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05 国際環境工学部 概要 「国際環境工学部」の構成 私たちが利用している技術から生じる問題は、地域を超えてアジア、さらには地球規模に広がる要素を持ってい ます。したがって、地域から世界へとネットワークをつなげていくことにより、問題の解決もまた、可能となるの です。国際環境工学部は、地域・アジアのネットワークを考えています。 自然に学ぶことで、 有効な物質環境システムの 開発を目指す。 今後、人類が直面するであろう環境問題を解決 するために有効な、物質循環システムの開発を 目指します。環境に調和する新素材の開発、 物質の「高度」リサイクル技術、有害物質を 無害化利用するための技術開発に貢献 できる人材を育成しています。 エネルギー循環化学科 エネルギー循環化学科 バイオテクノロジーで、 よりよい社会を 創造する人材を育成する。 新材料や新エネルギーを生み出し、地球環境を守る 技術として、化学、生物、物理の知識を融合したバイ オテクノロジーへの期待が高まっています。エコ プロダクツや機能性材料開発のためのしっかり した技術的基礎を持ち、生態系の保全や、社 会との共存に配慮しながら技術の発 展に貢献できる人材の育成を 目指します。 環境生命工学科 環境生命工学科 人・社会・文化が共存し、 発展・持続可能な情報技術に ついて考える。 IT技術の進歩は、地域や価値観を超えたコミュ ニケーションを実現し、メディアを通じて新し い文化を生みだしています。基礎技術から最 先端まで国際的な視野で、新しいサービス やコンテンツが企画でき、ベンチャー ビジネスにより、自ら産業を開拓 できる人材を育成します。 情報メディア工学科 情報メディア工学科 新発想で、クリエイティブな 要素に満ちた 都市空間をデザインする。 我々が暮らしを営む都市や建築物は、これまでの フロー・大量廃棄型からストック・資源循環型に 変わる必要があります。さらに、低循環負荷を前 提とした技術を学ぶことで、安全で信頼でき る快適な空間であり、新発想や創造を生 む器として、美しい建築・都市空間 をデザインする能力を身に 付けます。 建築デザイン学科 建築デザイン学科 製品とプロセスにおける、 エネルギー・資源効率を高める 環境設計を推進する。 工業製品の開発とその製造プロセスが、地球環境 に及ぼす影響の問題は、地球規模で深刻になって います。社会の発展と環境の保全を両立させる ために、我々は何を成し、成さざるべきなの か。この地球上に生きる人や自然の立場 を理解しながら、お互いが共存・共 生できる技術の開発を目指 しています。 機械システム工学科 機械システム工学科 国際環境工学部 ものづくり ネットワーク

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05

国際環境工学部 概要

「国際環境工学部」の構成 私たちが利用している技術から生じる問題は、地域を超えてアジア、さらには地球規模に広がる要素を持っています。したがって、地域から世界へとネットワークをつなげていくことにより、問題の解決もまた、可能となるのです。国際環境工学部は、地域・アジアのネットワークを考えています。

自然に学ぶことで、有効な物質環境システムの

開発を目指す。今後、人類が直面するであろう環境問題を解決するために有効な、物質循環システムの開発を目指します。環境に調和する新素材の開発、物質の「高度」リサイクル技術、有害物質を無害化利用するための技術開発に貢献できる人材を育成しています。

エネルギー循環化学科エネルギー循環化学科

バイオテクノロジーで、よりよい社会を

創造する人材を育成する。新材料や新エネルギーを生み出し、地球環境を守る技術として、化学、生物、物理の知識を融合したバイオテクノロジーへの期待が高まっています。エコプロダクツや機能性材料開発のためのしっかりした技術的基礎を持ち、生態系の保全や、社会との共存に配慮しながら技術の発展に貢献できる人材の育成を

目指します。

環境生命工学科環境生命工学科

 人・社会・文化が共存し、発展・持続可能な情報技術に

ついて考える。IT技術の進歩は、地域や価値観を超えたコミュニケーションを実現し、メディアを通じて新しい文化を生みだしています。基礎技術から最先端まで国際的な視野で、新しいサービスやコンテンツが企画でき、ベンチャービジネスにより、自ら産業を開拓できる人材を育成します。

情報メディア工学科情報メディア工学科 新発想で、クリエイティブな

要素に満ちた都市空間をデザインする。

我々が暮らしを営む都市や建築物は、これまでのフロー・大量廃棄型からストック・資源循環型に変わる必要があります。さらに、低循環負荷を前提とした技術を学ぶことで、安全で信頼できる快適な空間であり、新発想や創造を生む器として、美しい建築・都市空間をデザインする能力を身に

付けます。

建築デザイン学科建築デザイン学科

製品とプロセスにおける、エネルギー・資源効率を高める

環境設計を推進する。工業製品の開発とその製造プロセスが、地球環境に及ぼす影響の問題は、地球規模で深刻になっています。社会の発展と環境の保全を両立させるために、我々は何を成し、成さざるべきなのか。この地球上に生きる人や自然の立場を理解しながら、お互いが共存・共生できる技術の開発を目指

しています。

機械システム工学科機械システム工学科

国際環境工学部

ものづくりネットワーク

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PUBLICITY REPORT 2012

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大学院 国際環境工学研究科 概要

博士前期(修士)課程・博士後期課程 国際環境工学部における教育研究を基礎に、環境技術と情報技術を融合した独創的な研究開発・技術開発を行うとともに、高度な専門的能力を有した職業人・研究者・技術者を育成します。これからも、さらなる環境人材の育成、強化に努め、地域社会と産業界からの強い期待に応えます。

大学院国際環境工学研究科

環境システム専攻環境化学プロセス環境バイオシステム環境資源システム

環境工学専攻機械システム建築デザイン

情報工学専攻通信・メディア処理コンピュータシステム

博士前期(修士)課程博士後期課程

北九州学術研究都市 連携・共同開発

北九州学術研究都市産学連携統括センター

九州工業大学大学院生命体工学研究科

早稲田大学情報生産システム研究センター

早稲田大学大学院情報生産システム研究科

知の再構築国際化・統合化・学際化

●バイオテクノロジー

●水質改善

●再資源化処理法

●リサイクル設計

●新エネルギー開発

●高効率エネルギーシステム

●低公害型機器開発

●環境共生型都市設計

●ロボット工学

●環境管理

●品質管理

●都市環境政策

●環境デザイン

●国際協力

●マルチメディア信号処理

●バーチャルリアリティ

●ワイヤレス通信ネットワーク

●情報セキュリティ

●システムオンチップ設計

●VLSIレイアウト設計

産業の活性化・高度化ベンチャー企業育成インターンシップ

国際環境工学部

エネルギー循環化学科

機械システム工学科

情報メディア工学科

建築デザイン学科

環境生命工学科

●広い視野から技術を捉えるため、専門の異なる複数教員による研究指導を行います。●フィールドワークなどの実践的教育を導入して、課題探求能力と問題解決を高める教育をします。●高度な情報技術スキル教育やテクニカルコミュニケーション教育を提供します。●仕事を続けながら学ぶ社会人の受け入れ体制を用意するとともに、外国人留学生を積極的に受け入れます。●北九州学術研究都市内の他の大学院・研究機関との交流、さらには企業研究機関との連携による共同研究の 機会を提供し、起業家マインドを育てます。

国際環境工学研究科の目指すもの