下にして廃棄してください。どのような理由でもバッテリーを分解しないでください。
6. バッテリー部外側の金属端子部分を確認し、残留物がある場合は消しゴムで清掃してください。これにより、より信頼性の高い接続を確保することができます。
7. バッテリーポートの金属製コネクターが損傷していないかを確認します。コネクターに重度な焦げがある場合は、バッテリーを直ちに交換してください。
8. 長期保管については、インテリジェント フライトバッテリー安全ガイドラインを参照し、バッテリーの損傷を防ぐため、毎月バッテリーを確認してください。
II. センターフレームのチェック
1. センターフレームの上部および下部プレートにひびおよび損傷がないかを確認します。摩耗があり飛行安全性が不明な場合、DJIサポートにお問い合わせください。
2. ノブがロックされた後、フレームアームが緩んでいないか等、赤色のノブの摩耗を点検します。摩耗がある場合、MATRICETM 600.に付属するスペアノブと交換します。
3. 機体の電源を入れ、機体の上部カバーにある冷却ファンから異常な騒音や振動がないかを確認します。大きな異音が検出されたら、ファンを交換します。
4. フライトコントローラーのダンパーに摩耗や著しい変形がないか確認します。
5. フライトコントローラーと Lightbridge 2 Air Systemのすべてのケーブル接続を確認します。
6. センターフレーム下部のフレームアームの、電源ケーブルの四角ボルトを確認します。緩んでいる場合、Matrice 600に付属する四角ソケットレンチを使用して締め付けます。
7. 拡張マウントキットとセンターフレームを接続するねじを確認します。緩んでいる場合、 中強度のネジロック用接着剤を塗布してからねじを締め付けます。
8. 格納式モジュールとセンターフレームに接続されているねじを確認します。緩んでいる場合、 中強度のネジロック用接着剤を塗布してからねじを締め付けます。
III. 折り畳み式フレームアームの確認
1. フレームアームが自由に移動できるかどうかを確認します。例:ノブがロックされた後にフレームアームが緩んでいる場合など。ノブが良好な状態である場合は、接続ポイントでネジを締め付けます。
機体の最適な性能とフライトの安全性を確保するため、50フライトまたは 20時間以上のフライト毎に、包括的なメンテナンスを実施することを推奨いたします。このマニュアルの目的は、ユーザーが機体の信頼性を最大限に確保するためのものです。
メンテナンスマニュアルMATRICE 600
2016年 6月V1.0
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ねじ
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2. モーターベースのひびおよび損傷の有無を確認します。摩耗があり安全性が不明な場合、DJIサポートにお問い合わせください。
3. モーターベースとアームチューブとの接続を確認します。
4. 隣接する 2つのフレームアームのプロペラの端が揃っているかを確認します。上下差が 1cm以上の場合、アーム傾斜ホルダーを使用してアームを調整します。
IV. 格納式ランディングギアの確認
1. サーボケーブルを確認します。接続ポイントが固定されていることを確認します。
2. 電源ケーブルコネクターを確認します。コネクターを交換するか、修理のため機体を工場に戻します。
3. 機体の本体を保持し、ランディングギアを上下に押し下げて、格納式ランディングギアが自由に移動できるようにします。
4. ランディングギアのシャフトネジ周りに白いプラスチック製の破片があるかどうかを確認します。残滓がある場合は、ネジの下のワッシャを交換します。
5. プロペラを確認します。プロペラに曲げや破損、またはひびがある場合は、使用しないでください。
6. プロペラをモーターに取り付け、機体に電源を入れ、地面に置きます。機体から 3メートル離れた位置に立ち、回転するプロペラを観察します。2つの異なるプロペラの外側の層が見える場合、側面からプロペラを見れば、このプロペラが損傷しています。これにより、機体の振動が増加し、飛行の安全性と性能が低下します。プロペラを交換します。
VI. IMUの確認
1. ファームウェアと DJI GOアプリが最新であることを確認します。DJI GOアプリを起動して、IMUの状態を確認し、高度な IMUキャリブレーションを実行します。機体を涼しい環境に配置し、平らで安定した表面に載せます。キャリブレーション中は機体を動かさないでください。
VII. GPS-Compass Pro の確認
1. モジュールが安全に取り付けられていることを確認します。矢印が必ず機体の前方を示すようにしてください。
2. ファームウェアとDJI Assistant 2が最新であることを確認します。取り付け位置の設定を確認するため DJI Assistant 2を起動し、正確に設定してください。
VIII. コントロールおよびビデオ伝送システムの確認
1. ランディングギアのレッグ上にある 2つのアンテナを確認して、安全であることを確認します。センターフレームまたは Lightbride 2 Air Systemの底部にあるアンテナケーブルのたわみや損傷を確認します。アンテナケーブルが安全に接続されていることを確認します。(注 :コネクターピンに沿った方向にケーブルを接続または取り外して、損傷を防ぎます。)
2. 送信機のアンテナの損傷を確認します。5. ランディングギアのシャフトネジを確認します。緩んでいる場合、高強度のネジロック用接着剤を塗布してからネジを締め付けます。0.45± 0.05 N·m トルクでネジを取り付けることをお勧めします。
V. 推進システムの確認
1. モーターローターをゆっくり上下に振り、確認します 明らかに緩く、飛行安全性が不明な場合、DJIサポートにお問い合わせください。
2. モーターとモーターベースの間に隙間があることを確認し、変形についてモーターを確認し、モーターが自由に回転し外観がよいことを確認します。そうでない場合は、モーターを交換してください。
3. プロペラを取り外し、モーターを起動します。モーターローターの端を慎重に調べ、シャフトがモーター上で完全に中心にあることを確認します。異常または過剰な振動を確認します。過剰な振動が検出された場合は、モーターを交換します。
4. プロペラを取り外し、モーターを起動します。異常なノイズについて注意深く聴きます。それにより、ベアリングが摩耗しており、モーターを交換する必要があることがわかる場合があります。
ワッシャー シャフトねじ
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アンテナ
GPS-Compass Pro
Lightbridge 2 Air System
フライトコントローラ(IMU内蔵)
インテリジェント フライト バッテリー
折り畳み式フレームアーム
格納式ランディングギア
本内容は変更されることがあります。
最新版は下記よりダウンロードしてください。http://www.dji.com/product/matrice600
センターフレーム
推進システム